JP2003504888A - 非感圧ガス制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
トローラ、ガスアナライザなど)、およびより詳細には、ガス圧力の変動に対し
て無感応なガスプロセス装置に方向付けられている。
装置に供給するガスの量を正確に制御するために、マスフローコントローラ(M
FC)を用いている。例えば、半導体産業においては通常、プロセスデバイスま
たはツールに供給するガスの量を選択するために、多数のMFCを用いている。
各MFCの入口は通常、特定の供給ガスに結合されている。各MFCの出口は通
常、共通の出口に結合され、この共通の出口は、複数のMFCの間で共有される
とともに、プロセスデバイスまたはツールに結合されている。このようなシステ
ムにおいては、ガス流れの安定性が常に問題となっている。
スの質量が変化する可能性がある。MFC内の構成要素が質量変化に反応する際
、通常、圧力の増加または低下を過剰に補償するため、流れが不安定になる。こ
れが特に顕著であるのは、短時間での圧力の一時的な変化(過渡現象として知ら
れる)の場合、および低流量で多量のガスの場合である。例えば、100ミリセ
カンド(msec)において5ポンド/平方インチ(psi)と小さい過渡的圧
力(pressure transient)によっても、劇的な影響が流れに出る可能性がある。
る)に加えて、流れ不安定性が、過渡的圧力が原因でMFCの出口側に起こる可
能性もある。特に、複数のMFCが共通出口と相互に結合する場合があるため、
1つのMFCからの流れの変化が共通出口の圧力に影響を及ぼす結果、共通出口
に結合された他のMFCの特性にも影響を及ぼす場合がある。その代わりに、ま
たは前述した問題に加えて、共通出口が接続されているプロセスデバイスまたは
ツールの圧力変化によって、共通出口に接続された1または複数のMFCの特性
に影響が出る場合もある。このような過渡的圧力は通常、ガスパネル(すなわち
、構成要素、供給ライン、プロセス装置またはツールに接続された導管の集合)
内での過渡的段階、およびガスパネルの種々の構成要素間の相互作用が原因であ
る。この相互作用は、たとえば異なるMFC間、MFCと圧力レギュレータ間、
MFCとバルブ間、またはMFCとプロセス装置もしくはツールそれ自体との間
である。このような過渡的段階の間、プロセス装置(たとえばMFC)は互いに
補償し合って、事実上互いの作用を強め合う可能性がある。その結果、流れおよ
び圧力が振動する(これは一般に「クロストーク」と言われる)。半導体産業に
おいては、ガス流れを正確に制御できないと、処理されている1または複数の最
初のウェハを廃棄することになることが多い。これは、「ファーストウェハ効果
」または「バッドファーストウェハ効果」と言われる。
圧力レギュレータを、ガスパネルのそれぞれの流体プロセス装置(たとえばMF
C、圧力トランスデューサなど)に付加することが多い。こうすることで圧力変
動の影響は緩和され得るが、圧力レギュレータを各MFCに用いることは著しい
コストおよびメンテナンスを招く。
ス装置が提供される。ガスプロセス装置は、第1の制流部(restriction)と、
第2の制流部と、ガスセンサとを備え、それぞれ入口および出口を有している。
第1の制流部の入口はガスプロセス装置のガス入口に流体を通すように結合され
、ガスセンサの入口は、第1の制流部の出口に流体を通すように結合されている
。第2の制流部の入口はガスセンサの出口に流体を通すように結合され、第2の
制流部の出口はガスプロセス装置のガス出口に流体を通すように結合されている
。この実施形態のさらなる態様においては、第2の制流部は、チョークされたガ
スの流れをもたらすように構成され配置されていても良い。
装置が提供される。ガスプロセス装置は、ガス入口とガス出口とに流体を通すよ
うに結合されたガスセンサと、ガス入口とガスセンサとの間およびガスセンサと
ガス出口との間にそれぞれ、流体を通すように結合された、圧力低下を起こすた
めの第1および第2の手段とを備える。この実施形態のさらなる態様においては
、ガスセンサは、サーマルマスフローメータを含んでいても良い。
のガスの特性を非感圧で測定する方法が提供される。本方法は、ガス流れを受け
取る行為と、前記ガスの圧力を低下させて第1の減圧ガスを生成する行為と、第
1の減圧ガスをガスセンサへ供給する行為と、第1の減圧ガスの特性をガスセン
サによって測定する行為と、第1の減圧ガスの圧力をさらに低下させて第2の減
圧ガスを生成する行為と、第2の減圧ガスを出口へ供給する行為とを含む。
のガス流れを停止する方法が提供される。本方法は、ガスプロセス装置上流の入
口バルブを閉じる行為と、制御バルブに対する所定のドライブを維持する行為と
、ガス流量が所定の値を下回ったときにガスプロセス装置下流の出口バルブを閉
じて、ガス流れを制御された仕方で停止する行為とを含む。
よびガスセンサの下流の制流部とを有するガスプロセス装置内のガス流れを開始
する方法が提供される。本方法は、制御バルブの上流の第1の圧力と、制御バル
ブよりも下流で制流部よりも上流の第2の圧力とを、制流部の下流の第3の圧力
と等しくする行為と、ガスプロセス装置上流の入口バルブと、ガスプロセス装置
下流の出口バルブとを開ける行為と、制御バルブを開け、所望する流量に対応す
る位置にして、ガス流れを制御された仕方で開始する行為とを含む。
ら、実施例として説明する。
プロセス装置が提供される。1つの実施形態においては、ガスプロセス装置には
、入口および出口の両方の圧力変化に対して実質的に無感応なマスフローコント
ローラ(MFC)が含まれる。この実施形態によって、例えば、従来のMFCに
おいてこのような圧力変化に対して無感応にするために必要な局所的で冗長な圧
力調節に対する必要性をなくすことができる。追加の圧力調節装置が必要でない
ため、ガスプロセス装置および関連装置(ガスパネルなど)のサイズ、コスト、
複雑さを低減することができる。さらに、ガスプロセス装置および関連装置のサ
イズおよび複雑さを低減できるため、これらの装置の運転に付随する保守コスト
も低減できる。本発明の実施形態は、大気プロセスだけでなく真空プロセスに対
しても使用することができる。
明はそれには限定されないことを理解されたい。この点について、本発明の態様
は、種々のガスセンサとともに使用することができる。ガスセンサの精度は、ガ
スセンサの上流、ガスセンサの下流または両方の圧力の一時的な変化の影響を受
ける。例えば、本発明の実施形態は、マスフローメータ、ガス組成アナライザ、
およびその他の種々のタイプのガスセンサとともに使用することができる。
装置はガススティックまたはガスパネル100の一部に配置されている。ガスプ
ロセス装置55は、ガスセンサ50を備えている。ガスセンサ50は、第1の制
流部40と第2の制流部60とに流体を通すように結合されている。これらの制
流部は、ガスプロセス装置55のガス入口110とガス出口120との間にある
。ここで用いる場合、用語「制流部」は、どんな構造もしくは装置または構造も
しくは装置の集合であれ、圧力低下を、構造、装置、または構造もしくは装置の
集合の入口から出口にかけて起こすことができるものを指す。図1に示した実施
形態においては、第1の制流部40の入口は、ガスプロセス装置55のガス入口
110に流体を通すように結合され、第1の制流部の出口はガスセンサ50の入
口に流体を通すように結合されている。ガスセンサ50の出口は、第2の制流部
60の入口に流体を通すように結合され、第2の制流部60の出口は、ガスプロ
セス装置55のガス出口120に流体を通すように結合されている。
ガスプロセス装置55を、上流および/または下流の圧力変動に対して不感圧に
できることを確認した。具体的には、出願人は、制流部40、60においてわず
かでも圧力低下があれば、圧力変動に対するガスプロセス装置55の感度を下げ
るのに十分であることを見出した。例えば、制流部60を通るガス流れをチョー
クすれば、ガスプロセス装置55は、ガスプロセス装置55の下流における圧力
変動に対して実質的に無感応になる。また、制流部40を通るガス流れも制限ま
たはチョークすれば、ガスプロセス装置55の、ガスプロセス装置55の上流に
おける圧力変動に対する感度も下がる。チョークされた流れを起こすのに必要な
圧力低下の正確な値は、ガスによって異なる。しかし、半導体製造工業で使用さ
れる大部分のガスに対して、チョークされた流れが実現するのは通常、制流部4
0、60の上流の圧力が制流部の下流の圧力の約2倍であるときである。
れた流れを起こすのに必要な値よりも大きくして、非感圧を確実にしても良い。
しかし本発明は、チョークされた流れを起こす制流部に限定されず、それほど大
きくない圧力低下を代わりに用いても良いことを理解されたい。例えば、出願人
が見出したところによれば、制流部40、60における圧力低下が約1.25以
上(制流部40、60の上流対下流の圧力の比で表わす)であれば、ガスプロセ
ス装置55の上流および下流における圧力変動に対する装置55の感度が大きく
低下する。好適な圧力低下は、ガスプロセス装置55を通るガスの特性だけでな
く、制流部40、60の空気抵抗によっても異なる。例えば、制流部40がもた
らすわずかな空気抵抗の作用によって、ガスプロセス装置55上流における短時
間の過渡的圧力の急な立ち上がりが取り除かれる。1つの実施形態においては、
制流部40、60の作用は、流れ対圧力の挙動が非線形な領域で行われる。その
結果、上流の圧力変動に対する制流部40の緩衝効果が高まるため、ガスプロセ
ス装置55は下流におけるわずかな圧力変動からも効果的に隔離される。
れていても良いが、その他のタイプの制流部を用いても良い。これについては後
述する。またガスセンサ50には、マスフローメータ、圧力トランスデューサ、
ガス成分アナライザ、または当該技術分野において周知のその他のどんなタイプ
のガスセンサが含まれていても良い。1つの実施形態においては、制流部40に
は制御バルブ41が含まれ、ガスセンサ50はマスフローメータであり、制御バ
ルブ41とマスフローメータと制流部60とが組み合わさって単一の装置(たと
えばマスフローコントローラ(MFC))となっていても良い。このMFCもま
た、ガスパネル100の一部であり得る。本発明の種々の態様を、図1aに示し
た実施形態を参照して主に説明しているが、本発明はそれに限らないことを理解
されたい。具体的には、本発明は、図1bおよび1cに示したような他の構成で
具体化しても良い。例えば、図1bに示した実施形態では、制流部60には制御
バルブ61が含まれていても良く、図1cに示した実施形態では、制流部40お
よび制流部60の両方がバルブ41、61であっても良く、これらのバルブの何
れかまたは両方が制御バルブであっても良い。さらに、ガスセンサ50はマスフ
ローメータ以外であっても良く、ガスセンサ50にはガス成分アナライザ、圧力
トランスデューサ、またはこのようなセンサの組み合わせが含まれていても良い
ことを理解されたい。
プロセスガスを受け取る)、ガスプロセス装置55(MFCとして構成されてい
る)、出口バルブ80を備えている。プロセスガスは、単一のプロセスガスであ
っても良いし、複数のプロセスガスの混合物であっても良い。ガス出口バルブ8
0は、例えば、プロセス装置もしくはツールまたはその他の何らかの共通出口に
結合されていても良い。図1aの実施形態においては、ガスプロセス装置55は
入口バルブ20および出口バルブ80に直接結合されている。しかし、その他の
フローモニタリングまたは制御装置を、その間に設けても良いことを理解された
い。ガスパネル100は、図1aに示すように、パージバルブ10を備えていて
も良い。例えば、パージバルブ10を作動させて、ガスプロセス装置55をパー
ジガスでフラッシュすることができる。通常、このようなパージングプロセスの
間は、入口バルブ20を閉じ、制御バルブ40および出口バルブ80を開けて、
流路をパージする。通常動作の間は、パージバルブ10は典型的に閉位置にセッ
トされる。
ルブ20を通して工場分配の圧力で直接供給しても良く、圧力レギュレータをそ
の間に設ける必要はない。例えば、ガスを種々の圧力で供給しても良く、典型的
な圧力は、約5psiから100psi、または約25psiから40psiで
ある。入口バルブ20は、使用ガスに適合すればどんなフロー制御装置であって
も良い。例えば、入口バルブ20は、メンテナンスを安全にするためにマニュア
ルロックアウトオーバーライドが設けられた、従来のプロセスガスニューマチッ
クシャットオフバルブであっても良い。同様に、ガス出口バルブ80およびパー
ジバルブ10は、使用ガスに適合すればどんなガスフロー制御装置であっても良
い。これはたとえば、従来のプロセスガス出口アイソレーションニューマチック
シャットオフバルブである。バルブ10、20、80は、腐食性で、爆発性で、
または従来の方法では有害となる可能性があるガスを取り扱うように作製しても
良いことを理解されたい。
っても良い。例えば、制御バルブ41はプロポーショナルメータリングバルブで
あっても良い。その代わりに、制御バルブ41を所望の程度まで開けて、一定の
流量を流しても良い。制御バルブ41をフローメータ(たとえばガスセンサ50
)の前に配置して動作させることによって、フローメータが下流の圧力変動に対
して実質的に無感応となるようにしても良い。すなわち、制御バルブ41を通る
ガス流れを調節して、制御バルブ41の入口側の圧力が制御バルブ41の出口側
の圧力よりも十分に大きくなるようにする。その結果、制御バルブ41を通るガ
ス流れは、下流における圧力変動に対して実質的に無感応になる。例えば、制御
バルブ41の上流の圧力は、制御バルブ41の下流の圧力よりも約2倍大きい。
また制御バルブ41を、制御バルブ41の下流の圧力が上流の圧力変動に対して
無感応となるように動作させても良い。例えば、制御バルブ41における圧力低
下は、上流の圧力変動を減衰させるのに十分であるか、またはガスプロセス装置
55を上流の圧力変動に対して実質的に無感応にするのに十分であるようにして
も良い。バルブを、このバルブの下流の圧力変動に対して実質的に無感応となる
ように動作させるとき、このバルブはチョークされた状態にあると言う。
る。従来のMFCでは、制御バルブ(たとえば制御バルブ41)は通常、MFC
の出口側のフローメータ(たとえばガスセンサ50)よりも後(すなわち下流)
に配置されている。このような従来の配置では、制御バルブによって、上流の圧
力変動に対するフローメータの感度を下げることはできない。
て、本発明は、完全に閉じるバルブだけでなく完全には閉じないバルブとともに
使用することができる。例えば、制御バルブ41が閉位置でリークしても、容積
30(バルブ10、20、および41の間で相互連絡する経路の内部容積を表す
)と容積70(バルブ41と80との間で相互連絡する経路の内部容積を表わし
、フローメータおよび制流部60の内部容積も含む)との異なる圧力は、短時間
の間に等しくなる。これについては、後述する。制御バルブ41を、ガスプロセ
ス装置55の他のバルブ10、20、80と同様に、特定のタイプの使用ガス(
たとえば腐食性で、爆発性で、有毒であるなど)に対して特に適合させても良い
。
含まれる。フローメータは、ガスのマスフローレートを所望の精度まで測定する
のであれば、どんなマスフロー測定装置であっても良い。例えば、フローメータ
は、サーマルマスフローメータ(従来のバイパス型サーマルマスフローメータな
ど)であっても良い。ガスセンサ50がサーマルバイパスマスフローメータであ
る場合には、サーマルバイパス型フローメータの種々のタイプのプロセスガスに
対する較正における業界での多くの経験を、本発明の実施形態とともに使用する
ことができる。サーマルマスフローメータは、マスフローレートを、ガスの熱容
量に基づいて測定するため、変動要因としてのガス圧力および温度を排除してい
る。しかし、ガス圧力がマスフローレート測定とは関係がなくても、圧力が変化
すると、過渡的段階においてマスフローレートが変化する。ガスセンサ50には
サーマルマスフローメータが含まれ得るが、本発明はこれには限定されないこと
を理解されたい。従って、ガスセンサ50を上流および下流の圧力変動から保護
する能力を、その他のタイプのマスフローメータとともに用いても良い。例えば
、圧力ベースのフローメータ、ベンチュリーフローメータ、「コリオリ(Corrio
lus)」効果フローメータ、ボリュームフローメータ(ドップラーおよびポジテ
ィブディスプレースメントピストンフローメータなど)である。
定して、制流部の入口側の圧力が制流部の出口側の圧力よりも大きいのであれば
、どんな装置または構造であっても良い。例えば、制流部40、60は、フィル
タ、フリット、バルブ、バッフル、制限オリフィス、またはその他のどんな装置
であっても良い。これらの装置においては、制流部40、60から出る流量は、
制流部40、60の出口の圧力に実質的に関係しない。例えば、本発明の1つの
態様において、このことを幅広い様々なガスに対して実現するためには、制流部
40、60での圧力低下が、上流のガス圧力の半分をほぼ上回ることを保障すれ
ば良い。制流部40、60には、フィルタ(圧力低下をもたらす以外に、プロセ
スガス流れからの粒子状汚染物質をろ過できる)が含まれていても良い。また制
流部40、60には、フリット(焼結された金属板など)が含まれていても良い
。また制流部40、60には、オリフィスが含まれていても良い。オリフィスは
、たとえばソニックオリフィス(オリフィスを通過する流れが遷音速)である。
その代わりに、制流部40、60には1または複数のバッフルが含まれていても
良い。本発明は、特定のタイプの制流部に限定されず、その他のタイプのガス流
れ限定装置(所望する圧力低下を生じるように構成されたバルブなど)を代わり
に用いても良いことを理解されたい。
おいて十分な出口圧力が測定され、使用可能な最小の流れおよび公称の出口圧力
において較正の移動が起きることが回避されなければならない。従って、制流部
40、60の圧力低下はフルスケールの流れにおいて非常に大きなものとなるが
、それにも拘わらずこの圧力低下は許容できるものであり得る。例えば、圧力低
下が流れとともに線形に変化すると仮定した場合、5Torrの圧力低下が装置
のフルスケール流れの1%で生じれば、500Torrの低下が装置のフルスケ
ール流れの100%で生じる。容積70を満たすガスが原因で、フローメータの
過渡的な応答において変化が生じるが、当業者であれば、この影響は定常状態で
は消え、ガスプロセス装置55のパラメータを最適化することによってこの影響
を調整できることを理解するであろう。
力の変化に比例して変化する。例えば、2ポンド/平方インチ(psi)の圧力
低下が急速に起こり、圧力が50ポンド/平方インチゲージ(psig)のライ
ンで復帰した場合、2/65または約3%の流れの変化が過渡状態のピークにお
いて生じる。ガスプロセス装置55がMFCとして構成されている場合、このよ
うな圧力変化によって、同じ大きさの過渡的な流れ変化が生じ得るが、MFC制
御回路によって、MFCのターンオン修正時間の一部において補正され得る。圧
力変化に応答したこれらの流れ変化は、従来の下流の制御バルブのMFCの場合
よりも、数桁小さい。
ガス流れを非感圧で制御する方法が提供される。ガスの特性を非感圧で測定する
方法には、ガス流れを入口で受け取ることと、このガスの圧力を低下させて第1
の減圧ガスを生成することと、第1の減圧ガスをガスセンサへ供給することとが
含まれる。本方法にはさらに、ガスの特性をガスセンサによって測定することと
、ガスの圧力をさらに低下させて第2の減圧ガスを生成することと、第2の減圧
ガスをガスプロセス装置の出口へ供給することとが含まれる。圧力を低下させる
行為には、ガス圧力を低下させてガス流れをチョークさせることが含まれていて
も良い。
仕方で停止させる方法が提供される。本方法には、ガスプロセス装置上流の入口
バルブを閉じる行為と、制御バルブに対する所定のドライブを維持する行為と、
ガス流量が所定の値を下回ったときにガスプロセス装置下流の出口バルブを閉じ
る行為とが含まれる。この方法の実施は、例えば、フロー制御回路(例えば、入
口バルブ(たとえば入口バルブ20)、制御バルブ(たとえば制御バルブ41)
、フローメータ(たとえばガスセンサ50)、出口バルブ(たとえば出口バルブ
80)に作用的に結合した、マイクロプロセッサに基づくコントローラ)を用い
て行うことができる。例えば、マスフローコントローラ回路の構成は、入口バル
ブ20に供給されるバルブ駆動電圧が最大電圧に到達して流れがある閾値を下回
ったことがこの回路によって検出されたときに、出口バルブ80を閉じるような
ものであっても良い。閾値およびタイミングは、容積30および70の圧力が実
質的にプロセス出口圧力と等しくなったらすぐにバルブ80を閉じるように選択
しても良い。バルブ80を閉じた後に、設定点をゼロにして、システム(たとえ
ば、フロー制御回路、バルブ20および80、ガスプロセス装置55)が流れを
何時でも再開始できるようにする。流れの実際の停止は、命令によって容積30
および70内の残量が放出される時間だけ、命令に遅れる可能性がある。これら
の容積を流量と比べて小さくすることで、十分な放出に必要なのはほんの一瞬だ
けとすることができる。この効果は、流量が低いほど顕著になるが、内部容積3
0および70を小さくして、この効果を最小限にしても良い。しかし、流量が非
常に低い場合、たとえば5標準立方センチメートル/分(sccm)の場合には
、遅れは依然として著しい。これは特に入口圧力が高いときにそうである。ガス
流れを制御された仕方で停止するこの方法とともに使用できるフロー制御回路は
、当該技術分野において周知である。そのため、フロー制御トロール回路のこれ
以上の詳細はここでは省略する。
が提供される。ガスプロセス装置においてガス流れを制御された仕方で開始する
ための方法には、制御バルブの上流の第1の圧力と、制御バルブの下流の第2の
圧力とを、制流部の下流の第3の圧力と等しくする行為、ガスプロセス装置上流
の入口バルブと、ガスプロセス装置下流の出口バルブとを開ける行為、制御バル
ブを開けて所望の流量に対応する位置にする行為が含まれる。この方法を実施可
能なガスプロセス装置の1つの実施形態を、図1aに示す。図1aに示したガス
プロセス装置55に対してこの方法を実施すると、容積30および70の圧力が
プロセス出口圧力に実質的に等しいため、出口バルブ80を開けたときに、容積
70内に残存し得るガスの放出に起因する出口圧力のサージは全く起こらない。
制御バルブ41の両側の圧力をバルブを締めた状態で等しくすることで、制御バ
ルブ41の漏れは重要なことではなくなる。このような圧力の均一化がないと、
容積30は、バルブ20、41、80が閉じたときに供給圧力になる。容積70
の圧力は、最初はプロセス出口圧力に近いが、容積30の圧力が制御バルブ41
を通ってリークするにつれて上昇する。出口バルブ80をこのような状況の下で
開けたときの圧力「破裂(pop)」の大きさは、制御バルブ41の漏れ、および
流れが最後に起きてからの時間によって変わり得る。この突然の圧力変化のため
に、従来の設備を備えたプロセスツールにおいて「バッドファーストウェハ」効
果が起こり得る。
安定性がどのように改善されるかを示すために、従来のMFCと本発明の実施形
態によるMFCとに対する上流圧力の影響を比較する実験を行った。
ブ20)と、このバルブが結合されるバイパス型サーマルマスフローメータ(例
えば図1aのガスセンサ50)とを備え、サーマルマスフローメータは入口バル
ブの下流に配置されている。サーマルマスフローメータも、プロポーショナルメ
ータリングバルブ(例えば図1bの制御バルブ61)に結合されており、メータ
リングバルブはサーマルマスフローメータの下流に配置されている。
たガスパネル100と同様のものを使用した。このガスパネルでは、入口バルブ
10および20が、プロポーショナルメータリングバルブ41の入口に結合され
ていた。プロポーショナルメータリングバルブ41の出口は、サーマルマスフロ
ーメータ(例えばガスセンサ50)の入口に結合されていた。サーマルマスフロ
ーメータの出口は、制流部60に結合されていた。入口バルブ10は、常時閉の
ソレノイドバルブであった。入口バルブ20は、標準的なバルブであった。制流
部60は、装置のフルスケール流れの10%を真空へ通すときに20Torrの
圧力低下を維持するように選ばれており、遷音速(オリフィス。0.006イン
チの2つの孔が0.002インチ厚みの金属箔に設けられている)として設けら
れた。これらのテストにおいて、バルブ41の圧力低下は約40から45psi
であった。
psigで各MFCへ供給した。各バルブ41の表示流量(電圧)をモニタした
。バルブ10への供給圧力を30psiにセットした後、バルブ10を開けて、
約5psiの圧力サージを約100ミリセコンド(msec)に渡って、各MF
Cのガス供給において発生させた。バルブ41の表示流量の変化を、圧力サージ
の前、サージの間、サージの後においてモニタした。
時間(秒)と、制御バルブ41を通る表示流量(ボルト。5ボルトが装置のフル
スケール流れの100%に対応する)対時間(秒)とのグラフである。これらの
グラフから分かるように、従来のMFCは、圧力変化に対して、最初に表示流量
を劇的に増加させてフルスケール流れを超えさせた後に、急激に下げている。こ
の劇的な変化によって、同様の変化がMFCから出る流量にも起きるため、流れ
が不安定になる。
力(psig)対時間(秒)と、制御バルブ41を通る表示流量(ボルト。5ボ
ルトが装置フルスケール流れの100%に対応する)対時間(秒)とのグラフで
ある。これらのグラフが示すように、本発明の態様に係るMFCは、制御バルブ
41を通る表示流量において実質的において何の変化も受けない。そのため、実
質的に流れ不安定は全くない。このことは、本発明によって、上流の圧力変化に
対するMFCの流れ安定性が、従来のデザインに対して劇的に改善されたことを
示す。
測定するために、流れ安定性実験を行った。本発明の実施形態によるMFCにお
いては、ガスパネルとして、図1aに示すガスパネル100と同様で実施例1で
用いたガスパネルを使用した。ただし実施例2のガスパネルにおいては、出口バ
ルブ80を制流部60の出口に結合し、また出口バルブ80を真空ポンプと圧力
貯蔵タンクとに結合した。真空ポンプと圧力貯蔵タンクは、出口バルブ80下流
の同じ地点に接続した。圧力貯蔵タンクには、ニューマチックバルブ(ソレノイ
ドによって間接的に作動する)を取り付けた。圧力貯蔵タンクには、最初に空気
を、下流におけるサージ実験に適した圧力で充填した。例えば、実験として結果
が図4aに示されるようなものを行う場合、圧力貯蔵タンク内の圧力は約18T
orrとした。
0を通して供給した。MFCを通る流れを装置のフルスケール流れの10%にセ
ットした。定常状態の排気圧力を約1Torrに維持した。次に、圧力貯蔵タン
クのバルブを約2秒間開けて、排気圧力を約18Torrまで上げた。次にその
バルブを閉じて、下流の圧力を約1Torrに戻した。排気圧力の変化が、装置
のフルスケール流れのパーセンテージに及ぼす影響をモニタした。図4aおよび
4bはそれぞれ、排気圧力(Torr)対時間(秒)と、装置のフルスケール流
れのパーセンテージ対時間(秒)である。これらのグラフが示すように、本発明
の態様に係るMFCは、装置のフルスケール流れのパーセンテージにおいて実質
的に何の変化も受けない。そのため、流れ不安定は全くない。
)、装置のフルスケール流れの50%(図6aおよび6b)、装置のフルスケー
ル流れの75%(図7aおよび7b)、および装置のフルスケール流れの100
%(図8aおよび8b)で行った。装置のフルスケール流れの50%、75%、
100%においては、定常状態の排気圧力は約2.5Torrであり、圧力サー
ジは約40Torrであった。図5aから8bで示すように、本発明の態様に従
って構成されたMFCは、装置のフルスケール流れの複数のパーセンテージにお
いて実質的に何の変化も受けない。従って、装置のフルスケール流れのこれらの
パーセンテージの何れにおいても実質的に流れ不安定性が全くない。これは、本
発明の態様に係るMFCが、下流における圧力変化に対して実質的に無感応であ
ることを示す。
本発明はそれに限らないことを理解されたい。この点について、本発明の実施形
態は、ガスなどの流体の正確な制御が必要とされるどんな場合においても使用で
きる。
スセンサ50を用いても良いことを理解されたい。例えば、フローメータの代わ
りにまたはこれに加えて、過渡的な圧力の影響を受け得るその他のガスセンサを
、制流部40と制流部60との間に配置しても良い。その他のガスセンサとして
は、例えばガス流れ中の水蒸気を測定するためのセンサ、およびその他の成分分
析を行うセンサであっても良い。
を施しても良いし、上述した用途とは異なる他の用途において有用性を見出して
も良いことを理解されたい。本発明の特定の実施形態について説明し記述してき
たが、本発明は、示した詳細に限定されることを意図しておらず、添付の特許請
求の範囲によって規定される本発明の趣旨からどのようにであれ逸脱することな
く、種々の修正および置き換えを行うことができる。
は本発明の他の実施形態によるガスプロセス装置を示す概略図であり、cは本発
明の他の実施形態によるガスプロセス装置を示す概略図である。
であり、bは従来のマスフローコントローラにおける表示流量対時間のグラフを
示す図である。
のグラフを示す図であり、bは本発明の実施形態によるマスフローコントローラ
における表示流量対時間のグラフを示す図である。
のグラフを示す図であり、bは本発明の実施形態によるマスフローコントローラ
における、デバイスのフルスケール流れのパーセンテージ対時間のグラフを示す
図である。
のグラフを示す図であり、bは本発明の実施形態によるマスフローコントローラ
における、デバイスのフルスケール流れのパーセンテージ対時間のグラフを示す
図である。
のグラフを示す図であり、bは本発明の実施形態によるマスフローコントローラ
における、デバイスのフルスケール流れのパーセンテージ対時間のグラフを示す
図である。
のグラフを示す図であり、bは本発明の実施形態によるマスフローコントローラ
における、デバイスのフルスケール流れのパーセンテージ対時間のグラフを示す
図である。
のグラフを示す図であり、bは本発明の実施形態によるマスフローコントローラ
における、デバイスのフルスケール流れのパーセンテージ対時間のグラフを示す
図である。
たらすように構成され配置されていることを特徴とする請求項1に記載のガスプ
ロセス装置(55)。
たガスセンサ(50)と、 ガス入口(110)とガスセンサ(50)との間およびガスセンサ(50)と
ガス出口(120)との間にそれぞれ、流体を通すように結合された、圧力低下
を起こすための第1および第2の手段(40、60)とを備え、 圧力低下を起こすための第1および第2の手段(40、60)の少なくとも一 方がバルブを含む ことを特徴とするガスプロセス装置(55)。
とを特徴とする請求項19に記載のガスプロセス装置(55)。
、第1および第2の手段(40、60)の少なくとも一方を通って流れるガスを
加速して遷音速にする手段を含むことを特徴とする請求項19に記載のガスプロ
セス装置(55)。
スセンサ(50)と第2の手段(60)との間の何れか一方に、流体を通すよう
に結合された、ガスプロセス装置(55)を通って流れるガスの組成物を分析す
るための手段をさらに備えることを特徴とする請求項19に記載のガスプロセス
装置(55)。
1の手段の出口までの圧力低下が1.25を超えることを特徴とする請求項19 に記載のガスプロセス装置(55)。
らす手段を含むことを特徴とする請求項19に記載のガスプロセス装置(55) 。
2の手段の出口までの圧力低下が1.25を超えることを特徴とする請求項19 に記載のガスプロセス装置(55)。
らす手段を含むことを特徴とする請求項19に記載のガスプロセス装置(55) 。
スの特性を非感圧で測定する方法であって、 a)ガス流れを入口で受け取る工程と、 b)前記ガスの圧力を低下させて、第1の減圧ガスを生成する工程と、 c)第1の減圧ガスをガスセンサ(50)へ供給する工程と、 d)第1の減圧ガスの特性をガスセンサ(50)によって測定する工程と、 e)第1の減圧ガスの圧力をさらに低下させて、第2の減圧ガスを生成する工
程と、 f)第2の減圧ガスを出口へ供給する工程とを含み、 工程bおよび工程eの一方がさらに、ガスをバルブに通すことを含むことを特
徴とする方法。
させてガス流れをチョークすることを含むことを特徴とする請求項27に記載の
方法。
れを調整する工程をさらに含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
項29に記載の方法。
項29に記載の方法。
よってガス流れを調整する工程を含むことを特徴とする請求項29に記載の方法
。
を特徴とする請求項27に記載の方法。
ってガス圧力を低下させる工程を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法
。
遷音速にすることを含むことを特徴とする請求項34に記載の方法。
孔に通すことを含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
に通すことを含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
中を通すことおよびバッフルの周りを通すことの何れかの工程を含むことを特徴
とする請求項27に記載の方法。
分に下げることを含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
れを停止する方法であって、 ガスプロセス装置(55)上流の入口バルブを閉じる工程と、 制御バルブに対する所定のドライブを維持する工程と、 ガス流量が所定の値を下回ったときにガスプロセス装置(55)下流の出口バ
ルブを閉じて、ガス流れを制御された仕方で停止する工程と、を含むことを特徴
とする方法。
ガスセンサ(50)の下流の制流部とを有するガスプロセス装置(55)内のガ
ス流れを開始する方法であって、 制御バルブの上流の第1の圧力と、制御バルブよりも下流で制流部よりも上流
の第2の圧力とを、制流部の下流の第3の圧力と等しくする工程と、 ガスプロセス装置(55)上流の入口バルブと、ガスプロセス装置(55)下
流の出口バルブとを開ける工程と、 制御バルブを開け、所望の流量に対応する位置にして、ガス流れを制御された
仕方で開始する工程と、を含むことを特徴とする方法。
スの質量が変化する可能性がある。MFC内の構成要素が質量変化に反応する際
、通常、圧力の増加または低下を過剰に補償するため、流れが不安定になる。こ
れが特に顕著であるのは、短時間での圧力の一時的な変化(過渡現象として知ら
れる)の場合、および低流量で多量のガスの場合である。例えば、100ミリセ
カンド(msec)において5ポンド/平方インチ(psi)または約34パス カル(Pa) と小さい過渡的圧力(pressure transient)によっても、劇的な影
響が流れに出る可能性がある。
ルブ20を通して工場分配の圧力で直接供給しても良く、圧力レギュレータをそ
の間に設ける必要はない。例えば、ガスを種々の圧力で供給しても良く、典型的
な圧力は、約5psi(約34Pa)から100psi(約690Pa)、また
は約25psi(約170Pa)から40psi(約275Pa)である。入口
バルブ20は、使用ガスに適合すればどんなフロー制御装置であっても良い。例
えば、入口バルブ20は、メンテナンスを安全にするためにマニュアルロックア
ウトオーバーライドが設けられた、従来のプロセスガスニューマチックシャット
オフバルブであっても良い。同様に、ガス出口バルブ80およびパージバルブ1
0は、使用ガスに適合すればどんなガスフロー制御装置であっても良い。これは
たとえば、従来のプロセスガス出口アイソレーションニューマチックシャットオ
フバルブである。バルブ10、20、80は、腐食性で、爆発性で、または従来
の方法では有害となる可能性があるガスを取り扱うように作製しても良いことを
理解されたい。
おいて十分な出口圧力が測定され、使用可能な最小の流れおよび公称の出口圧力
において較正の移動が起きることが回避されなければならない。従って、制流部
40、60の圧力低下はフルスケールの流れにおいて非常に大きなものとなるが
、それにも拘わらずこの圧力低下は許容できるものであり得る。例えば、圧力低
下が流れとともに線形に変化すると仮定した場合、5Torr(約700Pa) の圧力低下が装置のフルスケール流れの1%で生じれば、500Torr(約7 0000Pa) の低下が装置のフルスケール流れの100%で生じる。容積70
を満たすガスが原因で、フローメータの過渡的な応答において変化が生じるが、
当業者であれば、この影響は定常状態では消え、ガスプロセス装置55のパラメ
ータを最適化することによってこの影響を調整できることを理解するであろう。
力の変化に比例して変化する。例えば、2ポンド/平方インチ(psi)(約1 4Pa) の圧力低下が急速に起こり、圧力が50ポンド/平方インチゲージ(p
sig)(約40Pa)のラインで復帰した場合、2/65または約3%の流れ
の変化が過渡状態のピークにおいて生じる。ガスプロセス装置55がMFCとし
て構成されている場合、このような圧力変化によって、同じ大きさの過渡的な流
れ変化が生じ得るが、MFC制御回路によって、MFCのターンオン修正時間の
一部において補正され得る。圧力変化に応答したこれらの流れ変化は、従来の下
流の制御バルブのMFCの場合よりも、数桁小さい。
たガスパネル100と同様のものを使用した。このガスパネルでは、入口バルブ
10および20が、プロポーショナルメータリングバルブ41の入口に結合され
ていた。プロポーショナルメータリングバルブ41の出口は、サーマルマスフロ
ーメータ(例えばガスセンサ50)の入口に結合されていた。サーマルマスフロ
ーメータの出口は、制流部60に結合されていた。入口バルブ10は、常時閉の
ソレノイドバルブであった。入口バルブ20は、標準的なバルブであった。制流
部60は、装置のフルスケール流れの10%を真空へ通すときに20Torr( 約2600Pa) の圧力低下を維持するように選ばれており、遷音速オリフィス
(0.006インチの2つの孔が0.002インチ厚みの金属箔に設けられてい
る)として設けられた。これらのテストにおいて、バルブ41の圧力低下は約4
0psi(約275Pa)から45psi(約310Pa)であった。
psig(約170Pa)で各MFCへ供給した。各バルブ41の表示流量(電
圧)をモニタした。バルブ10への供給圧力を30psi(約205Pa)にセ
ットした後、バルブ10を開けて、約5psi(約34Pa)の圧力サージを約
100ミリセコンド(msec)に渡って、各MFCのガス供給において発生さ
せた。バルブ41の表示流量の変化を、圧力サージの前、サージの間、サージの
後においてモニタした。
測定するために、流れ安定性実験を行った。本発明の実施形態によるMFCにお
いては、ガスパネルとして、図1aに示すガスパネル100と同様で実施例1で
用いたガスパネルを使用した。ただし実施例2のガスパネルにおいては、出口バ
ルブ80を制流部60の出口に結合し、また出口バルブ80を真空ポンプと圧力
貯蔵タンクとに結合した。真空ポンプと圧力貯蔵タンクは、出口バルブ80下流
の同じ地点に接続した。圧力貯蔵タンクには、ニューマチックバルブ(ソレノイ
ドによって間接的に作動する)を取り付けた。圧力貯蔵タンクには、最初に空気
を、下流におけるサージ実験に適した圧力で充填した。例えば、実験として結果
が図4aに示されるようなものを行う場合、圧力貯蔵タンク内の圧力は約18T
orr(約2400Pa)とした。
れの10%にセットした。定常状態の排気圧力を約1Torr(約133Pa) に維持した。次に、圧力貯蔵タンクのバルブを約2秒間開けて、排気圧力を約1
8Torr(約2400Pa)まで上げた。次にそのバルブを閉じて、下流の圧
力を約1Torr(約133Pa)に戻した。排気圧力の変化が、装置のフルス
ケール流れのパーセンテージに及ぼす影響をモニタした。図4aおよび4bはそ
れぞれ、排気圧力(Torr)対時間(秒)と、装置のフルスケール流れのパー
センテージ対時間(秒)である。これらのグラフが示すように、本発明の態様に
係るMFCは、装置のフルスケール流れのパーセンテージにおいて実質的に何の
変化も受けない。そのため、流れ不安定は全くない。
)、装置のフルスケール流れの50%(図6aおよび6b)、装置のフルスケー
ル流れの75%(図7aおよび7b)、および装置のフルスケール流れの100
%(図8aおよび8b)で行った。装置のフルスケール流れの50%、75%、
100%においては、定常状態の排気圧力は約2.5Torr(約330Pa) であり、圧力サージは約40Torr(約5300Pa)であった。図5aから
8bで示すように、本発明の態様に従って構成されたMFCは、装置のフルスケ
ール流れの複数のパーセンテージにおいて実質的に何の変化も受けない。従って
、装置のフルスケール流れのこれらのパーセンテージの何れにおいても実質的に
流れ不安定性が全くない。これは、本発明の態様に係るMFCが、下流における
圧力変化に対して実質的に無感応であることを示す。
Claims (40)
- 【請求項1】 ガスプロセス装置であって、 ガス入口と、 ガス出口と、 入口および出口を有し、前記入口はガスプロセス装置のガス入口に流体を通す
ように結合された第1の制流部と、 入口および出口を有し、前記入口は第1の制流部の出口に流体を通すように結
合されたガスセンサと、 入口および出口を有し、前記入口はガスセンサの出口に流体を通すように結合
され、前記出口はガスプロセス装置のガス出口に流体を通すように結合された第
2の制流部と、を備えることを特徴とするガスプロセス装置。 - 【請求項2】 ガスセンサがサーマルマスフローメータを含むことを特徴と
する請求項1に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項3】 第1の制流部が、フリット、フィルタ、ソニックオリフィス
、バッフル、およびバルブの何れか1つを含むことを特徴とする請求項2に記載
のガスプロセス装置。 - 【請求項4】 第2の制流部が、フリット、フィルタ、ソニックオリフィス
、バッフル、およびバルブの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に
記載のガスプロセス装置。 - 【請求項5】 第1の制流部が、フリット、フィルタ、ソニックオリフィス
、バッフル、およびバルブの何れか1つを含むことを特徴とする請求項1に記載
のガスプロセス装置。 - 【請求項6】 第1の制流部は、焼結粒子で形成されるフリットであること
を特徴とする請求項5に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項7】 焼結粒子が金属であることを特徴とする請求項6に記載のガ
スプロセス装置。 - 【請求項8】 第2の制流部が、フリット、フィルタ、ソニックオリフィス
、バッフル、およびバルブの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5に
記載のガスプロセス装置。 - 【請求項9】 第2の制流部が、フリット、フィルタ、ソニックオリフィス
、バッフル、およびバルブの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に
記載のガスプロセス装置。 - 【請求項10】 第2の制流部は、焼結粒子で形成されるフリットであるこ
とを特徴とする請求項9に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項11】 焼結粒子が金属であることを特徴とする請求項10に記載
のガスプロセス装置。 - 【請求項12】 ガスセンサがサーマルマスフローメータを含むことを特徴
とする請求項9に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項13】 ガスセンサがガスアナライザを含むことを特徴とする請求
項1に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項14】 第1の制流部が、第1の制流部の入口から第1の制流部の
出口までの圧力比が約1.25から1を超えるように構成され配置されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項15】 第1の制流部が、チョークされたガスの流れをもたらすよ
うに構成され配置されていることを特徴とする請求項1に記載のガスプロセス装
置。 - 【請求項16】 第2の制流部が、第2の制流部の入口から第2の制流部の
出口までの圧力比が約1.25から1を超えるように構成され配置されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項17】 第2の制流部が、チョークされたガスの流れをもたらすよ
うに構成され配置されていることを特徴とする請求項1に記載のガスプロセス装
置。 - 【請求項18】 ガス入口と、 ガス出口と、 前記ガス入口とガス出口とに流体を通すように結合されたガスセンサと、 ガス入口とガスセンサとの間およびガスセンサとガス出口との間にそれぞれ、
流体を通すように結合された、圧力低下を起こすための第1および第2の手段と
、を備えることを特徴とするガスプロセス装置。 - 【請求項19】 ガスセンサがサーマルマスフローメータを含むことを特徴
とする請求項18に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項20】 第1および第2の手段の少なくとも一方が、第1および第
2の手段の少なくとも一方を通って流れるガスを加速して遷音速にする手段を含
むことを特徴とする請求項18に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項21】 第1の手段とガスセンサとの間およびガスセンサと第2の
手段との間の何れか一方に、流体を通すように結合された、ガスプロセス装置を
通って流れるガスの組成物を分析するための手段をさらに備えることを特徴とす
る請求項18に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項22】 第1の手段は、第1の手段の入口から第1の手段の出口ま
での圧力比が約1.25から1を超えることを特徴とする請求項18に記載のガ
スプロセス装置。 - 【請求項23】 第1の手段が、チョークされたガスの流れをもたらす手段
を含むことを特徴とする請求項18に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項24】 第2の手段は、第2の手段の入口から第2の手段の出口ま
での圧力比が約1.25から1を超えることを特徴とする請求項18に記載のガ
スプロセス装置。 - 【請求項25】 第2の手段が、チョークされたガスの流れをもたらす手段
を含むことを特徴とする請求項18に記載のガスプロセス装置。 - 【請求項26】 入口および出口を備えるガスプロセス装置内のガスの特性
を非感圧で測定する方法であって、 a)ガス流れを入口で受け取る行為と、 b)前記ガスの圧力を低下させて、第1の減圧ガスを生成する行為と、 c)第1の減圧ガスをガスセンサへ供給する行為と、 d)第1の減圧ガスの特性をガスセンサによって測定する行為と、 e)第1の減圧ガスの圧力をさらに低下させて、第2の減圧ガスを生成する行
為と、 f)第2の減圧ガスを出口へ供給する行為と、を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項27】 行為b)およびe)の少なくとも一方が、ガス圧力を低下
させてガス流れをチョークすることを含むことを特徴とする請求項26に記載の
方法。 - 【請求項28】 行為d)に基づいてガス流れを調整する行為をさらに含む
ことを特徴とする請求項26に記載の方法。 - 【請求項29】 前記調整行為を行為d)の前に行うことを特徴とする請求
項28に記載の方法。 - 【請求項30】 行為d)を前記調整行為の前に行うことを特徴とする請求
項28に記載の方法。 - 【請求項31】 前記調整行為が、プロポーショナルメータリングバルブに
よってガス流れを調整する行為を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法
。 - 【請求項32】 行為d)が、ガスのマスフローを測定する行為を含むこと
を特徴とする請求項26に記載の方法。 - 【請求項33】 行為b)およびe)の少なくとも一方が、オリフィスによ
ってガス圧力を低下させる行為を含むことを特徴とする請求項27に記載の方法
。 - 【請求項34】 行為b)およびe)の少なくとも一方が、ガスを加速して
遷音速にすることを含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。 - 【請求項35】 行為b)およびe)の少なくとも一方が、ガスを複数の小
孔に通すことを含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。 - 【請求項36】 行為b)およびe)の少なくとも一方が、ガスをフィルタ
に通すことを含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。 - 【請求項37】 行為b)およびe)の少なくとも一方が、ガスをバッフル
中を通すことおよびバッフル上へ通すことの何れかの行為を含むことを特徴とす
る請求項26に記載の方法。 - 【請求項38】 行為b)およびe)の少なくとも一方が、ガス圧力を約半
分に下げることを含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。 - 【請求項39】 制御バルブを有するガスプロセス装置内のガス流れを停止
する方法であって、 ガスプロセス装置上流の入口バルブを閉じる行為と、 制御バルブに対する所定のドライブを維持する行為と、 ガス流量が所定の値を下回ったときにガスプロセス装置下流の出口バルブを閉
じて、ガス流れを制御された仕方で停止する行為と、を含むことを特徴とする方
法。 - 【請求項40】 制御バルブと、ガスセンサと、制御バルブおよびガスセン
サの下流の制流部とを有するガスプロセス装置内のガス流れを開始する方法であ
って、 制御バルブの上流の第1の圧力と、制御バルブよりも下流で制流部よりも上流
の第2の圧力とを、制流部の下流の第3の圧力と等しくする行為と、 ガスプロセス装置上流の入口バルブと、ガスプロセス装置下流の出口バルブと
を開ける行為と、 制御バルブを開け、所望の流量に対応する位置にして、ガス流れを制御された
仕方で開始する行為と、を含むことを特徴とする方法。
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