JP2003504843A - ウェハ洗浄システムの処理前調整を確認するための方法 - Google Patents

ウェハ洗浄システムの処理前調整を確認するための方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 ウェハ洗浄システムに対する処理前調整を確認するための方法は、(a)ウェハ洗浄システムに対して処理前調整を実施するステップ(200)と、(b)略透明なウェハをウェハ洗浄システム内に搭載するステップ(202)と、(c)略透明なウェハがウェハ移送経路に沿ってウェハ洗浄システム内を移動する状態を観察するステップ(204)と、を含む。略透明なウェハとウェハ洗浄システムの構成要素との間に望ましくない接触が観察された場合(206)には、方法は、(d)処理される半導体ウェハとウェハ洗浄システムの構成要素との間における望ましくない接触を回避するよう意図された調整を、ウェハ洗浄システムに対して実施するステップ(208)と、(e)略透明なウェハが、ウェハ洗浄システムの構成要素と望ましくない接触をせずにウェハ移送経路に沿って移動するまで、ステップ(b)乃至(d)を繰り返すステップと、を更に含む。方法は、すすぎ操作の最中ウェハの下方からスプレーされる液体がウェハの下面に適切に降りかかっていることを確認するためにも、略透明なウェハの観察を含むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
本発明は、半導体の製造に関し、特に、ウェハ洗浄システムに対する処理前調整
を確認するための方法に関する。
【0002】 半導体装置の製造では、様々な前処理がウェハに対して実施される。ウェハへ
のそれらの前処理は、例えば、プラズマエッチング及び化学的機械研磨(CMP
)等の前処理の後に、ウェハ表面から不要な残留物を除去することを目的とする
。当業者には周知の通り、ウェハ表面に残存する任意の不要残留物は、次の製造
操作において、ウェハ上の装置を操作不能にする可能性がある。そのため、高い
生産性を実現するためには、ウェハの効率的な前処理が不可欠となる。
【0003】 図1Aは、従来型のウェハ洗浄システム50の概略図である。洗浄システム5
0は、カセット14に収容されている複数のウェハを洗浄のためシステム内に挿
入するための装填ステーション10を有している。ウェハが装填ステーション1
0に挿入されると、ウェハ12はカセット14から取り出され、第一のブラシボ
ックス16a及び第二のブラシボックス16bを備えたブラシステーション16
に運ばれる。ウェハ12は、まず第一のブラシボックス16aに運ばれ、特定の
化学物質及び脱イオン(DI)水を含有する溶液内で擦り洗いされる。次いでウ
ェハ12は第二のブラシボックス16bに運ばれ、再び、特定の化学物質及びD
I水を含有する溶液内で擦り洗いされる。ブラシボックス16a及び16bにお
いて擦り洗いされた後、ウェハ12は回転/すすぎ/乾燥(SRD)ステーショ
ン20内に運ばれ、ウェハは回転させられながら、その上面及び下面上にDI水
がスプレーされる。乾燥後、ウェハ12はSRDステーション20から取り出さ
れ、ステーション22に運ばれる。
【0004】 最近まで、ウェハにおける汚れの状態を制御するための努力は主にウェハの上
面に対するものに集中されていた。しかし、半導体業界が300mmなど比較的
大きい寸法のもの、0.18μm及びそれ未満の比較的小さな寸法のものに移行
するに従って、ウェハの汚れの状態をウェハの上面及び下面の双方において制御
することが一層重要となってきた。一つに、ウェハがウェハ移送経路に沿って移
動する際においてブラシステーションの機械的構成要素と接触することにより、
ウェハは微粒子による汚れの状態にさらされ得る。こうした望ましくない接触を
避けるため、ウェハの処理が開始される前に、ブラシステーションの機械的構成
要素に対する処理前調整が行われる。それらの処理前調整では、ウェハがウェハ
移送経路を移動する際にブラシステーションの機械的構成要素との間で望ましく
ない接触を起こさないよう、ブラシステーションの機械的構成要素、例えば、ト
ラック及び他の部分及び集合体同士の間隔が設定される。
【0005】 一旦、処理前調整が行われ、ウェハの処理が開始されると、操作者はウェハが
ウェハ移送経路に沿って移動する動きを観察し、ウェハの上面とブラシステーシ
ョンの機械的構成要素との間に、望ましくない接触が発生しているかどうかを確
認することができる。しかし、残念ながら、操作者は不透明なウェハを透かして
見ることができないため、望ましくない接触がウェハの下面とブラシステーショ
ンの機械的構成要素との間に発生しているかどうかについては確認することがで
きない。その結果、操作者は、ウェハの下面に関する限り、ウェハの移送経路が
妨げられていないことを確認する信頼性のある方法を有していない。従って、現
時点では、ブラシステーションにおけるウェハの下面での汚れの状態を制御する
ことは困難である。
【0006】 ウェハが微粒子による汚れの状態にさらされる別の要因は、ウェハがSRDス
テーション内に出し入れされる際における運搬コンベヤとの接触である。この出
し入れ処理の間、運搬コンベヤはウェハ下面の真下に運ばれる必要がある。運搬
コンベヤ及びSRDステーションへの処理前調整が十分正確なものでない場合、
運搬コンベヤがウェハの下面に接触し、微粒子による汚れをもたらす可能性があ
る。ウェハがSRDステーション内に出し入れされる際には、不透明なウェハが
運搬コンベヤまでの操作者の視界を遮断してしまうため、操作者は、運搬コンベ
ヤがウェハの下面に接触していないかどうかを判定するための信頼性のある方法
を有していない。従って、現時点では、ウェハがSRDステーションに出し入れ
される際におけるウェハ下面での汚れの状態を制御することは困難である。
【0007】 微粒子によるウェハの汚れの状態を回避するため、上述の擦り洗い操作に加え
て、数回のすすぎ操作を含めることが試みられている。具体的には、ブラシステ
ーション内における第一のブラシボックスの入口及び、通常、第一及び第二のブ
ラシボックスの出口に位置付けられる上部及び下部すすぎマニフォルドが、それ
ぞれウェハの上面及び下面にDI水をスプレーする。ウェハの上面及び下面には
、SRDステーション内にて実施される回転すすぎ操作の最中にもDI水がスプ
レーされる。図1Bは、SRDステーションにおいてウェハの下面にDI水をス
プレーするために用いられる従来技術を表した、単純化された模式的断面図であ
る。そこに示されるように、ウェハ12はボウル24内にローラ26により支持
されており、ローラ26は、ウェハの上面12a又は下面12bの双方を汚さな
いようウェハの端に接している。DI水の水源30に水流が連通するよう結合さ
れているノズル28はボウル24の底部に位置付けられる。ウェハ12が回転さ
れるに従い、ノズル28はウェハの下面12bに向かってDI水をスプレーする
【0008】 以上の各すすぎ操作において、操作者は、単にウェハを観察することで、DI
水がウェハの上面に適切に降りかかっているかどうかを容易に判定することがで
きる。しかし、不透明なウェハがスプレー状態に対する視界を遮断してしまうた
め、操作者は、DI水スプレーが適切にウェハの下面に降りかかっているかどう
かを判定するための信頼性のある方法を有していない。例えば、図1Bに示され
るように、回転すすぎ操作の間、ウェハ12はノズル28からのDI水スプレー
に対する操作者の視界を遮断する。同様にして、ウェハ12はブラシステーショ
ンにおける下部すすぎマニフォルドからのDI水スプレーへの操作者の視界を遮
断する。以上のすすぎ操作のいずれかにおいてDI水スプレーがウェハの下面に
適切に降りかかっていない場合、すすぎ操作は、微粒子汚れの状態をウェハ下面
から完全には除去することができなくなる。ウェハの下面における微粒子汚れの
状態の量が許容レベルを超過する場合、生産性は著しく低下する可能性がある。
【0009】 以上を鑑み、システムに対する処理前調整が、処理されるウェハとウェハ洗浄
システムの機械的構成要素との間における望ましくない接触を回避するために十
分なものかどうかを判定するための信頼性のある技術が必要となる。又、すすぎ
操作中、ウェハの下面に例えばDI水といった液体が十分に降りかかっているこ
とを確認するための、信頼性のある技術も必要となる。
【0010】
【発明の概要】
本発明は、広義には、ウェハ洗浄機器に処理中の半導体ウェハを通す前に、そ
のような洗浄機器に対して行われた調整を観察、試験、及び確認するために用い
ることができる略透明なウェハを提供する。略透明なウェハは、ウェハの移送経
路が遮られていないことを確認し、且つ、すすぎ操作中にウェハの下方からスプ
レーされる液体がウェハの下面に適切に降りかかっていることを確認するために
用いることができる。
【0011】 本発明の一態様によれば、ウェハ洗浄システムに対する処理前調整を確認する
ための方法が提供される。この方法は、(a)ウェハ洗浄システムに対する処理
前調整の実行、(b)ウェハ洗浄システム内への略透明なウェハの装填、及び(
c)略透明なウェハがウェハ洗浄システム内でウェハ移送経路に沿って移動する
ことの観察、といったステップを含む。略透明なウェハとウェハ洗浄システムの
構成要素との間に望ましくない接触が観察される場合、方法は、(d)処理され
る半導体ウェハとウェハ洗浄システムの構成要素との間における望ましくない接
触を回避するための調整を、のウェハ洗浄システムに施すこと、及び(e)略透
明なウェハが、ウェハ洗浄システムの構成要素との望ましくない接触なしにウェ
ハ移送経路に沿って移動するまで、ステップ(b)から(d)を繰り返し行うこ
とを更に含むことが好ましい。
【0012】 発明の一実施形態では、ウェハ移送経路は第一のブラシボックスから第二のブ
ラシボックスまで、更には第二のブラシボックスから回転/すすぎ/乾燥(SR
D)ステーションまで延びる。この実施形態では、略透明なウェハは、ウェハ洗
浄システムにおいて処理される半導体ウェハの厚さ以上の厚さを有することが好
ましい。
【0013】 ウェハ洗浄システムがブラシステーションである場合、ウェハとブラシステー
ションの構成要素との間に望ましくない接触が存在しないことを確認するため、
略透明なウェハが第一のブラシボックスの入口から第二のブラシボックスの出口
へとウェハ移送経路を移動する状態を観察することができる。この場合、略透明
なウェハの使用によって、第一及び第二のブラシボックスにおける下部すすぎマ
ニフォルドからスプレーされる例えばDI水といった液体がウェハの下面に適切
に降りかかっていることを確認することを含めてもよい。ウェハ洗浄システムが
SRDステーションである場合、ウェハと運搬コンベヤの構成要素との間に望ま
しくない接触が存在しないことを確認するため、略透明なウェハがSRDステー
ションを出入りしてウェハ移送経路を移動するに従って、その動きを観察するこ
とができる。この場合、回転ボウルの下部ノズルからスプレーされる例えばDI
水といった液体がウェハの下面に適切に降りかかっていることを確認するために
も、略透明なウェハの使用を含むことができる。
【0014】 本発明は、ウェハ洗浄システムの操作者が、システムに対する処理前調整が処
理されるウェハとシステムの構成要素との間の望ましくない接触を回避するに十
分であるかどうかを確実に判定することを可能にし、且つ、例えばスプレーノズ
ルの方向に対する調整といった適切な調整が行われることを確認することを可能
にする。これは、ウェハ、特にウェハの下面における微粒子汚れの状態の発生を
著しく除去、又は回避することにより、生産性を向上させる利点を有する。本発
明によれば、ウェハ洗浄システムの操作者は、すすぎ操作の最中に液体がウェハ
の下面に適切に降りかかっていることを確認することもできる。こうすることに
より、微粒子汚れの状態を除去するためにウェハの下面が十分にすすがれること
を確実にして、生産性を向上させることができる。
【0015】 以上の概括的な説明及び以下の詳細な説明は、単に例示的且つ説明的なもので
あり、特許請求の範囲により定義された本発明を制限するものではないことは理
解されよう。
【0016】
【好適な実施形態の詳細な説明】
本発明の好適な実施形態を添付図面に基づき以下詳細に説明する。図1A及び
1Bは、前記「発明の背景」において説明される。
【0017】 本発明は、とりわけ、ウェハ洗浄機器に処理中の半導体ウェハを通す前に、そ
のような洗浄機器に対して行われた調整を観察、試験、及び確認するために用い
ることができる略透明なウェハを提供する。発明の説明に関連して用いられるよ
うに、「略透明なウェハ」という用語は、ウェハが十分な光を透過し、そのため
ウェハの一方の側における物体又は像をウェハの他方の側から見ることができる
、ということを意味するものである。略透明なウェハは好ましくはポリカーボネ
ートから形成されるが、例えばアクリル及びガラスといった、他の適切な材料も
用いることができる。ポリカーボネートが用いられる場合は、無地のシートを機
械にかけることで略透明なウェハを製作することができる。当業者には明らかな
通り、ポリカーボネート以外の材料を用いる場合には、略透明なウェハを製作す
るために他の公知技術を使用した方が適切な場合もある。
【0018】 略透明なウェハの寸法は、具体的な適用上の要求に応じて変化させ得る。ウェ
ハ移送経路が遮られているかどうかを判定する目的で略透明なウェハを用いる場
合、その厚さは、以下に示す理由から処理される半導体ウェハの厚さ以上である
ことが好ましい。一例として、略透明なウェハの厚さは約0.060インチとす
ることができる。それに対し、標準的な半導体ウェハの厚さは約0.028イン
チである。この実施形態では、略透明なウェハの他の寸法は、例えば直径8イン
チというように、処理される半導体ウェハの寸法と同一とすることもできる。他
の例では、略透明なウェハを標準的な半導体ウェハより薄くすることが望ましい
場合もある。
【0019】 図2は、ブラシステーションにおけるウェハ移送経路に沿ったウェハの移動を
視覚的に検査するために略透明なウェハが用いられる様子を示すブラシステーシ
ョンの単純化された概略図である。図2に示されるように、ブラシステーション
100は第一のブラシボックス100a及び第二のブラシボックス100bを含
む。操作者は最初に、ウェハが入口ステーション(図示せず)からブラシステー
ション100に装填されるに伴い、ウェハの下面がカセット或いは周辺装備と接
触していないかどうかを、略透明なウェハ102を通して確認することができる
。その後、略透明なウェハ102がブラシステーション100内のウェハ移送経
路に沿って移動するに従い、操作者は、ウェハの下面がウェハを乗せているゴム
製のバンド型コンベヤベルト以外の物と接触していないかどうかを確認するため
、略透明なウェハ102を通して見ることができる。例えば、ブラシステーショ
ンに対する処理前調整が十分に正確でない場合、ウェハの下面はブラシステーシ
ョンの構成要素と接触することになる。発明の説明に関連して用いられるように
、用語「構成要素」は、例えばセンサケーブル及びローラトラック機構といった
、ウェハ洗浄システムの機械的構成要素、部分、及び集合体、更には電気的構成
要素、部分、及び集合体を指示すものである。
【0020】 略透明なウェハ102の下面とブラシステーションの任意の構成要素との間で
接触が観察される場合、半導体ウェハの処理が開始される前に、ブラシステーシ
ョンに対してウェハ移送経路が遮られないよう適切な調整を行うことができる。
ブラシステーションが調整され、ブラシステーションの構成要素との望ましくな
い接触を伴うことなく、略透明なウェハがウェハ移送経路を移動するようになる
と、そのような接触を介するウェハの下面における微粒子汚れという著しいリス
クなくして、半導体ウェハの処理を開始することができる。
【0021】 略透明なウェハ102が第一のブラシボックス100a及び第二のブラシボッ
クス100bを通って移動するに従い、操作者は、第一のブラシボックス100
a及び第二のブラシボックス100b内のブラシ106a及び106bが適切に
作動しているかどうかを観察することもできる。加えて、操作者は、ブラシボッ
クス100aの入口及びその出口、更にはブラシボックス100bの出口に位置
する、上部及び下部すすぎマニフォルド104a及び104bが適切に作動して
いるかどうかを確認することができる。具体的には、操作者は、下部すすぎマニ
フォルド104bからスプレーされている例えばDI水といった液体がウェハの
下面に適切に降りかかっているかどうかを、略透明なウェハ102を通して見て
、確認することができる。下部すすぎマニフォルド104bからスプレーされる
液体が略透明なウェハ102の下面に適切に降りかかっていない場合、下部すす
ぎマニフォルド、液体供給システム、又はその双方を適切に調整することができ
る。下部すすぎマニフォルド104bからスプレーされる液体が略透明なウェハ
102の下面に適切に降りかかるよう適切な調整が行われると、ブラシステーシ
ョンにおいてウェハの下面のすすぎが不適切になるという著しいリスクなしに、
半導体ウェハの処理を開始することができる。
【0022】 図3Aから3Cは、運搬コンベヤから回転/すすぎ/乾燥(SRD)ステーシ
ョンへのウェハの移動を視覚的に検査するために略透明なウェハが用いられる様
子を表す、単純化された概略図である。望ましくない微粒子汚れが生じることを
回避するため、移送処理の最中にウェハの下面からコンベヤが流れ出るに伴って
、運搬コンベヤとウェハの下面との間の横滑り又は他の接触が回避される必要が
ある。図3Aは、運搬コンベヤ140のローラ上に設けられたバンド型Oリング
138からローラ110が略透明なウェハ102を持ち上げたすぐ後の、スピン
ドル運搬台136の位置を示す。スピンドル運搬台136が、図3Aに示される
位置に運ばれる前に、ローラ110が回転ボウルの側壁108の上部より上に来
るよう、シャフト118によってスピンドルハンドル116が元の位置から持ち
上げられる。ローラ110が略透明なウェハ102を持ち上げると、スピンドル
運搬台136は元の位置に後退していく。
【0023】 図3Bは、若干後退した位置にあるスピンドル運搬台136を示す。スピンド
ル運搬台136が下がっていくに従い、操作者は、略透明なウェハ102を通し
て、運搬コンベヤ140とウェハの下面との間における横滑り又は他の接触が生
じる兆候を確認することができる。略透明なウェハ102との間で横滑り、或い
は他の接触が観察される場合、続いて、半導体ウェハの処理が開始される前に、
運搬コンベヤ、SRDステーション、又はその双方に対して適切な調整を行うこ
とができる。適切な調整が行われ、それにより運搬コンベヤが略透明なウェハと
接触しなくなると、移送処理の最中に半導体ウェハの下面で微粒子汚れが生じる
という著しいリスクなしに、半導体ウェハの処理を開始することができる。図3
Cに示されるように、スピンドル運搬台136が完全に後退すると、回転すすぎ
操作のため、シャフト118がスピンドルハンドル116を元に位置まで戻す。
【0024】 図4は、略透明なウェハを用いて、回転すすぎ操作の最中にウェハの下面が適
切にすすがれていることを確認する様子を表すSRDステーションの単純化され
た平面図である。図2Cに示されるように、略透明なウェハ102は、側壁10
8a及び下部壁108bを有する回転ボウル108内に支持される。より具体的
には、フィンガー114の一つずつにそれぞれ搭載される4つのローラ110が
略透明なウェハ102をスピンドルハンドル116より上に支持する。下部ノズ
ル122は、回転ボウル108内に備えられるウェハの下面に例えばDI水とい
った液体をスプレーするため、下部壁108b上に搭載される。回転すすぎ操作
の間、操作者は、下部ノズル122からスプレーされる液体がウェハの下面に適
切に降りかかっているかどうかを、略透明なウェハ102を通して見て、確認す
ることができる。下部ノズル122からスプレーされる液体が略透明なウェハ1
02の下面に適切に降りかかっていない場合、続いて、SRDステーション、液
体供給システム、又はその双方に対して適切な調整を行うことができる。適切な
調整が行われ、それにより下部ノズル122からスプレーされる液体が略透明な
ウェハ102の下面に適切に降りかかると、回転すすぎ操作の最中にウェハの下
面のすすぎが不適切になるという著しいリスクなしに、半導体ウェハの処理を開
始することができる。
【0025】 図5は、本発明の一実施形態による、ウェハ洗浄システムに対する処理前調整
を確認するために実施される方法を表すフローチャートである。この方法は、操
作200において、例えばブラシステーション又はSRDステーションといった
、ウェハ洗浄システムに対して処理前調整が行われる時点から開始される。当業
者には公知のように、そのような調整は、ウェハ洗浄システムを通るウェハ移送
経路が遮られないようにし、処理中の半導体ウェハがシステムの構成要素と望ま
しくない接触をせずにシステム内を通過できるようにするために行われる。上述
のように、そのような接触は、ウェハ上で微粒子汚れを発生させる可能性がある
ため、望ましくないものである。操作202では、略透明なウェハがウェハ洗浄
システム内に装填される。操作204では、略透明なウェハが洗浄システム内の
ウェハ移送経路に沿って移動する状態が観察される。
【0026】 次に、本方法では、ウェハ移送経路が遮られているかどうかの判定を行う決定
操作206に進む。ウェハが、ウェハの上面或いは下面のいずれかとウェハ洗浄
システムの構成要素との間における望ましくない接触なしにウェハ移送経路に沿
って移動する場合、ウェハ移送経路は遮られていないことになり、操作210に
進む。他方、ウェハ移送経路上でウェハの上面或いは下面のいずれかがウェハ洗
浄システムの構成要素に接触する場合、ウェハ移送経路は遮られていることにな
り、操作208に進む。操作208では、ウェハ移送経路が遮られないようにす
るため、ウェハ洗浄システムが適切に調整される。例えば、ローラの高さを調整
し、それによりウェハがその高さより若干上に保持されるようにして、その結果
、ブラシステーションのコンベヤトラックに触れないようにすることが必要とな
る場合がある。ウェハとウェハ洗浄システムの構成要素との間の接触を回避する
ようシステムが調整されると、方法は操作202に戻り、それに従い、操作20
2、204、及び206が繰り返される。
【0027】 操作206においてウェハ移送経路が遮られていないと判定されると、操作2
10に進む。操作210では、処理中の半導体ウェハをウェハ洗浄システム内に
装填する作業が開始され、本方法は完了する。例外的な状況が発生しない限り、
略透明なウェハを用いてすでに処理前調整が確認されているため、処理中の半導
体ウェハはウェハ洗浄システムの構成要素と接触することなくウェハ移送経路を
移動する。一実施形態では、ウェハとウェハ洗浄システムの構成要素との間隔が
、ウェハの移送経路が遮られることを回避するために実際に必要となる間隔に対
し余裕があることを保証するため、略透明なウェハの厚さは標準的な半導体ウェ
ハのそれよりも大きくなっている。略透明なウェハを用いることで、操作者には
ウェハを通して見ることが可能となり、ウェハがウェハ移送経路に沿って移動す
る際に、ウェハの下面とウェハ洗浄システムの構成要素との間に望ましくない接
触が発生していないことを視覚的に確認することが可能となる。こうした手段で
、そのような接触に起因する処理中の半導体ウェハにおける微粒子汚れの発生を
回避することができる。
【0028】 一実施形態では、ウェハ洗浄システムはブラシステーションとできる。この実
施形態では、略透明なウェハが第一のブラシボックスの入口から第二のブラシボ
ックスの出口までウェハ移送経路に沿って移動する状態を観察することができ、
ウェハとブラシステーションの構成要素との間に望ましくない接触が発生してい
ないことが確認される。この実施形態では、略透明なウェハは、第一及び第二の
ブラシボックスにおける下部すすぎマニフォルドからスプレーされる例えばDI
水といった液体がウェハの下面に適切に降りかかっていることを確認するために
も使用される。別の実施形態では、ウェハ洗浄システムはSRDステーションで
ある。この実施形態では、略透明なウェハがウェハ移送経路に沿ってSRDステ
ーションへ出入りする状態を観察することができ、ウェハと運搬コンベヤの構成
要素との間に望ましくない接触が発生していないことが確認される。この実施形
態では、略透明なウェハは、回転ボウルの下部ノズルからスプレーされる例えば
DI水といった液体がウェハの下面に適切に降りかかっていることを確認するた
めにも使用することができる。
【0029】 要約すると、本発明は、ウェハ洗浄システムに対する処理前調整を確認し、且
つ、例えばスプレーノズルの方向などが適切に調整されるよう確認するために使
用可能な略透明なウェハを提供する。ここでは、複数の好適な実施形態の観点か
ら発明を説明した。発明の仕様及び実施を考慮することで、当業者には発明の他
の実施形態が明らかとなる。例えば、ここで説明される一実施形態では、ウェハ
全体が略透明な素材で形成される。例えば1つ以上の略透明な窓を備えたウェハ
といった、略透明な素材により部分的に形成されたウェハも又用いることが可能
なことが、当業者にはあきらかとなる。上述の実施形態及び好適な特性は例示的
なものとして考えられるべきであり、本発明は前記特許請求の範囲により定義さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 従来型のウェハ洗浄システムを表す概略図である。
【図1B】 回転/すすぎ/乾燥(SRD)ステーションにおいてウェハの下面に脱イオン
(DI)水をスプレーするために用いられる従来技術を表す、単純化された概略
断面図である。
【図2】 ブラシステーションにおけるウェハ移送経路に沿ったウェハの移動を視覚的に
検査するために略透明なウェハが用いられ得る手段を表す、ブラシステーション
の単純化された概略図である。
【図3A】 運搬コンベヤからSRDステーションへのウェハの移動を視覚的に検査するた
めに略透明なウェハが用いられ得る手段を表す、単純化された概略図である。
【図3B】 運搬コンベヤからSRDステーションへのウェハの移動を視覚的に検査するた
めに略透明なウェハが用いられ得る手段を表す、単純化された概略図である。
【図3C】 運搬コンベヤからSRDステーションへのウェハの移動を視覚的に検査するた
めに略透明なウェハが用いられ得る手段を表す、単純化された概略図である。
【図4】 回転すすぎ操作の最中にウェハの下面が適切にすすがれていることを確認する
ために略透明なウェハが用いられ得る手段を表す、SRDステーションの単純化
された平面図である。
【図5】 本発明の一実施形態による、ウェハ洗浄システムに対する処理前調整を確認す
るために実施される方法操作を表すフローチャートである。
【符号の説明】
10…装填ステーション 12…ウェハ 12b…下面 14…カセット 16…ブラシステーション 16a、16b…ブラシボックス 22…ステーション 24…ボウル 26…ローラ 28…ノズル 30…水源 50…ウェハ洗浄システム 100…ブラシステーション 100a、100b…ブラシボックス 102…ウェハ 104a、104b…マニフォルド 106a…ブラシ 108…回転ボウル 108a…側壁 108b…下部壁 110…ローラ 114…フィンガー 116…スピンドルハンドル 118…シャフト 122…下部ノズル 136…スピンドル運搬台 140…運搬コンベヤ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月12日(2001.9.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 を確認するためにも、略透明なウェハの観察を含むこと ができる。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェハ洗浄システムに対する処理前調整を確認するための方
    法であって、 (a)ウェハ洗浄システムに対して処理前調整を行なうステップと、 (b) 略透明なウェハを前記ウェハ洗浄システム内に装填するステップと、 (c)前記略透明なウェハがウェハ移送経路に沿って前記ウェハ洗浄システム
    内を移動するときに、前記略透明なウェハを観察するステップと、 を備える方法。
  2. 【請求項2】 前記略透明なウェハと前記ウェハ洗浄システムの構成要素と
    の間に望ましくない接触が観察された場合、 (d)被処理半導体ウェハと前記ウェハ洗浄システムの構成要素との間におけ
    る望ましくない接触を回避するための調整を、前記ウェハ洗浄システムに対して
    行なうステップと、 (e)前記略透明なウェハが、前記ウェハ洗浄システムの構成要素と望ましく
    ない接触をせずに前記ウェハ移送経路に沿って移動するまで、ステップ(b)乃
    至(d)を繰り返すステップと、 を更に備える請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ウェハ洗浄システムがブラシステーションを含む、請求
    項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ウェハ移送経路が、第一のブラシボックスから第二のブ
    ラシボックスまで延びる、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ウェハ洗浄システムが、回転/すすぎ/乾燥(SRD)
    ステーションを更に含む、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ウェハ移送経路が、前記第二のブラシボックスから前記
    回転/すすぎ/乾燥(SRD)ステーションまで更に延びる、請求項5に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記略透明なウェハの厚さが、前記ウェハ洗浄システムにお
    いて処理される半導体ウェハの厚さより厚い、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ブラシステーションに対する処理前調整を確認するための方
    法であって、 (a)第一のブラシボックスと第二のブラシボックスとを有するブラシステー
    ションに対して処理前調整を行なうステップと、 (b)略透明なウェハを前記第一のブラシボックスの入口に装填するステップ
    と、 (c)前記略透明なウェハがウェハ移送経路に沿って前記第一のブラシボック
    スの入口から前記第二のブラシボックスの出口まで移動するときに、前記略透明
    なウェハを観察するステップと、 を備える方法。
  9. 【請求項9】 前記略透明なウェハと前記ブラシステーションの構成要素と
    の間に望ましくない接触が観察された場合、 (d)被処理半導体ウェハと前記ブラシステーションの構成要素との間の望ま
    しくない接触を回避するための調整を前記ブラシステーションに対して行なうス
    テップと、 (e)前記略透明なウェハが前記ブラシステーションの構成要素と望ましくな
    い接触をせずに前記ウェハ移送経路に沿って移動するまで、ステップ(b)乃至
    (d)を繰り返すステップと、 を更に備える請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記略透明なウェハの厚さが、前記ブラシステーションに
    おいて処理される半導体ウェハの厚さより厚い、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記第一及び第二のブラシボックスのそれぞれが、半導体
    ウェハの下面に液体をスプレーするための下部すすぎマニフォルドを有し、前記
    下部すすぎマニフォルドのいずれかからスプレーされる液体が前記略透明なウェ
    ハの前記下面に適切に降りかからない場合、 (d)前記下部すすぎマニフォルドからスプレーされる液体が被処理半導体ウ
    ェハの前記下面に適切にふりかかるようにするための調整を、前記下部すすぎマ
    ニフォルド又は液体供給システムに対して行なうステップと、 (e)前記下部すすぎマニフォルドからスプレーされる液体が前記略透明なウ
    ェハの前記下面に適切に降りかかるまで、ステップ(b)乃至(d)を繰り返す
    ステップと、 を更に含む、請求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記液体が脱イオン(DI)水である、請求項11に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 回転/すすぎ/乾燥(SRD)ステーションに対する処理
    前調整を確認するための方法であって、 (a)SRDステーションと、被処理半導体ウェハを前記SRDステーション
    内に移送するための運搬コンベヤとに対して、処理前調整を行なうステップと、 (b)略透明なウェハを、前記運搬コンベヤを用いて前記SRDステーション
    内に出し入れするステップと、 (c)前記略透明なウェハがウェハ移送経路に沿って前記SRDステーション
    に出入りするときに、前記略透明なウェハを観察するステップと、 を備える方法。
  14. 【請求項14】 前記略透明なウェハと前記運搬コンベヤの構成要素との間
    に望ましくない接触が観察された場合、 (d)被処理半導体ウェハと前記運搬コンベヤの構成要素との間の望ましくない
    接触を回避するための調整を、前記SRDステーション及び前記運搬コンベヤの
    少なくとも一方に対して行なうステップと、 (e)前記略透明なウェハが前記運搬コンベヤの構成要素と望ましくない接触
    をせずに前記ウェハ移送経路に沿って移動するまで、ステップ(b)乃至(d)
    を繰り返すステップと、 を更に備える方法。
  15. 【請求項15】 前記略透明なウェハの厚さが、前記SRDステーション
    において処理される半導体ウェハの厚さより厚い、請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 (d)SRDステーションのボウルの下部ノズルからスプ
    レーされる液体が前記略透明なウェハの下面に適切に降りかかっていることを確
    認するために、回転すすぎ操作の最中に前記略透明なウェハを観察するステップ
    、 を更に備える、請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記下部ノズルからスプレーされる前記液体が前記略透明
    なウェハの前記下面に適切に降りかからない場合、 (e)前記下部ノズルからスプレーされる液体が被処理半導体ウェハの前記下
    面に適切にふりかかるようにするための調整を、前記SRDステーション又は液
    体供給システムに対して行なうステップと、 (f)前記下部ノズルからスプレーされる液体が前記略透明なウェハの前記下
    面に適切に降りかかるまで、ステップ(d)及び(e)を繰り返すステップと、 を更に備える、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記液体が脱イオン(DI)水である、請求項16に記載
    の方法。
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