JP2003503503A - 新規のキサントン化合物、その製造および医薬としての使用 - Google Patents

新規のキサントン化合物、その製造および医薬としての使用

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JP2003503503A JP2001507844A JP2001507844A JP2003503503A JP 2003503503 A JP2003503503 A JP 2003503503A JP 2001507844 A JP2001507844 A JP 2001507844A JP 2001507844 A JP2001507844 A JP 2001507844A JP 2003503503 A JP2003503503 A JP 2003503503A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、新規のキサントン化合物、その製造および医薬としての使用に関する。より詳細には、本発明は新規のキサントン天然物である sootepenseoneのDasymashalon sootepense Craib, Annonaceaeからの単離、その同定および誘導化、ならびにsootepenseoneおよびその誘導体の抗癌剤としての使用を意図する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 序論 本発明は、新規のキサントン化合物、それらの製造および医薬としての使用に
関する。より詳細には、本発明はDasymaschalon sootepense Craib, Annonaceae
からの新規のキサントン天然物の単離、その同定および誘導化、ならびにsootep
enseoneおよびその誘導体の抗ガン剤としての使用を意図している。
【0002】 本発明の分野 おそらく癌は、今日世界中で影響を与えている最も活発にヒトに対抗するファ
クターの1つであり、癌を予防および撲滅するためにあらゆる科学的分野での努
力が成されている。
【0003】 癌に対抗してはたらく化学療法的価値のある新規の薬剤は、明らかに重要な医
薬的問題である。しかし、抗ガン剤は腫瘍細胞に致命的であるか、または腫瘍細
胞を無効力にすべきであるが、正常細胞に対しては過剰な障害を引き起こしては
ならないという困難な課題が、癌の分野での新規薬剤の発展に課せられている。
癌生態学および薬学化学における現段階の知識では、有効な抗ガン剤である新規
の種類の分子設計を確証できない。癌生態学、分子薬理学、薬物動態学、薬学化
学および同類の分野において優れた進歩が成されているにもかかわらず、探求さ
れた知識はなお理解しにくいものがある。
【0004】 悪性腫瘍疾患の化学療法的治療のコンセプトは、過去10年間の間に先端にな
ったので、植物主成分およびその誘導体は世界中の科学者達により新規抗阻害薬
として集中的に調査されてきた。植物由来の重要な抗ガン剤の例は、アルカロイ
ドビンカロイコブラスチン(ビンブラスチン)およびロイロクリスチン(ビンク
リスチン)であり、両方ともCatharanthus roseusから単離されている。抗ガン
剤としての天然物における包括的な評論は、Shradha SinhaおよびAudha Jainに
より、Progress in Drug Research, 第42巻、53〜132ページ(1994)Bas
el (スイス)に記載されている。
【0005】 本発明の要約 本発明に従って、一般式(I)
【0006】
【化2】
【0007】 [式中、 Rは、水素原子、メチル基(−CH)、C〜C−アルキル基、ホルミル
基(−CHO);アセチル基(−COCH)、−CO−C〜C−アルキル
、CO−C〜C−シクロアルキル、−CO−C6〜18−アリールまたは−
CO−C7〜24−アラルキル基であり、前記の基はそれぞれ場合により、−O
H、−SH、−NH、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル
、−NHC6〜14−アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(
1〜6−アルキル)(C6〜14−アリール)、−NHCOR、−NO
−CN、−(CO)R、−(CS)R、−F、−Cl、−Br、−I、−O
−C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−O−(CO)R、−
S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール、−SOR、および−
SO(R〜Rは、相互に独立に水素原子、−C1〜6−アルキル、−
O−C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH、−NHC 〜6 −アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜14−アリール
、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル)(C6〜14 −アリール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール基を表
す)から成る群から選択される1種以上の置換基を有していてもよく; −COO-C1〜6−アルキル基であり、前記の基は場合により−OH、−SH
、−NH、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−N
HC6〜14−アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6
アルキル)(C6〜14−アリール)、−NHCOR、−NO、−CN、−
(CO)R、−(CS)R10、−F、−Cl、−Br、−I、−O−C1〜 −アルキル、−O−C6〜14−アリール、−O−(CO)R11、−S−C 1〜6 −アルキル、−S−C6〜14−アリール、−SOR12および−SO13(R〜R13は相互に独立に水素原子、−C1〜6−アルキル、−O−
1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH、−NHC1〜6 −アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜14−アリール、−
N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル)(C6〜14−ア
リール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール基を表す)
から成る群から選択される1種以上の置換基を有しており; −CONR1415基(R14とR15は相互に独立に水素原子、−C1〜6 −アルキル、−O−C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH 、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜 14 −アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル
)(C6〜14−アリール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14
アリール基を表す)であり、 またはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオン、例えば、Li、Na
、Ca++、Mg++、NR16171819(+)(その際、R 〜R19は相互に独立に水素原子またはC1〜−アルキル基を表す)から
成る群から選択される対イオンであり、 RとRはC17=R18−二重結合の部分を形成するかまたはそれぞれ水素
原子を表す] の新規の細胞毒性のキサントン化合物、互変異性体、鏡像異性体、立体異性体ま
たは生理学的に認容性の塩またはその溶媒化合物またはその混合物が提供される
【0008】 二価または多価性の対陽イオンを有するフェノラートの形の上記の式1による
化合物の場合には、残りの正の電荷は生理学的に認容性の陰イオン、例えば、C
l−またはOH−との関連により釣合をとることができる。
【0009】 式Iによる新規化合物(Rは、水素原子であり、RとRは、C17〜C 18 −二重結合の部分を形成する)は、sootepenseone(1)と命
名された。
【0010】 本発明の別の側面によれば、Dasymaschalon sootepenseone Craib、Annonacea
eの葉からsootepenseone(1)を単離し、それに引き続く誘導化により、式Iに
よる化合物を製造する方法を提供する。
【0011】 本発明は、さらに式(I)による化合物の医薬としての使用、特に癌の治療の
ための前記化合物の使用を提供する。
【0012】 本発明は、さらに式(I)による有効量の化合物を含有する製剤学的調製物を
必要とする患者の治療のための前記調製物を提供する。ここで使用されているよ
うに、式(I)による有効量の化合物は、患者に投与される場合に、治療される
患者において腫瘍細胞の成長を阻害し、悪性細胞を死滅させ、腫瘍の量またはサ
イズを減少させるかまたは腫瘍を完全に取り除く化合物の量として定義されてい
る。
【0013】 従って、本質的に純粋な化合物は、本発明に従って腫瘍崩壊性の治療が必要な
患者への経口投与、局所投与または非経口投与に関して製剤学的に認容性の担体
を用いて投与形に調製することができる。
【0014】 有利な実施態様では、患者は動物、特にヒトである。
【0015】 患者に投与すべき有効量は、一般的には体の表面積、患者の体重および患者の
状態に基づく。動物またはヒトへの投与量の相互作用(体表面の1平方メートル
あたりミリグラムに対する)は、Freireich, E. J. 等により、Cancer Chemothe
r. Rep., 50(4)219 (1966)に記載されている。体の表面積は、患者の身長および
体重から近似的に決めることができる(例えば、Scientific Tables, Geigy Pha
rmaceuticals, Ardly, N. Y., 537-538ページ(1970)参照)。有利な投与量は
、患者に特定の癌性状態の性質および患者の総合的な身体的状態の両方に対する
所属医師の評価にもよる。本発明のキサントン化合物の有効的な抗癌剤薬用量は
、患者の体重1キログラム当たり、1マイクログラム〜約5000マイクログラ
ムであり、より有利には患者の体重1キログラム当たり、2マイクログラム〜約
1000マイクログラムである。
【0016】 有効的な薬用量は、当業者に認識されているように、投与の経路、付形剤の使
用量および他の抗ガン剤を含む他の治療法と放射線治療との共同使用の可能性に
応じて変化する。
【0017】 本発明の製剤学的調製物は、静脈内、筋肉内、皮内、皮下、腹腔内、局所また
は静脈内にリポソームの形で投与してもよい。
【0018】 投薬形の例は、等張食塩水、5%グルコースまたは他の公知の製剤学的に認容
性の液体担体中の活性剤の水溶液を含む。当業者に周知の付加的な可溶化剤は、
活性剤の輸送のための製剤学的付形剤として利用できる。選択的に、本発明の化
合物は、化学的に変性、例えば製剤学的に認容性のフェノレート塩を形成するこ
とにより水溶解度を高めることができる。
【0019】 本発明の化合物は、公知の方法を使用する他の投与経路のための投薬形に調製
することができる。製剤学的組成物は、例えば、カプセル、ジェルシール(gels
eal)または錠剤の形で経口投与用の投薬形に調製できる。カプセルは、任意の
公知の製剤学的に認容性の材料、例えば、ゼラチンまたはセルロース誘導体を含
有してもよい。錠剤は、通常の方法に従って、当業者に公知の活性剤および固体
担体ならびに滑剤の混合物を圧縮することにより調製することができる。固体担
体の例には、デンプン、糖、ベントナイトが含まれる。本発明の化合物は、例え
ば、ラクトースまたはマンニトールをバインダーとしてかつ通常の充填剤および
成形剤含有のハードシェル(hard shell)錠剤またはカプセルの形で投与するこ
ともできる。
【0020】 動物の治療に関する“有効量”および“有効薬用量”という用語は、ここでは
、アルカロイドを投与された動物において、許容できない毒性反応を付与するこ
となく癌の成長を減少または阻害するアルカロイドの量を意味する。有効量は、
投与方法、投与のスケジュール、腫瘍の種類および他の関連要因により変化し得
るが、これらの全ては、本発明の範囲または効力から外れること無く変化する。
一般的には、有効薬用量は約0.001〜100.0mg/体重1kg/1日の
範囲内である。
【0021】 ここで使用されている“癌”または“腫瘍”という用語は、次に限定されるこ
とはないが、副腎細胞眼、神経グリア芽細胞腫(および他の脳腫瘍)、胸部、頸
部、結腸直腸、子宮内膜、胃、肝臓、肺(小細胞および小細胞以外)、リンパ腫
(ホジキン以外、バーキット、分散大細胞、小胞および分散ホジキンを含む)、
黒色腫(転移性)、神経芽細胞腫、骨原性肉腫、卵巣、網膜芽細胞腫、柔組織肉
腫、睾丸および化学療法に応答する他の腫瘍を含む。本発明のその他の対象およ
び利点は次の説明により容易に明らかになるであろう。
【0022】 本発明の詳細な説明 式(I)による本発明の化合物は、キサントン五員環系(評論誌:Sultanbawa
, M.U.S., Xanthonoids of tropical plant, Tetrahedron 36(1980) 1465-1506
参照)を有する。次の天然化合物は類似の環系を有しているものとして報告され
ている。
【0023】Gambogic acid(2) 、Garcinia hanburyiから単離[Amorosa, M. et al., Ann. Chi
m. (Rome), 1966, 56, 232; Ahmad, A.S. et al., J. Chem. Soc. (C), 1966, 7
72(structure); Arnone, A. et al., Tetr. Lett., 1967, 4201(pmr data, stru
cture)参照]、morellin(3) 、Garcinia morellaから単離[Rao, B. S., J. Chem. Soc, 1937, 85
3(isolation); Kartha, G et al., Tetr. Lett., 1963, 459(cryst. structure)
; Nair, P. M. et al., Indian J. Chem., 1964, 2, 402(structure)参照]、hanburin(4) 、Garcinia hanburyiから単離[Asano, J. et al., Phytochemistry,
1996, 41, 815(isolation, uv, ir, pmr cmr data)参照]およびforbesione(5) 、Garcinia forbesiiから単離[Yuan-Wah eong, Leslie J. Harris
on, Graham J. Bennett and Hugh T. -W. Tan, J. Chem. Research (S) 1996, 3
92-393参照]。
【0024】 これらの化合物はC−5位にイソプレニル側鎖ならびに水素が結合したフェノ
ールヒドロキシ基を有する。Morellin(3)およびgambogic acid(2) は、共通のク
ロメン環系を有する。(2)〜(5)の全ての化合物は、共通して2,2−ジメ
チル−テトラヒドロフラン環系に融合したビシクロ[2,2,2]オクテン炭素
骨格を有する(図1参照)。
【0025】 しかし、これらの化合物は、本発明の式Iの化合物と比較して著しい構造の違
いを示す。
【0026】 1.)C−5イソプレニル側鎖は、酸化されて(3)のようなアルデヒドになる
か、または(2)のようなカルボン酸になる; 2.)3,4−位中のジヒドロフラン縮合環は、(4)のように失われるか、ま
たはその代わりに(3)のようにピラノン環が2,3−位中に存在する。
【0027】 3.)(3)および(5)のように、C−5で環系が付加的なイソプレニル側鎖
で置換される。
【0028】 対照的に、本発明の化合物は変性したキサントン環系に融合した完全に置換さ
れたジヒドロフラン環を有する(炭素2’を除く)。
【0029】 Dasymaschalon sootepense Craibの分類学に関しては、V. H. Heywood, "Flow
ering Plants of the World", University Press, Oxford, 1978を参照のこと。
【0030】 意外にも、本発明の化合物は著しい抗腫瘍活性を示す。さらに、本発明の化合
物は低い毒性を有する。
【0031】 このように、本発明によるキサントン化合物は新規でありかつ進歩性を伴う。
【0032】 構造(2)〜(5)は、次のようにまとめられる:
【0033】
【化3】
【0034】 例1 sootepenseone(1; VR-3016, D-25637)のDasymaschalon sootepenseからの単
離 植物材料を1994年9月にタイ北部のDoitung、Chiangrai 州で採集した。
葉を3日間、空気中で天日乾燥(約30〜35℃)させて布袋に貯蔵した。D. s
ootepense の乾燥粉末状の葉(6.4kg)をヘキサン(110リットル)、ク
ロロホルム(107リットル)およびメタノール(180リットル)の順番で抽
出し、相応する抽出物をそれぞれ204.2、192.7および1187.0グ
ラム得た。粗製メタノール抽出物をさらに酢酸エチル(12リットル)−水(4
.35リットル)およびnーブタノール(10リットル)−水で分配して、それ
ぞれ酢酸エチル、n−ブタノールおよび水フラクションを103.6、388.
7および401.8グラム得た。
【0035】 酢酸エチルフラクション(100グラム)をシリカゲルにおいてクロマトグラ
フにかけ(Merck no. 7734, 1.62kg, 抽出物をシリカゲル180gで前混合した
)、ヘキサン−酢酸エチルと酢酸エチル−メタノールとの混合物で溶離させた。
フラクション(それぞれ300ml)をTLCのベース上で合わせて、全部で1
9フラクションにした(F〜F19)。7〜8%酢酸エチル−ヘキサンで溶離
するフラクションF(1.10グラム)とF(0.84グラム)を、ヘキサ
ン−酢酸エチルを溶離溶剤として用いてシリカゲルにおいて繰り返しクロマトグ
ラフにかけた。30%酢酸エチル−ヘキサンで溶離させたフラクションは、淡黄
色の固体を生じ、これをラジカルクロマトグラフィーによりさらに精製し(シリ
カゲル、20%酢酸エチル−ヘキサン)、かつ塩化メチレン−メタノールから再
結晶させてVR−3016(0.2373グラム)を得た。母液をHPLC(塩
化メチレン)により精製し、続いて同じ溶剤中で再結晶させてさらにVR−30
16 0.1103グラムを生じた。前記化合物は、スペクトルデータおよび単
結晶x線回折解析に基づいて、sootepenseone 1 と命名された新規の変性キサン
トン誘導体として同定された。
【0036】 sootepenseone (1)の物理化学データ: 融点192〜193℃ [α]28D−8.00、c=0.075、CHCl中 元素分析:Found: C, 72.32;H, 6.89 C2832requires : C, 72.39;H, 6.94 IR,λmax CHClcm−1:3536, 3033, 3011, 2980, 2932, 1740, 1
638, 1590, 1470, 1428, 1382。
【0037】 UV,λmax EtOH nm(log e): 213(3.06), 263(2.18), 326(sh)(2.66),355
(2.74)。
【0038】 マススペクトル:m/z(70eV)464(2%), 436(100), 421(45), 367(17. 339(60
), 297(40), 281(8), 241(7), 215(28), 69(90)。
【0039】 NMR割当て:Hおよび13C NMR(300および400Mhz、CDC
): 別のページを参照のこと。
【0040】 記載された単離方法は図1にまとめられている。
【0041】sootepenseone (1)の構造のキャラクタリゼーション sootepenseoneの同定はそのスペクトルデータ、すなわち赤外スペクトル、紫
外線スペクトル、、マススペクトルおよび特にHn.m.rおよび13Cn.
m.rスペクトルの分析により示される。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】相対的立体化学 : sootepenseone (1)の相対的な立体化学は、単結晶X線回折解析により確認し
た。従って、絶対配置は次に記載される立体化学であるか、またはその相応する
エナンチオマー型である。
【0045】
【化4】
【0046】 上記のようなsootepenseone (1)の相対的な立体化学は、式(1)によるsoote
penseone誘導体にも適用されるが、但し、選択された反応条件下で、C−5、C
−7.C−10a、C−12およびC−22での1個以上のキラル中心で反転ま
たはラセミ化が生じる誘導体を除く。
【0047】sootepenseoneの誘導体の製造
【0048】
【表3】
【0049】 *フェノレート陰イオンに好適な対陽イオンは、例えば、Na、K、1/2 M
++、1/2 Ca++、HN(C1〜6−アルキル) である。
【0050】 化合物6〜13の製造は、当業者に公知の有機化学的に標準の誘導化法により
sootepenseone (1)から出発して達成することができる。
【0051】 例2 1−o−アセチル−sootepenseone (6)の製造 無水酢酸1ml中sootepenseone (1)1mgの溶液を室温で1時間撹拌した。
溶剤を水浴中、減圧下で蒸発させた。収量:粗製残留物として(6)1mg。
【0052】 例えば、sootepenseone (7)の塩は、Houben-Weyl, Methoden der Organischen
Chemie (methods in organic chemistry)、第4版1963、6/2巻、“Saue
rstoffverbindungen I (oxygen compounds I) part 2”、35ページ以降に記載
されている方法および試薬により製造することができる。従って、例えば、好適
な塩基の1当量は、好適な溶剤中のsootepenseone1当量と反応させ、次に溶剤
を蒸発するか沈殿した塩(7)を濾別することができる。好適な塩基は、例えば
、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物または有機アミンから成る群か
ら選択することができる。
【0053】 OH−基(化合物番号9)のメチル化は、sootepenseone (1)とジアゾメタン
から出発して、Mustafa; Hishmat; JOCEAH; J. Org. Chem.; 22; 1957; 1644, 1
646 に記載されている方法と同様に達成することができる。
【0054】 OH−基(化合物番号6,8,11および12)のアシル化は、sootepenseon
e (1)から出発して、Houben-Weyl, Methoden der Organischen Chemie (methods
in organic chemistry)、第4版1985、第E5巻、“Carbonsaeuren und Ca
rbonsaeure-Derivate (carboxylic acids and their derivatives)”、691ペ
ージ以降に記載されている方法および試薬と同様に達成することができる。
【0055】 C−1でのOH−基(化合物番号10)のアルキル化は、sootepenseone (1)
から出発して、標準的な方法と同様に、かつHouben-Weyl, Methoden der Organi
schen Chemie (methods in organic chemistry)、第4版、第VI/3巻、“Sauerst
offverbindungen(oxygen compounds)、part 3”、Georg Thieme Verlag Stuttga
rt、1965、49ページ以降に記載されている標準的な試薬を使用して達成するこ
とができる。
【0056】 イソプレニルC17−C18二重結合のC17−C17単結合への水素化(式
(I)中のRとRは、それぞれ水素原子である;化合物番号13)は、例え
ば、Houben-Weyl, Methoden der Organischen Chemie (methods in organic che
mistry)、第4版、第IV/1c巻、“Reduktion(reduction), part 1”, Georg Thie
me Verlag Stuttgart、1981、15ページ以降に記載されている標準的な方法に
より実施することができる。
【0057】生物活性: 本発明による化合物は、標準化合物よりも毒性が弱い(表1参照)。他方でso
otepenseone (1; D-25637)は、標準化合物としての中空繊維試験においてより活
性である(表3参照)。
【0058】
【表4】
【0059】 結果の説明: sootepenseoneは、アクチノマイシンDよりも少なくとも100倍毒性が弱い
が、しかしビンブラスチンよりも16倍毒性が弱く、かつアドリアマイシン、ブ
レオマイシンよりもそれぞれ60%および20%毒性が弱い。
【0060】 2.in vitroでの抗癌活性(XTT増殖/細胞毒性試験) XTT−アッセイは、D. A. Scudiero等により、 Cancer Res. 48(september
1, 1988)、4827-4833ページに記載されているように実施した。この方法の結果
は、該物質を投与した45分後に対照群と比較して成長を50%阻害する薬用量
として示されている。記載されている薬用量の値は、ED50と示されて、かつ
活性は≦30μg/mlのED50レベルと表示されている。ED50が小さく
なるほど、試験材料はより活性になる。例1で得られたsootepenseone (1)の活
性は、以下の表2中にまとめられている。
【0061】
【表5】
【0062】 KB:口腔の表皮癌腫 L1210:マウスのリンパ性白血病 LNCaP:前立腺癌のリンパ腫転移 SK−OV-3:ヒト卵巣癌腫 MCF-7:ヒト乳癌 結果の考察: D−25637は、全ての試験腫瘍細胞系に対して著しい抗癌活性を有する。
【0063】 3. sootepenseone(v)のin vivo の抗癌活性(中空繊維アッセイ) 中空繊維試験は、Melinda G. Hollingshead 等により、Life Sciences、第5
7巻、No.2、131〜141ページ、1995に記載されているように実施した
。結果は表3中に記載されている。
【0064】
【表6】
【0065】 KB:口腔の表皮癌腫 MCF−7:ヒト乳癌 s.c.皮下 i.p.腹膜内 結果の考察: D−25637(49%阻害)は、KB腫瘍細胞系に対して、ビンブラスチン
(13%)およびアクチノマイシンD(40%)よりも活性であり、かつブレオ
マイシン(53%)と殆ど同様に活性である。さらに、MCF−7細胞系に対し
てD−25637はアドリアマイシンと同じ強さの抗癌活性(41%)を示すの
に対して、アクチノマイシンD、ブレオマイシンおよびビンブラスチンは腫瘍成
長を促進した(負の阻害値は、未処理の対照群と比較して細胞成長の増大を示す
)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、sootepenseoneの単離方法を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月22日(2001.2.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【化1】 [式中、 Rは、水素原子、メチル基(−CH)、C〜C−アルキル基、ホルミル
基(−CHO);アセチル基(−COCH)、−CO−C〜C−アルキル
、CO−C〜C−シクロアルキル、−CO−C6〜18−アリールまたは−
CO−C7〜24−アラルキル基であり、前記の基はそれぞれ場合により、−O
H、−SH、−NH、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル
、−NHC6〜14−アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(
1〜6−アルキル)(C6〜14−アリール)、−NHCOR、−NO
−CN、−(CO)R、−(CS)R、−F、−Cl、−Br、−I、−O
−C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−O−(CO)R、−
S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール、−SORおよび−S
(R〜Rは、相互に独立に水素原子、−C1〜6−アルキル、−O
−C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH、−NHC1〜 −アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜14−アリール、
−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル)(C6〜14
アリール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール基を表す
)から成る群から選択される1種以上の置換基を有していてもよく; −COO-C1〜6−アルキル基であり、前記の基は場合により−OH、−SH
、−NH、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−N
HC6〜14−アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6
アルキル)(C6〜14−アリール)、−NHCOR、−NO、−CN、−
(CO)R、−(CS)R10、−F、−Cl、−Br、−I、−O−C1〜 −アルキル、−O−C6〜14−アリール、−O−(CO)R11、−S−C 1〜6 −アルキル、−S−C6〜14−アリール、−SOR12および−SO13(R〜R13は相互に独立に水素原子、−C1〜6−アルキル、−O−
1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH、−NHC1〜6 −アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜14−アリール、−
N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル)(C6〜14−ア
リール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール基を表す)
から成る群から選択される1種以上の置換基を有しており; −CONR1415基(R14とR15は相互に独立に水素原子、−C1〜6 −アルキル、−O−C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH 、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜 14 −アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル
)(C6〜14−アリール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14
アリール基を表す)であり、 またはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオン、例えば、Li、Na
、Ca++、Mg++、NR16171819(+)(式中、R16 〜R19は相互に独立に水素原子またはC1〜−アルキル基を表す)から成
る群から選択される対イオンであり、 RとRはC17=R18−二重結合の部分[−C17H=C18(CH を形成するかまたはそれぞれ水素原子[−C17−C18(CH を表す] の化合物、またはその互変異性体、鏡像異性体、立体異性体または生理学的に認
容性の塩またはその溶媒化合物またはその混合物。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】 [式中、 Rは、水素原子、メチル基(−CH)、C〜C−アルキル基、ホルミル
基(−CHO);アセチル基(−COCH)、−CO−C〜C−アルキル
、CO−C〜C−シクロアルキル、−CO−C6〜18−アリールまたは−
CO−C7〜24−アラルキル基であり、前記の基はそれぞれ場合により、−O
H、−SH、−NH、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル
、−NHC6〜14−アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(
1〜6−アルキル)(C6〜14−アリール)、−NHCOR、−NO
−CN、−(CO)R、−(CS)R、−F、−Cl、−Br、−I、−O
−C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−O−(CO)R、−
S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール、−SOR、および−
SO(R〜Rは、相互に独立に水素原子、−C1〜6−アルキル、−
O−C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH、−NHC 〜6 −アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜14−アリール
、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル)(C6〜14 −アリール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール基を表
す)から成る群から選択される1種以上の置換基を有していてもよく; −COO-C1〜6−アルキル基であり、前記の基は場合により−OH、−SH
、−NH、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−N
HC6〜14−アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6
アルキル)(C6〜14−アリール)、−NHCOR、−NO、−CN、−
(CO)R、−(CS)R10、−F、−Cl、−Br、−I、−O−C1〜 −アルキル、−O−C6〜14−アリール、−O−(CO)R11、−S−C 1〜6 −アルキル、−S−C6〜14−アリール、−SOR12および−SO13(R〜R13は相互に独立に水素原子、−C1〜6−アルキル、−O−
1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH、−NHC1〜6 −アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜14−アリール、−
N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル)(C6〜14−ア
リール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール基を表す)
から成る群から選択される1種以上の置換基を有しており; −CONR1415基(R14とR15は相互に独立に水素原子、−C1〜6 −アルキル、−O−C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH 、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜 14 −アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル
)(C6〜14−アリール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14
アリール基を表す)であり、 またはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオン、例えば、Li、Na
、Ca++、Mg++、NR16171819(+)(その際、R 〜R19は相互に独立に水素原子またはC1〜−アルキル基を表す)から
成る群から選択される対イオンであり、 RとRはC17=R18−二重結合の部分[−C17H=C18(CH を形成するかまたはそれぞれ水素原子[−C17−C18(CH を表す] の新規の細胞毒性のキサントン化合物、互変異性体、鏡像異性体、立体異性体ま
たは生理学的に認容性の塩またはその溶媒化合物またはその混合物が提供される
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA, ZW (72)発明者 ゲルハルト ネスナー ドイツ連邦共和国 オッフェンバッハ ア ム マイン オーデンヴァルトリング 7 (72)発明者 ユルゲン シュミット ドイツ連邦共和国 ウールディンゲン ミ ュールホーフェン アム ロジャースベル ク 20 (72)発明者 ベルント ニッケル ドイツ連邦共和国 ミュールタール アレ ーシュトラーセ 35 (72)発明者 トーマス クレンナー ドイツ連邦共和国 インゲルハイム イム カネンギーサー 4 (72)発明者 ゼバスティアン ホーゼ ドイツ連邦共和国 ヴュルツブルク エル ンスト−ロイター−シュトラーセ 12 Fターム(参考) 4C071 AA03 AA08 BB03 BB07 CC13 EE05 FF15 GG01 HH05 HH08 JJ01 LL01 4C086 AA01 AA02 AA03 CA01 MA01 MA04 NA14 ZB26

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I 【化1】 [式中、 Rは、水素原子、メチル基(−CH)、C〜C−アルキル基、ホルミル
    基(−CHO);アセチル基(−COCH)、−CO−C〜C−アルキル
    、CO−C〜C−シクロアルキル、−CO−C6〜18−アリールまたは−
    CO−C7〜24−アラルキル基であり、前記の基はそれぞれ場合により、−O
    H、−SH、−NH、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル
    、−NHC6〜14−アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(
    1〜6−アルキル)(C6〜14−アリール)、−NHCOR、−NO
    −CN、−(CO)R、−(CS)R、−F、−Cl、−Br、−I、−O
    −C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−O−(CO)R、−
    S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール、−SORおよび−S
    (R〜Rは、相互に独立に水素原子、−C1〜6−アルキル、−O
    −C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH、−NHC1〜 −アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜14−アリール、
    −N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル)(C6〜14
    アリール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール基を表す
    )から成る群から選択される1種以上の置換基を有していてもよく; −COO-C1〜6−アルキル基であり、前記の基は場合により−OH、−SH
    、−NH、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−N
    HC6〜14−アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6
    アルキル)(C6〜14−アリール)、−NHCOR、−NO、−CN、−
    (CO)R、−(CS)R10、−F、−Cl、−Br、−I、−O−C1〜 −アルキル、−O−C6〜14−アリール、−O−(CO)R11、−S−C 1〜6 −アルキル、−S−C6〜14−アリール、−SOR12および−SO13(R〜R13は相互に独立に水素原子、−C1〜6−アルキル、−O−
    1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH、−NHC1〜6 −アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜14−アリール、−
    N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル)(C6〜14−ア
    リール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール基を表す)
    から成る群から選択される1種以上の置換基を有しており; −CONR1415基(R14とR15は相互に独立に水素原子、−C1〜6 −アルキル、−O−C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH 、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜 14 −アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル
    )(C6〜14−アリール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14
    アリール基を表す)であり、 またはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオン、例えば、Li、Na
    、Ca++、Mg++、NR16171819(+)(式中、R16 〜R19は相互に独立に水素原子またはC1〜−アルキル基を表す)から成
    る群から選択される対イオンであり、 RとRはC17=R18−二重結合の部分を形成するかまたはそれぞれ水素
    原子を表す] の化合物、またはその互変異性体、鏡像異性体、立体異性体または生理学的に認
    容性の塩またはその溶媒化合物またはその混合物。
  2. 【請求項2】 Rが水素原子であり、かつRとRがC17=C18
    二重結合の部分を形成する(Sootepenseone)、請求項1に記載の式Iの化合物
  3. 【請求項3】 次の工程: (a)Dasymaschalon sootepenseone Graib, Annonaceae の葉を増大する極性の
    オーダーで有機溶剤を用いて連続的に抽出し、 (b)最も高い極性の粗製抽出物を水とわずかに混和性の極性有機溶剤との混合
    物で分配し、 (c)好適な溶剤を用いるクロマトグラフィーにより有機抽出物を精製し、 (d)場合により、sootepenseone含有のフラクションを有する工程c)を繰り
    返し、かつ (e)場合により再結晶により精製する を含む、請求項1または2に記載の式Iの化合物(その際、Rは水素原子であ
    り、かつRとRは、C17=C18−二重結合の部分を形成する)(Sootep
    enseone)の製法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の式I(式中、Rは水素陰イオンである)
    の化合物と少なくとも1当量の好適な無機または有機塩基とを自体公知の方法に
    より反応させて相応するフェノレート塩を得る、請求項1に記載の式I[その際
    、Rはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオン、例えば、Li、Na 、K、Ca++、Mg++、NR16171819(+)(その際、R 16 〜R19は相互に独立に水素原子またはC〜C−アルキル基であり、か
    つRとRは、C17=C18二重結合の部分を形成する)から成る群から選
    択される対陽イオンである]の化合物の製法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の化合物(式中、Rは請求項1に記載のも
    のを表し、かつRとRは、C17=C18二重結合の部分を形成する)と水
    素とを、好適な触媒の存在または不在で自体公知の方法により反応させる工程を
    含む、請求項1に記載の式I(その際、Rは請求項1に記載のものを表し、か
    つRとRは、それぞれ水素原子である)の化合物の製法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の化合物[その際、Rは水素原子であるか
    、またはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオン、例えば、Li、Na 、K、Ca++、Mg++、NR16171819(+)(その際、R 16 〜R19は相互に独立に水素原子またはC〜C−アルキル基である)か
    ら成る群から選択される対陽イオンである]と好適なアルキル化剤またはアシル
    化剤とを、塩基の存在または不在で自体公知の方法により反応させる工程を含む
    、請求項1に記載の式I [式中、 Rは、メチル基(−CH)、C〜C−アルキル基、ホルミル基(−CH
    O);アセチル基(−COCH)、−CO−C2〜6−アルキル、CO−C 〜8 −シクロアルキル、−CO−C6〜18−アリールまたは−CO−C7〜2 −アラルキル基であり、前記の基はそれぞれ場合により、−OH、−SH、−
    NH、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC 6〜14 −アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アル
    キル)(C6〜14−アリール)、−NHCOR、−NO、−CN、−(C
    O)R、−(CS)R、−F、−Cl、−Br、−I、−O−C1〜6−ア
    ルキル、−O−C6〜14−アリール、−O−(CO)R、−S−C1〜6
    アルキル、−S−C6〜14−アリール、−SORおよび−SO(R 〜Rは、相互に独立に水素原子、−C1〜6−アルキル、−O−C1〜6−ア
    ルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH、−NHC1〜6−アルキル、
    −N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜14−アリール、−N(C6〜1 −アリール)、−N(C1〜6−アルキル)(C6〜14−アリール)、−
    S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール基を表す)から成る群か
    ら選択される1種以上の置換基を有していてもよく; −COO-C1〜6−アルキル基であり、前記の基は場合により−OH、−SH
    、−NH、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−N
    HC6〜14−アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6
    アルキル)(C6〜14−アリール)、−NHCOR、−NO、−CN、−
    (CO)R、−(CS)R10、−F、−Cl、−Br、−I、−O−C1〜 −アルキル、−O−C6〜14−アリール、−O−(CO)R11、−S−C 1〜6 −アルキル、−S−C6〜14−アリール、−SOR12および−SO13(R〜R13は相互に独立に水素原子、−C1〜6−アルキル、−O−
    1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH、−NHC1〜6 −アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜14−アリール、−
    N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル)(C6〜14−ア
    リール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14−アリール基を表す)
    から成る群から選択される1種以上の置換基を有しており; −CONR1415基(R14とR15は相互に独立に水素原子、−C1〜6 −アルキル、−O−C1〜6−アルキル、−O−C6〜14−アリール、−NH 、−NHC1〜6−アルキル、−N(C1〜6−アルキル)、−NHC6〜 14 −アリール、−N(C6〜14−アリール)、−N(C1〜6−アルキル
    )(C6〜14−アリール)、−S−C1〜6−アルキル、−S−C6〜14
    アリール基を表す)であり、かつRとRはC17=R18−二重結合の部分
    を形成するかまたはそれぞれ水素原子を表す]の化合物の製法。
  7. 【請求項7】 医薬として使用するための請求項1または2に記載の式Iの
    化合物。
  8. 【請求項8】 抗ガン剤として使用するための請求項1または2に記載の式
    Iの化合物。
  9. 【請求項9】 請求項1または2に記載の少なくとも1種の式Iの化合物を
    、場合により一般的に使用される生理学的に認容性の担体、希釈剤および/また
    は付形剤と一緒に含有する、ヒトまたは動物の疾患の治療において使用するため
    の医薬。
  10. 【請求項10】 請求項1または2に記載の少なくとも1種の式Iの化合物
    を、場合により一般的に使用される生理学的に認容性の担体、希釈剤および/ま
    たは付形剤と一緒に含有する、ヒトまたは動物の癌病治療において使用するため
    の医薬。
  11. 【請求項11】 ヒトまたは動物の疾患の治療における医薬を製造するため
    の請求項1または2に記載の式Iの化合物の使用。
  12. 【請求項12】 癌を治療するための医薬を製造するための請求項1または
    2に記載の式Iの化合物の使用。
  13. 【請求項13】 請求項1または2に記載の1種以上の式Iの化合物を、場
    合により一般的に使用される生理学的に認容性の担体、希釈剤および/または付
    形剤と一緒に加工して、好適な薬剤形にすることを特徴とする、請求項9または
    10に記載の医薬の製法。
  14. 【請求項14】 請求項1または2に記載の少なくとも1種の式Iの化合物
    の有効な投薬量を、これを必要とするヒトまたは動物の患者に投与することによ
    り腫瘍を治療する方法。
  15. 【請求項15】 請求項3から6までのいずれか1項に記載の方法により得
    られる請求項1に記載の式Iの化合物。
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