JP2003348740A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP2003348740A
JP2003348740A JP2002153103A JP2002153103A JP2003348740A JP 2003348740 A JP2003348740 A JP 2003348740A JP 2002153103 A JP2002153103 A JP 2002153103A JP 2002153103 A JP2002153103 A JP 2002153103A JP 2003348740 A JP2003348740 A JP 2003348740A
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Japan
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flexible cable
flat flexible
insulator
conductor
copying apparatus
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Application number
JP2002153103A
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Kaneyoshi Shimizu
金好 清水
Shoichi Sasaki
昭一 佐々木
Kiyohiko Chiran
清彦 知覧
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JST Mfg Co Ltd
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JST Mfg Co Ltd
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続手段を軽量化し且つ薄型化して複写装置
の軽量化及び小型化を図り、絶縁体への導体の集合化に
より誤配線を防止し、接続手段の結束作業を不要とし接
続手段の周辺部材への固定作業を簡略化して複写装置の
生産性を向上させ、ノイズフィルタを大幅に減らして複
写装置の小型化及び低コスト化を図り、ノイズシミュレ
ーションを容易とし、またリサイクル性を向上させる。 【解決手段】 電力及び/又は電気信号の入力及び/又
は出力を行う複数の電気処理部Eが分散配置され、これ
らの電気処理部が接続手段Cにより電気的に接続されて
おり、この接続手段のうち少なくとも一部が、平形柔軟
ケーブル600を備えた接続手段である複写装置M。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置の技術分
野に係り、特に配線に着目した改良に関する。
【0002】
【従来の技術】複写装置における複写は、例えば感光体
全体に静電気を帯びさせる帯電工程、感光体に光を当て
る露光工程、感光体にトナーを付ける現像工程、感光体
上のトナーをコピー紙に移す転写工程、コピー紙上のト
ナーを紙に浸透させる定着工程、感光体上の残ったトナ
ーを清掃する清掃工程などを経て行われる。複写装置の
内部には、これらの工程を行う装置に加えて、ドラム又
はベルトを用いて工程間でコピー紙を送るための搬送装
置、各種センサ及びアクチュエータ、ユーザーが操作す
る操作部、操作部及び各種センサからの電気信号を受け
て各装置を制御する制御装置が配置されている。そのた
め、複写装置の内部には、電力及び/又は電気信号の入
力及び/又は出力を行う複数の電気処理部が、例えばプ
リント配線板などの形態でもって分散配置されている。
【0003】露光工程を行う装置をアナログ方式ではな
くデジタル方式としたときには、露光装置はスキャナ
と、このスキャナの出力に基づいて感光体に照射する照
射装置とに分離されるので、電気処理部の数が増す。そ
の場合、スキャナの出力信号を外部へ出力するために出
力装置を設けたり、定着工程及び清掃工程をプリンター
として用いるべく外部から信号を入力するために入力装
置を設けたときは、さらに電気処理部の数が増すことに
なる。また、自動的に原稿を読みとって送る自動原稿送
り装置、ページ揃えや仕分けを行うソーター、それに加
えてステープル止めを行うステープルソーターなどのオ
プション装備を増設した場合、複写装置能に加えてファ
クシミリ等の通信機能を付加した場合などは、いずれも
電気処理部の数が増すことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような電気処理部
を電気的に接続する場合、断面が略円形の丸形電線の終
端に電気コネクタの電気接触子を連結し、この電気コネ
クタを電気処理部に接続することが行われる。その場
合、電線の数が多くなってくると、電線が嵩張り、複写
装置の大重量化、大型化が避けられない。電気コネクタ
が圧着形であるときは、電線に電気接触子を連結してか
ら、これを電気コネクタのハウジングに手作業で挿入し
ていくため、誤配線を招きやすい。電線はストラップで
束ね、これを周辺部材にくくり付けることが行われる
が、このような結束作業及び固定作業は作業性が悪く、
複写装置の生産性を損なう。
【0005】電線がノイズを受けたり発することを防ぐ
ため、例えばフェライトコアなどのノイズフィルタを用
いて磁界の影響を遮断ないしは抑制することが行われる
が、そのようにすれば、ノイズフィルタがスペースをと
る上にコストがかさむ。このようなノイズ対策を講じる
場合、過去のデータ等を基にしてノイズシミュレーショ
ンを行い、これによって配線の形態を決定してゆくが、
配線が複雑になってくると、ノイズシミュレーションが
困難となる。複写装置には、電線を含めて高いリサイク
ル性が求められてきている。
【0006】本発明は、このような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、電気処理部を電気
的に接続する接続手段のうち少なくとも一部を平形柔軟
ケーブルとすることで、接続手段を軽量化し且つ薄型化
して複写装置の軽量化及び小型化を図り、絶縁体への導
体の集合化により誤配線を防止し、接続手段の結束作業
を不要とし接続手段の周辺部材への固定作業を簡略化し
て複写装置の生産性を向上させ、ノイズフィルタを大幅
に減らして複写装置の小型化及び低コスト化を図り、ノ
イズシミュレーションを容易とし、またリサイクル性を
向上させることにある。ここで平形柔軟ケーブルは、導
体を柔軟性を有する面状の絶縁体の両面、片面、又は内
部に設けてなるものであり、FFC(フレキシブル・フ
ラット・ケーブル)、FPC(フレキシブル・プリンテ
ッド・サーキット)を含んでいる。
【0007】電気処理部に平形柔軟ケーブルを接続する
場合、電気処理部に、平形柔軟ケーブルの終端を挟持す
ることで平形柔軟ケーブルを保持する公知の電気コネク
タを設けることが考えられる。その場合、例えば可動部
に接続される平形柔軟ケーブルのように引っ張り力など
がかかるときは、平形柔軟ケーブルが電気コネクタから
抜けるおそれがある。
【0008】そこで、本発明は更に、平形柔軟ケーブル
に電気接触子をピアシングすることで、接続手段が電気
処理部から抜けることを確実に防止し、電気接続の安定
性を向上させることも目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の複写装置は、電力及び/又は電気信号の
入力及び/又は出力を行う複数の電気処理部が分散配置
され、これらの電気処理部が接続手段により電気的に接
続されており、この接続手段のうち少なくとも一部が、
平形柔軟ケーブルを備えた接続手段であることを特徴と
している。
【0010】平形柔軟ケーブルは、導体が平形であるの
で、これと断面積が同一である丸形電線に較べると、導
体の表面積が大きく、放熱効果が高く、電流容量が大き
い。そのため、導体の断面のサイズを丸形電線よりも小
さくすることができ、ひいては接続手段、複写装置を軽
量化することができる。平形柔軟ケーブルは、丸形電線
よりも薄いので、配線スペースが小さくなり、複写装置
を小型化することができる。平形柔軟ケーブルは、絶縁
体に導体が集合しているので、例えば電気コネクタに接
続する場合、平形柔軟ケーブル又はその導体に接続した
電気接触子を電気コネクタのハウジングに一括して挿入
するので、丸形電線を圧着形の電気コネクタに接続する
場合に較べて誤配線が防止される。平形柔軟ケーブルは
絶縁体に導体が集合しているので、接続手段の結束作業
が不要となる。平形柔軟ケーブルは接着、貼着等による
固定方法が馴染みやすいので、周辺部材への固定作業が
簡略化される。そのため、複写装置の生産性が向上す
る。平形柔軟ケーブルは、絶縁体において導体が間隔を
あけて並列に設けられているので、磁界が複雑になり難
い。そのため、ノイズフィルタが大幅に減って複写装置
の小型化及び低コスト化が進み、ノイズシミュレーショ
ンが容易となり、インピーダンス整合も取りやすい。平
形柔軟ケーブルは絶縁体に導体が集合しているので、丸
形電線の集合体に較べて絶縁体と導体に分離する作業が
簡単に行われ、リサイクル性に優れている。
【0011】請求項2の複写装置は、請求項1の複写装
置において、平形柔軟ケーブルを備えた接続手段のうち
少なくとも一部が、平形柔軟ケーブルと、この平形柔軟
ケーブルにピアシングにより連結され且つ平形柔軟ケー
ブルの導体に接触する電気接触子を有する電気コネクタ
とを備えた接続手段である。
【0012】この電気接触子は、電気処理部に設けた相
手側の電気接触子に接続される。そのときの電気接触子
による平形柔軟ケーブルの保持力は、平形柔軟ケーブル
の終端を挟持して保持する従来の電気コネクタによる平
形柔軟ケーブルの保持力に較べて大幅に高くなる。その
ため、接続手段が電気処理部から抜けることが確実に防
止され、電気接続の安定性が向上する。
【0013】請求項3の複写装置は、請求項1又は請求
項2の複写装置において、平形柔軟ケーブルが、柔軟性
を有する面状の絶縁体と、絶縁体の内部に、間隔をあけ
て並列に設けられた複数の箔状の導体とを備えている。
【0014】この平形柔軟ケーブルは、請求項1又は請
求項2の複写装置に用いられる平形柔軟ケーブルの一例
を示している。
【0015】請求項4の複写装置は、請求項3の複写装
置において、平形柔軟ケーブルの絶縁体が、導体を挟む
ように設けられた第1の絶縁体と第2の絶縁体とを備
え、第1の絶縁体と第2の絶縁体との間に剥離可能な接
着層が形成されている。
【0016】このようにすれば、第1の絶縁体と第2の
絶縁体を引き離すように外力をかけると接着層が剥離
し、第1の絶縁体と導体と第2の絶縁体とが綺麗に分離
するので、リサイクルが容易である。
【0017】請求項5の複写装置は、請求項1ないし請
求項4のうちいずれか1項の複写装置において、平形柔
軟ケーブルの導体が直線状に延びている。
【0018】このようにすれば、絶縁体の剛性のために
導体が絶縁体の幅方向に湾曲することが殆どなく、長手
方向を軸として捻れることも殆どないので、磁界が複雑
になり難い。そのため、ノイズフィルタが大幅に減って
複写装置の小型化及び低コスト化が進み、ノイズシミュ
レーションが容易となり、インピーダンス整合も取りや
すい。特に、平形柔軟ケーブルを、例えば複写装置の筐
体の面に沿わせて配置するなどして、平形柔軟ケーブル
が平面度が保たれるようにガイドしてやれば、導体が絶
縁体の厚さ方向に湾曲することが殆どないので、この作
用が良好に得られる。
【0019】請求項6の複写装置は、請求項1ないし請
求項5のうちいずれか1項の複写装置において、平形柔
軟ケーブルの複数の導体が同一面上に配置されている。
【0020】このようにすれば、導体が絶縁体の厚さ方
向にずれないので、導体の周囲の磁界が複雑になり難
い。そのため、ノイズフィルタが大幅に減って複写装置
の小型化及び低コスト化が進み、ノイズシミュレーショ
ンが容易となり、インピーダンス整合も取りやすい。特
に、平形柔軟ケーブルを、例えば複写装置の筐体の面に
沿わせて配置するなどして、平形柔軟ケーブルが平面度
が保たれるようにガイドしてやれば、導体が絶縁体の厚
さ方向に湾曲することが殆どないので、この作用が良好
に得られる。
【0021】請求項7の複写装置は、請求項1ないし請
求項6のうちいずれか1項の複写装置において、平形柔
軟ケーブルの導体は、隣の導体との間隔が長手方向に沿
って一定に保たれている。
【0022】このようにすれば、導体の長手方向に沿っ
て、複数の導体が関係して生じる磁界の変動が生じ難
い。そのため、ノイズフィルタが大幅に減って複写装置
の小型化及び低コスト化が進み、ノイズシミュレーショ
ンが容易となり、インピーダンス整合も取りやすい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1及び図2は本発明の複写装置の一実施形態を
示す。この複写装置Mは、感光体全体に静電気を帯びさ
せる帯電工程を行う帯電装置と、感光体に光を当てる露
光工程を行う露光装置と、感光体にトナーを付ける現像
工程を行う現像装置と、感光体上のトナーをコピー紙に
移す転写工程を行う転写装置と、コピー紙上のトナーを
紙に浸透させる定着工程を行う定着装置と、感光体上の
残ったトナーを清掃する清掃工程を行う清掃装置とを備
えている。
【0024】この複写装置Mは、ドラム又はベルトを用
いて工程間でコピー紙を送るための搬送装置と、各種セ
ンサ及びアクチュエータと、ユーザーが操作する操作部
と、操作部及び各種センサからの電気信号を受けて各装
置を制御する制御装置とを備えている。
【0025】この複写装置Mは、露光工程をデジタル方
式で行うので、露光装置は、原稿に光をあて、その反射
した光を電気信号に変換するスキャナ200と、その出
力に基づいて感光体にレーザー光等を照射する照射装置
とに分離されている。そして、この複写装置Mは、スキ
ャナ200の信号を外部へ出力するために出力装置と、
定着工程及び清掃工程をプリンターとして用いるべく外
部から信号を入力するために入力装置とを備えている。
本発明は、露光装置がスキャナを備えず、原稿に光をあ
て、その反射した光をミラーやレンズを通して直接感光
体表面に光の像を作るアナログ式の露光装置を備えた複
写装置も対象とする。
【0026】この複写装置Mは更に、自動的に原稿を読
みとって送る自動原稿送り装置300と、ファクシミリ
等の通信機能を発揮する通信装置500とを備えてい
る。これらは必要に応じて設けられるオプション装備で
ある。他のオプション装備としては、例えばページ揃え
や仕分けを行うソーター、ページ揃えや仕分けを行いス
テープル止めを行うステープルソーターなどがある。本
発明はこれらのオプション装備を設けない複写装置も、
これらのオプション装備を適宜組み合わせて設けた複写
装置も対象とする。
【0027】図1に示すように、複写装置Mはその主要
部をなす本体100を備えており、この本体100の上
にはスキャナ200が設けられ、更にその上には自動原
稿送り装置300が設けられている。本体100の正面
には操作部400が設けられ、本体100の側面には通
信装置500が設けられている。先に説明した帯電装
置、照射装置、現像装置、転写装置、定着装置、清掃装
置、搬送装置、各種センサ及びアクチュエータ、制御装
置、出力装置、及び入力装置は本体100の内部に設け
られている。以下、この帯電装置、スキャナ200、照
射装置、現像装置、転写装置、定着装置、清掃装置、搬
送装置、各種センサ及びアクチュエータ、操作部40
0、制御装置、出力装置、入力装置、自動原稿送り装置
300及び通信装置500をユニットと総称することに
する。各ユニットは、それぞれ電力及び/又は電気信号
の入力及び/又は出力を行う電気処理部Eを備えてい
る。すなわち、電気処理部Eは、電力及び電気信号のう
ちいずれか一方又は両方を扱い、その入力及び出力のう
ちいずれか一方又は両方を行う。電気処理部Eは、例え
ばプリント配線板などの形態をとる。以上の構成のた
め、複写装置Mの内部には、複数の電気処理部Eが分散
配置されている。それは複写装置Mが本体100、スキ
ャナ200、自動原稿送り装置300、操作部400及
び通信装置500に分離されているからである。しか
も、本体100の内部には、搬送装置のローラ、各種リ
ンク機構等がほぼ中心部に配置されており、これを避け
るように、その周囲に電気処理部Eが配置されているか
らである。
【0028】これらの電気処理部Eは接続手段により電
気的に接続されている。この接続手段は、連続した導体
を備えており、この連続した導体が電気処理部Eに接続
される。この接続手段は、例えば丸形電線そのものであ
り、そのときには丸形電線の終端を電気処理部Eに半田
付けする。他の接続手段は、図10に示すように、例え
ば丸形電線910と、この丸形電線910の少なくとも
一方の終端に連結され且つ丸形電線910の導体に接触
する電気接触子を有する電気コネクタ920とを備えた
接続手段Cである。電気接触子は電気コネクタ920に
保持されている。これは例えば電気コネクタ920のハ
ウジングに電気接触子を収容し、係止することで行われ
る。この場合、この電気処理部Eには相手側の電気コネ
クタが設けられる。このような接続手段Cは従来使用さ
れてきたものであり、丸形電線910はストラップ93
0で束ね、これを周辺部材にくくり付けることが行われ
る。
【0029】この実施形態では、接続手段のうち少なく
とも一部が、平形柔軟ケーブルを備えた接続手段であ
る。本発明の対象とする平形柔軟ケーブルは、柔軟性を
有する面状の絶縁体と、この絶縁体の両面、片面、又は
内部に設けられた導体とを備えてなる。この平形柔軟ケ
ーブルとしては、FFC、FPCが例示される。
【0030】図3ないし図5に示すように、実施形態で
用いた平形柔軟ケーブル600は、柔軟性を有する面状
の絶縁体610と、この絶縁体610の内部に、間隔を
あけて並列に設けられた複数の箔状の導体620とを備
えている。絶縁体610は、導体620を挟むように設
けられた第1の絶縁体611と第2の絶縁体612とを
備え、第1の絶縁体611と第2の絶縁体612との間
に剥離可能な接着層613が形成されている。このよう
に接着層613を剥離可能とするには、例えば接着層6
13の剥離強度を、接着層613に接触する部材の剥離
強度よりも弱く設定しておく。そうすれば第1の絶縁体
611と第2の絶縁体612を引き離すように外力をか
けると接着層613が剥離して第1の絶縁体611、第
2の絶縁体612及び導体620が綺麗に分離する。図
では導体620の周囲にも接着層613が形成されてい
るが、導体620の周囲には接着層613を形成しない
ようにしてもよい。平形柔軟ケーブル600の導体62
0は直線状に延びている。導体620は絶縁体610の
厚さ方向の同じ位置に設けられており、このことによっ
て、これらの導体620は同一面上に配置されている。
導体620は、隣の導体620との間隔が長手方向に沿
って一定に保たれている。参考のために平形柔軟ケーブ
ル600の実施例を挙げる。第1の実施例の場合、導体
620の材質は硬銅箔であり、幅が2.5mm、厚さが
0.15mm、隣り合う導体620の間隔は4.0mm
である。絶縁体611、612の材質はPET(ポリエ
チレンテレフタレート樹脂)であり、厚さは合計で50
μmである。接着層613の材質はポリエステル系熱可
塑性樹脂であり、厚さは40μmである。第2の実施例
の場合、導体620の材質は錫メッキ軟銅箔(メッキ厚
さ1μm以上)であり、幅が0.8mm、厚さが0.1
mm、隣り合う導体620の間隔は1.25mmであ
る。絶縁体611、612の材質はポリエステルであ
り、接着層613の材質はPVC(ポリ塩化ビニル)で
あり、平形柔軟ケーブル600の仕上げ厚さが0.3m
mである。しかし、この実施例により本発明に用いる平
形柔軟ケーブルの材質、形状、寸法等が限定されるもの
ではない。
【0031】このような接続手段は、例えば平形柔軟ケ
ーブル600そのものである。この場合、電気処理部E
には、平形柔軟ケーブル600が嵌合する公知の電気コ
ネクタを設ける。この電気コネクタは、例えば、開口を
有するハウジングと、このハウジングの内部に設けら
れ、開口に向かって延びる片持ちの電気接触子とを備え
る。平形柔軟ケーブル600の終端をハウジングの開口
から挿入すると、導体620の終端が電気接触子とハウ
ジングの内壁との間で挟持され、これによって平形柔軟
ケーブル600が電気コネクタに保持されると共に、導
体620が電気接触子に接触して電気的接続を果たす。
必要に応じて保持力を高めるためのリテーナが設けられ
る(例えば実公平4−46388号公報を参照)。
【0032】平形柔軟ケーブル600を備えた他の接続
手段Cは、図6に示すように、例えば平形柔軟ケーブル
600と、この平形柔軟ケーブル600の導体620に
接触する電気接触子を有する電気コネクタ700とを備
えた接続手段Cである。電気接触子は電気コネクタ70
0に保持されている。これは例えば電気コネクタ700
のハウジング710に電気接触子を収容し、係止するこ
とで行われる。この場合、電気処理部Eには、接続手段
Cの電気コネクタ700が嵌合する相手側の電気コネク
タを設ける。電気接触子を平形柔軟ケーブル600の導
体620に接触させる形態としては、例えば電気コネク
タ700で平形柔軟ケーブル600の終端を挟持するこ
とで平形柔軟ケーブル600を保持し、この平形柔軟ケ
ーブル600の導体620に、電気接触子を接触させる
形態がある。
【0033】この実施形態では、平形柔軟ケーブル60
0を備えた接続手段Cのうち少なくとも一部が、平形柔
軟ケーブル600と、この平形柔軟ケーブル600にピ
アシングにより連結され且つ平形柔軟ケーブル600の
導体620に接触する電気接触子720を有する電気コ
ネクタ700とを備えた接続手段である。電気接触子7
20は電気コネクタ700に保持されている。これは例
えば電気コネクタ700のハウジング710に電気接触
子720を収容し、係止することで行われる。図7に示
すように、この電気接触子720は、相手側の電気接触
子に接続する接続部721と、接続部721に連続して
設けられ、平形柔軟ケーブル600に連結される連結部
722とを備えている。この実施形態の電気接触子72
0は雌形であるので、接続部721は相手側の雄形電気
接触子の突出部を受け入れるように形成されており、例
えば図示するように先端に雄形電気接触子の突出部を弾
性的に挟持する二枚の板を備えている。あるいは先端に
雄形電気接触子の突出部が嵌入する箱形部を備えてい
る。本発明は雄形の電気接触子にも適用でき、そのとき
は接続部の先端に突出部が形成される。
【0034】電気接触子720を、互いに直交する長手
方向、幅方向及び高さ方向の三方向を用いて説明する。
電気接触子720の連結部722は、接続部721から
電気接触子720の長手方向に沿って延びる底板722
aと、この底板722aから電気接触子720の高さ方
向に立ち上がる突刺片722bとを備えている。突刺片
722bは、平形柔軟ケーブル600を突き刺す機能を
発揮するから、突刺片722bの先端に向かって横断面
が減少するように形成されていることが好ましい。この
実施形態では、底板722aに4枚の突刺片722bを
千鳥状に配意し、各突刺片722bが電気接触子720
の幅方向に面している。しかし、これによって底板72
2aに設けられる突刺片722bの数、配置、向きが限
定されるものではない。従って突刺片722bは底板7
22aに1つのみ設けてもよいし、複数設けてもよい
し、突刺片722bは例えば電気接触子720の幅方向
に対して斜めに面していてもよい。この実施形態では底
板722aを断面U字形に形成しているが、単純な平板
状に形成してもよい。
【0035】電気接触子720を平形柔軟ケーブル60
0に連結する場合、連結部722の突刺片722bを平
形柔軟ケーブル600に突き刺し、突刺片722bのう
ち平形柔軟ケーブル600から突き出た部分を平形柔軟
ケーブル600に向かって折り曲げ、平形柔軟ケーブル
600に押圧し又は食い込ませる。その場合、図8に示
すように、突刺片722bを平形柔軟ケーブル600の
導体620に突き刺してもよいし、図9の手前に示した
突刺片722bのように、突刺片722bを平形柔軟ケ
ーブル600の絶縁体610に突き刺し、突刺片722
bの先端を平形柔軟ケーブル600に加締めて絶縁体6
10に食い込ませ、導体620に接触させるようにして
もよい。この両者を比較すると、前者の方が導体620
と突刺片722bとの係合によって接続強度が高くなる
ので好ましい。このように電気接触子720と平形柔軟
ケーブル600の導体620とが電気的に接続する形態
には、突刺片722bが平形柔軟ケーブル600の導体
620を突き刺す形態と、突刺片722bが平形柔軟ケ
ーブル600の絶縁体610に食い込んで導体620に
まで至ってこれに接触する形態が含まれる。さらに、導
体が絶縁体の表面に設けられてなる平形柔軟ケーブルを
対象としたときは、突刺片722bのうち平形柔軟ケー
ブルから突き出た部分が平形柔軟ケーブルの導体に接触
してこれを押圧する形態がある。
【0036】平形柔軟ケーブル600の向きを変えると
きは、例えば方向転換したい部位で平形柔軟ケーブル6
00を折り返し、方向転換前の部位に方向転換後の部位
を重ねることでこれを行う。その場合、折り線が平形柔
軟ケーブル600の長手方向に向かって斜めになるよう
にすればよい(図6を参照)。
【0037】この実施形態の複写装置Mにおいては、接
続手段のうち少なくとも一部が、平形柔軟ケーブル60
0を備えた接続手段Cである。この平形柔軟ケーブル6
00は、導体620が平形であるので、これと断面積が
同一である丸形電線に較べると、導体620の表面積が
大きく、放熱効果が高く、電流容量が大きい。そのた
め、導体620の断面のサイズを丸形電線よりも小さく
することができ、ひいては接続手段C、複写装置Mを軽
量化することができる。平形柔軟ケーブル600は、丸
形電線よりも薄いので、配線スペースが小さくなり、複
写装置Mを小型化することができる。平形柔軟ケーブル
600は、絶縁体610に導体620が集合しているの
で、例えば電気コネクタ700に接続する場合、平形柔
軟ケーブル600又はその導体620に接続した電気接
触子720を電気コネクタ700のハウジング710に
一括して挿入するので、丸形電線を圧着形の電気コネク
タに接続する場合に較べて誤配線が防止される。平形柔
軟ケーブル600は絶縁体610に導体620が集合し
ているので、接続手段Cの結束作業が不要となる。平形
柔軟ケーブル600は接着、貼着等による固定方法が馴
染みやすいので、周辺部材への固定作業が簡略化され
る。そのため、複写装置Mの生産性が向上する。平形柔
軟ケーブル600は、絶縁体610において導体620
が間隔をあけて並列に設けられているので、磁界が複雑
になり難い。そのため、ノイズフィルタが大幅に減って
複写装置の小型化及び低コスト化が進み、ノイズシミュ
レーションが容易となり、インピーダンス整合も取りや
すい。平形柔軟ケーブル600は絶縁体610に導体6
20が集合しているので、丸形電線の集合体に較べて絶
縁体610と導体620に分離する作業が簡単に行わ
れ、リサイクル性に優れている。
【0038】本発明は、接続手段のうち少なくとも一部
が、平形柔軟ケーブル600を備えた接続手段Cであ
る。このような接続手段Cは、上述したように平形柔軟
ケーブル600そのものであってもよいし、平形柔軟ケ
ーブル600と、この平形柔軟ケーブル600の導体6
20に接触する電気接触子720を有する電気コネクタ
700とを備えた接続手段Cであってもよい。これに対
して上記実施形態では、平形柔軟ケーブル600を備え
た接続手段Cのうち少なくとも一部が、平形柔軟ケーブ
ル600と、この平形柔軟ケーブル600にピアシング
により連結され且つ平形柔軟ケーブル600の導体62
0に接触する電気接触子720を有する電気コネクタ7
00とを備えた接続手段Cである。この電気接触子72
0は、電気処理部Eに設けた相手側の電気接触子に接続
される。そのときの電気接触子720による平形柔軟ケ
ーブル600の保持力は、平形柔軟ケーブル600の終
端を挟持して保持する従来の電気コネクタによる平形柔
軟ケーブル600の保持力に較べて大幅に高くなる。そ
のため、接続手段Cが電気処理部Eから抜けることが確
実に防止され、電気接続の安定性が向上する。また、こ
の電気接触子720は平形柔軟ケーブル600にピアシ
ングにより連結されるので、平形柔軟ケーブル600の
終端に連結できるのは勿論であるが、平形柔軟ケーブル
600の中途部にも連結することができる。
【0039】本発明は公知の平形柔軟ケーブルを全て対
象にする。そのなかで、上記実施形態の平形柔軟ケーブ
ル600の場合、絶縁体610が、導体620を挟むよ
うに設けられた第1の絶縁体611と第2の絶縁体61
2とを備え、第1の絶縁体611と第2の絶縁体612
との間に剥離可能な接着層613が形成されている。こ
のようにすれば、第1の絶縁体611と第2の絶縁体6
12を引き離すように外力をかけると接着層613が剥
離し、第1の絶縁体611と導体620と第2の絶縁体
612とが綺麗に分離するので、リサイクルが容易であ
る。
【0040】本発明は公知の平形柔軟ケーブルを全て対
象にする。そのなかで、上記実施形態の平形柔軟ケーブ
ル600は、導体620が直線状に延びている。このよ
うにすれば、絶縁体610の剛性のために導体620が
絶縁体610の幅方向に湾曲することが殆どなく、長手
方向を軸として捻れることも殆どないので、磁界が複雑
になり難い。そのため、ノイズフィルタが大幅に減って
複写装置Mの小型化及び低コスト化が進み、ノイズシミ
ュレーションが容易となり、インピーダンス整合も取り
やすい。特に、平形柔軟ケーブル600を、例えば複写
装置Mの筐体の面に沿わせて配置するなどして、平形柔
軟ケーブル600が平面度が保たれるようにガイドして
やれば、導体620が絶縁体610の厚さ方向に湾曲す
ることが殆どないので、この作用が良好に得られる。こ
の実施形態の場合、複写装置Mの筐体は、例えば本体1
00、スキャナ200、自動原稿送り装置300、操作
部400及び通信装置500の各装置の筐体である。
【0041】本発明は公知の平形柔軟ケーブルを全て対
象にする。そのなかで、上記実施形態の平形柔軟ケーブ
ル600は、複数の導体620が同一面上に配置されて
いる。このようにすれば、導体620が絶縁体610の
厚さ方向にずれないので、導体620の周囲の磁界が複
雑になり難い。そのため、ノイズフィルタが大幅に減っ
て複写装置Mの小型化及び低コスト化が進み、ノイズシ
ミュレーションが容易となり、インピーダンス整合も取
りやすい。特に、平形柔軟ケーブル600を、例えば複
写装置Mの筐体の面に沿わせて配置するなどして、平形
柔軟ケーブル600が平面度が保たれるようにガイドし
てやれば、導体620が絶縁体610の厚さ方向に湾曲
することが殆どないので、この作用が良好に得られる。
【0042】本発明は公知の平形柔軟ケーブルを全て対
象にする。そのなかで、上記実施形態の平形柔軟ケーブ
ル600は、導体620が、隣の導体620との間隔が
長手方向に沿って一定に保たれている。このようにすれ
ば、導体620の長手方向に沿って、複数の導体620
が関係して生じる磁界の変動が生じ難い。そのため、ノ
イズフィルタが大幅に減って複写装置の小型化及び低コ
スト化が進み、ノイズシミュレーションが容易となり、
インピーダンス整合も取りやすい。
【0043】本発明は、上記実施形態で説明した平形柔
軟ケーブルを備えた接続手段の特徴を組み合わせた接続
手段の実施形態を含む。従って、平形柔軟ケーブルの端
部の接続形態は両端とも同じであってもよいし、異なっ
ていてもよい。平形柔軟ケーブルの両端で接続形態が異
なる接続手段としては、例えば平形柔軟ケーブルの一端
に電気コネクタが設けられ、他端に電気コネクタが設け
られない接続手段の実施形態が挙げられる。本発明の複
写装置には、複写する機能を発揮することができる装置
が全て含まれる。従って、実施形態で説明したように主
として複写を行う装置の他に、主として他の機能を発揮
すると共にそれ以外に複写する機能も発揮することがで
きる装置が含まれる。その一例として、主としてファク
シミリの機能を発揮すると共にそれ以外に複写する機能
も発揮することができる装置が挙げられる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の複写装置は、接続手段を軽量
化し且つ薄型化して複写装置の軽量化及び小型化を進め
ることができ、絶縁体への導体の集合化により誤配線を
防止でき、接続手段の結束作業を不要とし接続手段の周
辺部材への固定作業を簡略化して複写装置の生産性を向
上させ、ノイズフィルタを大幅に減らして複写装置の小
型化及び低コスト化を図り、ノイズシミュレーションを
容易とし、インピーダンス整合も取りやすい。またリサ
イクル性を向上させることができる。
【0045】請求項2のようにすれば、接続手段が電気
処理部から抜けることを確実に防止し、電気接続の安定
性を向上させることができる。
【0046】請求項3により、本発明の複写装置に用い
られる平形柔軟ケーブルの一例が示された。
【0047】請求項4のようにすれば、第1の絶縁体と
第2の絶縁体を引き離すように外力をかけると接着層が
剥離し、第1の絶縁体と導体と第2の絶縁体とが綺麗に
分離するので、リサイクルが容易である。
【0048】請求項5のようにすれば、更にノイズシミ
ュレーションを容易とし、インピーダンス整合も取りや
すく、またリサイクル性を向上させることができる。特
に、平形柔軟ケーブルを、例えば複写装置の筐体の面に
沿わせて配置するなどして、平形柔軟ケーブルが平面度
が保たれるようにガイドしてやれば、導体が絶縁体の厚
さ方向に湾曲することが殆どないので、この作用及び効
果が良好に得られる。
【0049】請求項6のようにすれば、更にノイズシミ
ュレーションを容易とし、インピーダンス整合も取りや
すく、またリサイクル性を向上させることができる。特
に、平形柔軟ケーブルを、例えば複写装置の筐体の面に
沿わせて配置するなどして、平形柔軟ケーブルが平面度
が保たれるようにガイドしてやれば、導体が絶縁体の厚
さ方向に湾曲することが殆どないので、この作用及び効
果が良好に得られる。
【0050】請求項7のようにすれば、更にノイズシミ
ュレーションを容易とし、インピーダンス整合も取りや
すく、またリサイクル性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の複写装置をモデル化して示した斜視
図である。
【図2】実施形態の複写装置をモデル化し、これを分解
して示した斜視図である。
【図3】実施形態で用いた平形柔軟ケーブルの平面図で
ある。
【図4】実施形態で用いた平形柔軟ケーブルを断面して
拡大した図である。
【図5】図4の平形柔軟ケーブルの断面図の一部を更に
拡大した図である。
【図6】実施形態の複写装置に用いた接続手段のうち平
形柔軟ケーブルを備えた接続手段を示す斜視図である。
【図7】実施形態の複写装置に用いた接続手段のうち平
形柔軟ケーブルを備えた接続手段に用いた電気接触子を
示す斜視図である。
【図8】実施形態の複写装置に用いた電気接触子を平形
柔軟ケーブルに連結したときの斜視図である。突刺片は
平形柔軟ケーブルの導体を貫通している。
【図9】実施形態の複写装置に用いた電気接触子を平形
柔軟ケーブルに連結したときの斜視図である。手前の突
刺片は平形柔軟ケーブルの絶縁体を貫通している。
【図10】従来の丸形電線を備えた接続手段を示す図で
ある。
【符号の説明】
M 複写装置 E 電気処理部 C 接続手段 600 平形柔軟ケーブル 610 絶縁体 611 第1の絶縁体 612 第2の絶縁体 613 接着層 620 導体 700 電気コネクタ 720 電気接触子
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 昭一 愛知県西加茂郡三好町大字黒笹字丸根1099 の25 日本圧着端子製造株式会社名古屋技 術センター内 (72)発明者 知覧 清彦 愛知県西加茂郡三好町大字黒笹字丸根1099 の25 日本圧着端子製造株式会社名古屋技 術センター内 Fターム(参考) 2H171 FA05 FA30 GA03 GA04 GA05 GA14 GA19 MA02 MA03 XA12 5E077 BB05 BB11 DD11 FF07 JJ20 5G363 AA08 BA05 DC08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力及び/又は電気信号の入力及び/又
    は出力を行う複数の電気処理部が分散配置され、これら
    の電気処理部が接続手段により電気的に接続されてお
    り、この接続手段のうち少なくとも一部が、平形柔軟ケ
    ーブルを備えた接続手段であることを特徴とする複写装
    置。
  2. 【請求項2】 平形柔軟ケーブルを備えた接続手段のう
    ち少なくとも一部が、平形柔軟ケーブルと、この平形柔
    軟ケーブルにピアシングにより連結され且つ平形柔軟ケ
    ーブルの導体に接触する電気接触子を有する電気コネク
    タとを備えた接続手段である請求項1の複写装置。
  3. 【請求項3】 平形柔軟ケーブルが、柔軟性を有する面
    状の絶縁体と、絶縁体の内部に、間隔をあけて並列に設
    けられた複数の箔状の導体とを備えている請求項1又は
    請求項2の複写装置。
  4. 【請求項4】 平形柔軟ケーブルの絶縁体が、導体を挟
    むように設けられた第1の絶縁体と第2の絶縁体とを備
    え、第1の絶縁体と第2の絶縁体との間に剥離可能な接
    着層が形成されている請求項3の複写装置。
  5. 【請求項5】 平形柔軟ケーブルの導体が直線状に延び
    ている請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項の複
    写装置。
  6. 【請求項6】 平形柔軟ケーブルの複数の導体が同一面
    上に配置されている請求項1ないし請求項5のうちいず
    れか1項の複写装置。
  7. 【請求項7】 平形柔軟ケーブルの導体は、隣の導体と
    の間隔が長手方向に沿って一定に保たれている請求項1
    ないし請求項6のうちいずれか1項の複写装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5655250B1 (ja) * 2013-11-25 2015-01-21 株式会社フジックス 棒状導電体用媒介部材及び棒状導電体の配設構造
CN104808461A (zh) * 2014-01-29 2015-07-29 富士施乐株式会社 电子装置、曝光装置和图像形成装置
KR101851739B1 (ko) * 2015-12-30 2018-04-25 에이에스텍 주식회사 전자파 차폐 특성을 갖는 단순한 구성의 와이어 하네스 및 그의 제조방법

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CN104808461A (zh) * 2014-01-29 2015-07-29 富士施乐株式会社 电子装置、曝光装置和图像形成装置
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