JP2003348716A - 分電盤 - Google Patents
分電盤Info
- Publication number
- JP2003348716A JP2003348716A JP2002147958A JP2002147958A JP2003348716A JP 2003348716 A JP2003348716 A JP 2003348716A JP 2002147958 A JP2002147958 A JP 2002147958A JP 2002147958 A JP2002147958 A JP 2002147958A JP 2003348716 A JP2003348716 A JP 2003348716A
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- Japan
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- cover
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で開閉時に異音を発生させない扉
体４の取り付け構造と、扉体４を開放状態で保持する力
の耐久性を備えた蝶番部を有する分電盤を提供するこ
と。 【解決手段】 扉体４と、分電盤の基台に取り付けられ
たカバー３に蝶番部を形成し、蝶番部それぞれに蝶番軸
を挿通し、扉体４を開閉可能に取り付けると共に、カバ
ー３には板バネ７を取り付ける一方、扉体４の板バネ７
が当接する部分には、受け部６を形成し、板バネ７の先
端部で受け部６との接触部に樹脂コーティング８を施し
たことを特徴とする。
体４の取り付け構造と、扉体４を開放状態で保持する力
の耐久性を備えた蝶番部を有する分電盤を提供するこ
と。 【解決手段】 扉体４と、分電盤の基台に取り付けられ
たカバー３に蝶番部を形成し、蝶番部それぞれに蝶番軸
を挿通し、扉体４を開閉可能に取り付けると共に、カバ
ー３には板バネ７を取り付ける一方、扉体４の板バネ７
が当接する部分には、受け部６を形成し、板バネ７の先
端部で受け部６との接触部に樹脂コーティング８を施し
たことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、基台に主幹ブレー
カや分岐ブレーカ等の電気機器を収納し、基台の開口を
前記電気機器の操作ハンドルが突出可能である突出孔を
穿設したカバーで被覆し、さらに前面を扉体で被覆して
なる分電盤に関する。
カや分岐ブレーカ等の電気機器を収納し、基台の開口を
前記電気機器の操作ハンドルが突出可能である突出孔を
穿設したカバーで被覆し、さらに前面を扉体で被覆して
なる分電盤に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術における分電盤３１の扉体３２
取り付け構造は、基台を被覆するカバー３３と、前面を
施蓋する扉体３２とを蝶番３４により開閉可能に取り付
ける。扉体３２を開放状態で保持させるために、カバー
３３には扉体３２の開放方向へ付勢された板バネ３５を
取り付けており、扉体３２の開閉時には、扉体３２に形
成された受け部３６が板バネ３５に接触した状態で、回
転していた。
取り付け構造は、基台を被覆するカバー３３と、前面を
施蓋する扉体３２とを蝶番３４により開閉可能に取り付
ける。扉体３２を開放状態で保持させるために、カバー
３３には扉体３２の開放方向へ付勢された板バネ３５を
取り付けており、扉体３２の開閉時には、扉体３２に形
成された受け部３６が板バネ３５に接触した状態で、回
転していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術における分電盤の扉体取り付け構造では、分電盤
を取り付けるときに、石膏ボードを削ったりしてでる屑
や塵埃など、異物が扉体の受け部と板バネとの接触部に
侵入してしまった場合、扉体開閉時に受け部と板バネと
の摩擦で異音が発生したり、異物がひっかかって、蝶番
部が破損してしまう虞があった。
来技術における分電盤の扉体取り付け構造では、分電盤
を取り付けるときに、石膏ボードを削ったりしてでる屑
や塵埃など、異物が扉体の受け部と板バネとの接触部に
侵入してしまった場合、扉体開閉時に受け部と板バネと
の摩擦で異音が発生したり、異物がひっかかって、蝶番
部が破損してしまう虞があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、簡単な
構造で開閉時に異音を発生させない扉体の取り付け構造
と、扉体を開放状態で保持する力の耐久性を備えた板バ
ネ構造を有する分電盤を提供することを目的とし、その
構造は、扉体と、分電盤の基台に取り付けられたカバー
に蝶番部を形成し、蝶番部それぞれに蝶番軸を挿通し、
扉体を開閉可能に取り付けると共に、カバーには板バネ
を取り付ける一方、扉体の板バネが当接する部分には、
受け部を形成し、板バネの先端部で受け部との接触部に
樹脂コーティングを施したことを特徴とする。
構造で開閉時に異音を発生させない扉体の取り付け構造
と、扉体を開放状態で保持する力の耐久性を備えた板バ
ネ構造を有する分電盤を提供することを目的とし、その
構造は、扉体と、分電盤の基台に取り付けられたカバー
に蝶番部を形成し、蝶番部それぞれに蝶番軸を挿通し、
扉体を開閉可能に取り付けると共に、カバーには板バネ
を取り付ける一方、扉体の板バネが当接する部分には、
受け部を形成し、板バネの先端部で受け部との接触部に
樹脂コーティングを施したことを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明に係る分電盤蝶番部の板バ
ネ構造は、扉体は、分電盤のカバーに蝶番によって回動
可能に取り付けられ、開放状態で保持できるように、カ
バーに板バネが取り付けられている。板バネの先端の、
扉体の受け部に接触する部分を樹脂コーティングを施し
ている。扉体を開閉するときには、扉体と板バネの間に
異物が混入しても、樹脂コーティングが吸収し、摩擦を
減少させ、異音の発生や、破損することを防止できる。
ネ構造は、扉体は、分電盤のカバーに蝶番によって回動
可能に取り付けられ、開放状態で保持できるように、カ
バーに板バネが取り付けられている。板バネの先端の、
扉体の受け部に接触する部分を樹脂コーティングを施し
ている。扉体を開閉するときには、扉体と板バネの間に
異物が混入しても、樹脂コーティングが吸収し、摩擦を
減少させ、異音の発生や、破損することを防止できる。
【０００６】
【実施例】本発明に係る分電盤の実施例を図１〜図２の
添付図面に基づいて説明する。
添付図面に基づいて説明する。
【０００７】図１に示すように、本発明に係る分電盤１
は、基台２に主幹ブレーカや分岐ブレーカ等の電気機器
を載置し、基台２の開口は、電気機器の操作ハンドルを
突出可能な突出孔を穿設したカバー３で被覆する。扉体
４と、分電盤１の基台２を被覆しているカバー３に蝶番
部を形成し、蝶番部それぞれに蝶番軸５を挿通し、扉体
４を開閉可能に取り付け、分電盤１の前面を施蓋する。
は、基台２に主幹ブレーカや分岐ブレーカ等の電気機器
を載置し、基台２の開口は、電気機器の操作ハンドルを
突出可能な突出孔を穿設したカバー３で被覆する。扉体
４と、分電盤１の基台２を被覆しているカバー３に蝶番
部を形成し、蝶番部それぞれに蝶番軸５を挿通し、扉体
４を開閉可能に取り付け、分電盤１の前面を施蓋する。
【０００８】図２に示すように、扉体４には、受け部６
を形成し、カバー３には、湾曲形成した板バネ７を取り
付けている。扉体４を開放し、受け部６の端部に板バネ
７の湾曲部７ａが一致したとき、板バネ７の付勢力によ
って扉体４を開放状態で保持し、作業しやすくする。
を形成し、カバー３には、湾曲形成した板バネ７を取り
付けている。扉体４を開放し、受け部６の端部に板バネ
７の湾曲部７ａが一致したとき、板バネ７の付勢力によ
って扉体４を開放状態で保持し、作業しやすくする。
【０００９】板バネ７の先端の、扉体４に形成された受
け部５に対向する位置に樹脂コーティング８を施す。従
来の金属と樹脂との接触に比べ、樹脂と樹脂との接触に
なり、滑らかに扉体４の開閉動作が行え、扉体４の保持
力の耐久性も増し、異音の発生や、蝶番部の破損も抑え
ることができる。
け部５に対向する位置に樹脂コーティング８を施す。従
来の金属と樹脂との接触に比べ、樹脂と樹脂との接触に
なり、滑らかに扉体４の開閉動作が行え、扉体４の保持
力の耐久性も増し、異音の発生や、蝶番部の破損も抑え
ることができる。
【００１０】また、本発明に係る分電盤蝶番部は、上記
形状に限定されるものではなく、例えば受け部を段状に
形成し、板バネに湾曲部に一致する部分で、扉体を開閉
の途中でも保持できるように形成したものでも本発明は
適用される。また、樹脂コーティングの材料も受け部の
樹脂との接触が滑らかになるような材料であれば良い。
このように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適
宜変更可能である。
形状に限定されるものではなく、例えば受け部を段状に
形成し、板バネに湾曲部に一致する部分で、扉体を開閉
の途中でも保持できるように形成したものでも本発明は
適用される。また、樹脂コーティングの材料も受け部の
樹脂との接触が滑らかになるような材料であれば良い。
このように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適
宜変更可能である。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る分電盤
蝶番部の板バネ構造は、扉体と、分電盤の基台に取り付
けられたカバーに蝶番部を形成し、蝶番部それぞれに蝶
番軸を挿通し、扉体を開閉可能に取り付けると共に、カ
バーには板バネを取り付け、一方、扉体の板バネが当接
する部分には、受け部を形成し、板バネの先端部で受け
部との接触部に樹脂コーティングを施したため、低い摩
擦係数により、無給油部品として自己潤滑生が発揮さ
れ、扉体の開閉時に扉体の受け部と板バネとの間の摩擦
が抑えられるので、円滑に扉体の開閉動作が行える。ま
た、扉体を開放状態で保持する保持力の耐久性を向上す
ることができると共に、受け部が板バネの湾曲部を乗り
越えるときに発せられる異音も減らすことができる。
蝶番部の板バネ構造は、扉体と、分電盤の基台に取り付
けられたカバーに蝶番部を形成し、蝶番部それぞれに蝶
番軸を挿通し、扉体を開閉可能に取り付けると共に、カ
バーには板バネを取り付け、一方、扉体の板バネが当接
する部分には、受け部を形成し、板バネの先端部で受け
部との接触部に樹脂コーティングを施したため、低い摩
擦係数により、無給油部品として自己潤滑生が発揮さ
れ、扉体の開閉時に扉体の受け部と板バネとの間の摩擦
が抑えられるので、円滑に扉体の開閉動作が行える。ま
た、扉体を開放状態で保持する保持力の耐久性を向上す
ることができると共に、受け部が板バネの湾曲部を乗り
越えるときに発せられる異音も減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る分電盤を示す側面図である。
【図２】本発明に係る分電盤蝶番部の板バネ構造を示す
説明図である。
説明図である。
【図３】従来技術における分電盤蝶番部の板バネ構造を
示す説明図である。
示す説明図である。
１ 分電盤
２ 基台
３ カバー
４ 扉体
５ 蝶番軸
６ 受け部
７ 板バネ
７ａ 湾曲部
８ 樹脂コーティング
Claims (1)
- 【請求項１】 基台に主幹ブレーカや分岐ブレーカ等の
電気機器を収納し、前記基台の開口を前記電気機器の操
作ハンドルが突出可能である突出孔を穿設したカバーで
被覆し、さらに前面を扉体で施蓋してなる分電盤におい
て、前記扉体と、前記カバーに蝶番部を形成し、該蝶番
部それぞれに蝶番軸を挿通し、前記扉体を開閉可能に前
記カバーに取り付けると共に、前記カバーには板バネを
取り付ける一方、前記扉体の前記板バネが当接する部分
には受け部を形成し、前記板バネの先端部の前記受け部
との接触部に樹脂コーティングを施したことを特徴とす
る分電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002147958A JP2003348716A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 分電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002147958A JP2003348716A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 分電盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003348716A true JP2003348716A (ja) | 2003-12-05 |
Family
ID=29766751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002147958A Pending JP2003348716A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 分電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003348716A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005133087A (ja) * | 2003-10-07 | 2005-05-26 | Wintech Polymer Ltd | レーザ溶着用樹脂組成物及び成形品 |
-
2002
- 2002-05-22 JP JP2002147958A patent/JP2003348716A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005133087A (ja) * | 2003-10-07 | 2005-05-26 | Wintech Polymer Ltd | レーザ溶着用樹脂組成物及び成形品 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041224 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080624 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080812 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090324 |