JP2003347869A - 音量調整方法 - Google Patents

音量調整方法

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JP2003347869A
JP2003347869A JP2002157407A JP2002157407A JP2003347869A JP 2003347869 A JP2003347869 A JP 2003347869A JP 2002157407 A JP2002157407 A JP 2002157407A JP 2002157407 A JP2002157407 A JP 2002157407A JP 2003347869 A JP2003347869 A JP 2003347869A
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JP2002157407A
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Maki Nakano
真樹 中野
Kenichiro Ono
研一郎 小野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音量等設定値を記憶し制御するSTBと、ス
ピーカー内蔵のディスプレィの2装置から成る、DTV
システムに於いて、両者の組み合わせを変更した直後の
電源投入時には、最適な音量が不明な為、過大な音量を
出力してしまう恐れがあり、これを回避する。 【解決手段】 ・STBとディスプレィの双方にて音量
設定値を記憶しておき、電源投入等の起動時には、双方
が記憶している音量設定値を比較し、異なれば小さめの
音量にて再生するか、小さめな音量から徐々に大きくし
て行き、ユーザーが音量調整をする時間的ゆとりを与え
る。 ・互いの接続が新規か否かの判断を行い、新規組み合わ
せ時は小さめの音量にて再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号発生器とスピ
ーカー付き表示装置からなるAVシステムの音量制御に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なTV受像機やオーディオ装置で
は、電源OFF時の音量設定値をあらかじめ記憶してお
き、電源再投入時には記憶している前回の音量設定値を
用いて同じ音量にて再生している。
【0003】更には特開2001-44774「オーディオ再生シ
ステム」では入力ソース毎に音量設定値を記憶しそれを
用いるオーディオ再生システムを、特開2000-284946
「情報処理装置及び方法、並びに媒体」では複数のユー
ザーが用いる場合を想定しユーザー毎の設定値を用いる
方法を、そして特開2000-196970「情報端末機能付き放
送受信機及び同受信機の出力環境設定プログラムを記憶
した記録媒体」では利用者の操作履歴情報を基に放送番
組のジャンルをパラメーターとして自動的に利用者の好
みに合致した音量で再生するを述べている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらは
いずれも音声信号を再生するスピーカーが配置された機
器と、再生する音声信号を供給する装置とが一体である
事、若しくは組み合わせが変更されない事を前提として
おり、例えば音量を決定する機能を有する制御装置と音
声を再生する再生装置とが分離可能なシステムの場合、
再生装置が交換された際の事までは考えられていない。
例えば能率が格段に高いスピーカーを備えた再生装置に
変更された場合等は、システムの電源投入とともに極端
に大きな音量にて再生されてしまい、利用者を慌てさせ
てしまう事もある。
【0005】又、同じ再生装置であっても設置場所の変
更等の後は、新しい設置場所の広さや残響特性により、
システムの電源投入とともに大きな音量にて再生されて
しまう事も有る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、スピーカーが
配置された音声再生部と、音声信号を供給する信号発生
部とが分離可能なAVシステムに於いて、音量調整手段を
信号発生部或いは音声再生部に備え、音量決定手段を信
号発生部或いは音声再生部に備え、音量決定手段が決定
した音量設定値を記憶する音声設定値記憶手段は信号発
生部と音声再生部の双方に備え、音量決定手段は電源投
入時に両者の音声設定値記憶手段が記憶している音量設
定値を比較し、両者の記憶している値が異なる場合に
は、小さい方の音量設定値で再生するか、もしくは小さ
い音量から徐々に音量を上げて行くか、ミュートもしく
は充分に小さい音量にて再生するとともに音量設定操作
を操作者に促す様にし、或いは、スピーカーが配置され
た音声再生部と、音声信号を供給する信号発生部とが分
離可能なAVシステムに於いて、音量調整手段を信号発生
部或いは音声再生部に備え、音量決定手段を信号発生部
或いは音声再生部に備え、音量決定手段が決定した音量
設定値を記憶する音声設定値記憶手段を信号発生部或い
は音声再生部に備え、前回とは異なる信号発生部もしく
は音声再生部が接続された事を検知する新規接続検知手
段を信号発生部或いは音声再生部に備え、電源投入時に
新規接続検知手段が新規接続を検知した場合には小さい
音量から徐々に音量を上げて行くか、ミュートもしくは
充分に小さい音量にて再生するとともに音量設定操作を
操作者に促す様にしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1は本発明を用
いた画像表示システムの音声に関わる部分のみを表した
回路ブロック図であり、同図に於いて100は信号発生装
置、200は画像表示装置である。信号発生装置100内の10
1はデジタル音声入力部、102はデジタルデータ転送用ト
ランスミッタ、103はデジタル音声データ転送出力端
子、110は第1のCPU、111はEE-PROM等第1の不揮発性メモ
リー、112は第1の制御信号入出力端子、120は操作SW、
であり、画像表示装置200内の201はデジタル音声データ
転送入力端子、202はデジタルデータ転送用レシーバ、2
05はデジタル信号プロセッサ(以降DSP)、206はD/Aコ
ンバータ、208は電力増幅器、209はスピーカー、210は
第2のCPU、211はEE-PROM等第2の不揮発性メモリー、212
は第2の制御信号入出力端子、である。尚、画像表示す
るための画像データ信号処理や、表示素子等の画像に関
わる回路ブロックは本発明の説明には直接関係が無いた
め省略してある。
【0008】又、図1に於いて、電力増幅器208、スピー
カ209等の音声信号処理系は1つのブロックのみが記載さ
れているが、これらは複数のチャンネルを一つにまとめ
て表したものであり、ステレオ等の2チャンネル若しく
はそれ以上の他チャンネル音声信号であっても良い。
【0009】さて、信号発生装置100のデジタル音声入
力部101には不図示のAV信号源、例えばTVチューナーやD
VD入力処理回路等からのデジタルオーディオ信号が供給
され、デジタルデータ転送用トランスミッタ102を介し
てデジタル音声データ転送出力端子103より出力され、
信号発生装置100から画像表示装置200へ伝送される。そ
してデジタル音声データ転送入力端子201から画像表示
装置200に入力され、デジタルデータ転送用レシーバ202
にてこれを受ける。デジタルデータ転送用レシーバ202
が受け取ったデジタル音声データはDSP205にて第2のCPU
210からの指示された音量レベルのデータに変換された
後、D/Aコンバータ206にてアナログ信号に戻され、Amp2
08にて駆動されるスピーカー209から再生される。そし
て第1のCPU110と第2のCPU210は、互いに制御信号入出力
端子112、212を経て情報の交換を行う。
【0010】このシステムでは、明るさ、コントラスト
等の画質調整設定値や、音量、トーンコントロール等の
音声調整設定値は信号発生装置100側にて一括管理して
おり、その設定値も信号発生装置100側にて記憶する。
但し、音量に関する音量設定値だけは画像表示装置200
側でも記憶しておく。
【0011】通常の動作に於いて、信号発生装置100に
配置された操作SW120からの音量調整操作は第1のCPU100
が検知し、音量設定値を第1のメモリー111に書きこむと
共に、画像表示装置200のCPU210に音量設定指示をす
る。CPU210はその音量設定指示値を第2のメモリー211に
書きこむと共に、DSP205に対してその音量レベルを指示
する。この様に、操作者の指示した音量設定値は信号発
生装置100と画像表示装置200の双方にてそれぞれ、第1
のメモリー111と第2のメモリー211に記憶される。
【0012】さて、この様に信号発生装置100と画像表
示装置200の双方に音量設定値を記憶した状態で電源が
落とされても第1のメモリー111と第2のメモリー211は不
揮発性メモリーであるため、その音量設定値は保持され
ている。
【0013】ここで改めて電源が投入された場合等の起
動時について説明する。この時の第1のCPU110が行う起
動時音量設定に関わるプログラムシーケンスのフローチ
ャートを図2に示す。
【0014】電源が投入されると先ずステップ402にて
画像表示装置200に対し、音声をミュートさせ、次のス
テップ403にて第2のメモリー211が記憶している音量設
定値を画像表示装置200から受け取る。そしてステップ4
04にて第1のメモリー111が記憶している音量設定値 ”L
evel-1” と、第2のメモリー211が記憶している音量設
定値 ”Level-2”とを比較する。ここで両者の値が一致
すればステップ407にてその音量設定値に対応した音量
レベルを画像表示装置200に対して指示する。
【0015】もし、第1のメモリー111が記憶している音
量設定値 ”Level-1”と第2のメモリー211が記憶してい
る音量設定値 ”Level-2” とが一致しない場合には、
前回の動作時とは異なる画像表示装置が接続されたと判
断する。その場合、”Level-1”、 ”Level-2”のいず
れが最適な音量であるかは不明である。そこでステップ
404にて第1のメモリー111が記憶している音量設定値 ”
Level-1”が、第2のメモリー211が記憶している音量設
定値 ”Level-2”よりも小さい場合には、つまり信号発
生装置100が記憶している音量設定値の方が小さい値で
あった場合には、ステップ405にて信号発生装置100が記
憶している音量設定値 ”Level-1”を画像表示装置200
に伝え、第2のメモリー211が記憶している音量設定値つ
まり画像表示装置側が記憶している音量設定値を、第1
のメモリー111が記憶している音量設定値”Level-1”つ
まり信号発生装置100が記憶している音量設定値に書き
換えさせる。
【0016】反対に第1のメモリー111が記憶している音
量設定値 ”Level-1”が、第2のメモリー211が記憶して
いる音量設定値 ”Level-2”よりも大きい場合、つまり
画像表示装置200が記憶している音量設定値の方が小さ
い場合には、ステップ406にて第1のメモリー111の値を
画像表示装置200が記憶している設定値”Level-2”に更
新する。
【0017】この様に信号発生装置100が記憶している
音量設定値と画像表示装置200が記憶している音量設定
値が異なる場合には、両者の内の小さい方の値を採用す
ると共に、大きい値を記憶していた方の音量設定値を小
さい方の値に更新し、小さい方の音量で再生を開始す
る。
【0018】(第2の実施例)図3は本発明を用いた画像
表示システムの第2の実施例に於ける音声に関わる部分
のみを表した回路ブロック図であり、図1と同様に100は
信号発生装置、200は画像表示装置である。信号発生装
置100内の101はデジタル音声入力部、102はデジタルデ
ータ転送用トランスミッタ、103はデジタル音声データ
転送出力端子、110は第1のCPU、111はEE-PROM等第1の不
揮発性メモリー、112は第1の制御信号入出力端子、120
は操作SW、であり、画像表示装置200内の201はデジタル
音声データ転送入力端子、202はデジタルデータ転送用
レシーバ、206はD/Aコンバータ、207は可変ゲイン増幅
器、208は電力増幅器、209はスピーカー、210は第2のCP
U、211はEE-PROM等第2の不揮発性メモリー、212は第2の
制御信号入出力端子、である。この図3に於いても、画
像表示するための画像データ信号処理や、表示素子等の
画像に関わる回路ブロックは本発明の説明には直接関係
が無いため省略してある。
【0019】さて、信号発生装置100からのデジタル音
声データがデジタル音声データ転送入力端子201から画
像表示装置200に入力され、デジタルデータ転送用レシ
ーバ202にてこれを受けるところまでと、操作者の指示
した音量設定値が信号発生装置100と画像表示装置200の
双方にてそれぞれ、第1のメモリー111と第2のメモリー2
11に記憶され、電源投入等の起動時にはCPU110がフロー
チャート図2に示す様なプログラムシーケンスにより音
量設定値を決め、その設定値に従ってCPU210が制御を行
うところまでは第1の実施例と同等である。
【0020】第2の実施例では音量調整を担うブロック
としてデジタル的に処理するDSPの代わりに、アナログ
的に処理する可変ゲイン増幅器207を有する。
【0021】可変ゲイン増幅器207は、アナログ信号の
振幅を増幅する増幅器であり、その増幅率はCPU210から
の制御により変化する。CPU210は信号発生装置100内のC
PU110から指示された音量にて音声を再生すべく、この
可変ゲイン増幅器207に対して制御を行い、電源投入等
の起動時に、信号発生装置100が記憶している音量設定
値と画像表示装置200が記憶している音量設定値が異な
る場合には両者の内の小さい方の値を採用すると共に、
大きい値を記憶していた方の音量設定値を小さい方の値
に更新し、小さい方の音量で再生を開始する。
【0022】(第3の実施例)図4は本発明を用いた画像
表示システムの第3の実施例に於ける音声に関わる部分
のみを表した回路ブロック図であり、図1と同様に100は
信号発生装置、200は画像表示装置である。信号発生装
置100内の105はアナログ音声入力部、106はアナログ音
声信号出力用バッファアンプ、107はアナログ音声信号
出力端子、110は第1のCPU、111はEE-PROM等第1の不揮発
性メモリー、112は第1の制御信号入出力端子、120は操
作SW、であり、画像表示装置200内の207は可変ゲイン増
幅器、208は電力増幅器、209はスピーカー、210は第2の
CPU、211はEE-PROM等第2の不揮発性メモリー、212は第2
の制御信号入出力端子、216はアナログ音声信号入力用
バッファアンプ、217はアナログ音声信号入力端子、で
ある。この図4に於いても、画像表示するための画像デ
ータ信号処理や、表示素子等の画像に関わる回路ブロッ
クは本発明の説明には直接関係が無いため省略してあ
る。
【0023】そして第3の実施例は、本発明をアナログ
音声信号での伝送をはかるシステムに用いた場合の例で
ある。
【0024】信号発生装置100内のアナログ音声入力部1
05には不図示のAV信号源、例えばTVチューナーやDVD入
力処理回路等からのアナログオーディオ信号が供給さ
れ、アナログ音声信号出力用バッファアンプ106を介し
てアナログ音声信号出力端子107から出力される。
【0025】信号発生装置100のアナログ音声信号出力
端子107から出力されたアナログ音声信号は、画像表示
装置200のアナログ音声信号入力端子217から入力されア
ナログ音声信号入力用バッファアンプ216を介して可変
ゲイン増幅器207に入力される。可変ゲイン増幅器207は
第2の実施例として図3に示したものと同等のものであ
り、第2の実施例と同様CPU210からの制御にて増幅率が
決定され、その出力はスピーカー209を駆動するAmp208
に入力され、音声を再生する。
【0026】そして制御通信もやはり第2の実施例と同
じ働きをし、電源投入等の起動時には信号発生装置100
と画像表示装置200の双方にてそれぞれ、第1のメモリー
111と第2のメモリー211に記憶された音量設定値に基づ
き、CPU110がフローチャート図2に示す様なプログラム
シーケンスにより音量設定値を決め、その設定値に従っ
てCPU210が制御を行う。
【0027】この様にして、信号発生装置100が記憶し
ている音量設定値と画像表示装置200が記憶している音
量設定値が異なる場合には、両者の内の小さい方の値を
採用すると共に、大きい値を記憶していた方の音量設定
値を小さい方の値に更新し、小さい方の音量で再生を開
始する。
【0028】(第4の実施例)図5は本発明を用いた画像
表示システムの第4の実施例に於ける音声に関わる部分
のみを表した回路ブロック図であり、図1と同様に100は
信号発生装置、200は画像表示装置である。信号発生装
置100内の101はデジタル音声入力部、104はデジタルデ
ータ転送用変調器、105はデジタル音声データ転送用赤
外線発光器、110は第1のCPU、111はEE-PROM等第1の不揮
発性メモリー、113は第1の制御信号用変調/復調器、114
は第1の制御信号通信用アンテナ、120は操作SW、であ
り、画像表示装置200内の203はデジタル音声データ用赤
外線受光器、204はデジタル音声データ用復調器、206は
D/Aコンバータ、208は電力増幅器、209はスピーカー、2
10は第2のCPU、211はEE-PROM等第2の不揮発性メモリ
ー、213は第2の制御信号用変調/復調器、214は第2の制
御信号通信用アンテナ、である。この図5に於いても、
画像表示するための画像データ信号処理や、表示素子等
の画像に関わる回路ブロックは本発明の説明には直接関
係が無いため省略してある。
【0029】第4の実施例の場合、信号発生装置100と画
像表示装置200は無線接続されており、音声信号は赤外
線を用いた通信、制御信号は微弱電波を用いた通信を行
う。
【0030】信号発生装置100のデジタル音声入力部101
から入力されたのデジタルオーディオ信号は、デジタル
データ転送用変調器104にてパルス幅変調が成されると
共に所定の周波数、例えば400kHzをキャリアとした、送
信信号に変調される。この400kHzのキャリアを変調した
信号にてデジタル音声データ転送用赤外線発光器105を
点滅させ、赤外線通信音声信号を発射する。画像表示装
置200はデジタル音声データ用赤外線受光器203にてこの
赤外線通信音声信号を受光し、先ず400kHzのキャリア成
分を除去したパルス幅変調信号に戻す。そして次段のデ
ジタル音声データ用復調器204にてパルス幅変調信号を
復調してデジタルオーディオ信号を得て、D/Aコンバー
タ206に供給する。一方、第1のCPU110と第2のCPU210間
の制御通信は、第1及び第2の制御信号用変調/復調器11
3、213と、第1及び第2の制御信号通信用アンテナ114、2
14を介して双方向通信が成され、やはり第1の実施例の
場合と同様、電源投入等の起動時には信号発生装置100
と画像表示装置200の双方それぞれ第1のメモリー111と
第2のメモリー211に記憶された音量設定値に基づいて、
CPU110がフローチャート図2に示す様なプログラムシー
ケンスにより音量設定値を決め、CPU210にその設定値を
指示する。
【0031】D/Aコンバータ206は外部から入力される振
幅制御電圧によってそのアナログ変換時の振幅が決定さ
れ、CPU210はこの振幅制御電圧により再生音量を制御す
る。D/Aコンバータ206が出力するアナログ音声信号はAm
p208に入力され、スピーカー209を駆動する。
【0032】この様にして、信号発生装置100が記憶し
ている音量設定値と画像表示装置200が記憶している音
量設定値が異なる場合には、両者の内の小さい方の値を
採用すると共に、大きい値を記憶していた方の音量設定
値を小さい方の値に更新し、小さい方の音量で再生を開
始する。
【0033】尚、この実施例では音声信号の通信には赤
外線を、制御信号には微弱電波を用いた例として説明し
ているが、両者を微弱電波による通信或いはそれ以外の
通信方法で行ったとしても本発明の主旨に変わりは無い
事は言うまでも無い。
【0034】(第5の実施例)第1から第4の実施例で
は、信号発生装置100が記憶している音量設定値と画像
表示装置200が記憶している音量設定値が異なる場合、
両者の内の小さい方の値を採用していたが、それ以外の
方法も考えられる。
【0035】例えば徐々に音量を増加させ、操作者が音
量調整操作を成す時間的余裕を与える方法である。
【0036】図6ないし図7、図8は、その音量増加のカ
ーブを概念的に表したもので、横軸が起動からの時間経
過を、縦軸が音量を表し、いずれも信号発生装置100が
記憶している音量設定値”Level-1”の方が小さい値の
場合の例であるが、反対に画像表示装置200の記憶して
いる音量設定値”Level-2”の方が小さい値の場合でも
同様の働きをする。
【0037】図6の方法であれば先ず、双方がそれぞれ
記憶している2つの音量設定値の内の小さい値の方(図6
の場合、信号発生装置100が記憶している音量設定値”L
evel-1”)を設定する。そして時間と共に徐々に再生音
量を増加させ、双方がそれぞれ記憶している2つの音量
設定値の内の大きい方の値(図6の場合、画像表示装置2
00の記憶している音量設定値”Level-2”)まで増加さ
せる。この時、操作者が音量設定値”Level-2”にて良
しとする場合には何もせず、反対に音量設定値”Level-
2”に近づく過程でその音量が大き過ぎると感じた場合
には操作SW120にて音量調整操作が出来るよう、時間的
余裕を与える。
【0038】又、図7の場合では、完全ミュート状態も
しくは充分に小さい音量から時間と共に徐々に音量を増
加させ、双方がそれぞれ記憶している2つの音量設定値
の内の大きい方の値(図7の場合、画像表示装置200の記
憶している音量設定値”Level-2”)に到達する。
【0039】図8の場合には、完全ミュート状態もしく
は充分に小さい音量から時間と共に徐々に音量を増加さ
せ、双方がそれぞれ記憶している2つの音量設定値の内
の小さい方の値(図8の場合、信号発生装置100が記憶し
ている音量設定値”Level-1”)までで音量増加を停止
する。
【0040】(第6の実施例)図9は本発明を用いた画像
表示システムの第6の実施例に於ける音声に関わる部分
のみを表した回路ブロック図であり、図1と同様に100は
信号発生装置、200は画像表示装置である。信号発生装
置100内の101はデジタル音声入力部、102はデジタルデ
ータ転送用トランスミッタ、103はデジタル音声データ
転送出力端子、110は第1のCPU、111はEE-PROM等第1の不
揮発性メモリー、112は第1の制御信号入出力端子、120
は操作SW、であり、画像表示装置200内の201はデジタル
音声データ転送入力端子、202はデジタルデータ転送用
レシーバ、205はDSP、206はD/Aコンバータ、208は電力
増幅器、209はスピーカー、210は第2のCPU、212は第2の
制御信号入出力端子、215は第3の不揮発性メモリー、で
ある。この図9に於いても、画像表示するための画像デ
ータ信号処理や、表示素子等の画像に関わる回路ブロッ
クは本発明の説明には直接関係が無いため省略してあ
る。
【0041】そして、信号発生装置100からのデジタル
音声データがデジタル音声データ転送入力端子201から
画像表示装置200に入力され、デジタルデータ転送用レ
シーバ202にてこれを受けDSP205にてCPU210の制御に応
じた音量とし、D/Aコンバータ206にてアナログ信号に変
換後、電力増幅器208の駆動するスピーカー209から再生
される点は、第1の実施例の場合と同じである。
【0042】又、CPU110とCPU210の間で行われる制御通
信も第1の実施例同様に行われるが、音量設定値の決定
方法が異なる。
【0043】第1から第5の実施例では、信号発生装置10
0が記憶している音量設定値と画像表示装置200が記憶し
ている音量設定値の2つを用いていたが、第6の実施例で
は信号発生装置100のみが音量設定値を記憶する。
【0044】画像表示装置200側に具備されている第3の
メモリー215は、音量設定値では無く一台毎に異なるID
番号が製造時に書き込まれている。信号発生装置100側
のCPU110は、画像表示装置200内の第3のメモリー215に
記されたID番号を確認する事により、それ以前に接続さ
れていた画像表示装置以外と接続された事を検知する。
【0045】図10はCPU110にて行われる起動時音量設定
に関わるプログラムシーケンスのフローチャートであ
る。
【0046】第1の実施例の場合と同様、電源が投入さ
れると先ずステップ502にて画像表示装置200に対し、音
声をミュートさせる。そしてステップ503にて第3のメモ
リー215に保持されているID番号を画像表示装置200から
受け取り、ステップ504にてこのID番号と第1のメモリー
111が記憶しているID番号とを比較する。ここで両者の
値が一致すればステップ505にて第1のメモリー111が記
憶している音量設定値を画像表示装置200に対して指示
する。
【0047】もしステップ504にてこのID番号が一致し
ない場合には、前回の動作時とは異なる画像表示装置が
接続されたと判断し、ステップ506にて操作者に音量設
定操作を促す表示を画像表示装置200に命じ、ステップ5
07にて新しいID番号を第1のメモリー111に書き込み、起
動時音量設定シーケンスを終える。
【0048】図11はこの時ステップ506にて画像表示装
置200に対して命じられる、「操作者に音量設定操作を
促す表示」の一例であり、この様な音量設定用のバーグ
ラフのOSD表示を、図9には不図示の表示器に描画する。
【0049】この様にして、電源投入等の起動時に信号
発生装置100が接続相手の画像表示装置200のID番号をチ
ェックする事により、それ以前に接続されていた画像表
示装置以外と新たに接続された事を検知し、その場合に
は再生音量をミュートした上で操作者に音量設定操作を
促す表示を行う。
【0050】或いは図12の様に、電源投入等の起動時に
信号発生装置100が新たな画像表示装置と認識した場合
には、ミュート或いは充分に小さい音量から徐々に第1
のメモリー111が記憶している音量レベルまで再生音量
を増加させる。そしてこの音量が増加する期間に、操作
SW120にて音量調整操作が出来る様、時間的余裕を与え
るという方法も考えられる。
【0051】(第7の実施例)第7の実施例は図13に示し
た様な、ワイヤレスヘッドフォンに用いた例であり、60
0は信号送信機、700はヘッドフォン受信機である。そし
て図14は、信号送信機600とヘッドフォン受信機700の主
要部分のみを抽出して描いた回路ブロック図である。
【0052】信号送信機600内の601はデジタル音声入力
部、604はデジタルデータ転送用変調器、605はデジタル
音声データ転送用赤外線発光器、610は第1のCPU、611は
EE-PROM等第1の不揮発性メモリー、613は第1の制御信号
用変調/復調器、614は第1の制御信号通信用アンテナ、6
20は操作SW、であり、ヘッドフォン受信機700内の703は
デジタル音声データ用赤外線受光器、704はデジタル音
声データ用復調器、706はD/Aコンバータ、708は電力増
幅器、709はスピーカー、710は第2のCPU、713は第2の制
御信号用変調/復調器、714は第2の制御信号通信用アン
テナ、715は第3の不揮発性メモリー、である。
【0053】第7の実施例の場合、信号送信機600とヘッ
ドフォン受信機700は無線接続されており、音声信号は
赤外線を用いた通信、制御信号は微弱電波を用いた通信
を行う。
【0054】信号発生装置600のデジタル音声入力部601
から入力されたのデジタルオーディオ信号は、デジタル
データ転送用変調器604にてパルス幅変調が成されると
共に所定の周波数、例えば400kHzをキャリアとした、送
信信号に変調される。この400kHzのキャリアを変調した
信号にてデジタル音声データ転送用赤外線発光器605を
点滅させ、赤外線通信音声信号を発射する。ヘッドフォ
ン受信機700はデジタル音声データ用赤外線受光器203に
てこの赤外線通信音声信号を受光し、先ず400kHzのキャ
リアを除去したパルス幅変調信号に戻す。そして次段の
デジタル音声データ用復調器704にてパルス幅変調信号
を復調してデジタルオーディオ信号を得て、D/Aコンバ
ータ706に供給する。一方、第1のCPU610と第2のCPU710
間の制御通信は、第1及び第2の制御信号用変調/復調器6
13、713と、第1及び第2の制御信号通信用アンテナ614、
714を介して双方向通信が成され、第6の実施例の場合と
同様、電源投入等の起動時にヘッドフォン受信機700のI
D番号をチェックする事によりそれ以前に接続されてい
たヘッドフォン受信機とは異なる新規のヘッドフォン受
信機700が用いられた事を検知し、その場合には小さい
音量にて再生する。
【0055】或いは図15の様に、電源投入等の起動時に
信号発生装置600が新たなヘッドフォン受信機と認識し
た場合には、ミュート或いは充分に小さい音量から徐々
に第1のメモリー111が記憶している音量レベルまで再生
音量を増加させる。そしてこの音量が増加する期間に、
操作SW120にて音量調整操作が出来る様、時間的余裕を
与えるという方法も考えられる。
【0056】(その他の実施例)以上いずれの実施例に
於いても、音量決定機能を信号発生装置側(信号送信機
側)に、音量調節機能を画像表示装置側(ヘッドフォン
受信機側)に、配置した例で説明して来たが、これらは
いずれもどちら側に配置されても本発明の目的と効果は
発揮出来、いずれか一方にのみ制約を受けるものでは無
い。またいずれも音声チャンネルとして複数のチャンネ
ルに対応可能である事も言うまでも無い。
【0057】また、第6の実施例や第7の実施例では、
第3の不揮発性メモリー215、715に書きこまれたID番号
のチェックにより新規接続を検知していたが、これら以
外でも従来と異なる機器が接続された事が判断できる情
報であれば何でも代用出来る。例えばシステム間の接続
が途絶えた時やいずれか一方若しくは双方の電源が遮断
された時に、日付と時刻をシステム構成する両者がそれ
ぞれ記憶しておき、次の電源投入時や接続時にこの日付
と時刻を付き合わせる等の手法であっても良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明した様に、スピーカーが配置さ
れた音声再生部と、音声信号を供給する信号発生部とが
分離可能なAVシステムに於いて、音量調整手段を信号発
生部或いは音声再生部に備え、音量決定手段を信号発生
部或いは音声再生部に備え、音量決定手段が決定した音
量設定値を記憶する音声設定値記憶手段は信号発生部と
音声再生部の双方に備え、音量決定手段は電源投入時に
両者の音声設定値記憶手段が記憶している音量設定値を
比較し、両者の記憶している値が異なる場合には、小さ
い方の音量設定値で再生するか、もしくは小さい音量か
ら徐々に音量を上げて行くか、ミュートもしくは充分に
小さい音量にて再生するとともに音量設定操作を操作者
に促す様にし、或いは、スピーカーが配置された音声再
生部と、音声信号を供給する信号発生部とが分離可能な
AVシステムに於いて、音量調整手段を信号発生部或いは
音声再生部に備え、音量決定手段を信号発生部或いは音
声再生部に備え、音量決定手段が決定した音量設定値を
記憶する音声設定値記憶手段を信号発生部或いは音声再
生部に備え、前回とは異なる信号発生部もしくは音声再
生部が接続された事を検知する新規接続検知手段を信号
発生部或いは音声再生部に備え、電源投入時に新規接続
検知手段が新規接続を検知した場合には小さい音量から
徐々に音量を上げて行くか、ミュートもしくは充分に小
さい音量にて再生するとともに音量設定操作を操作者に
促す様にする事により、音声再生部が能率が格段に高い
スピーカーを備えた音声再生部に変更された場合等の接
続組み合わせ変更や、設置場所の変更等があった場合
に、システムの電源投入とともに極端に大きな音量にて
再生されたりしないように出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による画像表示システムの回路ブ
ロック図。
【図2】プログラムシーケンスフローチャート。
【図3】第2の実施例による画像表示システムの回路ブ
ロック図。
【図4】第3の実施例による画像表示システムの回路ブ
ロック図。
【図5】第4の実施例による画像表示システムの回路ブ
ロック図。
【図6】音量変化の概念図。
【図7】音量変化の概念図。
【図8】音量変化の概念図。
【図9】第6の実施例による画像表示システムの回路ブ
ロック図。
【図10】プログラムシーケンスフローチャート。
【図11】OSD表示例。
【図12】音量変化の概念図。
【図13】第7の実施例によるワイヤレスヘッドフォン
システム構成図。
【図14】第7の実施例によるワイヤレスヘッドフォン
システムの回路ブロック図。
【図15】
【符号の説明】
100 信号発生装置 200 画像表示装置 600 信号送信機 700 ヘッドフォン受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D020 AA01 5J100 AA08 BA10 BC06 CA29 CA30 DA06 EA02 FA04 FA05 GA11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカーが配置された音声再生部と、
    音声信号を供給する信号発生部とが分離可能なAVシステ
    ムにであって、 再生する音声の音量を決定するための音量決定手段と、 音量決定手段の決定した音量設定値に従って再生する音
    声の音量を調整するための音量調整手段と、 を信号発生部或いは音声再生部の少なくとも一方に備
    え、 音量決定手段が決定した音量設定値を記憶する第1と第
    2の音量設定値記憶手段を信号発生部と音声再生部の双
    方に備え、 音量決定手段は電源投入等の起動時に第1と第2の音量
    設定値記憶手段が記憶している音量設定値を比較し、 両者の記憶している値が一致した場合にはその記憶して
    いる値を音量設定値とし、 両者の記憶している値が異なる場合には小さい方の記憶
    値を音量設定値とする事を特徴とした、AVシステム。
  2. 【請求項2】 スピーカーが配置された音声再生部と、
    音声信号を供給する信号発生部とが分離可能なAVシステ
    ムにであって、 再生する音声の音量を決定するための音量決定手段と、 音量決定手段の決定した音量設定値に従って再生する音
    声の音量を調整するための音量調整手段と、 を信号発生部或いは音声再生部の少なくとも一方に備
    え、 音量決定手段が決定した音量設定値を記憶する第1と第
    2の音量設定値記憶手段を信号発生部と音声再生部の双
    方に備え、 音量決定手段は電源投入等の起動時に第1と第2の音量
    設定値記憶手段が記憶している音量設定値を比較し、 両者の記憶している値が一致した場合にはその記憶して
    いる値を音量設定値とし、 両者の記憶している値が異なる場合には充分に小さい音
    量、若しくは完全に絞りきった音量設定値とする事を特
    徴とした、AVシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に於いて、 音量決定手段が電源投入等の起動時に第1と第2の音量
    設定値記憶手段が記憶している音量設定値の比較結果が
    異なる場合に充分に小さい音量、若しくは完全に絞りき
    った音量設定値とする際、 操作者に音量調整を促す表示を行う事を特徴とした、AV
    システム。
  4. 【請求項4】 スピーカーが配置された音声再生部と、
    音声信号を供給する信号発生部とが分離可能なAVシステ
    ムにであって、 再生する音声の音量を決定するための音量決定手段と、 音量決定手段の決定した音量設定値に従って再生する音
    声の音量を調整するための音量調整手段と、 を信号発生部或いは音声再生部の少なくとも一方に備
    え、 音量決定手段が決定した音量設定値を記憶する第1と第
    2の音量設定値記憶手段を信号発生部と音声再生部の双
    方に備え、 音量決定手段は電源投入等の起動時に第1と第2の音量
    設定値記憶手段が記憶している音量設定値を比較し、 両者の記憶している値が一致した場合にはその記憶して
    いる値を音量設定値とし、 両者の記憶している値が異なる場合には、音量設定値を
    徐々に大きくして行く事を特徴とした、AVシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4に於いて、 音量決定手段が電源投入等の起動時に第1と第2の音量
    設定値記憶手段が記憶している音量設定値の比較結果が
    異なる場合、 第1と第2の音量設定値記憶手段が記憶している音量設
    定値の内の小さい方の値から大きい方の値へと変化させ
    て行く事を特徴とした、AVシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4に於いて、 音量決定手段が電源投入等の起動時に第1と第2の音量
    設定値記憶手段が記憶している音量設定値の比較結果が
    異なる場合、 充分に小さい音量、若しくは完全に絞りきった音量設定
    値から第1と第2の音量設定値記憶手段が記憶している
    音量設定値の内の小さい方の値へと変化させて行く事を
    特徴とした、AVシステム。
  7. 【請求項7】 請求項4に於いて、 音量決定手段が電源投入等の起動時に第1と第2の音量
    設定値記憶手段が記憶している音量設定値の比較結果が
    異なる場合、 充分に小さい音量、若しくは完全に絞りきった音量設定
    値から第1と第2の音量設定値記憶手段が記憶している
    音量設定値の内の大きい方の値へと変化させて行く事を
    特徴とした、AVシステム。
  8. 【請求項8】 スピーカーが配置された音声再生部と、
    音声信号を供給する信号発生部とが分離可能なAVシステ
    ムにであって、 再生する音声の音量を決定するための音量決定手段と、 音量決定手段の決定した音量設定値に従って再生する音
    声の音量を調整するための音量調整手段と、 音量決定手段が決定した音量設定値を記憶する音量設定
    値記憶手段と、 接続された信号発生部若しくは音声再生部が新規接続さ
    れたものか否かを検知する新規接続検知手段と、 を信号発生部或いは音声再生部の少なくとも一方に備
    え、 電源投入等の起動時に新規接続検知手段が前回と同一の
    信号発生部若しくは音声再生部が接続された事を検知し
    た場合、音量決定手段は音量設定値記憶手段が記憶して
    いる値を音量設定値とし、 新規接続検知手段が前回と異なる信号発生部若しくは音
    声再生部が新規接続された事を検知した場合には、 充分に小さい音量、若しくは完全に絞りきった音量設定
    値とする事を特徴とした、AVシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8に於いて、 新規接続検知手段が前回と異なる信号発生部若しくは音
    声再生部が新規接続された事を検知した場合に充分に小
    さい音量、若しくは完全に絞りきった音量設定値とする
    際、 操作者に音量調整を促す表示を行う事を特徴とした、AV
    システム。
  10. 【請求項10】 スピーカーが配置された音声再生部
    と、音声信号を供給する信号発生部とが分離可能なAVシ
    ステムにであって、 再生する音声の音量を決定するための音量決定手段と、 音量決定手段の決定した音量設定値に従って再生する音
    声の音量を調整するための音量調整手段と、 音量決定手段が決定した音量設定値を記憶する音量設定
    値記憶手段と、 接続された信号発生部若しくは音声再生部が新規接続さ
    れたものか否かを検知する新規接続検知手段と、 を信号発生部或いは音声再生部の少なくとも一方に備
    え、 電源投入等の起動時に新規接続検知手段が前回と同一の
    信号発生部若しくは音声再生部が接続された事を検知し
    た場合、音量決定手段は音量設定値記憶手段が記憶して
    いる値を音量設定値とし、 新規接続検知手段が前回と異なる信号発生部若しくは音
    声再生部が新規接続された事を検知した場合には、充分
    に小さい音量、若しくは完全に絞りきった音量設定値か
    ら音量設定値記憶手段が記憶している音量設定値へと徐
    々に変化させて行く事を特徴とした、AVシステム。
  11. 【請求項11】 請求項8ないし9、10に於いて、 新規接続検知手段とは、信号発生部若しくは音声再生部
    の1台毎に異なるID番号を読み出す事により新規接続さ
    れたものか否かを検知する事を特徴とした、AVシステ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項8ないし9、10に於いて、 新規接続検知手段とは、信号発生部と音声再生部の接続
    が解除された時、若しくはいずれか一方乃至両者の電源
    供給が遮断された時に日時を双方が記憶し、 その記憶している日時が一致するか否かにより新規接続
    されたものか否かを検知する事を特徴とした、AVシステ
    ム。
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