JP2003346525A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

Info

Publication number
JP2003346525A
JP2003346525A JP2002151798A JP2002151798A JP2003346525A JP 2003346525 A JP2003346525 A JP 2003346525A JP 2002151798 A JP2002151798 A JP 2002151798A JP 2002151798 A JP2002151798 A JP 2002151798A JP 2003346525 A JP2003346525 A JP 2003346525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light guide
reflecting
reflecting mirror
mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002151798A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Ishiwatari
正紀 石渡
Keiji Sakamoto
圭司 坂本
Makoto Yamada
真 山田
Osamu Kuramitsu
修 倉光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2002151798A priority Critical patent/JP2003346525A/ja
Publication of JP2003346525A publication Critical patent/JP2003346525A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/72Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps in street lighting

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 下から立ち上げる光を上空へ全く漏らさず、
また器具内へ戻さずに効率良く下面に反射させることが
できる。 【解決手段】 ライトガイド1の出射部2の上に、この
出射部2からの光を反射可能な鏡面の内反射面3aを有
する反射鏡3を配置し、内反射面3aは、ライトガイド
1の直径の1/2の半径を持つ円弧4を上に凸となるよ
うに連続的に配置した形状の断面を有し、円弧4の中心
6とライトガイド1の出射部2の一部が略重なるように
配置される。これにより、ライトガイド1の出射部2の
近傍を反射鏡3のみで覆うことができる。このため、従
来の街路灯で問題となっていた上方向への光をカットす
るので光害が抑制される。また、光害抑制のためにカッ
トした光をライトガイド1側の光源部に戻さないので、
照明効率が約二割向上する。また、反射鏡3は小型化さ
れて見栄えが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポールヘッドに
発光部を有する照明器具全般に関するものであり、特に
屋外で使用される際に上方への光漏れを最小限に制御す
る照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例1として、屋外用街路照明(ポー
ル照明)の例を以下に示す。図13は従来の街路灯の説
明図、図14は従来の別の街路灯の説明図である。図1
3および図14に示すように、ポール50の上端に設け
た光源部51をグローブ52あるいは反射鏡付きグロー
ブ53で覆っている。反射鏡付きグローブ53は、透光
部53bに反射鏡53aを取り付けたものである。
【0003】この場合、光が上方向(天空)へ漏れ、光
害の原因となっている。また、反射鏡付きグローブ53
は見栄えが悪い。
【0004】従来例2として、光源部と発光部が分離し
たライトガイド方式の街路灯を以下に示す。図15は従
来のライトガイド方式街路灯の概念図、図16は従来の
別のライトガイド方式街路灯の概念図である。図15で
は、光源部54、導光部55および反射鏡付きグローブ
56を備えている。光源部54は反射板を有し、導光部
55に光を照射する。導光部55は内面鏡面仕上げであ
り、上端に取り付けた反射鏡付きグローブ56に導光す
る。反射鏡付きグローブ56は、透光部56bの上部に
反射鏡56aを有する。図16では、反射鏡付きグロー
ブの代わりに平面反射板57を備えている。
【0005】この場合、従来例1と同様に光が上方向
(天空)へ漏れ、光害の原因となる恐れがある。また、
反射鏡で反射された光源部54からの光が直接光源部5
4に戻り、照明効率を低減(約二割)させる。また、反
射鏡付きグローブ56は、従来例1の図14と同様の街
路灯に使用されるものであり、光源部を覆うように形成
されるため大型化して見栄えが悪い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例で示したよう
に、従来の街路灯や従来の街路灯の反射鏡付きグローブ
を使ったライトガイド方式の街路灯では、上方向への光
漏れ、効率の低さ、見栄えの問題など多くの課題があ
る。特に、上方光への光漏れに関しては、1997年に
環境庁(当時)が光害ガイドラインを発表し、社会的な
問題となっている。また、ライトガイド方式の照明器具
において照明効率の低さは重大な問題である。
【0007】したがって、この発明の目的は、ライトガ
イド方式ポール灯において、下から立ち上げる光を上空
へ全く漏らさず、また器具内へ戻さずに効率良く下面に
反射させることができる照明装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明の請求項1記載の照明装置は、ライトガイド
の出射部の上に、この出射部からの光を反射可能な鏡面
の内反射面を有する反射鏡を配置し、前記内反射面は、
前記ライトガイドの直径の1/2の半径を持つ円弧を上
に凸となるように連続的に配置した形状の断面を有し、
前記円弧の中心と前記ライトガイドの出射部の一部が略
重なるように配置される。
【0009】このように、ライトガイドの出射部の上
に、この出射部からの光を反射可能な鏡面の内反射面を
有する反射鏡を配置し、内反射面は、ライトガイドの直
径の1/2の半径を持つ円弧を上に凸となるように連続
的に配置した形状の断面を有し、円弧の中心とライトガ
イドの出射部の一部が略重なるように配置されるので、
ライトガイドの出射部の近傍を反射鏡のみで覆うことが
できる。このため、従来の街路灯で問題となっていた上
方向への光をカットするので光害が抑制される。また、
反射鏡の内反射面が中心付近程、鉛直面に近い状態とな
ることにより、光害抑制のためにカットした光をライト
ガイド側の光源部に戻さないので、照明効率が約二割向
上する。また、反射鏡は従来の反射鏡付きグローブに比
較して、小型化されて見栄えが向上する。
【0010】請求項2記載の照明装置は、請求項1記載
の照明装置において、反射鏡の内反射面の形状は、連続
した円弧が対称となる軸の周りに前記円弧を回転させた
回転体の部分を有する。このように、反射鏡の内反射面
の形状は、連続した円弧が対称となる軸の周りに円弧を
回転させた回転体の部分を有するので、ライトガイドの
出射部からの光を軸周りの全方向に均等に制御できる。
【0011】請求項3記載の照明装置は、請求項1また
は2記載の照明装置において、反射鏡のライトガイドの
径より外方位置に、上方への光を下方へ反射する反射面
を備え、前記反射面の下端の高さは、前記ライトガイド
の出射部の高さと同等以下である。このように、反射鏡
のライトガイドの径より外方位置に、上方への光を下方
へ反射する反射面を備え、反射面の下端の高さは、ライ
トガイドの出射部の高さと同等以下であるので、上方向
への光を完全にカットすることができ、さらに光害が抑
制される。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1および図2に基づいて説明する。図1(a)はこの発
明の第1の実施の形態の照明装置の概略平面図、(b)
はそのB−B断面図、図2はこの発明の第1の実施の形
態の照明装置の基本構成の概念図である。
【0013】図1および図2に示すように、ライトガイ
ド方式街路灯において、ライトガイド1の出射部2の上
に、この出射部2からの光を反射可能な鏡面仕上げの内
反射面3aを有する反射鏡3を配置している。ライトガ
イド1は導光パイプを含み、従来例2と同様に導光部お
よび光源部を有する。この場合、導光部の内面はロール
状のプリズムまたは鏡面仕上げとなっている。
【0014】反射鏡3の内反射面3aは、ライトガイド
1の直径Rの1/2すなわちR/2の半径を持つ円弧
(半円)4を上に凸となるように連続的に配置した形状
の断面を有し、円弧4の中心とライトガイド1の出射部
2の一部が略重なるように配置される。
【0015】内反射面3aの形状は、連続した円弧4が
対称となる軸5の周りに円弧4を回転させた回転体の部
分を有する。この場合、軸5はライトガイド1の中心と
同軸であり、この軸5を回転軸として半径がR/2の半
円状の円弧4を回転させてできる輪郭面を内反射面3a
とした。これにより、少なくとも反射鏡3のライトガイ
ド1の出射部2上部に位置する内反射面3aの形状は、
上記のように半径がR/2である円弧4を連続的に配置
した時にできる輪郭によって形成される面を含む。ま
た、半円状の円弧4を描く中心の点6と、ライトガイド
1の出射部2の周縁部の少なくとも一部が略重なってい
る。
【0016】以上のようにこの実施の形態によれば、ラ
イトガイド1の出射部2の近傍を反射鏡3のみで覆うこ
とができる。このため、従来の街路灯で問題となってい
た上方向への光をカットするので光害が抑制される。ま
た、反射鏡3の内反射面が中心付近程、鉛直面に近い状
態となることにより、光害抑制のためにカットした光を
ライトガイド1側の光源部に戻さないので、照明効率が
約二割向上する。また、反射鏡3は従来の反射鏡付きグ
ローブに比較して、小型化されて見栄えが向上する。さ
らに、反射鏡3の内反射面3aの形状は回転体の部分を
有するので、ライトガイド1の出射部2からの光を軸5
周りの全方向に均等に制御できる。
【0017】この発明の第2の実施の形態を図3および
図4に基づいて説明する。図3(a)はこの発明の第2
の実施の形態の照明装置の概略平面図、(b)はそのB
−B断面図、図4はこの発明の第2の実施の形態の照明
装置の基本構成の概念図である。
【0018】図3および図4に示すように、反射鏡3の
内反射面3aは、ライトガイド1の直径Rの1/2すな
わちR/2の半径を持つ円弧4を上に凸となるように連
続的に配置した形状の断面を有し、円弧4の中心とライ
トガイド1の出射部2の一部が略重なるように配置され
る。
【0019】また、第1の実施の形態と同様に内反射面
3aの形状は、連続した円弧4が対称となる軸5の周り
に円弧4を回転させた回転体の部分を有する。この場
合、軸5はライトガイド1の中心と同軸であり、この軸
5を回転軸として半径がR/2の円弧(1/4の円)4
を回転させて内反射面3aの回転軸寄りの面が形成され
る。これにより、少なくとも反射鏡3のライトガイド1
の出射部2上部に位置する内反射面3aの形状は、上記
のように半径がR/2である円弧4を連続的に配置した
時にできる輪郭によって形成される面を含む。また、半
円状の円弧4を描く中心の点6と、ライトガイド1の出
射部2の周縁部の少なくとも一部が略重なっている。
【0020】また、反射鏡3のライトガイド1の径より
外方位置に、上方への光を下方へ反射する反射面7を備
え、反射面7の下端10の高さは、ライトガイド1の出
射部2の高さと同等以下である。この場合、ライトガイ
ド1の径より外方位置にある反射面7は、軸5を回転軸
として直角三角形の斜辺を回転させて形成した半径がR
/2以上の円錐の側面の一部とした。内反射面3aの円
弧4に相当する曲面と、反射面7は連続して設けられ、
反射面7の軸5に対する角度Aは、0°<A≦90°に
設定される。
【0021】この実施の形態では、反射面7の下端10
は、ライトガイド1の上端の出射部2の高さと同じかそ
れ以下に位置するので、上方向への光を完全にカットす
ることができ、さらに光害が抑制される。その他の構成
効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0022】この発明の第3の実施の形態を図5および
図6に基づいて説明する。図5(a)はこの発明の第3
の実施の形態の照明装置の概略平面図、(b)はそのB
−B断面図、図6はこの発明の第3の実施の形態の照明
装置の基本構成の概念図である。
【0023】図5および図6に示すように、反射鏡3の
内反射面3aは、ライトガイド1の直径Rの1/2すな
わちR/2の半径を持つ円弧4を上に凸となるように連
続的に配置した形状の断面を有し、円弧4の中心とライ
トガイド1の出射部2の一部が略重なるように配置され
る。
【0024】また、第2の実施の形態と同様に反射鏡3
のライトガイド1の径より外方位置に、上方への光を下
方へ反射する反射面7を備え、反射面7の下端10の高
さは、ライトガイド1の出射部2の高さと同等以下であ
る。
【0025】この場合、ライトガイド1の径より外方位
置にある反射面7は、ライトガイド1の中心軸である軸
5を回転軸として直角三角形の斜辺を回転させて形成し
た半径がR/2以上の円錐の側面の一部およびこれに連
続して設けた軸5と同心円状の平面8を有する。また、
内反射面3aの円弧4に相当する曲面と、平面8は連続
して設けられ、反射面7の軸5に対する角度Aは、0°
<A≦90°に設定される。
【0026】この実施の形態では、反射面7の下端10
は、ライトガイド1の上端の出射部2の高さと同じかそ
れ以下に位置するとともに、平面8によりライトガイド
1の外周を広範囲にわたって覆うことができるので、上
方向への光を完全にカットすることができ、さらに光害
が抑制される。その他の構成効果は、第1および第2の
実施の形態と同様である。
【0027】この発明の第4の実施の形態を図7および
図8に基づいて説明する。図7(a)はこの発明の第4
の実施の形態の照明装置の概略平面図、(b)はそのB
−B断面図、図8はこの発明の第4の実施の形態の照明
装置の基本構成の概念図である。
【0028】図7および図8に示すように、反射鏡3の
内反射面3aは、ライトガイド1の直径Rの1/2すな
わちR/2の半径を持つ円弧4を上に凸となるように連
続的に配置した形状の断面を有し、円弧4の中心とライ
トガイド1の出射部2の一部が略重なるように配置され
る。
【0029】また、第2の実施の形態と同様に反射鏡3
のライトガイド1の径より外方位置に、上方への光を下
方へ反射する反射面7を備え、反射面7の下端10の高
さは、ライトガイド1の出射部2の高さと同等以下であ
る。
【0030】この場合、ライトガイド1の径より外方位
置にある反射面7は、ライトガイド1の中心軸である軸
5を中心とする同心円状の平面8、およびこれに連続し
て軸5を回転軸として半径R/2の扇形の円弧(ライト
ガイド1の外方に凸)を回転したときにできる面とした
ものである。また、内反射面3aの円弧4に相当する曲
面と、平面8は連続して設けられている。
【0031】この実施の形態では、第3の実施の形態と
同様に反射面7の下端10は、ライトガイド1の上端の
出射部2の高さと同じかそれ以下に位置するとともに、
平面8によりライトガイド1の外周を広範囲にわたって
覆うことができるので、上方向への光を完全にカットす
ることができ、さらに光害が抑制される。その他の構成
効果は、第1および第2の実施の形態と同様である。
【0032】この発明の第5の実施の形態を図9および
図10に基づいて説明する。図9(a)はこの発明の第
5の実施の形態の照明装置の概略平面図、(b)はその
B−B断面図、図10はこの発明の第5の実施の形態の
照明装置の基本構成の概念図である。
【0033】図9および図10に示すように、反射鏡3
の内反射面3aは、ライトガイド1の直径Rの1/2す
なわちR/2の半径を持つ円弧4を上に凸となるように
連続的に配置した形状の断面を有し、円弧4の中心とラ
イトガイド1の出射部2の一部が略重なるように配置さ
れる。
【0034】また、第2の実施の形態と同様に反射鏡3
のライトガイド1の径より外方位置に、上方への光を下
方へ反射する反射面7を備え、反射面7の下端10の高
さは、ライトガイド1の出射部2の高さと同等以下であ
る。
【0035】この場合、ライトガイド1の径より外方位
置にある反射面7は、ライトガイド1の中心軸である軸
5を回転軸として直角三角形の斜辺を回転させて形成し
た半径がR/2以上の円錐の側面の一部とし、これと同
じ形状の反射面7aが縦に複数並ぶものである。また、
内反射面3aの円弧4に相当する曲面と、反射面7は連
続して設けられ、反射面7の軸5に対する角度Aは、0
°<A≦90°に設定される。
【0036】この実施の形態では、最下に位置する反射
面7aの下端10は、ライトガイド1の上端の出射部2
の高さと同じかそれ以下に位置するので、上方向への光
を完全にカットすることができ、さらに光害が抑制され
る。その他の構成効果は、第1および第2の実施の形態
と同様である。
【0037】この発明の第6の実施の形態を図11およ
び図12に基づいて説明する。図11(a)はこの発明
の第6の実施の形態の照明装置の概略平面図、(b)は
そのB−B断面図、図12はこの発明の第6の実施の形
態の照明装置の基本構成の概念図である。
【0038】図11および図12に示すように、ライト
ガイド方式街路灯において、ライトガイド1の出射部2
の上に、この出射部2からの光を反射可能な鏡面仕上げ
の内反射面11aを有する反射鏡11を配置している。
【0039】また、反射鏡11の内反射面11aは、ラ
イトガイド1の直径Rの1/2すなわちR/2の半径を
持つ円弧(半円)12を上に凸となるように連続的に配
置した形状の断面を有し、円弧4の中心とライトガイド
1の出射部2の一部が略重なるように配置される。
【0040】内反射面3aの形状は、半径がR/2の円
筒の側面の一部(半分)を連続して複数並べたものであ
る。この場合、ライトガイド1の中心軸である軸5の両
側に、半円状の円弧4に沿った曲面を持つ反射面が一対
配置される。これにより、少なくとも反射鏡3のライト
ガイド1の出射部2上部に位置する内反射面3aの形状
は、上記のように半径がR/2である円弧4を連続的に
配置した時にできる輪郭によって形成される面を含む。
また、半円状の円弧4を描く中心の点6と、ライトガイ
ド1の出射部2の周縁部の少なくとも一部が略重なって
いる。
【0041】この実施の形態では、反射鏡11の内反射
面11aの形状により、ライトガイド1の出射部2から
の光を軸5の両側に均等に制御できる。その他の構成効
果は、第1の実施の形態と同様である。
【0042】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の照明装置によ
れば、ライトガイドの出射部の上に、この出射部からの
光を反射可能な鏡面の内反射面を有する反射鏡を配置
し、内反射面は、ライトガイドの直径の1/2の半径を
持つ円弧を上に凸となるように連続的に配置した形状の
断面を有し、円弧の中心とライトガイドの出射部の一部
が略重なるように配置されるので、ライトガイドの出射
部の近傍を反射鏡のみで覆うことができる。このため、
従来の街路灯で問題となっていた上方向への光をカット
するので光害が抑制される。また、反射鏡の内反射面が
中心付近程、鉛直面に近い状態となることにより、光害
抑制のためにカットした光をライトガイド側の光源部に
戻さないので、照明効率が約二割向上する。また、反射
鏡は従来の反射鏡付きグローブに比較して、小型化され
て見栄えが向上する。
【0043】請求項2では、反射鏡の内反射面の形状
は、連続した円弧が対称となる軸の周りに円弧を回転さ
せた回転体の部分を有するので、ライトガイドの出射部
からの光を軸周りの全方向に均等に制御できる。
【0044】請求項3では、反射鏡のライトガイドの径
より外方位置に、上方への光を下方へ反射する反射面を
備え、反射面の下端の高さは、ライトガイドの出射部の
高さと同等以下であるので、上方向への光を完全にカッ
トすることができ、さらに光害が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の第1の実施の形態の照明装
置の概略平面図、(b)はそのB−B断面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態の照明装置の基本
構成の概念図である。
【図3】(a)はこの発明の第2の実施の形態の照明装
置の概略平面図、(b)はそのB−B断面図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態の照明装置の基本
構成の概念図である。
【図5】(a)はこの発明の第3の実施の形態の照明装
置の概略平面図、(b)はそのB−B断面図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態の照明装置の基本
構成の概念図である。
【図7】(a)はこの発明の第4の実施の形態の照明装
置の概略平面図、(b)はそのB−B断面図である。
【図8】この発明の第4の実施の形態の照明装置の基本
構成の概念図である。
【図9】(a)はこの発明の第5の実施の形態の照明装
置の概略平面図、(b)はそのB−B断面図である。
【図10】この発明の第5の実施の形態の照明装置の基
本構成の概念図である。
【図11】(a)はこの発明の第6の実施の形態の照明
装置の概略平面図、(b)はそのB−B断面図である。
【図12】この発明の第6の実施の形態の照明装置の基
本構成の概念図である。
【図13】従来の街路灯の説明図である。
【図14】従来の別の街路灯の説明図である。
【図15】従来のライトガイド方式街路灯の概念図であ
る。
【図16】従来の別のライトガイド方式街路灯の概念図
である。
【符号の説明】
1 ライトガイド 2 出射部 3,11 反射鏡 3a,11a 内反射面 4 円弧 5 軸 6 円弧の中心 7 外方位置にある反射面 10 反射面の下端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 真 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 倉光 修 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 2H038 AA51 BA45

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライトガイドの出射部の上に、この出射
    部からの光を反射可能な鏡面の内反射面を有する反射鏡
    を配置し、前記内反射面は、前記ライトガイドの直径の
    1/2の半径を持つ円弧を上に凸となるように連続的に
    配置した形状の断面を有し、前記円弧の中心と前記ライ
    トガイドの出射部の一部が略重なるように配置されるこ
    とを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 反射鏡の内反射面の形状は、連続した円
    弧が対称となる軸の周りに前記円弧を回転させた回転体
    の部分を有する請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 反射鏡のライトガイドの径より外方位置
    に、上方への光を下方へ反射する反射面を備え、前記反
    射面の下端の高さは、前記ライトガイドの出射部の高さ
    と同等以下である請求項1または2記載の照明装置。
JP2002151798A 2002-05-27 2002-05-27 照明装置 Withdrawn JP2003346525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002151798A JP2003346525A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002151798A JP2003346525A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003346525A true JP2003346525A (ja) 2003-12-05

Family

ID=29769276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002151798A Withdrawn JP2003346525A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003346525A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104868A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 演出用照明装置
KR200450799Y1 (ko) * 2008-10-29 2010-11-02 (주)청산가로등주 고조도반사판과 방수기능을 갖는 가로등용 조명기구
KR101133579B1 (ko) 2010-11-30 2012-04-04 제디아 주식회사 방수기능이 구비된 전구식 엘이디 램프

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104868A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 演出用照明装置
KR200450799Y1 (ko) * 2008-10-29 2010-11-02 (주)청산가로등주 고조도반사판과 방수기능을 갖는 가로등용 조명기구
KR101133579B1 (ko) 2010-11-30 2012-04-04 제디아 주식회사 방수기능이 구비된 전구식 엘이디 램프

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6152583A (en) Adjustable luminaire having pivotable lamp and reflector assembly
JP5885326B2 (ja) ターゲット平面を照明するled照明器具
CA2479471C (en) A lighting fixture including two reflectors
TW200419101A (en) Illumination apparatus
JP2002237203A (ja) 照明器具
JP4475808B2 (ja) 手術用光源装置のための反射器
JP2003346525A (ja) 照明装置
CN108224249B (zh) 一种可变光束角的led灯
JP5322632B2 (ja) 照明装置
JP2003346526A (ja) 光制御素子およびそれを用いた照明装置
CN104456422B (zh) 气体放电灯具的反射器
CN113790403A (zh) 一种模拟自然光照的灯具
JPH06275113A (ja) 照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照明器具
CN219693038U (zh) 一种投光方向可调节的灯具
CN217273927U (zh) 一种反光结构
JP3244837B2 (ja) 照明器具
JPH05347105A (ja) 遮光板付きの壁面照射用照明器具
JP4277580B2 (ja) 反射板及び照明器具
JP2003132718A (ja) 照明器具
JPH0512907A (ja) 照明器具
JP4277579B2 (ja) 反射板及び照明器具
JP3087665U (ja) 照明器具用反射鏡
WO2019080739A1 (zh) 偏配光灯具及偏配光灯具的反射器组件
JPH10241419A (ja) 街路灯
JP5278781B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050126

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070724