JP2003346526A - 光制御素子およびそれを用いた照明装置 - Google Patents

光制御素子およびそれを用いた照明装置

Info

Publication number
JP2003346526A
JP2003346526A JP2002151800A JP2002151800A JP2003346526A JP 2003346526 A JP2003346526 A JP 2003346526A JP 2002151800 A JP2002151800 A JP 2002151800A JP 2002151800 A JP2002151800 A JP 2002151800A JP 2003346526 A JP2003346526 A JP 2003346526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
prism
control element
unit
light control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002151800A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yamada
真 山田
Keiji Sakamoto
圭司 坂本
Masanori Ishiwatari
正紀 石渡
Osamu Kuramitsu
修 倉光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2002151800A priority Critical patent/JP2003346526A/ja
Publication of JP2003346526A publication Critical patent/JP2003346526A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V5/00Refractors for light sources
    • F21V5/008Combination of two or more successive refractors along an optical axis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V5/00Refractors for light sources
    • F21V5/02Refractors for light sources of prismatic shape
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/09Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
    • G02B27/0927Systems for changing the beam intensity distribution, e.g. Gaussian to top-hat
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/09Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
    • G02B27/0938Using specific optical elements
    • G02B27/095Refractive optical elements
    • G02B27/0972Prisms
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/04Prisms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/0091Reflectors for light sources using total internal reflection

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源部からの光を上方向照射もしくは光源部
に戻るなどのロスを低減し、また意匠性の良い導光型ポ
ール照明を実現できる。 【解決手段】 光源装置の出射部前方に設けられて、所
定方向への配光制御を行う光制御素子であって、複数の
断面直角二等辺三角形状単位プリズム3の底面を出射部
2側に向けた反射プリズム4を備え、この反射プリズム
4は、頂角が直角をなす円錐の側面に沿って単位プリズ
ム3の底面が配置されるように、円錐の頂部6を中心と
して単位プリズム3を放射状に連設して、所定の配光方
向へ反射させる。また、光源装置の出射部2と反射プリ
ズム4との間に、所定ビーム角を越えた光を反射プリズ
ム4へ入射させる屈折プリズム12を介在させた。これ
により、光の上方向へ漏れや、反射された光が直接、光
源装置側に戻るロスを低減し、照射効率が向上する。ま
た、透明性が高くなり、意匠性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ライトガイドや
導光パイプなどの導光部材を有するポール照明などに使
用される光制御素子およびそれを用いた照明装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図17および図18は従来のポール照明
の例を示す概念図である。図17では、ライトガイド5
0、光源部51および反射鏡付きグローブ52を備えて
いる。光源部51は反射板を有し、ライトガイド50に
光を照射する。ライトガイド50はSOLFを使用した
ライトガイド(あるいは内面鏡面仕上げの導光パイプで
もよい)、上端に取り付けた反射鏡付きグローブ52に
導光する。反射鏡付きグローブ52は、透光部52bの
上部に反射鏡52aを有する。図18では反射鏡付きグ
ローブの代わりに平面反射板53を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、反射鏡
付きグローブ52を用いた場合、直接光54aが上方向
へ照射される。また、反射した光54bが光源部51に
戻る。平面反射板53を用いた場合でも、平面反射板5
3の設置角度が大きい(略45°以上)と光54aが上
方向へ照射される。また、平面反射板53の設置角度が
小さい(略45°未満)と反射した光54bが光源部5
1に戻る。
【0004】このように従来例では光が上方向へ漏れた
り、反射鏡で反射された光源部からの光が直接、光源部
に戻り、かなりのロスをし、照明効率(約二割)が低下
するという問題がある。
【0005】また、反射鏡付きグローブ52は、反射鏡
による不透明部分が占める割合が大きく、見栄え、意匠
性が低下する。
【0006】したがって、この発明の目的は、ライトガ
イド等の導光部材を用いたポール照明において、光源部
からの光を上方向照射もしくは光源部に戻るなどのロス
を低減し、また意匠性の良い導光型ポール照明を実現で
きる光制御素子およびそれを用いた照明装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明の請求項1記載の光制御素子は、光源装置の
出射部前方に設けられて、所定方向への配光制御を行う
光制御素子であって、複数の断面直角二等辺三角形状単
位プリズムの底面を前記出射部側に向けた反射プリズム
を備え、この反射プリズムは、頂角が直角をなす円錐の
側面に沿って前記単位プリズムの底面が配置されるよう
に、前記円錐の頂部を中心として前記単位プリズムを放
射状に連設して、所定の配光方向へ反射させる。
【0008】このように、複数の断面直角二等辺三角形
状単位プリズムの底面を出射部側に向けた反射プリズム
を備え、この反射プリズムは、頂角が直角をなす円錐の
側面に沿って単位プリズムの底面が配置されるように、
円錐の頂部を中心として単位プリズムを放射状に連設し
て、所定の配光方向へ反射させるので、光の上方向へ漏
れや、反射された光が直接、光源装置側に戻るロスを低
減し、照射効率が向上する。この際、所定ビーム角を越
えた光が単位プリズムの底面から入射して反射するた
め、光の上方向への漏れを防止できる。また、反射プリ
ズムを用いることで透明性が高くなり、意匠性が向上す
る。
【0009】請求項2記載の光制御素子は、請求項1記
載の光制御素子において、光源装置の出射部と反射プリ
ズムとの間に、所定ビーム角を越えた光を反射プリズム
へ入射させる屈折プリズムを介在させた。このように、
光源装置の出射部と反射プリズムとの間に、所定ビーム
角を越えた光を反射プリズムへ入射させる屈折プリズム
を介在させたので、所定ビーム角を越えた光は反射プリ
ズムにより反射し、屈折プリズムを通って照射する。ま
た、所定ビーム角より小さい光は屈折プリズムにより反
射する。この際、光は入射角より大きい角度で反射する
ことで、反射された光が直接、光源装置側に戻ることを
防止できる。
【0010】請求項3記載の光制御素子は、請求項2記
載の光制御素子において、屈折プリズムは、複数の断面
直角二等辺三角形単位プリズムを、底面が出射部側とな
るように放射状に配置し、この屈折プリズムの中心と、
反射プリズムの頂部とを略一致するように配置した。こ
のように、屈折プリズムは、複数の断面直角二等辺三角
形単位プリズムを、底面が出射部側となるように放射状
に配置し、屈折プリズムの中心と、反射プリズムの頂部
とを略一致するように配置したので、請求項2の配光制
御を光制御素子の周囲に均等に行うことができる。
【0011】請求項4記載の光制御素子は、請求項2記
載の光制御素子において、屈折プリズムは、断面四角形
の単位プリズムを円状に配置した。このように、屈折プ
リズムは、断面四角形の単位プリズムを円状に配置した
ので、入射角が小さいときの出射角を大きくできるの
で、光源装置からの光が直接、光源装置に戻るロスを低
減することができる。また、請求項2の配光制御を光制
御素子の周囲に均等に行うことができる。
【0012】請求項5記載の光制御素子は、請求項2記
載の光制御素子において、屈折プリズムは、断面三角形
の単位プリズムを円状に配置した。このように、屈折プ
リズムは、断面三角形の単位プリズムを円状に配置した
ので、光源装置からの光が直接、光源装置に戻るロスを
低減することができる。また、請求項2の配光制御を光
制御素子の周囲に均等に行うことができる。
【0013】請求項6記載の光制御素子は、請求項4ま
たは5記載の光制御素子において、屈折プリズムは、同
心円状に複数の単位プリズムを配置し、外側の単位プリ
ズムほど高さを低くした。このように、同心円状に複数
の単位プリズムを配置し、外側の単位プリズムほど高さ
を低くしたので、上方向の光を効率的にカットすること
ができる。
【0014】請求項7記載の照明装置は、請求項1,
2,3,4,5または6記載の光制御素子を、光源部か
らの光を導光する導光部材の出射部に配置した。このよ
うに、請求項1,2,3,4,5または6記載の光制御
素子を、光源部からの光を導光する導光部材の出射部前
方に配置したので、光が上方向へ漏れたり、光制御素子
で反射された光源部からの光が直接、光源部に戻るロス
を低減し、従来例の照明装置より照射効率を向上するこ
とができる。
【0015】請求項8記載の照明装置は、請求項7記載
の照明装置において、光制御素子と導光部材の出射部と
の間隔Lと光制御素子の幅Wは、導光部の直径Rに対し
て、R≦L≦3R、W≧2Rを満たす。このように、光
制御素子と導光部材の出射部との間隔Lと光制御素子の
幅Wは、導光部の直径Rに対して、R≦L≦3R、W≧
2Rを満たすので、光が上方向へ漏れたり、光制御素子
で反射された光源部からの光が直接、光源部に戻ること
がなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1ないし図6に基づいて説明する。図1はこの発明の第
1の実施の形態の光制御素子の概念図、図2はその光制
御素子の拡大図である。
【0017】図1および図2に示すように、この光制御
素子1は、光源装置の出射部前方に設けられて、所定方
向への配光制御を行うものである。この場合、光源装置
は光源部と導光部材5とを備え、光制御素子1を設けた
発光部(光照射部)が分離している。また、光源部を端
(下部)に配置して導光部材5内に光を照射し、導光部
材5の出射部2の前面(上部)に、複数の断面直角二等
辺三角形状単位プリズム3の底面3aを出射部2側に向
けた反射プリズム4を配置している。
【0018】反射プリズム4は、頂角が直角をなす円錐
の側面に沿って単位プリズム3の底面3aが配置される
ように、円錐の頂部6を中心として単位プリズム3を放
射状に連設して、所定の配光方向へ反射させる。単位プ
リズム3は、図3(a),(b)に示すように、底面3
aから入射した光10を反射し、傾斜面3bから入射し
た光10を透過する。この場合、図4および図5に示す
ように、底面3aが略二等辺三角形の三角錐形状の単位
プリズム3を円錐の頂部6と底面7とを結ぶように配置
している。また、単位プリズム3の底面3a側を光源部
側に向けて反射プリズム4を設置している。これにより
円錐の底面7から入射された光10は、反射プリズム4
により反射する。
【0019】また、図2に示すように、導光部材5の出
射部2と反射プリズム4との間に、所定ビーム角を越え
た光を反射プリズム4へ入射させる屈折プリズム12を
介在させている。
【0020】屈折プリズム12は、複数の断面直角二等
辺三角形単位プリズム11を、底面11aが出射部2側
となるように放射状に配置したものである。この場合、
単位プリズム11は単位プリズム3と同様の構成である
が円板状(平面状)に配置されている。また、反射プリ
ズム4と屈折プリズム12の配置間隔Dは、反射プリズ
ム4の底面と屈折プリズム12の頂部との距離で、最も
接近する箇所でD=1mm〜3mm程度が望ましい。ま
た、屈折プリズム12の中心と、反射プリズム4の頂部
6とを略一致するように配置している。単位プリズム
3,11の材質はガラスやプラスチックといった屈折率
n=1.3〜2.5程度の透明体の材質が望ましい。
【0021】図6(a),(b)はこの発明の第1の実
施の形態における反射プリズムと屈折プリズムの位置関
係を示す説明図である。図6(a)に示すように、屈折
プリズム12の単位プリズム11の端部と反射プリズム
4の単位プリズム3の端部とが略一致するように配置す
ることが望ましい。また、図6(b)では、屈折プリズ
ム12の単位プリズム11が、反射プリズム4の単位プ
リズム3より小さい場合である。この場合、屈折プリズ
ム11の複数の単位プリズム11のうち両側に配置され
る単位プリズム11の端部と、反射プリズム4の一つの
単位プリズム3の端部とが略一致するように配置する。
【0022】次に上記構成の光制御素子1の作用につい
て説明する。図1に示すように、所定ビーム角を越えた
光10は、屈折プリズム12により反射プリズム4へ入
射させる。この光10が単位プリズム3の底面3aから
入射して反射し、屈折プリズム12を通って照射する。
これにより、光10の上方向への漏れを防止できる。ま
た、所定ビーム角より小さい光10′は屈折プリズム1
2により反射する。この際、光10′は入射角より大き
い角度で反射することで、反射された光10′が直接、
光源装置側に戻ることを防止できる。
【0023】以上のようにこの実施の形態によれば、光
の上方向へ漏れや、反射された光が直接、光源装置側に
戻るロスを低減し、照射効率が向上する。また、プリズ
ムを用いることで透明性が高くなり、意匠性が向上す
る。
【0024】この発明の第2の実施の形態を図7および
図8に基づいて説明する。図7はこの発明の第2の実施
の形態の光制御素子の屈折プリズムの概念図、図8はそ
の単位プリズムの断面図である。
【0025】図7に示すように、第1の実施の形態にお
いて屈折プリズムの構成が異なる。すなわち、この屈折
プリズム13は、断面四角形の単位プリズム14を円状
(ドーナツ状)に配置している。この場合、図8に示す
ように、単位プリズム14の断面は、角aが直角、角b
が略79°、角cが略56°であり、光10の入射角α
=略30°以下のとき矢印のように反射する。また、底
面14aに対し直角になった側面14bが外側になるよ
うに、単位プリズム14を連続的に配置する。単位プリ
ズム14は複数からなっても、一体に形成してもよい。
【0026】この実施の形態では、光の入射角が小さい
ときの出射角を大きくできるので、光源装置からの光が
直接、光源装置に戻るロスをさらに低減することができ
る。その他の構成効果は、第1の実施の形態と同様であ
る。
【0027】この発明の第3の実施の形態を図9および
図10に基づいて説明する。図9はこの発明の第3の実
施の形態の光制御素子の屈折プリズムの概念図、図10
はその単位プリズムの断面図である。
【0028】図9に示すように、第1の実施の形態にお
いて屈折プリズムの構成が異なる。すなわち、この屈折
プリズム15は、断面三角形の単位プリズム16を円状
(ドーナツ状)に配置している。この場合、図10に示
すように、単位プリズム16の断面は、角aが直角、角
bが略45°であり、光10の入射角α=略30°以下
のとき矢印のように反射する。また、底面16aに対し
直角になった側面16bが外側になるように、単位プリ
ズム16を連続的に配置する。単位プリズム16は複数
からなっても、一体に形成してもよい。
【0029】この実施の形態では、光の入射角が小さい
ときの出射角を大きくできるので、光源装置からの光が
直接、光源装置に戻るロスをさらに低減することができ
る。その他の構成効果は、第1の実施の形態と同様であ
る。
【0030】この発明の第4の実施の形態を図11およ
び図12に基づいて説明する。図11はこの発明の第4
の実施の形態の光制御素子の屈折プリズムの概念図、図
12はその単位プリズムの断面図である。
【0031】図11に示すように、第1の実施の形態に
おいて屈折プリズムの構成が異なる。すなわち、この屈
折プリズム17は、同心円状に複数の単位プリズム18
を配置し、外側の単位プリズム18ほど高さを低くし
た。この場合、単位プリズム18は、第2の実施の形態
と同様に断面四角形プリズムであるが、隣り合う同心円
状に連続的に配置する単位プリズム18の大きさ(高
さ)は外側に配置するほど、小さく(低く)なるように
配置する。図12(a),(b)に示すように、その大
きさは内側の大きさ(高さ)H=1に対して、その隣接
する単位プリズム18の大きさ(高さ)h=2/3Hと
なるように配置するのが望ましい。また、底面18aに
対し直角になった側面18bが外側になるように、同心
円状に配置される各単位プリズム18を連続的に配置す
る。各単位プリズム18は複数からなっても、一体に形
成してもよい。なお、単位プリズム18は、第3の実施
の形態と同様に断面三角形プリズムとしてもよい。
【0032】この実施の形態では、外側の単位プリズム
18ほど高さを低くしたので、上方向の光を効率的にカ
ットすることができる。その他の構成効果は、第1の実
施の形態と同様である。
【0033】この発明の第5の実施の形態を図13に基
づいて説明する。図13はこの発明の第5の実施の形態
の照明装置の概念図である。
【0034】図13に示すように、この照明装置は、光
源部20からの光を導光する導光部材としてライトガイ
ド21を用いたポール灯であり、光制御素子1をライト
ガイド21の出射部22に配置した。光制御素子1は、
例えば第1の実施の形態と同様の構成であり、反射プリ
ズム4と屈折プリズム12とを備えている。また、ライ
トガイド21の出射部22に取り付けた支持棒23によ
り光制御素子1が支持されている。光制御素子1とライ
トガイド21の出射部22との距離Lは、ライトガイド
21の直径Rと等しい。光制御素子1の幅Wは、直径R
の2倍である。この場合、直径R=50mmである。
【0035】この実施の形態では、第1の実施の形態と
同様に光10が上方向に漏れたり、光制御素子1で反射
された光源部22からの光10が直接、光源部22に戻
るロスを低減し、従来例の照明装置より照射効率を29
%程度、向上することができる。なお、光制御素子1
は、第2〜4の実施の形態の構成にしてもよい。
【0036】この発明の第6の実施の形態を図14に基
づいて説明する。図14はこの発明の第6の実施の形態
の照明装置の概念図である。
【0037】図14に示すように、この照明装置は、光
源部20からの光を導光する導光部材として導光パイプ
24を用いたポール灯であり、光制御素子1を導光パイ
プ24の出射部25に配置した。光制御素子1は、例え
ば第1の実施の形態と同様の構成であり、反射プリズム
4と屈折プリズム12とを備えている。また、導光パイ
プ24の出射部25に取り付けた支持棒23により光制
御素子1が支持されている。光制御素子1と導光パイプ
24の出射部25との距離Lは、ライトガイド21の直
径Rの1.5倍である。光制御素子1の幅Wは、直径R
の3倍である。この場合、直径R=30mmである。ま
た、光制御素子1は透明グローブ26で覆われている。
【0038】この実施の形態では、第1の実施の形態と
同様に光10が上方向に漏れたり、光制御素子1で反射
された光源部22からの光10が直接、光源部22に戻
るロスを低減し、従来例の照明装置より照射効率を27
%程度、向上することができる。また、光制御素子1も
グローブ26も透明にでき、従来例に比べ意匠性が飛躍
的に向上する。なお、光制御素子1は、第2〜4の実施
の形態の構成にしてもよい。
【0039】図15および図16は第5および第6の実
施の形態の変形例である。図15に示すように、光制御
素子1とライトガイド21(または導光パイプ)の出射
部22との距離Lとライトガイド21の直径Rは、R≦
L≦3Rとなるように設定する。光制御素子1の幅W
は、W≧2Rとなるように設定する。
【0040】また、図16に示すように、光制御素子1
の反射プリズム4の幅をW1、屈折プリズム12の幅を
W2とし、W1≧W2≧2Rとなるように設定すること
が望ましい。
【0041】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の光制御素子に
よれば、複数の断面直角二等辺三角形状単位プリズムの
底面を出射部側に向けた反射プリズムを備え、この反射
プリズムは、頂角が直角をなす円錐の側面に沿って単位
プリズムの底面が配置されるように、円錐の頂部を中心
として単位プリズムを放射状に連設して、所定の配光方
向へ反射させるので、光の上方向へ漏れや、反射された
光が直接、光源装置側に戻るロスを低減し、照射効率が
向上する。この際、所定ビーム角を越えた光が単位プリ
ズムの底面から入射して反射するため、光の上方向への
漏れを防止できる。また、反射プリズムを用いることで
透明性が高くなり、意匠性が向上する。
【0042】請求項2では、光源装置の出射部と反射プ
リズムとの間に、所定ビーム角を越えた光を反射プリズ
ムへ入射させる屈折プリズムを介在させたので、所定ビ
ーム角を越えた光は反射プリズムにより反射し、屈折プ
リズムを通って照射する。また、所定ビーム角より小さ
い光は屈折プリズムにより反射する。この際、光は入射
角より大きい角度で反射することで、反射された光が直
接、光源装置側に戻ることを防止できる。
【0043】請求項3では、屈折プリズムは、複数の断
面直角二等辺三角形単位プリズムを、底面が出射部側と
なるように放射状に配置し、屈折プリズムの中心と、反
射プリズムの頂部とを略一致するように配置したので、
請求項2の配光制御を光制御素子の周囲に均等に行うこ
とができる。
【0044】請求項4では、屈折プリズムは、断面四角
形の単位プリズムを円状に配置したので、入射角が小さ
いときの出射角を大きくできるので、光源装置からの光
が直接、光源装置に戻るロスを低減することができる。
また、請求項2の配光制御を光制御素子の周囲に均等に
行うことができる。
【0045】請求項5では、屈折プリズムは、断面三角
形の単位プリズムを円状に配置したので、光源装置から
の光が直接、光源装置に戻るロスを低減することができ
る。また、請求項2の配光制御を光制御素子の周囲に均
等に行うことができる。
【0046】請求項6では、同心円状に複数の単位プリ
ズムを配置し、外側の単位プリズムほど高さを低くした
ので、上方向の光を効率的にカットすることができる。
【0047】この発明の請求項7記載の照明装置によれ
ば、請求項1,2,3,4,5または6記載の光制御素
子を、光源部からの光を導光する導光部材の出射部前方
に配置したので、光が上方向へ漏れたり、光制御素子で
反射された光源部からの光が直接、光源部に戻るロスを
低減し、従来例の照明装置より照射効率を向上すること
ができる。
【0048】請求項8では、光制御素子と導光部材の出
射部との間隔Lと光制御素子の幅Wは、導光部の直径R
に対して、R≦L≦3R、W≧2Rを満たすので、光が
上方向へ漏れたり、光制御素子で反射された光源部から
の光が直接、光源部に戻ることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の光制御素子の概
念図である。
【図2】図1の光制御素子の拡大図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態における単位プリ
ズムの作用説明図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態における単位プリ
ズムの配置を示す説明図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態における反射プリ
ズムの概念図である。
【図6】この発明の第1の実施の形態における反射プリ
ズムと屈折プリズムの位置関係を示す説明図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態の光制御素子の屈
折プリズムの概念図である。
【図8】図7の単位プリズムの断面図である。
【図9】この発明の第3の実施の形態の光制御素子の屈
折プリズムの概念図である。
【図10】図9の単位プリズムの断面図である。
【図11】この発明の第4の実施の形態の光制御素子の
屈折プリズムの概念図である。
【図12】図11の単位プリズムの断面図である。
【図13】この発明の第5の実施の形態の照明装置の概
念図である。
【図14】この発明の第6の実施の形態の照明装置の概
念図である。
【図15】この発明の第5および第6の実施の形態の変
形例の説明図である。
【図16】この発明の第5および第6の実施の形態の他
の変形例の説明図である。
【図17】従来例の照明装置の概念図である。
【図18】別の従来例の照明装置の概念図である。
【符号の説明】
1 光制御素子 2 出射部 3 単位プリズム 3a 底面 4 反射プリズム 5 導光部材 6 円錐の頂部 11 単位プリズム 11a 底面 12 屈折プリズム 13,15,17 屈折プリズム 14,16,18 単位プリズム 14a,16a,18a 底面 20 光源部 21 ライトガイド 22 出射部 24 導光パイプ 25 出射部
フロントページの続き (72)発明者 石渡 正紀 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 倉光 修 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 2H038 AA51 AA54 BA01 BA03 BA07 BA42

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源装置の出射部前方に設けられて、所
    定方向への配光制御を行う光制御素子であって、複数の
    断面直角二等辺三角形状単位プリズムの底面を前記出射
    部側に向けた反射プリズムを備え、この反射プリズム
    は、頂角が直角をなす円錐の側面に沿って前記単位プリ
    ズムの底面が配置されるように、前記円錐の頂部を中心
    として前記単位プリズムを放射状に連設して、所定の配
    光方向へ反射させることを特徴とする光制御素子。
  2. 【請求項2】 光源装置の出射部と反射プリズムとの間
    に、所定ビーム角を越えた光を反射プリズムへ入射させ
    る屈折プリズムを介在させた請求項1記載の光制御素
    子。
  3. 【請求項3】 屈折プリズムは、複数の断面直角二等辺
    三角形単位プリズムを、底面が出射部側となるように放
    射状に配置し、屈折プリズムの中心と、反射プリズムの
    頂部とを略一致するように配置した請求項2記載の光制
    御素子。
  4. 【請求項4】 屈折プリズムは、断面四角形の単位プリ
    ズムを円状に配置した請求項2記載の光制御素子。
  5. 【請求項5】 屈折プリズムは、断面三角形の単位プリ
    ズムを円状に配置した請求項2記載の光制御素子。
  6. 【請求項6】 屈折プリズムは、同心円状に複数の単位
    プリズムを配置し、外側の単位プリズムほど高さを低く
    した請求項4または5記載の光制御素子。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5または6記載
    の光制御素子を、光源部からの光を導光する導光部材の
    出射部に配置した照明装置。
  8. 【請求項8】 光制御素子と導光部材の出射部との間隔
    Lと光制御素子の幅Wは、導光部の直径Rに対して、R
    ≦L≦3R、W≧2Rを満たす請求項7記載の照明装
    置。
JP2002151800A 2002-05-27 2002-05-27 光制御素子およびそれを用いた照明装置 Pending JP2003346526A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002151800A JP2003346526A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 光制御素子およびそれを用いた照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002151800A JP2003346526A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 光制御素子およびそれを用いた照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003346526A true JP2003346526A (ja) 2003-12-05

Family

ID=29769278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002151800A Pending JP2003346526A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 光制御素子およびそれを用いた照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003346526A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1964187A1 (en) * 2005-12-21 2008-09-03 3M Innovative Properties Company Led emitter with radial prismatic light diverter
JP2009104868A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 演出用照明装置
WO2013165722A1 (en) * 2012-05-04 2013-11-07 GE Lighting Solutions, LLC Reflector and lamp comprised thereof
US9587820B2 (en) 2012-05-04 2017-03-07 GE Lighting Solutions, LLC Active cooling device
US9951938B2 (en) 2009-10-02 2018-04-24 GE Lighting Solutions, LLC LED lamp
US10340424B2 (en) 2002-08-30 2019-07-02 GE Lighting Solutions, LLC Light emitting diode component
CN113531487A (zh) * 2020-04-10 2021-10-22 株式会社日本显示器 照明装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10340424B2 (en) 2002-08-30 2019-07-02 GE Lighting Solutions, LLC Light emitting diode component
EP1964187A1 (en) * 2005-12-21 2008-09-03 3M Innovative Properties Company Led emitter with radial prismatic light diverter
JP2009521782A (ja) * 2005-12-21 2009-06-04 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 放射状プリズム光偏向器を有するled発光体
EP1964187A4 (en) * 2005-12-21 2015-04-01 3M Innovative Properties Co LED TRANSMITTER WITH RADIAL PRISMATIC LIGHT DRIVER
JP2009104868A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 演出用照明装置
US9951938B2 (en) 2009-10-02 2018-04-24 GE Lighting Solutions, LLC LED lamp
US9587820B2 (en) 2012-05-04 2017-03-07 GE Lighting Solutions, LLC Active cooling device
US9841175B2 (en) 2012-05-04 2017-12-12 GE Lighting Solutions, LLC Optics system for solid state lighting apparatus
US9500355B2 (en) 2012-05-04 2016-11-22 GE Lighting Solutions, LLC Lamp with light emitting elements surrounding active cooling device
US10139095B2 (en) 2012-05-04 2018-11-27 GE Lighting Solutions, LLC Reflector and lamp comprised thereof
WO2013165722A1 (en) * 2012-05-04 2013-11-07 GE Lighting Solutions, LLC Reflector and lamp comprised thereof
CN113531487A (zh) * 2020-04-10 2021-10-22 株式会社日本显示器 照明装置
CN113531487B (zh) * 2020-04-10 2023-07-07 株式会社日本显示器 照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9234650B2 (en) Asymmetric area lighting lens
US9103953B2 (en) Off-axis illumination LED luminaire
JP5779096B2 (ja) 照明系、照明器具、コリメータ、及び表示装置
US8308326B2 (en) Lighting or signaling device comprising a curved light guiding plate
US9068715B2 (en) Tube luminescent retrofit using light emitting diodes
JP2005331969A (ja) 表示器に使用するための背面照明
JP6507035B2 (ja) 光束制御部材、発光装置および照明装置
JP2011003460A (ja) 照明用レンズ、発光装置、面光源および液晶ディスプレイ装置
US20130176727A1 (en) Segmented spotlight having narrow beam size and high lumen output
JP2013134985A (ja) 均一照射光学レンズ
CN103378280B (zh) 发光二极管的透镜
CN103511935A (zh) 照明装置
CN211043831U (zh) 一种光学扩束镜和灯具
JP2003346526A (ja) 光制御素子およびそれを用いた照明装置
WO2012042436A1 (en) Tir optics with optimized incoupling structure
TW200912195A (en) Light-spreading and energy-saving shade
KR20130068280A (ko) 눈부심 방지 led 조명장치
CN214535836U (zh) 照明装置及透镜
CN110307524A (zh) 一种新型反射和折射光学tv透镜
JP2010140769A (ja) 照明用レンズ、発光装置、面光源および液晶ディスプレイ装置
JP5342940B2 (ja) 照明用レンズ、発光装置、面光源および液晶ディスプレイ装置
JP2011228226A (ja) 照明用レンズ、発光装置、面光源および液晶ディスプレイ装置
JP5342941B2 (ja) 照明用レンズ、発光装置、面光源および液晶ディスプレイ装置
WO2012042460A1 (en) Tube luminescent retrofit using high power light emitting diodes
CN219693037U (zh) 一种用于灯具的平面透镜