JP2003345807A - 電子カタログ提供システム - Google Patents

電子カタログ提供システム

Info

Publication number
JP2003345807A
JP2003345807A JP2002155282A JP2002155282A JP2003345807A JP 2003345807 A JP2003345807 A JP 2003345807A JP 2002155282 A JP2002155282 A JP 2002155282A JP 2002155282 A JP2002155282 A JP 2002155282A JP 2003345807 A JP2003345807 A JP 2003345807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalog
data
product
electronic catalog
electronic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002155282A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Masuda
美希夫 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
COSMOS NETWORK KK
Original Assignee
COSMOS NETWORK KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by COSMOS NETWORK KK filed Critical COSMOS NETWORK KK
Priority to JP2002155282A priority Critical patent/JP2003345807A/ja
Publication of JP2003345807A publication Critical patent/JP2003345807A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ネットワークを利用して画像デー
タ、テキストデータ、動画データおよび音声データで構
成される電子カタログを提供する電子カタログ提供シス
テムを実現する。 【解決手段】 画像データ、テキストデータ、動画デー
タおよび音声データで構成される電子カタログを、外出
先、商談中でも、最新で正確な情報を取り出して顧客へ
提案し、顧客ごとに異なった提案製品のカタログを手軽
に作成する。画像データおよびテキストデータなどの製
品カタログデータは、ファクシミリ送信あるいはポータ
ブルドキュメントフォーマット(PDF)形式に変換し
て送信され、商談先で入手する。動画データ、音声デー
タおよびテキストデータなどで構成されるカタログデー
タは、高速パケット通信を介して入手できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用して画像データ、テキストデータ、動画データおよび
音声データで構成される電子カタログを提供する電子カ
タログ提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカタログを使った商取引は、予め
作成されている製品カタログを顧客に送付したり見せた
りすることで、顧客にその製品の外観、機能、見積など
の情報を伝達していた。しかしながら、このような従来
の方法では、外出先、商談中に顧客の要求に応じた内容
での製品カタログを使った商品提案をスピーディーに行
うことは困難であった。また、新たな製品が加わったよ
うな場合は、すでに作成してしまった製品カタログは対
応できなくなるため、新しいカタログに入れ替える時間
的金銭的コストは膨大であった。
【0003】一方で、製品の宣伝広告にホームページを
利用することも多くなってきており、たとえば商品の写
真、価格、説明文章などをホームページに掲載してお
き、顧客に閲覧させるような手法もとられている。これ
に関連する発明として、特開2001−344279号
公報は、ネットワークを利用して動画カタログとそれに
関連した静止画カタログを同時に表示画面に表示させる
電子カタログシステムを提供している。さらに、カタロ
グデータ作成を容易に短期間に生成するものとしては、
特開2001−325525号公報がある。また、マル
チメディア商品情報を複数の媒体で利用するものとし
て、特開平10−162081号公報がある。加えて、
効率的にカタログ検索を可能とするものとして、特開平
10−240830号公報がある。また、商品データを
インタラクティブに提供する発明として、特開2001
−306945号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開2001−344279号公報に開示された技術に
よっても、サービス提供側は予めカタログを作成してお
かねばならず、顧客は予め作成された情報に基づき自ら
製品を検索し注文しなければならなかった。そのため、
顧客毎に対応した需要を営業担当者が外出先や商談中に
カスタムメイドで情報収集して作成し、その場で提案す
るなどの商取引を行うことは困難であった。
【0005】さらに、特開2001−325525号公
報に開示された技術は、ウェッブ経由で顧客からデータ
の作成依頼を受けて、手作業で人がレイアウトを変換す
るものである。特開平10−162081号公報に開示
された技術は、ウェッブ経由で商品情報を閲覧できるに
すぎない。特開平10−240830号公報に開示され
た技術は、単純な検索方式を提供しているにすぎない。
そのため、上述のとおり、顧客毎に対応した需要を営業
担当者が外出先や商談中にカスタムメイドで情報収集し
て作成し、その場で提案するなどの商取引を行うことは
困難であった。
【0006】また、特開2001−306945号公報
に開示された発明は、意図する製品の構成を任意で選択
できるが、ユーザー側の製品注文処理に着目したもので
あって、外出先、商談中に最新・正確な顧客毎の情報が
取り出せるものではない。すなわち、顧客ごとに異なっ
た提案製品のカタログがオン・デマンドで手軽に作成で
き、見積作成も瞬時に行いたいという要求は引き続き生
じていた。さらに、顧客との商談先で、必要な製品デー
タを収集しカタログ作成をその場で作成したいという要
求もあった。加えて、新製品の発表に併せてカタログを
その度ごとに作成すると印刷コストが膨大との声も依然
としてあった。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、外出先、商談中でも、最新・正確な情報を取り
出して顧客へ提案し、顧客ごとに異なった提案製品のカ
タログを手軽に作成可能な電子カタログ提供システムを
実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる電子カタログ提供シス
テムは、ネットワークを利用して画像データおよびテキ
ストデータで構成される電子カタログを提供する電子カ
タログ提供システムにおいて、カタログに掲載される製
品の画像データおよびテキストデータを格納する製品デ
ータベースと、製品データベースに格納された製品デー
タの検索、抽出および配信を行う電子カタログサーバと
を有し、電子カタログサーバは、顧客の要求にあった製
品のカタログデータを生成するカタログ生成部と、この
カタログ生成部によって生成されたカタログデータをカ
タログ提供者の要求に応じ、ファクシミリ送信あるいは
ポータブルドキュメントフォーマット(PDF)形式に
変換して送信するカタログ送信部を有することを特徴と
する。
【0009】これにより、外出先や商談中でも顧客の要
求にあった最新製品の画像データおよびテキストデータ
を、顧客のオフィスに設置されているファクシミリまた
は営業担当者自らのノートパソコンによって、迅速に入
手が可能であって、入手した該カタログデータを顧客に
提示することによって、スピーディな商品提案が可能と
なる。
【0010】また、本発明の第2の観点にかかる電子カ
タログ提供システムの別の発明は、ネットワークを利用
して動画データ、音声データおよびテキストデータで構
成される電子カタログを提供する電子カタログ提供シス
テムにおいて、カタログに掲載される製品の画像データ
およびテキストデータを格納する製品データベースと、
製品データベースに格納された製品データの検索、抽出
および配信を行う電子カタログサーバとを有し、電子カ
タログサーバは、ユーザ端末を介して顧客の要求にあっ
た製品のカタログデータを生成するカタログ生成部と、
このカタログ生成部によって生成されたカタログデータ
をカタログ提供者の要求に応じ高速パケット通信で送信
するカタログ送信部を有することを特徴とする。これに
より、動画データ、音声データおよびテキストデータで
構成される電子カタログを高速パケット通信で携帯電話
などに配信してもらい入手できるので、製品の営業活動
の自由度がさらに向上し、スピーディな商品提案が可能
となる。
【0011】さらに、前記電子カタログサーバは、顧客
データの登録、変更および閲覧を行う顧客データベース
を有しても良い。
【0012】また、前記電子カタログサーバは、製品の
カテゴリの登録、変更、削除および製品カテゴリと製品
の関連づけを行う製品カテゴリデータベースをさらに有
しても良い。
【0013】また、前記電子カタログサーバによる製品
のカタログデータの検索は、製品カテゴリ別検索または
フリーキーワード検索のいずれかであっても良い。
【0014】また、前記カタログデータには、製品の見
積データも含まれていても良い。
【0015】また、前記カタログデータには、バーコー
ドデータも含まれていても良い。
【0016】また、前記高速パケット通信で送信するカ
タログ送信部は、W−CDMA(WIDEBAND C
ODE DIVISION MULTIPLE ACC
ESS)方式に対応したデータ送信を行うようにしても
良い。
【0017】また、前記検索された製品のカタログデー
タは、顧客データベースで管理されている顧客へメール
配信しても良い。
【0018】また、前記電子カタログサーバによる製品
のカタログデータの検索結果は、顧客に応じ複数の開示
レベルが設定されており、当該情報の開示レベルに基づ
いて検索結果がカタログデータに変換しても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
電子カタログ提供システムを図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子カタログ提供シス
テムの概念的な構成を示す図である。本実施態様の電子
カタログ提供システム1は、インターネットINを介し
て、ファクシミリ2、パソコン3または携帯情報端末4
と接続されている。電子カタログ提供システム1は、カ
タログサーバ11、製品データベース12、顧客データ
ベース13、製品カテゴリデータベース14から構成さ
れている。カタログサーバ11は、パソコン3または携
帯情報端末4を介した営業担当者のアクセスに基づい
て、製品データベース12、顧客データベース13、製
品カテゴリデータベース14で、製品データを検索し、
顧客のニーズに合致したカタログデータを作成する。カ
タログサーバ11にて作成されたカタログデータは、営
業担当者の指示に従ってファクシミリ2、パソコン3ま
たは携帯情報端末4に出力する。
【0020】なお、ここで携帯情報端末4は特に制限は
されないが、いわゆる第3世代携帯電話であって世界標
準規格IMT−2000などで認定されているW−CD
MA(WIDEBAND CODE DIVISION
MULTIPLE ACCESS)方式を採用してお
り、受信速度最大384kbps以上の高速データ通信
が可能である。そのため、動画や音声によるカタログデ
ータの受信も可能である。本発明でいう高速パケット通
信とは、このような第3世代携帯電話のW−CDMA方
式によって通信されているものである。
【0021】一方で、製品データベース12および顧客
データベース13には、静止画像にとどまらず、CA
D、3D、パノラマ、ズーム、音声、動画などの形式の
ファイルが登録可能であり、製品の特徴を最大限引き出
すような設定がなされている。たとえば、顧客が商談中
に興味を示した製品について、外観構造を3Dイメージ
で紹介し、設計に必要な部分の図面データをCAD形式
で読み出せば良い。また、各種ショールームや不動産の
モデルルームなどで使用する場合は、各部屋の内部や建
物の周辺環境を見せたいときなどは、パノラマ形式とす
ればよい。さらに、自動車の車内内部の詳細を拡大して
見せたいときは、ズーム形式にすれば良い。このような
表示形式は、それぞれの形式にあったアプリケーション
が種々選択可能であって、営業担当者がその都度選択す
る。このような構成を採ることによって、外出先、商談
中でも、最新・正確な情報が取り出せるので、顧客への
対応の速度が飛躍的に向上する。
【0022】図2は、本発明の実施形態に係るカタログ
サーバ11の概念的な構成を示す図である。カタログサ
ーバ11は、カタログ生成部21、カタログ送信部22
を有し、上述の製品データベース12などとの間でデー
タのやりとりを行う。また、カタログサーバ11と製品
データベース12などのデータ格納部との間には、管理
用端末23が設けられており、後述するデータのメンテ
ナンスの際に直接カタログサーバ11にアクセスするこ
とができる。
【0023】ここで、カタログ生成部21は、要求され
たカタログの形式に従って、製品データベース12、顧
客データベース13などから情報を読み出して加工す
る。また、カタログ送信部22は、カタログ生成部21
で生成したカタログデータを、顧客の要求に応じてファ
クシミリ送信、ポータブルドキュメントフォーマット
(PDF)形式または高速パケット通信に使用できる形
式に変換して送信する。
【0024】たとえば、自動車用品小売店の営業担当が
顧客と商談している場合に、顧客側が小型トラックまた
はRV用のマニュアルトランスミッションを要求してい
る場合に、自動車用品小売店側は、自社が保有している
トランスミッションのうちマニュアル用でさらに馬力の
高い車種に対応しているものを、本発明の電子カタログ
提供システムを介して検索する。
【0025】この場合に、先ずカタログサーバ11にア
クセスし製品の検索を行い、ヒットした製品の画像デー
タ、製品の一般的な説明データ、CADの設計図面を1
枚のカタログとしてカタログ生成部21で作成する。そ
の後、カタログ送信部22にて商談先のノートパソコン
へポータブルドキュメントフォーマット(PDF)形式
に変換したカタログデータを送信する。自動車用品小売
店の営業担当者は、顧客との商談先で、必要な製品デー
タを収集しカタログ作成が行え、最新の製品情報や価格
情報にも対応でき、新製品の発表に併せてカタログを作
成する必要がないので印刷コストも削減できる。以下に
具体的にどのような手順で上述の作業が行われるか説明
する。
【0026】図3は、本発明の実施形態に係る電子カタ
ログ提供システムの電子カタログ生成の流れを概念的に
示す図である。すなわち、本実施の形態における電子カ
タログ生成システムでは、顧客やカタログ提供者が使用
する端末によって電子カタログ生成の流れが異なる。
【0027】図3においてカタログ提供者がパソコン3
を通じて、電子カタログ提供システム1にログインした
場合は、製品検索を行わせ、製品を選択させ、フォーム
選択を行わせ、カタログのヘッダーに入力する内容を調
整させ、PDFの自動生成をし、生成したPDFファイ
ルをファクシミリ2、オンデマンドなプリンタ5または
e−mail6にファイルを添付して送信させて、カタ
ログを入手させる。
【0028】この場合、カタログ提供者はログイン時に
顧客データベース13に登録されたIDとパスワードを
入力することによって、電子カタログ提供システム1に
ログイン(S310)して本システムを利用する。そし
て、次の製品検索(S311)では、カテゴリ階層検
索、フリーキーワード検索、全文検索などによって、対
象の製品を検索する。
【0029】さらに、検索した製品の一覧の中からPD
Fに出力したい製品を選択する(S312)。すると、
次のフォーム選択(S313)で、たとえばカタログフ
ォーム、簡易見積フォーム、バーコードフォーム、ダイ
レクトメールフォームまたはPOP広告フォームなどの
中から選択する。カタログのヘッダーに入力する内容の
調整(S314)も、たとえば年月日、宛先入力、コメ
ント入力、価格修正、個数入力などを入力する。
【0030】すると、データベースから必要な情報のみ
をカタログサーバ11は取り出してPDFに自動生成
し、カタログ、簡易見積、バーコード、ダイレクトメー
ルを自動的に生成する(S300)。そして、生成した
情報を、必要に応じてファクシミリ2に送信したり、オ
ンデマンドなプリンタ5またはe−mail6にファイ
ルを添付して送信する(S301)。このように電子カ
タログ提供システム1に登録されている情報から、欲し
い情報を検索して、カタログ提供者の希望にあったテン
プレートにPDF変換し、1枚のカタログからでも作成
が極めて安価に迅速に行うことができる。
【0031】一方で、カタログ提供者が携帯情報端末4
でログインしてきた場合(S320)は、製品検索を行
わせ(S321)、製品を選択させ(S322)、PD
Fの自動生成をし(S300)、生成したPDFファイ
ルをファクシミリ2、オンデマンドなプリンタ5または
e−mail6にファイルを添付して送信させて、カタ
ログを入手させる(S301)。カタログ提供者が携帯
情報端末4でログインしてきた場合は、フォームの選択
(S313)やヘッダー入力(S314)などは削除し
て、システムの簡便化を図っているが、上述のカタログ
提供者がパソコン3を通じて、電子カタログ提供システ
ム1にログインした場合と同様にしても良い。
【0032】図4は、図3に示した電子カタログ生成の
流れのログインを説明する図である。上述のカタログ提
供者がパソコン3あるいは携帯情報端末4を介して、電
子カタログ提供システム1にログインした場合(S31
0、S320)は、まずこの画面が表示される。そし
て、カタログ提供者はID番号やパスワードを入力する
と、カタログサーバ11は、顧客データベース13に照
会する。顧客データベース13に、カタログ提供者が入
力したID番号やパスワードが存在しない場合は、エラ
ーメッセージをカタログ提供者に表示する。そして、カ
タログ提供者が入力したID番号やパスワードが顧客デ
ータベース13に存在した場合は、次の製品検索画面が
表示される。
【0033】図5は、図3に示した電子カタログ生成の
流れのフリーキーワード検索を説明する図である。製品
検索(S311、S321)は、フリーキーワード検索
と製品カテゴリ検索の2種類があり、図5に示している
のはフリーキーワードの検索画面である。本実施形態の
フリーキーワード検索は、条件を文字列、リストまたは
範囲指定などで指定して、その条件を満たした製品を製
品データベース12から抽出する。条件を満たした製品
が、製品データベース12にない場合は、エラー画面を
画面に表示させ、条件を満たした製品が製品データベー
ス12にあった場合は、次の製品選択(S312、S3
22)へ進む。
【0034】図6は、図3に示した電子カタログ生成の
流れの製品カテゴリ検索を説明する図である。本実施形
態の製品カテゴリ検索は、あらかじめ製品カテゴリ関連
付けデータベース60に登録した製品を細かく検索する
ことできる。この製品カテゴリ関連付けデータベース6
0は、製品データベース12と製品カテゴリデータベー
ス14との間の情報をそれぞれ関連付けた情報を格納し
ている。そして、大カテゴリ、中カテゴリ、小カテゴリ
のそれぞれの情報に基づいて、製品データベース12と
製品カテゴリデータベース14の情報を引き出す。条件
を満たした製品が、製品データベース12と製品カテゴ
リデータベース14にない場合は、エラー画面を画面に
表示させ、条件を満たした製品がデータベースにあった
場合は、次の製品選択(S312、S322)へ進む。
【0035】図7は、図3に示した電子カタログ生成の
流れの製品選択を説明する図である。この画面は、製品
フリーキーワード検索と製品カテゴリ検索のいずれかで
検索された製品を表示する画面である。表示された中か
ら、PDFとして出力したい製品を選択する。すると、
選択した製品は、図面左の選択製品一覧画面として表示
される。選択が終了したら、選択終了ボタンをクリック
すると、次のフォーム選択(S313)へ進む。なお、
本実施の形態では、携帯情報端末4からのログイン(S
320)に対しては、フォームは1つしか設定されてい
ないため、選択終了ボタンを押すと、PDF自動生成
(S300)へと進む。
【0036】図8は図3に示した電子カタログ生成の流
れのフォーム選択を説明する図である。この画面では、
PDFで出力するためのカタログフォーム、簡易見積フ
ォーム、バーコードフォーム、ダイレクトメールフォー
ムまたはPOP広告フォームなどから選択する(S31
3)。なお、本実施態様では、選択した製品情報は、カ
タログサーバ11に格納され、次のヘッダー入力(S3
14)に渡される。
【0037】図9は、図3に示した電子カタログ生成の
流れのヘッダー入力を説明する図である。ここでは、提
案先の企業名や日時、個数などを個別に入力する(S3
14)。なお、本実施態様では、選択した製品情報とヘ
ッダー入力情報は、カタログサーバ11に格納され、次
のPDF自動生成(S300)に渡される。
【0038】図10は、図3に示した電子カタログ生成
の流れのPDF自動生成を説明する図である。このPD
F自動生成(S300)は、フォーム選択(S313)
で選択された空のフォームに、製品選択(S312、S
322)された製品情報に、ヘッダー入力情報(S31
4)を付加して生成される。そして、これらの情報がP
DFフォーマットに加工されて、本実施形態の電子カタ
ログ提供システムの提供媒体が完成するのである。
【0039】図11は、本発明の実施形態に係る電子カ
タログ提供システムのOne toOneメール機能を
説明する図である。ここで、One toOneメール
機能とは、本電子カタログ提供システム1の特徴的な機
能の1つで、ユーザ属性あるいはアクセスログ統計のい
ずれかで対象顧客を抽出し、抽出後One to On
eメール送信画面にてメール本文を作成し、送信ボタン
をクリックすると、各顧客のメールアドレスにメールを
送ることができる機能である。
【0040】具体的には、管理者画面から、所定のID
およびパスワードによってアクセスすると、One t
o Oneメール送信画面が表示される。そして、アク
セス者がユーザ属性ボタンをクリックすると、性別や住
所などの条件にあった顧客を検索する画面が表示され
る。この条件検索画面に条件を入力すると、カタログサ
ーバ11は顧客データベース13に合致した条件の顧客
を捜しにいき、対象顧客を抽出する。そして、抽出され
た顧客はリスト表示され、アクセス者はこの顧客に送る
メール本文を作成して、メールを配信する。
【0041】一方で、アクセス者がアクセスログ統計ボ
タンをクリックすると、アクセス数やどの製品を閲覧し
たかによって顧客を検索する画面が表示される。この条
件検索画面に条件を入力すると、カタログサーバ11
は、LOG管理データベース110にアクセスして、該
当する条件の顧客情報を顧客データベース13に捜しに
いき、対象顧客を抽出する。ここで、LOG管理データ
ベース110には、顧客ごとのアクセス数やどの製品を
閲覧したかの情報が格納されている。そして、抽出され
た顧客はリスト表示され、アクセス者はこの顧客に送る
メール本文を作成して、メールを配信する。
【0042】このようなOne to Oneメール機
能を備えた本電子カタログ提供システム1により、分析
からメール送信まで一貫した作業が可能となる。さら
に、後述するログ収集解析システムと連携しているの
で、データ分析によって、即時に顧客に特化した情報を
配信することができる。そして、そのメールによって、
サイトに訪れた顧客の情報を再び取り入れることによっ
て、循環した顧客情報の収集が可能となる。特に、顧客
情報は顧客データベース13に格納されているものを使
用するので、メール配信するたびにアドレスや名前を記
入するといった重複する手間を省くことができる。
【0043】図12は、本発明の実施形態に係る電子カ
タログ提供システムのIDパスワード認証システムを説
明する図である。本実施形態に係る電子カタログ提供シ
ステムのIDパスワード認証システムは、ユーザレベル
によって使用できる機能や閲覧できる製品項目を限定す
ることで、それぞれのユーザレベルに適したサービスを
提供することが可能なシステムである。
【0044】たとえば、図12にはさまざまなレベルの
ユーザがおり、左から管理者、社員、1次販売店、2次
販売店および一般消費者とする。このようなユーザが同
じA製品を閲覧したと想定する。そして、それぞれのユ
ーザに応じて、表示する製品の情報は異なり、使用でき
る機能の使用権限も異ならせることができる。本実施形
態では、ユーザレベルを5つに分けて、それぞれが製品
データベース12にアクセスした場合に、閲覧できるA
製品の情報はそれぞれ異なる。たとえば、管理者は、A
製品について、製品価格、定価、原価、販売価格1、販
売価格2、詳細資料1および詳細資料2を閲覧できる
が、一般消費者はA製品について、製品解説と定価しか
閲覧できないとしている。
【0045】一方で、本実施形態では、使用できる機能
の使用権限については、図12の表のように権限が与え
られている。たとえば、管理者は、管理機能、製品表
示、PDF作成、ログ収集解析およびOne to O
neメール機能の全ての機能を使用できる。これに対
し、販売店や一般消費者は、機能の使用権限が限定され
ており、製品表示の機能しか使用することはできない。
【0046】なおこれらの機能は一例であって、本電子
カタログ提供システム1には、様々な機能が備えられて
いる。たとえば、PDF動画・音声出力機能、高速パケ
ット通信オプション、音声認識カタログ機能、カタログ
フォーマット選択・履歴・メール機能である。
【0047】PDF動画・音声出力機能とは、PDFに
動画や音声を取り込むことによって、製品の魅力を詳細
まで伝達することができ、顧客がカタログを作成する楽
しさをも向上することができる。具体的には、動画や音
声データを1/10程度に圧縮し、PDFに取り込む。
電子カタログを開いたり、音声説明ボタンを、閲覧者が
クリックすると製品の説明が音声で始まり、製品の動画
情報が機能しはじめる。
【0048】高速パケット通信オプションとは、携帯情
報端末4に動画や音声データを文字のカタログ情報とと
もに送信する。すると、カタログ提供者はその場で商談
をしながら、動画や音声情報が付加されたカタログを入
手することができ、販売促進のツールとして活用するこ
とができる。
【0049】音声認識カタログ機能とは、本実施形態の
製品データベース12に音声検索機能を設け、カタログ
提供者の音声入力情報に基づいて、検索を進めるもので
ある。この音声認識カタログ機能に、声紋登録機能を付
加することによって、カタログ提供者は音声入力情報に
基づいて、本システムにログオンをすることができる。
そしてこの声紋登録によって、ユーザレベルが判別さ
れ、使用できる機能の使用権限も判別される。
【0050】カタログフォーマット選択・履歴・メール
機能とは、製品カタログを各種フォーマットで出力し、
一度作ったカタログを何度も使用することを可能とする
機能である。すなわち、カタログ提供者はカタログを頒
布する相手に応じてデータの形式を変更する必要が生じ
たときに、予めカタログ提供者が登録した複数のデータ
形式に、同じ製品データを変換するものである。
【0051】たとえば、本システムのカタログ提供者は
カタログを頒布する相手がPDF、マイクロソフト社の
ワード形式、JPEG形式などさまざまなデータ形式で
あっても、一度カタログをその頒布者向けのデータ形式
で作成すると、以後はその頒布先の希望にあったフォー
マットでカタログを作成できるのである。これにより、
一度作成した履歴を参照してカタログを作成することが
できるので、頒布先に応じたデータ形式で同じ製品のカ
タログを次々に更新することができる。
【0052】図13は、本発明の実施形態に係る電子カ
タログ提供システムのアクセスのメインメニューの一例
を示す図である。すなわち、カタログサーバ11にアク
セスした場合に、IDパスワード認証後に表示されるの
が図13の画面である。図13のメインメニューは「製
品を見る」「PDFを作成する・FAXする」「ID登
録情報を変更する」からなり、右となりの実行ボタンを
クリックすることによって実行される。たとえば、前述
の自動車用品小売店の営業担当者は、顧客との商談先で
必要になった製品を検索する場合に、先ず「製品を見
る」の実行ボタンをクリックする。
【0053】図14は、前記図13の検索メニューの下
層メニューである検索メニューの一例を示す図である。
すなわち、「製品を見る」の実行ボタンをクリックした
後に表示されるのが図13の画面である。この検索画面
は「製品カテゴリで探す」「フリーキーワードで探す」
からなる。但し、この検索画面は一例であって、用途や
製品によって種々変更は可能である。たとえば、ここで
は、前述の自動車用品小売店の営業担当者は、「製品カ
テゴリで探す」の実行ボタンをクリックしたとする。
【0054】図15は、前記図14の検索メニューの下
層メニューである大カテゴリ選択メニューの一例を示す
図である。大カテゴリの区分方法は利用者の関連のある
もののみアップされている。すなわち、利用者は本発明
のカタログサーバ11にアクセスする前に、ID番号や
パスワードの入力が求められており、この情報によって
利用者が必要な製品データのみ開示される。また、同じ
製品データであってもスペックの開示の程度が異なって
おり、ID番号やパスワードの内容によって階層的に開
示される。すなわち、顧客に応じた複数の開示レベルが
事前に設定されており、当該情報の開示レベルに基づい
て検索結果が、カタログデータに変換されるのである。
たとえば、ここでは、前述の自動車用品小売店の営業担
当者は、「自動車部品」の実行ボタンをクリックしたと
する。
【0055】図16は、前記図15の大カテゴリ選択メ
ニューの下層メニューである中カテゴリ選択メニューの
一例を示す図である。ここでは、たとえば「トランスフ
ァ」「トランスミッション」「その他」に分けられてい
る。但し、このような分類は一例であって、用途や製品
によって種々変更は可能である。そして、「トランスミ
ッション」を選択すると、さらに図示しない小分類があ
り、前述の自動車用品小売店の営業担当者は、マニュア
ルの高馬力対応のトランスミッションを選択した。
【0056】図17は、上述のトランスミッションの製
品情報の一例を示す図である。この場合、自動車用品小
売店の営業担当者は、ポータブルドキュメントフォーマ
ット(PDF)形式に変換するメニューを選んでおり、
カタログ送信部22はPDF変換したカタログデータを
ノートパソコンへ送信した。図17の製品カタログは、
製品の外観を表す画像データ、主な特徴を表すテキスト
データ、製品スペックの表および設計図のCAD図から
構成されている。このように、外出先、商談中でも、最
新・正確な情報が取り出せるので、自動車用品小売店の
営業担当者の顧客への対応の速度が飛躍的に向上する。
【0057】図18は、前記図14の検索メニューの下
層メニューであるフリーキーワード検索メニューの一例
を示す図である。この画面は、図14において「フリー
キーワードで探す」の実行ボタンをクリックした場合で
ある。このようにフリーキーワードで自由に製品を検索
することができ、上述の例では「トランスミッション」
「マニュアル」「高馬力」などのキーワードを入力して
検索しても良い。
【0058】図19は、本発明の実施形態に係る電子カ
タログの一例を示す図である。この例では、家具のショ
ールームで顧客がアンティークの椅子を4脚欲しいとい
うときに、家具のショールームの販売員は、その場で倉
庫に収納している全種類のアンティークの椅子を検索
し、4脚分の値段も見積もってカタログを作成できる。
図19のカタログでは、椅子の画像データ、寸法、型
番、4脚の値段をポータブルドキュメントフォーマット
(PDF)形式で出力している。
【0059】図20は、本発明の実施形態に係る電子見
積書の一例を示す図である。すなわち、図19のような
カタログ形式のものでなくとも、顧客によっては見積の
み要求する場合もあるので、そのような場合は見積用に
データを修正し出力する。図20では、顧客がステンレ
スのキャスター7点をそれぞれ5つずつ欲しいと言われ
たときの見積書である。この場合、キャスターの画像は
重要ではないので、製品コードや単価、数量、消費税な
どの情報が適宜選択した項目に従って出力される。な
お、この見積書は、商談中に顧客から要求され、顧客の
ファクシミリに配信されて出力される形式のものであ
る。
【0060】図21は、本発明の実施形態に係るPOS
用入力フォームの一例を示す図である。図20で説明し
たステンレスのキャスター7点にバーコード情報を添付
して、顧客がバーコードリーダで読みとれるように作成
したものである。このPOS用入力フォームも、商談中
に顧客から要求され、顧客のファクシミリに配信されて
出力される形式のものである。図20および図21のよ
うな顧客側のファクシミリで商談中に受信できるような
商取引を行うことによって、顧客ごとに異なった提案製
品のカタログ、見積書の作成が瞬時に行えるので、顧客
ごとに合ったサービスが提供可能である。
【0061】図22は、本発明の実施形態に係る管理者
機能の構成例を示す図である。本実施形態の電子カタロ
グ提供システム1には、管理者機能が付加されている。
この管理者機能とは、管理者として登録された者が、管
理者画面より製品情報、顧客情報、カテゴリ情報などを
登録・変更・削除・所定のデータ形式に一括処理などが
できる機能である。直接データベースに格納されている
情報を操作するので、簡単にスピーディーに情報更新を
行うことができる。
【0062】具体的には、電子カタログ提供システム1
は管理者用に登録されたIDとパスワードによって、管
理者を認識すると管理者用画面のアクセスを認める。そ
して、この管理者用画面は、製品データベース12、顧
客データベース13および製品カテゴリ関連付けデータ
ベース60に、情報の新規登録、変更、削除または情報
の変換の一括処理を行うことができる。この管理者用画
面について、以下に説明する。
【0063】図23は、本発明の実施形態に係る電子カ
タログ提供システムのメンテナンスメニューの一例を示
す図である。このメンテナンスメニューは管理者用のメ
ニューで、一般のカタログ提供者はアクセスできない。
前述した管理用端末23からアクセスすることができ
る。図23に表示されるメンテナンスメニューは、「製
品カテゴリ管理」「製品データ管理」「顧客データ管
理」「アクセスログ統計」「管理者・担当者管理」「資
料請求データ管理」から構成されている。それぞれのメ
ニューは右欄に説明されている通りであり、クリックす
ることによってアクセスされる。
【0064】図24は、前記図23のメンテナンスメニ
ューの下層メニューである製品カテゴリ管理メニューの
一例を示す図である。すなわち、図23の「製品カテゴ
リ管理」をクリックすると、この画面が表示される。こ
の製品カテゴリ管理は、各製品の登録、変更、削除およ
び製品のカテゴリと製品の関連付けの設定を行う。
【0065】まず、この製品カテゴリ管理では、すでに
登録してある製品カテゴリ、たとえば上述の例では、大
カテゴリとして自動車部品、中カテゴリとしてトランス
ファ、トランスミッション、その他がすでに製品カテゴ
リ別処理で登録されている。また、小カテゴリも同様に
それぞれ製品カテゴリ別処理で登録されている。なお、
このように既に登録されているカテゴリを変更するに
は、製品カテゴリ別処理の「変更」を選択する。
【0066】次に、登録された製品カテゴリにそれぞれ
の製品データを関連付けを行う。この処理は、図24の
「製品カテゴリ・製品関連付け処理」で行う。具体的に
は、図25で登録された製品データに上述の製品カテゴ
リ別処理で登録された製品カテゴリをそれぞれ対応させ
る。なお、製品カテゴリ処理および製品カテゴリ・製品
関連付け処理は、ともに「一括処理」が可能でたとえ
ば、CSV(COMMA−SEPARATED VAR
IABLE)形式で作成されているデータ群を、一括で
アップロードして内容の登録・変更ができる。また、そ
の際に、条件を指定させてダウンロードすることもでき
る。
【0067】図25は、前記図23のメンテナンスメニ
ューの下層メニューである製品データ管理メニューの一
例を示す図である。この製品データ管理メニューは、製
品のデータを登録するメニューであり、たとえば図17
の製品カタログで示す製品の外観を表す画像データ、主
な特徴を表すテキストデータ、製品スペックの表および
設計図のCAD図などを格納させる。
【0068】なお、すでに登録されている製品データを
変更させたり、削除したり、CSV(COMMA−SE
PARATED VARIABLE)形式で作成されて
いるデータ群を、一括でアップロードして内容の登録・
変更ができる。なお、図25の例では、登録製品数が5
2との表示がなされており、現状の製品データの分量が
一目で把握できるようになっている。また、あとどれく
らい製品データを登録できるかの目安として、登録可能
製品数として、この例ではあと99948品登録できる
旨の表示がされている。
【0069】図26は、前記図23のメンテナンスメニ
ューの下層メニューである顧客データ管理メニューの一
例を示す図である。この顧客データ管理メニューは顧客
データの閲覧、登録、変更、削除、IDの承認、一括処
理、One to Oneメール送信の処理を行う。顧
客データとは、たとえば先ほどの例では、自動車用品小
売店の営業担当者は、営業先の顧客について小型トラッ
クまたはRV用のマニュアルトランスミッションの要求
があった場合に、その顧客名などの必須データの他に、
過去の営業活動により収集した情報や購入実績なども入
力できる。
【0070】加えて、キャンペーンやアンケートなど、
さまざまな目的で集客した顧客の情報や、見込み客の情
報なども格納することもできる。そして、さまざまな顧
客ごとにここでは図示されていない顧客カテゴリを付与
し、該蓄積されたデータを基に、顧客カテゴリごとのニ
ーズのあった新製品情報やセミナー案内などを、One
to Oneメールの欄で情報を配信する。なお、ID
承認では、そのIDレベル毎に配信する情報のレベルを
変化させることができる。
【0071】図27は、前記図23のメンテナンスメニ
ューの下層メニューである管理者・担当者管理メニュー
の一例を示す図である。このメニューでは、本メンテナ
ンスメニューにアクセス可能な管理者および担当者を設
定するメニューである。この管理者・担当者管理メニュ
ーで設定された者はそれぞれIDおよびパスワードが割
り当てられる。そして、アクセス可能とされたものは、
たとえば商談先でも、IDおよびパスワードを入力すれ
ば、自らのノートパソコンや携帯電話などで、このメン
テナンスメニューにアクセスできるようにしてもよい。
【0072】図28は、前記図23のメンテナンスメニ
ューの下層メニューである資料請求管理メニューの一例
を示す図である。このメニューは資料請求のあった場合
に、当該請求された資料を作成し、One to On
eメールで情報を配信することができる。
【0073】図29は、本発明の実施形態に係るログ収
集・解析システムの一例を示す図である。このログ収集
・解析システムは、顧客が本電子カタログ提供システム
1にログインして、製品のカタログを閲覧しようとした
場合に、どのようなカテゴリを通り、どのような製品を
閲覧したかを随時LOG管理データベース110に情報
を収集する。そして収集した情報を、カタログサーバ1
1は変換して、その情報をグラフによって見やすく解析
する。
【0074】グラフは、顧客、カテゴリ(大、中、小)
または製品毎のアクセスログ数を表示して、また日、
週、月、年など時系列による分析も可能となる。そし
て、表示したアクセスログを、たとえばCSV(COM
MA−SEPARATED VARIABLE)形式で
ダウンロードすることができる。
【0075】図30は、本発明の実施形態に係るOne
to Oneメール活用の一例を示す図である。本実
施形態の電子カタログ提供システム1によれば、管理者
用画面から分析からメールまでの一貫した作業が可能と
なる。特に、図30では、ログ収集解析システムと連動
させている。具体的には、本システムを化粧品メーカー
が活用した場合について、図30を用いて説明する。
【0076】先ず、化粧品メーカーは、ログ収集解析シ
ステムを用いて、顧客の製品指向分析を行う。そしてロ
グ収集解析システムを用いて、名前、住所、年齢、性別
などで顧客の属性を分析する。その顧客がそのような経
路で本システムが運営するサイトへ訪れたかも、ログ収
集解析システムを用いて特定する。次に、どのような資
料を請求したかを資料請求データベース300で検索す
る。その場合は、請求した顧客の名前、住所、年齢など
も収集する。
【0077】これらを、One to Oneメール機
能を用いて、ユーザ属性、アクセスログ統計、資料請求
のボタンをクリックすると、それぞれ条件に合致した情
報をデータベースから呼び出してくる。抽出された顧客
はリスト表示され、その顧客に合わせた新商品案内、化
粧品情報の提供およびセール情報などをメール配信す
る。そして、メールを受信した顧客は、化粧品メーカー
のホームページで、商品の購入やアンケート記入などを
行う。そして、このような情報を再度、顧客情報とし
て、電子カタログ提供システム1に取り込むのである。
【0078】このような機能を備えた本電子カタログ提
供システム1により、分析からメール送信まで一貫した
作業が可能で、データ分析によって、即時に顧客に特化
した情報を配信することができる。そして、そのメール
によって、サイトに訪れた顧客の情報を再び取り入れる
ことによって、循環した顧客情報の収集が可能となる。
特に、顧客情報は顧客データベース13に格納されてい
るものを使用するので、メール配信するたびにアドレス
や名前を記入するといった重複する手間を省くことがで
きる。
【0079】図31は、前記図23のメンテナンスメニ
ューの下層メニューであるOneto One管理メニ
ューの一例を示す図である。このメニューは、上述のO
ne to Oneメールで情報を配信する条件を指定
する。なお、本メンテナンスメニューには、アクセスロ
グ統計のメニューもあり、ログ収集および解析システム
により、IDごとの製品ログ、製品カテゴリログの収集
と分析ができる。したがって、このようなID管理によ
って、誰がいつ、どの製品情報を見たかなどの詳細ログ
分析を行える。そして、その情報は販売促進活動や新規
顧客開拓などの営業活動を促進することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子カタ
ログ提供システムによれば、外出先、商談中でも、最新
・正確な情報が取り出せるので、顧客への対応の速度が
飛躍的に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電子カタログ提供シス
テムの概念的な構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係るカタログサーバ11の
概念的な構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る電子カタログ提供シス
テムの電子カタログ生成の流れを概念的に示す図であ
る。
【図4】図3に示した電子カタログ生成の流れのログイ
ンを説明する図である。
【図5】図3に示した電子カタログ生成の流れのフリー
キーワード検索を説明する図である。
【図6】図3に示した電子カタログ生成の流れの製品カ
テゴリ検索を説明する図である。
【図7】図3に示した電子カタログ生成の流れの製品選
択を説明する図である。
【図8】図3に示した電子カタログ生成の流れのフォー
ム選択を説明する図である。
【図9】図3に示した電子カタログ生成の流れのヘッダ
ー入力を説明する図である。
【図10】図3に示した電子カタログ生成の流れのPD
F自動生成を説明する図である。
【図11】本発明の実施形態に係る電子カタログ提供シ
ステムのOne to Oneメール機能を説明する図
である。
【図12】本発明の実施形態に係る電子カタログ提供シ
ステムのIDパスワード認証システムを説明する図であ
る。
【図13】本発明の実施形態に係る電子カタログ提供シ
ステムのアクセスのメインメニューの一例を示す図であ
る。
【図14】前記図13の検索メニューの下層メニューで
ある検索メニューの一例を示す図である。
【図15】前記図14の検索メニューの下層メニューで
ある大カテゴリ選択メニューの一例を示す図である。
【図16】前記図15の大カテゴリ選択メニューの下層
メニューである中カテゴリ選択メニューの一例を示す図
である。
【図17】図17は、トランスミッションのカタログデ
ータのPDF版を示す図である。
【図18】前記図14の検索メニューの下層メニューで
あるフリーキーワード検索メニューの一例を示す図であ
る。
【図19】本発明の実施形態に係る電子カタログの一例
を示す図である。
【図20】本発明の実施形態に係る電子見積書の一例を
示す図である。
【図21】本発明の実施形態に係るPOS用入力フォー
ムの一例を示す図である。
【図22】本発明の実施形態に係る管理者機能の構成例
を示す図である。
【図23】本発明の実施形態に係る電子カタログ提供シ
ステムのメンテナンスメニューの一例を示す図である。
【図24】前記図23のメンテナンスメニューの下層メ
ニューである製品カテゴリ管理メニューの一例を示す図
である。
【図25】前記図23のメンテナンスメニューの下層メ
ニューである製品データ管理メニューの一例を示す図で
ある。
【図26】前記図23のメンテナンスメニューの下層メ
ニューである顧客データ管理メニューの一例を示す図で
ある。
【図27】前記図23のメンテナンスメニューの下層メ
ニューである管理者・担当者管理メニューの一例を示す
図である。
【図28】前記図23のメンテナンスメニューの下層メ
ニューである資料請求管理メニューの一例を示す図であ
る。
【図29】本発明の実施形態に係るログ収集・解析シス
テムの一例を示す図である。
【図30】本発明の実施形態に係るOne to On
eメール活用の一例を示す図である。
【図31】前記図23のメンテナンスメニューの下層メ
ニューであるOne to One管理メニューの一例
を示す図である。
【符号の説明】
1 電子カタログ提供システム 2 ファクシミリ 3 パソコン 4 携帯情報端末 5 プリンタ 6 e−mail 11 カタログサーバ 12 製品データベース 13 顧客データベース 14 製品カテゴリデータベース 21 カタログ生成部 22 カタログ送信部 23 管理用端末 60 製品カテゴリ関連付けデータベース 110 LOG管理データベース 300 資料請求データベース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを利用して画像データおよび
    テキストデータで構成される電子カタログを提供する電
    子カタログ提供システムにおいて、 カタログに掲載される製品の画像データおよびテキスト
    データを格納する製品データベースと、 前記製品データベースに格納された製品データの検索、
    抽出および配信を行う電子カタログサーバとを有し、 前記電子カタログサーバは、カタログ提供者の要求にあ
    った製品のカタログデータを生成するカタログ生成部
    と、このカタログ生成部によって生成されたカタログデ
    ータをカタログ提供者の要求に応じ、ファクシミリ送信
    あるいはポータブルドキュメントフォーマット(PD
    F)形式に変換して送信するカタログ送信部を有するこ
    とを特徴する電子カタログ提供システム。
  2. 【請求項2】ネットワークを利用して動画データ、音声
    データおよびテキストデータで構成される電子カタログ
    を提供する電子カタログ提供システムにおいて、 カタログに掲載される製品の画像データおよびテキスト
    データを格納する製品データベースと、 前記製品データベースに格納された製品データの検索、
    抽出および配信を行う電子カタログサーバとを有し、 前記電子カタログサーバは、ユーザ端末を介してカタロ
    グ提供者の要求にあった製品のカタログデータを生成す
    るカタログ生成部と、このカタログ生成部によって生成
    されたカタログデータをカタログ提供者の要求に応じ高
    速パケット通信で送信するカタログ送信部を有すること
    を特徴する電子カタログ提供システム。
  3. 【請求項3】前記電子カタログサーバは、顧客データの
    登録、変更および閲覧を行う顧客データベースをさらに
    有することを特徴とする請求項1または2に記載の電子
    カタログ提供システム。
  4. 【請求項4】前記電子カタログサーバは、製品のカテゴ
    リの登録、変更、削除および製品カテゴリと製品の関連
    づけを行う製品カテゴリデータベースをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の電子カタログ
    提供システム。
  5. 【請求項5】前記電子カタログサーバによる製品のカタ
    ログデータの検索は、製品カテゴリ別検索またはフリー
    キーワード検索のいずれかであることを特徴とする請求
    項1または2に記載の電子カタログ提供システム。
  6. 【請求項6】前記カタログデータには、製品の見積デー
    タも含まれていることを特徴とする請求項1に記載の電
    子カタログ提供システム。
  7. 【請求項7】前記カタログデータには、バーコードデー
    タも含まれていることを特徴とする請求項5に記載の電
    子カタログ提供システム。
  8. 【請求項8】前記高速パケット通信で送信するカタログ
    送信部は、W−CDMA(WIDEBAND CODE
    DIVISION MULTIPLE ACCES
    S)方式に対応したデータ送信を行うことを特徴とする
    請求項2に記載の電子カタログ提供システム。
  9. 【請求項9】前記検索された製品のカタログデータは、
    前記顧客データベースで管理されている顧客へメール配
    信されることを特徴とする請求項3に記載の電子カタロ
    グ提供システム。
  10. 【請求項10】前記電子カタログサーバによる製品のカ
    タログデータの検索結果は、顧客に応じ複数の開示レベ
    ルが設定されており、当該情報の開示レベルに基づいて
    検索結果がカタログデータに変換されることを特徴とす
    る請求項5に記載の電子カタログ提供システム。
JP2002155282A 2002-05-29 2002-05-29 電子カタログ提供システム Pending JP2003345807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002155282A JP2003345807A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 電子カタログ提供システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002155282A JP2003345807A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 電子カタログ提供システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003345807A true JP2003345807A (ja) 2003-12-05

Family

ID=29771842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002155282A Pending JP2003345807A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 電子カタログ提供システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003345807A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048663A (ja) * 2004-06-30 2006-02-16 Metallic House Inc 商品・サービス受発注システム及び商品・サービス受発注方法、並びにサーバ装置及び端末装置
JP2006227890A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Dainippon Printing Co Ltd ドキュメント作成支援システム、サーバ、プログラム、及び、記録媒体
JP2007015332A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成管理システム
JP2013520743A (ja) * 2010-04-16 2013-06-06 ビズモードライン カンパニー リミテッド 拡張現実サービスのためのマーカ検索システム
JP2016508642A (ja) * 2013-02-15 2016-03-22 富士通株式会社 申し込みを管理するカタログマネージャ及び方法
JP2016206916A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 株式会社インタラクティブソリューションズ 面談情報提供装置、面談情報提供システム及び面談情報提供プログラム
JP2016212575A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 ミールソリューションズ株式会社 ドキュメント作成システム
JP2017033071A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 株式会社タカヤコミュニケーションズ 電子カタログシステムおよびそれに用いられる検索装置
JP7432490B2 (ja) 2020-12-02 2024-02-16 株式会社Lixil オンライン接客システム、端末装置及びオンライン接客方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09322091A (ja) * 1996-05-31 1997-12-12 Sanyo Electric Co Ltd ディジタル放送システムにおける電子カタログ表示方法
JP2001325525A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Trim:Kk Webサイト表示・印刷・保管のための高微細電子データ作成方法及びその通信システム並びに情報記録媒体
JP2002063490A (ja) * 2000-06-06 2002-02-28 Giichi Takasaki 電子カタログを利用した仮想店舗システム及び仮想店舗を構築するためのシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09322091A (ja) * 1996-05-31 1997-12-12 Sanyo Electric Co Ltd ディジタル放送システムにおける電子カタログ表示方法
JP2001325525A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Trim:Kk Webサイト表示・印刷・保管のための高微細電子データ作成方法及びその通信システム並びに情報記録媒体
JP2002063490A (ja) * 2000-06-06 2002-02-28 Giichi Takasaki 電子カタログを利用した仮想店舗システム及び仮想店舗を構築するためのシステム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048663A (ja) * 2004-06-30 2006-02-16 Metallic House Inc 商品・サービス受発注システム及び商品・サービス受発注方法、並びにサーバ装置及び端末装置
JP2006227890A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Dainippon Printing Co Ltd ドキュメント作成支援システム、サーバ、プログラム、及び、記録媒体
JP2007015332A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成管理システム
JP2013520743A (ja) * 2010-04-16 2013-06-06 ビズモードライン カンパニー リミテッド 拡張現実サービスのためのマーカ検索システム
US8682879B2 (en) 2010-04-16 2014-03-25 Bizmodeline Co., Ltd. Marker search system for augmented reality service
JP2016508642A (ja) * 2013-02-15 2016-03-22 富士通株式会社 申し込みを管理するカタログマネージャ及び方法
JP2016206916A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 株式会社インタラクティブソリューションズ 面談情報提供装置、面談情報提供システム及び面談情報提供プログラム
JP2016212575A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 ミールソリューションズ株式会社 ドキュメント作成システム
JP2017033071A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 株式会社タカヤコミュニケーションズ 電子カタログシステムおよびそれに用いられる検索装置
JP7432490B2 (ja) 2020-12-02 2024-02-16 株式会社Lixil オンライン接客システム、端末装置及びオンライン接客方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7716089B1 (en) Method and system for facilitating browsing of an electronic catalog of items
US6611814B1 (en) System and method for using virtual wish lists for assisting shopping over computer networks
US8832060B2 (en) Shopping context engine
US9524355B2 (en) Methods for delivering task-related digital content based on task-oriented user activity
US9208202B1 (en) Systems and methods for determining interest in an item or category of items
US20020026353A1 (en) System and method of providing purchase information to consumers relating to advertisements displaying the product
US20030061114A1 (en) System for and method of generating interactive on-line neighborhoods
KR20070004077A (ko) 과거 검색 질의들을 이용하는 광고 타겟팅 정보 및/또는광고 크리에이티브 정보 결정
JP2004070504A (ja) 個人プロファイル情報に基づく情報検索方法及びシステム
US20050071239A1 (en) Consumer business search and commerce system
JP2003345807A (ja) 電子カタログ提供システム
JP5034049B2 (ja) アフィリエイト管理サーバ装置、アフィリエイト管理方法、およびアフィリエイト管理サーバプログラム
JP6975472B6 (ja) Snsシステム、コンピュータプログラム、snsを用いたマーケティングオートメーション方法及び表示方法
JP3669488B2 (ja) 商品価格情報提供方式および方法
KR20000036790A (ko) 건설자원 구매용 인터넷 전자상거래 시스템
US20080319871A1 (en) Systems and Methods for Auto-Generation of Rich Media Purchase, Reservation and/or Activity Information
JP5371668B2 (ja) 情報仲介サーバ、情報提供方法、情報提供プログラム、および、情報提供システム
JP4992088B2 (ja) ウェブサーバ装置、ウェブページ管理方法、およびウェブサーバプログラム
US20130173362A1 (en) Methods and systems for displaying and advertising products and services using interactive mixed media
WO2002037290A1 (fr) Systeme de publicite par banniere et procede permettant de gerer une publicite par banniere
JP2005122766A (ja) 商品価格情報登録方式および方法
JP2008250634A (ja) 出張スケジュール連携土産品購入支援システム、土産品購入支援装置、土産品購入支援プログラム
JP2002133264A (ja) 商品情報提示方法及び装置
EP1215610A2 (en) Web pages as a memory device
JP2002041762A (ja) アンケート調査支援方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060221