JP2003345579A - 印刷システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報端末上のインターネットブラウザの
ブックマーク機能を利用して得たＷｅｂサイトのＵＲＬ
アドレス情報を、マルチファンクションカラープリンタ
に送信することによって、Ｗｅｂサイト上の所望の画像
データをダウンロードして印刷するシステムを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 携帯情報端末と印刷システムとがデータ
通信する手段と、公衆回線を介してＷｅｂサイトから得
たＵＲＬアドレスを記憶する手段と、ＵＲＬアドレスが
示すＷｅｂサイトに格納されている画像データをダウン
ロードして格納する手段と、ダウンロード画像データを
印刷する際の印刷スペックを指定する手段と、印刷スペ
ックに従いダウンロード画像を印刷する手段とを含み構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯情報
端末装置から送信されるデータを読み込む手段とネット
ワークアクセス機能を備えた印刷システムにおいて、携
帯情報端末から受信したＵＲＬアドレスデータが指定す
るネットワーク上のＷｅｂサイトより画像データをダウ
ンロードして、指定した印刷書式に従って印刷する機能
を備えた印刷システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】携帯電話器や電子手帳等の携帯情報端末
のネットワーク機能強化やインターネットを利用したサ
ービスの拡充により、インターネットを介して容易に多
様な情報を入手できる環境が整ってきているが、それに
伴ってその入手した情報をすぐに印刷出力して利用した
いという需要も発生することが予想される。

【０００３】すなわち、写真画像や比較表や地図などの
ように携帯情報端末の表示装置では十分な情報が得られ
ない場合には、それを印刷用紙に印刷したいという要望
が発生してくると考えられる。

【０００４】例えば、社外を飛び回る営業マンや旅行者
などが、自社のホームページ上の商品情報や、各種Ｗｅ
ｂサイトで見つけた地図等の旅行情報や、強行先におい
てデジタルカメラ内臓携帯電話で撮った写真画像を自分
のホームページにアップロードして作成した電子アルバ
ム上の画像等を、全国に普及しているコンビニに設置さ
れている（されることが予想される）マルチファンクシ
ョンカラープリンタを利用して印刷する利用形態が考え
られる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯情報端末
がネットワーク上の印刷出力したい情報のＵＲＬアドレ
スデータをマルチファンクションカラープリンタに送信
することにより、目的とする画像データをダウンロード
して印刷できるようにするためのユーザインターフェイ
スは存在しなかった。

【０００６】そこで本発明は、上記課題を解決すること
を目的とするもので、携帯情報端末上のインターネット
ブラウザのブックマーク機能を利用して得たＷｅｂサイ
トのＵＲＬアドレス情報を、本発明によるマルチファン
クションカラープリンタに送信することによって、目的
とするＷｅｂサイト上の画像データをダウンロードして
印刷するシステムを提供するものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
本発明は以下の構成を備える。 １．携帯情報端末とマルチファンクションカラープリン
タとの問で通信する手段を備える。 ２．携帯情報端末上に記憶されているブックマークリス
トの中から１つ又は複数のブックマークを指定して、そ
れらをマルチファンクションカラープリンタに送信する
手段を備える。

【０００８】３．上記２でマルチファンクションカラー
プリンタに送信された各ブックマークが指すＷｅｂサイ
トに順次アクセスして画像データをダウンロードする手
段を備える。 ４．上記３でダウンロードされた画像データを印刷する
際の印刷スペックを指定する手段を備える。 ５．上記４で指定された印刷スペックに従ってダウンロ
ード画像を印刷する手段を備える。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図１は、本発明の一実施例を
示す印刷システムの構成を説明するブロック図であり、
印刷システム２００は入力制御部２３０、スキャナ部２
４０、操作部（タッチパネルキーボード）２５０、近距
離無線通信部２６０、インターフェイス部２２０、印刷
制御部２８０、印刷部本体２９０等を含んで構成されて
おり、入力制御部２３０と印刷制御部２８０とは内部接
続ケーブル２７０を介して接続されている。なお、本発
明の実施の形態の概念図を図１８に示す。

【００１０】また、データベース４００は、本実施例の
中で表示されるゴルフコンペの集合写真画像など、各種
データが格納されているマイホームページが含まれてお
り、ネットワークを介してアクセスできるように構成さ
れている、例えばハードディスク等のような外部記憶装
置である。

【００１１】図において、２３２は、マイクロプロセッ
サ形態の中央処理装置（ＣＰＵ）であり、例えば図示し
ないクロックパルス発生回路、遅延回路、ゲート回路、
その他の論理回路などを有する順序回路等から構成され
る。

【００１２】２３３は、ＯＳ（オペレーティングシステ
ム）や各種制御ソフト等が内蔵された読み出し専用メモ
リ（ＲＯＭ）で、ＣＰＵが各部に制御信号を供給する際
に、制御信号をＣＰＵに順次知らせるためのマイクロ命
令群が記憶されている。２３４は、読み書き可能なラン
ダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）であり、各装置の動作状
況を記憶する領域を有するとともに、入力画像データを
格納する記憶領域を有する。

【００１３】２３１は、通信制御コントローラで、イン
ターフェイス部２２０を介して転送される画像データの
入力の受信、転送、格納等の制御を行なう。２３５〜２
３８は、それぞれスキャナコントローラ、操作部コント
ローラ、近距離無線通信装置用コントローラ、及びプリ
ンタコントローラであり、各構成部の制御を行なう。

【００１４】２３９は、バスラインで、ＣＰＵ２３２，
ＲＯＭ２３３，ＲＡＭ２３４、および２３１，２３５〜
２３８の各種コントローラを電気的に接続し、メモリア
ドレスやデータを転送する。２２０は、ネットワーク接
続部２１０に接続して印刷用の画像データを受信するた
めの入力インターフェース部である。

【００１５】２８１は、印刷制御部側のＣＰＵであり、
上記２３２のＣＰＵと同様の構成と機能を備えている。
２８２は、読み書き可能なランダムアクセスメモリ（Ｒ
ＡＭ）であり、各構成部の動作状況を記憶する領域を有
する。

【００１６】２８３は、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）
で、ＣＰＵが各部に印刷制御信号を供給する際に、その
制御信号をＣＰＵに順次知らせるためのマイクロ命令群
が記憶されている。２８４は、入力パッファであり、上
記プリンタコントローラから送信されてきた印刷データ
を格納する記憶装置である。

【００１７】２８５は、印刷ビットマップイメージを格
納するぺ一ジメモリであり、作成された印刷ビットマッ
プイメージはエンジンインターフェイス２８６を介して
印刷部本体２９０に転送される。

【００１８】図２は、本発明の一実施の形態例を示すネ
ットワークアクセス機能付き携帯電話機の構成を説明す
るブロック図であり、マイク３１２、スピーカ３１３、
オーディオインターフェイス部３０２、アナログディジ
タル変換部３０３、変復調回路３０４、無線回路３０
５、アンテナ３１１、ＤＳＰ内臓ＣＰＵ（中央演算処理
装置）３０１、表示装置十表示コントローラ３０６、操
作部十操作部コントローラ３０７、ＲＯＭ３０８，ＲＡ
Ｍ３０９、システムバス３１０、及び電源部３２０を含
んで構成されている。

【００１９】ここで、オーディオインターフェイス部３
０２は、マイクからの入力音声信号をベ一スバンド信号
に変換する機能と、ベ一スバンド信号を音声信号に変換
してスピーカに３１３に入力する機能を備える手段であ
る。

【００２０】アナログディジタル変換部３０３は、アナ
ログ信号とディジタル信号の変換及びそれらの信号の波
形整形等の制御を行う装置である。変復調回路３０４
は、べ一スバンド信号の変調を行う回路で、無線回路３
０５は中間周波数帯域に変調された変換信号を無線周波
数帯域まで高めアンテナ３１１に供給すると共に、アン
テナ３１１で受信された無線周波数帯域の信号を中問周
波数帯域の復調信号に変換する回路である。

【００２１】ＣＰＵ３０１は、ＤＳＰ（Digital Signal
Processor）を内蔵するマイクロプロセッサである。３
０８は、ＯＳ（オペレーティングシステム）や各種制御
ソフト等が内蔵された読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）
で、ＣＰＵが各部に制御信号を供給する際に、制御信号
をＣＰＵに順次知らせるためのマイクロ命令群が記憶さ
れている。また、ＷｅｂブラウザやＵＲＬアドレスの登
録／呼び出しプログラムが格納されている。

【００２２】３０９は、読み書き可能なランダムアクセ
スメモリ（ＲＡＭ）であり、各構成部の動作状況を記憶
する領域を有するとともに、ＷｅｂサイトのＵＲＬアド
レスを格納する領域を有する。３１０はバスラインで、
ＣＰＵ３０１，ＲＯＭ３０８，ＲＡＭ３０９、その他の
制御信号、データ信号をＣＰＵその他に送信する。

【００２３】３０６は、表示コントローラ及び表示部で
あり、ＣＰＵの制御の元にＲＡＭやＲＯＭその他から送
信されてきたデータ信号を受信して、表示コントローラ
の制御の基にデータを可視化させる装置である。

【００２４】３０７は、操作部コントローラ及び操作部
であり、操作部コントローラの制御の元にキーボード等
の操作部からの入力信号を、各部に送信する装置であ
る。３２０は、本実施例の携帯電話機の各部に電源を供
給する電源部である。

【００２５】図３は、本発明が適用可能な出力装置を示
す断面図であり、例えばカラーレーザビームプリンタ
（カラーＬＢＰ）の場合を示す。図３において、７４０
はＬＢＰ本体であり、外部に接続されているホストコン
ピュータから供給される印刷情報（文字コード等）を入
力して記憶するとともに、それらの情報にしたがって対
応する文字パターンやグラフィックパターン等を作成
し、記録媒体である印刷用紙等に像を形成する。

【００２６】７００は、ＬＣＤやキーボードが配されて
いる操作パネルである。７０１は、プリンタの制御ユニ
ットで、ＬＢＰ本体７４０全体の制御およびホストコン
ピュータから供給される文字情報等を解析する。このプ
リンタ制御ユニット７０１は、主に文字情報に対応する
文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ７
０２に出力する。

【００２７】レーザドライバ７０２は半導体レーザ７０
３を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ７０３から発射されるレーザ光７
０４をオン・オフ切り替えする。

【００２８】レーザ光７０４は、回転多面鏡７０５で左
右方向に掘らされて静電ドラム７０６上を走査露光す
る。これにより、静電ドラム７０６上には文字パターン
の静電潜像が形成されることになる。この潜像は、静電
ドラム７０６周囲に配置された現像ユニット７０７によ
り現像された後、記録紙に転写される。

【００２９】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はＬＢＰ本体７４０に装着した用紙カセ
ット７０８に収納され、給紙ローラ７０９より搬送ロー
ラ７１０と搬送ローラ７１１とにより、装置内に取り込
まれて、静電ドラム７０６に供給される。そして、現像
器７０７によって静電ドラム７０６土に付着されたトナ
ー像は、搬送されてきた記録紙に転写される。その後、
記録紙は定着器７１２方向に搬送され、トナーが定着さ
れ、最終的に排紙ローラ７１３によって外部に導かれて
外部に排紙される。

【００３０】なお、上記現像器７０７や静電ドラム７０
６等は例えばＣ（シアン）Ｍ（マゼンタ）Ｙ（イエロ
ウ）Ｋ（プラック）の色素ごとに処理を行ない、カラー
印刷が可能となるように構成されている。

【００３１】以下、一実施例として、図２の携帯電話の
Ｗｅｂブラウザ機能およびブツクマーク登録機能によっ
て、注目した画像が含まれるＷｅｂサイトのＵＲＬアド
レスおよび対応するブックマーク名が携帯電話上のブッ
クマーク記憶領域に複数登録されている場合において、
このブックマークリストのうち印刷出力したいブックマ
ーク名を選択して、対応するＵＲＬアドレスと共に、携
帯電話から図１の印刷システムに転送した後、印刷指令
を出すことによってこのブックマーク名に割り当てられ
ているＵＲＬアドレスが指定するＷｅｂサイトにアクセ
スして所望の画像をダウンロードして、指定した印刷仕
様に従って印刷する手順について、図１〜図１５の参照
図面と図１６と図１７のフローチャートを参照して説明
する。

【００３２】まず、図１に示される印刷システムにおい
て電源を入れると、図１６のフローチャート上のステッ
プＳ１において、内部状態の初期化を行った後ステップ
Ｓ２に移行し、図５に示す初期メニューをタッチパネル
キーボード上に表示して機能メニュー選択が行なわれる
まで待機する。

【００３３】そこで“選択”表示部分をタッチすると、
タッチパネルキーボード上の「コピー」表示部分がデフ
ォルトで選択されて強調表示されているので、コピーを
実行するためステップＳ４に移行する。そして、図６に
示すコピーメニュー表示を行なうので、「↑」、「↓」
表示部分をタッチして用紙、枚数等のコピー仕様を選択
した後“開始”表示部分をタッチすることにより、スナ
ッブＳ５に移行し選択されたコピー仕様に従ってコピー
が実行される。

【００３４】そして、コピー実行後、ステップＳ４に戻
りコピーメニュー表示が行われるので、同様にしてコピ
ーを続けることができる。また、ここで“終了”表示部
分をタッチするとステップＳ２に移行し、図５に示す初
期メニューをタッチパネルキーボード上に表示して機能
メニュー選択が行なわれるまで待機する。

【００３５】そして、「近距離無線通信」表示部分をタ
ッチした後、「選択」表示部分をタッチすると、ステッ
プＳ３、Ｓ６と移行して、図７に示す近距離無線通信モ
ード表示と受信リスト表示が行われ、終了キーが押下さ
れかデータを受信するまで待機する。現在は何も受信し
ていないので受信リストボックスの中はブランク表示さ
れている。

【００３６】一方、図２に示される携帯電話において電
源を入れると、図３０のフローチャート上のステッブＳ
２０において、内部状態の初期化を行った後ステップＳ
２１に移行し、図９に示す初期メニューをタッチパネル
キーボード上に表示して機能メニュー選択が行なわれる
まで待機する。

【００３７】そこで「選択」表示部分をタッチすると、
タッチパネルキーボード上の「携帯電話」表示部分がデ
フォルトで選択されて強調表示されているので、電話機
能を実行するためステップＳ２３に移行する。ここでは
図２の３０７の操作部上のキーを操作して電話機能が実
行される。そして、同じく操作部上の終了キーが押下さ
れると図１７のフローチャート上でステップ２１に戻り
初期メニュー表示を行い、機能選択待機状態となる。

【００３８】また、初期メニュー表示中の機能選択待機
状態において「インターネット」をタッチした後「選
択」表示部分をタッチすると、ステップＳ２２からステ
ップＳ２７に移行し、その時に設定されていたホームペ
ージアドレスにアクセスして、例えば図１０に示す表示
が行われ、Ｗｅｂブラウザや検索等のインターネットア
クセスが実行できる。そして、操作部上の終了キーが押
下されると図１７のフローチャート上でステップ２１に
戻り初期メニュー表示を行い、機能選択待機状態とな
る。

【００３９】次に、初期メニュー表示中の機能選択待機
状態において、「無線通信」表示部分をタッチした後
「選択」表示部分をタッチすると、ステップＳ２２から
ステップＳ２４に移行し、例えば図１１に示されるよう
なブックマークリストの表示を行う。そして、ステップ
Ｓ２５に移行しブックマーク選択、転送命令待機状態と
なる。

【００４０】そこで、表示画面上の「↓」表示部分に１
回タッチすると、図１２に示すような表示が行われ、
「第８回キ＊＊ンインビーーー」が選択されている状態
となるので、「転送」表示部分にタッチすると、それが
図１７ステップＳ２５において検出されてステップＳ２
６に移行する。

【００４１】そして、ステップ２６において「第８回キ
＊＊ンインビテーショナル」というブックマーク名と対
応するＵＲＬアドレスを無線回路３０５やアンテナ３１
１等を介して印刷システム宛てに送信すると、図１の２
６０の近距離無線通信装置によって受信され、図１６の
ステップＳ８においてそれが検出され、ステップＳ９に
進み、そのデータ信号を受信した後に終了の信号を受信
すると、ステップＳ６に戻り図８に示すように受信した
ブックマーク名「第８回キ＊＊ンインビテーシ一一一」
を表示した後、ステップＳ７とステップＳ８を繰り返し
実行して次の信号又は終了キー待ちに入る。

【００４２】一方、携帯電話機側も図１７のステップＳ
２６においてデータ転送終了後はステップＳ２１に戻
り、初期メニュー表示後選択キー入力待機状態になる。
次に、図８の表示が行われている図１６のステップＳ７
およびステップＳ８を実行中に、「終了」表示がタッチ
されると、ステップＳ７においてそれが検出され、ステ
ップＳ２に移行して初期メニューが表示される。

【００４３】そして、ここで「印刷」表示部分をタッチ
した後「選択」をタッチすると、ステップＳ１０に移行
し、ここでフックマーク格納領域中にフックマークが格
納されているかどうかチェックするが、本実施例では、
上記のごとくブックマーク「第８回キ＊＊ンインビテー
ショナル」が格納されているので、ステップＳ１１に移
行し、ＣＰＵの制御の下に通信制御コントローラ２３
１、インターフェイス部２２０、ネットワーク接続部２
１０、公衆回線を介して、上記ブックマークに対応する
ＵＲＬアドレスが示すデータベース４００上の格納場所
にアクセスしてそのデータを図１上のＲＡＭ２３４にダ
ウンロードする。

【００４４】その後、ステップＳ１２に移行し図１３に
示される印刷仕様設定メニュー表示を行なった後、ステ
ップＳ１３とステップＳ１４を実行して印刷仕様選択及
び印刷キーの入力待機状態となる。

【００４５】図１３の表示に示されるように、この時の
印刷仕様はデフォルトでＡ４用紙、片面、１ぺ一ジ印
刷、１枚印刷となっているので、「↑」、「↓」表示部
分をタッチして図１４に示す印刷仕様を選択する。そし
て、「印刷」表示部分をタッチすると、ステップＳ１４
で検出されステップＳ１５に移行する。ステップＳ１５
によって、上記ＲＡＭ２３４上のダウンロードされた印
刷データと、上記選択された印刷仕様に関するデータ
を、図１の入力制御部上のＣＰＵ２３２と、印刷制御部
上のＣＰＵ２８１の制御の下、プリンタコントローラ２
３８、接続ケーブル２７０を介して２８４の入力バッフ
ァ内に格納される。その後ＣＰＵ２８１とプログラムＲ
ＯＭ２８３の制御の下、印刷データのイメージが印刷仕
様に従ってぺ一ジメモリ２８５上に格納された後、その
印刷イメージデータがエンジンインターフェイス２８６
を介して印刷ブ２９０に送信され、図１５に示される印
刷結果が得られる。

【００４６】なお、本実施例では印刷枚数１６となって
いるので、このエンジンインターフェイスを介した印刷
部への転送がトータル１６回行われ、図１５に示される
印刷結果が１６枚得られることになる。そして、印刷が
終了したブックマークと対応するＵＲＬアドレスデータ
を削除した後、ステップＳ１０に移行して次の印刷すべ
きデータを指すブックマークがあるかどうか検出する
が、本実施の形態例では格納されていないので、ステッ
プＳ２、ステップＳ３と移行して図５の初期メニュー画
面を表示して、機能選択待機状態となる。

【００４７】＜その他の実施の形態＞上述した第１の実
施例においては、図１に示す印刷システムおよび図２に
示す携帯電話の動作制御は、図１の２３３，２８３、図
２の３０８の読み出し専用メモリＲＯＭ内の制御プログ
ラムによって実行されているが、本発明はこれに限られ
るものではなく、外部記憶装置に格納されている制御プ
ログラムを内蔵ＲＡＭ上に転送して実行することも可能
である。

【００４８】以下本発明の他の実施の形態例として、図
４（ａ）、（ｂ）に示すメモリマップを参照して本発明
に係る印刷制御装置を適用可能な印刷システムで読み出
し可能なデータ処理プログラムの構成について説明す
る。

【００４９】図４（ａ）は、本発明に係る印刷システム
を適用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ
処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説
明する図である。また、図４（ｂ）は、本発明に係る携
帯電話機を適用可能な携帯電話システムで読み出し可能
な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモ
リマップを説明する図である。

【００５０】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報、作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のＯＳに依存する情報、例えばプログラムを識別表示
するアイコン等も記憶される場合もある。さらに、各種
プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理
されている。また、各種プログラムをコンピュータにイ
ンストールするプログラムが圧縮されている場合に、解
凍するプログラムも記憶される場合もある。

【００５１】以上のように、前述した実施例の機能を実
現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶
媒体を、システムに供給し、そのシステムが記憶媒体に
格納されたプログラムコードを読み出し実行することに
よっても、本発明の目的が達成されることは言うまでも
ない。

【００５２】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。プログラムコードを供給す
るための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディ
スク、ＭＯ、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＯＭ等を用いる
ことができる。

【００５３】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンターネットアクセス機能を備えた携帯電話機を使用し
て得られたＷｅｂサイトのＵＲＬアドレスおよび対応す
るフックマーク名を携帯電話機内に格納しておき、印刷
する必要が発生したときに、本発明によるカラー印刷シ
ステムに搭載された近距離無線通信部にそのＵＲＬアド
レスデータと対応するブックマーク名のみを携帯電話か
ら送信して読み込ませることによって、携帯電話側に大
きな負荷を負わすことなく、所望のカラー印刷結果を得
ることができる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】発明の一実施の形態例の構成要素となる印刷シ
ステムの構成を説明するブロック図である。

【図２】本発明の一実施の形態例の構成要素となる携帯
電話の構成を説明するブロック図である。

【図３】図１に示す印刷システムにおける印刷装置本体
の縦断面図である。

【図４】本発明に係る印刷システムで読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップ、及び本発明に係る携帯電話で読み出し可能な各種
データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマッ
プを説明する図である。

【図５】本発明に係る印刷システムのタッチパネルキー
ボードの表示図（初期メニュー／機能選択）である。

【図６】本発明に係る印刷システムのタッチパネルキー
ボードの表示図（コピー）である。

【図７】本発明に係る印刷システムのタッチパネルキー
ボードの表示図（近距離無線通信）である。

【図８】本発明に係る印刷システムのタッチパネルキー
ボードの表示図（近距離無線通信）である。

【図９】本発明の一実施の形態例の構成要素となる携帯
電話のタッチパネルキーボードの表示例（初期メニュー
／機能選択）を示す図である。

【図１０】本発明の一実施の形態例の構成要素となる携
帯電話のタッチパネルキーボードの表示例を示す図であ
る。

【図１１】本発明の一実施の形態例の構成要素となる携
帯電話のタッチパネルキーボードの表示例（ブックマー
クリスト）を示す図である。

【図１２】本発明の一実施の形態例の構成要素となる携
帯電話のタッチパネルキーボードの表示例（ブックマー
クリスト）を示す図である。

【図１３】本発明の一実施例の構成要素となる印刷シス
テムのタッチパネルキーボードの表示例（印刷仕様）を
示す図である。

【図１４】本発明の一実施例の構成要素となる印刷シス
テムのタッチパネルキーボードの表示例（印刷仕様）を
示す図である。

【図１５】印刷出力の例を示す図である。

【図１６】本実施の形態に係る印刷システムの動作の流
れを示すフローチャートである。

【図１７】本発明の形態に係わる携帯電話の動作の流れ
を示すフローチャートである。

【図１８】本実施の形態の概念を示す図である。

【符号の説明】

２３１ 通信制御コントローラ ２３２ ＣＰＵ ２３３ ０Ｓ／各種制御ソフト内蔵ＲＯＭ ２３４ ＲＡＭ ２３５ スキャナコントローラ ２３６ タッチパネルキーポードコントローラ ２３７ 近距離無線通信コントローラ ２３８ プリンタコントローラ ２３９ システムバス ２４０ スキャナ部 ２５０ 操作部（タッチパネルキーポード） ２６０ 近距離無線通信部 ２７０ 内部接続ケープル ２８１ ＣＰＵ ２８２ ＲＡＭ ２８３ プログラムＲＯＭ ２８４ 入カバッファ ２８５ ぺ一ジメモリ ２８６ エンジンインターフェイス ２９０ 印刷部 ３０１ ＤＳＰ内臓ＣＰＵ ３０２ オーデイオＩ／Ｆ ３０３ アナログデジタル変換部 ３０４ 変復調回路 ３０５ 無線回路 ３０６ 表示部（表示コントローラ十表示部） ３０７ 操作部（コントローラ十操作部） ３０８ ＲＯＭ（Ｗｅｂプラウザ、ブックマーク登録／
呼び出しプログラム等内蔵） ３０９ ＲＡＭ（ブックマーク名十ＵＲＬアドレス格納
領域等内蔵） ３１０ システムバス ３１１ アンテナ ３１２ マイク ３１３ スピーカ ３２０ 電源部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 携帯情報端末から受信したＵＲＬアドレ
   スデータが指定するネットワーク上のＷｅｂサイトより
   画像データをダウンロードして、指定した印刷書式に従
   って印刷する機能を備えた印刷システムであって、 上記携帯情報端末と上記印刷システムとがデータ通信す
   る手段と、 上記携帯情報端末が公衆回線を介してＷｅｂサイトから
   得たＵＲＬアドレスを記憶する手段と、 上記携帯情報端末から受信した上記ＵＲＬアドレスが示
   すＷｅｂサイトにアクセスして、そのサイトに格納され
   ている画像データをダウンロードして格納する手段と、 上記格納されているダウンロード画像データを印刷する
   際の印刷スペックを指定する手段と、 上記指定された印刷スペックに従ってダウンロード画像
   を印刷する手段とを有することを特徴とする印刷システ
   ム。
2. 【請求項２】 上記携帯情報端末と上記印刷システムと
   がデータ通信する手段は、無線通信手段であることを特
   徴とする請求項１記載の印刷システム。