JP2003345228A - 教育方法および装置 - Google Patents

教育方法および装置

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JP2003345228A
JP2003345228A JP2002148681A JP2002148681A JP2003345228A JP 2003345228 A JP2003345228 A JP 2003345228A JP 2002148681 A JP2002148681 A JP 2002148681A JP 2002148681 A JP2002148681 A JP 2002148681A JP 2003345228 A JP2003345228 A JP 2003345228A
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educational
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learner
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JP2002148681A
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English (en)
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Yoko Arita
葉子 有田
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 学習者が学習しやすい教育方法および装置を
実現する。 【解決手段】 コンピュータによって教育を行うにあた
り、ストーリーに沿って変化し得る具象的情報による説
明を学習者のコンピュータのグラフィックディスプレー
に表示する。また、グラフィックディスプレーのひとつ
のウィンドウに学習対象のアプリケーションの使用手順
を表示し、この手順に従って、学習者がグラフィックデ
ィスプレーの他のウィンドウで当該のアプリケーション
の使い方を実習することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、教育方法および装
置に関し、特に、コンピュータ(computer)に
よって教育を行う方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータによって教育を行う場合、
教育を受ける者すなわち学習者はコンピュータのグラフ
ィックディスプレー(graphic displa
y)に表示される教材に基づいて学習を進める。教材
は、学習者のコンピュータに予め備えられたものを使用
する。あるいは、教育用のサーバー(server)に
備えられたものを通信ネットワーク(network)
を通じて学習者のコンピュータからアクセス(acce
ss)して使用する。
【0003】学習は主として知識の習得を目的として行
われる。教材は知識を習得すべき分野に応じてそれぞれ
のものが用いられる。学習は技能の修得を目的として行
われるものもある。技能教育用の教材も技能の種類に応
じて様々なものが用いられる。技能教育用の教材は、知
識教育用とは異なる独特の形態を持つ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】グラフィックディスプ
レーは表示面の面積が限られている。したがって、教育
を効果的に行うためには教材の表示の仕方が適切でなけ
ればならないが、従来はこの点において不十分であっ
た。また、技能教育を行う場合は、所定の作業手順を教
えることになるが、手順が複雑になるとそれを正確に憶
えることは困難になる。
【0005】そこで、本発明の課題は、学習者が学習し
やすい教育方法および装置を実現することである。
【0006】
【課題を解決する手段】(1)上記の課題を解決するた
めのひとつの観点での発明は、コンピュータによって教
育を行う方法であって、ストーリーに沿って変化し得る
具象的情報による説明を学習者のコンピュータのグラフ
ィックディスプレーに表示するステップ、を具備するこ
とを特徴とする教育方法である。
【0007】(2)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、通信ネットワークで接続された教育用の
サーバーおよび学習用の端末を使用する教育方法であっ
て、ストーリーに沿って変化し得る具象的情報による説
明を教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィック
ディスプレーに表示するステップ、を具備することを特
徴とする教育方法である。
【0008】(3)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、コンピュータによって教育を行う装置で
あって、ストーリーに沿って変化し得る具象的情報によ
る説明を学習者のコンピュータのグラフィックディスプ
レーに表示する説明表示手段、を具備することを特徴と
する教育装置である。
【0009】(4)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、通信ネットワークで接続された教育用の
サーバーおよび学習用の端末を使用する教育装置であっ
て、ストーリーに沿って変化し得る具象的情報による説
明を教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィック
ディスプレーに表示する説明表示手段、を具備すること
を特徴とする教育装置である。
【0010】(1)ないし(4)に記載の各観点での発
明では、ストーリーに沿って変化し得る具象的情報によ
る説明を学習者のコンピュータのグラフィックディスプ
レーに表示するので、具象的情報の持つ直観性により学
習者が学習しやすいものとなる。また、具象的情報がス
トーリーに沿って変化し得るので、多く情報を伝えるこ
とが可能になる。
【0011】前記具象的情報は順番に切り替え可能な静
的な情報であることが、学習者が任意のペースで具象的
情報のコマ送りを行う点で好ましい。前記具象的情報は
時間の経過とともに変化する動的な情報であることが、
ストーリーの理解を容易にする点で好ましい。
【0012】前記具象的情報は写真であることが、現実
性が高い点で好ましい。前記具象的情報は略画であるこ
とが、情報が簡潔な点で好ましい。 (5)上記の課題を解決するための他の観点での発明
は、コンピュータによって教育を行う方法であって、学
習者のコンピュータのグラフィックディスプレーに学習
対象のアプリケーションの使用手順を表示するステッ
プ、を具備することを特徴とする教育方法である。
【0013】(6)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、通信ネットワークで接続された教育用の
サーバーおよび学習用の端末を使用する教育方法であっ
て、教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィック
ディスプレーに学習対象のアプリケーションの使用手順
を表示するステップ、を具備することを特徴とする教育
方法である。
【0014】(7)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、コンピュータによって教育を行う装置で
あって、学習者のコンピュータのグラフィックディスプ
レーに学習対象のアプリケーションの使用手順を表示す
る手順表示手段、を具備することを特徴とする教育装置
である。
【0015】(8)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、通信ネットワークで接続された教育用の
サーバーおよび学習用の端末を使用する教育装置であっ
て、教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィック
ディスプレーに学習対象のアプリケーションの使用手順
を表示する手順表示手段と、を具備することを特徴とす
る教育装置である。
【0016】(5)ないし(8)に記載の各観点での発
明では、学習者のコンピュータのグラフィックディスプ
レーに学習対象のアプリケーションの使用手順を表示す
るので、手順を修得することが容易になる。
【0017】(9)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、コンピュータによって教育を行う方法で
あって、学習者のコンピュータのグラフィックディスプ
レーのひとつのウィンドウに学習対象のアプリケーショ
ンの使用手順を表示するステップと、前記使用手順に従
って学習者が前記グラフィックディスプレーの他のウィ
ンドウで当該のアプリケーションの使い方を実習するこ
とを可能にするステップと、を具備することを特徴とす
る教育方法である。
【0018】(10)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、通信ネットワークで接続された教育用
のサーバーおよび学習用の端末を使用する教育方法であ
って、教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィッ
クディスプレーのひとつのウィンドウに学習対象のアプ
リケーションの使用手順を表示するステップと、前記使
用手順に従って学習者が前記グラフィックディスプレー
の他のウィンドウで当該のアプリケーションの使い方を
実習することを可能にするステップと、を具備すること
を特徴とする教育方法である。
【0019】(11)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、コンピュータによって教育を行う装置
であって、学習者のコンピュータのグラフィックディス
プレーのひとつのウィンドウに学習対象のアプリケーシ
ョンの使用手順を表示する手順表示手段と、前記使用手
順に従って学習者が前記グラフィックディスプレーの他
のウィンドウで当該のアプリケーションの使い方を実習
することを可能にする実習手段と、を具備することを特
徴とする教育装置である。
【0020】(12)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、通信ネットワークで接続された教育用
のサーバーおよび学習用の端末を使用する教育装置であ
って、教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィッ
クディスプレーのひとつのウィンドウに学習対象のアプ
リケーションの使用手順を表示する手順表示手段と、前
記使用手順に従って学習者が前記グラフィックディスプ
レーの他のウィンドウで当該のアプリケーションの使い
方を実習することを可能にする実習手段と、を具備する
ことを特徴とする教育装置である。
【0021】(9)ないし(12)に記載の各観点での
発明では、学習者のコンピュータのグラフィックディス
プレーのひとつのウィンドウに学習対象のアプリケーシ
ョンの使用手順を表示し、前記使用手順に従って学習者
が前記グラフィックディスプレーの他のウィンドウで当
該のアプリケーションの使い方を実習することを可能に
するので、実技を通して学習することができ、手順を修
得することが容易になる。また、ウィンドウが別々なの
で、手順の表示と実習は相互に干渉することなく行うこ
とができる。
【0022】前記使用手順は、手順の見出しがポインテ
ィングデバイスで指定されたときに細部が表示されるこ
とが、学習者が所望する細部を見る点で好ましい。前記
使用手順は、手順の番号がポインティングデバイスで指
定されたときに細部が表示されることが、学習者が所望
する細部を見る点で好ましい。
【0023】前記使用手順は、当該のアプリケーション
を実際に使用するときに用いられる画像を模擬した画像
を用いて示されることが、実習を容易にする点で好まし
い。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に、教育装置の概念図
を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例である。本
装置の構成によって、本発明の装置についての実施の形
態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の
方法についての実施の形態の一例が示される。
【0025】図1に示すように、本装置は、通信ネット
ワーク100を有する。通信ネットワーク100として
は例えばイントラネット(Intranet)が用いら
れる。イントラネットは、広域に分散した複数の事業所
を持つ企業等の内部において、汎用の通信ネットワーク
として使用するのに適する。イントラネットを採用した
ことにより、本装置は企業等の組織体内においてその所
属員を教育するための教育装置となる。すなわち、本装
置は例えば企業内教育等を行う教育装置である。
【0026】なお、通信ネットワーク100はイントラ
ネットに限るものではなく、例えばLAN(Local
Area Network)やWAN(Wide A
rea Network)等であってよい。あるいは、
企業内教育に限定しないときは、通信ネットワーク10
0としてインターネット(Internet)を利用
し、一般人向けの適宜の教育を行うようにしてもよい。
【0027】以下、イントラネットを用いた例で説明す
るが、他の方式の通信ネットワークを用いた場合もこれ
に準じる。通信ネットワーク100は、本発明における
通信ネットワークの実施の形態の一例である。
【0028】通信ネットワーク100には教育サーバー
(server)200が接続される。教育サーバー2
00は教育用のサイト(site)を運営している。す
なわち、所定の教育科目についての教育手続きすなわち
教育のコンテンツ(content)を取りそろえ、学
習者の求めに応じて学習のためのサービス(servi
ce)を提供できるようになっている。
【0029】教育サーバー200はまた、教育に関する
データベース(data base)を備えている。デ
ータベースには、学習者の氏名、所属、従業員番号、受
講期間、受講科目、成績等に関するデータが記憶されて
いる。
【0030】教育サーバー200は、例えばコンピュー
タシステム(computer system)等によ
って構成される。教育サーバー200の管理や運営は、
例えば企業の***門等適宜の担当部署によって行われ
る。なお、教育サーバー200は論理的に一体的なもの
であればよく、物理的には必ずしも一体的なコンピュー
タシステムである必要はない。したがって、教育サーバ
ー200は、例えば、通信ネットワーク100上に分散
配置された複数のコンピュータシステムによって構成し
てよい。教育サーバー200は、本発明における教育用
のサーバーの実施の形態の一例である。
【0031】通信ネットワーク100には、また、学習
端末310,320,330,340,350および3
60がそれぞれ接続される。ここでは、学習端末を6つ
例示するが、学習端末の数は1以上の適宜の数であって
よい。学習端末310ないし360は、本発明における
学習用の端末の実施の形態の一例である。
【0032】なお、教育のコンテンツは、学習端末31
0ないし360にそれぞれ備えるようにしてもよい。そ
のようにした場合、学習端末310ないし360は通信
ネットワーク100から切り離し、それぞれスタンドア
ローン(stand alone)機器として学習に使
用することが可能である。以下、通信ネットワーク10
0に接続されたものとして説明するが、スタンドアロー
ンで使用する場合もこれに準じる。
【0033】各学習端末は、いずれもコンピュータ等に
よって構成される。各学習端末は教育用のホームページ
にアクセス(access)するためのプログラム(p
rogram)すなわち例えばブラウザ(browse
r)等を備えている。
【0034】コンピュータ等としては例えばPC(pe
rsonal computer)が用いられる。な
お、PCに限るものではなく、同等な機能のPDA(P
ersonal Data Assistant)や、
より高機能のWS(WorkStation)等を用い
てもよい。
【0035】図2に、教育サーバー200のブロック
(block)図を示す。同図に示すように、教育サー
バー200は処理部201を有する。処理部201は例
えばコンピュータのCPU(Central Proc
essing Unit)等によって構成される。処理
部201は通信部209を通じて通信ネットワーク10
0上でのデータ通信を行う。
【0036】処理部201には表示部203および操作
部205が接続される。表示部203は例えばグラフィ
ックディスプレー等によって構成される。操作部205
は例えばキーボード(keyboard)等によって構
成される。操作部には例えばマウス(mouse)等の
ポインティングデバイス(pointing devi
ce)が付属する。教育サーバー200は、これら表示
部203および操作部205を通じて、使用者によるイ
ンタラクティブ(interactive)な操作が可
能になっている。
【0037】処理部201には貯蔵部207が接続され
る。貯蔵部207は教育のコンテンツを貯蔵している。
貯蔵部207は、また、処理部201のための種々のプ
ログラムを記憶している。処理部201がそれらプログ
ラムを実行することにより、教育サーバー200が所定
の機能を果たす。
【0038】図3に、学習端末310のブロック図を示
す。同図に示すように、学習端末310は処理部311
を有する。処理部311は例えばCPU等によって構成
される。処理部311は通信部319を通じて通信ネッ
トワーク100上でのデータ通信を行う。
【0039】処理部311には表示部313および操作
部315が接続される。表示部313は例えばグラフィ
ックディスプレー等によって構成される。操作部315
は例えばキーボード等によって構成される。操作部には
例えばマウス等のポインティングデバイスが付属する。
学習端末310は、これら表示部313および操作部3
15を通じて、使用者によるインタラクティブな操作が
可能になっている。
【0040】処理部311には貯蔵部317が接続され
る。貯蔵部317は、処理部311のための種々のプロ
グラムを記憶している。処理部311がそれらプログラ
ムを実行することにより学習端末310が所定の機能を
果たす。貯蔵部317には、また、教育サーバー200
から通信ネットワーク100を通じて取り込んだ情報が
記憶される。この情報は教育サーバーが提供する教育の
コンテンツに関するものである。学習端末320〜36
0も、基本的には学習端末310上記と同様な構成にな
っている。
【0041】本装置の動作を説明する。図4に、本装置
の動作のフロー(flow)図を示す。同図に示すよう
に、ステップ400で、ホームページアクセスが行われ
る。ホームページアクセスは、学習者が、例えば学習端
末310を操作することにより行われる。これによっ
て、学習端末310の表示部313に教育用のホームペ
ージ(home page)が表示される。
【0042】図5に、ホームページの一例を略図によっ
て示す。同図に示すように、ホームページはその大部分
を占める主面に、いくつかの教育コンテンツについて、
代表画面と講師の顔写真の組み合わせをモザイク(mo
saic)状に表示する。主面の中央付近には小判形の
枠で囲んだキャッチフレーズ(catch phras
e)が表示される。
【0043】主面の右端に設けられたスクロールバー
(scroll bar)をポインティングデバイスで
操作することにより主面をスクロールさせ、他の教育コ
ンテンツの代表画面と講師の顔写真を見ることができ
る。
【0044】主面の上隣の帯状部分にはGUI(Gra
phical User Interface)による
2つのボタン(button)が設けられている。「H
ome」と記されたボタンはホームページを呼び出すた
めのものである。「Survey」と記されたボタンは
サーベイすなわち学習者の意識調査のためのページを呼
び出すためのものである。
【0045】主面の左隣はGUI表示面となっている。
ここには、文字と略画の組み合わせによるGUIが縦に
複数個設けられている。ここではそのうちの3つが見え
ている。「Program」と記されたGUIは、コン
テンツの一覧画面を呼び出すためのものである。「Si
x Sigma」と記されたGUIは、コンテンツのう
ちシックスシグマのカテゴリ(category)に属
するものの一覧画面を呼び出すためのものである。「S
ales」と記されたGUIは、コンテンツのうちセー
ルスのカテゴリに属するものの一覧画面を呼び出すため
のものである。
【0046】GUI表示面の右端のスクロールバーを操
作して画面をスクロールさせることにより、その他のG
UIを見ることができる。それらは他のカテゴリに属す
るコンテンツの一覧画面を呼び出すためのものである。
他のカテゴリとしては、例えば、Service、Le
gal、IT、Quality、Others等があ
る。これらは、それぞれ、サービス、法務、情報技術、
品質管理およびその他のカテゴリである。
【0047】次に、ステップ402で、科目選択が行わ
れる。科目選択は学習者によって行われる。科目選択を
行うにあたって、学習者はGUI表示画面の所望のGU
Iをポインティングデバイスでクリック(click)
して教育コンテンツの一覧画面を呼び出す。その際、カ
テゴリを指定しない場合は「program」と記され
たGUIをクリックする。カテゴリを指定する場合は該
当するカテゴリのGUIをクリックする。
【0048】図6に、「program」をクリックと
きの教育コンテンツの一覧画面の例を略図によって示
す。同図に示すように、ホームページの主面が教育コン
テンツの一覧画面に変わる。画面の切り替えは学習端末
310の操作に対応した教育サーバー200の動作によ
って行われる。以下同様である。
【0049】一覧画面には、「Training Ti
tle」、「Language」、「Target C
ustomer」および「Summary」の4項目に
ついて教育コンテンツが示される。
【0050】「Training Title」は教育
の表題である。表題にはこのコンテンツのURL(Un
iversal Resource Locator)
も含まれる。以下、教育をトレーニング(traini
ng)ともいう。また、通信ネットワークを利用したト
レーニングであることにより、オンライントレーニング
(on−line training)ともいう。「L
anguage」は使用言語である。「Target
Customer」は教育対象である。「Summar
y」はコンテンツの概要である。科目選択は、図6の画
面で所望の表題のURLをクリックすることにより行わ
れる。
【0051】ステップ402の科目選択で図6の一覧画
面に表示されたACFCを選択したとすると、学習端末
310の表示部313には図7に示すようなACFCト
レーニングの最初のページが表示される。同図に示すよ
うに、ページの主面には導入説明が示される。主面から
はみ出している説明部分については、右端のスクロール
バーまたは下端のスクロールバーでそれぞれ画面をスク
ロールさせることにより読むことが可能である。主面に
おける左端部分はスクロールの対象外となっている。こ
こには、見出しが示される。以下、これを見出し面とも
いう。
【0052】主面の左隣の表示面にはトレーニングの単
元が示される。学習者はこの中からで所望の単元を選択
する。これがステップ404の単元選択である。単元選
択により例えば「ボックスプロット(box plo
t)」が選択されたとすると、主面の表示が図8に示す
ようなものに変わる。同図に示すように、主面にはボッ
クスプロットの作り方に関する説明が示される。学習者
は、主面の説明を呼んでボックスプロットの作り方を学
習する。主面からはみ出している説明部分については、
スクロールバーで画面をスクロールさせて読む。これが
ステップ410の授業である。
【0053】見出し面には、この単元を構成する記事の
見出しが示される。この例では単元を構成する記事が複
数あり、それぞれの見出しが示されている。先頭の見出
し「ボックスプロットとは」は授業の見出しである。次
の「確認テスト」は、授業後に受ける確認テストの見出
しである。その次の「ケーススタデイ(case st
udy)」は事例学習の見出しであり、それに続く「C
T検査(検査時間を減らす)」、「MR検査」、「受付
持ち時間」および「紹介件数のアップ(紹介率」は、い
ずれもケーススタデイに関する小見出しである。
【0054】学習者は、主面に示された説明によってボ
ックスプロットの作り方を学習した後に、見出し面の
「確認テスト」をクリックする。これによって、主面が
切り替わって図9に示すようになる。同図に示すよう
に、主面には確認テストの問題とその答えの候補が示さ
れる。学習者は答えの候補の中から正しいと思うものを
選んでそのチェックボックス(check box)の
チェックマーク(check mark)を入力する。
これがステップ412の確認テストである。
【0055】主面の下部には解答判定ボタン「chec
k answers」が設けられている。答えを選択し
た後に学習者がこのボタンをクリックすると、教育端末
200により解答の正誤が判定され、その結果が学習者
に通知される。これがステップ414の結果通知であ
る。図10および図11に、正解および不正解の場合の
通知例をそれぞれ示す。両図に示すように、結果通知は
主面へのオーバーレイによって行われる。
【0056】オーバーレイにおける「OK」ボタンをク
リックすることにより、正解の場合は結果通知が消去さ
れ、不正解の場合はオーバーレイが図12に示すように
正解通知に変わる。ここで「OK」ボタンをクリックす
るとオーバーレイが消える。確認テストの問題がいくつ
かあるときは、上記と同様にして、学習者による解答と
それに対する結果通知が行われる。
【0057】次に、ステップ418における判定に基づ
いて、学習が未了の単元があるときはステップ404に
戻って次の単元を選択する。そしてステップ410、4
12および414における授業、確認テストおよび結果
通知をそれぞれ受ける。以下、全ての単元についてこの
要領で学習を行う。
【0058】全単元を完了したとき、ステップ420
で、卒業試験が行われる。卒業試験を受けるには、単元
表示面をスクロールして最下端にある卒業テスト用のボ
タンをクリックする。これによって主面に卒業試験問題
が表示される。
【0059】受験者は、各問に解答した上で、所定の欄
に名前、所属部署、従業員番号、メールアドレス(ma
il address)等を入力し、送信用のボタンを
クリックする。これによって、解答が教育サーバー20
0に送達される。
【0060】解答は教育サーバー200によって採点さ
れ、その結果がステップ422で学習者に通知される。
結果通知は学習者のメールアドレス宛に行われる。学習
者は学習端末310または適宜のPCで自己のメールボ
ックス(mailbox)を開いて試験結果を確認する
ことができる。
【0061】上記のような教育において、ステップ41
0の授業では、授業の内容に応じてそれぞれ工夫を凝ら
したページが用いられる。以下、それらのうちの主なも
のについて説明する。
【0062】図13に、そのようなページの一例を略図
によって示す。同図に示すように、ページの左側部分に
は講師の顔写真とメッセージ(message)が示さ
れる。ページの主面には授業の内容が示される。授業内
容は文章、写真および略画によって示される。
【0063】文章は項分けにして記載されている。この
例は作業手順に関する授業であり、文章の項目番号は作
業手順の順番を示す。写真は項分け記載の文章の右隣に
配置される。略画は写真の下に配置される。写真は、本
発明における具象的情報の実施の形態の一例である。略
画は、本発明における具象的情報の実施の形態の一例で
ある。なお、略画の代わりに、それよりも精緻な絵画等
であってよい。絵画等も本発明における具象的情報の実
施の形態の一例である。
【0064】学習者は文章を読んで手順を理解すること
に努める。そのとき、読もうとする文章をポインティン
グデバイスで指定すると、その項目の文章が、文字と地
の明暗を反転させた状態で表示される。図では項目の
文章が反転表示された状態を示している。これによって
読むべき個所が明確になり、画面を注目することが容易
になる。
【0065】このとき、項目の作業を行っている作業
者の姿が、写真によって示される。すなわち、文章によ
って手順を記述するとともにその実行状態を写真によっ
て示す。このため、文章によって作業を概念的に理解す
るとともに写真によって作業の実感を得ることことがで
きる。したがって、学習者は項目の手順をより良く理
解することができる。なお、写真は静止写真である。
【0066】ポインティングデバイスで項目の文章を
指定すると、項目に代わって項目の文章が反転表示
される。そして、写真が項目の文章に対応したものに
切り替わる。学習者は文章と写真によって項目の手順
を理解する。
【0067】以下同様に、所望の項目をポインティング
デバイスで指定して、文章の反転表示と写真による情景
表示を行わせる。文章選択によるストーリー(stor
y)の展開に応じて写真による情景表示が変化する。学
習者は、それらから得られる情報に基づいて手順を学習
する。
【0068】上記の一連の手順は、写真の下の略画によ
っても示される。すなわち、略画の下の「↑クリックし
てください」という案内句をクリックすると、略画で描
かれた情景が自動的に変化し、項目〜の手順が一連
の作業として示される。これによって、学習者は項目
〜の手順を一連の作業として再確認することができ
る。このため、作業手順を憶えることが容易になる。
【0069】場面の変化は例えばスライド(slid
e)方式で行われる。スライド方式は静止画を切り換え
て表示するので、比較的少数の静止画で目的を達するこ
とができる。なお、略画の変化はアニメーション(an
imation)すなわち動画で行うようにしてもよ
い。アニメーション(animation)は、静止画
に比べて情景変化が円滑化する点で好ましい。
【0070】このような説明の表示は、教育サーバー2
00の処理部201と学習端末310の処理部311の
共同動作によって行われる。以下同様である。処理部2
01および処理部311からなる部分は、本発明におけ
る説明表示手段の実施の形態の一例である。なお、学習
端末310をスタンドアローンで使用して学習を行う場
合は、処理部311が、本発明における説明表示手段の
実施の形態の一例である。
【0071】図14に、授業用のページの他の例を示
す。同図に示すように、ページの左半分の中央部が略画
の一種であるまんがによって占められている。まんがの
上部には「4コマまんが」というタイトルがあり、下部
には1から4まで番号を付した4つのボタンがある。こ
れらのボタンは4コマまんがのコマを選択するためのボ
タンである。
【0072】「1」のボタンをクリックすることにより
1コマ目の絵を見ることができる。「2」〜「3」のボ
タンをクリックすることにより、2〜3コマ目の絵をそ
れぞれ見ることができる。このように、同一の個所に複
数のコマを切り替えによって逐次表示することにより、
表示面積はひとこま分だけあればよい。これによって、
4コマまんがをスペース(space)効率よく表示す
ることができる。また、コマの切り替えを学習者ごとに
独自のペースで行うことができる。なお、まんがのコマ
数は4コマより多くあるいは少なくしてもよい。以下同
様である。
【0073】4コマまんがは、学習者にユーモア(hu
mor)を提供するものである。まんがの内容は、授業
の主題に関連を持たせてある。ここでは、例えば、ディ
スパッチ(dispatch)の大切さを印象づけるた
め、ディスパッチを取らなかったために困った話をユー
モラスに描いている。
【0074】ページの冒頭にまんががあることにより、
学習者を授業に導入し易くなる。また、まんがの持つユ
ーモアの効用により、学習者はリラックス(rela
x)して授業に臨むことができる。このため、文章等に
よるこのページの授業内容を学習することが容易にな
り、学習を効果的に行うことができる。まんがは、本発
明における具象的情報の実施の形態の一例である。な
お、まんがの代わりに、それよりも精緻な絵画等であっ
てよいのはもちろんである。
【0075】4コマまんがは、授業に導入しやすくする
ためばかりでなく、授業の内容を簡潔に伝える用途に用
いることもできる。そのようなまんがを用いた授業ペー
ジの例を図15に示す。
【0076】同図に示すように、ページの左下がまんが
のコマを表示する個所となっている。コマの上部には番
号1〜4を付したボタンがある。これら番号ボタンをク
リックすることにより、該当するコマを見ることができ
る。まんがの内容はこのページの授業内容、すなわち、
例えば「危険分析と法規制遵守」をまんが形式で表現し
たものとなっている。まんがの持つ上記のような特質に
より、授業内容を学習者に印象づけることが容易にな
り、学習効果を高めることができる。
【0077】図16に、教育用のページの他の例を示
す。このページは、例えば、オフィス(office)
に新たに導入された事務機械について、その使い方を教
えるページとなっている。
【0078】同図に示すように、このページには、映像
表示用の2つの枠が横並びに設けられている。これら表
示枠には、ビデオ(video)すなわちムービー(m
ovie)写真がそれぞれ表示される。2つの表示枠内
には、例えば、一方に説明者の映像が示され、他方に対
象機械の外観が示される。説明者の映像は、事務機械を
実際に使用しながら使い方を説明する映像となってい
る。対象機械の外観像は説明に連動して向きが変わる。
【0079】説明者の動作を写した映像およびそれにス
ーパーインポーズ(super impose)された
字幕によって、この事務機械の使い方が説明される。な
お、字幕の代わりに音声を出すようにしてもよい。この
ように、対象機械を実際に使用する様子を撮影したビデ
オで説明されるので、学習者は、実写ビデオが持つ豊富
な情報に基づいて使用方法を容易に憶えることができ
る。
【0080】図17に、教育用のページの他の例を示
す。このページは、あるアプリケーション(appli
cation)について、その使い方を教えるページと
なっている。なお、アプリケーションとはコンピュータ
のプログラム(program)の一種であって、OS
(Operating System)の下で動作し、
コンピュータを例えばワードプロセッサ(word p
rocessor)や表計算器等、特定用途の機器とし
て機能させるプログラムのことである。
【0081】このページは、例えば、ミーティング(m
eeting)設定用のアプリケーションすなわち会議
日程の設定を行うためのアプリケーションについて、そ
の使い方を教えるものである。ミーティング設定を行う
には、先ず会議場所の使用の可否を確認し、その後に会
議場所が使用可能な日時にそこを予約することになる。
【0082】ミーティング設定用のアプリケーション
は、そのような作業を能率良く行う手順を提供する。そ
の手順は、PCのグラフィックディスプレーの画面上で
GUIを操作する一連の手順となる。したがって、その
使い方の説明は、ミーティング設定に使用する画面を模
擬した画面を示し、その中でのGUIの操作を教えるこ
とを主な内容とする。
【0083】図17に示すように、画面の右上に、右向
きの三角形のボタンおよび左向きの三角形のボタンがあ
る。これらはページ送りボタンであり、それをクリック
することによって、それぞれ、次ページおよび前ページ
を表示させることができる。
【0084】図では4ページ目を表示させた例を示して
いる。4ページ目では、ページの中央に、手順の初期の
部分で使用される画面を模擬した画面すなわち見本画面
を示している。学習者は、ページ送りボタンで順次ペー
ジを切り替え、各見本画面に示される操作画面の見本お
よび説明を見て手順を憶える。以下、見本画面を単に画
面ともいう。
【0085】左向きのページ送りボタンの横に、もう1
つボタンがある。ボタンの横に「4〜12を連続的に表
示」という注記がある。このボタンをクリックすること
により、4〜12ページを連続的に表示させることがで
きるようになっている。
【0086】学習者はこのボタンをクリックして4〜1
2ページにわたる説明を連続的に表示させるようにして
もよい。これによって、ミーティング設定手順を一連の
流れとして憶えることが容易になる。なお、この連続表
示用のボタンは全てのページにも設けられており、どの
ページからもそれ以降のページの連続表示が可能であ
る。
【0087】図18に、教育用のページの他の例を示
す。このページは、他のアプリケーションについて、そ
の使い方を教えるページとなっている。この例は、メー
ルソフト(mailing software)のプロ
ファイル(profile)の作成手順を説明する例で
ある。
【0088】同図に示すように、総手順は15のステッ
プからなる。各ステップには1〜15の番号が付されて
いる。各ステップごとに文章による説明がある。説明文
は各1行である。
【0089】これら15行の説明文の上部に、各ステッ
プの番号が横並びで配置されている。これらステップ番
号はいずれもGUIとなっており、どれか1つをクリッ
クすることより、そのステップの操作のやり方を、さら
に具体的に表示させることができる。
【0090】図19に、ステップ番号2をクリックした
ときの表示例を示す。同図に示すように、ステップ2で
行う操作すなわちコントロールパネルを開くための操作
が、画像を用いて示される。画像は、実際の操作時に表
示される画面を模擬したものとなっている。ここでは、
模擬画面は「マイコンピュータ」画面を模擬したものと
なっている。この模擬画面において「コントロールパネ
ル」のGUIが方形の枠で囲まれいる。これによって、
学習者はこれを開けばよいことがわかる。
【0091】他のステップの操作もこの要領で具体的に
示される。このように、実際の操作時に表示される画面
の模擬画面を用いることにより、学習者は各ステップの
操作を容易に憶えることができる。
【0092】このような説明の表示は、教育サーバー2
00の処理部201と学習端末310の処理部311の
共同動作によって行われる。以下同様である。処理部2
01および処理部311からなる部分は、本発明におけ
る手順表示手段の実施の形態の一例である。なお、学習
端末310をスタンドアローンで使用して学習を行う場
合は、処理部311が、本発明における手順表示手段の
実施の形態の一例である。
【0093】この学習に並行して、アプリケーションの
使い方を実習できるようになっている。学習と実習を並
行して行うことにより、アプリケーションを使用する技
能を確実にまた容易に身につけることができる。なお、
実習を行うか否かは学習者が選択可能としてもよい。
【0094】学習と実習の並行動作は、学習端末310
のマルチウィンドウ(multi−window)機能
を利用して行われる。すなわち、マルチウィンドウにお
ける1つのウィンドウで上記の教育プログラムを動作さ
せ、他のウィンドウでアプリケーションを実際に動作さ
せる。そして、教育画面に示される手順に従ってアプリ
ケーションを使用しながらその手順を憶える。
【0095】このような実習は、教育サーバー200の
処理部201と学習端末310の処理部311の共同動
作の下で行われる。以下同様である。処理部201およ
び処理部311からなる部分は、本発明における実習表
示手段の実施の形態の一例である。なお、学習端末31
0をスタンドアローンで使用して学習を行う場合は、処
理部311が、本発明における実習表示手段の実施の形
態の一例である。
【0096】教育画面に示される手順は、上記のよう
に、実際の操作時に表示される画面の模擬画面を用いて
示されるので、説明に従ってアプリケーションを使用す
ることがきわめて容易になる。そして、このような実習
を通じてアプリケーション正しい使い方を確実に身につ
けることができる。また、ウィンドウが別々なので、手
順の表示と実習は相互に干渉することなく行うことがで
きる。
【0097】ページの左下には「Help! Ange
ls!」という語句が表示されている。学習者は、学習
中または実習中に質問や疑問等が生じたときにこの語句
をクリックする。これによって、例えば図20に示すよ
うに、教育画面が質問入力ページに切り替わる。そこ
で、学習者は適宜の回答者すなわちエンジェル(Ang
els)を選び、その人宛の質問入力欄に質問を入力す
る。
【0098】図21に、教育用のページの他の例を示
す。このページは、他のアプリケーションについて、そ
の使い方を教えるページとなっている。この例は、プレ
ゼンテーション(presentation)資料作成
用のアプリケーションについて、その使用方法を説明す
る例である。
【0099】同図に示すように、ページの主面の上部に
は、「Lesson1」から「Lesson6」までの
6教程と「Check」の見出しが横並びに示されてい
る。各見出しは、耳付き紙文書の耳を模擬した図形の中
に表示されている。これらはGUIであり、クリックす
ることによって対応ページを開くことができるようにな
っている。図では、「Lesson1」の最初のページ
を開いた状態を示している。
【0100】ページの主面には「スライドの新規作成」
についての手順が示されている。また、こらから作成し
ようとするスライドの見本が、完成前と完成後について
示されてている。さらに、手順説明1の右方に「Dow
nload File」と示されたGUIが表示されて
いる。
【0101】このGUIをクリックすることによりトレ
ーニングファイルすなわち実習用のファイルをダウンロ
ードすることができる。ダウンロードしたファイルは他
のウィンドウに開かれる。そして、そのファイルを用い
てスライド作成を実習することができる。実習は教育ペ
ージに示された手順に従った行われる。このように実習
を通じて学習を進めることにより、スライド作成技能を
効果的に身につけることができる。
【0102】スライド作成実習の過程で、予め用意され
ているテンプレート(template)を使用すると
きは、左下にあるGUI「GEテンプレート」をクリッ
クする。これによって、図22に示すように、テンプレ
ートの見本が2種類示される。学習者は、好みのものに
ついて、その下の「Download File」ボタ
ンをクリックして利用する。
【0103】図23に、教育用のページの他の例を示
す。このページは、他のアプリケーションについて、そ
の使い方を教えるページとなっている。この例は、表計
算用のアプリケーションについて、その使用方法を説明
する例である。
【0104】同図に示すように、ページの主面の上部に
は、「Lesson 1」から「Lesson 6」ま
での6教程と「Check」の見出しが横並びに示され
ている。各見出しは、耳付き紙文書の耳を模擬した図形
の中に表示されている。これらはGUIであり、クリッ
クすることによって対応ページを開くことができるよう
になっている。図では、「Lesson2 書式の変
更」の最初のページを開いた状態を示している。
【0105】同図に示すように、ページの主面の左半分
には表計算のアプリケーションを使用するときの実際の
画面を模擬した画像が表示される。模擬画面は書式を変
更するセル(cell)が選択された状態で示されてい
る。ページの主面の右半分には、書式変更の最初の手順
が文章で示される。このような表示によって、学習者は
書式変更手順を具体的に理解することができる。
【0106】次に手順を見るときは,「check」見
出しの下の「NEXT」と表示されたボタンをクリック
して次のページを表示させる。これによって次の手順が
表示される。表示の要領は上記と同様であり、模擬画面
と説明文が並べて表示される。以下同様にして「NEX
T」ボタンをクリックするたびに次の手順が示される。
【0107】このアプリケーションの学習も、他のウィ
ンドウで表計算アプリケーションを実際に動作させなが
ら行うことができる。これによって、このアプリケーシ
ョンの使い方を効果的に学習することができる。
【0108】図24に、教育用のページの他の例を示
す。このページは、他のアプリケーションについて、そ
の使い方を教えるページとなっている。この例は、ホー
ムページ作成用のアプリケーションについて、その使用
方法を説明する例である。
【0109】同図に示すように、ページの主面の右下
に、アプリケーションを起動する手順についての説明文
が示される。それに並行して、主面の左半分には同手順
を実行したときにグラフィックディスプレーの画面に表
示されるプログラム選択メニュー(menu)を模擬し
た画面が表示される。
【0110】プログラム選択メニューは階層的になって
いる。階層数は手順数に対応する。ここでは、手順が3
ステップであることにより3階層となっている。各階層
に付された数字は手順のステップ番号に対応する。ま
た、それぞれの階層で選択すべきプログラム名が反転表
示されるとともに三角形のマークで指示される。さら
に、前のステップと次のステップとのつながりが線によ
って示される。
【0111】このようにして示される手順に従って、学
習者は他のウィンドウでアプリケーションを実際の起動
する。手順の表示が上記のように懇切に行われるので、
学習者は迷うことなくアプリケーションを正しく起動す
ることができる。
【0112】起動に続くアプリケーションの使用方法の
説明も上記に準じて行われ、それに従った実習が行われ
る。このような実習を通じて学習者はこのアプリケーシ
ョンの使い方を容易に修得することができる。
【0113】図25に、教育用のページの他の例を示
す。このページは、他のアプリケーションについて、そ
の使い方を教えるページとなっている。この例は、サー
ビス関係業務用のアプリケーションについて、その使用
方法を説明しかつ実習させるする例である。
【0114】同図に示すように、ページの主面にオーバ
ーラップ(overlap)させてトレーニングすなわ
ち実習の目次が表示される。目次の「2」以降の項目が
実質的なトレーニング項目となる。ページの主面は、学
習者が「2」の「1.メニュー画面」を選択した状態を
示している。
【0115】主面には実習用のプログラムをダウンロー
ドする手順を示している。この手順に従って学習者がダ
ウンロードを行うことにより、実習用のプログラムが他
のウィンドウで起動する。
【0116】以下、主面に表示される手順に従い、他の
ウィンドウにおいて実習用プログラムを対象に実習を行
い、それを通じてこのアプリケーションの使用方法を修
得する。このように実習によって学習することにより、
技能を確実に身につけることができる。
【0117】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、学習者が学習しやすい教育方法および装置を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置の概念図であ
る。
【図2】教育サーバーのブロック図である。
【図3】学習端末のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置の動作のフロ
ー図である。
【図5】学習端末における表示画面の一例を示す略図で
ある。
【図6】学習端末における表示画面の一例を示す略図で
ある。
【図7】学習端末における表示画面の一例を示す略図で
ある。
【図8】学習端末における表示画面の一例を示す略図で
ある。
【図9】学習端末における表示画面の一例を示す略図で
ある。
【図10】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図11】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図12】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図13】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図14】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図15】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図16】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図17】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図18】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図19】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図20】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図21】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図22】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図23】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図24】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【図25】学習端末における表示画面の一例を示す略図
である。
【符号の説明】
100 通信ネットワーク 200 教育サーバー 310〜360 学習端末 201,311 処理部 203,313 表示部 205,315 操作部 207,317 貯蔵部 209,319 通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有田 葉子 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 2C028 BA01 BB04 BC05 BD03 CA13

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータによって教育を行う方法で
    あって、 ストーリーに沿って変化し得る具象的情報による説明を
    学習者のコンピュータのグラフィックディスプレーに表
    示するステップ、を具備することを特徴とする教育方
    法。
  2. 【請求項2】 通信ネットワークで接続された教育用の
    サーバーおよび学習用の端末を使用する教育方法であっ
    て、 ストーリーに沿って変化し得る具象的情報による説明を
    教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィックディ
    スプレーに表示するステップ、を具備することを特徴と
    する教育方法。
  3. 【請求項3】 前記具象的情報は順番に切り替え可能な
    静的な情報である、ことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の教育方法。
  4. 【請求項4】 前記具象的情報は時間の経過とともに変
    化する動的な情報である、ことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の教育方法。
  5. 【請求項5】 前記具象的情報は写真である、ことを特
    徴とする請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つ
    に記載の教育方法。
  6. 【請求項6】 前記具象的情報は略画である、ことを特
    徴とする請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つ
    に記載の教育方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータによって教育を行う方法で
    あって、 学習者のコンピュータのグラフィックディスプレーに学
    習対象のアプリケーションの使用手順を表示するステッ
    プ、を具備することを特徴とする教育方法。
  8. 【請求項8】 通信ネットワークで接続された教育用の
    サーバーおよび学習用の端末を使用する教育方法であっ
    て、 教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィックディ
    スプレーに学習対象のアプリケーションの使用手順を表
    示するステップ、を具備することを特徴とする教育方
    法。
  9. 【請求項9】 コンピュータによって教育を行う方法で
    あって、 学習者のコンピュータのグラフィックディスプレーのひ
    とつのウィンドウに学習対象のアプリケーションの使用
    手順を表示するステップと、 前記使用手順に従って学習者が前記グラフィックディス
    プレーの他のウィンドウで当該のアプリケーションの使
    い方を実習することを可能にするステップと、を具備す
    ることを特徴とする教育方法。
  10. 【請求項10】 通信ネットワークで接続された教育用
    のサーバーおよび学習用の端末を使用する教育方法であ
    って、 教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィックディ
    スプレーのひとつのウィンドウに学習対象のアプリケー
    ションの使用手順を表示するステップと、 前記使用手順に従って学習者が前記グラフィックディス
    プレーの他のウィンドウで当該のアプリケーションの使
    い方を実習することを可能にするステップと、を具備す
    ることを特徴とする教育方法。
  11. 【請求項11】 前記使用手順は、手順の見出しがポイ
    ンティングデバイスで指定されたときに細部が表示され
    る、ことを特徴とする請求項7ないし請求項10のうち
    のいずれか1つに記載の教育方法。
  12. 【請求項12】 前記使用手順は、手順の番号がポイン
    ティングデバイスで指定されたときに細部が表示され
    る、ことを特徴とする請求項7ないし請求項11のうち
    のいずれか1つに記載の教育方法。
  13. 【請求項13】 前記使用手順は、当該のアプリケーシ
    ョンを実際に使用するときに用いられる画像を模擬した
    画像を用いて示される、ことを特徴とする請求項7ない
    し請求項12のうちのいずれか1つに記載の教育方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータによって教育を行う装置
    であって、 ストーリーに沿って変化し得る具象的情報による説明を
    学習者のコンピュータのグラフィックディスプレーに表
    示する説明表示手段、を具備することを特徴とする教育
    装置。
  15. 【請求項15】 通信ネットワークで接続された教育用
    のサーバーおよび学習用の端末を使用する教育装置であ
    って、 ストーリーに沿って変化し得る具象的情報による説明を
    教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィックディ
    スプレーに表示する説明表示手段、を具備することを特
    徴とする教育装置。
  16. 【請求項16】 前記具象的情報は順番に切り替え可能
    な静的な情報である、ことを特徴とする請求項14また
    は請求項15に記載の教育装置。
  17. 【請求項17】 前記具象的情報は時間の経過とともに
    変化する動的な情報である、ことを特徴とする請求項1
    4または請求項15に記載の教育装置。
  18. 【請求項18】 前記具象的情報は写真である、ことを
    特徴とする請求項14ないし請求項17のうちのいずれ
    か1つに記載の教育装置。
  19. 【請求項19】 前記具象的情報は略画である、ことを
    特徴とする請求項14ないし請求項17のうちのいずれ
    か1つに記載の教育装置。
  20. 【請求項20】 コンピュータによって教育を行う装置
    であって、 学習者のコンピュータのグラフィックディスプレーに学
    習対象のアプリケーションの使用手順を表示する手順表
    示手段、を具備することを特徴とする教育装置。
  21. 【請求項21】 通信ネットワークで接続された教育用
    のサーバーおよび学習用の端末を使用する教育装置であ
    って、 教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィックディ
    スプレーに学習対象のアプリケーションの使用手順を表
    示する手順表示手段、を具備することを特徴とする教育
    装置。
  22. 【請求項22】 コンピュータによって教育を行う装置
    であって、 学習者のコンピュータのグラフィックディスプレーのひ
    とつのウィンドウに学習対象のアプリケーションの使用
    手順を表示する手順表示手段と、 前記使用手順に従って学習者が前記グラフィックディス
    プレーの他のウィンドウで当該のアプリケーションの使
    い方を実習することを可能にする実習手段と、を具備す
    ることを特徴とする教育装置。
  23. 【請求項23】 通信ネットワークで接続された教育用
    のサーバーおよび学習用の端末を使用する教育装置であ
    って、 教育用のサーバーから学習用の端末のグラフィックディ
    スプレーのひとつのウィンドウに学習対象のアプリケー
    ションの使用手順を表示する手順表示手段と、 前記使用手順に従って学習者が前記グラフィックディス
    プレーの他のウィンドウで当該のアプリケーションの使
    い方を実習することを可能にする実習手段と、を具備す
    ることを特徴とする教育装置。
  24. 【請求項24】 前記使用手順は、手順の見出しがポイ
    ンティングデバイスで指定されたときに細部が表示され
    る、ことを特徴とする請求項20ないし請求項23のう
    ちのいずれか1つに記載の教育装置。
  25. 【請求項25】 前記使用手順は、手順の番号がポイン
    ティングデバイスで指定されたときに細部が表示され
    る、ことを特徴とする請求項20ないし請求項24のう
    ちのいずれか1つに記載の教育装置。
  26. 【請求項26】 前記使用手順は、当該のアプリケーシ
    ョンを実際に使用するときに用いられる画像を模擬した
    画像を用いて示される、ことを特徴とする請求項20な
    いし請求項25のうちのいずれか1つに記載の教育装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7350262B2 (en) * 2004-11-17 2008-04-01 The Hoover Company Floor care appliance with tool caddy
JP2012168509A (ja) * 2011-01-11 2012-09-06 Social IT Pty Ltd オンライン教育ソフトウェア

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