JP2003343178A - ブラインド掃除具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラインドの掃除に於いて、ブラインドの裏
表を同時に掃除し、且つブラインドを痛めず掃除出来る
掃除具を提供する。 【解決手段】 側部（１５）に穴（１３）を設けたスポ
ンジ（１６）を本体（Ａ）の長辺部材（１）（２）に押
し込んで、スポンジ（１６）を必要時に長辺部材（１）
（２）から着脱自在としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】この発明は、ブラインドの掃
除に於いて、ブラインドの裏表を同時に掃除し、且つブ
ラインドを痛めず掃除出来るブラインド掃除用具に関す
るものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、掃除の時は、ブラインドの１本１
本、又は片面づつモップ等でブラインドを掃除してい
た。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】その為に次の様な問題
点があった。 （イ） モップか雑巾を使用した時は、ブラインドの重
なる部分及び裏側からの掃除がしにくかった。 （ロ） １本づつブラインドを丁寧に拭いても、時折、
ややもして折り曲げてしまう事もあり、又ブラインド全
面の掃除の時間が掛かりすぎてしまった。 （ハ） モップ等ではブラインドを押す様になり、力を
入れて掃除が出来ず、汚れが落ちにくかった。 本発明は、以上の問題点を解決するためになされたもの
である。 【０００４】 【課題を解決するための手段】側部（１５）に穴（１
３）を設けたスポンジ（１６）を本体（Ａ）の長辺部材
（１）（２）に押し込んで、スポンジ（１６）を必要時
に長辺部材（１）（２）から着脱自在としたことを特徴
としたブラインド掃除具である。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ） 複数の長辺部材（１）（２）との間に突部
（９）凹部（１０）のある基部（７）（８）を設ける。
さらに長辺部材（１）（２）との連結部（２０）の近接
位置にスプリングの弾性体（３）を設けた本体（Ａ）の
先端に、シート（１７）を設けたスポンジ（１６）を着
脱自在に設けたブラインド掃除具であるが、それぞれの
構成について詳記する。 （ロ） まず本体（Ａ）の構造を詳しく説明する。複数
の長辺部材（１）（２）の中央部に作業上容易にする為
に、凹部を設けた取手部（５）（６）を設け、長辺部材
（１）（２）の先端はスポンジ（１６）の穴（１３）が
入り易くする為、全体に丸みを持たせる。 （ハ） ブラインド（１８）の巻き上げ部（１９）が掃
除作業上支障ない様に、長辺部材（１）（２）のそれぞ
れの取手部（５）（６）の間に小孔（１１）（１２）を
有する突部（９）を設けた基部（７）と、凹部（１０）
を設けた基部（８）とが止め金（４）によって固定され
る連結部（２０）を設けて空間を持たせる。 （ニ） 長辺部材（１）（２）の連結部（２０）の近接
位置にスプリングの弾性体（３）を設けるが、この弾性
体（３）は強くすると、ブラインド平面部をスポンジ
（１６）が押し過ぎる為、長辺部材（１）（２）の開閉
を容易に出来る度合に調整する。 （ホ） 次に本発明の構成要素である、スポンジ（１
６）について構造を詳しく説明する。長方形状のスポン
ジ（１６）の側部（１５）に穴（１３）を設ける。この
穴（１３）は、他の側部（１５′）には貫通しない状態
で設けている。これは長辺部材（１）（２）の先端をス
ポンジ（１６）の穴（１３）に差し込んだ時、部材
（１）（２）が飛び出さない為である。スポンジ（１
６）の平面両側部には等間隔に切り込み（１４）を複数
個設けて、シート（１７）の一端をその切り込み（１
４）に押し込んで固着する。スポンジ（１６）のため、
シート（１７）を切り込み（１４）に押し込むと、切り
込み（１４）が広がり、固定できるのである。 （ヘ） この様に構成したシート（１７）を付けたスポ
ンジ（１６）２個を本体（Ａ）の長辺部材（１）（２）
にそれぞれ差し込む。本発明は、以上の構成によりなっ
ている。本発明を使用する時は、ブラインドを巻き上
げ、スポンジ（１６）の長さだけ上部を残し、その巻き
残した分だけブラインドを平らに調節し、本体（Ａ）を
開いて、平らにしたブラインド（１８）を挟み、取手部
（５）を親指で取手部（６）を残り四指で持ち、左右に
動かして掃除し、汚れを除去し終ったら、そのまま本体
（Ａ）を開き、ブラインドの平らの部分を裏返して本体
（Ａ）を閉じて、ブラインド（１８）を挟み、前回同様
作業する。平らな部分の両面の掃除が終ったら本体
（Ａ）を開き、ブラインド巻き上げ部（１９）をスポン
ジ（１６）の長さまで落として、汚れの部分を出し、本
体（Ａ）を閉じて挟み、取手部（５）（６）を前回同様
持って掃除して、順次汚れ部分を除去していく。作業の
途中、取り替え用シート（１７）が汚れたら、その都度
取り替え用シート（１７）を取り替えて掃除する。ブラ
インド（１８）の上部より下部へ調節移動しながら、尚
且つブラインド（１８）の裏表を掃除する事が出来る。
尚、本発明について次の構成も発明者として考えてい
る。本体（Ａ）の長辺部材（１）（２）に差し込む物は
スポンジのみの他、ウエットシート、モップ等も使用可
能である。 【０００６】 【発明の効果】本発明を使用することにより、汚れたブ
ラインドに力を入れて左右に掃除しても、これまでの様
にブラインドを曲げたり、折ったり、不安定に押した
り、裏表の重なった部分の汚れの除去の不備等の不便さ
が解消して、ブラインドの掃除が容易に出来る様にな
る。

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の斜視図 【図２】本発明の分解斜視図 【図３】本発明のスポンジの斜視図 【図４】本発明のスポンジの斜視図 【図５】本発明のスポンジ装着前の分解斜視図 【図６】本発明の上面図 【図７】本発明の使用状態を示す側面図 【図８】本発明の使用状態を示す説明図 【図９】本発明の使用状態を示す説明図 【図１０】本発明の使用途中状態を示す説明図 【図１１】本発明の使用最終状態を示す説明図 【符号の説明】 Ａ 本体 １ 長辺部材 ２ 長辺部材 ３ 弾性体 ４ 止め金 ５ 取手部 ６ 取手部 ７ 基部 ８ 基部 ９ 突部 １０ 凹部 １１ 小孔 １２ 小孔 １３ 穴 １４ 切り込み １５ 側部 １５′側部 １６ スポンジ １７ シート １８ ブラインド １９ ブラインド巻き上げ部 ２０ 連結部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 側部（１５）に穴（１３）を設けたスポ
   ンジ（１６）を本体（Ａ）の長辺部材（１）（２）に押
   し込んで、スポンジ（１６）を必要時に長辺部材（１）
   （２）から着脱自在としたことを特徴としたブラインド
   掃除具。