JP2003341531A - 電動パワーステアリング装置の補助操舵力伝達機構 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の補助操舵力伝達機構

Info

Publication number
JP2003341531A
JP2003341531A JP2002154169A JP2002154169A JP2003341531A JP 2003341531 A JP2003341531 A JP 2003341531A JP 2002154169 A JP2002154169 A JP 2002154169A JP 2002154169 A JP2002154169 A JP 2002154169A JP 2003341531 A JP2003341531 A JP 2003341531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint member
shaft
ring
torque limiter
transmission mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002154169A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fujita
裕志 藤田
Tatsuya Saito
達也 斉藤
洋平 ▲はま▼
Yohei Hama
Tsutomu Kato
勤 加藤
Akira Fujisaki
晃 藤崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Corp filed Critical Showa Corp
Priority to JP2002154169A priority Critical patent/JP2003341531A/ja
Publication of JP2003341531A publication Critical patent/JP2003341531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/02Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H1/04Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members
    • F16H1/12Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes
    • F16H1/16Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes comprising worm and worm-wheel

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電動パワーステアリング装置において、その補
助操舵力を出力する電動モータの回転軸と歯車伝達機構
の歯車軸とを連結するジョイント部材に、該ジョイント
部材の軸方向移動を阻止する手段を施して、該ジョイン
ト部材の軸方向移動に伴うガタつきを抑制することによ
り、前記ジョイント部材と、その前記両軸との連結部の
磨耗による劣化を防止する。 【解決手段】電動モータ4の回転軸1からの補助操舵力
がジョイント部材3を介してウォームギヤ機構5のウォ
ーム軸2に伝達されるようになされており、ジョイント
部材3の前記モータ回転軸1との連結はトルクリミッタ
3aを介してなされ、またウォームギヤ機構5のウォー
ム軸2との連結がセレーション3bを介してなされてい
る。そして、該ジョイント部材3は前記モータ回転軸1
に対してCリング等のリングR1によりその軸方向への移
動が阻止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に用いら
れる電動パワーステアリング装置に関し、詳しくは、電
動モータ回転軸と歯車伝達機構の歯車軸とを連結するジ
ョイント部材のガタつき防止構造に係り、該ガタつき防
止構造を前記ジョイント部材に施すことにより該ジョイ
ント部材のガタつきによる軸方向移動を阻止して、前記
ジョイント部材と、その電動モータ回転軸および歯車伝
達機構の歯車軸との連結部の磨耗と劣化を防ぐ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術および解決しようとする課題】電動パワー
ステアリング装置において、路面からのキックバック等
による予期しない過大なトルクが入力した時に、該トル
クが電動モータに直接入力するのを避けるための手段を
設けることはよく知られており、また、そのための手段
として、電動モータ回転軸と歯車伝達機構の歯車軸とを
連結するジョイント部材の連結部にトルクリミッタを設
けて、前記過大なトルク入力時に該トルクリミッタによ
り前記両軸間に相対的な滑りによる回転を与えて該両軸
間のトルク伝達を遮断し、前記電動モータの保護をなす
ようにした前記ジョイント部材の連結部構造も従来から
知られている。
【0003】前記従来の電動モータ回転軸と歯車伝達機
構の歯車軸とを連結するジョイント部材とその連結部の
具体的構造の一例を特開2002−46633号に基づ
きその周辺構造も含めて説明すると、概略以下のような
ものである。
【0004】すなわち、図6ないし図8に示すように、
補助操舵力伝達機構である歯車伝達機構としてウォーム
ギヤ機構05が図示されており、電動モータ回転軸01
からの補助操舵力はウォーム05aと噛合うウォームホ
イール05bを介して操舵機構の出力軸に伝達付与され
る。前記ウォーム05aが取付けられたウォーム軸02
は、その両端近傍においてハウジング0Hに対して軸受
02a,02bにより回転自在に支持され,その一方端は
電動モータ04の回転軸01にジョイント部材03を介
して連結されている。
【0005】そして、前記ジョイント部材を介した電動
モータ回転軸01とウォーム軸02との連結は、図7か
ら明らかなように、該ジョイント部材03の一端(ジョ
イント部材03の左方)における電動モータ回転軸01
とのセレーション03bを介した互いに回転トルクを伝
達しつつその軸方向摺動を可能とした連結と、該ジョイ
ント部材03の他端(ジョイント部材03の右方)にお
ける前記ウォーム軸02とのトルクリミッタ03aを介
した過大なトルク入力時の互いの相対回転が許容される
連結によりなされている。
【0006】前記トルクリミッタ03aとしては通常、
その一例が図7の0A-0A断面図である図8に示される
ような、波板状の突条を有する弾性リング部材03a1
がウォーム軸02の外周面と前記ジョイント部材03の
内周面との間に挟圧介在され、前記突条の挟圧変形によ
る弾性摩擦力により前記両部材02,03間を互いに圧
接結合させる構造のものが用いられており、伝達トルク
が所定値内であれば前記弾性摩擦力により前記両部材0
2,03間は互いに滑ることなく一体となって回転する
が、伝達トルクが前記所定値を超えるとその弾性摩擦力
が凌駕されて両部材02,03間が互いに相対的に滑る
ような構造のものである。
【0007】ところで、前記ジョイント部材03とその
前記両軸との連結部は、前記電動モータ回転軸01とウ
ォーム軸02からの回転トルクの変動力と軸方向の変動
力(スラスト力)が常時繰り返し作用し、時には過大な
回転トルクや軸方向の衝撃的な力が作用するという過酷
な条件のもとに置かれるものであるから、該悪条件のも
とでのジョイント部材03とその連結部の十分な耐久性
の確保は困難であり、特に該連結部における上述した構
造のトルクリミッタ03aは、前記のような過酷な条件
下で次第にその突条が潰れる等の塑性変形や弾性疲労を
起こしてその摩擦力を消失した場合には、前記ウォーム
軸02とジョイント部材03間の弾性摩擦力による連結
に緩みが生じる恐れがあり、該連結の緩みは前記ジョイ
ント部材03のガタつきを招くことになる。
【0008】前記ジョイント部材03におけるガタつき
の発生は、トルクリミッタ03aによる滑り設定荷重の
不安定な状態を招来する等様々な問題を誘引するもので
あるが、その一つに、ジョイント部材03の前記ガタつ
きの発生に伴う軸方向への移動がある。
【0009】ところで、前記ジョイント部材03のガタ
つき発生に伴うその軸方向への移動は、前記ジョイント
部材03とモータ回転軸01とのセレーション03bに
よる相対摺動可能とした連結構造を一因とした現象でも
あり、主として前記路面からのキックバックによる過大
なトルク入力時やクラッチ機構の作動時等に起こる現象
であると考えられるが、勿論このような限定されたもの
ではなく、ジョイント部材03のガタつきの進行度合い
によっては車両の振動等によっても該ジョイント部材0
3は容易に移動してその位置ずれを起こすものである。
【0010】そして、前記ジョイント部材03のガタつ
きによる軸方向への移動は、トルクリミッタ03aによ
る滑り設定荷重を益々不安定なものとするばかりでな
く、トルクリミッタ03aの弾性摩擦力による連結部の
早期磨耗や劣化を益々促進させることになり、時にはジ
ョイント部材03の移動による軸受等との接触を起こし
て異常音を発する等の問題を生じ、いずれにしてもトル
クリミッタ03aの機能の低下、損傷を早め、結果的に
前記ジョイント部材03と、その前記モータ回転軸01
および前記ウォーム軸02との連結部の耐久性を著しく
低下させることになる。したがって、前記ジョイント部
材03と、その前記両軸01,02との連結部の耐久性
向上の視点から前記ジョイント部材03のガタつきによ
る軸方向への移動は放置できる問題ではない。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
は、前記の問題点を解決するための前記電動パワーステ
アリング装置における補助操舵力伝達機構の改良に関
し、特に、該補助操舵力伝達機構における電動モータ回
転軸と歯車伝達機構の歯車軸とを連結する部材である前
記ジョイント部材の改良に係り、該ジョイント部材の改
良により前記の問題点の解決を図るもので、電動モータ
回転軸からの補助操舵力を歯車伝達機構の歯車軸に伝達
するジョイント部材と、前記歯車軸に伝達された補助操
舵力を操舵機構の出力軸に伝達する前記歯車伝達機構と
を備え、前記補助操舵力をステアリングホイールの操舵
による主操舵力に付与して操舵を行う電動パワーステア
リング装置の補助操舵力伝達機構において、前記電動モ
ータ回転軸からの補助操舵力を歯車伝達機構の歯車軸に
伝達する前記ジョイント部材は、その前記電動モータ回
転軸との連結と、その歯車伝達機構の歯車軸との連結が
トルクリミッタとセレーションを介してなされており、
かつ該ジョイント部材はトルクリミッタ介設側の連結軸
に対してその軸方向移動が阻止される手段を具備してい
ることを特徴とするものである。
【0012】請求項1に記載の発明では、前記電動モー
タ回転軸からの補助操舵力を歯車伝達機構の歯車軸に伝
達する前記ジョイント部材は、その前記電動モータ回転
軸との連結と、その歯車伝達機構の歯車軸との連結がト
ルクリミッタとセレーションを介してなされており、か
つ該ジョイント部材は前記モータ回転軸に対してその軸
方向移動が阻止される手段を具備しているから、前記ジ
ョイント部材はトルクリミッタ介設側の連結軸に対して
その軸方向移動が阻止され、ジョイント部材のガタつき
が抑制され、該ジョイント部材とトルクリミッタ介設側
の連結軸とのトルクリミッタによる連結部およびセレー
ション介設側の連結軸とのセレーションによる連結部の
磨耗による劣化を防ぐことができ、ジョイント部材およ
び該ジョイント部材と前記両軸との連結部の耐久性を著
しく向上させることができる。
【0013】請求項2に記載の発明では、前記軸方向へ
の移動阻止手段がCリングであるから、簡単な構造であ
り、前記ジョイント部材の組付け後に外部から簡単に装
着できるにもかかわらず、該ジョイント部材の軸方向移
動を確実に阻止することができる。
【0014】請求項3に記載の発明では、前記軸方向へ
の移動阻止手段が弾性リングであるから、簡単な構造で
あり、前記ジョイント部材の組付けと同時に簡単に装着
できるにもかかわらず、該ジョイント部材の軸方向移動
を確実に阻止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図3に図示され
た本発明の実施形態について説明する。
【0016】まず、図1に基づいて本発明の前記電動パ
ワーステアリング装置10の概要を説明する。
【0017】図1には、電動パワーステアリング装置1
0の主要部の概観図が図示されており、該図には主操舵
力が入力される入力軸11、電動モータハウジングHa、
ウォームギヤ機構ハウジングHb、電動モータ4、中空シ
ャフト15および左右のタイロッド14等が図示され、
またトルクセンサの収容部12も図示されている。
【0018】そして、該図1から理解できるように、前
記入力軸11にはトーションバーを介して出力軸(図示
せず)が連結されており、これにより前記出力軸には図
示しないステアリングホイールからの主操舵力が入力さ
れ、また、電動モータ4からの補助操舵力が入力される
ようになされており、前記補助操舵力は、電動モータ4
からウォームギヤ機構5を介して減速されて前記出力軸
の一方の側に伝達される。そして、前記出力軸はその他
方の側に設けられた図示しないピニオン歯車を介してラ
ックシャフト13に操舵力を伝達し、左右タイロッド1
4,14を移動させて図示しない車輪を転舵するように
なされており、前記構造は既によく知られたところであ
る。なお、16は、ダストブーツである。
【0019】図2には、本発明の実施形態1の要旨とす
る主要構造部が図示されており、該図から明らかなよう
に、該構造部はハウジングにより覆われており、該ハウ
ジングは電動モータ4を覆うハウジング部Haとウォーム
ギヤ機構5を覆うハウジング部Hbとからなり、両ハウジ
ング部はボルト7により互いに一体的に固定されてい
る。
【0020】そして、図2の右方に図示されたウォーム
ギヤ機構5は、ウォーム軸2に固定されたウォーム5a
と操舵機構の出力軸に固定されたウォームホイール5b
からなり、前記両歯車5a,5bの噛合により電動モータ
4の回転軸1からの補助操舵力が前記出力軸に減速して
伝達させるようになされている。なお、4a,4bは、そ
れぞれ電動モータ4のロ−タとステータを示している。
【0021】ウォーム軸2は、その一方側(図2のモー
タ側)の位置と他方側(図2の反モータ側)の位置にお
いてそれぞれ軸受2a,2bにより前記ハウジング部Hbに
対して回転自在に支持されており、前記ウォーム軸2の
両軸受2a,2bによる支持部近傍にはそれぞれ鍔状のフ
ランジ部2c,2cが設けられていて、該フランジ部2
c,2cと前記両軸受2a,2b間にはゴムばねもしくはコ
イルばね等の弾性体2dが介在され、これにより前記ウ
ォームギヤ機構5の噛合いを介してウォーム軸2に伝達
される比較的軽微な反動力による該軸2の軸方向移動は
前記弾性体2dの圧縮による緩衝作用で吸収される。
【0022】前記ウォーム軸2の一方側の端部は、ジョ
イント部材3を介して図2の左方に示された電動モータ
4の回転軸1に連結されており、該軸2の他方側の端部
は、軸受2bにより支持されている。
【0023】そして、前記ジョイント部材3を介したウ
ォーム軸2と電動モータ回転軸1との連結は、該ジョイ
ント部材3と前記ウォーム軸2との連結がセレーション
3bによりなされ、該ジョイント部材3とウォーム軸2
はその軸方向において互いに相対移動可能でかつ回転方
向においては相対回転不能になされている。また、該ジ
ョイント部材3の前記モータ回転軸1との連結はトルク
リミッタ3aによりなされ、該ジョイント部材3とモー
タ回転軸1とは所定範囲内の回転トルク入力時には互い
に一体となって回転して動力の伝達をなすが、所定範囲
を超える回転トルク入力時には両者間の相対回転を許容
させて動力の伝達を遮断するようになされている。
【0024】ところで、前記トルクリミッタ3aによる
連結部は、前記従来技術において述べた図8に示される
とおりのものであるから、既述のような過酷な条件の下
で該連結部はその弾性疲労や波型突条の変形等による弾
性摩擦力の喪失による緩みが生じ、前記ジョイント部材
3のガタつき(主に径方向のガタつき)を招来し、該ガ
タつきに起因するジョイント部材3の軸方向への移動に
よる位置ずれにより、さらにトルクリミッタ3aの正常
な機能の喪失が早められることになるのは既述のとおり
である。
【0025】そこで、前記事態の発生防止策として、本
実施形態1においては、図2ないし図3に図示されるよ
うに、前記ジョイント部材3と電動モータ回転軸1との
間に亘り装着されるリングR1を用いて、前記ジョイン
ト部材3の前記モータ回転軸1に対する軸方向移動を阻
止させるようになしたものであり、前記リングR1とし
てはC字型のサークリップであるリング(以下、「Cリン
グ」という。)が使用されるものである。
【0026】前記装着されるリングR1であるCリングの
装着は、図2から明らかなように、前記ジョイント部材
3とモータ回転軸1のトルクリミッタ3aによる連結部
よりもややモータ4側寄りの位置において、前記ジョイ
ント部材3に形成された溝部3Gと前記モータ回転軸1
に形成された溝部1Gの両溝部に亘り前記Cリングが装着
されることによりなされ、前記装着されるCリングの形
状構造は必ずしも限定されたものではないが、本実施形
態1においては2種類のCリングが提示される。
【0027】まず、図3aに図示されたCリング(以下、
「CリングA」という。)の構造と、その装着のための構
造の概要を該図に基づき説明する。
【0028】CリングAは所定の厚さで所定の弾性を持つ
薄板金属からなり、図示されるように、その平面形状は
略C字型をなしており、基部A1と、腕部A2とからな
り、基部A1はやや幅広で、その外形部A3は円弧状をな
し、その内形部は該円弧に対して弦の一部を構成する直
線部A4として形成されており、前記腕部A2は、前記基
部A1と比較してその幅が狭く、基部A1の両端から前記
直線部A4を挟んで円弧を描いて互いに対向するように
一定幅で所定長さ延伸する一対の部材として形成され、
該腕部A2の内側の円弧状部A5は後述するジョイント部
材3の環状溝部3G3にほぼ対応する円弧状に形成さ
れ、また、その外側の円弧状部A6は前記基部外形部A3
の円弧に連なる円弧状として形成されている。
【0029】一方、前記CリングAが装着される溝部は、
前記ジョイント部材3に形成される溝部3Gが、前記ジ
ョイント部材3の外周部の全周に亘る所定幅の溝部とし
て形成され、該溝部3Gは、その半周以上に亘る長さで
所定の幅と深さを持つ環状溝部3G3と、該環状溝部3G
3の両端部3G5にその両端部3G2が連なる直線溝部3
G1からなり、前記直線溝部3G1はジョイント部材3の
外周部からその弦方向に沿って切込まれた直線溝部であ
り、該直線溝部3G1はジョイント部材3のモータ回転
軸1への取付け孔3jの形成面3kをLだけ超えた位置ま
で切込まれている。
【0030】また、前記モータ回転軸1に形成される溝
部1Gは、前記モータ回転軸1の外周部全周に亘り形成
された所定の幅と深さの環状溝部であり、該環状溝部1
Gは、その深さDが前記ジョイント部材3の直線溝部3G
1の取付け孔形成面3kを超えた切込み量Lと同等もしく
は僅かに深いものとされており、前記環状溝部1Gの深
さDと前記切込み量Lの前記関係により、CリングAの装着
時に、その基部直線部A4がジョイント部材3の前記直
線溝部3G1とモータ回転軸1の環状溝部1Gの底部1G
1とに当接、または前記環状溝部1Gと係合する。
【0031】そして、前記ジョイント部材3に形成され
る溝部3Gとモータ回転軸1に形成される溝部1Gは同じ
幅であり、該幅は前記CリングAの厚みとほぼ同じであ
る。
【0032】前記CリングAの装着は、前記ジョイント部
材3の溝部3Gが前記モータ回転軸1の前記溝部1Gとそ
の軸方向位置が一致するようにして、前記CリングAをジ
ョイント部材3の外周部側から該ジョイント部材3の溝
部3Gに沿って挿入させることにより行い、該挿入は、C
リングAの基部直線部A4がジョイント部材3の前記溝部
3Gの直線溝部3G1に対して平行となるように保持し
て、その基部外周部A3を押圧もしくは軽く叩くことに
より行われ、まずその両腕部A2がジョイント部材3の
環状溝部3G3に沿って徐々に挿入され該腕部A2の内側
円弧状部A5は前記環状溝部3G3の底部3G4に沿って
弾接しながら進入せしめられ、該挿入により前記Cリン
グAの基部直線部A4が前記ジョイント部材3の直線溝部
3G1に当接し、かつ前記モータ回転軸1の前記溝部1G
に係合される。
【0033】そして、この状態においては、図3aに示
されるように、前記CリングAはその両腕部A2の内側円
弧状部A5が前記ジョイント部材3の環状溝部3G3の底
部3G4を両側から抱え込むようして該底部3G4に弾接
係止し、同時に前記基部直線部A4により前記モータ回
転軸1の環状溝1Gの底部1G1を圧接する。なお、必ず
しも前記基部直線部A4を環状溝1Gの底部1G1に圧
接、当接させる必要はない。
【0034】したがって、前記図3aに図示される装着
完了状態においては、前記CリングAの基部直線部A4が
前記ジョイント部材3の直線溝部3G1に全面的に当接
すると共に前記モータ回転軸1の環状溝部底部1G1を
圧接し、またその両腕部A2がジョイント部材3の環状
溝部底部3G4をその弾性により圧接するので、前記Cリ
ングAは前記ジョイント部材3とモータ回転軸1の両者
間に亘りその弾接係止力により確実に保持される。
【0035】前記CリングAの前記弾接係止力は、通常の
使用態様においてはCリングAが脱落することなく、かつ
前記トルクリミッタ3aの機能に影響しない程度に設定
されるものである。
【0036】そして、前記CリングAの使用により前記ジ
ョイント部材3と前記モータ回転軸1両者の軸方向の相
対的な移動はほぼ完全に阻止される。
【0037】次に、図3bに図示された別形状のCリング
(以下、「CリングB」という。)の構造と、その装着構
造について説明する。
【0038】このCリングBは、図3bに図示されるよう
に、所定の厚さと幅の所定の弾性を持つ薄板金属からな
り、円弧状に湾曲したヘアピン状の基部B1と、該基部B
1の両端から対向して直線的にかつ平行に所定の長さ延
伸する一対の腕部B2とを備えたものであり、該一対の
腕部B2は、その先端が僅かに内側に曲げられて係止部
として作用する内向き係止部B3を備えている。そし
て、前記両腕部B2間の間隔は、該CリングBの装着時に
モータ回転軸1の環状溝部1Gの底部1G1をその弾性に
より挟圧するような関係に設定されている。この場合で
も必ずしも、挟圧保持する必要はない。前記基部B1と
腕部B2の幅は同一もしくは基部の幅をやや広めにして
もよく、その平面形状はやや変形したC字型をなしてい
る。
【0039】一方、前記CリングBが装着される溝部の構
造は、前記ジョイント部材3の溝部3Gが、該ジョイン
ト部材3の外周部対向面からその弦方向に沿って切込ん
だ一対の直線溝部3G6として形成されており、該一対
の直線溝部3G6は互いに平行であり、両直線溝部3G6
はその一方の端部において比較的浅い外周溝部として形
成された円弧溝部3G7を介して互いに接続されてお
り、他方の端部は互いに接近するような斜切溝部3G8
とされ、該溝部3G8は互いに接続されることなく該ジ
ョイント部材3の外周部の一部3mを残して前記外周部
に達している。そして、前記一対の直線溝部3G6の幅
は前記CリングBの板厚とほぼ同じであり、その切込み深
さはモータ回転軸1の前記環状溝部1Gの底部1G1と略
同一面に達するまで切込まれている。
【0040】また、前記モータ回転軸1の溝部1Gは、
該回転軸1外周から所定の幅と深さで切込んだ環状溝1
Gとして形成され、その幅は前記ジョイント部材3に形
成された前記一対の直線溝部3G6と同じ幅に形成され
ている。
【0041】そして、前記CリングBの装着は、該Cリン
グBの一対の腕部B2先端でジョイント部材3の一対の直
線溝部3G6を挟み込むようにして、前記ジョイント部
材3の円弧溝部3G7側から該直線溝部3G6に沿って挿
入され、該挿入は、前記CリングBの基部B1外周の湾曲
部B5を押圧もしくは軽く叩くことによりなされ、前記C
リングBの両腕部内側部B4は押込みに応じて前記ジョイ
ント部材3の平行な両直線溝部3G6に沿って弾接しな
がら挿入され、次第にモータ回転軸1の前記環状溝部底
部1G1に挟圧挿入される。
【0042】そして、前記CリングBの一対の腕部B2先
端部内向き係止部B3が図3bに示されるように、ジョイ
ント部材3の両直線溝部3G6他方端の前記斜切溝部3G
8に係止される状態において前記CリングBの装着は完了
する。
【0043】したがって、前記CリングBは、図3bに図
示されるその装着完了状態において、その両腕部内側部
B4がモータ回転軸1の前記環状溝部底部1G1を弾性的
に挟圧すると共にジョイント部材3の一対の直線溝部3
G6に全面的に弾接し、さらに前記両腕部B2先端の内向
き係止部B3がそれぞれジョイント部材3他方端の斜切
溝部3G8に弾性的に係止され、その弾接係止力により
確実に保持される。
【0044】前記弾接係止力は、前記CリングBが通常の
使用状態では脱落せず、また前記トルクリミッタ3aの
機能に影響を及ぼさない程度のものとされる。
【0045】そして、前記CリングBの装着時には前記ジ
ョイント部材3の軸方向移動による位置ずれはほぼ完全
に阻止される。
【0046】ここで、本発明の作用を図1ないし図3に
基づき簡単に説明する。
【0047】車両の走行時において、運転者がステアリ
ングホイール(図示せず)を操舵すると、該操舵力に応
じてトーションバー(図示せず)がねじれて入力軸11
と出力軸(図示せず)との間で相対回動が発生する。ト
ルクセンサはこの相対回動を検出して信号を発し、該信
号に基づき電動モータ4は制御駆動される。そして、該
電動モータ4の駆動出力である補助操舵力は、電動モー
タ4の回転軸1から前記ジョイント部材3を介してウォ
ーム軸2に伝達され、ウォーム5aとウォームホイール
5bとの噛合いを介して前記操舵機構の出力軸に伝達さ
れ、さらに前記出力軸のピニオン歯車(図示せず)から
ラックシャフト13を介してタイロッド14に付与さ
れ、図示しない車輪の転舵のための補助力を与える。
【0048】そして、車両走行時の運転者による操舵方
向の反転作動時や路面からの振動入力時等には、ウォー
ムギヤ機構5を介してウォーム軸2に比較的軽微な反動
力が入力する。そして、該反動力によりウォーム軸2は
その軸方向へ移動させられるが、該ウォーム軸2の軸方
向移動は、該軸2に設けられた鍔状のフランジ部2cを
介した弾性体2dの圧縮作動に伴うジョイント部材3と
のセレーション3bによる軸方向の相対移動可能な構造
により支障なく吸収される。
【0049】また、車両が不整地や悪路を走行するとき
にしばしば起こる路面からのキックバックによる大きな
回転トルクのウォーム軸2への入力時には、該回転トル
クがウォーム軸2からセレーション3bを介してジョイ
ント部材3に伝達されることになるが、該ジョイント部
材3とモータ回転軸1との連結部であるトルクリミッタ
3aにより該連結部が相対的に滑り作動して、前記過大
な回転トルクはモータ回転軸1には伝達されない。
【0050】ところで、前記トルクリミッタ3aは、既
述の図8に示されるような構造であり、長期使用により
既述の弾性疲労による摩擦力の低下等による緩みが生
じ、その結果、前記ジョイント部材3はガタつき(主に
径方向のガタつき)を起こして前記のような軸方向移動
に基づき位置ずれするという事態が発生する。
【0051】しかしながら、本発明のこの実施形態1に
おいては、たとえ前記のようなトルクリミッタ3aの緩
みが生じても、前記ジョイント部材3は前記リングR1
であるCリングAもしくはBにより前記モータ回転軸1に
対する動きが拘束され、該ジョイント部材3のガタつき
が抑制されると共に、その軸方向移動による位置ずれは
ほぼ完全に阻止される。
【0052】図1ないし図3に図示の実施形態1は前記
のように構成されるので、前記ジョイント部材3のトル
クリミッタ3aが前記のような弾性疲労や弾性摩擦力の
低下により緩むような事態に至っても、前記CリングAも
しくはBによりジョイント部材3の軸方向移動阻止がほ
ぼ完全になされるので、前記ジョイント部材3の軸方向
の位置ずれはなく、ガタつきも抑制されるから、前記ジ
ョイント部材3と、該ジョイント部材3と前記モータ回
転軸1およびウォーム軸2との連結部の更なる磨耗や劣
化は防止され、またガタつきによる異音の発生も解消さ
れ、簡単な構造変更により、前記ジョイント部材3と前
記両軸との連結部の耐久性を著しく向上させることがで
きる。
【0053】図4ないし図5は、本発明の実施形態2を
示すものであり、該実施形態2は、前記リングR1であ
るCリングAもしくはBによる前記ジョイント部材3の軸
方向移動阻止手段に換えて、該移動阻止手段として、リ
ングR2である弾性リングrを用いたものであり、その構
造の概要を図4,図5に基づき説明する。
【0054】弾性リングrは、図5から明らかなよう
に、その全体的な外観形状が環状構造の一部を切除した
開口部r1を具備した略環状をなす構造体として形成さ
れており、ゴムや樹脂等の弾性体からなるその断面形状
が円形もしくは楕円形のものである。
【0055】一方、前記弾性リングrが装着される構造
部は、前記ジョイント部材3のモータ回転軸1への取付
け孔3jにおける環状溝部3Gと、前記モータ回転軸1の
外周部における環状溝部1Gである。そして、前記両環
状溝部3G,1Gは、前記ジョイント部材3のモータ回転
軸1への組込み状態においてその軸方向位置を同じくす
るものであり、該ジョイント部材3とモータ回転軸1の
両者の連結部であるトルクリミッタ3aの位置よりもモ
ータ4側寄りの位置に設けられた溝部である。
【0056】前記環状溝部3G,1Gの断面形状や幅、深
さ等は装着される弾性リングrの断面形状やサイズによ
り異なるものであるが、半円形もしくは略半円形状が普
通であり、前記両環状溝部3G,1Gの幅は同じでその深
さは前記ジョイント部材3の環状溝部3Gはやや浅めで
あり、モータ回転軸1の環状溝部1Gはやや深めになさ
れている。
【0057】弾性リングrの装着は、まず前記モータ回
転軸1の前記環状溝部1Gに前記弾性リングrを嵌め込
み、前記ジョイント部材3をモータ回転軸1にその軸端
部側から嵌入させる。該嵌入はトルクリミッタ3a構成
部を介しての圧入と共になされ、該圧入は、前記ジョイ
ント部材3の環状溝部3Gが前記モータ回転軸1の前記
環状溝部1Gとその軸方向位置を同じくするまでなさ
れ、この間前記弾性リングrは縮径してモータ回転軸1
の前記深めの環状溝部1Gに沈みこむような状態におか
れる。前記両環状溝部3G,1Gがその軸方向位置を同じ
くすると、前記弾性リングrはその縮径状態が放たれ、
その弾性により拡径して前記ジョイント部3の環状溝部
3Gに嵌入され、図5に図示する状態となり弾性リングr
の装着が完了する。
【0058】したがって、前記弾性リングrの装着完了
状態においては、弾性リングrはその弾性により拡径し
て前記ジョイント部材3の環状溝部3Gに弾接され、た
とえ前記トルクリミッタ3aに緩みが生じる事態に至っ
ても、弾性リングrによる弾接作用により前記ジョイン
ト部材3はそのガタつきが抑制されると共に、その軸方
向移動はほぼ完全に阻止される。
【0059】また、この場合でも弾性リングrは環状溝
部3Gに係合すれば必ずしも弾接させる必要はないが、弾
接した場合は弾性リングr自体のガタつきも確実に抑え
られる。なお、装着完了状態における前記弾性リングr
による弾接力は、前記トルクリミッタ3aの機能に影響
しない程度に調整されることは前記同様である。前記実
施形態1および2に換えて種々の実施形態が考えられ
る。
【0060】前記図1ないし図3に記載された実施形態
1においては、CリングA,Bは金属の薄板からなるもの
としているが、これに換えて硬質樹脂等の薄板を用いる
こともできる。
【0061】また、前記CリングA,Bの形状は、必ずし
も前記実施形態1における形状に限定されるものではな
く、適宜その機能を具備する範囲において変更可能であ
る。
【0062】前記図4ないし図5に記載された実施形態
2においては、弾性リングrはゴムや樹脂からなるもの
としているが、所定の弾性を有する金属製等とすること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動パワ−ステアリング装置の主
要部の概観図である。
【図2】本発明に係る電動パワーステアリング装置の補
助操舵力伝達機構の主要構造部を示す図である。
【図3】本発明の図2におけるA-A断面図の拡大図であ
り、図3aは、その一つのCリングの使用態様を示し、図
3bは、別のCリングの使用態様を示す図である。
【図4】本発明の別の実施形態に係る電動パワーステア
リング装置の補助操舵力伝達機構の主要構造部を示す図
である。
【図5】本発明の図4におけるB-B断面図の拡大図であ
る。
【図6】従来の電動パワーステアリング装置の補助操舵
力伝達機構の主要構造部を示す図である。
【図7】従来のジョイント部と電動モータの回転軸およ
びウォーム軸との連結部の構造を示す拡大図である。
【図8】図7における0A-0A断面図であり、トルクリ
ミッタによる連結部の横断面を示す図である。
【符号の説明】
1,・・・電動モータ回転軸、1a,・・・軸受、1G,
・・・環状溝部、1G1,・・・環状溝部底部、2,・
・・ウォーム軸、2a,2b,・・・軸受、2c,・・・
鍔状のフランジ部、2d,・・・弾性体、3,・・・ジ
ョイント部材、3a,・・・トルクリミッタ、3b,・・
・セレーション、3j,・・・取付け孔、3k,・・・取
付け孔形成面、3G,・・・溝部、3G1,・・・直線溝
部、3G2,・・・溝部両端部、3G3・・・環状溝部、
3G4,・・・環状溝部底部、3G5,・・・溝部両端
部、3G6,・・・直線溝部、3G7,・・・円弧溝部、
3G8,・・斜切溝部、4,・・・電動モータ、4a,・
・・ロータ、4b,・・・ステータ、5,・・・ウォー
ムギヤ機構、5a,・・・ウォーム、5b,・・・ウォー
ムホイール、6,・・・カプラ、7,・・・ボルト、1
0,・・・電動パワーステアリング装置、11,・・・
入力軸、12,・・・トルクセンサ収容部、13,・・
・ラックシャフト、14,・・・タイロッド、15,・
・・中空シャフト、16,・・・ダストブーツ、A,・
・・Cリング、A1,・・・基部、A2,・・・腕部、A
3,・・・基部外形部、A4,・・・基部直線部、A5,
・・・腕部内側円弧状部、A6,・・・腕部外側円弧状
部、B,・・・Cリング、B1,・・・基部、B2,・・・
腕部、B3,・・・内向き係止部、B4,・・・腕部内側
部、B5,・・・円弧状部、R1,・・・リング、R2,
・・・リング、r,・・・弾性リング、r1,・・・弾性
リングの開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲はま▼ 洋平 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台112番地1 株 式会社ショーワ4輪開発センター内 (72)発明者 加藤 勤 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台112番地1 株 式会社ショーワ4輪開発センター内 (72)発明者 藤崎 晃 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台112番地1 株 式会社ショーワ4輪開発センター内 Fターム(参考) 3D033 CA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補助操舵力を出力する電動モータ回転軸
    と、前記電動モータ回転軸からの補助操舵力を歯車伝達
    機構の歯車軸に伝達するジョイント部材と、前記歯車軸
    に伝達された補助操舵力を操舵機構の出力軸に伝達する
    前記歯車伝達機構と、を備え、これにより、前記補助操
    舵力をステアリングホイールの操舵による主操舵力に付
    与して操舵を行う電動パワーステアリング装置の補助操
    舵力伝達機構において、前記電動モータ回転軸からの補
    助操舵力を歯車伝達機構の歯車軸に伝達する前記ジョイ
    ント部材は、その前記電動モータ回転軸との連結と、そ
    の歯車伝達機構の歯車軸との連結がトルクリミッタとセ
    レーションを介してなされており、かつ該ジョイント部
    材はトルクリミッタ介設側の連結軸に対してその軸方向
    移動が阻止される手段を具備していることを特徴とする
    電動パワーステアリング装置の補助操舵力伝達機構。
  2. 【請求項2】前記ジョイント部材のトルクリミッタ介設
    側の連結軸に対する軸方向移動を阻止する手段が、前記
    ジョイント部材とトルクリミッタ介設側の連結軸間に亘
    って装着されるCリングである前記請求項1記載の電動パ
    ワーステアリング装置の補助操舵力伝達機構。
  3. 【請求項3】前記ジョイント部材のトルクリミッタ介設
    側の連結軸に対する軸方向移動を阻止する手段が、前記
    ジョイント部材とトルクリミッタ介設側の連結軸間に亘
    って装着される弾性リングである前記請求項1記載の電
    動パワーステアリング装置の補助操舵力伝達機構。
JP2002154169A 2002-05-28 2002-05-28 電動パワーステアリング装置の補助操舵力伝達機構 Pending JP2003341531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002154169A JP2003341531A (ja) 2002-05-28 2002-05-28 電動パワーステアリング装置の補助操舵力伝達機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002154169A JP2003341531A (ja) 2002-05-28 2002-05-28 電動パワーステアリング装置の補助操舵力伝達機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003341531A true JP2003341531A (ja) 2003-12-03

Family

ID=29771026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002154169A Pending JP2003341531A (ja) 2002-05-28 2002-05-28 電動パワーステアリング装置の補助操舵力伝達機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003341531A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006143017A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Showa Corp 電動舵取補助装置
KR100738383B1 (ko) * 2006-04-20 2007-07-12 주식회사 만도 전동식 틸트 및 텔레스코프 조향장치
WO2010113794A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 三菱重工業株式会社 スクロール圧縮機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006143017A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Showa Corp 電動舵取補助装置
JP4620434B2 (ja) * 2004-11-19 2011-01-26 株式会社ショーワ 電動舵取補助装置
KR100738383B1 (ko) * 2006-04-20 2007-07-12 주식회사 만도 전동식 틸트 및 텔레스코프 조향장치
WO2010113794A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 三菱重工業株式会社 スクロール圧縮機
JP2010236489A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd スクロール圧縮機
US8556605B2 (en) 2009-03-31 2013-10-15 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Scroll compressor having a rotation inhibitor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100854472B1 (ko) 전동식 조향장치
EP2500594B1 (en) Shaft coupling mechanism
EP1225117B1 (en) An electric power steering system
KR100654476B1 (ko) 전동식 파워스티어링장치
JP2002029434A (ja) 電動式舵取装置
KR20180089691A (ko) 전동식 동력 보조 조향장치의 감속기
WO2006043669A1 (ja) 電動パワーステアリング装置
WO2007069575A1 (ja) ステアリング装置
JP2001315653A (ja) 電動式舵取装置
JP3658683B2 (ja) 電動式舵取装置
JP3957564B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の補助操舵力伝達機構
KR101085336B1 (ko) 세레이션이 형성된 댐핑 커플러를 구비한 자동차의 전기식동력 보조 조향장치
JP2002249056A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2003341531A (ja) 電動パワーステアリング装置の補助操舵力伝達機構
EP3214340B1 (en) Worm reducer and electrically driven assist device
JP5136233B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2002046633A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3639948B2 (ja) 電動式舵取装置
KR20060101622A (ko) 전동식 파워 스티어링 장치의 감속기 유격보상구조
WO2018216233A1 (ja) 電動パワーステアリング装置、軸継手
JP2002154443A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008260471A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2002362385A (ja) 電動式動力舵取装置
JP2009113730A (ja) 車両の後輪操舵装置
JPH1159441A (ja) 電動式パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071002