JP2003339603A - ロール式清掃具 - Google Patents

ロール式清掃具

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JP2003339603A JP2002147794A JP2002147794A JP2003339603A JP 2003339603 A JP2003339603 A JP 2003339603A JP 2002147794 A JP2002147794 A JP 2002147794A JP 2002147794 A JP2002147794 A JP 2002147794A JP 2003339603 A JP2003339603 A JP 2003339603A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線状突子を有するロール式の清掃具を、繊維
状のごみでも小片状のごみでも確実に除去することがで
きるようにすると共に、上記線状突子が捕捉したごみを
清掃を行いながら迅速かつ確実に取り除くことができる
ようにする。 【解決手段】 柄1の先端に、ごみを引っ掛けて捕捉す
る多数の可撓性ある線状突子20を外周面に備えた第1
清掃ロール2と、ごみを付着させて捕捉する粘着面3a
を外周面に備えた第2清掃ロール3とを、清掃対象物に
選択的に押し付けて転動操作可能、かつ、外周面同士を
相互に接触させた状態で一方の清掃ロールが他方の清掃
ロールに追随して従動回転するように取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絨緞やカーペット
等の清掃に適したロール式清掃具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、絨緞やカーペットのような繊維
製の敷物を清掃する場合、一般に、真空掃除機や粘着ロ
ールなどの清掃具が使用されている。これらの清掃具
は、敷物の表面に付着したり繊維間の比較的浅い部分に
入り込んだ綿ぼこりや紙くず、食べ物の破片などの小片
状をした通常のごみの場合には、それらの吸引力や粘着
力等によって効率良く取り除くことができるが、敷物の
繊維に絡み付いたり繊維間に深く入り込んだりしている
人間の毛髪やペットの体毛、糸屑といったような繊維状
のごみは、取り除くことが極めて困難である。
【0003】そこで、特開平11−137501号公報
には、このように敷物の繊維に絡み付いた繊維状のごみ
を除去するのに適したロール式の清掃具が提案されてい
る。この清掃具は、多数の鈎形突子を有するパイル織
物、即ち、輪奈状をしたパイルの先端部を切り開くこと
によって鈎形突子としたパイル織物を、円柱状の基材に
巻き付けることによって清掃ロールを形成し、この清掃
ロールを柄の先端に回転自在に取り付けたもので、この
清掃ロールを敷物の上で転動させると、その外周の鈎形
突子が適度に撓み、敷物の繊維に絡み付いている繊維状
のごみを引っ掛けて捕捉するものである。
【0004】ところが、上記鈎形突子が捕捉した繊維状
のごみは、この突子に引っ掛かった状態のまま保持さ
れ、その上に新たなごみが次々に捕捉されてくるため、
そのまま清掃ロールを使用し続けると、捕捉したごみが
鈎形突子やロール本体に幾重にも絡み付き、取り除きに
くくなってしまう。このため、上記鈎形突子が捕捉した
ごみは、直ちに該鈎形突子から取り除くことが重要であ
る。このような問題は、上記突子が鈎形をしている場合
に限るものではなく、放射方向に真っ直ぐ延びる直線状
をした突子の場合にも同様である。
【0005】また、上記のような鈎形又は直線形をした
線状突子を外周に有するロール式の清掃具は、上述した
ように、敷物の繊維に絡み付いている人間の毛髪やペッ
トの体毛、糸屑といったような繊維状のごみの除去には
非常に有効であるが、綿ぼこりや紙くず、食べ物の破片
などの小片状をした通常のごみの除去には余り適してい
ない。そこで、繊維状のごみだけでなく、小片状をした
ごみまで同様に除去することができるロール式清掃具の
出現が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようする課題】そこで本発明の技術的課
題は、線状突子を有するロール式の清掃具を、繊維状の
ごみでも小片状のごみでも確実に除去することができる
ようにすると共に、上記線状突子が捕捉したごみを清掃
を行いながら迅速かつ確実に取り除くことができるよう
に構成することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のロール式清掃具は、柄の先端に、ごみを引っ掛
けて捕捉する多数の可撓性ある線状突子を外周面に備え
た第1清掃ロールと、ごみを付着させて捕捉する粘着面
を外周面に備えた第2清掃ロールとを、清掃対象物に選
択的に押し付けて転動操作可能、かつ、外周面同士を相
互に接触させた状態で一方の清掃ロールが他方の清掃ロ
ールに追随して従動回転するように取り付けたことを特
徴とするものである。
【0008】上記構成を有する本発明の清掃具におい
て、第1清掃ロールを敷物などの清掃対象物に接触さ
せ、第2清掃ロールは、第1清掃ロールとは接触するが
清掃対象物とは非接触とした状態で、上記第1清掃ロー
ルを清掃対象物の上で前後に転動させると、その外周の
線状突子が適度に撓み、敷物の繊維に絡み付いている繊
維状のごみを引っ掛けて捕捉する。一方、第2清掃ロー
ルは、上記第1清掃ロールの回転に追随して従動回転
し、上記線状突子が捕捉したごみを粘着面に付着させ
る。従って、上記線状突子が捕捉したごみは、その捕捉
後直ちに第2清掃ロールによって取り除かれ、該線状突
子に多重に絡みついて取り除きにくくなるといったよう
なことがない。
【0009】また、第2清掃ロールを清掃対象物に接触
させて同様の操作を行うと、敷物の表面に付着したり繊
維間の比較的浅い部分に入り込んだ綿ぼこりや紙くず、
食べ物の破片などの小片状をしたごみや、繊維状のごみ
は、この第2清掃ロールの粘着面に付着して除去され
る。従って、上記2つの清掃ロールを使い分けることに
より、繊維状のごみでも小片状のごみでも確実に除去す
ることができる。
【0010】本発明においては、上記第1清掃ロールと
第2清掃ロールとが、相互に接触する外周面間の摩擦力
によって従動回転するように構成されている。このよう
に、両清掃ロールを直接接触させてその接触力で従動回
転させることにより、例えばそれぞれの清掃ロールに車
輪を取り付け、これらの車輪を接触させて両清掃ロール
を従動回転させるように構成する場合に比べ、清掃具の
構成を簡略化することができる。
【0011】本発明においては、上記第1清掃ロールと
第2清掃ロールとが相互に接離自在であると共に、互い
に離間する位置に保持可能となっていることが望まし
い。これにより、第1清掃ロールと第2清掃ロールと
を、互いに非接触の状態にしてそれぞれ単独で使用する
こともでき、あるいは、第2清掃ロールのごみが付着し
た粘着面を粘着シートの剥離や洗浄等によって再生する
場合に、その作業を容易に行うことができる。
【0012】本発明の具体的な構成例では、上記柄の先
端に、第1清掃ロールを支持する第1支持アームと、第
2清掃ロールを支持する第2支持アームとを有してい
て、一方の支持アームが柄に固定的に連設され、他方の
支持アームが柄に回動自在に連結されている。
【0013】また、本発明の好ましい構成態様として
は、上記線状突子が、鈎形に屈曲する先端部を有してい
ることである。この場合、上記第1清掃ロールは、複数
の線状突子を備えたパイル織物を円柱状のロール基材に
巻き付けることにより形成することができ、また第2清
掃ロールは、円柱状のロール基材に粘着シートを多重か
つ剥離可能に巻き付けることにより形成することができ
る。
【0014】本発明の清掃具は、上記第1清掃ロール及
び第2清掃ロールを脚として自立可能であることが望ま
しい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明に係るロール
式清掃具の好ましい一つの実施形態を示すもので、この
清掃具は、柄1と、該柄1の先端に互いに平行な軸線の
回りに回転自在に取り付けられて外周面同士が互いに接
触する第1清掃ロール2及び第2清掃ロール3とを有
し、図6及び図7に示すように、何れか一方の清掃ロー
ル2又は3を敷物等の清掃対象物5に押し付けて転動さ
せたとき、それに追随して他方の清掃ロール3又は2
が、相互間の摩擦力によって従動回転するように構成さ
れている。
【0016】上記柄1は、中空状をした基端側の握持部
10と、この握持部10の先端から実質的に二股状に分
岐した状態に設けられた第1支持アーム11及び第2支
持アーム12とを有している。上記第1支持アーム11
は、上記握持部10の先端に該握持部10と一体かつ該
握持部10からほぼ真っ直ぐ延出するように形成されて
いて、この第1支持アーム11の先端にクランク形に屈
曲する支軸13が取り付けられ、この支軸13の先端に
上記第1清掃ロール2が、片持ち状態で水平軸線の回り
に回転自在なるように支持されている。また、この第1
支持アーム11には、柄1の軸線方向に細長い長孔14
が形成され、この長孔14の基端部寄り即ち握持部10
寄りの位置に支持ピン15が設けられている。
【0017】一方の上記第2支持アーム12は、上記柄
1及び第1支持アーム11とは別体に形成されたもの
で、略くの字形に屈曲し、その先端にはクランク形に屈
曲する支軸17が取り付けられ、この支軸17の先端に
上記第2清掃ロール3が、片持ち状態で水平軸線の回り
に回転自在なるように支持されている。また、この第2
支持アーム12は、上記第1支持アーム11の長孔14
内に嵌合可能な横幅を有していて、その基端部には切欠
18が形成され、該基端部を上記長孔14内に嵌合した
状態で切欠18を上記支持ピン15に回動自在に係合さ
せることにより、上記柄1に着脱自在かつ回動自在に連
結されており、その回動によって先端の第2清掃ロール
3が、第1支持アーム11の先端の第1清掃ロール2に
接離自在となっている。図3の実線位置は、第2清掃ロ
ール3が第1清掃ロール2に接触した状態を示し、鎖線
Aの位置は、第2清掃ロール3が第1清掃ロール2から
離間した非接触位置を示している。
【0018】なお、鎖線Bの位置は、第2清掃ロール3
の外周に巻かれた全ての粘着シート30が剥離されるこ
とによって該第2清掃ロール3の直径が最小になり、そ
れによって第2支持アーム12が第1支持アーム11側
に最大限回動した状態を示すもので、この状態では、第
2清掃ロール3が第1清掃ロール2に僅かに当接する
か、又は、第2支持アーム12が第1支持アーム11の
長孔14の先端側の孔縁14aに係止している。
【0019】上記第1清掃ロール2は、その外周面に、
ごみを引っ掛けて捕捉する多数の可撓性ある線状突子2
0を有するもので、各線状突子20は、鈎形に屈曲する
先端部20aを有している。この清掃ロール2は、図4
及び図5に示すような線状突子20を有するパイル織物
21を、円柱状のロール基材22に巻き付けることによ
り形成することができる。このパイル織物21は、適度
の剛性と弾性とを備えた合成繊維23を、基布24に、
該基布24の表面から輪奈状のパイル25として突出す
るように織り込むと共に、各パイル25の先端部を切り
開くことによって鈎形の先端部20aを有する上記線状
突子20を形成したもので、このパイル織物21を、合
成繊維23の織り込み方向Xを清掃ロール2の円周方向
に向けるか又は軸線方向に向けた状態で上記ロール基材
22に巻き付けることにより、上記第1清掃ロール2が
形成されている。
【0020】上記線状突子20の剛性力及び弾性力は、
第2清掃ロール3との接触圧及び清掃対象物への押付力
によって該線状突子20が弾力的に湾曲はするが、完全
には座屈してしまわない程度である。
【0021】このようなパイル織物21としては、面フ
ァスナーを構成する一対の噛合体、即ち、輪奈形突子を
備えた噛合体と鈎形突子を備えた噛合体のうち、鈎形突
子を備えた噛合体があり、このような面ファスナーを構
成する鈎形突子側の噛合体をそのまま使用することもで
きる。
【0022】なお、上記各線状突子20は、清掃ロール
2の円周方向や軸線方向あるいは螺旋方向など、一定方
向を向いて整然と配列されている必要はなく、その向き
はランダムであっても良い。また、該線状突子20の先
端部20aは、図示したように弧状に湾曲していても、
鋭角的又は鈍角的に折れ曲がっていても良い。
【0023】一方の上記第2清掃ロール3は、ごみを付
着させるための粘着面3aを外周面に備えたものであ
る。この第2清掃ロール3は、円柱状のロール基材31
の外周面に粘着剤を塗布することによって形成すること
もできるが、この実施例では、ロール基材31の外周面
に上記粘着シート30を多重かつ剥離可能に巻き付ける
ことにより形成されている。この場合、上記粘着シート
30にロールの軸線方向のミシン目を入れておくことに
より、ごみが付着して粘着力が低下した粘着シート30
を一巻き分だけ簡単に剥離することができる。
【0024】上記構成を有する清掃具は、清掃対象物5
が絨緞やカーペットのような繊維製の敷物である場合に
好適に使用することができ、特に、該敷物5上に人の毛
髪やペットの体毛あるいは糸屑等の繊維状のごみがある
場合と、綿ぼこりや紙くず、食べ物の破片などの小片状
をした通常のごみがある場合とで、使い分けることがで
きる。
【0025】即ち、繊維状のごみがある場合には、図6
に示すように、上記第1清掃ロール2を敷物5の上面に
接触させると共に、第2清掃ロール3をこの第1清掃ロ
ール2と接触するが敷物5とは非接触とし、その状態で
上記第1清掃ロール2を前後に転動させると、この第1
清掃ロール2に追随して第2清掃ロール3も従動回転す
る。このとき第1清掃ロール2においては、その外周の
線状突子20が敷物5と接触する部分で適度に撓み、該
敷物上のごみ、特に該敷物5に絡み付いている人の毛髪
やペットの体毛あるいは糸屑等の繊維状のごみを鈎形の
先端部20aで引っ掛けて捕捉し、敷物5から除去す
る。一方、第2清掃ロール3は、その粘着面3aが上記
第1清掃ロール2の外周面、即ち線状突子20に接触し
ながら、粘着力を伴う摩擦力によって従動回転している
ため、この線状突子20が捕捉したごみがその捕捉後直
ちに該粘着面3aに付着し、この線状突子20から取り
除かれることになる。
【0026】この結果、上記第1清掃ロール2の線状突
子20が捕捉したごみは、清掃作業中にその捕捉とほぼ
同時に第2清掃ロール3によって取り除かれ、該線状突
子20に多重に絡みついて取り除きにくくなるといった
ようなことがない。
【0027】一方、敷物5上に主として綿ぼこりや紙く
ず、食べ物の破片などの小片状をした通常のごみがある
場合には、図7に示すように、第2清掃ロール3を敷物
5の上面に接触させると共に、第1清掃ロール2をこの
第1清掃ロール2と接触するが敷物5とは非接触とした
状態で、上記第2清掃ロール3を前後に転動させる。こ
れにより、敷物5上のごみは該第2清掃ロール3の外周
の粘着面3aに接着されて捕捉される。この場合、第2
清掃ロール3に追随して第1清掃ロール2も従動回転す
るが、第2清掃ロール3が捕捉したごみがこの第1清掃
ロール2の線状突子20に転移することはない。従っ
て、このような使い方をする場合には、上記第2支持ア
ーム12を図3の非接触位置Aに回動させてその位置に
ロックさせることにより、両清掃ロール2,3を相互に
離間させた状態で使用しても良く、その場合には、上記
第2支持アーム12を非接触位置Aにロックしておくた
めのロック機構が必要になる。
【0028】上記ロック機構としてはどのような構成の
ものでも良いが、例えば、図3に示すように、第1及び
第2の両支持アーム11,12に、第2支持アーム12
が非接触位置Aにあるとき互いに軸線が一致するように
係止孔34を形成し、これらの係止孔34に係止ピン3
5を挿入、係止させる方式であっても、第1支持アーム
11又は第2支持アーム12に起倒自在のフックを設
け、第2支持アーム12が非接触位置Aにあるときこの
フックを起立させて該相手方の支持アームに係止せる方
式とすることができる。
【0029】上記第2清掃ロール3の粘着面3aにごみ
が付着してその粘着力が低下した場合には、多重に巻か
れた粘着シート30を一巻き分だけ剥離することによっ
て新たな粘着面3aを露出させる。この粘着シート30
を剥離する作業は、第2支持アーム12を図3の鎖線で
示す非接触位置Aに回動させることにより、第2清掃ロ
ール3を第1清掃ロール2から離間させた状態で行う。
【0030】また、上記第2清掃ロール3は、第1清掃
ロール2に自重で当接するようになっているが、自重だ
けでは十分な当接力が得られない場合には、図6に鎖線
で示すように、第1支持アーム11と第2支持アーム1
2との間の適宜位置に引っ張りばね36を取り付け、こ
の引っ張りばね36のばね力で当接力の不足分を補うよ
うにしても良い。
【0031】上記清掃具の不使用時には、図1に示すよ
うに、第1清掃ロール2と第2清掃ロール3とを同時に
床面上に接触させることにより、これらの清掃ロール
2,3を脚として自立させておくことができる。このよ
うな清掃具の自立は、第1支持アーム11と第2支持ア
ーム12とを柄1の先端から二股状に突出させてそれら
の先端にそれぞれ上記清掃ロール2,3を取り付けると
共に、柄1の傾斜角度を該柄1の上端が2つの清掃ロー
ル2,3から外方に突出しない程度に小さくすることに
より、可能となる。なお、このように清掃具を自立させ
る際に、両清掃ロール2,3を直接床面に接触させても
良いが、床面上に適当な台板を敷き、その上に立てるよ
うにすることもできる。
【0032】上記実施例では、第1清掃ロール2の線状
突子20が鈎形の先端部20aを有しているが、このよ
うな鈎形の先端部20aを持たない直線状をした線状突
子であっても良い。
【0033】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明の清掃具に
よれば、可撓性ある線状突子を外周面に備えた第1清掃
ロールと、粘着面を外周面に備えた第2清掃ロールとを
有していて、それらを使い分けることにより、繊維状の
ごみであっても小片状のごみであっても確実かつ効率良
く除去することができ、しかも、第1清掃ロールの線状
突子が捕捉した繊維状のごみを、清掃作業中にその捕捉
と同時に第2清掃ロールで迅速かつ確実に取り除くこと
ができるため、このような繊維状のごみが突子に多重に
絡みついて取り除きにくくなるといったようなことがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る清掃具の一実施形態を示す側面図
である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】パイル織物の要部平面図である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】清掃具の一つの使用態様を示す側面図である。
【図7】清掃具の他の使用態様を示す側面図である。
【符号の説明】
1 柄 2 第1清掃ロール 3 第2清掃ロール 3a 粘着面 11 第1支持アーム 12 第2支持アーム 20 線状突子 20a 先端部 21 パイル織物 22,31 ロール基材 30 粘着シート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柄の先端に、ごみを引っ掛けて捕捉する多
    数の可撓性ある線状突子を外周面に備えた第1清掃ロー
    ルと、ごみを付着させて捕捉する粘着面を外周面に備え
    た第2清掃ロールとを、清掃対象物に選択的に押し付け
    て転動操作可能、かつ、外周面同士を相互に接触させた
    状態で一方の清掃ロールが他方の清掃ロールに追随して
    従動回転するように取り付けたことを特徴とするロール
    式清掃具。
  2. 【請求項2】上記第1清掃ロールと第2清掃ロールと
    が、相互に接触する外周面間の摩擦力によって従動回転
    するように構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載のロール式清掃具。
  3. 【請求項3】上記第1清掃ロールと第2清掃ロールとが
    相互に接離自在であると共に、互いに離間する位置に保
    持可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ロール式清掃具。
  4. 【請求項4】上記柄の先端に、第1清掃ロールを支持す
    る第1支持アームと、第2清掃ロールを支持する第2支
    持アームとを有していて、一方の支持アームが柄に固定
    的に連設され、他方の支持アームが柄に回動自在に連結
    されていることを特徴とする請求項3に記載のロール式
    清掃具。
  5. 【請求項5】上記線状突子が、鈎形に屈曲する先端部を
    有することを特徴とする請求項1から4までの何れかに
    記載のロール式清掃具。
  6. 【請求項6】上記第1清掃ロールが、複数の線状突子を
    備えたパイル織物を円柱状のロール基材に巻き付けるこ
    とにより形成され、また第2清掃ロールが、円柱状のロ
    ール基材に粘着シートを多重かつ剥離可能に巻き付ける
    ことにより形成されていることを特徴とする請求項5に
    記載のロール式清掃具。
  7. 【請求項7】上記第1清掃ロール及び第2清掃ロールを
    脚として自立可能であることを特徴とする請求項1から
    6までの何れかに記載のロール式清掃具。
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