JP2003336539A - 車載電子制御装置 - Google Patents

車載電子制御装置

Info

Publication number
JP2003336539A
JP2003336539A JP2002144929A JP2002144929A JP2003336539A JP 2003336539 A JP2003336539 A JP 2003336539A JP 2002144929 A JP2002144929 A JP 2002144929A JP 2002144929 A JP2002144929 A JP 2002144929A JP 2003336539 A JP2003336539 A JP 2003336539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
input
constant
microprocessor
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002144929A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3697427B2 (ja
Inventor
Koji Hashimoto
光司 橋本
Katsuya Nakamoto
勝也 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002144929A priority Critical patent/JP3697427B2/ja
Priority to DE10252062A priority patent/DE10252062B4/de
Priority to US10/299,794 priority patent/US6708089B2/en
Publication of JP2003336539A publication Critical patent/JP2003336539A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3697427B2 publication Critical patent/JP3697427B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/26Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/2406Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using essentially read only memories
    • F02D41/2425Particular ways of programming the data
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/26Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
    • F02D41/28Interface circuits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1401Introducing closed-loop corrections characterised by the control or regulation method
    • F02D2041/1413Controller structures or design
    • F02D2041/1432Controller structures or design the system including a filter, e.g. a low pass or high pass filter
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/26Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
    • F02D41/28Interface circuits
    • F02D2041/281Interface circuits between sensors and control unit
    • F02D2041/285Interface circuits between sensors and control unit the sensor having a signal processing unit external to the engine control unit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載電子制御装置の入出力処理に関するマイ
クロプロセッサの負担を軽減して、装置の小型化・標準
化を行う。 【解決手段】間接入力用インタフェ−ス回路131bか
ら入力される複数のON/OFF情報は、フィルタ定数
が定数設定レジスタ135bで設定される可変フィルタ
回路133aと、双方向シリアル通信回路126・11
6を介してRAMメモリ113に送信され、不揮発メモ
リ112に格納されたフィルタ定数は、双方向シリアル
通信回路116・126を介して定数設定レジスタ13
5bに格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車用
エンジンの燃料供給制御等に用いられるマイクロプロセ
ッサを内蔵した車載電子制御装置に関するものである。
特に、この発明は多数の入出力信号の扱い方を改善して
小型化を図ると共に、各種車両の制御に対して標準化を
図った車載電子制御装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のこの種、車載電子制御装
置を示す典型的な全体ブロック回路図である。1枚のプ
リント基板で構成されたECU(エンジンコントロール
ユニット)1は、LSI(集積回路)2を主体として形
成されている。そのLSI2は、CPU(マイクロプロ
セッサ)3、不揮発フラッシュメモリ4、RAMメモリ
5、入力用データセレクタ6、A/D変換器7、出力ラ
ッチメモリ8等をデ−タバス30で結合したものであ
る。上記ECU1は、車載バッテリ10から電源線11
及び電源スイッチ12を介して給電される電源ユニット
9から制御電源の供給を受けて動作するものである。そ
の実行プログラムやエンジン制御用制御定数等は、予め
不揮発フラッシュメモリ4に格納されている。
【0003】一方、各種センサスイッチ13からの多数
のON/OFF入力信号は、プルアップまたはプルダウ
ン抵抗としてのブリーダ抵抗14からノイズフィルタを
構成する直列抵抗15と並列コンデンサ16を経て比較
器19に供給される。その比較器19には、入力抵抗1
7と正帰還抵抗18が接続されていて、並列コンデンサ
16の両端電圧が比較器19の負側端子に印加されてい
る基準電圧を超えるとデータセレクタ6に論理「H」の
信号を供給する。しかし、並列コンデンサ16の両端電
圧が低下する時には、正帰還抵抗18による入力が加算
されるので、上記基準電圧よりも更に低い電圧まで低下
したことにより、比較器19の出力は論理「L」に復帰
する。このようにして比較器19は、ヒステリシス機能
を包含したレベル判定用比較器としての機能を持ってお
り、多数の比較器19の出力は、データセレクタ6とデ
ータバス30を介して、RAMメモリ5に格納される。
なお、上記データセレクタ6は、例えば16ビットの入
力を扱い、CPU3からチップセレクト信号を受けた時
に、データバス30に出力するものであるが、入力点数
は数十点に及ぶものであって、複数のデータセレクタが
用いられている。
【0004】また、各種アナログセンサ20からの多数
のアナログ信号は、ノイズフィルタを構成する直列抵抗
21と並列コンデンサ22を介してA/D変換器7に供
給され、CPU3からチップセレクト信号を受取ったA
/D変換器のデジタル出力がデ−タバス30を介して、
RAMメモリ5に格納される。CPU3からの制御出力
はデータバス30を介してラッチメモリ8に格納され、
出力トランジスタ23を介して外部負荷26を駆動する
ものである。その多くの制御出力点数に対応するために
は、複数のラッチメモリが使用され、CPU3によって
チップセレクトされたラッチメモリに対して制御出力が
格納されるようになっている。なお、24はトランジス
タ23の駆動用ベ−ス抵抗、25はトランジスタ23の
ベース/エミッタ端子間に接続された安定抵抗、27は
外部負荷26に対する給電用負荷リレーの出力接点であ
る。
【0005】このように構成された従来装置では、CP
U3が極めて多くの入出力を取扱うために、LSI2の
規模が大きくなることや、ノイズフィルタとしての並列
コンデンサ16は目的とするフィルタ定数を確保するた
めに様々の容量のコンデンサを使用する必要があって標
準化が困難であると共に、大きなフィルタ定数を確保す
るためには、大型コンデンサを用いる必要があって、E
CU1が大型化する等の問題点があった。
【0006】LSI2の入出力端子を削減してその小型
化を図る手段としては、特開平7−13912号公報
「入出力処理IC」で示されるように、シリアル通信ブ
ロックを用いて多数の入出力信号を時分割して授受する
方法が提示されている。しかし、この方式では様々な容
量のノイズフィルタが必要であって、装置の標準化に適
さないばかりか、充分なフィルタ定数を確保するために
コンデンサの容量も大きなものが必要となって装置の小
型化にも適さない問題がある。
【0007】一方、ON/OFF入力信号に対するノイ
ズフィルタとして、デジタルフィルタを用い、そのフィ
ルタ定数をマイクロプロセッサによって制御する概念は
公知である。例えば、特開平5−119811号公報
「プログラマブルコントロ−ラ」では、サンプリングさ
れた外部入力信号の入力論理値が複数回連続して同じ値
であれば、これを採用して入力イメ−ジメモリに格納す
ると共に、サンプリング周期を変更することができるフ
ィルタ定数変更命令を備えている。この方式ではフィル
タ定数が自由に変更できる特徴があるが、多数の入力信
号を扱う場合には、マイクロプロセッサの負担が大きく
なり、マイクロプロセッサの本来の目的である制御の応
答性が低下する問題がある。その他、ON/OFF入力
信号に対するデジタルフィルタとしては、特開2000
−89974号公報「デ−タ格納制御回路」で見られる
ように、ハ−ドウエアとしてのシフトレジスタを設け
て、上記と同様の概念でサンプリング処理するようにし
たものもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
は、部分的な小型化・標準化技術であって、これを統合
した本格的な小型化・標準化が行われていないことは既
に説明したとおりである。特に、マイクロプロセッサの
入出力回路部分の小型化・標準化を達成する上で、マイ
クロプロセッサの本来の制御能力・応答性の低下が避け
られない問題があった。
【0009】この発明の第一の目的は、上記のような問
題を改善して、入出力処理に関するマイクロプロセッサ
の負担を軽減して、本来の制御能力・応答性の向上を図
ると共に、入力フィルタ部分を小型化することによっ
て、制御装置全体の小型化と標準化を達成することであ
る。この発明の第二の目的は、制御仕様の異なる各種車
両に対応して、制御プログラムや制御定数を変更するこ
とによって対処することにより、ハードウエアの標準化
を一層効果的に、しかも容易に行えるようにすることで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる車載電
子制御装置は、外部ツールから被制御車種対応の制御プ
ログラムと制御定数が書込まれる不揮発メモリ、及び演
算処理用のRAMメモリを有するマイクロプロセッサを
備え、上記マイクロプロセッサのデータバスに接続さ
れ、エンジン駆動制御用高速入出力に対する直接入力用
インタフェース回路及び直接出力用インタフェース回路
を備え、上記マイクロプロセッサとデータバスで接続さ
れた第一の直並列変換器、上記第一の直並列変換器とシ
リアル接続される第二の直並列変換器、及び上記第二の
直並列変換器とデータバスで接続されたシリアル通信用
通信制御回路を備え、補機駆動出力と警報表示出力の低
速出力信号に対し、上記第一・第二の直並列変換器を介
して送信された制御出力信号を記憶する出力用ラッチメ
モリ、及び上記出力用ラッチメモリの出力端に接続され
た間接出力用インタフェ−ス回路を備え、手動操作によ
る低速入力信号に対する間接入力用インタフェース回路
に含まれ、フィルタ定数が格納される定数設定レジスタ
を有する可変フィルタ回路を備えて構成され、上記間接
入力用インタフェース回路を介して入力された複数のO
N/OFF情報を上記RAMメモリにシリアル送信する
と共に、上記不揮発メモリに格納されたフィルタ定数を
上記定数設定レジスタにシリアル送信するようにしたも
のである。
【0011】また、上記間接入力用インタフェ−ス回路
は、入力スイッチに対して負荷となるブリーダ抵抗と直
列抵抗と並列コンデンサを有するノイズフィルタ、この
ノイズフィルタに接続されヒステリシス機能を持ったレ
ベル判定用比較器、及びこのレベル判定用比較器に接続
された上記可変フィルタ回路で構成され、上記可変フィ
ルタ回路は、所定の周期でサンプリング記憶された連続
する複数のレベル判定結果が論理「1」である時にセッ
トされ、連続する複数のレベル判定結果が論理「0」で
ある時にリセットされる入力確定レジスタ、及び上記サ
ンプリング周期とセット/リセットを行う論理判定点数
の少なくとも一方の値が格納された定数設定レジスタに
よって構成され、上記入力確定レジスタの出力が上記R
AMメモリにシリアル送信されると共に、上記サンプリ
ング周期とセット/リセットを行う論理判定点数の少な
くとも一方の値は上記不揮発メモリから上記定数設定レ
ジスタにシリアル送信されるものである。
【0012】また、上記直接入力用インタフェース回路
は、入力スイッチに対して負荷となるブリーダ抵抗と直
列抵抗と並列コンデンサを有するノイズフィルタ、及び
このノイズフィルタに接続されヒステリシス機能を持っ
たレベル判定用比較器で構成され、上記レベル判定用比
較器は、判定レベルとなる閾値定数を設定する定数設定
レジスタを有する可変閾値回路で構成され、上記閾値定
数は上記不揮発メモリから上記定数設定レジスタにシリ
アル送信されるものである。
【0013】また、AD変換器を介して上記マイクロプ
ロセッサのデータバスに接続されるアナログ入力用イン
タフェース回路を備え、上記AD変換器は、一部のアナ
ログ入力信号に対して多重系に構成されているものであ
る。
【0014】また、上記補機駆動出力と警報表示出力の
低速出力信号に対する間接出力用インタフェース回路に
は、負荷電源開閉用負荷リレーが接続され、上記負荷リ
レーは、上記シリアル通信用通信制御回路と上記マイク
ロプロセッサのいずれからも駆動停止することができる
論理ゲート回路を介して接続されているものである。
【0015】また、上記マイクロプロセッサは、上記不
揮発メモリに格納されている制御定数を、格納するべき
定数設定レジスタを識別するアドレスデータと共に、上
記マイクロプロセッサから上記第一・第二の直並列変換
器を介して指定された定数設定レジスタに対して順次送
信する設定データ送信手段と、上記低速出力信号に対す
るON/OFF情報を、格納するべきラッチメモリを識
別するアドレスデータと共に、上記マイクロプロセッサ
から上記第一・第二の直並列変換器を介して指定された
ラッチメモリに対して定期的に送信する定期出力送信手
段を備え、上記シリアル通信用通信制御回路は、上記第
二の直並列変換器による受信データをチェックするデー
タチェック回路と、受信間隔のタイムアウトチェック回
路を備えている。
【0016】また、上記マイクロプロセッサは、上記シ
リアル通信用通信制御回路が間接入力信号を上記マイク
ロプロセッサに定期送信することを許可する送信許可手
段と、上記第二の直並列変換器から上記第一の直並列変
換器を介して上記マイクロプロセッサに送信された間接
入力信号に対するON/OFF情報を受信する定期入力
受信手段を備え、上記定期入力受信手段は、間接入力信
号のデータチェックと受信間隔のタイムアウトチェック
を行うものである。
【0017】また、上記マイクロプロセッサは、上記定
期入力受信手段によって、上記マイクロプロセッサが今
回の間接入力信号を受信してから次回の受信を行うまで
の間において、上記マイクロプロセッサが上記定数設定
レジスタのアドレスを指定してその格納データの読出要
求を行う読出要求手段を備え、上記読出要求を受信した
上記シリアル通信用通信制御回路は、指定されたアドレ
スの定数設定レジスタに格納されている制御定数を返信
するようにしたものである。
【0018】またさらに、上記マイクロプロセッサは、
読出要求によって返信された制御定数と、上記不揮発メ
モリに格納された制御定数を比較する定数比較監視手段
を備え、比較結果が不一致である時には、不一致であっ
た定数設定レジスタを識別するアドレスデータと共に、
上記不揮発メモリに格納された制御定数を送信するよう
にしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1の構成の説明 図1はこの発明の実施の形態1の車載電子制御装置を示
す全体ブロック回路図である。図1において、100は
ECU(車載電子制御装置)であり、第一LSI(第一
の集積回路)110と第二LSI(第二の集積回路)1
20を主要部品とする一枚の電子基板で構成されてい
る。101は車載バッテリに接続された電源端子であ
り、図示しない電源スイッチを介して給電される端子
と、後述のメモリの動作保持のために、直接車載バッテ
リから給電されるスリープ用端子によって構成されてい
る。102aは、例えばエンジンの点火時期や燃料噴射
時期を制御するためのクランク角センサやオートクルー
ズ制御用の車速センサ等、比較的高頻度の動作を行い速
やかに信号取込みを行う必要のあるON/OFF動作の
高速入力信号IN1〜INiが入力されるコネクタ端子
である。
【0020】102bは例えば変速レバー位置を検出す
るセレクタスイッチやエアコンスイッチなど、比較的低
頻度の動作を行い、信号取込みの遅れがあまり問題とな
らないようなON/OFF動作の低速入力信号INs1
〜INsnが入力されるコネクタ端子である。103
c,103dは、例えばアクセルポジションセンサ,ス
ロットルポジションセンサ、水温センサ、排気ガスの酸
素濃度センサ、エヤフローセンサなどの、アナログ入力
信号AN1〜ANhやANp〜ANmが入力されるコネ
クタ端子である。
【0021】104aは例えばエンジンの点火コイル駆
動出力や燃料噴射制御用電磁弁駆動用出力など比較的高
頻度の動作を行い、遅滞なく駆動出力を発生する必要の
あるON/OFF動作の高速出力OUT1〜OUTjが
出力されるコネクタ端子である。104bは例えばエア
コン用電磁クラッチ(補機)駆動出力や警報表示出力な
ど比較的低頻度の動作を行い、駆動出力の応答遅れがあ
まり問題とならないON/OFF動作の低速出力OUT
s1〜OUTskが出力されるコネクタ端子である。1
05は上記高速・低速出力の電源回路に出力接点が接続
された負荷リレー106の接続用端子、108は上記E
CU100に対して予め制御プログラムや制御定数等を
転送書込みするための外部ツールであり、その外部ツー
ル108は製品出荷時や保守作業時に使用され、脱着コ
ネクタ107を介して上記ECU100に接続されるも
のである。
【0022】第一LSI110は、マイクロプロセッサ
111、不揮発メモリ112、RAMメモリ113、入
力用データセレクタ114a、出力用ラッチメモリ11
5、後述の第二LSI120との間でシリアル信号の交
信を行う第一の直並列変換器116、外部ツール108
とシリアル信号の交信を行うSCI(シリアル・コミュ
ニケーション・インタフェース)117、AD変換器1
14c,114d等によって構成されている。これらの
構成部品は8〜32ビットのデータバス118によって
マイクロプロセッサ111に接続されている。なお、上
記不揮発メモリ112は、例えば一括書込みの行えるフ
ラッシュメモリであって、外部ツール108から転送制
御プログラムや車両制御用プログラム、車両制御用定数
などが、RAMメモリ113を経由して転送書込みされ
る。
【0023】アナログ入力端子103cから入力された
アナログ信号は、直接入力インタフェース回路としての
ノイズフィルタ131cと多チャンネルの第一のAD変
換器114cを介して、データバス118に接続され
る。アナログ入力端子103dから入力されたアナログ
信号は、直接入力インタフェース回路としてのノイズフ
ィルタ131dと多チャンネルの第二のAD変換器11
4dを介して、データバス118に接続される。
【0024】なお、多数のアナログ入力信号AN1〜A
Nh、ANp〜ANmに対して、複数のAD変換器11
4cと114dが分担接続されているが、各アナログ入
力信号の内、一部のものは重複して接続されている。例
えば、第一のアクセルポジションセンサと第一のスロッ
トルポジションセンサは、第一のAD変換器114cに
入力され、第二のアクセルポジションセンサと第二のス
ロットルポジションセンサは、第二のAD変換器114
dに入力されているが、第一・第二のアクセルポジショ
ンセンサは、いずれもアクセルペダルの踏込み度合いを
検出する同じ出力を発生するものであり、同様に第一・
第二のスロットルポジションセンサはいずれも給気スロ
ットル弁の開度を検出する同じ出力を発生するものであ
る。
【0025】120は第二LSI(第二の集積回路)で
あり、その構成は以下のとおりである。高速入力端子1
02aから入力されたON/OFF信号はブリーダ抵抗
130を経て第二LSI120に取込まれ、直接入力イ
ンタフェース回路としてのノイズフィルタ131a、可
変閾値回路132aを介して、上記入力用データセレク
タ114aに接続されている。なお、ノイズフィルタ1
31a、可変閾値回路132aについては、図2(b)
で詳述するが、135aはレベル判定用の閾値が格納さ
れる定数設定レジスタとなっている。入力用データセレ
クタ114aは必要に応じて多数個のものが使用される
が、一個の入力用データセレクタ114aには、例えば
8点以下の高速ON/OFF入力信号が接続されてい
て、上記マイクロプロセッサ111がチップセレクトを
行った時に、上記データバス118にON/OFF情報
を送出するようになっている。
【0026】なお,上記ブリーダ抵抗130は、数KΩ
の低抵抗のブリーダ抵抗である。そのブリーダ抵抗13
0は、入力信号スイッチに対する負荷となるように各O
N/OFF入力端子IN1〜INi,INs1〜INs
nと電源の正側(プルアップ)または負側(プルダウ
ン)に接続されていて、入力スイッチがOFFしている
時に入力端子が開放状態となって、ノイズが重畳するの
を避けたり、入力スイッチが接点である場合にはその接
触信頼性を向上する役割を持っている。
【0027】低速入力端子102bから入力されたON
/OFF信号は、ブリーダ抵抗130を経て第二LSI
120に取込まれ、間接入力インタフェース回路として
のノイズフィルタ131b、レベル判定用比較器132
b、可変フィルタ回路133aを介して、入力用データ
セレクタ124に接続されている。なお、上記ノイズフ
ィルタ131b,レベル判定用比較器132b,可変フ
ィルタ回路133aは、図2(a)で後述するが、13
5bはフィルタ定数(制御定数)を格納する定数設定レ
ジスタである。入力用データセレクタ124には、例え
ば8点以下の間接ON/OFF入力信号が接続されてい
て、後述のアドレス選択回路123bがチップセレクト
を行った時に、データバス128にON/OFF情報を
送出するようになっているが、8点を超えるON/OF
F信号を扱う場合には、第二・第三の入力用データセレ
クタが用いられ、順次チップセレクトされてデータバス
128にON/OFF情報を送出するように構成される
ものである。
【0028】126は上記第一の直並列変換器116と
対をなして、シリアルインタフェース回路を構成する第
二の直並列変換器である。121aは上記マイクロプロ
セッサ111から第一・第二の直並列変換器116,1
26を介して送信された一連の情報を一時記憶するバッ
ファメモリ、121bは所定時間内にデータを受信した
かどうかを判定するタイムアウトチェック回路、122
aは上記バッファメモリ121a内のデータをチェック
するデータチェック回路、122bは確認応答用データ
レジスタ、123aはデータチェック回路122aによ
るデータチェックが正常であった時に動作するコマンド
デコーダ、123bはそのコマンドデコーダ123aの
内容に応じて送受信するべきデータのアドレスを選択す
るアドレス選択回路、127はクロックジェネレータで
あり、上記バッファメモリ121aからクロックジェネ
レータ127によって、通信制御回路129が構成され
ている。
【0029】128は、第二の直並列変換器126の並
列端子、バッファメモリ121a、確認応答用データレ
ジスタ122b、定数設定レジスタ135a,135
b、入力用データセレクタ124、間接出力用のラッチ
メモリ125等が接続されたデータバスである。通信制
御回路129を用いたデータ授受の方法は、図3,図
4,図5によって後述する。129aは、データチェッ
ク回路122aが異常検出した時、タイムアウトチェッ
ク回路121bが異常検出した時、或いは後述のウォッ
チドッグタイマ139がリセット出力RSTを発生した
時に、異常検出状態を記憶して、異常記憶出力ER2を
発生する異常記憶素子である。その異常記憶素子129
aは電源投入時に図示しない電源検出パルスによってリ
セットされるようになっている。
【0030】134a,134bは、直接出力インタフ
ェース回路、或いは間接出力インタフェース回路を構成
する負荷駆動用トランジスタであり、上記ラッチメモリ
115と高速出力端子104aや、ラッチメモリ125
と低速出力端子104bとの間に接続され、ラッチメモ
リ115や125の出力信号によって、外部負荷OUT
1〜OUTjやOUTs1〜OUTskを駆動するよう
になっている。137は上記電源端子101から給電さ
れて、第一LSI110や第二LSI120に給電する
電源ユニットであり、その電源ユニット137は安定化
電源回路136によって制御されて、所定の定電圧出力
を発生するものである。138は負荷リレー106の駆
動回路に設けられた論理ゲート回路であり、その論理ゲ
ート回路138の出力である負荷リレー106の駆動信
号DRは次の論理で動作するようになっている。
【0031】 DR=DR1×(1−ER1)×(1−ER2)×DR2 但しDR1:第一LSI110から直接指示される負荷リレー106の 第一の駆動信号 DR2:第二LSI120を経由した負荷リレー106の 第二の駆動信号 ER1:マイクロプロセッサ111による異常診断出力 ER2:エラー記憶回路129aの異常記憶出力 従って、負荷リレー106は第一又は第二の駆動信号D
R1,DR2によって駆動されるが、第一及び第二の駆
動信号DR1及びDR2は、異常診断出力ER1が発生
するか、異常記憶出力ER2が発生すると無効になって
いる。
【0032】139は、マイクロプロセッサ111が発
生するパルス列であるウォッチドッグクリヤ信号WDの
パルス時間幅が、所定値であるかどうかを判定し、時間
幅が正常でないときに、マイクロプロセッサ111に対
して、リセット出力RSTを供給するウォッチドッグタ
イマである。なお、図示しないアナログ入力信号とし
て、出力トランジスタ134aの動作確認信号や負荷電
流検出信号なども、ECU100内部で発生する信号と
して第一・第二のAD変換器114c,114dを介し
てマイクロプロセッサ111に取込まれるようになって
いる。また、上記電源ユニット137やブリーダ抵抗1
30、ノイズフィルタ131c,131d、出力トラン
ジスタ134a,134b、論理ゲート回路138など
は第一LSI110や第二LSI120の外部に設けら
れている。
【0033】図2(a)は、図1の可変フィルタ回路1
33aとその周辺回路の詳細を示すブロック回路図であ
る。入力スイッチ200に対して、前述の低抵抗のブリ
ーダ抵抗130を備えた入力信号INsnは、実用可能
な上限値である数百Kオームの高抵抗の直列抵抗210
を介して十数pFの並列小容量コンデンサ211に接続
されている。131bは直列抵抗210と小容量コンデ
ンサ211によって構成されたノイズフィルタであっ
て、高周波ノイズを吸収平滑化する。132bは入力抵
抗221、正帰還抵抗223、比較器220によって構
成されたレベル判定用比較器であり、その比較器220
の反転入力には所定の基準電圧222(電圧Von)が
印加されている。
【0034】従って、小容量コンデンサ211の充電電
圧が基準電圧Von以上になると、比較器220の出力
は「H」(論理「1」)となるが、一旦比較器220の
出力が「H」になると、正帰還抵抗223による入力加
算が生じるために、小容量コンデンサ211の充電電圧
がVoff(<Von)まで低下しなければ、比較器2
20の出力は「L」(論理「0」)にはならないように
ヒステリシス機能を持っている。これは小容量コンデン
サ211に重畳されたノイズリップルによって、高頻度
に比較器220の出力が反転変化することを防止する為
のものである。
【0035】可変フィルタ回路133aを構成するシフ
トレジスタ230には、比較器220の出力が入力され
ると共に、クロックジェネレータ127aから周期Tの
シフト用パルス入力が供給されている。従って、シフト
レジスタ230の後段の論理内容は、順次過去の時点に
おける比較器220の出力論理内容となっている。23
1a〜237aは、シフトレジスタ230の各出力段に
おける論理内容と定数設定レジスタ135bの各ビット
の論理内容を論理和する第一の論理ゲート素子、238
aはその論理ゲート素子231a〜237aの出力を結
合する論理積素子、239はその論理積素子238aの
出力によってセットされるフリップフロップ素子によっ
て構成された入力確定レジスタである。また、231b
〜237bは上記シフトレジスタ230の各出力段にお
ける論理内容の反転論理内容と定数設定レジスタ135
bの各ビットの論理内容を論理和する第二の論理ゲート
素子、238bはその論理ゲート素子231b〜237
bの出力を結合する論理積素子であり、その論理積素子
238bの出力によって上記入力確定レジスタ239が
リセットされるように構成されている。
【0036】このように構成された可変フィルタ回路1
33aにおいて、シフトレジスタ230の各出力段の内
容が全て論理「1」であれば論理積素子238aの出力
によって入力確定レジスタ239の出力は論理1にセッ
トされることになる。但し、定数設定レジスタ135b
の一部の内容が論理「1」であれば、これに対応したシ
フトレジスタ230の出力段の論理内容は「0」であっ
ても差し支えない。従って、図2(a)の例ではシフト
レジスタ230の初段1から第五段までの論理内容が全
て「1」であれば入力確定レジスタ239の出力は論理
「1」にセットされることになる。
【0037】また、シフトレジスタ230の各出力段の
内容が全て論理「0」であれば、論理積素子238bの
出力によって入力確定レジスタ239の出力は論理0に
リセットされることになる。但し、定数設定レジスタ1
35bの一部の内容が論理「1」であれば、これに対応
したシフトレジスタ230の出力段の論理内容は「1」
であっても差し支えない。従って、図2(a)の例で
は、シフトレジスタ230の初段1から第五段までの論
理内容が全て「0」であれば、入力確定レジスタ239
の出力は論理「0」にリセットされることになる。この
ように、入力確定レジスタ239の出力内容を決定する
ための論理判定点数は定数設定レジスタ135bの内容
によって可変設定されるよう構成されている。なお、上
記のとおり論理判定点数を可変設定する代わりに、クロ
ックジェネレータ127aのパルス周期を可変設定する
ようにしても良い。
【0038】図2(b)は図1の可変閾値回路132a
とその周辺回路の詳細を示すブロック回路図である。入
力スイッチ200に対して前述の低抵抗のブリーダ抵抗
130を備えた入力信号INiは、実用可能な上限値で
ある数百Kオームの高抵抗の直列抵抗210を介して、
十数pFの並列小容量コンデンサ211に接続されてい
る。131aは直列抵抗210と小容量コンデンサ21
1によって構成されたノイズフィルタであって、高周波
ノイズを吸収平滑化する。132aは入力抵抗221、
正帰還抵抗223、比較器220によって構成された可
変閾値回路(可変レベル判定用比較器)であり、その比
較器220の反転入力には所定の基準電圧222a(電
圧Von)が印加されているが、その基準電圧222a
は定数設定レジスタ135aの内容によって変更が可能
となっている。
【0039】従って、小容量コンデンサ211の充電電
圧が基準電圧Von以上になると比較器220の出力は
「H」(論理「1」)となるが、一旦比較器220の出
力が「H」になると、正帰還抵抗223による入力加算
が生じるために、小容量コンデンサ211の充電電圧が
Voff(<Von)まで低下しなければ比較器220
の出力は「L」(論理「0」)にはならないようにヒス
テリシス機能を持っている。これは小容量コンデンサ2
11に重畳されたノイズリップルによって、高頻度に比
較器220の出力が反転変化することを防止する為のも
のである。なお、比較レベルを変更することは、見掛け
上のフィルタ定数を変更することに相当し、限られた調
整範囲ではあるが可変フィルタとしての機能を持つこと
になる。
【0040】実施の形態1の作用・動作の説明図1のと
おり構成されたこの発明の実施の形態1において、先ず
図3に示したシリアル通信のフレーム構成図にいて説明
する。図3は、第一LSI110(親局)から第二LS
I120(子局)に対して、間接出力信号を送信する場
合のフレーム構成を示したものである。親局から子局へ
の定期送信フレーム301aは、開始データ55H,コ
マンド10H,格納先アドレス,送信データ,終了デー
タAAH,チェックサムデータによって構成されてい
る。302aは、第二LSI120が上記定期送信フレ
ーム301aによる一連のデータを受信し、図1の通信
制御回路129のデータチェック回路122aがサムチ
ェックを行い、タイムアウトチェック回路121bが受
信間隔のタイムアウトチェックを行う判定ブロックであ
る。
【0041】303aは判定ブロック302aの判定が
正常受信であった時に親局に返信される正常返信フレー
ムである。その正常返信フレーム303aは開始データ
55H,認知データ61H,格納先アドレス,終了デー
タAAH,チェックサムデータによって構成されてい
る。304aは判定ブロック302aの判定が異常受信
であった時に親局に返信される異常返信フレームであ
る。その異常返信フレーム304aは開始データ55
H,非認知データ62H,格納先アドレス,終了データ
AAH,チェックサムデータによって構成されている。
305aは正常返信フレーム303aを返信した後に、
受信した間接出力信号をラッチメモリ125に格納する
ブロックである。306aは異常返信フレーム304a
を返信した後に、通信制御回路129からの信号でエラ
ー記憶回路129aが異常記憶出力ER2を発生するブ
ロックであるが、実際には図示しない再送確認処理の上
で異常記憶出力ER2が発生する。
【0042】307aは、子局が返信した正常返信フレ
ーム303a又は異常返信フレーム304aを、親局が
受信した時のサムチェックや、親局が受信できなかった
時の返信応答のタイムアウトチェックを、行う診断ブロ
ックである。その診断ブロック307aの診断結果が異
常であった場合には、後述の異常診断出力ER1を発生
するようになっている。さらに、その診断ブロック30
7aが異常返信フレーム304aを正常受信した時に再
度定期送信フレーム301aを送信し、それでも異常が
継続する場合には、後述の異常診断出力ER1を発生す
るようになっている。なお、定数設定レジスタに対して
フィルタ定数や閾値定数即ち制御定数を送信設定する時
には、上記定期送信フレーム301aのアドレスによっ
て、定数設定レジスタの番号を指定し、データとしてフ
ィルタ定数又は閾値定数が格納されるようになってい
る。
【0043】図4は第一LSI110(親局)が第二L
SI120(子局)に対して、各種データの読出要求
(子局から親局への読出)をする場合のフレーム構成を
示したものであり、読出要求に当たっては先ず親局から
子局への不定期送信フレーム301bが送信される。そ
の不定期送信フレーム301bは、開始データ55H,
コマンド30H,読出先アドレス,終了データAAH,
チェックサムデータによって構成されている。302b
は第二LSI120が不定期送信フレーム301bによ
る一連のデータを受信し、図1の通信制御回路129の
データチェック回路122baがサムチェックを行う判
定ブロックである。
【0044】303bは判定ブロック302bの判定が
正常受信であった時に、親局に返信される正常返信フレ
ームである。その正常返信フレーム303bは、開始デ
ータ25H,読出先アドレス,読出データ,終了データ
AAH,チェックサムデータによって構成されている。
304bは判定ブロック302bの判定が異常受信であ
った時に、親局に返信される異常返信フレームである。
その異常返信フレーム304bは、開始データ55H,
非認知データ72H,読出先アドレス,終了データAA
H,チェックサムデータによって構成されている。30
5bは異常返信フレーム304bを返信した後に、通信
制御回路129からの信号でエラー記憶回路129aが
異常記憶出力ER2を発生するブロックであるが、実際
には図示しない再送確認処理の上で異常記憶出力ER2
が発生する。
【0045】306bは、子局が返信した正常返信フレ
ーム303b又は異常返信フレーム304bを、親局が
受信した時のサムチェックや、受信できなかった時の返
信応答のタイムアウトチェックを、行う診断ブロックで
ある。その診断ブロック306bの診断結果が異常であ
った場合には、後述の異常診断出力ER1を発生するよ
うになっている。さらに、診断ブロック306bが異常
返信フレーム304bを正常受信した時に再度不定期送
信フレーム301bを送信し、それでも異常が継続する
場合には、後述の異常診断出力ER1を発生するように
なっている。上記診断ブロック306bが正常返信フレ
ーム303bを正常受信した場合には、正常読出された
受信データを仮格納し、図7の工程446で示した比較
に使用するようになっている。
【0046】図5は、第二LSI120(子局)が第一
LSI110(親局)に対して、間接入力信号を送信す
る場合のフレーム構成を示したものであり、間接入力信
号の送信に当たっては先ず、親局から子局への許可送信
フレーム301cが送信される。その許可送信フレーム
301cは開始データ55H,コマンド10H,格納先
アドレス#00,送信データ01H,終了データAA
H,チェックサムデータによって構成されている。30
2cは第二LSI120が上記許可送信フレーム301
cによる一連のデータを受信し、図1の通信制御回路1
29のデータチェック回路122aがサムチェックを行
う判定ブロックである。
【0047】303cは判定ブロック302cの判定が
正常受信であった時に、親局に返信される正常返信フレ
ームである。その正常返信フレーム303cは、開始デ
ータ11H,データ1,データ2,データ3,終了デー
タAAH,チェックサムデータによって構成されてい
る。304cは判定ブロック302cの判定が異常受信
であった時に親局に返信される異常返信フレームであ
る。その異常返信フレーム304cは開始データ55
H,非認知データ62H,格納先アドレス,終了データ
AAH,チェックサムデータによって構成されている。
305cは異常返信フレーム304cを返信した後に、
通信制御回路129からの信号でエラー記憶回路129
aが異常記憶出力ER2を発生するブロックであるが、
実際には図示しない再送確認処理の上で異常記憶出力E
R2が発生する。
【0048】306cは、子局が返信した正常返信フレ
ーム303c又は異常返信フレーム304cを、親局が
受信した時のサムチェックや、受信できなかった時の返
信応答のタイムアウトチェックを、行う診断ブロックで
ある。その診断ブロック306cの診断結果が異常であ
った場合には、後述の異常診断出力ER1を発生するよ
うになっている。さらに、診断ブロック306cが異常
返信フレーム304cを正常受信した時に再度許可送信
フレーム301cを送信し、それでも異常が継続する場
合には、後述の異常診断出力ER1を発生するようにな
っている。上記診断ブロック306cが正常返信フレー
ム303cを正常受信した場合には、正常読出されたデ
ータ1,データ2,データ3を所定のアドレスのメモリ
に格納するようになっている。なお、上記許可送信フレ
ーム301cのデータが01Hから00Hに変更されて
親局から子局に送信されない限り、307cで示した繰
返し周期T0の間隔をおいて継続返信が行われる。30
3dは継続返信フレームであり、その構成は上記正常返
信フレーム303cと同じである。
【0049】306dは、子局が返信した上記継続返信
フレーム303dを親局が受信して、サムチェックや、
上記繰返し周期T0のタイムアウトチェックを、行う診
断ブロックである。その診断ブロック306dの診断結
果が異常であれば、次回の継続返信フレーム303dに
対する診断を行い、それでも異常が継続する場合には後
述の異常診断出力ER1を発生するようになっている。
上記診断ブロック306dが継続返信フレーム303d
を正常受信した場合には、正常読出されたデータ1,デ
ータ2,データ3を所定のアドレスのメモリに格納する
ようになっている。なお、子局から親局に対する継続返
信の間の空き時間を狙って、定期送信フレーム301a
や不定期送信フレーム301bも送信されるようになっ
ており、これをブロック308cで示している。
【0050】図1のとおり構成された実施の形態1にお
いて、図6,図7に示した通信動作説明用フローチャー
トについて説明する。なお、図6のS,Tは、図7の
S,Tにそれぞれ接続されるものである。図6,図7に
おいて、400は定期的に活性化されるマイクロプロセ
ッサ111の動作開始工程である。401はその工程4
00に続いて作用し、後述の工程412で初期化完了フ
ラグがセットされたかどうかを判定する工程である。4
02はその工程401がNOであった時に作用し、全て
の定数設定レジスタ135a,135bに対する定数設
定が完了したかどうかを判定する工程である。403は
その工程402がNOであった時に作用し、図3におけ
る定期送信フレーム301aによって、定数設定レジス
タ135a,135bの最初のアドレスのものに設定定
数を送信する工程である。404はその工程403に続
いて作用し、返信応答データのサムチェックとタイムア
ウトチェックを行う工程である。上記工程403は設定
データ送信手段となっている。なお、上記工程404で
は、返信応答があれば直ちに受信データのサムチェック
を行って次工程405へ移行するが、工程404で所定
時間の待機によっても返信が得られない時にはタイムア
ウト判定した上で次工程405へ移行する。
【0051】405は上記工程404に続いて作用し、
工程404にサムチェックエラーまたはタイムアウトエ
ラーが発生しているか否かを判定する工程である。40
6はその工程が正常であった時に移行する動作終了工程
である。その動作終了工程において、上記動作開始工程
400が再度活性化されることによって、再び制御動作
が繰返される。動作開始工程400が再度活性化された
時、まだ後述の工程412による初期化フラグがセット
されておらず、全ての定数設定レジスタ135a,13
5bに対する定数設定も完了していない時にあっては、
上記工程401,402,403,404,405によ
って繰返して残りの定数設定レジスタ135a,135
bに対する定数設定が順次行われる。
【0052】但し、上記工程405で異常判定がなされ
ると、工程407へ移行し、工程405による異常が初
回異常であるかどうかが判定され、初回異常と判定され
た時には、上記工程403へ復帰して再度設定データの
送信が行われる。また、上記工程407が初回異常でな
いと判定した時は、再送に対しても依然として異常が続
いていることになり、この場合には工程408へ移行し
て異常診断出力ER1を発生し、動作終了工程406へ
移行する。
【0053】以上の動作を繰返しながら、工程402が
全ての定数設定レジスタ135a,135bに対する定
数設定動作が完了したと判定すると、工程410へ移行
する。工程410では、図5の許可送信フレーム301
cが送信されたかどうかを判定し、まだ送信されていな
い時には送信許可手段である工程411へ移行して許可
送信フレーム301cを送信する。その後、工程40
4,工程405,工程407,工程408等が選択動作
するが、その動作は工程403が実行された場合と同様
である。但し、工程407が初回異常判定であって、再
送処理を行う時には工程411へ移行する。上記工程4
10で許可送信フレーム301cの送信済みと判定され
た時には、工程412へ移行して初期化完了フラグが設
定され、続いて動作終了工程406へ移行する。なお、
上記工程408による異常診断出力ER1や工程412
による初期化完了フラグは、電源が再投入されるまで動
作保持するようになっている。
【0054】以上の動作によって、全ての定数設定レジ
スタ135a,135bに対する定数設定動作が完了
し、第二LSI120から第一LSI110への送信許
可が行われて、初期化完了フラグがセットされた後は、
動作開始工程400から工程401を経由して工程42
0へ移行する。420は図5における継続返信フレーム
303d(初回は正常返信フレーム303c又は異常返
信フレーム304c)を親局が受信したかどうかの判定
工程である。421はその工程がYESであった時に作
用し、受信データのサムチェックを行う工程である。4
22はその工程に続いて作用し、受信データに異常があ
れば工程425に移行し、受信データが正常であれば工
程423に移行する判定工程である。423は受信した
間接入力情報をRAMメモリ113に格納する工程であ
る。
【0055】424は上記工程420がNOの判定であ
った時に作用し、定期データの受信間隔が図5の繰返し
周期T0に相当する所定時間を超過していないかどうか
を判定する工程であり、その工程がタイムアウトである
ことを判定すると、工程425へ移行し、タイムアウト
でない場合には図7の工程430へ移行する。425は
上記工程422や工程424による異常判定が初回であ
るかどうかを判定し、初回であれば、工程426に移行
して初回フラグをセットし、初回でなければ工程427
へ移行して異常診断出力ER1を発生する。上記工程4
26,工程427,工程423に続いて動作終了工程4
06へ移行し、再び動作開始工程400が活性化する。
なお、428は上記工程421,工程424によって構
成された定期入力受信手段である。
【0056】図7において、430は上記工程424が
タイムアウトでないと判定した時に作用し、間接出力信
号の定期送信時期であるかどうかを判定する工程であ
る。431はその工程がYESであった時に作用し、図
3における定期送信フレーム301aによって間接出力
データをラッチメモリ125へ送信するための工程であ
る。その工程431は定期出力送信手段となっている。
432は上記工程431に続いて作用し、返信応答デー
タのサムチェックとタイムアウトチェックを行う工程で
ある。その工程では返信応答があれば直ちに受信データ
のサムチェックを行って、次工程433へ移行するが、
工程432で所定時間の待機によっても返信が得られな
い時にはタイムアウト判定した上で次工程433へ移行
するものである。
【0057】433は上記工程432に続いて作用し、
工程432にサムチェックエラーまたはタイムアウトエ
ラーが発生しているか否かを判定する工程である。40
6はその工程が正常であった時に移行する動作終了工程
である。その動作終了工程において上記動作開始工程4
00が再度活性化されることによって、再び制御動作が
繰返されるようになっている。一方、上記工程433で
異常判定がなされると、工程434へ移行し、工程43
3による異常が初回異常であるかどうかが判定され、初
回異常と判定された時には上記工程431へ復帰して再
度出力データの送信が行われる。また、上記工程434
が初回異常でないと判定した時は、再送に対しても依然
として異常が続いていることになり、この場合には工程
435へ移行して異常診断出力ER1を発生し、動作終
了工程406へ移行する。
【0058】441は上記工程430がNOであった時
に作用し、図4における不定期送信フレーム301bに
よって、定数設定レジスタ135a,135bの設定内
容を順次読出するための読出要求工程(読出要求手段)
となっている。442は上記工程441に続いて作用
し、返信応答データのサムチェックとタイムアウトチェ
ックを行う工程である。その工程442では返信応答が
あれば直ちに受信データのサムチェックを行って、次工
程443へ移行するが、工程442で所定時間の待機に
よっても返信が得られない時にはタイムアウト判定した
上で次工程443へ移行するものである。
【0059】443は上記工程442に続いて作用し、
工程442にサムチェックエラーまたはタイムアウトエ
ラーが発生しているか否かを判定する工程である。44
4はその工程で異常判定がなされた時に作用して、工程
443による異常が初回異常であるかどうかを判定し、
初回異常と判定された時には上記工程441へ復帰して
再度読出要求の送信が行われる。また、上記工程444
が初回異常でないと判定した時は、再送に対しても依然
として異常が続いていることになり、この場合には工程
445へ移行して、異常診断出力ER1を発生し、動作
終了工程406へ移行する。
【0060】446は上記工程443が正常判定であっ
た時に作用し、受信した定数設定レジスタ135a,1
35bの内容と不揮発メモリ112の内容を比較する判
定工程であり、その工程446は定数比較監視手段とな
っている。上記判定工程446が比較し一致すれば、動
作終了工程406へ移行し、その動作終了工程におい
て、上記動作開始工程400が再度活性化されることに
よって、再び上記工程441が作用した時には、定数設
定レジスタ135a,135bのアドレスが更新され、
順次読出比較されるようになっている。一方、上記判定
工程446が比較不一致であれば、中継端子447を経
由して図6の工程403へ移行し、不一致となった定数
設定レジスタに対する設定データの送信が行われること
になる。
【0061】図1のとおり構成された実施の形態1にお
いて、全体動作の概要を述べる。マイクロプロセッサ1
11は、データバス118に接続されたアナログ入力や
ON/OFF直接入力と、シリアル通信によるON/O
FF間接入力と、不揮発メモリ112の内容によって動
作し、データバス118に接続された直接出力とシリア
ル通信による間接出力を制御する。不揮発メモリ112
には、予め外部ツール108から制御プログラムや制御
定数及び定数設定レジスタ135a,135bに対する
設定値が転送書込みされている。運転段階において、E
CU100に電源が投入されると、先ず不揮発メモリ1
12から定数設定レジスタ135a,135bに対し
て、閾値定数やフィルタ定数即ち制御定数が送信され、
続いて間接入力や間接出力が定期的にシリアル交信され
る。間接入力や間接出力は低速・低頻度動作のものが選
択されていて、シリアル通信に依存しても問題がなく、
その結果として第一の集積回路110の入出力ピン数が
大幅に削減されるようになっている。
【0062】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2に用いるON/OFF信号用の可変フィルタを示す
ブロック回路図である。図8において、前述の低抵抗の
ブリ−ダ抵抗130を備えた入力信号INsnは、実用
可能な上限値である数百Kオームの高抵抗の直列抵抗2
10を介して十数pFの並列小容量コンデンサ211に
接続されている。131bは直列抵抗210と小容量コ
ンデンサ211によって構成されたノイズフィルタであ
って、高周波ノイズを吸収平滑化する。132bは入力
抵抗221,正帰還抵抗223,比較器220によって
構成されたレベル判定用比較器であり、その比較器22
0の反転入力には所定の基準電圧222(電圧Von)
が印加されている。
【0063】従って、小容量コンデンサ211の充電電
圧が基準電圧Von以上になると比較器220の出力は
「H」(論理「1」)となるが、一旦比較器220の出
力が「H」になると、正帰還抵抗223による入力加算
が生じるために、小容量コンデンサ211の充電電圧が
Voff(<Von)まで低下しなければ、比較器22
0の出力は「L」(論理「0」)にはならないようにヒ
ステリシス機能を持っている。これは小容量コンデンサ
211に重畳されたノイズリップルによって、高頻度に
比較器220の出力が反転変化することを防止する。
【0064】500aは、上記比較器220の出力端と
可逆カウンタ502のカウントアップモ−ド入力UP間
に接続されたゲ−ト素子である。501は上記比較器2
20の出力端からゲ−ト素子500bを介して上記可逆
カウンタ502のカウントダウンモ−ド入力DNに接続
された論理反転素子である。上記可逆カウンタ502
は、所定の周期でON/OFFするクロックジェネレ−
タ127bに接続されたクロック入力端子CLを備えて
いて、モ−ド入力UPやDNに応じてクロック入力を可
逆カウントするように構成されている。
【0065】503aは論理判定点数Nに相当する設定
値が格納された定数設定レジスタである。503bは可
逆カウンタ502の現在値が格納された現在値レジスタ
である。504aは可逆カウンタ502の現在値が設定
値Nに到達した時に論理「1」となる出力Qによって上
記ゲ−ト素子500aを閉鎖して、更なるカウントアッ
プが行われないようにする論理反転素子である。504
bは可逆カウンタ502の現在値が0になった時に論理
「1」となる出力Pによって上記ゲ−ト素子500bを
閉鎖して、更なるカウントダウンが行われないようにす
る論理反転素子である。505は上記可逆カウンタ50
2の設定値到達出力Qによってセットされ、現在値0出
力Pによってリセットされるフリップフロップ素子で構
成された入力確定レジスタある。その入力確定レジスタ
505の出力が入力用デ−タセレクタ124の入力端子
に接続されている。
【0066】このように構成された可逆カウンタ502
では、周期Tで動作するクロック入力CLの入力パルス
数が定数設定レジスタ503aの設定値Nに到達するま
で継続的に比較器220の出力が「H」であれば、入力
確定レジスタ505がセットされるが、途中で比較器2
20の出力が「L」になれば、クロック入力を減算カウ
ントし、再び比較器220の出力が「H」になった後に
加算カウントが行われて、やがて現在値が設定値Nに到
達すれば、入力確定レジスタ505がセットされる。
【0067】同様に、一旦入力確定レジスタ505がセ
ットされると、周期Tで動作するクロック入力CLの入
力パルスによって、現在値が設定値Nから0に減少する
まで継続的に比較器220の出力が「L」であれば、入
力確定レジスタ505がリセットされるが、途中で比較
器220の出力が「H」になれば、クロック入力を加算
カウントし、再び比較器220の出力が「L」になった
後に、減算カウントが行われ、やがて現在値が0に到達
すれば、入力確定レジスタ505がリセットされる。な
お、上記のとおり可逆カウンタ502の設定値によっ
て、論理判定点数を可変設定する代わりに、クロックジ
ェネレ−タ127bのパルス周期を可変設定するように
しても良い。
【0068】実施の形態3.図1で示した実施の形態1
ではアナログ出力が取扱われていないが、必要に応じて
メ−タ表示用のDA変換器を間接出力として搭載するこ
ともできる。なお、このようなアナログ出力やON/O
FF動作の低速出力点数はあまり多くはない実態である
ことから、出力に関してはシリアル通信に依存すること
なく、全てマイクロプロセッサ111側のラッチメモリ
115から直接出力するようにしても良い。また、たと
え低速動作の入力信号であっても、エンジンの回転を維
持するのに必要な最低限度の入力情報はシリアル通信に
依存しないようにして、マイクロプロセッサ111に直
接入力しておくことが、フェ−ルセ−フ運転を行う上で
重要である。
【0069】図1で示した実施の形態1ではクロックジ
ェネレ−タ127を第二LSI120内に設けたが、シ
リアル通信回線の中にクロック信号線を追加して、マイ
クロプロセッサ111側のクロック信号を用いて同期制
御することもできる。図2,図8内の各種クロックジェ
ネレータ127a,127bは基本となるクロック信号
の分周回路によって構成されるものである。また、マイ
クロプロセッサ111側のデ−タバス118には、DM
AC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントロ−ラ)
を接続し、マイクロプロセッサ111がデ−タバス11
8を用いていない内部演算期間において、第一の直並列
変換器116からの直並列変換完了信号に基づいて、R
AMメモリ113とのデ−タ授受を直接行うようにすれ
ば、シリアル通信に要する時間を短縮したり、マイクロ
プロセッサ111の負担を軽減することができるもので
ある。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1による車載電子制御装置によれば、可変フィルタを用
いた間接入力信号をマイクロプロセッサに対してシリア
ル接続し、上記可変フィルタの定数設定レジスタには不
揮発メモリに格納されたフィルタ定数がシリアル送信さ
れるようになっている。従って、マイクロプロセッサの
入出力ピン数が大幅に削減されて、小型安価となると共
に、入力フィルタ用に様々な容量の大容量コンデンサを
使う必要がないので、入力インタフェース回路部分の小
型化・標準化が図れる効果がある。特に、被制御車種に
対応した制御プログラムや制御定数が不揮発メモリ内に
一元的に設定されるので、自由度の高い標準化が達成で
きるものである。また、入出力処理に関するマイクロプ
ロセッサの負担を軽減して本来の制御能力や応答性の向
上を図ることができる。
【0071】また、この発明の請求項2による車載電子
制御装置によれば、可変フィルタ回路は、ノイズフィル
タに接続され、ヒステリシス機能を持ったレベル判定用
比較器に、従属接続されるようになっている。可変フィ
ル回路の定数設定レジスタにはサンプリング周期及び論
理判定点数の少なくとも一方の値が格納されるようにな
っている。従って、ON/OFF信号に対する入力イン
タフェ−ス回路であるノイズフィルタとレベル判定用比
較器によって高周波ノイズが除去されているので、上記
定数設定レジスタに対する設定数値が低減され、可変フ
ィルタ回路が安価に構成される効果がある。
【0072】また、この発明の請求項3による車載電子
制御装置によれば、直接入力用インタフェース回路に
は、ノイズフィルタと、ヒステリシス機能を持ち、閾値
定数が設定される可変閾値回路が用いられている。しか
も、上記閾値定数は不揮発メモリから定数設定レジスタ
に送信されるようになっている。従って、高速動作の直
接入力信号が高周波ノイズに感応し難くなると共に、簡
易的な可変フィルタ回路として車載電子制御装置の標準
化を図ることができる。
【0073】また、この発明の請求項4による車載電子
制御装置によれば、マイクロプロセッサにはAD変換器
を介してアナログ入力信号が入力されている。従って、
アナログ入力信号をマイクロプロセッサが取扱うことに
よって、シリアル通信回路の負担を軽減することができ
る。また、2重系のアナログ入力信号が用いられている
ので、安全性を向上することができる。
【0074】また、この発明の請求項5による車載電子
制御装置によれば、間接出力用インタフェース回路に
は、負荷電源開閉用負荷リレーが接続され、その負荷リ
レーはシリアル通信用通信制御回路と上記マイクロプロ
セッサのいずれからも駆動停止することができる論理ゲ
ート回路が設けられている。従って、シリアル通信用通
信制御回路と共に、マイクロプロセッサが負荷リレーを
駆動停止することができるので、制御の安全性が向上す
る。
【0075】また、この発明の請求項6による車載電子
制御装置によれば、マイクロプロセッサは設定データ送
信手段と、定期出力送信手段を備えている。しかも、送
信される各データには格納するべきアドレスが付加され
ていると共に、シリアル通信用通信制御回路は受信デー
タをチェックするデータチェック回路と受信間隔のタイ
ムアウトチェック回路を備えている。従って、ハードウ
エアで構成された通信制御回路を単純化することができ
ると共に、通信の診断をハードウエアによって行って安
全性を向上できる。
【0076】また、この発明の請求項7による車載電子
制御装置によれば、マイクロプロセッサが間接入力信号
に対する送信許可手段と定期入力受信手段を備えてい
る。しかも、定期入力受信手段は間接入力信号に対する
データチェックと受信間隔のタイムアウトチェックを行
う。従って、マイクロプロセッサが間接入力信号の受信
を行うことにより、ハードウエアで構成された通信制御
回路の動作を単純化することができると共に、通信制御
回路の異常をマイクロプロセッサ側でソフトウエアによ
って診断できる効果がある。
【0077】また、この発明の請求項8による車載電子
制御装置によれば、定期的な間接入力信号の読取りの間
で、定数設定レジスタの格納データが順次読出されるよ
うになっている。従って、マイクロプロセッサに送信さ
れるデータが常時間接入力信号に関するON/OFF情
報のみであって、このON/OFF情報に変化が無いと
正常な通信が行われているかどうかが判定できないこと
があるのに対し、適時異なるデータを介在させることに
よって直並列変換器のハードウエア異常等を探知できる
ようになって、安全性を向上することができる。
【0078】またさらに、この発明の請求項9による車
載電子制御装置によれば、フィルタ定数或いは閾値定数
である制御定数に対する定数比較監視手段を備え、比較
結果が不一致である時には不一致となった定数設定レジ
スタに対して、制御定数を再度送信するよう構成されて
いる。従って、運転開始時に書き込まれた定数設定レジ
スタの制御情報が変化していないかどうかを非集中的に
順次点検して、安全性を向上することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の車載電子制御装置
を示す全体ブロック回路図である。
【図2】 図1の可変フィルタのブロック回路図であ
る。
【図3】 図1のシリアル通信のフレ−ム構成図で、間
接出力信号を送信する場合を示す。
【図4】 図1のシリアル通信のフレ−ム構成図で、読
出要求の場合を示す。
【図5】 図1のシリアル通信のフレ−ム構成図で、間
接入力信号を送信する場合を示す。
【図6】 図1の通信動作説明用フロ−チャ−トであ
る。
【図7】 図1の通信動作説明用フロ−チャ−トであ
る。
【図8】 この発明の実施の形態2に用いる可変フィル
タを示すブロック回路図である。
【図9】 従来の車載電子制御装置を示す全体ブロック
回路図である。
【符号の説明】
100 ECU(車載電子制御装置) 106 負荷リ
レー 108 外部ツ−ル 110 第一LS
I(集積回路) 111 マイクロプロセッサ 112 不揮発
メモリ 113 RAMメモリ 114a 入力
用デ−タセレクタ 114c,114d A/D変換器 115 出力用
ラッチメモリ 116 第一の直並列変換器 117 SCI 118 デ−タバス 120 第二L
SI(集積回路) 121a バッファメモリ 121b タイ
ムアウトチェック回路 122a デ−タチェック回路 122b 確認
応答用デ−タレジスタ 123a コマンドデコ−ダ 123b アド
レス選択回路 124 入力用データセレクタ 125 出力用
ラッチメモリ 126 第二の直並列変換器 127 クロッ
クジェネレータ 128 データバス 129 通信制
御回路 129a 異常記憶素子 130 ブリ−
ダ抵抗 131a,131b,131c,131d ノイズフィ
ルタ 132a 可変閾値回路 132b レ
ベル判定用比較器 133a,133b 可変フィルタ回路 134a,134b 出力トランジスタ 135a,135b 定数設定レジスタ 137 電源ユニット 138 論理ゲ
ート回路 200 入力スイッチ 210 直列抵
抗 211 コンデンサ 220 比較器 222 基準電圧 230 シフト
レジスタ 239 入力確定レジスタ 403 設定データ送信手段 411 送信許
可手段 428 定期入力受信手段 431 定期出
力送信手段 441 読出要求手段 446 定数比
較監視手段 502 可逆カウンタ 503a 定数
設定レジスタ 505 入力確定レジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 F02D 45/00 376F 395 395A Fターム(参考) 3G084 DA05 DA13 DA27 DA31 EA01 EA02 EB02 EB06 EB07 EB22 FA05 FA07 FA10 FA20 FA29 FA38

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部ツールから被制御車種対応の制御プ
    ログラムと制御定数が書込まれる不揮発メモリ、及び演
    算処理用のRAMメモリを有するマイクロプロセッサ、
    上記マイクロプロセッサのデータバスに接続され、エン
    ジン駆動制御用高速入出力に対する直接入力用インタフ
    ェース回路及び直接出力用インタフェース回路、上記マ
    イクロプロセッサとデータバスで接続された第一の直並
    列変換器、上記第一の直並列変換器とシリアル接続され
    る第二の直並列変換器、及び上記第二の直並列変換器と
    データバスで接続されたシリアル通信用通信制御回路、
    補機駆動出力と警報表示出力の低速出力信号に対し、上
    記第一・第二の直並列変換器を介して送信された制御出
    力信号を記憶する出力用ラッチメモリ、及び上記出力用
    ラッチメモリの出力端に接続された間接出力用インタフ
    ェ−ス回路、手動操作による低速入力信号に対する間接
    入力用インタフェース回路に含まれ、フィルタ定数が格
    納される定数設定レジスタを有する可変フィルタ回路、
    によって構成され、上記間接入力用インタフェース回路
    を介して入力された複数のON/OFF情報を上記RA
    Mメモリにシリアル送信すると共に、上記不揮発メモリ
    に格納されたフィルタ定数を上記定数設定レジスタにシ
    リアル送信するようにした車載電子制御装置。
  2. 【請求項2】 上記間接入力用インタフェ−ス回路は、
    入力スイッチに対して負荷となるブリーダ抵抗と直列抵
    抗と並列コンデンサを有するノイズフィルタ、このノイ
    ズフィルタに接続されヒステリシス機能を持ったレベル
    判定用比較器、及びこのレベル判定用比較器に接続され
    た上記可変フィルタ回路で構成され、上記可変フィルタ
    回路は、所定の周期でサンプリング記憶された連続する
    複数のレベル判定結果が論理「1」である時にセットさ
    れ、連続する複数のレベル判定結果が論理「0」である
    時にリセットされる入力確定レジスタ、及び上記サンプ
    リング周期とセット/リセットを行う論理判定点数の少
    なくとも一方の値が格納された定数設定レジスタによっ
    て構成され、上記入力確定レジスタの出力が上記RAM
    メモリにシリアル送信されると共に、上記サンプリング
    周期とセット/リセットを行う論理判定点数の少なくと
    も一方の値は上記不揮発メモリから上記定数設定レジス
    タにシリアル送信される請求項1記載の車載電子制御装
    置。
  3. 【請求項3】 上記直接入力用インタフェース回路は、
    入力スイッチに対して負荷となるブリーダ抵抗と直列抵
    抗と並列コンデンサを有するノイズフィルタ、及びこの
    ノイズフィルタに接続されヒステリシス機能を持ったレ
    ベル判定用比較器で構成され、上記レベル判定用比較器
    は、判定レベルとなる閾値定数を設定する定数設定レジ
    スタを有する可変閾値回路で構成され、上記閾値定数は
    上記不揮発メモリから上記定数設定レジスタにシリアル
    送信される請求項1記載の車載電子制御装置。
  4. 【請求項4】 AD変換器を介して上記マイクロプロセ
    ッサのデータバスに接続されるアナログ入力用インタフ
    ェース回路を備え、上記AD変換器は、一部のアナログ
    入力信号に対して多重系に構成されている請求項1記載
    の車載電子制御装置。
  5. 【請求項5】 上記補機駆動出力と警報表示出力の低速
    出力信号に対する間接出力用インタフェース回路には、
    負荷電源開閉用負荷リレーが接続され、上記負荷リレー
    は、上記シリアル通信用通信制御回路と上記マイクロプ
    ロセッサのいずれからも駆動停止することができる論理
    ゲート回路を介して接続されている請求項1記載の車載
    電子制御装置。
  6. 【請求項6】 上記マイクロプロセッサは、上記不揮発
    メモリに格納されている制御定数を、格納するべき定数
    設定レジスタを識別するアドレスデータと共に、上記マ
    イクロプロセッサから上記第一・第二の直並列変換器を
    介して指定された定数設定レジスタに対して順次送信す
    る設定データ送信手段と、上記低速出力信号に対するO
    N/OFF情報を、格納するべきラッチメモリを識別す
    るアドレスデータと共に、上記マイクロプロセッサから
    上記第一・第二の直並列変換器を介して指定されたラッ
    チメモリに対して定期的に送信する定期出力送信手段を
    備え、上記シリアル通信用通信制御回路は、上記第二の
    直並列変換器による受信データをチェックするデータチ
    ェック回路と、受信間隔のタイムアウトチェック回路を
    備えている請求項1記載の車載電子制御装置。
  7. 【請求項7】 上記マイクロプロセッサは、上記シリア
    ル通信用通信制御回路が間接入力信号を上記マイクロプ
    ロセッサに定期送信することを許可する送信許可手段
    と、上記第二の直並列変換器から上記第一の直並列変換
    器を介して上記マイクロプロセッサに送信された間接入
    力信号に対するON/OFF情報を受信する定期入力受
    信手段を備え、上記定期入力受信手段は、間接入力信号
    のデータチェックと受信間隔のタイムアウトチェックを
    行う請求項1記載の車載電子制御装置。
  8. 【請求項8】 上記マイクロプロセッサは、上記定期入
    力受信手段によって、上記マイクロプロセッサが今回の
    間接入力信号を受信してから次回の受信を行うまでの間
    において、上記マイクロプロセッサが上記定数設定レジ
    スタのアドレスを指定してその格納データの読出要求を
    行う読出要求手段を備え、上記読出要求を受信した上記
    シリアル通信用通信制御回路は、指定されたアドレスの
    定数設定レジスタに格納されている制御定数を返信する
    ようにした請求項7記載の車載電子制御装置。
  9. 【請求項9】 上記マイクロプロセッサは、読出要求に
    よって返信された制御定数と、上記不揮発メモリに格納
    された制御定数を比較する定数比較監視手段を備え、比
    較結果が不一致である時には、不一致であった定数設定
    レジスタを識別するアドレスデータと共に、上記不揮発
    メモリに格納された制御定数を送信するようにした請求
    項8記載の車載電子制御装置。
JP2002144929A 2002-05-20 2002-05-20 車載電子制御装置 Expired - Lifetime JP3697427B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002144929A JP3697427B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 車載電子制御装置
DE10252062A DE10252062B4 (de) 2002-05-20 2002-11-08 Fahrzeugeigener elektronischer Controller
US10/299,794 US6708089B2 (en) 2002-05-20 2002-11-20 On-vehicle electronic controller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002144929A JP3697427B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 車載電子制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003336539A true JP2003336539A (ja) 2003-11-28
JP3697427B2 JP3697427B2 (ja) 2005-09-21

Family

ID=29417095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002144929A Expired - Lifetime JP3697427B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 車載電子制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6708089B2 (ja)
JP (1) JP3697427B2 (ja)
DE (1) DE10252062B4 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354475A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Mitsubishi Electric Corp 電子制御装置
JP2010135549A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Mitsubishi Electric Corp 車載電子制御装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7005821B2 (en) * 2003-05-22 2006-02-28 Calsonic Kansei Corporation Servomotor controller
US20040232864A1 (en) * 2003-05-23 2004-11-25 Hideki Sunaga Apparatus for controlling motor
JP3969494B2 (ja) * 2004-08-31 2007-09-05 三菱電機株式会社 車載電子制御装置
JP3982762B2 (ja) * 2004-10-26 2007-09-26 三菱電機株式会社 車載電子制御装置
JP4572751B2 (ja) * 2005-06-17 2010-11-04 株式会社デンソー 電子制御装置
DE102006032788A1 (de) * 2005-07-15 2007-03-29 Denso Corp., Kariya Alternatives Eingabesteuerverfahren und -vorrichtung
JP4188954B2 (ja) * 2005-08-08 2008-12-03 三菱電機株式会社 不帰還型負荷電流装置
DE102007008168A1 (de) * 2007-02-19 2008-08-28 Siemens Ag Schaltungsvorrichtung und entsprechendes Verfahren zum Ansteuern einer Last
JP4720896B2 (ja) * 2008-10-08 2011-07-13 株式会社デンソー 電源回路の異常診断装置、及び電源回路
CN102314167A (zh) 2010-07-05 2012-01-11 德尔菲技术公司 中央电气盒、电子电气***和包含该电子电气***的车辆
KR20140100287A (ko) * 2013-02-06 2014-08-14 현대자동차주식회사 친환경 자동차의 통합 전자전력 제어장치
DE102016201141B4 (de) * 2016-01-27 2017-11-16 Wago Verwaltungsgesellschaft Mbh Sicherheitsanordnung
CN114488772A (zh) * 2022-02-17 2022-05-13 深圳市伟安特电子有限公司 一种用于智能汽车控制总成的主从芯片

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5458110A (en) * 1977-10-19 1979-05-10 Hitachi Ltd Automobile controller
JPS5458122A (en) * 1977-10-19 1979-05-10 Hitachi Ltd Electronic controller for internal combustion engine
JPS5535165A (en) * 1978-09-06 1980-03-12 Hitachi Ltd Controlling acceleration of automobile engine
JP3334901B2 (ja) 1991-10-28 2002-10-15 松下電工株式会社 プログラマブルコントローラ
JP3818675B2 (ja) 1993-06-28 2006-09-06 株式会社デンソー 入出力処理ic
JP3207392B2 (ja) 1998-09-11 2001-09-10 沖電気工業株式会社 データ格納制御回路
JP4512771B2 (ja) 2000-07-24 2010-07-28 ネッツエスアイ東洋株式会社 広帯域ディジタル受信機
JP2002092402A (ja) 2000-09-12 2002-03-29 Nec Soft Ltd インターネット目的検索型購買システム
JP3783845B2 (ja) * 2001-05-09 2006-06-07 三菱電機株式会社 車載電子制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354475A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Mitsubishi Electric Corp 電子制御装置
JP4508732B2 (ja) * 2004-06-11 2010-07-21 三菱電機株式会社 電子制御装置
JP2010135549A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Mitsubishi Electric Corp 車載電子制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20030216841A1 (en) 2003-11-20
DE10252062A1 (de) 2003-12-11
US6708089B2 (en) 2004-03-16
DE10252062B4 (de) 2006-06-29
JP3697427B2 (ja) 2005-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3783845B2 (ja) 車載電子制御装置
JP3697427B2 (ja) 車載電子制御装置
US6732044B2 (en) Vehicular electronic control apparatus
US5832397A (en) Integrated wiring systems for a vehicle control system
EP0636955B1 (en) Control unit for vehicle and total control system therefor
JPH03290711A (ja) 車両用電子制御装置
US6640259B2 (en) Vehicle-mounted electronic control apparatus
CN101776468B (zh) 具有汽车电控诊断功能的汽车组合仪表及其诊断方法
JP6125111B2 (ja) 車載電子制御装置
JP4449029B2 (ja) 自動車用電子制御装置及びそれに用いる出力ドライバ回路
JP4135220B2 (ja) 車両用電子制御装置
JP3726295B2 (ja) 車両用制御装置
US6430709B1 (en) Apparatus and method for diagnosing microcomputer memory
US20100262316A1 (en) Vehicle control apparatus
JP3296043B2 (ja) 車両用電子制御装置
JP2002303203A (ja) 車両制御装置及びその組み付け方法
JP2816312B2 (ja) 故障診断装置
US7437448B1 (en) Method and device for function selection of a control unit
JP3750692B2 (ja) 車両用電子制御装置
JP3174354B2 (ja) 車輌の制御システム
JPH07210215A (ja) Eepromのデータチェック方法
JP4265026B2 (ja) シリアル通信制御装置
JPH0719104A (ja) 入出力処理用icおよび入出力処理方法
JPH072032A (ja) 車両用診断システム
JP2004163187A (ja) 車輌用電子制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050704

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3697427

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130708

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term