JP2003335350A - 景品等添付用の袋 - Google Patents

景品等添付用の袋

Info

Publication number
JP2003335350A
JP2003335350A JP2002143726A JP2002143726A JP2003335350A JP 2003335350 A JP2003335350 A JP 2003335350A JP 2002143726 A JP2002143726 A JP 2002143726A JP 2002143726 A JP2002143726 A JP 2002143726A JP 2003335350 A JP2003335350 A JP 2003335350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
attaching
contents
bottle
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002143726A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4090787B2 (ja
Inventor
Toru Suzuki
徹 鈴木
Tomonori Yamazaki
友紀 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2002143726A priority Critical patent/JP4090787B2/ja
Publication of JP2003335350A publication Critical patent/JP2003335350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4090787B2 publication Critical patent/JP4090787B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 景品等の内容物を収納し、ボトル詰め商品に
添付して販売するために用いる袋であって、内容物を安
全に収納できると共に、ボトルへの取り付け位置を高く
でき、ボトル表面のデザインを隠すことを避けられるよ
うにした景品等添付用の袋を低コストで生産性よく提供
する。 【解決手段】 景品等添付用の袋を、内容物の収納部4
と、収納部4の袋材料1を適宜の長さに延長して設けた
ボトルの首部に装着するための装着部5とで形成し、装
着部5は、延長された袋材料1の延長部を装着部シール
部9でヒートシールすると共に、その部分にボトルのキ
ャップや首部に対応する寸法の切り目線及び/又は切り
欠き部8を設けて形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、景品等添付用の袋
に関し、更に詳しくは、ボトル詰め商品に景品等を添付
する際、好適に使用することのできる袋であって、景
品、試用品、リーフレット等の内容物を安全に収納し、
ボトルの首部に簡単に装着できると共に、装着された袋
が垂れ下がってボトルに施されたデザイン面を隠すこと
をできるだけ避けられるようにした景品等添付用の袋に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、商品に、景品、試用品、リーフレ
ットなどを添付して販売する際には、通常、それらの添
付物を袋詰めし、例えば、その袋の上部など一部に帯
状、スポット状などに接着剤を塗布し、商品の天面など
に貼り付けて販売する方法が採られていた。
【0003】しかし、商品の容器がガラス瓶やプラスチ
ックボトルなどの場合、天面はキャップであり面積が小
さいため貼り付けが難しく、また、ボトルの側面に貼り
付けたのでは、ボトルの表面に施されたデザインが隠さ
れる上、横方向の占有面積が広がるため輸送効率を低下
させるなどの問題があった。このため、例えば、添付物
を収納した袋の上部など一部を折り返して、その部分に
輪ゴムなどをホッチキス止めし、輪ゴムをボトルの首部
に掛けるなどの添付方法が採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような添付方法を採った場合でも、添付物を取り出す
際、ホッチキスの針を取り外すと、金属で小さく、特に
幼児のいる家庭では危険であり、その廃棄処置が煩わし
い問題があり、また、袋への輪ゴムの取り付け作業が手
作業になるため、生産性が低く、コスト高になる問題が
あった。更に、添付物を収納した袋が多少でも大きくな
ると、商品の販売時にボトルの首部から垂れ下がってボ
トルに施されたデザインを隠し、見えにくくすると共
に、外観面でも好ましくない問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、景
品、試用品、リーフレットなどの内容物を収納し、ボト
ル詰め商品に添付して販売するために用いる袋であっ
て、内容物を安全に収納でき、ボトルの首部への装着も
容易で、更に、袋の寸法が多少大きい場合でも、ボトル
への取り付け位置を高くでき、ボトル表面に施されたデ
ザインが隠されることを避けられるようにした景品等添
付用の袋を低コストで生産性よく提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明により解決することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、景品等の内容物を収納し、ボトル詰め商
品に添付するために用いる袋であって、該袋が、内容物
の収納部と、該袋をボトルの首部に嵌め込むための装着
部を有することを特徴とする景品等添付用の袋からな
る。
【0007】本発明において、袋の材料は、特に限定は
されないが、袋の生産性の点から、熱板シール、インパ
ルスシール、溶断シールなどヒートシールにより製袋で
きるフィルム材料であることが好ましく、例えば、ポリ
プロピレン、ポリエチレンなどの熱接着可能な単体フィ
ルムのほか、各種のフィルムまたは紙などを基材とし
て、これにシーラント層を積層した積層材などを使用す
ることができる。
【0008】前記装着部は、景品等の内容物を収納する
袋とは別に、板紙などを打ち抜いて作製された装着部材
を袋に接合して設けてもよく、また、収納部を形成する
袋のヒートシール部など一部の袋材料を延長し、その部
分にボトルの首部に嵌め込むための穴などを設ける方法
で形成してもよい。
【0009】前記のような構成を採ることにより、本発
明の景品等添付用の袋は、通常のプラスチックの単体フ
ィルムまたは積層フィルム製の袋と同様な工程で生産性
よく製袋して製造することができる。内容物の充填につ
いても、収納部の一端を開口させておくことにより、通
常の袋と同様に、内容物や数量に応じて自動充填および
手充填のいずれもが可能であり、充填後、ヒートシール
して内容物を安全に密封することができる。また、内容
物が充填された袋をボトルの首部に装着する際も、例え
ば、袋の装着部にボトルのキャップまたは首部に対応す
る大きさの穴や切り目線などを設けておくことにより、
容易に嵌め込んで装着することができる。
【0010】請求項2に記載した発明は、前記装着部
が、内容物の収納部から延長された袋材料の延長部と該
延長部に設けられた切り目線及び/又は切り欠き部で形
成されていることを特徴とする請求項1記載の景品等添
付用の袋からなる。
【0011】上記延長部に設ける切り目線及び/又は切
り欠き部は、この部分をボトルの首部に嵌め込んで袋を
ボトルに装着するためのものであり、その形状は特に限
定はされず自由に設計することができる。切り目線で設
ける場合は、例えば、延長部の中心部側から外側に向か
って放射状に伸びる複数の切り目線などで設けることが
でき、切り欠き部で設ける場合は、ボトルのキャップな
どに対応する形状、例えば円形状などの穴で設けること
ができる。
【0012】このような切り目線及び/又は切り欠き部
は、ボトルの首部にスムーズに嵌め込める程度の大きさ
であることが好ましい。また、切り目線と切り欠き部
は、いずれか一方のみで設けてもよく、両方を組み合わ
せて設けてもよい。両方を組み合わせて設ける場合は、
例えば、前記延長部の中心部側から外側に向かって放射
状に伸びる複数の切り目線を設けた場合、その外側の端
部に小さな円形などの角部のない切り欠き部を設けるこ
とにより、延長部の切り目線による引き裂き切断を効果
的に防止することができる。
【0013】前記のような構成を採ることにより、前記
請求項1に記載した発明の作用効果に加えて、袋の装着
部を内容物の収納部と同一の袋材料(単体フィルムまた
は積層フィルムなど)で形成でき、且つ、装着部の切り
目線及び/又は切り欠き部も、製袋機に打ち抜き装置を
組み込むことにより、製袋とインラインでの加工が可能
であるため、装着部を安全な材料で形成できると共に、
景品等添付用の袋を一層低コストで生産性よく製造する
ことができる。
【0014】請求項3に記載した発明は、前記装着部
が、袋の背面側に設けられ、且つ袋の上下方向の中間部
近辺乃至中間部よりも上寄りの位置に設けられているこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の景品等添付用
の袋からなる。
【0015】このような構成を採ることにより、前記請
求項1または2に記載した発明の作用効果に加えて、景
品等の内容物を収納した袋をその装着部でボトルの首部
に嵌め込んだ時、収納部をその上端よりも低い位置で保
持できるので、収納部の寸法が多少大きい場合でも、下
方に垂れ下がってボトル表面に施されたデザインを隠す
ことを防止でき、デザインを明瞭に見せることができ
る。
【0016】請求項4に記載した発明は、前記収納部の
いずれかの一端に内容物の充填口として開口部が設けら
れ、該開口部の一方の袋材料に、該袋材料を折り返して
開口部を封止する封止片が連設されると共に、該封止片
の内面、または該封止片を折り返して開口部を封止した
時、該封止片が重なり合う袋の外面に粘着剤層が設けら
れ、該粘着剤層の上に離型フィルムが貼着されているこ
とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の景品
等添付用の袋からなる。
【0017】このような構成を採ることにより、前記請
求項1乃至3のいずれかに記載した発明の作用効果に加
えて、袋に内容物を封入する際、前記収納部の一端に設
けられた開口部から内容物を挿入した後、前記封止片の
内面、またはその封止片を折り返して開口部を封止した
時、その封止片が重なり合う袋の外面に設けられた粘着
剤層の上に貼着された離型フィルムを剥がして粘着剤層
を露出させ、次いで、前記封止片を開口部を閉鎖するよ
うに折り返して袋の外面に押圧するだけで、容易に封止
片を接着させ、内容物を袋の収納部に封入することがで
きる。従って、内容物を開口部から袋に挿入した後、開
口部をヒートシール装置などでヒートシールする必要が
なく、特に手作業で内容物を封入するような場合には、
封入作業を一層簡便にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の景品等添付用の
袋の製造に用いる材料、および袋の製造方法など発明の
実施の形態について説明する。本発明の景品等添付用の
袋は、先に説明したように、景品等の内容物を収納し、
ボトル詰め商品に添付するために用いる袋であって、該
袋が、内容物の収納部と、該袋をボトルの首部に嵌め込
むための装着部を有する構成を基本とするものである。
【0019】また、本発明は、前記装着部が、内容物の
収納部から延長された袋材料の延長部と該延長部に設け
られた切り目線及び/又は切り欠き部で形成された構
成、そして、前記装着部が、袋の背面側に設けられ、且
つ袋の上下方向の中間部近辺乃至中間部よりも上寄りの
位置に設けられた構成、更に、前記収納部の一端に内容
物の充填口として開口部が設けられ、該開口部の一方の
袋材料に、該袋材料を折り返して開口部を封止する封止
片が連設されると共に、該封止片の内面、または該封止
片を折り返して開口部を封止した時、該封止片が重なり
合う袋の外面に粘着剤層が設けられ、更に該粘着剤層の
上に離型フィルムが貼着された構成を含むものである。
【0020】このような構成の景品等添付用の袋の製造
に用いる袋材料は、できるだけコスト面で安価なものが
好ましいが、熱板シール、インパルスシール、溶断シー
ルなどヒートシールにより製袋可能なフィルムであれば
何でもよく、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンな
どの熱接着性を有する単体フィルムのほか、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、ナイロンなどの延伸フィルムや紙
などを基材として、これにポリエチレン、ポリプロピレ
ン、またはこれらの共重合体などをシーラント層として
押し出しコートなどの方法で積層した積層材、或いは、
前記基材にヒートシール剤をパターンコートした積層材
などを使用することができる。紙を基材とする場合、必
要に応じて更にその上にプラスチックフィルムを積層す
ることもできる。
【0021】上記のような袋材料を用いて製造する本発
明の袋は、景品、試用品、リーフレットなどの内容物を
安全に収納してボトルの首部に容易に嵌め込んで装着で
きればよく、袋自体の形状は特に限定はされない。只、
製袋の容易性や能率の点では、袋の装着部を収納部の上
に連設して設ける場合は、三方シール形式または四方シ
ール形式の袋を利用して製袋することが好ましく、ま
た、袋の装着部を、袋の背面側に、袋の上下方向の中間
部近辺乃至中間部よりも上寄りの位置に、袋材料を延長
して設ける場合には、例えば、ピロー形式やガセットパ
ウチ形式の袋のように背シール部を有する形式の袋を横
向き(背シール部を横向き)に用いて、その背シール部
を延長して装着部に使用することが生産性に優れる点で
好ましい。但し、上記のように装着部を、袋の背面側の
袋の上下方向の中間部近辺乃至中間部よりも上寄りの位
置に、袋材料を延長して設けるような場合には、前記背
シール部の位置をずらせて設けるような調節は必要であ
る。
【0022】次に、前記装着部に設ける切り目線及び/
又は切り欠き部は、切り目線または切り欠き部のいずれ
か一方で設けてもよく、切り目線と切り欠き部を組み合
わせて設けてもよい。このような切り目線及び/又は切
り欠き部の代表的な例を図5に示したので、図5を参照
して説明する。図5の(a)〜(m)は、それぞれ本発
明の景品等添付用の袋の装着部に設ける切り目線及び/
又は切り欠き部の一例の形状を示す平面図である。但
し、これらの形状は、袋を装着するボトルのキャップお
よび首部の外形が一般的な円形であることを想定して設
計したものである。従って、ボトルのキャップや首部の
外形が多角形など円形と異なる場合は、それぞれの外形
に対応する形状に変更して設けることができる。
【0023】図5の(a)〜(f)は、切り目線7のみ
で設ける場合の例を示したものであり、このうち(a)
〜(c)は、中心部側から外側に向かって放射状に伸び
る複数の直線状の切り目線7で形成したもので、(d)
〜(f)は、前記(a)〜(c)の切り目線のそれぞれ
の外側の端部が丸みを持つようにU字状に折り返した形
状の切り目線7で形成したものである。このように外側
の端部を折り返すことにより、切り目線で装着部が引き
裂かれることを防止することができる。
【0024】図5の(g)〜(j)は、切り目線7と切
り欠き部8を組み合わせて設けた場合の例を示したもの
であり、このうち(g)〜(i)は、前記(a)〜
(c)に示した切り目線7のそれぞれの外側の端部に円
形の切り欠き部8を設けて形成したものである。このよ
うな円形の切り欠き部8を設けることにより、前記
(d)〜(f)に示した切り目線7と同様、切り目線で
装着部が引き裂かれることを防止することができる。ま
た、(j)は、両側に三日月状の切り欠き部8を円弧を
外側に向けて設け、その間に両者に繋がる直線状の切り
目線7を設けて形成したものである。
【0025】図5の(k)〜(m)は、切り欠き部8の
みで設けた場合の例を示したものであり、(k)は円形
の切り欠き部8、(l)は円とその左右の外側にU字状
の突出部を組み合わせて形成した切り欠き部8、また、
(m)は楕円形状の切り欠き部8を設けた形状である。
以上のような切り目線7及び/又は切り欠き部8を袋の
装着部に設けることにより、景品等の内容物を封入した
袋を、この部分をボトルの首部に嵌め込んで容易に装着
することができる。
【0026】次に、本発明の景品等添付用の袋におい
て、内容物収納部の封止手段として、前述のように、収
納部の一端の内容物充填用の開口部の一方の袋材料に、
その袋材料を折り返して開口部を封止する封止片を連設
し、その封止片の内面、またはその封止片を折り返して
開口部を封止した時、封止片が重なり合う袋の外面に粘
着剤層を設け、更にその上に離型フィルムを貼着した構
成を採る場合、その粘着剤層には、ゴム系の粘着剤のほ
か、アクリル樹脂系、シリコーン樹脂系などの公知の粘
着剤の中から適宜選択して使用することができる。ま
た、粘着剤層の上に貼着する離型フィルムは、前記封止
片で開口部を封止するまでの間、粘着剤層表面がべたつ
かないように一時的に使用するものであるため、低コス
トであることが好ましく、特に限定はされないが、例え
ばポリエチレンフィルムまたはポリプロピレンフィル
ム、或いはこれらにシリコーン加工、その他の離型処理
を施したフィルムなどを使用することが好ましい。
【0027】このような粘着剤層と離型フィルムを袋の
前記所定の部分に設ける方法は、例えば、離型紙の上に
帯状などに粘着剤層を形成し、その上に前記離型フィル
ムを貼着したロール状のテープ体を用意し、袋の製袋時
などに離型紙を剥がしながら連続的に袋の所定の部分に
粘着剤層と離型フィルムとを接着させ、製袋のカッティ
ングと同時に切断して設けることが生産性に優れる点で
好ましい。
【0028】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明を更に具体的に
説明する。但し、本発明は、これらの図面に限定される
ものではない。図1は、本発明の景品等添付用の袋の第
1の実施例の構成を示す正面図であり、図2は、本発明
の景品等添付用の袋の第2の実施例の構成を示す正面図
である。また、図3は、本発明の景品等添付用の袋の第
3の実施例の構成を示す斜視図であり、図4は、本発明
の景品等添付用の袋の第4の実施例の構成を示す斜視図
である。
【0029】図1に示した景品等添付用の袋100は、
四方シール形式または三方シール形式の袋を利用して形
成したものであり、前後の壁面にヒートシール可能な袋
材料1(ヒートシール可能な単層または積層構成のフィ
ルム材料)を用いて、下部に内容物の収納部4を、両側
の端縁部を側部シール部3でヒートシールして設け、上
部に袋100をボトルの首部に装着するための装着部5
を、ボトルの寸法に対応する適宜の長さで形成し、その
全面を装着部シール部9でヒートシールすると共に、そ
の略中心部にボトルの首部に嵌め込むための切り欠き部
8を、この場合、円形でその左右の外側にU字状の突出
部を設けた形状〔図5の(l)に示した形状〕に設けて
構成したものである。尚、下部の端縁部は、内容物充填
用の開口部14とし、内容物の充填後に開口部シール部
10をヒートシールして密封するものである。
【0030】上記の構成では、装着部5の全面を装着部
シール部9でヒートシールしたが、必ずしも全面をヒー
トシールする必要はなく、周囲の端縁部と切り欠き部8
の周囲など一部をパターン状にヒートシールしてもよ
い。全面をベタシールすると袋材料1の構成によっては
カールを生じやすくなるため、むしろ周囲の端縁部と切
り欠き部8の周囲との間の部分などは、ストライプ模様
や格子模様などのパターン状にヒートシールすることが
好ましい。
【0031】装着部5に設けた切り欠き部8の形状に関
しても、図示した形状に限定するものではなく、前記図
5の(a)〜(m)に示した(l)以外の切り目線7及
び/又は切り欠き部8の形状などに自由に置き換え、ま
たは新たに設計して設けることができる。また、袋10
0の前後の袋材料1には、必要に応じて絵柄、文字など
の印刷を施すことができる。上記の補足説明事項は、以
下の図2〜図4に示す景品等添付用の袋においても同様
である。
【0032】このような構成を採ることにより、景品等
添付用の袋100は、例えば四方シール形式の袋の製袋
機を使用して、装着部シール部9をヒートシールするシ
ールヘッドを取り替え、また、切り欠き部8を設ける打
ち抜き装置を付加することにより生産性よく製造するこ
とができる。また、内容物の充填は、袋100の下部の
開口部14から容易に充填することができ、充填後、開
口部シール部10をヒートシールすることにより安全に
密封することができる。内容物が密封された袋100を
ボトルの首部に装着する際は、装着部5に切り欠き部8
が設けられているので、切り欠き部8をボトルの首部に
容易に嵌め込んで装着することができる。
【0033】図2に示した景品等添付用の袋200は、
前記図1に示した景品等添付用の袋100の構成におい
て、袋の下部の内容物充填用の開口部14の封止手段の
みを、ヒートシール方式ではなく、粘着剤を利用して封
止できるよう以下のように変更して構成したものであ
る。即ち、開口部14の前後の袋材料1のうち、一方
(図では背面側)の袋材料1に、その袋材料1を折り返
して開口部14を封止する封止片11を連設し、その内
面に粘着剤層12を設け、更にその上に離型フィルム1
3を貼着して構成したものであり、その他の構成は総て
図1に示した景品等添付用の袋100と同様に形成して
構成したものである。
【0034】前記封止片11は、開口部14の前面側の
袋材料1に連設してもよく、むしろその方が、内容物の
充填後、封止片11を折り返して開口部14を封止した
時、封止片11が袋200の背面側に接着されるので、
袋200の外観を向上させることができる。また、この
ような構成は、例えば、袋200に充填する内容物の形
状が複雑で自動包装機による充填シールが難しく、手作
業で充填した方がメリットがあるような場合に、簡便に
使用できる構成である。
【0035】前記のような構成を採ることにより、袋2
00に内容物を封入する際、開口部14から内容物を収
納部4に充填した後、離型フィルム13を剥がすことに
より、封止片11の内面に設けられた粘着剤層12が露
出するので、封止片11を折り返して袋の外面に押圧す
るだけで、容易に封止片11を粘着剤層12で接着さ
せ、内容物を袋の収納部4に封入することができる。ま
た、前記変更点以外は、前記図1に示した景品等添付用
の袋100と同じ構成であるため、図1に示した景品等
添付用の袋100で説明した作用効果と同様な作用効果
を得ることができる。
【0036】次に、図3は、本発明の景品等添付用の袋
の第3の実施例の構成を示す斜視図であり、袋の背面側
に設けた装着部を分かりやすくするため、袋を背面側か
ら見た場合の斜視図である。図3に示した景品等添付用
の袋300は、ピロー形式の袋を利用して形成したもの
であり、ピロー形式の袋を、その背シール部が横方向に
向くように使用すると共に、背シール部の袋材料を延長
して、その部分に袋の装着部を形成するように構成した
ものである。
【0037】即ち、図3に示した景品等添付用の袋30
0は、ヒートシール可能な袋材料1を用いて、その上下
を所定の長さ(収納部4の上下方向の長さ)になるよう
に袋材料折り返し部2、2で折り返し、折り返された袋
材料1の内面同士を、袋300の背面側の上下方向の中
間部近辺の位置で合掌貼り形式に重ね合わせてヒートシ
ールし、収納部4を形成すると共に、その重ね合わせ部
を延長して装着部5に使用し、装着部5は、この場合、
その全面を装着部シール部9でヒートシールし、更に装
着部5の略中心部にボトルの首部に嵌め込むための切り
欠き部8を、前記図1に示した景品等添付用の袋100
に設けた切り欠き部8と同様な形状〔図5の(l)に示
した形状〕に設け、また、袋300の収納部4の左右の
端縁部のうち、一方の端縁部を側部シール部3でヒート
シールして封止し、もう一方の端縁部は、内容物充填用
の開口部14として開口させて構成したものである。
【0038】このような構成を採ることにより、景品等
添付用の袋300は、ピロー形式の袋の応用形態である
ため、例えば、ピロー形式の袋の製袋機、または充填包
装機などに切り欠き部8を設けるための打ち抜き装置を
組み込むことにより生産性よく製造することができる。
内容物を充填する際は、袋300の側部の開口部14か
ら、内容物を収納部4に充填し、充填後、開口部14を
ヒートシールして内容物を安全に密封することができ
る。また、必要な場合には、上記の充填包装機を用いる
ことにより、製袋と同時に内容物の充填シールを行うこ
とも可能である。
【0039】内容物が密封された袋300をボトルの首
部に装着する際は、装着部5に設けられた切り欠き部8
をボトルの首部に嵌め込むことにより容易に装着するこ
とができる。この時、装着部5は、収納部4の背面側の
上下方向の中間部近辺の位置に設けられているので、収
納部4は高い位置に保持され、収納部4の寸法が多少大
きい場合でも、収納部4がボトルの側面に垂れ下がって
ボトルの表面に施されたデザインを隠すことも防止で
き、ボトルのデザインを明瞭に見せることができる。
【0040】図4は、本発明の景品等添付用の袋の第4
の実施例の構成を示す斜視図であり、この場合も前記図
3と同様、袋の背面側に設けた装着部を分かりやすくす
るため、袋を背面側から見た時の斜視図で示した。図4
に示した景品等添付用の袋400は、ガセットパウチ形
式の袋を利用して形成したものであり、ガセットパウチ
形式の袋を、その背シール部が横方向に向くように使用
すると共に、背シール部の袋材料を延長して、その部分
に袋の装着部5を形成するようにして構成したものであ
る。
【0041】従って、前記図3に示した景品等添付用の
袋300とは、その構成において共通するところが多
く、異なる点は、景品等添付用の袋400の内容物の収
納部4の上下がガセット部15を有する形式に形成され
ている点のみであり、袋の装着部5を設ける位置とその
形状などは、図3に示した袋300と同様に構成されて
いる。
【0042】このような構成を採ることにより、内容物
の収納部4が上下のガセット部15により前後に広がり
やすくなるため、内容物の形状が特に厚みのある立体形
状のものであっても、側部の開口部14から内容物を容
易に充填し、充填後、開口部14をヒートシールしてコ
ンパクトに密封することができる。また、内容物が密封
された袋400をボトルの首部に装着する際も、図3に
示した袋300の場合と同様に、装着部5に設けた切り
欠き部8をボトルの首部に嵌め込んで容易に装着するこ
とができ、また、装着された袋400は、その収納部4
が装着部5により高い位置に保持されるので、収納部4
がボトルの側面に垂れ下がってボトルの表面のデザイン
を隠すことも防止でき、ボトルのデザインを明瞭に見せ
ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上、詳しく説明したように、本発明に
よれば、景品、試用品、リーフレットなどの内容物を収
納し、ボトル詰め商品に添付して販売するために用いる
袋であって、内容物を安全に収納でき、ボトルの首部へ
の装着も容易で、更に、袋の寸法が多少大きい場合で
も、ボトルへの取り付け位置を高くでき、ボトルの表面
に施されたデザインが隠されることがなく、明瞭に見せ
ることのできる景品等添付用の袋を低コストで生産性よ
く提供できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の景品等添付用の袋の第1の実施例の構
成を示す正面図である。
【図2】本発明の景品等添付用の袋の第2の実施例の構
成を示す正面図である。
【図3】本発明の景品等添付用の袋の第3の実施例の構
成を示す斜視図である。
【図4】本発明の景品等添付用の袋の第4の実施例の構
成を示す斜視図である。
【図5】(a)〜(m)は、それぞれ本発明の景品等添
付用の袋の装着部に設ける切り目線及び/又は切り欠き
部の一例の形状を示す平面図である。
【符号の説明】
1 袋材料 2 袋材料折り返し部 3 側部シール部 4 収納部 5 装着部 6 延長部 7 切り目線 8 切り欠き部 9 装着部シール部 10 開口部シール部 11 封止片 12 粘着剤層 13 離型フィルム 14 開口部 15 ガセット部 100、200、300、400 景品等添付用の袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E062 AA09 BA20 BB04 BB10 3E064 AA05 BA01 BA26 BA30 BA36 BA54 BB03 BC18 EA04 EA30 FA01 HL05 HN03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】景品等の内容物を収納し、ボトル詰め商品
    に添付するために用いる袋であって、該袋が、内容物の
    収納部と、該袋をボトルの首部に嵌め込むための装着部
    を有することを特徴とする景品等添付用の袋。
  2. 【請求項2】前記装着部が、内容物の収納部から延長さ
    れた袋材料の延長部と該延長部に設けられた切り目線及
    び/又は切り欠き部で形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の景品等添付用の袋。
  3. 【請求項3】前記装着部が、袋の背面側に設けられ、且
    つ袋の上下方向の中間部近辺乃至中間部よりも上寄りの
    位置に設けられていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の景品等添付用の袋。
  4. 【請求項4】前記収納部のいずれかの一端に内容物の充
    填口として開口部が設けられ、該開口部の一方の袋材料
    に、該袋材料を折り返して開口部を封止する封止片が連
    設されると共に、該封止片の内面、または該封止片を折
    り返して開口部を封止した時、該封止片が重なり合う袋
    の外面に粘着剤層が設けられ、該粘着剤層の上に離型フ
    ィルムが貼着されていることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の景品等添付用の袋。
JP2002143726A 2002-05-17 2002-05-17 景品等添付用の袋 Expired - Lifetime JP4090787B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002143726A JP4090787B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 景品等添付用の袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002143726A JP4090787B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 景品等添付用の袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003335350A true JP2003335350A (ja) 2003-11-25
JP4090787B2 JP4090787B2 (ja) 2008-05-28

Family

ID=29703652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002143726A Expired - Lifetime JP4090787B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 景品等添付用の袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4090787B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006176138A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Fuji Seal International Inc パウチ容器
JP2011006119A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Lion Corp 容器用首掛け袋
CN114794624A (zh) * 2022-05-11 2022-07-29 高梵(浙江)信息技术有限公司 一种羽绒服面料无缝一体织造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006176138A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Fuji Seal International Inc パウチ容器
JP2011006119A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Lion Corp 容器用首掛け袋
CN114794624A (zh) * 2022-05-11 2022-07-29 高梵(浙江)信息技术有限公司 一种羽绒服面料无缝一体织造方法
CN114794624B (zh) * 2022-05-11 2023-08-29 高梵(浙江)信息技术有限公司 一种羽绒服面料无缝一体织造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4090787B2 (ja) 2008-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5690694B2 (ja) 複合容器
JP4844798B2 (ja) 複合容器
JP4739305B2 (ja) 樹脂製包装袋
JP4984403B2 (ja) 複合容器
US20110233267A1 (en) Pack having tear-open aid
JP4629414B2 (ja) 注出補助部材およびその注出補助部材を袋の注出口部に貼着した注出口部付き袋
JP5332233B2 (ja) パウチ
JP2003335350A (ja) 景品等添付用の袋
JP4220216B2 (ja) 複合容器
JP5323045B2 (ja) 複合容器
JP3935540B2 (ja) スタンディングパウチ
JP5266306B2 (ja) 複合容器
SG192831A1 (en) Packaging material, package produced therefrom and method for constructing the package
JP5942487B2 (ja) 包装容器
JP2012240691A (ja) 配送用封筒形袋包装体の製造方法及び該製造方法に用いる封筒形袋
JP2011063326A (ja) 複合容器
JP2011063319A (ja) 複合容器
JP5266305B2 (ja) 複合容器
JP2004026169A (ja) 易開封性包装袋
JP5867174B2 (ja) 包装容器
JP5323046B2 (ja) 複合容器
JPH0343361A (ja) 反復開閉可能な密封包装体及びその製法
JP5527298B2 (ja) 複合容器
JP2005138845A (ja) 包装袋
JP3442728B2 (ja) 商品包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4090787

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140307

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term