JP2003334715A - リブ溝加工用テーパエンドミル - Google Patents

リブ溝加工用テーパエンドミル

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JP2003334715A
JP2003334715A JP2003064259A JP2003064259A JP2003334715A JP 2003334715 A JP2003334715 A JP 2003334715A JP 2003064259 A JP2003064259 A JP 2003064259A JP 2003064259 A JP2003064259 A JP 2003064259A JP 2003334715 A JP2003334715 A JP 2003334715A
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rib groove
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Takeshi Akamatsu
猛史 赤松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】優れたリブ溝のテーパ精度、例えば、真直度が
0.01mm以内、平均テーパ角度が基準テーパ角度に
対して±0.15度以内、が得られるリブ溝加工用テー
パエンドミルを提供する。 【構成】リブ溝加工用テーパエンドミルにおいて、該外
周刃は2枚刃以上で、テーパ状を成し、該外周刃の稜線
から工具回転方向後方に向かって第1逃げ面及び第2逃
げ面を設け、該第1逃げ面の第1逃げ角が0.5度以上
7度以下、該第2逃げ面の第2逃げ角が10度以上20
度以下、としたことを特徴とするリブ溝加工用テーパエ
ンドミルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、マシニングセンタ等
の工作機械を使用して用い、リブ溝の加工に使用される
リブ溝加工用テーパエンドミルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】リブ溝加工は、1回当たりの工具軸方向
切り込みが0.02mmから0.1mm程度の微少な切
り込みで数十回〜数百回に分けて所定の深さまで仕上げ
る加工法であり、側面切削やポケット加工と異なり工具
は両側で拘束された状態で加工が行われ、極端に切り屑
の排出性が悪い状態で加工することになる。このような
リブ溝加工を行う工具としては、切削中、エンドミルに
たおれやビビリ振動が発生するため、剛性が弱くなれば
それだけ、振動が大きくなり加工ワ−クの被切削面に影
響を及ぼし、強いては、加工面精度が悪くなってしま
う。
【特許文献1】特開2001−310211号公報(第
4頁、図1)
【特許文献2】特開平9−29531号公報(第3頁、
図2)
【特許文献3】特開2000−246532号公報(第
3頁、図3)特許文献1は、工具外径に対する心厚をエ
ンド刃側から刃元側に向かって徐々に大きくし、エンド
ミルの剛性を上げ、特許文献2、特許文献3は、側面切
削用で加工面粗さを良好にするために、逃げ面形状を工
夫している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リブ溝加工において重
要なのは、被切削面はもちろんであるが、それ以上に成
型時の型を抜く精度、即ち、リブ溝の抜け勾配であるテ
−パ精度が最も大きな要素となる。本願発明は、優れた
リブ溝のテーパ精度、例えば、真直度が0.01mm以
内、平均テーパ角度が基準テーパ角度に対して±0.1
5度以内、が得られるリブ溝加工用テーパエンドミルを
課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、リブ溝加工
用テーパエンドミルにおいて、該外周刃は2枚刃以上
で、テーパ状を成し、該外周刃の稜線から工具回転方向
後方に向かって第1逃げ面及び第2逃げ面を設け、該第
1逃げ面の第1逃げ角が0.5度以上7度以下、該第2
逃げ面の第2逃げ角が10度以上20度以下、としたこ
とを特徴とするリブ溝加工用テーパエンドミルである。
【0005】
【発明の実施の形態】テ−パ状のリブ溝加工を行う場
合、工具は両側で拘束された状態で加工が行われ、通常
の側面切削やポケット加工に比べて極端に切り屑詰まり
が起きやすいため、切り屑の噛み込みが原因で、リブ溝
のテ−パ仕上げ面精度に大きな影響を及ぼす。この要因
としては、逃げ面側に切り屑が付着することにより、切
削中に工具と被削材の間で噛み込みが発生するためであ
り、この現象を防止した。本願発明では、第1逃げ面及
び第2逃げ面を設けることにより、第1逃げ角は比較的
緩く設定されているため、第1逃げ面の後端に第1逃げ
角よりも大きい第2逃げ面を設けることによって被削材
とのクリアランスが増し、切り屑の噛み込みを抑制でき
る。第1逃げ角を0.5度以上7度以下とし、リブ溝の
ような特殊な加工を行う場合、工具刃先の食い付きが良
すぎると、すくい面側への切り屑の流れとともに逃げ面
側に切り屑が流出する。その逃げ面側に流出した切り屑
が溶着し、切り屑の噛み込みによってテーパ精度を大き
く劣化させている。第1逃げ角を小さくすると、切削面
にバニシング効果を与えるとともに、切削中の切り屑が
逃げ面側に流出しにくくなる。第1逃げ角が0.5度よ
り小さくなると、第1逃げ面と被削材のクリアランスが
少なくなりすぎ、第1逃げ面が被削材にこすりつけられ
るため、かえって精度が悪くなり、また第1逃げ角が7
度を越えると、切削中の逃げ面側への切り屑の流出を十
分に抑えることができなくなることから、第1逃げ角を
0.5度以上7度以下とした。
【0006】第2逃げ角を10度以上20度以下とした
のは、第1逃げ角が小さいことから、わずかに逃げ面側
に流出した切り屑を除去するには、第1逃げ面の後方に
おいて、被削材とのクリアランスを大きくする必要があ
る。第1逃げ面の工具回転方向後方に向かって第2逃げ
面を設け、第2逃げ角を10度以上20度以下としたも
のである。第2逃げ角が10度より小さくなると、逃げ
面側に流出した、わずかな切り屑が十分除去できずに、
工具と被削材の間で噛み込みを起こし、満足のいくテー
パ精度が得られない。第2逃げ角が20度を越えると、
切れ刃のバックメタルが十分確保できず、剛性低下によ
り、ビビリ振動が発生し、被切削面が劣化し、テーパ精
度が得られない。ここで、好ましくは切れ刃の剛性を持
たせるため第2逃げ面はエキセントリック刃付けが望ま
しい。
【0007】実施態様として、第1逃げ面を中心線平均
面粗さRaで0.3μm以下としても良い。ここで一般
的に面粗さの良否の判断基準としては、最大高さRyが
用いられるが、ここでいう面粗さの良否は、安定した面
であることが重要であり、面粗さの安定性の良否の判断
基準として広く用いられているRaの評価で行うものと
した。第1逃げ面の面粗さRaが0.3μmを越える
と、逃げ面側に流出した一部の切り屑が面の凹凸部分で
滞留し、溶着を引き起こすことで、テーパ精度に悪影響
を及ぼすこととなり、好ましくはRa0.2μm以下が
望ましい。
【0008】被覆は、第1逃げ面に、Al、Si、B、
周期律表4a、5a、6a族金属の炭化物、炭窒化物、
窒化物、酸化物、硼化物及び炭化硼素、硬質窒化硼素、
硬質炭素、更にこれらの固溶体又は混合体からなる群の
うちから選ばれた1種以上の硬質被膜を1層以上、0.
2〜10μmの厚みの皮膜を被覆しても良い。皮膜を設
けることにより、逃げ面への切り屑の溶着をさらに改善
できる。また、皮膜を設けると、成膜後蒸着によるドロ
ップレット等により凹凸を生じるため、研磨によりこの
ドロップレット等を除去することが望ましい。除去する
研磨方法としては、磁気研磨方法やショットブラスト処
理、ブラシによるホーニング処理、バフ研磨等、があ
る。
【0009】エンドミルの先端形状を、エンドコーナ部
にコーナR刃を設けたテーパラジアスエンドミル、エン
ド刃がボール刃であるテーパボールエンドミルとするこ
とで、局部摩耗やチッピングを抑制し、深いリブ溝加工
であっても、安定した切削ができ、良好なテーパ精度を
得ることができる。テーパラジアスエンドミルは、コー
ナRの半径を先端径の5%〜40%が望ましい。以下、
実施例に基づき本発明を具体的に説明する。
【0010】(実施例1)本発明例1は、図1及び図2
に示す、工具母材が超硬合金製の工具先端刃径が1m
m、テ−パ角1が1度、外周刃2の切れ刃稜線から工具
回転方向後方に向かって第1逃げ面3及び第2逃げ面4
を設け、第1逃げ角5が5度、第2逃げ角6が15度
で、第1逃げ面幅7を0.04mm、TiAlNコ−テ
ィングを3μm被覆している。比較のため、本発明例1
と同寸法で、図3、図4に示す逃げ面は第1逃げ面3の
みで第2逃げ面を設けず、第1逃げ角5が15度の従来
例2を、同様に製作、TiAlNコ−ティングを3μm
被覆した。切削試験を行い、テーパ精度、被切削面粗さ
を比較した。テーパ精度は、図5のリブ溝の左側面のテ
ーパ形状を測定し、接触式の輪郭形状測定機で、先端ア
ール半径0.025mmの触針を用いて測定した。切削
諸元は、被削材に硬さがHRC38のプリハ−ドン鋼を
用い、回転数20000min−1、送り速度500m
m/min、切り込み量は工具軸方向に0.02mm/
回とし、水溶性の切削液を用いて湿式により行った。往
復リブ溝切削の形状は、図5に示すように底の幅が1m
mで深さが12mm、リブ溝のテーパ角8が1度の止ま
り溝であり、工具軸方向ステップ回数600回で加工を
行った。その結果、本発明例1は加工中も安定した加工
ができ、図6に示すように、基準テーパ角度であるテー
パ角1度の基準線9に対してほぼ重なるように測定線1
0が得られ、テーパ精度は、真直度が0.004mm、
平均テ−パ角度11が0.95度、即ち角度差で−0.
05度であり、被切削面粗さはRyで0.8μmと小さ
かった。従来例2は切削途中でビビリ振動が発生し、図
7に示すように、測定線10が基準線9より離れ、階段
状であり、テーパ精度は、真直度が0.032mm、平
均テ−パ角度11が0.6度、即ち角度差で−0.4
度、工具軸方向の被切削面粗さがRyで2.5μm、と
なった。
【0011】(実施例2)本発明例1と同仕様で、第1
逃げ角がそれぞれ、比較例3として0度、比較例4とし
て0.3度、本発明例5として0.5度、本発明例6と
して1度、本発明例7として3度、本発明例8として7
度、比較例9として9度、比較例10として11度であ
る9種類のリブ溝加工用テーパエンドミルを製作し、切
削試験を行った。切削諸元は、被削材に炭素鋼のS50
Cを用い、回転数20000min 、送り速度50
0mm/min、切り込み量は工具軸方向に0.02m
m/回とし、水溶性の切削液を用いて湿式による往復リ
ブ溝切削を行い、実施例1同様に評価した。その結果、
本発明例1及び5〜8は、安定した加工であり、テーパ
精度は、真直度がいずれも0.008mm以下、角度差
−0.02度〜−0.1度の範囲で高精度な仕上がり精
度を示し、被切削面も良好であった。比較例3、4は、
第1逃げ面と被削材の間にクリアランスがない、もしく
は非常に少ないため、切削面がこすれた状態となり、そ
の影響でテーパ精度が、真直度は0.01mm以下と良
好であったが、角度差が−0.25度〜−0.3度と劣
った。比較例9、10は、加工後、第1逃げ面に溶着が
みられ、テーパ精度は、真直度0.024〜0.026
mm、角度差−0.2度〜−0.3度と劣った。
【0012】(実施例3)本発明例1と同仕様で、第2
逃げ角がそれぞれ、比較例11として8度、本発明例1
2として10度、本発明例13として12度、本発明例
14として14度、本発明例15として16度、本発明
例16として18度、本発明例17として20度、比較
例18として22度の8種類のエンドミルを製作し、実
施例2と同様の切削試験及び評価を行った。その結果、
本発明例12〜17のエンドミルは加工も安定し、被切
削面も良好であり、テーパ精度は、真直度0.008m
m以下、角度差−0.02度〜−0.1度の範囲で高精
度な仕上がり精度を示した。比較例11は、切削後、第
1逃げ面及び第2逃げ面に溶着物が確認され、テーパ精
度は、真直度0.015mm、角度差−0.2度と劣っ
た。比較例18は、ビビリ・振動を生じ、微小チッピン
グがみられ、テーパ精度は真直度0.018mm、角度
差−0.3度となった。
【0013】(実施例4)本発明例1と同仕様で、第1
逃げ面の面粗さがRa0.2μmの本発明例1ととも
に、研削砥石の砥粒の粒度を変えることにより、第1逃
げ面の面粗さがRaでそれぞれ、本発明例19として
0.15μm、本発明例20として0.3μm、本発明
例21として0.5μmの4種類のエンドミルを製作
し、実施例2と同様の切削試験及び評価を行った。その
結果、本発明例1及び本発明例19、20はテーパ精度
が真直度0.003〜0.007mm、角度差−0.0
7度〜−0.03度と非常に良好な結果を示し、被切削
面粗さも良好であり、特に本発明例1及び本発明例19
は真直度が0.005mm以下と良好であった。本発明
例21は、第1逃げ面に若干溶着の後がみられ、テーパ
精度は真直度0.009mm、角度差−0.12度と若
干劣る結果となった。
【0014】(実施例5)本発明例22として、本発明
例1と同様のエンドミルを製作し、その後、ショットブ
ラストにより研磨処理を施したものを用いて、実施例2
と同様の切削試験を行った。その結果、本発明例22
は、切削後の逃げ面には全く溶着物はみられず、テーパ
精度は真直度0.002mm、角度差−0.01度と非
常に優れ、被切削面粗さもRyで0.3μmと本発明例
1と比較しても良好な結果となった。
【0015】(実施例6)本発明例23として、図8に
示す本発明例1と同仕様で、エンドミルの先端のエンド
コーナ部に半径0.2mmのコーナR刃を設けたテーパ
ラジアスエンドミルを製作した。本発明例24として、
図9に示す本発明例1と同仕様で、エンド刃がボール刃
であるテーパボールエンドミルも製作した。本発明例2
3、24を実施例1と同様の切削試験及び評価を行っ
た。その結果、本発明例23、24は、本発明例1と比
較して更に安定した切削状態であり、本発明例23は、
図10に示すようにテーパ精度が真直度0.002m
m、角度差−0.02度と非常に優れ、被切削面粗さも
Ryで0.3μmと良好であった。
【0016】(実施例7)本発明例25として、本発明
例1と同仕様で刃長が20mmのもの、本発明例26〜
30として、本発明例23と同仕様で刃長が20mm、
コーナR刃の半径が各々0.05mm、0.1mm、
0.2mm、0.3mm、0.4mmのものを製作し、
切削試験及び評価を行った。切削諸元は被削材に硬さが
HRC38のプリハ−ドン鋼を用い、回転数16000
min−1、テーブル送り速度500mm/min、切
り込み量は工具軸方向に0.016mm/回とし、水溶
性の切削液を用いて、リブ溝の深さが20mm、即ち、
工具軸方向ステップ回数1250回で止まり溝の往復リ
ブ溝切削を行った。その結果、本発明例25は被切削面
に若干のビビリがみられ、テーパ精度は真直度0.01
mm、角度差−0.14度となり、試験終了後のエンド
コーナ部には微小チッピング、局部摩耗が認められた。
本発明例26〜30はビビリ面も全くみられず、本発明
例27〜29は、テーパ精度が真直度0.003mm〜
0.005mm、角度差−0.04度〜−0.07度と
極めて良好なテーパ精度が得られた。本発明例26は、
切削試験終了後のエンドコーナ部に局部摩耗が僅かに認
められ、本発明例30は、切削試験中の切削抵抗が若干
大きく、テーパ精度も、本発明例27〜29と比較して
若干劣る結果となった。
【0017】
【発明の効果】本発明を適用することにより、真直度が
0.01mm以内で±0.15度以内という優れたリブ
溝のテーパ精度が得られるリブ溝加工用テーパエンドミ
ルを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明例1の側面図を示す。
【図2】図2は、図1の刃部の軸直角断面を示す。
【図3】図3は、従来例2の側面図を示す。
【図4】図4は、図3の刃部の軸直角断面を示す。
【図5】図5は、加工形状を説明する。
【図6】図6は、本発明例1のテスト結果を示す。
【図7】図7は、従来例2のテスト結果を示す。
【図8】図8は、本発明例23の側面図を示す。
【図9】図9は、本発明例24の側面図を示す。
【図10】図10は、本発明例23のテスト結果を示
す。
【符号の説明】
1:テ−パ角 2:外周刃 3:第1逃げ面 4:第2逃げ面 5:第1逃げ角 6:第2逃げ角 7:第1逃げ面幅 8:リブ溝のテーパ角 9:基準線 10:測定線 11:平均テーパ角度

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リブ溝加工用テーパエンドミルにおいて、
    該外周刃は2枚刃以上で、テーパ状を成し、該外周刃の
    稜線から工具回転方向後方に向かって第1逃げ面及び第
    2逃げ面を設け、該第1逃げ面の第1逃げ角が0.5度
    以上7度以下、該第2逃げ面の第2逃げ角が10度以上
    20度以下、としたことを特徴とするリブ溝加工用テー
    パエンドミル。
  2. 【請求項2】請求項1記載のリブ溝加工用テーパエンド
    ミルにおいて、該第1逃げ面が中心線平均面粗さRaで
    0.3μm以下であることを特徴とするリブ溝加工用テ
    ーパエンドミル。
  3. 【請求項3】請求項1乃至2いずれかに記載のリブ溝加
    工用テーパエンドミルにおいて、該第1逃げ面に、A
    l、Si、B、周期律表4a、5a、6a族金属の炭化
    物、炭窒化物、窒化物、酸化物、硼化物及び炭化硼素、
    硬質窒化硼素、硬質炭素、更にこれらの固溶体又は混合
    体からなる群のうちから選ばれた1種以上の硬質被膜を
    1層以上、0.2〜10μmの厚みの皮膜が被覆されて
    いることを特徴するリブ溝加工用テーパエンドミル。
  4. 【請求項4】請求項3記載のリブ溝加工用テーパエンド
    ミルにおいて、該皮膜表面にある凹凸を研磨により除去
    したことを特徴とするリブ溝加工用テーパエンドミル。
  5. 【請求項5】請求項1記載のリブ溝加工用テーパエンド
    ミルにおいて、該エンドミルがテーパラジアスエンドミ
    ル又はテーパボールエンドミルであることを特徴とする
    リブ溝加工用テーパエンドミル。
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