JP2003330761A - コンピュータ操作画面録画装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】単位時間あたりの録画データのサイズが従来よ
り小さく、小さいサイズの録画データで再現性の高いコ
ンピュータ操作画面を再生でき、録画中に操作している
アプリケーションソフトウエアの動きが従来よりも機敏
になる、コンピュータ操作画面録画装置を提供する。 【解決手段】操作入力部からの操作に基づいて操作画面
に表示される操作画面情報を中央演算部を用い、繰り返
し主記憶部に取得し、取得の度にその時間変化の有無を
検出し、時間変化が検出された部分の操作画面情報と更
新時間データを補助記憶部に記録する。その後、操作画
面情報と更新時間データを補助記憶部から読出し、操作
画面出力部に操作画面を更新表示し再現する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ操作
画面録画装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、コンピュータの操作画面出力部に
表示される操作画面を動画として録画する際は、操作画
面出力部の操作画面情報をコンピュータのＣＰＵを用い
て定期的（又は不定期的）にメモリーに取得し、前記の
操作画面情報とその取得時間データを録画データとして
ハードディスクなどの補助記憶部に記録し、その後、コ
ンピュータ利用者の所望により、補助記憶部に記録した
前記の操作画面情報と取得時間データを読み出し、前記
の操作画面情報に基づいて、取得時間データによって指
定されるタイミングで操作画面出力部に操作画面を表示
し再生するというものが一般的であった。

【０００３】録画データのフォーマットとしては、近年
では、ＡＶＩ（Ａｕｄｉｏ Ｖｉｓｕａｌ Ｉｎｔｅｒ
ｌｅａｖｅ）フォーマットなどがよく利用されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術では、以下に記載する問題があった。コンピュータの
操作画面を動画として録画するために必要な単位時間あ
たりの録画データのサイズが大きかった。このため、長
時間の録画ができなかったり、長時間の録画をするとハ
ードディスクなどコンピュータの補助記憶部を圧迫した
りする問題があった。またネットワークを介した録画デ
ータの転送に時間がかかり不便であるという問題があっ
た。さらに単位時間あたりの録画データのサイズが大き
いので、録画データの記録処理にともない（コンピュー
タの共有資源である）補助記憶部の負荷が大きくなり、
録画中にコンピュータ利用者が操作しているアプリケー
ションソフトウエアの動きがこの影響を受け遅くなり、
使いづらいという問題もあった。さらに、操作画面再生
の再現性を高めるために１秒あたりの録画コマ数を多く
すると、単位時間あたりの録画データのサイズがその録
画コマ数に比例して大きくなるので、録画データのサイ
ズが非常に膨らんでしまうという問題もあった。

【０００５】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、その目的は、単位時間あたりの録画
データのサイズが従来より小さく、より小さいサイズの
録画データで再現性の高いコンピュータ操作画面を再生
でき、録画中に操作しているアプリケーションソフトウ
エアの動きが従来よりも機敏になる、コンピュータ操作
画面録画装置を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１にかかる発明の
コンピュータ操作画面録画装置は、操作入力部と、前記
操作入力部から入力された操作命令により情報処理演算
を行う中央演算部と、前記操作入力部から入力された操
作命令に基づいた操作画面を表示する操作画面出力部
と、前記中央演算部と接続されプログラムやデジタル情
報を一時的に記録する主記憶部と、補助記憶部と、操作
画面録画部と、からなるコンピュータ操作画面録画装置
であって、前記操作入力部から入力された操作命令によ
って前記操作画面出力部に表示される操作画面情報を前
記中央演算部を用いて主記憶部に取得する操作画面情報
取得手段と、前記操作画面情報の時間変化の有無を検出
する操作画面情報更新検出手段と、前記時間変化が検出
された前記操作画面情報と更新時間データを録画データ
として前記補助記憶部に記録する操作画面情報記録手段
と、を前記操作画面録画部に有することを特徴とする。

【０００７】請求項２にかかる発明のコンピュータ操作
画面再生装置は、操作入力部２と、前記操作入力部２か
ら入力された操作命令により情報処理演算を行う中央演
算部２と、前記操作入力部２から入力された操作命令に
基づいた操作画面を表示する操作画面出力部２と、前記
中央演算部２と接続されプログラムやデジタル情報を一
時的に記録する主記憶部２と、操作画面再生部と、から
なるコンピュータ操作画面再生装置であって、請求項１
記載のコンピュータ操作画面録画装置の前記補助記憶部
から前記操作画面情報と前記更新時間データからなる前
記録画データをネットワークを介して前記主記憶部２に
読み出す操作画面情報読出手段と、前記操作画面情報と
前記更新時間データを用いて前記操作画面出力部２に前
記操作画面を表示する操作画面情報表示手段と、を前記
操作画面再生部に有することを特徴とする。

【０００８】請求項３にかかる発明のコンピュータ操作
画面録画再生システムは、請求項１記載のコンピュータ
操作画面録画装置と、前記コンピュータ操作画面録画装
置とネットワークを介して接続された請求項２記載のコ
ンピュータ操作画面再生装置と、からなることを特徴と
する。

【０００９】請求項４にかかる発明のコンピュータ操作
画面録画装置は、請求項１記載のコンピュータ操作画面
録画装置であって、前記操作画面情報と前記更新時間デ
ータからなる前記録画データを前記補助記憶部から前記
主記憶部へ読み出す操作画面情報読出手段と、前記操作
画面情報と前記更新時間データを用いて前記操作画面出
力部に前記操作画面を表示する操作画面情報表示手段
と、を有する操作画面再生部をさらに備えることを特徴
とする。

【００１０】本発明でいう操作画面情報とは、操作画面
出力部に表示されるディスプレイ画面を描画するために
必要なデジタルデータのセット（集まり）のことを意味
する。例えば操作画面出力部に表示されるディスプレイ
画面の画像データが操作画面情報の代表的な例である。
しかしそれに代わるものとして、デスクトップウインド
ウ画像データ及びマウスポインターデータ（マウスポイ
ンター座標、マウスポインター形状など）のセットを操
作画面情報とすることもできる。なおデスクトップウイ
ンドウとは、マウスポインターによって隠れた部分（マ
ウスポインターの背景にあるウインドウ、アイコン、メ
ニューおよび壁紙等のイメージ）も含めた最大のウイン
ドウである。デスクトップウインドウの上層にマウスポ
インター画像を重ねたものが実際に操作画面出力部に表
示されるディスプレイ画面（全体）となる。実際に操作
画面に表示されるディスプレイ画面とデスクトップウイ
ンドウの関係は図３を参照のこと。

【００１１】

【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。

【００１２】（実施の形態１）本発明のコンピュータ操
作画面録画装置は、図１に示すように、操作入力部と、
操作画面出力部と、中央演算部と、主記憶部と、補助記
憶部と、操作画面録画部と、操作画面再生部と、から構
成される。

【００１３】例えばキーボードやマウスのような操作入
力部からコンピュータ利用者は操作命令を行い、これに
基づきＣＰＵなどの中央演算部が情報処理演算を行な
い、ＣＲＴまたは液晶ディスプレイ装置などの操作画面
出力部に前記の操作命令に基づいた操作画面が表示され
る。

【００１４】操作画面録画部では、以下に記載するステ
ップで操作画面出力部に表示される操作画面を動画とし
て録画する。

【００１５】（ステップ１）操作画面出力部に表示され
るディスプレイ画面の画像データなどの操作画面情報を
前記の中央演算部を用い定期的（又は不定期的）にラン
ダムアクセスメモリーなどの主記憶部に取得する。

【００１６】（ステップ２）次に前記のディスプレイ画
面の画像データを取得する度にその画像データの時間変
化（更新）の有無を検出する。たとえば、更新検出の初
回では（時間変化を比較する対象がないので）、ディス
プレイ画面の画像データを構成するすべての画素データ
が更新されたものとして更新の検出をおこなう。二回目
以降の更新検出では、ディスプレイ画面の画像データを
構成する各画素データに対して前回時間変化を検出した
ときの画素データと比較し、画素データの時間変化（更
新）の有無を検出する。

【００１７】（ステップ３）前記の画素データに時間変
化が検出されれば、時間変化が生じた部分の画素データ
と更新時間データを録画データとして、ハードディスク
などの補助記憶部に記録する。

【００１８】そしてステップ１からステップ３までを録
画が終了するまで繰り返し実行する。このようにして操
作画面出力部に表示される操作画面を動画として録画す
る。

【００１９】操作画面再生部では、以下に記載するステ
ップで、操作画面出力部に表示された操作画面を動画と
して再生する。

【００２０】（ステップ４）画素データと更新時間デー
タからなる前記の録画データを、前記の補助記憶部から
ランダムアクセスメモリーなどの主記憶部に読み出す。

【００２１】（ステップ５）読み出した前記の画素デー
タに基づいて、ディスプレイ画面の画像データのうち更
新が必要な部分の画素を、更新時間データのタイミング
で、新しい画素値に設定し更新表示する。ただし更新表
示の初回では、ディスプレイ画面の画像データを全て更
新表示する。そしてステップ４からステップ５までを再
生が終了するまで繰り返し実行する。

【００２２】このようにして操作画面出力部に表示され
る操作画面を動画として録画し、コンピュータ利用者が
希望するときに操作画面出力部に再度、動画として再生
する。以上説明したように操作画面の録画を行うので、
録画時には、操作画面情報のうち更新された部分を補助
記憶部に記録すればよく、コンピュータ操作画面の録画
に必要な単位時間あたりの録画データのサイズが従来の
ものよりも小さくなる。なお、テレビや映画といった画
像の変化が激しい動画に比べてコンピュータ操作画面は
画面全体のうち更新されない部分が比較的多く存在す
る。よって通常のコンピュータ操作を行う限りは、単位
時間あたりの録画データのサイズは顕著に小さくなる、
という点を充分理解されたい。

【００２３】（実施の形態２）本発明のコンピュータ操
作画面録画再生システムは、図２に示すように、コンピ
ュータ操作画面録画装置と、ネットワークを介して接続
されたコンピュータ操作画面再生装置とから構成され
る。なお前記のコンピュータ操作画面録画装置は、操作
入力部と、操作画面出力部と、中央演算部と、主記憶部
と、補助記憶部と、操作画面録画部と、からなり、前記
のコンピュータ操作画面再生装置は、操作入力部２と、
操作画面出力部２と、中央演算部２と、主記憶部２と、
操作画面再生部と、からなる。

【００２４】例えばキーボードやマウスなどの操作入力
部からコンピュータ利用者は操作命令を行い、これに基
づきＣＰＵなどの中央演算部が情報処理演算を行ない、
ＣＲＴや液晶ディスプレイ装置などの操作画面出力部に
前記の操作命令に基づいた操作画面を表示する。

【００２５】操作画面録画部では、以下に記載するステ
ップで、操作画面出力部に表示される操作画面を動画と
して録画する。

【００２６】（ステップ１）操作画面出力部に表示され
るディスプレイ画面の画像データなどの操作画面情報を
前記の中央演算部を用いてランダムアクセスメモリーな
どの主記憶部に取得する。

【００２７】（ステップ２）次に前記のディスプレイ画
面の画像データを取得する度に時間変化（更新）の有無
を検出する。たとえば、更新検出の初回では、ディスプ
レイ画面の画像データを構成するすべての画素データが
更新されたものとして更新の検出をおこなう。二回目以
降の更新検出では、ディスプレイ画面の画像データを構
成する各画素データに対して前回時間変化を検出したと
きの画素データと比較し、画素値の時間変化（更新）の
有無を検出する。

【００２８】（ステップ３）前記の画素データに時間変
化が検出されれば、時間変化が生じた部分の画素データ
と更新時間データを録画データとして、ハードディスク
などの補助記憶部に記録する。

【００２９】そしてステップ１からステップ３までを録
画が終了するまで繰り返し実行する。

【００３０】操作画面再生部では、以下に記載するステ
ップで操作画面出力部の操作画面を操作画面出力部２に
動画として再生する。

【００３１】（ステップ４）コンピュータ操作画面録画
装置の補助記憶部に記録された、画素データと更新時間
データからなる前記の録画データを、ＬＡＮ（Ｌｏｃａ
ｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）やインターネットなど
のネットワークを介してコンピュータ操作画面再生装置
の主記憶部２に読み出す。

【００３２】（ステップ５）読み出した前記の画素デー
タに基づいて、ディスプレイ画面の画像データのうち更
新が必要な部分の画素を、更新時間データのタイミング
で、新しい画素値に設定し、操作画面出力部２に更新表
示する。ただし更新表示の初回では、ディスプレイ画面
の画像データを全て更新表示する。そしてステップ４か
らステップ５までを再生が終了するまで繰り返し実行す
る。

【００３３】このようにして、コンピュータ操作画面録
画装置の操作画面出力部に表示される操作画面を動画と
して録画し、ネットワークを介して録画データをコンピ
ュータ操作画面録画装置からコンピュータ操作画面再生
装置へ転送することにより、コンピュータ利用者が希望
するときに操作画面出力部２に操作画面を動画として再
現することができる。以上説明したように操作画面の録
画を行うので、録画時には、操作画面情報のうち更新さ
れた部分を補助記憶部に記録すればよく、コンピュータ
操作画面の録画に必要な単位時間あたりの録画データの
サイズが従来のものよりも小さくなる。

【００３４】上記の実施の形態（実施の形態１と実施の
形態２）では、操作画面情報として実際に操作画面出力
部に表示されるディスプレイ画面の画像データを用いた
が、本願は別にこれに限られるわけではない。操作画面
情報としてディスプレイ画面の部分領域や特定のウイン
ドウの画像データを用いてもよい。

【００３５】その他の実施の形態では、操作画面情報を
デスクトップウインドウ画像データとマウスポインター
データ（マウスポインター座標およびマウスポインター
形状データなど）のセットとする場合がある。この場
合、前記の操作画面録画部のステップ２においては、デ
スクトップウインドウ画像データを構成する各画素デー
タの時間変化を検出するのみでなく、マウスポインター
データの時間変化も検出する。さらに前記の操作画面録
画部のステップ３においては、デスクトップウインドウ
画像データを構成する画素データの更新部分と更新時間
データを補助記憶部に記録するのみでなく、マウスポイ
ンターデータの更新部分と更新時間データも補助記憶部
に記録する。さらに前記の操作画面再生部のステップ５
においては、前記の読み出したデスクトップウインドウ
の画素データに基づいて、更新時間データのタイミング
で、操作画面出力部（又は操作画面出力部２）にデスク
トップウインドウを更新表示するのみでなく、前記の読
み出したマウスポインターデータに基づいて更新時間デ
ータのタイミングで操作画面出力部（又は操作画面出力
部２）にマウスポインターを更新表示する。

【００３６】このような方法で録画・再生をおこなうの
で、マウスポインターの平行移動に必要な録画データが
その座標値の更新分のみで済み、実施の形態１或いは実
施の形態２の場合（操作画面情報として実際に操作画面
出力部に表示されるディスプレイ画面の画像データを用
いる場合）に比べ、更に、単位時間あたりの録画データ
のサイズは小さくなる。

【００３７】また現在のコンピュータの処理能力では、
ディスプレイ画面の画像データ（又はデスクトップウイ
ンドウ画像データ）の更新検出の時間間隔にはおのずと
限界があり、実施の形態１或いは実施の形態２において
は、素早く動くマウスポインターが正確に録画できない
場合がある。しかしマウスポインターデータはデスクト
ップウインドウ画像データよりも非常にサイズが小さい
ので、このような場合でもマウスポインターデータの更
新検出の時間間隔だけを十分に短くすることは可能であ
る。このようにマウスポインターデータの更新検出の時
間間隔だけを十分に短くすることで、素早く動くマウス
ポインターも正確に録画することが可能になり、実施の
形態１或いは実施の形態２の場合に比べさらに、録画の
再現性が高まる点も理解されたい。

【００３８】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。

【００３９】本発明では、コンピュータ操作画面の録画
時に、操作画面情報のうち更新された部分を記録すれば
よいので、コンピュータ操作画面の録画に必要な単位時
間あたりの録画データのサイズが従来のものよりも小さ
くすることができた。

【００４０】またこのことでコンピュータの補助記憶部
を圧迫せずにより長時間の録画がおこなえるようになっ
た。またネットワークを介した録画データの転送もより
短い時間でおこなうことができるようになり、実用に耐
える程度になった。また操作画面の録画時に、単位時間
あたりの操作画面情報の取得（及び更新検出）の回数
（従来の技術では録画コマ数に相当）を増やしても、従
来のように録画データのサイズがそれに比例して増えて
いくことはないため、再現性の高いコンピュータ操作画
面をより少ないデータで録画（再生）することができる
ようになった。また単位時間あたりの録画データのサイ
ズが小さいので、コンピュータの補助記憶部の負荷が減
り、録画中に操作しているアプリケーションソフトウエ
アの動きが従来よりも機敏になり、使いやすくなった。

【００４１】また単位時間あたりの録画データのサイズ
を調べることで（実際に録画データをコンピュータ利用
者が再生し、肉眼で操作画面の動画を確認しなくて
も）、コンピューター操作画面の変更の頻度を定量的に
解析することもできるようになり、コンピューターの利
用状況を調べる上で便利になった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１を示す模式図である。

【図２】本発明の実施の形態２を示す模式図である。

【図３】ディスプレイ画面とデスクトップウインドウの
関係を示す模式図である。

【符号の説明】

１ 操作入力部 １ｂ 操作入力部２ ２ 操作画面出力部 ２ｂ 操作画面出力部２ ３ 中央演算部 ３ｂ 中央演算部２ ４ 主記憶部 ４ｂ 主記憶部２ ５ 補助記憶部 ６ 操作画面録画装置 ６ｂ 操作画面再生装置 ７ 操作画面情報取得手段 ８ 操作画面情報更新検出手段 ９ 操作画面情報記録手段 １０ 操作画面録画部 １１ 操作画面情報読出手段 １２ 操作画面情報表示手段 １３ 操作画面再生部 １４ ネットワーク １００ ディスプレイ画面の画像イメージ １０１ ディスプレイ画面の中の一般ウインドウ画面 １０２ ディスプレイ画面の中の一般画像 １０３ マウスポインターの画像イメージ ２００ デスクトップウインドウの画像イメージ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】操作入力部と、前記操作入力部から入力さ
   れた操作命令により情報処理演算を行う中央演算部と、
   前記操作入力部から入力された操作命令に基づいた操作
   画面を表示する操作画面出力部と、前記中央演算部と接
   続されプログラムやデジタル情報を一時的に記録する主
   記憶部と、補助記憶部と、操作画面録画部と、からなる
   コンピュータ操作画面録画装置であって、前記操作入力
   部から入力された操作命令によって前記操作画面出力部
   に表示される操作画面情報を前記中央演算部を用いて主
   記憶部に取得する操作画面情報取得手段と、前記操作画
   面情報の時間変化の有無を検出する操作画面情報更新検
   出手段と、前記時間変化が検出された前記操作画面情報
   と更新時間データを録画データとして前記補助記憶部に
   記録する操作画面情報記録手段と、を前記操作画面録画
   部に有することを特徴とするコンピュータ操作画面録画
   装置。
2. 【請求項２】操作入力部２と、前記操作入力部２から入
   力された操作命令により情報処理演算を行う中央演算部
   ２と、前記操作入力部２から入力された操作命令に基づ
   いた操作画面を表示する操作画面出力部２と、前記中央
   演算部２と接続されプログラムやデジタル情報を一時的
   に記録する主記憶部２と、操作画面再生部と、からなる
   コンピュータ操作画面再生装置であって、請求項１記載
   のコンピュータ操作画面録画装置の前記補助記憶部か
   ら、前記操作画面情報と前記更新時間データからなる前
   記録画データを、ネットワークを介して前記主記憶部２
   に読み出す操作画面情報読出手段と、前記操作画面情報
   と前記更新時間データを用いて前記操作画面出力部２に
   前記操作画面を表示する操作画面情報表示手段と、を前
   記操作画面再生部に有することを特徴とするコンピュー
   タ操作画面再生装置。
3. 【請求項３】請求項１記載のコンピュータ操作画面録画
   装置と、前記コンピュータ操作画面録画装置とネットワ
   ークを介して接続された請求項２記載のコンピュータ操
   作画面再生装置と、からなるコンピュータ操作画面録画
   再生システム。
4. 【請求項４】請求項１記載のコンピュータ操作画面録画
   装置であって、前記操作画面情報と前記更新時間データ
   からなる前記録画データを前記補助記憶部から前記主記
   憶部へ読み出す操作画面情報読出手段と、前記操作画面
   情報と前記更新時間データを用いて前記操作画面出力部
   に前記操作画面を表示する操作画面情報表示手段と、を
   有する操作画面再生部をさらに備えることを特徴とする
   コンピュータ操作画面録画装置。
5. 【請求項５】請求項１記載のコンピュータ操作画面録画
   装置、請求項２記載のコンピュータ操作画面再生装置、
   又は請求項４記載のコンピュータ操作画面録画装置を作
   り出すためのプログラムを記録した記録媒体。
6. 【請求項６】請求項１記載のコンピュータ操作画面録画
   装置、又は請求項４記載のコンピュータ操作画面録画装
   置において作成された構造を有する前記録画データを記
   録した記録媒体。