JP2003329420A - 回転体の表面形状及び画像測定装置 - Google Patents
回転体の表面形状及び画像測定装置Info
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- JP2003329420A JP2003329420A JP2002175071A JP2002175071A JP2003329420A JP 2003329420 A JP2003329420 A JP 2003329420A JP 2002175071 A JP2002175071 A JP 2002175071A JP 2002175071 A JP2002175071 A JP 2002175071A JP 2003329420 A JP2003329420 A JP 2003329420A
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- JP
- Japan
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- rotating body
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- surface shape
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】合焦法による光学式非接触測定装置の多くは、
測定物体が静止していることが測定の前提条件であるた
め、回転体の測定が行えない。また、これが行える構成
とした装置であっても、測定各点の合焦位置検出時間に
対し、回転速度が充分低いことを要するため、これを越
える高速回転体の測定が行えず、適用範囲がきわめて狭
いとともに測定に長時間を要するという問題点がある。 【解決手段】本発明は、回転運動を走査に利用した合焦
法による回転体の表面形状及び画像測定装置を提供する
ことにより、高速回転体に対しても合焦法による測定を
可能とし、上記課題を解決した。
測定物体が静止していることが測定の前提条件であるた
め、回転体の測定が行えない。また、これが行える構成
とした装置であっても、測定各点の合焦位置検出時間に
対し、回転速度が充分低いことを要するため、これを越
える高速回転体の測定が行えず、適用範囲がきわめて狭
いとともに測定に長時間を要するという問題点がある。 【解決手段】本発明は、回転運動を走査に利用した合焦
法による回転体の表面形状及び画像測定装置を提供する
ことにより、高速回転体に対しても合焦法による測定を
可能とし、上記課題を解決した。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合焦法による表面
形状及び画像測定装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】高精度な表面形状及び画像測定装置の代
表的なものとして、合焦法による光学式非接触測定装置
が挙げられる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置の多くは、測定物体が静止していることが測定の前
提条件であるため、回転体の測定が行えない。また、こ
れが行える構成とした装置であっても、測定各点の合焦
位置検出時間に対し、回転速度が充分低いことを要する
ため、これを越える高速回転体の測定が行えず、適用範
囲がきわめて狭いとともに測定に長時間を要するという
問題点がある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、回転運動を走
査に利用した合焦法による回転体の表面形状及び画像測
定装置を提供することにより、高速回転体に対しても合
焦法による測定を可能とし、上記課題を解決したもので
ある。 【0005】 【実施例】本発明の回転運動を走査に利用した合焦法に
よる回転体の表面形状及び画像測定装置の構成図を図1
に示す。この図1は、回転体1の回転軸と平行な面、即
ち円筒面を測定する場合を示している。回転体1の回転
軸に垂直な面、即ち円盤を測定する場合については図1
中の2a部を図2中の2b部のように変更する。 【0006】動作について説明する。まず、合焦位置検
出光学系3と回転体1との間隔4を一定に保ち、回転体
1を所望の測定面にわたり走査する。すなわち、図3に
示すように、回転運動を利用し、回転体1を一定の間隔
でサンプリングすることにより、回転方向と逆向きの走
査線5を得る。この走査は、ロータリエンコーダ6から
のトリガ信号により開始する。その後、自動ステージ7
により合焦位置検出光学系3を移動させる。これらの走
査と移動とを、所望の測定面の走査8を終えるまで繰り
返す。 【0007】次に、自動ステージ9により回転体1と合
焦位置検出光学系3との間隔4を変え、再度、所望の測
定面にわたり走査する。この移動と測定面の走査8とを
所望の回数繰り返す。 【0008】以上の動作により、受光量の3次元配列が
パソコン10に得られる。この配列から、測定面上の各
点における合焦位置を求めることにより各点の高さが得
られ、表面形状が測定される。また、各点に対し、得ら
れた受光量を輝度に変換することにより測定面の画像が
得られる。 【0009】 【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、回転体に対し、合焦法による表面形状と画像の測
定が可能である。また、回転速度が合焦位置検出時間と
の関係から制約を受けない。このため、高速回転体の測
定が可能であり、測定時間の短縮が可能である。さら
に、空間的測定可能範囲が自動ステージの移動可能範囲
により決まる。したがって、光学系に撮像素子を用いる
測定装置にみられる光学系の構成に起因する空間的測定
可能範囲の制限がない。
形状及び画像測定装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】高精度な表面形状及び画像測定装置の代
表的なものとして、合焦法による光学式非接触測定装置
が挙げられる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置の多くは、測定物体が静止していることが測定の前
提条件であるため、回転体の測定が行えない。また、こ
れが行える構成とした装置であっても、測定各点の合焦
位置検出時間に対し、回転速度が充分低いことを要する
ため、これを越える高速回転体の測定が行えず、適用範
囲がきわめて狭いとともに測定に長時間を要するという
問題点がある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、回転運動を走
査に利用した合焦法による回転体の表面形状及び画像測
定装置を提供することにより、高速回転体に対しても合
焦法による測定を可能とし、上記課題を解決したもので
ある。 【0005】 【実施例】本発明の回転運動を走査に利用した合焦法に
よる回転体の表面形状及び画像測定装置の構成図を図1
に示す。この図1は、回転体1の回転軸と平行な面、即
ち円筒面を測定する場合を示している。回転体1の回転
軸に垂直な面、即ち円盤を測定する場合については図1
中の2a部を図2中の2b部のように変更する。 【0006】動作について説明する。まず、合焦位置検
出光学系3と回転体1との間隔4を一定に保ち、回転体
1を所望の測定面にわたり走査する。すなわち、図3に
示すように、回転運動を利用し、回転体1を一定の間隔
でサンプリングすることにより、回転方向と逆向きの走
査線5を得る。この走査は、ロータリエンコーダ6から
のトリガ信号により開始する。その後、自動ステージ7
により合焦位置検出光学系3を移動させる。これらの走
査と移動とを、所望の測定面の走査8を終えるまで繰り
返す。 【0007】次に、自動ステージ9により回転体1と合
焦位置検出光学系3との間隔4を変え、再度、所望の測
定面にわたり走査する。この移動と測定面の走査8とを
所望の回数繰り返す。 【0008】以上の動作により、受光量の3次元配列が
パソコン10に得られる。この配列から、測定面上の各
点における合焦位置を求めることにより各点の高さが得
られ、表面形状が測定される。また、各点に対し、得ら
れた受光量を輝度に変換することにより測定面の画像が
得られる。 【0009】 【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、回転体に対し、合焦法による表面形状と画像の測
定が可能である。また、回転速度が合焦位置検出時間と
の関係から制約を受けない。このため、高速回転体の測
定が可能であり、測定時間の短縮が可能である。さら
に、空間的測定可能範囲が自動ステージの移動可能範囲
により決まる。したがって、光学系に撮像素子を用いる
測定装置にみられる光学系の構成に起因する空間的測定
可能範囲の制限がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転運動を走査に利用した合焦法
による回転体の表面形状及び画像測定装置の構成図であ
る。 【図2】円盤を測定する場合の構成図の部分図である。 【図3】回転運動を利用した走査手順を示す図である。 【符号の説明】 4・・・合焦位置検出光学系と回転体との間隔 13・・・自動ステージ7に自動ステージ9を搭載する
ためのブラケット
による回転体の表面形状及び画像測定装置の構成図であ
る。 【図2】円盤を測定する場合の構成図の部分図である。 【図3】回転運動を利用した走査手順を示す図である。 【符号の説明】 4・・・合焦位置検出光学系と回転体との間隔 13・・・自動ステージ7に自動ステージ9を搭載する
ためのブラケット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】回転運動を走査に利用した合焦法による回
転体の表面形状及び画像測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002175071A JP2003329420A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 回転体の表面形状及び画像測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002175071A JP2003329420A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 回転体の表面形状及び画像測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003329420A true JP2003329420A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29707018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002175071A Pending JP2003329420A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 回転体の表面形状及び画像測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003329420A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013238522A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | 多焦点撮像装置 |
WO2023024333A1 (zh) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | 浙江大学台州研究院 | 一种精密的回转体测量装置和测量方法 |
-
2002
- 2002-05-13 JP JP2002175071A patent/JP2003329420A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013238522A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | 多焦点撮像装置 |
WO2023024333A1 (zh) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | 浙江大学台州研究院 | 一种精密的回转体测量装置和测量方法 |
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