JP2003328521A - 手すり取付用エンド・ブラケット - Google Patents

手すり取付用エンド・ブラケット

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JP2003328521A JP2002131468A JP2002131468A JP2003328521A JP 2003328521 A JP2003328521 A JP 2003328521A JP 2002131468 A JP2002131468 A JP 2002131468A JP 2002131468 A JP2002131468 A JP 2002131468A JP 2003328521 A JP2003328521 A JP 2003328521A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】手すりBの端部を保持するための受体1
と、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付け
るための取付座2bを有するブラケット本体2とで構成す
る。前記受体1を前記ブラケット本体2に対して所定角
度首を振った状態で一体的ならしめる。前記受体1を前
記ブラケット本体2に対して回動自在に嵌合させる。前
記ブラケット本体2への受体1の取付位置を定めるため
の凹凸嵌合手段を、受体1とブラケット本体2とに形成
する.。 【効果】いずれの場合でも、手すりプレートDがある場
合には、その手すりプレートDに本エンド・ブラケット
を、また、手すりプレートDを用いない場合でも、ビス
などの定着手段で固定できる壁に本エンド・ブラケット
を直接取り付けることができる。従って、いかなる場合
でも手すりBを容易かつ支障なく被取付物に取り付ける
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廊下や階段の壁に
手すりを取り付けるに当ってその端部を保持するための
エンド・ブラケット、さらに詳しくは、手すりの端部を
保持するための受体と、ビスなどの定着手段Eで廊下や
階段の壁に取り付けるための取付座2bを有するブラケッ
ト本体とからなるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廊下や階段の壁Cに手すりBを取
り付けるに当って、その端部を保持するために、例え
ば、図14においてA'で示すような外突弧の直角状に彎
曲させたエンド・ブラケットを用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このエンド・ブラケッ
トA'をビスなどの定着手段で固定できる壁であれば、手
すりの取付には何の問題もないが、例えば定着手段が用
をなさない石膏ボードから壁がなっている場合には、そ
の裏側に下地材や柱がないとエンド・ブラケットA'を固
定できない。また、この場合の定着手段は、石膏ボード
の裏側にある下地材や柱に達するような長いものとなら
ざるを得ない。
【0004】一方、石膏ボードFの裏側に下地材がない
場合においては、エンド・ブラケットA'を固定できるよ
うにするために、通常、図16及び図17においてDで
示す手すりプレートを用い、例えば、石膏ボードFの裏
側に位置する柱Gに達するようにビスなどの定着手段E
をねじ込んで、石膏ボードFに手すりプレートDを取り
付けている。この手すりプレートDを用いれば、図17
に示すように、ビスなどの定着手段Eで手すり支持用の
ブラケットHを固定することができ、このブラケットH
で図14に示すように手すりBの途中を支えることがで
きる。
【0005】そして、この手すりBの両端をエンド・ブ
ラケットA'で覆い隠して手すりプレートDに固定しよう
とする。ところが、手すりプレートDに手すり支持用の
ブラケットHを取り付け、このブラケットHで手すりB
の途中を支えている場合には、図15に示す従来のエン
ド・ブラケットA'を使えない。なぜならば、外突弧の直
角状に彎曲させた従来のエンド・ブラケットA'では、図
15においてa'で示す取付座が、図16に示すように、
手すりBの延長線上に来るため、ビスなどの定着手段を
ねじ込む位置が石膏ボードからなる壁Cとなって全く用
をなさないからである。換言すると、前記取付座a'が手
すりプレートDと同じ高さのところに来ないため、それ
に取り付けることができない。
【0006】本発明は、このような場合においても、手
すりプレートにビスなどの定着手段をねじ込むことがで
きるように、換言すると、前記取付座が手すりプレート
と同じ高さのところに来てそれに取り付けることができ
るように、工夫したものである。もっとも、手すりプレ
ートを用いない場合であって、ビスなどの定着手段で固
定できる壁に手すりを直接取り付ける場合にも用いるこ
とができることは言うまでもない。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の発明である手すり
取付用エンド・ブラケットは、ビスなどの定着手段Eで
廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2bを有するブ
ラケット本体2の先側に、手すりBの端部を保持するた
めの受体1を前記ブラケット本体2に対して少なくとも
所定角度首を振った状態で一体的ならしめたことを特徴
とするものである。
【0008】この場合においては、図3に示すように、
受体1はブラケット本体2に対して少なくとも所定角度
首を振った状態にある。それにより、図13におけるθ
(取付位置を通る水平線に対するブラケット本体2の傾
斜角)とT(ブラケット本体2の取付位置を通る水平線
から手すりBの設置点までの距離、すなわち、手すりB
の設置高さ)並びに図14におけるT'(取付面からの
距離、すなわち、平行度)が定まるから、ブラケット本
体2の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させるこ
とができ、その取付座2bにビスなどの定着手段Eを差し
込んで手すりプレートDに定着できる。
【0009】第一の発明では、手すりBの端部を保持す
るための受体1と、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段
の壁に取り付けるための取付座2bを有するブラケット本
体2とが一体的である。これに対して、第二、第三の発
明では、前記二つの部材が一体的ではなく、第二の発明
では、受体1がブラケット本体2に対して首を振ること
ができ、また、第三の発明では、受体1がブラケット本
体2に対して少なくとも所定角度首を振った状態に取り
付けられている。
【0010】すなわち、第二の発明である手すり取付用
エンド・ブラケットは、手すりBの端部を保持するため
の受体1と、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に
取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2と
からなり、前記受体1を前記ブラケット本体2に対して
回動自在に嵌合させたことを特徴とするものである。
【0011】この場合においては、受体1はブラケット
本体2に対して回動自在であるから、手すりBの端部を
嵌入してこれを保持している受体1をブラケット本体2
に嵌合させたまま自由に首を振ることができる。従っ
て、手すりBの端部を保持している受体1を回動させて
受体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整すること
によって、図13におけるθ(取付位置を通る水平線に
対するブラケット本体2の傾斜角)とT(ブラケット本
体2の取付位置を通る水平線から手すりBの設置点まで
の距離、すなわち、手すりBの設置高さ)並びに図14
におけるT'(取付面からの距離、すなわち、平行度)
が定まるから、ブラケット本体2の取付座2bを前記手す
りプレートDと対面させることができ、その取付座2bに
ビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートDに
定着できる。
【0012】また、第二の発明である手すり取付用エン
ド・ブラケットは、手すりBの端部を嵌入してこれを保
持する受体1がブラケット本体2に対して回動自在であ
るから、手すりBの端部を嵌着してこれを保持する受体
1を上下逆にしないで左側用のものと右側用のものとし
て、また、それに応じてそれを嵌着させ得るブラケット
本体2も上下逆にしないで左側用のものと右側用のもの
としてそれぞれを用いることができる。従って、左側用
の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を左
側用として位置させたブラケット本体2に、また、右側
用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を
右側用として位置させたブラケット本体2にそれぞれ嵌
合させ、上述したように手すりプレートDもしくは壁に
直接定着できる。
【0013】さらに、第三の発明である手すり取付用エ
ンド・ブラケットは、手すりBの端部を保持するための
受体1と、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取
り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2とか
らなり、前記ブラケット本体2への受体1の取付位置を
定めるための凹凸嵌合手段を、受体1とブラケット2と
に形成したことを特徴とするものである。
【0014】この場合においては、前記凹凸嵌合手段に
より受体1がブラケット本体2に所定角度首を振った状
態で取り付けられ、図13におけるθ(取付位置を通る
水平線に対するブラケット本体2の傾斜角)とT(ブラ
ケット本体2の取付位置を通る水平線から手すりBの設
置点までの距離、すなわち、手すりBの設置高さ)並び
に図14におけるT'(取付面からの距離、すなわち、
平行度)が定まる。従って、ブラケット本体2の取付座
2bを前記手すりプレートDと対面させることができ、そ
の取付座2bにビスなどの定着手段Eを差し込んで手すり
プレートDに定着できる。特に、前記凹凸嵌合手段によ
り前記ブラケット本体2への受体1の取付位置が予め定
まるから、極めて施工しやすくなる。
【0015】図面には示さないが、手すりプレートDを
用いない場合であって、ビスなどの定着手段で固定でき
る壁に手すりを直接取り付ける場合においても、前記ブ
ラケット本体2に対する受体1の首振り角度を所定角度
に設定し、あるいは、受体1とブラケット本体2との嵌
合位置を調整し、あるいは、ブラケット本体2に対する
受体1の首振り角度を調整することによって、ブラケッ
ト本体2の取付座2bをその壁に対面させることができ、
その取付座2bにビスなどの定着手段Eを差し込んでその
壁に直接定着することもできる。
【0016】第三の発明の場合において、前記凹凸嵌合
手段を受体1とブラケット本体2の対称位置に設けるこ
とが望ましい。この場合においては、例えば、図8に示
す受体1をブラケット本体2に対して180度回動させ
ると、受体1とブラケット本体2との接合面の対称位置
にある凹凸嵌合手段と相手側の凹凸嵌合手段とを嵌合さ
せることができるから、ブラケット本体2への受体1の
取付状態が受体1を回動させない状態でブラケット本体
2に取り付けた場合とは左右対称的となる。従って、一
つのものを左側用としても、右側用としても用いること
ができ、いわゆる、左右兼用することができる。
【0017】換言すると、手すりBの端部を嵌着してこ
れを保持する受体1を上下逆にしないで左側用のものと
右側用のものとして、また、それに応じてそれを取り付
け得るブラケット本体2も上下逆にしないで左側用のも
のと右側用のものとしてそれぞれを用いることができ
る。従って、左側用の受体1に対しては、そのように位
置させた受体1を左側用として位置させたブラケット本
体2に、また、右側用の受体1に対しては、そのように
位置させた受体1を右側用として位置させたブラケット
本体2にそれぞれ取り付け、上述したように手すりプレ
ートDもしくは壁に直接定着できる。
【0018】外突弧の直角状に彎曲させてあるブラケッ
ト本体2に対し、受体1はその直径方向の対向外周面の
うち片方1cのみが外突弧状に彎曲しており、他方の対向
外周面1dには彎曲面を備えていないものとすることが好
ましい。この場合においては、前記ブラケット本体2に
対する受体1の首振り角度を所定角度に設定し、あるい
は、受体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整し、
あるいは、ブラケット本体2に対する受体1の首振り角
度を調整することによって、図13に示すように、手す
りプレートDに取り付けた手すり支持用のブラケットH
と同一高さの水平延長線上にブラケット本体2の取付座
2bを位置させることができる。従って、手すりBを下か
ら支える形で手すりプレートDに定着できる。
【0019】受体1もしくはブラケット本体2に形成さ
れている孔であって、受体1で保持されている手すりB
の端部にねじ込むネジ挿通用の孔の方向は、この孔から
手すりBにねじ込んだネジが手すりBの長手方向を向く
方向とすることが望ましい。このようにすると、ネジ挿
通用の孔から手すりBにねじ込んだネジが、例えば図2
あるいは図9に示すように、手すりBの長手方向を向
く。従って、このネジで手すりBの端部をより強固に固
定できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を、
図1〜図14に基いて詳細に説明する。図1に、第一の
発明による手すり取付用エンド・ブラケットの一例を分
解して示す。図1から分かるように、このエンド・ブラ
ケットAは、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に
取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2の
先側に、手すりBの端部を保持するための受体1を前記
ブラケット本体2に対して少なくとも所定角度首を振っ
た状態で一体的ならしめたものである。いわゆる一体型
のものである。
【0021】また、図4に、第二の発明による手すり取
付用エンド・ブラケットの一例を分解して示す。図4か
ら分かるように、このエンド・ブラケットAは、手すり
Bの端部を保持するための受体1と、ビスなどの定着手
段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2aを有
するブラケット本体2とからなっている。そして、前記
受体1を前記ブラケット本体2の軸芯に対して回動自在
に嵌合させたものである。いわゆる首振り型である。
【0022】さらに、図8に、第三の発明による手すり
取付用エンド・ブラケットの一例を分解して示す。図8
から分かるように、このエンド・ブラケットAは、手す
りBの端部を保持するための受体1と、ビスなどの定着
手段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2bを
有するブラケット本体2とからなり、前記ブラケット本
体2への受体1の取付位置を定めるための凹凸嵌合手段
を、受体1とブラケット2に形成したものである。いわ
ゆる半固定型である。
【0023】受体1はいずれも筒状であって、図2、図
6、図9に示すように、その一端には手すりBの端部を
嵌入してそれを保持するための保持部1aが備えられてい
る。ここに例示する受体1は、その直径方向の対向外周
面のうち片方1cのみが外突弧状に彎曲しており、他方の
対向外周面1dには彎曲面を備えていない。
【0024】一方、ブラケット本体2は、図1、図4、
図8に示すように、外突弧の直角状に彎曲させてある。
そして、図1に示す場合には、上述したように、その先
端に手すりBの端部を保持するための受体1が前記ブラ
ケット本体2に対して少なくとも所定角度首を振った状
態で一体的ならしめてある(一体型)。また、図4に示
す場合には、図5に示すように、前記受体1の端部を嵌
着するための嵌合部2aが形成されている。また、図8に
示す場合にも、図5に示す場合と同じように、前記受体
1の端部を嵌着するための嵌合部2aが形成されている
が、図示は省略する。そして、図8に示す場合には、ブ
ラケット本体2への受体1の取付位置を定めるための凹
凸嵌合手段である孔2gが形成されている。
【0025】また、ブラケット本体2の他端側には、い
ずれの場合も、ビスなどの定着手段Eをねじ込んで被取
付物に取り付けるための取付座2bが備えられている。な
お、図1、図2、図4〜図6、図8、図9に示すよう
に、この取付座2bにはビスなどの定着手段Eをねじ込む
ことができるねじ孔2cが複数個形成されている。そし
て、ブラケット本体2の先側と前記取付座2bとの間であ
るブラケット本体部分は、筒状の外半分を切り欠いてあ
り、この切り欠かれた部分は着脱自在のカバー3で覆い
隠すことができるようにしてある。このカバー3は、ブ
ラケット本体2を被取付物に定着するのに用いた定着手
段Eを覆い隠すとともに、筒状の外半分を切り欠いた部
分に被せて筒状の支持腕とするのに用いられる。
【0026】図4に示すエンド・ブラケット(首振り
型)の受体1には、ブラケット本体2の嵌合部2aに嵌入
させ得る環状段部1bが備えられている。また、図8に示
すエンド・ブラケット(半固定型)の受体1にも、ブラ
ケット本体2の嵌合部2aに嵌入させ得る環状段部1bが備
えられている。そして、図8に示すエンド・ブラケット
(半固定型)における受体1には、ブラケット本体2に
形成されている孔2gに嵌入させ得る爪2hが環状段部1bか
ら突出させてある。この爪2hは、ブラケット本体2への
受体1の取付位置を定めるための凹凸嵌合手段である孔
2gに対向する位置に設けられ、相手側の凹凸嵌合手段と
なるものである。なお、受体1とブラケット本体2とに
形成されている前記嵌合部2aと環状段部1b、前記孔2gと
爪2hの取付位置を、図面に示す場合と逆にしてもよい。
【0027】前記カバー3の一端における径方向の両端
部分には、図12に示すように、ブラケット本体2の径
方向の両端部分に形成されている嵌入溝2d,2dに嵌入さ
せ得る爪3a,3aが、また、このカバー3の他端側には、
前記取付座2bに形成されている嵌入孔2eに嵌入させ得る
爪3bが形成されており、それらを嵌入溝2d,2d、嵌入孔
2eに嵌入することにより、カバー3をブラケット本体2
の筒状の外半分を切り欠いた部分に嵌着できる。
【0028】前記受体1とブラケット本体2は、通常ダ
イキャスト製、カバー3は合成樹脂製である。ただし、
強度的に問題がなければ、受体1とブラケット本体2も
カバー3と同じ合成樹脂製とすることができる。なお、
カバー3はそれぞれの場合(一体型、首振り型、半固定
型)のブラケット本体2にいずれの場合にも用いること
ができるように、共通性を持たせておくと都合がよい。
【0029】図1に示すエンド・ブラケット(一体型)
の場合には、図2に示すように、受体1がブラケット本
体2に対して少なくとも所定角度首を振った状態にあ
る。この受体1の保持部1a内の奥壁2hには、手すりBに
ねじ込むネジ4挿通用の孔2fが形成されている。この孔
2fの方向は、これに挿通させることによって手すりBに
ねじ込んだネジ4が手すりBの長手方向を向く方向であ
る。そして、この孔2fにネジ4を挿通してその先側を、
図2において鎖線で示すように、保持部1a側に延び出さ
せることにより、ネジ4は手すりBの長手方向を向き、
受体1の保持部1aに嵌入されている手すりBの右側の端
部をより強固に固定できる。図1に示すものと左右対称
的なものを作製すれば、それを左側用のものとして用い
ることができ、受体1の保持部1aに嵌入されている手す
りBの左側の端部を固定できる。
【0030】このエンド・ブラケット(一体型)を用い
て手すりBを取り付けた場合には、図13におけるθ
(取付位置を通る水平線に対するブラケット本体2の傾
斜角)とT(ブラケット本体2の取付位置を通る水平線
から手すりBの設置点までの距離、すなわち、手すりB
の設置高さ)並びに図14におけるT'(取付面からの
距離、すなわち、平行度)が定まるから、図3及び図1
3に示すように、ブラケット本体2の取付座2bを前記手
すりプレートDと対面させることができ、その取付座2b
にビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートD
に定着できる。
【0031】また、図4に示すエンド・ブラケット(首
振り型)の場合には、受体1の環状段部1bをブラケット
本体2の嵌合部2aに嵌合させて用いるが、前記環状段部
1bは前記嵌合部2aに対して回動自在である。従って、受
体1の環状段部1bをブラケット本体2の嵌合部2aに嵌合
させたまま自由に首を振ることができる。そして、ブラ
ケット本体2の嵌合部2aの壁には、手すりBにねじ込む
ネジ4挿通用の孔2fが形成されている。この孔2fにネジ
4を挿通してその先側を、図6において鎖線で示すよう
に、ブラケット本体2の嵌合部2aに嵌合させた受体1の
環状段部1bの筒内から保持部1a側に延び出させることに
より、受体1の保持部1aに嵌入されている手すりBの端
部を固定できるとともに、受体1とブラケット本体2と
を結合できる。
【0032】図6に示す場合とは異なり、図7に示す場
合にも、受体1をブラケット本体2に回動自在に嵌合さ
せることができる。図7に示すエンド・ブラケットが図
4〜図6に示すものと異なるところは、受体1側の環状
段部1bの筒端面が開口しているか否か、受体1とブラケ
ット本体2とが直接結合されているか否か、ブラケット
本体2側の嵌合部2aの壁に手すりBにねじ込むネジ4挿
通用の孔2fが形成されているか否か、この孔2fに代わる
ものとして手すりBにねじ込むネジ5挿通用の孔1eが受
体1側に形成されているか否かの点のみであって、それ
ら以外に異なるところはなく、また、使用態様も図4〜
図6に示すものと実質的には変わるところがない。
【0033】図7に示す場合においては、受体1側の環
状段部1bの筒端壁とこの部分が嵌合されているブラケッ
ト本体2の嵌合部2aの端壁とにわたってセンターピン6
を取り付けてあって、このセンターピン6で受体1とブ
ラケット本体2とが直接結合されている。この場合にお
いても、受体1がブラケット本体2に対して回動自在に
嵌合せしめられ、図4〜図6に示すものと同様の使用が
可能である。なお、この場合においては、手すりBにね
じ込むネジ5挿通用の孔1eが受体1側に形成されてお
り、この孔1eにネジ5を挿通してその先側を、図7にお
いて鎖線で示すように、受体1の保持部1a側に延び出さ
せることにより、受体1の保持部1aに嵌入されている手
すりBの端部を固定できる。
【0034】図4〜図7に示すエンド・ブラケット(首
振り型)を用いて手すりBを取り付けた場合には、手す
りBの端部を保持している受体1を回動させて受体1と
ブラケット本体2との嵌合位置を調整することにより、
図13におけるθ(取付位置を通る水平線に対するブラ
ケット本体2の傾斜角)とT(ブラケット本体2の取付
位置を通る水平線から手すりBの設置点までの距離、す
なわち、手すりBの設置高さ)並びに図14における
T'(取付面からの距離、すなわち、平行度)が定まる
から、図3及び図13に示す場合と同様に、ブラケット
本体2の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させる
ことができ、その取付座2bにビスなどの定着手段Eを差
し込んで手すりプレートDに定着できる。
【0035】また、図8に示すエンド・ブラケット(半
固定型)の場合にも、受体1の環状段部1bをブラケット
本体2の嵌合部2aに嵌合させて用いる。そして、環状段
部1bから突出させてある爪2hをブラケット本体2の孔2g
に嵌入する。凹凸嵌合手段である爪2hと孔2gの係合位置
は、受体1とブラケット本体2の対称位置である二箇所
である。すなわち、受体1を図8に示す状態のままで受
体1の爪2hをブラケット本体2の孔2gに嵌入する場合
と、図8に示す受体1をブラケット本体2に対して18
0度回動させ、その状態において受体1の爪2hをブラケ
ット本体2の孔2gに嵌入する場合である。この二通りの
凹凸嵌合により、ブラケット本体2への受体1の取付状
態は、図11の左側と右側とに示すように、左右対称的
となる。
【0036】そして、前記凹凸嵌合手段で受体1と係合
するブラケット本体2の嵌合部2aの壁には、手すりBに
ねじ込むネジ4挿通用の孔2fが形成されている。この孔
2fの方向は、これに挿通させることによって手すりBに
ねじ込んだネジ4が手すりBの長手方向を向く方向であ
り、上述したように右側用と左側用とに兼用できるよう
に、孔2fも対称的に2個形成されている(図9、図10
参照)。なお、図10は、図9のX−X線に沿う断面図
である。右側用の場合には、図9の上側に現れる孔2fに
ネジ4を挿通してその先側を、図9において鎖線で示す
ように、ブラケット本体2の接合壁2iから受体1の保持
部1a側に延び出させることにより、受体1の保持部1aに
嵌入されている手すりBの端部を固定できるとともに、
受体1とブラケット本体2とを結合できる。
【0037】そして、前記凹凸嵌合により、受体1がブ
ラケット本体2に所定角度首を振った状態で取り付けら
れ、図13におけるθ(取付位置を通る水平線に対する
ブラケット本体2の傾斜角)とT(ブラケット本体2の
取付位置を通る水平線から手すりBの設置点までの距
離、すなわち、手すりBの設置高さ)並びに図14にお
けるT'(取付面からの距離、すなわち、平行度)が定
まる。従って、図11、図13に示すように、ブラケッ
ト本体2の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させ
ることができ、その取付座2bにビスなどの定着手段Eを
差し込んで手すりプレートDに定着できる。
【0038】次に、石膏ボードFからなる壁Cに手すり
プレートDが取り付けられている場合を例に挙げて、図
1、図2に示すエンド・ブラケット(一体型)と、図4
〜図7に示すエンド・ブラケット(首振り型)と、図
8、図9に示すエンド・ブラケット(半固定型)の使用
方法を、図13及び図14に基いて説明する。従来の場
合と同様に、この手すりプレートDに手すり支持用のブ
ラケットHが取り付けられる。そして、上述した それ
ぞれのエンド・ブラケットAを手すりプレートDに取り
付け、このエンド・ブラケットAで手すりBの端部を保
持することができる。
【0039】いずれの場合においても、前記手すりプレ
ートDに取り付けられているブラケットHで手すりBの
途中が支えられている。そして、この手すりBの端部を
それぞれのエンド・ブラケットAの一部品である受体1
の保持部1aに嵌入する。図1、図2に示すエンド・ブラ
ケット(一体型)の場合には、手すりBの端部を保持し
ている受体1がブラケット本体2に対して所定角度首を
振った状態で一体化されているから、その状態において
ブラケット本体2の取付座2bを前記手すりプレートDと
対面させることができ、その取付座2bに形成されている
ねじ孔2cにビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプ
レートDにねじ込んでこれに定着できる。
【0040】一方、図4〜図7に示すエンド・ブラケッ
ト(首振り型)においては、受体1の保持部1aは、これ
が嵌入されているブラケット本体2の嵌合部2aの軸芯に
対して回動自在であるから、手すりBの端部を保持して
いる受体1の保持部1aを回動させて受体1とブラケット
本体2との嵌合位置を調整することによって、ブラケッ
ト本体2の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させ
ることができ、その取付座2bに形成されているねじ孔2c
にビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートD
にねじ込んでこれに定着できる。
【0041】また、図8、図9に示すエンド・ブラケッ
ト(半固定型)の場合には、凹凸嵌合手段である受体1
の爪2h,2hが相手側であるブラケット本体2の凹凸嵌合
手段である孔2g,2gに嵌入させることにより、ブラケッ
ト本体2の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させ
ることができ、その取付座2bに形成されているねじ孔2c
にビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートD
にねじ込んでこれに定着できる。
【0042】ここに例示した受体1は、いずれもその直
径方向の対向外周面のうち片方1cのみが外突弧状に彎曲
しており、他方の対向外周面1dには彎曲面を備えていな
い。このような形状をしている場合には、受体1とブラ
ケット本体2との嵌合位置を調整することによって、図
13に示すように、手すりプレートDに取り付けた手す
り支持用のブラケットHと同一高さの水平延長線上にブ
ラケット本体2の取付座2bを位置させることができる。
従って、手すりBを下から支える形で手すりプレートD
にビスなどの定着手段Eで定着できる。
【0043】図面には示さないが、手すりプレートDを
用いない場合であって、ビスなどの定着手段で固定でき
る壁に手すりを直接取り付ける場合においても、受体1
とブラケット本体2との嵌合位置を調整することによっ
て、ブラケット本体2の取付座2bをその壁に対面させる
ことができ、その取付座2bにビスなどの定着手段を差し
込んでその壁に直接定着することもできる。
【0044】なお、取付座2bのねじ孔2cにビスなどの定
着手段Eを差し込んで被取付物に本エンド・ブラケット
2を定着するに当っては、カバー3をブラケット本体2
から外して行うことができるから、きわめて作業しやす
い。そして、定着後、カバー3に形成されている爪3a,
3aをブラケット本体の嵌合部2a側に形成されている嵌入
溝2d,2dに嵌入し、また、このカバー3の他端側に形成
されている爪3bを前記取付座2bに形成されている嵌入孔
2eに嵌入することにより、カバー3をブラケット本体2
の筒状の外半分を切り欠いた部分に嵌着できる。従っ
て、取付座2bのねじ孔2cに差し込んで被取付物に本エン
ド・ブラケット2を定着するのに用いたビスなどの定着
手段Eが見えないようにすることができ、取付後の体裁
もよい。
【0045】図1、図2に示すエンド・ブラケット(一
体型)の場合には、手すりBの端部を保持している受体
1がブラケット本体2に対して所定角度首を振った状態
で一体化されている。従って、図1、図2に示すもの
は、右側用のものとして特定され、左側用のものは別途
作製しなければならないが、右側用のものと左右対称的
なものを作製するだけで、左側用のものとなる。従っ
て、図3に示すように、左側用のエンド・ブラケットA
を左側に、また、右側用のエンド・ブラケットAを右側
に位置させることにより、上述したように手すりプレー
トDもしくは壁に直接定着できる。
【0046】一方、図4〜図7に示すエンド・ブラケッ
ト(首振り型)において、受体1の保持部1aは、これが
嵌入されているブラケット本体2の嵌合部2aの軸芯に対
して回動自在であるから、手すりBの端部を嵌着してこ
れを保持する受体1を上下逆にしないで左側用のものと
右側用のものとして、また、それに応じてそれを嵌着さ
せ得るブラケット本体2も上下逆にしないで左側用のも
のと右側用のものとしてそれぞれを用いることができ
る。従って、左側用の受体1に対しては、そのように位
置させた受体1を左側用として位置させたブラケット本
体2に、また、右側用の受体1に対しては、そのように
位置させた受体1を右側用として位置させたブラケット
本体2にそれぞれ嵌合させ、上述したように手すりプレ
ートDもしくは壁に直接定着できる。
【0047】また、図8、図9に示すエンド・ブラケッ
ト(半固定型)の場合には、例えば、図8に示す受体1
をブラケット本体2に対して180度回動させると、受
体1とブラケット本体2との接合面の対称位置にある凹
凸嵌合手段と相手側の凹凸嵌合手段とを嵌合させること
ができるから、ブラケット本体2への受体1の取付状態
が受体1を回動させない状態でブラケット本体2に取り
付けた場合とは左右対称的となる。従って、一つのもの
を左側用としても、右側用としても用いることができ、
いわゆる、左右兼用することができる。
【0048】このように、図4〜図7に示すエンド・ブ
ラケット(首振り型)の場合と、図8、図9に示すエン
ド・ブラケット(半固定型)の場合には、手すりBの端
部を嵌着してこれを保持する受体1を上下逆にしないで
左側用のものと右側用のものとして、また、それに応じ
てそれを取り付け得るブラケット本体2も上下逆にしな
いで左側用のものと右側用のものとしてそれぞれを用い
ることができる。従って、左側用の受体1に対しては、
そのように位置させた受体1を左側用として位置させた
ブラケット本体2に、また、右側用の受体1に対して
は、そのように位置させた受体1を右側用として位置さ
せたブラケット本体2にそれぞれ取り付け、上述したよ
うに手すりプレートDもしくは壁に直接定着できる。
【0049】なお、図1〜図4、図6〜図9、図11に
おいて、図面符号2iは、ブラケット本体2の取付座2bの
面からわずかに突出させた墨出しと称する印で、この印
が取付座2bに形成されていることにより、図3及び図1
1に示すように、ブラケット本体2が被取付物に対して
真直ぐ取り付けられているか否かが分かる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ブラケッ
ト本体2に対する受体1の首振り角度を所定角度に設定
することによって、手すりプレートDがある場合には、
その手すりプレートDに本エンド・ブラケットを、ま
た、手すりプレートDを用いない場合でも、ビスなどの
定着手段で固定できる壁に本エンド・ブラケットを直接
取り付けることができるから、いかなる場合でも手すり
Bを容易かつ支障なく被取付物に取り付けることができ
るという利点を有する。
【0051】請求項2記載の発明によれば、受体1とブ
ラケット本体2との嵌合位置を調整することによって、
手すりプレートDがある場合には、その手すりプレート
Dに本エンド・ブラケットを、また、手すりプレートD
を用いない場合でも、ビスなどの定着手段で固定できる
壁に本エンド・ブラケットを直接取り付けることができ
るから、いかなる場合でも手すりBを容易かつ支障なく
被取付物に取り付けることができるという利点を有す
る。
【0052】請求項3記載の発明によれば、ブラケット
本体2に対する受体1の首振り角度を調整することによ
って、手すりプレートDがある場合には、その手すりプ
レートDに本エンド・ブラケットを、また、手すりプレ
ートDを用いない場合でも、ビスなどの定着手段で固定
できる壁に本エンド・ブラケットを直接取り付けること
ができるから、いかなる場合でも手すりBを容易かつ支
障なく被取付物に取り付けることができるという利点を
有する。特に、凹凸嵌合手段により前記ブラケット本体
2への受体1の取付位置が予め定まるから、極めて施工
しやすくなるという特長を有する。
【0053】一方、請求項2記載の発明においては、受
体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整することに
より、また、請求項4記載の発明においては、受体1を
ブラケット本体2に対して180度右方向あるいは左方
向に回動させることにより、いずれも左右兼用すること
ができるから、手すりBの端部を嵌着してこれを保持す
る受体1を上下逆にしないで左側用のものと右側用のも
のとして、また、それに応じてそれを嵌着させ得るブラ
ケット本体2も上下逆にしないで左側用のものと右側用
のものとしてそれぞれを用いることができるから、左側
用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を
左側用として位置させたブラケット本体2に、また、右
側用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1
を右側用として位置させたブラケット本体2にそれぞれ
嵌合させ、手すりプレートDもしくは壁に直接定着でき
るという利点を有する。
【0054】請求項5記載の発明によれば、ブラケット
本体2への受体1の取付位置を調整することによって、
手すりプレートDに取り付けた手すり支持用のブラケッ
トHと同一高さの水平延長線上にブラケット本体2の取
付座2bを位置させることができるから、手すりBを下か
ら支える形で手すりプレートDに定着できるという利点
を有する。
【0055】請求項6記載の発明によれば、ネジ挿通用
の孔から手すりBにねじ込んだネジが手すりBの長手方
向を向くから、このネジで手すりBの端部をより強固に
固定できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明による手すり取付用エンド・ブラケ
ットの一例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す手すり取付用エンド・ブラケットの
一部切欠の正面図である。
【図3】図1に示す手すり取付用エンド・ブラケット並
びにそれと左右対称的な手すり取付用エンド・ブラケッ
トの使用状態の一例を示す斜視図で、いずれもカバーを
外した状態で示す。
【図4】第二の発明による手すり取付用エンド・ブラケ
ットの一例を示す分解斜視図である。
【図5】図4に示す手すり取付用エンド・ブラケットの
一部品であるブラケット本体のみの斜視図である。
【図6】図5に示す手すり取付用エンド・ブラケットの
一部切欠の正面図である。
【図7】第二の発明による手すり取付用エンド・ブラケ
ットの他の例を示す一部切欠の正面図である。
【図8】第三の発明による手すり取付用エンド・ブラケ
ットの一例を示す分解斜視図である。
【図9】図8に示す手すり取付用エンド・ブラケットの
一部切欠の正面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】図8に示す手すり取付用エンド・ブラケット
の使用状態の一例を示す斜視図で、いずれもカバーを外
した状態で示す。
【図12】第一、第二、第三の発明による手すり取付用
エンド・ブラケットのいずれにも用いることができるカ
バーのみの斜視図である。
【図13】第一、第二、第三の発明による手すり取付用
エンド・ブラケットの使用状態の一例を示す概略正面図
である。
【図14】第一、第二、第三の発明による手すり取付用
エンド・ブラケットの使用状態の一例を示す概略横断面
図である。
【図15】従来の手すり取付用エンド・ブラケットの一
例を示す一部切欠の平面図である。
【図16】従来の手すり取付用エンド・ブラケットの使
用状態の一例を示す正面図である。
【図17】従来の手すり取付用エンド・ブラケットの使
用状態の一例を示す横断面図である。
【符号の説明】
1…受体、1a…保持部、1b…環状段部、2…ブラケット
本体、2a…嵌合部、2b…取付座、2f…孔、2g…孔、2h…
爪、3…カバー、A…エンド・ブラケット、B…手す
り、C…壁、D…手すりプレート、E…定着手段、F…
石膏ボード、G…柱、H…手すり支持用のブラケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 加奈子 大阪府東大阪市金物町2番23号 榎本金属 株式会社内 Fターム(参考) 2E101 HH05 HH15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に
    取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2の
    先側に、手すりBの端部を保持するための受体1を前記
    ブラケット本体2に対して少なくとも所定角度首を振っ
    た状態で一体的ならしめたことを特徴とする手すり取付
    用エンド・ブラケット。
  2. 【請求項2】手すりBの端部を保持するための受体1
    と、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付け
    るための取付座2bを有するブラケット本体2とからな
    り、前記受体1を前記ブラケット本体2に対して回動自
    在に嵌合させたことを特徴とする手すり取付用エンド・
    ブラケット。
  3. 【請求項3】手すりBの端部を保持するための受体1
    と、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付け
    るための取付座2bを有するブラケット本体2とからな
    り、前記ブラケット本体2への受体1の取付位置を定め
    るための凹凸嵌合手段を、受体1とブラケット本体2と
    に形成したことを特徴とする手すり取付用エンド・ブラ
    ケット。
  4. 【請求項4】凹凸嵌合手段を受体1とブラケット本体2
    の対称位置に設けることを特徴とする請求項3記載の手
    すり取付用エンド・ブラケット。
  5. 【請求項5】外突弧の直角状に彎曲させてあるブラケッ
    ト本体2に対し、受体1はその直径方向の対向外周面の
    うち片方1cのみが外突弧状に彎曲しており、他方の対向
    外周面1dには彎曲面を備えていないことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の手すり取付用エンド・ブ
    ラケット。
  6. 【請求項6】受体1もしくはブラケット本体2に形成さ
    れている孔であって、受体1で保持されている手すりB
    の端部にねじ込むネジ挿通用の孔の方向は、この孔から
    手すりBにねじ込んだネジが手すりBの長手方向を向く
    方向とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載の手すり取付用エンド・ブラケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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