JP2003327046A - 自動車用サイドミラー - Google Patents

自動車用サイドミラー

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Publication number
JP2003327046A
JP2003327046A JP2002134477A JP2002134477A JP2003327046A JP 2003327046 A JP2003327046 A JP 2003327046A JP 2002134477 A JP2002134477 A JP 2002134477A JP 2002134477 A JP2002134477 A JP 2002134477A JP 2003327046 A JP2003327046 A JP 2003327046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
automobile
sub
rear wheel
view mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002134477A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yamamoto
哲夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAMOTO JIMUSHO KK
Original Assignee
YAMAMOTO JIMUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YAMAMOTO JIMUSHO KK filed Critical YAMAMOTO JIMUSHO KK
Priority to JP2002134477A priority Critical patent/JP2003327046A/ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の後方車の存在しか確認できないサイド
ミラーを利用して、左折若しくは右折あるいは幅寄せ時
に、自車の正確な位置を把握することができる自動車用
サイドミラーを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の自動車用サイドミラーは、複数
の写像を同時に運転席から目視できるように異なる鏡面
A、Bを有するようにしている。自動車用サイドミラー
1に、略垂直面からなる主面2と、下向面からなる副面
3とを有するように構成し、かつこの副面3を、主面2
の左右端部または下部ないし隅部に設けるようにしてい
る。この場合において、副面3が、後輪の接地面周囲近
傍を目視できる角度に形成された鏡面であるのが良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の側面に取
り付けられるサイドミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用のサイドミラーには、ボ
ンネット前方の側面上縁部に取り付けられるミラーや、
ドアに取り付けられる所謂ドアミラーがあり、いずれも
鏡面は、略単一の垂直面に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、自動車の運転に
際し、例えば、助手席側に左折又は右折(以下、単に曲
がるという。)する場合には、一般に車の先頭部を、勘
を頼りに適当に前に出しながらハンドルを切って曲がっ
ている。そのため、狭い路地等で曲がる場合には、ハン
ドルを早く切りすぎて、コーナーにある建物や電柱等に
自分が運転する自動車(以下、自車という。)の側面を
ぶつけ若しくは接触させて傷付けたりすることがある。
【0004】これらの事故は、助手席側のサイドミラー
に写るコーナーにある建物等を確認しながら慎重に曲が
ることにより防止できるが、コーナーに建物等が無い場
合あるいはコーナーと建物等との間に若干の距離がある
場合には、サイドミラーには、自車の助手席側面の下方
が写らないため、ベテランドライバーといえども、自車
の側面をコーナー下方にある突出物にぶつけたり、縁石
に後輪を乗り上げたり、あるいは側溝に後輪を脱輪した
りする等の不慮の事故を起こすことが間々ある。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、従来の後方車の存在しか確認できないサイドミラー
を利用して、左折若しくは右折あるいは幅寄せ時に、自
車の正確な位置を把握することができる自動車用サイド
ミラーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するため、自動車用サイドミラーに、複数の写
像を同時に運転席から目視できるように異なる鏡面を有
するようにしている。さらに、異なる鏡面の一つが、自
動車の後輪の接地面周囲近傍を含む下方を目視できる鏡
面としている。また、自動車用サイドミラーに、略垂直
面からなる主面と、下向面からなる副面とを有するよう
に構成し、かつこの副面を、前記主面の左右端部または
下部ないし隅部に設けるようにしている。この場合にお
いて、前記副面が、後輪の接地面周囲近傍を目視できる
角度に形成された鏡面であるのが良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に基き詳細に説明する。図1は、本発明の自動車
用ドアミラーの模式的な斜視図であり、図2は、図1の
C−C線の模式的な断面図である。また、図3は、本発
明の別の態様を示す正面図である。
【0008】図1、図2に示すように、本発明のドアミ
ラー1は、従来の単一鏡面Aの一部に、後輪の接地面周
囲近傍を写す角度に形成された鏡面Bを有している。こ
のドアミラー1は、略垂直面からなる主面2と下向面か
らなる副面3で構成され、かつ副面3は、自車の後輪の
接地面周囲近傍を目視できる角度に形成されている。
【0009】この副面3は、後輪の接地面周囲近傍を写
すことのできる角度を有していれば、板状でも湾曲状で
あってもよく、主面2と副面3との境界4は図1に示す
ように線状に交差してもよく、また滑らかな湾曲状に接
続するものであってもよい。この副面3は、通常、図1
に示すように、主面2の下部に全長にわたって形成する
が、部分的に形成するようにしてもよい。また、図3に
示すように、主面2の左右いずれかの側端部に副面3を
形成しても良く、さらには主面2のいずれかの隅部等、
どの位置に形成しても良い。
【0010】本発明の自動車用サイドミラーは、異なる
鏡面同士若しくは主面と副面が一体に形成するようにし
ても良く、また別体に形成するようにしても良い。さら
に、別体に形成する場合には、異なる鏡面同士若しくは
主面と副面とが、それぞれ上下左右、別個に動くように
しても良い。
【0011】自動車を左右いずれかの方向に曲進させる
際に、ハンドルを切る場合、曲げる側後輪を中心に車は
回転するから、前記後輪の位置させ確認できれば、建造
物のコーナーにどんなに接近させても、それにぶつかる
ことはない。したがって、従来のサイドミラーで確認で
きる視野に加えて、後輪の接地面周囲近傍を目視して確
認できればコーナーと自車との距離間隔が正確かつ容易
に把握できる。これが、本発明のサイドミラーに、後輪
の接地面近傍を写す角度に形成した鏡面を設けた理由で
ある。
【0012】
【作用】サイドミラーの鏡面に、自車の後輪の接地面周
囲近傍を目視できる鏡面を形成することにより、例え
ば、狭い路地や側溝に接近して通行しなければならない
場合に、運転席から自車の後輪の接地面周囲近傍を目視
できるため、後輪を縁石にぶつけたり、側溝に後輪を脱
輪させることがなく、さらには建造物のコーナー下方に
ある突出部に自車をぶつけたり、擦ったりすることもな
くなる。また、運転手にとって、縦列駐車をする場合の
バック時に、本発明のサイドミラーによって助手席側後
輪の位置が目視できるため、歩道側の縁石や側溝に接近
させて駐車することができるので、ベテランドライバー
でも難しい、道路の側縁への幅寄せが容易にできる。本
発明の自動車用サイドミラーは、特にドアミラーに用い
て効果が大きい。
【0013】
【発明の効果】本発明の自動車用サイドミラーによれ
ば、従来のサイドミラーと同様に走行する後方の車両を
確認できるだけでなく、特に助手席側方向へ曲がる際に
は、後輪の接地面周囲近傍を目視できるためコーナーの
突出物への衝突や、縁石への接触もしくは乗り上げある
いは側溝への脱輪を防止でき、さらには縦列駐車時の幅
寄せが容易にできるので、不慮の事故を大幅に軽減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動車用サイドミラーの一例を示す
概略斜視図である。
【図2】 図1のC−C線に沿う模式的な断面図であ
る。
【図3】 本発明の自動車用サイドミラーの別の例を示
す正面図である。
【符号の説明】
1 ドアミラー 2、2’ 主面 3、3’ 副面 4 境界 A 単一鏡面 B 鏡面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の写像を同時に運転席から目視でき
    るように異なる鏡面を有することを特徴とする自動車用
    サイドミラー。
  2. 【請求項2】 異なる鏡面の一つが、後輪の接地面周囲
    近傍を目視できる下方を向いている請求項1に記載の自
    動車用サイドミラー。
  3. 【請求項3】 略垂直面からなる主面と、下向面からな
    る副面とを有することを特徴とする自動車用サイドミラ
    ー。
  4. 【請求項4】 副面が、主面の左右端部または下部ない
    し隅部に設けられている請求項3に記載の自動車用サイ
    ドミラー。
  5. 【請求項5】 副面が、後輪の接地面周囲近傍を目視で
    きる角度に形成された鏡面である請求項3又は4に記載
    の自動車用サイドミラー。
JP2002134477A 2002-05-09 2002-05-09 自動車用サイドミラー Pending JP2003327046A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8197075B2 (en) 2008-10-28 2012-06-12 Ford Global Technologies, Llc Rear view mirror with facet containing selective acceptance layer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8197075B2 (en) 2008-10-28 2012-06-12 Ford Global Technologies, Llc Rear view mirror with facet containing selective acceptance layer

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