JP2003324793A - スピーカ装置及び振動板 - Google Patents

スピーカ装置及び振動板

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JP2003324793A
JP2003324793A JP2002129054A JP2002129054A JP2003324793A JP 2003324793 A JP2003324793 A JP 2003324793A JP 2002129054 A JP2002129054 A JP 2002129054A JP 2002129054 A JP2002129054 A JP 2002129054A JP 2003324793 A JP2003324793 A JP 2003324793A
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vibrating plate
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Osamu Takahashi
理 高橋
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Tohoku Pioneer Corp
Pioneer Corp
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Tohoku Pioneer Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/16Mounting or tensioning of diaphragms or cones
    • H04R7/18Mounting or tensioning of diaphragms or cones at the periphery

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動面積を大きくすることにより、最低共振
周波数を小さくして低域での再生を可能にすると共に、
音圧感度を大きくしたスピーカ装置及び当該スピーカ装
置に用いられる振動板を提供する。 【解決手段】 フレームカバー20の外周面20aと、
フレーム14の水平支持面14c−1との間に、振動板
15のエッジダンパ枠18bが挟まれている。さらに、
振動板15において、立ち下がり部18eが、そのエッ
ジダンパ枠18bの外周縁から、フレーム14に向かっ
て延在し、かつ、フレーム14の凸部14cの外側面1
4c−2に沿って設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スピーカ装置及
び振動板に係わり、特に、振動板及びトップカバーの外
周がフレームに支持されるスピーカ装置及びこのスピー
カ装置に用いられる振動板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述したスピーカ装置の一例とし
て、図2に示されたドームスピーカが提案されている。
同図(a)は、ドームスピーカの分解半断面図であり、
同図(b)は、ドームスピーカの半断面図である。
【0003】同図に示すように、ドームスピーカにおい
ては、円板状のポールプレート10、マグネット11、
ヨーク12によって、リング状の磁気ギャップ13を有
する磁気回路が構成される。磁気ギャップ13は、ポー
ルプレート10の側面とヨーク12が対向する部分の空
隙であり、全周に亘ってほぼ均等な間隔を有する。ま
た、磁気回路を構成するヨーク12の外側には樹脂など
のフレーム14が一体に形成され、上述した磁気回路と
共にフレームAssyを構成する。
【0004】また、フレームAssyの上方には、平面
視略円状あるいは平面視略楕円状の振動板15が配され
ている。振動板15は、ドーム形状を有する振動部16
と、この振動部16の外周縁に設けられた断面U字状の
凹部17と、この凹部17の外周縁に設けられたエッジ
ダンパ18aと、このエッジダンパ18aの外周縁に設
けられた径方向と水平な面を有するエッジダンパ枠18
bとを備えている。このエッジダンパ枠18bは、フレ
ーム14上の水平支持面14bに沿って設けられてい
る。
【0005】また、振動板15は、エッジダンパ枠18
bの外周縁に設けられ、この外周縁に連続してほぼ垂直
に立ち上がる、立ち上がり部18cを備えている。この
立ち上がり部18cは、フレーム14の水平支持面14
bより外側に設けられた凸部14aの内側面14a−1
に沿って設けられている。さらに、振動板15は、上述
した立ち上がり部18cの上端部に設けられ、外側に向
かって径方向と水平な面を有する係止部18dを備えて
いる。この係止部18dは、上記凸部14aの内側面1
4a−2に係止するように設けられている。
【0006】なお、上述したエッジダンパ18a、エッ
ジダンパ枠18b、立ち上がり部18c及び係止部18
dがエッジ部18を構成している。また、これら振動部
16、凹部17及びエッジ部18は、例えば1枚の樹脂
フィルムを加熱加圧成形することにより一体に形成され
た振動板15を構成する。
【0007】以上のような構成において、上述した立ち
上がり部18cを、フレーム14上に設けられた凸部1
4aの内側面14a−1に沿うように配置すれば、振動
板15の中心と、フレームAssyとの中心がズレるこ
となく、正しい位置に振動板15をフレームAssyに
取り付けることができる。つまり、立ち上がり部18c
により、フレーム14に対する振動板15の径方向の位
置決めを行うことができる。
【0008】さらに、上述したエッジダンパ枠18b
を、フレーム14上に設けられた水平支持面14bに沿
うように配置すれば、凹部17が磁気ギャップ13外に
配置されることなく、正しい位置に振動板15をフレー
ムAssyに取り付けることができる。つまり、エッジ
ダンパ枠18bにより、フレーム14に対する振動板1
5の径方向に対して垂直な方向の位置決めを行うことが
できる。
【0009】このため、凹部17を磁気回路の磁気ギャ
ップ13内の正しい位置に浮遊配置することができる。
凹部17には、電線を巻回して形成されるボイスコイル
19が接着されている。従って、ボイスコイル19は、
エッジダンパ18aによって凹部17と共に、磁気回路
の磁気ギャップ13内に配置され弾性支持される。ま
た、係止部18dが、上記凸部14aに設けられた内側
面14a−2に係止することにより、振動板15の支持
をより強固にすることができる。
【0010】また、振動板15の上方には、振動板15
を保護するためのフレームカバー20が設けられてい
る。このフレームカバー20の外周面20aは、内部面
20bに比べて、振動板15側に位置している。また、
外周面20aの外周縁には、この外周面20aに連続し
てほぼ垂直に立ち下がる、係止部20cが設けられてい
る。フレームカバー20は、この外周面20aの一部
が、上記凸部14aの上長に設けられた水平支持面14
a−3に支持されている。また、係止部20cが、凸部
14aの外側面14a−4に係止することにより、フレ
ームカバー20の支持をより強固とすることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に、
スピーカ装置は、振動板15の振動面積(実際に振動す
る部分の面積)を大きくするほど、低い周波数帯域(低
音領域)で十分な音量を再生するには有利となる。これ
は、振動板の振動面積を大きくするほど、振動板の質量
が増し、最低共振周波数(fo)を低く設定できるから
である。また、振動板の振動面積を大きくするほど、放
射インピーダンスも高くなり、音圧特性も高感度になる
からである。
【0012】しかしながら、上述したドームスピーカ
は、振動板15を支持する水平支持面14bと、フレー
ムカバー20を支持する水平支持面14a−3とが、フ
レーム14上の別の場所に各々設けられている。このた
め、図2(b)に示すように、スピーカ全体の口径のう
ち、振動板15及びフレームカバー20を支持するのに
必要な部分S1が大きくなり、振動板15上の実際に振
動する部分である振動部16、エッジダンパ18aを合
わせた口径S2が小さくなり、振動面積が小さくなると
いう問題があった。
【0013】また、上述した従来のドームスピーカで
は、立ち上がり部18cがエッジダンパ枠18bからフ
レームカバー20に向かって立ち上がっている。このた
め、フレーム14には、この立ち上がり部18cの外側
面に沿う内側面を設けるため、立ち上がり部18cの外
側面より径方向の外側に、フレーム14の凸部14aを
設ける必要があった。
【0014】このことが原因となっても、図2(b)に
示すように、スピーカ全体の口径のうち、振動板15及
びフレームカバー20を支持するのに必要な部分S1が
大きくなり、振動板15上の実際に振動する部分である
振動部16、エッジダンパ18aを合わせた口径S2が
小さくなり、振動面積が小さくなるという問題が生じ
る。
【0015】そこで、本発明は、上記のような問題点に
着目し、振動面積を大きくすることにより、最低共振周
波数を小さくして低域での再生を可能にすると共に、音
圧感度を大きくしたスピーカ装置及び当該スピーカ装置
に用いられる振動板を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、振動板と、該振動板
より上方に配置され、前記振動板を保護するためのフレ
ームカバーと、前記振動板及び前記フレームカバーの下
方に配置され、前記振動板の外周に設けられた当該振動
板の径方向と水平な被支持部、及び、前記フレームカバ
ーの被支持部を支持する支持部を有するフレームとを備
えたスピーカ装置であって、前記フレームカバーの被支
持部と、前記フレームの支持部との間に、前記振動板の
被支持部が挟まれていることを特徴とするスピーカ装置
に存する。
【0017】請求項1記載の発明によれば、フレームカ
バーの被支持部と、フレームの支持部との間に、振動板
の被支持部が挟まれている。以上の構成により、フレー
ムカバーの径方向と水平な被支持部を支持する部分と、
振動板の径方向と水平な被支持部を支持する部分とをフ
レーム上の同じ場所に設けることができる。このため、
振動板の被支持部を支持する部分と、フレームカバーの
被支持部を支持する部分を、フレーム径方向上の各々別
の場所に設ける必要がない分、振動面積を大きくするこ
とができる。
【0018】請求項2記載の発明は、振動板と、該振動
板より上方に配置され、前記振動板を保護するためのフ
レームカバーと、前記振動板及び前記フレームカバーよ
り下方に配置され、前記振動板及び前記フレームカバー
の外周を支持するフレームとを備えたスピーカ装置であ
って、前記フレームは、当該フレームの外周に、前記振
動板に向かう凸部を有し、前記振動板は、当該振動板の
外周から、前記フレームに向かって延在し、かつ、前記
フレームの凸部の外側面に沿った内側面を持つ立ち下が
り部を有することを特徴とするスピーカ装置に存する。
【0019】請求項4記載の発明は、振動板であって、
当該振動板の外周から、前記振動板を支持するフレーム
に向かって延在し、かつ、前記フレーム外周に設けられ
た当該振動板に向かう凸部の外側面に沿った内側面を有
する立ち下がり部を備えたことを特徴とする振動板に存
する。
【0020】請求項2及び4記載の発明によれば、振動
板において、立ち下がり部が、その外周から、フレーム
に向かって延在し、かつ、フレーム外周に設けられた振
動板に向かう凸部の外側面に沿った内側面を有する。以
上の構成により、立ち下がり部の外側面より径方向の外
側にフレームを設ける必要がなく、その分、振動面積を
大きくすることができる。
【0021】請求項3記載の発明は、振動板と、該振動
板より上方に配置され、前記振動板を保護するためのフ
レームカバーと、前記振動板及び前記フレームカバーの
下方に配置され、前記振動板の外周に設けられた当該振
動板の径方向と水平な被支持部、及び、前記フレームカ
バーの被支持部を支持する支持部を有するフレームとを
備えたスピーカ装置であって、前記フレームは、当該フ
レームの外周に、前記振動板に向かう凸部を有し、前記
振動板は、当該振動板の外周から、前記フレームに向か
って延在し、かつ、前記フレームの凸部の外側面に沿っ
た内側面を持つ立ち下がり部を有し、前記フレームの支
持部を前記凸部頂上に設け、前記フレームカバーの被支
持部と、前記フレームの支持部との間に、前記振動板の
被支持部が挟まれていることを特徴とするスピーカ装置
に存する。
【0022】請求項3記載の発明によれば、フレームカ
バーの被支持部と、フレーム凸部の頂上に設けられた支
持部との間に、振動板の被支持部が挟まれている。以上
の構成により、フレームカバーの径方向と水平な被支持
部を支持する部分と、振動板の径方向と水平な被支持部
を支持する部分とをフレーム上の同じ場所に設けること
ができる。このため、振動板の被支持部を支持する部分
と、フレームカバーの被支持部を支持する部分を、フレ
ーム径方向上の各々別の場所に設ける必要がない分、振
動面積を大きくすることができる。
【0023】しかも、振動板において、立ち下がり部
が、その外周から、フレームに向かって延在し、かつ、
フレーム凸部の外側面に沿った内側面を備えている。以
上の構成により、立ち下がり部の外側面より径方向の外
側にフレームを設ける必要がなく、その分、振動面積を
大きくすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の振動板を組み込
んだスピーカ装置の一実施の形態を示す図である。同図
(a)は、スピーカ装置の分解半断面図であり、同図
(b)は、スピーカ装置の半断面図である。同図におい
て、図2について上述した従来のスピーカ装置と同等の
部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0025】本発明のスピーカ装置と、図2に示す従来
のスピーカ装置との異なる部分は、フレーム14の形状
である。従来、フレーム14は、振動板15より外側に
配置された凸部14a(図2参照)を備えていた。しか
し、本発明のフレーム14は、振動板15より内側に配
置される凸部14cを備えている。この凸部14cの頂
上には、エッジダンパ枠18bを支持する水平支持面1
4c−1が形成されている。
【0026】また、振動板15のエッジ部18の形状も
従来と異なる。従来、エッジ部18は、エッジダンパ枠
18bの外周縁からフレームカバー20に向かってほぼ
垂直に立ち上がった、立ち上がり部18cを有してい
た。しかし、本発明のエッジ部18は、エッジダンパ枠
18bの外周縁からフレーム14に向かってほぼ垂直に
立ち下がる、立ち下がり部18eを有する。この立ち下
がり部18eは、上記凸部14cの外側面14c−2に
沿って設けられている。上記振動板15は、平面視略円
状または平面視略楕円状の形状である。
【0027】また、この立ち下がり部18eの下端部
に、係止部18dが設けられている。この係止部18d
は、フレームカバー20の係止部20cの内側面に係止
するように設けられている。
【0028】以上のような構成において、上述した立ち
下がり部18eを、フレーム14上に設けられた凸部1
4cの外側面14c−2に沿うように配置すれば、振動
板15の中心と、フレームAssyとの中心がズレるこ
となく、正しい位置に振動板15をフレームAssyに
取り付けることができる。
【0029】また、上述したエッジダンパ枠18bを凸
部14cの頂上に設けられた水平支持面14c−1に沿
うように配置すれば、凹部17が磁気ギャップ13外に
配置されることなく、正しい位置に振動板15をフレー
ムAssyに取り付けることができる。さらに、係止部
18dが、フレームカバー20の係止部20cの内側面
に係止することにより、振動板15の支持をより強固に
することができる。
【0030】また、本発明のスピーカ装置と、図2に示
す従来のスピーカ装置と異なる部分は、フレームカバー
20の形状である。本発明のスピーカ装置に用いられる
フレームカバー20は、その外周面20aが、内部面2
0bに比べて2段分、フレーム14側に位置している。
また、従来と同様に、外周面20aの外周縁には、この
外周面20aに連続してほぼ垂直に立ち下がる、係止部
20cが設けられている。
【0031】そして、フレームカバー20の外周面20
aの一部と、フレーム14の水平支持面14c−1との
間に、エッジダンパ枠18bが挟まれている(図1
(b)参照)。これにより、エッジダンパ枠18bと、
フレームカバーの外周面20aとを共に、水平支持面1
4c−1によって支持することができる。また、係止部
20cが、外側面14eに係止することにより、フレー
ムカバー20の支持をより強固とすることができる。
【0032】以上のような構成によれば、フレームカバ
ー20の被支持部である外周面20aを支持する部分
と、振動板15の被支持部であるエッジダンパ枠18b
を支持する部分とをフレーム14上の同じ場所(=水平
支持面14c−1)に設けることができる。このため、
振動板15のエッジダンパ枠18bを支持する部分と、
フレームカバー20の外周面20aを支持する部分を、
フレーム14上各々別の場所に設ける必要がない。
【0033】しかも、本発明のスピーカ装置によれば、
振動板15において、立ち下がり部18eが、そのエッ
ジダンパ枠18bから、フレーム14に向かって延在
し、かつ、凸部14cの外側面14c−2に沿って設け
られている。以上の構成により、立ち下がり部18eの
外側面より外側に凸部を設ける必要がない。
【0034】従って、スピーカ全体の口径のうち、振動
板15及びフレームカバー20を支持するのに必要な部
分S1を小さくすることができる。そして、部分S1を
小さくした分、振動板15上の実際に振動する部分であ
る振動部16、エッジダンパ18aを合わせた口径S
2、つまり、振動面積を大きくすることができる。これ
により、最低共振周波数が小さくなり、低域での再生が
可能となると共に、音圧感度を大きくすることができ
る。
【0035】なお、上述した
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、振動板の被支持部を支持する部分と、フレ
ームカバーの被支持部を支持する部分を、フレーム径方
向上の各々別の場所に設ける必要がない分、振動面積を
大きくすることができるので、最低共振周波数を小さく
して低域での再生を可能にすると共に、音圧感度を大き
くしたスピーカ装置を得ることができる。
【0037】請求項2及び4記載の発明によれば、立ち
下がり部の外側面より径方向の外側にフレームを設ける
必要がなく、その分、振動面積を大きくすることができ
るので、最低共振周波数を小さくして低域での再生を可
能にすると共に、音圧感度を大きくしたスピーカ装置及
び振動板を得ることができる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、振動板の被
支持部を支持する部分と、フレームカバーの被支持部を
支持する部分を、フレーム径方向上の各々別の場所に設
ける必要がない分、振動面積を大きくすることができ
る。しかも、立ち下がり部の外側面より径方向の外側に
フレームを設ける必要がなく、その分、振動面積を大き
くすることができるので、最低共振周波数を小さくして
低域での再生を可能にすると共に、音圧感度を大きくし
たスピーカ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動板を組み込んだスピーカ装置の一
実施形態を示す分解半断面図及び半断面図である。
【図2】従来のスピーカ装置の一例であるドームスピー
カの分解半断面図及び半断面図である。
【符号の説明】
14 フレーム 14c 凸部 14c−1 水平支持面(支持部) 14c−2 外側面 15 振動板 18b エッジダンパ枠(被支持部) 18e 立ち下がり部 20 フレームカバー 20a 外周面(被支持部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D012 FA01 5D016 AA08 FA03 5D017 AF07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動板と、該振動板より上方に配置さ
    れ、前記振動板を保護するためのフレームカバーと、前
    記振動板及び前記フレームカバーの下方に配置され、前
    記振動板の外周に設けられた当該振動板の径方向と水平
    な被支持部、及び、前記フレームカバーの被支持部を支
    持する支持部を有するフレームとを備えたスピーカ装置
    であって、 前記フレームカバーの被支持部と、前記フレームの支持
    部との間に、前記振動板の被支持部が挟まれていること
    を特徴とするスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 振動板と、該振動板より上方に配置さ
    れ、前記振動板を保護するためのフレームカバーと、前
    記振動板及び前記フレームカバーより下方に配置され、
    前記振動板及び前記フレームカバーの外周を支持するフ
    レームとを備えたスピーカ装置であって、 前記フレームは、当該フレームの外周に、前記振動板に
    向かう凸部を有し、 前記振動板は、当該振動板の外周から、前記フレームに
    向かって延在し、かつ、前記フレームの凸部の外側面に
    沿った内側面を持つ立ち下がり部を有することを特徴と
    するスピーカ装置。
  3. 【請求項3】 振動板と、該振動板より上方に配置さ
    れ、前記振動板を保護するためのフレームカバーと、前
    記振動板及び前記フレームカバーの下方に配置され、前
    記振動板の外周に設けられた当該振動板の径方向と水平
    な被支持部、及び、前記フレームカバーの被支持部を支
    持する支持部を有するフレームとを備えたスピーカ装置
    であって、 前記フレームは、当該フレームの外周に、前記振動板に
    向かう凸部を有し、 前記振動板は、当該振動板の外周から、前記フレームに
    向かって延在し、かつ、前記フレームの凸部の外側面に
    沿った内側面を持つ立ち下がり部を有し、 前記フレームの支持部を前記凸部頂上に設け、 前記フレームカバーの被支持部と、前記フレームの支持
    部との間に、前記振動板の被支持部が挟まれていること
    を特徴とするスピーカ装置。
  4. 【請求項4】 振動板であって、 当該振動板の外周から、前記振動板を支持するフレーム
    に向かって延在し、かつ、前記フレーム外周に設けられ
    た当該振動板に向かう凸部の外側面に沿った内側面を有
    する立ち下がり部を備えたことを特徴とする振動板。
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Cited By (1)

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