JP2003323830A - 力覚付与装置 - Google Patents

力覚付与装置

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JP2003323830A
JP2003323830A JP2002127648A JP2002127648A JP2003323830A JP 2003323830 A JP2003323830 A JP 2003323830A JP 2002127648 A JP2002127648 A JP 2002127648A JP 2002127648 A JP2002127648 A JP 2002127648A JP 2003323830 A JP2003323830 A JP 2003323830A
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Japan
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gear
motor
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force sense
connecting shaft
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JP2002127648A
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Shinji Ishikawa
新治 石川
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの構成が簡単で、安価、且つ、小型で
あると共に、力覚付与が確実で、長寿命の力覚付与装置
を提供する。 【解決手段】 本発明の力覚付与装置は、操作部材24
を回転した時、モータ14の回転が第1,第2のギア
4,16を介して操作部材24に伝達されて、操作部材
24に力覚が付与され、操作部材24を軸線方向に移動
した時、検出部材9が操作されると共に、復帰手段によ
って操作部材24が元の位置に復帰するようにしたた
め、モータ14の回転軸14bは、本体部14aに対し
て軸線方向に移動させる必要が無く、従って、モータ1
4の構成が簡単で、安価であると共に、軸線方向に小型
化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等に使用して
好適な力覚付与装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の力覚付与装置の構成を図5に基づ
いて説明すると、合成樹脂の成型品からなる箱形の上、
下ケース51,52は、互いに組み合わされて、一つの
筺体Kが形成されている。
【0003】モータ53は、本体部54と、この本体部
54から上方に突出する回転軸55、及びここでは図示
しないがブラシと、ブラシが接触する整流子とを有す
る。そして、このモータ53は、筺体K内に収納された
状態で、本体部54が筺体Kに取り付けられて、回転軸
55が回転運動と、軸線方向の移動が可能となってい
る。
【0004】センサー56は、プーリ部57と、このプ
ーリ部57に取り付けられ、スリットを有する円板部5
8と、支持部59に保持されて、円板部58を上下から
挟んだ状態で配置された発光素子60と受光素子61と
を有するフォトセンサーで構成されている。そして、こ
のセンサ56は、筺体K内に取り付けられて配置されて
いる。
【0005】ドーム状をなした可動部材62は、天井部
63を有する筒状部64と、筒状部64の下部に設けら
れたプーリ状部65とを有し、この可動部材62の中心
部には、モータ53の回転軸55が取り付けられてい
る。そして、可動部材62が取り付けられた際、筒状部
64の上部が上ケース51の孔51aを通って外方に突
出すると共に、筒状部64内には、モータ53の本体部
54の上部が位置した状態となっている。
【0006】環状のベルト66は、可動部材62のプー
リ状部65と、センサー56のプーリ部57との間に張
架され、可動部材62が回転した時、ベルト66を介し
て円板部58を回転し、フォトセンサー56を駆動する
ようになっている。フォトセンサー56が駆動される
と、ここでは図示しないが、制御部材を介してモータ5
3に力覚が付与されるようになっている。
【0007】絶縁材からなる取付板67は、筒状部64
内に位置した状態で、本体部54と天井部63との間に
適宜手段により取り付けられ、この取付板67上には、
スイッチ68が取り付けられている。そして、可動部材
62を回転軸55の軸線方向に移動した時、スイッチ6
8が可動部材62によって操作されると共に、回転軸5
5も可動部材62によって軸線方向に移動する。従っ
て、固定状態にある本体部54に対して回転軸55が移
動し、その結果、ブラシに対して整流子が軸線方向に移
動するようになる。
【0008】皿状の操作部材69は、上ケース51から
突出した筒状部64に嵌合されて取り付けられ、この操
作部材69の回転動作で、可動部材62を回転すると共
に、操作部材69の押圧動作で、可動部材62を軸線方
向に移動するようになっている。
【0009】次に、従来の力覚付与装置の動作を説明す
ると、先ず、操作部材69を回転すると可動部材62が
回転し、その結果、ベルト66を介してフォトセンサー
56が駆動される。そして、フォトセンサー56が駆動
されると、モータ53の回転軸55が回転して、可動部
材62を介して操作部材69に力覚(ハプティク)が付
与される。
【0010】また、操作部材69が所望の位置に回転し
た時、操作部材69を軸線方向に押圧すると、回転軸5
5を伴って可動部材62が移動して、スイッチ68が操
作されて、所望の機能を選択するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の力覚付与装置
は、モータ53の本体部54が固定された状態で、回転
軸55が軸線方向に移動するようになっているため、ブ
ラシに対して整流子を軸線方向に移動させねばならず、
モータ53が大型になると共に、その構成が特殊なもの
となり、コスト高で、且つ、寿命が短くなるという問題
がある。また、操作部材69は、モータ53からの回転
がベルト66を介して伝達されるため、スリップを生じ
る上に、寿命が短いという問題がある。
【0012】そこで、本発明はモータの構成が簡単で、
安価、且つ、小型であると共に、力覚付与が確実で、長
寿命の力覚付与装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、回転動作と軸線方向に移動可
能な操作部材と、この操作部材が前記軸線方向に移動し
た時に操作される検出部材と、前記操作部材の回転を検
知するセンサーと、回転軸を有するモータと、このモー
タと前記操作部材との間に介在され、前記モータの回転
を前記操作部材に伝達する少なくとも第1,第2のギア
とを備え、前記操作部材を回転した時、前記モータの回
転が前記第1,第2のギアを介して前記操作部材に伝達
されて、前記操作部材に力覚が付与され、前記操作部材
を前記軸線方向に移動した時、前記検出部材が操作され
ると共に、復帰手段によって前記操作部材が元の位置に
復帰するようにした構成とした。
【0014】また、第2の解決手段として、前記操作部
材には、前記第1のギアにスプライン結合された連結軸
が結合され、前記操作部材を回転した時、前記連結軸を
介して前記第1のギアに回転が伝達されると共に、前記
操作部材を押圧した時、前記復帰手段によって復帰可能
となった前記連結軸を介して前記検出部材が操作される
ようにした構成とした。
【0015】また、第3の解決手段として、前記第2の
ギアが前記モータの前記回転軸に結合されて、前記第1
のギアに噛み合わされた構成とした。また、第4の解決
手段として、前記第1のギアの歯数を前記第2のギアの
歯数よりも多くした構成とした。
【0016】また、第5の解決手段として、前記第2の
ギアには、前記センサーの一部を構成する回転板が取り
付けられ、前記操作部材を回転した時、前記連結軸、前
記第1のギア、前記第2のギア、及び前記回転板に順次
回転が伝達されて、前記センサーが駆動されるようにし
た構成とした。
【0017】また、第6の解決手段として、前記検出部
材が前記連結軸の軸線方向に配置された構成とした。ま
た、第7の解決手段として、前記検出部材がプッシュ型
のスイッチで形成された。
【0018】また、第8の解決手段として、前記スイッ
チは、押圧部を復帰させるためのバネ部材を有し、前記
復帰手段が前記バネ部材によって構成された。また、第
9の解決手段として、前記モータ、前記センサー、及び
前記検出部材が共通の支持部材に取り付けられた構成と
した。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の力覚付与装置の図面を説
明すると、図1は本発明の力覚付与装置に係り、上方か
ら見た組立斜視図、図2は本発明の力覚付与装置に係
り、下方から見た組立斜視図、図3は本発明の力覚付与
装置の分解斜視図、図4は本発明の力覚付与装置の要部
断面図である。
【0020】次に、本発明の力覚付与装置の構成を図1
〜図4に基づいて説明すると、金属板等からなる支持部
材1は、平板状の第1支持部2と、略コ字状をなした第
2支持部3とで構成されている。
【0021】この第1支持部2は、間隔を置いて設けら
れた第1,第2孔2a、2bと、第1孔2aに対向して
設けられた一対の切り欠き部2cと、第2孔2bの周辺
に設けられた複数個の孔2dと、一端側に設けられた折
り曲げ片2eとを有し、また、第2支持部3は、平板部
3aと、この平板部3aの両端から下方に折り曲げられ
た折り曲げ部3bと、この折り曲げ片3bの下端から外
方に折り曲げられた取付部3cと、平板部3aに間隔を
置いて設けられた第1,第2孔3d、2eと、一端側に
設けられたスリットからなる逃げ部3fとを有する。
【0022】そして、第1支持部2上には、第2支持部
3の取付部3cが載置されて、ネジ等の部材によって、
第1,第2支持部2,3が組み合わされる。この時、第
1支持部2の第1,第2孔2a、2bと第2支持部3の
第1,第2孔3d、3eとは互いに対向した状態となっ
ている。そして、この支持部材1は、例えば、自動車に
組み込まれる電子機器のシャーシ等に適宜手段によって
取り付けられるようになっている。
【0023】径の大きな平歯車からなる第1のギア4
は、平板状の歯車部4aと、歯車部4aの中心部に位置
する軸部4bと、軸部4bの中心を貫通して設けられた
小判型状の挿通孔4cとを有する。そして、この第1の
ギア4は、軸部4bの端部がそれぞれ第1,第2支持部
2,3の第1孔2a、3dに嵌合されて、第1,第2支
持部2,3に対して回転可能に取り付けられている。
【0024】連結軸5は、上部に設けられた非円形部5
aと、非円形部5aの下部に設けられた小判型状の軸部
5bと、この軸部5bの下端部近傍に設けられた溝部5
cとを有し、この連結軸5は、軸部5bが第1のギア4
の挿通孔4cにスプライン結合された状態で挿通され、
挿通孔4cから抜け出た溝部5cにワッシャー6を取り
付けることによって、第1のギア4に取り付けられる。
【0025】そして、この連結軸5が取り付けられた
際、連結軸5の回転動作が第1のギア4に伝達されると
共に、連結軸5は、挿通孔4cをガイドにして、連結軸
5の軸線方向に移動可能となっている。
【0026】合成樹脂の成型品等からなる取付部材7
は、基部7aと、基部7aの両端から上方に延びる一対
の取付腕7bを有し、この取付部材7は、一対の取付腕
7bを第1支持部2の切り欠き部2cに合わせ、第1支
持部2に対して一対の取付腕7bを下から押し込んで、
取付腕7bを第1支持部2にスナップ止めし、一対の取
付腕7bが第1支持部2を挟持して取り付けられる。
【0027】また、この取付部材7の基部7aには、小
さい基板からなるプリント基板8が取り付けられてお
り、このプリント基板8は、第1支持部2の第1孔2a
に対向した状態で配置されている。
【0028】プッシュ型のスイッチからなる検出部材9
は、絶縁材からなる筺体10と、この筺体10の底壁に
埋設等によって取り付けられた固定接点11と、この固
定接点11に接離し、バネ部材からなる可動接点12
と、筺体10に移動可能に保持され、可動接点12を押
圧する押圧部13とで形成されている。
【0029】そして、この検出部材9は、押圧部13を
可動接点12のバネ性に抗して押圧すると、可動接点1
2が反転動作して、固定接点11に接触してON状態と
なり、また、押圧部13の押圧を解除すると、可動接点
12が自己のバネ性で反転動作して元の状態に戻って、
OFF状態となると共に、押圧部13が元の状態に押し
戻されるようになっている。
【0030】このバネ部材からなる可動接点12は、押
圧部13を元の状態に復帰させると共に、後述する復帰
手段を兼ねている。また、押圧部13は、可動接点12
によって復帰するようにしたが、可動接点12とは別に
バネ部材を設けて、このバネ部材によって復帰させるよ
うにしても良い。
【0031】そして、このような検出部材9は、固定接
点11の端子部11aがプリント基板8の孔に挿入さ
れ、導電パターン(図示せず)に半田付けされて、プリ
ント基板8に取り付けられる。この時、検出部材9は、
連結軸5の軸線方向で、連結軸5の下部に位置した状態
となっており、そして、連結軸5の軸線方向の移動によ
って、押圧部13が押圧され、検出部材9が操作可能と
なっている。
【0032】また、連結軸5を軸線方向に移動した時、
連結軸5は、バネ部材である可動接点12のバネ性によ
って、元の状態に復帰するようになって、可動接点12
が連結軸5の復帰手段となっている。なお、この復帰手
段は、検出部材9とは別にバネ部材を設けて、連結軸5
を復帰させるようにしても良い。
【0033】モータ14は、本体部14aと、この本体
部14aから上方に突出する回転軸14b、及びここで
は図示しないがブラシと、ブラシが接触する整流子とを
有する。そして、このモータ14は、回転軸14bが第
1支持部2の第2孔2bに挿通された状態で、孔2dに
挿通されたネジ15によって、第1支持部2に取り付け
られている。
【0034】径の小さな平歯車からなる第2のギア16
は、第1のギア4より歯数が少ない状態で形成され、こ
の第2のギア16は、回転軸14bに圧入等によって結
合されると共に、第1のギア4に噛み合わされている。
【0035】フォトセンサー等からなるセンサー17
は、取付部18と、第2のギア16と一体に設けられ、
スリットを有する回転板19と、取付部18に取り付け
られた支持部20と、この支持部20に保持されて、回
転板19を上下から挟んだ状態で配置された発光素子2
1と受光素子22とを有する。そして、回転板19が回
転することによって、スリットを通過した発光素子21
からの出射光が受光素子22によって受光され、回転速
度に応じたパルス信号が制御部材に送出される。
【0036】このセンサー17は、取付部18が第1支
持部2の折り曲げ片2eにネジ23止めされて、支持部
材1に取り付けられると共に、センサー17は、第2支
持部3の逃げ部3fに位置した状態で配置されている。
そして、このセンサー17は、第2のギア16が回転し
た時、回転板19が回転することによって駆動されるよ
うになっている。
【0037】なお、センサー17は、フォトセンサーで
説明したが、磁気センサーやエンコーダ等のセンサーを
用いても良い。
【0038】合成樹脂の成型品からなる操作部材24
は、筒状の操作部24aと、操作部24aの内部の中心
部に設けられた軸部24bと、軸部24bの一端に設け
られた凹部24cとを有する。
【0039】そして、この操作部材24の凹部24cに
は、連結軸5の非円形部5aが強嵌合されて、操作部材
24が連結軸5に取り付けられる。その結果、操作部材
24を回転すると、連結軸5,第1のギア4,第2のギ
ア16,及び回転板19を順次回転して、センサー17
が駆動されると共に、モータ14の回転軸14bが回転
される。
【0040】そして、センサー17が駆動されると、こ
こでは図示しないが、制御部材を介してモータ14に力
覚が発生し、その結果、モータ14の回転軸14b、第
2のギア16,第1のギア4,及び連結軸5を介して操
作部材24に力覚(ハプティク)が付与される。
【0041】また、操作部材24を下方に押圧移動(軸
部24bの軸線方向に移動)すると、連結軸5が押さ
れ、この連結軸5の移動によって、検出部材9が操作さ
れるようになる。また、操作部材24を下方に押圧移動
した時、モータ14の回転軸14bは、本体部14aに
対して軸線方向に移動すること無く、連結軸4のみが移
動するようになっている。
【0042】次に、本発明の力覚付与装置の動作を説明
すると、先ず、操作者が手動で操作部材24を回転する
と、連結軸5,第1のギア4,及び第2のギア16を介
してセンサー17が駆動される。そして、センサー17
が駆動されると、検出された回転速度に応じたパルス信
号によって、モータ14が駆動されて、その回転軸14
bに力覚が発生し、回転軸14bを介して操作部材24
の回転に力覚(ハプティク)が付与され、操作者の手指
に瞬間的に知覚されることができる。
【0043】また、操作部材24が所望の位置に回転し
た時、操作部材24を軸線方向に押圧すると、連結軸5
によって押圧部13が押圧されて、検出部材9が操作さ
れて、所望の機能を選択するようになっている。
【0044】そして、操作部材24の押圧を解除する
と、復帰手段であるバネ部材からなる可動接点12によ
って、連結軸5と操作部材24が元の位置に復帰する共
に、検出部材9も元の状態に戻る。このようにして、力
覚付与装置の動作が行われる。
【0045】なお、上記実施例では、連結軸5が第1の
ギア4にスプライン結合するようにしたが、連結軸4と
第1のギア4とを一体化にして、第1のギア4と第2の
ギア16との間で、軸線方向に移動可能にしても良い。
また、操作部材24に第2のギアを設け、この第2のギ
アと第2のギア16との間で、軸線方向に移動可能にし
て、検出部材9の操作を行うようにしても良い。
【0046】また、センサー17の回転板19は、第2
のギア16と別部品からなるギアに取り付け、このギア
を第1のギア4に噛み合わせて、センサー17を駆動す
るようにしても良い。また、第2のギア4と第2のギア
16との間に伝達ギアを介在させて、第2のギア4の回
転が伝達ギアを介して第2のギア16に伝達するように
しても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明の力覚付与装置は、回転動作と軸
線方向に移動可能な操作部材と、この操作部材が軸線方
向に移動した時に操作される検出部材と、操作部材の回
転を検知するセンサーと、回転軸を有するモータと、こ
のモータと操作部材との間に介在され、モータの回転を
操作部材に伝達する少なくとも第1,第2のギアとを備
え、操作部材を回転した時、モータの回転が第1,第2
のギアを介して操作部材に伝達されて、操作部材に力覚
が付与され、操作部材を軸線方向に移動した時、検出部
材が操作されると共に、復帰手段によって操作部材が元
の位置に復帰するようにしたため、モータの回転軸は、
本体部に対して軸線方向に移動させる必要が無く、従っ
て、モータの構成が簡単で、安価であると共に、軸線方
向に小型化できる。また、操作部材とモータとの間は、
第1,第2のギアで回転伝達を行うようにしたため、従
来のようなスリップを生じることが無く、確実な力覚付
与ができると共に、長寿命の力覚付与装置が得られる。
【0048】また、操作部材には、第1のギアにスプラ
イン結合された連結軸が結合され、操作部材を回転した
時、連結軸を介して第1のギアに回転が伝達されると共
に、操作部材を押圧した時、復帰手段によって復帰可能
となった連結軸を介して検出部材が操作されるようにし
たため、その構成が簡単で、安価であると共に、検出部
材の操作の確実なものが得られる。
【0049】また、第2のギアがモータの回転軸に結合
されて、第1のギアに噛み合わされたため、部品点数を
少なくてできて、安価で、小型のものが得られる。
【0050】また、第1のギアの歯数を第2のギアの歯
数よりも多くしたため、第1のギアよりも第2のギア、
及びモータの回転軸も大きく回転し、その結果、小型の
モータによって大きな力覚を得ることができて、小型で
安価なものが得られる。
【0051】また、第2のギアには、センサーの一部を
構成する回転板が取り付けられ、操作部材を回転した
時、連結軸、第1のギア、第2のギア、及び回転板に順
次回転が伝達されて、センサーが駆動されるようにした
ため、その構成が簡単で、安価で、小型のものが得られ
ると共に、センサーの駆動の確実なものが提供できる。
また、分解能を高くできて、精度の良い力覚を得ること
ができる。
【0052】また、検出部材が連結軸の軸線方向に配置
されたため、小型で、検出部材の操作の確実なものが得
られる。
【0053】また、検出部材がプッシュ型のスイッチで
形成されたため、その構成が簡単で、検出部材の操作の
確実なものが得られる。
【0054】また、スイッチは、押圧部を復帰させるた
めのバネ部材を有し、復帰手段がバネ部材によって構成
されたため、別部品を使用せずに復帰手段が構成でき
て、安価なものが得られる。
【0055】また、モータ、センサー、及び検出部材が
共通の支持部材に取り付けられたため、その組立が簡単
で、生産性の良好なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の力覚付与装置の係り、上方から見た組
立斜視図。
【図2】本発明の力覚付与装置の係り、下方から見た組
立斜視図。
【図3】本発明の力覚付与装置の分解斜視図。
【図4】本発明の力覚付与装置の要部断面図。
【図5】従来の力覚付与装置の分解斜視図。
【符号の説明】
1 支持部材 2 第1支持部 2a 第1孔 2b 第2孔 2c 切り欠き部 2d 孔 2e 折り曲げ片 3 第1支持部 3a 平板部 3b 折り曲げ部 3c 取付部 3d 第1孔 3e 第2孔 3f 逃げ部 4 第1のギア 4a 歯車部 4b 軸部 4c 挿通孔 5 連結軸 5a 非円形部 5b 軸部 5c 溝部 6 ワッシャー 7 取付部材 7a 基部 7b 取付腕 8 プリント基板 9 検出部材 10 筺体 11 固定接点 11a 端子部 12 可動接点(復帰手段) 13 押圧部 14 モータ 14a 本体部 14b 回転軸 15 ネジ 16 第2のギア 17 センサー 18 取付部 19 回転板 20 支持部 21 発光素子 22 受光素子 23 ネジ 24 操作部材 24a 操作部 24b 軸部 24c 凹部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転動作と軸線方向に移動可能な操作部
    材と、この操作部材が前記軸線方向に移動した時に操作
    される検出部材と、前記操作部材の回転を検知するセン
    サーと、回転軸を有するモータと、このモータと前記操
    作部材との間に介在され、前記モータの回転を前記操作
    部材に伝達する少なくとも第1,第2のギアとを備え、
    前記操作部材を回転した時、前記モータの回転が前記第
    1,第2のギアを介して前記操作部材に伝達されて、前
    記操作部材に力覚が付与され、前記操作部材を前記軸線
    方向に移動した時、前記検出部材が操作されると共に、
    復帰手段によって前記操作部材が元の位置に復帰するよ
    うにしたことを特徴とする力覚付与装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部材には、前記第1のギアにス
    プライン結合された連結軸が結合され、前記操作部材を
    回転した時、前記連結軸を介して前記第1のギアに回転
    が伝達されると共に、前記操作部材を押圧した時、前記
    復帰手段によって復帰可能となった前記連結軸を介して
    前記検出部材が操作されるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の力覚付与装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のギアが前記モータの前記回転
    軸に結合されて、前記第1のギアに噛み合わされたこと
    を特徴とする請求項2記載の力覚付与装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のギアの歯数を前記第2のギア
    の歯数よりも多くしたことを特徴とする請求項3記載の
    力覚付与装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のギアには、前記センサーの一
    部を構成する回転板が取り付けられ、前記操作部材を回
    転した時、前記連結軸、前記第1のギア、前記第2のギ
    ア、及び前記回転板に順次回転が伝達されて、前記セン
    サーが駆動されるようにしたことを特徴とする請求項
    3、又は4記載の力覚付与装置。
  6. 【請求項6】 前記検出部材が前記連結軸の軸線方向に
    配置されたことを特徴とする請求項1から5の何れかに
    記載の力覚付与装置。
  7. 【請求項7】 前記検出部材がプッシュ型のスイッチで
    形成されたことを特徴とする請求項6記載の力覚付与装
    置。
  8. 【請求項8】 前記スイッチは、押圧部を復帰させるた
    めのバネ部材を有し、前記復帰手段が前記バネ部材によ
    って構成されたことを特徴とする請求項7記載の力覚付
    与装置。
  9. 【請求項9】 前記モータ、前記センサー、及び前記検
    出部材が共通の支持部材に取り付けられたことを特徴と
    する請求項1から8の何れかに記載の力覚付与装置。
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