JP2003322465A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2003322465A
JP2003322465A JP2002124799A JP2002124799A JP2003322465A JP 2003322465 A JP2003322465 A JP 2003322465A JP 2002124799 A JP2002124799 A JP 2002124799A JP 2002124799 A JP2002124799 A JP 2002124799A JP 2003322465 A JP2003322465 A JP 2003322465A
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JP
Japan
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support frame
shelf
arm link
guide groove
shelf container
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Application number
JP2002124799A
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English (en)
Inventor
Kunio Arai
邦男 新居
Toshimasa Imaizumi
利正 今泉
Tomoyasu Saeki
友康 佐伯
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to PCT/JP2003/005025 priority patent/WO2003091643A1/ja
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Priority to TW092109630A priority patent/TWI229180B/zh
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D25/00Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
    • F25D25/04Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by conveyors

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵室内における設置が高い位置であって
も、簡単な構成と操作で棚高さ位置を下げることができ
るようにし、使い勝手を良好にするとともに有効容積効
率を向上した上下移動が可能な棚容器を有する冷蔵庫を
提供する。 【解決手段】 貯蔵室2の左右側壁面に配置されたレー
ル7内を摺動するスライドレール9に支持フレーム10を
固着し、支持フレームの室内側に形成した円弧状のガイ
ド溝15に対応して支持フレームの下部に一端を回動可能
に軸支したアームリンク16を設け、アームリンクの他端
に係止するとともに支持フレームに係合することでガイ
ド溝内のガイドピン11を摺動自在とし、ガイドピンに棚
容器6を支持してスライドレールにより前方移動し、ガ
イドピンのガイド溝内の回動により棚容器を上下移動可
能としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係り、特に
貯蔵室に設けられ上下位置を変更できる棚容器構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫は食生活の多様化とともに
収納量も大形化傾向にあり、特に家庭用冷蔵庫において
は、収納内容積が400リットルを越えるクラスが主流
になっており、冷蔵庫本体の外形高さ寸法は180cm
程度になるとともに、幅寸法や奥行き寸法も大きくなる
傾向にある。
【0003】これに伴って、冷蔵室や野菜室など各貯蔵
室の収納容積も拡大しているが、各貯蔵室の配置として
は、図5に示すように、本体(51)の上部に最も使用頻
度が多く貯蔵物収納容積の大きい冷蔵室(52)を設置
し、その下部に野菜室(53)や冷凍室(54)を設置して
いる。前記冷蔵室(52)は、その前面開口部に一側を枢
支した扉(56)により前記開口を開閉自在に閉塞してお
り、野菜室(53)と冷凍室(54)は、収納物の出し入れ
操作の利便性から扉の貯蔵室側に容器を取り付けた引出
し式としている。
【0004】そして前記冷蔵室(52)には、室内を上下
複数段に区分する載置棚(55)を設置し、それぞれの載
置棚に食品貯蔵物を載置収納するように構成している。
【0005】しかしながら、前述したごとく、冷蔵庫本
体の高さが180cm程度となり、冷蔵室(52)が本体
上部に配置されているため、冷蔵室における最上段棚
(55)の底面位置は床面から約160cmの高さとな
り、奥行き寸法も深いことから、身長の低い人にとっ
て、最上段の棚(55)への食品の収納や取出し作業は困
難となることが多いばかりでなく収納状態の確認もしに
くく、特にその棚奥部については非常に使い難いスペー
スとなっていた。
【0006】これに対して、冷蔵室最上部の棚を前後へ
の2分割構成とし、棚が前面にあって奥部が使い難い場
合は前後の棚を奥方で重合し、使用者の手が届き届きや
すいようにした構成があり、また冷蔵室最上段の棚では
ないが、特開2001−50648公報に示されるよう
に載置棚位置を上下方向の自由な位置に調整できる構成
が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の前後2分割の棚構成の場合、棚としての使い勝手を
良好にするためには、使用可能な棚スペースが半減する
ことになり、また、前記特開2001−50648公報
に示された冷蔵庫における上下可動棚は、棚を上下させ
るためにスクリュー形の軸や伝導歯車など複雑高価な部
品を多数必要とするため、コストが高くなるとともに、
組立作業が煩雑になることから工数も多くなる問題があ
る。
【0008】本発明は上記点を考慮してなされたもの
で、貯蔵室内における設置が高い位置であっても、簡単
な構成と操作で棚高さ位置を下げることができるように
し、使い勝手を良好にするとともに有効容積効率を向上
した上下移動が可能な棚容器を有する冷蔵庫を提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の冷蔵庫の発明は、貯蔵室の左右側壁
面の所定高さ位置に配置されたレールと、このレール内
を水平移動する移動部材に固着した支持フレームと、支
持フレームの下部に一端を回動可能に軸支したアームリ
ンクと、アームリンクの他端に係合支持された棚容器と
からなり、前記移動部材により前方移動し、前記アーム
リンクの回動により棚容器を上下移動可能としたことを
特徴とし、請求項2の発明は、貯蔵室の左右側壁面の所
定高さ位置に配置されたレールと、このレール内を摺動
するスライドレールに固着した支持フレームと、支持フ
レームの室内側に所定間隔を有して前後に形成した上部
位置から前部下方へ延びる円弧状のガイド溝と、このガ
イド溝に対応して設けられ支持フレームの下部に一端を
回動可能に軸支したアームリンクと、アームリンクの他
端に係止するとともに前記支持フレームに係合すること
で支持フレームのガイド溝内を摺動自在としたガイドピ
ンと、貯蔵室両側の前記ガイドピンに係合支持された棚
容器とからなり、前記スライドレールにより前方移動
し、前記アームリンクに係合したガイドピンのガイド溝
内の回動により棚容器を上下移動可能としたことを特徴
とするものである。
【0010】この構成により、複雑な構造や多数の部品
を要することなく安価な上下移動棚を得ることができ、
食品の高さに合わせて棚位置や棚間隔を自在に変化させ
て貯蔵室内容積を効率的に活用することができるととも
に、貯蔵品を取り出し易く載置し易い高さに棚位置を簡
単に設定することができ、使い勝手を良好にすることが
できる。
【0011】請求項3記載の発明は、アームリンクの他
端に遊動孔を形成するとともにこの遊動孔にガイドピン
を係止させてガイド溝内を摺動自在としたことを特徴と
するものであり、この構成により、棚容器の前方への突
出長をアームリンクの上下回動半径より短い距離とする
ことができるとともに、下方回動時の棚容器直下の載置
棚上の貯蔵品への接触を防止し、あるいは、棚容器が必
要以上に前方に突出することを防ぐことができる。
【0012】請求項4記載の発明は、上下移動を可能と
した棚容器を貯蔵室の最上段に配置し、その奥行きを前
記棚容器直下の載置棚とほぼ同寸法としたことを特徴と
するものであり、最上段の棚容器を下方移動させた場合
に、棚容器を下段の棚の前面に連なって配置することが
でき、貯蔵品の収納取出しの際の食品の前後入れ替えな
ど使い勝手を良好にすることができる。
【0013】請求項5記載の発明は、貯蔵室の開口部を
開閉する扉ヒンジ側の棚容器の前端部に切欠部を形成し
たことを特徴とするものであり、棚容器の下方への引き
下げ時に扉内側のポケット用ビードなどの突出部が障害
となることなく棚容器の移動をおこなうことができる。
【0014】請求項6記載の発明は、貯蔵室の左右側壁
面の所定高さ位置に配置された支持フレームと、この支
持フレームの室内側に所定間隔を有して前後に形成した
上部位置から前部下方へ延びる円弧状のガイド溝と、こ
のガイド溝に対応して設けられ支持フレームの下部に一
端を回動可能に軸支したアームリンクと、このアームリ
ンクの他端に係止するとともに前記支持フレームに係合
することで支持フレームのガイド溝内を摺動自在とした
ガイドピンと、支持フレームとガイドピン間に配設した
引張りバネと、貯蔵室両側の前記ガイドピンに係合支持
された棚容器とからなり、前記アームリンクに係合した
ガイドピンのガイド溝内の回動により棚容器を上下移動
可能とするとともに、前記支持フレームに一端を固着し
た引張りバネによってガイドピンに引っ張り力を付勢
し、前記ガイド溝の下端位置を引張りバネの支持フレー
ムへの固着点とアームリンクの支持フレームへの軸支部
とを結ぶ直線上より下方まで延設したことを特徴とする
ものである。
【0015】この構成により、棚容器が最上段に有る場
合は、引張りバネによりその棚位置を保持し、下方移動
する場合は、引き下げにより、引張りバネがその最大応
力点を越えることで上昇が阻止されて下方位置を保持
し、上方へ引き上げる際は、棚容器を少し持ち上げて最
大応力点を越すことで上方への回動力が助長され、より
小さな力で棚容器を上昇させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施形態について説明する。図1は冷蔵庫本体(1)の上
部に配設した冷蔵室(2)の最上部を示す側断面図であ
り、この冷蔵室や図示しない冷凍室ほかの貯蔵室は外箱
(3)の内側に断熱材を介して設けた内箱(4)により
形成されている。
【0017】冷蔵室(2)は冷蔵庫本体(1)の最上部
に配置されており、その背面に設けた図示しない冷却器
で生成した冷気をファンによって室内に導入し冷却する
構成であり、室内は載置棚(5)によって複数の収納部
に区分し、冷蔵食品の貯蔵空間を形成している。
【0018】(6)は、冷蔵室(2)内の最上部に全幅
に亙って設置した棚容器であり、内箱(4)の左右側壁
の上部に奥行き方向に亙って水平に配置したレール
(7)の前後に設けた滑車(8)によって摺動可能にス
ライドレール(9)を係合させ、このスライドレール
(9)に固着した支持フレーム(10)に係止させたガイ
ドピン(11)によって前後移動とともに上下回動自在に
設けられている。
【0019】以下、棚容器(6)の上下可動構成につい
て詳細に説明する。図1と同一側面部分の斜視図である
図2に示すように、レール(7)は冷蔵室(2)の上部
のほぼ全奥行き寸法に亙って配設されている。これに対
して棚容器(6)の奥行きは、閉扉の際に冷蔵室前面開
口における扉(12)の内側ポケット部(13)が近年の収
納量増大傾向によって室内側に相当量突出していること
から前記冷蔵室の奥行き寸法の半分程度に設定してお
り、棚容器を支持している支持フレーム(10)も棚と同
程度の奥行き寸法としている。
【0020】支持フレーム(10)の室内側の後方内面に
は、上部位置から前部下方へ延びる円弧状の2本のガイ
ド溝(15)を所定間隔を有して前後に形成しており、こ
のガイド溝(15)に対応するように支持フレーム(10)
の下部に一端を軸支した板状のアームリンク(16)を回
動可能に配置している。
【0021】前記各アームリンク(16)の他端には、そ
の長さ方向に沿って所定長さの遊動孔(16a)を形成
し、このアームリンクの遊動孔(16a)には、前記支持
フレーム(10)に係合し、ガイド溝(15)内を摺動自在
としたガイドピン(11)を係止しており、ガイドピン
(11)はアームリンク(16)の回動によりその遊動孔
(16a)によってガイド溝(15)内を回動自在に移動す
る。
【0022】(17)は、アームリンク(16)間の上部を
連結する連結片であり、この連結によりガイドピン(1
1)の前後の高さ位置を合わせて安定して回動させるこ
とができる。
【0023】そして、前方のガイドピン(11)に、周囲
に立ち上がりフランジ(6a)を設けた皿状の棚容器
(6)の両側縁の所定部位に形成した係合凹部(6b)
を係合させるとともに、後方におけるガイドピン(11)
には冷蔵室の側壁間に亙って支持棒(18)を架設し、こ
の支持棒(18)に棚容器の後部フランジ凹部(6c)を
係合することによって、棚容器(6)を冷蔵室(2)の
両側壁間に水平状態を保持して載置するものである。
【0024】また、支持フレーム(10)の冷蔵室壁面
側、すなわち裏面には、図1のA−A線に沿う断面図で
ある図3、および図3のB矢視方向からの側面図である
図4に示すように、その下端を支持フレーム(10)に回
動自在に軸支し、他端の遊動孔(20a)に前記ガイドピ
ン(11)の裏面側の係合凸起(19)を係合させた保持ア
ーム(20)を配置している。
【0025】さらに、支持フレーム(10)の下方奥部に
設けた固着点(21)とガイドピンの係合凸起(19)間に
引張りコイルバネ(22)を固着し、引張りバネによって
ガイドピン(11)に引っ張り力を付勢するとともに、前
記ガイド溝(15)の下端位置を、引張りバネ(22)の支
持フレーム(10)への固着点(21)と保持アーム(20)
の支持フレームへの軸支部とを結ぶ直線上より下方の位
置まで延設している。
【0026】上記構成により、冷蔵室内最上段の棚容器
(6)を下方に移動する場合は、棚容器(6)の例えば
前端を把持して前方に引き出せば、レール(7)上の滑
車(8)(8)によるスライドレール(9)の前方への
摺動移動により、棚容器(6)は図1における冷蔵室内
の前端開口のD位置まで水平に移動して引き出されるも
のであり、所定位置まで引き出されるとアームリンク
(16)のロックが解除され、その状態でさらに、下方へ
引き下げれば、ガイド溝(15´)に沿って溝内をアーム
リンク(16´)とともにガイドピン(11´)が下方へ回
動し、これにともなって前後のガイドピンに係合してい
る棚容器(6)は水平状態を保持したまま前面下方のE
位置に移動するものである。
【0027】このとき、アームリンク(16)の遊動孔
(16a)の長孔形状によりガイドピン(11´)はガイド
溝(15´)に沿って下方移動することから、棚容器
(6)の前方への突出長は、アームリンク(16)の上下
回動半径より短い距離とすることができるとともに、下
方回動時の棚容器直下の載置棚(5)上の貯蔵品への接
触を防止し、あるいは、棚容器(6)が必要以上に前方
に突出することを防ぐことができる。
【0028】通常、棚容器(6)が冷蔵室の最上段にあ
る場合は、前記引張りバネ(22)によりその棚位置を保
持しているが、載置食品の収納や取出しのために下方移
動する場合は、バネ力に抗して下方へ引き下げればよ
く、棚容器(6)の下方移動でガイドピン(11)が引張
りバネ(22)の固着点(21)と保持アーム(20)の軸支
部とを結ぶ線上を越えて、図4のα度程度下方まで回動
した際に、引張りバネ(22)がその最大応力点を越える
ようにすると、ガイド溝(15)の最下部の位置では、下
方への応力によってガイドピン(11)の上昇が阻止され
ることになり、棚容器(6)の下端位置を保持する。
【0029】そして、再び最上段の位置に戻す際は、引
張りバネ(22)のバネ力に抗して上方へ引き上げればよ
く、上方への回動時に棚容器を少し持ち上げて前記最大
応力点を越えた際には、バネ(22)の引張り力により上
方への回動力が助長され、より小さな力で棚容器(6)
を上昇させることができる。
【0030】この場合、棚容器(6)の奥行きを棚容器
直下の載置棚(5)とほぼ同寸法としておけば、最上段
の棚容器(6)を下方移動させた場合に、下段の棚
(5)の前面に連なって配置することができ、貯蔵品の
収納取出しの際の食品の前後入れ替えなど使い勝手を良
好にすることができる。
【0031】また、図2に示すように、冷蔵室(2)の
開口部における開閉扉(12)のヒンジ側に対応する棚容
器(6)における前端部に、扉を90度開扉した状態で
の扉内側の収納ポケット用ビード(13a)の容積に相当
する切欠部(6d)を形成しておけば、棚容器(6)の
下方への引き下げ時に開扉状態にある扉内側のポケット
用ビード(13a)などの突出部が障害となることなく棚
容器の下方移動をおこなうことができる。
【0032】なお、上記実施例においては、棚容器
(6)の上下可動機構として、支持フレーム(10)にガ
イドピン(11)が摺動するガイド溝(15)を設けたり、
アームリンクに遊動孔(16a)を形成したものや、棚容
器の上下位置の保持機構として保持アーム(20)を設け
たものについて説明したが、これらは本発明の趣旨とし
ては必ずしも設ける必要はなく、前方や下方スペースの
制約があった場合に必要に応じて設ければよい。また、
棚容器についても容器状ではなく下方における載置棚と
同様の平板状の棚であっても何ら差し支えなく、採用位
置も最上段でなくともよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および請
求項2の発明によれば、複雑な構造や多数の部品を要す
ることなく安価な上下移動棚を得ることができ、貯蔵品
を取り出し易く載置し易い高さに棚位置を簡単に設定す
ることができ、使い勝手を良好にするととともに貯蔵室
内容積を効率的に活用することができる冷蔵庫を得るこ
とができる。
【0034】請求項3の発明によれば、棚容器の前方へ
の突出長をアームリンクの上下回動半径より短い距離と
することができるとともに、下方回動時の棚容器直下の
載置棚上の貯蔵品への接触を防止し、あるいは、棚容器
が必要以上に前方に突出することを防ぐことができる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、最上段の棚
容器を下方移動させた場合に、棚容器を下段の棚の前面
に連なって配置することができ、貯蔵品の収納取出しの
際の食品の前後入れ替えなど使い勝手を良好にすること
ができる。
【0036】請求項5の発明によれば、棚容器の下方へ
の引き下げ時に扉内側のポケット用ビードなどの突出部
が障害となることなく棚容器の移動ができる。
【0037】請求項6記載の発明によれば、棚容器が最
上段に有る場合は、引張りバネによりその棚位置を保持
し、下方移動する場合は、引き下げにより、引張りバネ
がその最大応力点を越えることで上昇が阻止されて下方
位置を保持し、上方へ引き上げる際は、棚容器を少し持
ち上げて最大応力点を越すことで上方への回動力が助長
され、より小さな力で棚容器を上昇させることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す冷蔵室の側断面図で
ある。
【図2】図1と同一部分の関連構成を示す一部を切欠し
た斜視図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図3におけるB矢視方向からの側面図である。
【図5】従来の一般的冷蔵庫を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…冷蔵庫本体 2…冷蔵室 3…外
箱 4…内箱 5…載置棚 6…棚
容器 6a…フランジ 6b…係合凹部 6c…
フランジ凹部 6d…切欠部 7…レール 8…滑
車 9…スライドレール 10…支持フレーム 11…ガ
イドピン 12…扉 13…ポケット部 13a…ポケ
ット用ビード 15…ガイド溝 16…アームリンク 16a…
遊動孔 17…連結片 18…支持棒 19…係
合凸起 20…保持アーム 20a…遊動孔 21…固
着点 22…引張りバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐伯 友康 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室の左右側壁面の所定高さ位置に配
    置されたレールと、このレール内を水平移動する移動部
    材に固着した支持フレームと、支持フレームの下部に一
    端を回動可能に軸支したアームリンクと、アームリンク
    の他端に係合支持された棚容器とからなり、前記移動部
    材により前方移動し、前記アームリンクの回動により棚
    容器を上下移動可能としたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 貯蔵室の左右側壁面の所定高さ位置に配
    置されたレールと、このレール内を摺動するスライドレ
    ールに固着した支持フレームと、支持フレームの室内側
    に所定間隔を有して前後に形成した上部位置から前部下
    方へ延びる円弧状のガイド溝と、このガイド溝に対応し
    て設けられ支持フレームの下部に一端を回動可能に軸支
    したアームリンクと、アームリンクの他端に係止すると
    ともに前記支持フレームに係合することで支持フレーム
    のガイド溝内を摺動自在としたガイドピンと、貯蔵室両
    側の前記ガイドピンに係合支持された棚容器とからな
    り、前記スライドレールにより前方移動し、前記アーム
    リンクに係合したガイドピンのガイド溝内の回動により
    棚容器を上下移動可能としたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 アームリンクの他端に遊動孔を形成する
    とともにこの遊動孔にガイドピンを係止させてガイド溝
    内を摺動自在としたことを特徴とする請求項2記載の冷
    蔵庫。
  4. 【請求項4】 上下移動を可能とした棚容器を貯蔵室の
    最上段に配置し、その奥行きを前記棚容器直下の載置棚
    とほぼ同寸法としたことを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 貯蔵室の開口部を開閉する扉ヒンジ側の
    棚容器の前端部に切欠部を形成したことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 貯蔵室の左右側壁面の所定高さ位置に配
    置された支持フレームと、この支持フレームの室内側に
    所定間隔を有して前後に形成した上部位置から前部下方
    へ延びる円弧状のガイド溝と、このガイド溝に対応して
    設けられ支持フレームの下部に一端を回動可能に軸支し
    たアームリンクと、このアームリンクの他端に係止する
    とともに前記支持フレームに係合することで支持フレー
    ムのガイド溝内を摺動自在としたガイドピンと、支持フ
    レームとガイドピン間に配設した引張りバネと、貯蔵室
    両側の前記ガイドピンに係合支持された棚容器とからな
    り、前記アームリンクに係合したガイドピンのガイド溝
    内の回動により棚容器を上下移動可能とするとともに、
    前記支持フレームに一端を固着した引張りバネによって
    ガイドピンに引っ張り力を付勢し、前記ガイド溝の下端
    位置を引張りバネの支持フレームへの固着点とアームリ
    ンクの支持フレームへの軸支部とを結ぶ直線上より下方
    まで延設したことを特徴とする冷蔵庫。
JP2002124799A 2002-04-25 2002-04-25 冷蔵庫 Pending JP2003322465A (ja)

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KR1020047017122A KR100684413B1 (ko) 2002-04-25 2003-04-18 선반장치와 그 선반장치를 구비한 냉장고
CNA038122472A CN1656349A (zh) 2002-04-25 2003-04-18 棚架装置及具有该棚架装置的冰箱
PCT/JP2003/005025 WO2003091643A1 (fr) 2002-04-25 2003-04-18 Element de rayonnage et refrigerateur pourvu dudit element
US10/512,556 US7338142B2 (en) 2002-04-25 2003-04-18 Shelving unit and refrigerator having the same
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