JP2003322000A - 移動式桟橋によるトンネルインバート施工法および移動式桟橋 - Google Patents

移動式桟橋によるトンネルインバート施工法および移動式桟橋

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Abstract

(57)【要約】 【課題】幅狭なトンネルにおいてもインバート施工をス
ムーズに行う。 【解決手段】進行側のインバートの掘削後、基台20を
幅方向に二分割し、この各基台20を、前後に並設させ
た少なくとも一対のガイドパイプ22に、幅方向の両側
から嵌挿させ、各ガイドパイプ22に横移動手段24を
介して一対のアウトリガー26をそれぞれ配設させ、各
基台20の前後下部に走行機構30を配設させてなる移
動式桟橋の前部をトンネル下部14に、後部を既インバ
ート施工面50に、それぞれ設置させることにより、イ
ンバートコンクリート養生中に、桟橋上を通行可能と
し、各アウトリガー26の昇降、横移動手段24による
各基台20の横移動により拡幅させると共に、桟橋の横
移動性を向上させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幅狭なトンネルに
おいてもトンネルインバート施工をスムーズに行うこと
ができる移動式桟橋によるトンネルインバート施工法お
よび移動式桟橋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】元来、トンネルの構築は、岩盤を掘削機
により掘削した後、一次覆工し、アンカーボルト等の補
強材を岩盤に打込み、岩盤補強した後、掘削されたトン
ネル内壁面およびトンネル下部へ二次覆工用のコンクリ
ートを打設し、打設コンクリートを養生硬化させること
により行われていた。
【0003】また、掘削機により掘削された土砂は、ト
ンネル切羽側から所定距離、約150〜200m離れた
後方において、随時トンネル切羽側からトンネル坑口側
へ、トンネルの幅方向の一側、例えば中央から右側(あ
るいは左側)に配備されたパワーショベル、ブルドーザ
ー等の重機を介して、トンネルの幅方向の同一側に縦列
配備させたダンプカー等の車両に移載して搬出し、搬出
完了後重機、車両をトンネルの幅方向の他側、例えば中
央から左側(あるいは右側)へ移動させ、トンネルの幅
方向の他側の土砂を搬出していた(図12参照)。
【0004】この個所において、トンネル坑口側の掘削
されたトンネル下部にインバート施工するには、掘削作
業の土砂を搬出する車両を通行させるための桟橋の下部
に妻板を組立、設置させた後、インバートコンクリート
の打設、養生硬化後、妻板を脱型させることにより行わ
れていた。
【0005】この桟橋は、図12および図13に示すよ
うに、基台に車両通行部が形成されると共に、基台の前
後下部に駆動ローラが装着されたものである。
【0006】この桟橋の使用方法は、まず桟橋前部の駆
動ローラを、掘削されたトンネル下部上を、桟橋後部の
駆動ローラを、トンネル坑口側(図13において右側)
の既インバート施工面上を、それぞれ移動させた後、桟
橋を支持固定する。
【0007】次に、土砂を搬出する車両を桟橋の車両通
行部を通行させると共に、桟橋により確保されたトンネ
ル下部の作業スペース内に妻板を組立、設置し、このト
ンネル下部にインバートコンクリートを打設する。
【0008】次に、打設したインバートコンクリートの
養生硬化後、妻板を脱型する。
【0009】次に、桟橋をトンネル切羽側へ移動させ
る。
【0010】これら作業を繰返し行い、トンネル下部に
インバート施工していた。
【0011】また、この作業をトンネルの幅方向の中央
から右側部分および左側部分に分けて半分ずつ行う場合
には、桟橋にトンネルの幅方向の一側から他側へ移動さ
せる横移動機構を、桟橋を昇降させる昇降支持脚に配備
させていた。
【0012】また、桟橋に拡幅機構を装備したものは皆
無であった。
【0013】なお、図12、図13中、36はトンネ
ル、60は重機、62は車両、64は桟橋、66は基
台、68は駆動ローラ、70は車両通行部、72は昇降
支持脚、74は車両案内用昇降台、76は作業スペー
ス、78はトンネル下部、80は既インバート施工面を
示す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の桟橋は、桟橋下
部の作業スペースにおいて、トンネル下部へのインバー
ト施工時に、桟橋より幅広な重機を通行させることが不
可能であった。
【0015】また、幅狭なトンネルにおいては、桟橋の
両側とトンネル内壁面との間の掘削作業空間が狭くな
り、この狭い掘削作業空間での重機による掘削作業を強
いられ、作業性が著しく低下していた。
【0016】また、桟橋の両側とトンネル内壁面との間
の掘削作業空間がない場合には、車両による掘削された
土砂の搬出作業を中断させた上、桟橋の前方で重機によ
り掘削作業を行わなければならず、スムーズなトンネル
インバート施工を行うことができなかった。
【0017】本発明は、このような欠点に鑑み、幅狭な
トンネルにおいてもトンネルインバート施工をスムーズ
に行うことができる移動式桟橋によるトンネルインバー
ト施工法および移動式桟橋を提供することを目的とする
ものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、トンネルイン
バートの施工において、進行側のインバートの掘削後、
基台を幅方向に二分割し、この二分割した各基台を、前
後に並設させた少なくとも一対のガイドパイプに、幅方
向の両側から嵌挿させ、各ガイドパイプに横移動手段を
介して一対のアウトリガーをそれぞれ配設させ、各基台
の前後下部に走行機構を配設させてなる移動式桟橋の前
部を掘削された直後のトンネル下部に、後部を既インバ
ート施工面に、それぞれ設置させることにより、インバ
ート掘削されたトンネル下部への打設インバートコンク
リート養生中に、桟橋上を通行可能とし、各アウトリガ
ーの昇降、横移動手段による各基台の横移動により拡幅
させると共に、移動式桟橋の横移動性を向上させ、幅狭
なトンネルにおいてもトンネルインバート施工をスムー
ズに行うことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る移動式桟橋は、掘削
された土砂をトンネル切羽側からトンネル坑口側へ搬出
するための車両等を通行させる車両通行部12を備える
と共に、掘削されたトンネル下部14にインバートコン
クリート16を打設するための作業スペース18を確保
するためのものであり、図1〜図11に基づいて、以下
に詳述する。
【0020】基台20を幅方向に二分割し、この二分割
した各基台20を、前後に並設させたガイドパイプ22
に、幅方向の両側から嵌挿させてある。
【0021】本例において、ガイドパイプ22は、基台
20の前後端部および中央部に、後述の横移動手段24
を備えた横移動用のガイドパイプ22が2個ずつ計4
個、この各横移動用のガイドパイプ22間に横移動手段
を備えてないガイドパイプ22が3個、合計7個配設さ
せてある。
【0022】各ガイドパイプ(本例においては横移動用
のガイドパイプ)22に、横移動手段24を介して一対
のアウトリガー26を、それぞれ配設させてある。
【0023】本例において、横移動手段24は、各アウ
トリガー26の上端と各基台20との間に配設させた横
行シリンダー28であり、各横行シリンダー28を伸縮
させ、各基台20および各アウトリガー26をガイドパ
イプ22に対して、同一方向あるいは反対方向に横移動
させることにより、桟橋を横移動または拡幅させる(図
5〜図11参照)。
【0024】また、アウトリガー26は、英語の(ou
trigger)であり、機体の安定性を増す目的で、
下部走行フレームまたはサブフレームを取付ける支柱と
して一般に認識されているため、その詳細説明は省略す
る。
【0025】また、アウトリガー26は、基台20の前
後端の各ガイドパイプ22に、それぞれ一対ずつ合計4
個配設されている。
【0026】各基台20の前後下部に走行機構30がそ
れぞれ配設されている。
【0027】本例において、走行機構30は被動軸にタ
イヤ等の車輪が装着された走行装置である。
【0028】なお、図中32は基台20の前後に配備さ
れた傾動自在の車両案内台、34は桟橋拡幅時に各基台
20間に配設させる防護シート、36はトンネル、38
は重機、40は土砂を搬出する運搬車両、42はトンネ
ル下部14へのインバート施工時に形成する点検用通
路、44は通路型枠、46は妻板、48は通路型枠44
および妻板46を桟橋下部に吊下させて移動させる型枠
移動機構、50はインバートコンクリート打設された既
インバート施工面を示す。
【0029】本発明に係る移動式桟橋によりインバート
施工する方法を以下に詳述する。
【0030】まず、桟橋の前部(図1において左側)の
各基台20の下部の走行機構30をトンネル下部14
に、後部(図1において右側)の各基台20の下部の走
行機構30を既インバート施工面50に、それぞれ設置
させ、桟橋を移動させる。
【0031】この際、既インバート施工面50を保護す
るため、必要に応じて盛土を施すことが望ましい。
【0032】次に、基台20の下部の作業スペース18
に通路型枠44、妻板46を設置し、通路型枠44、妻
板46とトンネル下部14との間にインバートコンクリ
ート16を打設、養生硬化させた後、通路型枠44、妻
板46を脱型させ、トンネル下部14に点検用通路42
を形成し、インバート施工が完了する。
【0033】次に、桟橋を次工程位置である前方(トン
ネル切羽側)へ移動させる。
【0034】また、桟橋の車両通行部12を運搬車両4
0より幅広な重機38を通行させるために桟橋を拡幅さ
せる工程を、図5〜図7に基づいて、以下に詳述する。
【0035】まず、各アウトリガー26を縮短させ、各
基台20に吊下させ、各基台20の前後各走行機構30
により支持させる(図5(イ)参照)。
【0036】次に、横移動手段24である各横行シリン
ダー28を伸縮させることにより、トンネル36の幅方
向の両側へ各アウトリガー26をそれぞれ移動させる
(図5(ロ)参照)。
【0037】この際、図5(ロ)において左側のアウト
リガー26は左側へ、右側のアウトリガー26は右側
へ、それぞれ移動させる。
【0038】次に、各アウトリガー26を伸長させ、各
基台20を各走行機構30と共に上昇支持させる(図5
(ロ)参照)。
【0039】次に、横移動手段24である各横行シリン
ダー28を伸縮させることにより、トンネル36の幅方
向の両側へ各基台20をそれぞれ移動させる(図6
(ハ)参照)。
【0040】この際、図6(ハ)において左側の基台2
0は左側へ、右側の基台20は右側へ、それぞれ移動さ
せる。
【0041】次に、各アウトリガー26を縮短させ、各
基台20に吊下させ、各基台20の前後各走行機構30
により支持させる(図6(ニ)参照)。
【0042】次に、拡幅された各基台20間に防護シー
ト34を配設する。
【0043】このようにして、車両通行部12を通行さ
せる重機38、車両40の幅に対応させて図7(イ)の
状態から、図7(ロ)の状態に桟橋を拡幅させる。
【0044】また、トンネル36の一側の土砂搬出作業
完了後、桟橋をトンネル36の幅方向の他側へ横移動さ
せる工程を、図8、図9に基づいて、以下に詳述する。
【0045】まず、各アウトリガー26を縮短させ、各
基台20に吊下させ、各基台20の前後各走行機構30
により支持させる(図8(イ)参照)。
【0046】次に、横移動手段24である各横行シリン
ダー28を伸縮させることにより、トンネル36の幅方
向の他側へ各アウトリガー26をそれぞれ横移動させる
(図8(ロ)参照)。
【0047】この際、図8(ロ)において左右両側の各
アウトリガー26をそれぞれ右側へ移動させる。
【0048】次に、アウトリガー26を伸長させ、各基
台20を各走行機構30と共に上昇支持させる。
【0049】次に、横移動手段24である各横行シリン
ダー28を伸縮させることにより、トンネル36の幅方
向の他側へ各基台20をそれぞれ横移動させる(図9
(ハ)参照)。
【0050】この際、図9(ハ)において左右両側の各
基台20をそれぞれ右側へ移動させる。
【0051】次に、各アウトリガー26を縮短させ、各
基台20に吊下させ、各基台20の前後各走行機構30
により支持させる(図9(ニ)参照)。
【0052】このように、桟橋をトンネル36の他側へ
横移動させる。
【0053】また、図10、図11に、拡幅させた状態
の桟橋を横移動させる工程を示してある。
【0054】本例の横移動工程においても前例と同様に
行うため、説明は省略する。
【0055】このため、重機、車両の幅に対応させて拡
幅させ、トンネルインバート施工時に桟橋より幅広な重
機をも通行可能とすることができるばかりか、幅狭なト
ンネルにおいても、桟橋の両側とトンネル内壁面との間
の掘削作業空間を十分に確保することができ、重機によ
る掘削作業性を向上させることができる。
【0056】また、従来のように車両による掘削された
土砂の搬出作業を中断させた上、桟橋の前方で重機によ
り掘削作業を行う必要がなく、トンネルインバート施工
をスムーズに行うことができる。
【0057】また、移動式桟橋の前後移動時、拡幅時お
よび横移動時には、基台20の前後に配設させた車両案
内台32は上昇させて行う。
【0058】また、全例において、ガイドパイプ22の
個数は横移動手段24を備えたものが4個、備えてない
ものが3個、合計7個であるが、横移動手段24を備え
たものを少なくとも前後一対に並設させればよく、前後
一対としても本発明の効果が十分得られる。
【0059】また、各走行機構30を基台20に対して
伸縮自在とし、トンネル下部14とインバート施工面5
0との段差を緩衝させることは自明である。
【0060】また、走行機構30は被動軸に車輪を装着
させた走行装置であるが、前後移動可能な他の構造、ま
たは自走機構を採用することは自由である。
【0061】また、トンネル下部14にインバートコン
クリート16を打設した既インバート施工面50を保護
するために盛土を施すことが望ましいが、既インバート
施工面50の損傷を防止する必要がない場合には盛土を
施す作業を省略することは自明である。
【0062】また、非常時には基台20前後の走行機構
30をトンネル下部14に設置し、重機、運搬車両等を
通行させ、避難用として使用することは自明である。
【0063】また、基台20の上部に集塵機(図示略)
を搭載させることにより、桟橋の移動に伴い、集塵機も
移動させることができるため、トンネル掘削に応じて集
塵機を桟橋とは別にトンネル切羽側に移動させる作業が
皆無となり、作業時間の短縮を図ることができる。
【0064】また、インバートコンクリート打設時に、
鉄筋等の補強材を配設させることは自明である。
【0065】また、インバート施工時に点検用通路42
を形成するものであるが、点検用通路42を形成しない
インバート施工にも使用できることは自明である。
【0066】また、略半円形のトンネルにおけるものあ
るが、円形のトンネル、例えば海中トンネル、下水道等
のコンクリート打設(覆工)時にも利用できる。
【0067】
【発明の効果】本発明に係る移動式桟橋によれば、基台
を幅方向に二分割し、この二分割した各基台をガイドパ
イプに幅方向の両側から嵌挿させ、ガイドパイプに横移
動手段を介して一対のアウトリガーを配設させてあるた
め、アウトリガーの昇降、横移動手段による基台の横移
動により、重機、車両の幅に対応させて拡幅させ、トン
ネルインバート施工時に桟橋より幅広な重機をも通行可
能とすることができるばかりか、幅狭なトンネルにおい
ても、桟橋の両側とトンネル内壁面との間の掘削作業空
間を十分に確保することができ、重機による掘削作業性
を向上させることができる。
【0068】また、従来のように車両による掘削された
土砂の搬出作業を中断させた上、桟橋の前方で重機によ
り掘削作業を行う必要がなく、トンネルインバート施工
をスムーズに行うことができる。
【0069】また、横移動において、アウトリガーを縮
短させ、基台に吊下支持させた後、横移動手段を介して
トンネルの幅方向の他側へ各基台を移動させた後、アウ
トリガーを伸長させ、基台を上昇支持させた後、横移動
手段を介して各基台をトンネルの幅方向の他側へ移動さ
せるため、極めて容易に桟橋を横移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動式桟橋の側面図。
【図2】同、正面図。
【図3】桟橋の拡幅状態を示す平面図。
【図4】同、正面図。
【図5】桟橋の拡幅における第1、第2工程を示す要部
拡大正面図。
【図6】同、第3、第4工程を示す要部拡大正面図。
【図7】同、横移動手段を配備させてないガイドパイプ
部分における桟橋拡幅工程を示す要部拡大正面図。
【図8】未拡幅時の桟橋の横移動における第1、第2工
程を示す要部拡大正面図。
【図9】同、第3、第4工程を示す要部拡大正面図。
【図10】拡幅時の桟橋の横移動における第1、第2工
程を示す要部拡大正面図。
【図11】同、第3、第4工程を示す要部拡大正面図。
【図12】従来例を示す正面図。
【図13】同、側面図。
【符号の説明】
12 車両通行部 14 トンネル下部 16 インバートコンクリート 18 作業スペース 20 基台 22 ガイドパイプ 24 横移動手段 26 アウトリガー 30 走行機構 36 トンネル 38 重機 50 既インバート施工面
フロントページの続き (72)発明者 鷲見 大介 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐阜 工業株式会社内 Fターム(参考) 2D055 BB02 CA08 GB11 KC00 KC06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネルインバートの施工法において、
    進行側のインバートの掘削後、基台(20)を幅方向に二分
    割し、この二分割した各基台(20)を、前後に並設させた
    少なくとも一対のガイドパイプ(22)に、幅方向の両側か
    ら嵌挿させ、各ガイドパイプ(22)に横移動手段(24)を介
    して一対のアウトリガー(26)をそれぞれ配設させ、各基
    台(20)の前後下部に走行機構(30)を配設させてなる移動
    式桟橋の前部を掘削された直後のトンネル下部(14)に、
    後部を既インバート施工面(50)に、それぞれ設置させる
    ことにより、インバート掘削されたトンネル下部(14)へ
    の打設インバートコンクリート養生中に、桟橋上を通行
    可能とし、各アウトリガー(26)の昇降、横移動手段(24)
    による各基台(20)の横移動により拡幅させると共に、桟
    橋の横移動性を向上させ、幅狭なトンネルにおいてもト
    ンネルインバート施工をスムーズに行うことを特徴とす
    る移動式桟橋によるトンネルインバート施工法。
  2. 【請求項2】 掘削された土砂をトンネル切羽側からト
    ンネル坑口側へ搬出するための車両等を通行させる車両
    通行部(12)を備えると共に、掘削されたトンネル下部(1
    4)にインバートコンクリート(16)を打設するための作業
    スペース(18)を確保するための移動式桟橋において、基
    台(20)を幅方向に二分割し、この二分割した各基台(20)
    を、前後に並設させた少なくとも一対のガイドパイプ(2
    2)に、幅方向の両側から嵌挿させ、各ガイドパイプ(22)
    に横移動手段(24)を介して一対のアウトリガー(26)をそ
    れぞれ配設させ、各基台(20)の前後下部に走行機構(30)
    を配設させてなり、拡幅において、各アウトリガー(26)
    を縮短させ、各基台(20)に吊下支持させた後、横移動手
    段(24)を介してトンネル(36)の幅方向の両側へ各アウト
    リガー(26)をそれぞれ移動させた後、各アウトリガー(2
    6)を伸長させ、各基台(20)を上昇支持させた後、横移動
    手段(24)を介してトンネル(36)の幅方向の両側へ各基台
    (20)をそれぞれ移動させることにより、桟橋を拡幅さ
    せ、横移動において、各アウトリガー(26)を縮短させ、
    各基台(20)に吊下支持させた後、横移動手段(24)を介し
    てトンネル(36)の幅方向の他側へ各アウトリガー(26)を
    それぞれ移動させた後、各アウトリガー(26)を伸長さ
    せ、基台(20)を上昇支持させた後、横移動手段(24)を介
    してトンネル(26)の幅方向の他側へ各基台(20)をそれぞ
    れ移動させることにより、桟橋を横移動させることを特
    徴とする移動式桟橋。
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