JP2003320433A - 熱交換器用フィンの製造装置 - Google Patents

熱交換器用フィンの製造装置

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JP2003320433A
JP2003320433A JP2002130496A JP2002130496A JP2003320433A JP 2003320433 A JP2003320433 A JP 2003320433A JP 2002130496 A JP2002130496 A JP 2002130496A JP 2002130496 A JP2002130496 A JP 2002130496A JP 2003320433 A JP2003320433 A JP 2003320433A
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stacker
slit plate
cutter
plate
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Kazuyoshi Otsuka
一芳 大塚
Shigeyuki Horiuchi
繁幸 堀内
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Hidaka Seiki KK
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Hidaka Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 装置を実質的に停止させることなく連続的に
スタック作業を行なうことができ、且つ効率よく熱交換
器用フィンを製造することが可能な熱交換器用フィンの
製造装置を提供する。 【解決手段】 カラー付き透孔が形成されたスリット板
を吸着する吸着装置48,51と、吸着装置により吸着
されたスリット板を所定長さに切断するカッター47,
50と、カッターによりスリット板を切断することで得
られた熱交換器用フィンを、吸着装置の吸着を解除して
落下させ、これを積層してスタックするスタッカ49,
52とを備える第1積層装置45と第2積層装置46を
直列に設け、スタッカの一方に、所定枚数の熱交換器用
フィンがスタックされた際に、他方のスタッカに熱交換
器用フィンがスタックされるように制御する制御部が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器用フィン
の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ルームクーラー等の熱交換器に用いられ
る熱交換器用フィンの製造装置についての発明を、本願
出願人は、例えば、特開平5−192728号及び特開
平3−353294号等に開示している。図9は、熱交
換器用フィンの製造装置により成形される熱交換器用フ
ィンの一例を示す図である。図9に示すように、熱交換
器用フィン10は、アルミニウム等の金属薄板11の長
手方向に複数個のカラー付き透孔12・・が形成されて
いるものである。この熱交換器用フィン10のカラー付
き透孔12は、図9の拡大図に示すように、金属薄板1
1に穿設された透孔13の周縁に所定高さの鍔付きのカ
ラー14が形成されている。このようなカラー付き透孔
12は、挿嵌される伝熱管の伝熱面積を拡大し熱交換器
の伝熱効率の向上を図ることができる。
【0003】更に、熱交換器用フィン10には、熱交換
効率向上のため、カラー付き透孔12間にルーバー15
が形成されている。このルーバー15は、図9の拡大図
に示すように、細幅に切断された金属帯状体が上下方向
に曲折されているものである。また、熱交換器用フィン
10には、熱交換器用フィン10に近接して設けられる
他の部品と熱交換器用フィン10との接触を避けるた
め、切欠部(コーナーカット部)16が複数箇所に形成
されている。
【0004】図9に示す熱交換器用フィン10を製造す
る際には、通常、幅広の帯状金属板から複数本の熱交換
器用フィンを並列状態で同時に形成する。この熱交換器
用フィン10の製造工程を模式的に示した図10により
説明する。帯状金属板17は、先ず、ルーバー15を形
成するルーバー成形工程Lを通過した後、突き出し(バ
ーリング)加工によってカラー付き透孔12用の小孔1
8を穿設するバーリング工程Bを通過する。次いで、バ
ーリング工程Bで小孔18が穿設された帯状金属板17
は、穿設された小孔18の周縁にしごき加工を施してカ
ラー14の高さを高めつつ透孔13の開口径を拡大する
アイアニング工程Aを通過し、カラー14の先端を曲折
して鍔部を形成するリフレア工程Fを通過する。このよ
うにして帯状金属板17の長手方向に形成された複数個
のルーバー15及びカラー付き透孔12から成るカラー
付き透孔列が、帯状金属板17の幅方向に複数列形成さ
れる。更に、中抜き工程Nを通過させ、帯状金属板のカ
ラー付き透孔列間にコーナーカット部16等の中抜き部
19を穿設した後、帯状金属板をスリット工程Sでカラ
ー付き透孔列毎にスリットしてスリット板20となし、
引き続き切断工程Cでスリット板20を所定長さに切断
する。
【0005】上述した工程により製造される熱交換器用
フィン10(図9参照)は、具体的には、例えば、図1
1に示す熱交換器用フィンの製造装置により製造され
る。製造装置においては、先ず、ロール状に巻かれた帯
状金属板17がプレス装置112に供給され、上述した
ように、ルーバー成形工程L、バーリング工程B、アイ
アニング工程A及びリフレア工程Fを通過する。そし
て、送り装置としての送り出し装置113により後加工
装置114に送り込まれて中抜き工程N及びスリット工
程Sを通過することでスリット板20(図10参照)が
形成され、形成されたスリット板20は送り装置116
により切断工程Cに送り込まれる。切断工程Cに供給さ
れたスリット板20は、切断装置120により所定長さ
に切断され、形成された熱交換器用フィンを積層工程T
において積層しスタックする。
【0006】ここで、積層工程Tについて詳細に説明す
る。積層工程Tは、先ず、図11に示す送り装置116
によって送り込まれたスリット板20を、スリット板2
0の上方から吸着するように設けた真空吸着装置118
により吸着し、切断装置120により所定長さに切断す
る。そして、切断と同時に真空吸着装置118の吸着を
解除し、真空吸着装置118の下方に設けたスタッカ1
22に積層するものである。積層してスタックするスタ
ッカ122は、鉛直方向に延びて下端が水平板124に
支持された複数のスタックピン126・・に熱交換器用
フィンのカラー付き透孔が挿通して、熱交換器用フィン
をスタックするように形成されている。
【0007】図11に示すスタッカ122は、従来の熱
交換器用フィンの製造装置に用いられている一実施形態
を示したものである。この装置のスタッカ122におい
ては、一つのスタッカに熱交換器用フィンが充填される
と、速やかに次のスタッカによってスタックが行われる
ように、二つのスタッカを一体化して形成されている。
すなわち、第1スタッカ122aと第2スタッカ122
bに設けられている水平板を連結させ、一枚板とした水
平板124により二つのスタッカを一体に形成してい
る。そして、この水平板124の中心を、水平板124
が水平方向に回動可能となるように中心軸128によっ
て支持することによって、第1スタッカ122aに熱交
換器用フィンが充填された際に、水平板124を回動さ
せて速やかに第2スタッカ122bに積層が行われるよ
うにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1ス
タッカ122aに熱交換器用フィンが所定枚数充填され
た際の第2スタッカ122bとの位置入れ替えは、高速
で行われる熱交換器用フィン10の製造速度より速く行
うことは不可能である。そのため、スタッカの入れ替え
時には、製造装置をいったん停止させるか、又は送り装
置116の速度の制御を行わなければならなかった。し
かし、一つのスタッカ122に充填される度に製造装置
を停止させたり、スタッカの交換時に送り装置116の
送り速度を低下させることは、生産の効率が悪く、ま
た、一定の速度で送る場合に比べて製品の加工精度が低
下するおそれがある等の問題があった。そこで、本発明
は、これらの課題を解決すべくなされたものであり、そ
の目的とするところは、装置を実質的に停止させること
なく連続的にスタック作業を行なうことができ、且つ効
率よく熱交換器用フィンを製造することが可能な熱交換
器用フィンの製造装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
を達成するにはカッター、吸着装置及びスタッカで構成
される積層装置を直列に二つ並べて設け、一方のスタッ
カに熱交換器用フィンが充填されると、他方のスタッカ
にスタックが開始されるように制御することによって、
製造された熱交換器用フィンをほぼ連続的に載積するこ
とが可能であると考え種々検討し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、周縁に所定高さのカラーが設けら
れた複数個の透孔が帯状金属板の長手方向に形成された
カラー付き透孔列を、前記帯状金属板の幅方向に平行に
複数列形成する金型が装着されたプレス装置と、前記カ
ラー付き透孔列間を帯状金属板の長手方向にスリットす
るスリッターと、前記スリッターによりカラー付き透孔
列を有する帯状金属板をスリットすることで得られたス
リット板を送る送り装置とを具備し、スリット板を吸着
する第1吸着装置と、該第1吸着装置により吸着された
スリット板を所定長さに切断する第1カッターと、該第
1カッターによりスリット板を切断することで得られた
熱交換器用フィンを、前記第1吸着装置の吸着を解除し
て落下させ、これを積層してスタックする第1スタッカ
とを備えると共に、前記第1カッターで切断されること
なく第1吸着装置で吸着されて前記送り装置により移動
されるスリット板を吸着する第2吸着装置と、該第2吸
着装置により吸着されたスリット板を所定長さに切断す
る第2カッターと、該第2カッターによりスリット板を
切断することで得られた熱交換器用フィンを、前記第2
吸着装置の吸着を解除して落下させ、これを積層してス
タックする第2スタッカとを備え、且つ前記第1スタッ
カ及び第2スタッカの両スタッカの一方に、所定枚数の
熱交換器用フィンがスタックされた際に、他方のスタッ
カに熱交換器用フィンがスタックされるように、前記第
1カッター、第1吸着装置、第2カッター及び第2吸着
装置を制御する制御部が設けられていることを特徴とす
る熱交換器用フィンの製造装置である。帯状金属板の送
り装置は、必要に応じて適当な箇所に単数又は複数設置
すればよい。例えば、プレス装置の後及びスリッターの
後に設置することもできるし、製造装置の構成・配置に
よっては、適当な箇所に1基設置することも可能であ
る。また、複数の送り装置を設置する場合は、同じタイ
プのものであってもよいし、各工程に適合した異なった
タイプのものを設置してもよい。なお、帯状金属板には
スリット板も含まれる。かかる構成の本発明において
は、第1スタッカに所定枚数の熱交換器用フィンがスタ
ックされると、制御部のはたらきによって熱交換器用フ
ィンは第1吸着装置に吸着された状態で第2吸着装置に
送りこまれ、第2カッターにおいて切断されて第2スタ
ッカにスタックされる。そして、以後、制御部のはたら
きによって第1と第2の積層装置(カッター、吸着装
置、スタッカ)が、交互に稼動する。これにより、製造
装置をほとんど停止させることなく、又送り装置の速度
を実質的に変更することなく、連続的に熱交換器用フィ
ンを積層してスタックすることができて、効率的であ
る。
【0010】また、本発明の、第1吸着装置及び第2吸
着装置は、真空吸着装置であって、吸着力を制御するた
めのダンパー機構が設けられていることが好ましい。こ
のように、第1及び第2吸着装置を真空吸着装置とダン
パー機構を併用した簡単な装置とすることにより、吸着
と解除を簡単かつ正確に行なうことができる。また、本
発明の熱交換器用フィンの製造装置には、熱交換器用フ
ィンのスタックを前記第2スタッカから前記第1スタッ
カに変更する際に使用する、スリット板を移送方向とは
逆方向に送る逆送り機構が設けられていることが好まし
い。これにより、帯状金属板を無駄にすることなく熱交
換器用フィンを製造することができる。また、前記逆送
り機構は、前記送り装置に具備されていることが好まし
い。これにより、新たに逆送り機構を設ける必要がな
く、且つ一つの送り装置として、簡便に制御することが
できる。また、前記プレス装置と前記送り装置の間に、
帯状金属板を撓ませて保持することができる空間を設け
ることもできる。これにより、送り装置で逆送りを行っ
た際においても、プレス装置を停止させる必要がない。
また、前記スリッターを、前記送り装置の直前に設けら
れていることが好ましい。これにより、送り装置の引っ
張りで、帯状金属板にスリットを好適に設けることがで
きる。また、前記スリッターを、前記プレス装置に設け
ることもできる。これは、逆送り機構によりスリット板
が戻された場合においても、上記の撓み空間によって戻
りを吸収するため、プレス装置内の帯状金属板が一方向
にのみ送られることから、スリット板に「ひげ」が形成
されるおそれがない。なお、プレス装置に設けるスリッ
ターは、プレス装置内の金型に具備されているものだけ
でなく、プレス装置に付随して設けられているものも含
む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る熱交換器用フ
ィンの製造装置の好適な実施の形態を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は、本発明の熱交換器用フィン
の製造装置に係る一実施形態を示す概略図である。図1
に示すように、本実施形態の熱交換器用フィンの製造装
置21は、周縁に所定高さのカラーが設けられた複数個
の透孔が帯状金属板の長手方向に形成されたカラー付き
透孔列を、前記帯状金属板の幅方向に平行に複数列形成
する金型が装着されたプレス装置22と、カラー付き透
孔列間を帯状金属板の長手方向にスリットするスリッタ
ー24と、スリッター24でスリットされたスリット板
を移動方向へ送る送り装置23と、スリット板を所定長
さに切断し、得られた熱交換器用フィンを積層する積層
装置25とで構成されている。
【0012】以下に、本実施形態の熱交換器用フィンの
製造装置21の構成を工程順に説明する。図1におい
て、ロール状に巻かれた帯状金属板17は、オイル付与
装置26によってプレス加工用オイルが付与された後に
プレス装置22に供給される。プレス装置22には、ル
ーバー成形用金型、バーリング加工用金型、アイアニン
グ加工用金型が帯状金属板17の移送方向に配列されて
おり、このプレス装置22によって、帯状金属板17に
は、周縁に所定高さのカラー14が設けられたカラー付
き透孔12(図9参照)が形成される。カラー付き透孔
12は、帯状金属板17の長手方向に複数設けられてカ
ラー付き透孔列を成し、このカラー付き透孔列が、幅方
向に平行に複数列形成される。このように、複数のカラ
ー付き透孔12・・が形成された帯状金属板17は、図
2(a)(b)に示す送り装置である送り出し装置28
によって、プレス装置22から送り出される。
【0013】図2(a)(b)は、送り出し装置28の
構成を示す説明図である。図示するように、送り出し装
置28は、駆動手段(図示せず)によって左右に往復動
可能に設けられた往復動体29と、往復動体29に設け
られたばね等の付勢部材30により上方に付勢され、先
端面の一部が傾斜面27aに形成されている送り出しピ
ン27とで構成されている。送り出しピン27は、往復
動体29の上面から突出し、送り方向に延びたスリット
が設けられている基準プレート31に載置されて、帯状
金属板17に設けられているカラー付き透孔12に嵌合
するように設けられている。そして、帯状金属板17を
移送方向へ送り出す際には、先ず、図2(a)に示すよ
うに、送り出しピン27の先端部が帯状金属板17のカ
ラー付き透孔12内に進入し、往復動体29の矢印E方
向への動きによって送り出しピン27の側面がカラー付
き透孔12の内周面を矢印E方向へ押圧し、帯状金属板
17を矢印E方向へ所定距離移動させる。
【0014】この後、往復動体29が矢印G方向へ動く
際には、図2(b)に示すように、送り出しピン27の
先端の傾斜面27aが透孔12のエッジと摺接し、送り
出しピン27が下方へ押し込まれることによって、透孔
12と送り出しピン27との嵌合が解除され、帯状金属
板17が矢印G方向へ移動することなく、往復動体29
は矢印G方向へ移動し、前述した透孔の後方に設けられ
た透孔12に送り出しピン27が嵌合して上述した動作
が繰り返される。そして、往復動体29が図2(a)及
び図2(b)に示す動作を繰り返すことによって帯状金
属板17を移送方向に送ることができる。
【0015】プレス装置22から送り出し装置28によ
り送り出された帯状金属板17は、図1に示すように、
プレス装置22と分離されて配設された後加工装置32
に供給される。このようにプレス装置22と後加工装置
32を分離していることで、送り出し装置28により帯
状金属板17を送る際に、帯状金属板17を若干撓ませ
ておくことができ、プレス工程と後加工工程の製造タイ
ミングを正確に合わせる必要がない。
【0016】後加工装置32は、図1に示すように、中
抜き加工用の金型装置33、スリット加工を施すスリッ
ター24及びスリットされたスリット板を移送する送り
装置23から構成される。後加工装置32に設けられた
中抜き加工用の金型装置33は、図9に示すコーナーカ
ット部16等の中抜き加工を施す装置であり、この装置
に供給された帯状金属板17は中抜き加工が施される。
中抜き加工が施された後、帯状金属板17は、図3に示
すスリッター24に供給され、カラー付き透孔列毎にス
リットされる。
【0017】図3は、本実施形態におけるスリッターを
移送方向に対して垂直に切断した縦断面図である。図示
するように、スリッター24は、回転駆動可能な円筒部
34に形成された円筒刃溝35・・に噛み合って回転し
且つ回転軸36に軸着された筒状刃37・・が設けられ
て形成されている。この筒状刃37間の間隔がスリット
され、帯状金属板17をカラー付き透孔列毎に切り離し
たスリット板20(図4参照)を形成する。
【0018】スリッター24の後段には、図4に示す送
り装置23が配設されている。この送り装置23は、ス
リット板20の移送方向に移動可能にかつ一端がカラー
付き透孔列の透孔12内に嵌入可能に設けられた送りピ
ン40と、送りピン40に設けられ、送りピン40の一
端が透孔12から離れる方向に付勢するばね等の付勢部
材と、送りピン40の一端がスリット板20の透孔12
内に嵌入した状態の送りピン40を送り方向に所定距離
移動可能にとするように、送りピン40の他端を付勢部
材の付勢力に抗して押圧する押圧面がスリット板20の
移送方向に延設されている板カム43と、前記送りピン
40を移送する駆動手段とを具備している。
【0019】さらに詳細に説明すると、送り方向に所定
の間隔で複数個のカラー付き透孔12・・が穿設された
スリット板20は、送り方向にスリットが設けられた基
準プレート44に、カラー付き透孔12の各々が上方に
位置するように載置される。そして、基準プレート44
の下方には、駆動手段によって基準プレート44と略平
行で且つスリット板20の送り方向に順次移動する複数
枚の移動プレート38・・が設けられ、この各移動プレ
ート38の下面側には、下端部が突出して移動プレート
の移動方向に対して垂直方向に貫通され且つ付勢部材
(図示しない)によって移動プレート38の下面方向に
付勢されている送りピン40が備えられている。本実施
形態においては、この移動プレート38と送りピン40
を一体とした移動ユニット41とし、移動ユニット41
を環状に連結させてステッピングモータ等で駆動される
駆動ホイール39によって矢印Iの方向に順次移動する
ように設けている。
【0020】この移動ユニット群の内周部には、断面形
状が略台形に形成した板カム43を設けており、これに
より、移動ユニット41・・が回転した際に、送りピン
40の下端部が板カムの傾斜面43aに当接して、送り
ピン40の先端が透孔12内にスムーズに嵌入する。そ
して、スリット板20を所定距離移動した後、送りピン
40の先端が下方に引き出され、透孔列から外れる。こ
のような一連の動作を、環状に連結された移動ユニット
41が順々に行うことにより、スリット板20を略一定
速度で連続的に移動させることができ、熱交換器用フィ
ンの製造を好適に行なうことが可能となる。
【0021】上記送り装置23によって一定の速度で運
ばれるスリット板20は、積層装置25へと送られる。
そして、本発明の熱交換器用フィンの製造装置21は、
特にこの積層装置25の構成に特徴を有するものであ
る。以下、図1及び図5に基づいて積層装置について詳
しく説明する。本発明の積層装置25は、第1積層装置
45、第2積層装置46及び第1積層装置45と第2積
層装置46の動作を制御する制御部63とから構成され
ている。そして、第1積層装置45は、スリッター24
によりカラー付き透孔列を有する帯状金属板17をスリ
ットすることで得られたスリット板20を吸着する第1
吸着装置としての第1真空吸着装置48と、この第1真
空吸着装置48により吸着されたスリット板20を所定
長さに切断する第1カッター47及びこの第1カッター
47によりスリット板20を切断することで得られた熱
交換器用フィン10を、第1真空吸着装置48の吸着を
解除して落下させ、これを積層してスタックする第1ス
タッカ49とで構成され、第2積層装置46は、第1カ
ッター47で切断されることなく第1真空吸着装置48
で吸着された状態のまま送り装置23により送られたス
リット板20を吸着する第2吸着装置としての第2真空
吸着装置51と、この第2真空吸着装置51により吸着
されたスリット板20を所定長さに切断する第2カッタ
ー50及びこの第2カッター50によりスリット板20
を切断することで得られた熱交換器用フィン10を、第
2真空吸着装置51の吸着を解除して落下させ、これを
積層してスタックする第2スタッカ52とで構成されて
いる。
【0022】本実施形態の熱交換器用フィンの製造装置
21の積層装置25は、図1に示すように、送り装置2
3の後段に設けられ、第1積層装置45、第2積層装置
46の順で直線状に設けられている。この第1積層装置
45と第2積層装置46とからなる積層装置25につい
て、さらに詳しく説明する。第1積層装置45には、ス
リット板が挿通して所定長さで切断をする第1カッター
47が設けれている。この第1カッター47は、図6に
示すように上刃53と下刃54とから成り、スリット板
20が所定長さ挿通されると、上刃53を下方に移動さ
せることによって切断する。この第1カッター47にお
いては、熱交換器の仕様に適応できるように、上刃53
と下刃54がそれぞれガイド55a、55bに沿って位
置変更可能に装着されている。
【0023】そして、第1カッター47を挿通して送り
込まれるスリット板20を上方から吸着するように、第
1カッター47の後段に第1真空吸着装置48を設けて
いる。図7に第1真空吸着装置の断面図を示し、第1真
空吸着装置48の構成を説明する。第1真空吸着装置4
8は、断面が略矩形状に形成されて下端面に吸込み板5
7が設けられたフレーム56と、このフレーム56内に
設けたダンパー機構58と、ダンパー機構58の上方に
設けられたバキューム装置(図示しない)とで構成され
ている。
【0024】ダンパー機構58は、第1真空吸着装置4
8の吸着状態を解除する解除手段として設けたものであ
る。本実施形態におけるダンパー機構58は、フレーム
56の側面の対向位置において、鉛直方向に回動可能に
支持された回転軸67,67に固定されているダンパー
板59,59と、これらのダンパー板59,59を動作
させるダンパーエアシリンダ60から成り、上方に設け
られたバキューム装置の吸着力を制御するために設けら
れている。ダンパー板59,59を動作させるダンパー
エアシリンダ60は、一方のダンパー板59を固定して
いる回転軸67と連結しており、ダンパーエアシリンダ
60の押圧によって回転軸67及びダンパー板59を回
転させる。また、他方のダンパー板59は、一方の回転
軸67と他方の回転軸67が反対向きに回転するように
設けた連絡部材68により、同時に同工程の動作をする
ことを可能としている。なお、ダンパーエアシリンダ6
0には、シリンダ内の空気を調節してダンパー板59,
59の開閉スピードを制御するスピードコントローラ7
0が設けられている。これにより、ダンパー板59,5
9の開閉時に発生するダンパー板とフレームとの衝突音
を抑えることができ、また、ダンパー板の開閉スピード
を好適な速さに設定することができる。
【0025】上記ダンパー機構58は、ダンパー板5
9,59をフレーム56の側面と略平行となる(以下、
これを閉じるという)ようにすることによって吸込み板
57にスリット板を吸着し、ダンパー板59,59をダ
ンパーエアシリンダ60によりフレーム56の側面と略
垂直となる(以下、これを開くという)ように制御する
ことによって吸着を解除するものである。
【0026】この装置の使用においては、第1真空吸着
装置48の下面にスリット板20が送り込まれた際に、
第1真空吸着装置48のダンパー板59,59を閉じス
リット板20を吸着させて、第1真空吸着装置48に水
平にスリット板20を送り込ませる。そして、スリット
板20が所定長さ送り込まれると、送り込みを停止して
第1カッター47により切断する。そして、切断と略同
時に第1真空吸着装置48のダンパー板59,59を開
いてバキューム装置の吸着を解除する。これにより、ス
リット板20が所定長さに切断された熱交換器用フィン
10が落下し、第1真空吸着装置48の下方に設けられ
た第1スタッカ49に積層されてスタックされる。
【0027】第1スタッカ49は、図5に示すように、
鉛直方向に延び、下端部が水平板61に支持されている
複数のスタックピン62・・に熱交換器用フィン10の
透孔12が挿通してスタックされるように構成されてい
る。そして、第1スタッカ49に熱交換器用フィン10
が所定枚数充填されると、熱交換器用フィン10に形成
される前のスリット板20が第2積層装置46に送り込
まれる。
【0028】本実施形態の第2積層装置46である第2
カッター50及び第2真空吸着装置51は、図6に示す
第1カッター47、図7に示す第1真空吸着装置48と
それぞれ同様に構成されており、これらの装置により形
成された熱交換器用フィン10を第2スタッカ52に積
層してスタックする。また、図5に示すように、第2ス
タッカ52も第1スタッカ49と同様、水平板65と、
水平板65に下端部が支持されたスタックピン66・・
とで構成され、スタックピン66に熱交換器用フィン1
0が積層されるように設けられている。ここで、第2積
層装置46にスリット板20が送りこまれる際には、第
1真空吸着装置48のダンパー板59,59を閉じ、吸
着状態にして置く必要がある。
【0029】第1積層装置45及び第2積層装置46を
併用して熱交換器用フィン10を連続的に積層する際に
は、第1積層装置45及び第2積層装置46を制御部6
3により制御する必要がある。本実施形態の制御部63
は、第1カッター47、第1真空吸着装置48、第2カ
ッター50、第2真空吸着装置51及び送り装置23を
制御するものである。詳細には、送り装置23によって
スリット板20を第1真空吸着装置48に所定長さ送り
込み、送り装置23の動作をいったん停止させて第1カ
ッター47により切断する。そして、切断と同時に第1
真空吸着装置48に設けられたダンパー板59,59を
開いて熱交換器用フィン10を落下させ、落下の後に、
再びダンパー板59,59を閉じてスリット板20を吸
着し、再度送り装置23を作動させて第1真空吸着装置
48にスリット板20が送りこまれるように制御してい
る。この後、第1スタッカ49に熱交換器用フィン10
が所定枚数充填されると、第2積層装置46にスリット
板20が送りこまれるように、第1真空吸着装置48及
び第2真空吸着装置51のダンパー板を閉じた状態に
し、第2真空吸着装置51及び第2カッター50によ
り、第1積層装置45と同様の制御が行われて第2スタ
ッカ52に熱交換器用フィン10が積層されてスタック
される。なお、熱交換器用フィンのスタックを、第2ス
タッカから第1スタッカに変更する際には、最初の一枚
のフィンは、第1スタッカと第2スタッカとの間隔L1
だけ長い不良品となる。これは、スタッカの一番底にあ
るので、スタッカからフィンを取り出すとき、然るべき
方法で除去すればよい。以下、このサイクルを順次繰り
返す。
【0030】このように、制御部63により熱交換器用
フィン10を連続的にスタックすることが可能であるこ
とから、製造装置の電源のON/OFFを繰り返す必要
がなく、装置の消費エネルギーを抑えることができる。
また、上述した送り装置23が実質的に一定速度で連続
的に帯状金属板17を送ることが可能になることから、
熱交換器用フィン10の加工精度が低下することなく効
率的に製造することができる。なお、本発明の熱交換器
用フィンの製造装置においては、図1に示すプレス装置
22と後加工装置32とを一体としてカラー付き透孔が
設けられたスリット板を形成する加工装置64を使用し
た図8に示す別の実施形態の熱交換器用フィンの製造装
置においても、スリット板が送り込まれる積層部に上述
した積層装置25を設けることで、本発明にかかる有効
な効果が得られる装置とすることができる。
【0031】ここで、本実施形態においては、スリット
板20を移送方向と逆向きに移動させる逆送り機構が設
けられている。すなわち、熱交換器用フィンのスタッカ
が第2スタッカ52から第1スタッカ49に変更になる
際に、図5に示すように、第2カッター50により切断
されたスリット板20の先端位置P2と、第1カッター
47で切断される際に送りこまれるスリット板20の先
端位置P3とが一致していないため、前記の不良品を出
さないためにはスリット板20の先端を逆送り機構によ
って位置P2から位置P3まで戻す必要がある。そこ
で、本実施形態においては、図4に示す送り装置23に
逆送り機構が具備されている。これは、送り装置23の
駆動ホイール39を回転させるステッピングモータ(図
示しない)を制御して送り装置23が、順送りと逆送り
の両方を行えるようにしている。
【0032】この送り装置23の逆送り機構は、熱交換
器用フィンのスタックが第2スタッカ52から第1スタ
ッカ49に変更した時点において、スリット板20の先
端を位置P2から位置P3に戻す際にのみ使用するもの
である。しかしながら、送り装置23の逆送り機構を作
動させている際にも、プレス装置22は帯状金属板17
に加工を施し送り方向に順々に送っているため、プレス
装置22と後加工装置32の加工速度にずれが生じてし
まう。そこで、本実施形態においては、上述したよう
に、プレス装置22と後加工装置32との間に帯状金属
板17を撓ませて保持することができる空間を設けてい
る。これは、プレス装置22から送り出し装置28によ
り送り出された帯状金属板17を若干撓ませた状態で後
加工装置32に供給することにより、後加工装置32と
プレス装置22の加工速度にずれが生じても対応できる
ようにしている。これにより、送り装置23による一時
的な逆送りを行った際においても、プレス装置22と後
加工装置32の間の帯状金属板17が撓んでずれを吸収
することで、プレス装置22を連続的に作動させること
ができる。
【0033】なお、本発明の熱交換器用フィンの製造装
置においては、この逆送り機構を必須とするものではな
く、例えば、第2スタッカから第1スタッカの変更時
に、第1積層装置の先端位置P3に切断機構を設け、位
置P2から位置P3の間を切断して熱交換器用フィンを
形成することも可能である。また、逆送り機構において
も、上記の送り装置23に備えることに限定されるもの
ではなく、独立した逆方向へ移動させる装置を設けても
よいし、また、送り出し装置28の送り出しピン27の
傾斜面27aを反転するように制御して逆送り機構とす
ることも可能である。
【0034】さらに、本実施形態の熱交換器用フィンの
製造装置においては、スリッター24が送り装置23の
直前に設けられているが、これに限定するものではな
い。このように、スリッター24を送り装置23の直前
に配設した場合、送り装置23に備えられている逆送り
機構によって、スリット板20が戻し動作でスリッター
24に再度挿入される。そのため、一度スリットした位
置とずれた場所にスリットがなされ、いわゆる「ひげ」
が形成される場合がある。この「ひげ」の形成を防ぐた
めに、スリッターをプレス装置22の金型に設けること
も可能である。その際、図3に示すようなスリッターを
用いるのではなく、プレス装置22の金型の端に切断機
構を設けて、帯状金属板の長手方向にスリットが設けら
れるようにしてある。このように金型にスリッターを設
けることで、スリット板が逆送りされた時にスリット板
が撓んだ状態で保持され、再度スリットされることがな
いので「ひげ」の形成を防ぐことができる。ただし、プ
レス装置22から送り出された際には、帯状金属板17
にスリットが形成されているので、この後、後加工装置
32へのスリット板20の円滑な供給の点では若干不利
になるおそれはある。また、本実施形態のスリッター2
4と送り装置23の間にスリット板20を撓ませる撓み
部を設け、スリット板20がスリッター24に逆送りさ
れるのを防止するように設けることも可能である。この
場合、装置は若干大がかりとなる。
【0035】なお、本発明において第1及び第2積層装
置(吸着装置、カッター、スタッカ)を備えることは必
須であるが、さらに、必要に応じて第3、第4・・の積
層装置を備え、制御部がこれら積層装置を制御するもの
である製造装置も本発明の技術的範囲に含まれることは
当然である。また、本実施形態においては、熱交換器用
フィンにルーバー及び中抜き加工が施されているが、必
ずしもこれらの工程は必須ではない。従って、ルーバー
成型金型及び中抜き加工用の金型がない製造装置も本発
明の技術的範囲に含まれる。
【0036】さらに、本実施形態においては、上述した
送り装置23を使用したが、本発明に係る熱交換器用フ
ィンの製造装置においては、これに限定されるものでは
なく、前述した送り出し装置28、或いは、設備費、設
置面積又は装置の性能等を勘案して適宜選択した送り機
能を有する装置を使用することも可能である。しかし、
本実施形態における送り装置23は、環状に設けた移動
ユニット41・・によってスリット板20を次々に移動
方向へ移動させることが可能なことから、連続的に一定
速度で移動させることができ、また、前述した送り出し
装置28のように、移動させる際に帯状金属板17の裏
面と送り出しピン27との摺接が起こらないことから、
帯状金属板17を変形させることなく移動させることが
可能となる。そのため、積層装置と組み合わせて使うこ
とで、熱交換器用フィンの製造をきわめて効率的に行な
うことができる。
【0037】
【発明の効果】本発明による熱交換器用フィンの製造装
置によれば、上述したように、カラー付き透孔列を有し
たスリット板を所定長さに切断してスタックする積層部
を直列に二つ並べることにより、製造装置を停止させる
ことなく連続的に作動させることが可能である。これに
より、熱交換器用フィンの製造効率を向上させることが
可能となり、精度よく熱交換器用フィンを製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換器用フィンの製造装置に係る一
実施形態の構成を示す概略図である。
【図2】図1に示す送り出し装置の構成を示す説明図で
ある。
【図3】図1に示すスリッターの構成を示す縦断面図で
ある。
【図4】図1に示す送り装置の構成を示す側面図であ
る。
【図5】図1に示す積層装置の構成を示す説明図であ
る。
【図6】図1に示す第1カッター及び第2カッターの構
成を示す説明図である。
【図7】図1に示す第1真空吸着装置及び第2真空吸着
装置の内部構成を示す縦断面図である。
【図8】本発明の熱交換器用フィンの製造装置に係る別
の実施例の構成を示す概略図である。
【図9】熱交換器用フィンを説明するための説明図であ
る。
【図10】図9に示す熱交換器用フィンの製造方法を説
明するための説明図である。
【図11】従来の熱交換器用フィンの製造装置の構成を
示す概略図である。
【符号の説明】
10 熱交換器用フィン 12 カラー付き透孔 17 帯状金属板 20 スリット板 21 熱交換器用フィンの製造装置 22 プレス装置 23 送り装置 24 スリッター 25 積層装置 27 送り出しピン 28 送り出し装置 32 後加工装置 38 移動プレート 40 送りピン 45 第1積層装置 46 第2積層装置 47 第1カッター 48 第1真空吸着装置 49 第1スタッカ 50 第2カッター 51 第2真空吸着装置 52 第2スタッカ 58 ダンパー機構 63 制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周縁に所定高さのカラーが設けられた複
    数個の透孔が帯状金属板の長手方向に形成されたカラー
    付き透孔列を、前記帯状金属板の幅方向に平行に複数列
    形成する金型が装着されたプレス装置と、前記カラー付
    き透孔列間を帯状金属板の長手方向にスリットするスリ
    ッターと、前記スリッターによりカラー付き透孔列を有
    する帯状金属板をスリットすることで得られたスリット
    板を送る送り装置とを具備し、 スリット板を吸着する第1吸着装置と、該第1吸着装置
    により吸着されたスリット板を所定長さに切断する第1
    カッターと、該第1カッターによりスリット板を切断す
    ることで得られた熱交換器用フィンを、前記第1吸着装
    置の吸着を解除して落下させ、これを積層してスタック
    する第1スタッカとを備えると共に、 前記第1カッターで切断されることなく第1吸着装置で
    吸着されて前記送り装置により移動されるスリット板を
    吸着する第2吸着装置と、該第2吸着装置により吸着さ
    れたスリット板を所定長さに切断する第2カッターと、
    該第2カッターによりスリット板を切断することで得ら
    れた熱交換器用フィンを、前記第2吸着装置の吸着を解
    除して落下させ、これを積層してスタックする第2スタ
    ッカとを備え、 且つ前記第1スタッカ又は第2スタッカの一方に、所定
    枚数の熱交換器用フィンがスタックされた際に、他方の
    スタッカに熱交換器用フィンがスタックされるように、
    前記第1カッター、第1吸着装置、第2カッター及び第
    2吸着装置を制御する制御部が設けられていることを特
    徴とする熱交換器用フィンの製造装置。
  2. 【請求項2】 スリット板を移送方向とは逆方向に送る
    逆送り機構が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の熱交換器用フィンの製造装置。
  3. 【請求項3】 前記逆送り機構が、前記送り装置に具備
    されていることを特徴とする請求項2記載の熱交換器用
    フィンの製造装置。
  4. 【請求項4】 前記プレス装置と前記送り装置の間に、
    帯状金属板を撓ませて保持することができる空間が設け
    られていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    熱交換器用フィンの製造装置。
  5. 【請求項5】 前記スリッターが、前記送り装置の直前
    に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか一項記載の熱交換器用フィンの製造装置。
  6. 【請求項6】 前記スリッターが、前記プレス装置に設
    けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    一項記載の熱交換器用フィンの製造装置。
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