JP2003319235A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JP2003319235A
JP2003319235A JP2002124078A JP2002124078A JP2003319235A JP 2003319235 A JP2003319235 A JP 2003319235A JP 2002124078 A JP2002124078 A JP 2002124078A JP 2002124078 A JP2002124078 A JP 2002124078A JP 2003319235 A JP2003319235 A JP 2003319235A
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JP2002124078A
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English (en)
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Yasunori Inaba
康範 稲葉
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、多領域において焦点が合っ
た鮮鋭度の高い撮影画像が得られる撮影装置を提供する
ことである。 【解決手段】 CPU5は、領域分割撮影処理におい
て、撮影領域における被写体に動的な被写体が含まれる
か否かを判別し、動的な被写体が含まれる場合には撮影
領域を大きく分割して分割領域数を少なく設定し、動的
な被写体が含まれない場合には撮影領域を小さく分割し
て分割領域数を多く設定する。次いで、各分割領域の被
写体に焦点を合わせてレンズユニット1aの合焦位置を
検出し、該検出された各分割領域の合焦位置で撮影部1
により連続撮影を行わせて、画像処理部4により撮影さ
れた各画像から焦点を合わせた分割領域の画像を抽出し
てメモリ4に記憶させる。次いで、該記憶された各分割
領域の画像を読み出して各分割位置に配置して画像処理
を行い、1つの撮影画像に再構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルカメラにおいては、オー
トフォーカス(自動焦点調整)機能として、赤外線を被
写体に投光して得られた反射光の入射角度を測距センサ
により判別して被写体までの距離を測距し、該測距結果
に基づいて被写体に焦点を合わせるようなアクティブ方
式、或いはコントラストの高い被写体に焦点を合わせる
コントラスト検出方式、被写体からの入射光の位相差を
検出して焦点を合わせる位相差検出方式等の様々な方式
を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オートフォーカス機能においては、ある特定の領域、例
えば撮影領域における被写体の中央部分領域、或いはコ
ントラスト方式においてはコントラストが高い領域等に
焦点を合わせて撮影を行っており、焦点を合わせた被写
体の周辺領域や、被写界深度の異なる領域等の焦点を合
わせた領域以外の領域にも同時に焦点を合わせることは
困難であった。そのため、撮影された画像は焦点を合わ
せた領域以外はぼけた画像となり、全領域に対して鮮鋭
度が高い画像が得られなかった。
【0004】本発明の課題は、多領域において焦点が合
った鮮鋭度の高い撮影画像が得られる撮影装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被写体を結像させる撮像レンズと、前記撮像レンズによ
り結像された被写体像を撮影する撮影手段と、を備えた
撮影装置において、前記撮影手段により撮影する撮影領
域を複数の領域に分割する領域分割手段と、前記領域分
割手段により分割された各分割撮影領域に対して、順
次、撮影のための焦点調整を行う焦点調整手段と、前記
焦点調整手段により各分割撮影領域に対して焦点調整さ
れる毎に、順次、前記撮影手段に撮影させる撮影制御手
段と、前記撮影で得られた各撮影画像において焦点調整
対象となった分割撮影領域の画像を、前記分割された各
分割撮影領域の分割位置に対応するように配置し、撮影
画像を再構成する再構成手段と、を備えることを特徴と
している。
【0006】この請求項1記載の発明によれば、撮影領
域を複数領域に分割し、この分割された各分割撮影領域
に対して焦点調整を行って撮影し、その各撮影画像から
焦点調整対象の分割撮影領域の画像を分割位置に対応す
るように配置して撮影画像を再構成するので、容易な画
像処理で、多領域において焦点が合った鮮鋭度の高い撮
影画像を得ることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の撮
影装置において、前記撮影領域内の被写体の動きを検出
する動き検出手段をさらに備え、前記領域分割手段は、
前記動き検出手段により検出された被写体の動きに応じ
て前記撮影領域を分割する分割数を設定することを特徴
としている。
【0008】この請求項2記載の発明によれば、撮影領
域内の被写体の動きを検出し、検出された被写体の動き
に応じて撮影領域の分割数を設定するので、被写体に動
きがある場合は分割数を少なく設定して複数撮影による
被写体の動きのずれを抑えることができる一方、被写体
に動きがない場合は分割数を多く設定して焦点調整する
分割撮影領域をより多くすることができ、撮影画像の画
質をさらに向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明する。図1
は、本実施の形態におけるデジタルカメラ20の機能的
構成を示すブロック図である。図1において、デジタル
カメラ20は、撮影部1、A/D変換部2、画像処理部
3、メモリ4、CPU5、記録用メモリ6、EEPRO
M7、表示部8、操作部9、ストロボユニット10から
構成され、各部はバスにより接続される。
【0010】撮影部1は、被写体の光学像を取り込む光
学レンズ群等の撮像レンズからなるレンズユニット1
a、レンズユニット1aを透過した光束の光量を調節す
る絞り1b、レンズユニット1aの光路上において結像
された被写体の光学像を光電変換するCCD1cにより
構成され、CPU5によりその駆動を制御される。光電
変換された画像信号(アナログ信号)はA/D変換部2
に出力される。すなわち、撮影部1は、撮像手段として
の機能を有する。
【0011】A/D変換部2は、入力された画像信号を
アナログ画像信号からデジタル画像データへ変換し、画
像処理部3に出力する。
【0012】画像処理部3は、CPU5の指示に従って
入力された画像データに各種画像処理を施す。詳細に
は、画像の輝度や階調、色相、彩度等の変換を行った
り、拡大、縮小処理、補間処理を行う。また、画像処理
部3は、領域分割撮影処理において、入力された画像の
全画像領域のうちCPU5からの指示された分割領域の
画像領域を抽出し、該抽出された各分割領域の画像領域
間を補間して1つの画像に再構成する。すなわち、画像
処理部3は、再構成手段としての機能を有する。
【0013】メモリ4は、バッファメモリ等から構成さ
れ、入力された画像データを一時的に記憶し、CPU5
により記録指示されると記録用メモリ6に画像データを
出力し、表示指示されると表示部8に出力する。
【0014】CPU(Central Processing Unit)5
は、EEPROM9に記憶されているシステムプログラ
ムや撮影に係る各種アプリケーションプログラムを図示
しないワーク領域に読み出し、当該プログラムに従って
領域分割撮影処理等の各種処理を実行し、処理結果を表
示部8に表示させる。
【0015】具体的には、CPU5は、EEPROM9
から領域分割撮影処理プログラムを読み出して領域分割
撮影処理を実行する。CPU5は、領域分割撮影処理に
おいて、まず撮影領域における被写体を認識して被写体
に動的な被写体が含まれるか否かを判別し、動的な被写
体が含まれる場合には撮影領域を大きく分割して分割領
域数を少なく設定し、動的な被写体が含まれない場合に
は撮影領域を小さく分割して分割領域数を多く設定す
る。次いで、設定された各分割領域の被写体に焦点を合
わせた時のレンズユニット1aの合焦位置を検出し、該
検出された各分割領域の合焦位置で撮影部1により連続
撮影を行わせて、画像処理部4により撮影された各画像
から焦点を合わせた被写体を含む分割領域の画像を抽出
してメモリ4に記憶させる。次いで、該記憶された各分
割領域の画像を読み出して各分割位置に配置して画像処
理を行わせて、1つの撮影画像に再構成する。すなわ
ち、CPU5は、焦点調整手段、撮影制御手段としての
機能を有する。
【0016】記録用メモリ6は、半導体メモリ等からな
る画像記録用のメモリであり、CPU5の指示に従って
入力された画像データを記録する記録媒体である。記録
用メモリ6は、例えばフラッシュメモリ等の内蔵型メモ
リであってもよいし、着脱可能なメモリカードやメモリ
スティックであってもよいし、ハードディスク、又はフ
ロッピー(登録商標)ディスク等の磁気記録媒体であっ
てもよい。
【0017】EEPROM(Electrically Erasable Pr
ogrammable Read-Only Memory)7は、デジタルカメラ
20のシステムプログラム、撮影に係る各種アプリケー
ションプログラム、処理プログラム等を記憶する。
【0018】表示部8は、LCD(Liquid Crystal Dis
play)等から構成され、CPU5から表示指示された画
像データや各種処理結果、及び操作部9からの操作指示
を表示する。
【0019】操作部9は、シャッターをきるレリーズ釦
や機能設定を選択するメニュー釦等の各種機能に対応し
た操作釦を備えて構成され、各釦を押下されると対応す
る押下信号を生成してCPU5に出力する。
【0020】補助光発光部10は、撮影時の周囲環境の
輝度が不足する場合に被写体にストロボ光を発光するス
トロボユニット、及び測距用の赤外線光等を発光するL
EDから構成され、CPU5によりその発光タイミング
や発光量が制御される。
【0021】次に、本実施の形態の動作を説明する。動
作説明の前提として、以下に記述されている処理を実現
するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能
なプログラムコードの形態でEEPROM7に格納され
ており、CPU5は、当該プログラムコードに従った動
作を逐次実行する。
【0022】図2は、CPU5により実行される領域分
割撮影処理を説明するフローチャートである。図2にお
いて、CPU5はまず、撮影領域における被写体を認識
し、認識した被写体に動きのある動的な被写体が含まれ
るか否かを判別する(ステップS1)。詳細には、まず
撮影部1から撮影領域のある時間における1枚目の画像
を取得し、一定時間が経過後にさらに同じ撮影領域の2
枚目の画像を取得し、該取得した2枚の画像において動
きのある動的な被写体を検出して、その動的な被写体の
移動距離と、1枚目と2枚目の画像の取得間隔時間とか
ら、動的な被写体の移動量を算出する。なお、上記被写
体の動きの検出方法は一例であり、動きのある被写体を
検出できるのであればその方法は特に限定しない。
【0023】被写体に動的な被写体が含まれず静的であ
ると判別された場合には、撮影領域を小分割し、分割領
域数を多く設定する(ステップS2)。具体的には、撮
影領域に含まれる被写体が花や海等の静的な景色や建物
等の静的物体であったり、静止している人物である場合
には、その撮影領域を例えば図3(a)に示すように9
分割する等、6〜12分割程度に細かく分割してその分
割領域数を多く設定する。なお、上記分割数は一例であ
り、その分割数は適宜設定可能とする。
【0024】一方、被写体に動的な被写体が含まれると
判別された場合には、撮影領域を大分割し、分割領域数
を小さく設定する(ステップS3)。具体的には、被写
体が車や電車等の動的物体であったり、歩いている人物
である場合には、その撮影領域を例えば2分割するな
ど、0〜4分割程度に粗く分割してその分割領域数を少
なく設定する。
【0025】なお、分割数の設定時には、前述した動的
な被写体を検出した際に算出した被写体の移動量に基づ
いて分割数を設定することとする。例えば車や電車等、
被写体の移動量が大きく、動的スピードが速い場合には
分割領域数を2、或いは分割しない等少なく設定する一
方、歩く人物等、被写体の移動量が小さく、動的スピー
ドがそれほど速くない場合には分割領域数は3、或いは
4等、あまり少なくしないように設定して、被写体の動
的スピードに応じてその分割数を設定する。なお、上記
分割数は一例であり、その分割数は適宜設定可能とす
る。
【0026】撮影領域の分割数を設定すると、CPU5
は、図3(a)に示すように各分割領域に認識番号を付
して、認識番号順に分割領域の中央部付近に存在する被
写体、或いはその領域内で、人物などの主要被写体と判
断された領域に対して焦点を合わせ、その時のレンズユ
ニット1aのレンズ位置、つまり合焦位置を検出し、該
検出された各レンズ位置にレンズユニット1aを順次移
動させて、移動させた各レンズ位置で撮影部1により連
続撮影を行わせる(ステップS4)。具体的には、例え
ば図3(a)に示す認識番号5の分割領域においては、
分割領域に含まれる被写体である人物に焦点を合わせ
て、補助光発光部10から測距用の赤外線光を発光して
焦点を合わせた被写体までの距離を測距し、その測距結
果に基づいて撮影部1のレンズユニット1aにおける合
焦位置を検出し、該検出された合焦位置で撮影部1によ
り撮影する。この一連の処理を分割領域毎に行い、各撮
影画像を得る。なお、動的な被写体が含まれている場合
は、連続撮影時の連写速度を高速に設定して撮影を行
い、複数撮影によるタイムラグを最小限に抑えることが
好ましい。
【0027】なお、上記説明では、焦点調整する際に、
補助光発光部10から赤外線光を発光して上記分割領域
中央部の被写体までの距離を測距し、その測距結果に基
づいて撮影部1のレンズユニット1aの合焦位置を検出
するアクティブ方式を採用したが、焦点調整時のオート
フォーカス方式は特に限定せず、撮影部1から入力され
る被写体のライブ画像から被写体のコントラストを検出
し、一番コントラストが高い被写体に焦点を合わせるコ
ントラスト検出方式であってもよいし、撮影用のレンズ
とは別の光学系を用いて被写体からの入射光の位相差を
検出し、焦点を合わせる位相差検出方式やその他の方式
であってもよい。
【0028】次いで、CPU5は、画像処理部3によ
り、連続撮影された複数の撮影画像から焦点を合わせた
被写体を含む各分割領域の画像を認識番号順に抽出させ
て、抽出前の元画像における分割位置と対応付けてメモ
リ4に記憶させる(ステップS5)。例えば、図3
(a)に示すように9分割された場合、各分割領域のう
ち、認識番号1番の分割領域の被写体に焦点を合わせて
撮影された撮影画像においては、その全画像領域から1
番の分割領域の画像(図3(a)に示す斜線領域)のみ
を抽出してメモリ4に記憶するよう制御し、抽出しなか
った不要な画像領域を削除する。抽出された分割領域の
画像は、認識番号1番の分割位置、つまり元画像におけ
る左上の分割位置の画像領域としてメモリ4に記憶させ
る。この一連の処理が認識番号1から9番の各分割領域
に対して同様に行われ、メモリ4には焦点を合わせた各
分割領域の画像のみが抽出されて元の分割位置に対応付
けて記憶される。
【0029】次いで、CPU5は、メモリ4に記憶され
ている各分割領域の画像を読み出して、画像処理部3に
より各分割領域の画像を元の分割位置に配置して補間処
理を行わせて、1つの撮影画像に再構成させる(ステッ
プS6)。具体的には、図3(b)に示すように、読み
出した分割領域毎の画像を認識番号に対応する元の分割
位置に配置して、各分割領域間の境界部分における数ラ
インの画素を適切な比率で混合する、若しくは境界部分
から数ライン先の画素と比較して補間する等の画像処理
を行うことによって、図3(c)に示すように抽出され
た各分割領域の画像を貼り合わせて1つの撮影画像を再
構成し、領域分割撮影処理を終了する。再構成された画
像は、メモリ4に一時記憶後、CPU5からの指示に応
じて記録メモリ6に記録される。
【0030】以上のように、撮影領域における被写体に
動的な被写体が含まれるか否かを判別し、動的な被写体
が含まれる場合は撮影領域を大分割して分割領域数を少
なく設定し、動的な被写体が含まれない場合は撮影領域
を小分割して分割領域数を多く設定して、分割領域を設
定すると、その分割領域毎の中央部付近に存在する被写
体、或いはその領域内で人物などの主要被写体と判断さ
れた領域に対して焦点を合わせて連続撮影を行い、撮影
された各画像から焦点を合わせた被写体を含む分割領域
の画像を抽出して、各分割領域の画像を元の分割位置に
配置して1つの撮影画像に再構成するので、どのオート
フォーカス方式であっても、被写体の中央部だけでなく
被写界深度の異なる領域を含む多領域において、焦点の
合った鮮鋭度の高い画像を得ることができる。
【0031】また、被写体の動きに応じてその分割領域
数を設定し、動きが大きく速い被写体に対しては分割領
域数を少なく設定するとともに、その連続撮影時の連写
スピードを高速に設定するので、分割領域毎の連続撮影
の間隔を短くして連続撮影時の被写体の動きのズレを抑
えることができ、動的な被写体であっても多領域におい
て鮮鋭度の高い画像を得ることができる。また、動きが
少ない被写体に対しては分割領域数を多く設定して焦点
を合わせる分割領域を増やすので、より多くの領域で焦
点の合っている鮮鋭度の高い画像を得ることができる。
【0032】また、撮影領域を分割する分割手順を撮影
前に予め設定しているので、分割領域の画像の再構成が
容易となる。また、再構成する際に各分割領域間で画像
のズレがあった場合でも各分割領域間の境界付近のみの
直線的な画素ラインを画像処理するだけでよいため、画
像処理時間を短縮することができる。
【0033】なお、本実施の形態における記述は、本発
明に係る好適なデジタルカメラ20の一例であり、これ
に限定されるものではない。例えば、メーカーや機種
等、個々の特性によりデジタルカメラ20の連写スピー
ドや連続撮影回数が制限されている場合があるので、そ
の特性に応じて分割領域数をカスタマイズできることと
してもよい。
【0034】その他、本実施の形態におけるデジタルカ
メラ20を構成する各装置の細部構成、及び細部動作に
関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適
宜変更可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、撮影領域
を複数領域に分割し、この分割された各分割撮影領域に
対して焦点調整を行って撮影し、その各撮影画像から焦
点調整対象の分割撮影領域の画像を分割位置に対応する
ように配置して撮影画像を再構成するので、容易な画像
処理で、多領域において焦点が合った鮮鋭度の高い撮影
画像を得ることができる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、撮影領域内
の被写体の動きを検出し、検出された被写体の動きに応
じて撮影領域の分割数を設定するので、被写体に動きが
ある場合は分割数を少なく設定して複数撮影による被写
体の動きのずれを抑えることができる一方、被写体に動
きがない場合は分割数を多く設定して焦点調整する分割
撮影領域をより多くすることができ、撮影画像の画質を
さらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態のデジタルカメラ
20の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】図1のCPU5により実行される領域分割撮影
処理を説明するフローチャートである。
【図3】(a)は撮影領域を9分割した図であり、
(b)は各焦点を合わせた分割領域を対応する分割位置
に配置した図であり、(c)は各焦点を合わせた分割領
域を貼り合わせて1つの画像に再構成した図である。
【符号の説明】
1 撮影部 1a レンズユニット 1b 絞り 1c CCD 2 A/D変換部 3 画像処理部 4 メモリ 5 CPU 6 記録用メモリ 7 EEPROM 8 表示部 9 操作部 10 補助光発光部 20 デジタルカメラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を結像させる撮像レンズと、前記撮
    像レンズにより結像された被写体像を撮影する撮影手段
    と、を備えた撮影装置において、 前記撮影手段により撮影する撮影領域を複数の領域に分
    割する領域分割手段と、 前記領域分割手段により分割された各分割撮影領域に対
    して、順次、撮影のための焦点調整を行う焦点調整手段
    と、 前記焦点調整手段により各分割撮影領域に対して焦点調
    整される毎に、順次、前記撮影手段に撮影させる撮影制
    御手段と、 前記撮影で得られた各撮影画像において焦点調整対象と
    なった分割撮影領域の画像を、前記分割された各分割撮
    影領域の分割位置に対応するように配置し、撮影画像を
    再構成する再構成手段と、 を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】前記撮影領域内の被写体の動きを検出する
    動き検出手段をさらに備え、 前記領域分割手段は、前記動き検出手段により検出され
    た被写体の動きに応じて前記撮影領域を分割する分割数
    を設定することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
JP2002124078A 2002-04-25 2002-04-25 撮影装置 Pending JP2003319235A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7397611B2 (en) 2006-02-13 2008-07-08 Casio Computer Co., Ltd. Image capturing apparatus, image composing method and storage medium
US7501610B2 (en) 2005-10-17 2009-03-10 Funai Electric Co., Ltd. Compound-eye imaging device
JP2010103612A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Nikon Corp 電子カメラおよび画像処理プログラム
US9591213B2 (en) 2014-08-20 2017-03-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device, method and storage medium for generating an image

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