JP2003316138A - 現像剤容器及び画像形成装置 - Google Patents
現像剤容器及び画像形成装置Info
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Abstract
側の駆動伝達手段を介して容器シャッタに伝達して該容
器シャッタを開閉する方式において、部品点数が少なく
コンパクトに設計出来、物流落下時に破損し難い回転部
材ロック手段を備えた現像剤容器及びこれを使用する画
像形成装置を提供することを可能にすることを目的とし
ている。 【解決手段】 ノブ5にロック位置とロック解除位置と
に変位可能なアーム部5dを一体的に設け、アーム部5
dのロック係合部5fが現像剤容器4本体の被ロック係
合部4dと係合することでノブ5を回転不可にロック
し、現像剤容器4の装着動作に連動してアーム部5dの
先端近傍に設けたロック解除部5eが押圧されてロック
解除するように構成したことを特徴とする。
Description
プリンター等の画像形成装置に現像剤を補給するための
現像剤容器に関し、更に詳細には、現像剤容器に回転自
在に設けられた回転部材をロックするためのロック部材
の改良に関するものである。
画像形成装置には現像剤として微粉末の現像剤が使用さ
れている。そして、画像形成装置本体の現像剤が消費さ
れた場合には、現像剤容器を用いて画像形成装置へ現像
剤を補給することが行われている。
ための現像剤容器は、収納した現像剤を画像形成装置本
体の現像剤受け入れ部に一度に全量補給する所謂、一括
補給型容器と、画像形成装置本体に現像剤容器を装着
後、そのまま該容器を据え置く所謂、据え置き型容器と
に大別される。ここで据え置き型容器は現像剤を使い切
るまで徐々に現像装置に現像剤を補給する。
ため、現像剤容器は据え置き型が使用される傾向にあ
る。更に、現像剤容器を交換する際に容器内に残留する
現像剤が排出開口から飛散するのを防止するため該排出
開口を封止するための開閉部材を設けている。
て、本件出願人は以下のような技術を提案している。即
ち、現像剤容器の容器本体に回転部材を回転自在に嵌合
し、該回転部材の回転駆動力を画像形成装置本体の駆動
伝達部材を介して現像剤排出開口を開閉する開閉部材に
伝達してこれを開閉するものである。
ている状態では回転部材は開閉部材との回動関係位置は
拘束されており、現像剤容器を画像形成装置本体から取
り出すと回転部材は上記開閉部材との拘束が解かれて自
在に回転可能となる。
ース化のため全周には歯が設けられていないセグメント
(弓形)ギアを採用している。そのため、ギア部が画像
形成装置本体の駆動伝達部材のギアと係合しないのはも
ちろん、限られた範囲のギアの駆動によって現像剤排出
開口の開閉部材を開封/封止しなくてはならないため現
像剤補給時の回転部材のギア部と画像形成装置本体に設
けられたギアとの位置関係の規制が必要とされ、現像剤
補給時以外の回転部材の誤回動を防止するロック手段が
必須となる。
公報に開示したように、回転部材を有する現像剤容器に
おいて、現像剤補給時以外は回転部材を非回転とするロ
ック手段を有する現像剤容器、及びこの現像剤容器が装
着されるとロック手段を解除出来る電子写真画像形成装
置及びロック手段を構成するロック部材を提案したもの
である。
従来例であっても全く問題がない訳ではなく、特開2000
-275944号公報に開示した現像剤容器の場合には、容器
の装着方向に往復動自在のリング状のロック部材を設
け、これをロック方向(容器の装着方向)に付勢してロ
ックしておき、画像形成装置に装着する動作によって前
記リング状のロック部材をロック解除方向に付勢力に抗
して移動することでロックを解除していた。
体、開閉部材としてのシャッタ、回転部材の他にロック
部材が別部材として存在しており、部品点数が多いため
に組み立て工数が余計にかかり、製造コストが高くなる
という問題があった。そして、製造工程においてはロッ
ク部材を組み忘れることもまれにはあり、このためロッ
ク部材の有無を検査する工程も必要になっていた。
れるように構成していたが、それでも装着方向へ移動す
る分も含めてスペースが必要であり、現像剤容器ひいて
はこれを装着する画像形成装置のコンパクト化の障害と
なっていた。
させるため、ロック解除部を回転部材周方向に関して複
数設け、ロック部材が装着方向に相対移動する際に偏荷
重を少なくするようにしていた。ロック解除部が1箇所
のみでは、ロック部材が斜めに傾いて移動出来なくなる
ことがあった。
画像形成装置側にもこれに対応してロック解除部を作動
させるための係合部を複数設ける必要がある。ところが
画像形成装置のコンパクト化により、このように係合部
を複数設けることも困難になりつつあり、特に回転式現
像装置に現像剤容器を搭載する形式において顕著であ
る。
その目的とするところは、回転部材の回転駆動力を装置
本体側の駆動伝達手段を介して容器シャッタに伝達して
該容器シャッタを開閉する方式において、部品点数が少
なくコンパクトに設計出来、物流落下時に破損し難い回
転部材ロック手段を備えた現像剤容器及びこれを使用す
る画像形成装置を提供せんとするものである。
の本発明に係る現像剤容器は、画像形成装置に現像剤を
補給する現像剤容器において、現像剤を収納する現像剤
容器本体と、収納された現像剤を排出するために前記現
像剤容器本体に設けられた排出口と、前記排出口を開封
可能に封止する容器シャッタと、前記現像剤容器本体に
回転可能に取り付けられ、駆動伝達側係合部を有する回
転部材と、前記現像剤容器が画像形成装置に装着された
際に前記回転部材が回転することによって前記排出口を
開封するために該回転部材の回転力を画像形成装置に設
けられた回転力伝達部材を介して受けるために前記容器
シャッタに設けられた回転力受け部と、画像形成装置に
装着されていない時に前記回転部材の回転を規制し、画
像形成装置に装着されると前記回転部材の回転を許すた
めのロック部を前記現像剤容器本体または前記回転部材
の何れか一方に一体的に設け、前記ロック部と係合する
被ロック部を前記回転部材または前記現像剤容器本体の
何れか一方に一体的に設け、前記ロック部は現像剤容器
装着方向に変位可能で、且つ前記回転部材の回転を規制
する方向に付勢されていることを特徴とする。
で安価で且つスペースを取らずに回転部材のロックが行
える。
像形成装置に現像剤を補給する現像剤容器において、現
像剤を収納する現像剤容器本体と、収納された現像剤を
排出するために前記現像剤容器本体に設けられた排出口
と、前記排出口を開封可能に封止する容器シャッタと、
前記現像剤容器本体に回転可能に取り付けられ、駆動伝
達側係合部を有する回転部材と、前記現像剤容器が画像
形成装置に装着された際に前記回転部材が回転すること
によって前記排出口を開封するために該回転部材の回転
力を画像形成装置に設けられた回転力伝達部材を介して
受けるために前記容器シャッタに設けられた回転力受け
部と、画像形成装置に装着されていない時に前記回転部
材の回転を規制し、画像形成装置に装着されると前記回
転部材の回転を許すためのロック部を前記現像剤容器本
体または前記回転部材の何れか一方に一体的に設け、前
記ロック部と係合する被ロック部を前記回転部材または
前記現像剤容器本体の何れか一方に一体的に設け、前記
ロック部は現像剤容器装着方向に変位可能で、且つ力を
受けていないフリーな状態で前記回転部材の回転を規制
する位置にあることを特徴とする。
置されても、ロック部がクリープ変形するようなことが
なく、ロック作用が維持される。
的に設けられると共に、該ロック部をロック解除方向に
変位させる力を受けるためのロック解除部を有し、前記
回転部材は少なくとも一部が前記現像剤容器本体よりも
該回転部材の回転径方向に張り出した部分を有し、前記
ロック解除部は前記張り出した部分に設けられている場
合には、ロック解除部が張り出しているために現像剤容
器を画像形成装置に装着するだけでロック解除が行え
る。
的に設けられたアーム部であって、該ロック部のロック
解除後に前記回転部材を回転する方向の下流側に向かっ
て伸びている場合には、ロックを無理に外そうとして回
転部材を回転する力を加えるとアーム部には圧縮方向の
力が加わるため、容易にはロックは外せず、誤ってロッ
クを外すようなことがない。
に沿った円弧状をなし、該アーム部の先端近傍には前記
現像剤容器本体側に設けられた前記被ロック部と係合す
る係合部を有する場合には好ましい。
装着方向は、前記回転部材の回転軸線方向に沿ってお
り、前記アーム部は前記回転部材の回転方向に沿った板
状であって、該装着方向へは容易に変位し、前記回転部
材の径方向へは変位し難い構成とした場合には好まし
い。
た前記係合部は、前記アーム部から現像剤容器本体に向
かって突出した突起である場合には好ましい。
うとして回転部材を回転する力を加えても、アーム部に
は圧縮方向の力が加わりアーム部が撓むが、この撓みが
ロック部と被ロック部とがより係合する方向であるた
め、容易にはロックが外せず、誤ってロックを解除する
ようなことがない。
先端近傍に設けられ、前記回転部材の回転径方向外側へ
突出した突起である場合には、ロック解除部がアーム部
と一体に設けられ、しかも先端にあるために確実にアー
ム部を変形させてロック解除することが出来る。
体から前記回転部材に向かって突出した突起である場合
には、現像剤容器の内容積を減ずることなく、簡単な金
型構成により被ロック部を形成することが出来る。
ためのツマミ部を有し、前記ツマミ部は前記ロック解除
部よりも前記現像剤容器の装着方向に対して上流側に設
けられ、少なくともその一部は前記回転部材から回転径
方向に突出し、その突出部と前記ロック解除部とは位相
が略一致しており、前記ツマミ部の最外径は前記ロック
解除部の最外径以上である場合には、ツマミ部がロック
解除部よりも突出しているため、ロック解除部に誤って
手を触れ難くして装着前にロック解除するのを防止出来
る。また、落下衝撃を受けた場合にツマミ部で衝撃を受
けることで、ロック解除部に衝撃が加わるのを防止し、
アーム部が破損することがない。
態からロックが掛かる状態へと案内する案内部を設けた
場合には、たとえ装着前に誤ってロック解除してしまっ
てもツマミ部を回すだけで簡単にロック状態に復帰させ
ることが出来る。もちろん装着した状態から容器シャッ
タを閉じる方向へ回転部材を回転する操作においても容
易に再ロックさせることが出来、一度装着して取り外し
た現像剤容器についても確実にロック状態を保つことが
出来る。
像剤容器本体側に対向した面に設けられたスロープ状の
突起である場合には、簡単な構成で、スムーズに再ロッ
クすることが出来る。
前記回転部材に対向した面に設けられたスロープ状の突
起である場合には、簡単な構成で、スムーズに再ロック
することが出来る。
閉じる方向への回転を規制するために前記被ロック部よ
りも前記回転部材の前記容器シャッタを閉じるための回
転方向の上流側に第2の被ロック部を設けた場合には、
回転部材を誤って逆方向へ回転させても、これを確実に
規制することが出来る。そしてオペレータに対して容器
シャッタを閉じ切り、回転部材の回転が終了したことを
容易に知らせることが出来る。
開く方向への回転を規制するために前記被ロック部より
も前記回転部材の前記容器シャッタを開くための回転方
向の下流側に第3の被ロック部を設けた場合には、容器
シャッタを開き終わった後に、更に容器シャッタ開き方
向へ回転部材を回転させても、これを確実に規制するこ
とが出来る。そしてオペレータに対して容器シャッタを
開き切り、回転部材の回転が終了したことを容易に知ら
せることが出来る。
前記回転部材の径方向外側より外力を受けた時に該アー
ム部の変形を規制する規制部を設けた場合には、たとえ
落下衝撃等の外力がアーム部に加わっても、該アーム部
の変形を規制するので、アーム部の白化や破損を防止す
ることが出来る。
に設けられ、前記現像剤容器本体に向かって突出した突
起である場合には、簡単な構成で、回転部材がどの回転
位置にあってもアーム部の変形を規制出来、該アーム部
を保護する効果が大きい。
及びこれを使用する画像形成装置の一実施形態を具体的
に説明する。図1は本発明に係る現像剤容器を使用する
画像形成装置の構成を示す断面説明図、図2は回転式現
像装置の構成を示す断面説明図、図3は本発明に係る現
像剤容器を現像装置に装着する様子を示す斜視説明図、
図4は本発明に係る現像剤容器を現像装置に装着した状
態を示す斜視説明図、図5は本発明に係る現像剤容器の
第1実施形態の構成を示す斜視説明図、図6は本発明に
係る現像剤容器の第1実施形態の構成を示す部分拡大
図、図7は回転部材に設けられたロック部と現像剤容器
本体に設けられた被ロック部との係合の様子を示す側面
図である。
像剤容器を使用する画像形成装置の第1実施形態の構成
について説明する。図1において、本発明に係る現像剤
容器を装着する画像形成装置1は、画像形成手段であっ
て潜像形成部となる感光体ドラム19の外周面を転写ドラ
ム15に当接させ、該感光体ドラム19が図1の矢印B方向
に回転自在に配設されている。
感光体ドラム19の回転方向上流側から下流側に向って除
電用帯電器20、クリーニング手段21及び一次帯電器23が
順次配設され、更に該感光体ドラム19の外周面上に静電
潜像を形成するためのレーザビームスキャナのごとき像
露光手段24及びミラー等の像露光反射手段25が配設され
ている。
形成部に近接して、現像手段として回転式現像装置27が
配設されている。この回転式現像装置27は図2に示すよ
うに、感光体ドラム19の外周面と対向する位置に回転自
在な筐体としての回転体26が配設され、該回転体26中に
は4種類の現像装置27が周方向の4位置に搭載され、該
感光体ドラム19の外周面上に形成された静電潜像を可視
化、現像するようになっている。
現像装置27Y、マゼンタ現像装置27M、シアン現像装置27
C及びブラック現像装置27BKを有して構成され、これ等
の4種の現像装置27は前記回転体26の回転によって順
次、感光体ドラム19に当接する位置(図1中ではイエロ
ー現像装置27Yの位置)に来て各色の現像、可視化を行う
ようになっている。
いて、図2に示すように、現像剤容器4、該現像剤容器
4から排出される現像剤を受け入れる現像剤受け入れ部
14、該現像剤受け入れ部14から現像剤を供給され、感光
体ドラム19上の静電潜像を現像する現像器22を有して構
成されている。
出された現像剤を受け入れて貯蔵すると共に、現像器22
側からの要求に応じて現像剤を定量的に該現像器22に供
給するようになっている。
2つの現像剤搬送部材としてのスクリュー31a,31bが
あって、現像剤となるトナーとキャリアを循環しながら
均一に混合するようになっている。
リーブ31cが回転可能に軸支されていて、キャリアを磁
力にて吸着して磁気ブラシを形成し、キャリアに吸着し
たトナーを感光体ドラム19に供給するようになってい
る。
た感光体ドラム19の表面に像露光手段24により画像情報
に応じてレーザ光Eが照射されて静電潜像が形成され、
各色の現像装置27により各色のトナーが供給されてトナ
ー画像が形成される。感光体ドラム19の表面に形成され
たトナー画像は一旦、図1の矢印A方向に回転する転写
ドラム15の表面に1次転写される。
トレイ17から各種のシート給送手段により給送された記
録シートは、転写ドラム15と2次転写帯電器9との間に
搬送され、2次転写帯電器9の作用により転写ドラム15
の表面に転写されたトナー画像が記録シートに再転写さ
れる。
加圧処理されてトナー画像が記録シートに永久定着さ
れ、機外に排出される。
剤容器の構成について詳細に説明する。図2〜図6にお
いて、4は画像形成装置1に現像剤を補給する現像剤容
器であり、該現像剤容器4の本体となる現像剤収納部4
aの内部に現像剤が収納される。5は該現像剤収納部4
aに回転可能に取り付けられた回転部材となるノブであ
り、図2に示すように、現像剤収納部4aには該現像剤
収納部4aに収納された現像剤を排出するための排出口
4bが設けられている。
4bを開封可能に封止する容器シャッタであり、7は排
出口4bの周囲に設けられるパッキン材である。
像剤容器4の本体となる現像剤収納部4aは中空で筒状
により構成されており、軸線方向一端側の周面には現像
剤を排出する排出口4bを有し、該排出口4bは容器シ
ャッタ6とパッキン材7とによって開閉自在に密閉され
ている。本実施形態の現像剤収納部4aの軸方向の長さ
はその直径の1.5倍以上6倍以下で構成されており、
排出口4bは長方形で形成されている。
aはプラスチックを射出成形、ブロー成形、インジェク
ションブロー成形等の方法で製造することが出来る。本
実施形態では現像剤収納部4aは、図5に示すように、
上部材4a1と下部材4a2とに分割して夫々耐衝撃性ポリス
チレンを射出成形にて製造し、これらを超音波溶着にて
接着することで現像剤収納部4aを形成しているが、他
の材料及び製造方法であっても良い。
ックを射出成形して製造するのが好ましいが、他の材料
及び製造方法であっても良い。容器シャッタ6の材質
は、剛性と摺動性とを有する材料が好適であり、本実施
形態ではABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合体)樹脂とした。
の部分に分割して形成したが、それ以上の部分に分割し
て一体化しても良いし、ブロー成形等により当初から一
体で成形しても良い。
像剤を排出口4bに向かって搬送するための現像剤搬送
手段を有する。この現像剤搬送手段としては、例えば回
転する軸と可撓性の翼からなる回転撹拌部材や、現像剤
収納部4aの内壁に螺旋状の突起を設けて現像剤容器4
の回転によって現像剤を搬送するといった従来の公知の
手段が利用出来るが、どのような手段であっても本発明
は適用出来る。
側には回転部材としてのノブ5が回転自在に取り付けら
れている。ノブ5は円板状のフランジ部5aを有し、該
フランジ部5aから装置手前側に突出するツマミ部5b
を有する。ツマミ部5bはオペレータがこれを手で持っ
て回転して現像剤容器4を装着/脱離すると共にノブ5
を回転させる。
側係合部となる円周上の部分的にしかギアを有さない弓
形のセグメントギア5cが設けられ、更にフランジ部2
a部5aの現像剤収納部4a側には回転部材となるノブ
5に一体的に設けられ、ロック部となる該ノブ5の回転
に沿った円弧状のアーム部5dが設けられている。
収納部4aの外周面に沿った円弧状で構成され、両端縁
には図示しない断面コ字型のガイド部を有する。そして
現像剤収納部4aの排出口4bの近傍に設けられ、周方
向に平行な2つの突条4cと係合して現像剤収納部4a
の周方向に往復動自在に取り付けられる。
する面にはパッキン材7が設置され、容器シャッタ6に
よりパッキン材7を圧縮することで排出口4bを密閉す
る。容器シャッタ6にも回転力受け部となるセグメント
ギア6aが設けられている。
2を用いて現像剤容器4及び現像装置27の動作状況を説
明する。現像剤容器4を開封し、画像形成装置1により
画像形成を開始すると、現像器22内のトナーは徐々に消
費されて行くが、現像器22内のトナー量またはトナーと
キャリアとの比率を検知する検知手段からの信号で現像
剤受け入れ部14内の現像剤搬送部材となる(ここではス
クリュー、図2参照)31a,31bが所定時間回転して現
像剤を現像器22へ送り込むようになっており、現像器22
内のトナー量またはキャリアとトナーとの比率は略一定
に保たれる。
容器4に収納された現像剤は回転軸線方向に搬送され、
排出口4bから排出されて現像剤は現像剤受け入れ部14
へと補給される。
器4内の現像剤は消費され、やがて何らかの現像剤量検
知手段により現像剤容器4内が空であることが検知さ
れ、操作パネル等の表示によりオペレータに現像剤容器
4の交換を促す。
図4を参照して、現像剤容器4を回転式現像装置27に装
着及び脱離する状況を説明する。先ず、現像剤容器4の
装着について説明すると、オペレータは現像剤容器4の
ノブ5のツマミ部5bを持ち、ノブ5を装置手前側にし
て現像剤容器4を回転式現像装置27へと挿入して行く。
換しても良いが、本実施形態では図2のシアン現像装置
27Cが示される位置で交換するものとした。従って、図
3及び図4では現像剤容器4が下で、現像器22が上にな
るように描いてある。
れば現像剤容器4の排出口4bが上向きの状態で交換出
来るため、該排出口4bからの現像剤の飛散のリスクを
最小限に出来るため好ましい。
て行くと、先ず現像剤容器4の容器シャッタ6と現像器
22側に設けられた現像器側シャッタ11とが係合する。次
いで現像剤容器4の容器シャッタ6のセグメントギア6
aと、現像器22側に設けられた回転力伝達部材となる現
像器側ギア10とが係合する。そして最後にノブ5のセグ
メントギア5cが現像器側ギア10と係合する。
に2段ギアとなっており、挿入方向下流側の部分の歯先
円直径が大きくなっている。そして容器シャッタ6に設
けられたセグメントギア6aが現像器側ギア10の歯先円
直径の大きい部分と係合し、ノブ5に設けられたセグメ
ントギア5cが現像器側ギア10の歯先円直径の小さい部
分と係合するようになっている。
持って図4の時計回りに60°回転させると、回転によ
る駆動力がノブ5のセグメントギア5cから現像器側ギ
ア10を介して容器シャッタ6のセグメントギア6aへと
伝達される。このように伝達された駆動力によって、容
器シャッタ6は突条4cに係合しながら現像剤容器4の
円周方向にスライド移動する。
4の容器シャッタ6のスライド移動に連動し、該現像剤
容器4の排出口4b、現像器側シャッタ11の開口11a及
び現像剤受け入れ部14の開口14aが同時に開放される。
る。オペレータは先ずノブ5のツマミ部5bを持って図
4の反時計方向60°回転する。これにより前述と逆向
きの駆動力が伝達され、容器シャッタ6が前述と逆方向
にスライド移動して現像剤容器4の排出口4b、現像器
側シャッタ11の開口11a及び現像剤受け入れ部14の開口
14aが同時に閉止される。オペレータはノブ5のツマミ
部5bを持って現像剤容器4を回転式現像装置27から抜
き出す。
を脱離した状態でも、現像剤受け入れ部14から現像剤が
こぼれ出てくるのを防止しており、現像装置27において
は必要性の高いものである。
セグメントギア5cを有していないために現像剤容器4
の装着/脱離動作において、ノブ5のセグメントギア5
cが現像器側ギア10と係合する時点でノブ5の回転角度
位置(位相)は所定の位置になければならない。これを確
実ならしめるために現像剤容器4の装着前にはノブ5を
回転出来ないようにロックし、装着後にロック解除して
ノブ5が回転出来るようにするロック手段が必要にな
る。
て説明する。図6に示すように、ノブ5のアーム部5d
は円弧状をしていて、フランジ部5aとの接合部から容
器シャッタ6を開くための回転方向について下流側に向
かって伸びている。
設けられたアーム部5dの先端近傍には、該アーム部5
dの外周面から回転部材となるノブ5の周表面から回転
径方向外側に張り出した部分に突出した突起となるロッ
ク解除部5eが設けられ、更に板状のアーム部5dの先
端近傍には現像剤容器4本体となる現像剤収納部4a側
に向かって突出した突起であるロック係合部5fが回転
部材となるノブ5に一体的に設けられている。
た図示しない突き当て部により図6の矢印C方向に押圧
されてロック部となるロック係合部5fをロック解除方
向に変位させる。また、アーム部5dはロック部となる
ロック係合部5fのロック解除後は回転部材となるノブ
5を回転する方向の下流側に向かって伸びている。
があり、該爪部5hでノブ5は現像剤収納部4aに結合
されるが、円筒状ガイド部5gに沿って回転自在とされ
る。現像剤容器4本体となる現像剤収納部4aには該現
像剤収納部4aから回転部材となるノブ5に向かって突
出した突起であって被ロック部となる被ロック係合部4
dが一体的に設けられ、該被ロック係合部4dとロック
部となるロック係合部5fとが互いに係合することでノ
ブ5の回転を規制するようになっている。
ギア5cに対応した角度だけしか回転出来ないように現
像剤収納部4aに対して規制されることが望ましいが、
これは円筒状ガイド部5gまたは爪部5hに何らかの係
合部を設けて現像剤収納部4aと係合させることで達成
出来る。
と、ロック解除部5eは現像器22に設けられた図示しな
い突き当て部に突き当り、図2図6の矢印C方向に力を
受けてアーム部5dが変形し、ロック係合部5fと被ロ
ック係合部4dとの係合が解消し、ノブ5は回転可能と
なる。逆に脱離時には現像剤容器4を引き出して行くと
アーム部5dの復元力により元の位置にアーム部5dが
戻り、再びロック係合部5fと被ロック係合部4dとが
係合してロックされる。
5eが1箇所しかなくても、スムーズで確実なロック解
除が行える。これは片持ち状のアーム部5dの変位によ
ってロック解除を行っており、この変位はアーム部5d
の根元を中心として円運動であって、変位途中でカジリ
を生じる虞れがないためである。
に設けられたアーム部5dは、現像剤容器4の装着方向
に変位可能で、且つ回転部材となるノブ5の回転を規制
する方向に自身の弾性力(復元力)により付勢されてい
る。そして、ロック部となるロック係合部5fは力を受
けていないフリーな状態で現像剤容器4に設けられた被
ロック係合部4dに係合して回転部材となるノブ5の回
転を規制する位置にある。
部5dは回転部材となるノブ5の回転方向に沿った平板
状としたことで回転軸線方向、即ち、現像剤容器4の装
着方向へのアーム部5dの変形を容易にする一方、例え
ば、回転部材となるノブ5の回転径方向へは変形し難
く、変位し難い構成であるため好ましい。しかし、これ
以外の形状であっても本発明は適用出来る。
としたが本発明はこれに限定されず、例えば、直線状で
あっても適用可能である。しかし狭いスペースを有効に
生かすことが出来、かつ外力に対して強靭であることか
ら円弧状が最も好ましい。
能であるが、20°から180°の角度に渡るのが好ま
しく、更に好ましくは30°から120°、最も好まし
くは40°から100°に設定するのが良い。
5dの剛性が低下し、ロック強度が弱くなり、落下衝撃
等の外力で破損し易くなる。アーム部5dの長さが短か
すぎると剛性が高すぎて、ロックを解除するために多大
の力を要し、操作性が悪くなる。
無理にノブ5を回そうとした時の状況を説明する。図7
(a)はロック係合部5fと被ロック係合部4dとが係
合してロックが掛かった状態であって、ノブ5に回転力
を加えていない状態を示す。
みて時計回り方向(図7(b)の矢印D方向)に回転力
を加えた状態が図7(b)である。図7(b)の矢印D
方向へ力が加わり、アーム部5dは先端のロック係合部
5fで被ロック係合部4dにより移動不可に規制されて
いるために圧縮方向の力が加わり、図7(b)のように
変形する(尚、図7(b)では変形量は誇張して描いて
ある)。
と被ロック係合部4dが係合しているために図7(b)
においてアーム部5dの下側が遅れるように変形するた
めである。このような変形はロック係合部5fと被ロッ
ク係合部4dの係合をますます深く強固にする方向であ
り、効果的なロックが行える。これはアーム部5dがノ
ブ5を回転させる方向に対して下流側に伸びていること
による。
5dをノブ5の回転方向上流側に伸ばした場合の状況を
示している。ここではアーム部5dは先端のロック係合
部5fで被ロック係合部4dにより移動不可に規制され
ているために引っ張り方向の力が加わるが、やはり図7
(c)においてアーム部5dの下側でロック係合部5f
が被ロック係合部4dにより拘束されているため、図7
(b)とは逆の方向に反る変形をおこす(ここでも図7
(c)は変形量を誇張して描いてある)。このような変
形はロック係合部5fと被ロック係合部4dとの係合を
浅くし、ロックが外れやすい方向となり、効果的なロッ
クは出来ない。
せる強度を測定したところ、図7(b)の形状では10
0Nの力を加えてもロックが解除せず、図7(c)の形
状では約20Nの力でロックが解除した。
の第2実施形態の構成について説明する。図8(a),
(b)は本発明に係る現像剤容器の第2実施形態の構成
を示す部分側面図である。尚、前記第1実施形態と同様
に構成したのは同一の符号を付して説明を省略する。
に、現像剤容器4本体の被ロック部となる被ロック係合
部4dよりも回転部材となるノブ5の回転方向上流側に
第2の被ロック部となる突起4eを設けたもので、この
突起4eもロック係合部5fと係合するようになってい
る。これによりノブ5を逆方向(容器シャッタ6が閉じ
る方向)に回すのを規制することが出来る。
被ロック部となる被ロック係合部4dよりも回転部材と
なるノブ5の回転方向下流側に第3の被ロック部となる
突起4fを設けたもので、この突起4fもロック係合部
5fと係合するようになっている。これによりロック解
除後にノブ5を容器シャッタ6の開く方向に回しすぎる
のを規制することが出来る。
アーム部5dの先端近傍に設けたロック係合部5fを利
用してノブ5の回転可能な角度範囲を規制する作用も行
わせている例である。このように構成することで、ノブ
5の回転可能な角度範囲を規制するために別に係合部等
を設ける必要がなく、ロック係合部5f及び突起4e,
4fはノブ5のフランジ部5aの外周付近の位置に設け
てあるため、オペレータにもノブ5の回転可能範囲が手
で受ける感覚として明確に知覚させることが出来る。
の第3実施形態の構成について説明する。図9(a),
(b)は本発明に係る現像剤容器の第3実施形態の回転
部材の構成を示す平面図及び斜視図である。尚、前記各
実施形態と同様に構成したのは同一の符号を付して説明
を省略する。
すように、更にアーム部5dに回転部材となるノブ5の
ロックが解除した状態からロックが掛かる状態へと案内
する案内部として該アーム部5dの現像剤容器4本体側
に対向した面に設けられたスロープ状の突起からなるス
ロープ5iを設けている。
合部5fから始まりノブ5の回転方向上流側に向かって
徐々に高さが低くなるようになっている。このスロープ
5iにより、ノブ5を逆方向(容器シャッタ6を閉じる
方向)に回転させた時に、ロック係合部5fがスムーズ
に被ロック係合部4dを乗り越えて再びロックされるよ
うに案内する作用をする。
ブ5を装置手前から見て反時計方向に回転させる際に作
用するのはもちろんだが、現像剤容器4を装着する前に
何らかの原因でロックが外れてしまったような場合で
も、ノブ5を回転するだけで簡単に再ロックさせて復元
出来るので好ましい。
のロックが解除した状態からロックが掛かる状態へと案
内する他の案内部の構成として、現像剤容器4本体とな
る現像剤収納部4aの回転部材となるノブ5に対向した
面にスロープ状の突起からなるスロープを設けても良
い。
においては、円弧状のアーム部5dの内側に該アーム部
5dが回転部材となるノブ5の径方向外側より外力Fを
受けた時にアーム部5dの変形を規制する規制部として
回転部材となるノブ5に一体的に設けられ、フランジ部
5aから現像剤容器4本体側に向かって突出した突起5
jを設けている。
りロック解除部5eに外力が加わった場合にアーム部5
dと当接して該アーム部5dの変形を規制する作用をす
る。アーム部5dは片持ち形状で変形可能であるために
落下衝撃等の外力により変形、破損或いは根元部の白化
を起こす虞れがあるが、突起5jを設けることでこのよ
うな問題は解消される。
あって該アーム部5dの極近くに設けるのが良い。突起
5jの形状は任意だが図9(a),(b)に示すように
アーム部5dに当接する面とその背面でバックアップす
る部分とからなるT字状にするのが好ましい。
の第4実施形態の構成について説明する。図10(a),
(b)は本発明に係る現像剤容器の第4実施形態の回転
部材の構成を示す平面図及び斜視図である。尚、前記各
実施形態と同様に構成したのは同一の符号を付して説明
を省略する。
がある。ツマミ部5bは前記各実施形態と同様に一文字
形の突起であるが、これを回転部材となるノブ5の回転
径方向外方へと延出して突出した突出部5b1を形成し、
しかもその角度位置(位相)をロック解除部5eと略一致
させている。
5eよりも現像剤容器4の装着方向に対して上流側に設
けられており、ツマミ部5bの最外径はロック解除部5
eの最外径以上になるように設定されている。
にも衝撃力はこの突出部5b1が受けるためロック解除部
5eに力が加わることはなく、アーム部5dの変形、破
損或いは根元部の白化を防止出来る。
ロック解除部5eがノブ5の突出部5b1の裏側になり、
比較的誤操作、即ち、意図せずに突起からなるロック解
除部5eに触れてロック解除させてしまうようなことは
少なくなる。
dの形状にも特徴があり、該アーム部5dは図10(a)
に示すように、根元から先端に向かうに連れて徐々に断
面積が減少するように構成してある。このように構成す
ることでアーム部5dの作動時に該アーム部5dの根元
に応力が集中することが回避出来、アーム部5dが全体
的に変形して根元部が白化したり、最悪根元部にクラッ
クが入るような不具合を防止出来る。
施形態に限定されず、種々の実施形態が可能である。例
えば、前記各実施形態では、ロック部となるロック係合
部5fと、被ロック部となる被ロック係合部4dが共に
突起状の場合の一例について説明したが、どちらか一方
が凹みであっても構わない。この場合、よりコンパクト
に設計することが出来る。
と、第1実施形態のように現像剤収納部4aを上部材4a
1及び下部材4a2の2つの部材に分割して形成する際に
は、凹みを設ける部材の金型構造が所謂、内スライドを
用いる等して複雑化する可能性がある。
位するアーム部5dを回転部材2に設ける一例について
説明したが、逆に現像剤容器4側にアーム部または何ら
かの変位可能な部分を設けても構わない。
るロック係合部5fを回転部材とノブ5側に設け、被ロ
ック部となる被ロック係合部4dを現像剤容器4本体側
に設けて構成したが、ロック部を回転部材となるノブ5
側に設け、被ロック部を現像剤容器4本体側に設けて構
成することでも良い。
をノブ5と一体成型し、該アーム部5dは材料の弾性に
よってロック位置に復元する一例について説明したが、
別途、板バネやコイルバネ等を併用し、より強力にロッ
ク位置へと付勢しても良い。
によりコンパクトなロック手段を提供出来、特にスペー
スの制約が大きい回転式現像装置27に装着する現像剤容
器4に適用した場合にその効果は大きい。上記各実施形
態においても回転式現像装置27に装着する一例について
説明したが、固定式の現像装置であっても、現像器が一
つしかない場合であっても本発明は同様に適用出来る。
分トナー、2成分トナー、2成分キャリア及び2成分ト
ナーとキャリアの混合物のいずれであっても良い。
するので、回転部材の回転駆動力を装置本体側の駆動伝
達手段を介して容器シャッタに伝達して該容器シャッタ
を開閉する方式において、部品点数が少なくコンパクト
に設計出来、物流落下時に破損し難い回転部材ロック手
段を備えた現像剤容器及びこれを使用する画像形成装置
を提供することが出来る。
で、簡単で安価で且つスペースを取らずに回転部材のロ
ックが行える。
ロック部がクリープ変形するようなことがなく、ロック
作用が維持される。
設けられると共に、該ロック部をロック解除方向に変位
させる力を受けるためのロック解除部を有し、回転部材
は少なくとも一部が現像剤容器本体よりも該回転部材の
回転径方向に張り出した部分を有し、ロック解除部は張
り出した部分に設けられている場合には、ロック解除部
が張り出しているために現像剤容器を画像形成装置に装
着するだけでロック解除が行える。
られたアーム部であって、該ロック部のロック解除後に
回転部材を回転する方向の下流側に向かって伸びている
場合には、ロックを無理に外そうとして回転部材を回転
する力を加えるとアーム部には圧縮方向の力が加わるた
め、容易にはロックは外せず、誤ってロックを外すよう
なことがない。
円弧状をなし、該アーム部の先端近傍には現像剤容器本
体側に設けられた被ロック部と係合する係合部を有する
場合には好ましい。
方向は、回転部材の回転軸線方向に沿っており、アーム
部は前記回転部材の回転方向に沿った板状であって、該
装着方向へは容易に変位し、回転部材の径方向へは変位
し難い構成とした場合には好ましい。
記係合部は、アーム部から現像剤容器本体に向かって突
出した突起である場合には好ましい。
うとして回転部材を回転する力を加えても、アーム部に
は圧縮方向の力が加わりアーム部が撓むが、この撓みが
ロック部と被ロック部とがより係合する方向であるた
め、容易にはロックが外せず、誤ってロックを解除する
ようなことがない。
に設けられ、回転部材の回転径方向外側へ突出した突起
である場合には、ロック解除部がアーム部と一体に設け
られ、しかも先端にあるために確実にアーム部を変形さ
せてロック解除することが出来る。
転部材に向かって突出した突起である場合には、現像剤
容器の内容積を減ずることなく、簡単な金型構成により
被ロック部を形成することが出来る。
のツマミ部を有し、ツマミ部はロック解除部よりも現像
剤容器の装着方向に対して上流側に設けられ、少なくと
もその一部は回転部材から回転径方向に突出し、その突
出部とロック解除部とは位相が略一致しており、ツマミ
部の最外径はロック解除部の最外径以上である場合に
は、ツマミ部がロック解除部よりも突出しているため、
ロック解除部に誤って手を触れ難くして装着前にロック
解除するのを防止出来る。また、落下衝撃を受けた場合
にツマミ部で衝撃を受けることで、ロック解除部に衝撃
が加わるのを防止し、アーム部が破損することがない。
らロックが掛かる状態へと案内する案内部を設けた場合
には、たとえ装着前に誤ってロック解除してしまっても
ツマミ部を回すだけで簡単にロック状態に復帰させるこ
とが出来る。もちろん装着した状態から容器シャッタを
閉じる方向へ回転部材を回転する操作においても容易に
再ロックさせることが出来、一度装着して取り外した現
像剤容器についても確実にロック状態を保つことが出来
る。
側に対向した面に設けられたスロープ状の突起である場
合には、簡単な構成で、スムーズに再ロックすることが
出来る。
に対向した面に設けられたスロープ状の突起である場合
には、簡単な構成で、スムーズに再ロックすることが出
来る。
向への回転を規制するために被ロック部よりも回転部材
の容器シャッタを閉じるための回転方向の上流側下流側
に第2の被ロック部を設けた場合には、回転部材を誤っ
て逆方向へ回転させても、これを確実に規制することが
出来る。そしてオペレータに対して容器シャッタを閉じ
切り、回転部材の回転が終了したことを容易に知らせる
ことが出来る。
への回転を規制するために被ロック部よりも回転部材の
容器シャッタを開くための回転方向の下流側に第3の被
ロック部を設けた場合には、容器シャッタを開き終わっ
た後に、更に容器シャッタ開き方向へ回転部材を回転さ
せても、これを確実に規制することが出来る。そしてオ
ペレータに対して容器シャッタを開き切り、回転部材の
回転が終了したことを容易に知らせることが出来る。
部材の径方向外側より外力を受けた時に該アーム部の変
形を規制する規制部を設けた場合には、たとえ落下衝撃
等の外力がアーム部に加わっても、該アーム部の変形を
規制するので、アーム部の白化や破損を防止することが
出来る。
れ、現像剤容器本体に向かって突出した突起である場合
には、簡単な構成で、回転部材がどの回転位置にあって
もアーム部の変形を規制出来、該アーム部を保護する効
果が大きい。
くても、簡単な構成で回転部材のロックが行える。
少ない形式にも対応可能なコンパクトな回転部材のロッ
ク手段を提供出来る。
安定したロック解除動作が行える。
ク解除したりし難いロック手段を提供することが出来
る。
置の構成を示す断面説明図である。
る。
様子を示す斜視説明図である。
状態を示す斜視説明図である。
を示す斜視説明図である。
を示す部分拡大図である。
体に設けられた被ロック部との係合の様子を示す側面図
である。
2実施形態の構成を示す部分側面図である。
3実施形態の回転部材の構成を示す平面図及び斜視図で
ある。
4実施形態の回転部材の構成を示す平面図及び斜視図で
ある。
剤容器、4a…現像剤収納部、4a1…上部材、4a2…下部
材、4b…排出口、4c…突条、4d…被ロック係合
部、4e,4f…突起、5…ノブ、5a…フランジ部、
5b…ツマミ部、5b1…突出部、5c…セグメントギ
ア、5d…アーム部、5e…ロック解除部、5f…ロッ
ク係合部、5g…円筒状ガイド部、5h…爪部、5i…
スロープ、5j…突起、6…容器シャッタ、6a…セグ
メントギア、7…パッキン材、9…2次転写帯電器、10
…現像器側ギア、11…現像器側シャッタ、11a…開口、
14…現像剤受け入れ部、14a…開口、15…転写ドラム、
17…手差しトレイ、19…感光体ドラム、20…除電用帯電
器、21…クリーニング手段、22…現像器、23…一次帯電
器、24…像露光手段、25…像露光反射手段、26…回転
体、27…現像装置、27Y…イエロー現像装置、27M…マゼ
ンタ現像装置、27C…シアン現像装置、27BK…ブラック
現像装置、31a,31b…スクリュー、31c…現像スリー
ブ
Claims (18)
- 【請求項1】 画像形成装置に現像剤を補給する現像剤
容器において、 現像剤を収納する現像剤容器本体と、 収納された現像剤を排出するために前記現像剤容器本体
に設けられた排出口と、 前記排出口を開封可能に封止する容器シャッタと、 前記現像剤容器本体に回転可能に取り付けられ、駆動伝
達側係合部を有する回転部材と、 前記現像剤容器が画像形成装置に装着された際に前記回
転部材が回転することによって前記排出口を開封するた
めに該回転部材の回転力を画像形成装置に設けられた回
転力伝達部材を介して受けるために前記容器シャッタに
設けられた回転力受け部と、 画像形成装置に装着されていない時に前記回転部材の回
転を規制し、画像形成装置に装着されると前記回転部材
の回転を許すためのロック部を前記現像剤容器本体また
は前記回転部材の何れか一方に一体的に設け、 前記ロック部と係合する被ロック部を前記回転部材また
は前記現像剤容器本体の何れか一方に一体的に設け、 前記ロック部は現像剤容器装着方向に変位可能で、且つ
前記回転部材の回転を規制する方向に付勢されているこ
とを特徴とする現像剤容器。 - 【請求項2】 画像形成装置に現像剤を補給する現像剤
容器において、 現像剤を収納する現像剤容器本体と、 収納された現像剤を排出するために前記現像剤容器本体
に設けられた排出口と、 前記排出口を開封可能に封止する容器シャッタと、 前記現像剤容器本体に回転可能に取り付けられ、駆動伝
達側係合部を有する回転部材と、 前記現像剤容器が画像形成装置に装着された際に前記回
転部材が回転することによって前記排出口を開封するた
めに該回転部材の回転力を画像形成装置に設けられた回
転力伝達部材を介して受けるために前記容器シャッタに
設けられた回転力受け部と、 画像形成装置に装着されていない時に前記回転部材の回
転を規制し、画像形成装置に装着されると前記回転部材
の回転を許すためのロック部を前記現像剤容器本体また
は前記回転部材の何れか一方に一体的に設け、 前記ロック部と係合する被ロック部を前記回転部材また
は前記現像剤容器本体の何れか一方に一体的に設け、 前記ロック部は現像剤容器装着方向に変位可能で、且つ
力を受けていないフリーな状態で前記回転部材の回転を
規制する位置にあることを特徴とする現像剤容器。 - 【請求項3】 前記ロック部は前記回転部材に一体的に
設けられると共に、該ロック部をロック解除方向に変位
させる力を受けるためのロック解除部を有し、前記回転
部材は少なくとも一部が前記現像剤容器本体よりも該回
転部材の回転径方向に張り出した部分を有し、前記ロッ
ク解除部は前記張り出した部分に設けられていることを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像剤容
器。 - 【請求項4】 前記ロック部は前記回転部材に一体的に
設けられたアーム部であって、該ロック部のロック解除
後に前記回転部材を回転する方向の下流側に向かって伸
びていることを特徴とする請求項3に記載の現像剤容
器。 - 【請求項5】 前記アーム部は前記回転部材の回転に沿
った円弧状をなし、該アーム部の先端近傍には前記現像
剤容器本体側に設けられた前記被ロック部と係合する係
合部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
1項に記載の現像剤容器。 - 【請求項6】 前記現像剤容器の画像形成装置への装着
方向は、前記回転部材の回転軸線方向に沿っており、前
記アーム部は前記回転部材の回転方向に沿った板状であ
って、該装着方向へは容易に変位し、前記回転部材の径
方向へは変位し難い構成としたことを特徴とする請求項
1〜5のいずれか1項に記載の現像剤容器。 - 【請求項7】 前記アーム部の先端近傍に設けられた前
記係合部は、前記アーム部から現像剤容器本体に向かっ
て突出した突起であることを特徴とする請求項5または
請求項6に記載の現像剤容器。 - 【請求項8】 前記ロック解除部は前記アーム部の先端
近傍に設けられ、前記回転部材の回転径方向外側へ突出
した突起であることを特徴とする請求項3〜7のいずれ
か1項に記載の現像剤容器。 - 【請求項9】 前記被ロック部は前記現像剤容器本体か
ら前記回転部材に向かって突出した突起であることを特
徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の現像剤容
器。 - 【請求項10】 前記回転部材は手で持って回転するた
めのツマミ部を有し、前記ツマミ部は前記ロック解除部
よりも前記現像剤容器の装着方向に対して上流側に設け
られ、少なくともその一部は前記回転部材から回転径方
向に突出し、その突出部と前記ロック解除部とは位相が
略一致しており、前記ツマミ部の最外径は前記ロック解
除部の最外径以上であることを特徴とする請求項3〜9
のいずれか1項に記載の現像剤容器。 - 【請求項11】 前記回転部材のロックが解除した状態
からロックが掛かる状態へと案内する案内部を設けたこ
とを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の
現像剤容器。 - 【請求項12】 前記案内部は前記アーム部の前記現像
剤容器本体側に対向した面に設けられたスロープ状の突
起であることを特徴とする請求項11に記載の現像剤容
器。 - 【請求項13】 前記案内部は前記現像剤容器本体の前
記回転部材に対向した面に設けられたスロープ状の突起
であることを特徴とする請求項11または請求項12に
記載の現像剤容器。 - 【請求項14】 前記回転部材の前記容器シャッタを閉
じる方向への回転を規制するために前記被ロック部より
も前記回転部材の前記容器シャッタを閉じるための回転
方向の上流側に第2の被ロック部を設けたことを特徴と
する請求項1〜13のいずれか1項に記載の現像剤容
器。 - 【請求項15】 前記回転部材の前記容器シャッタを開
く方向への回転を規制するために前記被ロック部よりも
前記回転部材の前記容器シャッタを開くための回転方向
の下流側に第3の被ロック部を設けたことを特徴とする
請求項1〜14のいずれか1項に記載の現像剤容器。 - 【請求項16】 前記アーム部の内側に該アーム部が前
記回転部材の径方向外側より外力を受けた時に該アーム
部の変形を規制する規制部を設けたことを特徴とする請
求項5〜15のいずれか1項に記載の現像剤容器。 - 【請求項17】 前記規制部は前記回転部材に一体的に
設けられ、前記現像剤容器本体に向かって突出した突起
であることを特徴とする請求項16に記載の現像剤容
器。 - 【請求項18】 請求項1〜17のいずれか1項に記載
の現像剤容器を使用出来、画像を形成する画像形成手段
を有することを特徴とする画像形成装置。
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