JP2003314537A - 軸受けユニット、軸受けユニットを有するモータおよび電子機器 - Google Patents

軸受けユニット、軸受けユニットを有するモータおよび電子機器

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JP2003314537A
JP2003314537A JP2002120947A JP2002120947A JP2003314537A JP 2003314537 A JP2003314537 A JP 2003314537A JP 2002120947 A JP2002120947 A JP 2002120947A JP 2002120947 A JP2002120947 A JP 2002120947A JP 2003314537 A JP2003314537 A JP 2003314537A
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JP
Japan
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dynamic pressure
shaft
bearing
step portion
support portion
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JP2002120947A
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Kenichiro Yazawa
健一郎 矢澤
Yuji Shishido
祐司 宍戸
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/10Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
    • F16C17/102Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure
    • F16C17/107Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure with at least one surface for radial load and at least one surface for axial load
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な軸を得ることにより安価なものにする
ことができる軸受けユニット、軸受けユニットを有する
モータおよび電子機器を提供すること。 【解決手段】 断面円形状の支持部分130と、支持部
分130に一体的に取り付けられており断面円形状を有
し支持部分130の外径寸法よりも大きい外径寸法を有
するステップ部134を有し、軸方向に断面でみてT字
型を有する軸60と、軸60の支持部分130をラジア
ル方向に関して回転可能に支持するラジアル方向動圧流
体軸受けと114、軸のステップ部をスラスト方向に関
して回転可能に支持するスラスト方向動圧流体軸受け1
24と、軸60とラジアル方向動圧流体軸受け114と
スラスト方向動圧流体軸受け124を収容して保持する
ハウジング116とを備え、ステップ部134は、樹脂
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸受けユニット、
軸受けユニットを有するモータおよび電子機器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】モータを用いる電子機器の例としては、
情報記録再生装置があるが、その中で例えばハードディ
スク装置は、その用途が拡大し、大型の記録装置やデス
クトップ型のパーソナルコンピュータ用記録装置の他
に、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータやこれ
より小さいサイズの携帯用の端末装置等の電子機器に使
用されるようになっている。最近においては、PC(P
ersonal Computer)カード寸法と称さ
れるIC(Integrated Circuit)メ
モリカードやカード型のモデム程度の大きさを有するP
Cカード型のハードディスク装置が用いられ、このPC
カード型のハードディスク装置は、必要に応じて使用者
がノート型のパーソナルコンピュータや携帯用の端末機
のPCカードスロットに抜き差しして使用される。
【0003】図12は、従来のハードディスクドライブ
装置に用いられているモータのための動圧流体軸受けユ
ニットの断面構造を示している。動圧流体軸受けユニッ
ト1060は、T型ステップ形状の軸1061と、軸受
け1062と、スラスト受け1063を有している。軸
受け1062には、軸1061の支持部分1068をラ
ジアル方向に回転自在に支持するための一対のヘリング
ボーン1062a,1062aと、軸1061のステッ
プ部1069をスラスト方向に回転自在に支持するため
のヘリングボーン1062bが設けられている。スラス
ト受け1063には、軸1061のステップ部1069
をスラスト方向に回転自在に支持するためのヘリングボ
ーン1063aが設けられている。
【0004】金属製の環状ハウジング1064は、その
内部に軸受け1062と軸1061を収容しており、ハ
ウジング1064の端部にはスラスト受け1063がは
めこまれている。この軸1061の支持部分1068と
ステップ部1069は、例えばステンレス鋼などの金属
からなる一体成形ものであり、軸方向で見て断面T字型
を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の動圧流
体軸受けユニット1060では次のような問題がある。
この動圧流体軸受けユニット1060は、高い回転精度
を得るために、軸受け1062とスラスト受け1063
および軸1061との空隙量を例えば数μmに管理する
必要がある。従来の動圧流体軸受けユニット1060で
は、上述したように軸1061は精度および表面粗さを
得るために、上述したようなステンレス鋼を研磨加工す
ることで作られている。通常軸は断面I字型のストレー
ト形状であり、普通はこの軸はセンタレス研磨加工を施
すことができるので安価に軸を作ることができる。しか
し図12に示す従来の軸1061は断面T字型であるの
で、センタレス研磨加工を施すことができないので、通
常の研磨加工により軸1061の精度および表面粗さを
確保しなければならず、その加工コストが高価なものに
なってしまう。結果として、従来の動圧流体軸受けユニ
ット1060は、高価になってしまうという欠点があ
る。また、軸1061は、ステンレス鋼などの金属であ
るので、この軸側にヘリングボーン溝のような動圧発生
溝を設けることは困難であり、スラスト方向の動圧発生
溝は、回転するこの軸側ではなく、焼結金属や樹脂ある
いは金属の中でも硬度の低い真ちゅうなどからなる軸受
け1062側やスラスト受け1063側に設けられる。
結果として軸受け1062とスラスト受け1063も高
価なものになってしまうという欠点があった。そこで本
発明は上記課題を解消し、安価な軸を得ることにより安
価なものにすることができる軸受けユニット、軸受けユ
ニットを有するモータおよび電子機器を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、断面
円形状の支持部分と、前記支持部分に一体的に取り付け
られており断面円形状を有し前記支持部分の外径寸法よ
りも大きい外径寸法を有するステップ部を有し、軸方向
に断面でみてT字型を有する軸と、前記軸の前記支持部
分をラジアル方向に関して回転可能に支持するラジアル
方向動圧流体軸受けと、前記軸の前記ステップ部をスラ
スト方向に関して回転可能に支持するスラスト方向動圧
流体軸受けと、前記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸受
けと前記スラスト方向動圧流体軸受けを収容して保持す
るハウジングと、を備え、前記ステップ部は、樹脂から
なることを特徴とする軸受けユニットである。
【0007】請求項1では、軸方向に断面で見てT字型
を有する軸は、支持部分とステップ部を有している。支
持部分は断面円形状を有している。ステップ部は、支持
部分に一体的に取り付けられており、断面円形状を有し
支持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有してい
る。ラジアル方向動圧流体軸受けは、軸の支持部分をラ
ジアル方向に関して回転可能に支持する。スラスト方向
動圧流体軸受けは、軸のステップ部をスラスト方向に関
して回転可能に支持する。ハウジングは、軸とラジアル
方向動圧流体軸受けとスラスト方向動圧流体軸受けを収
容して保持している。この軸のステップ部は樹脂からな
る。従って、軸の支持部分とステップ部は別部材にで
き、軸の支持部分はセンタレス研磨加工により作ること
ができ、ステップ部はこの支持部分に対して樹脂を例え
ばアウトサート成形することにより簡単にかつ安価に断
面T字型の軸(回転軸ともいう)を得ることができる。
このことから軸受けユニットを安価に作ることができ
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の軸受
けユニットにおいて、前記ステップ部は、前記スラスト
方向動圧流体軸受けに対面する第1面において動圧発生
溝を有する。
【0009】請求項2では、金属製のものに比べて、樹
脂からなるステップ部に対して簡単に動圧発生溝を形成
することができ、安価になる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1に記載の軸受
けユニットにおいて、前記ステップ部は、前記スラスト
方向動圧流体軸受けに対面する第1面において第1動圧
発生溝を有し、前記第1面と反対側の第2面において第
2動圧発生溝を有する。
【0011】請求項3では、樹脂からなるステップ部の
第1面に第1動圧発生溝を形成し、ステップ部の第2面
に第2動圧発生溝を形成する場合に、上述したように金
属のものに比べてステップ部は樹脂製であるので第1動
圧発生溝と第2動圧発生溝を簡単かつ安価に形成するこ
とができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項3に記載の軸受
けユニットにおいて、前記第1動圧発生溝の溝幅は、前
記第2動圧発生溝の溝幅とは異なる。
【0013】請求項5の発明は、請求項3に記載の軸受
けユニットにおいて、前記第1動圧発生溝の数は、前記
第2動圧発生溝の数とは異なる。
【0014】請求項6の発明は、請求項1に記載の軸受
けユニットにおいて、前記樹脂は、液晶ポリマーであ
る。
【0015】請求項7の発明は、断面円形状の支持部分
と、前記支持部分に一体的に取り付けられており断面円
形状を有し前記支持部分の外径寸法よりも大きい外径寸
法を有するステップ部を有し、軸方向に断面でみてT字
型を有する軸と、前記軸の前記支持部分をラジアル方向
に関して回転可能に支持するラジアル方向動圧流体軸受
けと、前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関して
回転可能に支持するスラスト方向動圧流体軸受けと、前
記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸受けと前記スラスト
方向動圧流体軸受けを収容して保持するハウジングと、
を備え、前記ステップ部は、焼結金属からなることを特
徴とする軸受けユニットである。
【0016】請求項7では、軸方向に断面で見てT字型
を有する軸は、支持部分とステップ部を有している。支
持部分は断面円形状を有している。ステップ部は、支持
部分に一体的に取り付けられており、断面円形状を有し
支持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有してい
る。ラジアル方向動圧流体軸受けは、軸の支持部分をラ
ジアル方向に関して回転可能に支持する。スラスト方向
動圧流体軸受けは、軸のステップ部をスラスト方向に関
して回転可能に支持する。ハウジングは、軸とラジアル
方向動圧流体軸受けとスラスト方向動圧流体軸受けを収
容して保持している。このステップ部は焼結金属からな
る。これにより、軸の支持部分とステップ部は別部材に
でき、軸の支持部分はセンタレス研磨加工により加工す
ることができ、この支持部分に対して焼結金属のステッ
プ部を例えばアウトサート成形で設けることができる。
これにより断面T字型の軸を簡単かつ安価に作ることが
できる。このことから、軸受けユニットが安価になる。
【0017】請求項8の発明は、請求項7に記載の軸受
けユニットにおいて、前記ステップ部は、前記スラスト
方向動圧流体軸受けに対面する第1面において動圧発生
溝を有する。
【0018】請求項8では、焼結金属からなるステップ
部には、簡単かつ安価に動圧発生溝を形成することがで
きる。
【0019】請求項9の発明は、請求項7に記載の軸受
けユニットにおいて、前記ステップ部は、前記スラスト
方向動圧流体軸受けに対面する第1面において第1動圧
発生溝を有し、前記第1面とは反対側の第2面において
第2動圧発生溝を有する。
【0020】請求項9では、焼結金属からなるステップ
部の第1面には第1動圧発生溝を形成し、ステップ部の
第2面には第2動圧発生溝を形成するのであるが、第1
動圧発生溝と第2動圧発生溝は、簡単かつ安価に形成す
ることができる。
【0021】請求項10の発明は、請求項9に記載の軸
受けユニットにおいて、前記第1動圧発生溝の溝幅は、
前記第2動圧発生溝の溝幅とは異なる。
【0022】請求項11の発明は、請求項9に記載の軸
受けユニットにおいて、前記第1動圧発生溝の数は、前
記第2動圧発生溝の数とは異なる。
【0023】請求項12の発明は、ステータに対してロ
ータを回転可能に支持する軸受けユニットを有するモー
タであり、前記軸受けユニットは、断面円形状の支持部
分と、前記支持部分に一体的に取り付けられており断面
円形状を有し前記支持部分の外径寸法よりも大きい外径
寸法を有するステップ部を有し、軸方向に断面でみてT
字型を有する軸と、前記軸の前記支持部分をラジアル方
向に関して回転可能に支持するラジアル方向動圧流体軸
受けと、前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関し
て回転可能に支持するスラスト方向動圧流体軸受けと、
前記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸受けと前記スラス
ト方向動圧流体軸受けを収容して保持するハウジング
と、を備え、前記ステップ部は、樹脂からなることを特
徴とする軸受けユニットを有するモータである。
【0024】請求項12では、軸方向に断面で見てT字
型を有する軸は、支持部分とステップ部を有している。
支持部分は断面円形状を有している。ステップ部は、支
持部分に一体的に取り付けられており、断面円形状を有
し支持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有してい
る。ラジアル方向動圧流体軸受けは、軸の支持部分をラ
ジアル方向に関して回転可能に支持する。スラスト方向
動圧流体軸受けは、軸のステップ部をスラスト方向に関
して回転可能に支持する。ハウジングは、軸とラジアル
方向動圧流体軸受けとスラスト方向動圧流体軸受けを収
容して保持している。この軸のステップ部は樹脂からな
る。従って、軸の支持部分とステップ部は別部材にする
ことができ、軸の支持部分はセンタレス研磨加工により
作ることができ、ステップ部はこの支持部分に対して樹
脂を例えばアウトサート成形することにより簡単にかつ
安価に断面T字型の軸(回転軸ともいう)を得ることが
できる。このことから軸受けユニットを有するモータを
安価に作ることができる。
【0025】請求項13の発明は、ステータに対してロ
ータを回転可能に支持する軸受けユニットを有するモー
タを備える電子機器であり、前記軸受けユニットは、断
面円形状の支持部分と、前記支持部分に一体的に取り付
けられており断面円形状を有し前記支持部分の外径寸法
よりも大きい外径寸法を有するステップ部を有し、軸方
向に断面でみてT字型を有する軸と、前記軸の前記支持
部分をラジアル方向に関して回転可能に支持するラジア
ル方向動圧流体軸受けと、前記軸の前記ステップ部をス
ラスト方向に関して回転可能に支持するスラスト方向動
圧流体軸受けと、前記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸
受けと前記スラスト方向動圧流体軸受けを収容して保持
するハウジングと、を備え、前記ステップ部は、樹脂か
らなることを特徴とする電子機器である。
【0026】請求項13では、軸方向に断面で見てT字
型を有する軸は、支持部分とステップ部を有している。
支持部分は断面円形状を有している。ステップ部は、支
持部分に一体的に取り付けられており、断面円形状を有
し支持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有してい
る。ラジアル方向動圧流体軸受けは、軸の支持部分をラ
ジアル方向に関して回転可能に支持する。スラスト方向
動圧流体軸受けは、軸のステップ部をスラスト方向に関
して回転可能に支持する。ハウジングは、軸とラジアル
方向動圧流体軸受けとスラスト方向動圧流体軸受けを収
容して保持している。この軸のステップ部は樹脂からな
る。従って、軸の支持部分はセンタレス研磨加工により
作ることができ、ステップ部はこの支持部分に対して樹
脂を例えばアウトサート成形することにより簡単にかつ
安価に断面T字型の軸(回転軸ともいう)を得ることが
できる。このことから軸受けユニットを有するモータを
備える電子機器を安価に作ることができる。
【0027】請求項14の発明は、ステータに対してロ
ータを回転可能に支持する軸受けユニットを有するモー
タであり、前記軸受けユニットは、断面円形状の支持部
分と、前記支持部分に一体的に取り付けられており断面
円形状を有し前記支持部分の外径寸法よりも大きい外径
寸法を有するステップ部を有し、軸方向に断面でみてT
字型を有する軸と、前記軸の前記支持部分をラジアル方
向に関して回転可能に支持するラジアル方向動圧流体軸
受けと、前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関し
て回転可能に支持するスラスト方向動圧流体軸受けと、
前記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸受けと前記スラス
ト方向動圧流体軸受けを収容して保持するハウジング
と、を備え、前記ステップ部は、焼結金属からなること
を特徴とする軸受けユニットを有するモータである。
【0028】請求項14では、軸方向に断面で見てT字
型を有する軸は、支持部分とステップ部を有している。
支持部分は断面円形状を有している。ステップ部は、支
持部分に一体的に取り付けられており、断面円形状を有
し支持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有してい
る。ラジアル方向動圧流体軸受けは、軸の支持部分をラ
ジアル方向に関して回転可能に支持する。スラスト方向
動圧流体軸受けは、軸のステップ部をスラスト方向に関
して回転可能に支持する。ハウジングは、軸とラジアル
方向動圧流体軸受けとスラスト方向動圧流体軸受けを収
容して保持している。このステップ部は焼結金属からな
る。これにより、軸の支持部分とステップ部は別部材に
でき、軸の支持部分はセンタレス研磨加工により加工す
ることができ、この支持部分に対して焼結金属のステッ
プ部を例えばアウトサート成形で設けることができる。
これにより断面T字型の軸を簡単かつ安価に作ることが
できる。このことから、軸受けユニットを有するモータ
が安価になる。
【0029】請求項15の発明は、ステータに対してロ
ータを回転可能に支持する軸受けユニットを有するモー
タを備える電子機器であり、前記軸受けユニットは、断
面円形状の支持部分と、前記支持部分に一体的に取り付
けられており断面円形状を有し前記支持部分の外径寸法
よりも大きい外径寸法を有するステップ部を有し、軸方
向に断面でみてT字型を有する軸と、前記軸の前記支持
部分をラジアル方向に関して回転可能に支持するラジア
ル方向動圧流体軸受けと、前記軸の前記ステップ部をス
ラスト方向に関して回転可能に支持するスラスト方向動
圧流体軸受けと、前記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸
受けと前記スラスト方向動圧流体軸受けを収容して保持
するハウジングと、を備え、前記ステップ部は、焼結金
属からなることを特徴とする電子機器である。
【0030】請求項15では、軸方向に断面で見てT字
型を有する軸は、支持部分とステップ部を有している。
支持部分は断面円形状を有している。ステップ部は、支
持部分に一体的に取り付けられており、断面円形状を有
し支持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有してい
る。ラジアル方向動圧流体軸受けは、軸の支持部分をラ
ジアル方向に関して回転可能に支持する。スラスト方向
動圧流体軸受けは、軸のステップ部をスラスト方向に関
して回転可能に支持する。ハウジングは、軸とラジアル
方向動圧流体軸受けとスラスト方向動圧流体軸受けを収
容して保持している。このステップ部は焼結金属からな
る。これにより、軸の支持部分とステップ部は別部材に
でき、軸の支持部分はセンタレス研磨加工により加工す
ることができ、この支持部分に対して焼結金属のステッ
プ部を例えばアウトサート成形で設けることができる。
これにより断面T字型の軸を簡単かつ安価に作ることが
できる。このことから、電子機器が安価になる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0032】図1は、本発明の軸受けユニットを有する
モータを備えた情報記録再生装置を示す平面図である。
この情報記録再生装置は、機器の一種であり、例えばコ
ンピュータ等の電子機器に搭載される。図2と図3は図
1の情報記録再生装置の分解斜視図である。図4は、図
1のスピンドルモータの断面構造例である。図1〜図4
に示す情報記録再生装置は、一例としてハードディスク
ドライブ装置である。このハードディスクドライブ装置
1は、ディスク状記録媒体Dに対して磁気的に情報を記
録したり、あるいはすでにディスク状記録媒体Dに記録
されている情報を磁気的に再生する機能を有している。
このハードディスクドライブ装置1は、例えば電子機器
の一例であるいわゆるノート型パーソナルコンピュータ
のPCカードスロットに装着して使用するものであり、
非常に小型でかつ薄型化の装置である。
【0033】ハードディスクドライブ装置1は、図2と
図3に示すように概略的には筐体(外筐ともいう)2、
ディスク状記録媒体D、スピンドルモータ3、回動型ア
クチュエータ4等を有している。筐体2は、第1部材
(上筐体ともいう)10と、第2部材(下筐体ともい
う)12を有している。第1部材10と第2部材12の
空間11の中には、スピンドルモータ3やディスク状記
録媒体D、回動型アクチュエータ4等が収容されてい
る。ディスク状記録媒体Dは、図4に示すようにスピン
ドルモータ3のロータR側に固定されており、ロータR
はディスク状記録媒体Dを連続回転させる。
【0034】図3に示すように、2つの回動型アクチュ
エータ4は、サスペンション20、ボイスコイル22、
2つの磁気ヘッド24等を有している。図3に示すボイ
スコイル22と図3に示すマグネット29,30との間
に生じる電磁力により、回動型アクチュエータ4の磁気
ヘッド24は図1と図2のF方向に揺動可能であり、磁
気ヘッド24,24が回転するディスク状記録媒体Dの
任意のトラックに対して位置決めすることで情報信号の
記録を行ったりあるいはすでに記録された情報を再生す
ることができる。磁気ヘッド24は、例えばGMR(ジ
ャイアント磁気抵抗効果素子)等を採用することができ
る。
【0035】図1に示すハードディスク装置1では、図
4に示す筐体2の第1部材10が第2部材12から取り
除かれた状態を示しており、内部のディスク状記録媒体
Dや回動型アクチュエータ4等が露出している。第2部
材12の端部には、コンピュータ等に対して電気的に接
続するための接続端子35が設けられている。回路基板
37には、システムLSI(大規模集積回路)39やI
C(集積回路)等の一般の電子部品等が配置されてい
る。
【0036】次に、図4に示すモータ3の構造について
説明する。このモータ3はスピンドルモータであり、ロ
ータRとステータSを有している。まずモータ3のロー
タRの構造について説明する。ロータRは、概略的には
ターンテーブル50、チャック52、駆動用のマグネッ
ト58および軸(ロータシャフトとも呼んでいる)60
を有している。この軸60は軸方向に関して断面T字型
を有している。ターンテーブル50はロータハウジング
とも呼んでおり、例えば鉄により作られている。このロ
ータハウジングの中心部には孔51が形成されており、
この孔51には軸60の支持部分61の取付部61が圧
入により固定されている。
【0037】ターンテーブル50は、上述したように軸
60と一体に取り付けられており、回転対象物であるデ
ィスク状記録媒体D(ハードディスクとも呼んでいる)
をチャック52を用いて保持している。すなわちディス
ク状記録媒体Dの内周部分63が、ターンテーブル50
のフランジ部分53の上に載せてあり、チャック52は
この内周部分63をフランジ部分53側に固定してい
る。チャック52は、例えばステンレス鋼により作られ
ているリング状の部材である。
【0038】図4に示すマグネット58は、S極とN極
が交互に着磁されたリング状のマグネットである。この
マグネット58は例えばネオジ焼結体を用いることがで
きる。このマグネット58はターンテーブル50の内周
面に対して固定されている。
【0039】図4のディスク状記録媒体DがロータRに
装着された状態で、図1の回動型アクチュエータ4が揺
動することにより、サスペンション20,20の磁気ヘ
ッド24,24がディスク状記録媒体Dの一方の面と他
方の面に対して接触しない状態で情報の記録やあるいは
情報の再生を行うことができる。しかしこれに限らず、
磁気ヘッド24が、ディスク状記録媒体Dの一方の面と
他方の面にそれぞれ接触しながら情報を記録したりある
いは情報の再生を行うような形式のものを採用してもよ
い。
【0040】次に、図4のステータSの構造について説
明する。ステータSは、概略的にはハウジング80、軸
受けユニット110、駆動用のコイル88、鉄心89、
図示しないフレキシブルプリント基板を有している。ハ
ウジング(ステータハウジングとも呼んでいる)80
は、例えばステンレス鋼により作られており、フレキシ
ブルプリント基板はハウジング80に対して接着により
固定されている。フレキシブルプリント基板はコイル8
8に電気的に接続されている。このコイル88のU相端
子、V相端子およびW相端子と、コモン端子は、フレキ
シブルプリント基板を介してハウジング80から外部に
引き出されており、このフレキシブルプリント基板はコ
ネクタを介して通電制御部100に電気的に接続されて
いる。
【0041】コイル88は鉄心89にそれぞれ巻かれて
いる。このコイル88と鉄心89の組は例えば9極設け
られている。これに対してマグネット58はS極とN極
が例えば12極円周方向に沿って交互に形成されてい
る。通電制御部100によりコイル88に所定の通電パ
ターンで通電されると、コイル88が発生する磁界とマ
グネット58が発生する磁界との相互作用により、ロー
タRは軸60を中心としてステータSに対して連続回転
可能になっている。ハウジング80は円筒部121を有
している。この円筒部121の内周面には、軸受けユニ
ット110のハウジング116の外周面が例えば圧入に
より固定されている。図5はこの軸受けユニット110
のみを示す断面図である。
【0042】図4と図5に示すように、軸受けユニット
110は、軸60、軸受け114、樹脂製のハウジング
116、およびスラスト受け124を有している。まず
軸60の形状について説明する。軸60は、支持部分1
30とステップ部134を有している。この軸60は、
軸方向に断面でみてもしくは外観でみてT字型を有して
いる。
【0043】軸60の支持部分130は、いわゆるスト
レート形状の円柱部分である。支持部分130は、一方
の先端の取付部61と他方の先端の内端部131を有し
ている。内端部131には、ステップ部134を確実に
取付けるために断面V字型の取付溝132を有してい
る。このストレート形状の支持部分130は、ストレー
ト形状の軸部とも呼んでおり、この支持部分130は、
金属あるいは樹脂により作られている。このストレート
形状の支持部分130は、ストレート形状であるので、
従来行なわれているセンタレス研磨加工により、金属製
であっても樹脂製であっても簡単に加工して精度および
表面粗さを十分確保することができる。
【0044】ステップ部134の外径寸法は、支持部分
130の外径寸法よりかなり大きく設定されている。上
述したように支持部分130が例えばいわゆるセンタレ
ス研磨加工により簡単かつ安価に形成できるのに対し
て、ステップ部134は、支持部分130の内端部13
1に対して樹脂、焼結金属あるいは金属をアウトサート
成形することで一体的に取付けて形成されている。これ
により支持部分130とステップ部134は、軸方向で
見て断面T字型の回転軸になっており、このような断面
T字型の軸60は、簡単かつ安価に作ることができる。
【0045】つまり、従来このような断面T字型の軸は
例えばステンレス製のものであって、センタレス研磨加
工では作ることができず、コスト高になってしまってい
た。しかし、本発明の実施の形態の軸60では、ストレ
ート形状の支持部分130と、円盤状のステップ部13
4とは別部材として作り、作られた支持部分130の内
端部131に対してステップ部134を例えばアウトサ
ート成形により樹脂または金属あるいは焼結金属により
成形することにより、格段に軸60の価格を下げること
ができる。しかも、ステップ部134を内端部131に
対してアウトサート成形する場合には、内端部131の
取付け溝を131に対してステップ部134の一部分が
食い込んで成形されるので、ステップ部134と内端部
131は確実に外れないように一体的に取付けることが
できるのである。
【0046】ステップ部134を樹脂で作る場合には、
この樹脂の材質としては、ナイロンや液晶ポリマーを用
いることができるが、樹脂でありながら精度良く、また
耐環境性能が良く、アウトガスの発生の無いものや、潤
滑油とのケミカルアタックの無いものであれば、各種の
樹脂を用いることができる。樹脂の種類はこのような特
徴を有するものを用いるので、軸受けユニット110は
高い信頼性を有するものになる。またステップ部134
は、図5に示すように、その外径寸法が支持部分130
の外径寸法より大きく設定されているので、ステップ部
134は軸60がG方向に抜けないようにするための抜
け防止部の役割も果たしている。
【0047】次に、上述した軸60を回転可能に支える
ための動圧流体軸受け構造について説明する。図4と図
5に示す軸受け114は、軸60の支持部分130をラ
ジアル方向に関して回転可能に支持するラジアル方向動
圧流体軸受けである。図4と図5に示すスラスト受け1
24は、ステップ部134をスラスト方向に関して回転
可能に支持するスラスト方向動圧流体軸受けである。ま
ずラジアル方向動圧流体軸受けである軸受け114につ
いて説明する。軸受け114は円筒状の軸受けである。
軸受け114の内周面には、一対の動圧発生溝117,
117が形成されている。この動圧発生溝117,11
7は、例えばヘリングボーン溝を採用することができ
る。この軸受け114の内周面と支持部分の外周面との
間には僅かな隙間が形成されている。軸60の支持部分
130が回転することにより、支持部分130の外周面
と軸受け114の内周面との間で、動圧発生溝117,
117が潤滑油による動圧を発生することができ、これ
により支持部分130は、軸受け114によりラジアル
方向に回転可能に支持される。この動圧発生溝117,
117は第3動圧発生溝ともいう。軸受け114は、金
属、焼結金属、あるいは樹脂により作られており、軸受
け114の内周面の動圧発生溝117,117は、転
造、プレスなどで形成すれば良い。軸受け114の外周
面は、ハウジング116の内周面116Aにより確実に
保持されている。
【0048】次に、スラスト方向動圧流体軸受けとして
のスラスト受け124は、ハウジング116の内周面1
16Bにより確実に固定されている。このスラスト受け
124は例えば円盤状の部材であり、金属、焼結金属、
あるいは樹脂により作られている。スラスト受け124
の外径寸法は、ステップ部134の外径寸法よりやや大
きく設定されている。ステップ部134は、ハウジング
116の収容空間116Cの中で回転可能になってい
る。スラスト受け124は、ステップ部134の第1面
134A側をスラスト方向に関して回転可能に支持す
る。
【0049】図6は、図5に示す軸60の形状例を示し
ている。図6(B)と図6(C)に示す軸60のステッ
プ部134の第1面134Aは、図5に示すようにスラ
スト受け124の上面に対面して密接している。図6
(A)と図6(B)に示すステップ部134の第2面1
34Bは、図5に示すように軸受け114の内側の端面
114Eに対面している。図6(C)に示すように、第
1面134Aには、複数点、例えば6つのV字型のヘリ
ングボーン溝139が円周方向に沿って形成されてい
る。同様にして図6(A)に示すように第2面134B
にも、複数点、例えば6つのV字型のヘリングボーン溝
141が形成されている。
【0050】図5に示す軸60が中心軸CLを中心とし
て連続回転することにより、図6(C)のヘリングボー
ン溝139がスラスト受け124に対して潤滑油の動圧
を発生してステップ部134をスラスト方向に関して回
転可能に支持する。同様にして図6(A)のヘリングボ
ーン溝141が、図5に示す軸受け114の内側の端面
114Eに対して動圧を発生して、ステップ部134を
やはりスラスト方向に関して回転可能に支持する。
【0051】図6に示すステップ部134は、上述した
ように例えば樹脂や焼結金属などによりアウトサート成
形で作られているので、第1面134Aと第2面134
Bには、それぞれ簡単にヘリングボーン溝のような動圧
発生溝139,141を形成することができ、従来に比
べて軸60は格段に安価に製作することができる。
【0052】図4と図5に示すハウジング116は、樹
脂により作られている。ハウジングの材質としては、例
えばポリイミド、ポリアミド、ポリアセタール、フッ素
系樹脂、液晶ポリマー等を用いることができる。このよ
うにハウジング116のすべてを樹脂により作ってお
り、図5のハウジング116には、唯一孔137が設け
られている。この孔137は、軸60の支持部分130
との間の隙間である。潤滑油は、ハウジング116内に
おいて、軸受け114と軸60の支持部分130とステ
ップ部134およびスラスト受け124の間の隙間に充
填されている。
【0053】ハウジング116がすべて樹脂により作ら
れているので、内部に充填されている潤滑油に対して接
触角を大きくすることができ、従来のようにシール部材
に界面活性剤を塗布しなくても、潤滑油が隙間から外部
に漏れたり飛散するのを防ぐことができ、従来と異なり
シール部材を別途設ける必要がないので締結部をなくし
て部品点数を減らし安価にすることができる。このよう
なハウジング116は、軸受け114、軸60、スラス
ト受け124を収容した状態で例えばアウトサート成形
により覆うようにして成形することができる。このハウ
ジング116は例えば籠形状になっており、ハウジング
116をこのようにアウトサート成形することにより組
立工程が不要で安価であり、従来のように部品の締結部
がなくシームレス構造であるので、ハウジングから潤滑
油が外部に漏洩したり飛散することがない信頼性に優れ
たものになる。
【0054】次に図7と図8を参照して、本発明の軸受
けユニット110の別の実施の形態について説明する。
図7と図8に示す軸受けユニット110は、図4と図5
に示す軸受けユニット110と実質的に似ているが、図
7と図8の軸受けユニット110が異なる点としては、
図5に示すようなスラスト受け124をハウジング11
6には内蔵していないことである。その代わりに、図7
と図8に示すように、ハウジング116の一部分がスラ
スト受け224として機能している。スラスト受け22
4は、ハウジング116の一部分であり、収容空間11
6Cを形成している一部分である。スラスト受け224
は、スラスト方向動圧流体軸受けであり、スラスト受け
224は、ステップ部134の第1面134Aに対面し
ている。ステップ部134の第2面134Bは、ハウジ
ング116の内面116Dに対面している。
【0055】軸受け114は、ハウジング116により
取り囲まれており、軸受け114は中心軸CLに沿っ
て、ハウジング116により囲まれるようにして位置決
めして固定されている。従って軸受け114とステップ
部134は、ハウジング116の中仕切り部116Fに
より仕切られている。このように、図5に示すようなス
ラスト受け124の部材を省略し、ハウジング116の
一部分にそのスラスト受けの役割を果たさせることによ
り、軸受けユニット110の部品点数を減らして、軸受
けユニットの価格を下げることができる。
【0056】図7と図8の軸受けユニット110の構成
要素の部分であって、図4と図5に示す軸受けユニット
110の対応する構成要素と同じ部分には、同じ符号を
記してその説明を用いている。図4と図5および図7と
図8に示す各実施の形態の軸受けユニット110におい
ては、ステップ部134が樹脂あるいは焼結金属あるい
は金属により作られており、このステップ部134の第
1面134Aと第2面134Bに対してそれぞれ動圧発
生溝としてのへリングボーン溝を形成している。このた
めにスラスト方向の動圧発生用の動圧発生溝を、例えば
図5に示す軸受け114の内側の端面114Eに設けた
り、あるいはスラスト受け124の上面に設ける必要が
無くなる。ステップ部134に設ける第1と第2動圧発
生溝は、軸60の支持部分130の内端部131に対し
てステップ部134をアウトサート成形すると同時に、
ステップ部134の第1面134Aと第2面134Bに
対して簡単に形成することができる。以上のことから、
スラスト方向に動圧発生溝を有する軸受けユニットの価
格を格段に下げることができる。
【0057】ステップ部134の動圧発生溝の深さは、
例えば通常2ないし5μm程度であって、数μmである
ので、動圧流体軸受けとしての軸受けユニット110に
おいても、成形時に樹脂の粘度が低くなり、複雑な形状
を形成することができることから、樹脂の材質として
は、特に液晶ポリマーを用いると良い。また図5の軸受
けユニット110においては、軸受け114の内側の端
面114Eに動圧発生溝を設ける必要が無い。図8の軸
受けユニット110においては、ハウジング116の内
面116Dに動圧発生溝を設ける必要が無い。このこと
から、図8においては軸受け114の外径寸法を小さく
することができるので、材料費の削減ができるなどの利
点もあり、軸受け114の形状の自由度が広がる。
【0058】図9は、一例として図8の軸受けユニット
110を示している。図9においては、軸受けユニット
110の軸60にかかる重量を示している。図7のロー
タRとディスク状記録媒体の重量Wは矢印で示すように
中心軸CLに沿って軸60に加わっている。これに対し
てステップ部134の第1面134Aの第1動圧発生溝
139は、スラスト受け224に対して回転時に動圧を
発生することから動圧D1を重量Wの方向と同じ方向に
発生する。これと同時にステップ部134の第2面13
4Bの第2動圧発生溝141は、ハウジング116の内
面116Dに対して回転時に動圧D2を発生する。この
動圧D2の方向は、動圧D1および重量Wと反対方向で
ある。
【0059】図10は、図4および図5の実施の形態の
軸受けユニット110と、図7および図8の軸受けユニ
ット110に適用できる軸60の別の実施の形態を示し
ている。図11は、同様にして図4および図5の軸受け
ユニット110と、図7および図8の軸受けユニット1
10に適用できる軸60のさらに別の実施の形態を示し
ている。まず図10の軸60のステップ部134は、第
1面134Aにフィッシュボーン溝のような第1動圧発
生溝139を有している。図10(A)に示すようにス
テップ部134の第2面134Bには、別の形状のフィ
ッシュボーン溝のような第2動圧発生溝149を有して
いる。
【0060】図10(C)の動圧発生溝139の溝の幅
は、図10(A)に示す動圧発生溝149の溝の幅より
も大きく設定されている。このように溝幅を変えること
により、例えば第1面134A側の動圧を第2面134
B側の動圧に比べて発生量を若干大きくすることによ
り、軸60のスラスト方向の空隙量を管理することがで
き、良好な軸60の回転や潤滑を得ることができる。こ
のように動圧発生溝の溝幅を変えるのではなく、動圧発
生溝の深さを変えるようにしても良い。すなわち動圧発
生溝139の溝の深さを、図10(A)の動圧発生部1
49の溝の深さに比べて深く形成する。
【0061】図11(C)の動圧発生溝139は、第1
面134Aに例えば6つ形成されている。これに対して
図11(A)の動圧発生溝149は、第2面134Bに
おいて例えばこれより数が少ない5つ形成されている。
このように第1面134Aの動圧発生溝の数は第2面1
34Bの動圧発生溝の数に比べて大きくすることによっ
ても、第1面134Aにおける動圧発生量を第2面13
4Bにおける動圧発生量に比べて若干大きくすることで
軸60のスラスト方向の空隙量を管理することができ
る。
【0062】図10と図11のような第1面134Aと
第2面134Bにおける動圧発生溝の形状を異ならせる
考え方は、図4と図5に示す実施の形態の軸受けユニッ
ト110においても、図7と図8の軸受けユニット11
0においてもいずれにおいても適用することができる。
また、上述した実施の形態では、ステップ部134の第
1面134Aと第2面134Bのいずれにも動圧発生溝
を形成しているが、これに限らず一方の面、例えば第1
面134Aに動圧発生溝を形成するが、第2面134B
には動圧発生溝を形成しないようにしても勿論構わな
い。
【0063】本発明の動圧流体軸受けユニットは、軸受
けユニットの周囲を樹脂製のハウジングで囲むように成
形してあるので、外部への潤滑油の漏洩、飛散のない信
頼性に優れた動圧流体軸受けユニットとなった。周囲を
樹脂で覆いハウジングとしているので、アウトサート成
形などが可能であり、組み立て工程が不要で安価で、ま
た従来技術のように部品の締結部がないので(シームレ
スなので)、外部への潤滑油の漏洩、飛散のない信頼性
に優れた動圧流体軸受けユニットとなった。
【0064】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、軸受けユ
ニットを有するモータは情報記録再生装置としてのハー
ドディスクドライブ装置に搭載されている。しかしこれ
に限らず、本発明の情報記録再生装置は、光ディスク記
録再生装置や光磁気ディスクの記録再生装置あるいは光
ディスク再生装置でもよい。
【0065】本発明の実施の形態の動圧流体軸受けユニ
ットは、上述したように例えばハードディスクドライブ
装置用のスピンドルモータの軸受けユニットとして適用
することができる。しかし本発明の軸受けユニットは、
ファンモータの軸受けユニットとしても適用できる。こ
のファンモータは、軸に対してファンを取付けてあり、
このファンを回すことにより、例えば電子機器内の発熱
素子の発生する熱を、電子機器の筐体の外部に放出する
機能を有している。ハードディスクドライブ装置用のス
ピンドルモータは、NRRO(Non−Repetit
ive Run−Out)等の回転機械精度も良く、静
粛で、かつ安価で信頼性の高いモータである。
【0066】本発明の軸受けユニットを搭載したモータ
は、ハードディスクドライブ装置のような情報記録再生
装置に搭載することができるが、このような情報記録再
生装置は、コンピュータ等に内蔵したりあるいは外付け
するようなものである。本発明においての電子機器は、
コンピュータに限らず、携帯情報端末、携帯電話や一般
的な電化製品等をも含むものである。
【0067】本発明の動圧流体軸受けユニットでは、断
面T字型形状の回転軸のステップ部を、金属、焼結金
属、樹脂等によりストレート形状の支持部分とは別部材
として構成したから、従来技術に比べ、格段に安価な回
転軸となり、結果、動圧流体軸受けユニットも安価なも
のになった。また、樹脂等をアウトサートし、ステップ
部を形成すると同時に、ステップ部自体にスラスト方向
の動圧発生溝を設けたから、軸受けの端面に動圧発生溝
を設けたり、スラスト受けに動圧発生溝を設ける必要が
無くなり、さらに安価な動圧流体軸受けユニットとなっ
た。ステップ部の樹脂に、液晶ポリマーのような、機械
精度、耐環境性能、アウトガス性能、ケミカルアタック
に優れた樹脂を使用することにより、安価でかつ、信頼
性に優れたハードディスクドライブ装置(HDD)、C
PU(中央処理装置)やドライバーIC等の発熱素子の
冷却用のファンモータを提供することもできる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安価な軸を得ることにより安価な軸受けユニット、モー
タおよび電子機器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軸受けユニットを有するモータが適用
されている情報記録再生装置としてのハードディスクド
ライブ装置を示す平面図。
【図2】図1のハードディスクドライブ装置の分解斜視
図。
【図3】図1のハードディスクドライブ装置をさらに分
解した斜視図。
【図4】ハードディスクドライブ装置のディスク状の記
録媒体を回転するためのモータを示す断面図。
【図5】図4のモータに用いられている軸受けユニット
を示す断面図。
【図6】軸受けユニットの軸の構造例を示す図。
【図7】本発明の軸受けユニットを有するモータの別の
実施の形態を示す断面図。
【図8】図7の軸受けユニットを示す断面図。
【図9】図8の軸受けユニットにおける動圧等を示す
図。
【図10】本発明の軸の別の実施の形態を示す図。
【図11】本発明の軸のさらに別の実施の形態を示す
図。
【図12】従来の軸受けユニットを示す断面図。
【符号の説明】
3・・・モータ、60・・・軸、110・・・軸受けユ
ニット、114・・・軸受け(ラジアル方向動圧流体軸
受け)、124・・・スラスト受け(スラスト方向動圧
流体軸受け)、130・・・軸の支持部分、134・・
・軸のステップ部、134A・・・ステップ部の第1
面、134B・・・ステップ部の第2面、139,14
1・・・動圧発生溝
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 7/08 H02K 7/08 A Fターム(参考) 3J011 AA20 BA04 CA02 DA01 DA02 JA02 KA02 KA03 MA12 SB02 SB19 SC03 SC04 SC05 SC13 SC14 5D109 BA14 BA16 BA17 BB12 BB18 BB21 BB22 BB34 5H605 AA04 AA07 BB05 BB19 CC04 DD05 DD09 EB03 EB06 EB17 5H607 AA04 BB01 BB14 BB17 CC01 DD02 DD03 DD16 GG03 GG09 GG12 GG15

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面円形状の支持部分と、前記支持部分
    に一体的に取り付けられており断面円形状を有し前記支
    持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有するステッ
    プ部を有し、軸方向に断面でみてT字型を有する軸と、 前記軸の前記支持部分をラジアル方向に関して回転可能
    に支持するラジアル方向動圧流体軸受けと、 前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関して回転可
    能に支持するスラスト方向動圧流体軸受けと、 前記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸受けと前記スラス
    ト方向動圧流体軸受けを収容して保持するハウジング
    と、を備え、 前記ステップ部は、樹脂からなることを特徴とする軸受
    けユニット。
  2. 【請求項2】 前記ステップ部は、前記スラスト方向動
    圧流体軸受けに対面する第1面において動圧発生溝を有
    する請求項1に記載の軸受けユニット。
  3. 【請求項3】 前記ステップ部は、 前記スラスト方向動圧流体軸受けに対面する第1面にお
    いて第1動圧発生溝を有し、 前記第1面と反対側の第2面において第2動圧発生溝を
    有する請求項1に記載の軸受けユニット。
  4. 【請求項4】 前記第1動圧発生溝の溝幅は、前記第2
    動圧発生溝の溝幅とは異なる請求項3に記載の軸受けユ
    ニット。
  5. 【請求項5】 前記第1動圧発生溝の数は、前記第2動
    圧発生溝の数とは異なる請求項3に記載の軸受けユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記樹脂は、液晶ポリマーである請求項
    1に記載の軸受けユニット。
  7. 【請求項7】 断面円形状の支持部分と、前記支持部分
    に一体的に取り付けられており断面円形状を有し前記支
    持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有するステッ
    プ部を有し、軸方向に断面でみてT字型を有する軸と、 前記軸の前記支持部分をラジアル方向に関して回転可能
    に支持するラジアル方向動圧流体軸受けと、 前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関して回転可
    能に支持するスラスト方向動圧流体軸受けと、 前記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸受けと前記スラス
    ト方向動圧流体軸受けを収容して保持するハウジング
    と、を備え、 前記ステップ部は、焼結金属からなることを特徴とする
    軸受けユニット。
  8. 【請求項8】 前記ステップ部は、前記スラスト方向動
    圧流体軸受けに対面する第1面において動圧発生溝を有
    する請求項7に記載の軸受けユニット。
  9. 【請求項9】 前記ステップ部は、 前記スラスト方向動圧流体軸受けに対面する第1面にお
    いて第1動圧発生溝を有し、 前記第1面と反対側の第2面において第2動圧発生溝を
    有する請求項7に記載の軸受けユニット。
  10. 【請求項10】 前記第1動圧発生溝の溝幅は、前記第
    2動圧発生溝の溝幅とは異なる請求項9に記載の軸受け
    ユニット。
  11. 【請求項11】 前記第1動圧発生溝の数は、前記第2
    動圧発生溝の数とは異なる請求項9に記載の軸受けユニ
    ット。
  12. 【請求項12】 ステータに対してロータを回転可能に
    支持する軸受けユニットを有するモータであり、 前記軸受けユニットは、断面円形状の支持部分と、前記
    支持部分に一体的に取り付けられており断面円形状を有
    し前記支持部分の外径寸法よりも大きい外径寸法を有す
    るステップ部を有し、軸方向に断面でみてT字型を有す
    る軸と、 前記軸の前記支持部分をラジアル方向に関して回転可能
    に支持するラジアル方向動圧流体軸受けと、 前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関して回転可
    能に支持するスラスト方向動圧流体軸受けと、 前記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸受けと前記スラス
    ト方向動圧流体軸受けを収容して保持するハウジング
    と、を備え、 前記ステップ部は、樹脂からなることを特徴とする軸受
    けユニットを有するモータ。
  13. 【請求項13】 ステータに対してロータを回転可能に
    支持する軸受けユニットを有するモータを備える電子機
    器であり、 前記軸受けユニットは、 断面円形状の支持部分と、前記支持部分に一体的に取り
    付けられており断面円形状を有し前記支持部分の外径寸
    法よりも大きい外径寸法を有するステップ部を有し、軸
    方向に断面でみてT字型を有する軸と、 前記軸の前記支持部分をラジアル方向に関して回転可能
    に支持するラジアル方向動圧流体軸受けと、 前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関して回転可
    能に支持するスラスト方向動圧流体軸受けと、 前記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸受けと前記スラス
    ト方向動圧流体軸受けを収容して保持するハウジング
    と、を備え、 前記ステップ部は、樹脂からなることを特徴とする電子
    機器。
  14. 【請求項14】 ステータに対してロータを回転可能に
    支持する軸受けユニットを有するモータであり、 前記軸受けユニットは、 断面円形状の支持部分と、前記支持部分に一体的に取り
    付けられており断面円形状を有し前記支持部分の外径寸
    法よりも大きい外径寸法を有するステップ部を有し、軸
    方向に断面でみてT字型を有する軸と、 前記軸の前記支持部分をラジアル方向に関して回転可能
    に支持するラジアル方向動圧流体軸受けと、 前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関して回転可
    能に支持するスラスト方向動圧流体軸受けと、 前記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸受けと前記スラス
    ト方向動圧流体軸受けを収容して保持するハウジング
    と、を備え、 前記ステップ部は、焼結金属からなることを特徴とする
    軸受けユニットを有するモータ。
  15. 【請求項15】 ステータに対してロータを回転可能に
    支持する軸受けユニットを有するモータを備える電子機
    器であり、 前記軸受けユニットは、 断面円形状の支持部分と、前記支持部分に一体的に取り
    付けられており断面円形状を有し前記支持部分の外径寸
    法よりも大きい外径寸法を有するステップ部を有し、軸
    方向に断面でみてT字型を有する軸と、 前記軸の前記支持部分をラジアル方向に関して回転可能
    に支持するラジアル方向動圧流体軸受けと、 前記軸の前記ステップ部をスラスト方向に関して回転可
    能に支持するスラスト方向動圧流体軸受けと、 前記軸と前記ラジアル方向動圧流体軸受けと前記スラス
    ト方向動圧流体軸受けを収容して保持するハウジング
    と、を備え、 前記ステップ部は、焼結金属からなることを特徴とする
    電子機器。
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