JP2003310620A - 超音波内視鏡 - Google Patents

超音波内視鏡

Info

Publication number
JP2003310620A
JP2003310620A JP2002122792A JP2002122792A JP2003310620A JP 2003310620 A JP2003310620 A JP 2003310620A JP 2002122792 A JP2002122792 A JP 2002122792A JP 2002122792 A JP2002122792 A JP 2002122792A JP 2003310620 A JP2003310620 A JP 2003310620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
endoscope
unit
observation
distal end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002122792A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Miyamoto
眞一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2002122792A priority Critical patent/JP2003310620A/ja
Publication of JP2003310620A publication Critical patent/JP2003310620A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】直視による内視鏡観察と超音波振動子による超
音波観察との併用及び直視タイプの内視鏡としての単独
での使用が可能な超音波内視鏡を提供すること。 【解決手段】超音波内視鏡1は、先端部本体10に配設
されて挿入部前方の観察を行う観察光学系12と、管状
で、少なくとも超音波振動子24及びこの超音波振動子
24をラジアル走査する円環状のモータ27を一体に構
成し、先端部6に対して着脱自在に配置される超音波ユ
ニット20とを具備している。また、先端部6には超音
波内視鏡1を単独の内視鏡として使用することを可能に
する先端部被覆部材30が超音波ユニット20に代えて
配設可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挿入部先端部に着
脱自在な超音波ユニットを具備する超音波内視鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、超音波振動子から発振される
超音波ビームを機械的に回転走査させて超音波画像を取
得する、超音波内視鏡或いは超音波プローブ等の超音波
診断装置が種々提案されている。
【0003】例えば、特開2001−128981号公
報には良好な超音波診断を容易に行うことができ、ま
た、先端の細径化、小型化も可能な限り実現して幅広い
診断用途で活用でき、更に組立性や組立後のメンテナン
ス性にも優れた超音波診断装置を開示されている。この
超音波診断装置の超音波内視鏡は、図*2に示すように
細長の挿入部101の基端に、操作部102とを備えて
構成されている。この操作部102からは光源装置(不
図示)に接続されるユニバーサルコード103と、超音
波観測装置(不図示)に接続される超音波コード104
とが延出している。
【0004】そして、この超音波内視鏡100では図*
8に示すように先端部105を構成する先端部本体10
7に形成したユニット配置穴108に超音波振動子11
1、スリップリング112、エンコーダ113及びモー
タ114をハウジング115によって一体化した超音波
ユニット110がネジ(不図示)によって着脱可能にな
っている。
【0005】しかし、先端部本体107にユニット配置
穴108を形成した超音波内視鏡では、前記ユニット配
置穴に超音波ユニットを配置する構成であるため、先端
部本体の外形寸法が通常観察用の内視鏡に比べて大径で
あり、また、先端キャップが光学像に入いらないように
するため観察光学系が斜視光学系になっていたので、超
音波検査専用機として使用される。したがって、一般的
な検査では、通常の内視鏡による内視鏡観察を行った
後、超音波検査のために前記超音波内視鏡を体腔内に挿
通していた。このため、内視鏡は、2種類必要であるた
め患者に対する負担が大きいばかりでなく、ユーザーに
かかる金銭的な負担も増大してしまう。
【0006】これらの不具合を解消するため、特開20
01−314401号公報にはラジアル走査前方視型超
音波内視鏡(以下、前方視型超音波内視鏡と略記する)
が示されている。この前方視型超音波内視鏡では、挿入
部の先端部の周方向にラジアル走査を行うための超音波
振動子を多数配列させた超音波振動子配列部を設け、こ
の超音波振動子を電子的に走査する構成であり、挿入部
の先端部には前方を観察するいわゆる直視の観察光学系
が設けられていた。このため、この前方視型超音波内視
鏡を体腔内に挿通させることによって、直視による内視
鏡観察と超音波検査とを選択的に行える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開2001−314401号公報の前方視型超音波内視
鏡では走査範囲が限られているので、全周に渡る超音波
画像を得ることができなかった。また、超音波検査のた
めの超音波振動子配列部が固定されるとともに、周波数
もある一定の範囲に限定されているので、病変の種類、
部位に合わせて走査位置を変更することができなかっ
た。
【0008】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、直視による内視鏡観察と超音波振動子による
超音波観察との併用及び直視タイプの内視鏡としての単
独での使用が可能な超音波内視鏡を提供することを目的
にしている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波内視鏡
は、先端部本体に配設されて挿入部前方の観察を行う直
視光学系と、管状で、少なくとも超音波振動子及びこの
超音波振動子をラジアル走査する円環状モータを一体に
構成し、前記先端部本体に着脱自在に配置される超音波
ユニットとを具備している。また、前記超音波ユニット
に代えて、前記先端部本体に着脱自在に配置される管状
の先端部被覆部材を有している。
【0010】これらの構成によれば、超音波ユニットを
先端部本体に装着配置することによって、この超音波内
視鏡によって直視光学系による内視鏡観察に加えて全周
に渡るラジアルの超音波画像を得られる。一方、先端部
被覆部材を超音波ユニットに代えて先端部本体に装着配
置することによって、超音波内視鏡を直視光学系を配置
した単独の内視鏡として内視鏡観察を行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図4は本発明の第1実
施形態にかかり、図1は超音波内視鏡を説明する図、図
2は超音波内視鏡の先端部と超音波ユニットとの構成を
説明する図、図3は超音波ユニットと先端部本体との電
気的接続状態を説明する図、図4は超音波内視鏡の先端
部に先端部被覆部材を配置した状態を示す図である。
【0012】図1に示すように超音波内視鏡1は、細長
の挿入部2の基端に操作部3を備えている。この操作部
3の側部からは、図示しない光源装置に接続されるユニ
バーサルコード4及び図示しない超音波観測装置に接続
される超音波コード5が延出している。
【0013】前記挿入部2は、先端側から順に先端部
6、湾曲自在な湾曲部7、可撓性を有する可撓管部8を
連設して構成されている。前記操作部3には湾曲操作ノ
ブ3aが設けられており、この湾曲操作ノブ3aを操作
することによって前記湾曲部7を湾曲させられるように
なっている。
【0014】前記先端部6には管状の超音波ユニット2
0及び先端部被覆部材30が交換自在に配置されるよう
になっている。この先端部被覆部材30は、前記超音波
内視鏡1を直視型の内視鏡として使用するとき、前記超
音波ユニット20に代わって先端部6に配置される。
【0015】なお、前記超音波観測装置内には図示しな
い制御装置が設けられており、この制御装置によって前
記先端部6に配置された超音波ユニット20に設けられ
ている後述する超音波振動子の駆動、制御等を行う。
【0016】図2に示すように前記超音波ユニット20
は先端部6に配置されるようになっている。この超音波
ユニット20は、管状のユニット本体21と、このユニ
ット本体21の外周側に配置されて内部空間23を形成
するカバー部材22と、前記内部空間23内に一端部側
から順に配置される超音波振動子24、スリップリング
25、エンコーダ26及びモータ27とで主に構成され
ている。なお、前記スリップリング25、エンコーダ2
6及びモータ27は円環状であり、前記ユニット本体2
1の所定位置に固設されている。
【0017】前記超音波振動子24は、前記モータ27
によってユニット本体21に対して回動される振動子保
持部材24aの振動子配置凹部24bに配設されてお
り、前記エンコーダ26によって、振動子保持部材24
aに配設されている超音波振動子24の回転位置が検出
されるようになっている。
【0018】前記カバー部材22は、前記モータ27、
エンコーダ26、スリップリング25を覆うカバー部本
体22aと、このカバー部本体22の先端側に配置され
て前記超音波振動子24の走査範囲を覆う先端キャップ
22bとで構成されている。この先端キャップ22b
は、前記ユニット本体21及びカバー部本体22aの端
部所定位置に例えば接着剤によって接着固定されてい
る。
【0019】図3に示すように前記超音波ユニット20
の基端部には複数の端子28が周方向に配列されてい
る。これらの端子28にはそれぞれ前記超音波振動子2
4と電気的に接続される信号線41、前記エンコーダ2
6に電気的に接続される信号線42及び前記モータ27
に接続される電気ケーブル43が電気的に接続されてい
る。
【0020】一方、前記図2及び図3に示すように前記
先端部6を構成する硬質な先端部本体10には、内視鏡
光学系として照明光学系11及び直視光学系である観察
光学系12が配設されている。また、この先端部本体1
0の外表面は樹脂部材で形成したカバー部材13によっ
て覆われている。
【0021】なお、符号14は前記端子28に対応する
電気的接続部となる電気接点14であり、複数の電気接
点14が周方向に露出して配列されている。そして、符
号14aはそれぞれの電気接点14に電気的に接続され
た信号ケーブルであり、前記挿入部2、操作部3、超音
波コード5を挿通して超音波観測装置までひとまとめに
して延出している。
【0022】また、前記先端部被覆部材30及び超音波
ユニット20は、これら先端部被覆部材30及び超音波
ユニット20、又は先端部6を構成するカバー部材13
或いは図示しないOリング等、例えば弾性部材の付勢力
によって前記先端部6に対して着脱自在に配置固定され
るようになっている。
【0023】さらに、前記先端キャップ22bは、低密
度ポリエチレンやポリメチルペンテン等の超音波透過性
材質で形成されており、この先端キャップ22b内には
前記超音波振動子24が配置されるとともに、例えば流
動パラフィン、水、カルボキシメチルセルロース水溶液
等の超音波伝達媒体が充填される。
【0024】上述のように構成した超音波内視鏡1の作
用を説明する。前記先端部6に前記超音波ユニット20
を配設する。そして、図2及び図3に示すように前記端
子28と前記電気接点14とを電気的に接続する。ここ
で、前記超音波観測装置を介して前記モータ27を駆動
させることによって、超音波振動子24が周方向に回転
してラジアルの超音波画像を得られる。また、先端部6
に配設されている挿入方向前方正面を向く照明光学系1
1及び観察光学系12で構成された内視鏡光学系によっ
て直視の内視鏡画像を得られる。
【0025】つまり、超音波内視鏡1の先端部6に超音
波ユニット20を配設することによって、ラジアル方向
全周に渡る超音波画像と、内視鏡の挿入方向前方の内視
鏡画像とを得て、超音波観察及び内視鏡観察を行える。
【0026】一方、図4に示すように前記先端部6に、
超音波ユニット20の代わりに前記先端部被覆部材30
を配設する。このことによって、前記電気接点14は先
端部被覆部材30によって覆われて、外部に露出するこ
とが防止される。したがって、この状態の超音波内視鏡
1を観察部位に挿通させることによって、前記内視鏡光
学系によって直視の内視鏡画像を得られる。つまり、超
音波内視鏡1の先端部6に先端部被覆部材30を配設す
ることにより、単独の内視鏡として内視鏡観察を行え
る。
【0027】このように、挿入方向前方正面を向く照明
光学系及び観察光学系で構成した内視鏡光学系を有する
先端部に対して着脱自在な、管状の超音波ユニット及び
先端部被覆部材を設けて、超音波内視鏡を構成すること
によって、この1つの超音波内視鏡で直視タイプの内視
鏡としての単独での内視鏡観察及び、直視による内視鏡
観察と超音波振動子によってラジアル方向全周に渡る超
音波画像による超音波観察とを併用した観察を行うこと
ができる。
【0028】また、超音波特性の異なる超音波振動子を
配置した超音波ユニットを複数、用意しそれら超音波ユ
ニットを先端部に適宜、装着することによって、病変の
種類、部位に最適な、超音波観察を行うことができる。
【0029】これらのことによって、この超音波内視鏡
1つを用意することによって、直視の内視鏡としての観
察及び内視鏡観察と超音波観察とを併用しての観察を行
えるので、患者に対する負担の軽減及び、ユーザーにか
かる金銭的な負担の軽減を図れる。
【0030】なお、本実施形態においては超音波ユニッ
ト20に端子28を設け、先端部側に電気接点14を設
け、この電気接点14と端子28を接触させて信号を伝
達する構成にしているが、信号の伝達方法は接触式に限
定されるものではなく、図5(a)に示すように例えば
コイルを使用して電磁誘導でモータに電力を供給する電
力供給部45や、スリップリング及びエンコーダの信号
の授受を無線方式で行う無線送受信部46等を設けて、
非接触で信号を伝達する構成にしてもよい。
【0031】また、本実施形態においては前記電気接点
14を先端部6の湾曲部7側に配列する構成にしている
が、前記電気接点14に加えて、先端部6の先端側に電
気接点14を配列させるようにしてもよい。なお、図5
(b)においては前記端子28及び電気接点14の構成
に代えて、電力供給部45及び無線送受信部46として
いる。このことによって、超音波振動子24を先端部の
先端側又は湾曲部7側に適宜配置させて、超音波観察を
行うことができる。
【0032】さらに、本実施形態においては超音波ユニ
ット20を、挿入方向前方正面を向く照明光学系11及
び観察光学系12で構成した内視鏡光学系を有する超音
波内視鏡1の先端部6に配置する構成を示しているが、
例えば、図6に示すように先端部6Aに斜視型の内視鏡
光学系61を有し、この先端部6Aの先端に例えばコン
ベックス型の超音波振動子62を配置した超音波内視鏡
1Aの先端部基端側に本発明の超音波ユニット20を配
置させるようにしてもよい。このことによって、コンベ
ックス型の超音波振動子62による超音波画像及び超音
波ユニット20による超音波画像、即ち、2平面の超音
波画像を得て超音波観察を行うことができる。
【0033】図7及び図8は本発明の第2実施形態にか
かり、図7は超音波内視鏡の先端部と超音波ユニットと
の構成を説明する図、図8は超音波ユニットに設けた移
動機構部を説明する図である。なお、図8(a)は移動
機構部を説明する拡大図、図8(b)は図8(a)の矢
視図である。
【0034】図7に示すように本実施形態の超音波内視
鏡1Bでは超音波ユニット20Aに、挿入部方向に進退
移動可能にする移動機構部50を設けている。つまり、
本実施形態の超音波ユニット20Aでは、前記第1実施
形態の構成に加えて周方向に対して例えば90度間隔に
4つ配置したローラ部51(駆動用ローラ(51a)1
つに対してガイド用ローラ(51b)3つとする)を備
えた移動機構部50及びモータ27aを駆動する電力を
供給する駆動用バッテリ59が設けてある。また、前記
スリップリング25及びエンコーダ26の信号の授受を
無線方式で行うために無線送受信部46を設けている。
【0035】具体的には、図8(a)及び図8(b)に
示すように前記移動機構部50は、前記バッテリ59に
よって駆動されるモータ27aによって回転される振動
子保持部材24aに形成した第1伝達ギアである内歯部
52と、この内歯部52に噛合する第2伝達ギア及び第
3伝達ギアである第1平歯車53a及び第2平歯車53
bと、この第3伝達ギアの第2平歯車53bに噛合する
冠歯車51gを備え、先端部6に対して所定の押圧力で
配置された前記ローラ部51aとで構成されている。そ
の他の構成は前記第1実施形態と同様であり、同部材に
は同符合を符して説明を省略する。
【0036】上述のように構成した超音波内視鏡1Bの
作用を説明する。前記先端部6に前記超音波ユニット2
0Bを配設する。そして、前記超音波観測装置を介して
前記モータ27aを駆動させる。このことによって、超
音波振動子24が周方向に回転してラジアルの超音波画
像を得られるとともに、前記内歯部52に噛合している
平歯車53a,53bを介してローラ部51が回転して
超音波ユニット20Bが例えば挿入部基端側に移動す
る。
【0037】また、前記先端部6に配設されている挿入
方向前方正面を向く照明光学系11及び観察光学系12
で構成された内視鏡光学系によって直視の内視鏡画像を
得られる。
【0038】つまり、超音波内視鏡1の先端部6に超音
波ユニット20Bを配設して超音波観察を行うことによ
って、挿入軸方向に所定距離リニア移動しながらラジア
ル方向全周に渡る超音波画像と、内視鏡の挿入方向前方
の内視鏡画像とを得て、超音波観察及び内視鏡観察を行
える。そして、前記超音波振動子24のラジアル走査す
る回転方向を逆向きに切り換えることによって、超音波
ユニット20Bを逆方向に移動させられる。
【0039】このように、超音波ユニットに移動機構部
を設けることによって、超音波振動子をラジアル走査す
る際、超音波ユニットをリニア移動させながら超音波観
察を行うことができる。
【0040】このことによって、観察したい位置を変化
させる際に、超音波内視鏡を移動させることなく、超音
波ユニットだけが所定距離、挿入軸方向に移動させて広
範な超音波観察を行える。また、ラジアル走査とリニア
走査とで得られる超音波データに対して、所定の演算処
理を施すことによって、3次元の超音波画像の構築を行
える。
【0041】なお、本実施形態においては、超音波振動
子によるラジアル走査開始とともに、超音波ユニットを
挿入方向に対して移動させる構成としたが、超音波ユニ
ットに超音波走査用のモータの他に、移動機構用のモー
タを設けて超音波ユニットを単独で挿入方向に対して移
動させる構成にしてもよい。
【0042】また、図9の超音波内視鏡の応用例を説明
する図に示すように、超音波ユニット20Bに超音波走
査用のモータ27の他に、前記移動機構専用のモータと
してリニアモータ55を設け、挿入部外周面側に挿入部
長手方向に超音波ユニット20Bの移動範囲を規定する
リニアモータ用磁気パターン56を設けて超音波内視鏡
1Cを構成するようにしてもよい。
【0043】このことによって、超音波内視鏡1Cの挿
入部2を目的部位まで挿入させることによって、この挿
入部2を移動させることなく、超音波ユニット20Bを
所望の位置まで進退移動させて、超音波データを得て超
音波観測を行うことができる。
【0044】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0045】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0046】(1)先端部本体に配設されて挿入部前方
の観察を行う直視光学系と、管状で、少なくとも超音波
振動子及びこの超音波振動子をラジアル走査する円環状
モータを一体に構成し、前記先端部本体に着脱自在に配
置される超音波ユニットと、を具備する超音波内視鏡。
【0047】(2)前記超音波ユニットに代えて、前記
先端部本体に着脱自在に配置される管状の先端部被覆部
材を有する付記1に記載の超音波内視鏡。
【0048】(3)前記超音波ユニットに、この超音波
ユニットを挿入部軸方向に移動させる移動機構部を設け
た付記1記載の超音波内視鏡。
【0049】(4)前記移動機構部を歯車列で構成した
付記3記載の超音波内視鏡。
【0050】(5)前記移動機構部に超音波走査用のモ
ータと移動機構用のモータとを設けた付記3記載の超音
波内視鏡。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、直
視による内視鏡観察と超音波振動子による超音波観察と
の併用及び直視タイプの内視鏡としての単独での使用が
可能な超音波内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は本発明の第1実施形態にかか
り、図1は超音波内視鏡を説明する図
【図2】超音波内視鏡の先端部と超音波ユニットとの構
成を説明する図
【図3】超音波ユニットと先端部本体との電気的接続状
態を説明する図
【図4】超音波内視鏡の先端部に先端部被覆部材を配置
した状態を示す図
【図5】超音波ユニットの他の構成を説明する図
【図6】超音波ユニットの別の構成を説明する図
【図7】図7及び図8は本発明の第2実施形態にかか
り、図7は超音波内視鏡の先端部と超音波ユニットとの
構成を説明する図
【図8】超音波ユニットに設けた移動機構部を説明する
【図9】超音波内視鏡の応用例を説明する図
【符号の説明】
1…超音波内視鏡 6…先端部 10…先端部本体 12…観察光学系 14…電気接点 20…超音波ユニット 24…超音波振動子 27…モータ 28…端子 30…先端部被覆部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 FF50 HH51 WW16 4C301 AA02 BB03 BB26 BB30 CC02 EE09 EE13 EE15 FF05 GA02 GA03 GA12 GD10 4C601 BB05 BB09 BB12 BB14 BB24 EE06 EE11 EE12 FE01 FE02 GA01 GA02 GA03 GA11 GA12 GA17 GA21 GA29 GA30 KK12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部本体に配設されて挿入部前方の観
    察を行う直視光学系と、 管状で、少なくとも超音波振動子及びこの超音波振動子
    をラジアル走査する円環状モータを一体に構成し、前記
    先端部本体に着脱自在に配置される超音波ユニットと、 を具備することを特徴とする超音波内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記超音波ユニットに代えて、前記先端
    部本体に着脱自在に配置される管状の先端部被覆部材を
    有することを特徴とする請求項1に記載の超音波内視
    鏡。
JP2002122792A 2002-04-24 2002-04-24 超音波内視鏡 Withdrawn JP2003310620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002122792A JP2003310620A (ja) 2002-04-24 2002-04-24 超音波内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002122792A JP2003310620A (ja) 2002-04-24 2002-04-24 超音波内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003310620A true JP2003310620A (ja) 2003-11-05

Family

ID=29538309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002122792A Withdrawn JP2003310620A (ja) 2002-04-24 2002-04-24 超音波内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003310620A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006055483A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Olympus Corp 観察システム
KR20220008424A (ko) * 2020-07-13 2022-01-21 연세대학교 원주산학협력단 일회용 초음파 탐촉자를 구비한 내시경 영상 진단 장치
KR20220008425A (ko) * 2020-07-13 2022-01-21 연세대학교 원주산학협력단 탈착형 방사형 주사 초음파 내시경을 구비한 내시경 영상 진단 장치

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006055483A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Olympus Corp 観察システム
KR20220008424A (ko) * 2020-07-13 2022-01-21 연세대학교 원주산학협력단 일회용 초음파 탐촉자를 구비한 내시경 영상 진단 장치
KR20220008425A (ko) * 2020-07-13 2022-01-21 연세대학교 원주산학협력단 탈착형 방사형 주사 초음파 내시경을 구비한 내시경 영상 진단 장치
KR102470862B1 (ko) 2020-07-13 2022-11-24 연세대학교 원주산학협력단 일회용 초음파 탐촉자를 구비한 내시경 영상 진단 장치
KR102515467B1 (ko) 2020-07-13 2023-03-29 연세대학교 원주산학협력단 탈착형 방사형 주사 초음파 내시경을 구비한 내시경 영상 진단 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4309684B2 (ja) カプセル超音波内視鏡
JP2010000210A (ja) プローブ
JP4402222B2 (ja) 体腔内超音波プローブシステム
JP2003310620A (ja) 超音波内視鏡
JP3696000B2 (ja) 超音波プローブ
JP4785102B2 (ja) 体腔内用超音波探触子、その製造方法、及び、超音波診断システム
JP4383108B2 (ja) 超音波診断装置
JP4594603B2 (ja) 超音波診断装置
JPH0347607Y2 (ja)
JP4339609B2 (ja) 超音波診断システム装置
JP4248909B2 (ja) 超音波内視鏡
JP2004298561A (ja) カプセル超音波内視鏡
WO2006051659A1 (ja) 超音波内視鏡
JP4426821B2 (ja) 超音波内視鏡
JP2005040204A (ja) 超音波内視鏡装置
JP3631416B2 (ja) 超音波プローブ
JP4363956B2 (ja) 超音波内視鏡
JP4632748B2 (ja) カプセル型医療装置
JP2000217824A (ja) 超音波内視鏡
JPH076886Y2 (ja) 体腔内超音波内視鏡
JPH0856946A (ja) コイルシャフト
JP3187889B2 (ja) 体腔内超音波プローブ
JP4069003B2 (ja) 超音波プローブ
JP4291029B2 (ja) 超音波プローブ
WO2020152791A1 (ja) 超音波内視鏡及び内視鏡システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705