JP2003308168A - 携帯電話機 - Google Patents
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- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/038—Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
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- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/0354—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
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- G06F3/0481—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
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- Telephone Function (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 行スクロールとページスクロールの操作が容
易であり、ポインタの移動速度を表示画面単位に制御で
きるポインティングディバイスを装備した携帯電話機を
提供する。 【解決手段】 ポインティングデバイス１は、ポインタ
操作ボタン１１とスライド移動範囲１２から構成され
る。ポインタ操作ボタン１１は、操作していない時には
スライド移動範囲１２の中心に位置し、手指の操作によ
るスライド移動範囲１２の範囲内のスライド操作と、ス
ライド操作以外に押下操作とが可能であり、スライド操
作中に手指を開放すことで中心位置に戻る。同様に、押
下操作でも押下した状態で手指を放すことで、押下前の
状態に戻る。またスライド移動範囲がポインタ移動枠を
構成し、このポインタ移動枠の上端または下端にポイン
タを接触させることで、行スクロールモードまたはペー
ジスクロールモードに移行する。ポインティングデバイ
スを使用した行スクロールと、ページスクロール操作に
おけるポインタの移動速度を、表示画面単位に制御可能
となる。
易であり、ポインタの移動速度を表示画面単位に制御で
きるポインティングディバイスを装備した携帯電話機を
提供する。 【解決手段】 ポインティングデバイス１は、ポインタ
操作ボタン１１とスライド移動範囲１２から構成され
る。ポインタ操作ボタン１１は、操作していない時には
スライド移動範囲１２の中心に位置し、手指の操作によ
るスライド移動範囲１２の範囲内のスライド操作と、ス
ライド操作以外に押下操作とが可能であり、スライド操
作中に手指を開放すことで中心位置に戻る。同様に、押
下操作でも押下した状態で手指を放すことで、押下前の
状態に戻る。またスライド移動範囲がポインタ移動枠を
構成し、このポインタ移動枠の上端または下端にポイン
タを接触させることで、行スクロールモードまたはペー
ジスクロールモードに移行する。ポインティングデバイ
スを使用した行スクロールと、ページスクロール操作に
おけるポインタの移動速度を、表示画面単位に制御可能
となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に関
し、特に、ポインティングデバイスを装備した携帯電話
機に関する。
し、特に、ポインティングデバイスを装備した携帯電話
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】携帯電話機において、情報入力、情報表
示、情報出力、情報処理等を実行する際の操作性が、携
帯電話機の利用価値を決定付ける重要な要因の１つとな
っている。そのため、近年、ポインティングデバイスを
備えた携帯電話機の開発がなされている。ポインティン
グデバイスは携帯電話機上のディスプレイに表示された
カーソルを移動させて文字の入力や機器の制御を行う際
に用いられる。これにより、携帯電話機の小型軽量化が
図られるが、他方で、ポインティングデバイス自体の操
作性の向上が求められるようになる。
示、情報出力、情報処理等を実行する際の操作性が、携
帯電話機の利用価値を決定付ける重要な要因の１つとな
っている。そのため、近年、ポインティングデバイスを
備えた携帯電話機の開発がなされている。ポインティン
グデバイスは携帯電話機上のディスプレイに表示された
カーソルを移動させて文字の入力や機器の制御を行う際
に用いられる。これにより、携帯電話機の小型軽量化が
図られるが、他方で、ポインティングデバイス自体の操
作性の向上が求められるようになる。
【０００３】ポインティングデバイスを備えた機器とし
ては、例えば、特開平９−１３４２４８号公報の「ポイ
ンティング入力装置およびこの入力装置を備えた電子機
器」が挙げられる（発明例１）。この機器においては、
平板状の操作ボタンがスライド移動可能であり、複数の
操作ボタンが不要であることから、操作位置を大きく移
動させることなく複数の操作対象を手指１本で円滑に操
作できるので、機器の操作性の向上と小型化を図ること
ができるとされる。
ては、例えば、特開平９−１３４２４８号公報の「ポイ
ンティング入力装置およびこの入力装置を備えた電子機
器」が挙げられる（発明例１）。この機器においては、
平板状の操作ボタンがスライド移動可能であり、複数の
操作ボタンが不要であることから、操作位置を大きく移
動させることなく複数の操作対象を手指１本で円滑に操
作できるので、機器の操作性の向上と小型化を図ること
ができるとされる。
【０００４】また、特開平９−２８２０９１号公報の
「ポインティング装置」は、ポインタの位置操作を利き
手の人差し指で行いながら、同時に操作ボタンを人差し
指との連携において制御しやすい、親指で行うことを容
易にするポインティングに関する技術が開示されている
（発明例２）。
「ポインティング装置」は、ポインタの位置操作を利き
手の人差し指で行いながら、同時に操作ボタンを人差し
指との連携において制御しやすい、親指で行うことを容
易にするポインティングに関する技術が開示されている
（発明例２）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のポインティングデバイスを装備したシステムでは、
次のような問題点がある。すなわち、携帯電話機でよく
使用するリスト選択のための行スクロールとページスク
ロール操作を容易にするための機能がない。また、画面
サイズの小さな携帯電話機において、ポインタ移動速度
が早すぎる。
来のポインティングデバイスを装備したシステムでは、
次のような問題点がある。すなわち、携帯電話機でよく
使用するリスト選択のための行スクロールとページスク
ロール操作を容易にするための機能がない。また、画面
サイズの小さな携帯電話機において、ポインタ移動速度
が早すぎる。
【０００６】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、行スクロールとページスクロール操作が容易であ
り、ポインタの移動速度を表示画面単位に制御できるポ
インティングディバイスを装備した携帯電話機を提供す
ることを目的とする。
あり、行スクロールとページスクロール操作が容易であ
り、ポインタの移動速度を表示画面単位に制御できるポ
インティングディバイスを装備した携帯電話機を提供す
ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の携帯電話機は、所定の平面内におけるスラ
イド移動範囲を有するポインタ操作ボタンを有し、ポイ
ンタ操作ボタンは、手指の操作によるスライド移動範囲
内でのスライド操作と押下操作とが可能とされ、スライ
ド操作と押下操作とによるポインティング機能が構成さ
れたポインティングデバイスを備えたことを特徴として
いる。
め、本発明の携帯電話機は、所定の平面内におけるスラ
イド移動範囲を有するポインタ操作ボタンを有し、ポイ
ンタ操作ボタンは、手指の操作によるスライド移動範囲
内でのスライド操作と押下操作とが可能とされ、スライ
ド操作と押下操作とによるポインティング機能が構成さ
れたポインティングデバイスを備えたことを特徴として
いる。
【０００８】また、上記のポインタ操作ボタンは、操作
していない時にはスライド移動範囲の中心に位置し、ス
ライド操作中に手指を開放すことで中心位置に戻り、押
下操作により押下した状態で手指を放すことで押下前の
状態に戻るとよい。
していない時にはスライド移動範囲の中心に位置し、ス
ライド操作中に手指を開放すことで中心位置に戻り、押
下操作により押下した状態で手指を放すことで押下前の
状態に戻るとよい。
【０００９】さらに、上記のスライド移動範囲がポイン
タ移動枠を構成し、このポインタ移動枠の上端または下
端にポインタを接触させることで、行スクロールモード
またはページスクロールモードに移行し、ポインタが行
スクロールポインタまたはページスクロールポインタに
変わるとよい。
タ移動枠を構成し、このポインタ移動枠の上端または下
端にポインタを接触させることで、行スクロールモード
またはページスクロールモードに移行し、ポインタが行
スクロールポインタまたはページスクロールポインタに
変わるとよい。
【００１０】なお、上記のポインティングデバイスを使
用した行スクロール操作とページスクロール操作におけ
るポインタの移動速度とを、表示画面単位に制御可能と
し、ポインティングデバイスは、ポインタ操作ボタンの
３６０度中の移動角度と、スライド移動範囲の中心位置
から外れた直線距離の長さに応じた移動距離とを算出す
る、算出機能を備えるとよい。
用した行スクロール操作とページスクロール操作におけ
るポインタの移動速度とを、表示画面単位に制御可能と
し、ポインティングデバイスは、ポインタ操作ボタンの
３６０度中の移動角度と、スライド移動範囲の中心位置
から外れた直線距離の長さに応じた移動距離とを算出す
る、算出機能を備えるとよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による携帯電話機の実施の形態を詳細に説明する。図１
から図１２を参照すると、本発明の携帯電話機の一実施
形態が示されている。
による携帯電話機の実施の形態を詳細に説明する。図１
から図１２を参照すると、本発明の携帯電話機の一実施
形態が示されている。
【００１２】本実施形態の携帯電話機の特徴は、複数の
キーを使用しなくても、複数の操作対象を手指１本で操
作できるようにしたポインティングデバイスを装備した
点にある。図１は、携帯電話機に装備されるポインティ
ングデバイスの構成例を概念的に示している。また、図
２および図３は、ポインティングデバイスを操作した場
合のプログラム制御についてのフローチャートである。
キーを使用しなくても、複数の操作対象を手指１本で操
作できるようにしたポインティングデバイスを装備した
点にある。図１は、携帯電話機に装備されるポインティ
ングデバイスの構成例を概念的に示している。また、図
２および図３は、ポインティングデバイスを操作した場
合のプログラム制御についてのフローチャートである。
【００１３】本実施形態の携帯電話機は、図１から図３
に示すポインティングデバイス機能を装備して構成され
る。ポインティングデバイス１は、ポインタ操作ボタン
１１と、スライド移動範囲１２から構成される。ポイン
タ操作ボタン１１は、操作していない時にはスライド移
動範囲１２の中心に位置し、手指の操作によるスライド
移動範囲１２の範囲内のスライド操作と、スライド操作
以外の押下操作とが可能であり、スライド操作中に手指
を開放すことで中心位置に戻る。同様に、押下操作で
も、押下した状態で手指を放すことで押下前の状態に戻
るという機能を持っている。
に示すポインティングデバイス機能を装備して構成され
る。ポインティングデバイス１は、ポインタ操作ボタン
１１と、スライド移動範囲１２から構成される。ポイン
タ操作ボタン１１は、操作していない時にはスライド移
動範囲１２の中心に位置し、手指の操作によるスライド
移動範囲１２の範囲内のスライド操作と、スライド操作
以外の押下操作とが可能であり、スライド操作中に手指
を開放すことで中心位置に戻る。同様に、押下操作で
も、押下した状態で手指を放すことで押下前の状態に戻
るという機能を持っている。
【００１４】以下の説明では、スライド操作時のプログ
ラム制御と、押下操作時のプログラム制御とを、分けて
行う。最初に、ポインタ操作ボタン１１をスライド操作
した場合の動作例について、図２を用いて説明する。ポ
インタ操作ボタンスライド検出処理部（ステップＳ１）
は、ポインタ操作ボタン１１がスライド移動範囲１２の
中心位置から外れたことと、外れた後に中心位置に戻っ
たことを検出する。中心位置判断処理部（ステップＳ
２）は、ポインタ操作ボタンスライド検出処理部（ステ
ップＳ１）からコールされ、ポインタ操作ボタン１１が
スライド移動範囲１２の中心位置から外れているかどう
かを判断し、外れている場合には、ポインタ操作ボタン
スライド状態読出処理部（ステップＳ３）をコールす
る。中心位置の場合には、何もしないで処理を終了す
る。
ラム制御と、押下操作時のプログラム制御とを、分けて
行う。最初に、ポインタ操作ボタン１１をスライド操作
した場合の動作例について、図２を用いて説明する。ポ
インタ操作ボタンスライド検出処理部（ステップＳ１）
は、ポインタ操作ボタン１１がスライド移動範囲１２の
中心位置から外れたことと、外れた後に中心位置に戻っ
たことを検出する。中心位置判断処理部（ステップＳ
２）は、ポインタ操作ボタンスライド検出処理部（ステ
ップＳ１）からコールされ、ポインタ操作ボタン１１が
スライド移動範囲１２の中心位置から外れているかどう
かを判断し、外れている場合には、ポインタ操作ボタン
スライド状態読出処理部（ステップＳ３）をコールす
る。中心位置の場合には、何もしないで処理を終了す
る。
【００１５】ポインタ操作ボタンスライド状態読出処理
部（ステップＳ３）は、スライド量を読出す。ポインタ
表示座標位置算出処理部（ステップＳ４）は、ポインタ
操作ボタンスライド状態読出処理部（ステップＳ３）が
読み出したスライド量を使用して、ポインタ表示する画
面座標の算出と、ポインタ形状とを決める。ポインタ表
示処理部（ステップＳ５）は、ポインタ表示座標位置算
出処理部（ステップＳ４）が算出したポインタ表示する
画面座標とポインタ形状からポインタを表示する。待ち
時間監視処理部（ステップＳ６）は、事前に設定された
待ち時間の時間待ちを行い、中心位置判断処理部（ステ
ップＳ２）をコールする。
部（ステップＳ３）は、スライド量を読出す。ポインタ
表示座標位置算出処理部（ステップＳ４）は、ポインタ
操作ボタンスライド状態読出処理部（ステップＳ３）が
読み出したスライド量を使用して、ポインタ表示する画
面座標の算出と、ポインタ形状とを決める。ポインタ表
示処理部（ステップＳ５）は、ポインタ表示座標位置算
出処理部（ステップＳ４）が算出したポインタ表示する
画面座標とポインタ形状からポインタを表示する。待ち
時間監視処理部（ステップＳ６）は、事前に設定された
待ち時間の時間待ちを行い、中心位置判断処理部（ステ
ップＳ２）をコールする。
【００１６】更に、ポインタ表示座標位置算出処理部
（ステップＳ４）は、ポインタ表示する画面座標の算出
時に、ポインタ移動枠設定部（ステップＳ７）とポイン
タ移動速度設定部（ステップＳ８）により事前に設定さ
れたポインタの、移動枠と移動速度係数を使用する。ポ
インタ移動速度設定部（ステップＳ８）については、待
ち時間もポインタ移動速度に影響することから、待ち時
間監視処理部（ステップＳ６）が使用する待ち時間への
設定も行う。行／ページスクロールモード設定部（ステ
ップＳ９）は、事前に行／ページスクロールモードの有
効／無効が設定する。行／ページスクロールモード有効
時、ポインタ移動枠の上端または下端にポインタを接触
させることで、行／ページスクロールモードに移行し、
ポインタが行／ページスクロールポインタに変わる。ま
た、行／ページスクロールモードの状態で、更にポイン
タ操作ボタン１１を上方向または下方向へスライドさせ
た時に、行スクロールの指示をポインタ表示座標位置算
出処理部（ステップＳ４）から、行スクロール動作指示
処理部（ステップＳ１０）をコールすることで行う。
（ステップＳ４）は、ポインタ表示する画面座標の算出
時に、ポインタ移動枠設定部（ステップＳ７）とポイン
タ移動速度設定部（ステップＳ８）により事前に設定さ
れたポインタの、移動枠と移動速度係数を使用する。ポ
インタ移動速度設定部（ステップＳ８）については、待
ち時間もポインタ移動速度に影響することから、待ち時
間監視処理部（ステップＳ６）が使用する待ち時間への
設定も行う。行／ページスクロールモード設定部（ステ
ップＳ９）は、事前に行／ページスクロールモードの有
効／無効が設定する。行／ページスクロールモード有効
時、ポインタ移動枠の上端または下端にポインタを接触
させることで、行／ページスクロールモードに移行し、
ポインタが行／ページスクロールポインタに変わる。ま
た、行／ページスクロールモードの状態で、更にポイン
タ操作ボタン１１を上方向または下方向へスライドさせ
た時に、行スクロールの指示をポインタ表示座標位置算
出処理部（ステップＳ４）から、行スクロール動作指示
処理部（ステップＳ１０）をコールすることで行う。
【００１７】次に、ポインタ操作ボタン１１を押下した
場合の動作例について、図３を用いて説明する。ポイン
タ操作ボタン押下検出処理部（ステップＳ１１）は、ポ
インタ操作ボタン１１が押下された時に起動され、ポイ
ンタ操作ボタン１１が押下されたことを検出する。行／
ページスクロールモード判断部（ステップＳ１２）は、
ポインタ操作ボタン押下検出処理部（ステップＳ１１）
からコールされ、行／ページスクロールモードかどうか
を判断し、行／ページスクロールモード中だった場合に
は、ページスクロール動作指示処理部（ステップＳ１
３）をコールする。ページスクロール動作指示処理部
（ステップＳ１３）は、ページスクロールの指示を行
う。
場合の動作例について、図３を用いて説明する。ポイン
タ操作ボタン押下検出処理部（ステップＳ１１）は、ポ
インタ操作ボタン１１が押下された時に起動され、ポイ
ンタ操作ボタン１１が押下されたことを検出する。行／
ページスクロールモード判断部（ステップＳ１２）は、
ポインタ操作ボタン押下検出処理部（ステップＳ１１）
からコールされ、行／ページスクロールモードかどうか
を判断し、行／ページスクロールモード中だった場合に
は、ページスクロール動作指示処理部（ステップＳ１
３）をコールする。ページスクロール動作指示処理部
（ステップＳ１３）は、ページスクロールの指示を行
う。
【００１８】このようにして、ポインティングデバイス
の使用では、ポインタの移動枠設定による移動枠内のみ
のポインタ移動と、移動枠のサイズ等によりポインタ移
動速度を設定できるポインタ移動速度設定と、更に行／
ページスクロールへの対応とを行うことで、表示画面の
小さな携帯電話機でもポインタによる操作を容易にして
いる。上に説明したように、図１に本発明のポインティ
ングデバイスを装備した携帯電話機の実施例を示し、ポ
インティングデバイス１以外はプログラム制御により動
作する。
の使用では、ポインタの移動枠設定による移動枠内のみ
のポインタ移動と、移動枠のサイズ等によりポインタ移
動速度を設定できるポインタ移動速度設定と、更に行／
ページスクロールへの対応とを行うことで、表示画面の
小さな携帯電話機でもポインタによる操作を容易にして
いる。上に説明したように、図１に本発明のポインティ
ングデバイスを装備した携帯電話機の実施例を示し、ポ
インティングデバイス１以外はプログラム制御により動
作する。
【００１９】図２を参照すると、本発明のポインティン
グデバイスを装備した携帯電話機は、ポインタ操作ボタ
ンスライド検出処理部（ステップＳ１）により、ポイン
タ操作ボタン１１とスライド移動範囲１２から構成され
るポインティングデバイス１と、ポインタ操作ボタン１
１がスライド移動範囲１２の中心位置から外れたこと
と、外れた後に中心位置に戻ったこととを検出する。ポ
インタ操作ボタンスライド検出処理部（ステップＳ１）
と待ち時間監視処理部（ステップＳ６）からコールさ
れ、ポインタ操作ボタン１１がスライド移動範囲１２の
中心位置から外れているかどうかを、中心位置判断処理
部（ステップＳ２）が判断する。中心位置判断処理部
（ステップＳ２）において、外れている場合にはポイン
タ操作ボタンスライド状態読出処理部（ステップＳ３）
をコールし、中心位置の場合には処理を終了する。
グデバイスを装備した携帯電話機は、ポインタ操作ボタ
ンスライド検出処理部（ステップＳ１）により、ポイン
タ操作ボタン１１とスライド移動範囲１２から構成され
るポインティングデバイス１と、ポインタ操作ボタン１
１がスライド移動範囲１２の中心位置から外れたこと
と、外れた後に中心位置に戻ったこととを検出する。ポ
インタ操作ボタンスライド検出処理部（ステップＳ１）
と待ち時間監視処理部（ステップＳ６）からコールさ
れ、ポインタ操作ボタン１１がスライド移動範囲１２の
中心位置から外れているかどうかを、中心位置判断処理
部（ステップＳ２）が判断する。中心位置判断処理部
（ステップＳ２）において、外れている場合にはポイン
タ操作ボタンスライド状態読出処理部（ステップＳ３）
をコールし、中心位置の場合には処理を終了する。
【００２０】ポインタ操作ボタンスライド状態読出処理
部（ステップＳ３）でスライド量を読出し、ポインタ操
作ボタンスライド状態読出処理部（ステップＳ３）が読
み出したスライド量を使用して、ポインタ表示座標位置
算出処理部（ステップＳ４）がポインタ表示する画面座
標の算出とポインタ形状を決める。ポインタ表示座標位
置算出処理部（ステップＳ４）が決めた画面座標とポイ
ンタ形状を使用して、ポインタ表示処理部（ステップＳ
５）がポインタを表示する。待ち時間監視処理部（ステ
ップＳ６）では、事前に設定された待ち時間の時間待ち
を行う。
部（ステップＳ３）でスライド量を読出し、ポインタ操
作ボタンスライド状態読出処理部（ステップＳ３）が読
み出したスライド量を使用して、ポインタ表示座標位置
算出処理部（ステップＳ４）がポインタ表示する画面座
標の算出とポインタ形状を決める。ポインタ表示座標位
置算出処理部（ステップＳ４）が決めた画面座標とポイ
ンタ形状を使用して、ポインタ表示処理部（ステップＳ
５）がポインタを表示する。待ち時間監視処理部（ステ
ップＳ６）では、事前に設定された待ち時間の時間待ち
を行う。
【００２１】ポインタ移動枠設定部（ステップＳ７）で
は、ポインタ表示の移動座標範囲を設定する。ポインタ
移動速度設定部（ステップＳ８）では、ポインタ表示の
移動速度係数と待ち時間監視処理部（ステップＳ６）で
使用する待ち時間を設定する。行／ページスクロールモ
ード設定部（ステップＳ９）では、行／ページスクロー
ルモードの有効／無効を設定する。行／ページスクロー
ルモード有効時に、ポインタ移動枠の上端または下端に
ポインタを接触させることで行／ページスクロールモー
ドになり、この行／ページスクロールモード状態で更に
ポインタ操作ボタン１１を上方向または下方向へスライ
ドさせた時に、行スクロールの指示をポインタ表示座標
位置算出処理部（ステップＳ４）から行スクロール動作
指示処理部（ステップＳ１０）をコールする。
は、ポインタ表示の移動座標範囲を設定する。ポインタ
移動速度設定部（ステップＳ８）では、ポインタ表示の
移動速度係数と待ち時間監視処理部（ステップＳ６）で
使用する待ち時間を設定する。行／ページスクロールモ
ード設定部（ステップＳ９）では、行／ページスクロー
ルモードの有効／無効を設定する。行／ページスクロー
ルモード有効時に、ポインタ移動枠の上端または下端に
ポインタを接触させることで行／ページスクロールモー
ドになり、この行／ページスクロールモード状態で更に
ポインタ操作ボタン１１を上方向または下方向へスライ
ドさせた時に、行スクロールの指示をポインタ表示座標
位置算出処理部（ステップＳ４）から行スクロール動作
指示処理部（ステップＳ１０）をコールする。
【００２２】次に、ポインタ操作ボタン１１が押下され
た時の動作例を図３を用いて説明する。ポインタ操作ボ
タン押下検出処理部（ステップＳ１１）により、ポイン
タ操作ボタン１１が押下されたことを検出する。ポイン
タ操作ボタン押下検出処理部（ステップＳ１１）からコ
ールされ、行／ページスクロールモードかどうかを、行
／ページスクロールモード判断部（ステップＳ１２）に
おいて判断する。行／ページスクロールモードだった場
合には、ページスクロール動作指示処理部（ステップＳ
１３）をコールする。このページスクロール動作指示処
理部（ステップＳ１３）は、行／ページスクロールモー
ド判断部（ステップＳ１２）からコールされ、ページス
クロールの指示を行う。
た時の動作例を図３を用いて説明する。ポインタ操作ボ
タン押下検出処理部（ステップＳ１１）により、ポイン
タ操作ボタン１１が押下されたことを検出する。ポイン
タ操作ボタン押下検出処理部（ステップＳ１１）からコ
ールされ、行／ページスクロールモードかどうかを、行
／ページスクロールモード判断部（ステップＳ１２）に
おいて判断する。行／ページスクロールモードだった場
合には、ページスクロール動作指示処理部（ステップＳ
１３）をコールする。このページスクロール動作指示処
理部（ステップＳ１３）は、行／ページスクロールモー
ド判断部（ステップＳ１２）からコールされ、ページス
クロールの指示を行う。
【００２３】それぞれの構成要素について、役割・機能
を説明する。ポインティングデバイス１は携帯電話機に
装備される。使いやすい位置であればどの位置に装備さ
れていてもよい。また、ポインタ操作ボタン１１の大き
さ、スライド移動範囲１２の広さについても、携帯電話
機の大きさに対してバランスのとれた大きさ、広さであ
ればよい。ポインタ操作ボタンスライド検出処理部（ス
テップＳ１）は、ポインタ操作ボタン１１がスライド移
動範囲１２の中心位置から外れたことと、中心位置に戻
ったことを検出する。また、この検出は、中心位置から
外れた時と中心位置に戻った時の１回ずつであり、検出
後に中心位置判断処理部（ステップＳ２）をコールす
る。
を説明する。ポインティングデバイス１は携帯電話機に
装備される。使いやすい位置であればどの位置に装備さ
れていてもよい。また、ポインタ操作ボタン１１の大き
さ、スライド移動範囲１２の広さについても、携帯電話
機の大きさに対してバランスのとれた大きさ、広さであ
ればよい。ポインタ操作ボタンスライド検出処理部（ス
テップＳ１）は、ポインタ操作ボタン１１がスライド移
動範囲１２の中心位置から外れたことと、中心位置に戻
ったことを検出する。また、この検出は、中心位置から
外れた時と中心位置に戻った時の１回ずつであり、検出
後に中心位置判断処理部（ステップＳ２）をコールす
る。
【００２４】中心位置判断処理部（ステップＳ２）は、
ポインタ操作ボタン１１がスライド移動範囲１２の中心
位置から外れているかどうかを、ポインタ操作ボタンス
ライド検出処理部（ステップＳ１）が出力する情報から
判断する。中心位置から外れていた場合には、ポインタ
操作ボタンスライド状態読出処理部（ステップＳ３）を
コールし、中心位置の場合には、何もしないで処理を終
了する。
ポインタ操作ボタン１１がスライド移動範囲１２の中心
位置から外れているかどうかを、ポインタ操作ボタンス
ライド検出処理部（ステップＳ１）が出力する情報から
判断する。中心位置から外れていた場合には、ポインタ
操作ボタンスライド状態読出処理部（ステップＳ３）を
コールし、中心位置の場合には、何もしないで処理を終
了する。
【００２５】ポインタ操作ボタンスライド状態読出処理
部（ステップＳ３）は、ポインタ操作ボタン１１がスラ
イド移動範囲１２のどの角度にどれだけスライドさせて
いるか、というスライド量を読み出す。このスライド量
とは、現在のポインタ表示位置から移動させる画面座標
を算出するために必要な情報であり、３６０度中の移動
角度とポインタ操作ボタン１１がスライド移動範囲１２
の中心位置から外れた、直線距離の長さに応じた移動距
離を算出するための値である。
部（ステップＳ３）は、ポインタ操作ボタン１１がスラ
イド移動範囲１２のどの角度にどれだけスライドさせて
いるか、というスライド量を読み出す。このスライド量
とは、現在のポインタ表示位置から移動させる画面座標
を算出するために必要な情報であり、３６０度中の移動
角度とポインタ操作ボタン１１がスライド移動範囲１２
の中心位置から外れた、直線距離の長さに応じた移動距
離を算出するための値である。
【００２６】ポインタ表示座標位置算出処理部（ステッ
プＳ４）は、ポインタ操作ボタンスライド状態読出処理
部（ステップＳ３）が読み出したスライド量を元に、現
在のポインタ表示位置から移動させる画面座標を算出す
る。この算出では、ポインタ操作ボタン１１の中心位置
からの直線距離の大きさでポインタ移動させる移動距離
が決まり、中心位置からの直線距離が大きい程、移動距
離が長くなる。
プＳ４）は、ポインタ操作ボタンスライド状態読出処理
部（ステップＳ３）が読み出したスライド量を元に、現
在のポインタ表示位置から移動させる画面座標を算出す
る。この算出では、ポインタ操作ボタン１１の中心位置
からの直線距離の大きさでポインタ移動させる移動距離
が決まり、中心位置からの直線距離が大きい程、移動距
離が長くなる。
【００２７】ポインタ表示処理部（ステップＳ５）は、
ポインタ表示座標位置算出処理部（ステップＳ４）が算
出したポインタ表示の画面座標にポインタを表示する機
能と、ポインタ表示座標位置算出処理部（ステップＳ
４）が指定した形状のポインタを表示する機能と、既に
表示中の（前回ポインタ表示した画面座標に表示されて
いる）ポインタがある場合に消去する機能とを持ってい
る。待ち時間監視処理部（ステップＳ６）は、事前に設
定された待ち時間の時間待ちを行う。ポインタ移動枠設
定部（ステップＳ７）は、事前にポインタ移動枠を設定
しておくことでポインタの移動範囲を限定することを可
能にし、設定した移動枠はポインタ表示座標位置算出処
理部（ステップＳ４）が使用する。
ポインタ表示座標位置算出処理部（ステップＳ４）が算
出したポインタ表示の画面座標にポインタを表示する機
能と、ポインタ表示座標位置算出処理部（ステップＳ
４）が指定した形状のポインタを表示する機能と、既に
表示中の（前回ポインタ表示した画面座標に表示されて
いる）ポインタがある場合に消去する機能とを持ってい
る。待ち時間監視処理部（ステップＳ６）は、事前に設
定された待ち時間の時間待ちを行う。ポインタ移動枠設
定部（ステップＳ７）は、事前にポインタ移動枠を設定
しておくことでポインタの移動範囲を限定することを可
能にし、設定した移動枠はポインタ表示座標位置算出処
理部（ステップＳ４）が使用する。
【００２８】ポインタ移動速度設定部（ステップＳ８）
は、スライド量から得られるポインタ操作ボタン１１の
中心位置からの直線距離の長さに対する、ポインタ移動
の移動距離を決める移動速度係数を設定することを可能
にし、設定した値はポインタ表示座標位置算出処理部
（ステップＳ４）が使用する。また、ポインタ移動速度
設定部（ステップＳ８）は、待ち時間監視処理部（ステ
ップＳ６）への待ち時間も設定する。行／ページスクロ
ールモード設定部（ステップＳ９）は、行／ページスク
ロールモードの有効／無効の設定を可能にし、設定状態
はポインタ表示座標位置算出処理部（ステップＳ４）が
参照する。
は、スライド量から得られるポインタ操作ボタン１１の
中心位置からの直線距離の長さに対する、ポインタ移動
の移動距離を決める移動速度係数を設定することを可能
にし、設定した値はポインタ表示座標位置算出処理部
（ステップＳ４）が使用する。また、ポインタ移動速度
設定部（ステップＳ８）は、待ち時間監視処理部（ステ
ップＳ６）への待ち時間も設定する。行／ページスクロ
ールモード設定部（ステップＳ９）は、行／ページスク
ロールモードの有効／無効の設定を可能にし、設定状態
はポインタ表示座標位置算出処理部（ステップＳ４）が
参照する。
【００２９】行スクロール動作指示処理部（ステップＳ
１０）は、ポインタ表示座標位置算出処理部（ステップ
Ｓ４）からコールされ、行スクロール動作を指示する。
行／ページスクロールモード有効時、ポインタ移動枠の
上端または下端にポインタを接触させることで行／ペー
ジスクロールモードへ移行し、行／ページスクロールモ
ードの状態で更にポインタ操作ボタン１１を上方向また
は下方向へスライドさせた時、行スクロール動作を行
う。
１０）は、ポインタ表示座標位置算出処理部（ステップ
Ｓ４）からコールされ、行スクロール動作を指示する。
行／ページスクロールモード有効時、ポインタ移動枠の
上端または下端にポインタを接触させることで行／ペー
ジスクロールモードへ移行し、行／ページスクロールモ
ードの状態で更にポインタ操作ボタン１１を上方向また
は下方向へスライドさせた時、行スクロール動作を行
う。
【００３０】次に、ポインタ操作ボタン１１が押下され
た時の動作である。ポインタ操作ボタン押下検出処理部
（ステップＳ１１）は、ポインタ操作ボタン１１が押下
されたことを検出する。行／ページスクロールモード判
断部（ステップＳ１２）は、行／ページスクロールモー
ドかどうかを判断し、行／ページスクロールモードだっ
た場合、ページスクロール動作指示処理部（ステップＳ
１３）をコールする。このページスクロール動作指示処
理部（ステップＳ１３）は、ページスクロール動作を指
示する。
た時の動作である。ポインタ操作ボタン押下検出処理部
（ステップＳ１１）は、ポインタ操作ボタン１１が押下
されたことを検出する。行／ページスクロールモード判
断部（ステップＳ１２）は、行／ページスクロールモー
ドかどうかを判断し、行／ページスクロールモードだっ
た場合、ページスクロール動作指示処理部（ステップＳ
１３）をコールする。このページスクロール動作指示処
理部（ステップＳ１３）は、ページスクロール動作を指
示する。
【００３１】次に、ポインタ表示座標位置算出処理部
（ステップＳ４）の中でも、特に行／ページスクロール
モードについての詳細説明を図４を用いて説明する。画
面座標演算処理部（ステップＳ２１）は、スライド量か
ら次に表示するポインタ位置を演算する。行／ページス
クロールモード設定判断部（ステップＳ２２）は、行／
ページスクロールモード設定部（ステップＳ９）が行／
ページスクロールモードを有効にしているかどうかを判
断し、有効の場合に行／ページスクロールモード判断部
（ステップＳ２３）をコールする。一方、無効の場合に
通常ポインタ表示指示部（ステップＳ２８）をコールす
る。
（ステップＳ４）の中でも、特に行／ページスクロール
モードについての詳細説明を図４を用いて説明する。画
面座標演算処理部（ステップＳ２１）は、スライド量か
ら次に表示するポインタ位置を演算する。行／ページス
クロールモード設定判断部（ステップＳ２２）は、行／
ページスクロールモード設定部（ステップＳ９）が行／
ページスクロールモードを有効にしているかどうかを判
断し、有効の場合に行／ページスクロールモード判断部
（ステップＳ２３）をコールする。一方、無効の場合に
通常ポインタ表示指示部（ステップＳ２８）をコールす
る。
【００３２】行／ページスクロールモード判断部（ステ
ップＳ２３）は、行／ページスクロールモードかどうか
判断し、行／ページスクロールモード中の場合に行／ペ
ージスクロールポインタ変更判断部（ステップＳ２５）
をコールし、行／ページスクロールモード中でない場合
に移動枠端接触判断部（ステップＳ２４）をコールす
る。移動枠端接触判断部（ステップＳ２４）は、ポイン
タが移動枠の下端または上端に接触しているかどうか判
断し、下端または上端に接触している場合に行／ページ
スクロールモードにして、行／ページスクロールポイン
タ表示指示部（ステップＳ２７）をコールし、下端また
は上端に接触していない場合に通常ポインタ表示指示部
（ステップＳ２８）をコールする。
ップＳ２３）は、行／ページスクロールモードかどうか
判断し、行／ページスクロールモード中の場合に行／ペ
ージスクロールポインタ変更判断部（ステップＳ２５）
をコールし、行／ページスクロールモード中でない場合
に移動枠端接触判断部（ステップＳ２４）をコールす
る。移動枠端接触判断部（ステップＳ２４）は、ポイン
タが移動枠の下端または上端に接触しているかどうか判
断し、下端または上端に接触している場合に行／ページ
スクロールモードにして、行／ページスクロールポイン
タ表示指示部（ステップＳ２７）をコールし、下端また
は上端に接触していない場合に通常ポインタ表示指示部
（ステップＳ２８）をコールする。
【００３３】行／ページスクロールポインタ変更判断部
（ステップＳ２５）は、ポインタ操作ボタン１１を左ま
たは右の方向にスライドさせた時、上方向ページスクロ
ール指示または下方向ページスクロール指示へのポイン
タ表示変更のために行／ページスクロールポインタ表示
指示部（ステップＳ２７）をコールする。また、順方向
スライド操作時（ポインタが下方向ページスクロール指
示の場合の下方向スライド時または上方向ページスクロ
ール指示の場合の上方向スライド時）に、行スクロール
動作指示処理呼出部（ステップＳ２６）をコールする。
さらに、逆方向スライド時（ポインタが下方向ページス
クロール指示の場合の上方向スライド時または上方向ペ
ージスクロール指示の場合の下方向スライド時）に、行
／ページスクロールモードを中止し、通常のポインタを
表示するために通常ポインタ表示指示部（ステップＳ２
８）をコールする。
（ステップＳ２５）は、ポインタ操作ボタン１１を左ま
たは右の方向にスライドさせた時、上方向ページスクロ
ール指示または下方向ページスクロール指示へのポイン
タ表示変更のために行／ページスクロールポインタ表示
指示部（ステップＳ２７）をコールする。また、順方向
スライド操作時（ポインタが下方向ページスクロール指
示の場合の下方向スライド時または上方向ページスクロ
ール指示の場合の上方向スライド時）に、行スクロール
動作指示処理呼出部（ステップＳ２６）をコールする。
さらに、逆方向スライド時（ポインタが下方向ページス
クロール指示の場合の上方向スライド時または上方向ペ
ージスクロール指示の場合の下方向スライド時）に、行
／ページスクロールモードを中止し、通常のポインタを
表示するために通常ポインタ表示指示部（ステップＳ２
８）をコールする。
【００３４】行スクロール動作指示処理呼出部（ステッ
プＳ２６）は、行スクロール動作指示処理部（ステップ
Ｓ１０）をコールして、待ち時間監視処理部（ステップ
Ｓ６）をコールする。行／ページスクロールポインタ表
示指示部（ステップＳ２７）は、行／ページスクロール
ポインタ表示であることと、上方向ページスクロールな
のか下方向ページスクロールなのかを、ポインタ表示処
理部（ステップＳ５）に伝える。通常ポインタ表示指示
部（ステップＳ２８）は、行／ページスクロールポイン
タではなく、通常ポインタ表示でであることをポインタ
表示処理部（ステップＳ５）に伝える。
プＳ２６）は、行スクロール動作指示処理部（ステップ
Ｓ１０）をコールして、待ち時間監視処理部（ステップ
Ｓ６）をコールする。行／ページスクロールポインタ表
示指示部（ステップＳ２７）は、行／ページスクロール
ポインタ表示であることと、上方向ページスクロールな
のか下方向ページスクロールなのかを、ポインタ表示処
理部（ステップＳ５）に伝える。通常ポインタ表示指示
部（ステップＳ２８）は、行／ページスクロールポイン
タではなく、通常ポインタ表示でであることをポインタ
表示処理部（ステップＳ５）に伝える。
【００３５】行／ページスクロール動作とポインタ形状
について、更に説明する。行／ページスクロールポイン
タの形状は、上方向と下方向の２つ矢印から成り、ポイ
ンタを上端または下端へ移動させた時に通常ポインタか
ら行／ページスクロールポインタへ変更になる。行／ペ
ージスクロールポインタへ変更した直後は、上端では
“▲▽”となり、下端では“△▼”となる。
について、更に説明する。行／ページスクロールポイン
タの形状は、上方向と下方向の２つ矢印から成り、ポイ
ンタを上端または下端へ移動させた時に通常ポインタか
ら行／ページスクロールポインタへ変更になる。行／ペ
ージスクロールポインタへ変更した直後は、上端では
“▲▽”となり、下端では“△▼”となる。
【００３６】行／ページスクロールポインタ表示の状態
でポインタ操作ボタン１１を押下すると、“▲▽”表示
中は前ページへページスクロールし、“△▼”表示中は
次ページへページスクロールする。また、“▲▽”と
“△▼”の変更は、ポインタ操作ボタン１１を左方向に
スライドさせた時に“△▼”→“▲▽”へ、右方向へス
ライドさせた時に“▲▽”→“△▼”へ変更する。行／
ページスクロールポインタ表示中の上下左右方向の定義
については、図５に従う。一方、通常ポインタの形状に
ついては、ＰＣのマウスポインタと同様な矢印の形状を
している。
でポインタ操作ボタン１１を押下すると、“▲▽”表示
中は前ページへページスクロールし、“△▼”表示中は
次ページへページスクロールする。また、“▲▽”と
“△▼”の変更は、ポインタ操作ボタン１１を左方向に
スライドさせた時に“△▼”→“▲▽”へ、右方向へス
ライドさせた時に“▲▽”→“△▼”へ変更する。行／
ページスクロールポインタ表示中の上下左右方向の定義
については、図５に従う。一方、通常ポインタの形状に
ついては、ＰＣのマウスポインタと同様な矢印の形状を
している。
【００３７】（動作例）次に、図１から図９を参照して
本実施例の全体の動作例について詳細に説明する。ま
ず、図１から図３を参照すると、ポインタ操作ボタン１
１がスライド移動範囲１２の中心位置から外れたこと
を、ポインタ操作ボタンスライド検出処理部（ステップ
Ｓ１）が検出し、中心位置判断処理部（ステップＳ２）
をコールする。中心位置判断処理部（ステップＳ２）
は、中心位置から外れているため、ポインタ操作ボタン
スライド状態読出処理部（ステップＳ３）をコールす
る。ポインタ操作ボタンスライド状態読出処理部（ステ
ップＳ３）は、スライド量を読出し、ポインタ表示座標
位置算出処理部（ステップＳ４）をコールする。
本実施例の全体の動作例について詳細に説明する。ま
ず、図１から図３を参照すると、ポインタ操作ボタン１
１がスライド移動範囲１２の中心位置から外れたこと
を、ポインタ操作ボタンスライド検出処理部（ステップ
Ｓ１）が検出し、中心位置判断処理部（ステップＳ２）
をコールする。中心位置判断処理部（ステップＳ２）
は、中心位置から外れているため、ポインタ操作ボタン
スライド状態読出処理部（ステップＳ３）をコールす
る。ポインタ操作ボタンスライド状態読出処理部（ステ
ップＳ３）は、スライド量を読出し、ポインタ表示座標
位置算出処理部（ステップＳ４）をコールする。
【００３８】ポインタ表示座標位置算出処理部（ステッ
プＳ４）は、現在の表示されているポインタ画面座標位
置から移動先のポインタ画面座標位置を算出し、ポイン
タ表示処理部（ステップＳ５）をコールする。この時、
移動先のポインタ画面座標位置と通常ポインタ形状の情
報を、ポインタ表示処理部（ステップＳ５）へ渡す。ま
た、移動させるポインタ画面座標位置の算出について
は、ポインタ移動枠設定部（ステップＳ７）とポインタ
移動速度設定部（ステップＳ８）で、事前に設定された
情報を使用する。
プＳ４）は、現在の表示されているポインタ画面座標位
置から移動先のポインタ画面座標位置を算出し、ポイン
タ表示処理部（ステップＳ５）をコールする。この時、
移動先のポインタ画面座標位置と通常ポインタ形状の情
報を、ポインタ表示処理部（ステップＳ５）へ渡す。ま
た、移動させるポインタ画面座標位置の算出について
は、ポインタ移動枠設定部（ステップＳ７）とポインタ
移動速度設定部（ステップＳ８）で、事前に設定された
情報を使用する。
【００３９】次に、ポインタ表示処理部（ステップＳ
５）は、移動先のポインタ画面座標位置への通常ポイン
タを表示と既に表示中の（前回ポインタ表示した画面座
標に表示されている）ポインタがある場合に消去し、待
ち時間監視処理部（ステップＳ６）をコールする。待ち
時間監視処理部（ステップＳ６）は、ポインタ移動速度
設定部（ステップＳ８）で事前に設定された待ち時間の
時間待ちを行い、中心位置判断処理部（ステップＳ２）
をコールする。ポインタ操作ボタン１１がスライド移動
範囲１２の中心位置から外れている間に、中心位置判断
処理部（ステップＳ２）から待ち時間監視処理部（ステ
ップＳ６）を連続で処理することで、通常ポインタが移
動する。
５）は、移動先のポインタ画面座標位置への通常ポイン
タを表示と既に表示中の（前回ポインタ表示した画面座
標に表示されている）ポインタがある場合に消去し、待
ち時間監視処理部（ステップＳ６）をコールする。待ち
時間監視処理部（ステップＳ６）は、ポインタ移動速度
設定部（ステップＳ８）で事前に設定された待ち時間の
時間待ちを行い、中心位置判断処理部（ステップＳ２）
をコールする。ポインタ操作ボタン１１がスライド移動
範囲１２の中心位置から外れている間に、中心位置判断
処理部（ステップＳ２）から待ち時間監視処理部（ステ
ップＳ６）を連続で処理することで、通常ポインタが移
動する。
【００４０】次に、ポインタ操作ボタン１１がスライド
移動範囲１２の中心位置に戻った時、この戻ったことを
ポインタ操作ボタンスライド検出処理部（ステップＳ
１）が検出し、その後、中心位置判断処理部（ステップ
Ｓ２）が中心位置に戻ったことを認識し、処理を終了す
る。
移動範囲１２の中心位置に戻った時、この戻ったことを
ポインタ操作ボタンスライド検出処理部（ステップＳ
１）が検出し、その後、中心位置判断処理部（ステップ
Ｓ２）が中心位置に戻ったことを認識し、処理を終了す
る。
【００４１】次に、他の実施例を図６から図８を用いて
説明する。図６は、ポインティングデバイス１と表示部
２とを示している。また、ポインティングデバイス１
は、ポインタ操作ボタン１１と、スライド移動範囲１２
とから構成される。表示部２での表示内容は、ポインタ
開始位置２１と移動先のポインタ移動位置２２から構成
され、ポインタ操作ボタン１１をスライドさせた時に表
示部２に表示されるポインタ移動動作の１回分を示して
いる。また、図６の実施例では、ポインタ操作ボタン１
１をスライド移動範囲１２の範囲をフルスライドさせた
時の、ポインティングデバイス１とその時のポインタ移
動を示している。なお図６で、ポインタ操作ボタン１１
を［Ｘ０、Ｙ０］の角度にスライドさせた場合、ポイン
タ開始位置２１から［ＡＸ０、ＡＹ０］の位置であるポ
インタ移動位置２２に移動している。
説明する。図６は、ポインティングデバイス１と表示部
２とを示している。また、ポインティングデバイス１
は、ポインタ操作ボタン１１と、スライド移動範囲１２
とから構成される。表示部２での表示内容は、ポインタ
開始位置２１と移動先のポインタ移動位置２２から構成
され、ポインタ操作ボタン１１をスライドさせた時に表
示部２に表示されるポインタ移動動作の１回分を示して
いる。また、図６の実施例では、ポインタ操作ボタン１
１をスライド移動範囲１２の範囲をフルスライドさせた
時の、ポインティングデバイス１とその時のポインタ移
動を示している。なお図６で、ポインタ操作ボタン１１
を［Ｘ０、Ｙ０］の角度にスライドさせた場合、ポイン
タ開始位置２１から［ＡＸ０、ＡＹ０］の位置であるポ
インタ移動位置２２に移動している。
【００４２】図７は、図６と同様な実施例であるが、ポ
インタ操作ボタン１１をスライド移動範囲１２の範囲を
フルスライドさせていない点が図６と異なり、ポインタ
操作ボタン１１を［Ｘ０、Ｙ０］の角度にスライドさせ
た場合、ポインタ開始位置２３から［ＢＸ０、ＢＹ０］
の位置であるポインタ移動位置２４に移動している。図
６と図７から、ポインタ開始位置２３とポインタ移動位
置２４の距離が、ポインタ開始位置２１とポインタ移動
位置２２の距離より短くなっていることがわかる（Ａ＞
Ｂ）。以上のことから、ポインタ操作ボタン１１がスラ
イド移動範囲１２の中心位置から外れた直線距離が長い
程、ポインタ移動速度が速いことがわかる。
インタ操作ボタン１１をスライド移動範囲１２の範囲を
フルスライドさせていない点が図６と異なり、ポインタ
操作ボタン１１を［Ｘ０、Ｙ０］の角度にスライドさせ
た場合、ポインタ開始位置２３から［ＢＸ０、ＢＹ０］
の位置であるポインタ移動位置２４に移動している。図
６と図７から、ポインタ開始位置２３とポインタ移動位
置２４の距離が、ポインタ開始位置２１とポインタ移動
位置２２の距離より短くなっていることがわかる（Ａ＞
Ｂ）。以上のことから、ポインタ操作ボタン１１がスラ
イド移動範囲１２の中心位置から外れた直線距離が長い
程、ポインタ移動速度が速いことがわかる。
【００４３】図８の実施例で、ポインタ移動枠設定部
（ステップＳ７）とポインタ移動速度設定部（ステップ
Ｓ８）について説明する。図８は、パターン１の画面と
パターン２の画面と、それぞれの画面のポインタ移動
枠、移動速度係数と待ち時間を示した表から構成されて
いる。表のパターン３については、比較説明のために追
加した。
（ステップＳ７）とポインタ移動速度設定部（ステップ
Ｓ８）について説明する。図８は、パターン１の画面と
パターン２の画面と、それぞれの画面のポインタ移動
枠、移動速度係数と待ち時間を示した表から構成されて
いる。表のパターン３については、比較説明のために追
加した。
【００４４】表のポインタ移動枠は、ポインタ移動枠設
定部（ステップＳ７）で設定される値であり、ＸＹ軸−
１とＸＹ軸−２からなり、ＸＹ軸−１とＸＹ軸−２で生
成できる四角形がポインタの移動枠になる。移動速度係
数と待ち時間は、ポインタ移動速度設定部（ステップＳ
８）で設定される値である。また、待ち時間は、待ち時
間監視処理部（ステップＳ６）で使用する待ち時間であ
る。
定部（ステップＳ７）で設定される値であり、ＸＹ軸−
１とＸＹ軸−２からなり、ＸＹ軸−１とＸＹ軸−２で生
成できる四角形がポインタの移動枠になる。移動速度係
数と待ち時間は、ポインタ移動速度設定部（ステップＳ
８）で設定される値である。また、待ち時間は、待ち時
間監視処理部（ステップＳ６）で使用する待ち時間であ
る。
【００４５】パターン１は、ポインタ移動枠のＸＹ軸−
１が（５、１０）でＸＹ軸−２が（１６５、１００）
で、移動速度係数が「１０」、待ち時間が「１０」とな
っている。パターン２は、ポインタ移動枠のＸＹ軸−１
が（５、１０）でＸＹ軸−２が（１６５、１８０）で、
移動速度係数が「２０」、待ち時間が「１０」となって
いる。移動速度係数は、ポインタ表示座標位置算出処理
部（ステップＳ４）がポインタ表示する画面座標を算出
する時に使用する値であり、この値が大きい程、ポイン
タ移動は早くなる。
１が（５、１０）でＸＹ軸−２が（１６５、１００）
で、移動速度係数が「１０」、待ち時間が「１０」とな
っている。パターン２は、ポインタ移動枠のＸＹ軸−１
が（５、１０）でＸＹ軸−２が（１６５、１８０）で、
移動速度係数が「２０」、待ち時間が「１０」となって
いる。移動速度係数は、ポインタ表示座標位置算出処理
部（ステップＳ４）がポインタ表示する画面座標を算出
する時に使用する値であり、この値が大きい程、ポイン
タ移動は早くなる。
【００４６】図６と図７で、ポインタ操作ボタン１１が
スライド移動範囲１２の中心位置から外れた直線距離が
長い程、ポインタ移動速度が速くなることを、上記で説
明した。この事で、ポインタ表示座標位置算出処理部
（ステップＳ４）では、ポインタ操作ボタン１１が、ス
ライド移動範囲１２の中心位置から外れた直線距離と移
動速度係数から、ポインタ表示する画面座標を算出して
いることがわかる。待ち時間については、待ち時間が小
さい程、単位時間当たりにポインタ表示座標位置算出処
理部（ステップＳ４）が実行される回数が多くなる。こ
のため、単位時間当たりのポインタ移動距離は大きくな
る。パターン３は、パターン２に対して待ち時間のみを
小さくしているので、パターン２よりパターン３の方が
ポインタ移動は早くなる。
スライド移動範囲１２の中心位置から外れた直線距離が
長い程、ポインタ移動速度が速くなることを、上記で説
明した。この事で、ポインタ表示座標位置算出処理部
（ステップＳ４）では、ポインタ操作ボタン１１が、ス
ライド移動範囲１２の中心位置から外れた直線距離と移
動速度係数から、ポインタ表示する画面座標を算出して
いることがわかる。待ち時間については、待ち時間が小
さい程、単位時間当たりにポインタ表示座標位置算出処
理部（ステップＳ４）が実行される回数が多くなる。こ
のため、単位時間当たりのポインタ移動距離は大きくな
る。パターン３は、パターン２に対して待ち時間のみを
小さくしているので、パターン２よりパターン３の方が
ポインタ移動は早くなる。
【００４７】次に、図４と図３を用いて、行／ページス
クロールモードについて説明する。図４は、ポインタ表
示座標位置算出処理部（ステップＳ４）について説明し
た図である。本図４を参照すると、画面座標演算処理部
（ステップＳ２１）は、スライド量から次に表示するポ
インタ位置を演算する。行／ページスクロールモード設
定判断部（ステップＳ２２）は、行／ページスクロール
モード設定部（ステップＳ９）が行／ページスクロール
モードを有効としているかどうかを判断し、有効の場合
に、行／ページスクロールモード判断部（ステップＳ２
３）をコールする。行／ページスクロールモード判断部
（ステップＳ２３）は、行／ページスクロールモード中
かどうか判断し、行／ページスクロールモード中の場合
に、行／ページスクロールポインタ変更判断部（ステッ
プＳ２５）をコールし、行／ページスクロールモード中
でない場合に、移動枠端接触判断部（ステップＳ２４）
をコールする。
クロールモードについて説明する。図４は、ポインタ表
示座標位置算出処理部（ステップＳ４）について説明し
た図である。本図４を参照すると、画面座標演算処理部
（ステップＳ２１）は、スライド量から次に表示するポ
インタ位置を演算する。行／ページスクロールモード設
定判断部（ステップＳ２２）は、行／ページスクロール
モード設定部（ステップＳ９）が行／ページスクロール
モードを有効としているかどうかを判断し、有効の場合
に、行／ページスクロールモード判断部（ステップＳ２
３）をコールする。行／ページスクロールモード判断部
（ステップＳ２３）は、行／ページスクロールモード中
かどうか判断し、行／ページスクロールモード中の場合
に、行／ページスクロールポインタ変更判断部（ステッ
プＳ２５）をコールし、行／ページスクロールモード中
でない場合に、移動枠端接触判断部（ステップＳ２４）
をコールする。
【００４８】移動枠端接触判断部（ステップＳ２４）
は、ポインタが移動枠の下端または上端に接触している
かどうか判断し、下端または上端に接触している場合
に、行／ページスクロールポインタ表示指示部（ステッ
プＳ２７）をコールし、下端または上端に接触していな
い場合に、通常ポインタ表示指示部（ステップＳ２８）
をコールする。
は、ポインタが移動枠の下端または上端に接触している
かどうか判断し、下端または上端に接触している場合
に、行／ページスクロールポインタ表示指示部（ステッ
プＳ２７）をコールし、下端または上端に接触していな
い場合に、通常ポインタ表示指示部（ステップＳ２８）
をコールする。
【００４９】一方、行／ページスクロールポインタ変更
判断部（ステップＳ２５）は、ポインタ操作ボタン１１
を左または右の方向にスライドさせた時、上方向ページ
スクロール指示または下方向ページスクロール指示への
ポインタ表示変更のために、行／ページスクロールポイ
ンタ表示指示部（ステップＳ２７）をコールし、順方向
スライド操作時（ポインタが下方向ページスクロール指
示の場合の下方向スライド時または上方向ページスクロ
ール指示の場合の上方向スライド時）に、行スクロール
動作指示処理呼出部（ステップＳ２６）をコールし、逆
方向スライド時（ポインタが下方向ページスクロール指
示の場合の上方向スライド時または上方向ページスクロ
ール指示の場合の下方向スライド時）に、行／ページス
クロールモードを中止し、通常のポインタを表示するた
めに、通常ポインタ表示指示部（ステップＳ２８）をコ
ールする。
判断部（ステップＳ２５）は、ポインタ操作ボタン１１
を左または右の方向にスライドさせた時、上方向ページ
スクロール指示または下方向ページスクロール指示への
ポインタ表示変更のために、行／ページスクロールポイ
ンタ表示指示部（ステップＳ２７）をコールし、順方向
スライド操作時（ポインタが下方向ページスクロール指
示の場合の下方向スライド時または上方向ページスクロ
ール指示の場合の上方向スライド時）に、行スクロール
動作指示処理呼出部（ステップＳ２６）をコールし、逆
方向スライド時（ポインタが下方向ページスクロール指
示の場合の上方向スライド時または上方向ページスクロ
ール指示の場合の下方向スライド時）に、行／ページス
クロールモードを中止し、通常のポインタを表示するた
めに、通常ポインタ表示指示部（ステップＳ２８）をコ
ールする。
【００５０】行スクロール動作指示処理呼出部（ステッ
プＳ２６）は、行スクロール動作指示処理部（ステップ
Ｓ１０）をコールして、待ち時間監視処理部（ステップ
Ｓ６）をコールする。行／ページスクロールポインタ表
示指示部（ステップＳ２７）は、行／ページスクロール
ポインタ表示であること上方向ページスクロールなのか
下方向ページスクロールなのかをポインタ表示処理部
（ステップＳ５）に伝える。通常ポインタ表示指示部
（ステップＳ２８）は、行／ページスクロールポインタ
ではなく、通常ポインタ表示であることをポインタ表示
処理部（ステップＳ５）に伝える。
プＳ２６）は、行スクロール動作指示処理部（ステップ
Ｓ１０）をコールして、待ち時間監視処理部（ステップ
Ｓ６）をコールする。行／ページスクロールポインタ表
示指示部（ステップＳ２７）は、行／ページスクロール
ポインタ表示であること上方向ページスクロールなのか
下方向ページスクロールなのかをポインタ表示処理部
（ステップＳ５）に伝える。通常ポインタ表示指示部
（ステップＳ２８）は、行／ページスクロールポインタ
ではなく、通常ポインタ表示であることをポインタ表示
処理部（ステップＳ５）に伝える。
【００５１】続いて、図３を用いて、行／ページスクロ
ールポインタ表示中にポインタ操作ボタン１１を押下し
た場合の、ページスクロールについて説明する。ポイン
タ操作ボタン押下検出処理部（ステップＳ１１）は、ポ
インタ操作ボタン１１を押下したことを検出する。行／
ページスクロールモード判断部（ステップＳ１２）は、
行／ページスクロールモードかどうかを判断し、行／ペ
ージスクロールモードだった場合、ページスクロール動
作指示処理部（ステップＳ１３）をコールする。ページ
スクロール動作指示処理部（ステップＳ１３）は、ペー
ジスクロール動作を指示する。
ールポインタ表示中にポインタ操作ボタン１１を押下し
た場合の、ページスクロールについて説明する。ポイン
タ操作ボタン押下検出処理部（ステップＳ１１）は、ポ
インタ操作ボタン１１を押下したことを検出する。行／
ページスクロールモード判断部（ステップＳ１２）は、
行／ページスクロールモードかどうかを判断し、行／ペ
ージスクロールモードだった場合、ページスクロール動
作指示処理部（ステップＳ１３）をコールする。ページ
スクロール動作指示処理部（ステップＳ１３）は、ペー
ジスクロール動作を指示する。
【００５２】次に、図９を用いて、行／ページスクロー
ルモードの実施例について説明する。図９は、６つの画
面から構成され、操作毎の画面遷移について示してい
る。また、全ての画面は、図８で説明した表のパターン
２が事前に設定され、行／ページスクロールモード設定
部（ステップＳ９）が行／ページスクロールモードを有
効にしているものとする。
ルモードの実施例について説明する。図９は、６つの画
面から構成され、操作毎の画面遷移について示してい
る。また、全ての画面は、図８で説明した表のパターン
２が事前に設定され、行／ページスクロールモード設定
部（ステップＳ９）が行／ページスクロールモードを有
効にしているものとする。
【００５３】画面１は、リストの“１ ＡＡＡ”が選択
されて、通常のポインタが表示されている状態である。
画面２は、画面１の状態から通常ポインタをＹ軸の１８
０まで移動させた時、通常ポインタから行／ページスク
ロールポインタに変更した状態である。画面３は、画面
２の状態で更に、ポインタ操作ボタン１１を下方向へス
ライドさせて行スクロールを行い、リストの選択が“１
ＡＡＡ”から“２ ＢＢＢ”に移行した状態である。
画面４は、画面３の状態でポインタ操作ボタン１１を押
下して、次ページへページスクロールした状態である。
ここでは、次ページにＦＦＦ〜ＪＪＪが存在していたと
仮定する。
されて、通常のポインタが表示されている状態である。
画面２は、画面１の状態から通常ポインタをＹ軸の１８
０まで移動させた時、通常ポインタから行／ページスク
ロールポインタに変更した状態である。画面３は、画面
２の状態で更に、ポインタ操作ボタン１１を下方向へス
ライドさせて行スクロールを行い、リストの選択が“１
ＡＡＡ”から“２ ＢＢＢ”に移行した状態である。
画面４は、画面３の状態でポインタ操作ボタン１１を押
下して、次ページへページスクロールした状態である。
ここでは、次ページにＦＦＦ〜ＪＪＪが存在していたと
仮定する。
【００５４】画面５は、画面４の状態でポインタ操作ボ
タン１１を左方向へスライドさせて、行／ページスクロ
ールポインタ“△▼”が“▲▽”に変更した状態であ
る。画面６は、画面５の状態でポインタ操作ボタン１１
を左方向へスライドさせて、行／ページスクロールポイ
ンタ“▲▽”が通常ポインタに変更した状態である。
タン１１を左方向へスライドさせて、行／ページスクロ
ールポインタ“△▼”が“▲▽”に変更した状態であ
る。画面６は、画面５の状態でポインタ操作ボタン１１
を左方向へスライドさせて、行／ページスクロールポイ
ンタ“▲▽”が通常ポインタに変更した状態である。
【００５５】（実施例の効果）第１の効果は、画面サイ
ズの小さな携帯電話機でのポインティングデバイス使用
で、ポインティングデバイスの操作のみで行スクロール
とページスクロールができることにある。その理由は、
複数のキーを使用しなくても手指１本で操作を可能にし
たためである。第２の効果は、表示画面の違いにより、
ポインタの移動枠と移動枠内での移動速度を設定できる
ことにある。その理由は、ＰＣ等のマウス操作と比べ
て、マウス移動の操作性が明らかに劣る点を克服したた
めである。
ズの小さな携帯電話機でのポインティングデバイス使用
で、ポインティングデバイスの操作のみで行スクロール
とページスクロールができることにある。その理由は、
複数のキーを使用しなくても手指１本で操作を可能にし
たためである。第２の効果は、表示画面の違いにより、
ポインタの移動枠と移動枠内での移動速度を設定できる
ことにある。その理由は、ＰＣ等のマウス操作と比べ
て、マウス移動の操作性が明らかに劣る点を克服したた
めである。
【００５６】（他の実施例）次に、本発明の他の実施例
について図面を参照して詳細に説明する。本発明のさら
に他の実施例について図１０を参照して説明する。行／
ページスクロールポインタ変更判断部（ステップＳ３
５）が行う処理の内、ポインタ操作ボタン１１を左また
は右の方向にスライドさせた時、上方向ページスクロー
ル指示または下方向ページスクロール指示へのポインタ
表示変更のために行／ページスクロールポインタ表示指
示部（ステップＳ３７）をコールする処理のない点が、
図４と異なる。これは、行／ページスクロールポインタ
の形状が、上方向または下方向の１方向のみの場合のプ
ログラム制御である。
について図面を参照して詳細に説明する。本発明のさら
に他の実施例について図１０を参照して説明する。行／
ページスクロールポインタ変更判断部（ステップＳ３
５）が行う処理の内、ポインタ操作ボタン１１を左また
は右の方向にスライドさせた時、上方向ページスクロー
ル指示または下方向ページスクロール指示へのポインタ
表示変更のために行／ページスクロールポインタ表示指
示部（ステップＳ３７）をコールする処理のない点が、
図４と異なる。これは、行／ページスクロールポインタ
の形状が、上方向または下方向の１方向のみの場合のプ
ログラム制御である。
【００５７】実施例について説明する。行／ページスク
ロールポインタの形状は、上方向または下方向の１方向
の矢印から成り、ポインタを上端または下端へ移動させ
た時に通常ポインタから行／ページスクロールポインタ
へ変更になる。行／ページスクロールポインタへ変更し
た直後は、上端では“▲”となり、下端では“▼”とな
る。行／ページスクロールポインタ表示の状態でポイン
タ操作ボタン１１を押下すると、“▲”表示中は前ペー
ジへページスクロールし、“▼”表示中は次ページへペ
ージスクロールする。
ロールポインタの形状は、上方向または下方向の１方向
の矢印から成り、ポインタを上端または下端へ移動させ
た時に通常ポインタから行／ページスクロールポインタ
へ変更になる。行／ページスクロールポインタへ変更し
た直後は、上端では“▲”となり、下端では“▼”とな
る。行／ページスクロールポインタ表示の状態でポイン
タ操作ボタン１１を押下すると、“▲”表示中は前ペー
ジへページスクロールし、“▼”表示中は次ページへペ
ージスクロールする。
【００５８】図１１で実施例の動作例について説明す
る。画面１は、リストの“１ ＡＡＡ”が選択されて、
通常のポインタが表示されている状態である。画面２
は、画面１の状態から通常ポインタをＹ軸の１８０まで
移動させた時、通常ポインタから行／ページスクロール
ポインタに変更した状態である。画面３は、画面２の状
態で更に、ポインタ操作ボタン１１を下方向へスライド
させて行スクロールを行い、リストの選択が“１ ＡＡ
Ａ”から“２ ＢＢＢ”に移行した状態である。画面４
は、画面３の状態でポインタ操作ボタン１１を押下し
て、次ページへページスクロールした状態である。ここ
では、次ページにＦＦＦ〜ＪＪＪが存在していたと仮定
する。
る。画面１は、リストの“１ ＡＡＡ”が選択されて、
通常のポインタが表示されている状態である。画面２
は、画面１の状態から通常ポインタをＹ軸の１８０まで
移動させた時、通常ポインタから行／ページスクロール
ポインタに変更した状態である。画面３は、画面２の状
態で更に、ポインタ操作ボタン１１を下方向へスライド
させて行スクロールを行い、リストの選択が“１ ＡＡ
Ａ”から“２ ＢＢＢ”に移行した状態である。画面４
は、画面３の状態でポインタ操作ボタン１１を押下し
て、次ページへページスクロールした状態である。ここ
では、次ページにＦＦＦ〜ＪＪＪが存在していたと仮定
する。
【００５９】画面６は、画面５の状態でポインタ操作ボ
タン１１を左方向へスライドさせて、行／ページスクロ
ールポインタ“▲”が通常ポインタに変更した状態であ
る。また、行／ページスクロールポインタの形状につい
ては、“△”以外の↑等の方向が理解できる形状であれ
ばよい。
タン１１を左方向へスライドさせて、行／ページスクロ
ールポインタ“▲”が通常ポインタに変更した状態であ
る。また、行／ページスクロールポインタの形状につい
ては、“△”以外の↑等の方向が理解できる形状であれ
ばよい。
【００６０】次に、図５で示した、行／ページスクロー
ルポインタ表示中の上下左右方向の定義について、他の
実施例を説明する。必ずしも３６０度を４等分した９０
度ずつでなくても、図１２のような６０度等、ユーザが
違和感なく操作できる角度であればよい。
ルポインタ表示中の上下左右方向の定義について、他の
実施例を説明する。必ずしも３６０度を４等分した９０
度ずつでなくても、図１２のような６０度等、ユーザが
違和感なく操作できる角度であればよい。
【００６１】次に、図２で示した中心位置判断処理部
（ステップＳ２）の処理位置について、他の実施例を説
明する。図２において、中心位置判断処理部（ステップ
Ｓ２）の処理位置が１ヶ所になっているが、ポインタ操
作ボタン１１がスライド移動範囲１２の中心位置に戻っ
た時のポインタ移動停止をよりタイムリーに行うため
に、ポインタ表示座標位置算出処理部（ステップＳ４）
等の他の処理前にも中心位置判断処理部（ステップＳ
２）と同様な判断を行ってもよい。
（ステップＳ２）の処理位置について、他の実施例を説
明する。図２において、中心位置判断処理部（ステップ
Ｓ２）の処理位置が１ヶ所になっているが、ポインタ操
作ボタン１１がスライド移動範囲１２の中心位置に戻っ
た時のポインタ移動停止をよりタイムリーに行うため
に、ポインタ表示座標位置算出処理部（ステップＳ４）
等の他の処理前にも中心位置判断処理部（ステップＳ
２）と同様な判断を行ってもよい。
【００６２】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例である。ただし、これに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形
実施が可能である。
施の一例である。ただし、これに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形
実施が可能である。
【００６３】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の携帯電話機は、手指の操作によるスライド移動範囲内
でのスライド操作と押下操作とを可能とするポインタ操
作ボタンによるポインティング機能を備えている。ポイ
ンティングディバイスのみで行スクロールとページスク
ロールとが操作できるので、操作性が向上する。以下、
各請求項ごとに記載する。
の携帯電話機は、手指の操作によるスライド移動範囲内
でのスライド操作と押下操作とを可能とするポインタ操
作ボタンによるポインティング機能を備えている。ポイ
ンティングディバイスのみで行スクロールとページスク
ロールとが操作できるので、操作性が向上する。以下、
各請求項ごとに記載する。
【００６４】請求項１記載の発明によれば、複数のキー
を使用しなくても、手指によるスライド操作と押下操作
とが可能なポインティングディバイスを提供できるの
で、ユーザは、携帯電話機において、ポインティングデ
ィバイスの操作のみで容易に行スクロールとページスク
ロールができる。
を使用しなくても、手指によるスライド操作と押下操作
とが可能なポインティングディバイスを提供できるの
で、ユーザは、携帯電話機において、ポインティングデ
ィバイスの操作のみで容易に行スクロールとページスク
ロールができる。
【００６５】請求項２記載の発明によれば、ポインタ操
作ボタンは、操作していない時にはスライド移動範囲の
中心に位置するので、ユーザは、携帯電話機のポインテ
ィングディバイスを容易に操作することができる。
作ボタンは、操作していない時にはスライド移動範囲の
中心に位置するので、ユーザは、携帯電話機のポインテ
ィングディバイスを容易に操作することができる。
【００６６】請求項３記載の発明によれば、ポインタ操
作ボタンは、スライド操作中に手指を開放すことで中心
位置に戻り、押下操作により押下した状態で手指を放す
ことで押下前の状態に戻るので、ユーザは、携帯電話機
のポインティングディバイスをさらに容易に操作するこ
とができる。
作ボタンは、スライド操作中に手指を開放すことで中心
位置に戻り、押下操作により押下した状態で手指を放す
ことで押下前の状態に戻るので、ユーザは、携帯電話機
のポインティングディバイスをさらに容易に操作するこ
とができる。
【００６７】請求項４記載の発明によれば、スライド移
動範囲がポインタ移動枠を構成し、ポインタ移動枠の上
端または下端にポインタを接触させることで、行スクロ
ールモードまたはページスクロールモードに移行し、ポ
インタが行スクロールポインタまたはページスクロール
ポインタに変わるので、ユーザは、携帯電話機におい
て、さらに容易に行スクロールとページスクロールがで
きる。
動範囲がポインタ移動枠を構成し、ポインタ移動枠の上
端または下端にポインタを接触させることで、行スクロ
ールモードまたはページスクロールモードに移行し、ポ
インタが行スクロールポインタまたはページスクロール
ポインタに変わるので、ユーザは、携帯電話機におい
て、さらに容易に行スクロールとページスクロールがで
きる。
【００６８】請求項５記載の発明によれば、ポインティ
ングデバイスを使用した行スクロール操作とページスク
ロール操作におけるポインタの移動速度を、表示画面単
位に制御可能となり、表示画面の違いによりポインタの
移動枠内での移動速度が設定できる。よって、画面サイ
ズの小さな携帯電話機におけるポインタ移動速度が速す
ぎるという問題を解決することができる。
ングデバイスを使用した行スクロール操作とページスク
ロール操作におけるポインタの移動速度を、表示画面単
位に制御可能となり、表示画面の違いによりポインタの
移動枠内での移動速度が設定できる。よって、画面サイ
ズの小さな携帯電話機におけるポインタ移動速度が速す
ぎるという問題を解決することができる。
【００６９】請求項６記載の発明によれば、ポインティ
ングデバイスは、ポインタ操作ボタンの３６０度中の移
動角度と、スライド移動範囲の中心位置から外れた直線
距離の長さに応じた移動距離とを算出するので、ユーザ
は、携帯電話機のポインティングディバイスをさらに容
易に操作することができる。
ングデバイスは、ポインタ操作ボタンの３６０度中の移
動角度と、スライド移動範囲の中心位置から外れた直線
距離の長さに応じた移動距離とを算出するので、ユーザ
は、携帯電話機のポインティングディバイスをさらに容
易に操作することができる。
【図１】本発明の携帯電話機の実施形態に適用されるポ
インティングデバイスの構成例を概念的に示した図であ
る。
インティングデバイスの構成例を概念的に示した図であ
る。
【図２】ポインティングデバイスを操作した場合のプロ
グラム制御についてのフローチャートである。
グラム制御についてのフローチャートである。
【図３】ポインティングデバイスを操作した場合のプロ
グラム制御についてのフローチャートである。
グラム制御についてのフローチャートである。
【図４】行／ページスクロールモードについて説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図５】行／ページスクロールポインタ表示中の上下左
右方向の定義についての説明図である。
右方向の定義についての説明図である。
【図６】ポインティングデバイスと表示部２とを示した
第１図である。
第１図である。
【図７】ポインティングデバイスと表示部２とを示した
第２図である。
第２図である。
【図８】ポインタ移動枠設定とポインタ移動速度設定に
ついての説明図である。
ついての説明図である。
【図９】行／ページスクロールモードの実施例について
の説明図である。
の説明図である。
【図１０】行／ページスクロールモードの他の実施例を
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
【図１１】他の実施例の動作例を説明するための図であ
る。
る。
【図１２】他の実施例の行／ページスクロールポインタ
表示中の上下左右方向の定義についての説明図である。
表示中の上下左右方向の定義についての説明図である。
１ ポインティングデバイス
１１ ポインタ操作ボタン
１２ スライド移動範囲
Claims (6)
- 【請求項１】 所定の平面内におけるスライド移動範囲
を有するポインタ操作ボタンを有し、 前記ポインタ操作ボタンは、手指の操作による前記スラ
イド移動範囲内でのスライド操作と押下操作とが可能と
され、 前記スライド操作と押下操作とによるポインティング機
能が構成されたポインティングデバイスを備えたことを
特徴とする携帯電話機。 - 【請求項２】 前記ポインタ操作ボタンは、操作してい
ない時には前記スライド移動範囲の中心に位置している
ことを特徴とする請求項１記載の携帯電話機。 - 【請求項３】 前記ポインタ操作ボタンは、前記スライ
ド操作中に手指を開放すことで前記中心位置に戻り、前
記押下操作により押下した状態で手指を放すことで押下
前の状態に戻ることを特徴とする請求項２記載の携帯電
話機。 - 【請求項４】 前記スライド移動範囲がポインタ移動枠
を構成し、該ポインタ移動枠の上端または下端にポイン
タを接触させることで、行スクロールモードまたはペー
ジスクロールモードに移行し、前記ポインタが行スクロ
ールポインタまたはページスクロールポインタに変わる
ことを特徴とする請求項１から３の何れかに記載の携帯
電話機。 - 【請求項５】 前記ポインティングデバイスを使用した
行スクロール操作とページスクロール操作における前記
ポインタの移動速度とを、表示画面単位に制御可能とし
たことを特徴とする請求項４記載の携帯電話機。 - 【請求項６】 前記ポインティングデバイスは、前記ポ
インタ操作ボタンの３６０度中の移動角度と、前記スラ
イド移動範囲の中心位置から外れた直線距離の長さに応
じた移動距離とを算出する、算出機能を備えたことを特
徴とする請求項１から５の何れかに記載の携帯電話機。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002115411A JP4172198B2 (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | 携帯電話機 |
| US10/413,408 US7245286B2 (en) | 2002-04-17 | 2003-04-15 | Cellular telephone |
| EP03008936A EP1355228A3 (en) | 2002-04-17 | 2003-04-16 | Cellular telephone |
| EP12183214A EP2533134A1 (en) | 2002-04-17 | 2003-04-16 | Cellular telephone |
| CNB031231314A CN1253783C (zh) | 2002-04-17 | 2003-04-17 | 装备有指点器的蜂窝电话的操作方法 |
| HK04102970A HK1060247A1 (en) | 2002-04-17 | 2004-04-27 | A method for operating a cellular telephone with apointing device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002115411A JP4172198B2 (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | 携帯電話機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003308168A true JP2003308168A (ja) | 2003-10-31 |
| JP4172198B2 JP4172198B2 (ja) | 2008-10-29 |
Family
ID=28672653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002115411A Expired - Fee Related JP4172198B2 (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | 携帯電話機 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7245286B2 (ja) |
| EP (2) | EP2533134A1 (ja) |
| JP (1) | JP4172198B2 (ja) |
| CN (1) | CN1253783C (ja) |
| HK (1) | HK1060247A1 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006178981A (ja) * | 2004-12-23 | 2006-07-06 | Agilent Technol Inc | スライドパッドシステムとその方法 |
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