JP2003304588A - 椅子の脚柱に締着されるスピーカシステム - Google Patents

椅子の脚柱に締着されるスピーカシステム

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JP2003304588A
JP2003304588A JP2002107460A JP2002107460A JP2003304588A JP 2003304588 A JP2003304588 A JP 2003304588A JP 2002107460 A JP2002107460 A JP 2002107460A JP 2002107460 A JP2002107460 A JP 2002107460A JP 2003304588 A JP2003304588 A JP 2003304588A
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JP
Japan
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speaker
chair
cabinet
speaker cabinet
speaker system
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JP2002107460A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kumakura
弘幸 熊倉
Takayuki Machida
貴之 町田
Kenji Matsumoto
健司 松本
Hiroshi Takehara
宏 竹原
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】椅子に座った視聴者から近い位置に簡単に取り
付けられ、しかも視聴者の邪魔となることのないスピー
カシステムを提供する。 【解決手段】スピーカキャビネット1と取付具5とで椅
子3の脚柱4を挟むようにしてスピーカキャビネット1
を椅子3の脚柱4に締着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスピーカシステム
に係わり、特に、スピーカキャビネットの取付構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の低音再生用スピーカシステムでは
低音を出すためにスピーカキャビネットが大きくなる
と、スピーカキャビネットの設置場所は机の下や床の上
等に限定されていた。例えば、パソコン用スピーカは、
机の上にサテライトスピーカを配置し、サブウーハは机
の下に配置する例が多い。また、特開平9−25287
5号に提案されたものは椅子の背もたれの背面にスピー
カを配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の机の下
にスピーカを配置する場合はスピーカを足でけってしま
うことがあり、スピーカが邪魔となるという問題があっ
た。また、部屋の隅の床の上にスピーカを配置すると、
パソコン等からスピーカに接続する接続ケーブルが長く
なるという問題があった。また、視聴者が十分な音量を
得ようとすると、アンプの消費電力が増大し、さらに、
周囲に音が漏れるという問題が発生する。
【0004】一般家庭用のものも視聴者から離れた位置
にサブウーハを配置して、十分な低域感を得ようとする
と、アンプの消費電力が増大する。椅子の背もたれにス
ピーカを配置する例では容積の大きいサブウーハや十分
に低域を提供できるスピーカを設置することは困難であ
る。すなわち、背もたれに大きなスピーカキャビネット
を取り付けると椅子が背もたれ側に転倒する恐れがあ
る。また、小さなスピーカキャビネットでは十分な低音
を再生できず、再生音は指向性を持つ。そして、椅子に
座った視聴者と反対方向に音が放射されて周囲に悪影響
を及ぼす。
【0005】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、椅子に座った視
聴者から近い位置に簡単に取り付けられ、しかも視聴者
の邪魔となることのないスピーカシステムを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のスピーカシス
テムは、スピーカキャビネットと取付具とで椅子の脚柱
を挟むようにしてスピーカキャビネットを椅子の脚柱に
締着するものである。
【0007】また、この発明のスピーカシステムは、ス
ピーカキャビネットに取り付け用凹部を設け、前記凹部
と取付具とで椅子の脚柱を挟むようにしてスピーカキャ
ビネットを椅子の脚柱に締着するものである。
【0008】また、前記スピーカシステムにおいて、ス
ピーカキャビネットの取り付け用凹部をスピーカキャビ
ネットの背面に設け、スピーカの振動板が水平方向に向
くように取り付けられるものである。
【0009】また、同スピーカシステムにおいて、スピ
ーカキャビネットの取り付け用凹部をスピーカキャビネ
ットの側面に設け、スピーカの振動板が下方向または上
方向に向くように取り付けられるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施例であるスピーカ
システムを図面に基づいて説明する。図1はこの発明の
第1の実施例であるスピーカシステムを示す斜視図であ
る。図に示すスピーカキャビネット1は椅子3の座面下
方に位置するように椅子3に取り付けられる。図2およ
び図4によりスピーカキャビネット1の取り付け方法を
説明する。
【0011】スピーカキャビネット1のスピーカ2の取
り付けられた面と対向する背面には半円筒面状凹部1a
が設けられており、この半円筒面状凹部1aと取付具5
とで椅子3の脚柱4を挟むようにして取付具5がスピー
カキャビネット1にねじ6、6により締着される。
【0012】図2に示すように、椅子3の座面の側部に
は受信部7が取り付けられ、スピーカキャビネット1に
取り付けられた接続ユニット8と接続コード9で接続さ
れている。接続ユニット8はバッテーおよびスピーカ駆
動用アンプを含んでいる。机の上に載置されたパソコン
等からの信号はブルートゥースやIR(Infrared) 等の
無線装置により受信部7に送信され、さらに接続ユニッ
ト8により増幅されてスピーカキャビネット1内のスピ
ーカを駆動する。図3に示すように取付具5のねじ6を
挿通させる長穴5aは水平方向に延びており、ねじ6の
位置を図示の矢印方向で調整することができる。
【0013】図5(a)は脚柱4、取付具5の内面およ
び半円筒面状凹部1aの半径が一致している場合であ
り、取付具5および半円筒面状凹部1aで脚柱4を直接
挟んでスピーカキャビネット1を強固に固定できる。
【0014】図5(b)は脚柱4の半径が、取付具5の
内面および半円筒面状凹部1aの半径より小さい場合
で、取付具5および半円筒面状凹部1aと脚柱4の間に
スペーサ10を挟んで取付具5が締着される。このよう
にスペーサ10を準備することにより種々の寸法の椅子
にこの実施例のスピーカキャビネットを固定することが
できる。
【0015】図6にこの実施例での視聴者とスピーカキ
ャビネット1との位置関係を示しており、机の上にサテ
ライトスピーカ11が置かれ、椅子3に取り付けられた
スピーカキャビネット1のスピーカからの音は視聴者の
足の間から前方に放射される。
【0016】このスピーカは低音を放射するので、音が
回り込み視聴者が十分にスピーカキャビネット1のスピ
ーカからの音を視聴できる。そして、大きい低音用スピ
ーカのスピーカキャビネット1が邪魔にならない。
【0017】図7はこの発明の第2の実施例であるスピ
ーカシステムを示す。この例ではスピーカキャビネット
12にはスピーカ2が取り付けられた面に直角の側面に
第1の実施例と同形状の半円筒面状凹部が設けられてお
り、スピーカ2の振動板が図7(a)に示すように下を
向く状態、または図7(b)に示すように上を向く状態
状態にスピーカキャビネット12が椅子3の脚柱4に取
り付けられる。
【0018】音は図7(a)に示す例では下方向に放射
され、図7(b)に示す例では上方向に放射されるが低
音であるために音が回り込み椅子3に座る視聴者が十分
に聞くことができる。
【0019】実施例に示したようにスピーカキャビネッ
トに半円筒面状凹部を設けて、この部分を椅子の円柱状
の脚柱に締着すると、大きいスピーカキャビネットを安
定して強固に固定することができる。
【0020】
【発明の効果】この発明のスピーカシステムによれば、
視聴者とスピーカとの位置関係が常に一定となり、安定
した音場が得られる。
【0021】また、スピーカキャビネットが椅子の座面
の下にあるために邪魔にならず、スピーカと視聴者の距
離が近いため、小音量でも十分な低音感を得ることがで
きる。
【0022】さらに、音声信号再生装置に近接してスピ
ーカを配置できるため、無線伝送が使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例であるスピーカシステ
ムを示す斜視図である。
【図2】同スピーカシステムの取り付け状態を示す斜視
図である。
【図3】同スピーカシステムの取付具を示す部分正面図
である。
【図4】同スピーカシステムの取り付け状態を一部断面
として示す平面図である。
【図5】図5(a)同スピーカシステムの取り付け状態
を示す部分断面図、図5(b)は同実施例の他の取り付
け状態を示す部分断面図である。
【図6】同スピーカシステムの使用状態を示す側面図で
ある。
【図7】図7(a)はこの発明の第2の実施例であるス
ピーカシステムの使用状態を一部部材を透視して示す正
面図、図7(b)は同スピーカシステムの他の使用状態
を一部部材を透視して示す側面図である。
【符号の説明】
1 スピーカキャビネット、1a 半円筒面状凹部 2 スピーカ 3 椅子 4 脚柱 5 取付具、5a 長穴 6 ねじ 7 受信部 8 接続ユニット 9 接続コード 10 スペーサ 11 サテライトスピーカ 12 スピーカキャビネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 健司 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号株式会 社ケンウッド内 (72)発明者 竹原 宏 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号株式会 社ケンウッド内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカキャビネットと取付具とで椅子
    の脚柱を挟むようにしてスピーカキャビネットを椅子の
    脚柱に締着することを特徴とするスピーカシステム。
  2. 【請求項2】 スピーカキャビネットに取り付け用凹部
    を設け、前記凹部と取付具とで椅子の脚柱を挟むように
    してスピーカキャビネットを椅子の脚柱に締着すること
    を特徴とするスピーカシステム。
  3. 【請求項3】 スピーカキャビネットの取り付け用凹部
    をスピーカキャビネットの背面に設け、スピーカの振動
    板が水平方向に向くように取り付けられる請求項2のス
    ピーカシステム。
  4. 【請求項4】 スピーカキャビネットの取り付け用凹部
    をスピーカキャビネットの側面に設け、スピーカの振動
    板が下方向または上方向に向くように取り付けられる請
    求項2のスピーカシステム。
JP2002107460A 2002-04-10 2002-04-10 椅子の脚柱に締着されるスピーカシステム Pending JP2003304588A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340029A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Sharp Corp 薄型表示装置及び液晶表示装置
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