JP2003304109A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2003304109A
JP2003304109A JP2002108863A JP2002108863A JP2003304109A JP 2003304109 A JP2003304109 A JP 2003304109A JP 2002108863 A JP2002108863 A JP 2002108863A JP 2002108863 A JP2002108863 A JP 2002108863A JP 2003304109 A JP2003304109 A JP 2003304109A
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antenna
mobile phone
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transmitting
telephone
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Kazuo Fuda
一男 布田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 できるだけ指向性が広くなるようにするとと
もに、アンテナ部に突出する部位をなくし、取出したり
収納するときに引っ掛かることがないようにして取扱性
を向上させ、しかも、アンテナ本体の操作をしなくても
良いように固定して操作性の向上を図る。 【解決手段】 把持可能な電話機本体1に付帯され電波
を送受信するアンテナ部10を、導体からなり立設可能
な剛体で形成されたコイル状の送信用アンテナ11a及
び受信用アンテナ11bからなるアンテナ本体11と、
電話機本体1の上端部に着脱可能に付帯されアンテナ本
体11を内部に立設して保持する保持体12とを備えて
構成し、この保持体12を、電話機本体1の外周面に連
続する外周面を有したブロック状に形成した。また、保
持体12を、ベース13に着脱可能に設けられアンテナ
本体11を覆う透明もしくは半透明の樹脂で構成された
カバー14を備えて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、把持可能な電話機
本体に電波を送受信するアンテナ部を備えた携帯電話機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、携帯電話機としては、例え
ば、図11に示すように、把持可能な電話機本体1と、
電話機本体1に付帯され電波を送受信するアンテナ部2
とを備えている。アンテナ部2は、伸縮可能なロッド状
の導体からなるアンテナ本体3と、電話機本体1の後側
に設けられアンテナ本体3を伸縮可能に保持する筒状の
保持体4とを備えている(例えば、実用新案登録第30
4520号公報に掲載)。この携帯電話機Kaを使用す
るときは、常時はポケットやカバン等に収納して持ち歩
き、送受信時に取出して、アンテナ本体3を引出し、送
受信を行なうようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
携帯電話機Kaにあっては、アンテナ部2において、ア
ンテナ本体3の先端部が常時突出しており、保持体4も
電話機本体1の背面に突出していることから、ポケット
やカバン等から取出したり収納するときに引っ掛かり易
く、それだけ、取扱性が悪くなっているという問題があ
った。また、送受信時には、逐一アンテナ本体3を引出
し、収納時には、縮小させるので、工数を要し、それだ
け、操作性を損ねているという問題があった。
【0004】このような問題を解決するため、従来にお
いては、例えば、図12に示すように、把持可能な電話
機本体1に電波を送受信するアンテナ部2を一体に設け
た携帯電話機Kbも提案されている。この携帯電話機K
bは、アンテナ部2を、ワイヤをループ状に形成する等
して形成されたアンテナ本体5を基盤6に貼着して構成
し、これを、電話機本体1の背面側内部に収納している
(例えば、特開2000−4116号公報掲載)。これ
によれば、アンテナ部2に突出するものがないので、ポ
ケットやカバン等から取出したり収納するときに引っ掛
かることがなく、取扱性が改善されているとともに、逐
一アンテナ本体を引出し,縮小させる操作も不要なの
で、操作性も改善されている。
【0005】しかしながら、この携帯電話機Kbにあっ
ては、アンテナ本体5を基盤6に貼着して、電話機本体
1の内部に収納しているので、使用時には、電話機本体
1が把持されることから、アンテナ本体5が手で覆われ
易く、また、アンテナ本体5が基盤6に貼着したものな
ので、上記のロッド状のアンテナ本体3に比較して、ど
うしても指向性が狭くなってしまい、送受信の感度が低
下し、通信利得が小さくなり、電話機本体1の向き等で
通信状態にムラを生じ易いという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、できるだけ指向性を広くして通信利得が大
きくなるようにするとともに、アンテナ部に突出する部
位をなくし、取出したり収納するときに引っ掛かること
がないようにして取扱性を向上させ、しかも、アンテナ
本体の操作をしなくても良いように固定して操作性の向
上を図った携帯電話機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、把持可能な電話機本体
と、該電話機本体に付帯され電波を送受信するアンテナ
部とを備えた携帯電話機において、上記アンテナ部を導
体からなり立設可能な剛体で形成されたアンテナ本体を
備えて構成し、該アンテナ本体を上記電話機本体の上端
部及び下端部の少なくともいずれか一方に内装した構成
としている。
【0008】これにより、ポケットやカバン等から送受
信時に取出したり、非使用時に仕舞う際に、アンテナ部
には外部に部分的に突出する部位がなく、そのため、ポ
ケットやカバン等に引っ掛かりにくくなり、それだけ、
取扱性が向上させられる。また、送受信においては、電
話機本体を操作して行なうが、アンテナ本体を内部に立
設して内装したので、従来のロッド型アンテナのように
アンテナ本体の操作をしなくても良く、それだけ、操作
性の向上が図られる。更に、送受信時においては、電話
機本体が把持されるが、アンテナ部は電話機本体の上端
部及び下端部の少なくともいずれか一方に存在するの
で、アンテナ本体が手で覆われにくく、また、アンテナ
本体は立設されているので、指向性が広くなっており、
そのため、送受信の感度が良くなり、通信利得の向上が
図られ、電話機本体の向き等で通信状態にムラが生じて
しまう事態が防止される。
【0009】そして、必要に応じ、上記アンテナ本体
を、送信用アンテナと受信用アンテナとを夫々別々に備
えて構成している。送信と受信の異なる周波数に夫々個
別に同調させることができ、それだけ、通信精度が向上
させられる。また、それだけ、送受信の感度が良くな
り、通信利得の向上が図られる。
【0010】そしてまた、上記の課題を解決するための
本発明の技術的手段は、把持可能な電話機本体と、該電
話機本体に付帯され電波を送受信するアンテナ部とを備
えた携帯電話機において、上記アンテナ部を、導体から
なり立設可能な剛体で形成されたアンテナ本体と、上記
電話機本体の上端部及び下端部の少なくともいずれか一
方に付帯され上記アンテナ本体を内部に立設して保持す
る保持体とを備えて構成し、上記保持体を、上記電話機
本体の外周面に連続する外周面を有したブロック状に形
成した構成としている。
【0011】これにより、ポケットやカバン等から送受
信時に取出したり、非使用時に仕舞う際に、アンテナ部
には外部に部分的に突出する部位がなく、そのため、ポ
ケットやカバン等に引っ掛かりにくくなり、それだけ、
取扱性が向上させられる。また、送受信においては、電
話機本体を操作して行なうが、アンテナ本体を内部に立
設して保持したので、従来のロッド型アンテナのように
アンテナ本体の操作をしなくても良く、それだけ、操作
性の向上が図られる。更に、送受信時においては、電話
機本体が把持されるが、アンテナ部は電話機本体の上端
部及び下端部の少なくともいずれか一方にブロック状に
なって存在するので、アンテナ本体が手で覆われにく
く、そのため、指向性が狭くなってしまう事態が防止さ
れる。また、アンテナ本体は立設されているので、指向
性が広くなっており、そのため、送受信の感度が良くな
り、通信利得の向上が図られ、電話機本体の向き等で通
信状態にムラが生じてしまう事態が防止される。
【0012】そして、必要に応じ、上記保持体を、上記
電話機本体に取付けられ該アンテナ本体を支持するベー
スと、該ベースに設けられアンテナ本体を覆うカバーと
を備えて構成している。収納状態では、アンテナ本体は
カバーに覆われるので、損傷したりする事態が防止され
る。また、必要に応じ、上記カバーを透明もしくは半透
明の樹脂で構成している。アンテナ部内部のアンテナ本
体が見えることになり、そのため、おもしろい視覚効果
が発揮させられる。この場合、上記カバーの壁部に、表
示面を有した装飾シートを差し替え可能に収納する収納
部を設けたことが有効である。好みの装飾シートを装着
でき、おもしろい視覚効果が発揮させられる。そして、
必要に応じ、上記装飾シートの表示面をホログラムで構
成している。シートに表示された像がカバーの空間内に
出現し、それだけ、おもしろい視覚効果が発揮させられ
る。また、必要に応じ、上記ベースに装飾シートの表示
面を照らす発光ダイオードを設けた構成としている。夜
間でも装飾シートを照らすことができ、それだけ、おも
しろい視覚効果が発揮させられる。更に、必要に応じ、
上記カバーをベースに対して着脱可能にし、該カバー内
に装飾品等の物を収納可能にしている。例えば小さい人
形等の装飾品等の物をカバー内に収納しておけば、嗜好
に合わせた装飾を施すことができ、装飾の自由度が増加
させられる。
【0013】そしてまた、必要に応じ、上記電話機本体
の上記アンテナ部が付帯される付帯部に、送信用アンテ
ナのための送信用コネクタと、受信用アンテナのための
受信用コネクタとを設け、上記アンテナ部をそのアンテ
ナ本体が上記送信用コネクタ及び受信用コネクタに接続
されるように上記電話機本体に着脱可能にした構成とし
ている。アンテナの種類や配線パターンが異なるアンテ
ナに取り替えることができ、そのため、種々のアンテナ
を利用することができるようになる。また、必要に応
じ、上記アンテナ本体を、上記送信用コネクタに接続さ
れる送信用アンテナと、上記受信用コネクタに接続され
る受信用アンテナとを夫々別々に備えて構成している。
送信と受信の異なる周波数に夫々個別に同調させること
ができ、それだけ、通信精度が向上させられる。更に、
必要に応じ、上記アンテナ本体を、上記送信用コネクタ
及び受信用コネクタに接続される送受信共用アンテナで
構成している。共用できるので、製造を容易に行なうこ
とができる。
【0014】更にまた、必要に応じ、上記アンテナ本体
を、コイル状に形成した構成としている。軸線を中心に
360°均一な指向性を持ち、それだけ、指向性を広く
することができるとともに、広帯域に対応させることが
できるようになる。また、必要に応じ、上記アンテナ本
体を、板状に形成した構成としている。製造を容易に
し、強度を高く形成することができる。更に、上記保持
体に該アンテナ本体の軸線に略直交する平面を有したグ
ランドを設けた構成としている。グランドが平行になる
場合の支障が低減され、通信精度が向上させられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係る携帯電話機を説明する。尚、上記と
同様のものには同一の符号を付して説明する。図1乃至
図3に示すように、本発明の実施の形態に係る携帯電話
機Kの基本的構成は、把持可能な電話機本体1と、電話
機本体1に付帯され電波を送受信するアンテナ部10と
を備えてなる。電話機本体1には、テンキー等の操作ボ
タン7及び液晶表示部8が設けられ、内部に送受信する
ための制御基盤(図示せず)が内蔵されている。
【0016】アンテナ部10は、導体からなり立設可能
な剛体で形成されたアンテナ本体11と、電話機本体1
の上端部及び下端部の少なくともいずれか一方(実施の
形態では上端部)に付帯されアンテナ本体11を内部に
立設して保持する保持体12とを備えて構成されてい
る。アンテナ本体11は、コイル状に形成された送信用
アンテナ11aと、コイル状に形成された受信用アンテ
ナ11bとを夫々別々に備えて構成されている。
【0017】保持体12は、電話機本体1の外周面に連
続する外周面を有したブロック状に形成されている。詳
しくは、保持体12は、電話機本体1に取付けられアン
テナ本体11を立設支持するベース13と、ベース13
に設けられアンテナ本体11を覆うカバー14とを備え
て構成されている。カバー14は、透明もしくは半透明
の樹脂で構成され、ベース13に対して着脱可能に設け
られる。これにより、カバー14内に装飾品等の物を収
納可能にしている。また、カバー14の後壁部には、表
示面17aを有した装飾シート17を差し替え可能に収
納する収納部18が設けられている。装飾シート17の
表示面17aはホログラムで構成されている。また、ベ
ース13には、装飾シート17の表示面17aを照らす
複数の発光ダイオード19が設けられている。
【0018】図2に示すように、電話機本体1のアンテ
ナ部10が付帯される付帯部15には、送信用アンテナ
11aのための雌型送信用コネクタ15aと、受信用ア
ンテナ11bのための雌型受信用コネクタ15bとが設
けられている。そして、アンテナ部10は、そのアンテ
ナ本体11が雌型送信用コネクタ15a及び雌型受信用
コネクタ15bに接続されるように電話機本体1に着脱
可能になっており、ベース13には、送信用アンテナ1
1aのための雄型送信用コネクタ20aと、受信用アン
テナ11bのための雄型受信用コネクタ20bとが設け
られている。雄型送信用コネクタ20aには送信用アン
テナ11aが接続され、雄型受信用コネクタ20bには
受信用アンテナ11bが接続されている。また、発光ダ
イオード19のための接続コネクタ25も設けられてい
る。
【0019】また、保持体12のベース13には、アン
テナ本体11の軸線に略直交する平面を有した導電性の
グランド21が設けられている。グランド21とアンテ
ナ本体11とは絶縁されている。
【0020】従って、この実施の形態に係る携帯電話機
Kによれば、常時はポケットやカバン等に収納して持ち
歩き、送受信時に取出す。この場合、アンテナ部10
は、ブロック状に形成されており、電話機本体1の外周
面に連続する外周面を有しているので、外部に部分的に
突出する部位がなく、そのため、ポケットやカバン等に
引っ掛かりにくくなり、それだけ、取扱性が向上させら
れる。特に受信時においては、アンテナ部10がほとん
ど引っ掛かることなく即座に取り出せるので、対応をス
ムーズに行なうことができる。
【0021】そして、送受信においては、電話機本体1
を操作して行なう。この場合、従来のロッド型アンテナ
のようにアンテナ本体11の操作をしなくても良く、そ
れだけ、操作性の向上が図られる。また、送受信時にお
いては、電話機本体1が把持されるが、アンテナ部10
は電話機本体1の上端部にブロック状に存在するので、
アンテナ本体11が手で覆われにくく、そのため、指向
性が狭くなってしまう事態が防止される。更に、アンテ
ナ本体11はベース13に立設されているので、指向性
が広くなっており、そのため、送受信の感度が良くな
り、通信利得の向上が図られ、電話機本体1の向き等で
通信状態にムラが生じてしまう事態が防止される。特
に、アンテナ本体11は、コイル状に形成されているの
で、軸線を中心に360°均一な指向性を持ち、それだ
け、指向性も広くなるとともに、また、広帯域に対応で
きるようになる。
【0022】更に、アンテナ本体11は、送信用アンテ
ナ11aと受信用アンテナ11bとを夫々別々に備えて
いるので、送信と受信の異なる周波数に夫々個別に同調
させることができ、それだけ、通信精度が向上させられ
る。更にまた、グランド21が、アンテナ本体11の軸
線に略直交する平面を有してベース13に設けられてい
るので、平行になる場合に比較して支障が低減され、こ
の点でも、通信精度が向上させられる。
【0023】通信が終わったなら、再び、例えば、ポケ
ットやカバン等に収納する。この場合も、アンテナ部1
0は、ブロック状に形成されており、電話機本体1の外
周面に連続する外周面を有しているので、外部に部分的
に突出する部位がなく、そのため、ポケットやカバン等
に引っ掛かりにくくなり、それだけ、取扱性が向上させ
られる。また、収納状態では、アンテナ本体11はカバ
ー14に覆われているので、損傷したりする事態が防止
され、耐久性が保持される。
【0024】更に、カバー14が透明もしくは半透明の
樹脂で構成されているので、アンテナ部10内部のアン
テナ本体11が見えることになり、そのため、おもしろ
い視覚効果が発揮され、外観品質が向上させられる。ま
た、カバー14の収納部18には、表示面17aを有し
た装飾シート17が差し替え可能に収納されているの
で、好みの装飾シート17を装着でき、おもしろい視覚
効果が発揮させられる。装飾シート17の表示面17a
はホログラムで構成されているので、装飾シート17に
表示された像がカバー14の空間内に出現し、それだ
け、より一層おもしろい視覚効果が発揮させられる。ま
た、ベース13には装飾シート17の表示面17aを照
らす発光ダイオード19が設けられているので、夜間で
も装飾シート17を照らすことができ、それだけ、おも
しろい視覚効果が発揮させられる。更にまた、カバー1
4は、ベース13に対して着脱可能になっているので、
例えば、小さい人形等の装飾品等の物を、カバー14内
に収納しておけば、おもしろい視覚効果が発揮され、そ
のため、嗜好に合わせた装飾を施すことができ、装飾の
自由度を増加させることができる。
【0025】また、アンテナ部10は、電話機本体1に
着脱可能になっているので、これを取外し、アンテナの
種類や配線パターンが異なるアンテナに取り替えること
ができる。そのため、種々のアンテナを利用することが
でき、汎用性が増す。
【0026】図4には、別の実施の形態に係るアンテナ
部10を示している。このアンテナ部10は、上記と同
様に、アンテナ本体11を保持体12のベース13に立
設してカバー14で覆っている。アンテナ本体11は、
ロッド状の送信用アンテナ11aと、ロッド状の受信用
アンテナ11bとを夫々別々に備えて構成されている。
また、電話機本体1には、送信用アンテナ11a及び受
信用アンテナ11bに夫々接続されるコイル状の接続ア
ンテナ23a,23bが設けられている。送信用アンテ
ナ11a及び受信用アンテナ11bは、接続アンテナ2
3a,23bと共働してアンテナの用に供される。これ
によっても、上記と同様の作用,効果が奏される。
【0027】図5には、また別の実施の形態に係るアン
テナ部10を示している。このアンテナ部10は、上記
と同様に、アンテナ本体11を保持体12のベース13
に立設してカバー14で覆っている。そして、アンテナ
部10は、そのアンテナ本体11が電話機本体1の雌型
送信用コネクタ15a及び雌型受信用コネクタ15bに
接続されるように電話機本体1に着脱可能になってお
り、ベース13には、雄型送信用コネクタ20aと雄型
受信用コネクタ20bとが設けられている。アンテナ本
体11は、雄型送信用コネクタ20a及び雄型受信用コ
ネクタ20bに接続されコイル状に形成された送受信共
用アンテナとして構成されている。アンテナ本体11
は、雄型送信用コネクタ20a及び雄型受信用コネクタ
20bにフィルタ24を介して分岐して接続されてい
る。1つのアンテナ本体11を共用できるので、製造を
容易に行なうことができる。
【0028】図6には、更にまた別の実施の形態に係る
アンテナ部10を示している。このアンテナ部10は、
上記と同様に、アンテナ本体11を保持体12のベース
13に立設してカバー14で覆っている。アンテナ本体
11は、板状に形成された送受信共用アンテナとして構
成されている。アンテナ本体11が板状に形成されるの
で、製造が容易になり、強度を高く形成することができ
る。接続は図5と同様になっている。
【0029】図7には、他の実施の形態に係るアンテナ
部10を示している。このアンテナ部10は、電話機本
体1と同じ色に着色されている。例えば、電話機本体1
が黒色であれば、保持体12のベース13とカバー14
も黒色に設定されている。図8には、また他の実施の形
態に係るアンテナ部10を示している。このアンテナ部
10において、保持体12が中実の樹脂で形成され、ア
ンテナ本体11を埋設している。
【0030】図9には、更に他の実施の形態に係るアン
テナ部10を示している。このアンテナ部10は、電話
機本体1に固定されている。即ち、保持体12のベース
13が電話機本体1に一体になっており、カバー14の
みが着脱可能になっている。また、この一体のタイプに
おいては、上記のように保持体12を中実の樹脂で形成
してアンテナ本体11を埋設しても良い。
【0031】図10には、上記とは異なる実施の形態に
係る携帯電話機Kを示している。これは、把持可能な電
話機本体1と、電話機本体1に付帯され電波を送受信す
るアンテナ部10とを備え、アンテナ部10が導体から
なり立設可能な剛体で形成されたアンテナ本体11を備
えて構成され、かつ、電話機本体1の上端部及び下端部
の少なくともいずれか一方(図では上端部)に内装され
ている。アンテナ本体11は、コイル状に形成された送
信用アンテナ11aと受信用アンテナ11bとを夫々別
々に備えて構成されている。即ち、送信用アンテナ11
aと受信用アンテナ11bとは、一端が電話機本体1内
の基板30に設けられ、他端が電話機本体1のカバー3
1に支持されている。これによっても上記と同様の作
用,効果を奏する。
【0032】尚、上記実施の形態では、アンテナ部10
を電話機本体1の上端部に設けたが、必ずしもこれに限
定されるものではなく、下端部に設けても良く、適宜変
更して差支えない。また、電話機本体1が折畳式になっ
ているものに、本発明を適用できることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯電話
機によれば、アンテナ部を導体からなり立設可能な剛体
で形成されたアンテナ本体を備えて構成し、アンテナ本
体を電話機本体の上端部及び下端部の少なくともいずれ
か一方に内装したので、ポケットやカバン等から送受信
時に取出したり、非使用時に仕舞う際に、アンテナ部に
は外部に部分的に突出する部位がなく、そのため、ポケ
ットやカバン等に引っ掛かりにくくなり、それだけ、取
扱性を向上させることができる。
【0034】また、送受信においては、電話機本体を操
作して行なうが、アンテナ本体を内部に立設して内装し
たので、従来のロッド型アンテナのようにアンテナ本体
の操作をしなくても良く、それだけ、操作性の向上を図
ることができる。更に、送受信時においては、電話機本
体が把持されるが、アンテナ部は電話機本体の上端部及
び下端部の少なくともいずれか一方に存在するので、ア
ンテナ本体が手で覆われにくく、また、アンテナ本体は
立設されているので、指向性が広くなっており、そのた
め、送受信の感度が良くなり、通信利得の向上が図ら
れ、電話機本体の向き等で通信状態にムラが生じてしま
う事態を防止することができる。
【0035】そして、アンテナ本体を、送信用アンテナ
と受信用アンテナとを夫々別々に備えて構成した場合に
は、送信と受信の異なる周波数に夫々個別に同調させる
ことができ、それだけ、通信精度を向上させることがで
き、また、それだけ、送受信の感度が良くなり、通信利
得の向上を図ることができる。
【0036】また、本発明の携帯電話機によれば、アン
テナ部を、導体からなり立設可能な剛体で形成されたア
ンテナ本体と、電話機本体の上端部及び下端部の少なく
ともいずれか一方に付帯されアンテナ本体を内部に立設
して保持する保持体とを備えて構成するとともに、保持
体を電話機本体の外周面に連続する外周面を有したブロ
ック状に形成したので、ポケットやカバン等から送受信
時に取出したり、非使用時に仕舞う際に、アンテナ部に
は外部に部分的に突出する部位がなく、そのため、ポケ
ットやカバン等に引っ掛かりにくくなり、それだけ、取
扱性を向上させることができる。
【0037】また、送受信においては、電話機本体を操
作して行なうが、アンテナ本体を内部に立設して保持し
たので、従来のロッド型アンテナのようにアンテナ本体
の操作をしなくても良く、それだけ、操作性の向上を図
ることができる。更に、送受信時においては、電話機本
体が把持されるが、アンテナ部は電話機本体の上端部に
ブロック状に存在するので、アンテナ本体が手で覆われ
にくく、そのため、指向性が狭くなってしまう事態を防
止することができる。更にまた、アンテナ本体は立設さ
れているので、指向性が広くなっており、そのため、送
受信の感度が良くなり、通信利得の向上が図られ、電話
機本体の向き等で通信状態にムラが生じてしまう事態を
防止することができる。
【0038】そして、保持体をアンテナ本体を支持する
ベースとアンテナ本体を覆うカバーとを備えて構成した
場合には、収納状態では、アンテナ本体はカバーに覆わ
れているので、損傷したりする事態を防止することがで
き、耐久性を保持することができる。また、カバーを透
明もしくは半透明の樹脂で構成した場合には、アンテナ
部内部のアンテナ本体が見えることになり、そのため、
おもしろい視覚効果を発揮させることができ、外観品質
を向上させることができる。
【0039】この場合、カバーの壁部に、表示面を有し
た装飾シートを差し替え可能に収納する収納部を設けれ
ば、好みの装飾シートを装着でき、おもしろい視覚効果
を発揮させることができる。そして、この装飾シートの
表示面をホログラムで構成すれば、シートに表示された
像がカバーの空間内に出現し、それだけ、おもしろい視
覚効果を発揮させることができる。また、ベースに装飾
シートの表示面を照らす発光ダイオードを設けた場合に
は、夜間でも装飾シートを照らすことができ、それだ
け、おもしろい視覚効果を発揮させることができる。更
に、カバーをベースに対して着脱可能にしカバー内に装
飾品等の物を収納可能にした場合には、例えば小さい人
形等の装飾品等の物をカバー内に収納しておけば、おも
しろい視覚効果を発揮させることができ、そのため、嗜
好に合わせた装飾を施すことができ、装飾の自由度を増
加させることができる。
【0040】また、アンテナ部をそのアンテナ本体が送
信用コネクタ及び受信用コネクタに接続されるように電
話機本体に着脱可能にした場合には、アンテナの種類や
配線パターンが異なるアンテナに取り替えることがで
き、そのため、種々のアンテナを利用することができ、
汎用性を増すことができる。更に、アンテナ本体を、送
信用コネクタに接続される送信用アンテナと、受信用コ
ネクタに接続される受信用アンテナとを夫々別々に備え
て構成した場合には、送信と受信の異なる周波数に夫々
個別に同調させることができ、それだけ、通信精度を向
上させることができる。更にまた、アンテナ本体を、送
信用コネクタ及び受信用コネクタに接続される送受信共
用アンテナで構成した場合には、共用できるので、製造
を容易に行なうことができる。
【0041】また、アンテナ本体を、コイル状に形成し
た場合には、軸線を中心に360°均一な指向性を持た
せることができ、それだけ、指向性を広くすることがで
きるとともに、広帯域に対応させることができるように
なる。更に、アンテナ本体を、板状に形成した場合に
は、製造を容易にし、強度を高く形成することができ
る。更にまた、保持体にアンテナ本体の軸線に略直交す
る平面を有したグランドを設けた場合には、グランドが
平行になる場合の支障が低減され、通信精度を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る携帯電話機を示す斜
視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る携帯電話機を示す要
部分解正面断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る携帯電話機を示す要
部側面断面図である。
【図4】本発明の別の実施の形態に係る携帯電話機の要
部を示す斜視図である。
【図5】本発明のまた別の実施の形態に係る携帯電話機
の要部を示す断面図である。
【図6】本発明の更にまた別の実施の形態に係る携帯電
話機の要部を示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話機の要
部を示す斜視図である。
【図8】本発明のまた他の実施の形態に係る携帯電話機
の要部を示す断面図である。
【図9】本発明の更に他の実施の形態に係る携帯電話機
の要部を示す斜視図である。
【図10】本発明の異なる実施の形態に係る携帯電話機
の要部を示す断面図である。
【図11】従来の携帯電話機の一例を示す図である。
【図12】従来の別の携帯電話機の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
K 携帯電話機 1 電話機本体 10 アンテナ部 11 アンテナ本体 11a 送信用アンテナ 11b 受信用アンテナ 12 保持体 13 ベース 14 カバー 17 装飾シート 17a 表示面 18 収納部 19 発光ダイオード 15a 雌型送信用コネクタ 15b 雌型受信用コネクタ 20a 雄型送信用コネクタ 20b 雄型受信用コネクタ 21 グランド 23a,23b 接続アンテナ 24 フィルタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 H04M 1/02 C

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持可能な電話機本体と、該電話機本体
    に付帯され電波を送受信するアンテナ部とを備えた携帯
    電話機において、 上記アンテナ部を導体からなり立設可能な剛体で形成さ
    れたアンテナ本体を備えて構成し、該アンテナ本体を上
    記電話機本体の上端部及び下端部の少なくともいずれか
    一方に内装したことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 上記アンテナ本体を、送信用アンテナと
    受信用アンテナとを夫々別々に備えて構成したことを特
    徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 把持可能な電話機本体と、該電話機本体
    に付帯され電波を送受信するアンテナ部とを備えた携帯
    電話機において、 上記アンテナ部を、導体からなり立設可能な剛体で形成
    されたアンテナ本体と、上記電話機本体の上端部及び下
    端部の少なくともいずれか一方に付帯され上記アンテナ
    本体を内部に立設して保持する保持体とを備えて構成
    し、 上記保持体を、上記電話機本体の外周面に連続する外周
    面を有したブロック状に形成したことを特徴とする携帯
    電話機。
  4. 【請求項4】 上記保持体を、上記電話機本体に取付け
    られ該アンテナ本体を支持するベースと、該ベースに設
    けられアンテナ本体を覆うカバーとを備えて構成したこ
    とを特徴とする請求項3記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 上記カバーを透明もしくは半透明の樹脂
    で構成したことを特徴とする請求項4記載の携帯電話
    機。
  6. 【請求項6】 上記カバーの壁部に、表示面を有した装
    飾シートを差し替え可能に収納する収納部を設けたこと
    を特徴とする請求項5記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 上記装飾シートの表示面をホログラムで
    構成したことを特徴とする請求項6記載の携帯電話機。
  8. 【請求項8】 上記ベースに装飾シートの表示面を照ら
    す発光ダイオードを設けたことを特徴とする請求項6ま
    たは7記載の携帯電話機。
  9. 【請求項9】 上記カバーをベースに対して着脱可能に
    し、該カバー内に装飾品等の物を収納可能にしたことを
    特徴とする請求項4,5,6,7または8記載の携帯電
    話機。
  10. 【請求項10】 上記電話機本体の上記アンテナ部が付
    帯される付帯部に、送信用アンテナのための送信用コネ
    クタと、受信用アンテナのための受信用コネクタとを設
    け、上記アンテナ部をそのアンテナ本体が上記送信用コ
    ネクタ及び受信用コネクタに接続されるように上記電話
    機本体に着脱可能にしたことを特徴とする請求項3,
    4,5,6,7,8または9記載の携帯電話機。
  11. 【請求項11】 上記アンテナ本体を、上記送信用コネ
    クタに接続される送信用アンテナと、上記受信用コネク
    タに接続される受信用アンテナとを夫々別々に備えて構
    成したことを特徴とする請求項10記載の携帯電話機。
  12. 【請求項12】 上記アンテナ本体を、上記送信用コネ
    クタ及び受信用コネクタに接続される送受信共用アンテ
    ナで構成したことを特徴とする請求項10記載の携帯電
    話機。
  13. 【請求項13】 上記アンテナ本体を、コイル状に形成
    したことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,
    7,8,9,10,11または12記載の携帯電話機。
  14. 【請求項14】 上記アンテナ本体を、板状に形成した
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9,10,11または12記載の携帯電話機。
  15. 【請求項15】 上記保持体に該アンテナ本体の軸線に
    略直交する平面を有したグランドを設けたことを特徴と
    する請求項13または14記載の携帯電話機。
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