JP2003302597A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2003302597A
JP2003302597A JP2002109424A JP2002109424A JP2003302597A JP 2003302597 A JP2003302597 A JP 2003302597A JP 2002109424 A JP2002109424 A JP 2002109424A JP 2002109424 A JP2002109424 A JP 2002109424A JP 2003302597 A JP2003302597 A JP 2003302597A
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Koichi Takahashi
浩一 高橋
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明光学系の構成を簡単にすると共に、小型
化され、高いコントラストの画像が観察可能な画像表示
装置。 【解決手段】 反射型表示素子5と接眼光学系2とを備
えた画像表示装置であり、反射型表示素子5から接眼光
学系2の射出瞳1に至る光路中に、周辺部に配置された
光源7から導入された照明光を内部で導光すると共にそ
の照明光を反射型表示素子5に向けて射出し、かつ、反
射型表示素子5からの表示光を透過させる導光板4が配
置されており、表示光透過時の導光板4の媒質のリタデ
ーション量をR1 =d(ne −no )(ここで、ne
媒質の異常光線屈折率、no は常光線屈折率、dは媒質
の厚さである。)とし、その媒質のd=10mm当たり
のリタデーション量R1 が60nm以下である画像表示
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置に関
し、特に、反射型液晶表示素子等の反射型表示素子を用
いた画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、特開2000−241751
で提案されている反射型液晶表示素子を用いた表示装置
を概念的に示す図であるが、反射型液晶表示素子の照明
は、光源からの照明光を導光板内に導入し、導光板の前
面から出た照明光を反射型液晶表示素子と接眼光学系の
間に配置された偏光ビームスプリッターで反射させ、そ
の反射光を反射型液晶表示素子の前面側から略垂直に入
射させることによって行う。反射型液晶表示素子からの
表示光は、偏光ビームスプリッターを透過して、射出瞳
に向かうように接眼光学系により射出され、反射型液晶
表示素子の表示像が遠方に結像される。
【0003】このように、特開2000−241751
のものは、偏光ビームスプリッターで照明光を反射型液
晶表示素子に導入するため、偏光ビームスプリッターを
斜めに配置するスペースが必要になり、光学系が大型に
ならざるを得ない。
【0004】また、特開2000−147422で提案
されているものは、光源をハーフミラーを挟んで反射型
液晶表示素子に対向して配置し、表示素子の表示面近傍
と観察者眼球近傍とに接眼光学系を構成するレンズを配
置するものである。
【0005】この場合も、ハーフミラーを斜めに配置す
るスペースが必要になり、また、構造が複雑になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術のこ
のような問題点に鑑みなされたものであり、その目的
は、導光板を用いて照明光を反射型表示素子に導入する
ことにより、照明光学系の構成を簡単にすると共に、小
型化され、高いコントラストの画像が観察可能な画像表
示装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の画像表示装置は、反射型表示素子と、正の屈
折力を持ち、前記反射型表示素子上に表示された映像を
虚像として拡大表示する接眼光学系とを備えた画像表示
装置において、前記反射型表示素子から前記接眼光学系
の射出瞳に至る光路中に、周辺部に配置された光源から
導入された照明光を内部で導光すると共にその照明光を
前記反射型表示素子に向けて射出し、かつ、前記反射型
表示素子からの表示光を透過させる導光板が配置されて
おり、表示光透過時の前記導光板の媒質のリタデーショ
ン量をR1 =d(ne −no )(ここで、ne は媒質の
異常光線屈折率、no は常光線屈折率、dは媒質の厚さ
である。)とし、その媒質のd=10mm当たりのリタ
デーション量R1 が60nm以下であることであること
を特徴とするものである。
【0008】本発明の第2の画像表示装置は、反射型表
示素子と、正の屈折力を持ち、前記反射型表示素子上に
表示された映像を虚像として拡大表示する接眼光学系と
を備えた画像表示装置において、前記反射型表示素子か
ら前記接眼光学系の射出瞳に至る光路中に、周辺部に配
置された光源から導入された照明光を内部で導光すると
共にその照明光を前記反射型表示素子に向けて射出し、
かつ、前記反射型表示素子からの表示光を透過させる導
光板が配置されており、表示光透過時の前記接眼光学系
を構成する光学素子の媒質のリタデーション量をR1
d(ne −no )(ここで、ne は媒質の異常光線屈折
率、no は常光線屈折率、dは媒質の厚さである。)と
し、その媒質のd=10mm当たりのリタデーション量
1 が30nm以下であることであることを特徴とする
ものである。
【0009】本発明の第3の画像表示装置は、反射型表
示素子と、正の屈折力を持ち、前記反射型表示素子上に
表示された映像を虚像として拡大表示する接眼光学系と
を備えた画像表示装置において、前記反射型表示素子か
ら前記接眼光学系の射出瞳に至る光路中に、周辺部に配
置された光源から導入された照明光を内部で導光すると
共にその照明光を前記反射型表示素子に向けて射出し、
かつ、前記反射型表示素子からの表示光を透過させる導
光板が配置されており、前記反射型表示素子の表示面か
ら前記導光板までの距離(空気換算長)をLとし、前記
接眼光学系の拡大率をmとした場合に、 L≧0.2/m2 〔m〕 ・・・(1) の関係を満たすことを特徴とするものである。
【0010】以下、本発明において、上記構成をとる理
由と作用を説明する。
【0011】図1に、本発明の画像表示装置の基本的な
構成の光路図を示す。
【0012】反射型液晶表示素子5と、その表示像を観
察するための正に屈折力を持つ接眼光学系(観察光学
系)2とからなり、接眼光学系2の射出瞳1に観察者の
眼球の瞳を配置することにより、反射型液晶表示素子5
に表示された映像を接眼光学系2により虚像として拡大
表示するものである。
【0013】そして、本発明に基づき、反射型液晶表示
素子5の表示面前方には、例えば、特開平9−3113
33号、特開平10−142601号、特開平11−1
09338号等において公知の導光板(フロントライト
導光板)4が配置されており、導光板4の端部に光源7
が配置され、光源7と導光板4間にポーラライザー6が
配置され、光源7からの光はポーラライザー6によって
直線偏光光となって導光板4に入射され、導光板4の反
射型液晶表示素子5側の面41に設けられた多数の突起
あるいはある角度を持つ斜面から射出され、反射型液晶
表示素子5を照明する。反射型液晶表示素子5に入射し
た光は、反射型液晶表示素子5では1/4波長板を介し
たのと同様の作用を受けて、反射する際に光の偏光面が
明表示位置では90°回転されて射出し、その表示光は
導光板4を透過し、その観察側に配置されたアナライザ
ー3に入射する。アナライザー3はポーラライザー6の
偏光方向に直交した偏光方向成分を通すように直交ニコ
ルの状態に設置されており、アナライザー3を通った表
示光は、反射型液晶表示素子5の表示像の虚像を射出瞳
1を経て観察者眼球に向けるるように、接眼光学系2に
よって屈折又は反射される。
【0014】このような構成であるので、反射型液晶表
示素子5の表示像を最も高いコントラスト状態で再現す
ることになる。そして、この画像表示装置は、導光板4
を光路中に配置するスペースだけ必要で、従来のよう
に、偏光ビームスプリッターあるいはハーフミラーを4
5°で配置するための大きなスペースが必要でなくな
り、画像表示装置を小型化することができる。
【0015】この直交ニコルの状態の2つの偏光板(ポ
ーラライザー6とアナライザー3)の間に複屈折成分を
有する媒質によって構成された光学素子がある場合に
は、その複屈折成分によって表示光の偏光状態が変化
し、接眼光学系2に到達する光量が減少する。この表示
光が減少する量ができるだけ少ない方が望ましい。
【0016】反射型液晶表示素子5のような反射型表示
素子を用いて画像表示装置を構成する場合、光学系を構
成する媒質はできれだけ軽量であることが装置全体の重
量を軽くすることになるため、比重が低い光学プラスチ
ック等の高分子材料等を用いることが重要なファクター
となる。しかしながら、光学プラスチックの特性とし
て、光学ガラスに比べ、複屈折性が高い特性を持つ場合
が多い。
【0017】直交ニコル間に位相差δを持つ複屈折材料
を、その光学軸がポーラライザーの振動方向に対し角度
θで置かれたとき、射出光の強度Iは次式で表される。
【0018】 I(θ)=I0 sin2 2θ・sin2 (δ/2) =I0 sin2 2θ・sin2 (πR/λ) ・・・(1) ここで、I0 は直交ニコル状態の透過光強度、Rはリタ
デーションであり、R=d(ne −no )で表される。
この定義中、ne は媒質の異常光線屈折率、noは常光
線屈折率、dは媒質の厚さである。
【0019】したがって、観察光学系の媒質に複屈折成
分がある場合には、式(1)に従って不要光強度が決ま
り、その透過光の強度の分、観察する像の光強度が減少
する。導光板4の厚さを最大10mmとすると、導光板
4を構成する媒質のリタデーション量はR1 =d(ne
−no )であり、その媒質のd=10mm当たりのリタ
デーション量R1 が60nm以下の媒質であることが、
上記光強度の減少量を抑え、明るい表示画面を維持する
ことが可能となる。
【0020】図2に、R1 =60nmの場合の射出光強
度を示す。光学軸の傾きが変化するに従って透過光強度
が周期的に変化し、最大値は約15%となる。この透過
光はフレアーのような現象を示し、観察画像を劣化させ
る。したがって、Rが60nm以上大きくなると、フレ
アーが大きく十分なコントラストを得ることが困難とな
る。
【0021】図3に、本発明の画像表示装置の別の例の
構成の光路図を示す。図1の場合と異なるのは、接眼光
学系(観察光学系)20が、偏心配置の光学面21〜2
3からなり、その中の光学面21が透過面と全反射面を
兼用する面からなり、光学面22が反射面で、光学面2
3が透過面からなり、照明光は光学面21(透過面)→
光学面22(反射面)→光学面21(全反射面)→光学
面23(透過面)を経て反射型液晶表示素子5に到り、
反射型液晶表示素子5からの表示光は光学面23(透過
面)→光学面21(全反射面)→光学面22(反射面)
→光学面21(透過面)を経て射出瞳1に到る偏心プリ
ズム20からなり、光学面21〜23の中、少なくとも
1面は対称面を1面有するか又は持たない自由曲面等の
非回転対称面からなるものである。そして、光源7とポ
ーラライザー6と導光板4とからなる照明光学系と、ア
ナライザー3が、観察光学系である偏心プリズム20と
射出瞳1の間に配置されている点が異なる。
【0022】この場合も、反射型液晶表示素子5を挟ん
だ2枚の偏光板(ポーラライザー6とアナライザー3)
は直交ニコルの状態となっており、その間に導光板3と
観察光学系の偏心プリズム20が含まれる構成になる。
【0023】この構成において、偏心プリズム20を光
学プラスチックで構成する場合に、偏心プリズム20は
偏心した非回転対称面21〜23で囲まれた異形のプリ
ズムであるため、複屈折量は場所によって異なり、位相
差及び光学軸がランダムに変化する。その場合には、観
察画面上の場所によって複屈折による影響が異なり、部
分的にコントラストの異なる画像となる。
【0024】また、射出成形によってこのような光学素
子20を製作する場合には、部分的に内部応力が発生
し、それに伴って複屈折量すなわちリタデーション量が
場所によって変化する。この場合も、位相差及び光学軸
が変化し、場所によってコントラストが異なるムラのあ
る観察画像となる。
【0025】図3の光学系においては、プリズム20内
の光路長が観察光学系の焦点距離と略同等の距離であ
る。ルーペ倍率が7倍〜20倍と考えると、焦点距離f
は12.5〜35.7mmとなる。観察光学系20内の
光路長が最大で35.7mmとする。観察光学系の複屈
折による透過光強度が30%を許容値とし、式(1)に
おいて比視感度の中心波長555nmをλとすると、最
大透過光強度が30%以上となるのは、Rが約102.
4以上の場合であり、d=10mmでのリタデーション
量に換算するとR≒29(28.7)nmであり、R1
は30以下であることが重要である。
【0026】リタデーション量は、光学系を構成する材
質の平均の量として評価されるものであり、上述のよう
に、射出成形等で作られるプラスチックの場合、成形に
おける内部応力が発生し、それに伴って複屈折量すなわ
ちリタデーション量は場所によって変化し、材質の本来
持っている物性値とは異なる。しかし、内部応力によっ
て変化する部分を規定することは難しく、板状にした材
質のリタデーション量R1 が30nm以下を満たしてい
ることで、上述した観察像の品質の維持ができるのであ
る。
【0027】さらに、高いコントラストの観察画像を呈
示したい場合には、観察光学系を構成する媒質のd=1
0mmでのリタデーション量が20nm以下にすること
が望ましい。
【0028】図4に、R1 =30nmの場合の射出光強
度を示す。光学軸の傾きが変化するに従って透過光強度
が周期的に変化し、最大値は約4%となる。
【0029】ところで、図1に示すように、接眼光学系
2によって拡大した虚像を観察する場合、観察物体であ
る表示素子5は接眼光学系2の前側焦点位置近傍に配備
される。したがって、表示素子5の近くにあるものはそ
のまま拡大観察される。本発明の場合、表示素子5の表
示面の近くに導光板4を配備して表示素子5を照明す
る。その場合、この導光板4の配置される位置が人間の
眼の調整力の範囲内にあると、その導光板4上にごみ等
の異物が付着すると、それが拡大されて見えてしまう。
【0030】人間の眼の遠点距離をDf (m)、近点距
離をDn (m)とすると、人間の眼の調整力B(m-1
は、次式で与えられる。
【0031】 B=1/Dn −1/Df ・・・(1) 近点距離は、図5に示すように、人間の年齢によって大
きく異なる。20〜50歳代の観察者を想定すると、近
点距離は約−10〜−2D(ディオプター:m -1)、D
n =10〜500mmの距離であり、遠点距離がDf
∞の場合の調節力は10〜2D(ディオプター:m-1
となる。
【0032】本発明のような小さい表示素子5を拡大さ
れた虚像として観察する画像表示装置においては、表示
素子5は接眼光学系2の前側焦点位置の近傍に置かれ、
眼の位置が接眼光学系2の後側焦点位置近傍にあるよう
にそれぞれが配置されていると考えられる。この場合に
は、表示素子5の画像は接眼光学系2によって拡大され
た虚像として観察され、この場合、図6に示すように、
表示素子5の虚像を見込む角度u’(図6(b))と表
示素子5を明視の距離(250mm)で見込む角度u
(図6(a))の比を拡大率mと定義される。式で表す
と、 m=tan(u’)/tan(u) ・・・(2) となる。さらに、拡大率mは、接眼光学系2の後側焦点
距離をf’(mmで表される)として、 m=250/f’ ・・・(3) で与えられる。
【0033】次に、画像表示装置の接眼光学系2におけ
る表示素子5側の焦点深度を求める。図7に示すよう
に、人間の眼Eの遠点距離Df 、近点距離Dn は共に、
眼の入射瞳である前側主点からの距離である。したがっ
て、Df 、Dn に対応する画像表示素子の前側焦点位置
F’から測った距離をそれぞれdf 、dn 、接眼光学系
2の前側焦点距離をf、後側焦点距離をf’とすると、 dn −df =−f・f’(1/Df −1/Dn ) ・・・(4) となる。式(3)にならって拡大率を示すと、 m=Df /f’ ・・・(5) である。接眼光学系2の画像表示面側と像側の屈折率を
n、n’とすると、 f=−n’/n・f’ ・・・(6) (4)式を(5)式、(6)式で変形して、 dn −df =n’/n・f’2 ・(1/Df −1/Dn ) =n’/n・(Df /m)2 ・(1/Df −1/Dn ) ・・・(7) 眼Eの調整力による表示素子5側の焦点深度をδ=df
−dn とすると、遠点距離Df を∞として、 δ=n’/n・(Dn /m)2 ・B =n’/n・Dn /m2 ・・・(8) である。表示面側、像側共空気であるため、n=n’=
1となる。
【0034】一般に、近点近傍で画像を観察すると、物
の細部まではっきり視認できるが、眼Eは緊張し、長く
見続けると疲れる恐れがある。余り疲れずに良く見える
距離は、近点より遠くになる。20歳代では、観察距離
が約200mm以上あると、余り疲れないため、上式に
おける近点距離をDn =0.2とすると、δは、 δ=0.2/m2 ・・・(9) で示される。したがって、表示素子5の表示面から導光
板4までの空気換算長距離をL(空気換算長)とする
と、 L≧0.2/m2 〔m〕 ・・・(10) の範囲に導光板4を配置すると、ごみ等の付着物が観察
者の調節力よりも視度がマイナス側になるため、付着物
にピントが合うことがなく、観察画像に与える影響を抑
えることができる。
【0035】例えば、接眼光学系2の拡大率mが5倍と
25倍とすると、(10)式に代入して、 5倍 :L≧8(mm) 25倍:L≧0.32(mm) となる。この範囲に導光板4を配置すると、ごみ等の付
着物が観察者の眼の調節力よりも視度がマイナス側にな
るため、付着物にピントが合い難く、観察画像に影響が
少ない。
【0036】さて、導光板4の反射型液晶表示素子5側
の面41あるいは射出瞳1側の面42の少なくとも何れ
かにフレネルレンズを設けることができる。
【0037】導光板4の1面がフレネルレンズで構成さ
れていることで、そのフレネルレンズ面が屈折力を有す
ることになり、接眼光学系2、20において光学面が1
面増加することになる。そのため、観察画角を増大させ
ることや、収差補正能力を高めることが可能となる。
【0038】導光板4が接眼光学系20と射出瞳1の間
に配備されている場合(図3)には、導光板4の観察側
42の面にフレネル面を形成し、正のパワーを持たせる
ことで、観察画角を大きくする効果を得ることが可能と
なる。
【0039】また、導光板4の反射型液晶表示素子5側
の面41あるいは射出瞳1側の面42の少なくとも何れ
かにマイクロレンズアレイを設けることができる。
【0040】導光板4の1面にマイクロレンズアレイを
設けることで、接眼光学系2、20の射出瞳1の径を大
きくすることができる。また、そのマイクロレンズアレ
イを光学的ローパスフィルターとして作用させることが
でき、観察画像のMTFを適切な値にすることも可能と
なる。
【0041】また、導光板4の反射型液晶表示素子5側
の面41あるいは射出瞳1側の面42の少なくとも何れ
かにプリズムアレイを設けることができる。
【0042】導光板4の1面にプリズムアレイを設ける
ことで、接眼光学系2、20の射出瞳1の径を大きくす
ることができる。また、そのプリズムアレイを光学的ロ
ーパスフィルターとして作用させることができ、観察画
像のMTFを適切な値にすることも可能となる。
【0043】また、導光板4の反射型液晶表示素子5側
の面41あるいは射出瞳1側の面42の少なくとも何れ
かに回折光学面を設けることができる。
【0044】導光板4の1面に回折光学面を設けること
で、接眼光学系2、20の射出瞳1の径を大きくするこ
とができる。また、その回折光学面を光学的ローパスフ
ィルターとして作用させることができ、観察画像のMT
Fを適切な値にすることも可能となる。
【0045】また、回折光学面は負の分散特性を有する
ために、接眼光学系2、20で発生する色収差の補正を
行わせることが可能となる。
【0046】また、導光板4の反射型液晶表示素子5側
の面41あるいは射出瞳1側の面42の少なくとも何れ
かに正のパワー(屈折力)を設けることができる。
【0047】導光板4の1面に正のパワー(屈折力)を
設けることで、観察画角を増大させることや、収差補正
を行うことが可能となる。
【0048】導光板4が接眼光学系20と射出瞳1の間
に配備されている場合(図3)には、導光板4の観察側
42の面にフレネル面を形成し、正のパワーを持たせる
ことで、観察画角を大きくする効果を得ることが可能と
なる。
【0049】また、導光板4はプラスチックで構成する
ことができる。
【0050】導光板4をプラスチックで構成すること
で、軽量化、コストダウンを図ることができる。
【0051】また、導光板4の光学面の2面41、42
のなす角度をΘとするとき、 0°≦Θ<25° ・・・(11) を満たすように構成することが望ましい。
【0052】この2面41、42をなす角度が0度であ
れば平行平板となり、それ以上となると、偏向プリズム
の作用が増す。導光板4から照明光を出す面がある角度
を持つ多数の斜面から構成する場合、反射型液晶表示素
子5から出る光軸をこの面で偏向するため、それを補償
するために角度Θを0°より大きくする必要があるが、
Θが25°以上になると、色収差が多く発生し、接眼光
学系2、20で補正することが困難になる。
【0053】なお、導光板4の照明光を出す面の形状と
しては、特開平10−142601号に開示されている
ように、導光板4の一面に突起あるいは断面突起状の突
起線を設ける場合、その突起の断面形状としては、特開
平10−142601号に記載されているような矩形の
ものに限定されず、図8(a)、(b)、(c)に示す
ように、台形、円筒面、三角形の何でも可能であり、そ
の形状は突起だけでなく、その相補形状の凹んだ溝でも
よい。さらに、後記の階段鋸歯状の形状でもよい。
【0054】また、接眼光学系としては、図3に示すよ
うに偏心した面21〜23を有する光学系からなってい
ても、さらには、その少なくとも1面の光学面が自由曲
面からなる光学系であっても、あるいは、図3に例示す
るような反射屈折プリズム光学系20からなっていても
よい。偏心した面を有し、少なくとも1面の光学面が自
由曲面からなる反射屈折プリズム光学系としては、すで
に種々のタイプのものが提案されているが、その何れを
用いてもよい。もちろん、図1の例のように、通常の回
転対称面からなる同軸光学系からなる接眼光学系を用い
てもよい。
【0055】さらには、接眼光学系中に回折光学素子い
わゆるDOEを含んで構成してもよく、また、接眼光学
系中に回折光学面を含んで構成してもよい。
【0056】また、接眼光学系をプラスチックで構成す
ることで、軽量化、コストダウンを図ることができる。
【0057】
【発明の実施の形態】本発明の画像表示装置の1実施例
について説明する。
【0058】この実施例の構成は、図3に光路図を示す
ように、反射型液晶表示素子5と、その表示像を観察す
るための正に屈折力を持つ接眼光学系20とからなり、
接眼光学系20の射出瞳1に観察者の眼球の瞳を配置す
ることにより、反射型液晶表示素子5に表示された映像
を接眼光学系20により虚像として拡大表示するもので
ある。
【0059】ここで、接眼光学系20として、偏心配置
の光学面21〜23からなり、その中の光学面21が透
過面と全反射面を兼用する面からなり、光学面22が反
射面で、光学面23が透過面からなる偏心プリズムが用
いられており、その接眼光学系20の射出瞳1に導光板
4が配置されており、導光板4の端部に光源7が配置さ
れ、光源7と導光板4間にポーラライザー6が配置さ
れ、光源7からの光はポーラライザー6によって直線偏
光光となって導光板4に入射され、導光板4の反射型液
晶表示素子5側の面41に設けられた角度を持つ多数の
斜面から射出され、その照明光は接眼光学系20の光学
面21(透過面)→光学面22(反射面)→光学面21
(全反射面)→光学面23(透過面)を順に経て反射型
液晶表示素子5を照明する。反射型液晶表示素子5から
の表示光は、接眼光学系20の光学面23(透過面)→
光学面21(全反射面)→光学面22(反射面)→光学
面21(透過面)を経て、導光板4を透過し、その観察
側に配置されたアナライザー3に入射する。アナライザ
ー3はポーラライザー6の偏光方向に直交した偏光方向
成分を通すように直交ニコルの状態に設置されており、
アナライザー3を通った表示光は、射出瞳1に入り、そ
の位置の観察者の眼球に反射型液晶表示素子5に表示さ
れた映像を虚像として拡大表示する。
【0060】この構成において、導光板4及び接眼光学
系である偏心プリズム20はリタデーション量R=20
nmである非晶質ポリエステル共重合樹脂(nd =1.
62)を用いて射出成形によって作製される。導光板4
は厚さ5mmの平行平板で、反射型液晶表示素子5側の
面41は角度を持つ多数の斜面からなる面であり、観察
者側の面42は平面である。偏心プリズム20内での軸
上主光線の実光路長が20mmとなっているとする。し
たがって、反射型液晶表示素子5から射出瞳1までの光
路長において、異方性媒質内の光路長は、20+5=2
5となる。このような構成の光学系における直交ニコル
における透過光強度、すなわち、漏れ光強度を図9に示
す。本実施例の光学系における透過光強度の最大値は8
%以下であり、フレアーを抑えたコントラストの高い観
察画像が得られる。
【0061】以上の本発明の画像表示装置は、例えば次
のように構成することができる。
【0062】〔1〕 反射型表示素子と、正の屈折力を
持ち、前記反射型表示素子上に表示された映像を虚像と
して拡大表示する接眼光学系とを備えた画像表示装置に
おいて、前記反射型表示素子から前記接眼光学系の射出
瞳に至る光路中に、周辺部に配置された光源から導入さ
れた照明光を内部で導光すると共にその照明光を前記反
射型表示素子に向けて射出し、かつ、前記反射型表示素
子からの表示光を透過させる導光板が配置されており、
表示光透過時の前記導光板の媒質のリタデーション量を
1 =d(ne −no )(ここで、ne は媒質の異常光
線屈折率、no は常光線屈折率、dは媒質の厚さであ
る。)とし、その媒質のd=10mm当たりのリタデー
ション量R1 が60nm以下であることであることを特
徴とする画像表示装置。
【0063】〔2〕 反射型表示素子と、正の屈折力を
持ち、前記反射型表示素子上に表示された映像を虚像と
して拡大表示する接眼光学系とを備えた画像表示装置に
おいて、前記反射型表示素子から前記接眼光学系の射出
瞳に至る光路中に、周辺部に配置された光源から導入さ
れた照明光を内部で導光すると共にその照明光を前記反
射型表示素子に向けて射出し、かつ、前記反射型表示素
子からの表示光を透過させる導光板が配置されており、
表示光透過時の前記接眼光学系を構成する光学素子の媒
質のリタデーション量をR1 =d(ne −no )(ここ
で、ne は媒質の異常光線屈折率、no は常光線屈折
率、dは媒質の厚さである。)とし、その媒質のd=1
0mm当たりのリタデーション量R1 が30nm以下で
あることであることを特徴とする画像表示装置。
【0064】〔3〕 反射型表示素子と、正の屈折力を
持ち、前記反射型表示素子上に表示された映像を虚像と
して拡大表示する接眼光学系とを備えた画像表示装置に
おいて、前記反射型表示素子から前記接眼光学系の射出
瞳に至る光路中に、周辺部に配置された光源から導入さ
れた照明光を内部で導光すると共にその照明光を前記反
射型表示素子に向けて射出し、かつ、前記反射型表示素
子からの表示光を透過させる導光板が配置されており、
前記反射型表示素子の表示面から前記導光板までの距離
(空気換算長)をLとし、前記接眼光学系の拡大率をm
とした場合に、 L≧0.2/m2 〔m〕 ・・・(10) の関係を満たすことを特徴とする画像表示装置。
【0065】〔4〕 前記導光板の少なくとも1面がフ
レネルレンズで構成されていることを特徴とする上記1
から3の何れか1項記載の画像表示装置。
【0066】〔5〕 前記導光板の少なくとも1面がマ
イクロレンズアレイで構成されていることを特徴とする
上記1から3の何れか1項記載の画像表示装置。
【0067】〔6〕 前記導光板の少なくとも1面がプ
リズムアレイで構成されていることを特徴とする上記1
から3の何れか1項記載の画像表示装置。
【0068】〔7〕 前記導光板の少なくとも1面が回
折光学面で構成されていることを特徴とする上記1から
3の何れか1項記載の画像表示装置。
【0069】〔8〕 前記導光板の少なくとも1面が正
のパワーを有することを特徴とする上記1から7の何れ
か1項記載の画像表示装置。
【0070】
〔9〕 前記導光板はプラスチックで構成
されていることを特徴とする上記1から8の何れか1項
記載の画像表示装置。
【0071】〔10〕 前記導光板の光学面の2面のな
す角度をΘとするとき、 0°≦Θ<25° ・・・(11) を満たすように構成されていることを特徴とする上記1
から9の何れか1項記載の画像表示装置。
【0072】〔11〕 前記接眼光学系は偏心した面を
有する光学系からなることを特徴とする上記1から10
の何れか1項記載の画像表示装置。
【0073】〔12〕 前記接眼光学系は少なくとも1
面の光学面が自由曲面からなる光学系であることを特徴
とする上記1から11の何れか1項記載の画像表示装
置。
【0074】〔13〕 前記接眼光学系は反射屈折プリ
ズム光学系からなることを特徴とする上記1から12の
何れか1項記載の画像表示装置。
【0075】〔14〕 前記接眼光学系に回折光学素子
が含まれていることを特徴とする上記1から13の何れ
か1項記載の画像表示装置。
【0076】〔15〕 前記接眼光学系に回折光学面が
含まれていることを特徴とする上記1から14の何れか
1項記載の画像表示装置。
【0077】〔16〕 前記接眼光学系はプラスチック
で構成されていることを特徴とする上記1から15の何
れか1項記載の画像表示装置。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像表示装置においては、照明光学系の構成が簡単に
なり、小型化され、高いコントラストの画像が観察可能
な画像表示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の基本的な構成の光路図
である。
【図2】リタデーション量R1 =60nmの場合の射出
光強度を示す図である。
【図3】本発明の画像表示装置の別の例の構成の光路図
である。
【図4】リタデーション量R1 =30nmの場合の射出
光強度を示す図である。
【図5】人間の年齢によって変化する近点距離と遠点距
離を示す図である。
【図6】接眼光学系の拡大率を説明するための図であ
る。
【図7】接眼光学系の画像表示素子側の焦点深度を説明
するための図である。
【図8】導光板の一面設ける突起、凹みの例を示す図で
ある。
【図9】本発明の1実施例の漏れ光強度を示す図であ
る。
【図10】従来例の表示装置を概念的に示す図である。
【符号の説明】
1…射出瞳 2…接眼光学系 3…アナライザー 4…導光板(フロントライト導光板) 5…反射型液晶表示素子 6…ポーラライザー 7…光源 20…接眼光学系(観察光学系、偏心プリズム) 21、22、23…光学面 41、42……導光板の面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射型表示素子と、正の屈折力を持ち、
    前記反射型表示素子上に表示された映像を虚像として拡
    大表示する接眼光学系とを備えた画像表示装置におい
    て、 前記反射型表示素子から前記接眼光学系の射出瞳に至る
    光路中に、周辺部に配置された光源から導入された照明
    光を内部で導光すると共にその照明光を前記反射型表示
    素子に向けて射出し、かつ、前記反射型表示素子からの
    表示光を透過させる導光板が配置されており、表示光透
    過時の前記導光板の媒質のリタデーション量をR1 =d
    (ne −no )(ここで、ne は媒質の異常光線屈折
    率、no は常光線屈折率、dは媒質の厚さである。)と
    し、その媒質のd=10mm当たりのリタデーション量
    1 が60nm以下であることであることを特徴とする
    画像表示装置。
  2. 【請求項2】 反射型表示素子と、正の屈折力を持ち、
    前記反射型表示素子上に表示された映像を虚像として拡
    大表示する接眼光学系とを備えた画像表示装置におい
    て、 前記反射型表示素子から前記接眼光学系の射出瞳に至る
    光路中に、周辺部に配置された光源から導入された照明
    光を内部で導光すると共にその照明光を前記反射型表示
    素子に向けて射出し、かつ、前記反射型表示素子からの
    表示光を透過させる導光板が配置されており、表示光透
    過時の前記接眼光学系を構成する光学素子の媒質のリタ
    デーション量をR1 =d(ne −no )(ここで、ne
    は媒質の異常光線屈折率、no は常光線屈折率、dは媒
    質の厚さである。)とし、その媒質のd=10mm当た
    りのリタデーション量R1 が30nm以下であることで
    あることを特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 反射型表示素子と、正の屈折力を持ち、
    前記反射型表示素子上に表示された映像を虚像として拡
    大表示する接眼光学系とを備えた画像表示装置におい
    て、 前記反射型表示素子から前記接眼光学系の射出瞳に至る
    光路中に、周辺部に配置された光源から導入された照明
    光を内部で導光すると共にその照明光を前記反射型表示
    素子に向けて射出し、かつ、前記反射型表示素子からの
    表示光を透過させる導光板が配置されており、前記反射
    型表示素子の表示面から前記導光板までの距離(空気換
    算長)をLとし、前記接眼光学系の拡大率をmとした場
    合に、 L≧0.2/m2 〔m〕 ・・・(10) の関係を満たすことを特徴とする画像表示装置。
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