JP2003299898A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機

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JP2003299898A
JP2003299898A JP2002107606A JP2002107606A JP2003299898A JP 2003299898 A JP2003299898 A JP 2003299898A JP 2002107606 A JP2002107606 A JP 2002107606A JP 2002107606 A JP2002107606 A JP 2002107606A JP 2003299898 A JP2003299898 A JP 2003299898A
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Japan
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clothes
spray
inner tank
valve
washing
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Pending
Application number
JP2002107606A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Tawara
己紀夫 田原
Masami Fukumoto
正美 福本
Shinichi Matsuda
眞一 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過乾燥が原因となる、衣類のきついしわや、
肌触りの悪さを解消する。 【解決手段】 乾燥行程において、霧化された水を内槽
14内に吹き付けるスプレーノズル32を設けたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内槽内に温風を送
風して衣類を乾燥させる行程を有し、洗濯から乾燥まで
を一貫して実施できる洗濯乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯乾燥機は、以下に説
明するようなものとなっている。
【0003】図5に示すように、筐体1内に弾性的に吊
支した外槽2内に、回転中心軸を鉛直方向に有する内槽
3を回転自在に支持し、内槽3の内底部に攪拌翼4を回
転自在に設け、洗い行程、すすぎ行程では、攪拌翼4を
回転して内槽3内で衣類の洗濯、すすぎを行うともに、
脱水行程では、内槽3を高速回転させて脱水し、脱水行
程につづく乾燥行程では、加熱装置5により加熱した空
気を送風機6により内槽3内に送風して乾燥するよう構
成している。
【0004】上記構成においてその動作を簡単に説明す
ると、脱水行程終了後に内槽3を停止した状態で、攪拌
翼4を回転速度130r/minで1秒ON、0.5秒
OFFの周期で正転反転を2〜3往復させる布はがし行
程を行い、脱水時に内槽3の内壁面に遠心力によって張
り付いた衣類をはがす。
【0005】次に、この布はがし行程の後に乾燥行程に
入り、まず内槽3を停止した状態で攪拌翼4を回転速度
130r/minで0.5秒ON、0.5秒OFFの周
期で正転反転を繰り返して衣類を上下に入れ替えるほぐ
し行程を行い、次に、内槽3及び攪拌翼4を停止した状
態で加熱装置5により加熱された温風を内槽3に数分間
供給して衣類を乾燥させる。そして、乾燥度合いを判定
し、乾燥していれば乾燥行程を終了するが、未乾燥であ
れば再度上記のほぐし行程と乾燥運転を繰り返す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の洗濯
乾燥機では、乾燥行程において、薄物と厚物の衣類が混
在していたり、量が多いために衣類への温風接触が均一
になりにくいような場合、衣類間での乾燥速度が異なる
ことがある。このような場合、衣類全体をむらなく乾燥
させると、乾きやすい薄物の衣類や、よく温風接触する
位置にいた衣類が過乾燥状態となり、衣類のしわの固着
がきつくなったり、肌触りが悪くなったりすることがあ
った。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、乾燥行程において、スプレーノズルにより霧化され
た水を内槽内に吹き付け、衣類に湿気を与えながら、乾
燥させることで、過乾燥を抑制し、しわの固着を抑え、
肌触りを良くすることにより、衣類の仕上がり状態を向
上させることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、筐体内に支持した外槽と、前記外槽内に回
転自在に支持した内槽と、前記内槽を回転させる駆動手
段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段と、前記送
風手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、前
記内槽内に霧を噴出させるスプレーノズルを備えたもの
である。
【0009】これにより、乾燥行程において、薄物と厚
物の衣類が混在していたり、量が多いために衣類への温
風接触が均一になりにくいために、衣類間での乾燥速度
が異なる場合でも、スプレーノズルから噴出させた少量
の霧状の水により均一に内槽内の衣類に湿気を与えなが
ら乾燥させることで、過乾燥を抑制し、しわの固着を抑
え、肌触りを良くすることにより、衣類の仕上がり状態
を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、筐体内に支持した外槽と、前記外槽内に回転自在に
支持した内槽と、前記内槽を回転させる駆動手段と、前
記内槽内に空気を送風する送風手段と、前記送風手段に
より送風される空気を加熱する加熱手段と、前記内槽内
に霧を噴出させるスプレーノズルを備えたものであり、
乾燥行程においてスプレーノズルから噴出させた少量の
霧状の水により均一に内槽内の衣類に湿気を与えながら
乾燥させることができるので、薄物と厚物の衣類が混在
していたり、量が多いために衣類への温風接触が均一に
なりにくく、衣類間での乾燥速度が異なる場合でも、過
乾燥を抑制し、しわの固着を抑え、肌触りを良くするこ
とにより、衣類の仕上がり状態を向上させることができ
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、スプレーノズルと水道とを連結
し、前記スプレーノズルは水道圧力により水を霧化する
ように構成したものであり、これにより、スプレーノズ
ル内の圧力を上げるためのポンプなど特別な手段を必要
とすることがないので、非常に簡単な構成で霧を噴出さ
せることができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、上記請求項1又
は2に記載の発明において、スプレーノズルへの水の流
入をON/OFFさせる噴霧弁を設けたものであり、こ
れにより、乾燥行程において任意のタイミングで霧を噴
出させることができ、例えば乾燥終了間際でのみ霧を噴
出させることで、衣類に湿気を与えることによる乾燥時
間の延長分を最低限に抑えながらも、衣類の過乾燥を抑
制し、しわの固着を抑え、肌触りを良くすることによ
り、衣類の仕上がり状態を向上させることができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、洗濯水の外槽内への給水をON/
OFFさせる給水弁を備え、噴霧弁と前記給水弁を一体
に形成したものであり、これにより水道からの給水口は
1つだけとし、洗濯行程における給水と乾燥行程におけ
る霧の噴出の切換えは、給水弁と噴霧弁のON/OFF
だけで行うことができ、簡単な水路構成とすることがで
きる。
【0014】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、スプレーノズルの噴出口を内
槽内へ送風される空気の送風経路内に設けたものであ
り、これにより、乾燥行程においてスプレーノズルから
噴出された霧は、送風手段により内槽内に送風される空
気の流れに乗って内槽内に広く拡散され、より均一に内
槽内の衣類に湿気を与えながら乾燥させることができる
ので、より均一に衣類の過乾燥を抑制し、しわの固着を
抑え、肌触りを良くすることにより、衣類の仕上がり状
態を向上させることができる。
【0015】請求項6に記載の発明は、上記請求項5に
記載の発明において、スプレーノズルの噴出口を送風経
路内において加熱手段の上流側に設けたものであり、こ
れにより、乾燥行程においてスプレーノズルから噴出さ
れた霧は、送風手段により送風される空気の流れに乗っ
て加熱手段と接触、一旦蒸発し、蒸気となるため、内槽
内により細かい水の粒子が広く拡散され、より均一に内
槽内の衣類に湿気を与えながら乾燥させることができる
ので、より均一に衣類の過乾燥を抑制し、しわの固着を
抑え、肌触りを良くすることにより、衣類の仕上がり状
態を向上させることができる。
【0016】請求項7に記載の発明は、上記請求項3〜
6に記載の発明において、噴霧弁をON/OFFさせる
制御手段とスプレーノズルへの水の流入流量を検知する
流量検知手段とを備え、前記流量検知手段により検知し
た流量に基づき、単位時間当たりの噴霧量が一定となる
ように、前記制御手段は、前記噴霧弁を断続的にONさ
せるようにしたものであり、これにより、例えば水道圧
力が一定でなく、流量が安定しないような場合でも、常
に最適な単位時間当たりの噴霧量を確保することができ
る。
【0017】請求項8に記載の発明は、上記請求項3〜
7に記載の発明において、噴霧弁をON/OFFさせる
制御手段と衣類の量を検知する布量検知手段とを備え、
前記布量検知手段により検知した衣類の量に応じて、単
位時間当たりの噴霧量が可変可能となるように、前記制
御手段は、前記噴霧弁を断続的にONさせるようにした
ものであり、これにより、例えば布量検知手段により検
知した衣類の量が多い場合には、単位時間当たりの噴霧
量も多くなるように、衣類の量が少ない場合には、単位
時間当たりの噴霧量も少なくなるように噴霧弁を断続的
にONさせるといったような制御ができるので、衣類の
量に応じた最適な単位時間当たりの噴霧量を確保するこ
とができる。
【0018】請求項9に記載の発明は、上記請求項3〜
8に記載の発明において、内槽内に回転自在に取付けら
れて衣類を攪拌する攪拌翼と、前記攪拌翼を回転させる
駆動手段と、前記駆動手段を駆動し、かつ噴霧弁をON
/OFFさせる制御手段とを備え、前記制御手段は前記
噴霧弁をONしたとき、連動して前記攪拌翼が回転する
ように駆動手段を制御するようにしたものであり、これ
により衣類を上下に入れ替えながら霧を吹きつけること
ができ、より均一に内槽内の衣類に湿気を与えながら乾
燥させることができるので、より均一に衣類の過乾燥を
抑制し、しわの固着を抑え、肌触りを良くすることによ
り、衣類の仕上がり状態を向上させることができる。
【0019】請求項10に記載の発明は、上記請求項3
〜9に記載の発明において、噴霧弁をON/OFFさせ
る制御手段と内槽内に送風される空気の湿度を検知する
湿度検知手段とを備え、前記湿度検知手段により検知し
た空気の湿度が所定の値以下になった時点で、前記制御
手段は、前記噴霧弁をONさせるようにしたものであ
り、これにより空気の湿度によって衣類全体の乾燥度合
いを測ることが可能となり、所定の値以下の湿度となる
衣類全体の乾燥度合いのところで、噴霧弁をONさせ、
霧を噴出させることで、衣類に湿気を与えることによる
乾燥時間の延長分を最低限に抑えながらも、衣類の過乾
燥を抑制し、しわの固着を抑え、肌触りを良くすること
により、衣類の仕上がり状態を向上させることができ
る。
【0020】請求項11に記載の発明は、上記請求項3
〜10に記載の発明において、噴霧弁をON/OFFさ
せる制御手段と内槽内に送風される空気の湿度を検知す
る湿度検知手段とを備え、前記湿度検知手段により検知
した空気の湿度が所定の値以上となるように、前記制御
手段は、前記噴霧弁を断続的にONさせるようにしたも
のであり、これにより衣類に与える湿気を安定した適切
な量に保つことができる。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0022】(実施例1)図1において、筐体11は、
内部に、複数のサスペンション12によって外槽13を
弾性的に吊支し、運転時の振動をサスペンション12に
よって吸収する構成としている。外槽13の内部には、
回転中心軸を略鉛直方向に有し衣類を収容する内槽14
を回転自在に支持し、内槽14の内底部に衣類を撹拌す
る攪拌翼15を回転自在に設けている。内槽14の周壁
には多数の脱水孔16を設け、その上方には流体バラン
サ17を設けている。そして、外槽13の底部にはモー
タ18aを備えた駆動手段18が取り付けられている。
駆動手段18は、内槽14及び攪拌翼15をクラッチ1
8bによって選択的に切換えて回転させる。
【0023】外槽13の下部から、伸縮自在の下部蛇腹
状ホース20を介して循環ダクト21へと通路を構成
し、循環ダクト21の出口は乾燥用送風機(送風手段)
22の入口に連結している。乾燥用送風機22の出口は
通路21aに連結し、この通路21a内にヒータ(加熱
手段)23を設け、通路21aに伸縮自在の上部蛇腹状
ホース24を連結している。上部蛇腹状ホース24の先
には噴出ダクト25がつながり、内槽14へ向けて開口
している。内槽14は、周壁の脱水孔16を通して外槽
13に通じているので、これら通路は循環経路を構成し
ている。
【0024】冷却用送風機26は、筐体11の側面に取
り付けられ、内槽14の下部及び循環ダクト21を冷却
するように構成している。排水弁27は外槽13内の水
を排水ホース28を通して排水するものである。
【0025】給水ケース29は、その入口となる給水口
29aを給水ホース30により、水道から連結されてお
り、出口には2つの水路を備えている。1つの水路は外
槽13内へ洗濯水を給水する給水路29bであり、もう
1つの水路はチューブ31を介してスプレーノズル32
へとつながる噴霧用給水路29cである。
【0026】給水路29bの入口には給水弁33があ
り、給水路29bへの給水をON/OFFさせることが
できる。また、噴霧用給水路29cの入口には噴霧弁3
4があり、噴霧用給水路29cへの給水をON/OFF
させることができる。また、噴霧用給水路29cには、
流量検知手段37が設けられ、スプレーノズル32への
流入流量を検知する。
【0027】スプレーノズル32は、噴霧弁34をON
させることにより、給水ホース30、給水ケース29、
噴霧用給水路29c及びチューブ31を介して水道と連
結され、水道圧力により噴霧口32aから霧を内槽14
内へ向けて噴出させるように構成され、外槽13の上部
に取付けられている。
【0028】制御手段35は駆動手段18、乾燥用送風
機22、ヒータ23、冷却用送風機26、排水弁27、
給水弁33及び噴霧弁34などの動作を制御して洗濯、
すすぎ、脱水及び乾燥行程を制御する。また、布量検知
手段36は、内槽14内の衣類の量を検知するもので、
制御手段35の一部である。
【0029】上記構成において動作を説明する。まず、
洗濯行程では、制御手段35が所定の水位となるまで給
水弁33をONさせ、給水ホース30、給水ケース2
9、及び給水路29bを介して外槽13内に洗濯水の給
水を行う。次に、内槽14が回転可能なクラッチ18b
の状態において、駆動手段18を駆動させることによ
り、衣類と洗濯水の入った内槽14を回転させる。
【0030】このとき、排水弁27は閉じている。この
ことにより、内槽14内の洗濯水の外周部分は、遠心力
により上昇する。これに伴い、内槽14と外槽13の間
の洗濯水は外槽13の内壁に沿って上昇した後、内槽1
4の上部から内槽14内に散水され、循環することにな
る。これにより、内槽14内では洗濯水が衣類を通過す
ることになり洗浄される。
【0031】その後、洗い行程と同様にして衣類をすす
ぐすすぎ行程を経て、脱水行程では、排水弁27を開く
ことにより、排水ホース28から排水し、内槽14が回
転可能なクラッチ18bの状態において、駆動手段18
を駆動させ、衣類が入った内槽14を高速で回転させ
る。これにより生じる遠心力により、衣類は内槽14の
内壁に押しつけられ、この遠心力で水分が衣類から分離
されて脱水孔16から外槽13へと抜け、排水ホース2
8より排水され、脱水行程が進行する。
【0032】乾燥行程では、制御手段35は、乾燥用送
風機22、ヒータ23、冷却用送風機26及び排水弁2
7を以下の説明の通りに制御する。乾燥用送風機22の
送風とヒータ23の発熱により、上部蛇腹状ホース2
4、噴出ダクト25を通して内槽14へ乾いた温風を送
り込む。内槽14へ送り込まれた温風は、これら衣類の
隙間を通るときに衣類から水分を奪い、湿った状態で、
内槽14から外槽13の内側へと出た後、下部蛇腹状ホ
ース20を通過し、循環ダクト21へ至る。
【0033】湿気を含んだ温風が、外槽13の内壁や循
環ダクト21内を通過しているとき、冷却用送風機26
により、外槽13の下部や循環ダクト21の外壁は冷却
されることになり、湿った空気の水分はその内壁に結露
し、湿った温風は除湿されて、乾燥用送風機22へと戻
る。外槽13及び循環ダクト21の内壁に結露した水
は、排水弁27を必要に応じて開くことで、排水ホース
28より排出される。
【0034】そして乾燥行程終了後に、ヒータ23を切
り、乾燥用送風機22、冷却用送風機26を駆動する送
風行程を行い、乾燥した衣類をクールダウンさせた後に
終了する。ここでは、湿った温風を冷却する手段として
冷却空気を用いる空冷除湿方式としているが、水冷除湿
方式のものであっても構わない。
【0035】また、乾燥行程において、制御手段35は
駆動手段18及び噴霧弁34を以下の説明の通りに制御
する。洗濯行程が終了して乾燥行程に入ると、まず、洗
濯行程の最後の脱水で衣類が内槽14の壁面に張り付い
ているので、これをはがす布はがし行程を行う。具体的
には、攪拌翼15が回転可能なクラッチ18bの状態で
駆動手段18を正転反転させ、攪拌翼15を3往復させ
る。
【0036】こうすることにより、脱水時に内槽14の
壁面に張り付いていた衣類がはがれ、そして、衣類の布
かさが増して空気との接触面積が大きくなって、以後の
乾燥の進行が早くなるようにする。このとき、同時に布
量検知手段36は、駆動手段18のモータ18aをオフ
したときの惰性回転量を検知することにより、内槽14
内の衣類の量を検知する。
【0037】次に、内槽14が回転可能なクラッチ18
bの状態で、駆動手段18を回転させ、内槽14を回転
させながら乾燥させる槽回転モードを所定時間行う。次
に、内槽14の回転を停止させ、攪拌翼15が回転可能
なクラッチ18bの状態で、駆動手段18を回転させ、
攪拌翼15を正転反転させながら乾燥させる攪拌モード
を所定時間行い、衣類を攪拌し、上下に入替える。
【0038】そして、再び槽回転モードを行い、以降順
次、槽回転モードと攪拌モードを繰り返すのであるが、
乾燥の進行とともに、槽回転モードの時間を短く、攪拌
モードの時間を長くして、衣類の入替えの頻度を上げて
いき、効率よく乾燥を進行させていく。
【0039】乾燥行程の終了近くになると、制御手段3
5は、噴霧弁34を断続的にONさせながら、スプレー
ノズル32の噴霧口32aから水道圧力により霧を噴出
させ、均一に内槽14内の衣類に湿気を与えながら乾燥
させる。このときのスプレーノズル32内への水の流入
流量は、流量検知手段37によって検知しており、制御
手段35はこの流量に基づき単位時間あたりの噴霧量が
一定となるように、噴霧弁34を断続的にONさせる。
また、単位時間あたりの噴霧量は、布はがし行程におい
て布量検知手段36により検知した布量に基づき、例え
ば表1に示すように割り当てられる。
【0040】
【表1】 このように本実施例によれば、乾燥行程においてスプレ
ーノズルから噴出させた少量の霧状の水により、均一に
内槽内の衣類に湿気を与えながら乾燥させることができ
るので、薄物と厚物の衣類が混在していたり、量が多い
ために衣類への温風接触が均一になりにくく、衣類間で
の乾燥速度が異なる場合でも、過乾燥を抑制し、しわの
固着を抑え、肌触りを良くすることにより、衣類の仕上
がり状態を向上させることができる。
【0041】また、このスプレーノズルは水道圧力によ
り水を霧化するように構成したものであるので、スプレ
ーノズル内の圧力を上げるためのポンプなど特別な手段
を必要とすることがないので、非常に簡単な構成で霧を
噴出させることができる。
【0042】また、スプレーノズルへの水の流入をON
/OFFさせる噴霧弁と、洗濯水の外槽内への給水をO
N/OFFさせる給水弁を設け、これらを一体に形成し
ているので、水道からの給水口は1つだけとし、洗濯行
程における給水と乾燥行程における霧の噴出の切換え
は、給水弁と噴霧弁のON/OFFだけで行うことがで
き、簡単な水路構成とすることができるとともに、噴霧
弁によって任意のタイミングで霧を噴出させることがで
きる。
【0043】発明者らの実験によれば、衣類が十分に湿
っている乾燥の初期の段階から霧を吹きつけなくても、
衣類の乾燥の終了近くで霧を吹きつけることで、衣類の
過乾燥を抑制し、仕上がり状態が良くさせることができ
ることが分かっている。このため、例えば乾燥行程終了
近くでのみ、噴霧弁をONさせることにより、衣類に湿
気を与えることによる乾燥時間の延長分を最低限に抑え
ながらも、衣類の過乾燥を抑制し、しわの固着を抑え、
肌触りを良くすることにより、衣類の仕上がり状態を向
上させることができる。
【0044】また、流量検知手段により検知した流量に
基づき、単位時間当たりの噴霧量が一定となるように、
制御手段は、噴霧弁を断続的にONさせるので、水道圧
力が一定でなく、流量が安定しないような場合でも、常
に最適な単位時間当たりの噴霧量を確保することができ
る。
【0045】また、布量検知手段により検知した衣類の
量に応じて、単位時間当たりの噴霧量が可変可能となる
ように、制御手段は、噴霧弁を断続的にONさせるの
で、衣類の量が多い場合には、単位時間当たりの噴霧量
も多くなるように、衣類の量が少ない場合には、単位時
間当たりの噴霧量も少なくなるように噴霧弁を断続的に
ONさせることで、衣類の量に応じた最適な噴霧量を確
保することができる。
【0046】なお、本実施例では、内槽の内底部に衣類
を攪拌する攪拌翼を備えているが、これに限定されるも
のではなく、攪拌翼のないドラム式の洗濯乾燥機であっ
ても、同様の効果が得られる。このとき、布量検知手段
は、攪拌翼ではなく内槽を回転させることにより、内槽
内の衣類の量を検知することになる。
【0047】(実施例2)図1に示すように、制御手段
35は、乾燥行程において噴霧弁34をONしたとき、
連動して攪拌翼15を回転するように駆動手段18を制
御し、衣類を上下に入れ替えながら、霧を吹き付け、衣
類全体にまんべんなく湿気を与えるようにしたものであ
る。その他の構成は実施例1と同様であり、説明を省略
する。
【0048】このように本実施例によれば、攪拌翼を回
転させて、衣類を上下に入れ替えながら霧を吹きつける
ことができるので、より均一に内槽内の衣類に湿気を与
えながら乾燥させることができ、より均一に衣類の過乾
燥を抑制し、しわの固着を抑え、肌触りを良くすること
により、衣類の仕上がり状態を向上させることができ
る。
【0049】(実施例3)図2に示すように、スプレー
ノズル32の噴出口32aは、内槽14内へ送風される
空気の送風経路内である、噴出ダクト25内に取付けら
れ、スプレーノズル32から噴出された霧は、送風手段
22により内槽14内に送風される空気の流れに乗って
内槽14内に広く拡散されるように構成している。その
他の構成は実施例1と同様であり、説明を省略する。
【0050】このように本実施例によれば、スプレーノ
ズル32の噴出口32aを内槽14内へ送風される空気
の送風経路内に設けているので、乾燥行程においてスプ
レーノズル32から噴出された霧は、内槽14内に広く
拡散され、より均一に内槽14内の衣類に湿気を与えな
がら乾燥させることができるので、より均一に衣類の過
乾燥を抑制し、しわの固着を抑え、肌触りを良くするこ
とにより、衣類の仕上がり状態を向上させることができ
る。
【0051】(実施例4)図3及び図4に示すように、
スプレーノズル32の噴出口32aは、内槽14内へ送
風される空気の送風経路内において加熱手段23の上流
側に設けられており、噴出ダクト25内には、湿度検知
手段38が設けられ、内槽14内へ送風される空気の湿
度を検知する。その他の構成は実施例1と同様であり、
説明を省略する。
【0052】図4は乾燥の進行に伴う、湿度検知手段3
8により検知した湿度の変化と、そのときの制御手段3
5による噴霧弁34の制御を表したものである。図4に
示すように乾燥の終了近くになり、内槽14内の含水量
が少なくなってくると循環経路内の湿度が低下するた
め、内槽14内へ送風される空気の湿度も低下する。そ
して、湿度がH1(%)まで低下した時点で、制御手段
35は噴霧弁34をONする。
【0053】これにより、スプレーノズル32の噴出口
32aから噴出された霧は、送風手段22により送風さ
れる空気の流れに乗って加熱手段23と接触、一旦蒸発
し、蒸気となるため、内槽14内に細かい水の粒子をよ
り広く拡散させ、均一に衣類に湿気を与える。このと
き、水分が補給されるため、内槽14内に送風される空
気の湿度は高まる。
【0054】以降、湿度が例えば、H2(%)以上とな
るように、制御手段35は噴霧弁34を断続的にONさ
せ、図4に示すようにH2(%)〜H3(%)の範囲で
ON、OFFを繰り返し、乾燥の仕上げを行う。
【0055】このように本実施例によれば、スプレーノ
ズル32から噴出された霧は、送風手段22により送風
される空気の流れに乗って加熱手段23と接触、一旦蒸
発し、蒸気となるため、内槽14内により細かい水の粒
子が広く拡散され、より均一に内槽14内の衣類に湿気
を与えながら乾燥させることができるので、より均一に
衣類の過乾燥を抑制し、しわの固着を抑え、肌触りを良
くすることにより、衣類の仕上がり状態を向上させるこ
とができる。
【0056】また、湿度検知手段38により衣類全体の
乾燥度合いを測ることが可能となり、所定の値以下の湿
度となる常に適切な衣類全体の乾燥度合いに達してから
しか、制御手段35が噴霧弁34をONさせないので、
衣類に湿気を与えることによる乾燥時間の延長分を最低
限に抑えながらも、衣類の過乾燥を抑制し、しわの固着
を抑え、肌触りを良くすることにより、衣類の仕上がり
状態を向上させることができる。
【0057】また、湿度検知手段38により検知した空
気の湿度が所定の値以上となるように、制御手段35
は、噴霧弁34を断続的にONさせるようにしているの
で、衣類に与える湿気を安定した適切な量に保つことが
できる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、筐体内に支持した外槽と、前記外槽内に
回転自在に支持した内槽と、前記内槽を回転させる駆動
手段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段と、前記
送風手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、
前記内槽内に霧を噴出させるスプレーノズルを備えたの
で、乾燥行程においてスプレーノズルから噴出させた少
量の霧状の水により均一に内槽内の衣類に湿気を与えな
がら乾燥させることができ、薄物と厚物の衣類が混在し
ていたり、量が多いために衣類への温風接触が均一にな
りにくく、衣類間での乾燥速度が異なる場合でも、過乾
燥を抑制し、しわの固着を抑え、肌触りを良くすること
により、衣類の仕上がり状態を向上させることができ
る。
【0059】また、請求項2に記載の発明によれば、ス
プレーノズルと水道とを連結し、前記スプレーノズルは
水道圧力により水を霧化するように構成したので、スプ
レーノズル内の圧力を上げるためのポンプなど特別な手
段を必要とすることがなく、非常に簡単な構成で霧を噴
出させることができる。
【0060】請求項3に記載の発明によれば、スプレー
ノズルへの水の流入をON/OFFさせる噴霧弁を設け
たので、乾燥行程において任意のタイミングで霧を噴出
させることができ、例えば乾燥終了間際でのみ霧を噴出
させることで、衣類に湿気を与えることによる乾燥時間
の延長分を最低限に抑えながらも、衣類の過乾燥を抑制
し、しわの固着を抑え、肌触りを良くすることにより、
衣類の仕上がり状態を向上させることができる。
【0061】請求項4に記載の発明によれば、洗濯水の
外槽内への給水をON/OFFさせる給水弁を備え、噴
霧弁と前記給水弁を一体に形成したので、水道からの給
水口は1つだけとし、洗濯行程における給水と乾燥行程
における霧の噴出の切換えは、給水弁と噴霧弁のON/
OFFだけで行うことができ、簡単な水路構成とするこ
とができる。
【0062】請求項5に記載の発明によれば、スプレー
ノズルの噴出口を内槽内へ送風される空気の送風経路内
に設けたので、乾燥行程においてスプレーノズルから噴
出された霧は、送風手段により内槽内に送風される空気
の流れに乗って内槽内に広く拡散され、より均一に内槽
内の衣類に湿気を与えながら乾燥させることができるの
で、より均一に衣類の過乾燥を抑制し、しわの固着を抑
え、肌触りを良くすることにより、衣類の仕上がり状態
を向上させることができる。
【0063】請求項6に記載の発明によれば、スプレー
ノズルの噴出口を送風経路内において加熱手段の上流側
に設けたので、乾燥行程においてスプレーノズルから噴
出された霧は、送風手段により送風される空気の流れに
乗って加熱手段と接触、一旦蒸発し、蒸気となるため、
内槽内により細かい水の粒子が広く拡散され、より均一
に内槽内の衣類に湿気を与えながら乾燥させることがで
きるので、より均一に衣類の過乾燥を抑制し、しわの固
着を抑え、肌触りを良くすることにより、衣類の仕上が
り状態を向上させることができる。
【0064】請求項7に記載の発明によれば、噴霧弁を
ON/OFFさせる制御手段とスプレーノズルへの水の
流入流量を検知する流量検知手段とを備え、前記流量検
知手段により検知した流量に基づき、単位時間当たりの
噴霧量が一定となるように、前記制御手段は、前記噴霧
弁を断続的にONさせるようにしたので、例えば水道圧
力が一定でなく、流量が安定しないような場合でも、常
に最適な単位時間当たりの噴霧量を確保することができ
る。
【0065】請求項8に記載の発明によれば、噴霧弁を
ON/OFFさせる制御手段と衣類の量を検知する布量
検知手段とを備え、前記布量検知手段により検知した衣
類の量に応じて、単位時間当たりの噴霧量が可変可能と
なるように、前記制御手段は、前記噴霧弁を断続的にO
Nさせるようにしたので、例えば布量検知手段により検
知した衣類の量が多い場合には、単位時間当たりの噴霧
量も多くなるように、衣類の量が少ない場合には、単位
時間当たりの噴霧量も少なくなるように噴霧弁を断続的
にONさせるといったような制御ができるので、衣類の
量に応じた最適な単位時間当たりの噴霧量を確保するこ
とができる。
【0066】請求項9に記載の発明によれば、内槽内に
回転自在に取付けられて衣類を攪拌する攪拌翼と、前記
攪拌翼を回転させる駆動手段と、前記駆動手段を駆動
し、かつ噴霧弁をON/OFFさせる制御手段とを備
え、前記制御手段は前記噴霧弁をONしたとき、連動し
て前記攪拌翼が回転するように駆動手段を制御するよう
にしたので、衣類を上下に入れ替えながら霧を吹きつけ
ることができ、より均一に内槽内の衣類に湿気を与えな
がら乾燥させることができるので、より均一に衣類の過
乾燥を抑制し、しわの固着を抑え、肌触りを良くするこ
とにより、衣類の仕上がり状態を向上させることができ
る。
【0067】請求項10に記載の発明によれば、噴霧弁
をON/OFFさせる制御手段と内槽内に送風される空
気の湿度を検知する湿度検知手段とを備え、前記湿度検
知手段により検知した空気の湿度が所定の値以下になっ
た時点で、前記制御手段は、前記噴霧弁をONさせるよ
うにしたので、空気の湿度によって衣類全体の乾燥度合
いを測ることが可能となり、所定の値以下の湿度となる
衣類全体の乾燥度合いのところで、噴霧弁をONさせ、
霧を噴出させることで、衣類に湿気を与えることによる
乾燥時間の延長分を最低限に抑えながらも、衣類の過乾
燥を抑制し、しわの固着を抑え、肌触りを良くすること
により、衣類の仕上がり状態を向上させることができ
る。
【0068】請求項11に記載の発明によれば、噴霧弁
をON/OFFさせる制御手段と内槽内に送風される空
気の湿度を検知する湿度検知手段とを備え、前記湿度検
知手段により検知した空気の湿度が所定の値以上となる
ように、前記制御手段は、前記噴霧弁を断続的にONさ
せるようにしたので、衣類に与える湿気を安定した適切
な量に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の洗濯乾燥機の断面図
【図2】本発明の実施例3の洗濯乾燥機の断面図
【図3】本発明の実施例4の洗濯乾燥機の断面図
【図4】同洗濯乾燥機の乾燥の進行に伴う湿度の変化と
噴霧弁の状態を表す図
【図5】従来の洗濯乾燥機の断面図
【符号の説明】
11 筐体 13 外槽 14 内槽 15 攪拌翼 18 駆動手段 22 乾燥用送風機(送風手段) 23 ヒータ(加熱手段) 32 スプレーノズル 33 給水弁 34 噴霧弁 35 制御手段 36 布量検知手段 37 流量検知手段 38 湿度検知手段
フロントページの続き (72)発明者 松田 眞一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA14 AA16 AA17 BA09 CB07 CB49 CB52 CB55 FA22 HB05 KA02 KA18 KA29 LC02 MA02 MA05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に支持した外槽と、前記外槽内に
    回転自在に支持した内槽と、前記内槽を回転させる駆動
    手段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段と、前記
    送風手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、
    前記内槽内に霧を噴出させるスプレーノズルを備えた洗
    濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 スプレーノズルと水道とを連結し、前記
    スプレーノズルは水道圧力により水を霧化するように構
    成した請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 【請求項3】 スプレーノズルへの水の流入をON/O
    FFさせる噴霧弁を設けた請求項1又は2記載の洗濯乾
    燥機。
  4. 【請求項4】 洗濯水の外槽内への給水をON/OFF
    させる給水弁を備え、噴霧弁と前記給水弁を一体に形成
    した請求項3記載の洗濯乾燥機。
  5. 【請求項5】 スプレーノズルの噴出口を内槽内へ送風
    される空気の送風経路内に設けた請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の洗濯乾燥機。
  6. 【請求項6】 スプレーノズルの噴出口を送風経路内に
    おいて加熱手段の上流側に設けた請求項5記載の洗濯乾
    燥機。
  7. 【請求項7】 噴霧弁をON/OFFさせる制御手段と
    スプレーノズルへの水の流入流量を検知する流量検知手
    段とを備え、前記流量検知手段により検知した流量に基
    づき、単位時間当たりの噴霧量が一定となるように、前
    記制御手段は、前記噴霧弁を断続的にONさせる請求項
    3〜6のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  8. 【請求項8】 噴霧弁をON/OFFさせる制御手段と
    衣類の量を検知する布量検知手段とを備え、前記布量検
    知手段により検知した衣類の量に応じて、単位時間当た
    りの噴霧量が可変可能となるように、前記制御手段は、
    前記噴霧弁を断続的にONさせる請求項3〜7のいずれ
    か1項に記載の洗濯乾燥機。
  9. 【請求項9】 内槽内に回転自在に取付けられて衣類を
    攪拌する攪拌翼と、前記攪拌翼を回転させる駆動手段
    と、前記駆動手段を駆動し、かつ噴霧弁をON/OFF
    させる制御手段とを備え、前記制御手段は前記噴霧弁を
    ONしたとき、連動して前記攪拌翼が回転するように駆
    動手段を制御する請求項3〜8のいずれか1項に記載の
    洗濯乾燥機。
  10. 【請求項10】 噴霧弁をON/OFFさせる制御手段
    と内槽内に送風される空気の湿度を検知する湿度検知手
    段とを備え、前記湿度検知手段により検知した空気の湿
    度が所定の値以下になった時点で、前記制御手段は、前
    記噴霧弁をONさせる請求項3〜9のいずれか1項に記
    載の洗濯乾燥機。
  11. 【請求項11】 噴霧弁をON/OFFさせる制御手段
    と内槽内に送風される空気の湿度を検知する湿度検知手
    段とを備え、前記湿度検知手段により検知した空気の湿
    度が所定の値以上となるように、前記制御手段は、前記
    噴霧弁を断続的にONさせる請求項3〜10のいずれか
    1項に記載の洗濯乾燥機。
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