JP2003299644A - コンピュータ断層撮影装置 - Google Patents

コンピュータ断層撮影装置

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JP2003299644A
JP2003299644A JP2002108775A JP2002108775A JP2003299644A JP 2003299644 A JP2003299644 A JP 2003299644A JP 2002108775 A JP2002108775 A JP 2002108775A JP 2002108775 A JP2002108775 A JP 2002108775A JP 2003299644 A JP2003299644 A JP 2003299644A
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大雅 後藤
Yasushi Miyazaki
宮崎  靖
Hiroto Kokubu
博人 國分
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間分解能を犠牲にすることでサンプリング
数不足によるアーチファクト発生を低減すると共に、ノ
イズ量を低減し、空間分解能を向上したコンピュータ断
層撮影装置を提供する。 【解決手段】 先行する放射線源の周方向のサンプリン
グ位置とこれに続く放射線源の周方向のサンプリング位
置とを周方向にずらすサンプリング調整手段17を設
け、n回転で1断面画像を取得する場合、1回転当たり
のサンプリング数を(整数十1/n)にすることによ
り、2回転で1断面画像を取得する場合には2回転目の
サンプリング位置が1回転目におけるサンプリング位置
の中間位置となるようにしてサンプリング密度を高め
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体の断層撮影
像を撮影可能なコンピュータ断層撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】単一列の検出器を用いた第三世代方式の
単一列検出器型X線コンピュータ断層撮影装置(以下、
SDCTと称す)では、X線などの放射線を被検体に照
射する前にコリメータにより放射線照射領域を任意幅に
制限することで、断層撮影像のスライス厚が決定される
のに対して、周回軸方向に複数の検出器列を配置した多
列検出器型X線コンピュータ断層撮影装置(以下、MD
CTと称す)では、検出器の体軸方向の素子幅によって
スライス厚が決定される。このMDCTにおいて生成さ
れる体軸分解能および空間分解能を向上させるための1
つの方法としては、検出器の体軸方向およびチャンネル
方向の素子サイズを小さくする方法がある。しかし、素
子サイズを小さくするためには、相応の加工精度が必要
であり、1mm程度が限界である。また、素子サイズを
小さくするためには、素子を分割するセパレータが必要
であるが、このセパレータにより入射線量が低下し線量
不足によるノイズが増加して照射放射線の使用効率が低
下する。
【0003】これまでに、MDCTにおいて生成される
断層撮影像の空間分解能を向上させるために、検出器を
チャンネル方向に1/4チャンネル分シフトさせ対向デ
ータとのビーム経路をずらし、サンプリング密度を2倍
にするクウォーター・オフセットといった技術が一般化
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンピュータ断層撮影装置では、このクウォーター・オ
フセットを用いることで、より高分解能な画像を得るこ
とができるが、耳小骨等の微小構造物を診断する場合に
は不足しており、更なる空間分解能の向上が望まれてい
る。また、放射線源を寝台上の被検体に対して回転させ
るとき、その回転方向での1回転当たりのサンプリング
数が多い程画質は向上し、少ない場合には再構成画像上
に細かな直線上のアーチファクトを生ずることが一般的
に知られている。一方、現在のX線CT装置において、
放射線源の1回転当たりに要する時間であるスキャン速
度は1sec/rotをきり、0.5sec/rotに
達しようとしている。今後は、このスキャン速度が0.
3sec/rot、0.1sec/rotと高遠化が進
むと考えられる。スキャン速度の向上に伴い単位時間当
たりに得られるデータ量も飛躍的に向上すると考えら
れ、0.1sec/rotでは1sec/rotの10
倍のデータ量となり、データ転送速度の問題が生ずると
考えられる。このため、0.1sec/rotでは放射
線源の1回転当たりのサンプリング数が十分に得られな
い可能性がある。
【0005】しかも、再構成された画像におけるノイズ
量は、1枚あたりに使用される投影データの実効的な放
射線照射線量に依存し、放射線照射量が多い程にノイズ
量は低下する。ここで、スキャン速度が向上した場合に
は、単位時間当たりに照射する放射線量が低下するため
ノイズが増加すると考えられ、ノイズ量の増加を抑制す
るためには放射線源の容量を大きくし、単位時間当たり
に照射する放射線照射量を増加させる必要がある。しか
しながら、放射線源の大容量化はコスト増につながり、
また放射線源および放射線冷却装置の大型化にもつなが
ってしまう。
【0006】また、当初、二次元平面で得ていた画像も
現在では三次元化しており、今後は、これに時間軸を加
えた四次元画像の取得へと向かっている。この四次元画
像では、同一部位を複数回撮影することで時間方向への
変化を診断することができる。これはX線CT装置にお
いて、スキャン速度の向上により時間分解能が向上した
こと、検出器の多列化により一度に得られるデータ量が
増加したことにより可能となった。また、現在、フルオ
ロスコピーと呼ばれる同一部位における経時的な変化を
観察する手法がある。このフルオロスコピーおよび四次
元画像を取得する場合、同一部位を複数回撮影する際
に、1回転目および2回転目では位相方向に同一位置で
サンプリングを行っており、複数回撮影するにも拘わら
ずノイズ以外の画質向上は望めない。また、平面検出器
やCCDを使用したCT装置では、検出器特性により単
位時間当たりに得られるサンプリング数が低いため、ス
キャン速度を向上することができない。
【0007】本発明の目的は、時間分解能を犠牲にする
ことでサンプリング数不足によるアーチファクト発生を
低減すると共に、ノイズ量を低減し、空間分解能を向上
したコンピュータ断層撮影装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明は上記目的を達成するために、放射線を照射可能な放
射線源と、この放射線源を回転させるとき上記放射線源
からの放射線を上記寝台上の被検体に制限して照射する
制限手段と、被検体を透過した放射線を検出する放射線
検出器と、上記放射線源の周方向サンプリング位置で上
記放射線検出器から検出した投影データから被検体の断
層撮影像を作成する演算装置とを備えたコンピュータ断
層撮影装置において、先行する上記放射線源の周方向の
サンプリング位置とこれに続く上記放射線源の周方向の
サンプリング位置とを周方向にずらすサンプリング調整
手段を有することを特徴とする。
【0009】このような本発明のコンピュータ断層撮影
装置によれば、複数回転で1断面画像を取得する場合、
1回転目と2回目のサンプリング位置を周方向にずらす
サンプリング調整手段を設けているため、2回転目のサ
ンプリング位置が1回転目におけるサンプリング位置と
異なることになり、サンプリング密度が高められ、スキ
ャン速度が向上し十分なサンプリング数が得られない場
合においても、発生するアーチファクトを低減すること
ができ、一度の撮影において高時間分解能の画像を取得
でき、同時に、時間分解能を犠牲にして高画質な画像を
作成することも可能となる。
【0010】また請求項2に記載した本発明は上記目的
を達成するために、請求項1に記載の上記サンプリング
調整手段で、上記放射線源の1回転当たりのサンプリン
グ数を、n回転で1断面の断層撮影像を取得するとき、
上記放射線源の周方向での一回転当たり(整数+1/
n)に設定したことを特徴とする。
【0011】このような本発明のコンピュータ断層撮影
装置によれば、n回転で1断面画像を取得する場合、1
回転当たりのサンプリング数を(整数十1/n)にする
ことにより、2回転で1断面画像を取得する場合には2
回転目のサンプリング位置が1回転目におけるサンプリ
ング位置の中間位置となり、約2倍のサンプリング密度
を得ることが可能となって同様に目的を達成することが
できる。
【0012】また請求項3に記載した本発明は上記目的
を達成するために、請求項1に記載の上記サンプリング
調整手段を、上記放射線源の周方向の回転速度を変更可
能な回転速度調整手段で構成したことを特徴とする。
【0013】このような本発明によるコンピュータ断層
撮影装置によれば、放射線源の回転速度を変更するだけ
で、先行する上記放射線源の周方向のサンプリング位置
とこれに続く上記放射線源の周方向のサンプリング位置
とを周方向にずらすことが可能になり、同様に目的を達
成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は、本発明の一実施の形態に
よるコンピュータ断層撮影装置の外観図である。撮影用
に用いるスキャナ1と、被検体を載せて移動するための
寝台2と、マウスやキーボードなどで構成されて寝台2
の移動速度情報や再構成位置などの計測再構成パラメー
タを入力するための入力装置3と、多列の放射線検出器
4から得られたデータを処理する演算装置5と、再構成
画像を表示する表示装置6などを備えて構成している。
【0015】図1は、上述したコンピュータ断層撮影装
置のブロック構成図である。ここでコンピュータ断層撮
影装置は、そのスキャン方式がローテート−ローテート
方式(第三世代)であり、大きくはスキャナ1と操作ユ
ニット7で構成されている。スキャナ1は、X線発生装
置8、高圧スイッチングユニット9、高電圧発生装置1
0、X線制御装置11等で構成した放射線源と、被検体
を搭載する寝台2と、被検体を挟んで放射線源に対向し
た放射線検出器4と、放射線源と被検体間に配置したコ
リメータ12をコリメータ制御装置13によって制御す
るように構成した制限手段と、被検体の外周に位置する
スキャナ1を周方向に回転する駆動装置14およびスキ
ャナ制御装置15と、放射線検出器4で検出した放射線
を電流に変換して増幅し投影データ信号として演算装置
5に入力するプリアンプ16と、このプリアンプ16内
に位置する放射線源の回転毎のサンプリング位置を決定
するデータ収集装置や後述するその他の手段によって構
成されて先行する放射線源の周方向のサンプリング位置
とこれに続く放射線源の周方向のサンプリング位置とを
周方向にずらすサンプリング調整手段17と、これらを
制御する中央制御装置18などで構成されている。
【0016】操作ユニット7における入力装置3から撮
影条件つまり寝台移動速度、管電流、管電圧、スライス
位置、ビュー数、撮影回転数など、また再構成条件(再
構成アルゴリズム)を入力すると、その指示に基づいて
撮影に必要な制御信号が中央制御装置18からX線制御
装置11、寝台制御装置19およびスキャナ制御装置1
5に送られ、撮影スタート信号を受けて撮影が開始され
る。撮影が開始されるとX線制御装置11により高電圧
発生装置10に制御信号が送られ、高圧スイッチングユ
ニット9を介して高電圧がX線発生装置8に印加され、
このX線発生装置8からX線等の放射線が被検体へ照射
される。これと同時に、スキャナ制御装置15から駆動
装置14に制御信号が送られ、X線発生装置8、放射線
検出器4およびプリアンプ16などが被検体の外周を周
方向に回転する。
【0017】一方、寝台制御装置19により被検体を乗
せた寝台2は円軌道スキャン時には静止状態、また螺旋
軌道スキャン時にはX線発生装置8等の周軸方向に平行
移動する。このとき平行移動する寝台2の移動速度は寝
台移動計測装置20によって計測されて演算装置5へ入
力される。X線発生装置8から照射した放射線は、コリ
メータ12により照射領域を制限し、被検体内の各組織
で吸収もしくは減衰されて放射線検出器4で検出され
る。この放射線検出器4で検出された放射線は、電流に
変換され、プリアンプ16で増幅されて投影データ信号
として演算装置5に入力される。演算装置5に入力され
た投影データ信号は、入力装置3により入力されたビュ
ー数を基に演算装置5内の再構成演算装置21で再構成
処理され、画像処理装置22で処理した再構成画像を記
憶装置23に保存すると共に、表示装置6に断層撮影像
として表示する。
【0018】図3は、上述したコンピュータ断層撮影装
置のサンプリング調整手段17が作動しない状態におけ
るサンプリング位置を示す平面図である。ここでは、放
射線源の周方向での一回転当たり8ビューとしている
が、このサンプリング位置S1〜S8が整数であるた
め、続く二回転目のサンプリング位置も全く同じであ
る。
【0019】これに対してサンプリング調整手段17が
作動すると、図4に示すようにn回転で1断面画像を取
得する場合、放射線源の周方向での一回転当たり(整数
+1/n)ビュー、図示では7.5ビューとしているた
め、先行する回転ではサンプリング位置はS1〜S8で
あるのに対して、続く回転ではサンプリング位置はS9
〜S15であり、両者は一致せずにずれた位置で計測さ
れることになる。従って、放射線源の周方向における続
く回転においてサンプリング位置が一致しないようにビ
ュー数を決定することで、データサンプリングを高密度
化することが可能となる。
【0020】ここで、放射線源の1回転当たりのビュー
数は、1断面を撮影する回転数に応じて例えば入力装置
3からサンプリング調整手段17に対して条件を与えて
変更することが望ましい。また、先行する放射線源の周
方向のサンプリング位置とこれに続く放射線源の周方向
のサンプリング位置とを周方向にずらすサンプリング調
整手段17とすれば良いが、2回転分の撮影データを用
いて断層撮影像を作成する場合には、2回転で整数ビュ
ーとなるようにするのが望ましい。具体的には、1回転
分の撮影データが1000ビューで断層撮影像を作成す
るのに対し、2回転分のデータで断層撮影像を作成する
場合には2回転分のビュー数の合計が整数となるに、例
えば1回転当たり999.5ビューといった値にするの
が望ましい。同様に、4回転分の撮影データを用いて断
層撮影像を作成する場合には、4回転で整数ビューとな
るようにするのが望ましい。具体的には、1回転分の撮
影データが1000ビューで断層撮影像を作成するのに
対し、4回転分のデータで断層撮影像を作成する場合に
は4回転分のビュー数の合計が整数となるに、例えば1
回転当たり999.25ビューといった値にするのが望
ましい。
【0021】このビュー数は自動的に決定されるように
するのが望ましいが、入力装置3から手動で入力してサ
ンプリング調整手段17から調整するようにしてもよい
し、サンプリング調整手段17を操作ユニット7側に設
けて画像再構成アルゴリズムに応じて変更するようにし
てもよい。
【0022】このように先行する放射線源の周方向のサ
ンプリング位置とこれに続く放射線源の周方向のサンプ
リング位置とを周方向にずらすサンプリング調整手段1
7を設けたコンピュータ断層撮影装置としたため、より
具体的には、n回転で1断面画像を取得する場合、1回
転当たりのサンプリング数を(整数十1/n)にするこ
とにより、2回転で1断面画像を取得する場合には2回
転目のサンプリング位置が1回転目におけるサンプリン
グ位置の中間位置となる。従って、従来では1回転10
00ビュー撮影していた場合には、2回転撮影しても1
000ビュー分のサンプリング密度であるが、1回転あ
たり999.5ビューとすることで2回転撮影した場合
に1999ビューのサンプリング密度を得ることが可能
となる。このため、スキャン速度が向上し十分なサンプ
リング数が得られない場合においても、発生するアーチ
ファクトを低減することが可能である。つまり、従来の
ように整数ビューで撮影した場合では、スキャン速度が
低速で撮影した場合には十分なサンプリング数が得られ
る代わりに高分解能画像を得ることはできず、スキャン
速度が向上した場合には高時間分解能の画像は得られる
がアーチファクトが発生するのに対し、上述したコンピ
ュータ断層撮影装置では、スキャン速度が向上した場合
において一度の撮影において高時間分解能の画像を取得
でき、同時に、時間分解能を犠牲にして高画質な画像を
作成することも可能である。
【0023】上述した実施の形態では、1断面画像を放
射線源のn回転で取得する場合、サンプリング調整手段
17によって放射線源の1回転当たりのサンプリング数
を(整数+1/n)としたが、サンプリング調整手段1
7は、放射線源を周方向に回転駆動する駆動装置14の
回転速度を変更する回転速度調整手段として構成しても
よい。この回転速度調整手段であるサンプリング調整手
段17は、1断面画像を放射線源の2回転で取得する場
合、放射線源の一回転目におけるサンプリング位置が図
4のS1〜S8となるように駆動装置14で放射線源の
回転速度を制御し、二回転目におけるサンプリング位置
が図4のS9〜S15となるように駆動装置14で放射
線源の回転速度を制御すると、上述した実施の形態の場
合とほぼ同様の効果を得ることができる。また検出器素
子が検出器中心に対して予め設定されたオフセット量に
応じて左右非対称に配列して対向データとビーム経路が
異なるようにしてもよく、予め設定されたオフセット量
は、整数+1/4チャンネル(クウォータ・オフセッ
ト)でもよく、放射線源の1回転当たりのサンプリング
数(ビュー数)や検出器形状や1断面画像を取得するの
に使用する回転数に依存するようにしてもよい。
【0024】尚、上述した実施の形態では、多列検出器
型三次元断層装置を用いているが、これに限定されず、
単一列検出器型断層装置に対しても適用可能であるのは
言うまでもない。また、本実施の形態ではX線CT装置
として説明したが、ガンマ線や中性子線や陽電子や電磁
エネルギーや光を用いた断層撮影装置にも適用可能であ
る。X線の代わりに光ビームを用いたイマトロンCT装
置では。、時間分解能は高いが十分な線量が得られずノ
イズが多くなる傾向にある。しかし、上述したように1
回転目と2回転目におけるサンプリング位置をサンプリ
ング調整手段17によってずらすことで同一部位を複数
回撮影した場合に高分解能で低ノイズな画像を取得する
ことが可能となる。スキャン方式も第一世代、第二世
代、第三世代、第四世代といずれの方式かに限定される
ものではなく、X線源を複数搭載した多管球CT装置や
ドーナツ型管球CT装置に対しても使用することが可能
である。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように本発明のコンピュ
ータ断層撮影装置によれば、1断面画像を作成するため
に放射線源を被検体の周囲で複数周回転させて撮影する
場合、サンプリング位置をずらすことで、簡単な構成で
サンプリング密度を高めて従来の場合よりもより空間分
解能の向上した良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるコンピュータ断層
撮影装置のブロック構成図である。
【図2】図1に示したコンピュータ断層撮影装置の外観
図である。
【図3】図1に示したコンピュータ断層撮影装置のサン
プリング調整手段が作動しない状態でのサンプリング位
置を示す平面図である。
【図4】図1に示したコンピュータ断層撮影装置のサン
プリング調整手段が作動した状態でのサンプリング位置
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 寝台 4 放射線検出器 5 演算装置 8 X線発生装置 14 駆動装置 16 プリアンプ 17 サンプリング調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 國分 博人 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 Fターム(参考) 4C093 AA22 CA02 CA06 CA13 EB21 FA34

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線を照射可能な放射線源と、この放
    射線源を回転させるとき上記放射線源からの放射線を上
    記寝台上の被検体に制限して照射する制限手段と、被検
    体を透過した放射線を検出する放射線検出器と、上記放
    射線源の周方向サンプリング位置で上記放射線検出器か
    ら検出した投影データから被検体の断層撮影像を作成す
    る演算装置とを備えたコンピュータ断層撮影装置におい
    て、先行する上記放射線源の周方向のサンプリング位置
    とこれに続く上記放射線源の周方向のサンプリング位置
    とを周方向にずらすサンプリング調整手段を有すること
    を特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記サン
    プリング調整手段は、上記放射線源の1回転当たりのサ
    ンプリング数を、n回転で1断面の断層撮影像を取得す
    るとき、上記放射線源の周方向での一回転当たり(整数
    +1/n)としたことを特徴とするコンピュータ断層撮
    影装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記サン
    プリング調整手段は、上記放射線源の周方向の回転速度
    を変更可能な回転速度調整手段で構成したことを特徴と
    するコンピュータ断層撮影装置。
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