JP2003297991A - 冷却モジュール - Google Patents

冷却モジュール

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JP2003297991A JP2002102323A JP2002102323A JP2003297991A JP 2003297991 A JP2003297991 A JP 2003297991A JP 2002102323 A JP2002102323 A JP 2002102323A JP 2002102323 A JP2002102323 A JP 2002102323A JP 2003297991 A JP2003297991 A JP 2003297991A
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伸二 吉田
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浩二 吉岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の発熱部品の温度を下げるために、
ファンと、これで強制冷却される放熱板を持つ冷却モジ
ュールが用いられているが、冷却が十分ではなく、ま
た、放熱板の支持棒がケーシングの吹き出し口に位置す
るものは、風の吹き出しが弱くなって放熱板の熱交換作
用が低下する。 【解決手段】 冷却モジュール本体におけるケーシング
9内に、ファンの外側において水平方向に配置され、か
つ、互いに間隔をもって積層された複数の放熱板12を
備えた構成であって、ケーシング9内の吹き出し口10
を設けた側と異なる側方に熱伝導性材料よりなる放熱ブ
ロック基体15を設け、放熱ブロック基体15に発熱部
品19からの熱を伝送するヒートパイプ17を熱的に結
合させ、放熱ブロック基体15が複数の放熱板12の端
部と熱的に結合するようにするとともに、複数の放熱板
12を支持した構成の冷却モジュールとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は。パーソナルコンピ
ュータ、その他の電子機器等におけるIC、LSI、M
PU等の半導体装置や電子部品、すなわち発熱部品の冷
却に用いる冷却モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】図13に従来の冷却モジュールの斜視
図、図14に同冷却モジュールにおけるヒートパイプの
断面図、図15と図16に同冷却モジュールの断面図、
図17に同冷却モジュールの内部平面図である。
【0003】一般に電気機器、たとえば、多機能、高性
能のパーソナルコンピュータ等の小型の電子機器には、
機能部品としてIC、LSI、MPU等を用いている
が、たとえばMPU等は発熱し、約90℃以上になると
熱破壊したり、近傍の他の部品への熱的な障害を起こす
という問題がある。このようなことから、MPU等に冷
却装置を付設し、MPU等で発生する熱を放熱して機器
の安全を図るようにしている。
【0004】前記冷却装置としては小型なものが要望さ
れており、放熱フィンをもつ通常の冷却モジュールでは
十分な冷却ができない。したがって、図13に示すよう
に導熱材料であるアルミダイカストよりなり、かつ、内
部にファン1および放熱板2を備えた扁平な冷却モジュ
ールのケーシング3に導熱部材4を設け、導熱部材4を
MPU等の発熱部品5に接合し、発熱部品5の熱を導熱
部材4を介してケーシング3および放熱板2に伝え、前
記ケーシング3および放熱板2をフアン1の回転で生じ
る風で強制熱交換して放熱冷却するようにしている。
【0005】また、伝熱部材としてヒートパイプ6を用
いた冷却モジュールも開発されてきている。なお、前記
のヒートパイプは、周知のことであるが図14のように
銅などの熱伝導性のよい金属よりなるパイプ6a内に毛
管部6bを設けるとともに液体を封入して構成されてい
る。そして、ヒートパイプ6は一端部で受熱して内部の
液体を気化してこれを延長部に送り、延長部でケーシン
グ3および放熱板2に熱を逃がすことで気体を液体に戻
し、この液体を毛管部6bを介して受熱する一端部に送
るという動作をするもので、この一連の動作で熱交換作
用が得られ、より大きな冷却作用で発熱部品5の熱を有
効に放熱する。
【0006】前記の冷却モジュールにおいて、図15に
示すように伝熱部材4あるいはヒートパイプ6はケーシ
ング3の底面の溝に嵌め込んでケーシング3と熱的結合
させてあり、また、図16に示すように放熱板2の支持
棒7の端部に接するようにして放熱板2との熱的結合を
図っている。
【0007】また、複数の放熱板2は、各放熱板2間に
風の流通間隙を形成するように複数の支持棒7で支持さ
れた構成となっている。そして一部の支持棒7はケーシ
ング3における吹き出し口8に位置した構成となってい
る。図17は、複数の支持棒7の位置関係を示してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近来のノー
ト型パーソナルコンピュータ等は、画像処理等のために
MPU等における使用周波数がきわめて高くなっている
ことから、高い温度の発熱をするようになってきてお
り、前記の冷却モジュールにおいては十分に冷却するこ
とができにくい。そして、伝熱部材5、あるいはヒート
パイプ6が冷却モジュールのケーシングの外側に形成し
た溝に嵌めこまれて熱結合する構造であるので、全体と
しての熱交換がよくなく、画像処理等のために高い周波
数を扱うMPU等の発熱部品の温度を大きく下げること
ができない。また、放熱板の支持棒がケーシングの吹き
出し口に位置することから、ファンの風の吹き出し抵抗
となり、風の吹き出しが弱くなって放熱板の熱交換作用
が低下するという問題がある。
【0009】本発明は前記従来の問題に留意し、放熱板
の熱交換性能能を向上させ、冷却効果の高い冷却モジュ
ールを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、冷却モジュール本体におけるケーシング内
に、ファンの外側において水平方向に配置され、かつ、
互いに間隔をもって積層された複数の放熱板を備えた構
成であって、前記ケーシング内の吹き出し口を設けた側
と異なる側方に熱伝導性材料よりなる放熱ブロック基体
を設け、前記放熱ブロック基体に発熱部品からの熱を伝
送する伝熱部材を熱的に結合させ、放熱ブロック基体が
複数の放熱板の端部と熱的に結合するようにするととも
に、複数の放熱板を支持した構成の冷却モジュールとす
る。
【0011】本発明によれば、冷却モジュールのケーシ
ングおよび放熱板に対して熱の伝導がよく、また、ファ
ンの風の吹き出し抵抗も少なく、全体としての熱交換が
よくなるものであり、画像処理等のために高い周波数を
扱うMPU等の発熱部品であっても、その温度を大きく
下げて熱破壊を防止することができることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、一側面に吹き出し口をもつケーシング内にファンを
収容し、ファンの外側において水平に配置され、かつ、
互いに間隔をもって積層された複数の放熱板を備えた冷
却モジュールであって、ケーシング内の吹き出し口を設
けた側と異なる側方に熱伝導性材料よりなる放熱ブロッ
ク基体を設け、放熱ブロック基体に発熱部品からの熱を
伝送する伝熱部材を熱的に結合させ、放熱ブロック基体
が複数の放熱板の端部を熱的結合および支持した構成の
冷却モジュールであり、発熱部品の熱は冷却モジュール
のケーシングおよび放熱板に対してよく伝導されるとと
もに、ファンの風は抵抗が少なくして放熱板に当たり、
全体としての熱交換を向上させるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の冷却モジュールにおいて、放熱板を熱的結合
および支持する放熱ブロック基体は複数個であって、そ
れぞれケーシング内の吹き出し口を設けた側と異なる側
方に設けた構成としたものであり、複数の放熱ブロック
基体から放熱板に有効に熱拡散することができ、ファン
の風は抵抗が少なくふき出され、放熱板においての熱交
換が向上するという作用を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の冷却モジュールにおいて、放熱板を熱的結合
および支持する放熱ブロック基体は2個であって、放熱
板の両端を熱的結合および支持する構成としたものであ
り、熱の伝導を受ける放熱板が放熱ブロック基体で安定
して支持されるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載の冷却モジュールにおいて、放熱板は、ファン
の外周の全部または一部を囲む形状に形成され、一部が
吹き出し口部に位置するようにように配置された構成と
したものであり、放熱板にファンの風が効果的に当た
り、放熱板においての熱交換が向上するという作用を有
する。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載の冷却モジュールにおいて、放熱板は、コ字状
あるいはU字状に形成された構成としたものであり、フ
ァンの外側の大部分を放熱板が囲むことから、放熱板に
おいての熱交換がよくなるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
5に記載の冷却モジュールにおいて、放熱板は、L字状
あるいはJ字状に形成された構成としたものであり、同
じくファンの外側の大部分を放熱板が囲むことから、放
熱板においての熱交換がよくなるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1または4に記載の冷却モジュールにおいて、ファンの
外側に水平に配置された放熱板は、分割された板片より
なり、各板片の端部を放熱ブロック基体に熱的結合およ
び支持する構成としたものであり、分割した放熱板を各
放熱ブロック基体に取付けて放熱ブロックが構成される
ことになるので、放熱ブロックが作り易く、また、組み
込みが容易になるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
4〜7のいずれかに記載の冷却モジュールにおいて、放
熱ブロック基体に熱的結合および支持され、かつ、互い
に間隔をもって積層された複数の放熱板は、それぞれの
非結合側の先端までの長さを異ならせた構成としたもの
であり、複数の放熱板の非結合側先端部における風きり
音が小さく、騒音特性がよくなるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
8に記載の冷却モジュールにおいて、放熱ブロック基体
に熱的結合および支持され、かつ、互いに間隔をもって
積層された複数の放熱板は、それぞれの非結合側の先端
部が千鳥状もしくは一定度合いで変化するように、それ
ぞれの非結合側の先端部までの長さを異ならせた構成と
したものであり、同じく複数の放熱板の非結合側先端部
における風きり音が小さく、騒音特性がよくなるという
作用を有する。
【0021】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項4〜9いずれかに記載の冷却モジュールにおいて、放
熱板は、その端部を放熱ブロック基体に形成した溝に挿
入し、放熱ブロック基体の溝部を側方より押しかしめて
放熱ブロック基体に取付けられた構成としたものであ
り、放熱板が確実に伝熱基体に取付けられるとともに、
熱的結合が良好になるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項4〜10のいずれかに記載の冷却モジュールにおい
て、放熱板は、その端部を放熱ブロック基体に形成した
溝に挿入し、放熱ブロック基体の溝部間を押し拡げかし
めて放熱ブロック基体に取付けられた構成としたもので
あり、同じく放熱板が確実に放熱ブロック基体に取付け
られるとともに、熱的結合が良好になるという作用を有
する。
【0023】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項4〜9のいずれかに記載の冷却モジュールにおいて、
放熱板は、その端部を放熱ブロック基体に形成した溝に
挿入し、はんだ付けによって放熱ブロック基体に取付け
られた構成としたものであり、同じく放熱板が確実に放
熱ブロック基体に取付けられるとともに、熱的結合が良
好になるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
項12に記載の冷却モジュールにおいて、放熱板は、そ
の端部に折り曲げ座片を有し、折り曲げ座片を放熱ブロ
ック基体にはんだ付けによって取付けられた構成とした
ものであり、同じく放熱板が確実に伝熱基体に取付けら
れるとともに、熱的結合が良好になるという作用を有す
る。
【0025】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
項4〜13のいずれかに記載の冷却モジュールにおい
て、放熱板は、先端部に折り曲げによって形成されたピ
ッチ保持片を有し、ピッチ保持片によって積層された各
放熱板の間隔を保持した構成としたものであり、積層さ
れた複数の放熱板は確実にファンの風の流通間隙を維持
するという作用を有する。
【0026】本発明の請求項15に記載の発明は、請求
項4〜13のずれかに記載の冷却モジュールにおいて、
放熱板は、一方の面にかしめによって形成されたピッチ
保持凸部を有し、ピッチ保持凸部によって積層された各
放熱板の間隔を保持した構成としたものであり、同じく
積層された複数の放熱板は確実にファンの風の流通間隙
を維持するという作用を有する。
【0027】本発明の請求項16に記載の発明は、請求
項4〜13のいずれかに記載の冷却モジュールにおい
て、放熱板は、一方の面にバーリングまたは絞りによっ
て形成されたピッチ保持短筒を有し、ピッチ保持短筒に
よって積層された各放熱板の間隔を保持した構成とした
ものであり、同じく積層された複数の放熱板は確実にフ
ァンの風の流通間隙を維持するという作用を有する。
【0028】本発明の請求項17に記載の発明は、請求
項16に記載の冷却モジュールにおいて、各放熱板の各
ピッチ保持短筒を同軸上に位置させ、各ピッチ保持短筒
に共通のピンを挿入して積層された各放熱板の間隔を保
持した構成としたものであり、同じく積層された複数の
放熱板は確実にファンの風の流通間隙を維持するという
作用を有する。
【0029】本発明の請求項18に記載の発明は、請求
項1に記載の冷却モジュールにおいて、放熱ブロック基
体に熱的に結合する伝熱部材を、ヒートパイプとした構
成としたものであり、発熱部品の熱はヒートパイプによ
り有効に放熱ブロック基体、ケーシング、放熱板に伝え
られ、冷却が向上するという作用を有する。
【0030】本発明の請求項19に記載の発明は、請求
項1または18に記載の冷却モジュールにおいて、放熱
ブロック基体に熱的に結合する伝熱部材は、発熱部品の
熱を受ける受熱部を先端部に熱的に結合している構成と
したものであり、発熱部品の熱は効果的に伝熱部材ある
いはヒートパイプに伝えられるという作用を有する。
【0031】本発明の請求項20に記載の発明は、請求
項1、18、19のいずれかに記載の冷却モジュールに
おいて、放熱ブロック基体に熱的に結合する伝熱部材は
複数個備えられ、複数の発熱部品の熱を一つまたは複数
の放熱ブロック基体に伝熱するようにした構成としたも
のであり、複数の発熱部品がある場合でも、その熱を放
熱ブロック基体、ケーシング、放熱板に伝えられて冷却
できるという作用を有する。
【0032】本発明の請求項21に記載の発明は、請求
項1、18、19、20のいずれかに記載の冷却モジュ
ールにおいて、伝熱部材は、放熱ブロック基体の結合用
孔に串刺し状に差し込まれて放熱ブロック基体に取付け
および熱的に結合した構成としたものであり、伝熱部材
の基部全体が放熱ブロック基体の孔に嵌まって結合面積
を大きくして熱的結合をよくするとともに、機械的な結
合も確実にするという作用を有する。
【0033】本発明の請求項22に記載の発明は、請求
項1に記載の冷却モジュールにおいて、ケーシングは、
熱伝導性材料によって形成され、放熱ブロック基体と熱
的に結合した構成としたものであり、放熱板以外に冷却
モジュールのケーシングも放熱に寄与することから、そ
の冷却が有効に行われるという作用を有する。
【0034】本発明の請求項23に記載の発明は、請求
項1または22に記載の冷却モジュールにおいて、ケー
シングは、ファンと放熱ブロック基体と放熱板を覆う蓋
板を有し、少なくともその一側壁が放熱ブロック基体に
よって形成された構成としたものであり、ケーシングの
構造が簡単になるとともに、ケーシングへのファンや放
熱ブロックの組み込みが容易になるという作用を有す
る。
【0035】本発明の請求項24に記載の発明は、請求
項1に記載の冷却モジュールにおいて、ケーシングは、
電子機器の筐体によって形成された構成としたものであ
り、冷却モジュールの構成が簡単になるという作用を有
する。
【0036】本発明の請求項25に記載の発明は、請求
項1に記載の冷却モジュールにおいて、ケーシングは、
その一部が電子機器の筐体によって形成された構成とし
たものであり、同じく電子機器の筐体の構成が簡単にな
るという作用を有する。
【0037】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。
【0038】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における冷却モジュールの平面図、図2は、同冷
却モジュールの断面図、図3は、同冷却モジュールにお
ける放熱ブロックの平面図、図4は、同放熱ブロックの
斜視図である。
【0039】この実施の形態1の冷却モジュールは、図
1〜図4に示すように熱導電性のよいアルミなどの金属
よりなるケーシング9を備えている。このケーシング9
は比較的に偏平な形状に形成されており、一側面に吹き
出し口10をもち、内部にはモータ(図示せず)および
羽根車よりなるファン11を収容しており、また、ファ
ン11の外側には、前記ファン11の大部分を囲むアル
ミなどよりなる複数の放熱板12を、互いに間隔をもっ
て積層させて水平に配置させている。なお、この放熱板
12の一部は吹き出し口10部に位置している。そし
て、ケーシング9の上部には吸込み口13をもつアルミ
などよりなるカバー14を接合している。
【0040】前記ケーシング9内における吹き出し口1
0側と異なる側方には、熱伝導性材料よりなる長尺状の
放熱ブロック基体15を、ケーシング9と熱的に結合す
るように設けてあり、この放熱ブロック基体15はケー
シング9の一側壁を形成している。前記放熱ブロック基
体15には前記複数の放熱板12の端部を熱的結合させ
てあり、放熱ブロック基体15によって複数の放熱板1
2を支持している。そして、放熱板12と放熱ブロック
基体15によって放熱ブロックを構成している。
【0041】前記放熱ブロック基体15には軸方向に長
い結合用孔16を形成してあり、この結合用孔16に伝
熱部材、ここではヒートパイプ17の基部を串刺し状に
差込み、熱的結合と機械的結合させている。このヒート
パイプ17の先端部には座板状の受熱部材18を嵌め合
わせて熱的結合および機械的結合させてあり、受熱部材
18はMPUなどの発熱部品19に受熱関係をもつよう
に接合させている。なお、ヒートパイプ17の構造は先
の従来の技術で説明しているので、ここではその説明を
省略する。また、この実施の形態1では伝熱部材として
ヒートパイプ17を用いているが、アルミなどの熱伝導
性のよい金属棒としてもよい。
【0042】この構成の冷却モジュールは、発熱部品1
9の熱は受熱部材18からヒートパイプ17を介して放
熱ブロック基体15に伝えられ、放熱ブロック基体15
より放熱板12およびケーシング9に伝えられる。そし
てファン11の回転で生じる風によって放熱板12およ
びケーシング9が熱交換作用により放熱し、したがって
発熱部品19は冷却されることになり、熱破壊などの事
故を防止することができる。この動作において、ケーシ
ング9の吹き出し口10部には放熱板12のみが配置さ
れ、放熱板12の保持部材などは存在しないので、ファ
ン11の風は抵抗が少なくして放熱板12に当たり、全
体としての熱交換を向上させることができる。
【0043】また、受熱部材18やヒートパイプ17を
用いることから、発熱部品19に対する冷却モジュール
を配置する位置の設定が容易であり、ヒートパイプ17
は放熱ブロック基体15の結合用孔16串刺し状に差し
込まれるので、結合面積を大きくして熱的結合をよくす
るとともに、機械的な結合も確実にすることができる。
【0044】さらに、導熱材料よりなるケーシング9は
放熱に寄与することから冷却がよくなり、少なくともそ
の一側壁が放熱ブロック基体15によって形成され、カ
バー14を付設することから、ケーシング9の構造が簡
単になるとともに、ケーシング9へのファン11や放熱
ブロックの組み込みが容易になる。
【0045】図1(b)は2つのケーシング9を備えた
ものであり、この場合は1つの放熱ブロック基体15に
対して、その両側にケーシング9が接合する構成とす
る。また、図1(c)はケーシング9が2方向にファン
の風を吹き出す構成としたものであり、いずれも前記と
同様な作用と効果が得られる。
【0046】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2における冷却モジュールの平面図、図6は、同冷
却モジュールの断面図である。
【0047】図5(a)および図6に示すように実施の
形態2の冷却モジュールは、ケーシング9内に放熱板1
2を熱的結合および支持する複数の放熱ブロック基体1
5a、15b、15cを設けてあり、そして、この複数
の放熱ブロック基体15a、15b、15cは、それぞ
れケーシング9内の吹き出し口10を設けた側と異なる
側方に位置した構成となっている。前記の各放熱ブロッ
ク基体15a、15b、15cにはそれぞれ伝熱部材、
あるいはヒートパイプ17を結合し、ヒートパイプ17
には複数の発熱部品19a、19b、19cを熱的接合
している。なお、放熱ブロック基体が2つの場合には、
図6に示すように放熱板12は、その両端部を対向する
2つの放熱ブロック基体15a、15bが支持、熱的結
合する構成とする。
【0048】この構成の冷却モジュールは、複数の放熱
ブロック基体15a〜15cから放熱板12に有効に熱
伝導することができ、また、複数の発熱部品19a〜1
9cがある場合でも適用でき、有効に冷却できる。もち
ろん、ファン11の風は抵抗が少なく吹き出され、放熱
板12においての熱交換が向上する。さらに、2つの放
熱ブロック基体15a、15bが積層された複数の放熱
板12の両端を熱的結合および支持する構成とすること
で、各放熱板12を安定に支持でき、かつ、各放熱板1
2間のピッチ、すなわち、風の流通間隙を維持できるこ
ととなる。
【0049】図5(b)は、発熱部品19が1個の場合
のものであり、1個の発熱部品19の熱は2つのヒート
パイプ17、17で2つの放熱ブロック基体15に15
伝導する構成となっており、その作用および効果は前記
と同様である。
【0050】(実施の形態3)図7は本発明の実施の形
態3における冷却モジュールの放熱板の平面図、図8は
同じく放熱板の平面図、図9は積層した各放熱板の長さ
の関係を示す正面図、図10は放熱ブロック基体の放熱
板取付け部の断面図、図11は同放熱板のピッチ確保手
段を示す断面図である。
【0051】この実施の形態3の冷却モジュールは放熱
板に特徴を有しており、すなわち、図7(a)に示すよ
うに放熱板12がファンの全周を囲む1枚構成、また、
同図(b)に示すように放熱板12がファンを囲む2つ
の分割片12a、12bよりなる構成、あるいは同図
(c)に示すように放熱板12がファンを囲む3つの分
割片12a、12b、12cよりなる構成にし、放熱ブ
ロック基体の数、あるいは発熱部品の数などに応じて選
択使用するものとしてあり、発熱部品の熱が効果的に放
熱板12に伝導し、放熱板12においての熱交換が向上
させるものであり、さらに、分割した放熱ブロックの組
み立てを容易にする。
【0052】また、放熱板12の形状は、図8(a)に
示すようにコ字状の放熱板12d、図8(b)に示すU
字状の放熱板12e、図8(c)に示すL字状の放熱板
12f、図8(d)に示すJ字状の放熱板12gとし、
これらを放熱ブロック基体の数、放熱板12の分割形態
に応じて選択使用するものとしてあり、発熱部品の熱が
効果的に放熱板12に伝導し、放熱板12においての熱
交換が向上するようになっている。
【0053】また、放熱ブロック基体15に取付けら
れ、かつ、風の流通間隙をもつようにして積層された各
放熱板12は、図9(a)に示すようにそれぞれの非結
合側の先端までの長さを異ならせた構成、あるいは図9
(b)に示すように積層された各放熱板12を交互に先
端までの長さを異ならせた構成としてあり、複数の放熱
板12の非結合側先端部面全体が変化面あるいは千鳥状
面となって風きり音が小さく、騒音特性をよくしてい
る。
【0054】また、放熱板12は、図10(a)に示す
ように端部を放熱ブロック基体15に形成した溝20に
挿入し、前記放熱ブロック基体15の溝20部を側方よ
り押しかしめ、放熱ブロック基体15に取付けられた構
成、図10(b)に示すように端部を放熱ブロック基体
15に形成した溝20に挿入し、前記放熱ブロック基体
15の溝20部間を押し拡げかしめて放熱ブロック基体
15に取付ける構成、図10(c)に示すように端部を
放熱ブロック基体15に形成した溝20に挿入し、はん
だ付けによって放熱ブロック基体15に取付ける構成、
図10(d)に示すように、放熱板12の取付け側の端
部に折り曲げ座片21を形成し、前記折り曲げ座片21
を放熱ブロック基体15にはんだ付けによって取付けら
れた構成とし、前記いずれの取付け手段も放熱板12を
確実に放熱ブロック基体15に取付けるとともに、熱的
結合を良好にする。
【0055】また、前記の放熱ブロック基体15に取付
けられ、かつ、積層される各放熱板12は、ファンの風
の流通間隙をもつ必要がある。本実施の形態では図11
(a)に示すように放熱板12の先端部に折り曲げによ
ってピッチ保持片22を形成し、前記ピッチ保持片22
を隣りあう放熱板12に当ててスペーサーとして機能さ
せる構成、図11(b)に示すように各放熱板12の一
方の面にかしめによってピッチ保持凸部23を形成し、
ピッチ保持凸部23を隣り合う放熱板12のピッチ保持
凸部23の裏側凹みに当接させてスペーサー機能させる
構成、図11(c)に示すように放熱板12の一方の面
にバーリングまたは絞りによってピッチ保持短筒24を
形成し、前記ピッチ保持短筒24を隣あう放熱板12の
ピッチ保持短筒24の裏側に当ててスペーサー機能させ
る構成、図11(d)に示すように各放熱板12の各ピ
ッチ保持短筒24を同軸上に位置させ、各ピッチ保持短
筒24に共通のピン25を挿入した構成とし、積層され
た各放熱板12間にファンの風の流通間隙を確実に維持
する。
【0056】(実施の形態4)図12は本発明の実施の
形態4におけるケーシングの断面図である。
【0057】この実施の形態4は冷却モジュールのケー
シングに特徴を有しており、すなわち、図12(a)に
示すものは、ノート型パーソナルコンピュータなどの電
子機器の筐体26が冷却モジュールのケーシングを構成
したものであり、図12(b)に示すものは、電子機器
の筐体26がケーシングの一部、ここでは蓋板を構成し
たものである。図中の27はプリント基板、28はファ
ン、29は区画壁、30は吸込み口、31は吹き出し口
である。なお、これらのものも、図示していないが先の
実施の形態と同様に発熱部品の熱を伝導する放熱ブロッ
ク基体、放熱板を備えているものである。
【0058】この実施の形態4の冷却モジュールは、電
子機器の筐体がケーシングの全部または一部を構成して
いることから、ファンや放熱ブロックの組み込みが容易
になり、また、ケーシングの構造が簡単になるととも
に、コストを低減できる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明
は、冷却モジュール本体におけるケーシング内に、ファ
ンの外側において水平方向に配置され、かつ、互いに間
隔をもって積層された複数の放熱板を備え、前記ケーシ
ング内の吹き出し口を設けた側と異なる側方に熱伝導性
材料よりなる放熱ブロック基体を設け、前記放熱ブロッ
ク基体に発熱部品からの熱を伝送する伝熱部材を熱的に
結合させ、放熱ブロック基体が複数の放熱板の端部と熱
的に結合および支持した構成の冷却モジュールとしたの
で、ケーシングおよび放熱板に対して熱の伝導がよく、
また、ファンの風の吹き出し抵抗も少なく、全体として
の熱交換がよくなる冷却モジュールを実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における冷却モジュール
の平面図
【図2】同冷却モジュールの断面図
【図3】同冷却モジュールにおける放熱ブロックの平面
【図4】同放熱ブロックの斜視図
【図5】本発明の実施の形態2における冷却モジュール
の平面図
【図6】同冷却モジュールの断面図
【図7】本発明の実施の形態3における冷却モジュール
の放熱板の平面図
【図8】同じく放熱板の平面図
【図9】積層した各放熱板の長さの関係を示す正面図
【図10】放熱ブロック基体の放熱板取付け部の断面図
【図11】同放熱板のピッチ確保手段を示す断面図
【図12】本発明の実施の形態4におけるケーシングの
断面図
【図13】従来の冷却モジュールの斜視図
【図14】同冷却モジュールにおけるヒートパイプの断
面図
【図15】同冷却モジュールの断面図
【図16】同冷却モジュールの断面図
【図17】同冷却モジュールの内部平面図
【符号の説明】
9 ケーシング 10 吹き出し口 11 ファン 12 放熱板 13 吸込み口 14 カバー 15、15a、15b、15c 放熱ブロック基体 16 結合用孔 17 ヒートパイプ 18 受熱部材 20 溝 21 折り曲げ座板 22 ピッチ保持片 23 ピッチ保持凸部 24 ピッチ保持筒部 25 ピン 26 電子機器の筐体 27 プリント基板 28 ファン 29 区画壁 30 吸込み口 31 吹き出し口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/20 H01L 23/36 D 23/46 B (72)発明者 吉田 伸二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉岡 浩二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高原 一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E322 AA01 AB02 BB03 DB10 FA04 5F036 AA01 BA04 BA24 BB21 BB35 BB60 BC01 BC06

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側面に吹き出し口をもつケーシング内に
    ファンを収容し、ファンの外側において水平に配置さ
    れ、かつ、互いに間隔をもって積層された複数の放熱板
    を備えた冷却モジュールであって、前記ケーシング内の
    吹き出し口を設けた側と異なる側方に熱伝導性材料より
    なる放熱ブロック基体を設け、前記放熱ブロック基体に
    発熱部品からの熱を伝送する伝熱部材を熱的に結合さ
    せ、放熱ブロック基体が複数の放熱板の端部を熱的結合
    および支持したことを特徴とする冷却モジュール。
  2. 【請求項2】放熱板を熱的結合および支持する放熱ブロ
    ック基体は複数個であって、それぞれケーシング内の吹
    き出し口を設けた側と異なる側方に設けられたことを特
    徴とする請求項1記載の冷却モジュール。
  3. 【請求項3】放熱板を熱的結合および支持する放熱ブロ
    ック基体は2個であって、放熱板の両端を熱的結合およ
    び支持することを特徴とする請求項1記載の冷却モジュ
    ール。
  4. 【請求項4】放熱板は、ファンの外周の全部または一部
    を囲む形状に形成され、一部が吹き出し口部に位置する
    ようにように配置されたことを特徴とする請求項1記載
    の冷却モジュール。
  5. 【請求項5】放熱板は、コ字状あるいはU字状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項4記載の冷却モジュー
    ル。
  6. 【請求項6】放熱板は、L字状あるいはJ字状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項5記載の冷却モジュー
    ル。
  7. 【請求項7】ファンの外側に水平に配置された放熱板
    は、分割された板片よりなり、各板片の端部を放熱ブロ
    ック基体に熱的結合および支持することを特徴とする請
    求項1または4記載の冷却モジュール。
  8. 【請求項8】放熱ブロック基体に熱的結合および支持さ
    れ、かつ、互いに間隔をもって積層された複数の放熱板
    は、それぞれの非結合側の先端までの長さを異ならせた
    ことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の冷却
    モジュール。
  9. 【請求項9】放熱ブロック基体に熱的結合および支持さ
    れ、かつ、互いに間隔をもって積層された複数の放熱板
    は、それぞれの非結合側の先端部が千鳥状もしくは一定
    度合いで変化するように、それぞれの非結合側の先端部
    までの長さを異ならせたことを特徴とする請求項8記載
    の冷却モジュール。
  10. 【請求項10】放熱板は、その端部を放熱ブロック基体
    に形成した溝に挿入し、前記放熱ブロック基体の溝部を
    側方より押しかしめて放熱ブロック基体に取付けられた
    ことを特徴とする請求項4〜9のいずれかに記載の冷却
    モジュール。
  11. 【請求項11】放熱板は、その端部を放熱ブロック基体
    に形成した溝に挿入し、前記放熱ブロック基体の溝部間
    を押し拡げかしめて放熱ブロック基体に取付けられたこ
    とを特徴とする請求項4〜10のいずれかに記載の冷却
    モジュール。
  12. 【請求項12】放熱板は、その端部を放熱ブロック基体
    に形成した溝に挿入し、はんだ付けによって放熱ブロッ
    ク基体に取付けられたことを特徴とする請求項4〜9の
    いずれかに記載の冷却モジュール。
  13. 【請求項13】放熱板は、その端部に折り曲げ座片を有
    し、前記折り曲げ座片を放熱ブロック基体にはんだ付け
    によって取付けられたことを特徴とする請求項12記載
    の冷却モジュール。
  14. 【請求項14】放熱板は、先端部に折り曲げによって形
    成されたピッチ保持片を有し、前記ピッチ保持片によっ
    て積層された各放熱板の間隔を保持したことを特徴とす
    る請求項4〜13のいずれかに記載の冷却モジュール。
  15. 【請求項15】放熱板は、一方の面にかしめによって形
    成されたピッチ保持凸部を有し、前記ピッチ保持凸部に
    よって積層された各放熱板の間隔を保持したことを特徴
    とする請求項4〜13のいずれかに記載の冷却モジュー
    ル。
  16. 【請求項16】放熱板は、一方の面にバーリングまたは
    絞りによって形成されたピッチ保持短筒を有し、前記ピ
    ッチ保持短筒によって積層された各放熱板の間隔を保持
    したことを特徴とする請求項4〜13のいずれかに記載
    の冷却モジュール。
  17. 【請求項17】各放熱板の各ピッチ保持短筒を同軸上に
    位置させ、各ピッチ保持短筒に共通のピンを挿入して積
    層された各放熱板の間隔を保持したことを特徴とする請
    求項16記載の冷却モジュール。
  18. 【請求項18】放熱ブロック基体に熱的に結合する伝熱
    部材は、ヒートパイプであることを特徴とする請求項1
    記載の冷却モジュール。
  19. 【請求項19】放熱ブロック基体に熱的に結合する伝熱
    部材は、発熱部品の熱を受ける受熱部を先端部に熱的に
    結合していることを特徴とする請求項1または18記載
    の冷却モジュール。
  20. 【請求項20】放熱ブロック基体に熱的に結合する伝熱
    部材は複数個備えられ、複数の発熱部品の熱を一つまた
    は複数の放熱ブロック基体に伝熱するようにしたことを
    特徴とする請求項1、18、19のいずれかに記載の冷
    却モジュール。
  21. 【請求項21】伝熱部材は、放熱ブロック基体の結合用
    孔に串刺し状に差し込まれて放熱ブロック基体に取付け
    および熱的に結合したことを特徴とする請求項1、1
    8、19、20のいずれかに記載の冷却モジュール。
  22. 【請求項22】ケーシングは、熱伝導性材料によって形
    成され、放熱ブロック基体と熱的に結合したことを特徴
    とする請求項1記載の冷却モジュール。
  23. 【請求項23】ケーシングは、ファンと放熱ブロック基
    体と放熱板を覆う蓋板を有し、少なくともその一側壁が
    放熱ブロック基体によって形成されたことを特徴とする
    請求項1または22記載の冷却モジュール。
  24. 【請求項24】ケーシングは、電子機器の筐体によって
    形成されたことを特徴とする請求項1記載の冷却モジュ
    ール。
  25. 【請求項25】ケーシングは、その一部が電子機器の筐
    体によって形成されたことを特徴とする請求項1記載の
    冷却モジュール。
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