JP2003297917A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄膜状のチップ自体にフレキシビリティを付与
することができる半導体装置及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。 【手段】半導体層と、その表面に形成された1又は複数
個の半導体素子とからなる半導体装置であって、前記半
導体層が、前記半導体層が半導体素子を有しない領域に
おいて複数に分割され、分割された各半導体層がその側
面に密着する絶縁層によって一体化されてなるフレキシ
ブル領域を有する半導体装置及び半導体層表面に1又は
複数個の半導体素子が形成されたリジッド領域と、前記
半導体層表面に前記半導体素子が配置されていないフレ
キシブル領域とを有してなる半導体装置であって、フレ
キシブル領域は、半導体層と絶縁層とが交互に密着して
配置されてなる半導体装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関し、さらに詳しくはフレキシブルな半導
体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】携帯電
話を始めとして、機器の小型化・携帯化の流れが一段と
強くなってきており、さらには「着るパソコン」として
ウエアラブルコンピュータも発表された。また、3DM
D(シースルーヘッドマウントディスプレイ)、CCD
カメラ内蔵HD、イヤホン型メガネ、イヤホン型マイク
など映像・音声の直接認知インターフェイスも提案さ
れ、今後ウエアラブル機器の市場は大きく伸長すると考
えられる。
【0003】このような需要に対する方策の一つとし
て、AMLCD(アクティブマトリックスディスプレー)
のTFTのチップ薄膜化法が提案されている(例えば、
USP5,256,562)。この方法では、まず、図5(a)に示
すように、Si基板40上に、Si緩和層41、CVD
法によるシリコン酸化膜42、シリコン酸窒化膜からな
るリリース層43、素子形成層となる上層Si層44が
この順に積層されたSOI構造基板を用い、図5(b)
に示すように、AMLCDの画素部(ピクセル領域)4
4bとTFT領域44aとを形成する。
【0004】次に、図5(c)に示すように、絶縁体領
域45を形成するとともに、画素部44bとTFT領域
44aとの上に酸化膜46を形成する。さらに、図5
(d)に示すように、得られた基板上に、ゲート電極4
8及びソース/ドレイン領域49を形成し、さらに、こ
れらを絶縁膜50で被覆し、絶縁膜50の所望の領域に
コンタクトホール及び配線51を形成して、TFT47
を得る。この後、図5(e)に示すように、画素部44
bとTFT領域44aとを含む領域の外側のリリース層
43に開口52aを形成し、さらに、この開口52aよ
りも大きな開口52bをシリコン酸化膜42に形成す
る。
【0005】続いて、図6(f)に示すように、シリコ
ン酸化膜42及びリリース層43の開口を埋め込む支持
柱53をシリコン酸化膜によって形成し、支持柱53間
で、かつ画素部44bとTFT領域44aとの領域以外
の領域において、リリース層43にエッチャント導入口
54を形成し、このエッチャント導入口54からエッチ
ャントを導入して、図6(g)に示すように、シリコン
酸化膜42をエッチング除去し、空洞55を形成する。
これにより、支持柱53に支持されたリリース層43上
に、画素部44b及びTFT47が配置する。
【0006】次に、図6(h)に示すように、得られた
基板上全面にエポキシ樹脂56と非感光性の透明樹脂膜
57とを形成し、画素部44bとTFT44aとの上の
エポキシ樹脂56を紫外線を照射することにより硬化さ
せ、非硬化部のエポキシ樹脂を除去するとともに、支持
柱53を劈開することにより、薄膜状のチップを離脱さ
せる。しかし、上記のように作製された薄膜状のチップ
は、フレキシビリティがなく、延性に欠け、脆弱であ
る。また、システムの多機能化に向けた積層構造に応用
することは困難である。本発明はこのような課題に鑑み
なされたものであり、薄膜状のチップ自体にフレキシビ
リティを付与することができる半導体装置及びその製造
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、半導体
層と、その表面に形成された1又は複数個の半導体素子
とからなる半導体装置であって、前記半導体層が、前記
半導体層が半導体素子を有しない領域において複数に分
割され、分割された各半導体層がその側面に密着する絶
縁層によって一体化されてなるフレキシブル領域を有す
る半導体装置が提供される。また、別の観点から、本発
明によれば、半導体層表面に1又は複数個の半導体素子
が形成されたリジッド領域と、前記半導体層表面に前記
半導体素子が配置されていないフレキシブル領域とを有
してなる半導体装置であって、フレキシブル領域は、半
導体層と絶縁層とが交互に密着して配置されてなる半導
体装置が提供される。
【0008】さらに、本発明によれば、(a)表面に半
導体層を有する基板表面に1又は複数個の半導体素子を
形成し、(b)前記半導体層の半導体素子が形成されて
いない領域に1又は複数個の溝を形成し、(c)該溝内
に絶縁層を埋め込んで、該絶縁層を半導体層側面に密着
させ、(d)前記基板を裏面側から前記溝の底部まで後
退させることにより、複数に分割されるが、各半導体層
が絶縁層により一体化されてなるフレキシブル領域を半
導体層に形成する半導体装置の製造方法が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置は、主とし
て、半導体層と、その上に形成された半導体素子とを備
える。また、この半導体装置は、少なくともフレキシブ
ル領域を有しており、好ましくはフレキシブル領域とリ
ジッド領域との双方を有している。半導体層としては、
半導体基板自体でもよいし、半導体基板上に半導体層が
形成されたもの(例えば、n型又はp型のシリコン基板
表面にp型又はn型のエピタキシャルシリコン層等を1
μm程度積層させた、いわゆるエピタキシャル基板)、
半導体以外の基板上に半導体層が形成されて構成される
もの(例えばSOI基板)等であってもよい。半導体基
板としては、例えば、シリコン、ゲルマニウム等の元素
半導体基板、GaAs、InGaAs等の化合物半導体
等、種々の基板を用いることができる。なかでも単結晶
シリコン基板又は多結晶シリコン基板が好ましく、単結
晶シリコン基板が特に好ましい。また、特に、半導体層
は、(110)の面方位を有していることが好ましい。
半導体基板は、リン、砒素等のN型又はボロン等のP型
の不純物のドーピングにより比較的低抵抗(例えば20
Ωcm程度以下、好ましくは10Ωcm程度)であるも
のが好ましい。
【0010】また、SOI基板を構成する基板として
は、上記の半導体基板のほか、ガラス、石英ガラス、サ
ファイア、プラスチック基板等が挙げられる。SOI基
板は、例えば、半導体基板に酸素をイオン注入して熱処
理して埋め込み酸化膜を半導体基板内に形成するSIM
OX(Separation by Implantation of Oxygen)型基
板、熱酸化により表面に酸化膜が形成された半導体基板
を2枚貼り合わせた基板(BESOI基板);半導体基
板上にエピタキシャル成長により第1絶縁層及び第1半
導体層を形成したSOI基板に熱酸化又はエピタキシャ
ル成長等により表面に酸化膜を形成した半導体基板を張
り合わせた、いわゆる張り合わせ型SOI基板;半導体
基板上にエピタキシャル成長により絶縁膜及び第1半導
体層等が形成されたもの等が挙げられる。なお、半導体
層は、トランジスタを形成するための活性層として機能
する半導体薄膜であり、上述の半導体により形成するこ
とができる。この場合の膜厚は、例えば、50〜100
0nm程度が挙げられる。埋め込み絶縁膜としては、シ
リコン酸化膜のほか、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒
化膜又はこれらとシリコン酸化膜の積層膜等が挙げら
れ、膜厚は、例えば、50〜200nm程度が挙げられ
る。
【0011】半導体層上に形成される半導体素子は、通
常、メモリ、周辺回路、論理回路等の種々の回路を形成
するためのものであり、トランジスタ、キャパシタ、抵
抗等の種々の素子を含む。また、これら素子を分離又は
接続するための素子分離膜、層間絶縁膜、配線層等の種
々の膜が形成されていてもよい。フレキシブル領域は、
分割された半導体層が、その側面において密着して形成
される絶縁層によって、互いに連結され、一体的に構成
される領域、言い換えると、半導体層と絶縁層とが交互
に密着して配置されている領域であって、絶縁層の可撓
性、柔軟性等により、基板(半導体層)が、その領域に
おいて1方向又は2方向以上にフレキシビリティを有す
る領域を意味する。フレキシブル領域の大きさは特に限
定されるものではなく、得ようとする半導体装置の大き
さ、性能、用途等に応じて適宜調整することができる。
【0012】分割された半導体層の大きさ及び形状は、
特に限定されるものではなく、例えば、平面形状が正方
形、長方形、菱形、三角形等の種々のものが挙げられ、
長方形(ストライプ状)の場合には、その幅は10〜1
000nm程度が適当であり、正方形の場合は、一辺が
10〜1000nm程度が挙げられる。また、半導体層
の側面は、全側面にわたってほぼ垂直であるものが好ま
しいが、一部の側面、例えば、裏面側又は表面側におい
て、テーパー状又は逆テーパー状の傾斜を有していても
よい。なお、フレキシブル領域における半導体層は、表
面に形成された半導体素子の特性に影響を与えない領域
であることが必要であり、通常、半導体素子が形成され
ていない領域が適当であり、例えば、フィールド領域等
の絶縁膜のみが形成された領域が挙げられる。
【0013】分割された半導体層を一体的に連結する絶
縁層又は半導体層と交互に配置する絶縁層は、半導体層
の側面に密着し得るものであればその種類は特に限定さ
れるものではなく、例えば、シリコン酸化膜(熱酸化
膜、低温酸化膜:LTO膜等、高温酸化膜:HTO
膜)、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜、SOG
膜、PSG膜、BSG膜、BPSG膜、PZT、PLZ
T、強誘電体膜又は反強誘電体膜等の単層膜又は積層膜
等が挙げられる。その膜厚は、特に限定されるものでは
なく、分割された半導体層の厚み、大きさ、得ようとす
るフレキシビリティの程度等により適宜調整することが
できる。例えば、50〜2000nm程度が挙げられ
る。また、絶縁層は、半導体層間においてその表面に凹
部が形成されていることが好ましく、凹部の深さが深い
ほど、すなわち絶縁層の膜厚が小さいほど大きなフレキ
シビリティを得ることができる。
【0014】絶縁層は、複数の半導体層を一体的に連結
させることができる程度に、半導体層の側面に密着して
いることが必要であるが、半導体層の側面の全面に密着
されていなくてもよい。つまり、半導体層の側面がほぼ
垂直である場合には、その側面のすべてにわたって絶縁
層が密着されていることが好ましいが、例えば、上述し
たように、裏面又は表面の一方において、側面に傾斜を
有している場合には、その傾斜を有する側面には絶縁層
が密着されていなくてもよい。ここで、半導体層の側面
の傾斜は、テーパー状であってもよいし、逆テーパー状
であってもよいが、図2(f)及び(g)に示すよう
に、裏面側の側面に半導体層間の隙間が大きくなるよう
な傾斜を有していることが好ましい。つまり、フレキシ
ブル領域、半導体層と絶縁層とが配置された領域におい
て、その表面が凹凸を有していてもよい。
【0015】また、半導体層には、上述したフレキシブ
ル領域のほかに、リジッド領域が形成されていることが
好ましい。リジッド領域とは、たわまない領域、堅くて
曲がらない領域を意味し、半導体素子が形成された領域
のほか、半導体層表面から裏面におよぶ貫通電極が形成
された領域を含む。貫通電極が形成されたリジッド領域
では、テーパー状、逆テーパー状又は垂直形状で、分割
された各半導体層の側面に絶縁層が密着しており、さら
にこの絶縁層に、半導体層表面から裏面に貫通した貫通
電極が密着して配置されている。ここでの絶縁層は、上
述したものと同様のものが挙げられる。
【0016】貫通電極は、絶縁層に密着し得る導電層に
より形成されるものであれば、どのような材料によって
も形成することができる。例えば、アモルファス、単結
晶又は多結晶のN型又はP型の元素半導体(例えば、シ
リコン、ゲルマニウム等)又は化合物半導体(例えば、
GaAs、InP、ZnSe、CsS等);金、白金、
銀、銅、アルミニウム、Ru等の金属;チタン、タンタ
ル、タングステン等の高融点金属;高融点金属とのシリ
サイド、ポリサイド;TiN、タングステンナイトライ
ド等の窒化物; CuI、ITO、SnO2、ZnO等の
透明導電材料等の単層膜又は積層膜により形成すること
ができる。なかでも、高融点金属が好ましい。
【0017】本発明の半導体装置の製造方法において
は、まず、工程(a)において、表面に半導体層を有す
る基板表面に1又は複数個の半導体素子を形成する。こ
こでの半導体層を有する基板とは、上述したように、半
導体基板自体であってもよいし、いわゆるSOI基板で
あってもよい。半導体素子は、当該分野で公知の種々の
方法を組み合わせて形成することができる。なお、半導
体素子を形成した後、層間絶縁膜又は保護膜等により、
半導体素子を被覆することが好ましい。
【0018】工程(b)において、半導体素子が形成さ
れていない領域における半導体層に、1又は複数個の溝
を形成する。溝は、例えば、フォトリソグラフィ及びエ
ッチング工程により所定形状のマスクパターンを形成
し、そのマスクパターンを用いた異方性エッチング(例
えば、反応性イオンエッチング(RIE))により形成
することができる。ここでの溝の大きさ、形状及び深さ
は特に限定されるものではないが、溝の深さは、最終的
に得られるフレキシビリティを有する半導体装置の厚み
を決定するものであり、少なくとも半導体素子(層間絶
縁膜及び保護膜で被覆されている場合にはそれらも含
む)と、その素子の一部を構成するとともに支持するた
めに十分な厚みの半導体層との合計厚以上の深さ、例え
ば、1〜10μm程度を有することが適当である。な
お、基板として、SOI基板を用いた場合には、溝は、
SOI基板の表面半導体層を貫通する深さであることが
好ましい。また、その幅は、半導体層の幅/溝の幅が1
〜100μm/1〜100μm程度とすることが適当で
ある。また、ここでの溝は、後工程により、フレキシブ
ル領域における絶縁層が配置される領域にのみ形成して
もよいが、リジッド領域において貫通電極が配置される
領域にも形成することが好ましい。フレキシブル領域に
おける溝の形状は、例えばストライプ状、格子状等が適
当であり、リジッド領域における溝は、円形、多角形等
のどのような形状でもよく、溝内に導電層を埋め込むこ
とにより形成される貫通電極が適当な抵抗値を得ること
ができるような大きさに調整することが好ましい。
【0019】工程(c)において、溝内に絶縁層を埋め
込む。絶縁層は、上述した材料により形成することがで
き、なかでも、シリコン窒化膜とシリコン酸化膜との積
層膜が好ましい。絶縁層は、熱酸化法、スパッタ法、各
種CVD法、EB法等により形成することができる。こ
れにより、絶縁層を半導体層側面に密着させることがで
きる。なお、この工程においては、リジッド領域に貫通
電極を形成する場合には、リジッド領域における溝に、
その側面がテーパー状、逆テーパー状又は垂直形状に絶
縁層で被覆される程度に絶縁層を埋め込むことが適当で
ある。また、絶縁層を埋め込んだ後、リジッド領域にお
ける溝に導電層を埋め込む。導電層を埋め込む方法は、
特に限定されるものではなく、例えば、導電層を溝内の
みに選択成長させる方法、フォトレジストで貫通電極用
の溝以外の領域を被覆し、このフォトレジストを用いて
導電層を基板上全面に形成し、エッチバック又はリフト
オフ法する方法等、あるいはこれらを組み合わせた方法
等が挙げられる。これにより、貫通電極用の溝内に絶縁
層を密着させることができるとともに、この絶縁層に導
電層を密着させることができ、後述するように、半導体
層表面から裏面におよぶ貫通電極によって一体化されて
なるリジッド領域を形成することができる。
【0020】工程(d)において、基板を裏面側から溝
の底部まで後退させる。ここでの後退は、ウェットエッ
チング、ドライエッチング又はCMP法等の研磨等、種
々の方法を用いて行うことができる。後退させる際に
は、所定の領域を被覆するマスクを用いてもよい。例え
ば、上述したように溝を形成する際のマスクパターンと
同じ形状のマスクを用いて後退させることが好ましい。
特に、(110)面方位を有する基板を用いた場合に
は、アルカリ溶液を用いたウェットエッチングにおい
て、例えば(100)面と(110)面とのエッチング
レートに差があるため、この現象を利用して、所望の形
状にエッチングを進行させることができる。ここで、ア
ルカリ水溶液としては、例えば、KOH、TMAH(Tetram
ethyl ammoniumhydroxide)等の水溶液が挙げられる。
これにより、最終的に得られるフレキシブル基板の裏面
にスリットが形成されたような形状、凹凸を有する形
状、あるいは個々の半導体層の側面の裏面側の一部に傾
斜を有する形状に、容易に加工することができ、フレキ
シビリティを確保しながら、比較的厚膜の基板を得るこ
とができ、取り扱いが容易となる。
【0021】また、基板としてSOI基板を用いた場合
には、支持基板と埋め込み絶縁膜とを裏面側から後退又
は除去することにより、容易に溝の底部まで後退させ、
半導体層を分割することができる。これにより、半導体
層は、溝によって複数に分割されることになるが、上述
した溝内に形成された絶縁層により、各半導体層が連結
されて一体化され、この領域がフレキシブル領域を構成
することになる。以下、本発明の半導体装置及びその製
造方法を図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】実施の形態1 まず、図1(a)に示すように、例えば、不純物濃度が
5×1015cm-3程度の(100)面方位を有するp型
シリコン基板2に、一般的な方法で素子を形成し、素子
層1を作製する。その後、図1(b)に示すように、例
えば、RIE法を用いて、素子層1を貫通するように、
フレキシブル用スリット3と貫通電極用スリット4と
を、5〜10μmの深さで形成する。なお、スリット
3、4の位置は、素子層1に形成される素子に影響のな
い位置、例えばチップのフィールド部等とする。これに
よりフレキシブル用スリット3が形成された領域におい
て、フレキシブル領域Fを形成することができるととも
に、素子が形成された領域及び貫通電極用スリット4が
形成された領域いおいて、リジッド領域Rを形成するこ
とができる。
【0023】次に、図1(c)に示すように、得られた
シリコン基板2全面に、例えば、熱CVD法又はプラズ
マCVD法等によりSiN膜5を約1μmの厚さで堆積
し、さらに、その上に、フレキシブル用スリット3が埋
まり、貫通電極用スリット4の側面及び底面に堆積する
厚さ、例えば、10μm程度の熱酸化膜6を形成する。
続いて、図1(d)に示すように、熱酸化膜6をエッチ
バックして、貫通電極用スリット4の底面を露出させ
る。貫通電極用スリット4内に、アルミニウム膜7を埋
設する。次に、図1(e) に示すように、シリコン基板
2の表裏面を、例えば、CMP法により研磨して、薄膜
化する。この際、素子層1表面及び貫通電極用スリット
4内に形成されたSiN膜5が研磨ストッパとなる。こ
れにより、図1(f)に示すように、貫通電極7a付き
フレキシブル基板が完成する。この貫通電極7aは、チ
ップ裏面からの電気信号入出力に用いることができる。
また、この基板を、図1(g)に示すように、積層して
用いることもできる。
【0024】実施の形態2 まず、図2(a)に示すように、例えば、不純物濃度が
5×1015cm-3程度で、(110)の面方位を有する
p型シリコン基板8に、上記と同様に素子層1を作製す
る。その後、図2(b)に示すように、例えばRIE法
を用いて、素子層1を貫通するように、フレキシブル用
スリット3と貫通電極用スリット4とを、5〜10μm
の深さで形成する。なお、スリット3、4の位置は、素
子層1に形成される素子に影響のない位置、例えばチッ
プのフィールド部等とする。これにより、上記と同様
に、フレキシブル領域Fとリジッド領域Rとを形成する
ことができる。
【0025】次に、図2(c)に示すように、得られた
シリコン基板2全面に、例えば、熱CVD法又はプラズ
マCVD法により、SiN膜5を約1μmの厚さで堆積
し、さらに、その上に、図2(d)に示すように、フレ
キシブル用スリット3が埋まり、貫通電極用スリット4
の側面及び底面に堆積する厚さ、例えば、10μm程度
の熱酸化膜6を形成する。続いて、図2(e)に示すよ
うに、熱酸化膜6をエッチバックして、貫通電極用スリ
ット4の底面を露出させ、貫通電極用スリット4内に、
アルミニウム膜7を埋設する。次に、シリコン基板8の
表面を、例えば、CMP法により研磨して、薄膜化する
とともに、貫通電極7aを形成する。この際、素子層1
表面に形成されたSiN膜5が研磨ストッパとなる。
【0026】次いで、図2(f) に示すように、シリコ
ン基板8の表面及び裏面にフォトレジストを塗布し、裏
面のフォトレジストを、例えば、図2(b)におけるフ
レキシブル用スリット3及び貫通電極用スリット4形成
に用いたフォトマスクを利用して、パターニングする。
得られたレジストパターン9をマスクとして用いて、シ
リコン基板8の裏面を、33〜35wt%のKOH水溶
液で異方性エッチングする。この際、レジストパターン
9の形状は、スリット3、4の形状に対応するため、シ
リコン基板8裏面からのエッチングに対してSiN膜5
をエッチングストッパとして利用することができる。こ
の際、Si(110)面は、KOH水溶液によるエッチ
ングの選択比がSi(100)に対して約2倍であるた
め、(110)面方位のシリコン基板8は、KOH水溶
液によるエッチングにより、図3に示すように、底面に
(110)面、側面に(100)面及び(111)面が
出るようにエッチングされ、図2(f) に示すような形
状のシリコン基板8を得ることができる。その後、レジ
ストパターンを除去することにより、図2(g)に示す
ように、貫通電極付きフレキシブル基板が完成する。上
記方法により得られたフレキシブル基板は、シリコン基
板8の裏面が完全に薄膜化されていないため、厚膜のま
まチップの取り扱いができる。
【0027】実施の形態3 まず、図4(a)に示すように、例えば、シリコン基板
2上に、シリコン酸化膜からなる埋め込み絶縁膜11及
びシリコン層がこの順に形成されたSOI基板を用い、
このSOI基板のシリコン層に、上記と同様に素子層1
0を作製する。その後、図4(b)に示すように、例え
ば、RIE法を用いて、素子層10を貫通する深さで、
フレキシブル用スリット3と貫通電極用スリット4とを
形成する。次に、図4(c)に示すように、得られた基
板全面に、例えば、熱CVD法又はプラズマCVD法に
より、SiN膜5を約0.2μmの厚さで堆積し、さら
に、その上に、図4(d)に示すように、フレキシブル
用スリット3が埋まり、貫通電極用スリット4の側面及
び底面に堆積する厚さの熱酸化膜6を形成する。
【0028】続いて、図4(e)に示すように、熱酸化
膜6をエッチバックして、貫通電極用スリット4の底面
を露出させ、貫通電極用スリット4内に、アルミニウム
膜を埋設する。次に、シリコン基板2の表面を、例え
ば、CMP法により研磨して、薄膜化するとともに、貫
通電極7aを形成する。この際、素子層1表面に形成さ
れたSiN膜5が研磨ストッパとなる。さらに、図4
(f)に示すように、リフトオフすることにより、貫通
電極7a付きフレキシブル基板を完成させる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、半導体層と絶縁層とに
よりフレキシビリティを有する領域を備えることによ
り、機器の小型化、携帯化に対応するシステムパッケー
ジソリューションとして、折り曲げ可能なウエアラブル
パッケージを実現することができる。しかも、このよう
な半導体装置は、3次元IC化にも適用でき、機器の高
密度実装化、システムの高速化に応用することが可能と
なる。特に、貫通電極が形成されている場合には、チッ
プの積層化を実現することが可能となる。しかも、フレ
キシブル領域の表面及び/裏面にスリットが形成されて
いる、つまり、表面及び/又は裏面に凹凸を有する場合
には、半導体層自体の膜厚を凸部の分、厚膜化すること
ができるため、フレキシビリティを確保しながら、半導
体装置自体の強度を得ることができ、取り扱いが容易と
なる。さらに、本発明によれば、簡便な方法でフレキシ
ビリティを有する半導体装置を実現することができるた
め、安価なフレキシブル半導体装置を提供することがで
き、ウエアラブルコンピュータや3次元ICを製造コス
トを増大させることなく実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施形
態を示す要部の概略断面工程図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施形
態を示す要部の概略断面工程図である。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法において、基板
裏面を後退させる方法を説明するための要部の模式図で
ある。
【図4】本発明の半導体装置の製造方法の第3の実施形
態を示す要部の概略断面工程図である。
【図5】従来の半導体装置の製造方法を示す要部の概略
断面工程図である。
【図6】従来の半導体装置の製造方法を示す要部の概略
断面工程図である。
【符号の説明】
1、10 素子層 2 (100)面方位を有するシリコン基板 3 フレキシブル用スリット 4 貫通電極用スリット 5 SiN膜 6 熱酸化膜 7 アルミニウム膜 7a 貫通電極 8 (110)面方位を有するシリコン基板 9 レジストパターン 11 埋め込み酸化膜 F フレキシブル領域 R リジッド領域
フロントページの続き Fターム(参考) 5F032 AA34 AA44 AA46 AA49 AA54 AA77 AC02 BA01 BB01 BB08 CA05 CA06 CA09 CA10 CA14 CA16 CA18 CA23 DA02 DA06 DA07 DA23 DA24 DA25 DA30 DA32 DA33 DA34 DA53

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体層と、その表面に形成された1又
    は複数個の半導体素子とからなる半導体装置であって、
    前記半導体層が、前記半導体層が半導体素子を有しない
    領域において複数に分割され、分割された各半導体層が
    その側面に密着する絶縁層によって一体化されてなるフ
    レキシブル領域を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 各半導体層が、その裏面側の側面に傾斜
    を有してなる請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 さらに、分割された各半導体層が、絶縁
    層を介して、絶縁層に密着し、かつ前記半導体層表面か
    ら裏面におよぶ貫通電極によって一体化されてなるリジ
    ッド領域を有する請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体層表面に1又は複数個の半導体素
    子が形成されたリジッド領域と、前記半導体層表面に前
    記半導体素子が配置されていないフレキシブル領域とを
    有してなる半導体装置であって、フレキシブル領域は、
    半導体層と絶縁層とが交互に密着して配置されてなるこ
    とを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 リジッド領域に、さらに、半導体層の表
    面から裏面におよび、前記半導体層と電気的に分離され
    た貫通電極が配置されてなる請求項4に記載の半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 フレキシブル領域の表面及び/又は裏面
    にスリットが形成されてなる請求項4又は5に記載の半
    導体装置。
  7. 【請求項7】 絶縁層が、その表面に凹部を有してなる
    請求項1〜6のいずれか1つに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体層が、 (110)の面方位をもつ
    単結晶からなる請求項1〜7のいずれか1つに記載の半
    導体装置。
  9. 【請求項9】 (a)表面に半導体層を有する基板表面
    に1又は複数個の半導体素子を形成し、(b)前記半導
    体層の半導体素子が形成されていない領域に1又は複数
    個の溝を形成し、(c)該溝内に絶縁層を埋め込んで、
    該絶縁層を半導体層側面に密着させ、(d)前記基板を
    裏面側から前記溝の底部まで後退させることにより、 複数に分割されるが、各半導体層が絶縁層により一体化
    されてなるフレキシブル領域を半導体層に形成すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 工程(c)において、溝内に絶縁層と
    ともに導電層を埋め込んで、該絶縁層を半導体層側面に
    密着させるとともに該絶縁層に導電層を密着させること
    により、さらに、半導体層表面から裏面におよぶ貫通電
    極によって一体化されてなるリジッド領域を半導体層に
    形成する請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 導電層を、高融点金属の選択成長によ
    り溝内に埋め込む請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 工程(a)における表面に半導体層を
    有する基板がSOI基板であり、工程(d)における後
    退をリフトオフ法により行う請求項9〜11のいずれか
    1つに記載の方法。
  13. 【請求項13】 基板が (110)の面方位をもつ半導
    体基板であり、工程(d)において基板裏面に所定形状
    のレジストパターンを形成し、該レジストパターンをマ
    スクとして用いて基板裏面をアルカリ水溶液によって後
    退させる請求項9〜11のいずれか1つに記載の方法。
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