JP2003296899A - 先行車両判定装置 - Google Patents

先行車両判定装置

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JP2003296899A
JP2003296899A JP2002097274A JP2002097274A JP2003296899A JP 2003296899 A JP2003296899 A JP 2003296899A JP 2002097274 A JP2002097274 A JP 2002097274A JP 2002097274 A JP2002097274 A JP 2002097274A JP 2003296899 A JP2003296899 A JP 2003296899A
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road
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traveling
curvature
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English (en)
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Sachiko Kojima
祥子 小島
Yoshiki Ninomiya
芳樹 二宮
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自車両の道路に対する姿勢情報が正確でなくて
も先行車両を判定する。 【解決手段】レーダ装置101とレーダ信号処理装置1
02により、先行車両Aについて、自車両に対する距離
Ai、方向φAiを求め走行履歴保存手段301に保存す
る。GPS装置201、自車両位置推定手段202、道
路地図データ203から自車両の位置Piを算出し、走
行履歴保存手段301に保存する。道路曲率半径取得手
段210は前方の進行路の曲率半径を算出し、形状比較
手段303に出力する。先行車走行軌跡曲率半径推定手
段302においては、走行履歴保存手段301から3時
刻のデータの組を読み出して走行軌跡の曲率半径を算出
し、形状比較手段303に出力する。こうして、道路の
曲率半径と、先行車の走行軌跡の曲率半径を比較して、
先行車が自車両と同一レーンを走行しているかどうかを
判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載され、
複数車線の道路を走行中に、前方の先行車両が自車両が
現在走行する車線と同一車線を走行中かどうかを判定す
る先行車両判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自車両の現在位置においてはカーブして
おらず、前方においてカーブしている複数車線の道路を
走行中に、前方の先行車両が自車両が現在走行する車線
と同一車線を走行中かどうかを判定するものとして、例
えば特開2000−187800公報記載の検出装置が
知られている。この技術は、単に自車両の操舵角のみに
てはカーブする進行路が予測できないことから、道路形
状データを用いてカーブする進行路を予測するというも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、いわゆるG
PSを搭載した車両においては、自車両の位置自体は比
較的精度の高いデータを得られるが、即ち自車両の車体
の方向自体を正確に得ることはできない。このため、自
車両の走行する車線上の前方を走行する先行車両を先行
車両でないと判定したり、逆に自車両の走行する車線の
隣の車線上の前方を走行する車両を先行車両と判定した
りすることになる。即ち、前方障害物の検出位置、道路
形状、自車両の道路形状データ(地図)における位置及
び車体方向(姿勢)の全てを極めて正確に取得できなけ
ればならなかった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、道路形状のうち、重要な特徴である道路
の曲率半径に着目することで上記課題を克服するもので
ある。また、他の発明は、円弧又はその他の曲線として
道路形状を算出し、自車両方向を変化させたときに当該
道路形状曲線と走行履歴との距離が所定値以下且つ最小
となる先行車を自車両が現在走行する車線と同一車線を
走行中であると判定するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の手段によれば、車両に搭載され、
複数車線の道路を走行中に、前方の先行車両が自車両が
現在走行する車線と同一車線を走行中かどうかを判定す
る先行車両判定装置において、前方を探査し、障害物が
有る場合に自車両から当該障害物までの距離と、自車両
からの方向を検出する前方障害物検出手段と、道路地図
データと照合することにより、道路地図に対する自車両
の位置を検出する自車両位置取得手段と、道路地図デー
タから道路の曲率半径を取得する道路曲率半径取得手段
と、前方障害物検出手段により検出された前方の先行車
両の自車両からの距離と、自車両からの方向と、自車両
位置取得手段により得られた自車両の位置とから先行車
両の走行履歴を得て、道路曲率半径取得手段の出力する
当該先行車両の走行履歴に対応する位置の道路の曲率半
径とから、先行車両が自車両が現在走行する車線と同一
車線を走行中かどうかを判定する先行車両判定手段とを
有することを特徴とする。
【0006】また請求項2に記載の手段によれば、先行
車両判定手段は、前方障害物検出手段により検出された
前方の先行車両の自車両からの距離と、自車両からの方
向と、自車両位置取得手段により得られた自車両の位置
とを保存する走行履歴保存手段と、当該走行履歴保存手
段のデータから先行車両の走行軌跡の曲率半径を推定す
る先行車両走行軌跡曲率半径推定手段と、道路曲率半径
取得手段の曲率半径と先行車両走行軌跡曲率半径推定手
段の曲率半径とを比較する形状比較手段とから成ること
を特徴とする。
【0007】また、請求項3に記載の手段によれば、道
路地図データとして、曲率半径データを有していること
を特徴とする。また、請求項4に記載の手段によれば、
道路地図データが有する曲率半径データとしては、曲率
が不連続となる交差点等の道路と道路の接続部分におい
ては複数の曲率半径データを有しており、当該曲率半径
データ全体により道路の相対形状が再現可能であること
を特徴とする。また、請求項5に記載の手段によれば、
道路地図データが曲率半径データを有しておらず、道路
形状から道路の曲率半径を算出することを特徴とする。
【0008】また、請求項6に記載の手段によれば、車
両に搭載され、複数車線の道路を走行中に、前方の先行
車両が自車両が現在走行する車線と同一車線を走行中か
どうかを判定する先行車両判定装置において、前方を探
査し、障害物が有る場合に自車両から当該障害物までの
距離と、自車両からの方向を検出する前方障害物検出手
段と、道路地図データと照合することにより、道路地図
に対する自車両の位置を検出する自車両位置取得手段
と、前方障害物検出手段により検出された前方の先行車
両の自車両からの距離と、自車両からの方向と、自車両
位置取得手段により得られた自車両の位置とから先行車
両の所定点数の走行履歴を得る走行履歴取得手段と、座
標系を設定し、当該座標系上における、走行道路の形状
を示す曲線を算出する道路曲線算出手段と、自車両がそ
の方向を変化させた場合における先行車両の所定点数の
走行履歴を前記座標系上に変換して、前記座標系上に固
定された前記走行道路の形状を示す曲線との距離を最小
にする先行車両と、自車両の方向とを判定し、当該条件
にて距離が所定値以下の場合に先行車両が自車両が現在
走行する車線と同一車線を走行中であると判定する先行
車両判定手段とを有することを特徴とする。
【0009】また請求項7に記載の手段は、道路曲線算
出手段は、走行道路の形状を示す円弧を算出することを
特徴とする。
【0010】
【作用及び発明の効果】前方の道路の曲率半径と、自車
両の現在位置の道路の曲率半径とが異なり、操舵角によ
っては十分な先行車両の判定ができない場合でも、道路
地図データと自車両位置取得手段により、自車両の位置
から前方の道路データを抽出することができる。例えば
レーダ装置により先行車両等の前方の障害物を検出する
場合、車線に対する自車両のヨー角やオフセット位置を
取得することができないため、前方の道路形状と先行車
両の走行履歴の直接比較はできないが、相対的な比較は
可能である。よって道路形状の特徴である曲率半径と先
行車両の走行軌跡の曲率半径とは比較可能であり、ここ
から相対的な比較による先行車両の判定、即ち先行車両
が自車両が現在走行する車線と同一車線を走行中かどう
かを判定する先行車両判定装置とすることが可能とな
る。走行履歴を用いることは例えばレーダの検出誤差を
削減することにもなる。
【0011】また、座標系を設定し、当該座標系上にお
ける、走行道路の形状を示す曲線を算出し、自車両がそ
の方向を変化させた場合における先行車両の所定点数の
走行履歴を当該座標系上に変換して、当該座標系上に固
定された走行道路の形状を示す曲線との距離を所定値以
下且つ最小にするものを、自車両と同一レーンを走行す
る先行車両と判定するならば、曲率半径を指標として用
いなくても、また、自車両方向が走行道路の方向とずれ
ている場合であっても、精度の高いな判定が可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図を用いながら、本願発明
の特徴を従来技術と比較して説明する。
【0013】〔第1実施例〕図1は、本発明の具体的な
第1実施例である先行車両判定装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1の先行車両判定装置は、4つのブロッ
クである前方障害物検出手段100、自車両位置取得手
段200、道路曲率半径取得手段210、先行車両判定
手段300から成る。また、前方障害物検出手段100
はレーダ装置101とレーダ信号処理装置102とから
成り、自車両位置取得手段200はGPS装置201、
自車両位置推定手段202及び道路地図データ203か
ら成り、先行車両判定手段300は走行履歴保存手段3
01、先行車両走行軌跡曲率半径推定手段302及び形
状比較手段303から成る。
【0014】時刻iにおいて、レーダ装置101により
受信された、前方の障害物で反射されたレーダ信号をレ
ーダ信号処理装置102で処理し、前方の障害物即ち先
行車両Aについて、自車両に対する時刻iにおける距離
Ai、自車両に対する時刻iにおける方向φAiが算出さ
れ走行履歴保存手段301に保存される。また、同じ時
刻iにおいて、GPS装置201のデータから、自車両
位置推定手段202は道路地図データ203を読み出
し、自車両の位置Piを算出し、走行履歴保存手段30
1にて保存される。
【0015】一方、自車両の位置Piは道路曲率半径取
得手段210にも出力され、道路地図データ203とと
もに道路曲率半径取得手段210にて前方の進行路の曲
率半径が算出され、形状比較手段303に出力される。
【0016】先行車両判定手段300においては、まず
走行履歴保存手段301から、先行車両Aの例えば3地
点を確定するよう、3時刻のデータの組、即ち距離
Ai、方向φAi、自車両の位置Pi、が読み出され、先
行車両走行軌跡曲率半径推定手段302と形状比較手段
303に出力される。先行車両走行軌跡曲率半径推定手
段302においては、当該3時刻のデータの組から走行
軌跡の曲率半径が算出され、形状比較手段303に出力
される。
【0017】形状比較手段303においては、先行車両
の走行軌跡の曲率半径と道路の曲率半径とを比較するこ
とにより、先行車両が自車両が現在走行する車線と同一
車線を走行中かどうかを判定する。
【0018】本発明の効果を図2乃至図4で説明する。
このうち図4が本発明であり、図2、図3は従来の技術
における問題点を示すものである。操舵角のみで自車両
の進行方向を確定する場合は、図2のように自車両の現
在位置Pnowが道路の直線部分に有り、前方のカーブ開
始点Csを越えた先行車両A、Bがあった場合、先行車
両Aを同一レーンの先行車両とは判定できず、隣のレー
ンを走行する先行車両Bを同一レーンの先行車両と判定
することになる。即ち、自車両の走行する第1レーン
(SL1からCL1まで)を走行中であるものは先行車両
Aであるが、その位置は、自車両の現在位置Pnowにお
ける自車両の進行方向Dnow上には無い。一方自車両の
走行する第1レーン(SL1からCL1まで)の隣の第2
レーン(SL 2からCL2まで)を走行中である先行車両
Bは、自車両の現在位置Pnowにおける自車両の進行方
向Dnow上にある。このように、例えば自車両が直線走
行しており、先行車両がカーブを走行中には、自車両の
進行方向Dnow上(又はそれを中心とする範囲内)を同
一レーンを走行する先行車両と判定する技術では先行車
両を見誤ることとなる。
【0019】一方、図3は特開2000−187800
公報記載の技術であるが、実際の道路Rex(3本の点
線)に対し、自車両が斜め方向を向いているために道路
をRim(3本の実線)と認識した場合、実際のレーンで
ある第1レーン(SL1からCL1まで)上に先行車両A
が、第2レーン(SL2からCL2まで)上に先行車両B
が実在するのに、誤認した第1レーン(SL'1からC
L'1まで)上に先行車両Bがあるものと誤判定すること
となる。
【0020】これらに対し、図4に示す本発明において
は、時刻0、…、n−1、nにおける自車両の位置
0、…、Pn-1、Pnと、先行車両Aの位置A0、…、A
n-1、An、先行車両Bの位置B0、…、Bn-1、Bnを算
出し、先行車両Aの位置A0、…、An-1、Anでの曲率
半径、先行車両Bの位置B0、…、Bn-1、Bnの曲率半
径、即ち先行車両A、Bの走行軌跡の曲率半径RA、RB
を計算することで、当該位置に対応する道路地図から求
めた道路曲率半径Rdataと容易に比較が可能とするもの
である。図3の従来技術が道路形状との絶対比較により
先行車両を判定しているのに対し、図4の本発明は、曲
率半径といういわば道路形状との相対比較により先行車
両を判定するものである。尚、道路曲率半径Rdataとの
比較においては、道路を形成する点列と自車両との距離
を組み入れて、自車両のレーン前方に先行車両がいるか
どうかを定めるものである。即ち、道路を形成する点列
と自車両との距離が、道路から見て左方向3mであるな
らば、道路曲率半径Rdataについては左旋回の場合はm
単位のRdataから3m引いたものを、先行車両A、Bの
走行軌跡の曲率半径RA、RBと比較する。尚、左旋回を
正、右旋回を負として道路曲率半径を計算する場合は、
道路を形成する点列と自車両との距離が、道路から見て
左方向−3m(右方向3m)であるならば、道路曲率半
径Rdataについては右旋回の場合はm単位のRdata(負
の値)に3m加えて(−3m引いて)、先行車両A、B
の走行軌跡の曲率半径RA、RB(いずれも負の値)と比
較する。
【0021】図5は、道路地図203に、道路の各位置
における曲率半径のデータが含まれている場合を示す。
図5においては、点Pi-2、Pi-1、Pi、Pi+1の4点
が、同一の曲率半径Raを有している場合を示す。即
ち、道路上の点P0(座標(x0,y0)、以下同じ)、…、点
i-2(xi-2,yi-2)、点Pi-1(xi-1,yi-1)、点Pi(xi,
yi)、点Pi+1(xi+1,yi+1)、…、点Pn(xn,yn)までのn
+1個の点について、座標とともに曲率半径を地図デー
タとしてもたせる。この時、例えば属性のデータ項目を
設け、直線、クロソイド、円弧の区別の情報をもたせて
も良い。
【0022】地図データ203が図5のようなデータを
有している地図データ2031である場合、図1の道路
曲率半径取得手段210は図6に示す道路曲率半径取得
手段210aの構成とすることができる。図6の道路曲
率半径取得手段210aは、地図上該当位置抽出手段2
11と曲率半径データ抽出手段212から成る。自車両
位置推定装置202から自車両位置Pgの座標(xg,yg)が
地図上該当位置抽出手段211に出力される。地図上該
当位置抽出手段211は道路地図データ2031から自
車両位置Pgと一致するか、Pgに最も近い位置の座標を
抽出する。これが道路上であれば、進行方向の道路の座
標点の3乃至数個を曲率半径データ抽出手段212に出
力し、曲率半径データ抽出手段212は道路地図データ
2031から、地図上該当位置抽出手段211の出力で
ある座標に対応する各々の曲率半径を読み出す。
【0023】図5のような地図データ2031は、道路
の飛び飛びの地点の座標(xi,yi)と曲率半径Riしか有し
ていないので、例えば図7のように、それら座標(xi,
yi)と自車両位置Pgの座標(xg,yg)が一致しない場合は
頻繁に生じ得る。図7で、点P 0(座標(x0,y0)、以下同
じ)、…、点Pi-2(xi-2,yi-2)、点Pi-1(xi-1,yi-1)、
点Pi(xi,yi)、点Pi+1(xi+1,yi+1)、…、点Pn(xn,yn)
は道路上の座標であり各々曲率半径のデータを有してい
るものとする。自車両座標(xg,yg)から、自車両が道路
上にあると判断された場合、道路上の点Psより進行方
向前方の点、例えば4点Pi-2、Pi-1、Pi、Pi+1の座
標(xi-2,yi-2)、(xi-1,yi-1)、(xi,yi)、(xi+1,yi+1)が
地図上該当位置抽出手段211から曲率半径データ抽出
手段212に出力され、曲率半径データ抽出手段212
では座標(xi-2,yi-2)、(xi-1,yi-1)、(xi,yi)、(xi+1,y
i+1)に対応する4つの曲率半径データRi-2、Ri-1、R
i、Ri+1が出力される。この後、道路の点列が形成する
道路曲線と、自車両位置Pgの座標(xg,yg)との距離か
ら、自車両位置Pgの道路曲線に対する位置を算出し、
これにより曲率半径データを補正する。こうして、道路
曲線の曲率半径データは自車両の位置するレーンの曲率
半径データに補正される。
【0024】一方、図8のように、道路上の点のデータ
として、各点の座標のみを有する道路地図データ203
2を使用する場合の図1の道路曲率半径取得手段210
は図9に示す道路曲率半径取得手段210bの構成とす
れば良い。即ち、道路曲率半径取得手段210bは、地
図上該当位置抽出手段211と、周辺形状データ抽出手
段213と、曲率半径算出手段214から成る。自車両
位置推定装置202から自車両位置Pgの座標(xg,yg)が
地図上該当位置抽出手段211に出力される。地図上該
当位置抽出手段211は道路地図データ2031から自
車両位置Pgと一致するか、Pgに最も近い位置の座標を
抽出する。周辺形状データ抽出手段213では、これが
道路上であれば、進行方向の道路の各座標点の3乃至数
個を曲率半径算出手段214に出力し、曲率半径算出手
段214は周辺形状データ抽出手段213の出力である
座標から曲率半径を算出する。自車両位置Pgの道路曲
線に対する位置を算出し、これにより曲率半径データを
補正する、即ち、道路曲線の曲率半径データから自車両
の位置するレーンの曲率半径データに補正することは図
6の曲率半径データ抽出手段212と同様である。
【0025】曲率半径の算出の概要を、図10、図11
に示す。図10は3点を通る円の半径として求めるもの
である。点Piにおける曲率半径は3点Pi-1、Pi、P
i+1を通る円の半径として算出する。図11はスプライ
ン曲線による例を示す。図11のようなものとしては具
体的には4点を通る3次曲線としても良い。
【0026】これら任意の方法により、3点から曲率半
径を求める場合は、3点Pi-3、Pi -2、Pi-1から点P
i-2における半径Ri-2、3点Pi-2、Pi-1、Piから点
i-1における半径Ri-1、3点Pi-1、Pi、Pi+1、か
ら点Piにおける半径Riと計算しても良い。また、計算
量を削減するため、3点Pi-3、Pi-2、Pi-1から当該
3点の曲率半径Ri-2、3点Pi、Pi+1、Pi+2から当該
3点の曲率半径Ri+1、のように求めても良い。4点を
通る3次曲線の場合は4点の3次曲線y=ax3+bx2+cx+dを
重複しない4点毎に求めても良く、接続点で傾きが一致
するよう3点毎に求めても良い。尚、座標の関数として
道路を捉える場合、曲率半径はy'、y''をyのxによる1
階、2階の導関数として、{1+(y')23/2/y''で求め
られる。
【0027】次に、図1の先行車両判定手段300の処
理内容を図12乃至図14を用いて説明する。図12の
ように、自車両位置P、先行車両A、Bの自車両に対す
る距離LA、LB、方位角φA、φBを、時刻i、i+1、
i+2において算出し、走行履歴として保存する。結
果、図12のように、自車両の位置Pi、Pi+1、Pi+2
と、それに対応する先行車両の位置Ai、Ai+1
i+2、Bi、Bi+1、Bi+2が算出可能となる。
【0028】こうして、時刻i、i+1、i+2におけ
る、先行車両の位置Ai、Ai+1、A i+2から先行車両A
の走行軌跡の曲率半径RAが、先行車両の位置Bi、B
i+1、B i+2から先行車両Bの走行軌跡の曲率半径RB
各々算出可能となり、自車両の位置するレーンの曲率半
径データRDATAと比較することで、いずれが自車両の走
行するレーンと同一のレーンを走行する先行車両かが判
定できる。
【0029】図14に先行車両判定手段の作用をフロー
チャート式に示す。尚、一部ブロック図を組み合わせて
ある。S000のようにSと数字3桁で示す部分が先行
車両判定手段の作用のフローチャート部分である。時刻
iにおいて、自車両位置取得手段200と道路曲率半
径取得手段210により、距離Lset先までの複数個の
自車両のレーンの曲率半径RDATAが予め算出されてい
る。一方、レーダ信号処理装置102と自車両位置推定
手段202の出力が、走行履歴保存手段301に保存さ
れている。ステップS002では、時刻tiにおいて、
走行履歴の保存回数が3個に満たなければ、ステップS
001にもどり、レーダ信号処理装置102と自車両位
置推定手段202の出力の、走行履歴保存手段301へ
の保存を繰り返す。走行履歴の保存回数が3個であれ
ば、ステップS003に進み、先行車両Nの当該3個の
走行履歴から、走行軌跡の3個の座標(Nx(ti),Ny
(ti))を算出する。次にステップS004で、当該3個
の座標から円弧当てはめにより走行軌跡の曲率半径R
estを算出する。このとき、当該走行軌跡の曲率半径R
estが、自車両の現在位置から距離Ln先であるものと
し、当該距離Lnと併せて次のステップS005で処理
される。
【0030】次にステップS005で、先行車両の走行
軌跡の曲率半径Restの計算された、現在位置から距離
Ln先に最も近い位置の自車両のレーンの曲率半径デー
タR DATAが読みだされ、先行車両の走行軌跡の曲率半径
estとの差が算出される。次にステップS006でそ
れらの差が比較される。先行車両がN個あればN個比較
する。次にステップS007で、自車両のレーンの曲率
半径データRDATAとの差が最も小さい先行車両の走行軌
跡の曲率半径Restを有する先行車両Nについて、当該
差DNが所定値DDATAを下回るかどうかが判定される。
当該差DNが所定値DDATAを下回らなければ自車両と同
一レーンを走行する先行車両は無いものと判定される。
当該差DNが所定値DDATAを下回れば当該先行車両N
は、自車両と同一レーンを走行する先行車両であると判
定される。
【0031】本実施例では曲率半径の比較により先行車
両判定装置を構成したが、曲率半径の逆数の曲率、或い
はそれらについての関数によって比較により先行車両判
定装置を構成するものも、本明細書記載の発明である。
また、曲率半径或いは曲率については、自車両の進行方
向左回りを正、右まわりを負として符号を用いて処理し
たが、正負を逆にしても、絶対値のみを用いても良い。
【0032】〔第2実施例〕次に、本発明の第2実施例
である先行車両判定装置の作用を図15に示す。図15
は、第2実施例である先行車両判定装置による、自車両
方向の変化とともに道路曲線を動かした場合の、先行車
両の所定点数の走行履歴との関係を示す概念図である。
図3において、従来の先行車両判定の問題点を示した
が、本実施例は図3のような状態、即ち自車両方向が道
路方向とずれていても、自車両方向を変化させながらそ
れに一致する道路形状を使用して先行車両の判定を行う
ものである。
【0033】図15においては、原点Omap、2つの直
交軸XmapとYmapによる地図座標系(固定座標系)と、
その上に存在する時刻iでの自車両位置Pi、道路座標
i、Ri+1、Ri+2、Ri+3、Ri+4及びRi+5、それによ
る道路曲線C0、先行車Aの位置A1、A2、A3、先行車
Bの位置B1、B2、B3を示す。道路座標Ri、Ri+1
i+2、Ri+3、Ri+4及びRi+5、それによる道路曲線C
は、時刻iでの自車両位置Piに対して取得される道路
座標及びそれにより算出される道路曲線である。また、
先行車Aの位置A1、A2、A3、先行車Bの位置B1、B
2、B3は、時刻iでの自車両位置Piに対し現在までに
記憶されている2台の先行車A、Bについての3つの時
刻点での位置座標である。例えば時刻iでは2台の先行
車A、Bはそれぞれ位置A3、位置B3に存在し、位置A
1、A2、位置B1、B2は過去の軌跡である。地図座標系
(固定座標系)での座標を(x, y)で示す。以下、全て時
刻iで考える。
【0034】さて、図15のように、自車両位置Pi
自車両の方向から、自車両座標系(移動座標系)を考え
る。まず、自車両位置Pi(固定座標系の座標を(xp,
yp)とする)を原点とし、時刻iにおける自車両進行方
向をP0軸、それと垂直にQ0軸をとる。こうして、自車
両座標系(移動座標系)における座標を(p, q)で示す。
また、時刻iにおける自車両進行方向から角度φ回転さ
せた角度φ自車両座標系(角度φ移動座標系)を同様に
考える。即ち、自車両位置Pi(固定座標系の座標を
(xp, yp)とする)を原点とし、時刻iにおける自車両進
行方向から角度φ(反時計回りを正)回転させたPφ軸、
それと垂直にQφ軸をとる。こうして、角度φ自車両座
標系(角度φ移動座標系)の座標を(pφ, qφ)で示す。
【0035】次に、自車両座標系(移動座標系)におけ
る道路曲線C0を、自車両位置Piを中心として角度φ回
転させた曲線をCφとする。道路曲線Cの自車両座標系
(移動座標系)における関数q=f(p)は、そのまま道路
曲線Cを角度φ回転させた曲線Cφの角度φ自車両座標
系(角度φ移動座標系)の関数qφ=f(pφ)として用い
ることができることは当然である。
【0036】これらの準備の基に、第2実施例の作用を
示す。本実施例においては、各時刻iごとに、次のよう
な計算により、先行車が同一レーンの先行車か否かを判
定する。まず、角度φ毎(例えばφ=wφth、w=0, ±
1, ±2, …, ±W)に、角度φ自車両座標系(角度φ移
動座標系)上で、曲線Cφと、各先行車の位置、即ち先
行車Aの位置A1、A2、A3、先行車Bの位置B1
2、B3との距離を算出する。これを設定された全ての
角度φで行って、曲線Cφとの距離の和が最も小さい先
行車とその際の角度φを判定し、当該先行車を自車両と
同一レーンの先行車であると判定するものである。
【0037】地図座標系(固定座標系)の座標(x, y)か
ら自車両座標系(移動座標系)の座標(p, q)及び角度φ
自車両座標系(角度φ移動座標系)の座標(pφ, qφ)へ
の変換は、一般の回転及び平衡移動である。地図座標系
(固定座標系)の軸Xmapから自車両座標系(移動座標
系)のP0軸への回転角度をθ(反時計回りを正)とし
て、 pφ=xcos(θ+φ)-ysin(θ+φ)-xp 及び qφ=xsin(θ+φ)+ycos(θ+φ)-yp である。なお、以下においては、自車両座標系(移動座
標系)は角度φ=0のときの角度φ自車両座標系(角度
φ移動座標系)として扱う。
【0038】また、角度φ自車両座標系(角度φ移動座
標系)上での曲線Cφは、曲線Cφが小さな円弧及び直
線の接続で示される場合は特に簡単である。即ち、道路
曲線Cを地図座標系(固定座標系)で求めて、中心を上
記のように変換して、半径をそのまま用いれば良い。直
線の変換も極めて容易である。
【0039】角度φ自車両座標系(角度φ移動座標系)
上での曲線Cφと座標(pφ, qφ)の点との距離は次のよ
うにして容易に求まる。曲線Cφの円弧部分との距離
は、当該円弧の中心と座標(pφ, qφ)の点間の距離と、
当該円弧の半径との差である。また、例えば角度φ自車
両座標系(角度φ移動座標系)上でq=ap+bで示される
直線と座標(pφ, qφ)の点間の距離は、|apφ-qφ+b|
/(a2+1)1/2である。
【0040】この内容を図16のフローチャートで示
す。尚、N個の先行車は各々車両番号をj(jは1以上
N以下の自然数)として判別されているものとする。ま
ず、ステップ001(図16ではS001と略記した。
以下、同様。)で、時刻iが認識される。次にステップ
002に進み、自車両の位置Pi、N個の先行車等の障
害物の各々m個の位置が取得される。次にステップ00
3に進み、角度φ、判定結果角度Φ、判定結果先行車番
号J、最小差異Eminの初期化が行われる。角度φの初
期値は最小値φminが設定される。例えば角度φが、wφ
th、ただしw=0,±1, ±2, …, ±Wと、−WφthからWφ
thまでφth刻みに振られるのならば最小値φmin=−Wφ
th(<0)である。判定結果角度Φの初期値は0が設定
される。判定結果先行車番号Jの初期値は0が設定され
る。最小差異Eminの初期値はEt h(>0)が設定され
る。次にステップ004で道路データを角度φ自車両座
標系(角度φ移動座標系)上での曲線Cφとして把握さ
れる。例えばそれは曲線Cφ上の座標(pφ, qφ)の関数
であり、或いは円弧と直線の接続による円弧の部分につ
いては中心と半径である。
【0041】次にステップ005で、車両番号jの初期
値として1が設定される。次にステップ006で、車両
番号jのm個の位置座標を角度φ自車両座標系(角度φ
移動座標系)における座標に変換する。
【0042】次に、ステップ007で、角度φ自車両座
標系(角度φ移動座標系)上で、曲線Cφと車両番号j
のm個の位置座標とから、距離の和の平均Eφjが求め
られる。次にステップ008で、当該車両番号jの位置
の距離の和の平均Eφjが、最小差異Emin以上であるか
どうかが判定される。当該車両番号jの位置の距離の和
の平均Eφjが、最小差異Emin以上であればステップ0
09に進み、当該車両番号jの位置の距離の和の平均E
φjが、最小差異Emin未満であればステップ010に進
む。ステップ010では、最小差異Eminを当該車両番
号jの位置の距離の和の平均Eφjで置き替え、判定結
果先行車番号Jを当該車両番号jで置き替え、判定結果
角度Φを角度φで置き替えたのち、ステップ009に進
む。
【0043】ステップ009では、車両番号jが最大値
Nに等しいかどうかが判定される。車両番号jが最大値
Nに等しければステップ011に進み、車両番号jが最
大値Nに等しくなければ(車両番号jが最大値Nより小
さければ)ステップ012に進む。ステップ012で
は、車両番号jをj+1に置き替えてステップ006に
戻る。
【0044】ステップ011では、角度φが最大値φ
max以上かどうかが判定される。ここでφmaxは、例えば
角度φが、wφth、ただしw=0, ±1, ±2, …, ±Wと、
−Wφ thからWφthまでφth刻みに振られるのならば最大
値φmax=Wφth(>0)である。角度φが最大値φmax
以上であればステップ013に進み、角度φが最大値φ
maxより小さければステップ014に進む。ステップ0
14では、角度φをφ+φthに置き替えてステップ00
5に戻る。
【0045】スナップ013では、判定結果車両番号J
が0に等しいかどうかが判定される。判定結果車両番号
Jが0に等しければステップ015に進み、先行車無し
と判定される。判定結果車両番号Jが0に等しくなけれ
ばステップ016に進み、当該判定結果車両番号Jに対
応する先行車有りと判定される。この後、STARTに
もどってループさせても良く、或いはループさせる前
に、当該ステップ015、016の判定結果を基に他の
処理、運転者への表示等をしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な第1実施例である先行車両判
定装置の構成を示すブロック図。
【図2】従来の、操舵角による先行車両判定の問題点を
示す概念図。
【図3】従来の、道路形状との絶対比較による先行車両
判定の問題点を示す概念図。
【図4】本発明の、道路形状との相対比較による先行車
両判定を示す概念図。
【図5】道路の各位置における曲率半径のデータが含ま
れている場合の道路地図の説明図。
【図6】道路曲率半径取得手段の構成例を示すブロック
図。
【図7】図6の道路曲率半径取得手段の説明図。
【図8】道路の各位置における座標のみの場合の道路地
図の説明図。
【図9】道路曲率半径取得手段の他の構成例を示すブロ
ック図。
【図10】円弧当てはめにより曲率半径を求める場合の
説明図。
【図11】スプライン曲線により曲率半径を求める場合
の説明図。
【図12】先行車両判定手段300の処理内容の、走行
履歴の説明図。
【図13】先行車両の走行軌跡の曲率半径と、道路の曲
率半径を比較する説明図。
【図14】先行車両判定手段300の処理内容の概略を
示すフローチャート。
【図15】本発明の具体的な第2実施例である先行車両
判定装置による、自車両方向の変化とともに道路曲線を
動かした場合の、先行車両の所定点数の走行履歴との関
係を示す概念図。
【図16】第2実施例における処理内容の概略を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】 100 前方障害物検出手段 101 レーダ装置 102 レーダ信号処理装置 200 自車両位置取得手段 201 GPS装置 202 自車両位置推定手段 203、2031、2032 道路地図データ 210、210a、210b 道路曲率半径取得手段 211 地図上該当位置抽出手段 212 曲率半径データ抽出手段 213 周辺形状データ抽出手段 214 曲率半径算出手段 300 先行車両判定手段 301 走行履歴保存手段 302 先行車両走行軌跡曲率半径推定手段 303 形状比較手段 Pi 時刻iにおける自車両位置 LAi 先行車両Aの、自車両に対する時刻iにおける距
離 φAi 先行車両Aの、自車両に対する時刻iにおける方
向 SL1からCL1まで 第1レーン SL2からCL2まで 第2レーン SL'1からCL'1まで 誤認した第1レーン SL'2からCL'2まで 誤認した第2レーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H180 AA01 CC12 CC14 LL01 LL04 5J070 AC02 AC13 AE01 AF03 AK22 BF19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、複数車線の道路を走行
    中に、前方の先行車両が自車両が現在走行する車線と同
    一車線を走行中かどうかを判定する先行車両判定装置に
    おいて、 前方を探査し、障害物が有る場合に自車両から当該障害
    物までの距離と、自車両からの方向を検出する前方障害
    物検出手段と、 道路地図データと照合することにより、道路地図に対す
    る自車両の位置を検出する自車両位置取得手段と、 道路地図データから道路の曲率半径を取得する道路曲率
    半径取得手段と、 前記前方障害物検出手段により検出された前方の先行車
    両の自車両からの距離と、自車両からの方向と、前記自
    車両位置取得手段により得られた自車両の位置とから先
    行車両の走行履歴を得て、前記道路曲率半径取得手段の
    出力する当該先行車両の走行履歴に対応する位置の道路
    の曲率半径とから、先行車両が自車両が現在走行する車
    線と同一車線を走行中かどうかを判定する先行車両判定
    手段とを有することを特徴とする先行車両判定装置。
  2. 【請求項2】 前記先行車両判定手段は、 前記前方障害物検出手段により検出された前方の先行車
    両の自車両からの距離と、自車両からの方向と、前記自
    車両位置取得手段により得られた自車両の位置とを保存
    する走行履歴保存手段と、 当該走行履歴保存手段のデータから先行車両の走行軌跡
    の曲率半径を推定する先行車両走行軌跡曲率半径推定手
    段と、 前記道路曲率半径取得手段の曲率半径と前記先行車両走
    行軌跡曲率半径推定手段の曲率半径とを比較する形状比
    較手段とから成ることを特徴とする請求項1に記載の先
    行車両判定装置。
  3. 【請求項3】 前記道路地図データとして、曲率半径デ
    ータを有していることを特徴とする請求項1に記載の先
    行車両判定装置。
  4. 【請求項4】 前記道路地図データが有する前記曲率半
    径データとしては、曲率が不連続となる交差点等の道路
    と道路の接続部分においては複数の曲率半径データを有
    しており、当該曲率半径データ全体により道路の相対形
    状が再現可能であることを特徴とする請求項3に記載の
    先行車両判定装置。
  5. 【請求項5】 前記道路地図データが曲率半径データを
    有しておらず、道路形状から道路の曲率半径を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の先行車両判定装置。
  6. 【請求項6】 車両に搭載され、複数車線の道路を走行
    中に、前方の先行車両が自車両が現在走行する車線と同
    一車線を走行中かどうかを判定する先行車両判定装置に
    おいて、 前方を探査し、障害物が有る場合に自車両から当該障害
    物までの距離と、自車両からの方向を検出する前方障害
    物検出手段と、 道路地図データと照合することにより、道路地図に対す
    る自車両の位置を検出する自車両位置取得手段と、 前記前方障害物検出手段により検出された前方の先行車
    両の自車両からの距離と、自車両からの方向と、前記自
    車両位置取得手段により得られた自車両の位置とから先
    行車両の所定点数の走行履歴を得る走行履歴取得手段
    と、 座標系を設定し、当該座標上における、走行道路の形状
    を示す曲線を算出する道路曲線算出手段と、 自車両がその方向を変化させた場合における先行車両の
    所定点数の走行履歴を前記座標系上に変換して、前記座
    標系上に固定された前記走行道路の形状を示す曲線との
    距離を最小にする先行車両と、自車両の方向とを判定
    し、当該条件にて距離が所定値以下の場合に先行車両が
    自車両が現在走行する車線と同一車線を走行中であると
    判定する先行車両判定手段とを有することを特徴とする
    先行車両判定装置。
  7. 【請求項7】 前記道路曲線算出手段は、走行道路の形
    状を示す円弧を算出することを特徴とする請求項6に記
    載の先行車両判定装置。
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