JP2003296239A - 送信装置、送信方法、コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、及びプログラム - Google Patents

送信装置、送信方法、コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、及びプログラム

Info

Publication number
JP2003296239A
JP2003296239A JP2002271334A JP2002271334A JP2003296239A JP 2003296239 A JP2003296239 A JP 2003296239A JP 2002271334 A JP2002271334 A JP 2002271334A JP 2002271334 A JP2002271334 A JP 2002271334A JP 2003296239 A JP2003296239 A JP 2003296239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
distribution
viewing
application program
distributed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002271334A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003296239A5 (ja
JP4232419B2 (ja
Inventor
Junji Oi
純司 大井
Hiroshi Hasegawa
寛 長谷川
Yasushi Miyajima
靖 宮島
Keigo Ihara
圭吾 井原
Takanori Nishimura
孝則 西村
Junko Fukuda
純子 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002271334A priority Critical patent/JP4232419B2/ja
Publication of JP2003296239A publication Critical patent/JP2003296239A/ja
Publication of JP2003296239A5 publication Critical patent/JP2003296239A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4232419B2 publication Critical patent/JP4232419B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視聴者側から提供されたコンテンツを効率的
に発信者側に送出し、このコンテンツを利用してライブ
配信を行う。 【解決手段】 発信者側となるユーザ端末10からライ
ブ配信する番組のコンテンツと、このユーザ端末10を
インターネット11上で特定するための発信者特定情報
とをストリーミング配信サーバ13を介してクライアン
ト端末12に配信する。クライアント端末12側から提
供するコンテンツを、発信者特定情報に基づいて直接ユ
ーザ端末10に送出し、このユーザ端末10側で、クラ
イアント端末12から送出されたコンテンツを利用して
ライブ配信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、複数の視聴装置とサー
バ装置とに接続されるネットワークを介し、所要のコン
テンツを配信する送信装置及び送信方法、更には発信側
となる送信装置により生成したコンテンツをサーバ装置
を介して視聴装置に配信するコンテンツ配信システム及
びコンテンツ配信方法に関する。また、このようなコン
テンツ配信システムを実現するプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、多数のコンピュータ装置が接
続されたコンピュータネットワークとして、いわゆるイ
ンターネット(The Internet)が広く普及している。イ
ンターネットは、TCP/IP(Transmission Control
Protocol / Internet Protocol)を代表とする各種の
プロトコル(相互接続手順)を利用して、コンピュータ
同士の間で様々な情報を自在に送受信することが可能と
されている。
【0003】このようなインターネットを利用して、例
えばデジタルビデオカメラ等の撮像装置により撮像した
動画像を、多数の視聴者に向けて配信する場合には、以
下に挙げるような手法がある。
【0004】すなわち、第1の手法としては、動画像が
含まれるファイルを発信者側のコンピュータ装置からサ
ーバ装置に転送(アップロード)しておき、他のコンピ
ュータ装置からサーバ装置に対して取得要求が行われた
場合に、この転送されたファイルを自由に取得(ダウン
ロード)可能な状態としておくことが挙げられる。これ
により、視聴者側では、インターネットに接続されたコ
ンピュータ装置を用いて、サーバ装置から動画像ファイ
ルをダウンロードし、このコンピュータ装置の表示画面
上で動画像を閲覧することができる。
【0005】第2の手法としては、動画像の発信者側が
自前でサーバ装置を用意し、このサーバ装置に動画像が
含まれるファイルをダウンロード自在な状態で保持して
おく。これにより、上述した第1の手法と同様に、この
サーバ装置から視聴者側のコンピュータ装置に対して動
画像を配信することができる。
【0006】また、このようにサーバ装置を発信者側が
自前で用意する場合には、予め編集を済ませた完成済み
の動画像ファイルを配信することができるだけでなく、
サーバ装置或いはサーバ装置に接続した発信者側のコン
ピュータ装置に撮像装置を接続しておくことにより、こ
の撮像装置により撮像した動画像をリアルタイムでライ
ブ配信することもできる。
【0007】このようなライブ配信は、各種のストリー
ミング(Streaming)配信技術、すなわち、サーバ装置
に保持された動画データをコンピュータネットワークを
介してダウンロードしながら逐次再生する技術を利用し
て実現することができる。ストリーミング配信技術とし
ては、例えば、リアルネットワークス株式会社の「Real
System」(例えば、非特許文献1参照。)、アップル
コンピュータ株式会社の「QuickTime Streaming Serve
r」(例えば、非特許文献2参照。)、マイクロソフト
株式会社の「Windows Media テクノロジー」(例えば、
非特許文献3参照。)等を挙げることができる。
【0008】
【非特許文献1】インターネット<URL:http://ww
w.jp.real.com/>
【非特許文献2】インターネット<URL:http://ww
w.apple.co.jp/>
【非特許文献3】インターネット<URL:http://ww
w.microsoft.com/japan/>
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にして動画像などをネットワークを介して視聴者側にラ
イブ配信する場合には、動画像の発信者がひとつのライ
ブ配信につき一人に制限されており、発信者から離れた
場所にいる別の提供者からの動画像をライブ配信番組に
取り込んで各地を中継で結ぶといった形の配信を行うこ
とができなかった。
【0010】また例えば、ライブ配信を行う番組に視聴
者側からの意見や主張を反映させるためには、ライブ配
信を行うシステムとは別のシステムを用いることが必要
である。具体的には例えば、視聴者側の意見や主張を電
子メールやチャットなどを実現するアプリケーションソ
フトを用いて文字や静止画像の形式で取得し、取得した
文字や静止画像をライブ配信を行うシステムに読み込む
などする必要がある。或いはまた、電子メールやチャッ
トなどを実現するアプリケーションソフトを用いて、ラ
イブ配信を行うシステムと同時進行させた形で意見や主
張を交換する必要がある。
【0011】しかしながら、上述のような手法により視
聴者側との間で意見や主張を交換してライブ配信を行う
場合には、関連性が希薄な複数のアプリケーションソフ
トを操作する必要があり、操作が煩雑なものとなるとい
った問題があった。また、ライブ配信される動画像とチ
ャットの内容との関連性が薄くなることを避けることが
できず、動画像の発信者側と視聴者側との間で意見や主
張の交換をスムーズに行うことが困難となってしまう。
さらには、ライブ配信された動画像を記録しておいて
も、この動画像だけではひとつの番組として成立しない
といった問題があった。
【0012】そこで本発明は、上述した従来の実情に鑑
みてなされたものであり、視聴者側から提供された動画
像、静止画像、或いはテキスト等のコンテンツを、発信
者側で自在に利用することが可能な送信装置、送信方
法、コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、及
びプログラムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る送信装置
は、コンテンツを配信するサーバ装置と前記サーバ装置
から配信されるコンテンツを受信する複数の視聴装置と
にネットワークを介して接続された送信装置であって、
ネットワークを介して他の装置と通信を行う通信手段
と、前記サーバ装置を介して前記視聴装置に配信される
コンテンツを生成する制御手段とを具備している。前記
制御手段は、前記視聴装置に前記サーバ装置を介して配
信される第1コンテンツを取得する処理と、前記視聴装
置に前記サーバ装置を介して配信される第2コンテンツ
を、前記ネットワークに接続された他の装置から直接取
得する処理と、前記第1コンテンツと前記第2コンテン
ツとを用いて、前記サーバ装置に送信する送信コンテン
ツを生成する処理と、前記送信コンテンツを前記通信手
段を介して前記サーバ装置に送信する処理とを実行する
ように構成されている。
【0014】また、本発明に係る送信方法は、コンテン
ツを配信するサーバ装置を介して複数の視聴装置にコン
テンツを配信する送信方法であって、前記視聴装置に前
記サーバ装置を介して配信される第1コンテンツを取得
するステップと、前記視聴装置に前記サーバ装置を介し
て配信される第2コンテンツを、前記ネットワークに接
続された他の装置から取得するステップと、前記第1コ
ンテンツと前記第2コンテンツとを用いて、前記サーバ
装置に送信する送信コンテンツを生成するステップと、
前記送信コンテンツを前記サーバ装置に送信するステッ
プとを具備している。
【0015】また、本発明に係るプログラムは、コンテ
ンツを配信するサーバ装置と前記サーバ装置から配信さ
れるコンテンツを受信する複数の視聴装置とにネットワ
ークを介して接続された装置にコンテンツの送信処理を
実行させるプログラムであって、前記サーバ装置を介し
て前記視聴装置に配信される第1コンテンツを取得する
制御を行う処理と、前記サーバ装置を介して前記視聴装
置に配信される第2コンテンツを、前記ネットワークに
接続された他の装置から取得する制御を行う処理と、前
記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを用いて、前
記サーバ装置に送信する送信コンテンツを生成する制御
を行う処理と、前記送信コンテンツを前記サーバ装置に
送信する制御を行う処理とを有する。
【0016】また、本発明に係るコンテンツ配信システ
ムは、複数の視聴装置とネットワークを介して接続され
たコンテンツ配信システムであって、前記複数の視聴装
置にコンテンツを配信する配信手段と、前記配信手段を
介して前記視聴装置に配信するコンテンツを生成する生
成手段とを具備する。前記生成手段は、前記視聴装置に
前記配信手段を介して配信される第1コンテンツを取得
する処理と、前記視聴装置に前記配信手段を介して配信
される第2コンテンツを、前記ネットワークに接続され
た他の装置から直接取得する処理と、前記第1コンテン
ツと前記第2コンテンツとを用いて、前記配信手段を介
して前記視聴装置に配信する配信コンテンツを生成する
処理とを実行する。また、前記配信手段は、前記生成手
段で生成された前記配信コンテンツを前記複数の視聴装
置に配信する処理を実行する。
【0017】また、本発明に係るコンテンツ配信方法
は、複数の視聴装置にコンテンツを配信する配信手段
と、前記配信手段を介して前記視聴装置に配信するコン
テンツを生成する生成手段とを有するコンテンツ配信シ
ステムで、コンテンツを配信するコンテンツ配信方法で
あって、前記視聴装置に前記配信手段を介して配信され
る第1コンテンツを取得するステップと、前記視聴装置
に前記配信手段を介して配信される第2コンテンツを、
前記ネットワークに接続された他の装置から直接取得す
るステップと、前記第1コンテンツと前記第2コンテン
ツとを用いて、前記配信手段を介して前記視聴装置に配
信する配信コンテンツを生成するステップと、前記生成
手段で生成された前記配信コンテンツを前記複数の視聴
装置に配信するステップとを有している。
【0018】また、本発明に係るプログラムは、複数の
視聴装置にコンテンツを配信する配信手段と、前記配信
手段を介して前記視聴装置に配信するコンテンツを生成
する生成手段とを有するシステムに、コンテンツの配信
処理を実行させるプログラムであって、前記視聴装置に
前記配信手段を介して配信される第1コンテンツを取得
する処理と、前記視聴装置に前記配信手段を介して配信
される第2コンテンツを、前記ネットワークに接続され
た他の装置から直接取得する処理と、前記第1コンテン
ツと前記第2コンテンツとを用いて、前記配信手段を介
して前記視聴装置に配信する配信コンテンツを生成する
処理と、前記生成手段で生成された前記配信コンテンツ
を前記複数の視聴装置に配信する処理とを実行するよう
に構成されている。
【0019】本発明の送信装置及び送信方法によれば、
発信するコンテンツに複数の視聴装置から送出されたコ
ンテンツを挿入し、このコンテンツを配信することがで
きる。したがって、視聴装置から提供された動画像、静
止画像、或いはテキスト等のコンテンツを、当該送信装
置で自在に利用してコンテンツの配信を行うことができ
る。このため、配信されたコンテンツの視聴側と発信側
との間で、意見や主張を極めてスムーズに交換すること
ができる。また、本発明のコンテンツ配信システム及び
コンテンツ配信方法では、他の装置から送信装置に対し
て、コンテンツを直接送出している。したがって、配信
されるコンテンツに挿入されるコンテンツの授受を極め
てスムーズに行うことができる。本発明のプログラムで
は、上述の如きコンテンツの授受を当該プログラムが処
理される装置において円滑に実行させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、コ
ンピュータネットワークに接続された複数のコンピュー
タ装置とサーバ装置とを利用して、送信装置の一例とな
るコンピュータ装置などにより生成したコンテンツを、
サーバ装置を介して視聴装置の例であるコンピュータ装
置などに配信する場合に適用して好適なものである。そ
こで、以下では先ず、このようにしてコンテンツの配信
を行う基本的なシステムの構成について概略的に説明す
る。
【0021】(1)コンテンツ配信システムの基本構成 本例で説明するコンテンツ配信システム1は、例えば図
1に示すように、デジタルビデオカメラ(Digital Vide
o Camera:DVカメラ)が搭載又は接続されたパーソナ
ルコンピュータ装置などからなるユーザ端末10によっ
て撮影して得られた映像データや音声データ、又はユー
ザ端末10に備え付けられたキーボードなどの入力装置
から入力されたテキストデータ等のコンテンツを、イン
ターネット(The Internet)11などのコンピュータネ
ットワークを介して、複数のクライアント端末12a,
12b,12c,・・・に対してライブ配信を行うもの
である。
【0022】ここで、ユーザ端末10やクライアント端
末12a,12b,12c,・・・は、パーソナルコン
ピュータ装置、PDA(Personal Digital Assistant
s)機器、通信機能が搭載された携帯電話などである。
また、配信するコンテンツは、ユーザ端末10に格納さ
れている予め編集が行われた映像データ、音声データ、
テキストデータなどであってもよい。
【0023】このコンテンツ配信システム1において、
ユーザ端末10は、複数のウィンドウを同時に表示画面
に表示する機能であるマルチウィンドウ機能が搭載され
るものである。特に、ユーザ端末10は、コンテンツの
配信を行う際に実行するアプリケーション・プログラム
の各機能毎に表示画面に表示される、主画面としてのウ
ィンドウと、ユーザによる各種設定を行うための設定画
面としてのウィンドウとをシームレスに移行させること
により、主画面と設定画面との関連を明確化し、わかり
やすいユーザ・インターフェースをユーザに対して提供
することができるものである。より具体的には、ユーザ
端末10は、表示画面上での各種機能の分担を表すため
に、各機能毎の主画面を表示画面上で縦方向に分割した
パネルウィンドウという概念を導入することにより、容
易な操作のもとでのパーソナルキャスティングサービス
の実現に寄与するものである。
【0024】以下では、このようなユーザ端末10の詳
細な説明に先だって、コンテンツ配信システム1の基本
的な全体構成について説明する。
【0025】コンテンツ配信システム1は、図1に示す
ように、コンテンツを配信するユーザ端末10と、この
ユーザ端末10によって配信されたコンテンツを受信し
て視聴する複数のクライアント端末12a,12b,1
2c,・・・と、後述するストリーミング配信サーバ1
3によるコンテンツの配信機能をユーザ端末10が使用
するための予約情報を管理するサーバ使用予約管理セン
タ14と、ユーザ端末10によって配信されたコンテン
ツを複数のクライアント端末12a,12b,12c,
・・・に対して配信するストリーミング配信サーバ13
とを備える。
【0026】ユーザ端末10は、デジタルビデオカメラ
が搭載又は接続されており、このデジタルビデオカメラ
によって撮影された映像データや音声データを所定の符
号化フォーマットに基づいてリアルタイムに圧縮しなが
ら送信する。また、ユーザ端末10は、例えばハードデ
ィスク等の記録装置に記録されている編集済みの映像デ
ータや音声データを送信することもできる。
【0027】具体的には、ユーザ端末10は、図示しな
いISP(Internet Service Provider)や、例えば電
話回線網15a、ケーブルテレビ網15b又はADSL
(Asymmetric Digital Subscriber Line)網15cから
なる公衆回線網15を介してインターネット11に接続
可能な環境とされている。このとき、ユーザ端末10
は、インターネット11に接続可能な環境であれば、有
線又は無線の別を問わない。例えば、ユーザ端末10
は、いわゆる簡易型携帯電話(Personal Handyphone Sy
stem;以下、PHSという。)等を介して、インターネ
ット11に接続する構成とされていてもよい。
【0028】ユーザ端末10は、コンテンツの送信に先
立って、サーバ使用予約管理センタ14に対して、コン
テンツの配信を予約する必要がある。ユーザ端末10
は、公衆回線網15及びインターネット11を介してサ
ーバ使用予約管理センタ14にアクセスし、ストリーミ
ング配信サーバ13によるコンテンツのストリーミング
配信機能の使用を希望する日時や視聴者の定員数、及び
視聴者パスワードといった所定の予約情報を登録するこ
とによって予約を行う。
【0029】そして、ユーザ端末10は、予約が受け付
けられた後に、公衆回線網15及びインターネット11
を介してコンテンツをストリーミング配信サーバ13に
対して送信する。また、ユーザ端末10は、例えば、公
衆回線網15を介してサーバ接続専用ネットワーク16
のアクセスポートにPPP(Point to Point Protoco
l)接続を行うことにより、ストリーミング配信サーバ
13との伝送路を確立し、この伝送路を介してコンテン
ツをストリーミング配信サーバ13に対して送信するこ
ともできる。さらに、ユーザ端末10は、送信したコン
テンツを、必要に応じて、ハードディスク等の記録装置
に記録しておくこともできる。
【0030】クライアント端末12a,12b,12
c,・・・は、それぞれ、パーソナルコンピュータや携
帯型情報端末等のインターネット11に接続可能な環境
とされた情報処理装置である。クライアント端末12
a,12b,12c,・・・は、それぞれ、視聴者パス
ワード等の所定の情報を入力することにより、コンテン
ツ配信システム1に視聴端末として参入することができ
るものである。クライアント端末12a,12b,12
c,・・・は、それぞれ、ユーザ端末10によって予約
登録されたコンテンツの配信開始日時になると、ストリ
ーミング配信サーバ13からインターネット11を介し
てコンテンツが配信され、配信されたコンテンツを受信
する。そして、クライアント端末12a,12b,12
c,・・・は、それぞれ、受信したコンテンツをリアル
タイムにデコードし、表示画面やスピーカ等を介して出
力する。
【0031】サーバ使用予約管理センタ14は、ストリ
ーミング配信サーバ13によるコンテンツのストリーミ
ング配信機能をユーザ端末10が使用するための予約情
報を管理する。サーバ使用予約管理センタ14は、ユー
ザ端末10によって所定の予約情報が登録されると、こ
のユーザ端末10によるストリーミング配信サーバ13
の使用を予約する。また、サーバ使用予約管理センタ1
4は、専用回線17を介してストリーミング配信サーバ
13と接続されており、ユーザ端末10やクライアント
端末12a,12b,12c,・・・に対する認証処理
の際に、この専用回線17を介してストリーミング配信
サーバ13との間で相互に認証データの授受を行う。
【0032】ストリーミング配信サーバ13は、ユーザ
端末10からインターネット11又はサーバ接続専用ネ
ットワーク16を介して送信されたコンテンツを受信
し、インターネット11を介して複数のクライアント端
末12a,12b,12c,・・・に対してストリーミ
ング配信する。このとき、ストリーミング配信サーバ1
3は、専用回線17を介してサーバ使用予約管理センタ
14と接続されており、ユーザ端末10やクライアント
端末12a,12b,12c,・・・に対する認証処理
の際に、この専用回線17を介してサーバ使用予約管理
センタ14との間で相互に認証データの授受を行う。ス
トリーミング配信サーバ13は、ユーザ端末10によっ
て予約登録されたコンテンツの配信開始日時になると、
ユーザ端末10からインターネット11又はサーバ接続
専用ネットワーク16を介して送信されたコンテンツを
受信して図示しないバッファに記憶しつつ、このコンテ
ンツをバッファから読み出し、配信要求のあったクライ
アント端末12a,12b,12c,・・・に対して配
信する。
【0033】このようなコンテンツ配信システム1にお
いては、コンテンツの配信者となるユーザがユーザ端末
10を介してサーバ使用予約管理センタ14にアクセス
し、上述した予約情報を登録することによって、コンテ
ンツのライブ配信が予約される。
【0034】具体的には、コンテンツ配信システム1に
おいては、ユーザ端末10における表示画面に当該コン
テンツ配信システム1のサービスを提供するウェブサイ
トのWWW(World Wide Web)ブラウジング用のウィン
ドウを表示させ、ユーザがユーザ端末10を介して当該
コンテンツ配信システム1にユーザ登録を行い、与えら
れたユーザID(IDentification)とパスワードとを入
力してログインする。これにより、ユーザ端末10にお
ける表示画面には、コンテンツの配信の予約を行うため
の所定のウィンドウが表示される。
【0035】そして、ユーザ端末10における表示画面
に表示されたウィンドウを介してユーザが所定の予約情
報を入力し、クレジットカード番号などを入力すること
によって本人確認が成功すると、指定した日時でのコン
テンツのライブ配信が予約される。コンテンツ配信シス
テム1においては、ライブ配信の予約が受け付けられる
と、予約設定ファイルがサーバ使用予約管理センタ14
からユーザ端末10に対してダウンロードされる。この
予約設定ファイルには、設定した予約情報の他、ライブ
配信を行うストリーミング配信サーバ13のIP(Inte
rnet Protocol)アドレス及びポート、ユーザID、パ
スワード等が記載されているものである。
【0036】コンテンツ配信システム1においては、ユ
ーザ端末10によって後述するライブ配信アプリケーシ
ョン・プログラムを実行してこれらの情報を自動的に読
み込むことにより、ユーザによる煩雑な設定作業を要さ
ずにライブ配信を行うことが可能となる。
【0037】続いて、コンテンツ配信システム1におい
ては、ユーザ端末10からサーバ使用予約管理センタ1
4に対して、予約したライブ配信を実際に行うか否かの
予約確認を配信開始日時の所定時間前、例えば3時間程
度前までに行う。具体的には、コンテンツ配信システム
1においては、ユーザ端末10が表示画面にサーバ使用
予約管理センタ14へのアクセスを行うためのWWWブ
ラウジング用のウィンドウを表示し、このウィンドウを
介してユーザが所定の情報を入力することにより、予約
確認が行われる。コンテンツ配信システム1において
は、これに応じて予約確定が行われる。なお、コンテン
ツ配信システム1において、ユーザは、コンテンツを視
聴してほしいクライアントに対して、視聴者パスワード
といったコンテンツを視聴するために必要な情報を配信
開始日時までに予め連絡しておく必要がある。
【0038】そして、コンテンツ配信システム1におい
て、ユーザ端末10は、配信開始日時の所定時間前、例
えば5分程度前までに、ストリーミング配信サーバ13
との接続を行い、配信開始日時になると、ユーザ端末1
0に搭載又は接続されたデジタルビデオカメラによる撮
影と同時に、映像データや音声データが所定の符号化フ
ォーマットに基づいてリアルタイムに圧縮されながら、
ストリーミング配信サーバ13に対して送信される。コ
ンテンツ配信システム1において、視聴者となるクライ
アントは、視聴者パスワード等の所定の情報を入力する
ことにより、クライアント端末12a,12b,12
c,・・・を介してコンテンツを受信し視聴することが
できる。
【0039】このように、コンテンツ配信システム1
は、ユーザ端末10によって撮影して得られた映像デー
タや音声データ、ユーザ端末10に格納されている予め
編集済みの映像データや音声データ、或いは、ユーザ端
末10の入力装置を用いて入力されたテキストデータな
どからなるコンテンツを、インターネット11を介し
て、クライアント端末12a,12b,12c,・・・
に対してライブ配信する。すなわち、いわば個人ユーザ
が複数の視聴者に向けてコンテンツをライブ配信するパ
ーソナルキャスティングサービスを実現することができ
る。
【0040】なお、コンテンツ配信システム1において
は、ユーザ端末10によって上述したライブ配信の予約
及び設定を行った後、実際の配信を開始する前に、番組
に必要となるエフェクト類、及びユーザ端末10のハー
ドディスク等に記録されたアーカイブファイル類を予め
設定し、登録することができる。このとき、ユーザ端末
10は、所定のガイド機能を用いて各種設定を行うこと
ができる。また、コンテンツ配信システム1において
は、予約された時間以外では、ユーザ端末10によって
ハードディスク等の記録装置に対してライブ配信を行う
コンテンツの試し撮りを行うことができる。このとき、
ユーザ端末10は、実際の配信時と同様に、コンテンツ
に対して各種エフェクトを施したり、入力ソースとして
選択可能なデジタルビデオカメラによって撮影されて得
られた映像データや音声データとハードディスクに記録
されている映像データや音声データとの切り替え(スイ
ッチング)を行うことができる。
【0041】そして、コンテンツ配信システム1におい
ては、ユーザ端末10とストリーミング配信サーバ13
との接続が確立されてコンテンツがライブ配信されてい
る状態で、ユーザ端末10によってエフェクト操作やフ
ァイル切り替え操作等を行うと、この操作に応じて、配
信されるストリームにもこれらの操作が反映され、最終
的にクライアント端末12a,12b,12c,・・・
における表示画面にも反映される。
【0042】コンテンツ配信システム1においては、配
信終了時間になると、自動的にコンテンツの配信が終了
し、クライアント端末12a,12b,12c,・・・
における表示画面上でも番組が終了する。コンテンツ配
信システム1においては、配信を終えたコンテンツに関
する情報がアルバム形式でユーザ端末10におけるハー
ドディスク等の記録装置に記録され、ユーザ端末10に
よって配信履歴の詳細や配信したコンテンツを再生して
閲覧することができる。
【0043】(2)ユーザ端末の構成 つぎに、以下では、このようなコンテンツ配信システム
1を構成するユーザ端末10の構成について説明する。
なお、以下では、説明の便宜上、デジタルビデオカメラ
が搭載されたユーザ端末10について説明するものとす
る。ただし、ユーザ端末10は、外部機器として構成さ
れたデジタルビデオカメラが有線又は無線により接続さ
れていてもよいし、例えばユーザ端末10が接続された
LAN(Local Area Network)等のコンピュータネット
ワークに対して直接接続可能とされたデジタルビデオカ
メラを用いて、このデジタルビデオカメラにより撮像さ
れた画像データや音声データがコンピュータネットワー
クを介してユーザ端末10に取り込まれる構成とされて
いてもよい。
【0044】ユーザ端末10は、図2に示すように、各
種演算処理を実行するとともに各部を統括して制御する
CPU(Central Processing Unit)20と、このCP
U20のワークエリアとして機能するRAM(Random A
ccess Memory)21と、CPU20によって実行される
各種プログラムを含む情報を格納する読み取り専用のR
OM(Read Only Memory)22と、CPU20によって
実行されるオペレーティング・システム(Operating Sy
stem)やアプリケーション・プログラム等の各種プログ
ラムが記録され、配信するコンテンツなどの各種データ
等の記録再生が行われるHDD(Hard Disk Drive)2
3と、各種情報を表示する表示部24と、この表示部2
4とCPU20との間でのデータの授受を行うための表
示用インターフェース25と、ユーザによって各種情報
や指示操作を入力するための操作部26と、この操作部
26とCPU20との間でのデータの授受を行うための
操作用インターフェース27と、上述した公衆回線網1
5を介してインターネット11又はサーバ接続専用ネッ
トワーク16に接続された外部装置との間でデータの授
受を行うためのネットワークインターフェース28と、
被写体を撮影して映像データや音声データを得るデジタ
ルビデオカメラ29と、いわゆるMPEG2(Moving P
icture Experts Group phase 2)方式に基づく圧縮符号
化及び復号を行うMPEG2コーデック30とを備え
る。
【0045】ユーザ端末10は、これらの各部のうち、
CPU20、RAM21、ROM22、HDD23、表
示用インターフェース25、操作用インターフェース2
7、ネットワークインターフェース28、デジタルビデ
オカメラ29、及びMPEG2コーデック30がバス3
1を介して接続されて構成される。
【0046】なお、ユーザ端末10におけるデジタルビ
デオカメラ29は、ユーザ端末10に搭載されずに、例
えば外部機器接続用の所定のインターフェースや、ネッ
トワークインターフェース28などを介してバス31に
接続されてもよい。また、ユーザ端末10は、必要に応
じて、例えば着脱自在とされる記録媒体に対する記録再
生を行うリムーバブル型の記録再生装置などがHDD2
3の他に搭載又は接続され、この記録再生装置に対する
各種データの記録再生が可能とされていてもよい。
【0047】CPU20は、バス31を介して、RAM
21、ROM22、HDD23、表示用インターフェー
ス25、操作用インターフェース27、ネットワークイ
ンターフェース28、デジタルビデオカメラ29、及び
MPEG2コーデック30と接続されている。CPU2
0は、各部を統括的に制御するとともに、HDD23等
に記録されているオペレーティング・システムや各種ア
プリケーション・プログラムを実行する。特に、CPU
20は、サーバ使用予約管理センタ14に対するコンテ
ンツの配信の予約や、ストリーミング配信サーバ13に
対するコンテンツの送信、さらには、送信したコンテン
ツのHDD23に対する記録に関する処理及び制御を行
う。
【0048】RAM21は、CPU20が各種プログラ
ムを実行する際のワークエリアとして機能し、CPU2
0の制御のもとに、各種データを一時記憶する。
【0049】ROM22は、ユーザ端末10の起動に必
要となる各種プログラムや設定情報などを格納してい
る。このROM22に格納されている各種プログラムや
設定情報は、ユーザ端末10の起動時に読み出され、C
PU20によって利用される。
【0050】HDD23は、CPU20の制御のもと
に、オペレーティング・システムやアプリケーション・
プログラム等の各種プログラムやデータ等の記録再生を
行う。また、HDD23には、送信したコンテンツが記
録される。また、HDD23は、予め編集済みのコンテ
ンツを記録しておくこともでき、CPU20の制御のも
とに、このコンテンツを配信時に読み出すことも可能と
されている。
【0051】表示部24は、例えばLCD(Liquid Cry
stal Display)からなり、CPU20の制御のもとに、
HDD23に記録されているデータ等の各種情報を表示
画面に表示する。特に、表示部24は、CPU20の制
御のもとに、サーバ使用予約管理センタ14及びストリ
ーミング配信サーバ13へのアクセスを行うためのWW
Wブラウジング用のウィンドウや、送信するコンテンツ
に対する加工処理を含む各種処理を行うための各種アプ
リケーション・プログラムを実行するための所定のウィ
ンドウといった所定のグラフィカル・ユーザ・インター
フェースを表示画面に表示する。
【0052】表示用インターフェース25は、CPU2
0と表示部24との間でのデータの授受を行う。すなわ
ち、表示用インターフェース25は、CPU20からバ
ス31を介して供給された各種情報を表示部24に供給
する。
【0053】操作部26は、例えば、キーボード、マウ
ス等のポインティングデバイス、或いはいわゆるジョグ
ダイヤル等回転操作式スイッチなどによるユーザ・イン
ターフェースを用いたユーザによる操作を受け付け、操
作内容を示す制御信号を操作用インターフェース27を
介してCPU20に供給する。
【0054】操作用インターフェース27は、CPU2
0と操作部26との間でのデータの授受を行う。すなわ
ち、操作用インターフェース27は、操作部26から供
給された制御信号をバス31を介してCPU20に供給
する。
【0055】ネットワークインターフェース28は、C
PU20の制御のもとに、外部との通信を行うインター
フェースとして機能する。すなわち、ネットワークイン
ターフェース28は、公衆回線網15を介してインター
ネット11又はサーバ接続専用ネットワーク16に接続
された外部装置とユーザ端末10との間でデータの授受
を行うために設けられるものである。特に、ネットワー
クインターフェース28は、CPU20の制御のもと
に、コンテンツを外部へと送信するとともに、上述した
予約情報や予約ID等の各種情報の送受信を行う。
【0056】デジタルビデオカメラ29は、被写体を撮
影するための所定の光学系や、CCD(Charge Coupled
Devices)等の光電変換用のデバイス等からなる。デジ
タルビデオカメラ29によって撮影されて得られた映像
データや音声データは、CPU20の制御のもとに、バ
ス31を介してMPEG2コーデック30に供給され
る。
【0057】MPEG2コーデック30は、バス31を
介してデジタルビデオカメラ29から供給された映像デ
ータや音声データを、CPU20の制御のもとに、MP
EG2方式に基づく圧縮符号化を行う。このとき、MP
EG2コーデック30は、CPU20の制御のもとに、
映像データや音声データをリアルタイムに圧縮符号化す
る。また、MPEG2コーデック30は、MPEG2方
式に基づいて圧縮符号化されたデータを復号することも
できる。
【0058】(3)ライブ配信アプリケーション・プロ
グラム つぎに以下では、上述したようなユーザ端末10により
実行されるライブ配信アプリケーション・プログラムに
ついて説明する。ライブ配信アプリケーション・プログ
ラムは、それぞれ個別の機能を実現する複数のモジュー
ルを組み合わせ自在とされた一連のプログラム群によっ
て構成されており、例えばユーザ端末10のHDD23
に記録されている。ユーザ端末10は、このライブ配信
アプリケーション・プログラムをCPU20によって実
行することにより、コンテンツのライブ配信を行う。な
お、ライブ配信アプリケーション・プログラムは、例え
ばいわゆるコンパクトディスク(Compact Disc)等の所
定の記録媒体やインターネット等の伝送媒体によっても
提供され得るものである。
【0059】このライブ配信アプリケーション・プログ
ラムを実行することにより、ユーザ端末10の表示部2
4には、例えば図3に示すようなウィンドウが表示され
る。
【0060】このウィンドウは、図3に示すように、ラ
イブ配信アプリケーション・プログラムの基幹をなすメ
インモジュールが作成するメインウィンドウ50上に、
メインモジュールによって作成されたガイダンスバー5
1及びステータスバー52と、各機能モジュールがそれ
ぞれ作成する複数のパネルウィンドウ53a,53b,
53c,53d,53eとが配置された構成とされてい
る。
【0061】メインウィンドウ50は、横長の短冊状の
ガイダンスバー51が上部に配置されるとともに、横長
の短冊状のステータスバー52が下部に配置され、これ
らガイダンスバー51とステータスバー52とに上下を
挟まれるような形態で、各機能に対応して縦方向に分割
された複数のパネルウィンドウ53a,53b,53
c,53d,53eが並設されて表示部24に表示され
る。ここで、各パネルウィンドウ53a,53b,53
c,53d,53eは、それぞれ、独立した1つのウィ
ンドウとして実装されるものである。
【0062】なお、図3においては、パネルウィンドウ
として、音声に関する操作を行うためのサウンドパネル
ウィンドウ53a、入力ソースとして選択可能なデジタ
ルビデオカメラ29によって撮影して得られた映像デー
タに関する操作を行うためのカメラ入力パネルウィンド
ウ53b、ライブ配信しているコンテンツに関する操作
を行うためのメインモニタパネルウィンドウ53c、入
力ソースとして選択可能なHDD23に記録されている
映像データに関する操作を行うためのファイル入力パネ
ルウィンドウ53d、及び配信するコンテンツに対して
施すエフェクトに関する操作を行うためのエフェクトパ
ネルウィンドウ53eが表示されている様子を示してい
る。
【0063】ガイダンスバー51は、各種の操作を指示
入力するための複数のボタンを実装する。ユーザは、ガ
イダンスバー51に表示されたボタンをマウスでクリッ
ク操作することなどによって、ライブ配信アプリケーシ
ョン・プログラムに対する各種の操作を行うことができ
る。
【0064】ステータスバー52は、例えば上述したP
HSを用いてインターネット11に接続した場合におけ
る電波状態、上述したPPP接続を行った場合における
接続状態、ユーザ端末10に搭載されたバッテリーの残
量状態、或いはHDD23の残り容量状態等を表示する
領域を実装する。
【0065】サウンドパネルウィンドウ53aは、ライ
ブ配信を行っている際にバッググラウンドミュージック
として流すべく登録されたwavファイル等の音声・音
楽データのリストを示すための複数のアイコン53a
1、これらのアイコンを選択するボタン53a2、及び
選択したアイコンに対応する音声・音楽データを再生又
は停止するためのボタン53a3等を実装する。なお、
このサウンドパネルウィンドウ53aにおいては、他の
音声・音楽データを自在にリストに追加したり、或いは
リストに登録された音声・音楽データを削除することが
可能とされている。
【0066】カメラ入力パネルウィンドウ53bは、入
力ソースとして選択可能なデジタルビデオカメラ29に
よって撮影して得られた映像データをプレビューするた
めのプレビュー画像を表示するプレビュー領域53b
1、入力ソースをデジタルビデオカメラ29によって撮
影して得られた映像データに設定するためのボタン53
b2、デジタルビデオカメラ29によって撮影して得ら
れた音声データを、入力ソースとして選択可能なHDD
23に記録されている映像データに対して合成する、い
わゆるアフレコを施すためのボタン53b3、及びデジ
タルビデオカメラ29の設定用アプリケーション・プロ
グラムを起動するためのボタン53b4等を実装する。
【0067】メインモニタパネルウィンドウ53cは、
ライブ配信するコンテンツをプレビューするためのプレ
ビュー領域53c1、試し撮りや実際の配信を開始する
ためのボタン53c2、コンテンツの再生や配信を一時
停止するためのボタン53c3、音声データに対してミ
ュート処理を施すためのボタン53c4、及び配信経過
時間や残り時間等を表示する時間表示領域53c5等を
実装する。
【0068】ファイル入力パネルウィンドウ53dは、
入力ソースとして選択可能なHDD23に記録されてい
る映像データのリストを示すためのサムネイル画像を表
示するサムネイル領域53d1、映像データをプレビュ
ーするためのプレビュー画像を表示するプレビュー領域
53d2、リストとしてのサムネイル画像を選択するた
めのボタン53d3、及び選択したサムネイル画像に対
応する映像データを再生又は停止するためのボタン53
d4等を実装する。
【0069】エフェクトパネルウィンドウ53eは、ラ
イブ配信しているコンテンツに対して施す各種エフェク
ト素材のリストを示すためのサムネイル画像を表示する
サムネイル領域53e1、これらのサムネイル画像を選
択するボタン53e2、及び選択したサムネイル画像に
対応するエフェクトを実行又は解除するためのボタン5
3e3、映像データにエフェクトとしてリアルタイムに
テロップ表示される文字列を入力するボックス53e4
等を実装する。なお、このエフェクトパネルウィンドウ
53eにおいては、他のエフェクト素材をリストに追加
したり、リストに登録されたエフェクト素材を削除する
ことも可能とされている。
【0070】このように、ユーザ端末10は、各種機能
の分担を表すために、各機能に対応するパネルウィンド
ウ53a,53b,53c,53d,53eを縦方向に
分割して表示部24に表示する。これにより、ユーザ
は、機能毎の操作と必要なボタン類との対応を直感的且
つ容易に図ることができる。例えば、ユーザは、エフェ
クトに関する処理を行う場合には、エフェクトパネルウ
ィンドウ53eのみに着目すればよい。
【0071】ユーザ端末10は、上述したライブ配信ア
プリケーション・プログラムを用いて、映像データ、音
声データ、或いはテキストデータなどを自在に組み合わ
せて、配信するコンテンツを作成することができる。そ
して、作成されたコンテンツは、インターネット11又
はサーバ接続専用ネットワーク16を介してストリーミ
ング配信サーバ13に送出され、このストリーミング配
信サーバ13からクライアント端末12a,12b,1
2cに対して配信される。
【0072】(4)視聴側からコンテンツを取得するコ
ンテンツ配信システム つぎに以下では、上述したコンテンツ配信システム1の
基本構成に基づいて、ユーザ端末10が視聴側であるク
ライアント端末からコンテンツを直接取得し、この取得
したコンテンツを利用してライブ配信を行う場合につい
て、図4を参照しながら説明する。
【0073】なお、図4においては、デジタルビデオカ
メラ(DVカメラ)29がユーザ端末10に対して外部
装置として構成され、このDVカメラ29がユーザ端末
10に接続された場合について図示している。
【0074】コンテンツ配信システム1では、上述した
ように、ユーザ端末10によりライブ配信を行うに際し
て、ユーザ端末10上で実行されたライブ配信アプリケ
ーション・プログラムにより作成されたコンテンツが、
図4中矢印A1で示すように、このユーザ端末10から
ストリーミング配信サーバ13に対してインターネット
11を介して送出される。そして、ストリーミング配信
サーバ13からは、図中矢印A2に示すように、複数の
クライアント端末12に対してコンテンツが配信され
る。
【0075】ここで、ユーザ端末10には、上述したラ
イブ配信アプリケーション・プログラムの他に、クライ
アント端末から送出されたコンテンツを取得して利用す
るためのコミュニケーション用アプリケーション・プロ
グラムが実行される。
【0076】このコミュニケーション用アプリケーショ
ン・プログラムは、ライブ配信アプリケーション・プロ
グラムと同様に、例えばユーザ端末10のHDD23に
記録されている。ユーザ端末10は、このコミュニケー
ション用アプリケーション・プログラムをCPU20に
よって実行することにより、クライアント端末から送出
されたコンテンツを取得して利用することができる。な
お、コミュニケーション用アプリケーション・プログラ
ムは、例えばいわゆるコンパクトディスク(Compact Di
sc)等の所定の記録媒体やインターネット等の伝送媒体
によっても提供され得るものである。
【0077】また、コミュニケーション用アプリケーシ
ョン・プログラムは、後述するように、上述したライブ
配信アプリケーション・プログラムと密接に連携して動
作するものである。なお、コミュニケーション用アプリ
ケーション・プログラムは、ライブ配信アプリケーショ
ン・プログラムとは独立して、単独でも実行可能とされ
ていてもよい。
【0078】一方、コンテンツ配信システム1におい
て、クライアント端末12は、ストリーミング配信サー
バ13から配信されるコンテンツの視聴専用として用い
られるものと、ライブ配信を行うユーザ端末10に対し
てコンテンツを送出することが可能とされたものとに大
別することができる。
【0079】視聴専用に用いられるクライアント端末1
2は、例えばWebブラウザ等のように、配信されたコ
ンテンツを視聴するためのアプリケーション・プログラ
ムが少なくとも実行可能とされていればよい。
【0080】また、コンテンツの送出が可能とされたク
ライアント端末12は、図4に示すように、ユーザ端末
10と同様にしてDVカメラ29が搭載又は接続自在と
されている。また、このクライアント端末12では、配
信されたコンテンツを視聴するためのアプリケーション
・プログラム(例えばWebブラウザ)の他に、ユーザ
端末10に対してコンテンツを送出するためのコミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムが少なくと
も実行可能とされている。
【0081】そして、コンテンツの送出が可能とされた
クライアント端末12において、DVカメラ29によっ
て撮影された映像データや音声データ、或いは、このク
ライアント端末12の入力機器により入力されたテキス
トデータなどのコンテンツは、図4中矢印A3に示すよ
うに、ストリーミング配信サーバ13を介さずに、イン
ターネット11を介して直接ユーザ端末10に送出され
る。
【0082】コンテンツ配信システム1において、クラ
イアント端末12からユーザ端末10に対してコンテン
ツを直接送出するに際しては、以下で説明するような手
法によって実現される。
【0083】すなわち、ユーザ端末10からは、ライブ
配信するコンテンツとともに、このユーザ端末10をイ
ンターネット11上で特定するための発信者特定情報が
ストリーミング配信サーバ13に送出される。そして、
ストリーミング配信サーバ13からは、コンテンツと発
信者特定情報とが各クライアント端末12に対して送出
される。
【0084】この発信者特定情報としては、例えばユー
ザ端末10に割り当てられているネットワーク上でユニ
ークな情報、例えばIPアドレスや、このユーザ端末1
0においてコミュニケーション用アプリケーション・プ
ログラムがクライアント端末12からコンテンツを受信
するために使用するポート番号などを含むものである。
【0085】そして、コンテンツをユーザ端末10に対
して送出するクライアント端末12は、ストリーミング
配信サーバ13からコンテンツとともに配信された発信
者特定情報に基づいて、インターネット11上でユーザ
端末10を特定し、このユーザ端末10とネットワーク
上でコンテンツを送受信するための接続(セッション)
を確立する。クライアント端末12は、ユーザ端末10
に対してストリーミング配信サーバ13を介さずに、い
わゆるピア・ツー・ピア(Peer To Peer)で、直接コン
テンツを送出する。すなわち、クライアント端末12
は、ネットワーク上で、特定のサーバ宛てにコンテンツ
を送信するのではなく、ユーザ端末10宛てにコンテン
ツを送信する。
【0086】コンテンツ配信システム1においては、上
述のようにして、クライアント端末12が発信者特定情
報に基づいて、ストリーミング配信サーバ13等の特定
のサーバ装置を介することなく、ユーザ端末10に対し
て直接コンテンツを送出していることから、サーバ装置
における負荷を考慮することなく、クライアント端末1
2とユーザ端末10との間で極めてスムーズにコンテン
ツの授受を行うことが可能とされている。
【0087】(5)クライアント端末及びユーザ端末間
でのコンテンツ授受の実際ここで、上述したようにして
クライアント端末12から送出されたコンテンツをユー
ザ端末10が取得し、このコンテンツを利用してライブ
配信を行う場合について具体的に説明する。
【0088】ユーザ端末10において、先に説明したラ
イブ配信アプリケーション・プログラムを実行中に、ク
ライアント端末12から送出されたコンテンツを利用す
る場合には、図3に示したメインウィンドウ50のガイ
ダンスバー51に表示されたコミュニケーション用アプ
リケーション・プログラムの起動用ボタン51aを選択
する。
【0089】これにより、ユーザ端末10では、ライブ
配信アプリケーション・プログラムと連係動作するコミ
ュニケーション用アプリケーション・プログラムが起動
し、図5に示すように、ライブ配信アプリケーション・
プログラムのメインウィンドウ50の下部に、コミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムにより作成
されたコミュニケーション用ウィンドウ70が表示され
る。
【0090】なお、メインウィンドウ50のガイダンス
バー51に表示されるコミュニケーション用アプリケー
ション・プログラムの起動用ボタン51aは、クライア
ント端末12側からコンテンツの送出が行われている場
合にのみ選択可能な状態となり、クライアント端末12
側からコンテンツの送出が行われていない場合には、選
択不能な状態で表示されるとしてもよい。
【0091】このコミュニケーション用ウィンドウ70
は、図5に示すように、各クライアント端末12のDV
カメラ29によって撮像され、ユーザ端末10に送出さ
れた画像をそれぞれ表示するプレビュー領域71が配置
されている。このプレビュー領域71に表示される画像
は、クライアント端末12のDVカメラ29によって撮
像されてユーザ端末10に対して送出された映像であ
り、動画像であってもよいし、静止画像であってもよ
い。
【0092】なお、このプレビュー領域71に表示する
画像としては、例えば、各クライアント端末12の操作
者の顔などをDVカメラ29によって撮像した画像が用
いられる。また、クライアント端末12からは、DVカ
メラ29によって撮像した映像をユーザ端末10に対し
て送出することに限定されるものではなく、例えば、予
めDVカメラ29によって撮影して記録しておいた映像
データ、各種の画像作成アプリケーション・プログラム
によって作成した画像データ、或いは、後述するクライ
アント端末12側で実行されるコミュニケーション用ア
プリケーション・プログラムに予め用意された画像デー
タなどであってもよい。
【0093】また、コミュニケーション用ウィンドウ7
0は、プレビュー領域71の下部に、このプレビュー領
域71に表示された各画像(すなわちクライアント端末
12から送出された画像)をライブ配信する映像に挿入
することを選択するための挿入開始ボタン72と、ライ
ブ配信する映像にクライアント端末12から送出された
画像を挿入することを停止する挿入停止ボタン73と、
コミュニケーション用アプリケーション・プログラムに
関するヘルプ情報を参照するためのヘルプ参照ボタン7
4と、コミュニケーション用アプリケーション・プログ
ラムを終了するための終了ボタン75とが配置されてい
る。
【0094】ここで、図5に示す状態においては、ライ
ブ配信アプリケーション・プログラムのメインウィンド
ウ50におけるカメラ入力パネルウィンドウ53bのプ
レビュー領域53b1に、ユーザ端末10のDVカメラ
29によって撮影されている画像が表示されており、こ
の画像がライブ配信されることを選択されて、メインモ
ニタパネルウィンドウ53cのプレビュー領域53c1
にも表示されている。したがって、図5に示す状態にお
いては、このプレビュー領域53c1に表示された映像
が、ユーザ端末10からストリーミング配信サーバ13
に送出され、ライブ配信されている。
【0095】なお、このときプレビュー領域53c1に
表示される映像としては、例えば、ユーザ端末10のD
Vカメラ29によって撮影されたユーザ端末10の操作
者、すなわち、ライブ配信される番組の発信者の顔など
の映像である。
【0096】このとき、コンテンツ配信システム1にお
いて、各クライアント端末12では、Webブラウザが
起動されており、図6に示すように、このWebブラウ
ザによって作成されたウィンドウ80が表示画面上に表
示されている。そして、クライアント端末12における
Webブラウザは、ストリーミング配信サーバ13から
配信されるコンテンツを受信しており、このストリーミ
ング配信サーバ13から取得したHTML(Hyper Text
Mark-up Language)ファイルに基づいて、所定の内容
をウィンドウ80内に表示している。
【0097】ここで、Webブラウザには、ストリーミ
ング配信サーバ13から配信される動画像や静止画像、
及び音声データなどのコンテンツを表示/再生すること
が可能な所定のプラグイン・プログラムが実装されてお
り、このプラグイン・プログラムによって作成されたコ
ンテンツ表示領域81が、Webブラウザによって作成
されたウィンドウ80内の所定の位置に表示される。
【0098】このように、配信されたコンテンツがWe
bブラウザのウィンドウ80内に表示される構成とされ
ていることによって、ライブ配信される番組を視聴する
ために専用のアプリケーション・プログラムを用意する
ことが不要となる。また、Webブラウザのウィンドウ
80内にコンテンツが表示されることによって、配信さ
れるコンテンツに関連する情報などを容易に表示するこ
とができるともに、ストリーミング配信サーバ13から
様々な情報をクライアント端末12側に提供することが
でき、多彩且つ柔軟なコンテンツの配信を行うことがで
きる。
【0099】また、Webブラウザのウィンドウ80内
にコンテンツが表示される構成とすることにより、クラ
イアント端末12で動作するオペレーション・システム
などに依存した環境に左右されることなく、確実且つ良
好なコンテンツの視聴を可能とすることができる。
【0100】そして、このコンテンツ表示領域81に、
ユーザ端末10から送出された内容が表示・再生され
る。これにより、クライアント端末12におけるコンテ
ンツ表示領域81には、ユーザ端末10によって送出さ
れたコンテンツ、すなわち、ユーザ端末10におけるメ
インモニタパネルウィンドウ53cのプレビュー領域5
3c1に表示され、ライブ配信されたコンテンツが表示
される。
【0101】なお、Webブラウザのウィンドウ80内
には、上述したプラグイン・プログラムによって作成さ
れたコンテンツ表示領域81の他に、このコンテンツ表
示領域81内に表示する番組の内容や発信者に関する情
報などがテキストや画像などによって表示されていても
よい。クライアント端末12は、このような番組の内容
や発信者に関する情報などを、ストリーミング配信サー
バ13からHTMLファイルとして取得することができ
る。
【0102】また、Webブラウザのウィンドウ80内
には、コンテンツ表示領域81の下部に、ストリーミン
グ配信サーバ13から配信されている番組に参加するた
めの参加ボタン82が表示されている。この参加ボタン
82が選択されることにより、クライアント端末12側
では、Webブラウザとは別に、コミュニケーション用
アプリケーション・プログラムが起動する。
【0103】このクライアント端末12側で起動するコ
ミュニケーション用アプリケーション・プログラムは、
ユーザ端末10側で起動するコミュニケーション用アプ
リケーション・プログラムとの間で直接各種データの授
受を行うことが可能とされたものである。また、クライ
アント端末12側で起動するコミュニケーション用アプ
リケーション・プログラムは、ユーザ端末10側で起動
するコミュニケーション用アプリケーション・プログラ
ムに対応した別個のプログラムとして構成されていても
よいし、ユーザ端末10側で起動するコミュニケーショ
ン用アプリケーション・プログラムと同等のプログラム
とされていてもよい。クライアント端末12とユーザ端
末10とで実行されるコミュニケーション用アプリケー
ション・プログラムを共用する場合には、このコミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムは、予めユ
ーザが指定することにより、或いは自動的に状況を判断
することにより、起動形態を適宜変更することが可能な
ものとされる。
【0104】ここで、クライアント端末12側でコミュ
ニケーション用アプリケーション・プログラムが起動す
ると、図7に示すように、このコミュニケーション用ア
プリケーション・プログラムによって作成されたコミュ
ニケーション用ウィンドウ90がクライアント端末12
の表示画面上に表示される。なお、このコミュニケーシ
ョン用ウィンドウ90は、Webブラウザのウィンドウ
80と同時に表示画面上に表示されてもよいし、相互に
切り替えて表示されるとしてもよい。
【0105】コミュニケーション用ウィンドウ90は、
図7に示すように、クライアント端末12に搭載又は接
続されたDVカメラ29によって撮像された画像を表示
する自画像表示領域91を備え、この自画像表示領域9
1の周囲に、各種の指示操作を選択するための複数のボ
タン92a〜92gが配置されている。そして、これら
複数のボタン92a〜92gのさらに外周には、他のク
ライアント端末12から送出された画像を表示する画像
表示領域93が複数配置されている。
【0106】自画像表示領域91は、このコミュニケー
ション用アプリケーション・プログラムを実行するクラ
イアント端末12に搭載又は接続されたDVカメラ29
によって撮像された画像を表示する領域であり、通常
は、このクライアント端末12の操作者の顔などを撮像
した画像を表示している。
【0107】また、複数のボタン92a〜92gは、そ
れぞれ以下のような機能を有している。
【0108】Webブラウザ起動ボタン92aは、We
bブラウザを起動するためのボタンである。このWeb
ブラウザ起動ボタン92aが選択されることによって、
外部のWebブラウザ・プログラムを呼び出して起動し
たり、或いは、このコミュニケーション用アプリケーシ
ョン・プログラムに内蔵されたWebブラウザを起動す
るなどの動作が行われる。
【0109】感情ボタン92bは、自画像表示領域91
に表示された画像に対して、各種の感情を表す効果を付
与するためのボタンである。この感情ボタン92bが選
択されることによって、例えば「泣く」「笑う」「怒
る」などの各種の感情を、アニメーションや効果音など
による効果を自画像表示領域91に表示された画像に付
与することにより表現することができる。
【0110】アクションボタン92cは、画像表示領域
93に表示された他のクライアント端末12から送出さ
れた画像に対して各種のアクションを表す効果を付与す
るためのボタンである。このアクションボタン92cが
選択されることによって、例えば「たたく」「なでる」
「つねる」などの各種のアクションを、アニメーション
や効果音などによる効果を画像表示領域93のうちのい
ずれかに付与することによって表現することができる。
【0111】ヘルプボタン92dは、コミュニケーショ
ン用アプリケーション・プログラムに関するヘルプ情報
を参照するためのボタンである。このヘルプボタン92
dが選択されることによって、ヘルプ情報を表示するウ
ィンドウが開き、各種の操作説明や設定方法などを確認
することができる。
【0112】戻るボタン92eは、このコミュニケーシ
ョン用アプリケーション・プログラムを終了するか、或
いはひとつ前のメニュー表示段階に戻るためのボタンで
ある。この戻るボタン92eが選択されることによっ
て、コミュニケーション用アプリケーション・プログラ
ムを終了させたり、或いはひとつ前のメニュー表示段
階、すなわち、階層構造とされたメニュー表示における
ひとつ前の表示段階に戻ることができる。
【0113】画像音声ボタン92fは、自画像表示領域
91に表示する画像を選択するためのボタンである。こ
の画像音声ボタン92fが選択されることによって、自
画像表示領域91に表示する画像を、予めコミュニケー
ション用アプリケーション・プログラムに登録された顔
画像の中から選択し直したり、或いは、クライアント端
末12に接続されたDVカメラ29によって撮影される
動画像を自画像として選択して自画像表示領域91に表
示するように設定することができる。また、DVカメラ
29によって撮影される動画像を自画像として選択した
場合には、このDVカメラ29から入力される音声の出
力レベルなどを設定することができる。
【0114】チャットログボタン92gは、後述するよ
うにしてこのコミュニケーション用アプリケーション・
プログラムにより入力したテキストデータを、ユーザ端
末10や他のクライアント端末12との間で授受する、
いわゆるチャット機能を用いた場合におけるログデータ
を表示するボタンである。
【0115】ここで、クライアント端末12上で、図6
に示したWebブラウザによって作成されたウィンドウ
80上に表示された参加ボタン82が選択され、コミュ
ニケーション用アプリケーション・プログラムが起動し
て、コミュニケーション用ウィンドウ90が表示される
と、このコミュニケーション用アプリケーション・プロ
グラムが、ストリーミング配信サーバ13から送出され
た発信者特定情報に基づいてユーザ端末10との間で直
接各種データの授受を行うことによって、自画像表示領
域91に表示された動画像又は静止画像をユーザ端末1
0に対して送出する。
【0116】これにより、ユーザ端末10の表示部24
に表示されたコミュニケーション用ウィンドウ70にお
けるプレビュー領域71には、上述のようにして各クラ
イアント端末12から送出された動画像又は静止画像が
図5に示すように表示されることとなる。
【0117】ここで、プレビュー領域71には、図5に
示すように、各クライアント端末12から提供されたコ
ンテンツが一覧表示されていることから、ユーザ端末1
0を操作するユーザは、どの参加者がライブ配信する番
組に参加可能であるかを容易に視認することができ、番
組に参加させる参加者を直感的に選択操作することがで
きる。
【0118】このとき、ユーザ端末10において、コミ
ュニケーション用ウィンドウ70の挿入開始ボタン72
が選択され、プレビュー領域71に並んで表示された複
数の顔画像のうちのひとつが選択されると、図8に示す
ように、選択された顔画像がメインモニタパネルウィン
ドウ53cのプレビュー領域53c1に表示されている
画像の所定の位置に挿入される。
【0119】なお、図8においては、コミュニケーショ
ン用ウィンドウ70のプレビュー領域71に、図7に示
したクライアント端末12側のコミュニケーション用ウ
ィンドウ90の自画像表示領域91の表示内容が顔画像
71aとして反映された状態を示しており、この顔画像
71aが選択されて、メインモニタパネルウィンドウ5
3cのプレビュー領域53c1内に顔画像100として
挿入された状態を示している。
【0120】このようにして、ユーザ端末10によっ
て、クライアント端末12から送出された顔画像100
が元の配信画像に挿入されると、この顔画像100が挿
入された動画像が、ストリーミング配信サーバ13に送
出され、この動画像が各クライアント端末12に対して
ライブ配信される。すなわち、クライアント端末12側
では、配信された番組を閲覧するWebブラウザのウィ
ンドウ80におけるコンテンツ表示領域81内に、図9
に示すように、図8に示したメインモニタパネルウィン
ドウ53cのプレビュー領域53c1に表示された内容
に相当する動画像が表示されることとなる。
【0121】また、クライアント端末12で実行される
コミュニケーション用アプリケーション・プログラムに
おいて、自画像表示領域91に例えばマウスカーソルを
移動させると、図10に示すように、この自画像表示領
域91に相当する位置に、テキスト入力ボックス91a
が表示される。
【0122】ここで、ユーザ端末10側でライブ配信さ
れる動画像に挿入される顔画像が選択されたクライアン
ト端末12において、このテキスト入力ボックス91a
内に、例えば「こんにちは!」などのテキストデータ
が、クライアント端末12に備えられたキーボード等の
入力機器により入力された場合について説明する。
【0123】この場合には、クライアント端末12で実
行されるコミュニケーション用アプリケーション・プロ
グラムは、ストリーミング配信サーバ13から配信され
た発信者特定情報に基づいてインターネット11上でユ
ーザ端末10を特定し、テキスト入力ボックス91aに
入力されたテキストデータを、このユーザ端末10に対
して直接送出する。
【0124】これにより、ユーザ端末10においては、
図11に示すように、メインモニタパネルウィンドウ5
3cのプレビュー領域53c1に表示された画像に、上
述のようにしてクライアント端末12から送出された
「こんにちは!」なるテキストデータが挿入されて表示
されることとなる。
【0125】そして、ユーザ端末10からは、メインモ
ニタパネルウィンドウ53cのプレビュー領域53c1
に表示された画像、すなわちクライアント端末12から
送出された顔画像100と「こんにちは!」なるテキス
トデータとが挿入された動画像がストリーミング配信サ
ーバ13に対して送出され、この動画像がストリーミン
グ配信サーバ13によって各クライアント端末12に対
してライブ配信される。
【0126】これにより、各クライアント端末12にお
けるWebブラウザのウィンドウ80のコンテンツ表示
領域81には、図12に示すように、顔画像100と
「こんにちは!」なるテキストデータとが挿入された動
画像が表示されることとなる。
【0127】以上のように構成されてなるコンテンツ配
信システム1では、ライブ配信される番組の視聴側であ
るクライアント端末12から、発信側であるユーザ端末
10に対して、発信者特定情報に基づいて画像やテキス
トなどのコンテンツが直接送出することができる。ま
た、クライアント端末12から送出されたコンテンツ
を、ユーザ端末10側で自在に利用してライブ配信する
番組に反映させることができる。
【0128】したがって、コンテンツ配信システム1に
よれば、いわゆる視聴者参加型の番組をインターネット
を利用して、極めて簡便且つ良好な操作性をもって実現
することができる。このため、例えば、視聴者に対して
各種の質問やクイズの出題などを行い、これに対する視
聴者からの回答をテキストによりテロップ表示するなど
して、多彩且つ柔軟な番組を手軽にライブ配信すること
ができる。また、例えば、発信側であるユーザ端末10
から離れた場所にいる視聴者によって撮影された画像
や、入力されたテキストデータなどを、ユーザ端末10
側でライブ配信する動画像に自在に合成することができ
るため、各地を中継で結ぶような番組をインターネット
を利用して実現することができる。
【0129】(6)コミュニケーション用アプリケーシ
ョン・プログラムにおける処理 つぎに以下では、上述したコミュニケーション用アプリ
ケーション・プログラムによってユーザ端末10側で実
行される一連の処理について、フローチャートを参照し
ながら順を追って説明する。
【0130】なお、コミュニケーション用アプリケーシ
ョン・プログラムは、例えば、ユーザ端末10側でライ
ブ配信アプリケーション・プログラムによって起動され
た場合と、クライアント端末12側でWebブラウザに
よって起動された場合とで異なる状態で起動し、各々の
場合において異なる機能が実行可能とされていてもよ
い。ただし、以下では、図5、図8、及び図11に示し
たように、ライブ配信アプリケーション・プログラムに
よって起動された状態におけるコミュニケーション用ア
プリケーション・プログラムによる一連の処理について
説明する。また、以下で説明する一連の処理は、コミュ
ニケーション用アプリケーション・プログラムに記述さ
れた処理手続きの流れに従って、ユーザ端末10のCP
U20が各種の演算処理を行ったり、各部の動作を制御
することによって実現される。
【0131】コミュニケーション用アプリケーション・
プログラムがライブ配信アプリケーション・プログラム
によって起動されると、図13に示すフローチャート中
においてステップS10に示すように、セッション確立
準備を行う。このステップS10においては、ライブ配
信アプリケーション・プログラムとの間で各種データの
授受を行うことにより、クライアント端末12から送出
された顔画像などのコンテンツを取得する準備を行う。
なお、このステップS10における処理についての詳細
は後述する。
【0132】次に、ステップS11において、クライア
ント端末12で起動されたコミュニケーション用アプリ
ケーション・プログラムからの接続要求を受け取ったか
否かを判定する。すなわち、このステップS11におい
ては、クライアント端末12から顔画像100のような
コンテンツが送信されたか否かを判定する。この判定の
結果、接続要求を受け取った場合には処理をステップS
12に進め、受け取っていない場合には処理をステップ
S13に進める。
【0133】ステップS12においては、クライアント
端末12側から送出された顔画像100などのようなコ
ンテンツを、コミュニケーション用ウィンドウ70のプ
レビュー領域71に追加する処理を行う。これにより、
ユーザ端末10から送出する番組に新たな参加者が参加
する準備が整うこととなる。なお、このステップS12
における処理についての詳細は後述する。
【0134】ステップS13においては、コミュニケー
ション用ウィンドウ70に配置された挿入開始ボタン7
2が選択され、番組への新たな参加者を出演させること
が選択されたか否かを判定する。この判定の結果、挿入
開始ボタン72が選択された場合には処理をステップS
14に進め、選択されていない場合には処理をステップ
S15に進める。
【0135】ステップS14においては、各クライアン
ト端末12からそれぞれ送出され、コミュニケーション
用ウィンドウ70のプレビュー領域71に配置されたコ
ンテンツのうちのいずれを出演者としてライブ配信する
コンテンツに挿入するかを選択する処理を行う。なお、
このステップS14における処理についての詳細は後述
する。
【0136】ステップS15においては、コミュニケー
ション用ウィンドウ70に配置された挿入停止ボタン7
3が選択され、ステップS14にて挿入されたコンテン
ツの挿入中止が選択されたか否かを判定する。すなわ
ち、ライブ配信する番組にクライアント端末12からの
出演者が挿入されている場合に、この出演を中止するか
否かを判定する。この判定の結果、挿入停止ボタン73
が選択されている場合には処理をステップS16に進
め、選択されていない場合には処理をステップS17に
進める。
【0137】ステップS16においては、ライブ配信ア
プリケーション・プログラムに対して、ライブ配信する
番組に挿入されている出演者の出演停止を要求するメッ
セージを送信し、クライアント端末12からのコンテン
ツの挿入処理を中止することをこのライブ配信アプリケ
ーション・プログラムに対して要求する。これにより、
ライブ配信アプリケーション・プログラムによって、ユ
ーザ端末10から送出される番組に対するクライアント
端末12からのコンテンツの挿入が中止されることとな
る。
【0138】ステップS17においては、ライブ配信す
る番組に挿入されているコンテンツの送出元であるクラ
イアント端末12から、画像データやテキストデータな
どの新たなコンテンツが送出され、これを受信したか否
かを判定する。この判定の結果、出演中のクライアント
端末12から新たなコンテンツを受信した場合には処理
をステップS18に進め、受信していない場合には処理
をステップS19に進める。
【0139】ステップS18においては、出演中のクラ
イアント端末12から新たに受信した画像データやテキ
ストデータ等のコンテンツを、ライブ配信アプリケーシ
ョン・プログラムに送信する。これにより、ライブ配信
アプリケーション・プログラムによって、この新たなコ
ンテンツがライブ配信される番組に挿入して表示される
こととなる。
【0140】ステップS19においては、出演中のクラ
イアント端末12から取得したテキストデータや画像デ
ータ等のコンテンツを、ライブ配信アプリケーション・
プログラムに対して送信して受け渡しを行い、ライブ配
信する番組に挿入するコンテンツの更新処理を行う。
【0141】次に、ステップS20においては、ユーザ
端末10を操作する発信者であるユーザによって、コミ
ュニケーション用アプリケーション・プログラムを終了
することが要求されたか否かを判定する。このような要
求は、例えば、コミュニケーション用ウィンドウ70に
配置された終了ボタンが選択されたり、或いは例えばキ
ーボード等によって構成される操作部26によりコミュ
ニケーション用アプリケーション・プログラムの終了を
要求する入力がなされることによって行われる。そし
て、この判定の結果、終了することが要求された場合に
は、コミュニケーション用アプリケーション・プログラ
ムの終了処理を行い、コミュニケーション用ウィンドウ
70を閉じて、図3に示した画面状態となる。また、終
了することが要求されていない場合には、処理をステッ
プS11に戻し、上述した一連の処理を継続する。
【0142】つぎに、上述したステップS10における
セッション確立準備について、図14を参照しながら説
明する。
【0143】このステップS10における処理が開始さ
れると、図14においてステップS30に示すように、
ライブ配信アプリケーション・プログラムから、ユーザ
端末10自身のIPアドレスを取得する。このIPアド
レスは、ユーザ端末10をインターネット11上で特定
する情報であり、一般的には例えば「134.55.22.33」と
いった4組の数字によって表されるものである。
【0144】次に、ステップS31においては、クライ
アント端末12がユーザ端末10で実行されるコミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムに対して接
続するために必要となる接続用データ、すなわち発信者
特定情報を生成し、この発信者特定情報をライブ配信ア
プリケーション・プログラムに対して受け渡す。
【0145】この発信者特定情報は、例えば図15に示
すように、ユーザ端末10で実行されるコミュニケーシ
ョン用アプリケーション・プログラムに対してアクセス
を行う際に認証などを行うためのアクセスキー、このコ
ミュニケーション用アプリケーション・プログラムが利
用するユーザ端末10のネットワークインターフェース
28のポート番号、このコミュニケーション用アプリケ
ーション・プログラムに対する接続時に利用されるIP
アドレスの数、及びこのコミュニケーション用アプリケ
ーション・プログラムに対する接続時に利用される一連
のIPアドレスなどによって構成される。
【0146】次に、ステップS32において、コミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムは、クライ
アント端末12との間での接続状態の確保を実現するサ
ーバ処理を開始する。これにより、クライアント端末1
2から送出されるコンテンツをユーザ端末10側で取得
したり、ユーザ端末10とクライアント端末12との間
で各種のデータを授受することが可能な状態となる。
【0147】そして、ステップS10における一連のセ
ッション確立準備が上述の如く処理された後に、ステッ
プS11に処理を戻す。
【0148】つぎに、上述したステップS12における
参加者の追加処理について、図16を参照しながら説明
する。
【0149】このステップS12における参加者の追加
処理が開始されると、図16に示すステップS40にお
いて、クライアント端末12から送出されたデータに含
まれるアクセスキーを、図15に示した発信者特定情報
に含まれるアクセスキーと比較し、これが当該コミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムによって作
成されたアクセスキーと一致するか否かを判定する。こ
れにより、クライアント端末12から送出されたコンテ
ンツが、当該コミュニケーション用アプリケーション・
プログラムで利用される目的で送出されたものであるか
否かを判定することができる。そして、この判定の結
果、アクセスキーが一致した場合には処理をステップS
41に進め、一致しない場合にはステップS12におけ
る参加者の追加処理を中止して処理をステップS13に
進める。
【0150】ステップS41においては、クライアント
端末12から送出されたコンテンツを参加者リストに追
加登録する。この参加者リストは、コミュニケーション
用ウィンドウ70のプレビュー領域71に一覧表示する
顔画像などのコンテンツに対応したものである。
【0151】次に、ステップS42においては、クライ
アント端末12側から、顔画像100や登録名などのコ
ンテンツを取得する。次に、ステップS43において
は、ステップS42で取得した顔画像100及び登録名
を、プレビュー領域71に表示する。すなわち、コミュ
ニケーション用ウィンドウ70のプレビュー領域71に
は、参加者リストに基づいて、この参加者リストに登録
されたコンテンツの内容が表示されることとなる。
【0152】そして、ステップS12における一連の参
加者追加処理が上述の如く処理された後に、ステップS
13に処理を戻す。
【0153】つぎに、上述したステップS14における
出演者の選択処理について、図17を参照しながら説明
する。
【0154】このステップS14における出演者の選択
処理が開始されると、図17においてステップS50に
示すように、コミュニケーション用ウィンドウ70のプ
レビュー領域71に配置された複数の顔画像などのコン
テンツを選択するモードに移行する。
【0155】次に、ステップS51において、プレビュ
ー領域71に配置された複数の顔画像などのコンテンツ
のうち、いずれかのコンテンツが選択されか否かを判定
する。このとき、コンテンツの選択は、例えば、ユーザ
端末10の操作部26を構成するマウス等によって、複
数の顔画像のうちのいずれかをクリック操作することな
どによって行われる。そして、この判定の結果、いずれ
かのコンテンツが選択された場合には処理をステップS
52に進め、いずれのコンテンツも選択されていない場
合には処理をステップS55に進める。
【0156】ステップS52においては、ステップS5
1で選択されたコンテンツを、ライブ配信する番組に挿
入して出演させることを記憶する。次に、ステップS5
3において、このコンテンツの送出元であるクライアン
ト端末12から、コンテンツの中身を取得する。次に、
ステップS54において、ステップS53で取得したコ
ンテンツに関する情報をライブ配信アプリケーション・
プログラムに受け渡し、これによりライブ配信アプリケ
ーション・プログラム側でクライアント端末12から送
出されたコンテンツがライブ配信される番組に挿入され
る。このステップS54が完了すると、処理がステップ
S56に進められる。
【0157】ステップS55においては、例えば操作部
26を構成するマウスなどによって、プレビュー領域7
1に配置された顔画像などのコンテンツ以外の場所がク
リック操作されたか否かを判定する。この判定の結果、
コンテンツ以外の場所がクリック操作された場合には処
理をステップS56に進め、クリック操作が行われてい
ない場合には、処理をステップS51に戻して、このス
テップS51以降の処理を継続する。すなわち、このス
テップS55においては、顔画像などのコンテンツを選
択するモードを解除するか否かを判定している。
【0158】ステップS56においては、顔画像などの
コンテンツを選択するモードを解除し、処理をステップ
S15に戻す。
【0159】つぎに、上述したステップS19における
ライブ配信アプリケーション・プログラムに対するコン
テンツの受け渡し処理について、図18を参照しながら
説明する。
【0160】このステップS19におけるライブ配信ア
プリケーション・プログラムに対するコンテンツの受け
渡し処理が開始されると、図18においてステップS6
0に示すように、ライブ配信アプリケーション・プログ
ラムによって、挿入するテキストデータや画像データ等
のコンテンツのサイズに関する問い合わせが行われたか
否かを判定する。このとき問い合わされるサイズとして
は、例えば、挿入するコンテンツの縦方向及び横方向の
ピクセル数などである。そして、この判定の結果、問い
合わせが行われた場合には処理をステップS61に進
め、行われていない場合には処理をステップS62に進
める。
【0161】ステップS61においては、ライブ配信ア
プリケーション・プログラムによって問い合わされた、
挿入するコンテンツのサイズを算出して、これをライブ
配信アプリケーション・プログラムに対して受け渡す。
これにより、ライブ配信アプリケーション・プログラム
は、ライブ配信する番組に挿入するコンテンツのサイズ
を、このコンテンツを実際に受け取る前に知ることがで
き、各種の事前処理を行うことができる。
【0162】ステップS62においては、ライブ配信ア
プリケーション・プログラムによって、このライブ配信
アプリケーション・プログラムとコミュニケーション用
アプリケーション・プログラムとの間で共有するメモリ
(共有メモリ)に関する情報の授受が行われたか否かを
判定する。この共有メモリに関する情報としては、例え
ば、ユーザ端末10に備えられるRAM21における開
始アドレスや、このRAM21内に共有メモリとして確
保するブロック数などである。そして、この判定の結
果、共有メモリに関する情報の授受が行われた場合に
は、処理をステップS63に進め、授受が行われていな
い場合には、ステップS19以降のライブ配信アプリケ
ーション・プログラムに対するコンテンツの受け渡し処
理を中止して、処理をステップS20に進める。
【0163】ステップS63においては、クライアント
端末12から送出された顔画像などのコンテンツを取得
する。次に、ステップS64において、ステップS63
で取得した顔画像等の画像データやテキストデータなど
のコンテンツの内容を、共有メモリに格納する。次に、
ステップS65においては、共有メモリとしてRAM2
1に確保されたメモリ領域を解放(クローズ)し、処理
をステップS20に戻す。
【0164】ユーザ端末10においては、上述したよう
にして、コミュニケーション用アプリケーション・プロ
グラムによる一連の処理が実行される。これにより、ユ
ーザ端末10は、以上のような一連の処理をコミュニケ
ーション用アプリケーション・プログラムによって実行
することにより、クライアント端末12から送出された
コンテンツを受け取って、ライブ配信アプリケーション
・プログラムに受け渡すことができる。
【0165】(7)ライブ配信アプリケーション・プロ
グラムにおける処理 つぎに以下では、上述したライブ配信アプリケーション
・プログラムによってユーザ端末10側で実行される一
連の処理のうち、クライアント端末12から送出された
コンテンツを挿入する場合の処理について、図19に示
すフローチャートを参照しながら順を追って説明する。
なお、以下で説明する一連の処理は、ライブ配信アプリ
ケーション・プログラムに記述された処理手続きの流れ
に従って、ユーザ端末10のCPU20が各種の演算処
理を行ったり、各部の動作を制御することによって実現
される。
【0166】ライブ配信アプリケーション・プログラム
がユーザ端末10上で起動された状態で、クライアント
端末12から送出されたコンテンツを挿入する場合に
は、先ず、図19に示すステップS70において、コミ
ュニケーション用アプリケーション・プログラムから画
像データやテキストデータ等のコンテンツが送信された
か否かを判定する。このステップS70は、コミュニケ
ーション用アプリケーション・プログラムにおけるステ
ップS18での処理に対応したものである。そして、こ
の判定の結果、コミュニケーション用アプリケーション
・プログラムから挿入するコンテンツが送信された場合
には処理をステップS71に進め、送信されていない場
合には処理をステップS76に進める。
【0167】ステップS71においては、コミュニケー
ション用アプリケーション・プログラムに対して、挿入
するテキストデータや画像データ等のコンテンツのサイ
ズに関する問い合わせを行う。このステップS71にお
ける処理は、コミュニケーション用アプリケーション・
プログラムにおけるステップS60での処理に対応した
ものである。そして、挿入するコンテンツのサイズをコ
ミュニケーション用アプリケーション・プログラムから
取得した後に、処理をステップS72に進める。
【0168】ステップS72においては、ステップS7
2において取得したコンテンツのサイズに基づいて、こ
のコンテンツを格納するに十分な容量の共有メモリをR
AM21内に確保する。
【0169】次に、ステップS73において、確保した
共有メモリに関する情報を、コミュニケーション用アプ
リケーション・プログラムに対して受け渡す。このステ
ップS73における処理は、コミュニケーション用アプ
リケーション・プログラムにおけるステップS62での
処理に対応したものである。
【0170】次に、コミュニケーション用アプリケーシ
ョン・プログラムによって共有メモリ内にクライアント
端末12から送出されたコンテンツの内容が格納された
後に、ステップS74において、このコンテンツを共有
メモリから読み出して、ライブ配信する番組のコンテン
ツに合成するなどして挿入する。次に、ステップS75
において、共有メモリとしてRAM21に確保されたメ
モリ領域を解放し、処理をステップS76に進める。
【0171】ステップS76においては、コミュニケー
ション用アプリケーション・プログラムから、ライブ配
信する番組に挿入されている出演者の出演停止を要求す
るメッセージが送信されたか否かを判定する。このステ
ップS76における処理は、コミュニケーション用アプ
リケーション・プログラムにおけるステップS16での
処理に対応したものである。そして、この判定の結果、
出演停止を要求するメッセージが送信された場合には処
理をステップS77に進め、送信されていない場合に
は、送出されたコンテンツを挿入する場合の処理を一時
終了して、他の処理を継続する。
【0172】なお、図19に示す一連の処理は、ライブ
配信アプリケーション・プログラムにおける各種の処理
のうち、送出されたコンテンツを挿入する場合の処理に
ついてのみ示すものであり、ステップS70以降の処理
は、他の各種の処理が実行される間に所定の時間か間隔
で繰り返し行われるものである。
【0173】ステップS77においては、コミュニケー
ション用アプリケーション・プログラムから受け渡され
たコンテンツを挿入する処理を停止し、ユーザ端末10
内に予め格納されたコンテンツ、或いはユーザ端末10
に搭載又は接続されたDVカメラ29によって撮像され
たコンテンツによってライブ配信を行う。
【0174】(8)複数のコンテンツを挿入する場合の
画面例 以上の説明においては、ユーザ端末10側でコミュニケ
ーション用ウィンドウ70のプレビュー領域71に一覧
表示された複数の顔画像のうちのひとつが選択され、こ
の顔画像が挿入された動画像が各クライアント端末12
に対してライブ配信される場合を例示した。
【0175】しかしながら、コンテンツ配信システム1
においては、複数のクライアント端末12から送信され
た顔画像などのコンテンツをユーザ端末10側で取得
し、ユーザ端末10側でライブ配信するコンテンツを生
成するに際して、これら複数のコンテンツを挿入すると
してもよい。
【0176】そこで、以下では、複数のコンテンツを元
の配信画像に挿入してライブ配信を行う場合について説
明する。本例では、例えば図5に示した状態において、
コミュニケーション用ウィンドウ70のプレビュー領域
71に表示された複数の顔画像のうちの3つが選択され
た場合について、図20を参照して説明する。
【0177】このように複数の顔画像を選択するに際し
ては、プレビュー領域71に一覧表示された複数の顔画
像が、例えばユーザ端末10のユーザによってマウスで
個別にクリック操作することされることにより実現され
る。また、例えば、先に説明した挿入開始ボタン72と
同様な「全員参加」ボタンなどを例えばプレビュー領域
71に表示しておき、この「全員参加」ボタンがユーザ
により選択された場合に、現在セッションが確立されて
いる各ユーザに対応した全ての顔画像をライブ配信する
画像に挿入するとしてもよい。
【0178】このようにして複数の顔画像が選択される
と、図20に示すように、選択された顔画像がメインモ
ニタパネルウィンドウ53cのプレビュー領域53c1
に表示されている画像の所定の位置に挿入される。な
お、図20においては、3つの顔画像100a,100
b,100cが選択され、プレビュー領域53c1に挿
入された場合について図示する。
【0179】そして、各クライアント端末12から送出
された3つの顔画像100a,100b,100cが元
の配信画像に挿入されると、挿入後の配信画像がストリ
ーミング配信サーバ13に送出され、各クライアント端
末12に対してライブ配信される。これにより、各クラ
イアント端末12側では、3つの顔画像100a,10
0b,100cが挿入された配信画像が閲覧されること
となる。
【0180】上述のように、コンテンツ配信システム1
は、複数のクライアント端末12からそれぞれ取得した
コンテンツ(顔画像100a,100b,100c)を
配信画像に挿入してライブ配信することができることか
ら、例えば複数の人々を番組に参加させて討論や会議を
行うなどすることができ、より多彩で柔軟な内容を有す
るライブ配信を行うことができる。以下では、このよう
にして討論や会議を行う場合について、具体的な例を挙
げて説明する。
【0181】まず、クライアント端末12側で動作する
コミュニケーション用アプリケーション・プログラムに
おいて、ユーザ端末10に送出する顔画像に種々のマー
ク(記号や図形等の画像)を合成して送信する機能が備
わっている場合について説明する。この場合には、クラ
イアント端末12側のコミュニケーション用アプリケー
ション・プログラムにより表示されるコミュニケーショ
ン用ウィンドウ90は、例えば図21に示すような状態
となる。図21に示すコミュニケーション用ウィンドウ
90は、図7に示したものと同様なものであるが、モジ
ュール構造とされたコミュニケーション用アプリケーシ
ョン・プログラムにおいてマーク合成機能を実現する機
能モジュールが動作している状態を示している。
【0182】このとき、図21に示すように、自画像表
示領域91の周囲には、図7に示した複数のボタン92
a〜92gの代わりに、ボタン94a〜94fが配置さ
れる。これらボタン94a〜94fは、それぞれ以下の
機能に対応している。
【0183】まるボタン94a、ばつボタン94b、さ
んかくボタン94c、及びしかくボタン94dは、それ
ぞれ、「まる」マーク、「ばつ」マーク、「さんかく」
マーク、及び「しかく」マークを自画像表示領域91に
表示された顔画像に合成する機能に対応しており、これ
らのボタンがユーザによって選択された場合には、選択
されたボタンに対応するマークが顔画像に合成される。
また、このようにしてマークが合成された顔画像は、ユ
ーザ端末10に送出される。また、ヘルプボタン94e
及び戻るボタン94fは、それぞれ図7に示したヘルプ
ボタン92d及び戻るボタン92eに相当する機能を有
している。
【0184】このとき、例えば、クライアント端末12
側で図21に示すコミュニケーション用ウィンドウ90
内のまるボタン94aが選択された場合には、このクラ
イアント端末12から送出される顔画像に「まる」マー
クが合成されてユーザ端末10に送出される。このよう
にして送出された顔画像は、ユーザ端末10側のコミュ
ニケーション用アプリケーション・プログラムで取得さ
れ、図22に示すように、コミュニケーション用ウィン
ドウ70のプレビュー領域71内に「まる」マークが合
成された状態で表示される。
【0185】また、ライブ配信用アプリケーション・プ
ログラムが挿入する顔画像をコミュニケーション用アプ
リケーション・プログラムから取得していることから、
メインモニタパネルウィンドウ53cのプレビュー領域
53c1においても、「まる」マークが合成された顔画
像100aが元画像に挿入されて表示されることとな
る。なお、このようにしてマークが合成された顔画像を
含むプレビュー領域53c1内の画像は、先の説明と同
様にして各クライアント端末12に配信される。
【0186】コンテンツ配信システム1においては、上
述のように種々のマークを各顔画像に合成してライブ配
信することが可能とされていることから、例えば発信者
から出題された問題に対して、複数の参加者がそれぞれ
「まる」や「ばつ」等のマークを指定して回答するなど
して、クイズ大会や会議、或いは討論などを行うことが
でき、より柔軟で多彩な視聴者参加型の番組を容易に作
成して配信することができる。
【0187】つぎに、複数の顔画像が元画像に挿入され
た状態で、クライアント端末12から送出されたテキス
トデータをユーザ端末10側で受け取った場合について
説明する。以下の説明は、先に図10乃至図12を参照
しながら説明した場合に対応するものである。
【0188】この場合には、図10を参照して説明した
ようにして所定のクライアント端末12で実行されるコ
ミュニケーション用アプリケーション・プログラム上で
テキストデータ(例えば「こんにちは!」というテキス
ト)が入力されると、このクライアント端末12側のコ
ミュニケーション用アプリケーション・プログラムから
ユーザ端末10側のコミュニケーション用アプリケーシ
ョン・プログラムに対してテキストデータが送出され
る。
【0189】すると、ユーザ端末10側のコミュニケー
ション用アプリケーション・プログラムは、図23に示
すように、コミュニケーション用ウィンドウ70内で当
該クライアント端末12に対応した顔画像に相当する位
置(又は当該顔画像に隣接した位置)に、取得したテキ
ストデータの内容(「こんにちは!」)を表示する。
【0190】また、ライブ配信用アプリケーション・プ
ログラムは、このテキストデータをコミュニケーション
用アプリケーション・プログラムから取得して、図23
に示すように、プレビュー領域53c1に「こんにちは
!」なるテキストデータを挿入して表示する。
【0191】このとき、ライブ配信用アプリケーション
・プログラムは、挿入するテキストデータの送出元に対
応したユーザの顔画像(本例では顔画像100b)に対
して、拡大表示するなどの所定の効果を付与することが
望ましい。これにより、ライブ配信される画像に挿入さ
れたテキストデータが、複数挿入された顔画像100
a,100b,100cのうち、どの顔画像に対応する
ユーザにより発せられたものであるかを容易に識別する
ことができる。なお、このとき顔画像に付与する効果と
しては、拡大表示することに特に限定されるものではな
く、いずれのユーザからテキストデータが発せられたも
のかを容易に識別することが可能であれば十分である。
このような効果としては、例えば、当該顔画像を変形さ
せたり、所定のアニメーション効果を付与したり、或い
は色調を変化させるなどの効果などを挙げることができ
る。
【0192】(9)複数のコンテンツを挿入する場合の
処理 つぎに、上述のようにして複数のコンテンツを挿入して
ライブ配信を行う場合に、コミュニケーション用アプリ
ケーション・プログラムによってユーザ端末10側で実
行される一連の処理について、フローチャートを参照し
ながら順を追って説明する。
【0193】ここで、コンテンツ配信システム1におい
て発信側となるユーザ端末10において、ライブ配信を
行うためにRAM21内に確保されるメモリ領域の内容
について、図24を参照して説明する。このメモリ領域
の内容は、図24に示すように、コミュニケーション用
アプリケーション・プログラムにおいてワークエリアと
して使用されるメモリ領域200と、ライブ配信用アプ
リケーション・プログラムにおいてワークエリアとして
使用されるメモリ領域201と、これらコミュニケーシ
ョン用アプリケーション・プログラム及びライブ配信用
アプリケーション・プログラムの双方で共用されるメモ
リ領域202に区別される。
【0194】メモリ領域200は、コミュニケーション
用アプリケーション・プログラムにおいてセッションが
確立されたクライアント側のユーザ(参加者)に関する
情報を記憶する参加者リストと、クライアント端末12
から取得してライブ配信用アプリケーション・プログラ
ムに渡すテキストデータ及び画像データをそれぞれ準備
するための文字準備用メモリ領域及び画像準備用メモリ
領域とにより構成される。このうち、参加者リストは、
図中「参加者0」、「参加者1」、「参加者2」、・・
・として表すように、必要とされる情報が各参加者毎に
まとめて保持されている。
【0195】参加者リスト内で各参加者に関する情報
は、例えば、各参加者を識別するための参加者ID、当
該参加者の名前、当該参加者に対応する顔画像、この顔
画像が変化したか否かを示す顔画像変化フラグ、当該参
加者から送出されたテキストデータ(文字)、この文字
が変化したか否かを示す文字変化フラグ、当該参加者か
ら送出されたマーク、このマークが変化したか否かを示
すマーク変化フラグなどにより構成されている。
【0196】ユーザ端末10のRAM21内に以上のよ
うなメモリ領域が確保された状態で、コミュニケーショ
ン用アプリケーション・プログラムがライブ配信アプリ
ケーション・プログラムによって起動されると、図25
に示すフローチャート中においてステップS100に示
すように、セッション確立準備を行う。このステップS
100においては、ライブ配信アプリケーション・プロ
グラムとの間で各種データの授受を行うことにより、ク
ライアント端末12から送出された顔画像などのコンテ
ンツを取得する準備を行う。なお、このステップS10
0における処理の内容は、図14に示したステップS3
0〜S32における処理と同等であるので、本例での説
明を省略する。
【0197】次に、ステップS101において、クライ
アント端末12で起動されたコミュニケーション用アプ
リケーション・プログラムからの接続要求を受け取った
か否かを判定する。すなわち、このステップS101に
おいては、クライアント端末12から顔画像100のよ
うなコンテンツが送信されたか否かを判定する。この判
定の結果、接続要求を受け取った場合には処理をステッ
プS102に進め、受け取っていない場合には処理をス
テップS103に進める。
【0198】ステップS102においては、クライアン
ト端末12側から送出された顔画像100などのような
コンテンツを、コミュニケーション用ウィンドウ70の
プレビュー領域71に追加する処理を行う。これによ
り、ユーザ端末10から送出する番組に新たな参加者が
参加する準備が整うこととなる。なお、このステップS
102における処理の内容は、図16に示したステップ
S40〜S43における処理と同等であるので、本例で
の説明を省略する。
【0199】ステップS103においては、例えば、コ
ミュニケーション用ウィンドウ70に配置された「全員
参加」ボタンが選択されるなどして、コミュニケーショ
ン用アプリケーション・プログラムでセッションが確立
された全てのユーザをライブ配信用アプリケーション・
プログラムにより配信する番組にさせることが要求され
たか否かを判定する。この判定の結果、全員の参加が要
求されている場合には処理をステップS104に進め、
要求されていない場合には処理をステップS105に進
める。
【0200】ステップS104においては、各クライア
ント端末12のユーザ(参加者)をライブ配信用アプリ
ケーション・プログラムにより配信される番組に参加
(出演)させる準備を行う。なお、このステップS10
4における処理についての詳細は後述する。
【0201】ステップS105においては、コミュニケ
ーション用ウィンドウ70に配置された挿入停止ボタン
73がユーザにより選択されるなどして、ステップS1
04にて開始された参加者の番組への出演を中止するこ
とが要求されたか否かを判定する。この判定の結果、出
演の中止が要求されている場合には処理をステップS1
06に進め、要求されていない場合には処理をステップ
S107に進める。
【0202】ステップS106においては、ステップS
104にて開始された参加者の番組への出演を中止する
処理を行う。なお、このステップS106における処理
についての詳細は後述する。
【0203】ステップS107においては、クライアン
ト端末12から送出されたコンテンツ(すなわち、顔画
像、テキスト、マーク等)に変化が認められるか否かを
判定する。この判定の結果、変化が認められる場合には
処理をステップS108に進め、認められない場合には
処理をステップS109に進める。
【0204】ステップS108においては、図24に示
した顔画像変化フラグ、文字変化フラグ、或いはマーク
変化フラグ等の各変化フラグを変更する処理を行う。こ
のステップS108における処理により、ライブ配信用
アプリケーション・プログラムに挿入されるコンテンツ
の内容が更新されることとなるが、詳細については後述
する。
【0205】ステップS109においては、画像更新タ
イマーに関する処理を行う。このステップS109にお
ける処理により、各クライアント端末12から取得した
コンテンツ(すなわち、顔画像、テキスト、マーク等)
を所定の時間間隔でライブ配信用アプリケーション・プ
ログラムに対して渡すことが可能となり、ユーザ端末1
0での処理負荷が不必要に高まってしまうことを防止す
ることができる。なお、このステップS109における
処理についての詳細は後述する。
【0206】ステップS110においては、各クライア
ント端末12から取得したコンテンツをライブ配信用ア
プリケーション・プログラムに対して実際に渡す処理を
行う。なお、このステップS110における処理につい
ての詳細は後述する。
【0207】ステップS111においては、ユーザ端末
10を操作する発信者であるユーザによって、コミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムを終了する
ことが要求されたか否かを判定する。この判定の結果、
終了することが要求された場合には、コミュニケーショ
ン用ウィンドウ70を閉じる処理を行うなどして、コミ
ュニケーション用アプリケーション・プログラムの終了
処理を行う。また、終了することが要求されていない場
合には、処理をステップS101に戻し、上述した一連
の処理を繰り返す。
【0208】つぎに、上述したステップS104におけ
る出演開始処理について、図26を参照しながら説明す
る。
【0209】ステップS104における処理が開始され
ると、図26に示すステップS120において、顔画像
変化フラグ、文字変化フラグ、或いはマーク変化フラグ
等の各変化フラグを初期状態に設定(クリア)する。次
に、ステップS121において、ライブ配信用アプリケ
ーション・プログラムに対して、挿入する画像を更新す
べきことを示す画像更新メッセージを送出する。次に、
ステップS122において、画像更新タイマーを開始
(スタート)させる。この画像更新タイマーは、クライ
アント端末12から取得したコンテンツを所定の時間間
隔でライブ配信用アプリケーション・プログラムに対し
て渡すためのタイマーであり、例えば所定の時間間隔で
カウント値が増加する変数などによって実現することが
できる。なお、このステップS122における処理が完
了すると、ステップS105に処理が進められる。
【0210】つぎに、上述したステップS106におけ
る出演中止処理について、図27を参照しながら説明す
る。
【0211】ステップS106における処理が開始され
ると、図27に示すステップS130において、画像更
新タイマーを停止させる。次に、ステップS131にお
いて、顔画像変化フラグ、文字変化フラグ、或いはマー
ク変化フラグ等の各変化フラグをクリアする。次に、ス
テップS132において、ライブ配信用アプリケーショ
ン・プログラムに対して、コンテンツの挿入を中止する
ことを要求するメッセージを出力する。このステップS
132における処理が完了した後に、ステップS107
に処理を進める。
【0212】つぎに、上述したステップS108におけ
る変化フラグ処理について、図28を参照しながら説明
する。
【0213】ステップS108における処理が開始され
ると、図28に示すステップS140において、参加者
リストを参照することにより、各参加者の顔画像、文
字、或いはマークが変化したか否かを判断し、変化して
いる参加者の参加者IDを取得する。以降の処理におい
ては、ここで取得した参加者IDを「参加者IDx」と
表すこととする。
【0214】次に、ステップS141においては、顔画
像が変化しているか否かを判定し、変化している場合に
は処理をステップS142に進め、変化していない場合
には処理をステップS143に進める。
【0215】ステップS142においては、参加者リス
ト中で参加者IDxに対応する顔画像変化フラグを立て
る処理を行う。なお、以降の説明において「フラグを立
てる」とは、当該フラグの値を「0」から「1」に変更
することを表すこととする。このステップS142にお
ける処理の後に、ステップS143に処理を進める。
【0216】ステップS143においては、文字が変化
しているか否かを判定し、変化している場合には処理を
ステップS144に進め、変化していない場合には処理
をステップS147に進める。
【0217】ステップS144においては、参加者リス
ト中で参加者IDxに対応する文字変化フラグを立てる
処理を行う。次に、ステップS145において、当該参
加者からテキストデータ(文字)が取得されていること
通知するとともに、この文字を配信画像に合成すること
を要求する文字更新メッセージをライブ配信用アプリケ
ーション・プログラムに対して送出する。次に、ステッ
プS146において、ライブ配信用アプリケーション・
プログラムに対して画像更新メッセージを送出する。こ
のステップS146における処理が完了した後に、ステ
ップS147に処理を進める。
【0218】ステップS147においては、マークが変
化しているか否かを判定し、変化している場合には処理
をステップS148に進め、変化していない場合には変
化フラグ処理を完了して処理をステップS109に進め
る。
【0219】ステップS148においては、参加者リス
ト中で参加者IDxに対応するマーク変化フラグを立て
る処理を行う。次に、ステップS149において、参加
者リスト中で参加者IDxに対応する顔画像変化フラグ
を立てる処理を行う。このステップS149における処
理が完了した後に、変化フラグ処理を完了して処理をス
テップS109に進める。
【0220】つぎに、上述したステップS109におけ
る画像更新タイマー処理について、図29を参照しなが
ら説明する。
【0221】ステップS109における処理が開始され
ると、図29に示すステップS150において、画像更
新タイマーがスタートしているか否かを判定する。この
結果、スタートしていない場合には、ライブ配信用アプ
リケーション・プログラムに挿入する画像を更新しない
ものとして、当該画像更新タイマー処理を完了し、処理
をステップS110に進める。また、画像更新タイマー
がスタートしている場合には、処理をステップS151
に進める。
【0222】ステップS151においては、画像更新タ
イマーの値を参照することにより、前回行われた画像更
新タイマー処理から所定の時間(本例では1秒)が経過
しているか否かを判定する。この結果、経過していない
場合には、ライブ配信用アプリケーション・プログラム
に挿入する画像の更新をしないものとして、当該画像更
新タイマー処理を完了し、処理をステップS110に進
める。また、所定の時間が経過している場合には、処理
をステップS152に進める。
【0223】ステップS152においては、参加者リス
トを参照することにより、顔画像変化フラグが立ってい
る参加者が存在するか否かを判定する。この結果、存在
する場合には処理をステップS153に進め、存在しな
い場合には処理をステップS155に進める。
【0224】ステップS153においては、ライブ配信
用アプリケーション・プログラムに対して、画像更新メ
ッセージを送出する。次に、ステップS154におい
て、参加者リスト中の顔画像変化フラグをクリアする。
このステップS154における処理が完了した後に、処
理をステップS155に進める。
【0225】ステップS155においては、文字変化フ
ラグが立ってから所定の時間(本例では10秒)が経過
したか否かを判定する。この結果、経過している場合に
は処理をステップS156に進め、経過していない場合
には処理をステップS110に進める。このステップS
155における処理を行うことによって、ライブ配信さ
れる元画像に文字を挿入する場合に、この文字を所定の
時間(10秒)だけ表示させることが可能となる。
【0226】ステップS156においては、ライブ配信
用アプリケーション・プログラムに対して画像更新メッ
セージを送出する。次に、ステップS157において、
参加者リスト中の文字変化フラグをクリアする。このス
テップS157における処理が完了した後に、処理をス
テップS110に進める。
【0227】つぎに、上述したステップS110におけ
る処理について、図30を参照しながら説明する。
【0228】ステップS110における処理が開始され
ると、図30に示すステップS160において、ライブ
配信用アプリケーション・プログラムから配信画像に挿
入すべきテキスト(文字)のサイズ(文字数)、又は配
信画像に挿入すべき画像のサイズ(例えば縦横のピクセ
ル数)に関しての問い合わせが行われているか否かを判
定する。この結果、問い合わせが行われている場合には
処理をステップS161に進め、問い合わせが行われて
いない場合には処理をステップS163に進める。
【0229】ステップS161においては、ライブ配信
用アプリケーション・プログラムに対して渡す文字又は
画像を準備する処理を行う。この処理が完了した後に、
処理をステップS162に進める。なお、このステップ
S161における処理についての詳細は後述する。
【0230】ステップS162においては、ライブ配信
用アプリケーション・プログラムに対して、後の処理で
渡すこととなる文字の文字数、又は画像のサイズを通知
する。これにより、ライブ配信用アプリケーション・プ
ログラムは、予め文字数や画像のサイズを知ることがで
きる。このステップS162における処理が完了した後
に、処理をステップS163に進める。
【0231】ステップS163においては、アドレス情
報(共有メモリのアドレス等を示す情報)をライブ配信
用アプリケーション・プログラムから取得するなどし
て、コミュニケーション用アプリケーション・プログラ
ムとライブ配信用アプリケーション・プログラムとの間
で文字や画像等のコンテンツを受け渡す際に利用される
共有メモリのアドレスが設定されているか否かを判定す
る。この結果、アドレスが設定されている場合には処理
をステップS164に進め、アドレスが設定されていな
い場合にはコンテンツの受け渡し処理を中止して、処理
をステップS111に進める。
【0232】ステップS164においては、設定された
アドレスに基づいて、共有メモリをアクセス可能な状態
とする(オープンする)。次に、ステップS165にお
いて、コミュニケーション用アプリケーション・プログ
ラムからライブ配信用アプリケーション・プログラムに
対して渡す文字又は画像を、文字準備用メモリ又は画像
準備用メモリから共有メモリに転送(コピー)する。次
に、ステップS166において、ステップS164でオ
ープンした共有メモリに対するアクセスを停止する(ク
ローズする)。
【0233】このようにして、ライブ配信用アプリケー
ション・プログラムに対して渡す文字や画像等のコンテ
ンツを共有メモリにコピーすることにより、ライブ配信
用アプリケーション・プログラムは、この共有メモリを
参照することによって、コミュニケーション用アプリケ
ーション・プログラムから取得すべきコンテンツを取得
することが可能となる。なお、コミュニケーション用ア
プリケーション・プログラムは、ステップS164にお
ける処理が完了した後に、処理をステップS111に進
める。
【0234】つぎに、上述したステップS161におけ
る処理について、図31を参照しながら説明する。
【0235】ステップS161における処理が開始され
ると、図31に示すステップS170において、ライブ
配信用アプリケーション・プログラムに対して文字の受
け渡しに関する準備が整っているか否かを判定する。こ
の結果、準備が整っている場合には処理をステップS1
71に進め、準備が整っていない場合、又は文字を渡す
必要がない場合には処理をステップS172に進める。
【0236】ステップS171においては、ライブ配信
用アプリケーション・プログラムに対して渡すテキスト
(文字)を文字準備用メモリにコピーする。このステッ
プS171における処理の後に、処理をステップS16
2に進める。
【0237】ステップS172においては、配信画像に
出演する参加者の各々に対して以降の一連の処理を行う
ために用いる変数iの値を「0」に設定する。次に、ス
テップS173において、参加者リストを参照すること
により第i番目の参加者(以下、単に参加者iと称す
る。)に対応した顔画像を取得し、この顔画像を画像準
備用メモリに格納する。
【0238】次に、ステップS174において、参加者
リストを参照することにより、参加者iに対応した文字
変化フラグが立っているか否かを判定する。この結果、
文字変化フラグが立っている場合には処理をステップS
175に進め、文字変化フラグが立っていない場合には
処理をステップS176に進める。
【0239】ステップS175においては、画像準備用
メモリに格納された参加者iの顔画像を拡大する処理を
行う。このステップS175における処理により、図2
3に示したように、挿入する文字の送信元となる参加者
の画像が拡大表示されることとなる。なお、このステッ
プS175における処理の後に、処理をステップS17
6に進める。
【0240】ステップS176においては、参加者リス
トを参照することにより、参加者iに対応したマーク変
化フラグが立っているか否かを判定する。この結果、マ
ーク変化フラグが立っている場合には処理をステップS
177に進め、マーク変化フラグが立っていない場合に
は処理をステップS178に進める。
【0241】ステップS177においては、画像準備用
メモリに格納された参加者iの顔画像に対して所定のマ
ークを描画する処理を行う。このステップS177にお
ける処理の後に、処理をステップS178に進める。
【0242】ステップS178においては、変数iの現
在の値に「1」を加える処理を行う。次に、ステップS
179において、変数iの値が配信番組に出演する参加
者の数未満であるか否か、すなわち全ての参加者に対し
てステップS173以降の処理が完了しているか否かを
判定し、完了していない場合には処理をステップS17
3に戻して、次の参加者についてもステップS173以
降の処理を行う。また、全ての参加者に対する処理が完
了している場合には、処理をステップS162に進め
る。
【0243】コンテンツ配信システム1においては、コ
ミュニケーション用アプリケーション・プログラムが上
述した処理を行うことにより、コミュニケーション用ア
プリケーション・プログラムで複数のクライアント端末
12から取得したコンテンツをライブ配信用アプリケー
ション・プログラムに対して受け渡すことができる。こ
れにより、ライブ配信用アプリケーション・プログラム
側で複数のコンテンツを配信画像に挿入することができ
る。
【0244】なお、上述の説明においては、参加者全員
についての画像を画像準備用メモリを利用してコミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラム側で合成し
た後に、ライブ配信用アプリケーション・プログラム側
に渡している。したがって、ライブ配信用アプリケーシ
ョン・プログラム側では、予め合成された参加者全員分
の画像を元画像に対して合成する処理と、コミュニケー
ション用アプリケーション・プログラムから取得した
「おはよう!」などのテキスト(文字)を元画像に対し
て合成する処理との2つの画像合成処理が行われる。
【0245】ただし、コンテンツ配信システム1におい
ては、コミュニケーション用アプリケーション・プログ
ラムとライブ配信用アプリケーション・プログラムとの
どちらでどの程度までの合成処理を行うかは任意である
ことは述べるまでもない。
【0246】(10)まとめ 以上で説明したように、コンテンツ配信システム1にお
いては、ライブ配信アプリケーション・プログラムとコ
ミュニケーション用アプリケーション・プログラムとが
密接に連携することによって、クライアント端末12か
ら送出されたコンテンツが、ユーザ端末10からライブ
配信されるコンテンツに挿入されることとなる。なお、
上述した一連の処理は、ライブ配信アプリケーション・
プログラムとコミュニケーション用アプリケーション・
プログラムとが連携して実行されることにより実現する
ことに限定されるものではなく、例えば単一のアプリケ
ーション・プログラムにより実現されていてもよい。
【0247】また、上述のコンテンツ配信システム1に
おいては、コンテンツの配信側のシステムを、クライア
ント端末12から送出されたコンテンツを受信し、ライ
ブ配信されるコンテンツを生成するユーザ端末10と、
ユーザ端末10で生成したライブ配信されるコンテンツ
をクライアント端末12に配信するストリーミング配信
サーバ13とで構成するようにしたが、ユーザ端末10
に複数のクライアント端末12a,12b,12c,・
・・に対してライブ配信されるコンテンツを配信するサ
ーバ機能を備えるように構成してもよい。この場合にお
いても、クライアント端末12から提供された動画像、
静止画像、或いはテキスト等のコンテンツを、発信側で
あるユーザ端末10で自在に利用してコンテンツの配信
を行うことができる。このため、配信されたコンテンツ
の視聴側との間で、意見や主張を極めてスムーズに交換
することができる。
【0248】また、上述したコミュニケーション用アプ
リケーション・プログラム又はライブ配信用アプリケー
ション・プログラムにより実行される処理に相当する手
続きを所望の電子機器で実行処理させるソフトウェアプ
ログラムを各種の記録媒体に格納して提供するとしても
よい。
【0249】
【発明の効果】また、本発明によれば、送信装置によっ
て、発信するコンテンツに視聴装置から送出されたコン
テンツを挿入し、このコンテンツを配信することができ
る。したがって、視聴装置から提供された動画像、静止
画像、或いはテキスト等のコンテンツを、送信装置で自
在に利用してコンテンツの配信を行うことができる。こ
のため、配信されたコンテンツの視聴側と発信側との間
で、意見や主張を極めてスムーズに交換することができ
る。更に本発明では、他の装置から送信装置に対して、
コンテンツを直接送出している。したがって、配信され
るコンテンツに挿入されるコンテンツの授受を極めてス
ムーズに行うことができる。
【0250】したがって、本発明によれば、発信者から
離れた場所にいる別の提供者からの動画像をライブ配信
番組に取り込んで各地を中継で結ぶといった形でのコン
テンツの配信を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すコンテンツ配信
システムの全体的な基本構成を示す概略図である。
【図2】同コンテンツ配信システムに用いられるユーザ
端末の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】同コンテンツ配信システムにおいてユーザ端末
側で実行されるライブ配信アプリケーション・プログラ
ムによって表示されるメインウィンドウを示す模式図で
ある。
【図4】同コンテンツ配信システムにおけるユーザ端末
とクライアント端末との接続関係を示す模式図である。
【図5】同コンテンツ配信システムにおいてユーザ端末
側で実行されるライブ配信アプリケーション・プログラ
ムからコミュニケーション用アプリケーション・プログ
ラムが起動された状態における表示画面を示す模式図で
ある。
【図6】同コンテンツ配信システムにより配信されたコ
ンテンツを視聴するクライアント端末側における表示画
面の例を示す模式図である。
【図7】同コンテンツ配信システムにおいてクライアン
ト端末側で実行されるコミュニケーション用アプリケー
ション・プログラムにより作成されるコミュニケーショ
ン用ウィンドウの例を示す模式図である。
【図8】同コンテンツ配信システムにおいてクライアン
ト端末側から送出されたコンテンツがユーザ端末側で挿
入される場合の表示画面の例を示す模式図である。
【図9】同コンテンツ配信システムにおいてユーザ端末
側でコンテンツの挿入が行われたコンテンツを視聴する
クライアント端末側における表示画面の例を示す模式図
である。
【図10】同コンテンツ配信システムにおいてクライア
ント端末側のコミュニケーション用アプリケーション・
プログラムによりテキストデータの入力が行われた状態
における表示画面の例を示す模式図である。
【図11】同コンテンツ配信システムにおいてクライア
ント端末側で入力されたテキストデータがユーザ端末側
で取得され、利用される場合における表示画面の例を示
す模式図である。
【図12】同コンテンツ配信システムにおいてテキスト
データが挿入されたコンテンツがクライアント端末側で
視聴される場合における表示画面の例を示す模式図であ
る。
【図13】同コンテンツ配信システムにおいてユーザ端
末側で実行されるコミュニケーション用アプリケーショ
ン・プログラムによる実行手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図14】同コンテンツ配信システムにおいてコミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムによりセッ
ション確立準備を行う場合の実行手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図15】同コンテンツ配信システムにおいてコミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムで用いられ
る発信者特定情報(接続用データ)の一例を示す模式図
である。
【図16】同コンテンツ配信システムにおいてコミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムにより参加
者追加処理を行う場合の実行手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図17】同コンテンツ配信システムにおいてコミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムにより出演
者選択処理を行う場合における実行手順の一例を示すフ
ローチャートである。
【図18】同コンテンツ配信システムにおいてコミュニ
ケーション用アプリケーション・プログラムによりライ
ブ配信アプリケーション・プログラムに対する文字や画
像などの受け渡し処理を行う場合における実行手順の一
例を示すフローチャートである。
【図19】同コンテンツ配信システムにおいてライブ配
信アプリケーション・プログラムによりコンテンツの挿
入を行う場合における実行手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図20】同コンテンツ配信システムにおいて複数のコ
ンテンツを挿入する場合における表示画面の例を示す模
式図である。
【図21】同コンテンツ配信システムにて複数のコンテ
ンツを挿入する場合において、クライアント端末側の表
示画面に表示されるコミュニケーション用ウィンドウの
例を示す模式図である。
【図22】同コンテンツ配信システムにて複数のコンテ
ンツを挿入する場合において、クライアント端末側で顔
画像にマークを合成することが要求された場合における
表示画面の例を示す模式図である。
【図23】同コンテンツ配信システムにて複数のコンテ
ンツを挿入する場合において、特定の参加者から入力さ
れた文字を元画像に合成して配信する場合における表示
画面の例を示す模式図である。
【図24】同コンテンツ配信システムにて複数のコンテ
ンツを挿入する場合において、ユーザ端末のRAM内に
確保されるメモリ領域の内容を示す模式図である。
【図25】同コンテンツ配信システムにて複数のコンテ
ンツを挿入する場合において、ライブ配信用アプリケー
ション・プログラム側で行われる処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図26】同コンテンツ配信システムにて複数のコンテ
ンツを挿入する場合において、ライブ配信用アプリケー
ション・プログラム側で行われる処理のうち、出演開始
処理について示すフローチャートである。
【図27】同コンテンツ配信システムにて複数のコンテ
ンツを挿入する場合において、ライブ配信用アプリケー
ション・プログラム側で行われる処理のうち、出演中止
処理について示すフローチャートである。
【図28】同コンテンツ配信システムにて複数のコンテ
ンツを挿入する場合において、ライブ配信用アプリケー
ション・プログラム側で行われる処理のうち、変化フラ
グ処理について示すフローチャートである。
【図29】同コンテンツ配信システムにて複数のコンテ
ンツを挿入する場合において、ライブ配信用アプリケー
ション・プログラム側で行われる処理のうち、画像更新
タイマー処理について示すフローチャートである。
【図30】同コンテンツ配信システムにて複数のコンテ
ンツを挿入する場合において、ライブ配信用アプリケー
ション・プログラム側で行われる処理のうち、ライブ配
信用アプリケーション・プログラムに対してコンテンツ
を受け渡す処理について示すフローチャートである。
【図31】同コンテンツ配信システムにて複数のコンテ
ンツを挿入する場合において、ライブ配信用アプリケー
ション・プログラム側で行われる処理のうち、ライブ配
信用アプリケーション・プログラムに対して受け渡すコ
ンテンツを準備する処理について示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 コンテンツ配信システム、10 ユーザ端末、11
インターネット、12 クライアント端末、13 ス
トリーミング配信サーバ、14 サーバ使用予約管理セ
ンタ、15 公衆回線網、16 サーバ接続専用ネット
ワーク、29DVカメラ
フロントページの続き (72)発明者 宮島 靖 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 井原 圭吾 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 西村 孝則 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 福田 純子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C064 AA02 AC04 AC13 AD08 AD14 BA07 BB10 BC07 BC18 BC23 BD02 BD03 BD08

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを配信するサーバ装置と前記
    サーバ装置から配信されるコンテンツを受信する複数の
    視聴装置とにネットワークを介して接続された送信装置
    であって、 前記ネットワークを介して他の装置と通信を行う通信手
    段と、 前記サーバ装置を介して前記視聴装置に配信されるコン
    テンツを生成する制御手段と、を具備し、 前記制御手段は、 前記視聴装置に前記サーバ装置を介して配信される第1
    コンテンツを取得する処理と、 前記視聴装置に前記サーバ装置を介して配信される第2
    コンテンツを、前記ネットワークに接続された他の装置
    から直接取得する処理と、 前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを用いて、
    前記サーバ装置に送信する送信コンテンツを生成する処
    理と、 前記送信コンテンツを前記通信手段を介して前記サーバ
    装置に送信する処理とを実行することを特徴とする送信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記通信手段を介し
    て、前記ネットワークに接続された前記サーバ装置から
    配信されるコンテンツを受信する前記視聴装置から前記
    第2コンテンツを取得する処理を実行することを特徴と
    する請求項1記載の送信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記送信装置をネット
    ワーク上で特定するための発信者特定情報を前記サーバ
    装置に送信し、 前記サーバ装置から前記発信者特定情報を取得した他の
    装置からの接続要求に基づいて、前記他の装置と接続を
    確立し、前記接続が確立した他の装置から前記第2コン
    テンツを受信する処理を実行することを特徴とする請求
    項1記載の送信装置。
  4. 【請求項4】 前記第1コンテンツ及び第2コンテンツ
    は、動画像、静止画像、音声情報、又は文字情報である
    ことを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  5. 【請求項5】 前記送信装置は、動画像又は静止画像を
    撮像する画像撮像装置に接続されており、前記制御手段
    は、前記画像撮像装置から前記第1コンテンツを取得す
    る処理を行うことを特徴とする請求項1記載の送信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記送信装置は、動画像又は静止画像を
    撮像する画像撮像手段を具備し、前記制御手段は、前記
    画像撮像手段から前記第1コンテンツを取得する処理を
    行うことを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記他の装置に接続さ
    れた画像撮像装置により撮像された動画像又は静止画像
    を前記第2コンテンツとして受信する処理を行うことを
    特徴とする請求項1記載の送信装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記視聴装置に接続さ
    れた画像撮像装置により撮像された動画像又は静止画像
    を前記第2コンテンツとして受信する処理を行うことを
    特徴とする請求項2記載の送信装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、動画像又は静止画像を
    前記第1コンテンツとして取得し、前記第1コンテンツ
    で動画像又は静止画像の所定の領域内に、前記他の装置
    から送出された前記第2コンテンツを挿入する処理を行
    うことを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、複数の他の装置それ
    ぞれからコンテンツを取得し、前記複数の他の装置それ
    ぞれから受信したコンテンツのうち選択されたコンテン
    ツを前記第2コンテンツとして、前記送信コンテンツを
    生成する処理を行うことを特徴とする請求項1記載の送
    信装置。
  11. 【請求項11】 コンテンツを配信するサーバ装置を介
    して複数の視聴装置にコンテンツを配信する送信方法で
    あって、 前記視聴装置に前記サーバ装置を介して配信される第1
    コンテンツを取得するステップと、 前記視聴装置に前記サーバ装置を介して配信される第2
    コンテンツを、前記ネットワークに接続された他の装置
    から取得するステップと、 前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを用いて、
    前記サーバ装置に送信する送信コンテンツを生成するス
    テップと、 前記送信コンテンツを前記サーバ装置に送信するステッ
    プとを具備することを特徴とする送信方法。
  12. 【請求項12】 コンテンツを配信するサーバ装置と前
    記サーバ装置から配信されるコンテンツを受信する複数
    の視聴装置とにネットワークを介して接続された装置に
    コンテンツの送信処理を実行させるプログラムであっ
    て、 前記サーバ装置を介して前記視聴装置に配信される第1
    コンテンツを取得する制御を行う処理と、 前記サーバ装置を介して前記視聴装置に配信される第2
    コンテンツを、前記ネットワークに接続された他の装置
    から取得する制御を行う処理と、 前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを用いて、
    前記サーバ装置に送信する送信コンテンツを生成する制
    御を行う処理と、 前記送信コンテンツを前記サーバ装置に送信する制御を
    行う処理とを具備することを特徴とするプログラム。
  13. 【請求項13】 複数の視聴装置とネットワークを介し
    て接続されたコンテンツ配信システムであって、 前記複数の視聴装置にコンテンツを配信する配信手段
    と、 前記配信手段を介して前記視聴装置に配信するコンテン
    ツを生成する生成手段とを具備し、 前記生成手段は、 前記視聴装置に前記配信手段を介して配信される第1コ
    ンテンツを取得する処理と、 前記視聴装置に前記配信手段を介して配信される第2コ
    ンテンツを、前記ネットワークに接続された他の装置か
    ら直接取得する処理と、 前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを用いて、
    前記配信手段を介して前記視聴装置に配信する配信コン
    テンツを生成する処理とを実行し、前記配信手段は、 前記生成手段で生成された前記配信コンテンツを前記複
    数の視聴装置に配信する処理を実行することを特徴とす
    るコンテンツ配信システム。
  14. 【請求項14】 前記生成手段と前記配信手段とは、前
    記ネットワークを介して接続されており、 前記生成手段は、前記ネットワークを介して前記配信コ
    ンテンツを前記配信手段に送信する処理を実行すること
    を特徴とする請求項13記載のコンテンツ配信システ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記生成手段は、前記配信手段から配
    信されるコンテンツを受信する前記視聴装置から前記第
    2コンテンツを取得する処理を実行することを特徴とす
    る請求項13記載のコンテンツ配信システム。
  16. 【請求項16】 前記生成手段は、 前記配信手段を介して、前記配信コンテンツのネットワ
    ーク上で発信者を特定するための発信者特定情報を配信
    し、 前記配信手段から前記発信者特定情報を取得した他の装
    置からの接続要求に基づいて、前記他の装置と接続を確
    立し、 前記接続が確立した他の装置から前記第2コンテンツを
    受信する処理を実行することを特徴とする請求項13記
    載のコンテンツ配信システム。
  17. 【請求項17】 複数の視聴装置にコンテンツを配信す
    る配信手段と、前記配信手段を介して前記視聴装置に配
    信するコンテンツを生成する生成手段とを有するコンテ
    ンツ配信システムで、コンテンツを配信するコンテンツ
    配信方法であって、 前記視聴装置に前記配信手段を介して配信される第1コ
    ンテンツを取得するステップと、 前記視聴装置に前記配信手段を介して配信される第2コ
    ンテンツを、前記ネットワークに接続された他の装置か
    ら直接取得するステップと、 前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを用いて、
    前記配信手段を介して前記視聴装置に配信する配信コン
    テンツを生成するステップと、 前記生成手段で生成された前記配信コンテンツを前記複
    数の視聴装置に配信するステップとを具備することを特
    徴とするコンテンツ配信方法。
  18. 【請求項18】 複数の視聴装置にコンテンツを配信す
    る配信手段と、前記配信手段を介して前記視聴装置に配
    信するコンテンツを生成する生成手段とを有するシステ
    ムに、コンテンツの配信処理を実行させるプログラムで
    あって、 前記視聴装置に前記配信手段を介して配信される第1コ
    ンテンツを取得する処理と、 前記視聴装置に前記配信手段を介して配信される第2コ
    ンテンツを、前記ネットワークに接続された他の装置か
    ら直接取得する処理と、 前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを用いて、
    前記配信手段を介して前記視聴装置に配信する配信コン
    テンツを生成する処理と、 前記生成手段で生成された前記配信コンテンツを前記複
    数の視聴装置に配信する処理とを具備することを特徴と
    するプログラム。
JP2002271334A 2001-09-18 2002-09-18 送信装置、送信方法、コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP4232419B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002271334A JP4232419B2 (ja) 2001-09-18 2002-09-18 送信装置、送信方法、コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001284192 2001-09-18
JP2001-284192 2001-09-18
JP2002023376 2002-01-31
JP2002-23376 2002-01-31
JP2002271334A JP4232419B2 (ja) 2001-09-18 2002-09-18 送信装置、送信方法、コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008149328A Division JP4609737B2 (ja) 2001-09-18 2008-06-06 送信装置及び方法、コンテンツ配信装置及び方法、並びにプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003296239A true JP2003296239A (ja) 2003-10-17
JP2003296239A5 JP2003296239A5 (ja) 2005-11-04
JP4232419B2 JP4232419B2 (ja) 2009-03-04

Family

ID=29407473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002271334A Expired - Fee Related JP4232419B2 (ja) 2001-09-18 2002-09-18 送信装置、送信方法、コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4232419B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004015750A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Ntt Comware Corp ライブ配信サーバ、及びライブ配信方法
JP2005191968A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 視聴者が番組を作成発信可能な双方向放送システム
JP2005286409A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 視聴者参加型双方向番組のアーカイブ方式
JP2006050370A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2006345263A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 番組制作管理サーバ、番組端末、番組制作管理プログラム、及び番組制作プログラム
US8819167B2 (en) 2009-07-20 2014-08-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for requesting and transferring contents
JP2015525496A (ja) * 2012-05-16 2015-09-03 ヨッティーオ,インコーポレイテッドYottio,Inc. 複数のメディアフィードを調整する機構を備えたリアルタイム複合放送システム及び方法
KR20170024065A (ko) * 2014-06-30 2017-03-06 더 비디오 콜 센터, 엘엘씨 비디오 콜 센터
JP2017118417A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社フェイス 複数の人がそれぞれの情報端末で同じライブイベントをそれぞれの視点で撮影した複数のビデオストリームを1つのugc番組に編成してライブ配信すること
JP6198983B1 (ja) * 2017-04-26 2017-09-20 株式会社 ディー・エヌ・エー 動画を配信するためのシステム、方法、及びプログラム
JP2017229085A (ja) * 2017-08-22 2017-12-28 株式会社 ディー・エヌ・エー 動画を配信するためのシステム、方法、及びプログラム
JPWO2017068928A1 (ja) * 2015-10-21 2018-08-30 ソニー株式会社 情報処理装置及びその制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
US10575030B2 (en) 2016-06-22 2020-02-25 DeNA Co., Ltd. System, method, and program for distributing video
JP2020039014A (ja) * 2018-08-31 2020-03-12 株式会社コロプラ プログラム、情報処理装置、および方法
JP2020188514A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社 ディー・エヌ・エー 動画を配信するためのシステム、方法、及びプログラム
JP7449519B2 (ja) 2021-12-30 2024-03-14 17Live株式会社 映像処理のためのシステム、方法、及びコンピュータ可読媒体

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004015750A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Ntt Comware Corp ライブ配信サーバ、及びライブ配信方法
JP2005191968A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 視聴者が番組を作成発信可能な双方向放送システム
US7609287B2 (en) 2003-12-25 2009-10-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Two-way broadcasting system allowing a viewer to produce and send a program
JP2005286409A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 視聴者参加型双方向番組のアーカイブ方式
JP4655190B2 (ja) * 2004-08-06 2011-03-23 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2006050370A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2006345263A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 番組制作管理サーバ、番組端末、番組制作管理プログラム、及び番組制作プログラム
US8819167B2 (en) 2009-07-20 2014-08-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for requesting and transferring contents
US9712480B2 (en) 2009-07-20 2017-07-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for requesting and transferring contents
JP2015525496A (ja) * 2012-05-16 2015-09-03 ヨッティーオ,インコーポレイテッドYottio,Inc. 複数のメディアフィードを調整する機構を備えたリアルタイム複合放送システム及び方法
KR20170024065A (ko) * 2014-06-30 2017-03-06 더 비디오 콜 센터, 엘엘씨 비디오 콜 센터
JP2017529024A (ja) * 2014-06-30 2017-09-28 ザ ビデオ コール センター,エルエルシー ビデオ通話センター
KR102430657B1 (ko) * 2014-06-30 2022-08-08 더 비디오 콜 센터, 엘엘씨 비디오 콜 센터
US10986206B2 (en) 2015-10-21 2021-04-20 Sony Corporation Information processing apparatus, control method thereof, and computer readable medium for visual information sharing
JPWO2017068928A1 (ja) * 2015-10-21 2018-08-30 ソニー株式会社 情報処理装置及びその制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2017118417A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社フェイス 複数の人がそれぞれの情報端末で同じライブイベントをそれぞれの視点で撮影した複数のビデオストリームを1つのugc番組に編成してライブ配信すること
US10575030B2 (en) 2016-06-22 2020-02-25 DeNA Co., Ltd. System, method, and program for distributing video
JP6198983B1 (ja) * 2017-04-26 2017-09-20 株式会社 ディー・エヌ・エー 動画を配信するためのシステム、方法、及びプログラム
JP2017229062A (ja) * 2017-04-26 2017-12-28 株式会社 ディー・エヌ・エー 動画を配信するためのシステム、方法、及びプログラム
JP2017229085A (ja) * 2017-08-22 2017-12-28 株式会社 ディー・エヌ・エー 動画を配信するためのシステム、方法、及びプログラム
JP2020039014A (ja) * 2018-08-31 2020-03-12 株式会社コロプラ プログラム、情報処理装置、および方法
JP2020188514A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社 ディー・エヌ・エー 動画を配信するためのシステム、方法、及びプログラム
JP7012792B2 (ja) 2020-08-06 2022-01-28 株式会社 ディー・エヌ・エー 動画を配信するためのシステム、方法、及びプログラム
JP7449519B2 (ja) 2021-12-30 2024-03-14 17Live株式会社 映像処理のためのシステム、方法、及びコンピュータ可読媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4232419B2 (ja) 2009-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4609737B2 (ja) 送信装置及び方法、コンテンツ配信装置及び方法、並びにプログラム
US20190362099A1 (en) Information processing system, service providing apparatus and method, information processing apparatus and method, recording medium, and program
US8325213B2 (en) Video communication system and method
JP4232419B2 (ja) 送信装置、送信方法、コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、及びプログラム
JP4581201B2 (ja) 予約管理方法、予約管理装置およびプログラム格納媒体
JP4974405B2 (ja) サーバ使用方法、サーバ使用予約管理装置およびプログラム格納媒体
JP2002073541A (ja) コンテンツ配信方法およびコンテンツ供給システム
JP2002074123A (ja) サーバの使用予約方法、予約管理装置およびプログラム格納媒体
JP2002074125A (ja) コンテンツ配信の通知方法、予約管理装置およびプログラム格納媒体
JP2002073542A (ja) サーバの使用予約方法、予約管理装置およびプログラム格納媒体
JP2002077868A (ja) コンテンツ配信の予約方法、コンテンツ配信方法、予約管理装置およびプログラム格納媒体
JP6719166B2 (ja) ライブ放送システム
JP2003030105A (ja) コンテンツ評価システム、コンテンツ評価装置、コンテンツ評価方法、コンテンツ評価プログラム及びコンテンツ評価プログラム格納媒体
US20070165800A1 (en) Connection control apparatus, method, and program
US7716594B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, recording medium, and program
JP2003091472A (ja) コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、及びコンテンツ送出プログラム
US7739610B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, recording medium, and program
JP7161715B1 (ja) ストリーミングデータを取り扱う方法及びサーバ
US7721215B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, recording medium, and program
JP7243323B2 (ja) 通信端末、通信システム、表示制御方法およびプログラム
JP2006237682A (ja) 動画配信システムおよび動画データ記録可能な管理サーバ並びに動画データ記録プログラム
JP2010060627A (ja) カラオケシステム
JP4713176B2 (ja) 動画メッセージ配信システム、サーバ装置及び動画メッセージ配信方法
JP2003030552A (ja) 手続状況通知システム、手続状況通知装置、手続状況通知方法、手続状況通知プログラム、手続状況通知プログラム格納媒体、手続実行装置、手続実行方法、手続実行プログラム及び手続実行プログラム格納媒体
JP2003228452A (ja) コミュニケーションシステム、コミュニケーション方法、コミュニケーションプログラム、並びに情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050530

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050816

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4232419

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees