JP2003296167A - ファイル管理システムおよびファイル管理方法 - Google Patents

ファイル管理システムおよびファイル管理方法

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JP2003296167A JP2002096322A JP2002096322A JP2003296167A JP 2003296167 A JP2003296167 A JP 2003296167A JP 2002096322 A JP2002096322 A JP 2002096322A JP 2002096322 A JP2002096322 A JP 2002096322A JP 2003296167 A JP2003296167 A JP 2003296167A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で優れた耐障害性を実現し得るフ
ァイル管理技術を提供する。 【解決手段】 端末装置2は、(1)データベース7か
らファイルサーバ関係情報を取得し、(2)その情報に
定められたメインストレージ8に対してファイルの登録
処理を行う。このとき端末装置2は、(3)実行した処
理内容を表す複製ファイル管理情報をデータベース7に
記録する。一方、代替ストレージ9は、(4)各々デー
タベース7の複製ファイル管理情報に自身が行うべき処
理が記録されているかどうかを調べ、(5)対象ファイ
ルの複製を自身に作成する。ファイルを読み出す場合、
端末装置2はデータベース7から参照順位情報を取得
し、その順位にしたがっていずれかのファイルサーバか
らファイルを読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のファイルサ
ーバを用いてファイルを管理する技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファイルサーバを利用したファイ
ル管理システムとしては、たとえば図13のような構成
のものが知られている。各端末装置102は、LAN
(LocalArea Network)などのコンピュータネットワー
クを介してファイルサーバ101にアクセスし、ファイ
ルの登録・更新・削除・読み出しなどのファイル操作を
行うことが可能である。このようにして単一のファイル
サーバ101でファイルを一元管理することで、各端末
間でのファイルの共有や大容量ファイルの保管などを実
現している。
【0003】さらに、図14に示すように、複数のファ
イルサーバ101間をWAN(WideArea Network)で接
続し、相互にファイルの送受信を可能にすることで、物
理的に離れた場所にある複数の事業所間でのファイル共
有を実現したシステムも提案されている。
【0004】この種のシステムでは、ファイルを記憶す
るハードディスク106の損傷やファイル操作時のファ
イル破損などに対する障害対策として、定期的なバック
アップや、RAID(Redundant Array of Inexpensive
Disks)などを用いたデータ多重管理が行われることが
一般的である。また、全く同じ構成のファイルサーバを
予備サーバとして用意するなど、冗長性のある構成にし
て、ファイルサーバそのものの故障に備えるデュプレッ
クス方式などが採用されることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、次のような問題が生じてい
た。
【0006】すなわち、上記システムでは、1台のファ
イルサーバにてファイルを一元管理しているために、複
数の端末装置から同一ファイルへの参照が一度に発生す
ると、特定のファイルサーバにアクセスが集中してしま
う。これによりファイルサーバの処理負荷が極めて高く
なり、システムの作動効率が低下するという現象が発生
する。
【0007】特に、図14のような構成のシステムにあ
っては、遠距離からのアクセスが集中すると、基幹ネッ
トワークのトラフィックが増大し、システムの作動効率
を一層低下させてしまう。
【0008】また、RAIDなどによるデータ多重管理
では、ファイルサーバ内の特定のハードディスクが損傷
した場合、残るハードディスクからファイルを復元する
こととなる。しかし、この方式ではファイルサーバ自体
の故障に対応することができない。たとえファイルサー
バを修理し、バックアップデータをリストアするにして
も、その間システムは停止したままになり、不便に耐え
ない。
【0009】さらに、ファイルサーバにソフトウェア的
なトラブルが生じた場合、あるいはファイルサーバがシ
ャットダウンしていたり、その他不測のトラブルが生じ
た場合など、ファイルサーバ自体にアクセスできないと
きには、端末装置から当該システムを利用することがで
きなくなってしまう。
【0010】なお、この種の障害は、デュプレックス方
式を採用することである程度対処することができるもの
の、そうするとファイルサーバの構成が複雑となり、コ
ストの増大および大型化を招くため、好ましくない。
【0011】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、簡易な構成で優れた
耐障害性を実現し得るファイル管理技術を提供すること
にある。
【0012】また、本発明の他の目的は、簡易な構成
で、ネットワーク負荷および処理負荷が小さく効率的な
ファイル管理を実現し得るファイル管理技術を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、ファイルを格納する複数のファイ
ルサーバと、該ファイルサーバに対してファイル操作に
係る処理を行う端末装置と、をネットワークを介して接
続してなるファイル管理システムであって、前記端末装
置は、前記複数のファイルサーバおよび前記端末装置の
間のファイル処理に係る情報を管理するデータベースか
ら、前記複数のファイルサーバのうち1つを主ファイル
サーバ、それ以外を副ファイルサーバと定めるファイル
サーバ関係情報を取得し、該ファイルサーバ関係情報に
定められた主ファイルサーバに対してファイルの登録を
行うファイル操作手段を有し、前記副ファイルサーバ
は、前記端末装置から前記主ファイルサーバにファイル
の登録が行われたことを知った場合に、該登録されたフ
ァイルの複製を自身に作成するファイル複製手段を有す
る。
【0014】ここで、複数のファイルサーバは、それぞ
れ別個のコンピュータにより実現されるものである。こ
のうちのいずれが主ファイルサーバとなり、いずれが副
ファイルサーバとなるかは、ファイルサーバ関係情報の
設定しだいである。この設定は、ユーザもしくは端末装
置ごと、または複数のユーザもしくは複数の端末装置か
らなるグループごとに定めるとよい。すなわち、端末装
置はネットワークを介して各ファイルサーバにアクセス
することが可能なので、いずれを主ファイルサーバに設
定することもできるのである。たとえば、ネットワーク
負荷や処理負荷が最も低くなるように、各端末装置ごと
に主ファイルサーバを異ならせるような最適化を行うこ
とが好適である。
【0015】上記データベースは、ファイルサーバや端
末装置とは別個のサーバに構築してもよいし、いずれか
のファイルサーバもしくは端末装置の中に構築してもよ
い。
【0016】上記構成のファイル管理システムによれ
ば、主ファイルサーバに登録されたファイルが、他のフ
ァイルサーバ(副ファイルサーバ)に分散管理される。
したがって、主ファイルサーバが故障したり、主ファイ
ルサーバにアクセスできなくなったとしても、端末装置
は副ファイルサーバから該当するファイルを読み出すこ
とができる。つまり、個々のファイルサーバに特段の障
害対策を施すことなく、優れた耐障害性を実現すること
が可能となる。
【0017】また、副ファイルサーバが複数存在する場
合であっても、ファイルを分散させる処理は、各副ファ
イルサーバ自身が能動的に行うため、主ファイルサーバ
に処理負荷をかけることがない。したがって、システム
の作動効率を向上させることができる。
【0018】ファイルを分散させる処理の一実施態様と
しては、前記ファイル操作手段が、前記主ファイルサー
バにファイルの登録を行う際に、前記ファイルサーバ関
係情報に基づいて、該ファイルおよび該ファイルの複製
を格納すべき副ファイルサーバを特定する複製ファイル
管理情報を前記データベースに記録し、前記ファイル複
製手段が、前記記録された複製ファイル管理情報を参照
することによって、前記登録されたファイルの複製を自
身に作成することが好適である。
【0019】前記ファイル操作手段は、前記データベー
スから、前記複数のファイルサーバのいずれから優先的
にファイルを読み出すべきかを定める参照順位情報を取
得し、該参照順位情報に定められた参照順位の最も高い
ファイルサーバからファイルの読み出しを行う。
【0020】このとき、前記参照順位情報を、ユーザも
しくは端末装置ごと、または複数のユーザもしくは複数
の端末装置からなるグループごとに設定することが好ま
しい。
【0021】このように参照順位を定めることで、ファ
イルサーバへのアクセスを分散でき、一箇所へのアクセ
ス集中による処理負荷の増大および作動効率の低下を防
止することができる。
【0022】前記ファイル操作手段は、ファイルサーバ
からのファイルの読み出しに失敗した場合には、順次、
次に参照順位の高いファイルサーバからファイルの読み
出しを行うことが好適である。
【0023】この構成によれば、あるファイルサーバに
障害が発生していたとしても、代替的に他のファイルサ
ーバからファイルを読み出すことができるので、耐障害
性が向上する。
【0024】前記端末装置は、前記ファイル操作手段が
ファイルサーバからのファイルの読み出しに失敗した場
合に、その旨を当該システムの管理者に通知する通知手
段を有することが好適である。
【0025】たとえば、上記データベースまたは端末装
置にて管理者のメールアドレスを管理しておき、通知手
段はファイルサーバのエラーを感知したときに当該メー
ルアドレスにエラー内容を記したメールを送信する。こ
の構成によれば、管理者への障害発生通知がシステムに
より自動的に行われるので、個々のユーザによる連絡の
手間を軽減することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な一実施の形態を説明する。
【0027】まずは、図1〜図3を参照して、本実施形
態に係るファイル管理システムの全体構成およびファイ
ル管理方法について概略的に説明を行う。
【0028】図1は、ファイル管理システムのシステム
構成図である。同図に示すように、ファイル管理システ
ムは、複数のファイルサーバ1、端末装置2および管理
サーバ3をLAN4,WAN5などのコンピュータネッ
トワークで接続することにより構成される。
【0029】端末装置2は、ファイルサーバ1に対して
ファイル操作に係る処理(ファイルの登録・更新・削除
・読み出しなど)を行う装置である。また、ファイルサ
ーバ1は、端末装置2から登録されたファイル(文書デ
ータ、画像データ、音楽データ、プログラムなど)を格
納する装置であって、大容量のファイル格納部6を備え
ている。
【0030】管理サーバ3内のデータベース7には、複
数のファイルサーバ1と端末装置2の間のファイル処理
に係る情報が管理されており、ファイルサーバ1および
端末装置2はその情報に基づいて互いに協働し、ファイ
ル管理システムを構築する。
【0031】なお、本実施形態では、データベース7を
管理する専用の管理サーバ3を設けているが、このデー
タベース7をいずれかのファイルサーバ1または端末装
置2の記憶装置内に設けて、ファイルサーバ1または端
末装置2に管理サーバの役割を兼用させる構成にしても
構わない。
【0032】データベース7は、端末装置2またはその
ユーザを、端末装置2が接続されるLAN4もしくはセ
グメント、またはユーザの所属などを単位としてグルー
プ分けしたユーザ管理情報を有する。また、データベー
ス7は、グループごとに各ファイルサーバの関係付けを
定義したファイルサーバ関係情報を有する。
【0033】ファイルサーバ関係情報は、複数のファイ
ルサーバのうちいずれか1つを主ファイルサーバ(以
下、「メインストレージ」という。)、それ以外の1ま
たは2以上のファイルサーバを副ファイルサーバ(以
下、「代替ストレージ」という。)と定めたものであ
る。
【0034】メインストレージはファイルの登録先とな
るファイルサーバであり、代替ストレージは主ファイル
サーバに登録されたファイルの複製を格納するファイル
サーバである。なお、メインストレージと代替ストレー
ジの組み合わせは、グループごとに任意の組み合わせを
設定可能である。
【0035】ファイルの登録、更新または削除を行う場
合には、図2に示すように、端末装置2はまず、(1)
データベース7からファイルサーバ関係情報を取得し、
(2)そのファイルサーバ関係情報に定められたメイン
ストレージ8に対してファイルの登録、更新または削除
の処理を行う。このとき端末装置2は、(3)実行した
処理内容を表す複製ファイル管理情報をデータベース7
に記録する。複製ファイル管理情報には、メインストレ
ージ8に格納されたどのファイルに対し、どのような処
理が行われたか、またその処理を反映させるべき代替ス
トレージはどれかなどの情報が含まれる。
【0036】一方、代替ストレージ9は、(4)各々デ
ータベース7に問い合わせ、複製ファイル管理情報に自
身が行うべき処理が記録されているかどうかを調べる。
(5)ファイルの登録または更新があった旨が記録され
ていれば、対象ファイルの複製を自身に作成し、ファイ
ルの削除があった旨が記録されていれば、自身の持つフ
ァイルの削除を行う。必要な処理を完了した後、代替ス
トレージ9は、データベース7の自身に関連する複製フ
ァイル管理情報を削除する。
【0037】以上の仕組みにより、メインストレージ8
に行われた処理が他の代替ストレージ9に反映され、自
動的にファイルの分散管理が行われる。したがって、メ
インストレージ8が故障したり、メインストレージ8に
アクセスできなくなったとしても、端末装置2は代替ス
トレージ9から該当するファイルを読み出すことができ
る。つまり、個々のファイルサーバ1に特段の障害対策
を施すことなく、優れた耐障害性を実現することが可能
となる。
【0038】また、代替ストレージ9が複数存在する場
合であっても、ファイルを分散させる処理は各代替スト
レージ9自身が能動的に行うため、メインストレージ8
に処理負荷をかけることがない。特に、代替ストレージ
9は複製ファイル管理情報に基づいて独自のスケジュー
リングでファイル処理を行うことができるので、たとえ
ば端末装置2からのアクセスが少ない時間帯に処理を実
行するなどして、処理負荷の分散を図ることができる。
したがってシステムの作動効率を向上させることができ
る。
【0039】さらに、メインストレージ8と代替ストレ
ージ9の関係付けは、データベース7で一元的に管理さ
れているので、システム構成の変更を容易に行うことが
できる。たとえば、メインストレージ8が故障した場合
には、ファイルサーバ関係情報の内容を変更し、他の正
常動作しているファイルサーバをメインストレージに設
定するだけで、システムをリカバリできる。他にも、フ
ァイルサーバの追加や削除を行うにあたって、他のそれ
ぞれのファイルサーバに対して個別に設定を更新する必
要がなく、データベース7の内容を変更するだけで足り
るという利点がある。
【0040】一方、本システムにあっては、上記のよう
に分散管理されたファイルを参照する(読み出す)処理
は、次のようにして行われる。
【0041】データベース7は、グループごとに参照時
の優先順位を定める参照順位情報を有する。この参照順
位情報には、当該グループに属する端末装置2またはユ
ーザが、複数のファイルサーバ1のいずれから優先的に
ファイルを読み出すべきかの設定が記録されている。参
照順位は、端末装置2とファイルサーバ1の間の回線の
能力や使用頻度を考慮し、高速アクセスが期待できるも
のほど、高い順位となるように設定することが好まし
い。
【0042】ファイルを読み出す場合、端末装置2はま
ず、図3に示すように、(1)データベース7から参照
順位情報を取得し、(2)参照順位の最も高いファイル
サーバ1からファイルの読み出しを行う。ファイル読み
出しに失敗したら、(3)次に参照順位の高いファイル
サーバ1に切り替えてアクセスを試みる。(4)正常に
アクセスできてファイルの読み出しに成功するか、もし
くは最も低い順位のファイルサーバ1へのアクセスを行
うまで、アクセス先の切り替え処理が継続される。
【0043】以上の仕組みによれば、グループごとに参
照順位を異ならせることで、ファイルサーバ1へのアク
セスを分散でき、一箇所へのアクセス集中による処理負
荷の増大およびシステム全体としての作動効率の低下を
防止することができる。
【0044】また、各端末装置2は、複数のファイルサ
ーバ1のうち最も高速アクセスが期待できるファイルサ
ーバ1に優先的にアクセスを行うことになるので、ネッ
トワークの負荷が低減される。
【0045】さらに、あるファイルサーバ1に障害が発
生していたとしても、代替的に他のファイルサーバ1か
らファイルを読み出すことができるので、耐障害性が向
上する。またこの切り替え処理は自動的に行われるの
で、端末装置2を操作するユーザは、どのファイルサー
バ1からファイルを読み出しているかを特に意識する必
要はない。したがって、システムの利便性および操作性
が向上する。
【0046】以上述べたように、上記構成のファイル管
理システムによれば、簡易な構成で、優れた耐障害性を
実現することができるとともに、ネットワーク負荷およ
び処理負荷が小さく効率的なファイル管理を実現するこ
とができる。
【0047】では続いて、上記のようなファイル管理シ
ステムを具現化するための詳細な構成について説明す
る。
【0048】(ハードウェア構成)ファイルサーバ1、
端末装置2、管理サーバ3は、それぞれ汎用のコンピュ
ータにて構成することができる。
【0049】図4に、ファイルサーバ1のハードウェア
構成を示す。すなわち、ファイルサーバ1は、CPU
(Central Processing Unit)10、メモリ11、キー
ボードやマウスなどの入力部12、ディスプレイやプリ
ンタなどの出力部13、通信I/F(Interface)1
4、記憶装置15などを有する。これらの各構成要素
は、バス16を介して接続される。
【0050】通信I/F14は、コンピュータネットワ
ークを利用したデータ通信を制御するための通信手段で
あり、例えばネットワークアダプタ、ターミナルアダプ
タ、モデムなどが該当する。ファイルサーバ1は、通信
I/F14を介して、他のファイルサーバ1、管理サー
バ3および端末装置2とデータの送受信を行うことがで
きる。
【0051】メモリ11は、RAM(Random Access Me
mory)などの読み書き可能なメモリとROM(Read Onl
y Memory)などの読み出し専用のメモリとから構成され
る主記憶手段である。ROMには、ファイルサーバ1の
BIOS(Basic Input/Output System)などが格納さ
れている。一方、RAMは、CPU10の実行対象とな
っているプログラムやデータを一時的に格納・保持する
ものであって、後述する一連の処理を実行するプログラ
ムの実行エリアとなる部位である。
【0052】記憶装置15は、大容量のハードディスク
などで構成される。障害対策としてRAIDディスクを
採用することが好ましい。また、ハードディスクと併用
して、CD−ROM,CD−R/W,DVD−ROM,
DVD−RAM,MOなどのチェンジャーを設けてもよ
い。記憶装置15には、端末装置2から登録されたファ
イルが格納されるファイル格納部6が設けられる他、フ
ァイルサーバ1のOSやファイル管理システムを実現す
るために必要なプログラムおよびデータが格納される。
【0053】CPU10は、入力部12から入力された
データ、記憶装置15に記憶されているデータ若しくは
通信I/F14を介して受信したデータ、またはROM
や記憶装置15に記憶されているプログラム若しくは通
信I/F14を介して受信したプログラムをRAMに読
み込み、この読み込んだ内容に基づいて演算処理を行う
演算手段である。また、CPU10は、この演算処理の
結果に基づき、各構成要素の制御を行う制御手段でもあ
る。
【0054】なお、端末装置2および管理サーバ3は、
記憶装置として通常のハードディスクを備えるほかは、
上記ファイルサーバ1と略同様のハードウェア構成であ
る。
【0055】(機能ブロック)図5に、本実施形態のフ
ァイル管理システムの機能ブロックを示す。
【0056】これらの機能ブロックは、記憶装置に格納
されたプログラムおよびデータがメモリに読み込まれ、
CPUで処理されることで実現される。なお、これらの
機能ブロックを実現するためのプログラムは、単一のプ
ログラムで構成してもよいし、複数のモジュールプログ
ラムを組み合わせて実現したものであっても構わない。
【0057】ファイルサーバ1は、ボリューム登録部2
0、ストレージ制御部21、ストレージサーバ部22、
代替ストレージ管理部23などの機能ブロックを有す
る。
【0058】ボリューム登録部20は、ファイルサーバ
1に係る情報をデータベース7に登録するファイルサー
バ登録手段として機能する。ファイルサーバ1をシステ
ムに追加する場合には、まずボリューム登録部20を起
動してファイルサーバ1のサーバ名、ボリューム名およ
びパーティション情報の登録を行う。
【0059】ここで登録された情報は、データベース7
内にファイルサーバ管理情報として保持される。ファイ
ルサーバ管理情報は図6のようなデータ構造により管理
される。図中、2重線で囲まれた項目はプライマリーキ
ーであり、太線で囲まれた項目はユニークキーである。
【0060】サーバ管理テーブルでは、サーバIDとサ
ーバ名が管理される。サーバIDはシステムが当該ファ
イルサーバ1に割り当てた値であり、他のファイルサー
バと混同しないように一意な値が設定される。サーバ名
は、当該ファイルサーバ1のネットワーク上の名称(ド
メイン名;「server1.domain.co.jp」など)である。
【0061】ボリューム管理テーブルでは、サーバI
D、ボリュームID、ボリューム名および削除フラグが
管理される。ボリュームIDはシステムにより割り当て
られた一意の値である。ボリューム名とは、ファイルサ
ーバ1の記憶装置の特定のパス(サーバパス;「C:\llf
iling\volume1」など)に対応させて設定した名称であ
り、「VOLUME1」など任意の名称を設定できる。これは
システムのセキュリティ確保のため、実際のサーバパス
をユーザから隠蔽するために用いられる。つまり、ユー
ザは、「VOLUME1」というボリューム名を指定すること
で、ファイルサーバ1の「C:\llfiling\volume1」とい
うパスにアクセスすることとなるのである。
【0062】削除フラグは、ボリュームが削除されたと
きにTrueの値に設定されるフラグである。本システ
ムでは、ボリュームが削除されてもファイルサーバ内の
パスそのものを削除することはせず、削除フラグの設定
を切り替えるだけに留める。これにより、誤操作により
ボリュームを削除してしまった場合でも、即座にボリュ
ームを復活させることができ、またボリュームの削除が
システムの他の処理に不測の影響を与えることを未然に
防止できる。
【0063】パーティション管理テーブルでは、ファイ
ルサーバ1のサーバパスと、システムのボリュームとの
関連付けが管理される。サーバID、ボリュームID、
パーティション、仮想ルートディレクトリ名、ストレー
ジ種別、経由プログラム、アクティブフラグ、書込み完
了フラグ、セクタサイズ、使用可能容量上位、使用可能
容量下位、使用量上位、使用量下位などの情報が含まれ
る。
【0064】パーティションには、サーバパスが格納さ
れる。パーティションとは、同一ボリューム名でサーバ
パスの実体を切り替えて使用するために導入した概念で
ある。一つのボリュームに対して有効なパーティション
は常に一つである。使用中のボリューム「C:\llfiling\
volume1」の空き容量が少なくなった場合には、パーテ
ィションを「D:\llfiling\volume1」に切り替えること
で、ユーザがボリューム「VOLUME1」を継続して使用で
きるようにする。なお、切り替えたパーティションはバ
ックアップするなどし、将来の再利用に備える。
【0065】ストレージ種別には、記録装置の別やファ
イルシステムの別を保持し、経由プログラムには、この
パーティションにファイルを読み書きする際に利用する
プログラム名を保持する。システムは、ストレージ種別
や経由プログラムに基づいて、パーティションに対する
ファイル処理を切り替えるので、ユーザはどのような種
類の記憶装置にアクセスしているかを別段意識する必要
がない。
【0066】このように本システムでは、「サーバ
名」、「ボリューム名」、「パーティション」の組み合
わせで、すべてのファイルサーバのファイルの存在位置
を特定することができる。
【0067】さらに、ボリューム登録部20は、ボリュ
ームを登録する際に、当該ファイルサーバのファイルの
複製を格納させる他のファイルサーバ(代替ストレー
ジ)を指定することで、メインストレージと代替ストレ
ージの関係付けを行う。ここで指定した情報は、データ
ベース7内の代替ストレージ管理テーブルに保持され
る。
【0068】代替ストレージ管理テーブルでは、メイン
ストレージとして動作する当該ファイルサーバ1のサー
バID,ボリュームIDと、その代替ストレージとして
動作する他のファイルサーバのサーバID,ボリューム
IDとがファイルサーバ関係情報として管理されてい
る。本実施形態では、1つのメインストレージに対し
て、最大3つまでの代替ストレージを設定することがで
きる。
【0069】なお、管理サーバ3は、メインストレージ
と代替ストレージの関係付けが行われると、その旨を代
替ストレージとして設定されたファイルサーバに通知す
る。その通知を受信したファイルサーバは、ローカルの
ストレージ情報記憶部23aに、自身が代替ストレージ
として動作する旨のストレージ情報を記憶する。
【0070】以上の設定が完了すると、当該ファイルサ
ーバ1はシステムで利用可能な状態となる。
【0071】ストレージ制御部21は、端末装置2との
データ通信を担う部分であり、ファイル操作に係る処理
の要求(ファイルアクセス要求)を受信したり、該当フ
ァイルの送受信を行う。
【0072】ストレージサーバ部22は、ストレージ制
御部21を介して受信したファイルアクセス要求を処理
し、ファイル格納部6に対して該当ファイルの登録・更
新・削除・読み出しなどの処理を行う部分である。
【0073】代替ストレージ管理部23は、自身が代替
ストレージとして動作する場合に実行される機能ブロッ
クである。代替ストレージ管理部23は、端末装置2か
ら他のファイルサーバ(メインストレージ)にファイル
の登録が行われたことを知った場合に、その登録ファイ
ルの複製を自身に作成するファイル複製手段として機能
する。また、メインストレージに対してファイルの更新
や削除などが行われた場合も同様に、その処理内容を自
身に反映させる。代替ストレージ管理部23の具体的な
動作については後ほどフローチャートを用いて詳述す
る。
【0074】一方、端末装置2は、ファイル操作クライ
アント24、ファイル操作Webクライアント25、ス
トレージ通信部26、メール送信部27などの機能ブロ
ックを有する。
【0075】ファイル操作クライアント24は、データ
ベース7にアクセスし、ファイル操作に係る処理を行う
ファイル操作手段として機能する。また、ユーザおよび
グループの情報をデータベース7に登録する機能、およ
び、ファイルを登録するメインストレージの設定や、フ
ァイル読み出し時の参照順位の設定を行う機能も有す
る。
【0076】ファイル操作クライアント24により登録
・設定された情報は、データベース7内にユーザ管理情
報として保持される。ユーザ管理情報は図7に示すよう
なデータ構造により管理される。図中、2重線で囲まれ
た項目はプライマリーキーであり、太線で囲まれた項目
はユニークキーである。
【0077】グループ管理テーブルでは、グループI
D、グループ名、削除フラグ、登録日時、削除日時、セ
キュリティレベル、備考などが管理される。グループI
Dはシステムが割り当てた一意な値である。グループ名
には「東京東支社」など任意の名称を設定できる。セキ
ュリティレベルとは、このグループに属するユーザがア
クセス可能なボリュームやファイルを制限するためのも
のである。
【0078】また、ユーザ管理テーブルでは、ユーザI
D、ユーザ名、削除フラグ、登録日時、削除日時、パス
ワード変更日時、セキュリティレベル、パスワード、フ
ルネーム、備考などが管理される。ユーザIDはシステ
ムが割り当てた一意な値である。ユーザ名は、ユーザが
システムにログインする際のログイン名に相当する。セ
キュリティレベルとは、このユーザがアクセス可能なボ
リュームやファイルを制限するためのものであって、グ
ループ管理テーブルに含まれるセキュリティレベルと異
なる内容が設定されている場合には、ユーザ管理テーブ
ルのセキュリティレベルが優先適用される。
【0079】グループ・ユーザ対応管理テーブルは、ど
のユーザがどのグループに属するかを管理するものであ
り、グループIDとユーザIDを含む。基本的に、ユー
ザは複数のグループに所属することができる。ただし、
そのグループIDが参照順位情報のユニークキーとなっ
ているグループには、1つしか所属できない。
【0080】グループ・メインストレージ対応管理テー
ブルでは、そのグループに属するユーザのファイルの登
録先となるメインストレージを特定する情報、すなわち
グループIDと、サーバID,ボリュームIDとが対応
付けられ管理されている。
【0081】参照順位管理テーブルは、そのグループに
属するユーザがどのファイルサーバから優先的にファイ
ルを読み出すべきかを管理するものである。このテーブ
ルには、参照順位情報として、グループIDと、サーバ
ID1,ボリュームID1と、サーバID2,ボリュー
ムID2と、サーバID3,ボリュームID3と、サー
バID4,ボリュームID4とが管理されている。ファ
イル操作クライアント24は、端末装置2から高速アク
セスが期待できる順に、サーバID1,ID2,ID3
を登録するとよい。
【0082】ファイル操作Webクライアント25も、
データベース7にアクセスし、ファイル操作に係る処理
を行うファイル操作手段として機能するが、ファイルの
参照(読み出し)の機能を備えるのみであり、ファイル
の登録機能、ユーザ情報や参照順位の設定機能は有して
いない。
【0083】ストレージ通信部26は、ファイルサーバ
1とのデータ通信を担う部分であり、ファイル操作に係
る処理の要求(ファイルアクセス要求)を送信したり、
該当ファイルの送受信を行う。
【0084】メール送信部27は、ファイル操作クライ
アント24またはファイル操作Webクライアント25
がファイルサーバ1からのファイルの読み出しに失敗し
た場合に、ファイル操作クライアント24またはファイ
ル操作Webクライアント25から起動されるものであ
って、ファイル読み出しに失敗した旨の障害発生通知を
当該システムの管理者に電子メールで通知する通知手段
として機能する。なお、管理者のメールアドレスは、デ
ータベース7に管理されていてもよいし、メール送信部
27に設定してあってもよい。
【0085】(処理フロー)次に、上記構成のファイル
管理システムの処理動作について、図8〜図11のフロ
ーチャートを併せ参照して詳しく説明する。
【0086】図8は、ファイルの登録処理を示すフロー
チャートである。この処理は、端末装置2が実行する。
【0087】ユーザからファイルの登録の指示がなされ
ると、ファイル操作クライアント24は、まずデータベ
ース7のグループ・メインストレージ対応管理テーブル
を参照して、当該ユーザが所属するグループに関連付け
られたメインストレージを調べ、さらにそのメインスト
レージのサーバIDをキーとしてファイルサーバ関係情
報を取得する(ステップS100)。
【0088】次に、ファイル操作クライアント24は、
ストレージ通信部26を呼び出し、ファイルサーバ関係
情報に定められたメインストレージのサーバ名およびボ
リューム名、並びに登録するファイル名およびファイル
を格納するディレクトリ名をパラメータとして引き渡
す。ストレージ通信部26は、そのサーバ名で特定され
るファイルサーバ1にファイル登録要求を送信する(ス
テップS101)。
【0089】また、ファイル操作クライアント24は、
ファイルサーバ関係情報に代替ストレージが設定されて
いるかどうかを調べる(ステップS102)。代替スト
レージが存在する場合には、データベース7の複製ファ
イル管理テーブルに複製ファイル管理情報を記録して処
理を終了する(ステップS103)。
【0090】ここで記録される複製ファイル管理情報
は、メインストレージに対して行ったファイル操作を代
替ストレージに反映させるためのものであって、1回の
ファイル操作につき1つ生成される。その内容として
は、図12に示すように、メインストレージのサーバI
D,ボリュームID,パーティション、ファイルを格納
したディレクトリ名およびそのファイル名、ファイルの
登録・更新・削除の処理種別、処理を行った依頼日付な
どの情報と、代替ストレージのサーバID1〜3,ボリ
ュームID1〜3などの情報を含んでいる。
【0091】続いて、代替ストレージが上記ファイル操
作を自身に反映する処理について、図9および図10を
用いて説明する。ファイルサーバ1は、1時間ごとある
いは1日ごとなど、予め設定されたスケジューリングに
したがって以下の処理を行う。
【0092】まず、ファイルサーバ1の代替ストレージ
管理部23は、ローカルのストレージ情報記憶部23a
からストレージ情報を取得し(ステップS200)、自
身が代替ストレージとして機能しているか否かを調べる
(ステップS201)。代替ストレージとして機能して
いない場合には、そのまま処理を終了する。
【0093】一方、代替ストレージとして機能している
と判断された場合には、データベース7から、自身のサ
ーバIDおよびボリュームIDを取得する(ステップS
202)。続いて、サーバIDおよびボリュームIDに
基づき、複製ファイル管理テーブルを検索し、自身が処
理すべき複製ファイル管理情報が記録されているか調べ
る(ステップS203,S204)。自身に関連する複
製ファイル管理情報が存在しない場合には、そのまま処
理を終了する。
【0094】複製ファイル管理情報が見つかった場合に
は、メインストレージのサーバID,ボリュームID,
パーティションと、ディレクトリ名およびファイル名か
ら処理を行うべきファイルを特定する。そして、処理種
別から、そのファイルに対して自身が行うべき処理を判
断する。具体的には、処理種別が「登録」または「更
新」の場合には、メインストレージから該当ファイルを
読み出し、その複製を自身のファイル格納部に作成す
る。処理種別が「削除」の場合には、自身のファイル格
納の該当ファイルの削除を実行する(ステップS20
5)。
【0095】ファイル処理を完了したら、データベース
7の複製ファイル管理情報から自身のサーバIDおよび
ボリュームIDを削除するとともに(ステップS20
6)、複製ファイル管理情報に他の代替ストレージが含
まれているか否かを調べる(ステップS207)。も
し、他の代替ストレージが含まれていない場合には、そ
の複製ファイル管理情報を複製ファイル管理テーブルか
ら削除する(ステップS208)。そして、再びステッ
プS203に戻り、上記処理を繰り返す。
【0096】複製ファイル管理テーブルに記録された全
ての処理依頼を実行したら、代替ストレージ管理部23
は処理を終了する。
【0097】このようにして、メインストレージに行わ
れた処理が代替ストレージに反映され、自動的にファイ
ルの分散管理が実現される。したがって、個々のファイ
ルサーバへのアクセスおよびその処理負荷を分散できる
とともに、システム全体の耐障害性を向上させることが
できる。
【0098】図11は、ファイルの読み出し処理を示す
フローチャートである。この処理は、端末装置2が実行
する。
【0099】ユーザからファイルの読み出しの指示がな
されると、ファイル操作クライアント24またはファイ
ル操作Webクライアント25は、当該ユーザが所属す
るグループのグループIDをキーとして、データベース
7から参照順位情報を取得する(ステップS300)。
【0100】そして、参照順位の最も高いファイルサー
バを対象ファイルサーバに設定し(ステップS30
1)、対象ファイルサーバからファイルの読み出しを試
みる(ステップS302)。このように高速アクセスが
期待できるファイルサーバから優先的にアクセスするこ
とで、ファイル参照の高速化を図ることができる。
【0101】このときファイルの読み出しに失敗したら
(ステップS303)、現在の対象ファイルサーバより
も低い参照順位のファイルサーバが存在するかどうかを
調べ、存在したらそのファイルサーバを対象ファイルサ
ーバに設定して、ステップS302に戻る(ステップS
304)。このようにして、ファイルサーバを順に切り
替えてアクセスを試みるので、特定のファイルサーバ障
害が与える業務への影響を軽減することができる。
【0102】ステップS303でファイルの読み出しに
成功した場合、もしくはステップS304で参照順位の
低いファイルサーバが見つからなかった場合には、ステ
ップS305に処理を進める。ここでは、いずれかのフ
ァイルサーバでファイルの読み出しに失敗したかどうか
調べる。
【0103】失敗したファイルサーバがあった場合、フ
ァイル操作クライアント24またはファイル操作Web
クライアント25は、障害発生通知メールを管理者に送
信するか否かをユーザに問い合わせるためのダイアログ
を表示する(ステップS306)。ユーザによりメール
を送信する旨の入力がなされた場合には(ステップS3
07)、メール送信部27を起動して、異常のあったフ
ァイルサーバ名やファイル読み出しを試みたときの応答
状況などを記したメールを管理者に送信する(ステップ
S308)。これにより、管理者への障害発生通知がシ
ステムにより自動的に行われるので、個々のユーザによ
る連絡の手間を軽減することができる。
【0104】以上、本発明を実施形態に沿って説明した
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、以下の
付記的事項を含むものである。
【0105】(付記1) ファイルを格納する複数のフ
ァイルサーバと、該ファイルサーバに対してファイル操
作に係る処理を行う端末装置と、をネットワークを介し
て接続してなるファイル管理システムであって、前記端
末装置は、前記複数のファイルサーバおよび前記端末装
置の間のファイル処理に係る情報を管理するデータベー
スから、前記複数のファイルサーバのうち1つを主ファ
イルサーバ、それ以外を副ファイルサーバと定めるファ
イルサーバ関係情報を取得し、該ファイルサーバ関係情
報に定められた主ファイルサーバに対してファイルの登
録を行うファイル操作手段を有し、前記副ファイルサー
バは、前記端末装置から前記主ファイルサーバにファイ
ルの登録が行われたことを知った場合に、該登録された
ファイルの複製を自身に作成するファイル複製手段を有
するファイル管理システム。
【0106】(付記2) 前記ファイル操作手段は、前
記主ファイルサーバにファイルの登録を行う際に、前記
ファイルサーバ関係情報に基づいて、該ファイルおよび
該ファイルの複製を格納すべき副ファイルサーバを特定
する複製ファイル管理情報を前記データベースに記録
し、前記ファイル複製手段は、前記記録された複製ファ
イル管理情報を参照することによって、前記登録された
ファイルの複製を自身に作成する付記1に記載のファイ
ル管理システム。
【0107】(付記3) 前記ファイル操作手段は、前
記データベースから、ユーザもしくは端末装置ごと、ま
たは複数のユーザもしくは複数の端末装置からなるグル
ープごとに定められた情報であって、前記複数のファイ
ルサーバのいずれから優先的にファイルを読み出すべき
かを定める参照順位情報を取得し、該参照順位情報に定
められた参照順位の最も高いファイルサーバからファイ
ルの読み出しを行い、そのファイルサーバからのファイ
ルの読み出しに失敗した場合には、順次、次に参照順位
の高いファイルサーバからファイルの読み出しを行う付
記1または2に記載のファイル管理システム。
【0108】(付記4) 前記端末装置は、前記ファイ
ル操作手段がファイルサーバからのファイルの読み出し
に失敗した場合に、その旨を当該システムの管理者に通
知する通知手段を有する付記1,2または3に記載のフ
ァイル管理システム。
【0109】(付記5) ファイル操作に係る処理を行
う端末装置からファイルの登録が行われる他のファイル
サーバと関連付けられ、協働して前記ファイルを格納す
るファイルサーバであって、前記端末装置から前記他の
ファイルサーバにファイルの登録が行われたことを知っ
た場合に、該登録されたファイルの複製を自身に作成す
るファイル複製手段と、前記端末装置の要求に応じて前
記ファイルの複製を該端末装置に送信する手段と、を有
するファイルサーバ。
【0110】(付記6) 前記ファイル複製手段は、前
記端末装置が前記他のファイルサーバにファイルの登録
を行う際に生成した、該ファイルおよび該ファイルの複
製を格納すべきファイルサーバを特定する複製ファイル
管理情報を参照することによって、前記登録されたファ
イルの複製を自身に作成する付記5に記載のファイルサ
ーバ。
【0111】(付記7) ファイルを格納する複数のフ
ァイルサーバに対してファイル操作に係る処理を行う端
末装置であって、前記複数のファイルサーバおよび当該
端末装置の間のファイル処理に係る情報を管理するデー
タベースから、前記複数のファイルサーバのうち1つを
主ファイルサーバ、それ以外を副ファイルサーバと定め
るファイルサーバ関係情報を取得し、該ファイルサーバ
関係情報に定められた主ファイルサーバに対してファイ
ルの登録を行うとともに、前記ファイルサーバ関係情報
に基づいて、該ファイルおよび該ファイルの複製を格納
すべき副ファイルサーバを特定する情報であって、前記
副ファイルサーバが前記主ファイルサーバに登録された
ファイルの複製を自身に作成するときに参照する複製フ
ァイル管理情報を前記データベースに記録するファイル
操作手段を有する端末装置。
【0112】(付記8) 前記ファイル操作手段は、前
記データベースから、前記複数のファイルサーバのいず
れから優先的にファイルを読み出すべきかを定める参照
順位情報を取得し、該参照順位情報に定められた参照順
位の最も高いファイルサーバからファイルの読み出しを
行い、そのファイルサーバからのファイルの読み出しに
失敗した場合には、順次、次に参照順位の高いファイル
サーバからファイルの読み出しを行う付記7に記載の端
末装置。
【0113】(付記9) 前記ファイル操作手段がファ
イルサーバからのファイルの読み出しに失敗した場合
に、その旨を前記ファイルサーバまたは当該端末装置の
管理者に通知する通知手段を有する付記7または8に記
載の端末装置。
【0114】(付記10) ファイルを格納する複数の
ファイルサーバを用いて、該ファイルサーバに対してフ
ァイル操作に係る処理を行う端末装置から登録されるフ
ァイルの管理を行うファイル管理方法であって、前記端
末装置は、前記複数のファイルサーバおよび前記端末装
置の間のファイル処理に係る情報を管理するデータベー
スから、前記複数のファイルサーバのうち1つを主ファ
イルサーバ、それ以外を副ファイルサーバと定めるファ
イルサーバ関係情報を取得し、前記端末装置は、該ファ
イルサーバ関係情報に定められた主ファイルサーバに対
してファイルの登録を行い、前記副ファイルサーバは、
前記端末装置から前記主ファイルサーバにファイルの登
録が行われたことを知った場合に、該登録されたファイ
ルの複製を自身に作成するファイル管理方法。
【0115】(付記11) 前記端末装置は、前記主フ
ァイルサーバにファイルの登録を行う際に、前記ファイ
ルサーバ関係情報に基づいて、該ファイルおよび該ファ
イルの複製を格納すべき副ファイルサーバを特定する複
製ファイル管理情報を前記データベースに記録し、前記
副ファイルサーバは、前記記録された複製ファイル管理
情報を参照することによって、前記登録されたファイル
の複製を自身に作成する付記10に記載のファイル管理
方法。
【0116】(付記12) 前記端末装置は、前記デー
タベースから、ユーザもしくは端末装置ごと、または複
数のユーザもしくは複数の端末装置からなるグループご
とに定められた情報であって、前記複数のファイルサー
バのいずれから優先的にファイルを読み出すべきかを定
める参照順位情報を取得し、該参照順位情報に定められ
た参照順位の最も高いファイルサーバからファイルの読
み出しを行い、そのファイルサーバからのファイルの読
み出しに失敗した場合には、順次、次に参照順位の高い
ファイルサーバからファイルの読み出しを行う付記10
または11に記載のファイル管理方法。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易な構成で優れた耐障害性を実現することができる。
また、簡易な構成で、ネットワーク負荷および処理負荷
が小さく効率的なファイル管理を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファイル管理システムのシステム構成図であ
る。
【図2】ファイルの登録、更新または削除に係る処理の
説明図である。
【図3】ファイルの読み出しに係る処理の説明図であ
る。
【図4】ファイルサーバのハードウェア構成図である。
【図5】ファイル管理システムの機能ブロック図であ
る。
【図6】ファイルサーバ管理情報のデータ構造の一例で
ある。
【図7】ユーザ管理情報のデータ構造の一例である。
【図8】端末装置が行うファイルの登録処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】代替ストレージが行うファイルの分散処理を示
すフローチャートである。
【図10】代替ストレージが行うファイルの分散処理を
示すフローチャートである。
【図11】端末装置が行うファイルの読み出し処理を示
すフローチャートである。
【図12】複製ファイル管理情報のデータ構造の一例で
ある。
【図13】従来のファイル管理システムのシステム構成
図である。
【図14】従来のファイル管理システムのシステム構成
図である。
【符号の説明】
1 ファイルサーバ 2 端末装置 3 管理サーバ 4 LAN 5 WAN 6 ファイル格納部 7 データベース 8 メインストレージ 9 代替ストレージ 10 CPU 11 メモリ 12 入力部 13 出力部 14 通信I/F 15 記憶装置 16 バス 20 ボリューム登録部 21 ストレージ制御部 22 ストレージサーバ部 23 代替ストレージ管理部 23a ストレージ情報記憶部 24 ファイル操作クライアント 25 ファイル操作Webクライアント 26 ストレージ通信部 27 メール送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神矢 浩治 神奈川県川崎市中原区小杉町1丁目403番 地 株式会社富士通ソーシアルサイエンス ラボラトリ内 (72)発明者 一色 美智子 神奈川県川崎市中原区小杉町1丁目403番 地 株式会社富士通ソーシアルサイエンス ラボラトリ内 Fターム(参考) 5B065 EA35 ZA15 5B082 DE03 GB02 HA03 HA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイルを格納する複数のファイルサーバ
    と、該ファイルサーバに対してファイル操作に係る処理
    を行う端末装置と、をネットワークを介して接続してな
    るファイル管理システムであって、 前記端末装置は、 前記複数のファイルサーバおよび前記端末装置の間のフ
    ァイル処理に係る情報を管理するデータベースから、前
    記複数のファイルサーバのうち1つを主ファイルサー
    バ、それ以外を副ファイルサーバと定めるファイルサー
    バ関係情報を取得し、該ファイルサーバ関係情報に定め
    られた主ファイルサーバに対してファイルの登録を行う
    ファイル操作手段を有し、 前記副ファイルサーバは、 前記端末装置から前記主ファイルサーバにファイルの登
    録が行われたことを知った場合に、該登録されたファイ
    ルの複製を自身に作成するファイル複製手段を有するフ
    ァイル管理システム。
  2. 【請求項2】前記ファイル操作手段は、 前記主ファイルサーバにファイルの登録を行う際に、前
    記ファイルサーバ関係情報に基づいて、該ファイルおよ
    び該ファイルの複製を格納すべき副ファイルサーバを特
    定する複製ファイル管理情報を前記データベースに記録
    し、 前記ファイル複製手段は、 前記記録された複製ファイル管理情報を参照することに
    よって、前記登録されたファイルの複製を自身に作成す
    る請求項1に記載のファイル管理システム。
  3. 【請求項3】前記ファイル操作手段は、 前記データベースから、ユーザもしくは端末装置ごと、
    または複数のユーザもしくは複数の端末装置からなるグ
    ループごとに定められた情報であって、前記複数のファ
    イルサーバのいずれから優先的にファイルを読み出すべ
    きかを定める参照順位情報を取得し、 該参照順位情報に定められた参照順位の最も高いファイ
    ルサーバからファイルの読み出しを行い、 そのファイルサーバからのファイルの読み出しに失敗し
    た場合には、順次、次に参照順位の高いファイルサーバ
    からファイルの読み出しを行う請求項1または2に記載
    のファイル管理システム。
  4. 【請求項4】ファイルを格納する複数のファイルサーバ
    に対してファイル操作に係る処理を行う端末装置であっ
    て、 前記複数のファイルサーバおよび当該端末装置の間のフ
    ァイル処理に係る情報を管理するデータベースから、前
    記複数のファイルサーバのうち1つを主ファイルサー
    バ、それ以外を副ファイルサーバと定めるファイルサー
    バ関係情報を取得し、該ファイルサーバ関係情報に定め
    られた主ファイルサーバに対してファイルの登録を行う
    とともに、 前記ファイルサーバ関係情報に基づいて、該ファイルお
    よび該ファイルの複製を格納すべき副ファイルサーバを
    特定する情報であって、前記副ファイルサーバが前記主
    ファイルサーバに登録されたファイルの複製を自身に作
    成するときに参照する複製ファイル管理情報を前記デー
    タベースに記録するファイル操作手段を有する端末装
    置。
  5. 【請求項5】前記ファイル操作手段は、 前記データベースから、前記複数のファイルサーバのい
    ずれから優先的にファイルを読み出すべきかを定める参
    照順位情報を取得し、 該参照順位情報に定められた参照順位の最も高いファイ
    ルサーバからファイルの読み出しを行い、 そのファイルサーバからのファイルの読み出しに失敗し
    た場合には、順次、次に参照順位の高いファイルサーバ
    からファイルの読み出しを行う請求項4に記載の端末装
    置。
  6. 【請求項6】ファイルを格納する複数のファイルサーバ
    を用いて、該ファイルサーバに対してファイル操作に係
    る処理を行う端末装置から登録されるファイルの管理を
    行うファイル管理方法であって、 前記端末装置は、前記複数のファイルサーバおよび前記
    端末装置の間のファイル処理に係る情報を管理するデー
    タベースから、前記複数のファイルサーバのうち1つを
    主ファイルサーバ、それ以外を副ファイルサーバと定め
    るファイルサーバ関係情報を取得し、 前記端末装置は、該ファイルサーバ関係情報に定められ
    た主ファイルサーバに対してファイルの登録を行い、 前記副ファイルサーバは、前記端末装置から前記主ファ
    イルサーバにファイルの登録が行われたことを知った場
    合に、該登録されたファイルの複製を自身に作成するフ
    ァイル管理方法。
  7. 【請求項7】前記端末装置は、前記主ファイルサーバに
    ファイルの登録を行う際に、前記ファイルサーバ関係情
    報に基づいて、該ファイルおよび該ファイルの複製を格
    納すべき副ファイルサーバを特定する複製ファイル管理
    情報を前記データベースに記録し、 前記副ファイルサーバは、前記記録された複製ファイル
    管理情報を参照することによって、前記登録されたファ
    イルの複製を自身に作成する請求項6に記載のファイル
    管理方法。
  8. 【請求項8】前記端末装置は、 前記データベースから、ユーザもしくは端末装置ごと、
    または複数のユーザもしくは複数の端末装置からなるグ
    ループごとに定められた情報であって、前記複数のファ
    イルサーバのいずれから優先的にファイルを読み出すべ
    きかを定める参照順位情報を取得し、 該参照順位情報に定められた参照順位の最も高いファイ
    ルサーバからファイルの読み出しを行い、 そのファイルサーバからのファイルの読み出しに失敗し
    た場合には、順次、次に参照順位の高いファイルサーバ
    からファイルの読み出しを行う請求項6または7に記載
    のファイル管理方法。
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