JP2003295075A - 光スイッチ装置とその制御方法 - Google Patents

光スイッチ装置とその制御方法

Info

Publication number
JP2003295075A
JP2003295075A JP2002101557A JP2002101557A JP2003295075A JP 2003295075 A JP2003295075 A JP 2003295075A JP 2002101557 A JP2002101557 A JP 2002101557A JP 2002101557 A JP2002101557 A JP 2002101557A JP 2003295075 A JP2003295075 A JP 2003295075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
light
port
optical axis
switch device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002101557A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Takami
昌之 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002101557A priority Critical patent/JP2003295075A/ja
Publication of JP2003295075A publication Critical patent/JP2003295075A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】擾乱への耐性を高め、これにより安定した運用
が可能な光スイッチ装置とその制御方法を提供する。 【解決手段】光の出方路側における集束レンズ113,
115の端面に、光検出器11,12を形成する。光検
出器11,12は、光の通過経路を取り囲むように、中
央に空間を設けた状態で、しかも平行ビームの周辺部を
遮るように設けられる4分割型の受光素子a〜dを備え
る。そして、受光素子a〜dの出力信号から、光軸ずれ
検出部15により平行ビームの位置を検出し、その結果
に応じてミラー制御部16による反射ミラー107,1
08,および110,111の角度調節量をフィードバ
ック制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光スイッチ装置と
その制御方法に関する。特に本発明は、波長多重光伝送
システムにおいて好適に使用できる光スイッチ装置とそ
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報通信ニーズの高まりに伴い、
通信システムの伝送能力の拡大や、その管理システムの
整備が急がれている。旧来の音声を主体とする通信シス
テムでは、交換網によりエンド・ツウ・エンドのコネク
ションを設定することができれば十分であった。これに
対し、インターネットやLAN(Local Area Network)
などデータ主体の通信においては、回線容量をフレキシ
ブルに変更したり、伝送経路を切り替えるといったサー
ビスが不可欠である。
【0003】このような要求に応えうる伝送システムと
して、波長多重光伝送システムが注目されている。最近
ではDWDM(Dense Wavelength Division Multiplexi
ng)により光伝送路を大容量化し、光スイッチにより各
波長光の経路を切り替えるというシステムが提案されて
いる。この種のシステムにあっては、波長光の経路を光
信号のまま切り替えることができる光スイッチ装置がキ
ーデバイスとなる。なかでも、MEMS(マイクロ・エ
レクトロ・メカニカル・システム)技術を適用した2次
元(2D)、または3次元(3D)の光スイッチ装置に
注目が集まっている。
【0004】図6は、3D−MEMSタイプの従来の光
スイッチ装置の概略構成を示すブロック図である。図6
において、入力光ファイバ101,103からの入射光
はそれぞれレンズ102,104を透過して平行ビーム
化され、微小な反射ミラー107,108に当たる。各
反射ミラー107,108で反射された平行ビームは、
それぞれ別の反射ミラー110,111に達し、更に反
射される。ミラー110からの反射光は集束レンズ11
3を介して出力光ファイバ114に出力される。同様に
ミラー111からの反射光は集束レンズ115を介して
出力光ファイバ116に出力されるようになる。このよ
うにして、入力光ファイバ101と出力光ファイバ11
4、および、入力光ファイバ103と出力光ファイバ1
16が光学的に接続される。
【0005】図7は、図6の光スイッチ装置が、光軸を
クロスさせる状態で動作している様子を示す図である。
図7において、制御信号を与えることにより各反射ミラ
ー107,108,110,111に静電気、電界、ま
たは電圧などを印加し、その反射角度を変化させる。こ
れにより、入力光ファイバ101と出力光ファイバ11
6、および、入力光ファイバ103と出力光ファイバ1
14が光学的に接続される。
【0006】ところで、これらの接続状態は反射ミラー
107,108及び110,111の角度を変えること
で実現されるが、反射ミラーの角度の調整には極めて微
少な量の制御が必要である。よって初期状態における角
度調整作業が煩雑であり、また、一旦設定された位置
(角度)を、環境温度や、振動衝撃などの擾乱に対して
安定的に保持することが極めて難しい。このため光信号
の内部損失量が変動し易く、安定的な運用が困難であ
る。
【0007】特に、最近では数百以上もの入出力ポート
を有する光スイッチ装置が考えられている。このような
装置は膨大な数の反射ミラーを有するため、擾乱への耐
性がますます低くなり、上記の不具合はより深刻とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上延べたように従来
の光スイッチは、擾乱に弱く、安定した運用が困難であ
るという不具合を有する。本発明は上記事情によりなさ
れたもので、その目的は、擾乱への耐性を高め、これに
より安定した運用が可能な光スイッチ装置とその制御方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、第1ポート(例えば入力光ファイバに接続
される入力ポート)から出射される光を可動型ミラー素
子(例えば反射ミラー)を用いた反射光学系によってそ
れぞれ反射し、その反射角度を変更することで複数の第
2ポート(例えば出力光ファイバに接続される出力ポー
ト)のいずれかに導く光スイッチ装置にあって、前記複
数の第2ポートそれぞれに対応して設けられ、前記可動
型ミラー素子から前記第2ポートに導かれる光の当該第
2ポートに対する光軸のずれを検出する複数の光軸ずれ
検出手段(例えば光軸ずれ検出部)と、前記可動型ミラ
ー素子の反射角度を可変して前記第1ポートを前記複数
の第2ポートのいずれかに光学的に接続するとともに、
前記光軸ずれ検出手段の検出結果に基づいて前記反射角
度の可変量を調節するミラー制御手段(例えばミラー制
御部)とを具備することを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、個々の可動型ミラー素
子の反射角度がミラー制御手段により可変され、入力ポ
ートに入射された光信号が任意の出力ポートと接続され
る。一旦設定された光路が擾乱によりずれると、そのこ
とが光軸ずれ検出手段により検出され、ずれの量に応じ
たフィードバック制御がミラー制御手段に与えられる。
これにより、ミラー制御手段により設定された光路を安
定に保持することが可能となり、従って、光スイッチ装
置の動作をより安定化することが可能になる。さらに、
光軸ずれ検出手段により、出力ポートに対する光軸のず
れが最小となるように制御されるため、スイッチ装置内
部における損失を最小限に抑えることが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に係わる光スイッチ装置の
一実施の形態における構成を示すブロック図である。図
1において図6、図7と共通の部分には同一の符号を付
し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。なお図
1、図6、図7、あるいは図5に示される構成は、3D
(3次元)MEMS光スイッチの一部である、2×2規
模の入出力ポート間における切替状態を示す。すなわち
これらの図に示される構成は、3次元的に構成されるス
イッチの一部を平面上に模式的に示すものである。数百
以上もの入出力ポートを形成するためには、2D(2次
元)よりも3D構造のほうが有利である。
【0013】図1において、入力ポートとしての入力光
ファイバ101と103に入射される光信号は、集束レ
ンズ102,104によりそれぞれ平行ビーム化され
る。この平行ビーム光は、反射ミラー107,108、
および反射ミラー110,111を介して集束レンズ1
13,115に到達し、出力ポートとしての出力光ファ
イバ114,116から出力される。反射ミラー10
7,108,および110,111には、ミラー制御部
16によりその反射角度を制御する制御信号が与えら
れ、これにより入力光ファイバ101,103、およ
び、出力光ファイバ114,116が光学的に交換接続
される。
【0014】ところで、出力ポート側の集束レンズ11
3,115には、それぞれ光検出器11,12が設けら
れている。これらの光検出器11,12は、集束レンズ
113,115を通過する光の光軸のずれを検出するも
ので、ずれの程度に応じた値の検出信号を出力する。こ
の検出信号は光軸ずれ検出部15に与えられ、ミラー制
御部16による反射ミラー107,108,および11
0,111の角度調節量がフィードバック制御される。
【0015】図2は、光検出器11の概略構成を示す模
式図である。光検出器12も同様の構成である。光検出
器11は、4分割型と称されるもので、4つの受光素子
a〜dを備える。各受光素子a〜dは光の通過経路を取
り囲むように、中央に空間を設けた状態で、しかも平行
ビームの周辺部を遮るように集束レンズ113に取り付
けられる。
【0016】集束レンズ113には、例えば円筒状の分
布屈折率型レンズを使用することができる。この場合、
集束レンズ113の直径は数mm〜1cm程度であるの
で、硝子基板(使用する波長で透明な媒質であればよ
い)などに受光素子a〜dを配列して光検出器11を形
成するとよい。または、一体化して形成された光検出器
チップの中央部を光が通過できるようにした構成でも良
い。なお受光素子a〜dは、光/電変換機能だけでな
く、バッファ回路を備えても良い。
【0017】図3は、光検出器11に設けられる検出回
路の構成を示す回路ブロック図である。この回路は、光
の通過経路を挟んで互いに対向する受光素子aとc、お
よび受光素子bとdをそれぞれ一対とし、各対の受光素
子を差動増幅器25,27にそれぞれ接続したものであ
る。受光素子aは差動増幅器25の正相入力端子に、受
光素子cは差動増幅器25の逆相入力端子に接続され
る。受光素子bは差動増幅器27の正相入力端子に、受
光素子dは差動増幅器27の逆相入力端子に接続され
る。このような構成により、光検出器11において検出
された光電力のバランスが、差動増幅器25の出力信号
26と、差動増幅器27の出力信号28とで表現され
る。各出力信号26,28は演算回路36に入力され、
光軸のずれ方向と、ずれ量とが算出される。
【0018】また図3において、差動増幅器25の正相
入力端子と、差動増幅器27の正相入力端子とに、それ
ぞれオフセット回路29,30が接続される。オフセッ
ト回路29,30は、光検出器11を光が通過する際の
受光素子a,b、およびc,dの受光パワーのアンバラ
ンスなどを補正する。このようにすることで、図3に示
される回路を複合部品化しようとする場合に、各差動増
幅器25,27のダイナミックレンジを有効に活用する
ことができる。
【0019】上記構成においては、光検出器11を光が
通過する際に偏りが有ると、各受光素子a,b,c,d
の出力信号のバランスが崩れ、これにより光軸ずれ検出
部15において光軸のずれが検出される。そうすると、
ずれの程度に応じた制御信号が光軸ずれ検出部15から
ミラー制御部16にフィードバックされる。これに応じ
てミラー制御部16は、受光素子a〜dの出力信号のバ
ランスが正しく保たれるように各反射ミラー107,1
08,110,111の反射角度を調整する。
【0020】上記構成における、反射ミラー107,1
08,110,111の反射角度の調整に至るまでの手
順は、次の通りである。すなわち本発明においては、反
射ミラー107,108,110,111を介して出力
光ファイバ114,116に導かれる光の、この出力光
ファイバ114,116に対する光軸のずれがまず検出
される。反射ミラー107,108,110,111の
反射角度は可変され、これにより入力光ファイバ10
1,103、および、出力光ファイバ114,116が
光学的に接続される。そして、光軸のずれの検出結果に
基づいて、反射ミラー107,108,110,111
の反射角度の可変量がフィードバック制御される。
【0021】以上をまとめると本実施形態では、光の出
方路側における集束レンズ113,115の端面に、光
検出器11,12を形成する。光検出器11,12は、
光の通過経路を取り囲むように、中央に空間を設けた状
態で、しかも平行ビームの周辺部を遮るように設けられ
る4分割型の受光素子a〜dを備える。そして、受光素
子a〜dの出力信号から、光軸ずれ検出部15により平
行ビームの位置を検出し、その結果に応じてミラー制御
部16による反射ミラー107,108,および11
0,111の角度調節量をフィードバック制御するよう
にしている。
【0022】すなわち本発明によれば、光軸のずれが実
時間でモニタされ、その結果がミラー制御部16にフィ
ードバックされるので、環境変動や外乱などにより光軸
がずれたとしても、それに追従して、反射ミラー10
7,108,および110,111の角度を最適に制御
することができる。従って、擾乱への耐性を高めること
ができ、従って安定した運用を行なえる光スイッチ装置
を提供することができる。
【0023】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。
【0024】例えば本実施形態においては、2×2型の
光スイッチ装置に本発明を適用した例につき説明した
が、本発明は多チャネル型の光スイッチ装置に適用する
ことも可能である。
【0025】図4は、本発明を多チャネル型の光スイッ
チ装置に適用した場合の概略構成を示す図である。図4
には、光スイッチ装置における光信号の出方路側の構成
が示される。図4において、複数チャネル分の集束レン
ズ群32が共通のウェーハ34上に設けられ、各集束レ
ンズにそれぞれ取り付けられる4分割光検出器群31が
ウェーハ34上に形成される。そして、出力光ファイバ
群33のそれぞれに、各集束レンズがそれぞれ接続され
る。このような構成においても、光検出器は上記と同様
に動作することができ、従って上記と同様の効果を得る
ことができる。
【0026】図5は、本発明に係わる光スイッチ装置の
他の構成例を示すブロック図である。図5の光スイッチ
装置は、入力ポートに結合される反射ミラー107,1
08と、出力ポートに結合される反射ミラー110,1
11との間に反射板35を備え、入出力ポートを同じ方
向に形成するようにしたものである。このようにする
と、入り線と出線とを一箇所に集約することができるの
で、省サイズ化を図ることが可能になる。このような構
成においても、本発明の目的である動作の安定化を図れ
ることは自明である。
【0027】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施を行うことができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、擾
乱への耐性が高く、安定した運用が可能な光スイッチ装
置とその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる光スイッチ装置の一実施の形
態における構成を示すブロック図。
【図2】 光検出器11の概略構成を示す模式図。
【図3】 光検出器11に設けられる検出回路の構成を
示す回路ブロック図。
【図4】 本発明を多チャネル型の光スイッチ装置に適
用した場合の概略構成を示す図。
【図5】 本発明に係わる光スイッチ装置の他の構成例
を示すブロック図。
【図6】 3D−MEMSタイプの従来の光スイッチ装
置の概略構成を示すブロック図。
【図7】 図6の光スイッチ装置が、光軸をクロスさせ
る状態で動作している状態を示す図。
【符号の説明】
a〜d…受光素子 11,12…光検出器 15…光軸ずれ検出部 16…ミラー制御部 25,27…差動増幅器 29,30…オフセット回路 31…4分割光検出器群 32…集束レンズ群 33…出力光ファイバ群 34…ウェーハ 35…反射板 36…演算回路 101,103…入力光ファイバ 102,104,113、115…集束レンズ 107,108,110、111…反射ミラー 114、116…出力光ファイバ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ポートから出射される光を可動型ミ
    ラー素子を用いた反射光学系によってそれぞれ反射し、
    その反射角度を変更することで複数の第2ポートのいず
    れかに導く光スイッチ装置において、 前記複数の第2ポートそれぞれに対応して設けられ、前
    記可動型ミラー素子から前記第2ポートに導かれる光の
    当該第2ポートに対する光軸のずれを検出する複数の光
    軸ずれ検出手段と、 前記可動型ミラー素子の反射角度を可変して前記第1ポ
    ートを前記複数の第2ポートのいずれかに光学的に接続
    するとともに、前記光軸ずれ検出手段の検出結果に基づ
    いて前記反射角度の可変量を調節するミラー制御手段と
    を具備することを特徴とする光スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第2ポートごとに設けら
    れ、前記可動型ミラー素子で反射された光を集束させて
    当該第2ポートに導く複数の光学媒質を備え、 前記複数の光軸ずれ検出手段は、それぞれ対応する光学
    媒質の光入射部における光路周縁の少なくとも3点以上
    に受光素子を配置し、各受光素子の出力レベル差から前
    記光軸のずれ量及びずれ方向を検出することを特徴とす
    る請求項1に記載の光スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記光軸ずれ検出手段は、 前記光学媒質の光入射部における光路周縁に、光軸中心
    に対向配置され、前記周縁に均等に並べられる複数組の
    一対の受光素子と、 前記一対の受光素子に対応して設けられ、対応する一対
    の受光素子の出力レベル差を求める複数の差動増幅器
    と、 これらの差動増幅器の出力信号から前記光軸のずれ方向
    及びずれ量を求める演算部とを備えることを特徴とする
    請求項2に記載の光スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記光軸ずれ検出手段は、さらに、前記
    一対の受光素子の出力のバランスを取るバランス調整手
    段を備えることを特徴とする請求項3に記載の光スイッ
    チ装置。
  5. 【請求項5】 前記バランス調整手段は、前記差動増幅
    器の一方の入力端にオフセットを与えることを特徴とす
    る請求項4に記載の光スイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記第2ポートに対して同数の複数の第
    1ポートと、これらの第1ポートから出射される光を反
    射して前記複数の第2ポートのいずれかに導く複数の可
    動型ミラー素子とを備え、 前記ミラー制御手段は、前記複数の可動型ミラー素子の
    反射角度を可変して前記複数の第1ポートと前記複数の
    第2ポートとを光学的に交換接続することを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載の光スイッチ装置。
  7. 【請求項7】 複数の第1ポートから出射される光を可
    動型ミラー素子を用いた反射光学系によってそれぞれ反
    射し、その反射角度を変更することでいずれかの第1ポ
    ートから出射される光を第2ポートに導く光スイッチ装
    置において、 前記第2ポートに対応して設けられ、前記可動型ミラー
    素子から当該第2ポートに導かれる光の当該第2ポート
    に対する光軸のずれを検出する光軸ずれ検出手段と、 前記複数の可動型ミラー素子の反射角度を可変していず
    れかの第1ポートを前記第2ポートに光学的に接続する
    とともに、前記光軸ずれ検出手段の検出結果に基づいて
    前記反射角度の可変量を調節するミラー制御手段とを具
    備することを特徴とする光スイッチ装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記第2ポートに対応して設け
    られ、前記可動型ミラー素子で反射された光を集束させ
    て当該第2ポートに導く光学媒質を備え、 前記光軸ずれ検出手段は、前記光学媒質の光入射部にお
    ける光路周縁の少なくとも3点以上に受光素子を配置
    し、各受光素子の出力レベル差から前記光軸のずれ量及
    びずれ方向を検出することを特徴とする請求項7に記載
    の光スイッチ装置。
  9. 【請求項9】 前記光軸ずれ検出手段は、 前記光学媒質の光入射部における光路周縁に、光軸中心
    に対向配置され、前記周縁に均等に並べられる複数組の
    一対の受光素子と、 前記一対の受光素子に対応して設けられ、対応する一対
    の受光素子の出力レベル差を求める複数の差動増幅器
    と、 これらの差動増幅器の出力信号から前記光軸のずれ方向
    及びずれ量を求める演算部とを備えることを特徴とする
    請求項8に記載の光スイッチ装置。
  10. 【請求項10】 前記光軸ずれ検出手段は、さらに、前
    記一対の受光素子の出力のバランスを取るバランス調整
    手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の光スイ
    ッチ装置。
  11. 【請求項11】 前記バランス調整手段は、前記差動増
    幅器の一方の入力端にオフセットを与えることを特徴と
    する請求項10に記載の光スイッチ装置。
  12. 【請求項12】 第1ポートから出射される光を可動型
    ミラー素子を用いた反射光学系によってそれぞれ反射
    し、その反射角度を変更することで複数の第2ポートの
    いずれかに導く光スイッチ装置の制御方法であって、 前記可動型ミラー素子から前記第2ポートに導かれる光
    の当該第2ポートに対する光軸のずれを検出し、 前記可動型ミラー素子の反射角度を可変して前記第1ポ
    ートを前記複数の第2ポートのいずれかに光学的に接続
    し、 前記光軸のずれの検出結果に基づいて、前記反射角度の
    可変量をフィードバック制御することを特徴とする光ス
    イッチ装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 複数の第1ポートから出射される光を
    可動型ミラー素子を用いた反射光学系によってそれぞれ
    反射し、その反射角度を変更することでいずれかの第1
    ポートから出射される光を第2ポートに導く光スイッチ
    装置の制御方法であって、 前記可動型ミラー素子から当該第2ポートに導かれる光
    の当該第2ポートに対する光軸のずれを検出し、 前記複数の可動型ミラー素子の反射角度を可変していず
    れかの第1ポートを前記第2ポートに光学的に接続し、 前記光軸のずれの検出結果に基づいて、前記反射角度の
    可変量をフィードバック制御することを特徴とする光ス
    イッチ装置の制御方法。
JP2002101557A 2002-04-03 2002-04-03 光スイッチ装置とその制御方法 Pending JP2003295075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002101557A JP2003295075A (ja) 2002-04-03 2002-04-03 光スイッチ装置とその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002101557A JP2003295075A (ja) 2002-04-03 2002-04-03 光スイッチ装置とその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003295075A true JP2003295075A (ja) 2003-10-15

Family

ID=29241870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002101557A Pending JP2003295075A (ja) 2002-04-03 2002-04-03 光スイッチ装置とその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003295075A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105784335A (zh) * 2016-04-15 2016-07-20 中国科学院上海技术物理研究所 一种标定基准镜法线方向的辅助光校装置及方法
WO2021145357A1 (ja) * 2020-01-15 2021-07-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 レーザ装置及びそれを用いたレーザ加工装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105784335A (zh) * 2016-04-15 2016-07-20 中国科学院上海技术物理研究所 一种标定基准镜法线方向的辅助光校装置及方法
WO2021145357A1 (ja) * 2020-01-15 2021-07-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 レーザ装置及びそれを用いたレーザ加工装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101156098B (zh) 具有基于mems的衰减或功率管理的优化的可重构光分插复用器结构
US6567574B1 (en) Modular three-dimensional optical switch
US6549692B1 (en) Optical monitoring of the angular position of micro mirrors in an optical switch
US7177496B1 (en) Optical spectral power monitors employing time-division-multiplexing detection schemes
US6539142B2 (en) System and method for actively aligning mirrors in an optical switch
US7756368B2 (en) Flex spectrum WSS
JP4938791B2 (ja) 複数の直交しない軸を中心とするサーボベース回転を使用した、波長選択スイッチにおけるmemsミラー・エッジ回折の低減
US6625341B1 (en) Optical cross connect switching array system with electrical and optical position sensitive detection
US6735357B2 (en) Monitoring and control of all-optical cross connect fabrics using multiple laser sources
US6707594B2 (en) Method and device for switching wavelength division multiplexed optical signals using two-dimensional micro-electromechanical mirrors
US20030161604A1 (en) Variable optical attenuator
CA2463919C (en) System architecture of optical switching fabric
US20040146298A1 (en) Optical switch
US6600849B2 (en) Control system for optical cross-connect switches
US6470110B1 (en) Monolithic integration of control elements and micro-mirror in an optical switch
US20040208584A1 (en) Reconfigurable optical add-drop multiplexer using an analog mirror device
US6906838B2 (en) Systems and methods for routing optical beams along optical paths using steerable mirrors
US20020181876A1 (en) Reconfigurable optical add/drop module
US7174065B2 (en) Optical switching fabric with an optical to electrical converter in the output plane
JP2003295075A (ja) 光スイッチ装置とその制御方法
US20020172454A1 (en) Reconfigurable optical add/drop module
EP4387159A1 (en) Qkd terminal, qkd system and method for quantum communication
US11506884B2 (en) MEMS optical circuit switch
US20020186917A1 (en) Method and apparatus for accurately aligning a tiltable mirror employed in an optical switch
JP2002236262A (ja) 光スイッチ