JP2003294299A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003294299A
JP2003294299A JP2002094858A JP2002094858A JP2003294299A JP 2003294299 A JP2003294299 A JP 2003294299A JP 2002094858 A JP2002094858 A JP 2002094858A JP 2002094858 A JP2002094858 A JP 2002094858A JP 2003294299 A JP2003294299 A JP 2003294299A
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control signal
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JP2002094858A
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English (en)
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Yasuo Imashiro
康雄 今城
Katsuya Ayabe
克也 綾部
Koichi Iijima
宏一 飯島
Hajime Sugiyama
肇 杉山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定温度、風速及び風向の各標準値を任意に
変更しても、また、一つの標準値だけを変更しても設定
値が標準値になったとき通常の操作時と異なる報知音を
発する空気調和機を提供する。 【解決手段】 リモコン1は、標準値変更ボタン7と、
予め所定の制御項目に対しての標準値が設定され、標準
値変更ボタンが設定されたときに、制御項目に対する設
定値が切換ボタン4の操作により入力されるとその設定
値を標準値として更新し、所定の制御項目の標準値をリ
モコン信号で送信する際、標準値設定の情報を添付する
マイコン10を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の設定温度、
風速、風向等が標準とされる位置(標準値)にそれぞれ
設定された空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の空気調和機は、リモコン操作に
よって設定された設定温度、風速や風向等の設定値が予
め設定された標準値と同一になったとき、通常の操作時
と異なる報知音、即ち、リモコン操作による設定値が標
準値と同一でないときの報知音(例えばピッ)と異なる
報知音(例えばピッピッ)が鳴るようになっている。こ
の報知音の違いによって、設定値が標準値に設定された
か、標準値以外に設定されたかが判別できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の空気調和機では、室内の設定温度、風速及び風
向の各標準値が工場出荷時に設定されて固定されている
ため、このタイプの空気調和機の使用者が任意に例えば
設定温度の標準値24℃を22℃に変更したいと思って
も、使用者の意に反して設定温度が24℃のときに前述
した報知音(ピッピッ)が発せられていた。また、各標
準値を変更できる空気調和機であっても、そのうち一つ
でも標準値が変更されていなかった場合、ピッピッとい
う報知音が鳴る可能性があった。
【0004】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、設定温度、風速及び風向の各標準値を任
意に変更しても、また、一つの標準値だけを変更しても
設定値が標準値になったとき通常の操作時と異なる報知
音を発する空気調和機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る空気
調和機は、リモコンからのリモコン信号が受信されたと
き標準値設定の情報が添付されているかどうかを判定
し、その情報を認識できなかったときは報知手段を通じ
てその旨を報知し、前記情報を認識したときはその報知
手段を通じて前記報知と異なる報知でその旨を知らせる
室内機を有する空気調和機であって、リモコンは、標準
値変更ボタンと、予め所定の制御項目に対しての標準値
が設定され、標準値変更ボタンが設定されたときに、制
御項目に対する設定値が切換ボタンの操作により入力さ
れるとその設定値を標準値として更新する標準値変更手
段と、所定の制御項目の標準値をリモコン信号で送信す
る際、標準値設定の情報を添付する送信制御手段とを有
する。
【0006】(2)本発明に係る空気調和機は、前記
(1)において、標準値変更手段は、所定の制御項目に
対する設定値が切換ボタンの操作により入力されたとき
に、標準値変更ボタンの設定を検知したときはその設定
値を標準値として更新する。
【0007】(3)本発明に係る空気調和機は、リモコ
ンからのリモコン信号が受信されたとき標準値設定の情
報が添付されているかどうかを判定し、その情報を認識
できなかったときは報知手段を通じてその旨を報知し、
前記情報を認識したときはその報知手段を通じて前記報
知と異なる報知でその旨を知らせる室内機を有する空気
調和機であって、室内機は、所定の制御項目に対しての
標準値を格納する記憶手段と、リモコン信号が受信され
たとき標準値設定の情報が添付されているかどうかを判
定し、情報を検知したときはリモコン信号に設定された
設定値と記憶手段に格納された標準値とが同一かどうか
を判定し、その標準値と異なるときは設定値を標準値と
して変更する標準値変更手段とを有する。
【0008】(4)本発明に係る空気調和機は、前記
(1)〜(3)の何れかにおいて、リモコン信号は、制
御項目に応じて割り付けられたデータエリアと、各デー
タエリアに設けられた標準値設定判定ビットとを有し、
送信制御手段は、標準値を該当するデータエリアに設定
したときそのデータエリアの標準値設定判定ビットに
「1」を書き込む。
【0009】(5)本発明に係る空気調和機は、前記
(1)〜(3)の何れかにおいて、リモコン信号は、制
御項目に応じて割り付けられたデータエリアと、標準値
設定判定ビットとを有し、送信制御手段は、標準値を該
当するデータエリアに設定したとき標準値設定判定ビッ
トに「1」を書き込む。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係る空気調和機のワイヤレスリモコンを示
す正面図、図2はワイヤレスリモコンの概略構成を示す
ブロック図、図3はリモコン信号のデータ配列例を示す
説明図、図4は実施の形態1に係る空気調和機の室内機
の概略構成を示すブロック図である。
【0011】ワイヤレスリモコン1(以下、単に「リモ
コン1」という)は、図1及び図2に示すように、空気
調和機の運転/停止を設定するための運転入/切ボタン
2と、運転モード(自動、冷房、暖房等)を切り換える
ための運転切換ボタン3と、室内の設定温度を変更する
ための設定温度切換ボタン4と、風速を変更するための
風速切換ボタン5と、風向を変更するための風向切換ボ
タン6と、工場出荷時に設定された温度、風向及び風速
の標準値を変更するための標準値変更ボタン7と、リモ
コン信号を送信する赤外線送信部8と、それぞれのボタ
ン操作に基づく設定状態を表示する液晶表示部9と、マ
イコン10とを備えている。なお、運転入/切ボタン
2、各切換ボタン3〜6及び標準値変更ボタン7の近傍
にそれぞれ点字を設けて操作ボタンが認識できるように
してもよい。
【0012】このマイコン10は、標準とされる温度、
風向及び風速の各設定値(標準値)が工場出荷時に内蔵
メモリ(図示せず)に格納されており、運転入/切ボタ
ン2の操作によって「入」が設定されると、標準値変更
ボタン7が押されたかどうかを判定し、標準値変更ボタ
ン7が押されることなく他の切換ボタンの操作による設
定値が入力されたときは標準値に設定されたかどうかを
判定する。入力された設定値が標準値以外のときは、後
述するリモコン信号の所定エリアに標準値以外である旨
の情報「0」とその設定値を書き込んで送信し、前記の
設定値が標準値と同一のときはリモコン信号の所定エリ
アに標準値設定である旨の情報「1」とその設定値を書
き込んで送信する。
【0013】また、標準値変更ボタン7が押された後に
設定値が入力されたときは、その設定値を標準値として
前記メモリ内の標準値を更新し、再び標準値変更ボタン
7が押されたかどうかを判定する。この標準値変更ボタ
ン7が再び押されたときは、前述したようにリモコン信
号の所定エリアに標準値設定である旨の情報「1」とそ
の設定値(標準値)を書き込んで送信する。 この一連
の判定処理は、設定温度切換ボタン4、風速切換ボタン
5及び風向切換ボタン6がそれぞれ操作される毎に行わ
れる。
【0014】前述したリモコン信号は、図3に示すよう
に、ヘッダの後に1ワード(4ビット)毎に設定温度の
データエリア21、風速のデータエリア22、風向のデ
ータエリア23等が割り当てられており、各データエリ
アは、例えば、標準値設定か標準値以外かの情報を書き
込むための標準値設定判定ビット24(1ビット)と、
設定値を書き込むための3ビットからなっている。
【0015】次に、空気調和機の室内機の概略構成を図
3を用いて説明する。この図3に示す室内機31は、リ
モコン1からのリモコン信号(赤外線)を受信する赤外
線受信部32と、室内温度を検出する温度センサ33
と、図示せぬ室内ファン、室外機等を運転制御するマイ
コン34と、このマイコン34の制御に基づいて報知音
を発するブザー発生器35と、本機31の運転時に点灯
するLEDの表示部36とを有している。
【0016】この室内機31のマイコン34は、リモコ
ン信号が受信されると、その信号の標準値設定判定ビッ
ト24に「1」が書き込まれているかどうかを判定し、
「1」を認識したときは通常の操作時と異なる報知音
(例えばピッピッ)が鳴るようブザー発生器35を制御
し、標準値設定判定ビット24に「0」が書き込まれて
いるときは通常の報知音(例えばピッ)が鳴るようブザ
ー発生器35を制御する。このブザー発生器35の制御
は、リモコン信号に設定された設定温度のデータエリア
21から順に読み込んで行う。また、各データエリア2
1,22,23を順に読み込んだ際に、設定値を認識し
たときはその値になるように制御する。
【0017】次に、リモコンと室内機の動作を図5及び
図6に示すフローチャートを用いて説明する。図5はリ
モコン側の動作を示すフローチャート、図6は室内機側
の動作を示すフローチャートである。運転入/切ボタン
2の操作による「入」を検知すると、標準値変更ボタン
7が押されたかどうかを判定する(S1)。この標準値
変更ボタン7が押されなかったときは設定温度切換ボタ
ン4、風速切換ボタン5或いは風向切換ボタン6の何れ
かが押されたかどうかを判定する(S7)。何れかの切
換ボタンが操作されたときはその操作により入力された
設定値がメモリ(図示せず)に格納された標準値と同一
かどうかを判定し(S8)、その設定値が標準値と異な
るときは、操作された切換ボタンに応じてリモコン信号
の所定エリアに標準値以外である旨の情報「0」とその
設定値を書き込む(S9)。切換ボタンが設定温度切換
ボタン4の場合はリモコン信号のデータエリア31に、
風速切換ボタン5の場合はデータエリア32に、また、
風向切換ボタン6が操作されたときはデータエリア32
に「0」(標準値設定判定ビット24)と入力設定値を
書き込む。そして、そのリモコン信号を赤外線送信部8
を通じて送信する(S6)。切換ボタンの操作による入
力設定値が標準値と同一のときはリモコン信号の所定エ
リアに標準値設定である旨の情報「1」とその設定値を
書き込んで(S5)、そのリモコン信号を赤外線送信部
8から送信する(S6)。
【0018】また、標準値変更ボタン7が押されると
(S1)、切換ボタン(設定温度切換ボタン4、風速切
換ボタン5或いは風向切換ボタン6の何れか)の操作に
よる設定値が入力されたかどうかを判定し(S2)、設
定値が入力されたときは標準値として前記メモリ内の標
準値を更新する(S3)。そして、再び標準値変更ボタ
ン7が押されたかどうかを判定し(S4)、この標準値
変更ボタン7が再び押されたときは、操作された切換ボ
タンに応じてリモコン信号の所定エリアに標準値設定で
ある旨の情報「1」とその設定値(標準値)を書き込ん
で(S5)、そのリモコン信号を赤外線送信部8から送
信する(S6)。
【0019】一方、室内機の赤外線受信部32にリモコ
ン信号が受信されると(S21)、室内機31のマイコ
ン34は、そのリモコン信号に設定された設定温度のデ
ータエリア21から順に読み込んで標準値設定判定ビッ
ト24に「1」が書き込まれているかどうかを判定する
(S22)。このデータエリア21の標準値設定判定ビ
ット24に「1」を認識したときは通常の操作時と異な
る報知音(ピッピッ)が鳴るようブザー発生器35を制
御し(S23)、データエリア21の標準値設定判定ビ
ット24に「0」が書き込まれているときは通常の報知
音(ピッ)が鳴るようブザー発生器35を制御する(S
24)。
【0020】以上のように実施の形態1によれば、標準
位置変更ボタン7を押してから設定値を入力したときに
その設定値が標準値として更新されるようにしたので、
予め工場出荷時に設定されていた室内の設定温度、風向
及び風速の各標準値をそれぞれ任意に設定できるように
なり、また、標準値更新後に再び標準位置変更ボタン7
を押したとき室内機側で通常の操作時と異なる報知音
(ピッピッ)が鳴るようにしたので、目の不自由な方で
も、夜間の暗闇で使用しても特定の報知音を聞くこと
で、標準値に設定されたかどうかを認識することができ
る。
【0021】なお、前記の実施の形態1では、室内の設
定温度、風向及び風速の各標準値をリモコン1側で保存
するようにしたが、それぞれの標準値を室内機31側に
保存させるようにしてもよい。この場合、室内機31の
マイコン34は、リモコン信号に設定された各データエ
リア31〜33を順に読み込んだ際に、標準値設定判定
ビット24上に書き込まれた「1」を認識したとき、そ
のエリア内の設定値を標準値として内蔵メモリに書き込
む。
【0022】実施の形態2.実施の形態2は、図7に示
すように、ヘッダの後に1ワード(4ビット)毎に割り
当てられた設定温度書込用のデータエリア41と、風速
書込用のデータエリア42と、風向書込用のデータエリ
ア43と、その後段に標準値設定か標準値以外かの情報
を書き込むための標準値設定判定ビット44(1ビッ
ト)とを有するリモコン信号がリモコン1から送信され
るようにしたものである。
【0023】このように構成されたリモコン信号が送信
された場合、室内機31側においては、標準値設定判定
ビット44が一つだけであるため、何れの報知音(ピッ
ピッ又はピッ)を鳴動させてよいかの判断が実施の形態
1と比べ速くなる。
【0024】実施の形態3.実施の形態3は、室内の設
定温度、風向及び風速の各標準値の更新を室内機側で行
うようにしたものである。なお、リモコン及び室内機の
構成は基本的に実施の形態1と同じであるため、図1及
び図2並びに図4を用いて説明する。
【0025】リモコン1は、切換ボタンの操作による設
定値が入力されると標準値変更ボタン7が押されたかど
うかを判定し、標準値変更ボタン7が押されたときは、
切換ボタンに応じてリモコン信号の所定エリアに標準値
設定である旨の情報「1」と入力設定値を書き込んで赤
外線送信部8から送信し、標準値変更ボタン7が押され
ていないときは、切換ボタンに応じてリモコン信号の所
定エリアに標準値以外である旨の情報「0」とその設定
値を書き込んで送信するマイコン10を備えている。
【0026】室内機31は、リモコン信号が受信される
と各データエリア21〜23に設定値が書き込まれてい
るかどうかを判定し、設定値を認識したときはそのエリ
ア内の標準値設定判定ビット24が「1」かどうかを判
定し、この「1」を認識したときは内蔵メモリに格納し
た標準値と前記の設定値とを比較し、この設定値が標準
値と異なるときはその設定値を標準値として更新し、か
つ、通常の操作時と異なる報知音(例えばピッピッ)が
鳴るようブザー発生器35を制御し、標準値と設定値と
が同一のときは前記と同じ報知音が鳴るよう制御し、標
準値設定判定ビット24が「0」のときは通常の報知音
(例えばピッ)が鳴るようブザー発生器35を制御する
マイコン34を備えている。
【0027】次に、動作を図8及び図9に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。図8はリモコン側の動作を
示すフローチャート、図9は室内機側の動作を示すフロ
ーチャートである。リモコン1のマイコン10は、切換
ボタン(設定温度切換ボタン4、風速切換ボタン5或い
は風向切換ボタン6の何れか)の操作による設定値が入
力されると(S31)、標準値変更ボタン7が押された
かどうかを判定する(S32)。標準値変更ボタン7が
押されたときは、切換ボタンに応じてリモコン信号の所
定エリアに標準値設定である旨の情報「1」と入力設定
値を書き込み(S33)、そのリモコン信号を赤外線送
信部8から送信する(S34)。また、標準値変更ボタ
ン7が押されていないときは、切換ボタンに応じてリモ
コン信号の所定エリアに標準値以外である旨の情報
「0」と入力設定値を書き込み(S35)、そのリモコ
ン信号を赤外線送信部8から送信する(S34)。
【0028】一方、室内機31のマイコン34は、リモ
コン1からのリモコン信号が赤外線受信部32を介して
受信されると(S41)、設定温度のデータエリア21
に設定値が書き込まれているかどうかを判定し(S4
2)、このデータエリア21に設定値が書き込まれてい
ないときは風速のデータエリア22及び風向のデータエ
リア23を順に読み込んで設定値が書き込まれていかど
うかを判定するが(S43、S44)、設定温度のデー
タエリア21に設定値が書き込まれているときは、その
エリア内の標準値設定判定ビット24が「1」かどうか
を判定する(S45)。
【0029】その判定ビット24が「0」のときは通常
の報知音(ピッ)が鳴るようブザー発生器35を制御す
る(S45)。また、標準値設定判定ビット24が
「1」のときは、内蔵メモリに格納されている標準値と
入力設定値とを比較して(S46)、標準値の変更かど
うかを判定する(S47)。入力設定値と標準値とが同
一のときは、標準値の変更がないと判断して通常の操作
時と異なる報知音(ピッピッ)が鳴るようブザー発生器
35を制御し(S49)、入力設定値と標準値とが異な
るときは、標準値の変更と判断して入力設定値を標準値
として更新し(S48)、かつ、通常の操作時と異なる
報知音(ピッピッ)が鳴るようブザー発生器35を制御
する(S49)。
【0030】以上のように実施の形態3においては、切
換ボタンの操作による設定値を入力した後に標準位置変
更ボタン7を押すと、室内機側で、その入力設定値と前
回取り込んだ標準値とを比較して変更かどうかを判定
し、変更のときは入力設定値を標準値として更新するよ
うにしたので、予め工場出荷時に設定されていた室内の
設定温度、風向及び風速の各標準値をそれぞれ任意に設
定できるようになり、また、標準値を更新した際には通
常の操作時と異なる報知音(ピッピッ)が鳴るようにし
たので、目の不自由な方でも、夜間の暗闇で使用しても
特定の報知音を聞くことで、標準値に設定されたかどう
かを認識することができる。
【0031】なお、前記の実施の形態3では、リモコン
信号に図3に示すタイプのものを用いて説明したが、こ
のタイプに代えて図7に示すタイプのリモコン信号をリ
モコン1から送信されるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、リモコンの
標準値変更ボタンが設定されたときに、制御項目に対す
る設定値が切換ボタンの操作により入力されると、その
設定値を標準値として更新するようにしたので、予め設
定された標準値を任意に変更できるようになり、また、
標準値設定の情報を添付したリモコン信号を送信した際
に室内機側でその情報を認識したとき、標準値設定の情
報がなかったときの報知と異なる報知でその旨を知らせ
るようにしたので、目の不自由な方でも、夜間の暗闇で
使用しても特定の報知から標準値に設定されたかどうか
を認識することができる。
【0033】本発明の請求項2によれば、所定の制御項
目に対する設定値が切換ボタンの操作により入力された
ときに、標準値変更ボタンの設定を検知したときはその
設定値を標準値として更新するようにしたので、予め設
定された標準値を任意に変更できる。
【0034】本発明の請求項3によれば、リモコン信号
が受信されたとき標準値設定の情報が添付されているか
どうかを判定し、情報を検知したときはリモコン信号に
設定された設定値と記憶手段に格納された標準値とが同
一かどうかを判定し、その標準値と異なるときは設定値
を標準値として変更するようにしたので、予め設定され
た標準値を任意に変更できるようになり、また、標準値
を認識した際には標準値設定の情報がなかったときの報
知と異なる報知でその旨を知らせるようにしたので、目
の不自由な方でも、夜間の暗闇で使用しても特定の報知
から標準値に設定されたかどうかを認識することができ
る。
【0035】本発明の請求項4によれば、リモコン信号
に、制御項目に応じて割り付けられたデータエリアと、
各データエリアに設けられた標準値設定判定ビットとを
設け、標準値を該当するデータエリアに設定したときそ
のデータエリアの標準値設定判定ビットに「1」を書き
込むようにしているので、室内機側に標準値の変更の有
無を通知できるという効果がある。
【0036】本発明の請求項5によれば、リモコン信号
に、制御項目に応じて割り付けられたデータエリアと、
標準値設定判定ビットとを設け、標準値を該当するデー
タエリアに設定したとき標準値設定判定ビットに「1」
を書き込むようにしているので、室内機側に標準値の変
更の有無を通知できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る空気調和機のワ
イヤレスリモコンを示す正面図である。
【図2】 ワイヤレスリモコンの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 リモコン信号のデータ配列例を示す説明図で
ある。
【図4】 実施の形態1に係る空気調和機の室内機の概
略構成を示すブロック図である。
【図5】 リモコン側の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】 室内機側の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】 リモコン信号の他のデータ配列例を示す説明
図である。
【図8】 リモコン側の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】 室内機側の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 リモコン、2 運転入/切ボタン、3 運転切換ボ
タン、4 設定温度切換ボタン、5 風速切換ボタン、
6 風向切換ボタン、7 標準値変更ボタン、8 赤外
線送信部、9 液晶表示部9、10 マイコン、31
室内機、32赤外線受信部、33 温度センサ、34
マイコン、35 ブザー発生器、36表示部。
フロントページの続き (72)発明者 飯島 宏一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 杉山 肇 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BB03 BC07 BD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコンからのリモコン信号が受信され
    たとき標準値設定の情報が添付されているかどうかを判
    定し、前記情報を認識できなかったときは報知手段を通
    じてその旨を報知し、前記情報を認識したときはその報
    知手段を通じて前記報知と異なる報知でその旨を知らせ
    る室内機を有する空気調和機であって、前記リモコン
    は、標準値変更ボタンと、 予め所定の制御項目に対しての標準値が設定され、標準
    値変更ボタンが設定されたときに、前記の制御項目に対
    する設定値が切換ボタンの操作により入力されるとその
    設定値を標準値として更新する標準値変更手段と、 所定の制御項目の標準値をリモコン信号で送信する際、
    標準値設定の情報を添付する送信制御手段とを有するこ
    とを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記標準値変更手段は、所定の制御項目
    に対する設定値が切換ボタンの操作により入力されたと
    きに、前記標準値変更ボタンの設定を検知したときはそ
    の設定値を標準値として更新することを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 リモコンからのリモコン信号が受信され
    たとき標準値設定の情報が添付されているかどうかを判
    定し、前記情報を認識できなかったときは報知手段を通
    じてその旨を報知し、前記情報を認識したときはその報
    知手段を通じて前記報知と異なる報知でその旨を知らせ
    る室内機を有する空気調和機であって、前記室内機は、 所定の制御項目に対しての標準値を格納する記憶手段
    と、 前記リモコン信号が受信されたとき標準値設定の情報が
    添付されているかどうかを判定し、前記情報を検知した
    ときはリモコン信号に設定された設定値と前記記憶手段
    に格納された標準値とが同一かどうかを判定し、その標
    準値と異なるときは前記設定値を標準値として変更する
    標準値変更手段とを有することを特徴とする空気調和
    機。
  4. 【請求項4】 前記リモコン信号は、制御項目に応じて
    割り付けられたデータエリアと、各データエリアに設け
    られた標準値設定判定ビットとを有し、前記送信制御手
    段は、標準値を該当するデータエリアに設定したときそ
    のデータエリアの標準値設定判定ビットに「1」を書き
    込むことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空
    気調和機。
  5. 【請求項5】 前記リモコン信号は、制御項目に応じて
    割り付けられたデータエリアと、標準値設定判定ビット
    とを有し、前記送信制御手段は、標準値を該当するデー
    タエリアに設定したとき標準値設定判定ビットに「1」
    を書き込むことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載の空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101706146B (zh) * 2009-11-06 2012-10-24 江苏科技大学 一种空调节能遥控装置及其控制方法
CN103032935A (zh) * 2011-09-30 2013-04-10 日立空调·家用电器株式会社 空调控制终端和空调控制的设定操作方法
WO2020075219A1 (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
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