JP2003289557A - 光クロスコネクト装置 - Google Patents

光クロスコネクト装置

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JP2003289557A JP2002093188A JP2002093188A JP2003289557A JP 2003289557 A JP2003289557 A JP 2003289557A JP 2002093188 A JP2002093188 A JP 2002093188A JP 2002093188 A JP2002093188 A JP 2002093188A JP 2003289557 A JP2003289557 A JP 2003289557A
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冗長構成を有する光クロスコネクト装置の小
型化を図る。 【解決手段】 0系回線および1系回線から入力される
WDM光は、それぞれ、光分波器22a、22bにより
波長ごと分波された後、光セレクタ23−1〜23−n
により選択される。選択された光信号は、それぞれ、光
分岐器24−1〜24−nにより分岐されて光スイッチ
11および12に入力される。光スイッチ11および1
2から出力される光信号の一方が、光セレクタ31−1
〜31−nにより選択され、さらに各選択された光信号
は、波長変換器32−1〜32−nにより再生される。
再生された光信号は、光分岐器33−1〜33−nによ
り分岐され、さらに、光合波器34aおよび34bによ
り合波される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冗長構成を有する
光クロスコネクト装置に係わり、特に、波長多重光通信
システムにおいて使用される冗長構成を有する光クロス
コネクト装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】データ伝送の高速化/大容量化に伴い、
ネットワーク並びに通信装置の広帯域化/大容量化が要
求されている。ここで、広帯域化/大容量化を実現する
ための方法の1つとして、WDM(Wavelength Divisio
n Multiplexing)技術をベースにした光ネットワークの
構築が望まれている。そして、このような光ネットワー
クを構築する上で核となる装置が、光クロスコネクト装
置である。なお、以下では、光クロスコネクト装置のこ
とを、「光XC」と記載することがある。
【0003】図30は、光クロスコネクト装置が使用さ
れるネットワーク環境を示す図である。ここで、光ネッ
トワークは、光伝送路により互いに接続された複数の光
クロスコネクト装置を備えている。また、光クロスコネ
クト装置間を接続する光伝送路を介してWDM光が伝送
される。なお、WDM光は、複数の波長λ1〜λnを含
んでいる。
【0004】光クロスコネクト装置500は、複数の入
力側局間光伝送路および複数の出力側局間光伝送路を収
容している。ここで、各局間光伝送路を介してWDM信
号光が伝送される。そして、光クロスコネクト装置50
0は、入力側局間光伝送路を介して受信したWDM信号
光を、送信先ごとに或いは波長ごとに、指定された出力
側局間光伝送路にルーティングする。なお、光クロスコ
ネクト装置間の距離が長い場合には、局間光伝送路上に
光アンプが設けられる。また、光クロスコネクト装置5
00は、しばしば、加入者線を収容するスイッチ(例え
ば、電気クロスコネクト装置等)に接続される。そし
て、各光クロスコネクト装置500は、ネットワーク全
体を管理しているオペレーティングシステムにより制御
される。
【0005】上記光ネットワークにおいて、光クロスコ
ネクト装置間で伝送されるWDM信号光の波長数は、年
々増加してきている。このため、光クロスコネクト装置
が故障すると、通信サービスに与える影響は非常に大き
なものになる。したがって、光クロスコネクト装置は、
通常、装置内で発生した障害からの復旧を図るために冗
長的に構成されている。
【0006】図31は、既存の光クロスコネクト装置の
構成図である。ここで、この光クロスコネクト装置は、
冗長的に構成された1組のスイッチ(スイッチ部501
−W(0)、スイッチ部501−P(1))を備えてい
る。また、この光クロスコネクト装置が使用される光ネ
ットワークは、局間光伝送路が2重化されている。すな
わち、各光クロスコネクト装置間は、それぞれ、一方の
光クロスコネクト装置から他方の光クロスコネクト装置
へ信号を伝送するための1組の局間光伝送路(0系、1
系)、及びその逆方向に信号を伝送するための1組の局
間光伝送路(0系、1系)が設けられている。そして、
この例では、1組の局間光伝送路(0系、1系)を介し
て互いに同じ信号が伝送されるものとする。
【0007】局間光伝送路を介して受信したWDM信号
光(λ1〜λn)は、光アンプ502により増幅された
後、分波器503により波長ごとに分波される。波長ご
とに分波された信号光は、それぞれ、光分岐器として使
用される光カプラ504により、互いに同じ1組の信号
光に分岐される。光カプラ504により分岐された一方
の信号光は、スイッチ部501−W(0)の入力側に設
けられている2×1スイッチ505へ送られ、他方の信
号光は、スイッチ部501−P(1)の入力側に設けら
れている2×1スイッチ505へ送られる。これによ
り、各2×1スイッチ505には、それぞれ、0系の局
間光伝送路を介して受信した信号光および1系の局間光
伝送路を介して受信した信号光が入力されることにな
る。
【0008】2×1スイッチ505は、一方の信号光を
選択して対応するスイッチ部(501−W(0)、50
1−P(1))へ出力する。そして、スイッチ部501
−W(0)、501−P(1)は、それぞれ、オペレー
ティングシステムの指示に従って受信した信号光のルー
ティングを行う。
【0009】スイッチ部501−W(0)、501−P
(1)から出力される信号光は、光分岐器として使用さ
れる光カプラ506により、互いに同じ1組の信号光に
分岐される。光カプラ506により分岐された一方の信
号光は、0系局間光伝送路に対応する2×1スイッチ5
07へ送られ、他方の信号光は、1系局間光伝送路に対
応する2×1スイッチ507へ送られる。これにより、
各2×1スイッチ507には、それぞれ、スイッチ部5
01−W(0)によりルーティングされた信号光および
スイッチ部501−P(1)によりルーティングされた
信号光が入力されることになる。
【0010】2×1スイッチ507は、一方の信号光を
選択して出力する。2×1スイッチ507から出力され
た信号光は、光再生器508により再生される。そし
て、波長ごとに再生された信号光は、合波器509によ
り合波されてWDM信号光として局間光伝送路に出力さ
れる。このとき、WDM信号光は、光アンプ510によ
り増幅される。
【0011】このように、既存の光クロスコネクト装置
においては、局間光伝送路を介して受信した信号光は、
スイッチ部501−W(0)および501−P(1)へ
導かれる。そして、スイッチ部501−W(0)および
501−P(1)により個別にルーティングされた信号
光の一方が選択されて局間光伝送路へ導かれる。すなわ
ち、光クロスコネクト装置内のパスが2重化されてい
る。したがって、光クロスコネクト装置内の光部品等の
故障により一方のパスが使用できない状態になっても、
他方のパスを利用することにより障害の復旧が図れる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図31に示
す既存の光クロスコネクト装置においては、1組の出力
側局間光伝送路のそれぞれに対して光再生器508が設
けられている。ここで、光再生器508は、図31に示
すように、波長ごとに設けられる。そして、近年のWD
M光伝送システムでは波長多重数が増加してきているの
で、局間光伝送路ごとに必要な光再生器508の数もそ
れに伴って増加する。さらに、光再生器508は、一般
に、比較的高価である。このため、光クロスコネクト装
置のサイズが大きくなり、また、低コスト化が困難にな
る。
【0013】また、図31に示す既存の光クロスコネク
ト装置においては、入力ポートから出力ポートへ至るパ
ス上に、光カプラおよび光セレクタ(2×1スイッチ)
が2個ずつ設けられている。このため、光クロスコネク
ト装置における光損失が大きくなるので、光アンプに対
する要求(利得など)が厳しくなる。
【0014】本発明の目的は、冗長構成を有する光クロ
スコネクト装置の小型化を図ることである。また、本発
明の他の目的は、光クロスコネクト装置における光損失
の低減を図ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の光クロスコネク
ト装置は、複数組の2重化入力伝送路および複数組の2
重化出力伝送路を収容し、第1の主スイッチ、第2の主
スイッチ、各2重化入力伝送路に対して設けられる複数
の入力回路、および各2重化出力伝送路に対して設けら
れる複数の出力回路を備える。各入力回路は、対応する
2重化入力伝送路を構成する第1の入力伝送路を介して
受信したWDM光を波長ごとに分波する第1の分波器、
対応する2重化入力伝送路を構成する第2の入力伝送路
を介して受信したWDM光を波長ごとに分波する第2の
分波器、入力波長ごとに設けられそれぞれ上記第1の分
波器から出力される光信号または上記第2の分波器から
出力される光信号の一方を選択する複数の第1の選択手
段、およびそれぞれ対応する第1の選択手段により選択
された光信号を分岐して上記第1および第2の主スイッ
チに導く複数の第1の光分岐器を有する。また、上記出
力回路は、それぞれ第1の主スイッチから出力される光
信号または第2の主スイッチから出力される光信号の一
方を選択する複数の第2の選択手段、それぞれ対応する
第2の選択手段により選択された光信号から所定の出力
波長を持った光信号を生成する複数の生成手段、複数の
光信号を合波して上記2重化出力伝送路を構成する第1
の出力伝送路へ導く第1の合波器、複数の光信号を合波
して上記2重化出力伝送路を構成する第2の出力伝送路
へ導く第2の合波器、およびそれぞれ対応する生成手段
により生成された光信号を分岐して上記第1および第2
の合波器に導く複数の第2の光分岐器を有する。
【0016】上記構成によれば、各光信号は、再生手段
により再生された後で2重化出力伝送路を構成する各回
線に導かれるように光分岐器により分岐される。再生手
段が2重化されていなくても、主スイッチの障害に対す
る復旧が可能になる。
【0017】本発明の他の態様の光クロスコネクト装置
は、上述の光クロスコネクト装置と同様に、第1の主ス
イッチ、第2の主スイッチ、複数の入力回路、および複
数の出力回路を備える。そして、各入力回路は、対応す
る2重化入力伝送路を構成する第1の入力伝送路を介し
て受信したWDM光を波長ごとに分波する第1の分波
器、対応する2重化入力伝送路を構成する第2の入力伝
送路を介して受信したWDM光を波長ごとに分波する第
2の分波器、入力波長ごとに設けられそれぞれ上記第1
の分波器から出力される光信号および上記第2の分波器
から出力される光信号の一方を上記第1の主スイッチへ
導き他方を上記第2の主スイッチへ導く複数の第1の切
替手段を有する。また、上記出力回路は、複数の光信号
を合波して上記2重化出力伝送路を構成する第1の出力
伝送路へ導く第1の合波器、複数の光信号を合波して上
記2重化出力伝送路を構成する第2の出力伝送路へ導く
第2の合波器、それぞれ第1の主スイッチから出力され
る光信号および第2の主スイッチから出力される光信号
の一方を上記第1の合波器に導き他方を上記第2の合波
器に導く複数の第2の切替手段を有する。
【0018】上記構成によれば、光クロスコネクト装置
内でWDM光または光信号が分岐されることはないの
で、その損失が抑えられる。本発明のさらに他の態様の
光クロスコネクト装置は、複数の入力伝送路および複数
の出力伝送路を収容し、主スイッチ、各入力伝送路に対
して設けられる複数の入力回路、および各出力伝送路に
対して設けられる複数の出力回路を備える。そして、各
入力回路は、対応する入力伝送路を介して受信したWD
M光を分岐して第1のWDM光および第2のWDM光を
生成する分岐手段、上記第1のWDM光を波長ごとに分
波して上記主スイッチに入力する分波器、および上記第
2のWDM光から指定された波長の光信号を選択して上
記主スイッチに入力する選択手段を有する。また、上記
出力回路は、それぞれ上記主スイッチから出力される光
信号の波長を予め決められた所定の波長に変換する複数
の固定波長変換器、上記複数の固定波長変換器から出力
される光信号を合波してWDM光を出力する合波器、上
記主スイッチから出力される光信号の波長を指定された
波長に変換する可変波長変換器、および上記合波器から
出力されるWDM光と上記可変波長変換器から出力され
る光信号とを合流させて上記出力伝送路に導く合流器を
有する。
【0019】上記構成によれば、入力回路において、W
DM光に含まれている任意の波長に対応する光デバイス
が故障したときは、上記選択手段がそのWDM光から上
記波長の光信号を選択して上記主スイッチに入力する。
一方、出力回路において、WDM光に含まれている任意
の波長に対応する光デバイスが故障したときは、上記可
変波長変換器が上記波長の光信号を再生する。したがっ
て、必要最小限の構成で回線インタフェース部の冗長化
が図れる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は、実施形態の光ク
ロスコネクト装置が使用されるネットワークを模式的に
示す図である。ここでは、このネットワークには、k+
1個の光クロスコネクト装置(#0〜#k)が設けられ
ている。なお、図1では、図面を見やすくするために省
略しているが、光クロスコネクト装置(#0〜#k)
は、基本的には、メッシュ状に接続される。あるいは、
各光クロスコネクト装置は、リング状に接続されてもよ
い。
【0021】各光クロスコネクト装置間には、それぞれ
4本の光伝送路が設けられている。具体的には、各光ク
ロスコネクト装置間には、一方の光クロスコネクト装置
から他方の光クロスコネクト装置へ光信号を伝送する2
重化光伝送路、およびその逆方向に光信号を伝送する2
重化光伝送路が設けられている。すなわち、例えば、光
クロスコネクト装置(#0)には、各光クロスコネクト
装置(#1、#2、#3、…、#k)から光クロスコネ
クト装置(#0)へそれぞれ光信号を伝送するためのk
組の2重化光伝送路、および光クロスコネクト装置(#
0)から各光クロスコネクト装置(#1、#2、#3、
…、#k)へそれぞれ光信号を伝送するためのk組の2
重化光伝送路が接続されている。換言すれば、各光クロ
スコネクト装置は、それぞれ、k組の2重化入力光伝送
路、およびk組の2重化出力光伝送路を収容している。
【0022】各2重化光伝送路は、それぞれ互いに同じ
1組の光信号を伝送してもよいし、互いに異なる1組の
光信号を伝送してもよい。なお、以下では、2重化光伝
送路を構成する1組の伝送路のことを、0系回線/1系
回線、或いは、現用系回線/予備系回線と呼ぶことにす
る。また、各光クロスコネクト装置は、図1には示して
いないが、それぞれ加入者線を収容することができる。
【0023】図2は、各光クロスコネクト装置の動作を
制御するオペレーティングシステムの実現方法を示す図
である。ここで、オペレーティングシステムは、各光ク
ロスコネクト装置の動作(ルーティング処理、障害時の
復旧動作など)を制御する。そして、オペレーティング
システムは、図2(a)に示すように、複数のあるいは
全ての光クロスコネクト装置を一括して制御する構成で
あってもよいし、図2(b)に示すように、各光クロス
コネクト装置に対して個別に設けられる構成であっても
よい。
【0024】次に、光クロスコネクト装置の構成および
動作について説明する。なお、以下では、光クロスコネ
クト装置は、複数組の2重化入力光伝送路、および複数
組の2重化出力光伝送路を収容しているものとする。そ
して、各光伝送路を介して、それぞれWDM光が伝送さ
れるものとする。ここで、このWDM光は、互いに異な
る波長λ1〜λnを持った複数の光信号を含んでいる。
ただし、すべての波長λ1〜λnが同時に使用される必
要はない。第1の実施例 図3は、第1の実施例の光クロスコネクト装置の構成図
である。この光クロスコネクト装置は、主スイッチ部1
0、複数の入力回路20−1〜20−k、および複数の
出力回路30−1〜30−kを備えている。なお、各入
力回路20−1〜20−kは、それぞれ、2重化入力光
伝送路を収容している。ここで、この2重化入力光伝送
路は、互いに同じWDM光を伝送する1組の「0系回
線」および「1系回線」から構成されている。一方、各
出力回路30−1〜30−kは、それぞれ、2重化出力
光伝送路を収容している。ここで、この2重化出力光伝
送路は、互いに同じWDM光を伝送する1組の「0系回
線」および「1系回線」から構成されている。また、入
力回路20−1〜20−kは、互いに物理的に分離され
ている必要はない。同様に、出力回路30−1〜30−
kも、互いに物理的に分離されている必要はない。
【0025】主スイッチ部10は、冗長的に構成された
光スイッチ11および光スイッチ12から構成されてい
る。各光スイッチ11、12は、それぞれ、nk個の入
力ポートおよびnk個の出力ポートを備えるnk×nk
スイッチであり、任意の入力ポートから入力された光信
号を任意の出力ポートに導くことができる。ここで、
「k」は、入力回路20−1〜20−kまたは出力回路
30−1〜30−kの個数であり、「n」は、WDM光
の波長多重数である。また、各光スイッチ11、12
は、それぞれ、波長ごとに分波された光信号をルーティ
ングする。さらに、各光スイッチ11、12は、それぞ
れ、図2(a)または図2(b)に示したオペレーティ
ングシステムにより制御される。なお、この光クロスコ
ネクト装置が加入者線を収容する場合は、アド回線に対
応する入力ポートおよびドロップ回線に対応する出力ポ
ートをさらに備えるようにしてもよい。
【0026】各入力回路20−1〜20−kは、基本的
に、互いに同じ構成である。すなわち、各入力回路20
−1〜20−kは、それぞれ、光アンプ21a、21
b、光分波器22a、22b、光セレクタ23−1〜2
3−n、および光分岐器24−1〜24−nを備えてい
る。光アンプ21aおよび21bは、それぞれ、0系回
線および1系回線から入力されるWDM光を増幅する。
光分波器22aおよび22bは、それぞれ、光アンプ2
1aおよび21bにより増幅されたWDM光を波長ごと
に分波する。
【0027】光セレクタ23−1〜23−nは、それぞ
れ、光分波器22aおよび22bにより分波された光信
号を選択する。具体的には、たとえば、光セレクタ23
−1は、光分波器22aから出力される波長λ1の光信
号、又は光分波器22bから出力される波長λ1の光信
号のいずれか一方を選択して出力する。また、光セレク
タ23−nは、光分波器22aから出力され波長λnの
光信号、または光分波器22bから出力される波長λn
の光信号のいずれか一方を選択して出力する。ここで、
光セレクタ23−1〜23−nの動作は、それぞれ、オ
ペレーティングシステムの指示に従う。なお、光セレク
タ23−1〜23−nは、それぞれ、例えば、2×1ス
イッチにより実現される。
【0028】光分岐器24−1〜24−nは、それぞ
れ、光セレクタ23−1〜23−nにより選択された光
信号を分岐して光スイッチ11および12に入力する。
なお、光分岐器24−1〜24−nは、それぞれ、例え
ば、光カプラにより実現可能である。
【0029】なお、各入力回路20−1〜20−kは、
それぞれ、波長ごとに光信号を増幅する光アンプ25−
1〜25−nを必要に応じて備えるようにしてもよい。
この場合、光アンプ25−1〜25−nは、それぞれ、
例えば、半導体光アンプ(SOA)である。
【0030】各出力回路30−1〜30−kは、基本的
に、互いに同じ構成である。すなわち、各出力回路30
−1〜30−kは、それぞれ、光セレクタ31−1〜3
1−n、波長変換器32−1〜32−n、光分岐器33
−1〜33−n、光合波器34a、34b、および光ア
ンプ35a、35bを備えている。なお、出力回路30
−1〜30−kは、それぞれ、対応する光クロスコネク
ト装置に送信すべき光信号を主スイッチ部10から受信
する。すなわち、たとえば、出力回路30−1は、光ク
ロスコネクト装置(#1)へ送信すべき光信号を光スイ
ッチ11、12から受信する。また、出力回路30−k
は、光クロスコネクト装置(#k)へ送信すべき光信号
を光スイッチ11、12から受信する。
【0031】光セレクタ31−1〜31−nは、それぞ
れ、光スイッチ11および光スイッチ12から出力され
る光信号を選択して出力する。ここで、光セレクタ31
−1〜31−nの動作は、それぞれ、オペレーティング
システムからの指示に従う。また、光セレクタ31−1
〜31−nは、それぞれ、例えば、2×1スイッチによ
り実現される。
【0032】波長変換器32−1〜32−nは、それぞ
れ、光セレクタ31−1〜31−nにより選択された光
信号の波長を予め決められた所定の波長に変換する。具
体的には、例えば、波長変換器32−1は、光セレクタ
31−1により選択された光信号の波長を「波長λ1」
に変換する。また、波長変換器32−nは、光セレクタ
31−nにより選択された光信号の波長を「波長λn」
に変換する。ここで、波長変換器32−1〜32−n
は、それぞれ、受信した光信号をいったん電気信号に変
換し、その電気信号を光信号に再変換して出力する。こ
のとき、3R処理(タイミング再生、波形再生、信号再
生)が行われてもよい。なお、波長変換器32−1〜3
2−nは、それぞれ、例えば、トランンスポンダにより
実現することができる。
【0033】光分岐器33−1〜33−nは、それぞ
れ、波長変換器32−1〜32−nから出力される光信
号を分岐して光合波器34a及び34bに導く。これに
より、光合波器34aおよび34bには、それぞれ、互
いに同じ複数の光信号(λ1〜λn)が与えられること
になる。なお、光分岐器33−1〜33−nは、それぞ
れ、例えば、光カプラにより実現される。
【0034】光合波器34aおよび34bは、それぞ
れ、与えられた複数の光信号(λ1〜λn)を合波する
ことによりWDM光を生成する。また、光アンプ35a
および35bは、それぞれ、光合波器34aおよび34
bにより生成されるWDM光を増幅する。そして、光ア
ンプ35aおよび35bにより増幅されたWDM光は、
それぞれ、0系回線および1系回線に導かれ、対応する
光クロスコネクト装置へ送出される。
【0035】次に、図4および図5を参照しながら、上
記光クロスコネクト装置の動作を説明する。ここでは、
光クロスコネクト装置(#1)から受信した光信号を光
クロスコネクト装置(#4)へルーティングする場合を
示す。また、この光信号の波長は「λ1」であるものと
する。
【0036】図4は、正常時の動作を示す図である。図
4において、光クロスコネクト装置(#1)から送出さ
れたWDM光(波長λ1の光信号を含む)は、0系回線
および1系回線を介して伝送され、入力回路20−1に
より受信される。ここで、0系回線および1系回線を介
して伝送されるWDM光は、互いに同じである。
【0037】各WDM光は、それぞれ、光分波器22a
および22bにより波長ごとに分波される。また、光分
波器22aおよび22bは、それぞれ、波長λ1の光信
号を光セレクタ23−1へ導く。さらに、光セレクタ2
3−1は、光分波器22aおよび22bから光信号を受
信すると、それらのうちの一方を選択して出力する。こ
こで、光セレクタ23−1は、例えば、0系回線を介し
て受信した光信号を優先的に選択する。そして、光セレ
クタ23−1により選択された光信号は、光分岐器24
−1により分岐されて光スイッチ11および12に入力
される。
【0038】このように、入力回路20−1は、0系回
線または1系回線を介して受信した光信号を分岐し、そ
れらを光スイッチ11および12に入力する。したがっ
て、互いに同じ光信号が光スイッチ11、12の双方に
入力されることになる。そして、光スイッチ11および
12は、それぞれ、その光信号を出力回路30−4へ導
く。
【0039】出力回路30−4において、上記1組の光
信号(λ1)は、光セレクタ31−1に与えられる。そ
して、光セレクタ31−1は、その1組の光信号のうち
の一方を選択して出力する。ここで、光セレクタ31−
1は、例えば、スイッチ11から出力される光信号を優
先的に選択する。また、波長変換器32−1は、光セレ
クタ31−1により選択された光信号を再生する。ここ
で、再生される光信号の波長は、「λ1」である。さら
に、光分岐器33−1は、波長変換器32−1により再
生された光信号を分岐して光合波器34aおよび34b
の双方に与える。そして、これらの光信号は、他の波長
の光信号と共に、0系回線および1系回線を介して光ク
ロスコネクト装置(#4)へ送出される。
【0040】このように、出力回路30−4は、光スイ
ッチ11または12から出力される光信号を分岐し、そ
れらを0系回線および1系回線に導く。したがって、互
いに同じ光信号が0系回線および1系回線を介して伝送
されることになる。
【0041】図5は、障害発生時の動作を示す図であ
る。ここでは、光スイッチ11が故障したものとする。
この場合、入力回路20−1の動作は、図4を参照しな
がら説明した通りである。すなわち、互いに同じ光信号
が光スイッチ11および12に入力される。そして、光
スイッチ11および12が共に正常であったとすると、
上述した通り、1組の光信号(λ1)が出力回路30−
4の光セレクタ31−1に与えられるはずである。しか
し、ここでは、光スイッチ11が故障しているので、光
セレクタ31−1は、光スイッチ12のみから光信号が
与えられる。そして、光セレクタ31−1は、その光ス
イッチ12から与えられた光信号を出力する。なお、光
セレクタ31−1から出力された光信号が分岐されて0
系回線および1系回線へ導かれる動作は、上述した通り
である。
【0042】このように、第1の実施例の光クロスコネ
クト装置においては、光スイッチ11または12が故障
した場合には、出力回路30−1〜30−4に設けられ
ている光セレクタ31−1〜31−nの状態を切り換え
ることにより、障害の復旧が図れる。
【0043】なお、光クロスコネクト装置内の障害を検
出する方法は、公知の技術により実現可能である。例え
ば、図6に示すように、光信号の経路上に光分岐器を設
け、対応する光信号を分岐する。続いて、受光素子(P
D)を用いてその分岐された光信号の光レベルを検出
し、その検出結果をオペレーティングシステムに通知す
る。そして、オペレーティングシステムは、通知された
光レベルと所定の閾値とを比較することにより、故障の
有無を検出する。このとき、オペレーティングシステム
は、障害が発生した光デバイスを特定し、所定の指示を
対応する光デバイスへ与える。図6に示す例では、スイ
ッチ11の障害が検出されたときに、光セレクタ31−
1に対して指示が与えられている。
【0044】第1の実施例の光クロスコネクト装置は、
図31に示した従来の光クロスコネクト装置と比較する
と、波長変換器31−1〜31−n(図31では、光再
生器508)の数を半分にすることができる。すなわ
ち、出力回路ごとに必要な波長変換器の数は、図31に
示した従来の光クロスコネクト装置では「2n個」であ
るが、第1の実施例の光クロスコネクト装置は「n個」
である。したがって、第1の実施例の光クロスコネクト
装置は、従来の光クロスコネクト装置と比較すると、そ
のサイズを小さくすることができ、また、低コスト化が
図れる。更に、入力回路においても、図31に示した従
来の光クロスコネクト装置と比較すると、光セレクタお
よび光分岐器の数を減らすことができる。第2の実施例 図7は、第2の実施例の光クロスコネクト装置の構成図
である。この光クロスコネクト装置は、光スイッチ部1
1および12、複数の入力回路40−1〜40−k、お
よび複数の出力回路50−1〜50−kを備えている。
なお、この実施例では、各2重化光伝送路は、それぞ
れ、互いに異なるWDM光を伝送する1組の「現用系回
線W」および「予備系回線P」から構成されている。こ
こで、予備系回線Pを介して伝送される信号は、現用系
回線Wを介して伝送される信号よりも優先度が低いもの
とする。
【0045】光スイッチ11および12は、第1の実施
例において説明した通りである。したがって、ここで
は、その説明を省略する。入力回路40−1〜40−k
は、それぞれ、光アンプ21a、21b、光分波器22
a、22b、および光スイッチ41−1〜41−nを備
える。なお、光アンプ21a、21b、および光分波器
22a、22bについては、第1の実施例において説明
した通りである。
【0046】光スイッチ41−1〜41−nは、それぞ
れ、光分波器22aおよび22bにより波長ごとに分波
される光信号の一方を光スイッチ11へ導き、他方を光
スイッチ12へ導く。たとえば、光スイッチ41−1
は、光分波器22aから出力される波長λ1の光信号を
光スイッチ11、12の一方に送信し、光分波器22b
から出力される波長λ1の光信号を光スイッチ11、1
2の他方に出力する。また、光スイッチ41−nは、光
分波器22aから出力される波長λnの光信号を光スイ
ッチ11、12の一方に送信し、光分波器22bから出
力される波長λnの光信号を光スイッチ11、12の他
方に出力する。このとき、光スイッチ41−1〜41−
nの動作は、それぞれ、オペレーティングシステムから
の指示に従う。なお、光スイッチ41−1〜41−n
は、それぞれ、例えば、2×2スイッチにより実現され
る。
【0047】出力回路50−1〜50−kは、それぞ
れ、光スイッチ51−1〜51−n、波長変換器32a
−1〜32a−n、32b−1〜32b−n、光合波器
34a、34b、および光アンプ35a、35bを備え
る。なお、光合波器34a、34b、および光アンプ3
5a、35bは、第1の実施例において説明した通りで
ある。また、波長変換器32a−1〜32a−n、32
b−1〜32b−nは、それぞれ、第1の実施例におい
て説明した波長変換器32−1〜32−nと同じであ
る。ただし、波長変換器32a−1〜32a−nは、現
用系回線Wを介して伝送される光信号の波長を変換する
ために設けられている。一方、波長変換器32b−1〜
32b−nは、予備系回線Pを介して伝送される光信号
の波長を変換するために設けられている。
【0048】光スイッチ51−1〜51−nは、それぞ
れ、光スイッチ11および12から出力される信号光の
一方を波長変換器32a−1〜32a−nへ導き、他方
を波長変換器32b−1〜32b−nへ導く。例えば、
光スイッチ51−1は、光スイッチ11から出力される
波長λ1の光信号を波長変換器32a−1、32b−1
の一方に送信し、光スイッチ12から出力される波長λ
1の光信号を波長変換器32a−1、32b−1の他方
に出力する。また、光スイッチ51−nは、光スイッチ
11から出力される波長λnの光信号を波長変換器32
a−n、32b−nの一方に送信し、光スイッチ12か
ら出力される波長λnの光信号を波長変換器32a−
n、32b−nの他方に出力する。ここで、光スイッチ
51−1〜51−nの動作は、それぞれ、オペレーティ
ングシステムからの指示に従う。なお、光スイッチ51
−1〜51−nは、それぞれ、例えば、2×2スイッチ
により実現される。
【0049】次に、図8および図9を参照しながら、第
2の実施例の光クロスコネクト装置の動作を説明する。
ここでは、第1の実施例についての説明と同様に、光ク
ロスコネクト装置(#1)から受信した光信号を光クロ
スコネクト装置(#4)へルーティングする場合を示
す。また、この光信号の波長は「λ1」であるものとす
る。
【0050】図8は、正常時の動作を示す図である。図
8において、光クロスコネクト装置(#1)から送出さ
れたWDM光(波長λ1の光信号を含む)は、現用系回
線Wおよび予備系回線Pを介して伝送され、入力回路4
0−1により受信される。ここで、予備系回線Pを介し
て伝送される信号は、現用系回線Wを介して伝送される
信号よりも優先度が低い。
【0051】各WDM光は、それぞれ、光分波器22a
および22bにより波長ごとに分波される。このとき、
光分波器22aおよび22bは、それぞれ、波長λ1の
光信号を光スイッチ41−1へ導く。そして、光スイッ
チ41−1は、光分波器22aから出力された光信号を
光スイッチ11へ導き、光分波器22bから出力された
光信号を光スイッチ12へ導く。
【0052】このように、入力回路40−1は、現用系
回線Wを介して受信した光信号を光スイッチ11へ導
き、予備系回線Pを介して受信した光信号を光スイッチ
12へ導く。すなわち、正常時には、優先度の高い光信
号は光スイッチ11に入力されると共に、優先度の低い
光信号は光スイッチ12に入力される。そして、光スイ
ッチ11および12は、それぞれ、その光信号を出力回
路50−4へ導く。
【0053】出力回路50−4において、上記1組の光
信号(λ1)は、光スイッチ51−1に与えられる。そ
して、光スイッチ51−1は、光スイッチ11から与え
られた光信号を波長変換器32a−1へ導き、光スイッ
チ12から与えられた光信号を波長変換器32b−1へ
導く。また、波長変換器32a−1および32b−1
は、光スイッチ51−1から出力される光信号を再生す
る。このとき、再生される光信号の波長は、「λ1」で
ある。そして、波長変換器32a−1により再生された
光信号は、他の波長の光信号と共に現用系回線Wを介し
て光クロスコネクト装置(#4)へ送出される。一方、
波長変換器32b−1により再生された光信号は、他の
波長の光信号と共に予備系回線Pを介して光クロスコネ
クト装置(#4)へ送出される。
【0054】このように、出力回路50−4は、光スイ
ッチ11から出力される光信号を現用系回線Wに導くと
共に、光スイッチ12から出力される光信号を予備系回
線Pに導く。
【0055】図9は、障害発生時の動作を示す図であ
る。ここでは、光スイッチ11が故障したものとする。
この場合、入力回路40−1において、光スイッチ41
−1は、現用系回線Wから受信した光信号を光スイッチ
12へ導き、予備系回線Pから受信した光信号を光スイ
ッチ11へ導く。このとき、光スイッチ12は、光スイ
ッチ41−1から受信した光信号を出力回路50−4の
光スイッチ51−1へ導く。そして、この光スイッチ5
1−1は、光スイッチ12から与えられる光信号を波長
変換器32a−1へ導く。なお、波長変換器32a−1
により再生される光信号が現用系回線Wへ出力される動
作は、上述した通りである。
【0056】このように、第2の実施例の光クロスコネ
クト装置においては、優先度の高い光信号をルーティン
グするためのスイッチ(ここでは、光スイッチ11)が
故障したときは、その光信号は、他のスイッチ(ここで
は、光スイッチ12)によりルーティングされる。これ
により、障害からの復旧が図れる。
【0057】第2の実施例の光クロスコネクト装置は、
図31に示した従来の光クロスコネクト装置と比較する
と、入力ポートから出力ポート至る経路上に光分岐器が
設けられていない。ここで、光分岐器を用いて光信号を
1:1に分岐すると、その光信号のレベルは、3dB低
下する。したがって、第2の実施例の光クロスコネクト
装置は、装置内で発生する光損失が小さくなる。れる。第3の実施例 図10は、第3の実施例の光クロスコネクト装置の構成
図である。第3の実施例の光クロスコネクト装置は、第
2の実施例の光クロスコネクト装置に回線を切り換える
機能を追加することにより実現される。
【0058】すなわち、各入力回路40−1〜40−k
は、それぞれ、上述した光アンプ21a、21b、光分
波器22a、22b、光スイッチ41−1〜41−nに
加えて、光スイッチ42を備える。光スイッチは、現用
系回線Wおよび予備系回線Pを収容し、それらの回線か
ら入力されるWDM光を光アンプ21aまたは21bに
導く。なお、光スイッチ42の動作は、オペレーティン
グシステムにより制御される。また、光スイッチ42
は、例えば、2×2スイッチにより実現される。
【0059】一方、各出力回路50−1〜50−kは、
それぞれ、上述した光スイッチ51−1〜51−n、波
長変換器32a−1〜32a−n、32b−1〜32b
−n、光合波器34a、34b、光アンプ35a、35
bに加えて、光スイッチ52を備える。光スイッチ52
は、光アンプ35aおよび35bにより増幅されたWD
M光を、現用系回線Wまたは予備系回線Pに導く。な
お、光スイッチ52の動作は、オペレーティングシステ
ムにより制御される。また、光スイッチ52は、例え
ば、2×2スイッチにより実現される。
【0060】次に、図11および図12を参照しなが
ら、第3の実施例の光クロスコネクト装置の動作を説明
する。なお、伝送される信号は、上述の実施例と同じで
あるものとする 図11は、正常時の動作を示す図である。正常動作時に
おいては、光スイッチ42は、現用系回線Wを介して受
信したWDM光を光アンプ21aに導き、予備系回線P
を介して受信したWDM光を光アンプ21bに導く。す
なわち、この場合、現用系回線WからのWDM光が光ア
ンプ21aに入力され、予備系回線PからのWDM光が
光アンプ21bに入力されるので、入力回路40−1の
光アンプ21a、21bから出力回路50−4の光アン
プ35a、35bへ至る経路における動作は、図8に示
した第2の実施例と同じである。すなわち、現用系回線
Wを介して受信したWDM光の中に含まれている波長λ
1の光信号は、光分波器22a、光スイッチ41−1、
光スイッチ11、光スイッチ51−1、波長変換器32
a−1、光合波器34aを介して伝送された後、他の波
長の光信号と共に光アンプ35aにより増幅される。一
方、予備系回線Pを介して受信したWDM光の中に含ま
れている波長λ1の光信号は、光分波器22b、光スイ
ッチ41−1、光スイッチ12、光スイッチ51−1、
波長変換器32b−1、光合波器34bを介して伝送さ
れた後、他の波長の光信号と共に光アンプ35bにより
増幅される。そして、光スイッチ52は、光アンプ35
aにより増幅されたWDM光を現用系回線Wに導き、光
アンプ35bにより増幅されたWDM光を予備系回線P
に導く。
【0061】このように、正常動作時の動作は、基本的
に、第2の実施例の光クロスコネクト装置と同じであ
る。図12は、障害発生時の動作を示す図である。第3
の実施例の光クロスコネクト装置において光スイッチ1
1が故障すると、光スイッチ42が「バー状態」から
「クロス状態」に切り換えられるともに、光スイッチ5
2が「バー状態」から「クロス状態」に切り換えられ
る。一方、他の光デバイス(光スイッチ41−1〜41
−n、光スイッチ11、12、光スイッチ51−1〜5
1−n)は、正常時と同じ状態を保持する。
【0062】すなわち、光スイッチ42が「バー状態」
から「クロス状態」に切り換えられているので、現用系
回線Wを介して受信したWDM光は、光アンプ21bに
導かれる。また、光スイッチ41−1〜41−n、光ス
イッチ11、12、光スイッチ51−1〜51−nは、
正常時と同じ状態を保持している。したがって、現用系
回線Wを介して受信したWDM光に含まれている波長λ
1の光信号は、光スイッチ41−1、光スイッチ12、
光スイッチ51−1、波長変換器32b−1、光合波器
34bを介して伝送された後、他の波長の光信号と共に
光アンプ35bにより増幅される。そして、光スイッチ
52も「バー状態」から「クロス状態」に切り換えられ
ているので、光アンプ35bにより増幅されたWDM光
は、現用系回線Wに導かれる。
【0063】このように、第3の実施例の光クロスコネ
クト装置においては、光スイッチ11が故障した場合に
は、光スイッチ42および光スイッチ52の状態を切り
換えるだけで、その障害を復旧できる。第4の実施例 図13は、第4の実施例の光クロスコネクト装置の構成
図である。第4の実施例の光クロスコネクト装置は、W
DM光の中に含まれる任意の波長に対応する光デバイス
が故障したときに、その障害を普及するための機能を備
えている。換言すれば、第4の実施例の光クロスコネク
ト装置は、その回線インタフェース部が冗長的に構成さ
れている。なお、図13においては、光クロスコネクト
装置間を接続する2重化光伝送路のうちの一方の伝送路
のみが描かれている。また、冗長的に構成された主スイ
ッチの中の1つの光スイッチのみが描かれている。
【0064】第4の実施例の光クロスコネクト装置は、
光スイッチ13、入力回路60−1〜60−k、および
出力回路70−1〜70−kを備える。光スイッチ13
は、(nk+k)×(nk+k)スイッチである。
【0065】各入力回路60−1〜60−kは、それぞ
れ、光分岐器61、光アンプ62、光分波器63、波長
選択器64、及び光アンプ65を備える。光分岐器61
は、入力WDM光を分岐する。なお、光分岐器61にお
ける分岐比は、特に限定されるものではないが、例えば
「n:1」である。また、光分岐器61は、例えば、光
カプラにより実現される。光アンプ62は、光分岐器6
1を介して与えられるWDM光を増幅する。そして、光
分波器63は、光アンプ63により増幅されたWDM光
を波長ごとに分波し、各光信号を光スイッチ13に入力
する。
【0066】一方、波長選択器64は、WDM光に含ま
れている複数の光信号の中から、オペレーティングシス
テムにより指定された波長の光信号を選択して出力す
る。そして、光アンプ65は、波長選択器64により選
択された光信号を増幅して光スイッチ13に入力する。
なお、光アンプ65は、一定の光レベルが得られるとき
には、設ける必要がない。
【0067】上記入力回路において、何らかの障害によ
り、複数の光信号λ1〜λnの中の任意の光信号λxが
光スイッチ13に入力されなくなると、波長選択器64
は、WDM光から波長λxの光信号を選択して出力す
る。これにより、入力回路内で発生した障害を復旧させ
ることができる。
【0068】各出力回路70−1〜70−kは、それぞ
れ、固定波長変換器71−1〜71−n、光合波器7
2、光増幅器73、可変波長変換器74、光アンプ7
5、光合流器76を備える。固定波長変換器71−1〜
71−nは、それぞれ、光スイッチ13から与えられる
光信号の波長を予め決められた所定の波長に変換する。
例えば、固定波長変換器71−1は与えられた光信号の
波長を「λ1」に変換し、固定波長変換器71−nは与
えられた光信号の波長を「λn」に変換する。このと
き、各光信号は、それぞれ固定波長変換器71−1〜7
1−nにより再生される。光合波器72は、固定波長変
換器71−1〜71−nにより再生された光信号を合波
することによりWDM光を生成する。そして、光増幅器
73は、光合波器72により生成されたWDM光を増幅
する。
【0069】一方、可変波長変換器74は、与えられた
光信号の波長を、オペレーティングシステムにより指定
された波長に変換する。このとき、この光信号は、可変
波長変換器74により再生される。そして、光アンプ7
5は、可変波長変換器74により再生された光信号を増
幅する。なお、光アンプ75は、一定の光レベルが得ら
れるときは、設ける必要がない。さらに、光合流器76
は、光アンプ73により増幅されたWDM光および可変
波長変換器74により再生された光信号を合流させる。
なお、光合流器76は、例えば、光カプラにより実現さ
れる。
【0070】上記出力回路において、何らかの障害によ
り、複数の光信号λ1〜λnの中の任意の光信号λxを
出力できなくなると、光スイッチ13は、その光信号を
可変波長変換器74に導き、可変波長変換器74は、そ
の光信号の波長を「λx」に変換して出力する。これに
より、出力回路内で発生した障害を復旧させることがで
きる。
【0071】このように、第4の実施例の光クロスコネ
クト装置においては、固定波長変換器71−1〜71−
nを2重化することなく、任意の波長に係わる障害に対
する復旧を行うことができる。例えば、WDM光の波長
数が「32」であったとすると、上記機能は、本発明に
よれば、32個の固定波長変換器および1個の可変波長
変換器により実現されるが、本発明を導入しなければ、
64(=32×2)個の固定波長変換器が必要になる。第5の実施例 図14は、第5の実施例の光クロスコネクト装置の構成
図である。第5の実施例の光クロスコネクト装置の基本
構成は、図13に示した第4の実施例の光クロスコネク
ト装置と同じである。ただし、第5の実施例の光クロス
コネクト装置では、入力回路において、入力WDM光
は、光アンプ62により増幅された後に光分岐器61に
より分岐される。したがって、光アンプ65を備える必
要がない。また、出力回路において、光合波器72によ
り生成されるWDM光は、光アンプ73により増幅され
る前に、可変波長変換器74により再生される光信号と
合流される。したがって、光アンプ75を備える必要が
ない。第6〜第11の実施例の構成 第6〜第11の実施例について、図15〜図20を参照
しながら説明する。第6〜第11の実施例の光クロスコ
ネクト装置は、上述した第1〜第5の実施例の光クロス
コネクト装置を適切に組み合わせることによって実現さ
れる。ただし、第6〜第11の実施例の光クロスコネク
ト装置の主スイッチ部10は、冗長的に構成された1組
の(nk+k)×(nk+k)スイッチ13および14
を備えている。なお、図15〜図20においては、1つ
の入力回路および1つの出力回路のみが描かれている
が、実際には、k個の入力回路およびk個の出力回路を
備えている。
【0072】図15は、第6の実施例の光クロスコネク
ト装置の構成図である。第6の実施例の光クロスコネク
ト装置は、基本的に、図3に示した第1の実施例の光ク
ロスコネクト装置と図13に示した第4の実施例の光ク
ロスコネクト装置とを組み合わせることにより実現され
る。
【0073】一方、図16は、第7の実施例の光クロス
コネクト装置の構成図である。第7の実施例の光クロス
コネクト装置は、基本的に、図3に示した第1の実施例
の光クロスコネクト装置と図14に示した第5の実施例
の光クロスコネクト装置とを組み合わせることにより実
現される。
【0074】第6および第7の実施例の光クロスコネク
ト装置においては、0系回線および1系回線を介して互
いに同じWDM信号が伝送される。そして、波長選択器
64aは、0系回線を介して受信したWDM光から、オ
ペレーティングシステムにより指定された波長の光信号
を選択して出力する。一方、波長選択器64bは、1系
回線を介して受信したWDM光から、オペレーティング
システムにより指定された波長の光信号を選択して出力
する。さらに、光セレクタ23−xは、波長選択器64
aまたは64bにより選択された光信号を光分岐器24
−xに導く。そして、光分岐器24−xは、光セレクタ
24−xにより選択された光信号を分岐して光スイッチ
13および14に入力する。
【0075】出力回路においては、光セレクタ31−x
は、光スイッチ13および14から与えられる光信号の
うちの一方を選択する。可変波長変換器74は、光セレ
クタ31−xにより選択された光信号の波長を、オペレ
ーティングシステムから指定された波長に変換する。こ
のとき、光信号は、可変波長変換器74により再生され
る。そして、可変波長変換器74により再生された光信
号は、光分岐器33−xにより分岐され、0系回線に出
力されるWDM光および1系回線に出力されるWDM光
にそれぞれ合流される。
【0076】このように、第6および第7の実施例の光
クロスコネクト装置においては、固定波長変換器を2重
化することなく、主スイッチの障害または任意の波長に
係わる回線障害に対する復旧が可能になる。
【0077】図17は、第8の実施例の光クロスコネク
ト装置の構成図である。第8の実施例の光クロスコネク
ト装置は、基本的に、図7に示した第2の実施例の光ク
ロスコネクト装置と図13に示した第4の実施例の光ク
ロスコネクト装置とを組み合わせることにより実現され
る。
【0078】一方、図18は、第9の実施例の光クロス
コネクト装置の構成図である。第9の実施例の光クロス
コネクト装置は、基本的に、図7に示した第2の実施例
の光クロスコネクト装置と図14に示した第5の実施例
の光クロスコネクト装置とを組み合わせることにより実
現される。
【0079】第8および第9の実施例の光クロスコネク
ト装置においては、現用系回線Wおよび予備系回線Pを
介して互いに異なるWDM信号が伝送される。そして、
波長選択器64aは、現用系回線Wを介して受信したW
DM光から、オペレーティングシステムにより指定され
た波長の光信号を選択して出力する。一方、波長選択器
64bは、予備系回線Pを介して受信したWDM光か
ら、オペレーティングシステムにより指定された波長の
光信号を選択して出力する。そして、光スイッチ41−
xは、波長選択器64aおよび64bにより選択された
光信号の一方を光スイッチ13に導き、他方を光スイッ
チ14に導く。
【0080】出力回路においては、光スイッチ51−x
は、光スイッチ13および14から与えられる光信号の
うちの一方を可変波長変換器74aに導き、他方を可変
波長変換器74bに導く。可変波長変換器74aおよび
74bは、それぞれ、光スイッチ51−xから与えられ
る光信号の波長を、オペレーティングシステムから指定
された波長に変換する。そして、これらの光信号は、そ
れぞれ、現用系回線Wに出力されるWDM光および予備
系回線Pに出力されるWDM光に合流される。
【0081】このように、第6および第7の実施例の光
クロスコネクト装置においては、固定波長変換器を2重
化することなく、主スイッチの障害または任意の波長に
係わる回線障害に対する復旧が可能になる。
【0082】図19は、第10の実施例の光クロスコネ
クト装置の構成図である。第10の実施例の光クロスコ
ネクト装置は、基本的に、図10に示した第3の実施例
の光クロスコネクト装置と図13に示した第4の実施例
の光クロスコネクト装置とを組み合わせることにより実
現される。すなわち、第10の実施例の光クロスコネク
ト装置は、図17に示した第8の実施例の光クロスコネ
クト装置に光スイッチ42および光スイッチ52を追加
することにより実現される。
【0083】一方、図20は、第11の実施例の光クロ
スコネクト装置の構成図である。第11の実施例の光ク
ロスコネクト装置は、基本的に、図10に示した第3の
実施例の光クロスコネクト装置と図14に示した第5の
実施例の光クロスコネクト装置とを組み合わせることに
より実現される。すなわち、第11の実施例の光クロス
コネクト装置は、図18に示した第9の実施例の光クロ
スコネクト装置に光スイッチ42および光スイッチ52
を追加することにより実現される。第6〜第11の実施例の動作 第6〜第11の実施例の光クロスコネクト装置の動作を
説明する。なお、以下では、光クロスコネクト装置(#
1)から受信した光信号を光クロスコネクト装置(#
4)へルーティングする場合を示す。また、この光信号
の波長は「λ1」であるものとする。
【0084】図21〜図23は、第6および第7の実施
例の光クロスコネクト装置の動作を説明する図である。
なお、ここでは、第6の実施例の光クロスコネクト装置
の動作を説明するが、第7の実施例の光クロスコネクト
装置の動作も同じである。
【0085】図21は、正常時の動作を示す図である。
図21において、光クロスコネクト装置(#1)から送
出されたWDM光(波長λ1の光信号を含む)は、0系
回線および1系回線を介して伝送される。ここで、0系
回線および1系回線を介して伝送されるWDM光は、互
いに同じである。
【0086】正常動作時には、波長選択器(可変波長フ
ィルタ)64aおよび64bは、光信号を出力しない。
また、可変波長変換器(波長可変TRP)74には、光
信号が与えられない。したがって、この場合、第6の実
施例の光クロスコネクト装置の動作は、図4に示した第
1の実施例の光クロスコネクト装置の動作と同じであ
る。
【0087】図22は、出力回路内の任意の固定波長変
換器が故障したときの動作を示す図である。ここでは、
出力すべき光信号の波長を「λ1」に変換するための固
定波長変換器(TRP)32−1が故障したものとす
る。
【0088】この場合、光スイッチ13、14、光セレ
クタ31−x、及び可変波長変換器74は、オペレーテ
ィングシステムからの指示に従って以下のように動作す
る。すなわち、光スイッチ13および14は、それぞ
れ、光セレクタ23−1により選択された光信号を光セ
レクタ31−xに導く。また、光セレクタ31−xは、
光スイッチ13から与えられる光信号を選択する。さら
に、可変波長変換器74は、光セレクタ31−xにより
選択された光信号の波長を「λ1」に変換する。そし
て、可変波長変換器74から出力される光信号は、光分
岐器33−xにより分岐され、0系回線に出力されるW
DM光および1系回線に出力されるWDM光にそれぞれ
合流される。
【0089】このように、波長λ1の光信号を生成する
波長変換器が故障した場合には、可変波長変換器74が
波長λ1の光信号を生成するように動作する。そして、
これにより、障害に対する復旧が図れる。
【0090】図23は、入力回路内の任意の波長に対応
する光デバイスが故障したときの動作を示す図である。
ここでは、波長λ1の光信号を分岐するための光分岐器
(光カプラ)24−1が故障したものとする。
【0091】この場合、波長選択器(可変波長フィル
タ)64a、64b、光セレクタ23−x、及び光スイ
ッチ13、14は、オペレーティングシステムからの指
示に従って以下のように動作する。すなわち、波長選択
器64aおよび64bは、それぞれ、入力WDM光から
波長λ1の光信号を選択する。また、光セレクタ23−
xは、波長選択器64aから出力される光信号を選択す
る。ここで、光セレクタ23−xにより選択された光信
号は、光分岐器24−xにより分岐されて光スイッチ1
3および14に入力される。さらに、スイッチ13およ
び14は、それぞれ、光セレクタ23−1により選択さ
れた光信号を光セレクタ31−1に導く。そして、この
光信号は、光分岐器(光カプラ)33−1により分岐さ
れ、0系回線に出力されるWDM光および1系回線に出
力されるWDM光にそれぞれ合流される。
【0092】このように、入力回路において波長λ1に
係わる光デバイスが故障した場合には、波長選択器64
a、64bが波長λ1の光信号を選択するように動作す
る。そして、これにより、障害に対する復旧が図れる。
【0093】図24〜図26は、第8および第9の実施
例の光クロスコネクト装置の動作を説明する図である。
なお、ここでは、第9の実施例の光クロスコネクト装置
の動作を説明するが、第8の実施例の光クロスコネクト
装置の動作も同じである。
【0094】図24は、正常時の動作を示す図である。
図24において、光クロスコネクト装置(#1)から送
出されたWDM光(波長λ1の光信号を含む)は、現用
系回線Wおよび予備系回線Pを介して伝送される。ここ
で、現用系回線Wを介して伝送される信号の優先度は、
予備系回線Pを介して伝送される信号の優先度よりも高
い。
【0095】正常動作時には、波長選択器(可変波長フ
ィルタ)64a、64bは、光信号を出力しない。ま
た、可変波長変換器(波長可変TRP)74a、74b
には、光信号が与えられない。したがって、この場合、
第9の実施例の光クロスコネクト装置の動作は、図8に
示した第2の実施例の光クロスコネクト装置の動作と同
じである。
【0096】図25は、出力回路内の任意の固定波長変
換器が故障したときの動作を示す図である。ここでは、
出力すべき光信号の波長を「λ1」に変換するための固
定波長変換器(TRP)32a−1が故障したものとす
る。
【0097】この場合、光スイッチ13、光スイッチ5
1−x、および可変波長変換器74aは、オペレーティ
ングシステムからの指示に従って以下のように動作す
る。すなわち、光スイッチ13は、光スイッチ41−1
を介して入力される光信号を光スイッチ51−xに導
く。また、光スイッチ51−xは、光スイッチ13から
与えられる光信号を可変波長変換器74aに導く。さら
に、可変波長変換器74aは、光スイッチ51−xを介
して受け取った光信号の波長を「λ1」に変換する。そ
して、可変波長変換器74aから出力される光信号は、
現用系回線Wに出力されるWDM光に合流される。な
お、予備系回線Pを介して受信した光信号は、正常時と
同じルートで出力側の予備系回線Pに導かれる。
【0098】このように、波長λ1の光信号を生成する
波長変換器が故障した場合には、可変波長変換器74a
が波長λ1の光信号を生成するように動作する。そし
て、これにより、障害に対する復旧が図れる。
【0099】図26は、入力回路内の任意の波長に対応
する光デバイスが故障したときの動作を示す図である。
ここでは、波長λ1の光信号をルーティングするための
光スイッチ41−1が故障したものとする。
【0100】この場合、波長選択器(可変波長フィル
タ)64a、64b、光スイッチ41−x、及び光スイ
ッチ13、14は、オペレーティングシステムからの指
示に従って以下のように動作する。すなわち、波長選択
器64aおよび64bは、それぞれ、入力WDM光から
波長λ1の光信号を選択する。また、光スイッチ41−
xは、波長選択器64aから出力される光信号を光スイ
ッチ13に導き、波長選択器64bから出力される光信
号を光スイッチ14に導く。さらに、スイッチ13およ
び14は、それぞれ、光スイッチ41−xから出力され
る光信号を光スイッチ51−1に導く。そして、これら
の光信号は、それぞれ、現用系回線Wおよび予備系回線
Pへ導かれる。
【0101】このように、入力回路において波長λ1に
係わる光デバイスが故障した場合には、波長選択器64
a、64bが波長λ1の光信号を選択するように動作す
る。そして、これにより、障害に対する復旧が図れる。
【0102】図27〜図29は、第10および第11の
実施例の光クロスコネクト装置の動作を説明する図であ
る。なお、ここでは、第11の実施例の光クロスコネク
ト装置の動作を説明するが、第10の実施例の光クロス
コネクト装置の動作も同じである。
【0103】図27は、正常時の動作を示す図である。
正常動作時には、波長選択器(可変波長フィルタ)64
a、64bは、光信号を出力しない。また、可変波長変
換器(波長可変TRP)74a、74bには、光信号が
与えられない。したがって、この場合、第11の実施例
の光クロスコネクト装置の動作は、図11に示した第3
の実施例の光クロスコネクト装置の動作と同じである。
【0104】図28は、出力回路内の任意の固定波長変
換器が故障したときの動作を示す図である。ここでは、
出力すべき光信号の波長を「λ1」に変換するための固
定波長変換器(TRP)32a−1が故障したものとす
る。この場合の復旧動作は、図25に示した動作と同じ
になるので、説明を省略する。
【0105】図29は、入力回路内の任意の波長に対応
する光デバイスが故障したときの動作を示す図である。
ここでは、波長λ1の光信号を分岐するための光スイッ
チ41−1が故障したものとする。この場合の復旧動作
は、図26に示した動作と同じになるので、説明を省略
する。
【0106】(付記1)複数組の2重化入力伝送路およ
び複数組の2重化出力伝送路を収容する光クロスコネク
ト装置であって、第1の主スイッチと、第2の主スイッ
チと、各2重化入力伝送路に対して設けられる複数の入
力回路と、各2重化出力伝送路に対して設けられる複数
の出力回路、を備え、各入力回路が、対応する2重化入
力伝送路を構成する第1の入力伝送路を介して受信した
WDM光を波長ごとに分波する第1の分波器と、対応す
る2重化入力伝送路を構成する第2の入力伝送路を介し
て受信したWDM光を波長ごとに分波する第2の分波器
と、入力波長ごとに設けられ、それぞれ、上記第1の分
波器から出力される光信号または上記第2の分波器から
出力される光信号の一方を選択する複数の第1の選択手
段と、それぞれ、対応する第1の選択手段により選択さ
れた光信号を分岐して上記第1および第2の主スイッチ
に導く複数の第1の光分岐器、を有し、上記出力回路
が、それぞれ、第1の主スイッチから出力される光信号
または第2の主スイッチから出力される光信号の一方を
選択する複数の第2の選択手段と、それぞれ、対応する
第2の選択手段により選択された光信号から所定の出力
波長を持った光信号を生成する複数の生成手段と、複数
の光信号を合波して上記2重化出力伝送路を構成する第
1の出力伝送路へ導く第1の合波器と、複数の光信号を
合波して上記2重化出力伝送路を構成する第2の出力伝
送路へ導く第2の合波器と、それぞれ、対応する生成手
段により生成された光信号を分岐して上記第1および第
2の合波器に導く複数の第2の光分岐器、を有するを特
徴とする光クロスコネクト装置。
【0107】(付記2)複数組の2重化入力伝送路およ
び複数組の2重化出力伝送路を収容する光クロスコネク
ト装置であって、第1の主スイッチと、第2の主スイッ
チと、各2重化入力伝送路に対して設けられる複数の入
力回路と、各2重化出力伝送路に対して設けられる複数
の出力回路、を備え、各入力回路は、対応する2重化入
力伝送路を介して受信したWDM光に含まれている複数
の信号光を上記第1および第2の主スイッチに導く手段
を有し、上記出力回路が、それぞれ、第1の主スイッチ
から出力される光信号または第2の主スイッチから出力
される光信号の一方を選択する複数の選択手段と、それ
ぞれ、対応する選択手段により選択された光信号から所
定の波長を持った光信号を生成する複数の生成手段と、
複数の光信号を合波して上記2重化出力伝送路を構成す
る第1の出力伝送路へ導く第1の合波器と、複数の光信
号を合波して上記2重化出力伝送路を構成する第2の出
力伝送路へ導く第2の合波器と、それぞれ、対応する生
成手段により生成された光信号を分岐して上記第1およ
び第2の合波器に導く複数の光分岐器、を有するを特徴
とする光クロスコネクト装置。
【0108】(付記3)複数組の2重化入力伝送路およ
び複数組の2重化出力伝送路を収容する光クロスコネク
ト装置であって、第1の主スイッチと、第2の主スイッ
チと、各2重化入力伝送路に対して設けられる複数の入
力回路と、各2重化出力伝送路に対して設けられる複数
の出力回路、を備え、各入力回路が、対応する2重化入
力伝送路を構成する第1の入力伝送路を介して受信した
WDM光を波長ごとに分波する第1の分波器と、対応す
る2重化入力伝送路を構成する第2の入力伝送路を介し
て受信したWDM光を波長ごとに分波する第2の分波器
と、入力波長ごとに設けられ、それぞれ、上記第1の分
波器から出力される光信号および上記第2の分波器から
出力される光信号の一方を上記第1の主スイッチへ導
き、他方を上記第2の主スイッチへ導く複数の第1の切
替手段、を有し、上記出力回路が、複数の光信号を合波
して上記2重化出力伝送路を構成する第1の出力伝送路
へ導く第1の合波器と、複数の光信号を合波して上記2
重化出力伝送路を構成する第2の出力伝送路へ導く第2
の合波器と、それぞれ、第1の主スイッチから出力され
る光信号および第2の主スイッチから出力される光信号
の一方を上記第1の合波器に導き、他方を上記第2の合
波器に導く複数の第2の切替手段、を有するを特徴とす
る光クロスコネクト装置。
【0109】(付記4)複数組の2重化入力伝送路およ
び複数組の2重化出力伝送路を収容する光クロスコネク
ト装置であって、第1の主スイッチと、第2の主スイッ
チと、各2重化入力伝送路に対して設けられる複数の入
力回路と、各2重化出力伝送路に対して設けられる複数
の出力回路、を備え、各入力回路が、WDM光を波長ご
とに分波する第1の分波器と、WDM光を波長ごとに分
波する第2の分波器と、対応する2重化入力伝送路を介
して受信した1組のWMD光の一方を上記第1の分波器
に導き、他方を上記第2の合波器に導く第1の伝送路切
替手段と、入力波長ごとに設けられ、それぞれ、上記第
1の分波器から出力される光信号および上記第2の分波
器から出力される光信号の一方を上記第1の主スイッチ
へ導き、他方を上記第2の主スイッチへ導く複数の第1
のルート切替手段、を有し、上記出力回路が、複数の光
信号を合波してWDM光を生成する第1の合波器と、複
数の光信号を合波してWDM光を生成する第2の合波器
と、それぞれ、第1の主スイッチから出力される光信号
および第2の主スイッチから出力される光信号の一方を
上記第1の合波器に導き、他方を上記第2の合波器に導
く複数の第2のルート切替手段と、上記第1の合波器か
ら出力されるWDM光および上記第2の合波器から出力
されるWDM光の一方を上記2重化出力伝送路を構成す
る第1の出力伝送路へ導き、他方を第2の出力伝送路へ
導く第2の伝送路切替手段、を有するを特徴とする光ク
ロスコネクト装置。
【0110】(付記5)付記3に記載の光クロスコネク
ト装置であって、上記第1および第2の合波器に導かれ
る各信号光の波長をそれぞれ所定の波長に変換する複数
の生成手段をさらに有する。
【0111】(付記6)付記4に記載の光クロスコネク
ト装置であって、上記第1および第2の合波器に導かれ
る各信号光の波長をそれぞれ所定の波長に変換する複数
の生成手段をさらに有する。
【0112】(付記7)複数の入力伝送路および複数の
出力伝送路を収容する光クロスコネクト装置であって、
主スイッチと、各入力伝送路に対して設けられる複数の
入力回路と、各出力伝送路に対して設けられる複数の出
力回路、を備え、各入力回路が、対応する入力伝送路を
介して受信したWDM光を分岐して第1のWDM光およ
び第2のWDM光を生成する分岐手段と、上記第1のW
DM光を波長ごとに分波して上記主スイッチに入力する
分波器と、上記第2のWDM光から指定された波長の光
信号を選択して上記主スイッチに入力する選択手段、を
有し上記出力回路が、それぞれ、上記主スイッチから出
力される光信号の波長を予め決められた所定の波長に変
換する複数の固定波長変換器と、上記複数の固定波長変
換器から出力される光信号を合波してWDM光を出力す
る合波器と、上記主スイッチから出力される光信号の波
長を指定された波長に変換する可変波長変換器と、上記
合波器から出力されるWDM光と上記可変波長変換器か
ら出力される光信号とを合流させて上記出力伝送路に導
く合流器、を有するを特徴とする光クロスコネクト装
置。
【0113】(付記8)付記7に記載の光クロスコネク
ト装置であって、上記分岐器と上記分波器との間に光ア
ンプが設けられ、上記合波器と上記合流器との間に光ア
ンプが設けられている。
【0114】(付記9)付記7に記載の光クロスコネク
ト装置であって、上記分岐器の前段に光アンプが設けら
れ、上記合流器の後段に光アンプが設けられている。
【0115】(付記10)複数の入力伝送路および複数
の出力伝送路を収容する光クロスコネクト装置であっ
て、主スイッチと、対応する入力伝送路を介して受信し
たWDM光を分波して上記主スイッチに入力する入力回
路と、上記主スイッチから出力される複数の信号光を合
波して対応する出力伝送路に導く出力回路、を備え、各
入力回路が、対応する入力伝送路を介して受信したWD
M光を分岐して第1のWDM光および第2のWDM光を
生成する分岐手段と、上記第1のWDM光を波長ごとに
分波して上記主スイッチに入力する分波器と、上記第2
のWDM光から指定された波長の光信号を選択して上記
主スイッチに入力する選択手段、を有するを特徴とする
光クロスコネクト装置。
【0116】(付記11)複数の入力伝送路および複数
の出力伝送路を収容する光クロスコネクト装置であっ
て、主スイッチと、対応する入力伝送路を介して受信し
たWDM光を分波して上記主スイッチに入力する入力回
路と、上記主スイッチから出力される複数の信号光を合
波して対応する出力伝送路に導く出力回路、を備え、上
記出力回路が、それぞれ、上記主スイッチから出力され
る光信号の波長を予め決められた所定の波長に変換する
複数の固定波長変換器と、上記複数の固定波長変換器か
ら出力される光信号を合波してWDM光を出力する合波
器と、上記主スイッチから出力される光信号の波長を指
定された波長に変換する可変波長変換器と、上記合波器
から出力されるWDM光と上記可変波長変換器から出力
される光信号とを合流させて上記出力伝送路に導く合流
器、を有するを特徴とする光クロスコネクト装置。
【0117】(付記12)付記1に記載の光クロスコネ
クト装置であって、上記入力回路が、上記第1または第
2の入力伝送路を介して受信したWDM光から指定され
た波長の光信号を選択する第1の手段と、上記第1の手
段により選択された光信号を分岐して上記第1および第
2の主スイッチに導く第2の手段、をさらに有し、上記
出力回路が、上記第1または第2の主スイッチから出力
された光信号の波長を指定された波長に変換する第3の
手段と、上記第3の手段から出力される光信号をそれぞ
れ上記第1および第2の合波器の出力に合流させる第4
の手段、を有する。
【0118】(付記13)付記3に記載の光クロスコネ
クト装置であって、上記入力回路が、上記第1および第
2の入力伝送路を介して受信した1組のWDM光からそ
れぞれ指定された波長の1組の光信号を選択する第1の
手段と、上記第1の手段により選択された1組の光信号
の一方を上記第1の主スイッチに導き、他方を上記第2
の主スイッチに導く第2の手段、をさらに有し、上記出
力回路が、上記第1および第2の主スイッチから出力さ
れた1組の光信号の一方を上記第1の出力伝送路に導
き、他方を上記第2の出力伝送路に導く第3の手段と、
上記第3の手段から出力される1組の光信号の波長をそ
れぞれ指定された波長に変換する第4の手段と、上記第
4の手段から出力される1組の光信号をそれぞれ上記第
1および第2の合波器の出力に合流させる第5の手段、
を有する。
【0119】(付記14)付記4に記載の光クロスコネ
クト装置であって、上記入力回路が、上記第1の伝送路
切替手段から出力される1組のWDM光からそれぞれ指
定された波長の1組の光信号を選択する第1の手段と、
上記第1の手段により選択された1組の光信号の一方を
上記第1の主スイッチに導き、他方を上記第2の主スイ
ッチに導く第2の手段、をさらに有し、上記出力回路
が、上記第1および第2の主スイッチから出力された1
組の光信号の一方を上記第1の合波器の出力に合流され
るように導き、他方を上記第2の合波器の出力に合流さ
れるように導く第3の手段と、上記第3の手段から出力
される1組の光信号の波長をそれぞれ指定された波長に
変換する第4の手段と、上記第4の手段から出力される
1組の光信号をそれぞれ上記第1および第2の合波器の
出力に合流させる第5の手段、を有する。
【0120】(付記15)付記1、3、4のいずれか1
つに記載の光クロスコネクト装置であって、上記入力回
路は、WDM光を増幅する光増幅器を備える。
【0121】(付記16)付記1、3、4のいずれか1
つに記載の光クロスコネクト装置であって、上記入力回
路は、各波長ごとに分波された光信号を増幅する複数の
光増幅器を備える。
【0122】(付記17)付記1、3、4のいずれか1
つに記載の光クロスコネクト装置であって、上記出力回
路は、WDM光を増幅する光増幅器を備える。
【0123】(付記18)付記1、5、6のいずれか1
つに記載の光クロスコネクト装置であって、上記生成手
段は、受信した光信号をいったん電気信号に変換し、そ
の電気信号を光信号に変換して出力する。
【0124】(付記19)n波長WDM光を伝送するk
組の2重化入力伝送路およびk組の2重化出力伝送路を
収容する光クロスコネクト装置であって、第1の主スイ
ッチと、第2の主スイッチと、入力WDM光を分波する
2k個の分波器と、上記2k個の分波器から出力される
kn組の光信号からそれぞれ一方の光信号を選択するk
n個の第1の選択手段と、上記kn個の第1の選択手段
から出力される光信号を分岐して上記第1および第2の
主スイッチに導くkn個の第1の分岐手段と、上記第1
および第2の主スイッチから出力されるkn組の光信号
からそれぞれ一方の光信号を選択するkn個の第2の選
択手段と、上記kn個の第2の選択手段から出力される
光信号からそれぞれ所定の波長を持った光信号を生成す
るkn個の生成手段と、上記kn個の生成手段により生
成される光信号をそれぞれ分岐するkn個の第2の分岐
器と、上記kn個の第2の分岐器により出力される光信
号を合波してWDM光を生成する2k個の合波器、を有
するを特徴とする光クロスコネクト装置。
【0125】(付記20)n波長WDM光を伝送するk
組の2重化入力伝送路およびk組の2重化出力伝送路を
収容する光クロスコネクト装置であって、第1の主スイ
ッチと、第2の主スイッチと、入力WDM光を分波する
2k個の分波器と、上記2k個の分波器から出力される
kn組の光信号をそれぞれ上記第1および第2の主スイ
ッチに導くkn個の第1の切替手段と、上記第1および
第2の主スイッチから出力されるkn組の光信号の出力
方路を切り換えるkn個の第2の切替手段と、上記kn
個の第2の切替手段から出力される光信号からそれぞれ
所定の波長を持った光信号を生成する2kn個の生成手
段と、上記2kn個の生成手段により生成される光信号
を合波してWDM光を生成する2k個の合波器、を有す
るを特徴とする光クロスコネクト装置。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、光クロスコネクト装置
間を接続する2重化光伝送路を介して互いに同じ信号が
伝送される場合には、波長変換器または光再生器の数を
半分にすることができるので、各光クロスコネクト装置
の小型化が実現される。
【0127】また、光クロスコネクト装置内における光
損失が抑えられるので、光アンプに対する要求が緩和さ
れる。さらに、WDM光の中の任意の波長に対応する光
デバイスの故障を復旧するための構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の光クロスコネクト装置が使用される
ネットワークを示す図である。
【図2】各光クロスコネクト装置の動作を制御するオペ
レーティングシステムの実現方法を示す図である。
【図3】第1の実施例の光クロスコネクト装置の構成図
である。
【図4】第1の実施例の光クロスコネクト装置の動作を
説明する図である(正常時)。
【図5】第1の実施例の光クロスコネクト装置の動作を
説明する図(障害発生時)である。
【図6】光クロスコネクト装置内の障害を検出する方法
を説明する図である。
【図7】第2の実施例の光クロスコネクト装置の構成図
である。
【図8】第2の実施例の光クロスコネクト装置の動作を
説明する図である(正常時)。
【図9】第2の実施例の光クロスコネクト装置の動作を
説明する図(障害発生時)である。
【図10】第3の実施例の光クロスコネクト装置の構成
図である。
【図11】第3の実施例の光クロスコネクト装置の動作
を説明する図である(正常時)。
【図12】第3の実施例の光クロスコネクト装置の動作
を説明する図(障害発生時)である。
【図13】第4の実施例の光クロスコネクト装置の構成
図である。
【図14】第5の実施例の光クロスコネクト装置の構成
図である。
【図15】第6の実施例の光クロスコネクト装置の構成
図である。
【図16】第7の実施例の光クロスコネクト装置の構成
図である。
【図17】第8の実施例の光クロスコネクト装置の構成
図である。
【図18】第9の実施例の光クロスコネクト装置の構成
図である。
【図19】第10の実施例の光クロスコネクト装置の構
成図である。
【図20】第11の実施例の光クロスコネクト装置の構
成図である。
【図21】第6の実施例の光クロスコネクト装置の動作
を説明する図である(正常時)。
【図22】第6の実施例の光クロスコネクト装置の動作
を説明する図(障害発生時その1)である。
【図23】第6の実施例の光クロスコネクト装置の動作
を説明する図(障害発生時その2)である。
【図24】第9の実施例の光クロスコネクト装置の動作
を説明する図である(正常時)。
【図25】第9の実施例の光クロスコネクト装置の動作
を説明する図(障害発生時その1)である。
【図26】第9の実施例の光クロスコネクト装置の動作
を説明する図(障害発生時その2)である。
【図27】第11の実施例の光クロスコネクト装置の動
作を説明する図である(正常時)。
【図28】第11の実施例の光クロスコネクト装置の動
作を説明する図(障害発生時その1)である。
【図29】第11の実施例の光クロスコネクト装置の動
作を説明する図(障害発生時その2)である。
【図30】光クロスコネクト装置が使用されるネットワ
ーク環境を示す図である。
【図31】既存の光クロスコネクト装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
10 主スイッチ部 11〜14 光スイッチ 20−1〜20−k 入力回路 22a、22b 光分波器 23−1〜23−n、23−x 光セレクタ 24−1〜24−n、24−x 光分岐器 30−1〜30−k 出力回路 31−1〜31−n、31−x 光セレクタ 32−1〜32−n 波長変換器 33−1〜33−n、33−x 光分岐器 34a、34b 光合波器 40−1〜40−k 入力回路 41−1〜41−n、41−x 光スイッチ 42 光スイッチ 50−1〜50−k 出力回路 51−1〜51−n、51−x 光スイッチ 52 光スイッチ 60−1〜60−k 入力回路 61 光分岐器 64(64a、64b) 波長選択器 70−1〜70−k 出力回路 71−1〜71−n 固定波長変換器 74(74a、74b) 可変波長変換器 76 光分岐器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K069 AA01 AA16 BA09 CB10 DB33 EA22 EA24 EA26 EA28 HA01 HA07 HA08 5K102 AA15 AA41 AD01 AL07 LA08 LA44 NA03 NA04 NA07 PD16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数組の2重化入力伝送路および複数組
    の2重化出力伝送路を収容する光クロスコネクト装置で
    あって、 第1の主スイッチと、 第2の主スイッチと、 各2重化入力伝送路に対して設けられる複数の入力回路
    と、 各2重化出力伝送路に対して設けられる複数の出力回
    路、を備え、 各入力回路が、 対応する2重化入力伝送路を構成する第1の入力伝送路
    を介して受信したWDM光を波長ごとに分波する第1の
    分波器と、 対応する2重化入力伝送路を構成する第2の入力伝送路
    を介して受信したWDM光を波長ごとに分波する第2の
    分波器と、 入力波長ごとに設けられ、それぞれ、上記第1の分波器
    から出力される光信号または上記第2の分波器から出力
    される光信号の一方を選択する複数の第1の選択手段
    と、 それぞれ、対応する第1の選択手段により選択された光
    信号を分岐して上記第1および第2の主スイッチに導く
    複数の第1の光分岐器、を有し、 上記出力回路が、 それぞれ、第1の主スイッチから出力される光信号また
    は第2の主スイッチから出力される光信号の一方を選択
    する複数の第2の選択手段と、 それぞれ、対応する第2の選択手段により選択された光
    信号から所定の出力波長を持った光信号を生成する複数
    の生成手段と、 複数の光信号を合波して上記2重化出力伝送路を構成す
    る第1の出力伝送路へ導く第1の合波器と、 複数の光信号を合波して上記2重化出力伝送路を構成す
    る第2の出力伝送路へ導く第2の合波器と、 それぞれ、対応する生成手段により生成された光信号を
    分岐して上記第1および第2の合波器に導く複数の第2
    の光分岐器、を有するを特徴とする光クロスコネクト装
    置。
  2. 【請求項2】 複数組の2重化入力伝送路および複数組
    の2重化出力伝送路を収容する光クロスコネクト装置で
    あって、 第1の主スイッチと、 第2の主スイッチと、 各2重化入力伝送路に対して設けられる複数の入力回路
    と、 各2重化出力伝送路に対して設けられる複数の出力回
    路、を備え、 各入力回路が、 対応する2重化入力伝送路を構成する第1の入力伝送路
    を介して受信したWDM光を波長ごとに分波する第1の
    分波器と、 対応する2重化入力伝送路を構成する第2の入力伝送路
    を介して受信したWDM光を波長ごとに分波する第2の
    分波器と、 入力波長ごとに設けられ、それぞれ、上記第1の分波器
    から出力される光信号および上記第2の分波器から出力
    される光信号の一方を上記第1の主スイッチへ導き、他
    方を上記第2の主スイッチへ導く複数の第1の切替手
    段、を有し、 上記出力回路が、 複数の光信号を合波して上記2重化出力伝送路を構成す
    る第1の出力伝送路へ導く第1の合波器と、 複数の光信号を合波して上記2重化出力伝送路を構成す
    る第2の出力伝送路へ導く第2の合波器と、 それぞれ、第1の主スイッチから出力される光信号およ
    び第2の主スイッチから出力される光信号の一方を上記
    第1の合波器に導き、他方を上記第2の合波器に導く複
    数の第2の切替手段、を有するを特徴とする光クロスコ
    ネクト装置。
  3. 【請求項3】 複数組の2重化入力伝送路および複数組
    の2重化出力伝送路を収容する光クロスコネクト装置で
    あって、 第1の主スイッチと、 第2の主スイッチと、 各2重化入力伝送路に対して設けられる複数の入力回路
    と、 各2重化出力伝送路に対して設けられる複数の出力回
    路、を備え、 各入力回路が、 WDM光を波長ごとに分波する第1の分波器と、 WDM光を波長ごとに分波する第2の分波器と、 対応する2重化入力伝送路を介して受信した1組のWD
    M光の一方を上記第1の分波器に導き、他方を上記第2
    の合波器に導く第1の伝送路切替手段と、 入力波長ごとに設けられ、それぞれ、上記第1の分波器
    から出力される光信号および上記第2の分波器から出力
    される光信号の一方を上記第1の主スイッチへ導き、他
    方を上記第2の主スイッチへ導く複数の第1のルート切
    替手段、を有し、 上記出力回路が、 複数の光信号を合波してWDM光を生成する第1の合波
    器と、 複数の光信号を合波してWDM光を生成する第2の合波
    器と、 それぞれ、第1の主スイッチから出力される光信号およ
    び第2の主スイッチから出力される光信号の一方を上記
    第1の合波器に導き、他方を上記第2の合波器に導く複
    数の第2のルート切替手段と、 上記第1の合波器から出力されるWDM光および上記第
    2の合波器から出力されるWDM光の一方を上記2重化
    出力伝送路を構成する第1の出力伝送路へ導き、他方を
    第2の出力伝送路へ導く第2の伝送路切替手段、を有す
    るを特徴とする光クロスコネクト装置。
  4. 【請求項4】 複数の入力伝送路および複数の出力伝送
    路を収容する光クロスコネクト装置であって、 主スイッチと、 各入力伝送路に対して設けられる複数の入力回路と、 各出力伝送路に対して設けられる複数の出力回路、を備
    え、 各入力回路が、 対応する入力伝送路を介して受信したWDM光を分岐し
    て第1のWDM光および第2のWDM光を生成する分岐
    手段と、 上記第1のWDM光を波長ごとに分波して上記主スイッ
    チに入力する分波器と、 上記第2のWDM光から指定された波長の光信号を選択
    して上記主スイッチに入力する選択手段、を有し上記出
    力回路が、 それぞれ、上記主スイッチから出力される光信号の波長
    を予め決められた所定の波長に変換する複数の固定波長
    変換器と、 上記複数の固定波長変換器から出力される光信号を合波
    してWDM光を出力する合波器と、 上記主スイッチから出力される光信号の波長を指定され
    た波長に変換する可変波長変換器と、 上記合波器から出力されるWDM光と上記可変波長変換
    器から出力される光信号とを合流させて上記出力伝送路
    に導く合流器、を有するを特徴とする光クロスコネクト
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項記1に記載の光クロスコネクト装
    置であって、 上記入力回路が、 上記第1または第2の入力伝送路を介して受信したWD
    M光から指定された波長の光信号を選択する第1の手段
    と、 上記第1の手段により選択された光信号を分岐して上記
    第1および第2の主スイッチに導く第2の手段、をさら
    に有し、 上記出力回路が、 上記第1または第2の主スイッチから出力された光信号
    の波長を指定された波長に変換する第3の手段と、 上記第3の手段から出力される光信号をそれぞれ上記第
    1および第2の合波器の出力に合流させる第4の手段、
    を有する。
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