JP2003288090A - 選曲装置及び選曲システム - Google Patents

選曲装置及び選曲システム

Info

Publication number
JP2003288090A
JP2003288090A JP2002090528A JP2002090528A JP2003288090A JP 2003288090 A JP2003288090 A JP 2003288090A JP 2002090528 A JP2002090528 A JP 2002090528A JP 2002090528 A JP2002090528 A JP 2002090528A JP 2003288090 A JP2003288090 A JP 2003288090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music selection
music
graphic data
selection information
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002090528A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Inoue
卓哉 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2002090528A priority Critical patent/JP2003288090A/ja
Publication of JP2003288090A publication Critical patent/JP2003288090A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 選曲にかかる利用者の手間を軽減する選曲装
置を実現する。 【解決手段】 カラオケ選曲装置2の下部には、入力装
置24が設けられ、入力装置24は、十字キー24a
と、画面を前の頁に戻す前頁キー24bと、画面を次の
頁に送る次頁キー24cと、選曲キー24dから構成さ
れている。また、カラオケ選曲装置2の上部の3分の2
は、曲を示すグラフィックを表示する液晶表示部23か
ら構成されている。また、カラオケ選曲装置2の上端部
には、リモコン発光部22と、無線アンテナ21aとが
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ再生装置
等の音楽再生装置に用いられ、利用者の操作によって演
奏曲を選択する選曲装置及び選曲システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽再生装置を利用する際には、
利用者は、曲名とその曲に対応する数字、アルファベッ
トなどからなる選曲コードを記載した冊子(以下、「早
見本」という。)から演奏する曲の曲名を探し出し、こ
れに対応する選曲コードを選曲装置に入力して演奏曲を
選択していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話回
線などの通信手段を介して楽曲データを配信する方式
の、いわゆる通信カラオケ装置が一般的となった昨今、
その収容曲は数万曲を数えるまでになっており、前記早
見本に収録される情報量は膨大なものとなっている。こ
のような現状では従来の選曲方式では、利用者は膨大な
情報の中から目的の曲を探し出すことが必要となり、非
常に不便である。特に就学前児童のように、まとまった
量の文字情報に触れる機会が少ない利用者には、従来の
選曲方式では自由な選曲は事実上不可能であるという問
題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、選曲装置に楽曲を象徴するグラ
フィックを表示し、それを選択することによって演奏曲
の選択を行うことを可能とすることで、選曲にかかる利
用者の手間を軽減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係る発明の選曲装置は、演奏曲の楽曲情
報を記憶する楽音情報記憶手段と、当該楽曲情報を特定
する選曲情報を受信する選曲情報受信手段と、当該選曲
情報受信手段が受信した選曲情報に基づいて、前記楽曲
情報記憶手段に記憶された楽曲情報を再生する再生手段
とを備えた音楽再生装置に使用される選曲装置であっ
て、前記選曲情報に対応付けられたグラフィックデータ
を記憶した選曲用情報記憶手段と、前記グラフィックデ
ータを表示する表示手段と、当該表示手段に表示された
グラフィックデータから所定のものを選択する選択手段
と、当該選択手段により選択されたグラフィックデータ
に対応する前記選曲情報を前記音楽再生装置に送信する
選曲情報送信手段とを備えている。
【0006】この構成の選曲装置は、選曲用情報記憶手
段に選曲情報に対応付けられたグラフィックデータを記
憶し、表示手段にグラフィックデータが表示され、当該
表示手段に表示されたグラフィックデータから選択手段
により所定のものを選択すると、当該選択手段により選
択されたグラフィックデータに対応する前記選曲情報を
選曲情報送信手段が前記音楽再生装置に送信する。
【0007】また、請求項2に係る発明の選曲装置は、
請求項1に記載の発明の構成に加え、前記選曲用情報記
憶手段は、グラフィックデータに対応するファイル名や
データ格納位置などのポインタを記憶した第1の記憶部
と、前記ポインタに対応して、前記グラフィックデータ
を記憶する第2の記憶部とからなることを特徴とする。
【0008】この構成の選曲装置は、請求項1に記載の
発明の作用に加え、選曲用情報記憶手段の第1の記憶部
は、グラフィックデータに対応するファイル名やデータ
格納位置などのポインタを記憶し、選曲用情報記憶手段
の第2の記憶部は、ポインタに対応して、グラフィック
データを記憶する。
【0009】また、請求項3に係る発明の選曲装置は、
請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記選曲用
情報記憶手段が、不揮発性の記憶装置であることを特徴
とする。
【0010】この構成の選曲装置は、請求項1又は2に
記載の発明の作用に加え、選曲用情報記憶手段が、不揮
発性の記憶装置であるので、記憶内容が失われることが
ない。
【0011】また、請求項4に係る発明の選曲装置は、
請求項3に記載の発明の構成に加え、前記選曲用情報記
憶手段が、着脱可能であることを特徴とする。
【0012】この構成の選曲装置は、請求項3に記載の
発明の作用に加え、選曲用情報記憶手段が、着脱可能で
あるので、選曲用情報記憶手段を交換することが可能と
なる。
【0013】また、請求項5に係る発明の選曲システム
は、ホスト装置、及び当該ホスト装置と通信可能な選曲
装置から構成された選曲システムであって、前記ホスト
装置は、演奏曲の楽曲情報を特定する選曲情報に対応付
けられたグラフィックデータを記憶した選曲用情報記憶
手段と、前記選曲装置と通信するホスト装置側通信手段
とを備え、前記選曲装置は、前記ホスト装置と通信する
選曲装置側通信手段と、当該選曲装置側通信手段を用い
て、前記ホスト装置の選曲用情報記憶手段に記憶された
グラフィックデータを取得するデータ取得手段と、当該
データ取得手段が取得した前記グラフィックデータを表
示する表示手段と、当該表示手段に表示されたグラフィ
ックデータから所定のものを選択する選択手段と、当該
選択手段により選択されたグラフィックデータに対応す
る前記選曲情報を演奏曲を再生する音楽再生装置に送信
する選曲情報送信手段とを備えている。
【0014】この構成の選曲システムは、ホスト装置、
及び当該ホスト装置と通信可能な選曲装置から構成さ
れ、前記ホスト装置では、選曲用情報記憶手段が演奏曲
の楽曲情報を特定する選曲情報に対応付けられたグラフ
ィックデータを記憶し、ホスト装置側通信手段が選曲装
置と通信する。また、選曲装置では、選曲装置側通信手
段はホスト装置と通信し、データ取得手段が選曲装置側
通信手段を用いて、ホスト装置の選曲用情報記憶手段に
記憶されたグラフィックデータを取得し、表示手段がデ
ータ取得手段が取得したグラフィックデータを表示し、
当該表示手段に表示されたグラフィックデータから選択
手段により所定のものを選択し、当該選択手段により選
択されたグラフィックデータに対応する選曲情報を選曲
情報送信手段により演奏曲を再生する音楽再生装置に送
信する。
【0015】また、請求項6に係る発明の選曲システム
は、請求項5に記載の発明の構成に加え、前記ホスト装
置及び選曲装置は、前記音楽再生装置を介して通信する
ことを特徴とする。
【0016】この構成の選曲システムは、請求項5に記
載の発明の作用に加え、前記ホスト装置及び選曲装置
は、前記音楽再生装置を介して通信する。
【0017】また、請求項7に係る発明の選曲システム
は、請求項5又は6に記載の発明の構成に加え、前記選
曲用情報記憶手段は、グラフィックデータに対応するフ
ァイル名やデータ格納位置などのポインタを記憶した第
1の記憶部と、前記ポインタに対応して、前記グラフィ
ックデータを記憶する第2の記憶部とからなることを特
徴とする。
【0018】この構成の選曲システムは、請求項5又は
6に記載の発明の作用に加え、選曲用情報記憶手段の第
1の記憶部は、グラフィックデータに対応するファイル
名やデータ格納位置などのポインタを記憶し、選曲用情
報記憶手段の第2の記憶部は、ポインタに対応して、グ
ラフィックデータを記憶する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0020】本実施の形態では、図1に示すカラオケ選
曲機構100に、本発明を適用した場合について説明す
る。図1は、カラオケ選曲機構100のブロック図であ
る。図1に示すように、カラオケ選曲機構100は、音
楽再生装置の一種である周知のカラオケ再生装置1と、
当該カラオケ再生装置1の選曲を行うカラオケ選曲装置
2とから構成されている。
【0021】図1に示すように、カラオケ再生装置1に
は、カラオケ再生装置1の制御を司るCPU10が設け
られ、当該CPU10には、演奏曲の楽曲情報や歌詞の
テロップ情報を記憶するハードディスク装置11(以
下、「HDD11」という。)、カラオケ選曲装置2と
通信を行う無線通信装置15、公衆回線を介して、図2
に示すホスト装置40と通信を行うモデム12、演奏曲
の楽曲情報であるMIDIデータを再生する再生装置1
3、リモコン受光部14、データを一時的に記憶するR
AM30、システムプログラム等を記憶したROM3
1、及び映像の処理を行うビデオカード32が接続され
ている。尚、再生装置13にはアンプ17が接続され、
アンプ17にはマイク16及びスピーカ18が接続され
ている。また、ビデオカード32には、背景映像や歌詞
のテロップを表示するCRT19が接続されている。
【0022】また、カラオケ選曲装置2は、図1に示す
ように、カラオケ選曲装置2の制御を司るCPU20が
設けられ、CPU20には、カラオケ再生装置1と通信
を行う無線通信装置21、リモコン発光部22、データ
を一時的に記憶するRAM26、システムプログラム等
を記憶したROM27、液晶表示部23、入力装置2
4、及び着脱可能な不揮発性のメモリカード25が接続
されている。
【0023】次に、図2を参照して、ホスト装置40の
構造を説明する。図2は、ホスト装置40のブロック図
である。図2に示すように、ホスト装置40には、ホス
ト装置40の制御を司るCPU41が設けられ、当該C
PU41には、演奏曲の楽曲情報や歌詞のテロップ情報
を記憶するハードディスク装置42(以下、「HDD4
2」という。)、公衆回線を介して、カラオケ再生装置
1及びカラオケ再生装置1を介してカラオケ選曲装置2
と通信を行うモデム45、データを一時的に記憶するR
AM43、システムプログラム等を記憶したROM44
が接続されている。
【0024】次に、図3を参照して、カラオケ選曲装置
2の外観を説明する。図3は、カラオケ選曲装置2の平
面図である。図3に示すように、カラオケ選曲装置2の
下部には、入力装置24が設けられている。入力装置2
4は、十字キー24aと、画面を前の頁に戻す前頁キー
24bと、画面を次の頁に送る次頁キー24cと、選曲
キー24dから構成されている。また、カラオケ選曲装
置2の上部の3分の2は、液晶表示部23から構成され
ている。また、カラオケ選曲装置2の上端部には、リモ
コン発光部22と、無線アンテナ21aとが設けられて
いる。
【0025】次に、図4を参照して、カラオケ再生装置
1のHDD11、カラオケ選曲装置2のメモリカード2
5、及びホスト装置40のHDD42に記憶されている
選曲情報ファイル50のデータ構造を説明する。図4
は、選曲情報ファイル50のデータ構造を示す概念図で
ある。図4に示すように、選曲情報ファイル50には、
記憶している選曲情報の総情報数を記憶する総情報数記
憶エリア51と、各選曲情報毎のアドレス情報の記憶エ
リア52と、ある曲の選曲番号の記憶エリア53と、当
該曲の曲名記憶エリア54と、当該曲に対応するグラフ
ィックデータ記憶エリア55とが、多数設けられてい
る。また、選曲情報ファイル50とは、別に、曲に対応
するグラフィックデータファイル60を設けても良い。
【0026】上記のような構造を有するカラオケ選曲機
構100の動作について、以下に説明する。図1に示す
ように、カラオケ再生装置1はモデム12を介して公衆
回線に接続されており、この公衆回線を通じてホスト装
置40から演奏曲データの追加、ならびに当該演奏曲デ
ータと時を同じくして配信される図4に示す選曲用情
報、および各曲を象徴的にあらわしたグラフィックデー
タを受信する。
【0027】ここで受信された演奏曲データ、ならびに
選曲用情報はHDD11にファイルとして記憶され、演
奏曲データはカラオケ演奏時に、選曲用情報は無線通信
装置15を通じてカラオケ選曲装置2から要求を受けた
際に、それぞれ読み出され、利用される。
【0028】カラオケ選曲装置2は電源投入時、ならび
に以後定期的に無線通信装置21を通じてカラオケ再生
装置1に選曲用情報の取得を要求し、これによって受信
した選曲用情報はメモリカード25に上記と同様にファ
イルとして記憶される。ここで、メモリカード25は、
たとえば現在市場で一般に見られるような小型のフラッ
シュメモリーカードなどのように、電源遮断時にも記録
された情報を保持し、なおかつカラオケ選曲装置2から
容易に脱着できるものとする。
【0029】カラオケ選曲装置2は上記カラオケ再生装
置1より受信し、メモリカード25に記憶した選曲用情
報を、図4に示すように選曲用情報の先頭にまとめて記
録された各曲用情報のアドレス情報をもとに適宜読み出
し、図3に示すように、その内容に基づいて液晶表示部
23に各曲を象徴的にあらわすグラフィックデータを複
数表示する。このとき、図4に示す選曲情報ファイル5
0内の曲2に対する情報のように、選曲用情報内部にグ
ラフィックデータ自体が格納されておらず、他ファイル
に格納されている旨記録されている場合には、グラフィ
ックデータを選曲用情報とは別のファイルから読み出
す。
【0030】次に、図5に示すフローチャートを参照し
て、カラオケ選曲装置2の動作について説明する。図5
は、カラオケ選曲装置2の動作のフローチャートであ
る。図5に示すように、カラオケ選曲装置2では、液晶
表示部23への表示開始を図4に示す選曲情報ファイル
50の曲1とする(S10)。次いで、表示開始位置か
ら9曲分のグラフィックを選曲情報ファイル50から読
み出して、液晶表示部23へ表示する(S11)。次
に、図3に示す液晶表示部23に太枠で示しているカー
ソル位置の曲の曲名を選曲情報ファイル50から読み出
して、液晶表示部23の画面上部に表示する(S1
3)。
【0031】次いで、利用者からの入力を読み込む(S
14)。例えば、十字キー24aが、上に操作されたと
きには(S15:NO、S17:YES)、現在のカー
ソル位置から3を引き(S18)、そのカーソル位置の
曲の曲名を選曲情報ファイル50から読み出して、液晶
表示部23の画面上部に表示する(S13)。
【0032】また、十字キー24aが、下に操作された
ときには(S15:NO,S17:NO,S19:YE
S)、現在のカーソル位置に3を足し(S20)、その
カーソル位置の曲の曲名を選曲情報ファイル50から読
み出して、液晶表示部23の画面上部に表示する(S1
3)。
【0033】また、十字キー24aが、左に操作された
ときには(S15:NO、S17:NO,S19:N
O,S21:YES)、現在のカーソル位置から1を引
き(S22)、そのカーソル位置の曲の曲名を選曲情報
ファイル50から読み出して、液晶表示部23の画面上
部に表示する(S13)。
【0034】また、十字キー24aが、右に操作された
ときには(S15:NO,S17:NO,S19:N
O,S21:NO,S23:YES)、現在のカーソル
位置に1を足し(S24)、そのカーソル位置の曲の曲
名を選曲情報ファイル50から読み出して、液晶表示部
23の画面上部に表示する(S13)。
【0035】また、次頁キー24cが押下されたときに
は(S15:NO,S17:NO,S19:NO,S2
1:NO,S23:NO,S25:YES)、表示開始
位置に9を足し(S26)、表示開始位置から9曲分の
グラフィックを選曲情報ファイル50から読み出して、
液晶表示部23へ表示する(S11)。
【0036】また、前頁キー24bが押下されたときに
は(S15:NO,S17:NO,S19:NO,S2
1:NO,S23:NO,S25:NO,S27:YE
S)、表示開始位置から9を引き(S28)、表示開始
位置から9曲分のグラフィックを選曲情報ファイル50
から読み出して、液晶表示部23へ表示する(S1
1)。
【0037】以上のように、利用者は、カラオケ選曲装
置2の下部に設けられた入力装置24の十字キー24a
と、前頁キー24bと、次頁キー24cとを操作して、
液晶表示部23に例示した太枠を移動させ、何れかのグ
ラフィックを選択する。グラフィックが選択されると、
液晶表示部23の上部に曲名が表示される。選曲キー2
4dを押下することによって(S15:YES)、その
グラフィックデータの選択が確定する。
【0038】次いで、選曲装置2では、選択されたグラ
フィックデータに対応する曲の選曲番号をリモコン発光
部22を通じてカラオケ再生装置1のリモコン受光部1
4に向けて発信する(S16)。カラオケ再生装置1は
リモコン受光部14で受信した選曲番号に対応する演奏
曲データをHDD11から読み出して、再生装置13を
利用して演奏し、かつCRT19に演奏曲の歌詞情報を
表示する。
【0039】再生装置で再生された楽曲はアンプ17を
通して増幅され、スピーカ18に出力される。また、楽
曲にあわせて歌唱する利用者の声はマイク16を通じて
入力され、楽曲と同様にアンプ17を通してスピーカ1
8から出力される。
【0040】カラオケ再生装置1内の無線通信装置15
が故障した場合、カラオケ選曲装置2は、上述したよう
にカラオケ再生装置1より選曲用情報を新規に取得する
ことができないため、新規に追加された曲に対するグラ
フィックを表示することはできないが、無線通信装置1
5の故障以前に受信し、メモリカード25に記録された
選曲用情報は保持されているため、この選曲用情報を用
いて、それまでと変わらず利用することができる。
【0041】また、異なる選曲番号体系を持ったA社製
とB社製の2種類のカラオケ再生装置1を運用している
場合、A社製音楽再生装置に利用していたカラオケ選曲
装置2が故障してしまった場合、これに装着されていた
メモリカード25を取り外し、B社製音楽再生装置に利
用していたカラオケ選曲装置に装着しなおすことによっ
て、内部に記録されたA社製カラオケ再生装置1用の選
曲用情報を読み出して利用することが可能であり、それ
までと変わらず運用を続けることができる。
【0042】ここで、本実施の形態においてはカラオケ
再生装置1とカラオケ選曲装置2の間の通信手段とし
て、それぞれに内蔵された無線通信装置が例示されてい
るが、これは内蔵されていなくとも、また無線でなくと
も有線であっても良い。
【0043】また、本実施の形態においては選曲用情報
は公衆回線を通じてそれ自体が配信されるように例示さ
れているが、これは現在カラオケ再生装置1が保持する
選曲用情報の差分として配信されたり、演奏曲データ自
身に含まれる形で配信され、カラオケ再生装置1内部で
再構成されても良い。
【0044】また、本実施の形態では、カラオケ選曲装
置2は、カラオケ再生装置1に保持する選曲用情報を無
線通信装置を介して取得するが、これはカラオケ選曲装
置2を中継装置として利用し、ホスト装置40から直接
取得しても良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の選曲装置は、選曲用情報記憶手段に選曲情報に対応
付けられたグラフィックデータを記憶し、表示手段にグ
ラフィックデータが表示され、当該表示手段に表示され
たグラフィックデータから選択手段により所定のものを
選択すると、当該選択手段により選択されたグラフィッ
クデータに対応する前記選曲情報を選曲情報送信手段が
前記音楽再生装置に送信することができる。従って、利
用者は各曲を象徴的にあらわすグラフィックを参照して
目的の曲を選択できるため、たとえば就学前児童のよう
に、まとまった量の文字情報に触れる機会が少ない利用
者であっても容易に目的の曲を選択することが可能であ
る。
【0046】また、請求項2に係る発明の選曲装置は、
請求項1に記載の発明の効果に加え、選曲用情報記憶手
段の第1の記憶部は、グラフィックデータに対応するフ
ァイル名やデータ格納位置などのポインタを記憶し、選
曲用情報記憶手段の第2の記憶部は、ポインタに対応し
て、グラフィックデータを記憶することができる。従っ
て、選曲用情報とグラフィックデータ自体を分離して扱
うことが可能であるため、選曲用情報をより効率的に管
理することが可能である。
【0047】また、請求項3に係る発明の選曲装置は、
請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、選曲用情報
記憶手段が、不揮発性の記憶装置であるので、記憶内容
が失われることがない。従って、選曲装置の電源を切断
した後にも選曲用情報を選曲装置内に保持するため、選
曲装置自体の可用性を高めることが可能である。
【0048】また、請求項4に係る発明の選曲装置は、
請求項3に記載の発明の効果に加え、選曲用情報記憶手
段が、着脱可能であるので、選曲用情報記憶手段を交換
することが可能となる。従って、選曲装置自体と選曲用
情報とを容易に分離/結合できるため、たとえば異なる
選曲コード体系をもつ複数の異なる機種のカラオケ装置
に共通して使用することが可能となる。
【0049】また、請求項5に係る発明の選曲システム
は、ホスト装置、及び当該ホスト装置と通信可能な選曲
装置から構成され、前記ホスト装置では、選曲用情報記
憶手段が演奏曲の楽曲情報を特定する選曲情報に対応付
けられたグラフィックデータを記憶し、ホスト装置側通
信手段が選曲装置と通信することができる。また、選曲
装置では、選曲装置側通信手段はホスト装置と通信し、
データ取得手段が選曲装置側通信手段を用いて、ホスト
装置の選曲用情報記憶手段に記憶されたグラフィックデ
ータを取得し、表示手段がデータ取得手段が取得したグ
ラフィックデータを表示し、当該表示手段に表示された
グラフィックデータから選択手段により所定のものを選
択し、当該選択手段により選択されたグラフィックデー
タに対応する選曲情報を選曲情報送信手段により演奏曲
を再生する音楽再生装置に送信することができる。従っ
て、利用者は各曲を象徴的にあらわすグラフィックを参
照して目的の曲を選択できるため、たとえば就学前児童
のように、まとまった量の文字情報に触れる機会が少な
い利用者であっても容易に目的の曲を選択することが可
能である。
【0050】また、請求項6に係る発明の選曲システム
は、請求項5に記載の発明の効果に加え、前記ホスト装
置及び選曲装置は、前記音楽再生装置を介して通信する
ことができる。
【0051】また、請求項7に係る発明の選曲システム
は、請求項5又は6に記載の発明の効果に加え、選曲用
情報記憶手段の第1の記憶部は、グラフィックデータに
対応するファイル名やデータ格納位置などのポインタを
記憶し、選曲用情報記憶手段の第2の記憶部は、ポイン
タに対応して、グラフィックデータを記憶することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるカラオケ選曲機構
100のブロック図である。
【図2】ホスト装置40のブロック図である。
【図3】カラオケ選曲装置2の平面図である。
【図4】選曲情報ファイル50のデータ構造を示す概念
図である。
【図5】カラオケ選曲装置2の動作のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 カラオケ再生装置 2 カラオケ選曲装置 10 CPU 11 ハードディスク装置 12 モデム 13 再生装置 14 リモコン受光部 15 無線通信装置 20 CPU 21a 無線アンテナ 22 リモコン発光部 23 液晶表示部 24 入力装置 24a 十字キー 24b 前頁キー 24c 次頁キー 24d 選曲キー 25 メモリカード 32 ビデオカード 40 ホスト装置 50 選曲情報ファイル 100 カラオケ選曲機構

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏曲の楽曲情報を記憶する楽音情報記
    憶手段と、当該楽曲情報を特定する選曲情報を受信する
    選曲情報受信手段と、当該選曲情報受信手段が受信した
    選曲情報に基づいて、前記楽曲情報記憶手段に記憶され
    た楽曲情報を再生する再生手段とを備えた音楽再生装置
    に使用される選曲装置であって、 前記選曲情報に対応付けられたグラフィックデータを記
    憶した選曲用情報記憶手段と、 前記グラフィックデータを表示する表示手段と、 当該表示手段に表示されたグラフィックデータから所定
    のものを選択する選択手段と、 当該選択手段により選択されたグラフィックデータに対
    応する前記選曲情報を前記音楽再生装置に送信する選曲
    情報送信手段とを備えたことを特徴とする選曲装置。
  2. 【請求項2】 前記選曲用情報記憶手段は、グラフィッ
    クデータに対応するファイル名やデータ格納位置などの
    ポインタを記憶した第1の記憶部と、前記ポインタに対
    応して、前記グラフィックデータを記憶する第2の記憶
    部とからなることを特徴とする請求項1に記載の選曲装
    置。
  3. 【請求項3】 前記選曲用情報記憶手段が、不揮発性の
    記憶装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の選曲装置。
  4. 【請求項4】 前記選曲用情報記憶手段が、着脱可能で
    あることを特徴とする請求項3に記載の選曲装置。
  5. 【請求項5】 ホスト装置、及び当該ホスト装置と通信
    可能な選曲装置から構成された選曲システムであって、 前記ホスト装置は、 演奏曲の楽曲情報を特定する選曲情報に対応付けられた
    グラフィックデータを記憶した選曲用情報記憶手段と、 前記選曲装置と通信するホスト装置側通信手段とを備
    え、 前記選曲装置は、 前記ホスト装置と通信する選曲装置側通信手段と、 当該選曲装置側通信手段を用いて、前記ホスト装置の選
    曲用情報記憶手段に記憶されたグラフィックデータを取
    得するデータ取得手段と、 当該データ取得手段が取得した前記グラフィックデータ
    を表示する表示手段と、 当該表示手段に表示されたグラフィックデータから所定
    のものを選択する選択手段と、 当該選択手段により選択されたグラフィックデータに対
    応する前記選曲情報を演奏曲を再生する音楽再生装置に
    送信する選曲情報送信手段とを備えたことを特徴とする
    選曲システム。
  6. 【請求項6】 前記ホスト装置及び選曲装置は、前記音
    楽再生装置を介して通信することを特徴とする請求項5
    に記載の選曲システム。
  7. 【請求項7】 前記選曲用情報記憶手段は、グラフィッ
    クデータに対応するファイル名やデータ格納位置などの
    ポインタを記憶した第1の記憶部と、前記ポインタに対
    応して、前記グラフィックデータを記憶する第2の記憶
    部とからなることを特徴とする請求項5又は6に記載の
    選曲システム。
JP2002090528A 2002-03-28 2002-03-28 選曲装置及び選曲システム Pending JP2003288090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090528A JP2003288090A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 選曲装置及び選曲システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090528A JP2003288090A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 選曲装置及び選曲システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003288090A true JP2003288090A (ja) 2003-10-10

Family

ID=29235828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002090528A Pending JP2003288090A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 選曲装置及び選曲システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003288090A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8086333B2 (en) 2005-07-07 2011-12-27 Sony Corporation Reproducing apparatus, reproducing method, and reproducing program
US8219928B2 (en) 2005-07-28 2012-07-10 Sony Corporation Reproduction device and display control method
CN103390029A (zh) * 2013-06-27 2013-11-13 苏州创智宏云信息科技有限公司 一种点歌***
JP2014223108A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 株式会社ソフイア 遊技機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8086333B2 (en) 2005-07-07 2011-12-27 Sony Corporation Reproducing apparatus, reproducing method, and reproducing program
US8219928B2 (en) 2005-07-28 2012-07-10 Sony Corporation Reproduction device and display control method
US10642447B2 (en) 2005-07-28 2020-05-05 Sony Corporation Reproduction device and display control method
US10901572B2 (en) 2005-07-28 2021-01-26 Sony Corporation Reproduction device and display control method
JP2014223108A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 株式会社ソフイア 遊技機
CN103390029A (zh) * 2013-06-27 2013-11-13 苏州创智宏云信息科技有限公司 一种点歌***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4500730B2 (ja) カラオケ装置及び電子早見本装置
JP2003288090A (ja) 選曲装置及び選曲システム
JP2007058481A (ja) 再生装置、及び楽曲情報提供方法
JP4418396B2 (ja) 電子早見本装置
JP5304611B2 (ja) 画面表示制御装置及びこれを備える機器
JP2002116774A (ja) カラオケ装置
JP2010060844A (ja) カラオケ装置
JP2006012257A (ja) 楽曲選択装置、楽曲選択システム、及び楽曲選択方法
JP2007225740A (ja) 携帯情報端末及び選曲装置
JP2002215174A (ja) 携帯端末装置
JP2002258861A (ja) 電子機器、その設定方法および記憶媒体
JP2018112725A (ja) 音楽コンテンツ送信装置、音楽コンテンツ送信プログラムおよび音楽コンテンツ送信方法
JP2018112724A (ja) 演奏ガイド装置、演奏ガイドプログラムおよび演奏ガイド方法
JP2005275308A (ja) カラオケ演奏予約システムおよびカラオケ用リモコン装置
JP2000338983A (ja) カラオケ装置
JP3671494B2 (ja) カラオケ装置の演奏予約装置
JP4156555B2 (ja) カラオケシステム、カラオケ用リモコン装置、及び、カラオケ装置
JP2007193150A (ja) カラオケ装置およびカラオケ情報処理のプログラム
JPH09152882A (ja) カラオケ用選曲装置
JP3327720B2 (ja) カラオケ端末装置およびカラオケ通信システム
JPH09190192A (ja) カラオケ装置の演奏予約装置
JP2004157390A (ja) リクエスト対応型情報提供システム及びリクエスト装置
JP2822648B2 (ja) 音楽演奏装置
JPH09106293A (ja) カラオケの選曲方法及び選曲装置
JP2936625B2 (ja) カラオケ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070816

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080129