JP2003283526A - 通信端末および通信システム - Google Patents

通信端末および通信システム

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JP2003283526A JP2002086768A JP2002086768A JP2003283526A JP 2003283526 A JP2003283526 A JP 2003283526A JP 2002086768 A JP2002086768 A JP 2002086768A JP 2002086768 A JP2002086768 A JP 2002086768A JP 2003283526 A JP2003283526 A JP 2003283526A
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Hiroki Matsui
宏樹 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末がダイナミック・パケット・フィル
タリング方式のファイアウォール機能を持つルータを介
して通信網に接続されている場合でも、管理センタがデ
ータ端末で得られるデータをリモートで収集することが
できるようにする。 【解決手段】 メータ1と、管理センタ2と、通信端末
3とにより通信システムを構成する。そして、ルータ5
には、上記ファイアウォール機能を持つものを使用す
る。通信端末3は、定期的に、メータ1を特定するため
の情報、通信端末3のIPアドレス、管理センタ2のI
Pアドレスを含む要求を、指示要求電文で管理センタ2
に送信する。管理センタ2は、指示要求電文を受信する
と、応答としてメータ1で得られるデータを収集するた
めの指示を含む指示応答を指示電文で返信する。通信端
末3は、指示電文を受信すると、それに従って、メータ
1からデータを取得してこれを管理センタ2に送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の情報を得る
データ端末と、このデータ端末を管理する管理センタと
の間に介設され、通信網を経由して前記管理センタと通
信する通信端末、並びに、これらデータ端末、管理セン
タおよび通信端末により構成される通信システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス、水道水または電力の消費量
などの所定の情報を得るデータ端末に通信端末を接続
し、この通信端末をインターネットなどの通信網を介し
て管理センタと通信可能に接続し、管理センタにより通
信端末を通じてデータ端末で得られた情報をリモートで
収集して管理するための通信システムが各種提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、インターネット
では、外部からの不正アクセスを防止する目的で、ロー
カル(LAN)側からの接続要求のパケット情報を保持
し、その要求に対するリモート(WAN)側からの正当
な応答のみをローカル側に通過させるダイナミック・パ
ケット・フィルタリング方式のファイアウォール機能を
持つルータが使用されることがある。
【0004】このようなファイアウォール機能を持つル
ータを用いた場合、外部からの不正アクセスを防止する
ことができるのであるが、それを上述の従来の通信シス
テムに使用した場合、管理センタがデータ端末にアクセ
スすることができなくなり、データ端末で得られる情報
をリモートで収集することができなくなる。
【0005】このため、セキュリティのレベルを下げる
ことなく、情報をリモートで収集することができるよう
にするべく、図6に示すシステム(遠隔監視システム)
が本出願人により別途提案されている。このシステム
は、インターネット3およびVPN (virtual private
network)機能を持つルータ4A,5Aによりなる仮想専
用線と、この仮想専用線とLANを介して接続される複
数の、通信端末6Zおよびメータ1と、仮想専用線と別
のLANを介して接続される管理センタ2Zとにより構
成される。この構成によれば、セキュリティレベルを下
げることなく、情報をリモートで収集することができ
る。
【0006】しかし、このシステムでは、VPN機能を
持つルータなどの特別な設備の無い需要家宅やVPNサ
ービスを提供していないインターネットプロバイダと契
約している需要家宅などに適用することができないとい
う問題があった。
【0007】なお、クライアントに固定のIPアドレス
を割り当てるサービスを提供していないインターネット
プロバイダと契約している需要家宅の端末に対しては、
IPアドレスが不定となるので、IPアドレスを基に外
部からアクセスするのが事実上できないという問題があ
る。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、通信端末がダイナミック・パケット・フィルタ
リング方式のファイアウォール機能を持つルータを介し
て通信網に接続されている場合でも、管理センタからデ
ータ端末へのアクセスを可能にし、これにより、データ
端末側において上記ファイアウォール機能を持つルータ
を使用可能にする通信端末および通信システムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明は、所定の情報を得るデータ端末
と、このデータ端末を管理する管理センタとの間に介設
され、通信網を経由して前記管理センタと通信する通信
端末であって、管理下の前記通信端末から指示要求を受
信したときに、その応答として所定の指示を含む指示応
答を返信する機能を有した前記管理センタと前記通信網
を経由して通信を行うための第1通信手段と、前記デー
タ端末と通信を行うための第2通信手段と、計時を行う
計時手段と、当該通信端末のIPアドレスおよび前記管
理センタのIPアドレスを記憶する記憶手段と、前記計
時手段の計時によって定期的に、当該通信端末のIPア
ドレスおよび前記管理センタのIPアドレスを含む指示
要求を、前記第1通信手段を通じて前記管理センタに送
信し、その指示要求に応答して前記管理センタから返信
されてくる指示応答を前記第1通信手段で受信した場合
には、その指示応答に含まれる所定の指示に従って、前
記第2通信手段を通じて前記データ端末に指示を出す通
信制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の通
信端末において、前記データ端末から送信された起動信
号を前記第2通信手段で受信したときに起動して、当該
通信端末のIPアドレスおよび前記管理センサのIPア
ドレスを含む指示要求を、前記第1通信手段を通じて前
記管理センタに送信し、その指示要求に応答して前記管
理センタから返信されてくる指示応答を前記第1通信手
段で受信した場合には、その指示応答に含まれる所定の
指示に従って、前記第2通信手段を通じて前記データ端
末に指示を出すことを特徴とする。その場合、前記指示
要求には、前記起動信号を送信した前記データ端末を特
定するための情報を含ませてもよい。特に、複数のデー
タ端末が通信端末に接続されている場合に効果がある。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の通
信端末において、前記データ端末で得られた情報の内容
もしくは前記管理センタからの指示応答に含まれる指示
の内容により、または前記データ端末から送信された起
動信号を前記第2通信手段で受信したとき、前記計時手
段の計時による定期的な時間間隔を変更することを特徴
とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の通信端末において、前記通信網と前記
第1通信手段との間にルータが設けられ、このルータ
は、ローカル側からの要求の情報を保持し、その要求に
対するリモート側からの正当な応答のみをローカル側に
通過させるファイアウォール機能を持つことを特徴とす
る。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の通信端末において、前記所定の指示は
前記データ端末で得られる情報を収集するための指示で
あり、前記通信制御手段は、前記指示応答に含まれる前
記指示に従って、前記第2通信手段を通じて前記データ
端末に指示を出し、この指示に応じて前記データ端末か
ら得られる所定の情報を前記第2通信手段を通じて取得
し、その取得した情報を前記第1通信手段を通じて前記
管理センタに送信することを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の通信端末において、前記所定の指示は
前記データ端末を設定ないし制御するための指示であ
り、前記通信制御手段は、前記指示応答に含まれる前記
指示に従って、前記第2通信手段を通じて前記データ端
末を設定ないし制御することを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項1から6の
いずれかに記載の通信端末において、前記第1通信手
段、前記第2通信手段および前記通信制御手段のうち少
なくとも一の手段への電力の供給制御を行う電源制御手
段をさらに備え、この電源制御手段は、前記通信制御手
段による、前記取得した情報の送信完了時点から、前記
計時手段の計時による次の定期的な時間間隔の開始時点
までの間、前記電力の供給を停止することを特徴とす
る。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項1から7の
いずれかに記載の通信端末において、前記記憶手段に記
憶される当該通信端末のIPアドレスをDHCPサーバ
から取得することを特徴とする。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項1から8の
いずれかに記載の通信端末において、前記データ端末を
少なくとも1つ備え、この少なくとも1つのデータ端末
は、水道水または所定のエネルギーの消費量を測定する
ものであってその測定された消費量を前記情報として得
る測定メータ、所定の監視センサを備え、この監視セン
サによる監視結果を前記情報として得る監視装置、宅内
の各種情報を前記情報として得る住宅情報盤、および動
作状態を前記情報として得るガス機器または電気機器の
うちの少なくとも1つであることを特徴とする。
【0018】請求項10記載の発明の通信システムは、
請求項1から9のいずれかに記載の通信端末と、前記デ
ータ端末と、前記管理センタとを備えることを特徴とす
る。
【0019】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の通信システムにおいて、前記管理センタは、管理下に
ある前記通信端末からの定期的な指示要求通信の受信状
況を管理することにより、前記通信端末の異常発生検知
を行うことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明に
係る第1実施形態の通信システムの構成図、図2は同通
信システムによる通信手順の説明図である。
【0021】第1実施形態の通信システムは、図1に示
すように、複数のメータ1と、管理センタ(装置)2
と、この管理センタ2とインターネット3との間に介設
されるルータ4と、インターネット3と接続される別の
ルータ5と、複数のメータ1とルータ5との間にそれぞ
れ介設される複数の通信端末6と、各通信端末6にIP
アドレスを割り当てるDHCPサーバ7とを備え、各メ
ータ1で得られる所定のデータ(情報)を管理センタ2
がリモートで収集して管理するためのものである。ここ
で、図1中のルータ5以下のLANは例えばインターネ
ットマンションなどに設けられる。
【0022】メータ1は、水道水、ガスまたは電力メー
タなどであり、通信インターフェース11と、測定部1
2と、制御部13とを備えている。
【0023】通信インターフェース11は、例えばシリ
アルインターフェースなど、所定のケーブルL1を経由
して通信端末6と双方向の通信を行うためのものであ
る。測定部12は、上記所定のデータとして、水道水ま
たはガス、電力もしくはカロリーなどの所定のエネルギ
ーの消費量を測定して得るものである。
【0024】制御部13は、例えばマイコン(マイクロ
コンピュータ)などにより構成され、通信インターフェ
ース11からデータ送信指示を得ると、このデータ送信
指示に従って、通信インターフェース11を通じて測定
部12で得られたデータを通信端末6に送信する制御を
行う。
【0025】管理センタ2は、例えばパソコン(パーソ
ナルコンピュータ)またはワークステーションなどのコ
ンピュータにより構成され、通信インターフェース21
と、記憶部22と、返信処理部23と、データ収集部2
4とを備えているとともに、キーボードやマウスなどの
入力部、プリンタなどの出力部、CRTやLCDなどの
表示部、およびハードディスクなどの記憶装置などの各
種装置(図示せず)を備えている。
【0026】通信インターフェース21は、例えばIE
EE802.3またはIEEE802.5などに準拠し
た双方向の通信インターフェースであり、この通信イン
ターフェース用のケーブルL2を介してルータ4と接続
される。
【0027】記憶部22は、半導体記憶装置またはハー
ドディスクなどにより構成され、管理下のメータ1を特
定するための情報(例えばメータ1の識別情報または通
信端末6の識別情報)を記憶しているとともに、メータ
1で得られるデータを収集するためのデータ送信指示お
よびそのデータ収集の終了指示などの各種情報を記憶し
ている。
【0028】返信処理部23は、管理下のメータ1を特
定するための情報を含む指示要求電文を通信インターフ
ェース21で受信したとき、その応答として、指示要求
電文に含まれる情報および送信先のメータ1に対するデ
ータ送信指示を含む指示応答を、指示電文で通信インタ
ーフェース21を通じて返信する処理を行う。また、デ
ータ等を含む電文を通信インターフェース21で受信し
たとき、その応答として、終了指示を含む終了電文を通
信インターフェース21を通じて返信する処理が実行さ
れる。
【0029】データ収集部24は、上記指示電文の返信
後、指示電文の返信先のメータ1で得られたデータ等を
含む電文を、通信インターフェース21で受信したと
き、メータ1で得られたデータを、メータ1を特定する
ための情報とともに収集して管理する処理を行う。
【0030】これら返信処理部23およびデータ収集部
24は、上記コンピュータの中枢部である中央処理装
置、主記憶装置およびプログラムにより、各種処理部の
うちの一部として構成される。
【0031】ルータ4は、例えば、NAT (network ad
dress translation)やIPマスカレードなどの技術を用
いて、TCP/IPなどのプロトコルによるルーティン
グを実行する機能を有する通常のルータである。
【0032】ルータ5は、例えば、NATやIPマスカ
レードなどの技術を用いて、TCP/IPなどのプロト
コルによるルーティングを実行する機能を有しているほ
か、ローカル側からの接続要求のパケット情報を保持
し、その要求に対するリモート側からの正当な応答のみ
をローカル側に通過させるダイナミック・パケット・フ
ィルタリング方式のファイアウォール機能を有してい
る。
【0033】通信端末6は、ケーブルL1で接続された
メータ1に対して上記指示電文によるデータ送信指示が
出された場合には、インターネット3を経由してメータ
1で得られたデータを管理センタ2に送信し、メータ1
からアラーム等の発呼要求があった場合には、その内容
を含むデータをインターネット3を経由して管理センタ
2に送信するものであり、通信インターフェース61
と、通信インターフェース62と、タイマ63と、メモ
リ64と、通信制御部65とを備えている。
【0034】通信インターフェース61は、インターネ
ット3を経由して管理センタ2と双方向の通信を行うた
めのものであり、例えばIEEE802.3またはIE
EE802.5などに準拠した双方向の通信インターフ
ェースにより構成され、この通信インターフェース用の
ケーブルL3を介してルータ5と接続される。
【0035】通信インターフェース62は、例えばシリ
アルインターフェースなど、所定のケーブルL1を経由
してメータ1と双方向の通信を行うためのものである。
【0036】タイマ63は、計時を行うものである。第
1実施形態では、計時機能に加えてカレンダーテーブル
を有し、通信制御部65により定期的に(例えば各月の
所定の日に)指示要求電文を管理センタ2に送信させる
ための指示出力を出すように構成される。
【0037】メモリ64は、EEPROMなどの不揮発
性メモリにより構成され、メータ1を特定するための情
報、当該通信端末6のIPアドレス(図1では「通信網
のIPアドレス」)および管理センタ2のIPアドレス
などの各種情報を記憶している。図1では、メータ1を
特定するための情報として「メータID」および「通信
端末ID」の双方が記憶されている。
【0038】通信制御部65は、例えばマイコンなどに
より構成され、ケーブルL1を介して接続されたメータ
1で得られたデータを、管理センタ2に送信するための
各種通信制御を行うものである。例えば、タイマ63の
計時によって定期的に、メモリ64に記憶されたメータ
1を特定するための情報、当該通信端末6のIPアドレ
スおよび管理センタ2のIPアドレスを含む要求を、上
記指示要求電文として通信インターフェース61を通じ
て管理センタ2に送信する制御が実行される。また、通
信インターフェース61において、指示要求電文に応答
して管理センタ2から返信されてくる指示応答を、指示
電文で受信したとき、その指示電文に含まれる指示に従
って通信インターフェース62を通じてメータ1に指示
を出し、この指示に応じてメータ1から得られるデータ
を通信インターフェース62を通じて取得する制御が実
行される。さらに、取得したデータ並びにメータ1を特
定するための情報、当該通信端末6のIPアドレスおよ
び管理センタ2のIPアドレスを含む電文(データ等を
含む電文)を、終了電文の要求として通信インターフェ
ース61を通じて管理センタ2に送信する制御が行われ
る。
【0039】次に、第1実施形態の通信システムによる
動作について説明する。図2に示すように、ある需要家
宅のメータ1に接続されている通信端末6において、タ
イマ63の計時によって定期的に、メータ1を特定する
ための情報、当該通信端末6のIPアドレスおよび管理
センタ2のIPアドレスを含む要求が、指示要求電文と
して通信インターフェース61を通じて管理センタ2に
送信される。
【0040】管理センタ2において、指示要求電文が通
信インターフェース21で受信されると、その内容か
ら、どの需要家宅の通信端末6からのものであるかの確
認がなされる。そして、管理下のメータ1からの指示電
文であることが確認されると、その送信先のメータ1に
対してデータ送信指示を行う必要がある場合、指示要求
電文に含まれる情報(当該管理センタ2のIPアドレ
ス、通信端末6のIPアドレスおよびメータ1を特定す
るための情報)および送信先のメータ1に対するデータ
送信指示を含む指示応答が、指示電文で通信インターフ
ェース21を通じて返信される。なお、送信先に対して
指示を行う必要がない場合、当該管理センタ2のIPア
ドレス、通信端末6のIPアドレスおよびメータ1を特
定するための情報並びに終了指示を含む終了電文が、通
信インターフェース21を通じて返信される(図2の
「終了電文」参照)。
【0041】通信端末6において、指示要求電文に応答
して管理センタ2から返信されてくる指示電文が通信イ
ンターフェース61で受信されると、その指示電文に含
まれる指示に対応する制御が実行される。この場合、指
示がデータ送信指示であるので、その指示電文が通信イ
ンターフェース62を通じてメータ1に送信される。な
お、この場合、データ送信指示のみをメータ1に送信す
るようにしてもよい。
【0042】メータ1において、通信インターフェース
11から指示電文が得られ、この指示電文からデータ送
信指示が得られると、このデータ送信指示に従って、測
定部12で得られたデータを通信インターフェース11
を通じて通信端末6に送信する処理が実行される。
【0043】通信端末6において、指示電文に従って、
メータ1で得られたデータが通信インターフェース62
を通じて取得されると、その取得したデータ並びにメー
タ1を特定するための情報、当該通信端末6のIPアド
レスおよび管理センタ2のIPアドレスを含む電文が、
終了電文の要求として通信インターフェース61を通じ
て管理センタ2に送信される。
【0044】管理センタ2において、データ等を含む電
文が通信インターフェース21で受信されると、そのデ
ータは、同じ電文に含まれるメータ1を特定するための
情報とともに収集されて管理されるほか、上記データ等
を含む電文に対する応答として、当該管理センタ2のI
Pアドレス、通信端末6のIPアドレスおよびメータ1
を特定するための情報並びに終了指示を含む終了電文
が、通信インターフェース21を通じて返信される。
【0045】通信端末6において、終了電文が通信イン
ターフェース61で受信されると、終了電文に含まれる
終了指示によりデータが正常に送信されたことを確認
し、この後、通常待機モードに移行する。このような動
作が定期的に繰り返し実行される。
【0046】第1実施形態によれば、通信端末6がダイ
ナミック・パケット・フィルタリング方式のファイアウ
ォール機能を持つルータ5を介してインターネット3に
接続されている場合でも、通信端末6から管理センタ2
への定期的な指示要求電文に対する応答として、管理セ
ンタ2から指示電文が出されることにより、その指示電
文がルータ5下のサブネットワーク内に通るから、VP
N技術などを使用することなく、メータ1で得られる所
定のデータを管理センタ2がリモートで収集して管理す
ることができる。これにより、第1実施形態のように、
メータ1側において上記ファイアウォール機能を持つル
ータ5を使用することができるので、セキュリティのレ
ベルを下げることなく、データをリモートで収集するこ
とができる。
【0047】なお、第1実施形態では、データ端末とし
て、水道水またはガス、電力もしくはカロリーなどの所
定のエネルギーの消費量を測定し、これをデータとして
得るメータが使用される構成になっているが、本発明の
データ端末は、これに限らず、ガス漏れ警報器、火災報
知器、侵入検知器などの所定の監視センサを備え、この
監視センサによる監視結果をデータとして得るものでも
よい。この構成によれば、宅内の監視をリモートで行う
ことができる。あるいは、宅内の各種情報をデータとし
て得る宅内情報ディスプレイなどの住宅情報盤でもよ
い。この構成によれば、宅内の各種情報をリモートで得
ることができる。また、ガス機器または電気機器などで
あって、動作状態をデータとして得るものでもよい。こ
の構成によれば、ガス機器または電気機器などの動作状
態をリモートで確認することができる。
【0048】また、通信端末は、メータなどのデータ端
末から送信された起動信号を通信インターフェース62
で受信したときに起動するように構成すれば、例えば、
起動するまでの間、通信端末で消費される電力を低減す
ることができる。
【0049】さらに、管理センタが、管理下にある通信
端末からの定期的な指示要求電文の通信の受信状況を管
理することにより、通信端末の異常発生検知を行うよう
にしてもよい。このように、通信端末からの指示要求電
文が定期的に受信できているか否かの受信状況を管理す
ることにより、通信端末の定期的な起動動作を遠隔で確
認することが可能になる。そのため、特定の通信端末か
らの定期的な指示要求電文が受信できていない場合は、
その通信端末に異常が発生したとして、早期に異常検知
をすることができる。
【0050】(第2実施形態)図3は本発明に係る第2
実施形態の通信システムの構成図である。
【0051】第2実施形態の通信システムは、第1実施
形態との相違点として、図3に示すように、一の通信端
末6に複数のデータ端末が接続される構成になってい
る。図3の例では、複数のデータ端末として、(ガス)
メータ1およびガス漏れ警報器1Aが一の通信端末6に
接続されている。
【0052】そして、管理センタ2の返信処理部23A
には、第1実施形態の返信処理部23の機能に加えて、
管理下のデータ端末を特定するための情報を含む指示要
求を受信したときに、その応答としてデータ端末を設定
ないし制御するための指示を含む指示応答を返信する機
能が追加される。図3の例では、メータ1およびガス漏
れ警報器1Aが対象となるので、ガス漏れ警報器1Aの
検出部12Aによりガス漏れが検出され、それに応じて
制御部13Aから出されたガス漏れ検出の発報を受けた
ときに、メータ1に対しガス供給の遮断指示を含む指示
応答を返信する機能が追加される。
【0053】他方、通信端末6には、第1実施形態の通
信制御部65と同様の制御を行うほか、上記指示要求に
応答して管理センタ2から返信されてくる、設定ないし
制御するための指示を含む指示応答を、通信インターフ
ェース61で受信した場合に、通信インターフェース6
2を通じてその設定ないし制御するための指示を該当す
るデータ端末に送信する制御を行う通信制御部65Aが
設けられる。図3の例では、メータ1およびガス漏れ警
報器1Aが対象となるので、通信制御部65Aは、ガス
供給の遮断指示を含む指示応答を、通信インターフェー
ス61で受信した場合に、通信インターフェース62を
通じてそのガス供給の遮断指示を該当するメータ1に送
信する制御を行うように構成される。なお、メータ1
は、通信端末6からガス供給の遮断指示を受けると、ガ
スの供給を遮断するように構成される。
【0054】このような構成の通信システムでは、通信
端末6において、ガス漏れ警報器1Aからのガス漏れ検
出の発報が通信インターフェース62で受信されると、
そのガス漏れ検出の発報が、指示要求電文として通信イ
ンターフェース61を通じて管理センタ2に送信され
る。
【0055】管理センタ2において、指示要求電文が通
信インターフェース21で受信されると、その内容か
ら、どの需要家宅の通信端末6からのものであるかの確
認がなされる。そして、管理下のメータ1からの指示電
文であることが確認されると、その指示電文に応じた処
理が実行される。この場合、メータ1に対しガス供給の
遮断指示を含む指示応答を指示電文で返信する処理が実
行される。
【0056】通信端末6において、指示要求電文に応答
して管理センタ2から返信されてくる指示電文が通信イ
ンターフェース61で受信されると、その指示電文がガ
ス供給の遮断指示を含むので、通信インターフェース6
2を通じてそのガス供給の遮断指示を該当するガスメー
タ1に送信する制御が行われる。これにより、ガスメー
タ1によりガスの供給が遮断される。
【0057】第2実施形態によれば、通信端末6がダイ
ナミック・パケット・フィルタリング方式のファイアウ
ォール機能を持つルータ5を介してインターネット3に
接続されている場合でも、管理センタ2がデータ端末で
得られるデータをリモートで収集することができるほ
か、管理センタ2によってデータ端末を設定ないし制御
することができる。
【0058】(第3実施形態)図4は本発明に係る第3
実施形態の通信システムにおける通信端末の構成図、図
5は同通信システムによる通信手順の説明図である。
【0059】第3実施形態の通信システムは、複数のメ
ータ1と、管理センタ2と、ルータ4,5と、DHCP
サーバ7とを第1実施形態と同様に備えるほか、第1実
施形態との相違点として、図4に示すように、電源制御
部66がそれぞれにさらに具備された複数の通信端末6
Aを備える。
【0060】各通信端末6Aの電源制御部66は、通信
インターフェース61,62および通信制御部65に対
して、交流電源を整流および平滑などして直流電力を得
る電源部(図示せず)またはリチウム電池などの蓄電部
(図示せず)から得られる電力の供給制御を行うもので
ある。
【0061】ここで、第3実施形態では、タイマ63
は、上記電源部または蓄電部からの電力によって常時動
作するように構成される。また、図4に示すように、タ
イマ63の出力(指示要求電文を管理センタ2に送信さ
せるための指示出力)を通信制御部65ではなく電源制
御部66に入力し、指示出力で電源制御部66が電力の
供給を開始し、通信制御部65が指示出力に応じて起動
直後に指示要求電文を管理センタ2に送信するように構
成される。さらに、電源制御部66は、通信制御部65
による取得したデータの送信完了時点で、電力の供給を
停止するように設計される。つまり、電源制御部66
は、通信制御部65による取得したデータの送信完了時
点からタイマ63の計時による次の定期的な時間間隔の
開始時点までの間、電力の供給を停止するのである。な
お、メモリ64は、不揮発性であるので記憶保持のため
に電源を必要としないが、揮発性の場合にはタイマ63
と同様に電力が常時供給されるようにしてもよい。
【0062】次に、第3実施形態の通信システムによる
動作について説明する。図5に示すように、通信端末6
Aにおいて、終了電文が通信インターフェース61で受
信され、終了電文に含まれる終了指示によりデータが正
常に送信されたことを確認した後、通常待機モードに移
行するまでは、第1実施形態と同様に動作する。
【0063】終了電文に含まれる終了指示によりデータ
が正常に送信されたことを確認したとき、この時点を通
信制御部65による取得したデータの送信完了時点とし
て、通常待機モードに移行し、通信インターフェース6
1,62および通信制御部65への電力供給が停止す
る。この状態は、タイマ63から指示出力が出されるま
で(次の定期的な時間間隔の開始時点まで)、保持され
る。
【0064】第3実施形態によれば、通信制御65によ
る取得したデータの送信完了時点からタイマ63の計時
による次の定期的な時間間隔の開始時点までの間、通信
インターフェース61,62および通信制御部65への
電力供給が停止されるから、定期的な時間間隔が例えば
月に一度の間隔である場合、電力をほとんど消費しない
ことになるため、電池を用いるガスメータなどのデータ
端末に好適となる。
【0065】なお、第3実施形態では、電源制御部66
は、通信インターフェース61,62および通信制御部
65に対して電力の供給制御を行う構成になっている
が、電力の供給の停止制御については、通信インターフ
ェース61,62および通信制御部65のうちの少なく
とも一つに対して行う構成でもよい。この構成でも、消
費電力の低減が可能となる。
【0066】(第4実施形態)第1〜第3実施形態で
は、タイマ63は、データ端末としてメータ1が使用さ
れるために、計時により定期的に指示出力を出すように
構成されるが、第4実施形態では、データ端末で得られ
たデータの内容または管理センタからの指示電文に含ま
れる指示の内容により、計時による定期的な時間間隔を
変更するように構成される。
【0067】例えば、データ端末として、所定の監視セ
ンサを備え、この監視センサによる監視結果をデータと
して得るセンサ装置を使用する場合、第4実施形態のタ
イマは、正常時には定期的に指示出力を出し、データ端
末で得られたデータの内容が異常事態を示す場合や、管
理センタ2からの指示電文に含まれる指示が監視強化の
指示である場合、計時による定期的な時間間隔を短くす
るように構成される。これにより、異常時や監視強化時
に指示出力が頻繁に出されるようになり、より詳細な監
視をリモートで実行することができる。
【0068】このように、データ端末で得られたデータ
の内容または管理センタからの指示電文に含まれる指示
の内容により、計時による定期的な時間間隔を変更する
ことにより、様々な対応が可能になる。
【0069】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明は、所定の情報を得るデータ端末と、この
データ端末を管理する管理センタとの間に介設され、通
信網を経由して前記管理センタと通信する通信端末であ
って、管理下の前記通信端末から指示要求を受信したと
きに、その応答として所定の指示を含む指示応答を返信
する機能を有した前記管理センタと前記通信網を経由し
て通信を行うための第1通信手段と、前記データ端末と
通信を行うための第2通信手段と、計時を行う計時手段
と、当該通信端末のIPアドレスおよび前記管理センタ
のIPアドレスを記憶する記憶手段と、前記計時手段の
計時によって定期的に、当該通信端末のIPアドレスお
よび前記管理センタのIPアドレスを含む指示要求を、
前記第1通信手段を通じて前記管理センタに送信し、そ
の指示要求に応答して前記管理センタから返信されてく
る指示応答を前記第1通信手段で受信した場合には、そ
の指示応答に含まれる所定の指示に従って、前記第2通
信手段を通じて前記データ端末に指示を出す通信制御手
段とを備えるので、通信端末がダイナミック・パケット
・フィルタリング方式のファイアウォール機能を持つル
ータを介して通信網に接続されている場合でも、通信端
末から管理センタへの定期的な指示要求に対する応答と
して、管理センタから指示応答が出されることにより、
その指示応答がルータ下のローカル側に通るから、VP
N技術などを使用することなく、通信端末を介して管理
センタからデータ端末へのアクセスが可能になり、これ
により、データ端末側において上記ファイアウォール機
能を持つルータの使用が可能になる。
【0070】請求項2記載の発明は、請求項1記載の通
信端末において、前記データ端末から送信された起動信
号を前記第2通信手段で受信したときに起動して、当該
通信端末のIPアドレスおよび前記管理センサのIPア
ドレスを含む指示要求を、前記第1通信手段を通じて前
記管理センタに送信し、その指示要求に応答して前記管
理センタから返信されてくる指示応答を前記第1通信手
段で受信した場合には、その指示応答に含まれる所定の
指示に従って、前記第2通信手段を通じて前記データ端
末に指示を出すので、起動するまでの間、通信端末で消
費される電力を低減することができる。その場合、前記
指示要求には、前記起動信号を送信した前記データ端末
を特定するための情報を含ませてもよい。特に、複数の
データ端末が通信端末に接続されている場合に効果があ
る。
【0071】請求項3記載の発明は、請求項2記載の通
信端末において、前記データ端末で得られた情報の内容
もしくは前記管理センタからの指示応答に含まれる指示
の内容により、または前記データ端末から送信された起
動信号を前記第2通信手段で受信したとき、前記計時手
段の計時による定期的な時間間隔を変更するので、様々
な対応が可能になる。
【0072】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の通信端末において、前記通信網と前記
第1通信手段との間にルータが設けられ、このルータ
は、ローカル側からの要求の情報を保持し、その要求に
対するリモート側からの正当な応答のみをローカル側に
通過させるファイアウォール機能を持つので、セキュリ
ティのレベルを下げることなく、管理センタからデータ
端末へのアクセスが可能になる。
【0073】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の通信端末において、前記所定の指示は
前記データ端末で得られる情報を収集するための指示で
あり、前記通信制御手段は、前記指示応答に含まれる前
記指示に従って、前記第2通信手段を通じて前記データ
端末に指示を出し、この指示に応じて前記データ端末か
ら得られる所定の情報を前記第2通信手段を通じて取得
し、その取得した情報を前記第1通信手段を通じて前記
管理センタに送信するので、データ端末で得られる所定
の情報を管理センタがリモートで収集して管理すること
ができる。
【0074】請求項6記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の通信端末において、前記所定の指示は
前記データ端末を設定ないし制御するための指示であ
り、前記通信制御手段は、前記指示応答に含まれる前記
指示に従って、前記第2通信手段を通じて前記データ端
末を設定ないし制御するので、管理センタによってデー
タ端末を設定ないし制御することができる。
【0075】請求項7記載の発明は、請求項1から6の
いずれかに記載の通信端末において、前記第1通信手
段、前記第2通信手段および前記通信制御手段のうち少
なくとも一の手段への電力の供給制御を行う電源制御手
段をさらに備え、この電源制御手段は、前記通信制御手
段による、前記取得した情報の送信完了時点から、前記
計時手段の計時による次の定期的な時間間隔の開始時点
までの間、前記電力の供給を停止するので、通信端末の
小電力化を図ることができる。
【0076】請求項8記載の発明は、請求項1から7の
いずれかに記載の通信端末において、前記記憶手段に記
憶される当該通信端末のIPアドレスをDHCPサーバ
から取得するのであり、このような構成でも、通信端末
を介して管理センタからデータ端末へのアクセスが可能
になる。
【0077】請求項9記載の発明は、請求項1から8の
いずれかに記載の通信端末において、前記データ端末を
少なくとも1つ備え、この少なくとも1つのデータ端末
は、水道水または所定のエネルギーの消費量を測定する
ものであってその測定された消費量を前記情報として得
る測定メータ、所定の監視センサを備え、この監視セン
サによる監視結果を前記情報として得る監視装置、宅内
の各種情報を前記情報として得る住宅情報盤、および動
作状態を前記情報として得るガス機器または電気機器の
うちの少なくとも1つであるので、測定メータによれ
ば、管理センタがデータ端末で得られる消費量をリモー
トで収集することができるようになり、監視装置によれ
ば、宅内の監視をリモートで行うことができるようにな
り、住宅情報盤によれば、宅内の各種情報をリモートで
得ることができるようになり、そしてガス機器または電
気機器によれば、その動作状態をリモートで確認するこ
とができるようになる。
【0078】請求項10記載の発明の通信システムは、
請求項1から9のいずれかに記載の通信端末と、前記デ
ータ端末と、前記管理センタとを備えるので、通信端末
がダイナミック・パケット・フィルタリング方式のファ
イアウォール機能を持つルータを介して通信網に接続さ
れている場合でも、通信端末を介して管理センタからデ
ータ端末へのアクセスが可能になり、これにより、デー
タ端末側において上記ファイアウォール機能を持つルー
タの使用が可能になる。
【0079】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の通信システムにおいて、前記管理センタは、管理下に
ある前記通信端末からの定期的な指示要求通信の受信状
況を管理することにより、前記通信端末の異常発生検知
を行うので、通信端末からの指示要求が定期的に受信で
きているか否かの受信状況を管理することにより、通信
端末の定期的な起動動作を遠隔で確認することが可能に
なる。そのため、特定の通信端末からの定期的な指示要
求が受信できていない場合は、当該通信端末に異常が発
生したとして、早期に異常検知をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の通信システムの構
成図である。
【図2】同通信システムによる通信手順の説明図であ
る。
【図3】本発明に係る第2実施形態の通信システムの構
成図である。
【図4】第3実施形態の通信システムにおける通信端末
の構成図である。
【図5】同通信システムによる通信手順の説明図であ
る。
【図6】本出願人により別途提案されているシステム
(遠隔監視システム)の構成図である。
【符号の説明】
1 メータ 1A ガス漏れ警報器 2 管理センタ(装置) 3 インターネット 4 ルータ 5 ルータ 6,6A 通信端末 61 通信インターフェース 62 通信インターフェース 63 タイマ 64 メモリ 65,65A 通信制御部 66 電源制御部 7 DHCPサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩元 則晃 大阪市中央区平野町四丁目1番2号大阪瓦 斯株式会社内 (72)発明者 東野 彰 大阪市中央区平野町四丁目1番2号大阪瓦 斯株式会社内 (72)発明者 松井 宏樹 大阪市中央区平野町四丁目1番2号大阪瓦 斯株式会社内 Fターム(参考) 5K033 AA08 BA08 CB08 DA06 DB16 DB18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報を得るデータ端末と、このデ
    ータ端末を管理する管理センタとの間に介設され、通信
    網を経由して前記管理センタと通信する通信端末であっ
    て、 管理下の前記通信端末から指示要求を受信したときに、
    その応答として所定の指示を含む指示応答を返信する機
    能を有した前記管理センタと前記通信網を経由して通信
    を行うための第1通信手段と、 前記データ端末と通信を行うための第2通信手段と、 計時を行う計時手段と、 当該通信端末のIPアドレスおよび前記管理センタのI
    Pアドレスを記憶する記憶手段と、 前記計時手段の計時によって定期的に、当該通信端末の
    IPアドレスおよび前記管理センタのIPアドレスを含
    む指示要求を、前記第1通信手段を通じて前記管理セン
    タに送信し、その指示要求に応答して前記管理センタか
    ら返信されてくる指示応答を前記第1通信手段で受信し
    た場合には、その指示応答に含まれる所定の指示に従っ
    て、前記第2通信手段を通じて前記データ端末に指示を
    出す通信制御手段とを備えることを特徴とする通信端
    末。
  2. 【請求項2】 前記データ端末から送信された起動信号
    を前記第2通信手段で受信したときに起動して、当該通
    信端末のIPアドレスおよび前記管理センサのIPアド
    レスを含む指示要求を、前記第1通信手段を通じて前記
    管理センタに送信し、その指示要求に応答して前記管理
    センタから返信されてくる指示応答を前記第1通信手段
    で受信した場合には、その指示応答に含まれる所定の指
    示に従って、前記第2通信手段を通じて前記データ端末
    に指示を出すことを特徴とする請求項1記載の通信端
    末。
  3. 【請求項3】 前記データ端末で得られた情報の内容も
    しくは前記管理センタからの指示応答に含まれる指示の
    内容により、または前記データ端末から送信された起動
    信号を前記第2通信手段で受信したとき、前記計時手段
    の計時による定期的な時間間隔を変更することを特徴と
    する請求項2記載の通信端末。
  4. 【請求項4】 前記通信網と前記第1通信手段との間に
    ルータが設けられ、このルータは、ローカル側からの要
    求の情報を保持し、その要求に対するリモート側からの
    正当な応答のみをローカル側に通過させるファイアウォ
    ール機能を持つことを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載の通信端末。
  5. 【請求項5】 前記所定の指示は前記データ端末で得ら
    れる情報を収集するための指示であり、 前記通信制御手段は、前記指示応答に含まれる前記指示
    に従って、前記第2通信手段を通じて前記データ端末に
    指示を出し、この指示に応じて前記データ端末から得ら
    れる所定の情報を前記第2通信手段を通じて取得し、そ
    の取得した情報を前記第1通信手段を通じて前記管理セ
    ンタに送信することを特徴とする請求項1から4のいず
    れかに記載の通信端末。
  6. 【請求項6】 前記所定の指示は前記データ端末を設定
    ないし制御するための指示であり、 前記通信制御手段は、前記指示応答に含まれる前記指示
    に従って、前記第2通信手段を通じて前記データ端末を
    設定ないし制御することを特徴とする請求項1から4の
    いずれかに記載の通信端末。
  7. 【請求項7】 前記第1通信手段、前記第2通信手段お
    よび前記通信制御手段のうち少なくとも一の手段への電
    力の供給制御を行う電源制御手段をさらに備え、この電
    源制御手段は、前記通信制御手段による、前記取得した
    情報の送信完了時点から、前記計時手段の計時による次
    の定期的な時間間隔の開始時点までの間、前記電力の供
    給を停止することを特徴とする請求項1から6のいずれ
    かに記載の通信端末。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段に記憶される当該通信端末
    のIPアドレスをDHCPサーバから取得することを特
    徴とする請求項1から7のいずれかに記載の通信端末。
  9. 【請求項9】 前記データ端末を少なくとも1つ備え、
    この少なくとも1つのデータ端末は、水道水または所定
    のエネルギーの消費量を測定するものであってその測定
    された消費量を前記情報として得る測定メータ、所定の
    監視センサを備え、この監視センサによる監視結果を前
    記情報として得る監視装置、宅内の各種情報を前記情報
    として得る住宅情報盤、および動作状態を前記情報とし
    て得るガス機器または電気機器のうちの少なくとも1つ
    であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記
    載の通信端末。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載の通
    信端末と、前記データ端末と、前記管理センタとを備え
    ることを特徴とする通信システム。
  11. 【請求項11】 前記管理センタは、管理下にある前記
    通信端末からの定期的な指示要求通信の受信状況を管理
    することにより、前記通信端末の異常発生検知を行うこ
    とを特徴とする請求項10記載の通信システム。
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