JP2002006937A - 設備管理方法、設備管理システム、および、設備管理中継サーバ - Google Patents

設備管理方法、設備管理システム、および、設備管理中継サーバ

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JP2002006937A
JP2002006937A JP2000192331A JP2000192331A JP2002006937A JP 2002006937 A JP2002006937 A JP 2002006937A JP 2000192331 A JP2000192331 A JP 2000192331A JP 2000192331 A JP2000192331 A JP 2000192331A JP 2002006937 A JP2002006937 A JP 2002006937A
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Application number
JP2000192331A
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English (en)
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Toshihiko Shimizu
俊彦 清水
Tetsuo Miyazaki
哲雄 宮崎
Hideki Katsumata
秀樹 勝又
Yuichi Nabeya
雄一 鍋谷
Kazuko Matsushita
一子 松下
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Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービス提供者や施設の所有者によるコスト
を削減しつつ、施設や施設に配置された機器に関するき
め細かいサービスを提供する。 【解決手段】 施設、施設中のエリアや機器等の状況を
把握するためのセンサ類40およびメータ類32、34
と、施設中のセンサ類等からの情報を、ローカルネット
ワークを介して一旦受理するゲートウェイコントローラ
22と、ゲートウェイコントローラとグローバルネット
ワークを介して接続された設備管理中継サーバ16とが
設けられている。センサ等からの情報は、ゲートウェイ
コントローラ22に集約され、その後、設備管理中継サ
ーバ16に伝達される。これら情報は選択されて、設備
管理中継サーバ16からサービス提供者のサーバ26に
伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、ビルや施設内の電気系
統、ガス系統、上下水道系統などの種々の設備を管理す
る設備管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスビル、工場、ホテル、デ
パート、病院などの施設に供給される、電気、ガス、上
下水道などのサービスは、それぞれ別の提供者により、
使用状況が定期的に調べられている。たとえば、電気に
関しては、電力会社が、施設に配置されたメータを定期
的に検査することにより、ある期間の電力消費量が把握
される。
【0003】近年、大規模な工場やオフィスビルでは、
サービス提供者との間を専用回線にて結び、障害の発生
を監視するような遠隔監視システムも提案されている。
たとえば、漏電や停電などを監視する装置を施設に配置
し、この情報が、電気設備管理会社に専用回線を介して
伝達されるようなシステムや、火災や外部からの侵入を
監視して、その情報が警備会社に伝達されるようなシス
テムが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
施設側からみると、サービス提供者は多数存在し、1対
多の関係となる。したがって、上記サービスの管理が煩
雑であるという問題点があった。また、遠隔監視システ
ムは、サービス提供者ごとに独自に構築されている。し
たがって、複数のサービス(たとえば、電気系統の監
視、火災や外部からの侵入の監視)を受けようとする場
合には、それぞれ、施設内に回線をめぐらすとともに、
通信端末を配置する必要があり、工事コストや維持コス
トが大きいという問題点もあった。
【0005】本発明は、サービス提供者や施設の所有者
によるコストを削減しつつ、施設や施設に配置された機
器に関するきめ細かいサービスを提供することができる
設備管理システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、施設、
施設中の特定のエリア、および/または、施設中の特定
の機器の状況を把握するためのセンサおよびメータを含
む状況把握装置からの情報に基づき、前記施設、エリア
および/または機器を含む設備を管理する設備管理方法
であって、施設に配置されたゲートウェイコントローラ
であって、前記施設中の情報把握装置からの情報を、ロ
ーカルネットワークを介して一旦受理するゲートウェイ
コントローラから、前記状況把握機器により把握された
設備の情報を受理するステップと、前記受理した設備の
情報をデータベースに記憶するステップと、前記データ
ベースに記憶された情報から、必要な情報を選択して、
前記設備に関連するサービス提供者に伝達するステップ
とを備えたことを特徴とする設備管理方法により達成さ
れる。
【0007】本発明によれば、所望の施設、エリア、機
器の状況を示す情報が、いったん施設のゲートウェイコ
ントローラに集積されて、当該ゲートウェイコントロー
ラから送信される。次いで、当該情報を、所定のサービ
ス提供者に転送する。これら情報には、電力、ガス、上
下水道、セキュリティなど所望のものを含むことができ
る。したがって、異種のサービス提供者が、独自に施設
に状況把握装置を配置し、これらを回線で結ぶ工事を実
行する必要が無くなる。つまり、ゲートウェイコントロ
ーラに状況把握装置の情報を集約させ、かつ、ゲートウ
ェイコントローラとハブとの間とを接続可能にすれば足
りる。本発明の好ましい実施態様においては、前記ゲー
トウェイコントローラとの間の情報の伝達が、第1のネ
ットワークを介して実行され、かつ、前記サービス提供
者との間の情報の伝達が、第2のネットワークを介して
実行される。これらネットワークとして、光ファイバな
どによる専用線を利用しても良い。
【0008】本発明の他の好ましい実施態様において
は、前記ゲートウェイコントローラとの間の情報の伝
達、および/または、前記サービス提供者との間の情報
の伝達が、インターネットを介して実行される。本発明
のさらに好ましい実施態様においては、前記サービス提
供者から、前記設備の使用状況の統計的な情報、前記使
用状況を変化させた場合のシミュレーション結果、およ
び/または、使用状況に対するコメントを含むコンサル
ティング情報を受理し、当該コンサルティング情報を、
前記設備を含む施設のゲートウェイコントローラを介し
て、所定の端末に伝達するステップを備えている。この
実施態様によれば、サービス提供者も、ハブを介して、
コンサルティング情報を、顧客に対して伝達することが
できる。つまり、状況把握装置からの情報に基づく処理
結果を、顧客にフィードバックすることが可能となる。
【0009】たとえば、少なくとも前記ゲートウェイコ
ントローラとの間の情報の伝達がインターネットを介し
てなす場合に、設備の使用状況の統計的な情報、前記使
用状況を変化させた場合のシミュレーション結果、およ
び/または、使用状況に対するコメントを含むコンサル
ティング情報を通知すべき端末に、アクセスのための固
有URLを予め与えるステップと、前記サービス提供者
から、前記コンサルティング情報を受理した場合に、前
記コンサルティング情報に関連する固有URLを有する
ウェブページに、受理した情報を貼り付けるステップと
を有するのが望ましい。これにより、顧客は端末から、
固有URLを利用してアクセスして、コンサルティング
情報を参照することが可能となる。たとえば、サービス
提供者が、電力供給機関であり、前記使用状況の統計的
な状況が、施設中のエリアおよび/または機器ごとの電
力消費量に関し、かつ、前記シミュレーション結果が、
電力を消費する設備の使用状況を変化させたものであ
る。
【0010】本発明のさらに別の実施態様においては、
前記設備の何れかに異常或いは障害が発生した場合に、
前記ゲートウェイコントローラを介して、当該設備およ
び異常或いは障害を示す情報を受理するステップと、前
記情報を解析して、当該情報を通知すべきサービス提供
者を特定するステップと、前記サービス提供者に、前記
情報を伝達するステップとを備えている。すなわち、異
常や障害の発生に対しても、ハブを介して適切に対応す
ることが可能となる。さらに、好ましい実施用において
は、前記サービス提供者から、当該設備において検査す
べき項目および/または復旧作業を含むリストを受理
し、当該リストを、前記設備を含む施設のゲートウェイ
コントローラを介して、所定の端末に伝達するステップ
を備えている。
【0011】より望ましくは、少なくとも前記ゲートウ
ェイコントローラとの間の情報の伝達がインターネット
を介してなす場合に、当該設備において検査すべき項目
および/または復旧作業を含むリストを通知すべき端末
に、アクセスのための固有URLを予め与えるステップ
と、前記サービス提供者から、前記リストを受理した場
合に、前記リストに関連する固有URLを有するウェブ
ページに、受理したリストを貼り付けるステップとが設
けられる。
【0012】また、本発明の目的は、施設、施設中の特
定のエリア、および/または、施設中の特定の機器を含
む設備の状況を把握するためのセンサおよびメータを含
む状況把握装置と、施設に配置されたゲートウェイコン
トローラであって、前記施設中の情報把握装置からの情
報を、ローカルネットワークを介して一旦受理するゲー
トウェイコントローラと、前記ゲートウェイコントロー
ラとグローバルネットワークを介して接続された設備管
理中継サーバであって、前記前記ゲートウェイコントロ
ーラを介して、状況把握機器により把握された設備の情
報を受理する通信処理手段、前記受理した設備の情報を
記憶するデータベース、および、前記データベースに記
憶された情報から、必要な情報を選択するデータ処理手
段を有し、前記通信処理手段が、前記選択された情報
を、設備に関連するサービス提供者に伝達するように構
成された設備中継サーバとを備えたことを特徴とする設
備管理システムにより達成される。さらに本発明の目的
は、上記設備管理システムにて用いられる、サービス提
供者と施設との間のハブとしての機能を有する設備管理
中継サーバによっても達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態につき説明を加える。図1は、本発明の
実施の形態にかかる施設管理システムの概略構成を示す
ブロックダイヤグラムである。図1に示すように、本実
施の形態にかかる施設管理システム10においては、施
設の側(符号12参照)と、サービス提供者の側(符号
14参照)との間に、設備管理中継サーバ16が配置さ
れている。設備管理中継サーバ16は、施設とサービス
提供者との間、或いは、サービス提供者相互の接続をな
すためのハブとして機能する。
【0014】設備管理中継サーバ16は、一方(符号1
2参照)において、第1の通信ネットワーク18を介し
て、オフィスビル、工場、病院、ホテルなどの施設20
に配置されたゲートウェイコントローラ22と接続され
ている。第1の通信ネットワーク18として、たとえ
ば、光ファイバを用いた専用ネットワークを利用するこ
とができる。第1の通信ネットワーク18には、数多く
の施設20−1、20−2、・・・が接続されている。
さらに第1のネットワークには、他の施設(図示せず)
を結ぶ他の通信ネットワーク19に接続されていても良
い。また、設備管理中継サーバ16は、他方(符号14
参照)において、第2の通信ネットワーク24を介し
て、種々のサービス提供者のサーバ(サービス提供者サ
ーバ)26−1、26−2、・・・と接続されている。
このサービス提供者には、たとえば、電力会社、ガス供
給会社、上下水道供給者、ビル管理会社、警備会社、設
備運用保守会社、行政機関などが含まれる。第2の通信
ネットワークとして、光ファイバを利用した専用ネット
ワークを利用することができる。
【0015】図2は、ある施設に配置された通信機器お
よびセンサなどの配置を示すブロックダイヤグラムであ
る。図2に示すように、施設中或いは施設に隣接した位
置には、ゲートウェイコントローラ22が配置され、当
該ゲートウェイコントローラ22には、LAN30(Lo
cal Area Network)を介して、施設の状態を検出するた
めのセンサが接続されている。本実施の形態において
は、通常のビルの状態を検出するために、あるテナント
(TEA)のための電力メータ32−1、他のテナント
(TEB)のための電力メータ32−2、動力設備のた
めの電力メータ32−3、給湯設備のためのガスメータ
34−1、他のガスを供給する設備(たとえば厨房設備
など)のためのガスメータ34−2、ビルの管理室のシ
ステム36、受変電設備の制御機器38、蓄熱式空調シ
ステムの制御機器39などが、LAN30に接続されて
いる。さらに、フロアなどの所定の領域の状況を検知す
るために、温度センサ、湿度センサ、人感センサ、照度
センサ、CO/COセンサなどの各種センサ40−
1、40−2、・・・がLANに接続されている。な
お、ゲートウェイコントローラ22として、たとえば、
特願2000−172742号に記載された情報処理を
実行することができるコンピュータを利用することがで
きる。他の施設(たとえば、図1の符号22−2)にお
いても、必要に応じて、メータ類やセンサ類が、所定の
位置に配置されている。
【0016】図3は、設備中継管理サーバ16の概略構
成を示すブロックダイヤグラムである。図3に示すよう
に、設備中継管理サーバ16は、第1の通信ネットワー
ク18および第2の通信ネットワーク24との通信を制
御する通信処理部50と、サービス提供者のサーバ26
からの情報にしたがって、或いは、施設20に配置され
たゲートウェイコントローラ22からの情報にしたがっ
て所定の処理を実行する処理装置52と、各施設からの
データを蓄積するデータベース(DB)54とを有して
いる。このように構成された施設管理システム10にお
いては、概略的に、以下の3つの機能を備えている。な
お、本明細書においては、主として電力に関する種々の
処理およびサービス提供について説明するが、上下水道
やガスに関しても同様の処理を実行して、同様のサービ
スを提供できることは言うまでもない。
【0017】(1)設備管理中継サーバ16をハブとし
た顧客向けワンストップサービス 本実施の形態においては、顧客や施設に関する種々の情
報(電力やガス、水道の消費量、各種センサのデータ、
障害発生の情報)を、設備管理中継サーバ16に一元的
に管理している。したがって、顧客が上記情報の何れか
を閲覧する場合に、個々のサービス提供者のサーバに対
して閲覧を請求することなく、設備管理中継サーバ16
に閲覧を請求すれば足りる。また、サービス提供者の側
でも、必要に応じて、設備管理中継サーバ16からデー
タを取得することにより、個々にデータを蓄積する必要
が無くなる。
【0018】(2)顧客へのコンサルティング 図2に示すように、本実施の形態においては、メータや
センサから与えられたデータにより、施設の状況を把握
することができる。したがって、設備管理中継サーバ1
6において、或いは、サービス提供者サーバ26におい
て、上記データを解析して、コンサルティング結果を顧
客にフィードバックする。たとえば、電力に関して、フ
ロア別、機器別の電力消費量、温湿度などにしたがっ
て、上記電力消費量を顧客にわかりやすくチャート化し
て提示するとともに、温湿度や、機器のオン/オフのタ
イミングを変更してシミュレートした結果を、顧客に提
示することが可能である。
【0019】(3)設備の遠隔メンテナンスサービス たとえば、漏電や停電などの障害が発生した場合に、設
備管理中継サーバ16において、障害の種別を判断し、
必要なサービス提供者サーバ26に情報を伝達する。ま
た、施設20にデータを与え、より詳細な診断を行な
い、可能な場合には、障害を排除する。或いは、何れか
のサービス提供者サーバ26(たとえば、メンテナンス
会社のサーバ)に障害の情報が伝達されると、このサー
ビス提供者サーバ26は、設備の診断リストを作成し、
これを、設備管理中継サーバ16を介して、施設の管理
室システム36に伝達することができる。施設管理者
は、診断リストにしたがって、障害の起きている設備を
復旧させることができる。
【0020】上記機能を実現するために、施設管理シス
テム10の処理装置52は、図4に示すように、受理し
たIPアドレスに基づき顧客や施設、および、サービス
提供者を特定する顧客/施設特定部56と、施設内のメ
ータや機器を特定する機器特定部58と、受理したデー
タを解析するとともに、障害が発生した場合には、障害
の内容を解析するデータ/障害解析部60と、サービス
提供者のサーバ26から伝達されたデータなどを一時的
に保持するデータバッファ62と、こえら構成部分を制
御する制御部64とを有している。
【0021】以下、上記(1)〜(3)の機能につき、
さらに詳細に説明を加える。 (1)設備管理中継サーバ16をハブとした顧客向けワ
ンストップサービス 図5は、施設20内のゲートウェイコントローラ22
と、LANにて接続されたメータやセンサとの間の処理
を示すフローチャートである。この処理は、所定の時間
間隔(たとえば、30分ごと)に実行される。
【0022】ゲートウェイが所定の時間に起動すると
(ステップ501)、まず、その時刻にデータを収集す
べきセンサやメータを特定する(ステップ502)。た
とえば、電力量メータのデータ収集間隔が30分であれ
ば、施設20に配置された全ての電力量メータが選択さ
れる。この収集間隔は、予めゲートウェイコントローラ
22に設定することができる。ゲートウェイコントロー
ラは、データを収集すべく選択したメータやセンサ(対
象機器)との間で、LANを介した通信路を確立する
(ステップ503、511)。次いで、対象機器にデー
タ送信要求を伝達する(ステップ504)。対象メータ
/センサは、これに応答して、電力量、温度或いは湿度
を示すデータをゲートウェイコントローラ22に送信す
る(ステップ512)。
【0023】ゲートウェイコントローラ22がデータを
受理すると、データを解析して、何れの機器(たとえ
ば、どこに配置されたセンサか)が出力した何を示すデ
ータであるかを特定し(ステップ506)、当該データ
を、機器を示す機器IDと関連付けてDB(図示せず)
の所定の領域に記憶する(ステップ507)。その後
に、ゲートウェイコントローラ22と、対象機器との通
信路が切断されて(ステップ508、513)処理が終
了する。図5に示す処理は、必要な全ての機器について
実行される。これにより、施設20内のメータやセンサ
により取得されたデータを、ゲートウェイコントローラ
22のDB中に記憶することができる。このようにし
て、ゲートウェイコントローラ22のDB中に記憶され
たデータは、たとえば、毎日所定の時刻(たとえば夜
間)に、第1の通信ネットワーク18を介して、設備管
理中継サーバ16に伝達される。
【0024】図6は、ゲートウェイコントローラおよび
設備中継管理サーバによる処理を示すフローチャートで
ある。所定の時刻にゲートウェイコントローラが起動す
ると(ステップ601)、DB中のデータを読み出して
(ステップ602)、対象機器名などを付加した形式の
報告データを生成する(ステップ603)。次いで、ゲ
ートウェイコントローラ22と、設備管理中継サーバ1
6との間で、第1の通信ネットワークを利用した通信路
を確立し(ステップ604、611)、ゲートウェイコ
ントローラ22から報告データが設備管理中継サーバ1
6に伝達される(ステップ605、612)。
【0025】設備管理中継サーバ16において、通信処
理部50を介して処理装置52に、報告データが与えら
れると、まず、顧客/施設特定部56が、まず、送信元
のゲートウェイコントローラに関する情報(たとえば、
IPアドレス)から施設20を特定する(ステップ61
3)。施設を特定することにより、予め登録されていた
顧客名を特定することもできる。また、特定された施設
に設置されているメータやセンサなどの対象機器を、機
器特定部58が認識する(ステップ613)。これも、
予め登録されてDB54に記憶されている。次いで、デ
ータ/障害解析部60が、報告データを参照して、対象
機器のデータの内容(たとえば、電力であるのか、温度
であるのかなど)を認識し(ステップ614)、所定の
形式にてデータをDB54中に記憶する(ステップ61
5)。図7は、DB54中に記憶されたデータの例を示
す図である。たとえば、施設名、機器・領域名、時間な
どが関連付けられていることが理解できるであろう。
【0026】このようにして、設備管理中継サーバ16
には、第1の通信ネットワーク18を介して、これに接
続された施設20−1、20−2、・・・におけるデー
タを取得して、これをDB54中に蓄積することができ
る。このようにして蓄積されたデータは、定期的に(た
とえば、毎月末日に)、設備管理中継サーバ16からサ
ービス提供者サーバ26に伝達される。設備管理中継サ
ーバ16は、サービス提供者に応じて、DB54から必
要なデータを抽出する。たとえば、電力会社のサービス
提供者サーバ26に対しては、施設の各所に配置された
電力量メータや温度センサ、湿度センサにより取得され
たデータが、DB54から抽出されて伝達される。上記
電力量には、テナント、フロアなどで蓄積された電力量
のほか、契約者が利用した電力量が含まれる。
【0027】(2)顧客へのコンサルティング 設備管理サーバ16からサービス提供者サーバ26に伝
達された種々のデータは、サービス提供者サーバ26に
おいて解析され、顧客にフィードバックするコンサルテ
ィング結果を得る。本書面において、電力、ガス、上下
水道などの利用に関するコンサルティングをエネルギー
コンサルティングと称する。エネルギーコンサルティン
グには、施設や施設内の特定のエリア(テナントやフロ
ア)の電力、ガス、水道の使用量に関するチャートを作
成するとともに、上記施設やエリアに配置された各種セ
ンサの情報を参照して、施設やエリアの状況を変化させ
た場合の使用量をシミュレートすることができる。本実
施の形態においては、電力使用量に関するチャートの作
成およびシミュレーションを実行する場合につき説明を
加える。
【0028】図8は、電力会社のサービス提供者サーバ
26の処理を示すフローチャートである。図8に示すよ
うに、サービス提供者サーバ26は、コンサルティング
をすべき設備やエリアを特定して(ステップ801)、
設備管理中継サーバ16から供給され、自己のDB(図
示せず)に蓄積された、ある施設の電力消費量に関する
データおよび各種センサのデータを取り出す(ステップ
802)。次いで、サービス提供者サーバ26は、施設
やフロアの日ごと、時間ごとなどの電力使用量のチャー
トを作成する(ステップ803)。たとえば、ある領域
(オフィスビルのフロア)において、蛍光灯、OA機
器、冷暖房などカテゴリごとの時間ごとの使用量を算出
して、これを用いたチャートを作成する。本実施の形態
においては、施設のフロアごとなど所定の電力系統の電
力使用量を検出するための電力量メータが配置されてい
る。したがって、このメータにより検出されるエリアを
もっとも細分化されたカテゴリとして、所望のカテゴリ
を設定して、チャートを作成することができる。
【0029】図9(a)は、作成されたチャートの一例
を示す図である。図9(a)においては、あるオフィス
ビルのフロアの蛍光灯(符号900参照)、OA機器
(符号901参照)、冷暖房機による電力使用量(符号
902参照)が示されている。たとえば、それぞれの使
用量は、割り当てられた色が付され、一見して種別およ
びその使用量がわかるようにするのが望ましい。次い
で、サービス提供者サーバ26は、シミュレーションを
するために設定された条件を特定する(ステップ80
4)。この条件は、予めサービス提供者の側において用
意していても良いし、或いは、顧客からの設定に従って
も良い。その後、サービス提供者サーバ26は、上記条
件にしたがったシミュレーションを実行する(ステップ
805)。たとえば、フロアの温度のデータを参照し
て、全体の設定温度を1度上昇させた場合の電力使用量
(特に冷暖房機の電力使用量)の変化、或いは、フロア
の蛍光灯を不要なときにオフした場合の電力使用量(特
に蛍光灯の電力使用量)の変化などを提示する。或い
は、夜間電力を利用して、蓄熱型の冷暖房機を利用した
場合における電力消費量の変化を提示しても良い。図9
(b)は、冷暖房機の設定温度を上昇させたときの使用
量を示すシミュレーション結果、図9(c)は、冷暖房
機の作動のために夜間電力を利用した場合のシミュレー
ション結果を示す図である。
【0030】このようにして所定のシミュレーション結
果が得られると、チャート、シミュレーション結果およ
びコメントからなるコンサルティングデータを作成し、
通知すべき施設を示すデータを付加して、設備管理中継
サーバ16に伝達する(ステップ806)。設備中継サ
ーバ16においては、通知すべき施設を示すデータを参
照して、施設の管理システム36に、コンサルティング
データを転送することができる。管理システム36のオ
ペレータは、このコンサルティングデータを参照して、
電力を使用する際の参考にすることができる。
【0031】(3)設備の遠隔メンテナンスサービス この機能においては、設備管理中継サーバ16が、施設
20からの障害を示すデータを解析して、これに対応し
て、通知等が必要なサービス提供者のサーバ26に情報
を伝達する。図10および図11は、設備の遠隔メンテ
ナンスサービスの処理手順を示すフローチャートであ
る。ある施設20のメータやセンサにより、異常や障害
が検出されると(ステップ1001)、当該メータやセ
ンサは、LANを介してゲートウェイコントローラ22
との通信路を確立して(ステップ1002、101
1)、ゲートウェイコントローラ22に、検出されたデ
ータを伝達する(ステップ1003、1012)。
【0032】ゲートウェイコントローラ22は、送信元
を特定することにより、異常や障害が発生していると考
えられる機器を特定して(ステップ1013)、受理し
たデータを機器と関連付けて記憶する(ステップ101
4)。次いで、LANのよる通信路を切断した(ステッ
プ1004、1015)後に、第1の通信ネットワーク
18を介して、設備管理中継サーバ16との間の通信路
を確立する(ステップ1016、1021)。ゲートウ
ェイコントローラ22は、施設における送信元、異常や
障害が発生したと考えられる機器、および、その内容を
示すデータを、第1の通信ネットワークを介して、設備
管理中継サーバ16に伝達する(ステップ1017、1
022)。通信路を切断した後に(ステップ1018、
1023)、設備管理中継サーバ16は、データを解析
し(ステップ1024)、異常や障害の発生を通知すべ
きサービス提供者を特定する(図11のステップ110
1)。 たとえば、漏電など電力に関して、電力関係の
設備運用保守会社が特定され、その一方、データが外部
からの侵入を示すものであれば、セキュリティ会社が特
定される。次いで、特定されたサービス提供者のサーバ
26との間で第2のネットワークを介した通信路が確立
され(ステップ1102、1111)、設備管理中継サ
ーバ16から、必要なデータがサービス提供者サーバ2
6に伝達される(ステップ1103、1112)。
【0033】サービス提供者サーバ26は、データを解
析して、異常や障害を確認するための検査項目、手順、
および、復旧への対応を示すリスト(検査/対応リス
ト)を作成して(ステップ1113)、これを設備中継
管理サーバ16に伝達する(ステップ1114)。通信
路が切断された(ステップ1105、1115)後に、
設備管理中継サーバ16は、検査/対象リストを、第1
の通信ネットワークを介して、異常や障害が生じた施設
20の管理室システム36に伝達する(ステップ110
6)。第1の通信ネットワークおよびゲートウェイコン
トローラ22を介して管理室システム36に到達した検
査/対象リストを参照して、オペレータは、施設20中
の異常や障害が生じた機器を検査して、異常や障害の箇
所を発見し、これを復旧させることができる。
【0034】或いは、サービス提供者サーバがデータを
受理し(ステップ1112)、これを解析して対応策が
提示された場合に(ステップ1113)、サービス提供
者の保守要員が、施設20に急行して、復旧にあたるよ
うにしてもよい。本実施の形態によれば、施設のフロ
ア、テナントなど所定のエリアごと、或いは、機器ごと
にメータやセンサを配置し、定期的にこれらの状況を施
設に配置されたゲートウェイコントローラ22が取得す
るとともに、異常や障害が発生した場合に、ゲートウェ
イコントローラ22に所定のデータが伝達される。した
がって、ゲートウェイコントローラ22に、施設内の電
気系統、ガス系統、上水道系統、セキュリティなどに関
する種々の情報を集約することができる。
【0035】また、本実施の形態によれば、施設管理中
継サーバ16をハブとして機能させ、上記ゲートウェイ
コントローラ22に集約された施設の各々の情報を、第
1の通信ネットワークを介して、施設管理中継サーバ1
6に蓄積する。この情報は必要に応じて選択され、選択
された情報が、電力会社、ガス会社、設備保守運用会
社、セキュリティ会社のサーバ(サービス提供者サー
バ)に伝達される。したがって、各サービス提供者が、
独自に、施設中の機器等と自己のサーバとを結ぶ通信回
線を敷設したりする必要がなく、機器周辺の工事や通信
回線工事の重複を防止することが可能となる。さらに、
本実施の形態によれば、施設管理中継サーバ16からの
データに基づき、所定のサービス提供者が、コンサルテ
ィング結果等を作成し、これを、施設管理中継サーバ1
6を介して施設の管理室等のシステム伝達している。し
たがって、施設側のオペレータなどは、これを参照し
て、電力、ガス等の適切な消費を図ることが可能とな
る。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態につき説
明を加える。第1の実施の形態においては、第1の通信
ネットワークおよび第2の通信ネットワークとも、光フ
ァイバを利用した専用ネットワークを利用したが、第2
の実施の形態においては、第1のネットワークおよび第
2のネットワークとも、インターネットを利用してい
る。図12は、第2の実施の形態にかかる施設管理シス
テム100の構成を示すブロックダイヤグラムである。
図12において、図1と同様の構成要素には同一の符号
を付している。図12に示すように、設備管理中継サー
バ16、施設20−1、20−2、・・・(より詳細に
は、施設のゲートウェイ22)およびサービス提供者サ
ーバ26−1、26−2、・・・は、それぞれインター
ネット102を介して接続されている。なお、本実施の
形態においても、施設20(施設のゲートウェイ22)
と設備管理中継サーバ16との間(符号104参照)、
サービス提供者サーバ26と設備管理中継サーバ16と
の間(符号106参照)において、インターネットを介
した通信がなされる。つまり、施設20の情報がサービ
ス提供者サーバ26に伝達される場合や、その逆の場合
にも、設備管理中継サーバ16が、ハブとしていった
ん、情報を中継するように構成されている。第2の実施
の形態においても、上記(1)設備管理中継サーバ16
をハブとした顧客向けワンストップサービス、(2)顧
客へのコンサルティングおよび(3)設備の遠隔メンテ
ナンスサービスの機能を実現することができる。
【0037】(1)設備管理中継サーバをハブとした顧
客向けワンストップサービスは、第1の実施の形態と同
様の手順(図5および図6参照)にて実現できる。次
に、(2)顧客へのコンサルティングにつき説明を加え
る。この場合に、設備管理中継サーバは、予め、施設2
0、或いは、施設20のフロアやテナントなどの特定の
エリア向けに、固有のURLを付与しておく。このUR
Lは、上記施設20や特定のエリアの管理者のみがアク
セスできるよういに、暗号化したパスワードを与えてお
くのが望ましい。
【0038】サービス提供者サーバ26は、コンサルテ
ィング結果を、図8に示す手順にしたがって作成する。
コンサルティングデータを受理した設便管理中継サーバ
16は、当該コンサルティング結果を、伝達すべき相手
の固有URLのページ(図12の符号120−1、12
0−2、・・・参照)に貼り付ける。したがって、施設
20や特定のエリアのオペレータが、パスワードをつか
って固有URLにアクセスすることにより、ウェブペー
ジを閲覧することができる。これにより、コンサルティ
ング結果を顧客の側に提示することが可能となる。
【0039】(3)設備の遠隔メンテナンスサービス 設備の遠隔メンテナンスも、インターネットを利用して
実現することができる。たとえば、異常の検出を設備管
理中継サーバ16に伝達する際や、検査対応リストを設
備管理中継サーバ16から施設20の管理室等に伝達す
る際に、暗号化された電子メールを利用すればよい。こ
れにより、セキュリティを確保しつつ、第1の実施の形
態と略同様の機能を実現することができる。
【0040】第2の実施の形態によれば、専用ネットワ
ークを敷設することなく、既存の電話回線等を利用し
て、上記(1)〜(3)の機能を実現することが可能と
なる。本発明は、以上の実施の形態に限定されることな
く、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々
の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含さ
れるものであることは言うまでもない。
【0041】たとえば、上記実施の形態の(3)設備の
遠隔メンテナンスサービスにおいて、異常や障害の検出
について説明したがこれに限定されるものではなく、機
器の種別、名称、設置日などを示す情報を予め設備管理
中継サーバに登録しておけば、これを、当該機器のメン
テナンスを行なうサービス提供者のサーバが、当該情報
を参照して、機器の劣化状況を通知しても良い。この場
合には、サービス提供者のサーバが、設備管理中継サー
バ16から所定のデータを取得し、必要な情報を図11
のステップ1113〜1115と略同様の手順で、設備
管理中継サーバ16に伝達すればよい。
【0042】また、前記実施の形態の(2)顧客へのコ
ンサルティングは、電力消費量などエネルギーに関する
コンサルティング(エネルギーコンサルティング)に関
するものであったがこれに限定されるものではない。た
とえば、設備運用保守会社のサーバが、所定の時期に機
器のメンテナンス手順を、設備管理中継サーバ16を介
して、顧客の側に伝達しても良い。或いは、コンサルテ
ィングの機能の一部を、設備管理中継サーバ16が実行
するようにしても良い。
【0043】さらに、サービス提供者同士の通信を、設
備管理中継サーバ16を介して行なっても良い。たとえ
ば、設備管理中継サーバ16を介して、自己の情報を他
のサービス提供者のサーバに伝達しても良いし、或い
は、設備管理中継サーバ16のDB54に記憶されてい
る情報を、他のサービス提供者のサーバに向けて送信す
るよな依頼を送信しても良い。また、(3)設備の遠隔
メンテナンスサービスにおいて、設備保守運用会社が、
設備管理中継サーバ16を介してデータを受理した後
(図11のステップ1112参照)、データを解析し
て、関連する自動診断プログラムを、設備管理中継サー
バ16を介して、施設の側に伝達しても良い。さらに、
本発明にて利用でいるセンサは、温度センサ、湿度セン
サなどに限定されず、施設、施設中の特定のエリア、機
器の状態を検出するための任意のセンサを利用すること
ができる。また、メータとして、上記実施の形態にて例
示したものの他、上下水道の流量計なども利用できるこ
とはいうまでもない。
【0044】また、前記実施の形態においては、異常や
障害が発生した場合に、検査/対象リストを管理室シス
テム36以外に伝達しても良い。たとえば、施設の管理
者やメンテナンス要員(以下、「管理者」と称する)が
保持するラップトップコンピュータやPDAのような携
帯端末に検査/対象リストが伝達されても良い。この場
合には、たとえば、サービス提供者において、機器の劣
化状態や障害情報に基づき、関係する機器のマニュアル
を参照して、自動的に検査/対象リスト(チェックリス
ト)を作成し、これを、設備管理中継サーバ16を介し
て、管理者の携帯端末に伝達する。これにより、管理者
は、携帯端末の表示装置の画面上に表示されたマニュア
ルを参照しつつ、実際に障害等が生じた機器をチェック
し、チェック結果を、設備管理中継サーバ16を介し
て、サービス提供者のサーバに伝達する。この処理を繰
り返すことにより、サービス提供者と管理者とがインタ
ラクティブに機器の復旧作業をなすことができる。万が
一、管理者の側において修理等ができず機器を復旧させ
ることができない場合には、実際にサービス提供者の要
員が現地に出かければよい。
【0045】さらに、前記第1の実施の形態における通
信ネットワークは例示的なものであり、無線、電話回
線、パワーラインなど他の通信ネットワークを利用する
こともできる。また、前記実施の形態を利用して、請求
書の一括発行などを実現することができる。たとえば、
設備管理中継サーバ16に、電力会社、ガス会社などの
サービス提供者からの請求情報(たとえば、使用量およ
び料金)を集約して、設備管理中継サーバ16が、施
設、施設内のエリア(たとえばテナントなど)など顧客
ごとのサービス提供者を横断する一括請求書を作成する
ことができる。この一括請求書は、通信ネットワークを
介してオンラインで配信しても良いし、郵便など他の媒
体を利用してオフラインで配信しても良い。オフライン
で配信する場合には、紙の請求書に、コンサルティング
情報を付けても良い。
【0046】さらに、設備管理中継サーバ16に決済の
機能を設け、電子的な顧客の支払いを実現しても良い。
たとえば、この場合には、顧客はクレジットカードや電
子マネーなどを利用することができる。なお、本明細書
において、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段
により実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能
が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、サービス提供者や施設
の所有者によるコストを削減しつつ、施設や施設に配置
された機器に関するきめ細かいサービスを提供すること
ができる設備管理システムを提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態にかかる施設管
理システムの概略構成を示すブロックダイヤグラムであ
る。
【図2】 図2は、ある施設に配置された通信機器およ
びセンサなどの配置を示すブロックダイヤグラムであ
る。
【図3】 図3は、設備中継管理サーバ16の概略構成
を示すブロックダイヤグラムである。
【図4】 図4は、本実施の形態にかかる処理装置の構
成を示すブロックダイヤグラムである。
【図5】 図5は、本実施の形態において、施設内のゲ
ートウェイコントローラと、LANにて接続されたメー
タやセンサとの間の処理を示すフローチャートである。
【図6】 図6は、本実施の形態にかかるゲートウェイ
コントローラおよび設備中継管理サーバによる処理を示
すフローチャートである。
【図7】 図7は、本実施の形態にかかるデータベース
中に記憶されたデータの例を示す図である。
【図8】 図8は、本実施の形態にかかる電力会社のサ
ービス提供者サーバの処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】 図9は、本実施の形態において作成されたチ
ャートおよびシミュレーションの例を示す図である。
【図10】 図10は、本実施の形態にかかる設備の遠
隔メンテナンスサービスの処理手順を示すフローチャー
トである。
【図11】 図11は、本実施の形態にかかる設備の遠
隔メンテナンスサービスの処理手順を示すフローチャー
トである。
【図12】 図12は、本発明の第2の実施の形態にか
かる施設管理システムの構成を示すブロックダイヤグラ
ムである。
【符号の説明】
10 施設管理システム 16 設備管理中継サーバ 18 第1の通信ネットワーク 20 施設 22 ゲートウェイコントローラ 24 第2の通信ネットワーク 26 サービス提供者のサーバ
フロントページの続き (72)発明者 勝又 秀樹 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力 株式会社内 (72)発明者 鍋谷 雄一 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力 株式会社内 (72)発明者 松下 一子 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力 株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA06 CC45 EE02 EE05 EE41 EE56 EE59 FF02 5H223 AA05 AA20 BB08 CC08 DD03 DD07 DD09 EE06 FF05

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設、施設中の特定のエリア、および/
    または、施設中の特定の機器の状況を把握するためのセ
    ンサおよびメータを含む状況把握装置からの情報に基づ
    き、前記施設、エリアおよび/または機器を含む設備を
    管理する設備管理方法であって、 施設に配置されたゲートウェイコントローラであって、
    前記施設中の情報把握装置からの情報を、ローカルネッ
    トワークを介して一旦受理するゲートウェイコントロー
    ラから、前記状況把握機器により把握された設備の情報
    を受理するステップと、 前記受理した設備の情報をデータベースに記憶するステ
    ップと、 前記データベースに記憶された情報から、必要な情報を
    選択して、前記設備に関連するサービス提供者に伝達す
    るステップとを備えたことを特徴とする設備管理方法。
  2. 【請求項2】 前記ゲートウェイコントローラとの間の
    情報の伝達が、第1のネットワークを介して実行され、
    かつ、前記サービス提供者との間の情報の伝達が、第2
    のネットワークを介して実行されることを特徴とする請
    求項1に記載の設備管理方法。
  3. 【請求項3】 前記ゲートウェイコントローラとの間の
    情報の伝達、および/または、前記サービス提供者との
    間の情報の伝達が、インターネットを介して実行される
    ことを特徴とする請求項1に記載の設備管理方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記サービス提供者から、前記
    設備の使用状況の統計的な情報、前記使用状況を変化さ
    せた場合のシミュレーション結果、および/または、使
    用状況に対するコメントを含むコンサルティング情報を
    受理し、当該コンサルティング情報を、前記設備を含む
    施設のゲートウェイコントローラを介して、所定の端末
    に伝達するステップを備えたことを特徴とする請求項1
    ないし3の何れか一項に記載の設備管理方法。
  5. 【請求項5】 さらに、少なくとも前記ゲートウェイコ
    ントローラとの間の情報の伝達がインターネットを介し
    てなす場合に、設備の使用状況の統計的な情報、前記使
    用状況を変化させた場合のシミュレーション結果、およ
    び/または、使用状況に対するコメントを含むコンサル
    ティング情報を通知すべき端末に、アクセスのための固
    有URLを予め与えるステップと、 前記サービス提供者から、前記コンサルティング情報を
    受理した場合に、前記コンサルティング情報に関連する
    固有URLを有するウェブページに、受理した情報を貼
    り付けるステップとを有することを特徴とする請求項1
    または3に記載の設備管理方法。
  6. 【請求項6】 サービス提供者が、電力供給機関であ
    り、前記使用状況の統計的な状況が、施設中のエリアお
    よび/または機器ごとの電力消費量に関し、かつ、前記
    シミュレーション結果が、電力を消費する設備の使用状
    況を変化させたものであることを特徴とする請求項4ま
    たは5に記載の設備管理方法。
  7. 【請求項7】 さらに、前記設備の何れかに異常或いは
    障害が発生した場合に、前記ゲートウェイコントローラ
    を介して、当該設備および異常或いは障害を示す情報を
    受理するステップと、 前記情報を解析して、当該情報を通知すべきサービス提
    供者を特定するステップと、 前記サービス提供者に、前記情報を伝達するステップと
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし6の何れか一
    項に記載の設備管理方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記サービス提供者から、当該
    設備において検査すべき項目および/または復旧作業を
    含むリストを受理し、当該リストを、前記設備を含む施
    設のゲートウェイコントローラを介して、所定の端末に
    伝達するステップを備えたことを特徴とする請求項7に
    記載の設備管理方法。
  9. 【請求項9】 さらに、少なくとも前記ゲートウェイコ
    ントローラとの間の情報の伝達がインターネットを介し
    てなす場合に、当該設備において検査すべき項目および
    /または復旧作業を含むリストを通知すべき端末に、ア
    クセスのための固有URLを予め与えるステップと、 前記サービス提供者から、前記リストを受理した場合
    に、前記リストに関連する固有URLを有するウェブペ
    ージに、受理したリストを貼り付けるステップとを有す
    ることを特徴とする請求項7に記載の設備管理方法。
  10. 【請求項10】 施設、施設中の特定のエリア、および
    /または、施設中の特定の機器を含む設備の状況を把握
    するためのセンサおよびメータを含む状況把握装置と、 施設に配置されたゲートウェイコントローラであって、
    前記施設中の情報把握装置からの情報を、ローカルネッ
    トワークを介して一旦受理するゲートウェイコントロー
    ラと、 前記ゲートウェイコントローラとグローバルネットワー
    クを介して接続された設備管理中継サーバであって、前
    記前記ゲートウェイコントローラを介して、状況把握機
    器により把握された設備の情報を受理する通信処理手
    段、前記受理した設備の情報を記憶するデータベース、
    および、前記データベースに記憶された情報から、必要
    な情報を選択するデータ処理手段を有し、前記通信処理
    手段が、前記選択された情報を、設備に関連するサービ
    ス提供者に伝達するように構成された設備中継サーバと
    を備えたことを特徴とする設備管理システム。
  11. 【請求項11】 さらに、前記設備の使用状況の統計的
    な情報、前記使用状況を変化させた場合のシミュレーシ
    ョン結果、および/または、使用状況に対するコメント
    を含むコンサルティング情報を作成し、当該コンサルテ
    ィング情報を、前記設備管理システムに伝達するサービ
    ス提供者のサーバを備えたことを特徴とする請求項10
    に記載の設備管理システム。
  12. 【請求項12】 前記設備管理中継サーバが、前記コン
    サルタント情報を受理し、当該コンサルティング情報
    を、前記設備を含む施設のゲートウェイコントローラを
    介して、所定の端末に伝達するように構成されたことを
    特徴とする請求項11に記載の設備管理システム。
  13. 【請求項13】 前記設備管理中継サーバが、前記ゲー
    トウェイサーバとインターネットにて接続され、前記コ
    ンサルタント情報を通知すべき端末にアクセスのための
    固有URLを予め与え、かつ、前記受理したコンサルテ
    ィング情報を、当該コンサルティング情報に関連する固
    有URLを有するウェブページに貼り付けるように構成
    されたことを特徴とする設備管理システム。
  14. 【請求項14】 サービス提供者が、電力供給機関であ
    り、前記使用状況の統計的な状況が、施設中のエリアお
    よび/または機器ごとの電力消費量に関し、かつ、前記
    シミュレーション結果が、電力を消費する設備の使用状
    況を変化させたものであることを特徴とする請求項11
    ないし13の何れか一項に記載の設備管理システム。
  15. 【請求項15】 さらに、設備の異常や障害が発生した
    場合に、当該異常や障害に関する情報を改正して、当該
    設備において検査すべき項目および/または復旧作業を
    含むリストを作成する他のサービス提供者のサーバを備
    え、 前記設備管理中継サーバが、前記設備の何れかに異常或
    いは障害が発生した場合に、前記ゲートウェイコントロ
    ーラを介して、当該設備および異常或いは障害を示す情
    報を受理し、当該情報を解析して、前記他のサービス提
    供者を特定し、当該他のサービス提供者のサーバに対し
    て、前記情報を伝達するように構成されたことを特徴と
    する請求項11ないし14の何れか一項に記載の設備管
    理システム。
  16. 【請求項16】 請求項11ないし15の何れか一項に
    記載の設備管理システムにて用いられる、サービス提供
    者と施設との間のハブとしての機能を有する設備管理中
    継サーバ。
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