JP2003280937A - ファームウェアダウンロードシステム及びその方法 - Google Patents

ファームウェアダウンロードシステム及びその方法

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JP2003280937A JP2002084786A JP2002084786A JP2003280937A JP 2003280937 A JP2003280937 A JP 2003280937A JP 2002084786 A JP2002084786 A JP 2002084786A JP 2002084786 A JP2002084786 A JP 2002084786A JP 2003280937 A JP2003280937 A JP 2003280937A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムの運用状態でありながら、装置主制
御部の処理に影響を与えずに外部からファームウェアの
ダウンロードを行い、また、サービスの二重化形態を可
能な限り損なわずにシステムの運用を行い、冗長性と信
頼性とを向上させるシステムを提供すること。 【解決手段】 更新要求を通知する上位装置A13と、
メインバスB1に接続された装置主制御部A1とワーク
メモリ部A3とバス制御部A8と、バス制御部A8を介
したサブバスB2に接続されたファームウェアメモリ部
A6及びA7とを有し、バス制御部A8は、上位装置A
13からの更新要求に従い、自分自身で保持している格
納情報に基づいて現用ファームウェアが格納されていな
いファームウェアメモリ部に更新ファームウェアを格納
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、システムの不具合
の対処や機能改善等のために、ファームウェアをシステ
ム内の各種機能ブロック装置へダウンロードするシステ
ムであって、特に各種機能ブロック装置によって構成さ
れている局用電話交換機のように、サービスの運用状態
の信頼性を重視する基幹通信網システムにおいて、この
基幹通信網システムの運用中におけるファームウェアダ
ウンロードシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、不具合の対処又は機能向上を目
的として、各機能ブロック装置にファームウェアのダウ
ンロードを行う必要が生じる。このダウンロードを行う
技術として、従来は、ファームウェアをダウンロードす
る機能ブロック装置とこの機能ブロック装置と同一機能
を持った機能ブロック装置類とが具備された二重化運用
形態にあるシステムの場合、ファームウェアの交換や更
新等が必要な機能ブロック装置が非運用状態時にファー
ムウェアのダウンロードの実行、あるいは上記機能ブロ
ック装置の交換を局内の人手を介して行っていた。一
方、二重化運用形態ではないシステムの場合、システム
の一時停止、あるいはシステム機能の低下を伴いなが
ら、各機能ブロック装置にファームウェアのダウンロー
ドを行っていた。
【0003】しかし、各機能ブロック装置に対するファ
ームウェアのダウンロードを実施するにあたって、近
年、システム運用面における人員コストの削減や、運用
中にシステムが一時的に一重化となることによる信頼性
の低下が懸念されている。
【0004】そこで、これらの問題を解決するために特
開平11−7382号公報には、ファームウェアメモリ
領域を現用ファームウェアの格納領域と、新ファームウ
ェアを格納する領域とに分けてメモリ領域を2面構成す
ることによって、システムを一時停止することなくファ
ームウェアのダウンロードを行う方法が提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報に開示されている技術は、ファームウェアのダウ
ンロード中、システムが二重化運用形態から一重化運用
形態へと状態遷移されてしまい、システムに対する信頼
性を低下させてしまっていた。
【0006】また、上述の状態ではシステムは一重化運
用形態なので、現用ファームウェアが格納されている運
用系機能ブロック装置に障害が発生した場合、非運用系
機能ブロック装置への切り替えが不可能となるため、シ
ステム全体の信頼性を保持することができず、発生した
障害内容によってはサービス停止となってしまう欠点が
あった。
【0007】更に、上述した公報に開示されている技術
は、装置主制御部とファームウェアとが直結した構成と
なっているため、通常運用処理中のファームウェアのダ
ウンロードは装置主制御部に多大な負荷を与えてしま
い、通常運用に影響が出てしまうことが懸念されてい
た。
【0008】また、上述した公報に開示されている技術
では、ファームウェアのデータ更新を行う際、同期点を
設ける必要があり、大幅なファームウェアの更新が生じ
た場合、多数の同期点を設けなければならないため、こ
の方式では実現が困難であった。
【0009】そこで、本発明は上記の課題に鑑みて発明
されたものであって、その目的は、システムの運用状態
でありながら、装置主制御部の処理に影響を与えずに外
部からファームウェアのダウンロードを行い、また、サ
ービスの二重化形態を可能な限り損なわずにシステムの
運用を行い、冗長性と信頼性とを向上させるシステムを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、上位装置よりファームウェアのダウンロード
を行うシステムであって、メインバスと、サブバスと、
前記メインバスに接続され、システムの運用に用いられ
る現用ファームウェアが格納されるワークメモリ部と、
前記サブバスに接続され、ファームウェアが格納される
第1のファームウェアメモリ部と、前記サブバスに接続
され、ファームウェアが格納される第2のファームウェ
アメモリ部と、前記現用ファームウェアを、第1のファ
ームウェアメモリ部又は第2のファームウェアメモリ部
から読み出し、読み出したファームウェアをワークメモ
リ部に格納する主制御部と、前記サブバスに接続され、
上位装置からのファームウェア更新要求に応答して、前
記第1のファームウェアメモリ部又は前記第2のファー
ムウェアメモリ部のいずれかに更新ファームウェアを格
納する外部インタフェース部と、前記メインバスと前記
サブバスとの間に設けられ、前記第1のファームウェア
メモリ部又は前記第2のファームウェアメモリ部のいず
れかに現用ファームウェアが格納されているかの格納情
報を保持し、前記主制御部からの現用ファームウェアの
読出しの指示に応答して、前記格納情報に基づいて現用
ファームウェアが格納されているファームウェアメモリ
部を指示し、また、前記外部インタフェース部からの要
求に応答し、前記格納情報に基づいて現用ファームウェ
アが格納されていないファームウェアメモリ部を指示
し、そのファームウェアメモリ部に更新ファームウェア
を格納させるバス制御部とを有することを特徴とする。
【0011】また、上記課題を解決する第2の発明は、
上記第1の発明において、前記バス制御部は、上位装置
からの更新ファームウェアの誤り検出の実行要求に応答
し、前記第1のファームウェアメモリ部又は前記第2の
ファームウェアメモリ部のいずれかに格納された更新フ
ァームウェアの誤り検出を行う誤り検出手段と、前記誤
り検出手段の結果が正常である場合、現用ファームウェ
アと更新ファームウェアとのヴァージョンの照合を行う
照合手段と、前記照合手段の結果に基づいて、現用ファ
ームウェアが格納されているファームウェアメモリ部か
ら更新ファームウェアが格納されているファームウェア
メモリ部に更新する手段とを有することを特徴とする。
【0012】また、上記課題を解決する第3の発明は、
上記第1の発明及び第2の発明において、前記主制御部
は、障害が発生した場合、現用ファームウェアが格納さ
れている前記第1のファームウェアメモリ部又は前記第
2のファームウェアメモリ部のいずれかへのアクセス要
求を前記バス制御部に通知する手段を有し、前記バス制
御部は、前記通知に応答して、前記格納情報に基づいて
現用ファームウェアが格納されているファームウェアメ
モリ部にアクセスするよう前記主制御部に指示する手段
を有することを特徴とする。
【0013】また、上記課題を解決する第4の発明は、
上位装置よりファームウェアのダウンロードを行う情報
処理装置のプログラムであって、前記情報処理装置は、
メインバスと、サブバスと、前記メインバスに接続さ
れ、システムの運用に用いられる現用ファームウェアが
格納されるワークメモリ部と、前記サブバスに接続さ
れ、ファームウェアが格納される第1のファームウェア
メモリ部と、前記サブバスに接続され、ファームウェア
が格納される第2のファームウェアメモリ部とを有し、
前記プログラムは、前記情報処理装置を、前記現用ファ
ームウェアを、第1のファームウェアメモリ部又は第2
のファームウェアメモリ部から読み出し、読み出したフ
ァームウェアをワークメモリ部に格納する主制御部と、
上位装置からのファームウェア更新要求に応答して、前
記第1のファームウェアメモリ部又は前記第2のファー
ムウェアメモリ部のいずれかに更新ファームウェアを格
納する外部インタフェース部と、前記メインバスと前記
サブバスとを分離し、前記第1のファームウェアメモリ
部又は前記第2のファームウェアメモリ部のいずれかに
現用ファームウェアが格納されているかの格納情報を保
持し、前記主制御部からの現用ファームウェアの読出し
の指示に応答して、前記格納情報に基づいて現用ファー
ムウェアが格納されているファームウェアメモリ部を指
示し、また、前記外部インタフェース部からの要求に応
答し、前記格納情報に基づいて現用ファームウェアが格
納されていないファームウェアメモリ部を指示し、その
ファームウェアメモリ部に更新ファームウェアを格納さ
せるバス制御部として機能させる。
【0014】また、上記課題を解決する第5の発明は、
前記第4の発明において、前記プログラムは、前記バス
制御部を、上位装置からの更新ファームウェアの誤り検
出の実行要求に応答し、前記第1のファームウェアメモ
リ部又は前記第2のファームウェアメモリ部のいずれか
に格納された更新ファームウェアの誤り検出を行う誤り
検出手段と、前記誤り検出手段の結果が正常である場
合、現用ファームウェアと更新ファームウェアとのヴァ
ージョンの照合を行う照合手段と、前記照合手段の結果
に基づいて、現用ファームウェアが格納されているファ
ームウェアメモリ部から更新ファームウェアが格納され
ているファームウェアメモリ部に更新する手段として更
に機能させることを特徴とする。
【0015】また、上記課題を解決する第6の発明は、
前記第4の発明及び前記第5の発明において、前記プロ
グラムは、前記主制御部を、障害が発生した場合、現用
ファームウェアが格納されている前記第1のファームウ
ェアメモリ部又は前記第2のファームウェアメモリ部の
いずれかへのアクセス要求を前記バス制御部に通知する
手段として更に機能させ、前記バス制御部を、前記通知
に応答して、前記格納情報に基づいて前記第1のファー
ムウェアメモリ部又は前記第2のファームウェアメモリ
部のいずれかに格納されている現用ファームウェアを前
記主制御部に転送させる手段として更に機能させること
を特徴とする。
【0016】また、上記課題を解決する第7の発明は、
メインバスと、サブバスと、前記メインバスに接続さ
れ、現用ファームウェアが格納されるワークメモリ部
と、前記サブバスに接続された第1及び第2のファーム
ウェアメモリ部と、前記サブバスに接続された外部イン
タフェース部と、前記メインバスに接続された主制御部
と、前記メインバスと前記サブバスとの間に設けられた
バス制御部とを有する情報処理装置が上位装置よりファ
ームウェアをダウンロードする方法であって、前記第1
のファームウェアメモリ部又は前記第2のファームウェ
アメモリ部のいずれかに現用ファームウェアが格納され
ているかの格納情報を前記バス制御部が保持するステッ
プと、前記ワークメモリ部に格納されている現用ファー
ムウェアに基づいて、前記主制御部がシステム運用時に
おいて、前記バス制御部は、前記外部インタフェース部
から更新ファームウェアのダウンロードの要求に応答
し、前記格納情報に基づいて現用ファームウェアが格納
されていないファームウェアメモリ部を、前記外部イン
タフェース部に指示するステップと、前記外部インタフ
ェース部は、前記バス制御部の指示に従って、ダウンロ
ードされてくる更新ファームウェアを、現用ファームウ
ェアが格納されていないファームウェアメモリ部に格納
するステップとを有する。
【0017】また、上記課題を解決する第8の発明は、
メインバスと、サブバスと、前記メインバスに接続され
たワークメモリ部と、前記サブバスに接続された第1及
び第2のファームウェアメモリ部と、前記サブバスに接
続された外部インタフェース部と、前記メインバスに接
続された主制御部と、前記メインバスと前記サブバスと
の間に設けられたバス制御部とを有する情報処理装置が
上位装置よりファームウェアをダウンロードする方法で
あって、前記第1のファームウェアメモリ部又は前記第
2のファームウェアメモリ部のいずれかに現用ファーム
ウェアが格納されているかの格納情報を前記バス制御部
が保持するステップと、前記主制御部が、ブート起動時
に、前記バス制御部に現用ファームウェアが格納されて
いるファームウェアメモリ部を問合わせするステップ
と、前記バス制御部は、前記問合せに応答し、前記格納
情報に基づいて、現用ファームウェアが格納されている
ファームウェアメモリ部を、前記主制御部に通知するス
テップと、前記主制御部は、前記バス制御部の通知に基
づいて、現用ファームウェアが格納されているファーム
ウェアメモリ部から現用ファームウェアを読出し、前記
ワークメモリ部に格納するステップと、前記主制御部
は、前記ワークメモリ部に格納されている現用ファーム
ウェアに基づいて、システムを運用するステップと、前
記主制御部がシステム運用時において、前記バス制御部
は、前記外部インタフェース部から更新ファームウェア
のダウンロードの要求に応答し、前記格納情報に基づい
て現用ファームウェアが格納されていないファームウェ
アメモリ部を、前記外部インタフェース部に指示するス
テップと、前記外部インタフェース部は、前記バス制御
部の指示に従って、ダウンロードされてくる更新ファー
ムウェアを、現用ファームウェアが格納されていないフ
ァームウェアメモリ部に格納するステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明の実施形態を
示すもので、図1は本発明によるシステムに搭載される
機能ブロック装置及びその周辺装置のブロック構成の概
略図であり、図2は機能ブロック装置の詳細構成図であ
る。
【0019】図1に示すように本発明におけるシステム
には、機能ブロック装置A10と、上位装置A13とか
ら構成されている。
【0020】機能ブロック装置A10は、装置主制御部
A1と、ブート起動プログラムメモリ部A2と、装置主
制御部A1が使用するデータを格納するワークメモリ部
A3と、装置主制御部A1の制御の対象である個別機能
部A4及び個別機能部A5と、メモリ選択制御機能を具
備したバス制御部A8と、ファームウェアを格納するフ
ァームウェアメモリ部A6及びA7と、システム主制御
装置A1及び上位装置A13からの制御に用いる外部イ
ンタフェース制御部A9とを有する。
【0021】装置主制御部A1と、ブート起動プログラ
ムメモリ部A2と、ワークメモリ部A3と、個別機能部
A4及び個別機能部A5と、バス制御部A8とは、各ブ
ロック間のメインバスB1にて接続されている。バス制
御部A8と、ファームウェアメモリ部A6及びA7と、
外部インタフェース制御部とは、各ブロック間のサブバ
スB2にて接続されている。
【0022】次に構成の詳細について図2を用いて説明
する。
【0023】装置主制御部A1は、個別機能部A4と個
別機能部A5とをシステム運用時に制御するものであ
る。
【0024】ブート起動プログラムメモリ部A2は、シ
ステム搭載時において装置主制御部A1に電源が投入さ
れた際、装置主制御部A1が最初に読込むプログラムを
格納されるものである。
【0025】ワークメモリ部A3は、装置主制御部A1
が使用するファームウェアが格納されるものである。
【0026】ファームウェアメモリ部A6及びファーム
ウェアメモリ部A7は、一方に現在運用中のファームウ
ェアが格納されているものであり、もう一方に更新ファ
ームウェアが格納されている。
【0027】バス制御部A8は、機能ブロック装置A1
0が現在使用しているファームウェアがどちらのファー
ムウェアメモリ部に格納されているかという格納識別情
報を保持し、上位装置A13からのファームウェアの更
新要求を受信すると格納識別情報に基づいて更新ファー
ムウェアを格納するファームウェアメモリ部A6又はフ
ァームウェアメモリ部A7のいずれかを選択し、この選
択結果を選択情報として外部インタフェースA9へ通知
するものである。
【0028】外部インタフェースA9は、DMA(Di
rect Memory Access)転送機能を具
備しており、バス制御部A8からの選択情報より転送先
のファームウェアメモリ部を認識し、更新ファームウェ
アのデータをDMA転送するものである。
【0029】上位装置A13は、機能ブロック装置A1
0を監視し、制御するものであり、更新ファームウェア
を外部インタフェースA9へ転送するものである。
【0030】メインバスB1は、装置主制御部A1と、
ブート起動プログラムメモリ部A2と、ワークメモリ部
A3と、個別機能部A4及び個別機能部A5と、バス制
御部A8とを接続するものである。
【0031】サブバスB2は、メインバスB1からバス
制御部A8を介して分離したものであり、バス制御部A
8と、ファームウェアメモリ部A6及びA7と、外部イ
ンタフェースA9とを接続するものである。
【0032】外部インタフェースB3は、上位装置A1
3と外部インタフェース制御部A9とを接続するもので
ある。
【0033】次に、システム運用中における機能ブロッ
ク装置A10の詳細について図2を用いて説明する。
尚、ここでは、ファームウェアメモリ部A6、ファーム
ウェアメモリ部A7のうち、ファームウェアメモリ部A
6に現在の運用に使用されているファームウェアが格納
されているものとする。
【0034】機能ブロック装置A10は、システム搭載
時に電源が投入されると、ブート起動プログラムメモリ
部A2に保持されているプログラムに従って初期状態に
遷移される。
【0035】装置主制御部A1は、個別機能部A4と個
別機能部A5との処理の制御を行いながら、ファームウ
ェアメモリ部A6又はファームウェアメモリ部A7に格
納されている現用ファームウェアをワークメモリ部A3
へリードデータ転送する。そして、機能ブロック装置A
10は、システム主制御装置A11による制御に従って
システムを運用状態に遷移させる。
【0036】上位装置A13は、ファームウェアの更新
要求を外部インタフェース制御部A9を介してバス制御
部A8へ通知する。
【0037】バス制御部A8は、ファームウェアの更新
要求を受信すると自分自身で保持している格納識別情報
に基づいて、更新ファームウェアを格納すべきファーム
ウェアメモリ部A6又はファームウェアメモリ部A7を
選択する。
【0038】本例では、格納識別情報がファームウェア
メモリ部A6を示しているので、ファームウェアメモリ
部A6に現在使用しているファームウェアが格納されて
いると判断し、更新ファームウェアを格納すべきファー
ムウェアメモリ部としてファームウェアメモリ部A7を
選択する。そして、バス制御部A8は、ファームウェア
メモリ部の選択の結果である選択情報を外部インタフェ
ース制御部A9に通知する。更にバス制御部A8は、上
位装置A13に対しファームウェアの更新許可を通知す
る。
【0039】上位装置A13は更新許可を受信後、ファ
ームウェアのダウンロード対象装置である機能ブロック
装置A10のバス制御部A8に更新ファームウェアとな
るデータの転送開始を通知し、外部インタフェースA9
へ更新ファームウェアのデータの転送を開始する。
【0040】上位装置A13よりデータとして転送され
てくる更新ファームウェアは、外部インタフェースA9
で受信される。外部インタフェースA9は、バス制御部
A8より通知された選択情報に基づいて、ファームウェ
アメモリ部A7に更新ファームウェアのデータをDMA
転送する。
【0041】上位装置A13は、更新ファームウェアの
データの転送がすべて終了すると、バス制御部A8に転
送終了を通知する。転送終了の通知後、上位装置A13
は、更新ファームウェアの誤り検出の実行をバス制御部
A8に要求する。
【0042】上位装置A13からの更新ファームウェア
の誤り検出の実行要求に従い、バス制御部A8は、ファ
ームウェアメモリ部A7に格納された更新ファームウェ
アの誤り検出を行い、その誤り検出の結果を上位装置A
13に通知する。
【0043】本実施例の基本的な動作について説明す
る。
【0044】図3は更新ファームウェアのダウンロード
における動作を説明するシーケンス図であり、図4はフ
ァームウェアのダウンロード終了後における動作を説明
するシーケンス図である。
【0045】まず、本発明のシステムを構成する機能ブ
ロック装置に対するファームウェアのダウンロードの動
作について図3を用いて説明する。尚、ここでは、ファ
ームウェアメモリ部A6、ファームウェアメモリ部A7
のうち、ファームウェアメモリ部A6に現在の運用に使
用されているファームウェアが格納されているものとす
る。
【0046】システム搭載時に電源投入されると、ブー
ト起動プログラムメモリ部A2に保持されたプログラム
に従い、機能ブロック装置A10を初期状態に遷移させ
る。装置主制御部A1は、ファームウェアメモリ部A6
に格納されている現用ファームウェアをワークメモリ部
A3に転送し、システムを運用状態に遷移する。
【0047】運用状態(C1)にある機能ブロック装置
A10に更新ファームウェアのダウンロードを実施する
場合、上位装置A13は、更新要求(C2)をバス制御
部A8へ通知する。
【0048】バス制御部A8は更新要求(C2)を受信
後、格納識別情報に基づいて、現用ファームウェアが格
納されていない方のファームウェアメモリ部A6又はフ
ァームウェアメモリ部A7の選択(C3)を行う。
【0049】本例では、格納識別情報がファームウェア
メモリ部A6を示しているので、ファームウェアメモリ
部A6に現在使用しているファームウェアが格納されて
いると判断し、更新ファームウェアを格納すべきファー
ムウェアメモリ部としてファームウェアメモリ部A7を
選択する。
【0050】そして、バス制御部A8は、ファームウェ
アメモリ部の選択結果である選択情報(C4)を外部イ
ンタフェース制御部A9に通知する。
【0051】外部インタフェース制御部A9は、選択情
報(C4)受信後、その応答となるメモリ選択情報応答
(C5)をバス制御部A8に通知する。メモリ選択情報
応答(C5)を受信したバス制御部A8は、上位装置A
13に更新要求応答(C6)を通知する。
【0052】更新要求応答(C6)を受信した上位装置
A13は、更新ファームウェアの転送開始(C7)をバ
ス制御部A8に通知する。バス制御部A8は、受信した
更新ファームウェアの転送開始通知の応答となる転送開
始応答(C8)を上位装置A13に通知する。
【0053】転送開始応答(C8)を受信した上位装置
A13は、外部インタフェース制御部A9に更新ファー
ムウェアのデータの転送(C9)を開始する。
【0054】外部インタフェース制御部A9は、上位装
置A13から転送されてくる更新ファームウェアのデー
タを、バス制御部A8から通知された選択情報(C4)
に基づいて、ファームウェアメモリ部A7にDMA転送
(C10)する。更新ファームウェアのデータのDMA
転送(C9)、(C10)は、上位装置A13からの更
新ファームウェアのデータの転送が終了するまで繰り返
し実施される。
【0055】上位装置A13は、更新ファームウェアの
データの転送(C9)、(C10)が終了すると、転送
完了通知(C11)をバス制御部A8に通知する。バス
制御部A8は、受信した転送完了通知(C11)に転送
完了通知応答(C12)を上位装置A13に通知する。
【0056】転送完了通知応答(C12)を受信した上
位装置A13は、転送した更新ファームウェアに誤りが
ないかを確認するために、更新ファームウェアの誤り検
出の開始(C13)をバス制御部A8に要求する。
【0057】更新ファームウェアの誤り検出の開始(C
13)を受信したバス制御部A8は、ファームウェアメ
モリ部A7に格納された更新ファームウェアの誤り検出
(C14)を実施する。バス制御部A8は、誤り検出の
結果を判定(C15)し、更新ファームウェアの転送が
失敗と判定した場合は転送失敗の通知(C16)を、更
新ファームウェアの転送が成功したと判定した場合は更
新ファームウェアの誤り検出完了通知(C17)を、上
位装置A13に通知する。
【0058】次に、誤り検出完了後の機能ブロック装置
A10内の動作概要については図4を用いて説明する。
【0059】図4に示すように装置主制御部A1は運用
状態(D3)にあり、ファームウェアメモリ部A6には
装置主制御部A1が現在使用しているファームウェア
(D1)が格納され、ファームウェアメモリ部A7には
更新ファームウェア(D2)が格納されている状態であ
る。この状態においてバス制御部A8は、現用ファーム
ウェアと更新ファームウェアとのヴァージョンを照合
(D4)する。
【0060】バス制御部A8は、自分自身が保持してい
る現用ファームウェアの格納情報を更新するために、更
新ファームウェアのヴァージョンの照合結果の判定(D
5)を行う。この時、更新ファームウェアのヴァージョ
ンが現用ファームウェアのヴァージョンより新しいと判
定した場合はファームウェアメモリ部A7(D6)を、
更新ファームウェアのヴァージョンが現用ファームウェ
アのヴァージョンより古いと判定した場合はファームウ
ェアメモリ部A6(D7)を、現用ファームウェアの格
納情報として更新(D9)する。
【0061】更新ファームウェアのダウンロード終了
後、障害発生又は二重化システムの系切替(D8)によ
り装置主制御部A1からバス制御部A8にファームウェ
アメモリ部A6又はファームウェアメモリ部A7へのア
クセス要求(D10)があった場合、バス制御部A8は
現用ファームウェアの格納情報に基づいてアクセス切替
(D11)を行い、装置主制御部A1は現用ファームウ
ェアを格納しているファームウェアメモリ部A6又はフ
ァームウェアメモリ部A7にアクセス(D12)する。
【0062】装置主制御部A1は、ファームウェアメモ
リ部A6又はファームウェアメモリ部A7から、現用フ
ァームウェアのデータのリードデータ転送(D13)を
開始し、その現用ファームウェアをワークメモリ部A3
へ格納(D14)する。
【0063】なお上記で述べた実施例では、更新ファー
ムウェアのダウンロードを実施する際、2面構成になっ
ているファームウェアメモリ部それぞれに現用ファーム
ウェアと更新ファームウェアとを格納する構成としてい
る。しかし通常運用中において2面構成になっているフ
ァームウェアメモリ部は、現用ファームウェアと非運用
ファームウェアとを格納していることになるので、機能
ブロック装置で発生した障害の情報を非運用ファームウ
ェアが格納されているファームウェアメモリ部に格納す
れば、非運用ファームウェアが格納されているファーム
ウェアメモリ部を障害の情報を収集する機能部として使
用することも可能となる。
【0064】また、上記実施例では図1に示した構成を
基にしているが、図1はあくまでも機能分割した一例で
あり、例えば図5に示した通り、バス制御部と外部イン
タフェース制御部とを制御部A89として同一素子に統
合する構成にしてもよい。この構成の場合、バス制御部
A8と外部インタフェース部A9との間で情報の送受信
時に経由していたサブバスを用いずに送受信が行え、機
能ブロック装置A10上の実装面における効率化の効果
が得られる。
【0065】
【発明の効果】本発明は、従来技術では装置主制御部に
直結したメインバスに接続していたファームウェアメモ
リ部を切り離し、バス制御部を介したサブバスに接続し
た構成となっているので、機能ブロック装置が装置主制
御部の制御によるシステム運用状態であっても通常の運
用処理に影響を与えることなくバス制御部による制御の
下で自立的かつ並列的に更新ファームウェアのダウンロ
ードが可能となる。
【0066】また本発明は、ワークメモリ部に装置主制
御部が使用する現用ファームウェアを格納し、2面構成
となっているファームウェアメモリ部それぞれに現用フ
ァームウェアと更新ファームウェアとを格納する構成と
なっているので、更新ファームウェアのダウンロード中
に通常の運用処理における障害が発生しても、装置主制
御部は現用ファームウェアを格納しているファームウェ
アメモリ部への切替が可能となり、システムに対する信
頼性を保持することができる。
【0067】更に上述の通り、装置主制御部にて使用す
べきファームウェアの選択をメモリ制御部にて切り替え
ることが可能となるため、システム運用前の検証及び、
機能の確認等における作業の効率化及び作業時間の短縮
といった効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の概略図である。
【図2】本発明に係る実施形態の詳細構成図である。
【図3】本発明に係る更新ファームウェアのダウンロー
ドにおける各部動作を示すシーケンス図である。
【図4】本発明に係る更新ファームウェアのダウンロー
ド後における各部動作を示すシーケンス図である。
【図5】本発明に係る第二の実施形態の構成図である。
【符号の説明】
A1 装置主制御部 A2 ブート起動プログラムメモリ部 A3 ワークメモリ部 A4,A5 個別機能部 A6,A7 ファームウェアメモリ部 A8 バス制御部 A9 外部インタフェース制御部 A10 機能ブロック装置 A11 システム主制御装置 A12 外部保守制御装置 A13 上位装置 B1 メインバス B2 サブバス B3 外部インタフェース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置よりファームウェアのダウンロ
    ードを行うシステムであって、 メインバスと、 サブバスと、 前記メインバスに接続され、システムの運用に用いられ
    る現用ファームウェアが格納されるワークメモリ部と、 前記サブバスに接続され、ファームウェアが格納される
    第1のファームウェアメモリ部と、 前記サブバスに接続され、ファームウェアが格納される
    第2のファームウェアメモリ部と、 前記現用ファームウェアを、第1のファームウェアメモ
    リ部又は第2のファームウェアメモリ部から読み出し、
    読み出したファームウェアをワークメモリ部に格納する
    主制御部と、 前記サブバスに接続され、上位装置からのファームウェ
    ア更新要求に応答して、前記第1のファームウェアメモ
    リ部又は前記第2のファームウェアメモリ部のいずれか
    に更新ファームウェアを格納する外部インタフェース部
    と、 前記メインバスと前記サブバスとの間に設けられ、前記
    第1のファームウェアメモリ部又は前記第2のファーム
    ウェアメモリ部のいずれかに現用ファームウェアが格納
    されているかの格納情報を保持し、前記主制御部からの
    現用ファームウェアの読出しの指示に応答して、前記格
    納情報に基づいて現用ファームウェアが格納されている
    ファームウェアメモリ部を指示し、また、前記外部イン
    タフェース部からの要求に応答し、前記格納情報に基づ
    いて現用ファームウェアが格納されていないファームウ
    ェアメモリ部を指示し、そのファームウェアメモリ部に
    更新ファームウェアを格納させるバス制御部とを有する
    ことを特徴とするダウンロードシステム。
  2. 【請求項2】 前記バス制御部は、 上位装置からの更新ファームウェアの誤り検出の実行要
    求に応答し、前記第1のファームウェアメモリ部又は前
    記第2のファームウェアメモリ部のいずれかに格納され
    た更新ファームウェアの誤り検出を行う誤り検出手段
    と、 前記誤り検出手段の結果が正常である場合、現用ファー
    ムウェアと更新ファームウェアとのヴァージョンの照合
    を行う照合手段と、 前記照合手段の結果に基づいて、現用ファームウェアが
    格納されているファームウェアメモリ部から更新ファー
    ムウェアが格納されているファームウェアメモリ部に更
    新する手段とを有することを特徴とする請求項1に記載
    のファームウェアダウンロードシステム。
  3. 【請求項3】 前記主制御部は、障害が発生した場合、
    現用ファームウェアが格納されている前記第1のファー
    ムウェアメモリ部又は前記第2のファームウェアメモリ
    部のいずれかへのアクセス要求を前記バス制御部に通知
    する手段を有し、 前記バス制御部は、前記通知に応答して、前記格納情報
    に基づいて現用ファームウェアが格納されているファー
    ムウェアメモリ部にアクセスするよう前記主制御部に指
    示する手段を有することを特徴とする請求項1及び請求
    項2に記載のファームウェアダウンロードシステム。
  4. 【請求項4】 上位装置よりファームウェアのダウンロ
    ードを行う情報処理装置のプログラムであって、 前記情報処理装置は、メインバスと、サブバスと、前記
    メインバスに接続され、システムの運用に用いられる現
    用ファームウェアが格納されるワークメモリ部と、前記
    サブバスに接続され、ファームウェアが格納される第1
    のファームウェアメモリ部と、前記サブバスに接続さ
    れ、ファームウェアが格納される第2のファームウェア
    メモリ部とを有し、 前記プログラムは、前記情報処理装置を、 前記現用ファームウェアを、第1のファームウェアメモ
    リ部又は第2のファームウェアメモリ部から読み出し、
    読み出したファームウェアをワークメモリ部に格納する
    主制御部と、 上位装置からのファームウェア更新要求に応答して、前
    記第1のファームウェアメモリ部又は前記第2のファー
    ムウェアメモリ部のいずれかに更新ファームウェアを格
    納する外部インタフェース部と、 前記メインバスと前記サブバスとを分離し、前記第1の
    ファームウェアメモリ部又は前記第2のファームウェア
    メモリ部のいずれかに現用ファームウェアが格納されて
    いるかの格納情報を保持し、前記主制御部からの現用フ
    ァームウェアの読出しの指示に応答して、前記格納情報
    に基づいて現用ファームウェアが格納されているファー
    ムウェアメモリ部を指示し、また、前記外部インタフェ
    ース部からの要求に応答し、前記格納情報に基づいて現
    用ファームウェアが格納されていないファームウェアメ
    モリ部を指示し、そのファームウェアメモリ部に更新フ
    ァームウェアを格納させるバス制御部として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  5. 【請求項5】 前記プログラムは、前記バス制御部を、 上位装置からの更新ファームウェアの誤り検出の実行要
    求に応答し、前記第1のファームウェアメモリ部又は前
    記第2のファームウェアメモリ部のいずれかに格納され
    た更新ファームウェアの誤り検出を行う誤り検出手段
    と、 前記誤り検出手段の結果が正常である場合、現用ファー
    ムウェアと更新ファームウェアとのヴァージョンの照合
    を行う照合手段と、 前記照合手段の結果に基づいて、現用ファームウェアが
    格納されているファームウェアメモリ部から更新ファー
    ムウェアが格納されているファームウェアメモリ部に更
    新する手段として更に機能させることを特徴とする請求
    項4に記載のプログラム。
  6. 【請求項6】 前記プログラムは、 前記主制御部を、障害が発生した場合、現用ファームウ
    ェアが格納されている前記第1のファームウェアメモリ
    部又は前記第2のファームウェアメモリ部のいずれかへ
    のアクセス要求を前記バス制御部に通知する手段として
    更に機能させ、 前記バス制御部を、前記通知に応答して、前記格納情報
    に基づいて現用ファームウェアが格納されているファー
    ムウェアメモリ部にアクセスするよう前記主制御部に指
    示する手段として更に機能させることを特徴とする請求
    項4及び請求項5に記載のプログラム。
  7. 【請求項7】 メインバスと、サブバスと、前記メイン
    バスに接続され、現用ファームウェアが格納されるワー
    クメモリ部と、前記サブバスに接続された第1及び第2
    のファームウェアメモリ部と、前記サブバスに接続され
    た外部インタフェース部と、前記メインバスに接続され
    た主制御部と、前記メインバスと前記サブバスとの間に
    設けられたバス制御部とを有する情報処理装置が上位装
    置よりファームウェアをダウンロードする方法であっ
    て、 前記第1のファームウェアメモリ部又は前記第2のファ
    ームウェアメモリ部のいずれかに現用ファームウェアが
    格納されているかの格納情報を前記バス制御部が保持す
    るステップと、 前記ワークメモリ部に格納されている現用ファームウェ
    アに基づいて、前記主制御部がシステム運用時におい
    て、前記バス制御部は、前記外部インタフェース部から
    更新ファームウェアのダウンロードの要求に応答し、前
    記格納情報に基づいて現用ファームウェアが格納されて
    いないファームウェアメモリ部を、前記外部インタフェ
    ース部に指示するステップと、 前記外部インタフェース部は、前記バス制御部の指示に
    従って、ダウンロードされてくる更新ファームウェア
    を、現用ファームウェアが格納されていないファームウ
    ェアメモリ部に格納するステップとを有することを特徴
    とするダウンロード方法。
  8. 【請求項8】 メインバスと、サブバスと、前記メイン
    バスに接続されたワークメモリ部と、前記サブバスに接
    続された第1及び第2のファームウェアメモリ部と、前
    記サブバスに接続された外部インタフェース部と、前記
    メインバスに接続された主制御部と、前記メインバスと
    前記サブバスとの間に設けられたバス制御部とを有する
    情報処理装置が上位装置よりファームウェアをダウンロ
    ードする方法であって、 前記第1のファームウェアメモリ部又は前記第2のファ
    ームウェアメモリ部のいずれかに現用ファームウェアが
    格納されているかの格納情報を前記バス制御部が保持す
    るステップと、 前記主制御部が、ブート起動時に、前記バス制御部に現
    用ファームウェアが格納されているファームウェアメモ
    リ部を問合わせするステップと、 前記バス制御部は、前記問合せに応答し、前記格納情報
    に基づいて、現用ファームウェアが格納されているファ
    ームウェアメモリ部を、前記主制御部に通知するステッ
    プと、 前記主制御部は、前記バス制御部の通知に基づいて、現
    用ファームウェアが格納されているファームウェアメモ
    リ部から現用ファームウェアを読出し、前記ワークメモ
    リ部に格納するステップと、 前記主制御部は、前記ワークメモリ部に格納されている
    現用ファームウェアに基づいて、システムを運用するス
    テップと、 前記主制御部がシステム運用時において、前記バス制御
    部は、前記外部インタフェース部から更新ファームウェ
    アのダウンロードの要求に応答し、前記格納情報に基づ
    いて現用ファームウェアが格納されていないファームウ
    ェアメモリ部を、前記外部インタフェース部に指示する
    ステップと、 前記外部インタフェース部は、前記バス制御部の指示に
    従って、ダウンロードされてくる更新ファームウェア
    を、現用ファームウェアが格納されていないファームウ
    ェアメモリ部に格納するステップとを有することを特徴
    とするダウンロード方法。
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JP2011227764A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Kyocera Corp 電子機器及び電子システム並びに電子機器でのプログラムの実行方法
US8930931B2 (en) 2009-10-22 2015-01-06 Hitachi, Ltd. Information processing apparatus using updated firmware and system setting method
JP2017054442A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 ラピスセミコンダクタ株式会社 情報処理装置
JP2017220802A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 住友電気工業株式会社 光トランシーバ

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