JP2003280389A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2003280389A
JP2003280389A JP2002082694A JP2002082694A JP2003280389A JP 2003280389 A JP2003280389 A JP 2003280389A JP 2002082694 A JP2002082694 A JP 2002082694A JP 2002082694 A JP2002082694 A JP 2002082694A JP 2003280389 A JP2003280389 A JP 2003280389A
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developing device
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Kazue Nishiyama
和重 西山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1 耐久による画像筋むら防止 2 耐久/環境変動によるかぶり画像防止 3 耐久による飛散防止 【解決手段】 磁性一成分現像剤を用いた複数の現像剤
担持体を有する現像装置において、画像形成時に各現像
剤担持体に交流および直流成分のバイアスを印加する現
像装置において、 1 非画像形成動作時に交流成分を印加せずに画像形成
時と所定の角度に逆回転させ、逆方向回転の後、画像形
成時と方向に空回転動作をすること 2 現像スリーブを所定の角度に逆回転、その後順方向
空回転する動作を複数回行なうこと 3 環境情報によって逆回転、順回転動作をするタイミ
ングを決定すること 4 画像形成枚数情報により逆回転、順回転動作をする
タイミングを決定することにより上記の目的を達成させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式を用い
た複写機,レーザービームプリンタ,ファクシミリ、印
刷装置などに用いられる現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、静電潜像担持体上に一様帯電を行
った後、アナログ露光または半導体レーザーないしはL
EDにより画像露光を行い、静電潜像担持体上に静電潜
像を形成した後、これを現像装置により現像剤像として
可視像化し、転写材にこの可視像を転写した後、転写材
を静電潜像担持体より分離し定着装置により定着された
画像として出力する画像形成装置が知られている。図1
4を用いてその工程について説明する。画像形成装置は
静電潜像担持体として例えば感光ドラム1を有し、感光
度ドラム1は表面にOPC、a−Si等の光導電層を備
え、矢印A方向に回転される。この感光ドラム1の表面
を、一次帯電器3により例えば−700Vに一様帯電す
る。ついで、画像信号情報による画像露光12を行っ
て、感光ドラム1上の露光部の表面電位を例えば−20
0Vに減衰し、感光ドラム1上に画像の画像信号に応じ
た潜像を形成する。画像露光12には、たとえば半導体
レーザーあるいはLEDアレーが用いられる。次に、潜
像を1成分現像器である現像器2により現像して、トナ
ー像として可視化する。乾式一成分現像剤を用いた現像
装置は簡易でキャリア等の交換が要らないため高耐久高
寿命であり、例えば磁性一成分トナーを用いたジャンピ
ング現像等がある。現像器2は負に帯電した黒トナーを
用いる。現像時、現像剤担持体には現像バイアスとして
−500V程度の直流バイアスを印加して、潜像を反転
現像する。この後、必要に応じてチャージャー10を用
いて転写前処理を施し、(通常はDCもしくはACによ
るコロナの付与、または光除電などを組み合わせたりす
る)感光ドラム1に供給された転写材上に転写帯電器4
により転写する。その後、定着器7に送ってトナー像を
定着し画像が得られる。一方、感光ドラム1上に転写残
りのトナーをクリーニング装置11により除去し、次の
画像形成に備える。
【0003】画像形成装置の高速化に対しては現像装置
においては特開平03−204084号公報に記載され
ているように2成分磁気ブラシを用いた現像装置の現像
ロールを複数にして対応していたり、また、特開平02
−188778号公報に記載されているようにスリーブ
と感光体の距離を下流のスリーブほど近づけてスリーブ
からのトナーの補給量の均一化を図っている。また、小
型化した複数現像スリーブを有する現像装置としては特
公平3−5579号公報に示されるような現像装置も提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では複数現像剤担持体(現像スリーブ)を有した現
像装置は濃度維持の点で優れ、複数現像スリーブの間に
別にトナー層厚規制部材を設けないものはコンパクト性
に優れ省スペースであるものの、これらの現像システム
では以下のような問題点があった。
【0005】上記の複数の現像スリーブ有する現像装置
においては、上流スリーブのトナー層厚規制には磁性ブ
レードなどが用いられるのに対して、下流の現像スリー
ブは上流の現像スリーブでトナー層厚規制を行う。該現
像剤担持体の回転方向は該現像剤担持体間において互い
に逆方向である。したがって、現像装置内のトナーは耐
久によってシェアを受け、現像剤担持体間ではトナー凝
集度が上がってしまうために、スリーブ間に圧力を受け
た状態でトナーが溜り、スリーブ上のトナーコートが筋
状になることがあり、結果として筋画像を出力すること
があった。これは凝集度が大きい正極に帯電するトナー
を用いる場合や高湿環境下での耐久では特に厳しかっ
た。
【0006】2この現像剤担持体間に挟まれ滞留したト
ナーは画像形成時に現像剤担持体の回転とともに感光体
と対向する現像部に一番早く到達するため十分帯電付与
(トリボ付与)できずに、結果としてかぶり画像を生じ
ていた。
【0007】3また、現像剤担持体間に溜ったトナーは
帯電しずらいため飛散し、機内飛散や帯電ワイヤーを汚
して結果として不良画像を出力していた。
【0008】以上の課題に対して、本出願に係る第一の
目的は複数の現像スリーブを有する小型現像装置におい
て、耐久によっても画像むら、筋のない良好な画像を出
力することである。
【0009】本出願に係る第二の目的は複数の現像スリ
ーブを有する現像装置において、長期の耐久や環境の変
化においても画像かぶりのない良好な画像を出力するこ
とである。
【0010】本出願に係る第三の目的は複数の現像スリ
ーブを有する現像装置において、現像剤飛散による機内
汚れや帯電ワイヤーむらによる不良画像を防止すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、1静電
潜像担持体上に形成された静電潜像を磁性一成分現像剤
によって可視像化する同方向に回転する複数の現像剤担
持体を近接させた状態で配置し、上流現像剤担持体が下
流現像剤担持体の現像剤層厚規制部材をかねた現像装置
において、画像形成時に各現像剤担持体に交流および直
流成分のバイアスを印加することを特徴とし、該現像剤
担持体を非画像形成動作時に交流成分を印加せずに画像
形成時と逆方向に所定の角度回転させ、逆方向回転の
後、画像形成時と同じ方向に空回転動作をすること、2
該現像剤担持体を非画像形成動作時に交流成分を印加せ
ずに画像形成時と逆方向に回転させ、逆方向回転の後、
画像形成時と方向に空回転する一連の動作を一度に複数
回繰り返すこと、3環境情報によって逆回転、順回転動
作をするタイミングを決定すること、4画像形成枚数情
報により逆回転、順回転動作をするタイミングを決定す
ること、5非画像形成時の現像剤担持体の逆反対方向に
回転させる角度は0°〜45°であること、6静電潜像
担持体を一様帯電する帯電手段と静電潜像を形成するた
めの露光手段と該静電潜像を可視化する現像手段を有
し、該現像剤像を転写材に転写し、静電潜像担持体上の
残現像剤をクリーニング装置により、回収し該残現像剤
を再び現像手段に戻し再利用する一成分磁性現像剤に上
記の現像方式を用いることにより、本出願に係る第一の
目的である複数の現像スリーブを有する小型現像装置に
おいて、耐久によっても画像むら、筋のない良好な画像
を出力すること、本出願に係る第二の目的である複数の
現像スリーブを有する現像装置において、長期の耐久や
環境の変化においても画像かぶりのない良好な画像を出
力すること、本出願に係る第三の目的である複数の現像
スリーブを有する現像装置において、現像剤飛散による
機内汚れや帯電ワイヤーむらによる不良画像を防止する
こと、以上を実現することに成功したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施例1)図2に,本発明にか
かる画像形成装置の概略を図示する。
【0013】画像形成装置は感光体にφ108のa−S
iドラム感光体を用いた。プロセススピードは460m
m/secで毎分90枚の白黒デジタル複写機である。
a−Siは有機感光体に比べ比誘電率が10程度と大き
いことや帯電電位が比較的低くOPCに比べ潜像電位が
十分に取れないが高耐久で寿命が300万枚以上あり、
高速機に向いているという特徴がある。
【0014】該感光体は帯電器3により例えば+500
Vに一様帯電された後、600dpiで画像露光12が
なされる。画像露光12は半導体レーザーを光源として
第1の画像信号により変調された第1のレーザービーム
であり、該第1のレーザービームはモーターにより一定
の回転数で回転する多面鏡により偏光され、結像レンズ
を経て、折り返しミラーで反射された後、感光体1上を
ラスタ走査されその露光部の表面電位を例えば+100
Vに減衰させて像状の潜像を形成する。波長は680n
mである。その後、現像を行い、ポスト帯電器10でト
ナーをプラスに帯電させると共に感光体とトナー間の吸
着力を弱め、転写、分離しやすいようにする。本実施例
では簡易で現像スリーブ寿命1000k枚までメンテの
要らない高耐久な現像方式である黒の磁性1成分現像剤
を用いた正規現像を行う。そして本実施例では複数の現
像剤担持体(現像スリーブ)を用いた現像を行う。トナ
ー補給の動作は図10の2B付近のトナーがなくなると
圧電素子22信号によりマグロール24を回転させるよ
うな信号を出し、マグロール24の回転によりホッパー
9Bよりトナーが現像器内に補給される。現像器2で静
電潜像をトナー像にした後、ポスト帯電器10で総電流
−200μA(AC+DC)流してトナー像を帯電させ
た後、矢印方向に進む転写材に転写帯電器4により転写
し、定着器7に送ってトナー像を定着する。
【0015】次に本実施例で用いた現像装置2について
詳しく説明する。
【0016】現像剤は簡易でメンテの要らなく高耐久高
信頼性で生産性の高い負極性の一成分磁性トナーを用い
た。トナーはネガトナーで粒径は7.0μmで、外添剤
としてSiO2が1.0%まぶされている。図10に示
すように現像スリーブは2本よりなり、第一の現像剤担
持体(現像スリーブ)20は非磁性部材であるφ20の
アルミA2017の上にFGB#300でブラスト処理
をした後、図11に示すようにコーティングをおこなっ
たものである。第二のスリーブも同様で現像剤担持体
(現像スリーブ)30は非磁性部材であるφ20のアル
ミA2017の上にFGB#300でブラスト処理し、
コーティングをおこなった。このコーティングはスリー
ブ周期で発生するスリーブゴースト画像を防止するとと
もにスリーブ表面の耐久性を高めるためである(Al表
面を保護する膜である)。
【0017】膜の処方はAlスリーブ表面にフェノール
樹脂と結晶性グラファイトおよびカーボンを100:3
6:4の重量比割合で混合して、膜厚10μmで150
℃環境で硬化させた膜を用いた。
【0018】膜の厚さは安定かつ均一な膜を形成するた
めの厚さは10μm程度である。この場合P/Bは1/
2.5である。Bは樹脂の重量、Pは樹脂以外のものの
重量(結晶性グラファイト+カーボン)を表す。ちなみ
に、グラファイトとカーボンの比はカーボンの分散性よ
り9:1が好ましい。
【0019】次に磁気シール部材について説明する。図
3に示すように、第一現像スリーブは内部に6極の磁極
を有する現像スリーブと第二現像スリーブは6極の磁極
を有する現像スリーブであり、両スリーブの外周に沿っ
て図のような形をした2本スリーブ用の主に鉄よりなる
モルグロイ(KNメッキ、透磁率10−6)で作製した
磁気シール部材を図6に示すように現像スリーブ両端近
傍に設けた。現像スリーブ表面と磁気シール部材とのギ
ャップは400μm±100μmに周全体がなるように
した。
【0020】第一のマグネット長はL1=305mm、
第二のマグネット長はL2=305mmとした。
【0021】磁性シールの取り付け位置についてはマグ
ネットに対する磁性シールの適切な磁性シールの外側の
端部の位置とマグネットの端部を一致させるのが一番好
ましい。これは磁気シールの外側よりマグネットが外に
出ると長手方向の外にも磁力が存在するために、その磁
力でトナーが外に運ばれてしまい、トナー漏れを引き起
こすためである。また、逆に磁性シールの外端に対して
マグネットの端部が中に入り過ぎると、本来、磁性シー
ルとマグネットの間で磁気ブラシを形成して、トナー漏
れを無くす磁性シールが、磁気シールの外端部では磁力
が存在しないのにもかかわらず、スリーブ上には磁気シ
ールの幅で磁気ブラシを形成するために、外側のトナー
は端部に漏れると同時に、トナー層厚も大きくなり、ボ
タ落ちする場合も有る。また、長手方向には、スリーブ
とマグネットの関係等でガタがあるために、それらを考
慮して、図6に示すようにマグネット端から1mm内側
に入ったところに磁性シールの端部が位置するようにし
た。
【0022】第一の現像スリーブの内部には図3、表1
に示すような6極の磁場パターンを有する固定マグネッ
トを備えている。現像スリーブは対ドラムに対して15
0%の速度で回転する。
【0023】
【表1】
【0024】トナーは磁気ブレードで層厚を規制し、S
−Bgapは250μmとした。第一現像スリーブと感
光ドラムとの距離S−Dgapは250μmとし、現像
スリーブには+200VのDCバイアスと図4に示すよ
うにVpp1500V、周波数2.7kHzの矩形波を
ACバイアスとして印加した磁性一成分非接触現像を行
う。従って、現像コントラストは飛翔方向に300V、
かぶりとりコントラストが100Vとなる。
【0025】第二の現像スリーブ30は現像剤担持体
(現像スリーブ)は非磁性部材であるφ20のアルミA
2017に膜を形成したものを用いる。その内部には図
3、表2に示す6極の磁場パターンよりなるマグネット
を有する。現像スリーブには+200VのDCバイアス
と図4に示すようにVpp1600V、周波数2.7k
Hzの矩形波を印加する。第一現像スリーブと同一なの
で共通であり、電源は1つでよいのでコストダウンにな
り、かつ電源のスペースが少なくて済むメリットがあ
る。現像スリーブは対ドラムに対して150%の速度で
回転する。第二現像スリーブ上のトナー層厚規制は上流
の現像スリーブにより行う。第一現像スリーブと第二現
像スリーブ間の距離は300μmにした。これは第一と
第二の現像スリーブでのトナー供給量を等しくなるよう
にするための値である。このようにすることでスリーブ
上のトナーコート量(M/S)を約1.0mg/cm
にした。第二現像スリーブのS−Dgapは250μm
である。単位時間あたりのトナー供給量をおおよそそろ
えることは、複数現像スリーブの現像特性を安定させ濃
度変動を低減するうえで重要である。
【0026】
【表2】
【0027】本特許の特徴について説明する。
【0028】本特許は複数現像スリーブを有し、下流の
現像スリーブ上のトナーコートを上流の現像スリーブに
よって行い、現像スリーブの回転方向が現像スリーブ間
において互いに逆方向である系において、過酷な連続耐
久においても、現像スリーブ上のコートが筋状になるの
を防いで画像筋むらをなくすこと、画像かぶりをなくす
こと、トナー飛散をなくすことである。
【0029】本発明の現像方式は現像スリーブ間に部材
がないために、よりコンパクトな構成になっている。こ
の方式では第一現像スリーブは磁性ブレードでのトナー
規制を行った後、第二現像スリーブのトナーを規制し、
第二現像スリーブは第一現像スリーブによる規制でかつ
第一現像スリーブはトナー規制部でトナーの進行方向と
逆方向に回転する。
【0030】現像装置内のトナーは過酷な連続耐久を行
うと熱的、機械的シェアを受け、現像剤担持体間ではト
ナー凝集度が上がってしまうために、スリーブ間に存在
するトナーは圧力を受けた状態で2つのスリーブで形成
される三角領域(図13矢印部)にトナーが溜り、スリ
ーブ上のトナーコートが筋状になることがあり、結果と
して筋画像を出力することがあった。
【0031】この現象は高温高混環境において特に厳し
かった。
【0032】また、この現像剤担持体間に挟まれ滞留し
たトナーは画像形成時に現像剤担持体の回転とともに感
光体と対向する現像部に一番早く到達するため十分帯電
付与(トリボ付与)できずに、結果としてかぶり画像を
生じていた。
【0033】また、現像剤担持体間に溜ったトナーは帯
電しずらいため飛散し、機内飛散や帯電ワイヤーを汚し
て結果として不良画像を出力していた。
【0034】本特許では画像形成装置電源投入時にいわ
ゆるウォームアップ時に定着器が温まる前に、現像スリ
ーブを画像形成方向とは逆方向に回転させ、その後通常
の画像形成時の方向に回転させることを特徴とする。こ
れをここではリフレッシュモードと称する。
【0035】従来は初期は問題がないものの、耐久がす
すみ100k枚ほどになるとスリーブ上のコートに若干
筋が発生し、これがハーフトーン画像では筋となってい
た。今日のデジタル機においては画質が重要視されるた
め若干の筋も課題となっていた。白地部においても初期
にくらべ画像かぶりが局所的ではあるがではじめてい
た。トナー飛散に関しても後述の基準に対しては飛散の
多い状態であった。
【0036】次に本特許の詳細について述べる。モータ
ーを順方向逆方向に回転させることに関しては従来のD
Cモータからステツピングモータにすることで可能とな
る。本実施例のシーケンスを図1にしめす。電源投入
後、定着器のヒーターが点灯し温調温度180度まで立
ち上げる(図1の定着シーケンスの濃い斜線部)。この
間に現像スリーブは30°逆方向に回転し、その後10
秒間画像形成時の方向に現像スリーブを回転させる。本
実施例ではこの1連の動作を3セット繰り返す。ここで
図1の現像スリーブ1、2の濃い斜線部は逆回転に要す
る時間、薄い斜線部は画像形成方向に現像スリーブが回
転している時間を表している。
【0037】その後、定着温度が所定の温度に達した
ら、コピー可能のシグナルが操作部に表示される(この
場合、電源投入ONから約3分間かかる)。コピーボタ
ンを押すとメインモーターが作動し、感光体が回転を始
める。それに伴い、図2の一次帯電器203にDCバイ
アスが印加され、感光体が+500Vに均一に帯電され
る。その後、画像領域になる前(約50msec前)に
第一現像スリーブ、第二現像スリーブとも回転を始め
る。その後、画像領域になる直前(約6msec前)に
ACバイアスを両スリーブともに印加する。画像領域終
了直後(約6msec後)に両現像スリーブへのACバ
イアス印加を停止し、メインモータ停止前に第一、第二
現像スリーブとも回転を停止させる。そして、メインモ
ーター終了前にDCバイアス印加を停止する。
【0038】このような構成にした際の実力を表3に示
す。
【0039】
【表3】
【0040】このように、画像筋むら、画像かぶり、機
内トナー飛散ともレベルが改善されていることがわか
る。これは画像形成装置電源投入後に現像スリーブを逆
に回転させることでまず、図13の矢印部で生じるトナ
ーの凝集状態を解放させる(応力解放)ことができ、そ
の後の耐久においても、耐久によってできた凝集トナー
魂を初期の段階で分散させることができ、従来よりも矢
印部における凝集度の上昇を防ぐことができるのであ
る。また、画像かぶりにおいては、従来は耐久によって
帯電劣化をし、劣化した状態で朝一、または長期放置後
に画像を出力すると矢印部のトナーは帯電が不足して画
像かぶりが生じる。これが本方式のシーケンス動作をす
ることで、劣化の程度が低減できるとともに空回転する
ことでトナーの帯電量(トリボ)が特に低い電源投入時
にトリボを立ち上げることでき、その結果がいわゆる未
帯電トナーによる画像かぶりがなくなるのである。
【0041】角度については逆に回転させる角度が大き
ければ大きいほどよいが、45°以上逆に回すとかえっ
てトナー第一現像スリーブの下流からトナーが吹き出し
てきてしまい、コートが不安定になるため、逆に回す角
度については0°から46°が好ましい。トナー飛散に
関しても帯電不足のトナーがスリーブ間の応力緩和と空
回転によるトリボの立ち上げで、低減できることによ
り、飛散量も低減できた。飛散に関しては表4に示すよ
うに現像スリーブの逆回転、及び順回転中に現像バイア
スの交流成分を印加した(オン)場合と印加しない(オ
フ)場合で飛散のレベルが極端に変わる。従って、逆回
転中はオフが良い。これは交流バイアスが印加されてい
ると現像スリーブと感光体の間でいわゆるAC飛散と呼
ばれるようにトナーの飛翔現象を活発にすることによ
る。すなわち、これをさせないのである。
【0042】
【表4】
【0043】ちなみに現像スリーブを逆に回転させるこ
とについては2成分現像においては特開平5−3467
31号公報に述べられているが、これは2成分現像の穂
切りに関するものであり、積極的に回転させる点、AC
バイアスを重畳する点、また、現像器構成も大きく違っ
ており根本的に異なるものである。
【0044】空回転に関してもただ、空回転するのとは
異なる。逆に回転することで応力を解放した後に回転す
ることでトナーを均一にならすことがポイントである。
【0045】本実施例ではこのリフレッシュモードを複
数回行うことで局所的な凝集を更に分散させることがで
き、現像特性に対しても長手方向に均一にすることがで
きた。
【0046】評価基準については下記に示すとうりであ
る。筋むら ○:耐久において現像スリーブ上のコートが筋にならな
い ×:筋になる画像かぶり ○:耐久において白地部のかぶりが2%未満 ×:白地
部のかぶりが2%以上トナー飛散 ○:100k枚耐久でトナー量1.0g以下 △:1.
0〜2.0g ×:2.0g以上 また、シーケンスの主な時間については図1に示すとう
りである。
【0047】以上の構成にすることで、高速機対応の複
数の現像スリーブを有する小型現像装置において、第一
の目的である耐久によっても画像むら、筋のない良好な
画像を出力すること、本出願に係る第二の目的である複
数の現像スリーブを有する現像装置において、長期の耐
久や環境の変化においても画像かぶりのない良好な画像
を出力すること、本出願に係る第三の目的である複数の
現像スリーブを有する現像装置において、現像剤飛散に
よる機内汚れや帯電ワイヤーむらによる不良画像を防止
することができた。
【0048】(実施例2)本発明にかかる画像形成装置
は実施例1と同様である。
【0049】本実施例の特徴は、カウンター(耐久枚
数)情報と周囲の環境情報に基づき、前述のリフレッシ
ュモードのタイミングを行うものである。カウンター情
報は画像形成装置そのものがメモリーをもって、コピー
ないしはプリントした枚数をカウントする。環境につい
ては環境センサー(温度、混度)により空気中の絶対水
分量を計算して、環境を画像形成装置そのものが検知す
る。本実施例はその情報に基づいてリフレッシュモード
の実施タイミングを制御するものである。ここでは常温
低湿時はトナーの流動性が良いため、あえて画像終了後
の逆回転は行わずに、常温常湿から高温高湿を検知した
際に画像形成後の逆回転を300行い、その後から回転
を行う。また、電源投入時に加えカウンター情報より定
期的に行うリフレッシュモードを実施間隔を決定する。
リフレッシュモード自体は実施例1と同じで3セット繰
り返す。このようにすることで耐久によってもかぶりや
画像むら、筋のない良好な画像を出力すること、画像か
ぶり、トナー飛散による機内汚れや帯電ワイヤーむら等
による不良画像を防止することを可能にしたものであ
る。
【0050】絶対水分量の開催はA0−10g/m
Bl0−16g/m、C16g/m以上である。
【0051】ここで高温/高湿はCの領域に相当する。
カウンターについては2000枚ごとに定期的にリフレ
ッシュモードを実施する。
【0052】本実施例においては凝集度が高い高温高湿
の場合のみを検知してその場合だけリフレッシュモード
を定期的に行うものであるが、常温常湿の時から高温高
湿に及んで実施してもよい。
【0053】次に本実施例で用いた現像装置2について
詳しく説明する。
【0054】現像剤は重量平均粒径が7μmの正極性の
一成分磁性トナーを用い反転現像を行った。
【0055】図10に示すように現像スリーブは2本よ
りなり、第一の現像剤担持体(現像スリーブ)20は非
磁性部材であるφ20のアルミA2017の上にFGB
#600でブラスト処理をした後、Crメッキ処理を行
ったものである。第二のスリーブも同様で現像剤担持体
(現像スリーブ)30は非磁性部材であるφ20のアル
ミA2017の上にFGB#600でブラスト処理し、
Crメッキ処理を行なった。このメッキ膜はトナーの帯
電付与とスリーブ表面の耐久性を高めるためである。
【0056】第一の現現像スリーブは対ドラムに対して
150%の速度で回転する。トナーは磁気ブレードで層
厚を規制し、S−Bgapは250μmとした。第一現
像スリーブと感光ドラムとの距離S−Dgapは200
μmとし、現像スリーブには+350VのDCバイアス
と図4に示すようにVpp1400V、周波数2.7k
Hzの矩形波をACバイアスとして印加した磁性一成分
非接触現像を行う。従って、現像コントラストは飛翔方
向に250V、かぶりとりコントラストが150Vとな
る。
【0057】第二の現像スリーブ30は現像剤担持体
(現像スリーブ)は非磁性部材であるφ20のアルミA
2017にCrメッキ膜を形成したものを用いる。現像
スリーブには+350VのDCバイアスと図4に示すよ
うにVpp1400V、周波数2.7kHzの矩形波を
印加する。第一現像スリーブと同一なので共通であり、
電源は1つでよいのでコストダウンになり、かつ電源の
スペースが少なくて済むメリットがある。現像スリーブ
は対ドラムに対して150%の速度で回転する。トナー
の層厚規制は磁気ブレードを用い、第一現像スリーブと
の距離は400μm、S−Dgap250μmとする。
【0058】環境センサーはTDX製のFG5−306
4を用いた。
【0059】本実施の効果を表5、表6、表7に示す。
これらは各環境での耐久後の従来の実力と実施例2の実
力をしめす。ここではN/Nは25℃55%、NHは2
5℃15%、30℃80%の環境とする。このように、
画像筋むら、画像かぶり、機内トナー飛散ともレベルが
改善されていることがわかる。図13で示す矢印部では
特にN/NからH/H環境で厳しく。また、負極性トナ
ーは実施例1のような正極性トナーより上記課題のレベ
ルが良いことからN/L、NN環境ではあえて本特許の
シーケンス動作を必要としなくてもいい。無駄な動作を
させないことはモータの長寿命化にもなるため、本実施
では必要最低限な動作をさせるものである。
【0060】また、定期的に行うことでより、図13の
矢印部で生じるトナーの凝集状態を常に解放させる(応
力解放)ことができ、耐久においても従来よりも矢印部
における凝集度の上昇を防ぐことができる。
【0061】
【表5】
【0062】
【表6】
【0063】
【表7】
【0064】以上の構成にすることで、高速機対応の複
数の現像スリーブを有する小型現像装置において、第一
の目的である耐久によっても画像むら、筋のない良好な
画像を出力すること、本出願に係る第二の目的である複
数の現像スリーブを有する現像装置において、長期の耐
久や環境の変化においても画像かぶりのない良好な画像
を出力すること、本出願に係る第三の目的である複数の
現像スリーブを有する現像装置において、現像剤飛散に
よる機内汚れや帯電ワイヤーむらによる不良画像を防止
することができた。
【0065】(実施例3)本発明にかかる画像形成装置
は実施例1と同様である。
【0066】本発明の特徴は前述のリフレッシュモード
を特に凝集度的にも不利なリユース機に適用したことで
ある。
【0067】リユース系トナーは基本的には転写されず
に残りクリーニングで回収された廃トナーであるため
に、劣化でNewトナーと比較して、トリボが極端に小
さいために飛散が更に悪くなる。本実施例はこれらのこ
とを鑑みて実施したものである。
【0068】本実施例では図7に示す画像形成システム
で感光体としてa−Siドラムを用いたデジタル複写機
について説明する。プロセススピードは500mm/s
の110枚/分である。この感光ドラム201の表面
を、一次帯電器203により+500Vに一様帯電す
る。ついで、波長680μmの半導体レーザーで600
dpiでPWMによる露光212を行って、感光ドラム
201上に静電潜像を形成する。次に、現像器202に
より正規現像し、トナー像として可視化する。
【0069】現像剤は磁性一成分ネガトナーを用いジャ
ンピング現像をする。トナー粒径は6.0μmである。
これは従来の2成分現像剤ではキャリアの交換を10万
枚ごとにサービスマンが行わねばならずメンテフリーで
ないためリユースの利点があまり繁栄できない。それに
対して耐久性が無限でノーメンテで済む乾式磁性一成分
トナーを用いた。現像バイアスは第一、第二共に240
0Hz、1500Vpp、Duty60%の交流電圧に
+200Vの直流電圧を重畳したバイアス電圧を印加す
る。S−Bgapは第一が250μm、でS−Dgap
は共に250μmとした。その後、ポスト帯電器で総電
流−200μA流してトナー像を帯電させた後、矢印方
向に進む転写材に転写帯電器釜04により転写し、定着
器7に送ってトナー像を定着する。一方、感光ドラム1
上の転写残りのトナーをクリーニング装置206により
除去、回収して搬送パイプ208を通して廃トナー(リ
ユーストナー)を現像ホッパー209Bに戻す。搬送パ
イプにはスクリュー状の搬送部材が内部にあり、回転す
ることでリユーストナーを運ぶ。更に詳細を述べると図
7に示すように運ばれたリユーストナーは現像ホッパー
209Bに入れられ再利用される。また別にNewトナ
ーはホッパー209Aに入れられ、マグローラ21A、
21Bにより磁力でそれぞれのトナーは引きつけられ、
マグローラ21A、21Bが回転することにより現像器
内にトナーは運ばれる。本実施例ではリユーストナーと
Newトナーを現像器内で混ぜる方法を採用したが、ホ
ッパー内に混合するスペースを設け混ぜても構わない。
現像器内で混ぜられたトナーは再び現像スリーブに送ら
れ、感光体上に現像される。マグローラ21Aの通常の
回転速度は2回転/分でマグローラ21Bの回転速度を
変化させる。マグローラ回転の信号は現像器内のピエゾ
センサー(TDK製)にトナーの自重がかからなくな
り、振動するとトナー供給信号が発せられる。
【0070】通常はマグローラ21Bはマグローラ21
Aに対して10/90(マグローラ21A:マグローラ
21B=9:1)にする。
【0071】本実施例の現像器構成は実施例2と同様で
ある。
【0072】図8に、廃トナーが混在した場合の下流ス
リーブの回転開始からの時間と下流でのトナーの帯電量
の関係を示す。本現像系のように下流現像スリーブのト
ナー層厚規制を上流の現像スリーブにより行う現像装置
で一成分磁性現像剤を用いるリユースを行うと通常より
帯電量の立ち上がりが遅いことがわかる。比較例として
リユースしない場合を点線として示す。このような系に
おいては本特許のシーケンスは特に効果を発揮する。
【0073】次に本特許の詳細について述べる。同様に
モーターを順方向逆方向に回転させることに関しては従
来のDCモータからステツピングモータにすることで容
易である。本実施例の基本シーケンスは実施例1と同様
である。電源投入後、定着器のヒーターが点灯し温調温
度180度まで立ち上げる(図1の定着シーケンスの濃
い斜線部)。この間に現像スリーブは30°逆方向に回
転し、その後10秒間画像形成時の方向に現像スリーブ
を回転させる。本実施例ではこの1連の動作を3セット
繰り返す。ここで図1の現像スリーブ1、2の濃い斜線
部は逆回転に要する時間、薄い斜線部は画像形成方向に
現像スリーブが回転している時間を表している。本実施
例では定期的にはいるリフレッシュモード内の繰り返し
回数をカウンター情報に基づさ変化させることを特徴と
する。これはリユース機では耐久によるトナーの業種度
アップが激しいため、それに対応したのである。リフレ
ッシュモード自体は2000枚ごとに行い、その中の繰
り返しセット数を実施例2は3回であったが、これを適
正なものにする。つまり初期の状態では凝集度も高くな
いので、それほど必要がないため無駄な動作を減らし、
耐久が進むとそれに応じて必要な回数を増やすのであ
る。ここでは10万枚ごとに1セット、2セット、3セ
ットと増やしていく。現像器交換目安は100万枚であ
るので最大10セットとなる。
【0074】そのようにした結果を表8に示す。
【0075】
【表8】
【0076】このようにトナーをリユースすることによ
り、よりトナーの凝集度が上がる場合においても画像筋
むら、画像かぶり、トナー飛散低減を実現できた。
【0077】これは、リフレッシュモード内の繰り返し
回数をカウンターが増加する(耐久枚数が増える)につ
いて増やすことで、現像スリーブを逆に回転させること
でまず、図13の矢印部で生じるトナーの凝集状態を十
分に解放させ(応力解放)、その後の耐久においても、
耐久によってできた凝集トナー塊を常に分散させること
ができ、リユースする場合のような更に業種度が高い場
合においても矢印部の凝集度の上昇を防ぐのである。こ
の結果、筋画像をなくし、画像かぶりにおいても空回転
することでトナーの帯電量(トリボ)を常に高い状態に
保ち、その結果がいわゆる未帯電トナーによる画像かぶ
りがなくなるのである。
【0078】飛散に関しても未帯電トナーを低減するこ
とで減る。
【0079】以上のような構成により、リユース対応の
現像システムであるとともに、高速機対応の複数の現像
スリーブを有する小型現像装置において、第一の目的で
ある耐久によっても画像むら、筋のない良好な画像を出
力すること本出願に係る第二の目的である複数の現像ス
リーブを有する現像装置において、長期の耐久や環境の
変化においても画像かぶりのない良好な画像を出力する
こと本出願に係る第三の目的である複数の現像スリーブ
を有する現像装置において、現像剤飛散による機内汚れ
や帯電ワイヤーむらによる不良画像を防止することがで
きた。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1静電潜像担持体上に形成された静電潜像を磁性一成分
現像剤によって可視像化する同方向に回転する複数の現
像剤担持体を近接させた状態で配置し、上流現像剤担持
体が下流現像剤担持体の現像剤層厚規制部材をかねた現
像装置において、画像形成時に各現像剤担持体に交流お
よび直流成分のバイアスを印加することを特徴とし、該
現像剤担持体を非画形成時に交流成分を印加せずに画像
形成時と逆方向に所定の角度回転させ、逆方向回転の
後、画像形成時と同じ方向に空回転動作をすること、2
該現像剤担持体を非画像形成動作時に交流成分を印加せ
ずに画像形成時と逆方向に回転させ、逆方向回転の後、
画像形成時と方向に空回転する一連の動作を一度に複数
回繰り返すこと、3環境情報によって逆回転、順回転動
作をするタイミングを決定すること、4画像形成枚数情
報により逆回転、順回転動作をするタイミングを決定す
ること、5非画像形成時の現像剤担持体の逆反対方向に
回転させる角度は0°〜45°であること、6静電潜像
担持体を一様帯電する帯電手段と静電潜像を形成するた
めの露光手段と該静電潜像を可視化する現像手段を有
し、該現像剤像を転写材に転写し、静電潜像担持体上の
残現像剤をクリーニング装置により、回収し該残現像剤
を再び現像手段に戻し再利用する一成分磁性現像剤に上
記の現像方式を用いることにより、本出願に係る第一の
目的である複数の現像スリーブを有する小型現像装置に
おいて、耐久によっても画像むら、筋のない良好な画像
を出力すること、本出願に係る第二の目的である複数の
現像スリーブを有する現像装置において、長期の耐久や
環境の変化においても画像かぶりのない良好な画像を出
力すること、本出願に係る第三の目的である複数の現像
スリーブを有する現像装置において、現像剤飛散による
機内汚れや帯電ワイヤーむらによる不良画像を防止する
ことを実現することに成功した。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のシーケンスを説明するための構成
図。
【図2】第1実施例で用いる画像形成装置を説明するた
めの図。
【図3】第1実施例で用いる現像スリーブの磁極配置を
説明するための図。
【図4】第1実施例で用いる現像バイアスを説明するた
めの図。
【図5】本実施例の現像スリーブの配置と端部シールの
関係を説明する図。
【図6】実施例の現像スリーブの配置と端部シールを説
明するための図。
【図7】実施例3のリユース画像形成装置を説明するた
めの図。
【図8】トナーの帯電特性の変化を説明するための図。
【図9】画像処理のフローを示すための図。
【図10】本実施例の現像装置を説明するための図。
【図11】第一の実施例の現像スリーブを説明するため
の図。
【図12】従来の画像形成装置を説明するための図。
【図13】本実施例の現像装置の現像スリーブ間のトナ
ー凝集を説明するための図。
【図14】従来例の画像形成装置を説明するための図。
【符号の説明】
1 ドラム感光体 2 現像器 3 一次帯電器 4 転写帯電器 5 分離帯電器 6 クリーニング装置 7 定着装置 9 現像器ホッパー 10 ポスト帯電器 12 画像露光 20 第一の現像スリーブ 30 第二の現像スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 G03G 15/08 507D 21/00 326 Fターム(参考) 2H027 DA13 DA14 DA38 DA45 DE07 EA04 EA05 EC06 EC14 ED08 ED09 EE01 EF02 2H073 AA01 AA03 AA07 AA10 BA02 BA04 BA13 BA33 BA36 CA02 CA14 2H077 AA37 AC16 AD02 AD06 AD13 AD14 AD18 AD24 AD35 AD36 AE06 BA03 CA15 DA18 DA22 DB08 DB14 DB25 EA13 EA16 EA21 FA03 FA13 GA02 GA03 2H134 GA01 GB02 JA02 JA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体上に形成された静電潜像
    を磁性一成分現像剤によって可視像化する同方向に回転
    する複数の現像剤担持体を近接させた状態で配置し、上
    流現像剤担持体が下流現像剤担持体の現像剤層厚規制部
    材をかねた現像装置において、画像形成時に各現像剤担
    持体に交流および直流成分のバイアスを印加することを
    特徴とし、該現像剤担持体を非画像形成動作時に交流成
    分を印加せずに画像形成時と逆方向に所定の角度回転さ
    せ、逆方向回転の後、画像形成時と同じ方向に空回転動
    作をすることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 該現像剤担持体を非画像形成動作時に交
    流成分を印加せずに画像形成時と逆方向に回転させ、逆
    方向回転の後、画像形成時と方向に空回転する一連の動
    作を一度に複数回繰り返すことを特徴とする請求項1に
    記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 環境情報によって逆回転、順回転動作を
    するタイミングを決定することを特徴とする請求項1な
    いし2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 画像形成枚数情報により逆回転、順回転
    動作をするタイミングを決定することを特徴とする請求
    項1ないし3に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 非画像形成時の現像剤担持体の逆反対方
    向に回転させる角度は0°〜45°であることを特徴と
    する請求項1ないし4に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 静電潜像担持体を一様帯電する帯電手段
    と静電潜像を形成するための露光手段と該静電潜像を可
    視化する現像手段を有し、該現像剤像を転写材に転写
    し、静電潜像担持体上の残現像剤をクリーニング装置に
    より、回収し該残現像剤を再び現像手段に戻し再利用す
    る一成分磁性現像剤を用いた現像方式であることを特徴
    とする請求項1ないし5に記載の現像装置。
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