JP2003279928A - 表示デバイスとそれを用いた表示装置、情報端末装置、及びその製造方法 - Google Patents

表示デバイスとそれを用いた表示装置、情報端末装置、及びその製造方法

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JP2003279928A
JP2003279928A JP2002085245A JP2002085245A JP2003279928A JP 2003279928 A JP2003279928 A JP 2003279928A JP 2002085245 A JP2002085245 A JP 2002085245A JP 2002085245 A JP2002085245 A JP 2002085245A JP 2003279928 A JP2003279928 A JP 2003279928A
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Hirofumi Yamakita
裕文 山北
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 情報端末装置において、複数のディスプレイ
が本体から着脱でき、かつ、フルカラーで動画にも対応
できるような高品位な画像を得ることは困難であった。 【解決手段】 第1、第2、第3表示パネル2,3,4
に接続用の電気接続部2a,3a,4a、独立表示用の
補助電源部2b,3b,4b、液晶層、電気泳動層を形
成する。また、ベース部5にも電気接続部5aを設け
る。液晶層はゲストホストモード液晶で各々、シアン、
マジェンタ、イエローの色素が添加され、これらの液晶
パネルをベース部に積層装着することでCMY表示系の
減色混色法によるフルカラー表示を可能とする。また、
電気泳動層はメモリー性を有しているので、ベース部か
ら取り外してもその直前の表示画像を保持でき、補助電
源部を設けているため多少の衝撃や振動があっても画像
を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリー性を有す
る表示装置、及びその表示装置を用いて表示部を自在に
着脱可能とする情報端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特表平11−504433号公報では、
取り外し可能な電気泳動ディスプレイを備えた携帯型通
信装置が公示されている。図8は、特表平11−504
433号公報で提案されている取り外し可能な電気泳動
ディスプレイを備えた携帯型通信装置の主ハウジング及
びそこに含まれる外部電源に結合された時に電気泳動デ
ィスプレイに流れる電力を示す概略図である。
【0003】図8における従来の携帯型通信装置には、
より大きい組立体10に選択的に組み込んだり取り外し
たりできるモジュール式電気泳動ディスプレイ20が含
まれている。モジュール式電気泳動ディスプレイ20
は、他に電源が無い時に電気泳動ディスプレイのアノー
ド、カソード、及びグリッド電極に小さいバイアスを提
供する小さい低電圧バッテリ80を含んでいる。バッテ
リのバイアスの結果、電気泳動ディスプレイはより大き
い組立体10によってディスプレイ上に形成された映像
を保持することができる。
【0004】したがって、違った映像を備えた別のディ
スプレイが、必要に応じてより大きい組立体10から取
り外され、また、組み入れることができる。これによ
り、電気泳動ディスプレイをホトコピーすることを容易
にし、映像の損失なしにディスプレイをメールし、記憶
しまたは取り扱うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような携帯型通信装置の場合、以下のような課題が残さ
れていた。すなわち、(1)複数のディスプレイが本体
から着脱可能であるものの、装置全体は厚くなり、重量
も増大してしまう。
【0006】(2)複数のディスプレイの各々を表示す
るには問題は無いが、フルカラーで動画にも対応できる
ような、より高品位な画像を得ることは困難である。
【0007】また、フルカラーで動画にも対応できるよ
うにするために、ディスプレイにフィールドシーケンシ
ャルカラー方式液晶を適用し、光源にRGBの3色から
なるLED素子を使用する場合において、(3)LED
をパルス発光させると特に青色LEDの効率が極端に低
下し、消費電力の増大を招く。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本願の表示デバイスとそれを用いた表示装置、情
報端末装置、及びその製造方法は、以下の構成とした。
すなわち、本願の表示デバイスとそれを用いた表示装置
にあっては、 (1)表示デバイスと、前記表示デバイスと自在に着脱
できる電気接続部を備え、表示デバイスを駆動する駆動
回路部及び電源供給部とを具備したベース部とからなる
構成とした。
【0009】(2)少なくとも一部に反射層を有する反
射型液晶パネルもしくは半透過型液晶パネルからなる表
示デバイスと、前記表示デバイスと自在に着脱できる電
気接続部を備え、表示デバイスを駆動する駆動回路部及
び電源供給部と、液晶パネルに光を照射する光源ユニッ
トとを具備したベース部とからなる構成とした。
【0010】(3)少なくとも一部に反射部材を有する
反射型液晶パネルもしくは半透過型液晶パネルからなる
表示デバイスと、表示デバイスと自在に着脱できる電気
接続部を備え、表示デバイスを駆動する駆動回路部及び
電源供給部とを具備したベース部と、ベース部に自在に
着脱でき、液晶パネルに光を照射する光源ユニットとか
らなる構成とした。
【0011】(4)表示デバイスは、複数のパネルから
構成され、少なくとも3枚のパネルが着色層を有し、3
枚のパネルを積層することによってカラー表示する構成
とした。
【0012】(5)表示デバイスまたはベース部のいず
れか一方、または両方に、3枚のパネルの位置決めをす
るための位置決め部を設けた構成とした。
【0013】(6)電気接続部が前記位置決め部を兼ね
た構成とした。
【0014】(7)表示デバイスは、メモリー機能を有
する構成とした。
【0015】(8)表示デバイスに、補助電源部を設け
た構成とした。
【0016】(9)光源の色を時間順次で切り替え、そ
れと同期して液晶パネルの透過あるいは反射状態を制御
する駆動手段を備え、時間的な加法混色あるいは減法混
色でカラー表示を行うフィールドシーケンシャルカラー
方式である構成とした。
【0017】(10)液晶パネルは、ベンド配向液晶の
前面に位相補償板を配設したOCBモード液晶である構
成とした。
【0018】(11)複数のパネルの発光色を時間順次
で切り替え、それと同期して複数のパネルの透過あるい
は反射状態を制御する駆動手段を備え、時間的な加法混
色あるいは減法混色でカラー表示を行うフィールドシー
ケンシャルカラー方式であること構成とした。
【0019】(12)光源は白色LEDである構成とし
た。
【0020】(13)表示デバイスは、液晶に二色性色
素を添加したゲストホストモード液晶である構成とし
た。
【0021】(14)着色層の色はシアン、マジェン
タ、イエローの3色である構成とした。
【0022】(15)表示デバイスは、電気泳動素子か
らなる構成とした。
【0023】(16)透明の第一基板と、前記第一基板
に対向して配置された第二の基板と、2枚の基板の一方
に複数個の画素が形成され、2枚の基板に挟持された液
晶層と電気泳動層とが、隔壁によって互いに独立して形
成された構成からなる表示デバイスとした。
【0024】(17)液晶層が二色性色素を添加したゲ
ストホストモード液晶である表示デバイスとした。
【0025】(18)液晶層がOCBモード液晶である
表示デバイスとした。
【0026】(19)隔壁が、液晶層と電気泳動層との
厚みを規制するギャップ規制部材を兼ねた表示デバイス
とした。
【0027】(20)液晶層と電気泳動層の各々を独立
して駆動するための半導体スイッチ素子及び画素電極を
設けた表示デバイスとした。
【0028】(21)表示デバイスに、(16)から
(20)のいずれかの表示デバイスを用いた構成とし
た。
【0029】また、本願の表示装置に使用する表示デバ
イスの製造方法にあっては、(22)透明の第一基板
と、前記第一基板に対向して配置された第二の基板と、
前記2枚の基板の一方に複数個の画素部が形成され、前
記2枚の基板に挟持された液晶層と電気泳動層とが、隔
壁によって互いに独立して形成された表示デバイスの製
造方法であって、先端ノズル部を各々備えた2つの溜部
からなる貯槽によって、液晶層及び電気泳動層を同時に
滴下する製造方法とした。
【0030】(23)透明の第一基板と、前記第一基板
に対向して配置された第二の基板と、前記2枚の基板の
一方に複数個の画素部が形成され、前記2枚の基板に挟
持された液晶層と電気泳動層とが、隔壁によって互いに
独立して形成された表示デバイスの製造方法であって、
前記隔壁を形成したパターンにしたがって、第一溜部に
貯えた液晶層を滴下した後、さらに第二溜部に貯えた電
気泳動層を滴下する製造方法とした。
【0031】さらには、本願の情報端末装置にあって
は、 (1)表示装置と、前記表示装置と自在に着脱できる接
続部を備え、前記表示装置を駆動する駆動回路部及び電
源供給部を具備し、かつ、入力部、演算処理部、及び通
信機能部を付加したベース部と、からなる構成とした。
【0032】(2)前記表示装置に、(1)から(1
5)、(21)のいずれかの表示装置を用いた構成とし
た。
【0033】(3)前記表示デバイスに(20)の表示
デバイスを用い、かつ、前記表示装置に駆動切替手段を
設けた構成とした。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0035】(実施の形態1)本発明の第1の実施形態
について図面を参照しながら説明する。
【0036】図1は本発明の第1の実施形態における情
報端末装置の構成を示す全体図である。図1において、
1は情報端末装置の全体図、2は第1表示パネル、3は
第2表示パネル、4は第3表示パネル、5はベース部、
6はバックライトユニット、7は光源、8は通信用モデ
ムカード、9はスイッチ手段である。2a、3a、4a
はそれぞれ、第1表示パネル、第2表示パネル、第3表
示パネルとベース部5と接続するための電気接続部であ
り、ベース部5にも電気接続部5aが設けてある。ま
た、2b、3b、4bはそれぞれ、第1表示パネル、第
2表示パネル、第3表示パネルを分離して使用する際
に、独立して表示させるのに必要な補助電源部である。
【0037】本第1の実施形態においては、第1表示パ
ネル2、第2表示パネル3、第3表示パネル4には、液
晶層と電気泳動層の2つの層が形成されている。
【0038】液晶層はゲストホストモード液晶であり、
各々にはシアン(C)、マジェンタ(M)、イエロー
(Y)の色素が添加されている。したがって、窓部5b
を設けたベース部5に、この3枚の液晶パネルを積層し
て装着することにより、CMY表示系の減色混色法によ
るフルカラー表示を可能としている。
【0039】また、電気泳動層はメモリー性を有するの
で、ベース部5から取り外してもその直前に表示されて
いた画像を保持することができ、補助電源部2b、3
b、4bを設けているので多少の衝撃や振動が加わった
場合でも画像を維持することができる。
【0040】各々の表示パネルは少なくとも一部に反射
部を設けた反射型もしくは半透過型であり、ベース部5
から取り外して外光を利用できる環境下では、バックラ
イト、あるいはフロントライトのような照明がなくても
視認することが可能である。
【0041】一方、より明るい条件で観察したい場合に
は必要に応じてバックライトユニット6を装着すればよ
い。バックライトユニット6には白色LED素子からな
る光源7が一体的に組み込まれており、第1表示パネル
2等と同じく、ベース部5と自在に着脱できるような構
成であり、ベース部5への挿入が容易になるよう、挿入
部の先端になるにしたがって導光板の肉厚が薄くなる楔
形をしている。
【0042】以上のように、必要最小限の情報を持ち出
したい時は表示パネルのみを取り外し、また、高輝度で
フルカラーの画像を見たいときはすべての表示パネルを
積層してバックライトユニットを組み込むなどの他、従
来の情報端末と同じく、通信用モデムカード8、その他
メモリー等も自在に着脱できるスロットを設けてあり、
その時々に必要な使い方をすることができる情報端末装
置を得ることができる。なお、ベース部5にはキーボー
ド等の入力部5cが設けてあり、必要な文字、データを
入力できる点も従来の情報端末と同様である。
【0043】以下に、各々の構成について詳細に説明す
る。
【0044】本発明の第1の実施形態に用いた表示パネ
ルの構成について、図2を用いて説明する。図2(a)
は本発明の第1の実施形態における表示パネルの構成を
示す断面拡大図である。図2(b)は本発明の第1の実
施形態における表示パネルの構成を示す画素部の拡大平
面図である。
【0045】図2において、2は第1表示パネルであ
り、101はアレイ基板、102は対向基板、103は
対向電極、104は画素電極、105は画素電極104
と接続され映像信号を与える映像信号線、106は走査
信号線、107は半導体スイッチ素子、108は第1絶
縁層、109は第2絶縁層、110はブラックマトリッ
クス、111aはアレイ基板101の内面に形成した配
向膜、111bは対向基板102の内面に形成した配向
膜、112は隔壁、113はゲストホスト液晶、114
はマイクロカプセル、115は電気泳動粒子、116は
分散媒、117は固定材である。
【0046】以下、図2を用いてその動作について述べ
る。
【0047】まず、アレイ基板101上にAl、Ti等
からなる導電体を形成し、走査信号線106を所定の形
状にパターニングする。このように形成された第1電極
群の上に第1絶縁層108を形成した後、この第1絶縁
層108の所定部分の上にa−Si層とn+形a−Si
層(ともに図示せず)とからなる半導体スイッチ素子1
07を形成する。さらに、第1絶縁層108及び半導体
スイッチ素子107の所定部分の上にAl、Ti等から
なる導電体を形成し、映像信号線105からなる第2電
極群を所定の形状にパターン形成する。
【0048】次に、第2電極群までが形成されたアレイ
基板101上にSiNx等からなる第2絶縁層109を
形成する。第2絶縁層109は半導体スイッチ素子10
7を保護する保護膜の役目も果たすものでもある。
【0049】さらに、画素電極104を透明導電体であ
るITO膜で形成する。その後、アレイ基板101、及
び対向基板102には、ポリイミド等からなる配向膜1
11a、111bを形成する。対向基板102はアレイ
基板101に対向して設け、対向電極103及びブラッ
クマトリックス110が所定のパターンで形成されてい
る。
【0050】このように作製されたアレイ基板101、
及び対向基板102は、各々所定の方向に初期配向方位
を形成し、周辺部をシール剤で接着した後、ゲストホス
ト液晶、及び電気泳動粒子の2種類の光制御素子を各々
の層に充填する。
【0051】ここで、ゲストホスト液晶層と電気泳動層
の2つの層を充填する方法について、図3を用いて説明
する。図3は、ゲストホスト液晶層と電気泳動層の2つ
の層を充填するための充填装置の先端ノズル部近傍の断
面拡大図である。図3において、300は貯槽、301
は第一溜部、302は第二溜部、303は第一ノズル、
304は第二ノズルである。
【0052】本第1の実施形態においては、図2でも示
したように、各々の層を分離するために1画素を2分割
するような形でアレイ基板101上に隔壁112のパタ
ーンが形成してある。隔壁112の厚さ(高さ)は、本
表示パネルのギャップを規制するものでもある。
【0053】まず、多数の2色ボール型電気泳動素子1
15を無色透明の分散媒116に分散したマイクロカプ
セル114を作製し、このマイクロカプセル114を固
定材117に分散させ、貯槽300の第一溜部301に
貯える。同様に、二色性色素からなるゲストホスト液晶
113を調合し、貯槽300の第二溜部302に貯え
る。
【0054】貯槽300は、ゲストホスト液晶層と電気
泳動層を同時に滴下し充填しつつ、隔壁112の形成パ
ターンに従って移動し、基板内画素部のすべてにおいて
充填が完了する。滴下は、第一溜部301、第二溜部3
02の上部から所定の圧力で押圧されることにより、第
一ノズル303、第二ノズル304から各々の滴が噴出
される仕組みである。
【0055】その後、対向基板102を貼り合わせ封止
することにより、1つの画素内にゲストホスト液晶層と
電気泳動層とを併せ持つ第1表示パネル2が完成する。
【0056】次に、図2を用いて、作製された第1表示
パネル2によって画像を表示する原理について以下に説
明する。
【0057】1つの画素内にゲストホスト液晶層と電気
泳動層とを併せ持つ表示パネルとしたのは、第1表示パ
ネル2、第2表示パネル3、第3表示パネル4がベース
部5に装着されている時はゲストホスト液晶層での高画
質表示をメインとして使用し、ベース部5から取り外し
て使用しているときは電気泳動層での表示をメインとし
て使用することを目的としたからである。
【0058】画像表示する原理は以下の通りである。す
なわち、半導体スイッチ素子107は映像信号線105
及び走査信号線106から入力される駆動信号によって
オン、オフ制御される。そして、半導体スイッチ素子1
07と接続された画素電極104と、対向電極103と
の間に印加された電圧によって電界を発生させる。この
電界によって、ゲストホスト液晶113の配向を変化さ
せ、あるいは電気泳動粒子115を泳動させることによ
り、各画素の輝度を制御し画像を表示する。
【0059】ここで、第1表示パネル2のゲストホスト
液晶113にはシアンの色素が含有されており、このパ
ネル1枚でも単色での表示なら可能である。
【0060】同様の方法で作製された第2表示パネル
3、第3表示パネル4には各々イエロー、マジェンタの
色素が含有されており、第1表示パネル2と同様、各々
のパネル1枚でも単色での表示なら可能である。
【0061】図4は、本発明の第1の実施形態における
表示装置を示す断面図である。6はバックライトユニッ
トで、7はLED白色の光源、201は反射板、202
は導光板である。図4に示すように、第1表示パネル
2、第2表示パネル3、第3表示パネル4の3枚のパネ
ルを積層することによりCMY表示系の減色混色法によ
るフルカラー表示が可能となる。
【0062】本第1の実施形態においては、第1表示パ
ネル2、第2表示パネル3、第3表示パネル4の3枚の
パネルによる発色状態を時間順次で切り替え、それと同
期して3枚のパネルの透過あるいは反射状態を制御する
駆動手段を備え、時間的な加法混色でカラー表示を行う
フィールドシーケンシャルカラー方式とした。
【0063】したがって、映像信号を駆動するタイミン
グがCMYの各色を発光させるタイミングに追随しない
と、正常に混色されないため、色ずれを伴った画像が表
示される、あるいはフリッカが生じることになる。CM
Yの各色を1フレーム、すなわち16.6msecで表
示しようとすると、1色当たり約5.6msecで切り
替える必要があり、また、画素への書き込み等を確保し
ようとすれば、液晶の応答時間τr+d(立ち上がり時
間と立ち下がり時間の合計)は、5msec以下にする
のが望ましい。
【0064】そこで、本第1の実施形態におけるゲスト
ホスト液晶113には減粘材等を添加して低粘性にした
ものを使用し、液晶層の厚みも2〜3μmと通常使用さ
れるものより狭くした。
【0065】通常のフィールドシーケンシャルカラー方
式では、光源7の色を時間順次で切り替えることにより
フルカラー化のための発色をするので、R、G、B3色
のバックライトの発光切り替えが必要であるが、本第1
の実施形態における構成においては単色の光源で常時点
灯でもかまわず、従来例と大きく異なる。すなわち、
R、G、B単体のLEDバックライトを用いてフィール
ドシーケンシャルカラー方式に必要なパルス発光をする
と、常時点灯時の発光効率の60%ないし70%まで低
下してしまい、消費電力が増大する大きな要因となって
いた。
【0066】これに対し、本第1の実施形態においては
光源7に白色LEDを常時点灯で使用することにより、
この消費電力増大の課題を解決できた。
【0067】さらに、3枚のパネルは、ベース部5に設
けた電気接続部5aに差し込むことにより、各々のパネ
ルに設けた電気接続部2a、3a、4aとベース部5に
設けた回路部(図示せず)との電気的接続が可能となる
とともに、3枚のパネルの位置決めを正確なものとし、
色ずれのない高品位なカラー表示が実現できる。より正
確な位置決めをするために、3枚のパネル、ベース部5
のいずれか一方、または両方にキー溝のような位置決め
部を設けてもかまわない。
【0068】また、TNモード液晶のようにカラーフィ
ルター層を必要としないので、透過率の高い明るいパネ
ルを得ることができる。
【0069】一方、電気泳動効果については、特表平1
1−504433にも公示されているので詳細について
は省略する。電気泳動効果に必要な電界とゲストホスト
液晶層を駆動させるために必要な電界とは異なるため、
第1表示パネル2等をベース部5から取り外す時には、
電気泳動効果が発生するのに必要十分な電界が発生する
よう、改めて駆動電圧を印加する必要がある。そこで本
第1の実施形態においては、電気泳動層での表示に必要
な駆動電圧を印加するためのスイッチ手段9を設けた。
【0070】すなわち、このスイッチ手段9を押すこと
により電気泳動層での表示に必要な駆動電圧が印加さ
れ、第1表示パネル2等をベース部5から取り外した場
合にも、その時に表示されていた画像を表示し続けるこ
とが可能となる。
【0071】本第1の実施形態においては、さらに、強
い振動や衝撃に対しても画像表示を維持し続けるため
に、僅かでも電圧が印加されるように第1表示パネル
2、第2表示パネル3、第3表示パネル4の各々に補助
電源部2b、3b、4bを設けた構成とした。
【0072】なお、本第1の実施形態では図示していな
いが、アレイ基板101の一部に反射層を設け、反射型
あるいは半透過型とすれば、各表示パネル2、3、4を
ベース部5から取り出して使用する際の視認性が向上す
る。
【0073】以上のような表示パネルの構成により、軽
量かつ薄型の表示パネルのみを本体から取り外し、必要
最小限のデータを持ち出したい時に自由に持ち出すこと
ができるので、携帯性に非常に優れた携帯端末装置を得
ることができる。また、表示パネルをすべて本体に装着
した状態においては高品位なカラー画像を表示すること
ができるので、表示性能に優れた携帯端末装置としても
使うことができ、用途に応じた使い分けをすることがで
きる。
【0074】(実施の形態2)次に、本発明の第2の実
施形態に用いた表示パネルの構成について、図5を用い
て説明する。図5(a)は本発明の第2の実施形態にお
ける表示パネルの構成を示す断面拡大図である。図5
(b)は本発明の第2の実施形態における表示パネルの
構成を示す画素部の拡大平面図である。
【0075】実施の形態1では、1画素に1つの半導体
スイッチ素子でゲストホスト液晶層による表示と電気泳
動層による表示とを兼用する構造としたが、本第2の実
施形態においては、1画素に2つの半導体スイッチ素子
を設けゲストホスト液晶層による表示と電気泳動層によ
る表示とを別個に表示できるようにした点が大きく異な
る。
【0076】アレイ基板101及びパネルの製造方法は
実施の形態1とほぼ同じである。異なるのは、1画素内
に2つの半導体スイッチ素子107a、107bを作り
込み、これに対応させて画素電極も104a、104b
の2つに分割している点である。これらは、アレイ基板
101を製造する際に使用するマスクのパターン設計で
容易に対応することができる。
【0077】このような構成により、ゲストホスト液晶
層による表示と電気泳動層による表示とを別個に表示で
きるようになる。実施の形態1でも述べたように、ゲス
トホスト液晶層による表示と電気泳動層による表示とで
は、駆動に必要な電圧が異なる。したがって、実施の形
態1のような構成の場合、一方の表示に適切な駆動電圧
を印加しても、他方には不適切な電圧が作用することに
なり、コントラストの低下などによって画質の低下を招
く恐れがあったが、本第2の実施形態の構成において
は、各々の層に適切な駆動を印加することができるよう
になるため、このような画質低下を招くことはない。
【0078】ただし、駆動電圧を印加しないほうの層は
光を透過しないため(ノーマリーブラックの場合)、同
じ明るさのパネルを得ようとすれば消費電力が増大する
ので、本体電力の消費電力を重視する場合には実施の形
態1、コントラストなど画質を重視する場合は実施の形
態2、といった使い分けをすればよい。
【0079】(実施の形態3)次に、本発明の第3の実
施形態に用いた表示パネルの構成について、図6用いて
説明する。図6(a)は本発明の第3の実施形態におけ
る表示パネルの構成を示す断面拡大図である。図6
(b)は本発明の第3の実施形態における表示パネルの
構成を示す画素部の拡大平面図である。
【0080】本第3の実施形態が実施の形態1と大きく
異なる点は、表示パネルに使用する液晶層をOCBモー
ド液晶とし、フィールドシーケンシャルカラー駆動方式
としたことである。本第3の実施形態においては、1枚
のパネルでもフルカラー化が可能であるので、図1で例
示したように3枚のパネルを用意する必要はないが、そ
の他の構成は図1と同じである。
【0081】図6において、7aは赤色LED素子、7
bは緑色LED素子、7cは青色LED素子、また、1
18はOCB液晶層、119は位相補償板である。
【0082】本願の液晶表示装置においては、初期の電
圧を印加しない状態では液晶分子がほぼ平行に並んだス
プレイ配向状態にあり、この液晶の配向を表示に用いる
ベンド配向状態に転移させる。この転移を行うために、
比較的大きな転移電圧、例えば25V程度を液晶層に印
加した。
【0083】OCBモード液晶表示素子は、基板と液晶
を有し、液晶に電圧を印加することで表示を行い、液晶
の電圧を印加しないときのゼロ電圧配向状態と、表示状
態で用いる表示配向状態とが異なり、ゼロ電圧配向状態
から表示配向状態に転移電圧を印加することによって転
移させる液晶表示素子の一種であり、高速応答でかつ広
視野角な表示を実現することができる。
【0084】図7は、本発明の第3の実施形態における
表示装置を示す断面図である。本第3の実施形態は、フ
ィールドシーケンシャルカラー表示方式であるため、通
常のアクティブマトリクス方式のカラー液晶表示装置に
不可欠なカラーフィルターは必要ない。その代わりに、
図7に示すようにバックライトユニット2には赤
(R)、緑(G)、青(B)の各々の色が発光できる光
源7a、7b、7cが必要である。光源7から出射した
光は、反射板201で反射し、導光板202で反射を繰
り返しながらバックライトユニット2に入射する。この
ように、バックライトユニット2に照射するRGB各色
の光源7a、7b、7cを時間順次で切り替え、それと
同期してバックライトユニット2の光透過状態を制御す
ることによって、時間的な加法混色でカラー表示を行
う。
【0085】なお、アレイ基板101及びパネルの製造
方法は実施の形態1とほぼ同じでよく、パネルの最後の
工程で位相補償板119を貼付する点が異なるのみであ
る。
【0086】以上のような構成により、従来のカラーフ
ィルターを使用する方式に比べパネルの透過率が飛躍的
に向上するので明るい液晶パネルを得られるばかりでな
く、光源7に高色純度のLEDを使用することで、NT
SC比で100%以上と従来の方式と比べてはるかに高
い色再現性を実現することができる。また、OCBモー
ド液晶は高速応答が実現できる上、位相補償板119の
設計次第では非常に広視野角にすることも可能である。
【0087】したがって、特にテレビ映像などの動画像
を見る機会が多いような使い方をする時には、本第3の
実施形態が最も適した構成である。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による表示
装置とそれを用いた情報端末は、以下の作用効果を奏す
ることができる。すなわち、軽量かつ薄型の表示パネル
のみを本体から取り外し、必要最小限のデータを持ち出
したい時に自由に持ち出すことができるので、携帯性に
非常に優れた携帯端末装置を得ることができる。また、
取り外して使用する表示パネルはメモリー性を有するも
のであるので、ほとんど電力を消費しない。さらには、
表示パネルをすべて本体に装着した状態においては高品
位なカラー画像を表示することができる。
【0089】以上のことから、用途に応じた使い分けを
することができ、軽量薄型かつ低消費電力で、表示性能
にも優れた表示装置とそれを用いた携帯情報端末装置を
提供することができるので工業的価値は極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における情報端末装置
の構成を示す全体図
【図2】(a)本発明の第1の実施形態における表示パ
ネルの構成を示す断面拡大図 (b)本発明の第1の実施形態における表示パネルの構
成を示す画素部の拡大平面図
【図3】本発明の第1の実施形態における充填装置の先
端ノズル部近傍の断面拡大図
【図4】本発明の第1の実施形態における表示装置を示
す断面図
【図5】(a)本発明の第2の実施形態における表示パ
ネルの構成を示す断面拡大図 (b)本発明の第2の実施形態における表示パネルの構
成を示す画素部の拡大平面図
【図6】(a)本発明の第3の実施形態における表示パ
ネルの構成を示す断面拡大図 (b)本発明の第3の実施形態における表示パネルの構
成を示す画素部の拡大平面図
【図7】本発明の第3の実施形態における表示装置を示
す断面図
【図8】従来例における取り外し可能な電気泳動ディス
プレイを備えた携帯型通信装置の主ハウジング及びそこ
に含まれる外部電源に結合された時に電気泳動ディスプ
レイに流れる電力を示す概略図
【符号の説明】
1 情報端末装置の全体図 2 第1表示パネル 3 第2表示パネル 4 第3表示パネル 5 ベース部 2a,3a,4a,5a 電気接続部 2b,3b,4b 補助電源部 5b 窓部 5c 入力部 6 バックライトユニット 7 光源 7a 赤色LED素子 7b 緑色LED素子 7c 青色LED素子 8 通信用モデムカード 9 スイッチ手段 10 組立体 20 モジュール式電気泳動ディスプレイ 80 低電圧バッテリ 101 アレイ基板 102 対向基板 103 対向電極 104 画素電極 105 映像信号線 106 走査信号線 107 半導体スイッチ素子 108 第1絶縁層 109 第2絶縁層 110 ブラックマトリックス 111 配向膜 112 隔壁 113 ゲストホスト液晶 114 マイクロカプセル 115 電気泳動粒子 116 分散媒 117 固定材 118 OCB液晶層 119 位相補償板 201 反射板 202 導光板 300 貯槽 301 第一溜部 302 第二溜部 303 第一ノズル 304 第二ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1347 G02F 1/1347 5G435 1/137 500 1/137 500 1/139 1/139 1/167 1/167 G09F 9/00 338 G09F 9/00 338 350 350Z 9/35 9/35 9/46 9/46 A Fターム(参考) 2H088 FA09 GA02 GA13 HA07 HA08 HA16 HA21 HA28 HA30 JA04 JA06 JA09 MA20 2H089 HA40 NA22 QA16 RA04 RA06 RA07 TA08 TA09 TA14 TA18 TA20 2H091 FA11X FA14Z FA23Z FA45Z FD06 GA12 GA13 HA06 HA08 HA09 LA30 2H093 NA16 NA65 NC07 ND60 NF05 NF06 NF09 5C094 AA51 AA54 BA09 BA12 BA46 BA47 BA75 CA19 DA03 EC04 FA02 HA08 5G435 AA18 BB12 EE13 EE18 EE46 GG25 KK05 LL07 LL08

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示デバイスと、前記表示デバイスと自
    在に着脱できる電気接続部を備え、前記表示デバイスを
    駆動する駆動回路部及び電源供給部とを具備したベース
    部と、からなることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一部に反射層を有する反射型
    液晶パネルもしくは半透過型液晶パネルからなる表示デ
    バイスと、前記表示デバイスと自在に着脱できる電気接
    続部を備え、前記表示デバイスを駆動する駆動回路部及
    び電源供給部と、前記液晶パネルに光を照射する光源ユ
    ニットとを具備したベース部と、からなることを特徴と
    する表示装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも一部に反射部材を有する反射
    型液晶パネルもしくは半透過型液晶パネルからなる表示
    デバイスと、前記表示デバイスと自在に着脱できる電気
    接続部を備え、前記表示デバイスを駆動する駆動回路部
    及び電源供給部とを具備したベース部と、前記ベース部
    に自在に着脱でき、前記液晶パネルに光を照射する光源
    ユニットと、からなることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示デバイスは、複数のパネルから
    構成され、少なくとも3枚のパネルが着色層を有し、前
    記3枚のパネルを積層することによってカラー表示する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表
    示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示デバイスまたは前記ベース部の
    いずれか一方、または両方に、前記3枚のパネルの位置
    決めをするための位置決め部を設けたことを特徴とする
    請求項4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記電気接続部が前記位置決め部を兼ね
    たことを特徴とする請求項5記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示デバイスは、メモリー機能を有
    することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載
    の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示デバイスに、補助電源部を設け
    たことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の
    表示装置。
  9. 【請求項9】 前記光源ユニットの色を時間順次で切り
    替え、それと同期して前記液晶パネルの透過あるいは反
    射状態を制御する駆動手段を備え、時間的な加法混色あ
    るいは減法混色でカラー表示を行うことを特徴とする請
    求項2または3記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記液晶パネルは、ベンド配向液晶の
    前面に位相補償板を配設したOCBモード液晶であるこ
    とを特徴とする請求項9記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記複数のパネルの発光色を時間順次
    で切り替え、それと同期して前記複数のパネルの透過あ
    るいは反射状態を制御する駆動手段を備え、時間的な加
    法混色あるいは減法混色でカラー表示を行うことを特徴
    とする請求項4記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記光源は白色LEDであることを特
    徴とする請求項4記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 前記表示デバイスは、液晶に二色性色
    素を添加したゲストホストモード液晶であることを特徴
    とする請求項4記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 前記着色層の色はシアン、マジェン
    タ、イエローの3色であることを特徴とする請求項4記
    載の表示装置。
  15. 【請求項15】 前記表示デバイスは、電気泳動素子か
    らなることを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 透明の第一基板と、前記第一基板に対
    向して配置された第二の基板と、前記2枚の基板の一方
    に複数個の画素が形成され、前記2枚の基板に挟持され
    た液晶層と電気泳動層とが、隔壁によって互いに独立し
    て形成されたことを特徴とする表示デバイス。
  17. 【請求項17】 前記液晶層が二色性色素を添加したゲ
    ストホストモード液晶であることを特徴とする請求項1
    6記載の表示デバイス。
  18. 【請求項18】 前記液晶層がOCBモード液晶である
    ことを特徴とする請求項16記載の表示デバイス。
  19. 【請求項19】 前記隔壁が、前記液晶層と前記電気泳
    動層との厚みを規制するギャップ規制部材を兼ねたこと
    を特徴とする請求項16から18のいずれかに記載の表
    示デバイス。
  20. 【請求項20】 前記液晶層と電気泳動層の各々を独立
    して駆動するための半導体スイッチ素子及び画素電極を
    設けたことを特徴とする請求項16記載の表示デバイ
    ス。
  21. 【請求項21】 前記表示デバイスに、請求項16から
    20のいずれかに記載した表示デバイスを用いたことを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示装
    置。
  22. 【請求項22】 透明の第一基板と、前記第一基板に対
    向して配置された第二の基板と、前記2枚の基板の一方
    に複数個の画素部が形成され、前記2枚の基板に挟持さ
    れた液晶層と電気泳動層とが、隔壁によって互いに独立
    して形成された表示デバイスの製造方法であって、先端
    ノズル部を各々備えた2つの溜部からなる貯槽によっ
    て、前記液晶層及び電気泳動層を同時に滴下することを
    特徴とする表示デバイスの製造方法。
  23. 【請求項23】 透明の第一基板と、前記第一基板に対
    向して配置された第二の基板と、前記2枚の基板の一方
    に複数個の画素部が形成され、前記2枚の基板に挟持さ
    れた液晶層と電気泳動層とが、隔壁によって互いに独立
    して形成された表示デバイスの製造方法であって、前記
    隔壁を形成したパターンにしたがって、第一溜部に貯え
    た液晶層を滴下した後、さらに第二溜部に貯えた電気泳
    動層を滴下することを特徴とする表示デバイスの製造方
    法。
  24. 【請求項24】 表示装置と、前記表示装置と自在に着
    脱できる接続部を備え、前記表示装置を駆動する駆動回
    路部及び電源供給部を具備し、かつ、入力部、演算処理
    部、及び通信機能部を付加したベース部と、からなるこ
    とを特徴とする情報端末装置。
  25. 【請求項25】 前記表示装置に、請求項1から15、
    21のいずれかに記載の表示装置を用いたことを特徴と
    する請求項24記載の情報端末装置。
  26. 【請求項26】 前記表示デバイスに請求項20記載の
    表示デバイスを用い、かつ、前記表示装置に駆動切替手
    段を設けたことを特徴とする請求項25記載の情報端末
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005034068A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-14 Seiko Epson Corporation 画像表示装置
JP2005115053A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Fuji Photo Film Co Ltd 表示装置
WO2005071482A1 (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 表示装置及びその製造方法
US7679589B2 (en) 2005-01-24 2010-03-16 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Liquid crystal display device

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